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JP2018162030A - 車両用表示装置 - Google Patents

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JP2018162030A
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祐輔 原田
Yusuke Harada
祐輔 原田
金澤 裕
Yutaka Kanazawa
裕 金澤
武志 下清水
Takeshi Shitashimizu
武志 下清水
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】省スペースで搭載可能であり、コストの低廉化を図ることができるとともに、車両の周囲を映像で視認する際に、焦点が合わなくても、車両の周囲の物体を確実に視認させて運転者の安全確認を行うことができる車両用表示装置を実現すること。【解決手段】車両の外界を撮像する車載カメラからの映像を表示する表示部と、運転者の視線移動を検知する視線検知部と、運転者の表示部への視線移動が検知されたときに、表示部に表示される映像中の物体を強調表示する強調表示制御部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の後方等の車両の外界を撮像した画像を表示する車両用表示装置に関する。
近年、車両の後方を撮像する車載カメラと、車載カメラで撮像した画像を表示するリアビューモニタとしての電子ミラーとを組み合わせた電子ミラー装置が検討され、電子ミラーをルームミラー等の室内後写鏡等に代わるものとして期待されている。
従来のルームミラーは、後部座席の乗員や荷物によって、視界が遮られるケースがある。これに対して、電子ミラー装置では、車両後部に設置された車載カメラによって車両の後方が撮像されるので、視界を遮られることなく車両の後方を確認することができる。
電子ミラーに表示されるモニター映像により車両の後方を視認する場合、実際の車両の後方を写す鏡のルームミラーとは異なり、焦点距離が近いことが知られている。
よって、運転中における運転者の車両前方視認時と、車両の後方のモニター映像視認時とでは、焦点距離の差異が増大する。これにより、老眼等の焦点(所謂ピント)調節機能が低下した運転者にとっては焦点が合わず、ぼやけて見えるため、一時的に正確に視認できない問題が存在する。
これに対して、例えば、特許文献1では、運転者の運転中の焦点差異を低減するために別途虚像を表示する装置が開示されている。
特開2015−054598号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、別途虚像を表示するための投影装置を置くスペースが必要になるとともに、投影装置を含むコストの問題が存在する。
本発明の目的は、省スペースで搭載可能であり、コストの低廉化を図ることができるとともに、車両の周囲を映像で視認する際に、焦点が合わなくても、車両の周囲の物体を確実に視認させて運転者の安全確認を行うことができる車両用表示装置を提供することである。
本発明に係る車両用表示装置は、
車両の外界を撮像する車載カメラからの映像を表示する表示部と、
運転者の視線移動を検知する視線検知部と、
前記運転者の前記表示部への視線移動が検知されたときに、前記表示部に表示される映像中の物体を強調表示する強調表示処理部と、
を有する。
本発明によれば、省スペースで搭載可能であり、コストの低廉化を図ることができるとともに、車両の周囲を映像で視認する際に、焦点が合わなくても、車両の周囲の物体を確実に視認させて運転者の安全確認を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の構成例を示すブロック図 強調表示を行う特定の物体と車両との位置関係を模式的に示す図 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の動作例を示すフローチャート 本発明の実施の形態に係る車両用表示装置が表示する強調表示の一例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態に係る車両用表示装置100の構成について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の構成例を示す図である。
図1に示す車両用表示装置100は、運転者の視線移動を検知して、車両の外界の映像を表示する表示画面中の物体を強調表示する。
車両用表示装置100は、車載カメラで撮像した車両の外界の映像中の物体を運転者に視認させるものである。車両の外界の映像としては、車両側方の映像等も挙げられるが、本実施の形態では、車両の後方を撮像する車載カメラ(後方カメラ140)からの画像に基づく車両の後方の映像とする。
また、外界の映像の表示は、車内に配置された表示部10で表示される。表示部10はフロントパネルに配置されてもよいが、本実施の形態では、後方及び後側方を視認する電子ルームミラーとする。
車両用表示装置100は、視線検知カメラ110、視線検知部120、判別部130、後方カメラ140、映像処理部150、距離測定ユニット160、距離測定部170、強調表示処理部180(強調表示決定部185、画像重畳部190)を有する。なお、視線検知部120、判別部130、映像処理部150、距離測定部170、強調表示処理部180は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により形成される。CPUは、例えばROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して、画像表示装置100の各ブロックの動作を集中制御する。
視線検知カメラ110は、車内の運転者の頭部を撮像し、運転者の視線移動方向情報を検出するために用いられる撮像した画像の画像データを視線検知部120へ出力する。
視線検知カメラ110は、例えばCCD(Charge Coupled Devise Image Sensor)撮像素子またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子を備えたカメラである。視線検知カメラ110は、運転者が正面を向いている場合には運転者の目を含む顔面を撮像し、運転者が後方を向いている場合には運転者の後頭部を撮像することができるような位置に設けられる。例えば、視線検知カメラ110は、運転席のメータパネルの付近またはルームミラーの付近に設置される。
視線検知部120は、運転者の視線移動を検知する。視線検知部120は、視線検知カメラ110から入力される画像データ(例えば、視線移動前の画像データと、視線移動後の画像データ)に基づいて、運転者の視線方向情報を検出し、この視線方向の変化により運転者の視線移動を検知する。
視線検知部120は、視線検知カメラ110より入力した画像データを解析して運転者の視線方向及び視線移動を検知する。例えば、視線検知部120は、運転者の耳、鼻及び髪型をパターン化した画像と、視線方向とを対応付けた対応情報を予め記憶しており、視線検知カメラ110から入力した画像データを解析した結果と上記のテーブルとに基づいて視線方向及び視線方向の移動を検知する。
判別部130は、視線検知部120により検知される視線の種類を判別して画像重畳部190に出力する。判別部130は、具体的には、運転席に着座した運転者が表示部10に視線を向ける前に向いていた視線の違いによる表示部10への視線の種類を判別する。表示部10に視線を移動する前の視線が何処を向いていたかの違いにより、表示部10に表示される映像に視線を向けて映像を視認する際の焦点距離は、移動前に視線を向けていて視認していた際の焦点距離との差異が大きく異なる場合がある。例えば、運転者の表示部10への視線移動の前に向いていた視線が運転者からみて正面中央であれば、運転者の焦点は車両前方に合っていた状態であり、表示部10よりも遠く焦点距離が大きく異なる。一方、運転者の表示部10への視線移動の前に向いていた視線が正面下に向いていた場合では、正面下に配置されるメータ等が設置されるフロントパネル(インストルメントパネルともいう)から表示部10への視線移動であり、移動前に視線を向けて視認していた際の焦点距離と、表示部10の映像に視線を向けて視認する際の焦点距離の差異は小さい。
後方カメラ140は、車両の後方を撮像するものであり、車両に設けられ、車両の後方の画像を撮像し、撮像した画像を示す映像信号を映像処理部150へ出力する。後方カメラ140は、車両後部に設けてもよいし、表示部10であるルームミラーに設けても良い。後方カメラ140は、例えばCCD(Charge Coupled Devise Image Sensor撮像素子またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)撮像素子を備えたデジタルビデオカメラである。なお、画像データの映像処理部150への出力は、無線通信又は有線通信によって行われる。
映像処理部150は、後方カメラ140で撮像した映像を示す映像信号を画像処理するものあり、後方カメラ140から入力される映像信号に対して所定の処理を行い、処理後の映像信号を画像重畳部190に出力する。所定の処理とは、例えば、入力映像信号に対して、色補正、階調補正、コントラスト補正等の周知の補正処理を施すことである。
距離測定部170は、距離測定ユニット160に接続され、後方カメラ140で撮像される画像中における物体(自車両の後方に位置する他車両、人等)の物体までの距離を測定し、測定した物体までの距離を示す信号を、強調表示決定部185に出力する。
距離測定ユニット160は、距離測定部170に自車両から物体までの距離を測定させるための距離信号に基づいて、自車両から車両の外部(ここでは車両の後方)に位置する物体(例えば、後方に位置する後方車両)までの距離を測定する。
ここで距離測定ユニット160として、例えば、車両の後方の画像を取得するための可視光又は赤外光用のステレオのカメラを適用すると、距離測定部170は、ステレオのカメラによって撮影された2枚からなるステレオ画像を基にして、画像内の各画素の距離を算出する。なお、ステレオ画像による測距アルゴリズムとしてはSAD(Sum of Absolute Difference)やSSD(Sum of Squared Difference)、NCC(Normalized Cross-Correlation)などを使用する。
また、距離測定ユニット160として、超音波の送受信により物体までの距離が測定可能な超音波センサを用いてもよい。
強調表示処理部180は、表示部10の映像に表示される物体を強調表示するものであり、強調表示決定部185と、画像重畳部190とを有する。
強調表示決定部185は、表示部10に表示される映像中の物体の強調表示を決定する。なお、強調表示は、表示された映像中の物体を他の部分と比較して視認し易くする表示である。強調表示の形態として、例えば、円形状や四角状等の枠状の図形で物体を囲む形態、或いは、物体自体の画像を他の部位とのコントラストを強くした加工や画像で表示する形態等が挙げられる。また、これら強調表示の形態は、着色して強調してもよい。
強調表示決定部185は、車両から特定の距離までに存在する物体を選定して強調表示の決定を行う。また、物体が存在する範囲を規定する特定の距離に応じて、強調表示する時間が設定されたテーブルを有し、このテーブルに基づいて決定した強調表示の表示時間を決定する。
図2は強調表示を行う物体と車両との位置関係を模式的に示す図である。
特定の距離としては、図2に示すように、第1距離と第2距離とが設定される。第1距離及び第2距離はそれぞれ、車両から測られる距離であり、第1距離は、第2距離より短い距離である。
第1距離は、車両が後方の物体(例えば、後方の人)に近く、車両が物体に接近している距離であり、視線移動検知の有無に関わらず、運転者に物体の強調表示をする距離である。例えば、第1距離としては3mとし、第1距離内の範囲を第1範囲とし、第1範囲は、3m未満の距離に存在する範囲であり、この範囲の物体に対しては強調表示する。
第2距離は、後方の物体が比較的近いが接近しておらず(第1距離よりも長い)、視線検知により物体の強調表示を行う範囲を規定する距離である。第2距離から第1距離を除いた範囲を第2範囲とし、この範囲内の物体に対しては、視線検知により物体の強調表示を行う。例えば、第2距離を10mとし、第1距離を3mとして、第2範囲は3−10mを想定する。
すなわち、強調表示決定部185は、距離測定部170により入力される物体までの距離が第1距離未満の第1範囲内であれば、常に当該物体の強調表示を決定し、第1距離以上第2距離以下の第2範囲内であれば、運転者の視線検知により強調表示を決定する。また、距離測定部170により入力される物体までの距離が10mより長ければ、つまり物体が車両から10m以上離れていれば、当該物体の強調表示は行わない。
画像重畳部190は、映像信号が示す映像に表示される物体に、生成した強調表示画像を重畳して、表示部10に表示する。
画像重畳部190は、判別部130からの視線の種類を示す信号と、映像処理部150からの映像信号と、強調表示決定部185からの強調表示決定を示す信号とに基づいて、運転者の表示部10へ視線移動したときに、表示部10に表示される物体の強調表示を行う。
画像重畳部190は、時間計測が可能なタイマを有し、判別部130からの視線の種類を示す信号に応じて設定された表示時間で物体を強調表示できる。例えば、正面から表示部10へ移動した視線は、車両前方視認時からの視線移動であるので、メータなどの計器のある正面下から表示部10へ移動した視線よりも、物体の強調表示時間を長くする。
表示時間の設定は、例えば、視線の種類に強調表示の表示時間が対応付けられたテーブルを用いて行われる。画像重畳部190は、判別された視線の種類に応じた強調表示時間となるように、タイマを用いて強調表示の経過時間の測定の開始及び終了を行う。
なお、画像重畳部190は、物体が特定の距離内にあるときは、特定の距離内での強調表示形態で強調表示を続ける。
次に、車両用表示装置100における物体の強調表示処理を説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係る車両用表示装置の動作例を示すフローチャートである。
図3に示すように、車両用表示装置100では、まず、ステップS11において、搭載される車両が駆動開始する(本実施の形態では、エンジン始動としたが、電気自動車である場合は電源ON)ことにより各部は駆動する。ステップS12では、距離測定ユニット160を介して距離測定部170は、車両の後方の物体(例えば、後方車両)までの距離を測定する。
ステップS13では、強調表示決定部185は、物体までの距離が第1範囲内にあるか第2範囲内にあるかを判定する。
第1距離であれば、物体が第1範囲内に存在する、つまり、図2に示す第1距離により規定される第1範囲内に物体が存在するので、ステップS14に移行する。
ステップS14では、強調表示処理部180の画像重畳部190は、後方カメラ140、映像処理部150を介して入力される映像中において対象となる物体を強調表示する。 表示部10の映像中の物体を強調表示した例を図4に示す。
図4に示すように、画像重畳部190により、表示部10に表示される映像中の物体(図では「後方車両」)は、強調表示画像Mが重畳されて強調表示される。
また、ステップS13において、物体までの距離が第2距離であれば、物体が第2距離範囲内に存在する、つまり、図2に示す第1距離と第2距離とで規定される第2範囲に物体が存在するので、ステップS15に移行する。また、物体までの距離が第1距離及び第2距離以外である場合、つまり、第2距離内に物体が存在していない場合は、ステップS12に戻り処理を繰り返す。
ステップS15では、視線検知部120は、視線検知カメラ110からの画像データに基づいて、運転者の視線移動方向情報を検出し、検出した視線移動方向情報に基づいて、運転者の視線移動を検知した場合、ステップS16に移行する。ステップS15において視線移動を検知しない場合、ステップS12に戻り以降の処理をくり返す。
ステップS16では、判別部130が、視線検知部120により検知される視線の種類を判別する。ステップS16では、判別部130が、運転者の表示部10に視線を向ける前の視線方向の違いによる表示部10への視線の種類を判別することにより、視線移動後の焦点距離の差異の大きさを判別することになる。
運転者の視線方向が表示部10に表示される映像に向く場合、映像に対する焦点距離は小さい。よって、運転者の表示部10への視線移動した際の移動前に視線を向けた方向で視認していた際の焦点距離が小さい場合は、視線移動による焦点距離の差異は小さくなる。一方、運転者の表示部10への視線移動前に視線を向けて視認していた際の焦点距離が大きい場合は、視線移動による焦点距離の差異は大きくなる。
よって、運転者の表示部10へ視線を向ける前の視線が、正面下に向いていた視線である場合等、視線移動前の焦点距離が小さく、表示部10の映像までの焦点距離の差異が小さい視線の線種を判別した場合はステップS17に移行する。
ステップS17では、強調表示処理部180は、表示部10に表示される映像において物体を強調表示し、ステップS18では、所定時間後(例えば、2秒後)に強調表示を非表示にする(図4参照)。
一方、運転者の表示部10への視線が、運転者からみて正面中央から移動した視線である場合等、視線移動前の焦点距離が大きく、表示部10の映像までの焦点距離の差異が大きい視線の線種を判別した場合はステップS19に移行する。
ステップS19では、強調表示処理部180は、表示部10に表示される映像において物体を強調表示(図4参照)し、ステップS20では、焦点距離の差異が小さい場合よりも長い時間後(例えば、5秒後)に強調表示を非表示にする。
ステップS14における強調表示処理では、ステップS17及びステップS19における強調表示処理よりも、強調表示する物体(例えば、後方車両或いは人)との距離が近い(第1範囲内に存在する)。よって、ステップS14における強調表示は、ステップS17及びステップS19における強調表示の色よりも視認し易い色で行う。すなわち、物体までの距離に応じて、異なる態様で強調表示する。例えば、第1範囲内の物体に対する強調表示は、赤色等で行い、第2範囲内における物体の強調表示は黄色等で行う。なお、ステップS16において、検知した視線移動の視線方向が表示部10に向かない場合は、ステップS21に移行して、強調表示しない処理を行う。上述したステップS12〜ステップS21までの処理は、エンジンが停止するまで、つまり、車両駆動が停止するまで実行される。
本実施の形態によれば、運転者の視線移動の方向に応じて、表示部10に表示される映像中の物体を強調表示できる。よって、運転中における運転者の車両前方視認時と、表示部10であるルームミラーの映像を視認した時とにおいて、焦点距離の差異が増大しても、表示部10において強調表示された物体(後方車両或いは人)を容易に視認することができる。これにより、老眼等の焦点(所謂ピント)調節機能が低下した運転者であり、表示部10の映像を視認した時に、焦点距離の差異により焦点が合わず、ぼやけて見えても、強調表示された物体を視認することができ、運転者の安全確認を行うことができる。
よって、省スペースで搭載可能であり、コストの低廉化を図ることができるとともに、車両の周囲を映像で視認する際に、焦点が合わなくても、車両の周囲の物体を確実に視認させて運転者の安全確認を行うことができる。
また、本実施の形態によれば、運転者の視線移動を検知して、表示部10に表示される映像の物体を強調表示できるため、強調表示処理部180は、表示部10への視線移動の方向が、表示部10が表示する映像中の特定部位である場合、当該特定部位の周囲にある物体を強調表示するようにしてもよい。例えば、表示部10に表示される映像に強調表示された複数の物体を表示する場合、運転者の視線方向付近に位置する物体だけを強調表示するようにしてもよい。これにより、運転者が表示部10の映像を視認する際に、焦点が合い易くなり、危険となる物体を確認させ、運転者の安全確認を支援できる。
本発明は、車両用電子ミラー装置に適用されるものとして好適である。
10 表示部
100 車両用表示装置
110 視線検知カメラ
120 視線検知部
130 判別部
140 後方カメラ
150 映像処理部
160 距離測定ユニット
170 距離測定部
180 強調表示処理部
185 強調表示決定部
190 画像重畳部
M 強調表示画像

Claims (5)

  1. 車両の外界を撮像する車載カメラからの映像を表示する表示部と、
    運転者の視線移動を検知する視線検知部と、
    前記運転者の前記表示部への視線移動が検知されたときに、前記表示部に表示される映像中の物体を強調表示する強調表示処理部と、
    を有する、
    車両用表示装置。
  2. 検知した視線移動に基づいて前記表示部への視線移動方向を判別する判別部を有し、
    前記強調表示処理部は、前記視線移動前に向いていた視線の方向に応じて、前記強調表示の表示時間を変更する、
    請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記車両から前記物体までの距離を測定する距離測定部を有し、
    前記強調表示処理部は、前記車両から測られる第1距離と、前記車両から測られ、且つ、前記第1距離よりも長い第2距離とを設定し、
    前記強調表示処理部は、
    前記運転者の前記表示部への視線移動が検知されたときに、映像中の物体において前記第2距離から前記第1距離を除いた範囲内にある物体を強調表示し、
    前記第1距離内の物体は、視線移動検知に関わらず強調表示する、
    請求項1または2記載の車両用表示装置。
  4. 前記強調表示処理部は、前記第1距離による範囲に前記物体が存在する場合と、前記第2距離から前記第1距離を除いた範囲に前記物体が存在する場合とで、それぞれの前記物体を異なる態様で強調表示する、
    請求項3記載の車両用表示装置。
  5. 前記強調表示処理部は、前記表示部への視線移動の方向が、前記表示部の映像中の特定部位である場合、当該特定部位の周囲にある物体を強調表示する、
    請求項1または2に記載の車両用表示装置。
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