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JP2018164183A - 通信装置および歪補償方法 - Google Patents

通信装置および歪補償方法 Download PDF

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JP2018164183A JP2017060076A JP2017060076A JP2018164183A JP 2018164183 A JP2018164183 A JP 2018164183A JP 2017060076 A JP2017060076 A JP 2017060076A JP 2017060076 A JP2017060076 A JP 2017060076A JP 2018164183 A JP2018164183 A JP 2018164183A
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Shinichiro Kobayashi
晋一郎 小林
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Abstract

【課題】フィルタを用いることなく、スプリアスによって生じる信号の歪みを補償する。【解決手段】通信装置は、送信期間に送信信号を送信する送信部と、受信期間に受信信号を受信する受信部と、を有している。送信部は、送信信号を変調する変調器と、送信側歪補償部と、を有している。送信側歪補償部は、送信期間以外の期間において、変調器のスプリアス特性を測定し、送信期間において、変調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、変調器に入力される前の送信信号に加算する。受信部は、受信信号を復調する復調器と、受信側歪補償部と、を有している。受信側歪補償部は、受信期間以外の期間において、復調器のスプリアス特性を測定し、受信期間において、復調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、復調器から出力された受信信号に加算する。【選択図】図1

Description

本発明は、通信装置および歪補償方法に関する。
ダイレクトコンバージョン方式を用いる通信装置が知られている。ダイレクトコンバージョン方式の通信装置は、ラジオ放送の受信機などで広く使われているスーパーヘテロダイン方式で中間周波数(IF)を0Hzにしたような周波数構成であるため、Zero−IF方式とも呼ばれる。ダイレクトコンバージョン方式の通信装置は、スーパーヘテロダイン方式の通信装置と比べてLSI(Large-Scale Integration)化がしやすいため、小型化、低消費電力化、低コスト化などのメリットがある。
ダイレクトコンバージョン方式の通信装置は、送信(TX)部と、受信(RX)部とを有している。TX部は、送信期間(TX期間)において、送信信号を無線信号として送信する。RX部は、受信期間(RX期間)において、無線信号を受信信号として受信する。
例えば、TX部では、送信信号を無線信号として送信するときに、変調器により送信信号を変調する。一般的に、変調器はローカル発振器と周波数変換器とを有している。このため、ダイレクトコンバージョン方式の通信装置では、変調器のローカル発振器の直流(DC)リークがスプリアス(不要波)となってしまう。DCリークはDCオフセットとも呼ばれる。
また、RX部では、無線信号を受信信号として受信したときに、復調器により受信信号を復調する。この場合でも、復調器は、変調器と同様に、ローカル発振器と周波数変換器とを有しているため、ダイレクトコンバージョン方式の通信装置では、復調器のローカル発振器のDCリークがスプリアスとなってしまう。
特開平7−74790号公報 特開2006−136028号公報 特開2008−98781号公報 特開2009−253518号公報
図9は、従来技術におけるDC位置とキャリア配置との関係を示す図である。図9において、横軸は周波数を表し、縦軸はエラーベクトル振幅(EVM)を表している。図9に示すように、例えば無線信号にDCリークが重畳された場合、無線信号の性能が劣化してしまう。
図10は、従来技術におけるハイパスフィルタとキャリア配置との関係を示す図である。図10において、横軸は周波数を表し、縦軸はEVMを表している。例えば、スプリアス(DCリーク)はハイパスフィルタにより減衰させることができる。しかし、図10に示すように、無線信号がハイパスフィルタによって減衰されないように、キャリアが配置されることになる。このため、ハイパスフィルタなどのフィルタを用いる場合、変調器と復調器との周波数帯域を最大限に使用できなくなってしまう。
本願に開示の技術は、フィルタを用いることなく、スプリアスによって生じる信号の歪みを補償する。
1つの態様では、通信装置は、送信期間に送信信号を送信する送信部と、受信期間に受信信号を受信する受信部と、を有している。送信部は、送信信号を変調する変調器と、送信側歪補償部と、を有している。送信側歪補償部は、送信期間以外の期間において、変調器のスプリアス特性を測定し、送信期間において、変調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、変調器に入力される前の送信信号に加算する。受信部は、受信信号を復調する復調器と、受信側歪補償部と、を有している。受信側歪補償部は、受信期間以外の期間において、復調器のスプリアス特性を測定し、受信期間において、復調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、復調器から出力された受信信号に加算する。
1つの側面では、フィルタを用いることなく、スプリアスによって生じる信号の歪みを補償することができる。
図1は、実施例1に係る通信装置の一例を示す図である。 図2は、実施例1に係る通信装置のRX部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図3は、実施例1に係る通信装置のRX部の動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、実施例1に係る通信装置のTX部の動作の一例を示すタイミングチャートである。 図5は、実施例1に係る通信装置のTX部の動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、実施例1に係る通信装置の効果を説明する図である。 図7は、実施例2に係る通信装置の一例を示す図である。 図8は、通信装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図9は、従来技術におけるDC位置とキャリア配置との関係を示す図である。 図10は、従来技術におけるハイパスフィルタとキャリア配置との関係を示す図である。
以下に、本願の開示する通信装置および歪補償方法の実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例は開示の技術を限定するものではない。
[通信装置の構成]
図1は、実施例1に係る通信装置100の一例を示すブロック図である。通信装置100は、デジタル信号処理部101と、アナログ回路102とを有している。
アナログ回路102は、デジタルアナログ変換器(DAC)12と、変調器105と、パワーアンプ(PA)15と、カプラ16と、サーキュレータ3と、バンドパスフィルタ(BPF)4と、アンテナ5とを有している。変調器105は、ローカル発振器(LO)13と、周波数変換器14とを有している。
また、アナログ回路102は、アナログデジタル変換器(ADC)22と、復調器106と、スイッチ(SW)25とを有している。復調器106は、LO23と、周波数変換器24とを有している。
また、アナログ回路102は、ADC32と、復調器107と、SW35と、ローノイズアンプ(LNA)36と、アイソレータ(ISO)37とを有している。復調器107は、LO33と、周波数変換器34とを有している。
デジタル信号処理部101は、ベースバンド信号処理部1と、タイミングコントローラ2と、送信(TX)側歪補償部103と、受信(RX)側歪補償部104とを有している。タイミングコントローラ2は、通信装置100全体を制御する制御部である。TX側歪補償部103は、加算器11、21と、直流(DC)リーク測定部20とを有している。RX側歪補償部104は、加算器31と、DCリーク測定部30とを有している。
通信装置100は、ダイレクトコンバージョン方式の通信装置であり、更に、送信(TX)部と、受信(RX)部とを有している。TX部は、送信期間(TX期間)において、送信信号を無線信号として送信し、RX部は、受信期間(RX期間)において、無線信号を受信信号として受信する。そのため、通信装置100には、RX期間と、TX期間と、TX期間とRX期間とが切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)とが設けられている。
[RX部の構成]
RX部のデジタル信号処理部101には、ベースバンド信号処理部1、タイミングコントローラ2、RX側歪補償部104(加算器31、DCリーク測定部30)が設けられている。また、RX部のアナログ回路102には、ADC32、復調器107(LO33、周波数変換器34)、SW35、LNA36、ISO37、サーキュレータ3、BPF4、アンテナ5が設けられている。
まず、RX部のアナログ回路102について説明する。
アンテナ5は、高周波の無線信号を受信する。
BPF4は、アンテナ5で受信された無線信号を受け取る。BPF4は、無線信号に対して特定の周波数帯域の信号を通過させ、それ以外の周波数帯域の信号を減衰させる。BPF4を通過した信号は、受信信号として、サーキュレータ3、ISO37を介してLNA36に出力される。
LNA36は、BPF4からサーキュレータ3、ISO37を介して出力された受信信号を受け取る。LNA36は、受け取った受信信号の電力を増幅し、SW35に出力する。
SW35は、2つの入力と1つの出力とを有している。SW35の一方の入力は、受信パスPRX1を介してLNA36の出力に接続されている。SW35の他方の入力は、終端パスPRX2を介して終端(接地)されている。SW35は、制御信号に応じてパスを切り替える。制御信号は第1の値または第2の値を表す。
SW35は、RX部が受信する受信信号と、RX部のアナログ回路102の復調器107で発生するDCリークとを区別するために設けられている。
例えば、RX期間において、SW35には、第2の値を表す制御信号が供給される。この場合、SW35は、受信パスPRX1を選択する。このとき、無線信号は、受信信号として、アンテナ5からBPF4、サーキュレータ3、ISO37、LNA36、受信パスPRX1、SW35、復調器107、ADC32を介してデジタル信号処理部101に出力される。
例えば、TX期間およびGAP期間において、SW35には、第1の値を表す制御信号が供給される。この場合、SW35は、終端パスPRX2を選択する。このとき、終端パスPRX2により入力が終端された復調器107からADC32を介してデジタル信号処理部101に信号が出力される。
RX部のデジタル信号処理部101のRX側歪補償部104が、TX期間およびGAP期間で、アナログ回路102から出力された信号を監視することにより、復調器107のDCリーク特性は、RX期間でRX側歪補償部104により補償される。
復調器107は、以下に示す復調処理を行なう。例えば、復調処理において、LO33は、基準搬送波信号を周波数変換器34に供給する。周波数変換器34は、SW35から出力された信号を受け取る。周波数変換器34は、受け取った信号と、LO33から供給される基準搬送波信号とを乗算することにより、周波数変換された信号を生成する。周波数変換器34は、生成した信号をADC32に出力する。
ADC32は、復調器107から出力された信号をデジタル信号に変換することにより、Iチャネルの信号とQチャネルの信号とが直交したベースバンド信号を生成する。ADC32は、生成したベースバンド信号を受信信号としてデジタル信号処理部101に出力する。
次に、RX部のデジタル信号処理部101について説明する。
タイミングコントローラ2は、第1の値または第2の値を表す制御信号を出力する。例えば、タイミングコントローラ2は、TX期間およびGAP期間において、第1の値を表す制御信号をSW35およびRX側歪補償部104に出力する。また、タイミングコントローラ2は、RX期間において、第2の値を表す制御信号をSW35およびRX側歪補償部104に出力する。
RX側歪補償部104において、DCリーク測定部30は、次の処理を行なう。
例えば、TX期間およびGAP期間において、DCリーク測定部30には、第1の値を表す制御信号が供給される。この場合、DCリーク測定部30は、アナログ回路102から出力された信号に基づいて、RX部の復調器107で発生するDCリークのレベル(振幅)および位相を表すDCリーク特性を測定し、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する。
例えば、その後のRX期間において、DCリーク測定部30には、第2の値を表す制御信号が供給される。この場合、DCリーク測定部30は、算出した復調器107のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号RXDC−OFFSETを加算器31に出力する。
上記RX期間において、加算器31は、アナログ回路102から出力された受信信号(ベースバンド信号)を受け取る。また、加算器31は、補償信号RXDC−OFFSETをDCリーク測定部30から受け取る。そして、加算器31は、アナログ回路102から出力された受信信号に、DCリーク測定部30からの補償信号RXDC−OFFSETを加算する。その結果、RX部の復調器107のDCリーク特性が補償される。受信信号に補償信号RXDC−OFFSETが加算された受信信号は、ベースバンド信号処理部1に出力される。
ベースバンド信号処理部1は、加算器31から出力された受信信号(ベースバンド信号)を受け取り、ベースバンド信号からIチャネルの信号とQチャネルの信号とを得る。
[TX部の構成]
TX部のデジタル信号処理部101には、ベースバンド信号処理部1、タイミングコントローラ2、TX側歪補償部103(加算器11、21、DCリーク測定部20)が設けられている。また、TX部のアナログ回路102には、DAC12、変調器105(LO13、周波数変換器14)、PA15、カプラ16、サーキュレータ3、BPF4、アンテナ5が設けられている。また、TX部のアナログ回路102には、ADC22、復調器106(LO23、周波数変換器24)、SW25が設けられている。
まず、TX部のデジタル信号処理部101について説明する。
ベースバンド信号処理部1は、Iチャネルの信号とQチャネルの信号とが直交したベースバンド信号を生成する。ベースバンド信号処理部1は、生成したベースバンド信号を送信信号としてTX側歪補償部103に出力する。
タイミングコントローラ2は、第1の値または第2の値を表す制御信号を出力する。例えば、タイミングコントローラ2は、TX期間、および、TX期間からRX期間に切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)において、第1の値を表す制御信号をSW25およびTX側歪補償部103に出力する。また、タイミングコントローラ2は、RX期間、および、RX期間からTX期間に切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)において、第2の値を表す制御信号をSW25およびTX側歪補償部103に出力する。
加算器11は、ベースバンド信号処理部1から出力された送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。加算器11は、受け取った送信信号に後述の補償信号TXDC−OFFSETを加算し、アナログ回路102に出力する。
次に、TX部のアナログ回路102について説明する。
DAC12は、加算器11から出力された送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。DAC12は、受け取った送信信号をアナログ信号に変換し、変調器105に出力する。
変調器105は、以下に示す変調処理を行なう。例えば、変調処理において、LO13は、基準搬送波信号を周波数変換器14に供給する。周波数変換器14は、DAC12から出力された信号を受け取る。周波数変換器14は、受け取った信号と、LO13から供給される基準搬送波信号とを乗算することにより、周波数変換された信号を生成する。周波数変換器14は、生成した信号を送信信号としてPA15に出力する。
PA15は、変調器105から出力された送信信号を受け取る。PA15は、受け取った送信信号の電力を増幅し、カプラ16に出力する。
カプラ16は、PA15から送信信号を受け取る。カプラ16は、受け取った送信信号を、サーキュレータ3を介してBPF4に出力する。また、カプラ16は、受け取った送信信号を、フィードバックパスPFB1を介してSW25に出力する。
BPF4は、カプラ16からサーキュレータ3を介して出力された送信信号を受け取る。BPF4は、送信信号に対して特定の周波数帯域の信号を通過させ、それ以外の周波数帯域の信号を減衰させる。BPF4を通過した信号は、無線信号として、アンテナ5から出力される。
SW25は、2つの入力と1つの出力とを有している。SW25の一方の入力は、フィードバックパスPFB1を介してカプラ16の出力に接続されている。SW25の他方の入力は、終端パスPFB2を介して終端(接地)されている。SW25は、制御信号に応じてパスを切り替える。制御信号は第1の値または第2の値を表す。
SW25は、TX部のアナログ回路102の変調器105で発生するDCリークと、TX部のアナログ回路102の復調器106で発生するDCリークとを区別するために設けられている。
例えば、RX期間、および、RX期間からTX期間に切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)において、SW25には、第2の値を表す制御信号が供給される。この場合、SW25は、終端パスPFB2を選択する。このとき、終端パスPFB2により入力が終端された復調器106からADC22を介してデジタル信号処理部101に信号が出力される。
例えば、TX期間において、SW25には、第1の値を表す制御信号が供給される。この場合、SW25は、フィードバックパスPFB1を選択する。このとき、デジタル信号処理部101からDAC12、変調器105、PA15、カプラ16、フィードバックパスPFB1、SW25、復調器106、ADC22を介してデジタル信号処理部101に送信信号がフィードバックされる。
また、TX期間からRX期間に切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)においても、SW25には、第1の値を表す制御信号が供給される。このとき、変調器105からPA15、カプラ16、フィードバックパスPFB1、SW25、復調器106、ADC22を介してデジタル信号処理部101に信号が出力される。例えば、RX期間においてPA15の電源がオフしている場合、上記信号は、RX期間の後のGAP期間に出力されず、TX期間の後のGAP期間に出力される。
最初に、RX期間およびその後のGAP期間で、TX部のデジタル信号処理部101のTX側歪補償部103がアナログ回路102から出力される信号を監視することにより、TX期間で、復調器106のDCリーク特性がTX側歪補償部103により補償される。その後、TX期間の後のGAP期間で、TX部のデジタル信号処理部101のTX側歪補償部103がアナログ回路102から出力される信号を監視することにより、その次のTX期間で、変調器105のDCリーク特性がTX側歪補償部103により補償される。
復調器106は、以下に示す復調処理を行なう。例えば、復調処理において、LO23は、基準搬送波信号を周波数変換器24に供給する。周波数変換器24は、SW25から出力された信号を受け取る。周波数変換器24は、受け取った信号と、LO23から供給される基準搬送波信号とを乗算することにより、周波数変換された信号を生成する。周波数変換器24は、生成した信号をADC22に出力する。
ADC22は、復調器106から出力された信号をデジタル信号に変換することにより、Iチャネルの信号とQチャネルの信号とが直交したベースバンド信号を生成する。ADC22は、生成したベースバンド信号を送信信号としてデジタル信号処理部101に出力する。
次に、TX部のデジタル信号処理部101のTX側歪補償部103について説明する。
まず、DCリーク測定部20は、次の処理を行なう。
例えば、RX期間、および、RX期間からTX期間に切り替わるときの切り替え時間(GAP期間)において、DCリーク測定部20には、第2の値を表す制御信号が供給される。この場合、DCリーク測定部20は、アナログ回路102から出力される信号に基づいて、TX部の復調器106で発生するDCリークのレベル(振幅)および位相を表すDCリーク特性を測定し、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する。
例えば、上記GAP期間の後のTX期間において、DCリーク測定部20には、第1の値を表す制御信号が供給される。この場合、DCリーク測定部20は、算出した復調器106のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号FBDC−OFFSETを加算器21に出力する。
上記TX期間において、加算器21は、アナログ回路102からフィードバックされた送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。また、加算器21は、補償信号FBDC−OFFSETをDCリーク測定部20から受け取る。そして、加算器21は、アナログ回路102からフィードバックされた送信信号に、DCリーク測定部20からの補償信号FBDC−OFFSETを加算する。その結果、TX部の復調器106のDCリーク特性が補償される。復調器106のDCリーク特性が補償された送信信号は、ベースバンド信号処理部1に出力される。
例えば、上記TX期間の後のGAP期間において、DCリーク測定部20に第1の値を表す制御信号が継続して供給される。この場合、DCリーク測定部20は、測定した復調器106のDCリーク特性と、アナログ回路102から出力される信号とに基づいて、TX部の変調器105で発生するDCリークのレベル(振幅)および位相を表すDCリーク特性を測定する。そして、DCリーク測定部20は、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する。
例えば、次のTX期間において、DCリーク測定部20に、再度、第1の値を表す制御信号が供給される。この場合、DCリーク測定部20は、算出した変調器105のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号TXDC−OFFSETを加算器11に出力する。
上記TX期間において、加算器11は、ベースバンド信号処理部1から出力された送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。また、加算器11は、補償信号TXDC−OFFSETをDCリーク測定部20から受け取る。そして、加算器11は、受け取った送信信号に補償信号TXDC−OFFSETを加算する。その結果、TX部の変調器105のDCリーク特性が補償される。TX部の変調器105のDCリーク特性が補償された送信信号は、アナログ回路102から出力される。すなわち、TX部の変調器105のDCリーク特性が補償された送信信号は、DAC12、変調器105、PA15、カプラ16、サーキュレータ3、BPF4を介してアンテナ5から出力される。
[通信装置の動作例]
次に、実施例1に係る通信装置100の動作について説明する。ここで、実施例1に係る通信装置100の動作について、RX部の動作と、TX部の動作とに分けて説明する。
[RX部の動作]
図2は、実施例1に係る通信装置100のRX部の動作の一例を示すタイミングチャートである。図3は、実施例1に係る通信装置100のRX部の動作の一例を示すフローチャートである。
タイミングコントローラ2は、無線信号のフレームタイミングがTX期間またはGAP期間であるか否かを判定する(図3のステップS101)。ここで、TX期間またはGAP期間ではない場合(図3のステップS101−No)はRX期間である。
例えば、図2に示すように、時刻T1において、無線信号のフレームタイミングがTX期間である(図3のステップS101−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第1の値を表す制御信号をSW35およびRX側歪補償部104に出力する。SW35は、第1の値を表す制御信号に応じて、終端パスPRX2を選択する(図3のステップS102)。
RX側歪補償部104において、DCリーク測定部30は、第1の値を表す制御信号に応じて、アナログ回路102から出力される信号を受け取る。上記信号は、終端パスPRX2により入力が終端された復調器107からADC32を介してデジタル信号処理部101に出力された信号である。DCリーク測定部30は、アナログ回路102から出力される信号に基づいて、RX部の復調器107で発生するDCリークのレベルおよび位相を表すDCリーク特性を測定する。そして、DCリーク測定部30は、補償信号RXDC−OFFSETを生成するために、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する(図3のステップS103)。
図2に示すように、時刻T2において、無線信号のフレームタイミングがTX期間からGAP期間に切り替わる。この場合、RX期間ではないため(図3のステップS104−No)、ステップS103が実行される。
図2に示すように、時刻T3において、無線信号のフレームタイミングがGAP期間からRX期間に切り替わる(図3のステップS104−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第2の値を表す制御信号をSW35およびRX側歪補償部104に出力する。SW35は、第2の値を表す制御信号に応じて、受信パスPRX1を選択する(図3のステップS105)。また、RX側歪補償部104において、DCリーク測定部30は、第2の値を表す制御信号に応じて、算出した復調器107のDCリーク特性(レベルおよび位相)の逆特性を表す補償信号RXDC−OFFSETを加算器31に出力する。
このとき、加算器31は、アナログ回路102から出力された受信信号(ベースバンド信号)を受け取る。この受信信号は、アンテナ5からBPF4、サーキュレータ3、ISO37、LNA36、受信パスPRX1、SW35、復調器107、ADC32を介してデジタル信号処理部101に出力された信号である。また、加算器31は、補償信号RXDC−OFFSETをDCリーク測定部30から受け取る。そして、RX部の復調器107で発生するDCリーク特性を補償するために、加算器31は、アナログ回路102から出力された受信信号に、DCリーク測定部30からの補償信号RXDC−OFFSETを加算する(図3のステップS106)。受信信号に補償信号RXDC−OFFSETが加算された受信信号は、ベースバンド信号処理部1に出力される。
図2に示すように、時刻T4において、無線信号のフレームタイミングがRX期間からGAP期間に切り替わる(図3のステップS101−Yes)。この場合、ステップS102以降が実行される。
[TX部の動作]
図4は、実施例1に係る通信装置100のTX部の動作の一例を示すタイミングチャートである。図5は、実施例1に係る通信装置100のTX部の動作の一例を示すフローチャートである。
タイミングコントローラ2は、無線信号のフレームタイミングがRX期間またはGAP期間であるか否かを判定する(図5のステップS201)。ここで、RX期間またはGAP期間ではない場合(図5のステップS201−No)はTX期間である。
例えば、図4に示すように、時刻T11において、無線信号のフレームタイミングがRX期間である(図5のステップS201−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第2の値を表す制御信号をSW25およびTX側歪補償部103に出力する。SW25は、第2の値を表す制御信号に応じて、終端パスPFB2を選択する(図5のステップS202)。
TX側歪補償部103において、DCリーク測定部20は、第2の値を表す制御信号に応じて、アナログ回路102から出力される信号を受け取る。上記信号は、終端パスPFB2により入力が終端された復調器106からADC22を介してデジタル信号処理部101に出力された信号である。DCリーク測定部20は、アナログ回路102から出力される信号に基づいて、TX部の復調器106で発生するDCリークのレベルおよび位相を表すDCリーク特性を測定する。そして、DCリーク測定部20は、補償信号FBDC−OFFSETを生成するために、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する(図5のステップS203)。
図4に示すように、時刻T12において、無線信号のフレームタイミングがRX期間からGAP期間に切り替わる。この場合、TX期間ではないため(図5のステップS204−No)、ステップS203が実行される。
図4に示すように、時刻T13において、無線信号のフレームタイミングがGAP期間からTX期間に切り替わる(図5のステップS204−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第1の値を表す制御信号をSW25およびTX側歪補償部103に出力する。SW25は、第1の値を表す制御信号に応じて、フィードバックパスPFB1を選択する(図5のステップS205)。また、TX側歪補償部103において、DCリーク測定部20は、第1の値を表す制御信号に応じて、算出した復調器106のDCリーク特性(レベルおよび位相)の逆特性を表す補償信号FBDC−OFFSETを加算器21に出力する。
このとき、加算器21は、アナログ回路102から送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。この送信信号は、デジタル信号処理部101からDAC12、変調器105、PA15、カプラ16、フィードバックパスPFB1、SW25、復調器106、ADC22を介してデジタル信号処理部101にフィードバックされた信号である。また、加算器21は、補償信号FBDC−OFFSETをDCリーク測定部20から受け取る。そして、TX部の復調器106で発生するDCリーク特性を補償するために、加算器21は、アナログ回路102からフィードバックされた送信信号に、DCリーク測定部20からの補償信号FBDC−OFFSETを加算する(図5のステップS206)。復調器106のDCリーク特性が補償された送信信号は、ベースバンド信号処理部1に出力される。
ここで、復調器106で発生するDCリーク特性の補償が完了していない。例えば、DCリーク特性が表すレベル(リークレベル)が閾値を超えている(図5のステップS211−No)。この場合、ステップS201以降が実行される。例えば、図4に示すように、時刻T15およびT16において、無線信号のフレームタイミングがRXおよびGAP期間であるときに、補償信号FBDC−OFFSETを生成するために、復調器106のDCリーク特性(レベルおよび位相)の逆特性が算出される。また、図4に示すように、時刻T17において、無線信号のフレームタイミングがTX期間であるときに、復調器106のDCリーク特性を補償するために、アナログ回路102からフィードバックされた送信信号に、補償信号FBDC−OFFSETが加算される。
一方、復調器106で発生するDCリーク特性の補償が完了している。例えば、DCリーク特性が表すレベル(リークレベル)が閾値以下である(図5のステップS211−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、無線信号のフレームタイミングとして、GAP期間であるか否かを判定する(図5のステップS212)。ここで、時刻T14になっていない場合、GAP期間ではなく(図5のステップS212−No)、まだTX期間である。
例えば、図4に示すように、時刻T14になった場合、無線信号のフレームタイミングがTX期間からGAP期間に切り替わる(図5のステップS212−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第1の値を表す制御信号を継続してSW25およびTX側歪補償部103に出力している。また、SW25は、第1の値を表す制御信号に応じて、フィードバックパスPFB1を選択している。
また、TX側歪補償部103において、DCリーク測定部20は、第1の値を表す制御信号に応じて、アナログ回路102から出力される信号を受け取る。上記信号は、変調器105からPA15、カプラ16、フィードバックパスPFB1、SW25、復調器106、ADC22を介してデジタル信号処理部101に出力された信号である。DCリーク測定部20は、測定した復調器106のDCリーク特性と、アナログ回路102から出力される信号とに基づいて、TX部の変調器105で発生するDCリークのレベルおよび位相を表すDCリーク特性を測定する。そして、DCリーク測定部20は、測定したDCリーク特性の逆特性を算出する(図5のステップS213)。
図4に示すように、時刻T15において、無線信号のフレームタイミングがGAP期間からRX期間に切り替わり、時刻T16において、無線信号のフレームタイミングがRX期間からGAP期間に切り替わる。すなわち、無線信号のフレームタイミングがTX期間ではない(図5のステップS214−No)。
図4に示すように、時刻T17において、無線信号のフレームタイミングがGAP期間からTX期間に切り替わる(図5のステップS214−Yes)。この場合、タイミングコントローラ2は、第1の値を表す制御信号をSW25およびTX側歪補償部103に出力する。このとき、TX側歪補償部103において、DCリーク測定部20は、第1の値を表す制御信号に応じて、算出した変調器105のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号TXDC−OFFSETを加算器11に出力する。
また、加算器11は、ベースバンド信号処理部1から出力された送信信号(ベースバンド信号)を受け取る。また、加算器11は、補償信号TXDC−OFFSETをDCリーク測定部20から受け取る。そして、TX部の変調器105で発生するDCリーク特性を補償するために、加算器11は、受け取った送信信号に補償信号TXDC−OFFSETを加算する(図5のステップS215)。TX部の変調器105のDCリーク特性が補償された送信信号は、アナログ回路102から出力される。すなわち、TX部の変調器105のDCリーク特性が補償された送信信号は、DAC12、変調器105、PA15、カプラ16、サーキュレータ3、BPF4を介してアンテナ5から出力される。
[実施例の効果]
以上の説明により、実施例1に係る通信装置100は、送信期間(TX期間)に送信信号を送信する送信部(TX部)と、受信期間(RX期間)に受信信号を受信する受信部(RX部)とを有している。TX部は、送信信号を変調する変調器105と、送信側歪補償部(TX側歪補償部103)とを有している。TX側歪補償部103は、TX期間以外の期間(RX期間、GAP期間)において、変調器105のスプリアス特性(DCリーク特性)を測定し、TX期間において、変調器105のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号TXDC−OFFSETを、変調器105に入力される前の送信信号に加算する。RX部は、受信信号を復調する復調器107と、受信側歪補償部(RX側歪補償部104)とを有している。RX側歪補償部104は、RX期間以外の期間(TX期間、GAP期間)において、復調器107のスプリアス特性(DCリーク特性)を測定し、RX期間において、復調器107のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号RXDC−OFFSETを、復調器107から出力された受信信号に加算する。
ここで、RX側歪補償部104は、RX期間以外の期間(TX期間、GAP期間)において、復調器107の入力が終端されたときの復調器107の出力に基づいて、復調器107のDCリーク特性を測定する。そして、RX側歪補償部104は、RX期間において、復調器107のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号RXDC−OFFSETを、復調器107から出力された受信信号に加算する。同様に、TX側歪補償部103により変調器105のスプリアス特性(DCリーク特性)を測定する場合、送信信号を変調器105の出力からフィードバックさせればよい。この場合、TX部は、変調器105の出力からフィードバックされた信号を復調する送信側復調器(復調器106)を更に有し、変調器105の出力からフィードバックされた送信信号は、復調器106により復調される。しかしながら、復調器106は、変調器105と同様に、ローカル発振器と周波数変換器とを有している。そのため、図6に示すように、復調器106からベースバンド信号処理部1に出力される補正前の送信信号(図6の点線を参照)には、変調器105のDCリーク特性と復調器106のDCリーク特性とが合成されてしまう。
そこで、実施例1に係る通信装置100では、TX側歪補償部103は、まず、TX期間以外の期間(RX期間、GAP期間)において、復調器106の入力が終端されたときの復調器106の出力に基づいて、復調器106のDCリーク特性を測定する。次に、TX側歪補償部103は、TX期間以外の期間において、復調器106のDCリーク特性と、変調器105の出力からフィードバックされた信号を復調器106が入力したときの復調器106の出力とに基づいて、変調器105のDCリーク特性を測定する。そして、TX側歪補償部103は、TX期間において、変調器105のDCリーク特性の逆特性を表す補償信号TXDC−OFFSETを、変調器105に入力される前の送信信号に加算する。これにより、図6に示すように、復調器106からベースバンド信号処理部1に出力される補正後の送信信号(図6の実線を参照)において、変調器105のDCリーク特性と復調器106のDCリーク特性とが補正前のそれと比べて減衰している。
このように、実施例1に係る通信装置100では、ハイパスフィルタなどのフィルタを用いることなく、スプリアス(DCリーク)によって生じる送信信号の歪みを補償することができる。このため、変調器105と復調器106との周波数帯域を最大限に使用することができる。また、スプリアスは温度により急激に変化するが、実施例1に係る通信装置100では、TX期間以外の期間(RX期間、GAP期間)とTX期間との切り替えにより、温度変化に追従して送信信号の歪みを補償することができる。
また、実施例1に係る通信装置100は、RX部は、スイッチ(SW35)を更に有している。SW35は、RX期間以外の期間(TX期間、GAP期間)でRX側歪補償部104が復調器107のDCリーク特性を測定するときに、復調器107の入力を終端するパス(終端パスPRX2)に切り替える。一方、SW35は、RX期間であるときに、受信信号を復調器107に出力するパス(受信パスPRX1)に切り替える。また、TX部は、スイッチ(SW25)を更に有している。SW25は、TX期間以外の期間(RX期間、GAP期間)でTX側歪補償部103が復調器106のDCリーク特性を測定するときに、復調器106の入力を終端するパス(終端パスPFB2)に切り替える。一方、SW25は、TX期間以外の期間(GAP期間)でTX側歪補償部103が変調器105のDCリーク特性を測定するときに、フィードバックパスPFB1に切り替える。フィードバックパスPFB1は、変調器105の出力からフィードバックされた送信信号を復調器106に出力するパスである。
このように、実施例1に係る通信装置100では、SW35を用いることにより、RX部が受信する受信信号と、RX部のアナログ回路102の復調器107で発生するDCリークとを区別することができる。また、実施例1に係る通信装置100では、SW25を用いることにより、TX部のアナログ回路102の変調器105で発生するDCリークと、TX部のアナログ回路102の復調器106で発生するDCリークとを区別することができる。
ここで、実施例1に係る通信装置100において、RX部とTX部とでアンテナ5を共有しているが、これに限定されない。例えば、RX部、TX部の各々にアンテナ5が設けられてもよい。
また、実施例1に係る通信装置100において、SWを設けているが、これに限定されない。例えば、SW35を削除し、RX部の復調器107の入力を終端するときに、LNA36の電源をオフしてもよい。
また、本実施例の通信装置100において、RX部、TX部にそれぞれSW35、SW25が設けられているが、SWを共通化してもよい。この場合の実施例を実施例2として以下に説明する。なお、実施例2では、実施例1と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成及び動作の説明については省略する。
図7は、実施例2に係る通信装置100の一例を示す図である。実施例2に係る通信装置100において、ベースバンド信号処理部1、タイミングコントローラ2、加算器21、DCリーク測定部20、ADC22、復調器106(LO23、周波数変換器24)、SW25は、RX部とTX部とで共通化されている。
この場合、SW25は、3つの入力と1つの出力とを有している。SW25の第1の入力は、フィードバックパスPFB1を介してカプラ16の出力に接続されている。SW25の第2の入力は、受信パスPRX1を介してLNA36の出力に接続されている。SW25の第3の入力は、終端パスPFB2(または終端パスPRX2でもよい)を介して終端(接地)されている。
例えば、タイミングコントローラ2は、RX期間以外の期間(TX期間、GAP期間)でTX側歪補償部103が復調器106のDCリーク特性を測定するときに、終端パスPRX2を選択するための制御信号をSW25に出力する。
例えば、タイミングコントローラ2は、RX期間であるときに、受信パスPRX1を選択するための制御信号をSW25に出力する。
例えば、タイミングコントローラ2は、TX期間以外の期間(GAP期間)でTX側歪補償部103が変調器105のDCリーク特性を測定するときや、TX期間であるときに、フィードバックパスPFB1を選択するための制御信号をSW25に出力する。
以上の説明により、実施例2に係る通信装置100は、3入力のスイッチ(SW25)を有している。この場合、復調器107は復調器106と共通化して使用される。SW25は、RX期間以外の期間(TX期間、GAP期間)でTX側歪補償部103が復調器106のDCリーク特性を測定するときに、復調器106の入力を終端するパス(終端パスPRX2)に切り替える。また、SW25は、RX期間であるときに、受信信号を復調器106に出力するパス(受信パスPRX1)に切り替える。また、SW25は、TX期間以外の期間(GAP期間)でTX側歪補償部103が変調器105のDCリーク特性を測定するときに、フィードバックパスPFB1に切り替える。フィードバックパスPFB1は、変調器105の出力からフィードバックされた送信信号を復調器106に出力するパスである。これにより、実施例2に係る通信装置100は、実施例1の効果に加えて、TX部とRX部とで復調器106を共通化して使用することができる。
[他の実施例]
実施例1、2で図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置で行われる各種処理は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしてもよい。
実施例1、2の通信装置100は、例えば、次のようなハードウェア構成により実現することができる。
図8は、通信装置200のハードウェア構成の一例を示す図である。通信装置200は、プロセッサ201と、メモリ202と、アナログ回路203とを有している。プロセッサ201の一例としては、CPU、DSP(Digital Signal Processor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等が挙げられる。また、メモリ202の一例としては、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。
そして、実施例1、2の通信装置100で行われる各種処理は、不揮発性記憶媒体などの各種メモリに格納されたプログラムをプロセッサで実行することによって実現されてもよい。すなわち、デジタル信号処理部101によって実行される各処理に対応するプログラムがメモリ202に記録され、各プログラムがプロセッサ201で実行されてもよい。また、アナログ回路102は、アナログ回路203によって実現される。
なお、ここでは、実施例1、2の通信装置100で行われる各種処理がプロセッサ201によって実行されるものとしたが、これに限定されるものではなく、複数のプロセッサによって実行されてもよい。
1 ベースバンド信号処理部
2 タイミングコントローラ
3 サーキュレータ
4 バンドパスフィルタ(BPF)
5 アンテナ
11、21、31 加算器
12 デジタルアナログ変換器(DAC)
13、23、33 ローカル発振器(LO)
14、24、34 周波数変換器
15 パワーアンプ(PA)
16 カプラ
20、30 DCリーク測定部
22、32 アナログデジタル変換器(ADC)
25、35 スイッチ(SW)
36 ローノイズアンプ(LNA)
37 アイソレータ(ISO)
100 通信装置
101 デジタル信号処理部
102 アナログ回路
103 送信(TX)側歪補償部
104 受信(RX)側歪補償部
105 変調器
106、107 復調器
200 通信装置
201 プロセッサ
202 メモリ
203 アナログ回路
FBDC−OFFSET 補償信号
FB1 フィードバックパス
FB2 終端パス
RX1 受信パス
RX2 終端パス
RXDC−OFFSET 補償信号
TXDC−OFFSET 補償信号

Claims (5)

  1. 送信期間に送信信号を送信する送信部と、
    受信期間に受信信号を受信する受信部と、
    を有し、
    前記送信部は、
    前記送信信号を変調する変調器と、
    前記送信期間以外の期間において、前記変調器のスプリアス特性を測定し、前記送信期間において、前記変調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記変調器に入力される前の前記送信信号に加算する送信側歪補償部と、
    を有し、
    前記受信部は、
    前記受信信号を復調する復調器と、
    前記受信期間以外の期間において、前記復調器のスプリアス特性を測定し、前記受信期間において、前記復調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記復調器から出力された前記受信信号に加算する受信側歪補償部と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記受信側歪補償部は、
    前記受信期間以外の期間において、前記復調器の入力が終端されたときの前記復調器の出力に基づいて、前記復調器のスプリアス特性を測定し、
    前記受信期間において、前記復調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記復調器から出力された前記受信信号に加算し、
    前記送信部は、
    前記変調器の出力からフィードバックされた信号を復調する送信側復調器、
    を更に有し、
    前記送信側歪補償部は、
    前記送信期間以外の期間において、前記送信側復調器の入力が終端されたときの前記送信側復調器の出力に基づいて、前記送信側復調器のスプリアス特性を測定し、前記送信側復調器のスプリアス特性と、前記変調器の出力からフィードバックされた信号を前記送信側復調器が入力したときの前記送信側復調器の出力とに基づいて、前記変調器のスプリアス特性を測定し、
    前記送信期間において、前記変調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記変調器に入力される前の前記送信信号に加算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信部は、
    前記受信期間以外の期間で前記受信側歪補償部が前記復調器のスプリアス特性を測定するときに、前記復調器の入力を終端するパスに切り替え、前記受信期間であるときに、前記受信信号を前記復調器に出力するパスに切り替えるスイッチ、
    を更に有し、
    前記送信部は、
    前記送信期間以外の期間で前記送信側歪補償部が前記送信側復調器のスプリアス特性を測定するときに、前記送信側復調器の入力を終端するパスに切り替え、前記送信期間以外の期間で前記送信側歪補償部が前記変調器のスプリアス特性を測定するときに、前記変調器の出力からフィードバックされた信号を前記送信側復調器に出力するパスに切り替えるスイッチ、
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記復調器は前記送信側復調器と共通化して使用され、
    前記受信期間以外の期間で前記送信側歪補償部が前記送信側復調器のスプリアス特性を測定するときに、前記送信側復調器の入力を終端するパスに切り替え、前記受信期間であるときに、前記受信信号を前記送信側復調器に出力するパスに切り替え、前記送信期間以外の期間で前記送信側歪補償部が前記変調器のスプリアス特性を測定するときに、前記変調器の出力からフィードバックされた信号を前記送信側復調器に出力するパスに切り替えるスイッチ、
    を更に有することを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 送信期間に送信信号を送信し、受信期間に受信信号を受信する通信装置が、
    前記送信期間以外の期間において、前記送信信号を変調する変調器のスプリアス特性を測定し、前記送信期間において、前記変調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記変調器に入力される前の前記送信信号に加算し、
    前記受信期間以外の期間において、前記受信信号を復調する復調器のスプリアス特性を測定し、前記受信期間において、前記復調器のスプリアス特性の逆特性を表す補償信号を、前記復調器から出力された前記受信信号に加算する
    処理を実行することを特徴とする歪補償方法。
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