JP2018144977A - 非常用マシンルームレスエレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】昇降路内で上から落ちてくる水および主ロープを伝わってくる水に対して、巻上機を効果的に防護する。
【解決手段】本発明の実施形態による機械室を有しないマシンルームレスエレベータは、昇降路を昇降する乗りかご10と、昇降路に少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される巻上機20と、乗りかご10の昇降に対応して昇降する釣合錘14と、昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブ34、35と上位に位置する一対の上部そらせシーブ33、37とからなる、そらせシーブと、を備えている。巻上機20の下方に下部そらせシーブ34、35を配置し、巻上機のメインシーブに下方から主ロープ26を巻き掛けるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の実施形態による機械室を有しないマシンルームレスエレベータは、昇降路を昇降する乗りかご10と、昇降路に少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される巻上機20と、乗りかご10の昇降に対応して昇降する釣合錘14と、昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブ34、35と上位に位置する一対の上部そらせシーブ33、37とからなる、そらせシーブと、を備えている。巻上機20の下方に下部そらせシーブ34、35を配置し、巻上機のメインシーブに下方から主ロープ26を巻き掛けるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、非常用マシンルームレスエレベータに関する。
我が国では、建築物の高さや床面積が一定条件を超える場合に、非常用エレベータを設置することが義務付けられている。非常用エレベータは、平常時は、乗客や荷物を輸送する通常の用途で使用されているが、火災発生時などの非常時には火災消火活動、かご室内に閉じ込められた乗客の救出作業に使用される。
近年では、昇降路の上部に機械室を設けずに、昇降路内に巻上機、制御装置を配置するマシンルームレスエレベータが普及しているが(例えば、特許文献1)、これまで、マシンルームレスエレベータを非常用エレベータに適用することは法令の規制によってできなかった。
最近になって、規制が緩和されて、非常用エレベータにマシンルームレスエレベータを適用することが一定の条件の下で認められるようになっている(国土交通省告示第1274号)。
例えば、特許文献2では、エレベータ制御装置や巻上機をカバーになる防水収納手段に収納することで、上から落ちてくる水の浸入を防止することを提案している。万一、火災が発生した場合、消火活動の放水によって上から降り注いでくる水に対しては、カバーによって防滴する防滴仕様にすることができる。
しかしながら、従来の非常用マシンルームレスエレベータでは、巻上機のメインシーブに主ロープが上方から巻き掛けられるようにローピングされているのが通常である(例えば、特許文献1の図1参照)。
このようなローピングになっている非常用マシンルームレスエレベータでは、カバーなどで防滴仕様にしていても、主ロープを伝わって水が巻上機およびメインシーブに入り込んでくるので、実質的に水に対して無防備になってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、前記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、昇降路内で上から落ちてくる水および主ロープを伝わってくる水に対して、巻上機を効果的に防護することができる合理的なローピングを有する非常用マシンルームレスエレベータを提供することを目的としている。
前記の目的を達成するために、本発明の実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータは、機械室を有しないマシンルームレスエレベータにおいて、昇降路を昇降する乗りかごと、前記昇降路に少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される巻上機と、
前記乗りかごの昇降に対応して昇降する釣合錘と、昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、前記昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブと上位に位置する一対の上部そらせシーブとからなる、そらせシーブと、を備え、 前記巻上機の下方に前記下部そらせシーブを配置し、前記巻上機のメインシーブに下方から主ロープを巻き掛けるようにしたことを特徴とするものである。
前記乗りかごの昇降に対応して昇降する釣合錘と、昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、前記昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブと上位に位置する一対の上部そらせシーブとからなる、そらせシーブと、を備え、 前記巻上機の下方に前記下部そらせシーブを配置し、前記巻上機のメインシーブに下方から主ロープを巻き掛けるようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明による非常用マシンルームレスエレベータの一実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態による非常用マシンルームレスエレベータを示す斜視図である。図1において、参照番号10は、乗りかごを示している。この図1では、乗りかご10は、最上階のフロアに着床している位置に示されている。乗りかご10では、外壁を形成する側板で囲まれてかご室が構成されている。図2は、図1に示した乗りかご10を省略して、昇降路を表した斜視図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態による非常用マシンルームレスエレベータを示す斜視図である。図1において、参照番号10は、乗りかごを示している。この図1では、乗りかご10は、最上階のフロアに着床している位置に示されている。乗りかご10では、外壁を形成する側板で囲まれてかご室が構成されている。図2は、図1に示した乗りかご10を省略して、昇降路を表した斜視図である。
図1及び図2に示したマシンルームレスエレベータでは、上下方向に延びる一対のかご側ガイドレール12が乗りかご10の左右両側に配置されている。乗りかご10は、かご側ガイドレール12に案内されて昇降路を昇降する。
また、乗りかご10の側面側には、一対の錘側ガイドレール13が上下方向に延びるように配置されている。釣合錘14は、錘側ガイドレール13に案内されて乗りかご10の昇降と対応(乗りかご10が上昇するときは下降し、乗りかご10が下降するときは上昇する)して昇降路を昇降する。図2において、釣合錘14は、乗りかご10の側面側に配置されている(いわゆる、横落ち型のマシンルームレスエレベータ)。ここで、乗りかご10の側面とは、乗りかご10のかごドアに向かって左右にある側面である。釣合錘14の配置については、かごドアに対向する側面、すなわち乗りかご10の背面側に配置することも可能である(いわゆる後落ち型のマシンルームレスエレベータ)。
錘側ガイドレール13の頂部間には、そらせシーブ支持梁39が架け渡されている。このそらせシーブ支持梁39には、対をなす上部そらせシーブ33、37が載置されている。
一方、乗りかご10の下部には、水平面内で前後左右方向に傾斜して延びるシーブ支持梁31が配設されている。このシーブ支持梁31の両端部には、一対のかご側シーブ32a,32bが、それぞれ回転自在に支持されている。これらのかご側シーブ32a,32bは、乗りかご10の重心に対して対称な位置に配置されている
本実施形態による非常用マシンルームレスエレベータは、平常時には、乗客の輸送や荷物の運搬に使う通常のエレベータとして利用される。この種のマシンルームレスエレベータは、機械室を設けておらず、巻上機や制御装置(いずれも後述する)が昇降路内に配置される。火災時の消化活動の際に、昇降路に落ちてくる消火用水が巻上機や制御装置にかかり、故障させるおそれがある。本実施形態では、万一、火災などの災害が発生した事態になっても、非常用のエレベータとして運転を確保できるように、次のような位置に巻上機20が設置されるとともに、一対の下部そらせシーブ35、36が配置されている。
本実施形態による非常用マシンルームレスエレベータは、平常時には、乗客の輸送や荷物の運搬に使う通常のエレベータとして利用される。この種のマシンルームレスエレベータは、機械室を設けておらず、巻上機や制御装置(いずれも後述する)が昇降路内に配置される。火災時の消化活動の際に、昇降路に落ちてくる消火用水が巻上機や制御装置にかかり、故障させるおそれがある。本実施形態では、万一、火災などの災害が発生した事態になっても、非常用のエレベータとして運転を確保できるように、次のような位置に巻上機20が設置されるとともに、一対の下部そらせシーブ35、36が配置されている。
図1、図2に示されるように、昇降路の下部において、錘側ガイドレール13には、巻上機支持ブラケット24が取り付けられている。巻上機支持ブラケット24には、巻上機20が載置され固定されている。巻上機20のメインシーブ21は、乗りかご10の側面側に向いて配置されている。このような巻上機20の設置位置は、少なくとも最下階乗場の床面レベルよりも高い位置である。
図1、図2において、巻上機20と向き合うように、エレベータの制御装置50が、かご側ガイドレール12、12のうち、巻上機20からは遠い方のかご側ガイドレール12に支持されるようにして配置されている。制御装置50についても、設置位置は、少なくとも最下階乗場の床面レベル100よりも高い位置になっており、制御装置50の下端は、参照番号100で示す最下階の床面レベル100より上位にある。
次に、図3は、本実施形態による非常用マシンルームレスエレベータにおける主ロープ26のローピングを模式的に示す図である。図4は、昇降路を上から見た平面図である。以下、ローピングについて説明する。
主ロープ26のうち、乗りかご10を懸架する部分と、釣合錘14を懸架する部分とに分けて説明する。
主ロープ26のうち、乗りかご10を懸架する部分と、釣合錘14を懸架する部分とに分けて説明する。
乗りかご10を懸架する部分は、次のようにローピングされている。
巻上機20のメインシーブ21の下方には、下部そらせシーブ35、36が配置されており、メインシーブ21には下から主ロープ26が入ることになる。下部そらせシーブ35から上部そらせシーブ33に延びる主ロープ26の部分は、上部そらせシーブ33に巻き掛けられてから、下方に向かって延びてかご側シーブ32a、32bに巻き掛けられる。さらにこの主ロープ26は、上方に向かって延び、ヒッチ部41に係止される。このようにして、乗りかご20は2:1ローピングで懸架されている。
巻上機20のメインシーブ21の下方には、下部そらせシーブ35、36が配置されており、メインシーブ21には下から主ロープ26が入ることになる。下部そらせシーブ35から上部そらせシーブ33に延びる主ロープ26の部分は、上部そらせシーブ33に巻き掛けられてから、下方に向かって延びてかご側シーブ32a、32bに巻き掛けられる。さらにこの主ロープ26は、上方に向かって延び、ヒッチ部41に係止される。このようにして、乗りかご20は2:1ローピングで懸架されている。
他方、釣合錘14を懸架する主ロープ26の部分は、次のようにローピングされている。
すなわち、メインシーブ21から下方に延びる主ロープ26の部分は、下部そらせシーブ36に巻き掛けられてから、上方に延び、上部そらせシーブ37に巻き付けられる。その後、主ロープ26は、左右一対の錘側シーブ38に巻き掛けられ、さらに、上方に延びてヒッチ部42に係止されるようになっている。
すなわち、メインシーブ21から下方に延びる主ロープ26の部分は、下部そらせシーブ36に巻き掛けられてから、上方に延び、上部そらせシーブ37に巻き付けられる。その後、主ロープ26は、左右一対の錘側シーブ38に巻き掛けられ、さらに、上方に延びてヒッチ部42に係止されるようになっている。
このような主ロープ26のローピングにおいて、昇降路の上部から乗りかご10を見下ろすと、乗りかご10を中心に、かご側シーブ32a、32b、上部そらせシーブ33、37、錘側シーブ38などの位置関係は、図4に示されるようになる。
図4において、紙面において乗りかご10の下側がかごドアのある方である。乗りかご10の一方の側面側にあるかご側シーブ32aの直上にヒッチ部41が配置されている。他方の側面側にあるかご側シーブ32bの上に上部そらせシーブ33が配置されている。巻上機20は上からみると、上部そらせシーブ33、37の間に配置されている。図4では図示されないが、図3の下部そられシーブ35、36は、上部そらせシーブ33、37の直下に位置していることになる。
次に、図5は、巻上機20を防滴仕様にするために用いられる巻上機カバー22を示す斜視図である。
この実施形態では、巻上機カバー22は、上面部、左右の両側面部からなる箱状のカバーが用いられている。この実施形態では、巻上機カバー22は、上面部、左右の両側面部からなる箱状のカバーが用いられている。巻上機20の本体は、巻上機カバー22によって三方を囲繞され、昇降路を上から落ちてくる水が本体にかからないように防護される。巻上機カバー22の下部は開放されており、メインシーブ21に巻き付く図示しない主ロープが通れるようになっている。
巻上機カバー22を設置する場合、巻上機20の本体に取り付けるのではなく、錘側ガイドレール13に取り付けられている巻上機支持ブラケット24に、巻上機カバー22の下端部が固定されている。巻上機支持ブラケット24には、樹脂やゴムからなるロープ緩衝部材25が取り付けられている。図示しない主ロープは、ロープ緩衝部材25の中を通ることで、巻上機支持ブラケット24に直接接触して摩耗等が生じることが回避される。
なお、本実施形態では、図1に示されるように、下部そらせシーブ35、36を巻上機支持ブラケット34を介して錘側ガイドレールに設置しているが、ピットの底部に着底している設置台を設けることにより、この設置台の上に下部そらせシーブ35、36を取り付けるようにすることも可能である。
本実施形態による非常用マシンルームレスエレベータは、以上のように構成されるものであり、次に、その作用および効果について説明する。
万一、火災が発生した時には、エレベータの運転は非常時運転に切り替わり、乗客を非難させたり、消火活動に利用する非常用エレベータとして機能することになる。エレベータは、消火活動でも使用することになるが、巻上機20の下に下部そらせシーブ35、36が配置されているので、主ロープ26は、下から巻上機20のメインシーブ21に巻き付くようにローピングされている。これによって、主ロープ26に付着した水の一部が巻上機20に入り込むのを未然に防止することができる。
万一、火災が発生した時には、エレベータの運転は非常時運転に切り替わり、乗客を非難させたり、消火活動に利用する非常用エレベータとして機能することになる。エレベータは、消火活動でも使用することになるが、巻上機20の下に下部そらせシーブ35、36が配置されているので、主ロープ26は、下から巻上機20のメインシーブ21に巻き付くようにローピングされている。これによって、主ロープ26に付着した水の一部が巻上機20に入り込むのを未然に防止することができる。
さらに、巻上機20は、巻上機カバー22によって囲繞されているので、昇降路の上から落ちてくる水から巻上機20の本体は防護されることになる。
このようにマシンルームレスエレベータでありながら、上下方向から侵入してくる水から巻上機20の水濡れを防護できることにより、非常用エレベータとしての機能を確実に維持させることができる。なお、エレベータの制御装置50については、防滴仕様にして水に対して防護されているので、故障などのトラブルを未然に回避できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態による非常用マシンルームレスエレベータについて、図6、図7参照しながら説明する。なお、図1乃至図5に示した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第2実施形態による非常用マシンルームレスエレベータについて、図6、図7参照しながら説明する。なお、図1乃至図5に示した第1実施形態と同一の構成要素には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明は省略する。
この第2実施形態は、昇降路の最上階乗場近くに巻上機20が設置されるとともに、エレベータの制御装置50を巻上機20の直上に設置するようにした実施の形態である。下部そらせシーブ35、36は、第1実施形態と同様に昇降路の下部に配置されており、ローピングは、図3に示したようになっている。
このような第2実施形態によっても、主ロープ26が、下から巻上機20のメインシーブ22に巻き付くようにローピングされていることにより、主ロープ26に付着した放水の一部が巻上機20に入り込むのを未然に防止することができる点は第1実施形態と同様である。また、巻上機カバー22によって上から落ちてくる水に対しても防滴構造になっている点も同様である。
そして、この第2実施形態のように、巻上機20の直上に制御装置50を配置することにより、制御装置50は最上階の床面よりも高い位置に配置されるので、放水がかからないようにすることができる。また、巻上機20と制御装置50とを接続するケーブルの配線が容易になる利点もある。巻上機カバー22は、錘ガイドレール13に取り付けられている制御装置用ブラケット40と一体構造にするとよい。これにより、巻上機カバー22を補強することができる。
以上、本発明に係る非常用マシンルームレスエレベータについて、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
10…乗りかご、12…かご側ガイドレール、13…錘側ガイドレール、14…釣合錘、 20…巻上機、21…メインシーブ、22…巻上機カバー、25…ロープ緩衝部材、26…主ロープ、32a、32b…かご側シーブ、33…上部そらせシーブ 、35…下部そらせシープ、36…下部そらせシーブ、37…上部そらせシーブ、50…制御装置
前記の目的を達成するために、本発明の実施形態に係る非常用マシンルームレスエレベータは、機械室を有しないマシンルームレスエレベータにおいて、昇降路を昇降する乗りかごと、前記昇降路に少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される巻上機と、前記乗りかごの昇降に対応して昇降する釣合錘と、昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、前記昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブと上位に位置する一対の上部そらせシーブとからなる、そらせシーブと、上から落ちてくる水から前記巻上機を防護する巻上機カバーと、を備え、前記巻上機の下方に前記下部そらせシーブを配置し、前記巻上機のメインシーブに下方から主ロープを巻き掛けるようにしたことを特徴とするものである。
Claims (7)
- 機械室を有しないマシンルームレスエレベータにおいて、
昇降路を昇降する乗りかごと、
前記昇降路に少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される巻上機と、
前記乗りかごの昇降に対応して昇降する釣合錘と、
昇降路内で少なくとも最下階の乗場床面よりも高い位置に配置される制御装置と、
前記昇降路内で下位に位置する一対の下部そらせシーブと上位に位置する一対の上部そらせシーブとからなる、そらせシーブと、を備え、
前記巻上機の下方に前記下部そらせシーブを配置し、前記巻上機のメインシーブに下方から主ロープを巻き掛けるようにしたことを特徴とする非常用マシンルームレスエレベータ。 - 前記乗りかごを懸架する主ロープの部分は、前記巻上機のメインシーブ、前記下部そらせシーブの一方、上部そらせシーブの一方、かご側シーブの順に引き回され、前記釣合錘を懸架する主ロープの部分は、前記巻上機のメインシーブ、前記下部そらせシーブの他方、前記上部そらせシーブの他方、釣合錘の上部に設置した錘側シーブの順に引き回されることを特徴とする請求項1に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
- 前記巻上機は、錘側ガイドレールに取り付けられる箱形の防滴用カバーによって覆われたことを特徴とする請求項1または2に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
- 前記巻上機を支持するブラケットには、主ロープとの直接接触を防止する緩衝部材が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
- 前記巻上機の直上に前記制御装置が配置されたことを特徴とする請求項1または3に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
- 前記防滴用カバーは、前記制御装置を設置するブラケットと一体構造であることを特徴とする請求項5に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
- 前記巻上機は、前記錘側ガイドレールにブラケットを介して固定され、または、ピットの底面に設置される設置台を介して固定されることを特徴とする請求項4に記載の非常用マシンルームレスエレベータ。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20180629 |