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JP2018162917A - ガス予熱装置の操業方法 - Google Patents

ガス予熱装置の操業方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の熱交換器全体を長寿命化させ得るガス予熱装置の操業方法を提供する。【解決手段】ボイラの燃料である高炉ガスを含む燃料ガスGが内部を流れるガス流路10と、循環熱媒体Wが内部を流れる複数の伝熱管31と、フィン32と、複数の伝熱管31の両端に管台33を介して接続された管寄34と、を有する複数の熱交換器30と、を備え、ガス流路10内に、一つ以上の熱交換器30を一つの群として互いに近接配置するとともに、群を燃料ガスGに対して上流から昇順で第n群(n=1,2,3,…)として複数配置したガス予熱装置の操業方法であって、第1群101及び第2群102の伝熱管31を耐腐食性ステンレス材で構成し、第1群101及び第2群102の熱交換器30が両方同時に腐食によって熱交換機能を失う前に、第1群101及び第2群102の熱交換器30のうち一方の群の熱交換器30を更新する。【選択図】図1

Description

本発明は、高炉ガスを含む燃料ガスを排気ガスによって予熱するガス予熱装置の操業方法に関するものである。
製鉄所で使用される一部のボイラの燃料として、高炉ガスと転炉ガスの混合気体(以下、燃料ガス)が使用されている。
ボイラが排出する排気ガスは高温なので、省エネルギーや環境問題の観点からこの熱を回収することは重要である。
このボイラからの排熱は同じボイラの燃料ガスの予熱に用いると効率がよい。
ボイラのガス予熱装置について説明する。
ガス予熱装置はガス流路10と、熱交換器20と、を備える。
ガス流路10は、高炉ガスを含む燃料ガスGが流れるパイプ又はダクトであり、この中で燃料ガスGを予熱する。
熱交換器20は、フィン22を有する伝熱管21が管台23を介して管寄24に接続されてなる。そして、内部に循環熱媒体Wを流し、排気ガスの熱を循環熱媒体Wを介して燃料ガスを予熱する。
より詳しくは、熱交換器20は複数あり、ガス流路10内に、一つ以上の熱交換器20を一つの群として互いに近接配置している。この群を燃料ガスに対して上流から昇順で第n群(n=1,2,3,…)とした。
また、熱交換器20の各部分は炭素鋼からなる。
ここで、高炉ガスには塩化アンモニウム等の腐食成分が含まれており、その高炉ガスを含む燃料ガスと熱交換する熱交換器20は高い腐食環境に曝されている。
伝熱管21が腐食しその腐食が進行すると、伝熱管21内の循環熱媒体Wが漏洩してしまう。
各群の伝熱管21が一本でも漏洩すると、群全体の機能が低下し熱交換効率が大きく低下するので、漏洩配管の補修を実施しなければならない。
漏洩部分の補修方法とは、漏洩した管を切除し管寄24側の管台23に閉止栓を溶接するものであるので、伝熱管21の稼働数が減少し熱交換器20の全体の効率が低下することを意味している。
そこで、腐食環境下(ここではアルカリ腐食)にある伝熱管の材料をCr含有量が9%以上のものにしたボイラが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の発明によれば、アルカリ腐食速度は、材料中のCr含有量が高くなるほど低減し、Cr含有量9%以上になると実質的に腐食が生じない。
よって、ごみ焼却発電設備等での過熱蒸気を得る過熱器のアルカリ腐食を防止でき、しかも低コストである。
また、ショットピーニング加工を施すことにより、耐食性を向上させたステンレス鋼が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の発明によれば、ショットピーニング加工を施すことにより、ステンレス鋼の表面に圧縮応力を付与し引張応力を緩和させることで耐食性が向上するので、応力腐食割れが抑制される。
特開平11−201402号公報 特開2001−198828号公報
しかしながら、高炉ガスに曝される環境下での腐食対策としてはいずれも不十分である。
このように腐食対策が不十分な状況では、短期間で第1群101の熱交換器20が腐食してしまい、その機能が失われると、腐食範囲はその下流の群に加速度的に拡大する。
このような腐食の拡大を早く発見でき新しい熱交換器20に更新したとしても、ボイラを予定外に停止させることになってしまい、時間とコストが掛かる。
一方、ボイラを停止することができないとか、腐食の拡大の発見が遅れると、上流側から熱交換器20がどんどん機能停止してしまうので、ついには複数の熱交換器20全体が機能しなくなってしまう。
そこで、本発明の目的とするところは、複数の熱交換器全体を長寿命化させ得るガス予熱装置の操業方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載のガス予熱装置の操業方法は、ボイラの燃料である高炉ガスを含む燃料ガス(G)が内部を流れるガス流路(10)と、循環熱媒体(W)が内部を流れる複数の伝熱管(31)と、前記複数の伝熱管(31)の外面に設けられたフィン(32)と、前記複数の伝熱管(31)の両端に管台(33)を介して接続された管寄(34)と、を有する複数の熱交換器(30)と、を備え、前記ガス流路(10)内に、一つ以上の前記熱交換器(30)を一つの群として互いに近接配置するとともに、前記群を燃料ガス(G)に対して上流から昇順で第n群(n=1,2,3,…)として複数配置したガス予熱装置の操業方法であって、前記第1群(101)及び第2群(102)の前記伝熱管(31)を耐腐食性ステンレス材で構成し、前記第1群(101)及び第2群(102)の前記熱交換器(30)が両方同時に腐食によって熱交換機能を失う前に、前記第1群(101)及び第2群(102)の前記熱交換器(30)のうち一方の群の熱交換器(30)を更新することを特徴とする。
この熱交換機能を失うとは、熱交換機能を完全に喪失するものに限られず、第3群(103)以降の熱交換器(30)を急激に腐食させる程度に第1群(101)及び第2群(102)の熱交換器(30)が熱交換機能を失っていることを意味する。
また、請求項2に記載のガス予熱装置の操業方法は、前記第1群(101)の前記管台(33)に対してショットピーニングを施していることを特徴とする。
また、請求項3に記載のガス予熱装置の操業方法は、前記第1群(101)の熱交換器(30)のフィン(32)の間隔を、他の群の前記熱交換器(30)のフィン(32)の間隔より広くしていることを特徴とする。
また、請求項4に記載のガス予熱装置の操業方法は、前記第1群(101)の熱交換器(30)には前記フィン(32)を設けず前記伝熱管(31)は裸管であることを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載のガス予熱装置の操業方法によれば、第1群及び第2群の伝熱管を耐腐食性ステンレス材で構成したので、通常使用される炭素鋼からなる伝熱管と比べて腐食を抑制可能である。これにより、第1群の熱交換器が腐食し下流側が高腐食環境になっても、第2群の熱交換器の腐食が緩やかなので、第3群以降の熱交換器の腐食も抑制できる。
そして、第1群及び第2群の熱交換器が両方同時に腐食によって熱交換機能を失う前に、第1群及び第2群の熱交換器のうち一方の群の熱交換器を更新するので、複数の熱交換器全体の長寿命化が可能である。
また、第1群の熱交換器と第2群の熱交換器は腐食が緩やかなので、短期間で腐食が進む場合とは異なり、その一方の群の熱交換器の熱交換率の低下や更新の際に確認できる腐食の状況から、他方の群の熱交換器の腐食状況を推測可能である。よって、その推測に基いて最適なタイミングで他方の群の熱交換器を更新することができる。
また、請求項2に記載ガス予熱装置の操業方法によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、第1群の管台に対してショットピーニングを施しているので、より耐食性が向上する。
また、請求項3に記載ガス予熱装置の操業方法によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、第1群の熱交換器のフィンの間隔を、他の群の熱交換器のフィンの間隔より広くしているので、燃料ガス中の腐食性物質がフィンに詰まり難くなり、腐食を抑制可能である。
また、請求項4に記載ガス予熱装置の操業方法によれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、第1群の熱交換器にはフィンを設けず伝熱管は裸管であるので、燃料ガス中の腐食性物質が伝熱管に付着し難くなり、腐食をより抑制可能である。
以上のような対策を行った結果、熱交換器全体の寿命が二年から五年以上へ大幅に延びた。
なお、本発明のガス予熱装置の操業方法のように、第1群及び第2群の一方の群の熱交換器が腐食し伝熱管から循環熱媒体が漏洩したときに、他方の群の熱交換器の循環熱媒体が漏洩する前に一方の群の熱交換器を更新する点は、上述した特許文献1には全く記載されていない。
本発明の実施形態に係るガス予熱装置におけるガス流路及び熱交換器を示す概略図である。 図1に示す熱交換器を示す概略図である。 従来例に係るガス予熱装置におけるガス流路及び熱交換器を示す概略図である。 図1及び図3に示す熱交換器を示す概略図である。
図1、図2、及び図4を参照して、本発明の実施形態に係るガス予熱装置の操業方法を説明する。
従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。
このガス予熱装置は、ガス流路10と、複数の熱交換器30と、を備え、製鉄所で使用されるボイラの燃料ガスGを予熱するものである。
燃料ガスGは、製鉄所で生成される高炉ガス(BFG)と転炉ガス(LDG)の混合ガスであり、その高炉ガスは塩化アンモニウム等の腐食成分を含んでいる。
ガス流路10は、燃料ガスGが内部を流れるパイプ又はダクトであり、この内部で燃料ガスGを予熱(加熱)する。
ガス流路10の内径は、熱交換器30一つの長さよりも大きく、内部に複数の熱交換器30が配置される。ガス流路10内部の熱交換器30にガス流路10の外部からの熱を伝えるため、ガス流路10は適宜パイプを介して外部と連通されており、循環熱媒体Wが熱交換器30へ流れるようになっている。
熱交換器30は、伝熱管31と、フィン32と、管台33と、管寄34と、を備える。
本実施形態に係るガス予熱装置はボイラの高温の排気ガスから熱を取得する熱交換器30も別に備えるが、ここでは排気ガスに比べて低温の燃料ガスGに対して熱を付与する、ガス流路10内に配置される熱交換器30について主に説明する。
熱交換器30はガス流路10内に、一つ以上の熱交換器30を一つの群として互いに近接配置されるとともに、そのような群を燃料ガスGに対して上流から昇順で第n群(n=1,2,3,…)として複数配置した。
本実施形態においては第1群101から第6群まで設けた。
この近接配置とは、燃料ガスGの流れ方向(上流下流方向)に関してお互い近くに配置したという意味である。
つまり、第1群101が燃料ガスGの流れに対して最も上流側に位置している熱交換器30のグループで、第2群102は第1群101の下流側に配置されている熱交換器30のグループ、そして第3群103は第2群102の下流側に配置されている熱交換器30のグループである。
第3群103以下、第4群104、第5群105、第6群は順に同様である。
そして、各群について44列・3段で構成した。つまり各群は132本の伝熱管31を備える。
伝熱管31は、その内部を循環熱媒体Wが流れるパイプである。この循環熱媒体Wは、ガス流路10に到達するより前にボイラの排気ガスによって昇温されている。
伝熱管31の両端には管台33を介して管寄34が接続され、複数の伝熱管31を管寄34に集合させており、それにより一つの熱交換器30がなる。
フィン32は、伝熱管31の実質的な表面積を増加させるために、第2〜第6群のそれぞれの伝熱管31の外面に螺旋状に設けられている。
フィン32のピッチは4〜5mmとした。
一方、第1群101の伝熱管31にはフィン32を設けておらず、第1群101の伝熱管31は裸管になっている。
そして、第1群101と第2群102の伝熱管31、管台33及び第2群102のフィン32を耐腐食性ステンレス材で構成した。この耐腐食性ステンレス材とは出願人が製造する商品名:NSS SCRであり、その代表成分は18.5Cr−12Ni−3Si−2Cu−0.8Moである。
また、管寄34はSUS316Lで構成した。
さらに第1群101の管台33には、残留応力が10kg/mm2以下になる程度にショットピーニング処置を行った。
また、第1群101の管台33の溶接部には300℃耐熱防食塗装を施している。
一方、第3乃至第6群の伝熱管31、フィン32、管台33、管寄34は従来通り、炭素鋼からなる。
つまり、第1群101の熱交換器30を最も耐食性を高くし、次に第2群102の熱交換器30の耐食性を高くした。
次に、ガス流路10内の腐食環境について説明する。
第1群101の周囲環境(雰囲気)は、pH5.0、相対湿度100〜45%、cl-が最大1500ppmである。
第1群101の箇所を通過した燃料ガスGは熱を受け取り昇温するので、相対湿度が低下する。その結果、第2群102以下の周囲環境は第1群101の周囲環境に比べて低腐食環境となる。つまり、最も上流側である第1群101の周囲環境が最も腐食に関して過酷な条件であるが、その高腐食環境下に置かれていない第2群の熱交換器についても敢えて耐食性を高めている。
そして、第1群101が機能しているときにはガス相対湿度は45%未満であるが、第1群101の機能が低下すると、燃料ガスGが第1群101を通過するときに昇温されない(昇温が不足する)ので、その下流である第2群102まわりの相対湿度が45%以上に上昇する。特に相対湿度が60%以上になると、急激に腐食が進むことが判明している。
つまり、第1群101の熱交換機能が低下すると、第2群102やそれより下流側が高腐食環境になってしまうということである。
次に、以上のように構成されたガス予熱装置の効果と、その操業方法(補修・更新方法)について、説明する。
まず、ガス予熱装置を通常通り稼働させる。
第1群101の熱交換器30を耐腐食性ステンレス材で構成し、管台33に対してショットピーニングを施しているので耐食性が向上している。また、第1群101の熱交換器30にはフィン32を設けず裸管としたので、燃料ガスG中の腐食性物質が伝熱管31に付着し難くなり、腐食をより抑制可能である。
このように第1群101の熱交換器30の耐食性を特に高めているが、先述の通り、第1群101まわりが最も過酷な腐食環境であるので、いつかは第1群101の熱交換器30に応力腐食割れ等が生じて伝熱管31内の循環熱媒体Wが漏洩する。
ボイラ停止のタイミングで、漏洩した第1群101の伝熱管31を切除し閉止栓を溶接する。
このように補修により止栓した伝熱管31が複数に拡大し、第1群101全体の熱交換効率が低下するに伴い、第2群102まわりが高腐食環境となっていく。
そして、第2群102の伝熱管31も腐食及び補修により止栓が増加する。
ここで、第1群101及び第2群102の熱交換器30が両方同時に腐食によって熱交換機能を失う前に、第1群101及び第2群102の熱交換器30のうち一方の群の熱交換器30を更新する。つまり、止栓するのではなく、新品の熱交換器30に交換する。
この点、第1群101及び第2群102の熱交換器30の耐食性を向上させているので、第1群101の熱交換器30が腐食し下流側が高腐食環境になっても、第2群102の熱交換器30の腐食が緩やかで、第3群以降の熱交換器の腐食も抑制できる。 よって、第3群103より下流側の群の熱交換器30において加速度的に腐食が進むことは抑制される。
このように、複数の熱交換器30全体の長寿命化が可能である。
また、第1群101の熱交換器30と第2群102の熱交換器30は腐食が緩やかなので、短期間で腐食が進む場合とは異なり、その一方の群の熱交換器30の熱交換率の低下や更新の際に確認できる腐食の状況から、他方の群の熱交換器30の腐食状況を推測可能である。よって、その推測に基いて最適なタイミングで他方の群の熱交換器を更新することができる。
なお、本実施形態において、第1群101の管台33に対してショットピーニングに施したが、これに限られるものではなく、第2群102の管台33に対してもショットピーニングを行ってもよい。
同様に、第2群102の管台33の溶接部にも300℃耐熱防食塗装を施してもよい。
また、第1群101の熱交換器30にはフィン32を設けず裸管としたが、これに限られるものではなく、第1群101の熱交換器30のフィン32の間隔を、他の群の熱交換器30のフィン32の間隔よりも広くすることでも、燃料ガスG中の腐食性物質がフィン32に詰まり難くなり、腐食を抑制可能である。
もちろん、第1〜第6群までフィン32の間隔を等しくしてもよい。
また、第6群まで配置したが、これに限られるものではなくこれより多くても少なくてもよい。
さらには、一つの群における伝熱管31の本数も、本実施形態のものに限られない。
10 ガス流路
20 熱交換器
21 伝熱管
22 フィン
23 管台
24 管寄
30 熱交換器
31 伝熱管
32 フィン
33 管台
34 管寄
101 第1群
102 第2群
103 第3群
104 第4群
105 第5群
G 燃料ガス
W 循環熱媒体

Claims (4)

  1. ボイラの燃料である高炉ガスを含む燃料ガスが内部を流れるガス流路と、
    循環熱媒体が内部を流れる複数の伝熱管と、前記複数の伝熱管の外面に設けられたフィンと、前記複数の伝熱管の両端に管台を介して接続された管寄と、を有する複数の熱交換器と、を備え、
    前記ガス流路内に、一つ以上の前記熱交換器を一つの群として互いに近接配置するとともに、前記群を燃料ガスに対して上流から昇順で第n群(n=1,2,3,…)として複数配置したガス予熱装置の操業方法であって、
    前記第1群及び第2群の前記伝熱管を耐腐食性ステンレス材で構成し、
    前記第1群及び第2群の前記熱交換器が両方同時に腐食によって熱交換機能を失う前に、前記第1群及び第2群の前記熱交換器のうち一方の群の熱交換器を更新することを特徴とするガス予熱装置の操業方法。
  2. 前記第1群の前記管台に対してショットピーニングを施していることを特徴とする請求項1に記載のガス予熱装置の操業方法。
  3. 前記第1群の熱交換器のフィンの間隔を、他の群の前記熱交換器のフィンの間隔より広くしていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス予熱装置の操業方法。
  4. 前記第1群の熱交換器には前記フィンを設けず前記伝熱管は裸管であることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス予熱装置の操業方法。
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