JP2018146615A - 画像書込装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】色ずれを抑制して画像品質を向上させることが可能な画像書込装置及び当該画像書込装置を備える画像形成装置を提供する。【解決手段】結像光学系は、少なくとも1枚の走査レンズ(第1レンズ51)を含んで構成され、走査レンズの有効域外には、主走査方向と直交する副走査方向にパワーを持つ端部レンズ51aが形成され、走査レンズを、副走査方向の位置を調整可能に保持する副方向位置調整機構56を備え、端部レンズ51aを通過した光束の位置に基づいて、副方向位置調整機構56により走査レンズの副走査方向の位置が調整されている。【選択図】図5
Description
本発明は、画像書込装置及び当該画像書込装置を備える画像形成装置に関する。
従来、記録媒体上に画像を形成するプリンターや複写機が知られている。これらプリンターや複写機に代表される画像形成装置は、画像書込装置を用いて静電潜像を形成し、形成された静電潜像によりトナー画像を作成し、そのトナー画像を定着器により加熱及び加圧して記録媒体上に定着させることで、記録媒体上に画像を形成する。
一般に、この種の画像書込装置は、レーザー光源からの光ビームを偏向器によって偏向し、走査レンズ系によって被走査面上に光スポットとして結像させるようになっている。
レーザー光源には半導体レーザー等が多用され、レーザー光源から射出された発散光は、コリメーターレンズにより略平行な光ビームに変換され、アパーチャーにより光ビームの外形が制限される。外形が制限された光ビームは、定角速度で回転する偏向器により主走査方向に偏向されて走査レンズ系に入射する。走査レンズ系は、定角速度で偏向された光ビームを被走査面上に等距離速度で走査させるfθ特性を有しており、全走査域にわたって微小な光スポットを形成するように設けられている。
レーザー光源には半導体レーザー等が多用され、レーザー光源から射出された発散光は、コリメーターレンズにより略平行な光ビームに変換され、アパーチャーにより光ビームの外形が制限される。外形が制限された光ビームは、定角速度で回転する偏向器により主走査方向に偏向されて走査レンズ系に入射する。走査レンズ系は、定角速度で偏向された光ビームを被走査面上に等距離速度で走査させるfθ特性を有しており、全走査域にわたって微小な光スポットを形成するように設けられている。
ところで、複数の感光体ドラムを配列し、各ドラムに走査光学系で形成したトナー画像を重ねるタンデム方式の多色画像形成装置において、走査光学系の配置誤差により色ごとに異なる走査線曲りが発生し、光ビームの副走査方向(副方向)の位置がずれ、色ずれが発生して画像品質が低下するという課題がある。
そこで、メカ機構により走査レンズを調整することで、副方向の位置ずれを抑制する方法が知られている。
例えば、走査レンズをネジで押圧することで高次の走査線曲りを補正し、色ずれを低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、走査レンズをネジで押圧することで高次の走査線曲りを補正し、色ずれを低減する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1記載の技術は、調整コストや調整の複雑さにより、現実に補正できるのは(主走査)像高上の数点の副方向位置に限られる。したがって、ある像高で副方向位置を調整したとしても、それ以外の像高では依然として高次のずれが発生するという課題がある。
また、近年、画像品質の要求の向上により、従来よりも高いレベルの色ずれの抑制が求められている。しかしながら、ある程度高次の色ずれを補正した場合であっても、走査線曲りの形状を色ごとに統一することは困難である。例えば、図12に示すように、ある色の走査線曲りD1(図12(A)参照)と他の色の走査線曲りD2(図12(B)参照)とが互いに反対方向に発生した場合、大きな色ずれが発生するため、走査線曲りの形状を統一することは困難である。
上記のように、走査レンズを押圧することで走査線の曲りの形状を補正するだけでは、結局色ずれが発生してしまうこととなる。
上記のように、走査レンズを押圧することで走査線の曲りの形状を補正するだけでは、結局色ずれが発生してしまうこととなる。
ところで、色ごとに異なる走査線曲りが発生する大きな要因は、光ビームが走査レンズを通過する位置がばらつくことにある。仮に走査レンズの位置を一定の位置に調整したとしても、上流の光学系に起因する誤差により光ビームが走査レンズを通過するときの副方向位置が色ごとにばらつく。また、走査レンズの形状が、金型等の誤差により設計形状とは異なるため、光ビームの走査レンズ通過位置により結像点がずれてしまう。このため、色ごとに異なる走査線曲りが発生し、色ずれが発生する。
これに対し、走査レンズ通過後の光ビームを検出することで、上流の光学系と走査レンズとの副方向のずれを検出し、ずれを小さくする調整を行う方法も考えられる。しかしながら、走査レンズは、被走査面に望ましい像を結ぶ制約により副方向のパワーが制限されているため、上流の光学系と走査レンズとの副方向のずれを十分な精度で検出することは困難であった。
本発明は、色ずれを抑制して画像品質を向上させることが可能な画像書込装置及び当該画像書込装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
光源と、前記光源から出射された光束を偏向させる偏向器と、前記偏向器により偏向された光束を像担持体の被走査面上に結像させる結像光学系と、を備えて構成され、前記被走査面を主走査方向に走査する画像書込装置において、
前記結像光学系は、少なくとも1枚の走査レンズを含んで構成され、
前記走査レンズの有効域外には、前記主走査方向と直交する副走査方向にパワーを持つ端部レンズが形成され、
前記走査レンズを、前記副走査方向の位置を調整可能に保持する副方向位置調整機構を備え、
前記端部レンズを通過した光束の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする。
光源と、前記光源から出射された光束を偏向させる偏向器と、前記偏向器により偏向された光束を像担持体の被走査面上に結像させる結像光学系と、を備えて構成され、前記被走査面を主走査方向に走査する画像書込装置において、
前記結像光学系は、少なくとも1枚の走査レンズを含んで構成され、
前記走査レンズの有効域外には、前記主走査方向と直交する副走査方向にパワーを持つ端部レンズが形成され、
前記走査レンズを、前記副走査方向の位置を調整可能に保持する副方向位置調整機構を備え、
前記端部レンズを通過した光束の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像書込装置において、
前記走査レンズに入射する主光線は、光軸に対して平行であり、
前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置が前記光軸と一致するように、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする。
前記走査レンズに入射する主光線は、光軸に対して平行であり、
前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置が前記光軸と一致するように、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像書込装置において、
前記端部レンズは、前記走査レンズの前記主走査方向の両側に形成されていることを特徴とする。
前記端部レンズは、前記走査レンズの前記主走査方向の両側に形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像書込装置において、
前記端部レンズの近傍に配置され、装置内の温度を測定する温度測定部と、
装置内の温度変化に対する前記走査レンズの熱膨張による走査線高さのズレ量を、前記装置内の温度変化量と対応付けて記憶する記憶部と、
を備え、
前記温度測定部により測定された温度に基づく温度変化量に対応する前記走査線高さのズレ量に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されることを特徴とする。
前記端部レンズの近傍に配置され、装置内の温度を測定する温度測定部と、
装置内の温度変化に対する前記走査レンズの熱膨張による走査線高さのズレ量を、前記装置内の温度変化量と対応付けて記憶する記憶部と、
を備え、
前記温度測定部により測定された温度に基づく温度変化量に対応する前記走査線高さのズレ量に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像書込装置において、
前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部により検出された結像点の前記副走査方向の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置を調整させる位置調整部と、
を備えることを特徴とする。
前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部により検出された結像点の前記副走査方向の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置を調整させる位置調整部と、
を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像書込装置において、
1つの前記偏向器に対し、複数の前記結像光学系が配置された構成であって、
前記複数の結像光学系は、前記偏向器を挟んで対称に配置されていることを特徴とする。
1つの前記偏向器に対し、複数の前記結像光学系が配置された構成であって、
前記複数の結像光学系は、前記偏向器を挟んで対称に配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、
画像形成装置において、
像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電された像担持体に対して光束を照射することで前記像担持体上に静電潜像を形成する請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像書込装置と、
前記光束を照射された像担持体に現像剤を供給することで前記静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部と、
前記現像剤による像を用紙に転写する転写部と、
前記転写部により転写された前記現像剤による像を前記用紙に定着する定着部と、
を備えることを特徴とする。
画像形成装置において、
像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電された像担持体に対して光束を照射することで前記像担持体上に静電潜像を形成する請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像書込装置と、
前記光束を照射された像担持体に現像剤を供給することで前記静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部と、
前記現像剤による像を用紙に転写する転写部と、
前記転写部により転写された前記現像剤による像を前記用紙に定着する定着部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、色ずれを抑制して画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明では、図3等に示す光学ハウジング8の長手方向をX方向、短手方向をY方向、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向とする。
[画像形成装置の構成]
本実施形態に係る画像形成装置1000は、例えば、レーザープリンターやデジタル複写機等として用いられ、図1及び図2に示すように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色ごとに設けられた複数のレーザー走査光学装置(画像書込装置)100と、レーザー走査光学装置100に対応して設けられた感光体ドラム等の感光体(像担持体)200と、感光体200を帯電させる帯電部210と、光を照射された感光体200に現像剤を供給することで静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部220と、中間転写ベルト300と、現像剤による像を用紙Pに転写する転写ローラー(転写部)400と、転写ローラー400により転写された現像剤による像を用紙Pに定着する定着部500と、制御部10と、記憶部20と、を備えて構成される。
本実施形態に係る画像形成装置1000は、例えば、レーザープリンターやデジタル複写機等として用いられ、図1及び図2に示すように、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色ごとに設けられた複数のレーザー走査光学装置(画像書込装置)100と、レーザー走査光学装置100に対応して設けられた感光体ドラム等の感光体(像担持体)200と、感光体200を帯電させる帯電部210と、光を照射された感光体200に現像剤を供給することで静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部220と、中間転写ベルト300と、現像剤による像を用紙Pに転写する転写ローラー(転写部)400と、転写ローラー400により転写された現像剤による像を用紙Pに定着する定着部500と、制御部10と、記憶部20と、を備えて構成される。
画像形成装置1000は、レーザー走査光学装置100より照射されるレーザー光によって感光された感光体200でトナー像を形成し、中間転写ベルト300上に当該トナー像を転写させる。次に、画像形成装置1000は、中間転写ベルト300に転写されたトナー像を転写ローラー400によって用紙Pに押圧して転写させ、定着部500によって当該用紙Pを加熱及び加圧することで、トナー像を用紙P上に定着する。そして、画像形成装置1000は、用紙Pを排紙ローラー(図示省略)等により搬送してトレイ(図示省略)に排紙することで画像形成処理を行う。
レーザー走査光学装置100は、図3に示すように、帯電部210により帯電された感光体200に対してレーザー光(光束)Lを主走査方向に照射(走査)し、感光体200を感光させる装置である。
レーザー走査光学装置100は、レーザー光Lを出射させる光源1と、光源1より出射されたレーザー光Lを平行光化させるコリメーターレンズ2と、コリメーターレンズ2を透過したレーザー光Lの副走査方向(副方向)成分のみを収束させるシリンダーレンズ3と、シリンダーレンズ3を透過したレーザー光Lを偏向させる偏向器4と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを感光体200の被走査面上に結像(集光)させる走査レンズ系(結像光学系)5と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lの一部を反射させるミラー6と、ミラー6を通過したレーザー光Lを受光するセンサー7と、を備えて構成され、これらを光学ハウジング8で保持している。また、コリメーターレンズ2とシリンダーレンズ3との間には、主走査方向(主方向)の光束幅を規制する主アパーチャー11が、シリンダーレンズ3と偏向器4との間には、副方向の光束幅を規制する副アパーチャー12が、それぞれ設けられている。
レーザー走査光学装置100は、レーザー光Lを出射させる光源1と、光源1より出射されたレーザー光Lを平行光化させるコリメーターレンズ2と、コリメーターレンズ2を透過したレーザー光Lの副走査方向(副方向)成分のみを収束させるシリンダーレンズ3と、シリンダーレンズ3を透過したレーザー光Lを偏向させる偏向器4と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを感光体200の被走査面上に結像(集光)させる走査レンズ系(結像光学系)5と、偏向器4により偏向されたレーザー光Lの一部を反射させるミラー6と、ミラー6を通過したレーザー光Lを受光するセンサー7と、を備えて構成され、これらを光学ハウジング8で保持している。また、コリメーターレンズ2とシリンダーレンズ3との間には、主走査方向(主方向)の光束幅を規制する主アパーチャー11が、シリンダーレンズ3と偏向器4との間には、副方向の光束幅を規制する副アパーチャー12が、それぞれ設けられている。
光源1は、レーザー光Lを出射させる半導体レーザーである。光源1から出射されたレーザー光Lは、コリメーターレンズ2へと照射される。
コリメーターレンズ2は、光源1から出射されたレーザー光(発散光)Lを平行光に変換する。
シリンダーレンズ3は、コリメーターレンズ2により平行光に変換されたレーザー光Lを副方向に収束させる。
シリンダーレンズ3は、コリメーターレンズ2により平行光に変換されたレーザー光Lを副方向に収束させる。
偏向器4は、側面が鏡面からなる多角柱形状をしたポリゴンミラーと、ポリゴンミラーに回動力を付与してポリゴンミラーを回動させるモーターと、を含んで構成される。偏向器4は、シリンダーレンズ3を透過したレーザー光Lを、回転に応じた向きに偏向する。そして、偏向器4は、偏向させたレーザー光Lを、走査レンズ系5を介して感光体200の周面に照射する。この際、偏向器4は、回転位置に応じて感光体200の長手方向の異なる位置にレーザー光Lを照射するため、主走査方向(感光体200の軸方向)へのレーザー光Lの走査を可能とする。
走査レンズ系5は、第1レンズ51と、第2レンズ52と、を備えて構成され、偏向器4で偏向されたレーザー光Lを感光体200表面に集光し、結像させる。走査レンズ系5を構成する各走査レンズ(第1レンズ51及び第2レンズ52)は、同一型により射出成型で作製される。第1レンズ51の有効域を通過するレーザー光Lは、感光体200の有効範囲に結像する。
第1レンズ51の有効域外である主方向の一端には、副方向にパワーを持つ端部レンズ51aが一体成形されている。端部レンズ51aとしては、例えば、球面形状やシリンダー形状のレンズを用いることができる。なお、端部レンズ51aを、第1レンズ51のリブ面51b(図5等参照)に形成するようにしてもよい。
偏向器4で偏向されたレーザー光Lは、第1レンズ51の有効域のみならず、その外側に設けられた端部レンズ51a上も走査する。端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lは、端部レンズ51aの副方向のパワーにより集光される。
第1レンズ51の有効域外である主方向の一端には、副方向にパワーを持つ端部レンズ51aが一体成形されている。端部レンズ51aとしては、例えば、球面形状やシリンダー形状のレンズを用いることができる。なお、端部レンズ51aを、第1レンズ51のリブ面51b(図5等参照)に形成するようにしてもよい。
偏向器4で偏向されたレーザー光Lは、第1レンズ51の有効域のみならず、その外側に設けられた端部レンズ51a上も走査する。端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lは、端部レンズ51aの副方向のパワーにより集光される。
ここで、第1レンズ51の副方向位置を調整する場合、装置の出荷前に、図4に示すように、第2レンズ52を取り外した状態で、端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lの集光位置に位置センサー53を配置する。そして、制御部10が、位置センサー53により検出された副方向の集光位置に基づいて、第1レンズ51の副方向位置を調整する。位置センサー53としては、例えば、ラインセンサーを用いることができる。
なお、偏向器4の反射面の集光点と位置センサー53上の集光点とは、端部レンズ51aを通じて副方向で共役関係にある。この共役点間の倍率は、調整精度を上げるために5倍以上であることが好ましい。
また、端部レンズ51aと位置センサー53との間には、端部レンズ51a及び位置センサー53間の距離を調整可能な調整レンズ54が設けられている。上記のように、調整レンズ54を設けることで、調整作業を行う作業者が作業しやすい位置に位置センサー53を配置することが可能となる。
なお、偏向器4の反射面の集光点と位置センサー53上の集光点とは、端部レンズ51aを通じて副方向で共役関係にある。この共役点間の倍率は、調整精度を上げるために5倍以上であることが好ましい。
また、端部レンズ51aと位置センサー53との間には、端部レンズ51a及び位置センサー53間の距離を調整可能な調整レンズ54が設けられている。上記のように、調整レンズ54を設けることで、調整作業を行う作業者が作業しやすい位置に位置センサー53を配置することが可能となる。
また、第1レンズ51のZ方向下部には、図5に示すように、調整ネジ55の回転量に応じて第1レンズ51の副方向位置(Z方向の位置)を調整可能に保持する副方向位置調整機構56が設けられている。副方向位置調整機構56は、調整ネジ55と、調整ネジ55を回転させる駆動部(図示省略)と、等を備えて構成され、光学ハウジング8により支持されている。なお、調整ネジ55の本数は、第1レンズ51が傾かないよう、2本は必要であるが、2本以上であればいかなる本数であってもよい。
本実施形態では、端部レンズ51aを通過したレーザー光Lの位置に基づいて、副方向位置調整機構56により第1レンズ51の副方向位置が調整されている。
本実施形態では、端部レンズ51aを通過したレーザー光Lの位置に基づいて、副方向位置調整機構56により第1レンズ51の副方向位置が調整されている。
ミラー6は、偏向器4により偏向されたレーザー光Lを、センサー7に向かって反射させる。
センサー7は、ミラー6により反射されたレーザー光Lを検出する光センサーである。センサー7としては、例えば、単一のフォトダイオードやラインセンサーを用いることができる。そして、レーザー走査光学装置100を備えた画像形成装置1000の制御部10は、センサー7より検出される検出信号に基づいて、感光体200への書き出し位置のタイミング調整などを行う。
制御部10は、CPU、RAM等を備えて構成される。CPUは、記憶部20等の記憶装置に記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置1000の各部の動作を集中制御する。
記憶部20は、制御部10により読み取り可能なプログラム、プログラムの実行時に用いられるファイル等を記憶している。記憶部20としては、ハードディスク等の大容量メモリーを用いることができる。
[第1レンズの調整方法]
第1レンズ51を調整する前の状態では、一般に、図6に示すように、第1レンズ51の母線R1、設計上の光軸L1及び偏向器4上の集光点Q1の各々の副方向位置が、それぞれ異なっている。走査レンズ系5に入射する主光線の副方向の角度は、設計上の光軸L1に対して略平行となるように、事前に調整されている。
第1レンズ51を調整する際には、制御部10が、位置センサー53により検出された副方向の集光位置に基づいて調整ネジ55の回転量を調整することで、端部レンズ51aを通過したレーザー光Lの結像点の副方向位置が、設計上の光軸L1と一致するように、第1レンズ51の副方向位置を調整する。なお、調整ネジ55の回転は、作業者が手動で行うようにしてもよい。
これにより、特に上記の共役点間の倍率が高い場合に、図7に示すように、第1レンズ51の母線L2と偏向器4上の集光点Q1の副方向位置を近付けることができるので、レーザー光Lの主光線が第1レンズ51の母線L2と略一致するように、第1レンズ51の副方向位置を調整することができる。
なお、図6及び図7では、説明の便宜上、調整レンズ54の記載を省略している。
第1レンズ51を調整する前の状態では、一般に、図6に示すように、第1レンズ51の母線R1、設計上の光軸L1及び偏向器4上の集光点Q1の各々の副方向位置が、それぞれ異なっている。走査レンズ系5に入射する主光線の副方向の角度は、設計上の光軸L1に対して略平行となるように、事前に調整されている。
第1レンズ51を調整する際には、制御部10が、位置センサー53により検出された副方向の集光位置に基づいて調整ネジ55の回転量を調整することで、端部レンズ51aを通過したレーザー光Lの結像点の副方向位置が、設計上の光軸L1と一致するように、第1レンズ51の副方向位置を調整する。なお、調整ネジ55の回転は、作業者が手動で行うようにしてもよい。
これにより、特に上記の共役点間の倍率が高い場合に、図7に示すように、第1レンズ51の母線L2と偏向器4上の集光点Q1の副方向位置を近付けることができるので、レーザー光Lの主光線が第1レンズ51の母線L2と略一致するように、第1レンズ51の副方向位置を調整することができる。
なお、図6及び図7では、説明の便宜上、調整レンズ54の記載を省略している。
本実施形態では、上記の調整を、色ごとに設けられた全てのレーザー走査光学装置100に対して同様に実施することで、レーザー光Lの主光線が第1レンズ51の母線L2を通るように第1レンズ51の副方向位置を調整することができるので、各色で走査線曲りの形状を均一化することが可能となり、色ずれを抑制することができる。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置1000の画像書込装置によれば、結像光学系(走査レンズ系5)は、少なくとも1枚の走査レンズ(第1レンズ51、第2レンズ52)を含んで構成され、走査レンズの有効域外には、主走査方向と直交する副走査方向にパワーを持つ端部レンズ51aが形成され、走査レンズを、副走査方向の位置を調整可能に保持する副方向位置調整機構56を備え、端部レンズ51aを通過した光束(レーザー光L)の位置に基づいて、副方向位置調整機構56により走査レンズの副走査方向の位置が調整されている。
したがって、本実施形態に係る画像書込装置によれば、走査レンズの有効域内のレンズパワーによらない光学的な調整を行って、上流の光学系に起因する誤差にかかわらずレーザー光Lの主光線が走査レンズの母線付近を通るように調整することができるので、色ごとの走査線曲がりの形状を均一化することが可能となり、色ずれを抑制することができる。よって、画像品質を向上させることができる。
したがって、本実施形態に係る画像書込装置によれば、走査レンズの有効域内のレンズパワーによらない光学的な調整を行って、上流の光学系に起因する誤差にかかわらずレーザー光Lの主光線が走査レンズの母線付近を通るように調整することができるので、色ごとの走査線曲がりの形状を均一化することが可能となり、色ずれを抑制することができる。よって、画像品質を向上させることができる。
また、本実施形態に係る画像書込装置によれば、走査レンズに入射する主光線は、光軸に対して平行であり、端部レンズ51aを通過した光束の結像点の副走査方向の位置が光軸と一致するように、副方向位置調整機構56により走査レンズの副走査方向の位置が調整されている。
したがって、本実施形態に係る画像書込装置によれば、色ごとの走査線曲がりの形状を均一化することが可能となり、色ずれを抑制して画像品質を向上させることができる。
したがって、本実施形態に係る画像書込装置によれば、色ごとの走査線曲がりの形状を均一化することが可能となり、色ずれを抑制して画像品質を向上させることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、第1レンズ51の有効域外である主方向の一端に、端部レンズ51aを一体成形するようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、第1レンズ51の有効域外である主方向の両側(両端)に、それぞれ端部レンズ51aを一体成形するようにしてもよい。
上記の構成を備えることで、第1レンズ51の両端の高さを調整することができるので、第1レンズ51の傾きを調整することが可能となり、走査線の傾きを抑制することができる。
上記の構成を備えることで、第1レンズ51の両端の高さを調整することができるので、第1レンズ51の傾きを調整することが可能となり、走査線の傾きを抑制することができる。
また、上記実施形態では、第1レンズ51に端部レンズ51aを一体成形するとともに、副方向位置調整機構56を設けることで、第1レンズ51の位置を調整できるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、第2レンズ52にも端部レンズを一体成形するとともに、副方向位置調整機構を設けることで、第2レンズ52の位置を調整可能とすることがより好ましい。この場合、第1レンズ51を調整する前に、第1レンズ51を取り外した状態で第2レンズ52の調整を行い、その後第1レンズ51を調整するようにするとよい。
上記の構成を備えることで、第1レンズ51の高さを調整することができるので、各色での走査線曲りの形状を更に均一化することが可能となり、色ずれをより精度よく抑制することができる。
上記の構成を備えることで、第1レンズ51の高さを調整することができるので、各色での走査線曲りの形状を更に均一化することが可能となり、色ずれをより精度よく抑制することができる。
また、第1レンズ51や第2レンズ52の副方向の位置を調整した後に、調整後の第1レンズ51や第2レンズ52に対し、図9に示すように、レンズ(図9では第1レンズ51)の副方向から固定ネジ57で押圧して固定するようにしてもよい。これにより、走査線曲りを修正することができる。なお、固定ネジ57の本数は、特に制限はなく、必要に応じて任意の本数を使用することができる。
上記の構成を備えることで、レンズ位置の調整による各色での走査線曲りの形状の均一化に加えて、走査線曲り自体を小さく修正することができる。
上記の構成を備えることで、レンズ位置の調整による各色での走査線曲りの形状の均一化に加えて、走査線曲り自体を小さく修正することができる。
また、上記実施形態では、走査レンズ系5として、2枚のレンズ(第1レンズ51及び第2レンズ52)を備えるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、走査レンズ系5として、3枚以上のレンズを備えるようにしてもよい。この場合も、レンズごとに端部レンズや副方向位置調整機構を設けることで、レンズごとに位置を調整することが可能となり、色ずれを抑制することができる。
また、装置内の温度変化に対するレンズ(第1レンズ51等)の熱膨張による走査線高さのズレ量を、装置内の温度変化量と対応付けて記憶部20に記憶するようにしてもよい。この場合、制御部10は、端部レンズ51aの近傍に配置された温度センサー(温度測定部)により測定された温度に基づく温度変化量に対応する走査線高さのズレ量に基づいて、副方向位置調整機構56の調整ネジ55の回転量を調整することで、レンズの副方向位置を調整する。なお、調整ネジ55の回転は、作業者が手動で行うようにしてもよい。
上記の構成を備えることで、装置内の温度変化による走査線高さのズレを調整することができるので、温度にかかわらず、精度よくレンズの副方向位置を調整することが可能となり、画像品質の低下を抑制することができる。
上記の構成を備えることで、装置内の温度変化による走査線高さのズレを調整することができるので、温度にかかわらず、精度よくレンズの副方向位置を調整することが可能となり、画像品質の低下を抑制することができる。
また、上記実施形態では、第1レンズ51の副方向位置を調整する場合、装置の出荷前に、図4に示すように、第2レンズ52を取り外した状態で、端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lの集光位置(光学ハウジング8の外部)に位置センサー53を配置し、位置センサー53により検出された副方向の集光位置に基づいて第1レンズ51の副方向位置を調整し、調整後のレーザー走査光学装置100のみを画像形成装置1000に収容するようにしているが、これに限定されるものではない。
例えば、図10に示すように、光学ハウジング8の内部にミラー61及び位置センサー(位置検出部)53Aを新たに設け、端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lを、光路上で第2レンズ52と重ならない位置に配置されたミラー61により位置センサー53Aに向かって反射させるようにし、位置センサー53Aによりミラー61で反射されたレーザー光Lの結像点の副方向位置を検出させるようにしてもよい。
この場合、制御部10が、位置センサー53Aにより検出された結像点の副方向位置に基づいて調整ネジ55の回転量を調整することで、装置の出荷後であっても第1レンズ51の副方向位置を調整することができる。すなわち、制御部10は、本発明の位置調整部として機能する。
上記の構成を備えることで、装置の出荷後であっても第1レンズ51の副方向位置を調整することができるので、装置の出荷後に振動や温度変化による装置の変形が生じた場合であっても、色ずれを抑制することができる。
例えば、図10に示すように、光学ハウジング8の内部にミラー61及び位置センサー(位置検出部)53Aを新たに設け、端部レンズ51a上を通過したレーザー光Lを、光路上で第2レンズ52と重ならない位置に配置されたミラー61により位置センサー53Aに向かって反射させるようにし、位置センサー53Aによりミラー61で反射されたレーザー光Lの結像点の副方向位置を検出させるようにしてもよい。
この場合、制御部10が、位置センサー53Aにより検出された結像点の副方向位置に基づいて調整ネジ55の回転量を調整することで、装置の出荷後であっても第1レンズ51の副方向位置を調整することができる。すなわち、制御部10は、本発明の位置調整部として機能する。
上記の構成を備えることで、装置の出荷後であっても第1レンズ51の副方向位置を調整することができるので、装置の出荷後に振動や温度変化による装置の変形が生じた場合であっても、色ずれを抑制することができる。
なお、ミラー61の反射先がセンサー7となるようにミラー61を配置することで、センサー7によりミラー61で反射されたレーザー光Lの副方向の集光位置を検出させるようにしてもよい。この場合、位置センサー53Aを設ける必要がなくなるため、コストを低減することができる。
また、本発明において、図11に示すように、1つの偏向器4に対し、複数(図11では2つ)の走査レンズ系5を配置する構成を採用するようにしてもよい。この場合、走査レンズ系5のみならず、光源1から感光体200までの光路上に存在する全ての部材(偏向器4は除く)が複数配置される。これらは、特に、偏向器4を挟んで対称に配置されることが好ましい。上記の構成を採用した場合、装置を小型化することができるが、一方で色がずれやすいという課題が生じる。
しかしながら、本発明によれば、色ずれが生じやすい上記の構成であっても、問題なく色ずれを抑制することができるので、装置を小型化しつつ色ずれを抑制することができる。
しかしながら、本発明によれば、色ずれが生じやすい上記の構成であっても、問題なく色ずれを抑制することができるので、装置を小型化しつつ色ずれを抑制することができる。
その他、画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1000 画像形成装置
100 レーザー走査光学装置(画像書込装置)
1 光源
2 コリメーターレンズ
3 シリンダーレンズ
4 偏向器
41 偏向反射面
5 走査レンズ系(結像光学系)
51 第1レンズ(走査レンズ)
51a 端部レンズ(走査レンズ)
51b リブ面
52 第2レンズ
53 位置センサー
53A 位置センサー(位置検出部)
54 調整レンズ
55 調整ネジ
56 副方向位置調整機構
57 固定ネジ
6、61 ミラー
7 センサー
8 光学ハウジング
10 制御部(位置調整部)
20 記憶部
200 感光体(像担持体)
210 帯電部
220 現像部
300 中間転写ベルト
400 転写ローラー(転写部)
500 定着部
L レーザー光(光束)
100 レーザー走査光学装置(画像書込装置)
1 光源
2 コリメーターレンズ
3 シリンダーレンズ
4 偏向器
41 偏向反射面
5 走査レンズ系(結像光学系)
51 第1レンズ(走査レンズ)
51a 端部レンズ(走査レンズ)
51b リブ面
52 第2レンズ
53 位置センサー
53A 位置センサー(位置検出部)
54 調整レンズ
55 調整ネジ
56 副方向位置調整機構
57 固定ネジ
6、61 ミラー
7 センサー
8 光学ハウジング
10 制御部(位置調整部)
20 記憶部
200 感光体(像担持体)
210 帯電部
220 現像部
300 中間転写ベルト
400 転写ローラー(転写部)
500 定着部
L レーザー光(光束)
Claims (7)
- 光源と、前記光源から出射された光束を偏向させる偏向器と、前記偏向器により偏向された光束を像担持体の被走査面上に結像させる結像光学系と、を備えて構成され、前記被走査面を主走査方向に走査する画像書込装置において、
前記結像光学系は、少なくとも1枚の走査レンズを含んで構成され、
前記走査レンズの有効域外には、前記主走査方向と直交する副走査方向にパワーを持つ端部レンズが形成され、
前記走査レンズを、前記副走査方向の位置を調整可能に保持する副方向位置調整機構を備え、
前記端部レンズを通過した光束の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする画像書込装置。 - 前記走査レンズに入射する主光線は、光軸に対して平行であり、
前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置が前記光軸と一致するように、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されていることを特徴とする請求項1に記載の画像書込装置。 - 前記端部レンズは、前記走査レンズの前記主走査方向の両側に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像書込装置。
- 前記端部レンズの近傍に配置され、装置内の温度を測定する温度測定部と、
装置内の温度変化に対する前記走査レンズの熱膨張による走査線高さのズレ量を、前記装置内の温度変化量と対応付けて記憶する記憶部と、
を備え、
前記温度測定部により測定された温度に基づく温度変化量に対応する前記走査線高さのズレ量に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置が調整されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の画像書込装置。 - 前記端部レンズを通過した光束の結像点の前記副走査方向の位置を検出する位置検出部と、
前記位置検出部により検出された結像点の前記副走査方向の位置に基づいて、前記副方向位置調整機構により前記走査レンズの前記副走査方向の位置を調整させる位置調整部と、
を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の画像書込装置。 - 1つの前記偏向器に対し、複数の前記結像光学系が配置された構成であって、
前記複数の結像光学系は、前記偏向器を挟んで対称に配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の画像書込装置。 - 像担持体と、
前記像担持体を帯電させる帯電部と、
前記帯電部により帯電された像担持体に対して光束を照射することで前記像担持体上に静電潜像を形成する請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像書込装置と、
前記光束を照射された像担持体に現像剤を供給することで前記静電潜像を現像剤による像に顕像化する現像部と、
前記現像剤による像を用紙に転写する転写部と、
前記転写部により転写された前記現像剤による像を前記用紙に定着する定着部と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038231A JP2018146615A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 画像書込装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017038231A JP2018146615A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 画像書込装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018146615A true JP2018146615A (ja) | 2018-09-20 |
Family
ID=63591181
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JP2017038231A Pending JP2018146615A (ja) | 2017-03-01 | 2017-03-01 | 画像書込装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018146615A (ja) |
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-
2017
- 2017-03-01 JP JP2017038231A patent/JP2018146615A/ja active Pending
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