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JP2018128766A - 作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラム - Google Patents

作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラム Download PDF

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JP2018128766A JP2017020308A JP2017020308A JP2018128766A JP 2018128766 A JP2018128766 A JP 2018128766A JP 2017020308 A JP2017020308 A JP 2017020308A JP 2017020308 A JP2017020308 A JP 2017020308A JP 2018128766 A JP2018128766 A JP 2018128766A
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Abstract

【課題】限られた作業人員による作業工程計画を作成する場合であっても作業工程時間を短縮して作業員の配置を最適化した作業工程計画を容易に作成できる。【解決手段】作業工程計画作成方法は、素材を処理する処理設備a1〜a5を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、素材を複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、処理設備a1〜a5が備える部材の組替作業と、この組替作業後に素材を製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成する方法であって、組替作業を構成する作業工程の待機時間と組替作業に使用する工場設備C1,C2の待機状態をチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置する。【選択図】図11

Description

本発明は、作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラムに関し、特に複数の圧延スタンド等の処理設備に鋼材を通過させて鉄鋼製品を製造する製造設備において、それぞれの処理設備の組替作業の工程計画の作成に好適な作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラムに関する。
従来、製鉄所では、例えば、前段の処理設備において、帯鋼を圧延しつつ丸め、接合部を溶接して管状の鋼材に成形した後、後段の処理設備において、成形された管状の鋼材を更に真円状に加工し、オーダされた製品に応じた寸法に仕上げる製造工程が行われている。この管状の鋼材は、いわゆる「電縫管」等と称される。電縫管の寸法は、オーダに応じて変化するため、電縫管の製造設備では、所望の電縫管の寸法に合わせて、既存のスタンドに備えられたロールを変更する組替作業が随時行われる。また組替作業は、寸法調整の際だけでなく、製造設備の補修等の際にも行われる。
こうした組替作業の工程計画の作成の手法として、クリティカルパスが明確に把握できる、例えばプログラムエバリュエーション&レビューテクニック(Program Evaluation and Review Technique,PERT)のようなプロジェクトマネジメントモデル等の手法が知られている。また複数のデータベースに対して、それぞれ作業項目毎に作業を開始するまでの日数を算出し、それぞれの日数に基づいて相互関係を推定し、新たな計画を作成する方法も提案されている(特許文献1参照。)。
しかしPERTの場合、自動組替機能があり少人数でも複数の設備を操作出来るケースか、手動組替では準備できる作業員(オペレータ)の数が充分に確保されていれば、本来の手法が成立し作業工程計画を作成できる。しかし少人数で複数の設備を操作出来ないケースや、作業人員が少ない場合は、PERTは適用不可能である。また電縫管の製造設備では、前段及び後段のそれぞれの処理設備で、並行して組替作業を行う場合があり、限られた人数の作業員を、それぞれの処理設備に配置するという制限条件が生じる場合がある。特許文献1の方法の場合、作業工程計画の作成に際してこのような制限条件が考慮されていないため、必ずしも有効ではない。
特開2015−108879号公報
本発明は上記の問題に着目して為されたものであって、限られた作業人員による作業工程計画を作成する場合であっても、作業工程時間を短縮して作業員の配置を最適化した作業工程計画を容易に作成できる作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の作業工程計画作成方法に係るある態様は、(a)素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成する方法であって、(b)前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態をチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置することを要旨とする。
また本発明の作業工程計画作成装置に係るある態様は、(a)素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成する装置であって、(b)前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態を表示装置にチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置する演算装置を備えることを要旨とする。
また本発明の作業工程計画作成プログラムに係るある態様は、(a)素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成するプログラムであって、(b)前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態をチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置するステップ、を含む処理をコンピュータの演算装置に実行させることを要旨とする。
したがって本発明に係る作業工程計画作成方法、作業工程計画作成装置及び作業工程計画作成プログラムによれば、限られた作業人員による作業工程計画を作成する場合であっても、作業工程時間を短縮して作業員の配置を最適化した作業工程計画を容易に作成できる。
本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置の構成の概略を模式的に説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置が適用される製造設備を模式的に説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理が適用される前段の処理設備群及び後段の処理設備群を模式的に説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理で用いられる組替作業内容に応じた作業員及び搬送設備の要不要を示す作業条件データの一例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理で用いられる、一体型の処理設備において、組替作業内容及び作業人員に応じた作業予定時間を示す作業条件データの一例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理で用いられる、解体型の処理設備において、組替作業内容及び作業人員に応じた作業予定時間を示す作業条件データの一例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理で用いられる処理設備群毎に設定された作業員の最低必要人数及び素材の通過時間を示す作業条件データの一例を説明する図である。 演算装置の構成の概略を模式的に説明するブロック図である。 本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置が実行する作業工程計画作成処理を説明するフローチャートである。 第1の作業工程計画に対応する、前段の処理設備群及び後段の処理設備群への配分人数及び作業状態を模式的に説明する図である。 前段の処理設備群におけるそれぞれの操作対象設備の組替作業の工程の一例をチャートで模式的に示す図である。 第1の作業工程計画を適用した場合の、処理設備群毎に算出された初期組替作業及び初期板通作業の工程のそれぞれをチャートで模式的に示す図である。 第2の作業工程計画に対応する、前段の処理設備群及び後段の処理設備群への配分人数及び作業状態を模式的に説明する図である。 第2の作業工程計画を適用した場合の、処理設備群毎に算出された修正組替作業及び修正板通作業の工程のそれぞれをチャートで模式的に示す図である。 他の作業工程計画を適用した場合の、処理設備群毎に算出された修正組替作業及び修正板通作業の工程のそれぞれをチャートで模式的に示す図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。但し、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各装置や各部材の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。また以下の説明における「左右」や「上下」の方向は、単に説明の便宜上の定義であって、本発明の技術的思想を限定するものではない。よって、例えば、紙面を90度回転すれば「左右」と「上下」とは交換して読まれ、紙面を180度回転すれば「左」が「右」に、「右」が「左」になることは勿論である。
<作業工程計画作成装置の構造>
本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置は、図1に示すように、組替作業の計画及び板通作業の計画を組み合わせた作業工程計画を作成する演算装置10を備えるコンピュータシステムである。演算装置10は、図2に示すように、製鉄所で、それぞれ鋼板1を処理する処理設備を上流側から下流側に向かって複数並べて配置した前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bを備える製造設備において、複数の処理設備の組替作業のための作業工程計画を作成する。この作業工程計画は、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれに対し少なくとも1人の作業員を配置して、それぞれの組替作業を並行して実施すると共に、組替作業後に素材を通過させる板通作業を行う作業のために作成される。
演算装置10には、組替作業の作業条件が格納される作業条件データベース21と、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bへの配分人数データが格納される配置人数データベース22とが接続されている。また演算装置10には、作成された作業工程計画が格納される作業工程計画データベース23と、板通完了時刻データが格納される板通完了時刻データベース24と、が接続されている。
演算装置10は、コンピュータの中央演算処理装置(CPU)又はプロセッサであり、演算装置10には入力装置30及び表示装置40が接続されている。演算装置10は、作業条件データベース21、配置人数データベース22、作業工程計画データベース23及び板通完了時刻データベース24の内部に格納されたそれぞれのデータにアクセス可能に構成されている。
本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置に含まれる演算装置10やデータベース等の各装置は、CPUやRAM、ROM、HDDなどを備えた一般的なコンピュータで構成可能である。また作業工程計画作成装置は、演算装置10が、作成した作業工程計画を作業工程計画データベース23から読み出して、表示装置40に表示するように構成できる。また演算処理を通じて作成した、組替作業を構成する作業工程の待機時間と、組替作業に使用する工場設備の待機状態とを、表示装置40にチャート表示することができる。
図2に例示された製造設備は、処理設備として、「素材」である鋼板1をそれぞれ圧延するブレークダウンミルやケージロール等の圧延スタンド(圧延機)を備える。電縫管2の製造の際には、図2に示すようにまず、図示を省略するアンコイラー、レベラー、エッジミラー等の処理設備を通過した鋼板1が前段の処理設備群Aの入側に投入される。
前段の処理設備群Aには、例えば破線囲み中の左側に位置するようなプリフォーマー、中央に位置するような成形機、及び右側に位置するような溶接機等が処理設備として配置されている。それぞれの処理設備は圧延スタンドを備えており、圧延スタンドは、例えばトップロール、サイドロール及びボトムロールといった複数の圧延ロールを備え、それぞれの圧延ロールを組み合わせて、複数の方向から素材を同時に圧延する。前段の処理設備群Aの出側を通過した鋼板1は管状に成形され、更に、図示を省略する溶接部探傷装置、ポストアニーラー、水冷装置等の処理設備を通過し、その後、後段の処理設備群Bの入側に投入される。
後段の処理設備群Bには、例えば破線囲み中の左側及び中央にそれぞれ位置するような定径機が処理設備として複数台配置され、管状に成形された素材を所望の寸法の径に、逐次的に成形する。前段の処理設備群Aの場合と同様、定径機も複数の圧延ロールを備えた圧延スタンドを備えている。成形された素材は、破線囲み中の右側に位置するような走行切断機によって所望の長さで切断される。
このように電縫管製造ラインには、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bが連ねて設けられ、鋼板1を前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bの間に亘って連続的に通過させることによって、「材料製品」としての電縫管2が製造される。
図3中に例示した電縫管2の製造設備の前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bは、複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5として5台の圧延スタンドをそれぞれ備える。本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理においては、それぞれの処理設備a1〜a5,b1〜b5における組替作業は、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれに対して作業員を配置して同時に開始されると共に並行して実施されることが望ましい。
組替作業では、圧延スタンドが備える複数の圧延ロールが圧延スタンドから取り外され、別の圧延ロールが組み込まれる。組替作業を構成する、個々の処理設備a1〜a5,b1〜b5の作業工程としては、具体的には、図4に示すように、(1)既存の圧延ロールの取外の準備、(2)取外、(3)新しい圧延ロールの組込、(4)組込後の調整、があり、(1)から(4)の順に実行される。
圧延スタンドには、複数の圧延ロールが一体化されて一塊のブロック単位をなし、組み込まれている既存の複数の圧延ロールの取外及び新しい複数の圧延ロールの組込の組替作業がそれぞれ1回で済む「一体型」がある。一方、複数の圧延ロールが一体化されておらず、複数の圧延ロールのそれぞれを1つずつスタンドの頂部側から底部側に向かって取外し、その後、新しい圧延ロールを1つずつスタンドの底部側から頂部側に向かって組込む必要がある「解体型」の圧延スタンドもある。
図5中には「一体型」の圧延スタンドの、また図6中には「解体型」の圧延スタンドのそれぞれの組替作業時間の一例が示されている。図6中の作業人員が1人の場合の、取外及び組込の欄が「×」であるのは、1人では作業不可能であることを示す。すなわち、2人以上の作業員が必要な作業が生じる処理設備も存在する。また個々の処理設備には、同時に作業可能な作業員の人数の最大値が「設備作業可能人数」として設定されている。ある処理設備の「設備作業可能人数」が例えば3人であれば、この処理設備には4人以上の作業員は配置できない。
図5及び図6に示すように、一体型の圧延スタンドの方が、解体型の圧延スタンドよりも、作業時間が短い。このように複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5に関しては、例えば同じトップロール及びボトムロールを備えるタイプの圧延スタンドであっても、一体型であるか解体型であるかによって、作業時間が異なる。図5及び図6に示した処理設備a1〜a5,b1〜b5毎の作業時間は、本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理における作業条件の一つとなる。
また図3に示した製造設備には、3台のクレーンで例示したように、複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5の組替作業に必要な第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3が「工場設備」として設けられている。複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5の組替作業において、第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3は、図4に示すように、「取外しの準備」及び「組込後の調整」には不要である。一方、「取外」及び「組込」の組替作業には、第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3は必要である。
第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3をなす3台のクレーンは、いずれも、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bの上側に配置された、鋼板1の搬送方向に沿って延びる同一のレールにスライド自在に懸架され、電縫管製造ラインに沿って互いに離間して設けられている。第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3の操作には作業員が必要である。
図示を省略するが、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bの近傍位置には、第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3によって搬送される資材等をストックする資材置場が設けられている。この資材置場には、組替作業で取り外された圧延ロールや、新たに組み込まれる予定の圧延ロール等が配置され、第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3は、複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5と資材置場の間を往来可能に設けられている。尚、図5及び図6に示したような作業時間は、第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3が、資材置場と、対象となる処理設備との間の移動時間を考慮して設定されている。
組替作業は、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれにおいて並行して実施されるため、図3中の左側に位置する第1搬送設備C1は前段の処理設備群Aの組替作業に専ら使用される。また図3中の右側に位置する第3搬送設備C3は後段の処理設備群Bの組替作業に専ら使用される。図3中の中央に位置する第2搬送設備C2は前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのいずれの組替作業にも使用可能な共用の搬送設備をなす。
組替作業の後、複数の処理設備a1〜a5,b1〜b5に新たに組み込んだ圧延ロールを用いて、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bの間に鋼板1を連続して通過させ、電縫管2の仕上がり状態を見て作業完了状態を確認する「確認作業」として「板通作業」が行われる。
この板通作業には、図7に示すように、作業を行う作業員の最低必要人数、及び前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bの通過時間がそれぞれ設定されている。図7に示した最低必要人数及び通過時間は、本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理における作業条件の一つとなる。
すなわち概念的には、図3に示した製造設備は、作業工程計画を作成する際、まず前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bからなる2個のグループを「大分類」として備える。この「大分類」をなす前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bは、5個の圧延機スタンドからなる第1処理設備a1〜第5処理設備a5、及び第1処理設備b1〜第5処理設備b5を「中分類」としてそれぞれ備える。「中分類」をなす処理設備a1〜a5,b1〜b5は、それぞれが「一体型」であるか「解体型」であるかという属性を「小分類」として備える。更に、組替作業には、組替作業に後続する板通作業が組み合わせて行われる。
本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置は、図4〜図7に示したような、これらの「大分類」「中分類」「小分類」及び板通作業のそれぞれの作業条件を考慮して、全体の作業工程計画を作成する。図4〜図7に示したデータを含むすべての作業条件は、作業条件データベース21に格納されている。
(演算装置)
次に、本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置について、図8及び図9を参照して具体的に説明する。演算装置10は、初期配置人数設定部11と、組替計画作成部12と、板通計画作成部13と、板通完了時刻算出部14と、配置人数再設定部15と、最適化計画抽出部16と、を備える。
初期配置人数設定部11は、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bにおける組替作業を行うそれぞれの作業人員として、初期値の配置人数を設定する。
組替計画作成部12は、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれの処理設備a1〜a5,b1〜b5の組替作業について、例えば単位時間毎の作業員の配置人数や、同じ処理設備群中での作業員の移動、組替作業に用いる搬送設備C1〜C3の移動の順番等を定めた計画として「組替計画」を作成する。
板通計画作成部13は、組替計画作成部12が作成した組替計画を考慮して、板通作業に関し、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群B毎に実際に配置する作業人員や、板通作業の開始時間等を定めた計画として「板通計画」を作成する。板通計画は本発明の「確認作業計画」に相当する。
板通完了時刻算出部14は、板通作業で通した鋼板1が後段の処理設備群Bの出側を通過して板通作業が完了する予定時刻であるの時刻データを、板通完了時刻として算出する。
配置人数再設定部15は、初期値として配置された作業人員を再配分して、配置人数を再設定する。再配分方法の具体的な一例としては、一方の処理設備群(例えば後段の処理設備群B)側に配置された人数から、一定の人数を他方の処理設備群(例えば前段の処理設備群A)側に再配分する傾斜配分方法がある。
よって組替計画作成部12は、組替計画として、初期値として設定された配置人数を用いた初期組替計画と、再設定された配置人数を用いた修正組替計画とを作成する。また板通計画作成部13は、板通計画として、初期組替計画を用いた初期板通計画と、修正組替計画を用いた修正板通計画とを作成する。初期板通計画は本発明の「初期確認作業計画」に、修正板通計画は本発明の「修正確認作業計画」にそれぞれ相当する。また板通完了時刻算出部14は、時刻データとして、初期板通計画において板通作業が完了する初期の時刻データと、修正板通計画において板通作業が完了する修正後の時刻データとを作成する。
すなわち全体の作業工程計画として、初期組替計画及び初期板通計画を組み合わせた第1の作業工程計画が作成され、修正組替計画及び修正板通計画を組み合わせた第2の作業工程計画が作成される。配置人数再設定部15が配置人数を繰り返し再設定し、組替計画作成部12及び板通計画作成部13がそれぞれの計画を繰り返し作成するに従い、全体の作業工程計画も、第3、第4、…と個数が増加する。
最適化計画抽出部16は、作成された1個以上の作業工程計画のうち、最も小さい値の時刻データを備えた板通計画と、この板通計画に対応する組替計画とを含む作業工程計画を、作業効率が最も優れる最適化された計画として抽出する。
<作業工程計画作成処理>
次に、本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置を用いた作業工程計画作成処理を説明する。まず図9のステップS1において、入力装置30を用いて、演算装置10に、作業可能な作業人員及び稼働可能な工場設備を予め設定された制約条件として入力し、作業条件データベース21に格納する。
次にステップS2において、初期配置人数設定部11は、入力された作業人員の総数から、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bにそれぞれ配置する作業人員を設定する。例えば、初期配置人数設定部11は、作業人員の総数が偶数の場合には均等に2分割できる。一方、総数が奇数の場合には、初期配置人数設定部11は、前段の処理設備群Aと後段の処理設備群Bのそれぞれの配置人数ができるだけ均等に近づくように、例えば差を「1人分」とするように人数差を抑えて、前段及び後段のうちいずれか一方の人数を多くするように均等に準じて設定できる。
初期配置の方法としては、後述する後工程のステップS7の作業員の再配分処理を実行できる限り、均等配置以外の方法も採用できる。例えばまず前段の処理設備群Aに作業ができる最小人数を配置し、残りの人数を後段の処理設備群Bに配置してもよい。このときステップS7の再配分処理をなす傾斜配分処理は後段から前段に対して実行される。また逆に、まず後段の処理設備群Bに作業ができる最小人数を配置し、残りの人数を前段の処理設備群Aに配置してもよい。このとき作業員の傾斜配分処理は前段から後段に対して実行される。均等配置や一方の処理設備群に最小人数を配置する初期配置の方法は、ステップS7の再配分処理として単純な傾斜配分処理を順次行う場合に適している。
他にも初期配置の方法としては、例えば限られた人数の中で、乱数を用いてさまざまな値を与えることにより配置パターンをランダムに設定する方法も採用できる。このときステップS7の再配分処理としては単純な傾斜配分ではなく、ランダムな配分変更等、傾斜配分以外方法が実行される。初期配置を行う各種の方法に応じて、ステップS7の再配分処理の方法も各種変更可能である。
次にステップS3において、組替計画作成部12は、作業条件データベース21に格納されているそれぞれの作業条件を読み出し、配置された作業人員を用いて、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれの組替計画を作成する。操作対象設備が複数あり、且つ、作業員が複数の場合、作業員の配置パターンは複数存在するため、組替計画も複数作成可能である。組替計画作成部12は、作成可能な複数の組替計画のうち、組替作業が最も早く完了する時刻のものを抽出するように設定できる。或いは、複数の組替計画を作業工程計画作成装置のオペレータに対して表示し、オペレータが任意の組替計画を選択することもできる。最終的に組替計画作成部12は、配置された作業人員に対応する1個の配置パターンを備えた組替計画を決定する。
次にステップS4において、板通計画作成部13は、作成された前段の処理設備群Aの組替計画、作成された後段の処理設備群Bの組替計画及び図7に示した板通作業の作業条件を考慮して、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群B間に亘る板通計画を作成する。演算装置10は、組替計画及びこの組替計画に組み合せる作成された板通計画とからなる全体の作業工程計画を、作業工程計画データベース23に格納する。
次にステップS5において、板通完了時刻算出部14は、作成された板通計画における板通完了時刻を算出し、n番目の時刻データとして、板通完了時刻データベース24に格納する。nは1以上の正の整数である。ステップS5において最初に算出される板通完了時刻は初期の時刻データをなし、2番目に算出される板通完了時刻は修正後の第2の時刻データをなし、3番目に算出される板通完了時刻は修正後の第3の時刻データ…のように、ステップS5の処理が繰り返される都度、付与される時刻データの番号が逐次的に大きくなり、格納される時刻データが増える。
また演算装置10は、作業工程計画データベース23にアクセスし、板通完了時刻算出部14によって付与されたn番目の時刻データと結び付く全体の作業工程計画にも、時刻データと同じ番号を付与し、n番目の作業工程計画として格納する。
次に配置人数再設定部15は、前段の処理設備群Aと後段の処理設備群Bに配置されている作業人員を再配分して配置人数を再設定する。作業員の初期配置が均等配置又は均等に準じた配置方法によって実行されている場合、再配分は後段から前段への単純な傾斜配分方法によって実行できる。具体的には、配置人数再設定部15は、ステップS6において、現時点で後段の処理設備群Bに配置されている作業人員が2人以上であるか否かを判定する。後段の処理設備群Bへの配置人数が2人以上である場合、配置人数再設定部15は、前段の処理設備群Aへの作業員の傾斜配分が可能であると判定し、ステップS7に移行する。
次にステップS7において、配置人数再設定部15は、後段の処理設備群Bから前段の処理設備群Aへ、作業人員を一定数、傾斜配分して付与する。1回の傾斜配分で付与する人数は、1人以上の値で適宜設定できる。
次にステップS8において、演算装置10は、内部に格納されている「n」の値を「1」インクリメントする。そしてステップS3に移行し、傾斜配分により増加した作業員を、前段の処理設備群Aの中で追加稼働可能ないずれかの操作対象設備a1〜a5,C1,C2に配置して、(n+1)番目となる新たな組替計画を作成する。すなわち所定の作業人員の制約範囲内で、前段及び後段の処理設備群ごとに作業員の配置を変更し、工場設備の稼動状態を所定の制約の範囲で増加させ、前段及び後段の処理設備群の組替作業における待機時間が減少するように、組替計画の再作成を試みる。
尚、再配分の方法としては単純な傾斜配分以外にも、ステップS2の説明中で述べたようなランダムな配分変更を含む各種の方法によって実行可能である。例えば、限られた人数の中で乱数を用いてさまざまな値を与えることにより配置パターンを変え、それぞれの配置パターン全体の時間を評価する方法や、考えられるあらゆる組み合わせをシミュレーション計算で想定し、それぞれを時間評価して求めるような総当り的に変更する方法等、各種の方法が採用可能である。
再配分が傾斜配分以外の方法で実行される場合、上記したステップS7の傾斜配分処理や、ステップS6の判定処理及びステップS8のインクリメント処理は、適宜変更或いは省略(スキップ)して実行される。そしてステップS3への移行後、再配置された作業員を用いた組替計画の再作成が試みられる。以下、図9に示した、再配分の方法として傾斜配分が用いられる場合に戻って説明を続ける。
ステップS3での組替計画の再作成の後、ステップS4及びステップS5の処理を順次実行して、板通が完了する(n+1)番目の時刻データを算出し、算出した時刻データを板通完了時刻データベース24に格納する。また(n+1)番目の作業工程計画を作業工程計画データベース23に格納する。このとき演算装置10は表示装置40に、作業工程の待機時間及び工場設備の待機状態を、図11中の中段に例示したように、作業工程計画作成装置の操作者にチャート表示できる。
次にステップ6に移行して、後段の処理設備群Bに配置されている作業人員が2人以上であるか否か、すなわち後段の処理設備群Bに対して配置される作業員が1人になる段階に至るまで、前段の処理設備群Aへの作業人員の傾斜配分を実施する。そして作業工程全体の時間が最小となるように、ステップS3〜ステップS5のそれぞれの処理を繰り返す。
一方、ステップ6において、後段の処理設備群Bに配置されている作業人員が1人になった場合、作業工程計画作成装置は、ステップS9に移行し、作業員配置の妥当性を評価する。具体的には、板通完了時刻データベース24に格納されている1個以上の時刻データの中から、最も早い値の時刻データを算出する。そして最適化計画抽出部16は、算出した最も早い値の時刻データに対応する作業工程計画を、作成された1個以上の作業工程計画のうち最適化された計画として作業工程計画データベース23の中から抽出し、抽出した作業工程計画によって作業員を再配置すれば、本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理が終了する。抽出した作業工程計画は、表示装置40により、作業工程計画作成装置の操作者に対して表示される。その後、最適化された作業工程計画に沿って、製造設備における組替作業及び板通作業を実際に行うことになる。
次に、上記したステップS1〜S9の処理の具体的な一例を、図3に示した製造設備を適用対象として実行する場合について例示的に説明する。図3に示した製造設備は、作業員が操作する必要がある操作対象設備として、前段の処理設備群Aに含まれる5台の第1処理設備a1〜第5処理設備a5と、後段の処理設備群Bに含まれる5台の第1処理設備b1〜第5処理設備b5と、3台の第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3とからなる13台の設備を備えている。
まずステップS1において、作業可能な作業人員として、図10中の作業員P1〜P7の総数のように「7人」と入力する。入力された7人の作業人員の場合、製造設備中の13台の操作対象設備a1〜a5,b1〜b5,C1〜C3に1人ずつ配置して、すべてを同時に操作することは不可能な状態であり、続けて作業員の配置を検討する。
次にステップS2において、例えば図10に示したように、前段の処理設備群Aに「4人」、後段の処理設備群Bに「3人」と配置して初期設定する。このとき前段の処理設備群Aでは、第1処理設備a1及び第2処理設備a2の「設備作業可能人数」は、例えば3人に設定されている。一方、図10中では、前段の処理設備群Aに配置された4人の作業員は、第1搬送設備C1に1人(作業員P1)、第1処理設備a1に2人(作業員P2,P3)、第2処理設備a2に1人(作業員P4)配置されている。
尚、図10中には、第1搬送設備C1及び第3搬送設備C3を示すそれぞれの四角囲みの内側に、操作する作業員P1,P5が模式的に例示されている。しかし実際の第1搬送設備C1〜第3搬送設備C3の操作は、床面上に設けられた操作盤を作業員が操作してもよいし、或いは製造設備から離間した操作室等において、遠隔的に操作してもよい。
次にステップS3において、前段の処理設備群A及び後段の処理設備群Bのそれぞれの組替計画を含む初期組替計画を作成する。図11中の上段には、前段の処理設備群Aに含まれる7台の操作対象設備a1〜a5,C1,C2の作業状態が、組替作業の内容毎に異なる種類の斜線を付したチャートで表示されている。
図11に示した初期組替計画の場合、組替作業開始時刻は10時00分であり、作業員P2〜P4が配置された第1処理設備a1及び第2処理設備a2におけるそれぞれの「準備」が同時に並行して開始されている。その後、10時XX分に準備が完了した第1処理設備a1に第1搬送設備C1が移動して、第1処理設備a1では2人の作業員P2,P3により連続して「取外」が行われる。更にその後、取外が完了した第1処理設備a1では第1搬送設備C1が引き続き稼働して、連続して「組込」が行われる。
一方、第2処理設備a2では、第1処理設備a1と同時に10時XX分に「準備」が完了するが、第1処理設備a1での「取外」及び「組込」の間、第1搬送設備C1が到着しないため、10時YY分まで第2処理設備a2及び作業員P4は待機状態である。そして第1処理設備a1での「組込」が完了した後、第1搬送設備C1から1人の作業員P2が第2処理設備a2に移動する。また第1処理設備a1から第1搬送設備C1が第2処理設備a2に移動し、10時YY分から第2処理設備a2での「取外」及び「組込」が、移動してきた作業員P2と待機していた作業員P4からなる2人の作業員P2,P4により、第1搬送設備C1を用いて行われる。
第2処理設備a2で「取外」が行われている間、第1処理設備a1では並行して10時YY分から、残った1人の作業員P3により「調整」が行われる。そして第1処理設備a1の「調整」完了後、第1処理設備a1で作業していた作業員P3は第3処理設備a3に移動し、10時ZZ分から第3処理設備a3での「準備」を行う。
このように図11では、第1搬送設備C1の作業員P1は1人でクレーン操作に専従し、残る3人の作業員P2〜P4は、第1処理設備a1〜第5処理設備a5の組替作業を、上流側から下流側に向かって配置を変えながら行う場合が例示されている。しかし実際に完了時刻が最も早い組替計画として決定される場合の配置パターンはこれに限定されず、第1処理設備a1〜第5処理設備a5の間で4人の作業員P1〜P4を適宜移動可能である。
例えば図11で第2処理設備a2の準備が完了した後、第2処理設備a2に配置されていた作業員P4を第3処理設備a3等他の処理設備に移動させ、この作業員P4が、第1処理設備a1での「取外」及び「組込」の間、他の処理設備で別の作業を行う配置パターンもあり得る。また図11中では、第1処理設備a1〜第5処理設備a5の組替作業の「準備」「取外」「組込」「調整」を表すチャートは、説明の便宜のため、いずれも同じ長さで示されているが、実際には、図5及び図6に示したように、処理設備a1〜a5毎に、或いは同時に配置される作業人員毎に作業時間は異なる。
一方、図11中の中段には、上段に示した作業状態を裏返したものとして、7台の操作対象設備a1〜a5,C1,C2の待機時間帯が白帯のチャートで示されている。第2搬送設備C2の欄には、操作可能な作業員が配置されていないため、組替作業の間を通して使用されていない待機状態が示されている。また第1処理設備a1〜第5処理設備a5のそれぞれで待機状態は発生する。この待機状態を示すチャート(待機ガントチャート)より、図11に示した初期組替計画の場合、7台の操作対象設備a1〜a5,C1,C2のうち、第2搬送設備C2の待機時間が最も長いことが分かる。
また図11中の下段に、一定時間毎に、実質的に作業に従事している状態すなわち稼働中の作業員の人数を山積グラフとして示す。この山積グラフより、前段の処理設備群Aには「4人」の作業員が配置された状態であっても、10時00分〜11時30分の間、実際に稼働中の人数は常に4人ではなく、3人の場合もあることが分かる。尚、後段の処理設備群Bの組替計画については、前段の処理設備群Aの場合と等価であるため、重複説明を省略する。
次にステップS4において、初期組替計画に応じた初期板通計画を作成すると共に、ステップS5において1番目の板通完了時刻である初期の時刻データを算出する。図12中には、前段の組替作業が終了した11時30分から前段の処理設備群Aで板通作業を開始し、その後、12時00分に鋼板1が後段の処理設備群Bに進入し、最終的に12時30分に板通作業が完了するように作成された初期板通計画が例示されている。
板通作業が完了する「12時30分」の値は、初期の時刻データとして、板通完了時刻データベース24に格納される。また図12に示した全体の作業工程計画は、第1の作業工程計画として、作業工程計画データベース23に格納される。尚、後段の処理設備群Bの板通計画については、前段の処理設備群Aの場合と等価である。
次にステップS6において、現時点での後段の処理設備群Bへの配置人数は「3人」であるため、前段の処理設備群Aへの傾斜配分が可能であると判定し、ステップS7に移行し、ステップS7において、後段から前段に作業員を「1人」傾斜配分する。次にステップS8において、nの値を「1」インクリメントする。
そしてステップS3に移行し、前段の処理設備群Aに対しては、4人から5人に増加した作業員を用いて、修正組替計画を新たに作成する。初期組替計画の場合、図11中の中段に示した待機ガントチャートを用いて説明したように、第2搬送設備C2の待機時間が最も長かった。そのため修正組替計画では、増員された1人の作業員を、第2搬送設備C2に配置する。
具体的には例えば、修正組替計画では第1搬送設備C1及び第2搬送設備C2を同時に稼働させると共に、第1搬送設備C1は、第1搬送設備C1寄りに配置された処理設備の組替作業に対して優先的に振り分け、第2搬送設備C2は、第2搬送設備C2寄りに配置された処理設備の組替作業に対して優先的に振り分けるように考慮することができる。すなわち修正組替計画は、第1処理設備a1〜第5処理設備a5、第1搬送設備C1及び第2搬送設備C2のそれぞれの待機時間及び位置関係を考慮して作成される。また初期組替計画では、図11中の下段に示した山積グラフを用いて説明したように、実際に稼働する作業員の人数が配置人数より少ない状態の時間帯が存在した。そのため修正組替計画は、実際に稼働する作業員の人数が配置人数より少ない時間帯を低減するように考慮して作成される。
図13中には、前段の処理設備群Aに増員された作業員P7が第2搬送設備C2に配置され、第1搬送設備C1寄りの第1処理設備a1及び、第1搬送設備C1よりも第2搬送設備C2寄りの第4処理設備a4のそれぞれの組替作業が並行して行われている状態が例示されている。そしてステップS4及びステップS5の処理を順次実行して、初期板通計画作成の場合と同様に、修正組替計画に応じた修正板通計画を作成し、2番目の板通完了時刻である修正後の時刻データを算出し、第2の作業工程計画を作成する。
図14中に例示した第2の作業工程計画では、前段の組替作業が終了した11時15分から前段の処理設備群Aで板通作業を開始すると共に、前段の板通作業に必要な1人の作業員を除く4人の作業員は、11時15分以降、後段の組替作業に配置される。後段の処理設備群Bでは、作業員が2人から6人に増えるため、11時15分以降の組替作業を迅速に行うことが可能になる。
第2の作業工程計画では、板通作業の開始時点である11時15分には、後段の組替作業はいまだ終了しておらず、鋼板1が前段の処理設備群A中を通過する間、通過と並行して行われている。その後11時30分に後段の組替作業が終了し、その15分後の11時45分に、鋼板1が前段の処理設備群Aの出側を通過して後段の処理設備群Bの入側に進入する。そして鋼板1は最終的に12時15分に後段の処理設備群Bの出側を通過して、板通作業が完了する。
第2の作業工程計画における板通作業が完了する「12時15分」の値は、修正後の時刻データとして、板通完了時刻データベース24に格納される。また図14に示した全体の作業工程計画は、第2の作業工程計画として、作業工程計画データベース23に格納される。
次にステップS6に移行して、後段の処理設備群Bに配置されている作業人員を確認する。この時点では、後段の処理設備群Bに配置された作業員は「2人」であるため、引き続き前段の処理設備群Aへの傾斜配分が可能であると判定し、再びステップS7に移行して、後段から前段に作業員を「1人」傾斜配分する。以下、第2の作業工程計画作成の場合と同様に、ステップS8、ステップS3、…と順次移行し、前段の処理設備群Aに「6人」が配置された場合の組替計画を作成し、作成した組替計画に応じた板通作業が完了する値を、板通完了時刻データベース24に格納する。また作成した組替計画及び作成した板通計画を含む第3の作業工程計画を作成し、作業工程計画データベース23に格納する。
第3の作業工程計画では、図示を省略するが、前段の処理設備群Aの組替作業は早く終了するものの、後段の処理設備群Bの組替作業に時間がかかり、板通作業は12時40分に完了する。第3の作業工程計画の場合も、第1及び第2の作業工程計画と同様、第1処理設備a1〜第5処理設備a5、第1搬送設備C1及び第2搬送設備C2のそれぞれの待機時間及び位置関係や、実際に稼働する作業員の人数等を考慮して作成される。
次にステップ6に移行して、後段の処理設備群Bに配置された作業人員を確認すると、この時点では1人である。そのため、前段の処理設備群Aへの作業人員の傾斜配分を行うことなく、ステップS9に移行する。ここまでの処理で作成され、板通完了時刻データベース24に格納されている3個の作業工程計画の、それぞれの板通作業が完了する時刻データは下記の(α)〜(γ)のとおりである。
(α)第1の作業工程計画:12時30分
(β)第2の作業工程計画:12時15分
(γ)第3の作業工程計画:12時40分
ステップS9において、(α)〜(γ)の3個の時刻データの中から、12時15分の値を有する修正後の時刻データを最も早い時刻データとして算出し、修正後の時刻データを有する第2の作業工程計画を、作業効率が最も優れる最適化された計画として作業工程計画データベース23の中から抽出する。図12及び図14に示すように、第2の作業工程計画は、第1の作業工程計画より15分早く、また第3の作業工程計画より25分早く、全体の作業が終了する。このように最適化された作業工程計画に応じて作業員が再配置されることにより、実際の組替作業が効率的に実行される。
尚、図15に示すように、後段の組替作業の終了時刻の値によっては、前段の組替作業の終了時刻(11時00分)と、前段の板通作業の開始時刻(11時15分)との間が空く場合も生じ得る。このように前段の組替作業の終了時刻と前段の板通作業の開始時刻との間で空白時間(ロス時間)が生じても、最終的には、後段の板通作業の完了時刻に基づいて、最適な作業工程計画を選択すればよい。
本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置によれば、図12及び図14に示したように、板通作業の開始時刻を早めると共に、板通作業において鋼板1が前段の処理設備群Aの出側を通過して後段の処理設備群Bの入側に進入する時点までに後段の組替作業を終了させるという基準を用いて、作業人員を前段側に逐次的に傾斜配分して、作業工程計画を繰り返し作成する。よって、操作対象設備a1〜a5,b1〜b5,C1〜C3の数より少ない人数の作業員を用いて作業工程計画を作成する場合であっても、作成の労力を抑えて、容易かつ速やかに、最適な作業員配置を実現した作業工程計画を作成できる。
また本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置によれば、前段の処理設備群Aの組替作業時間を単に短縮させるだけでなく、前段の板通作業の開始後であって鋼板1が前段の処理設備群Aを通過している間に後段の処理設備群Bの組替作業が終了するように、作業人員を前段に傾斜配分して、前段の組替作業及び後段の組替作業の作業計画を作成する。よって組替作業後に、前段から後段へ連続的に通板させる板通作業を伴う場合であっても、板通作業を滞りなく成立させることができる。
また本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置によれば、それぞれの操作対象設備a1〜a5,b1〜b5,C1〜C3の待機状態をチャート表示することにより、待機時間を数値化して明確に確認することが可能になる。特に作業工程計画作成装置に補助させて作業工程計画を作成する場合、作成者はチャート表示により、製造設備全体の待機状態を一見して容易に把握できる。そして作業員配置の妥当性を評価し、待機時間を縮小して作業工程全体の時間が最小となるように作業員の配置を再度設定することにより、組替作業の効率を向上させることができる。
また作業員の再配置の際には、待機状態の搬送設備があれば、待機状態の搬送設備に対して、増員した作業員を優先的に配置する。これにより、人力だけでは不可能な処理設備の組替作業において、搬送設備を有効的に活用し、全体の組替作業の効率を高めることができる。また山積グラフを用いて、実際に稼働する作業員の人数が配置人数より少ない時間帯を明確に把握することが可能になるので、この時間帯を低減するように作業員を再配置して、より効率性を高めた作業工程計画を作成することができる。
(その他の実施の形態)
本発明は上記のとおり開示した実施の形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになると考えられるべきである。例えば、本発明の実施の形態ではコンピュータシステムである作業工程計画作成装置が作業工程計画作成処理を実行するが、作業工程計画作成装置の代わりに、作業工程計画作成処理と等価な内容の処理を作業者が手作業で行うことにより、作業工程計画作成方法を構成することができる。
また図11で示したような待機ガントチャートの中に、搬送設備の移動状態を実線で重ね合わせて表示すれば、作成効率をより高めることができる。また待機ガントチャートの内側を単位時間毎に更にブロックで分け、それぞれのブロック中に、対応する操作対象設備a1〜a5,b1〜b5,C1〜C3で作業する作業人員を表示する山積みチャートを組み合わせれば、作業人員を考慮して作業効率をより高めた作業工程計画を作成できる。
また本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置では、電縫管の製造設備に対して作業工程計画を作成する場合を例として説明したが、これに限定されず、本発明は、圧延スタンドを複数備えた各種の形鋼の製造設備といった他の製造設備に適用できる。また処理としても圧延だけでなく、溶接、検査、表面処理等、各種の処理に対して本発明は適用可能である。また工場設備として搬送設備であるクレーンを例示したが、これに限定されず、組替作業に使用される限り、部品の把持装置や送り出し装置といった各種設備を採用可能である。
また本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成装置では、作業条件データ、配置人数データ、作業工程計画及び板通完了時刻データは、それぞれ作業条件データベース21、配置人数データベース22、作業工程計画データベース23及び板通完了時刻データベース24に別々に格納されるように構成されていた。しかし、例えばこれらのデータをすべてまとめて格納するデータベースを用意してもよい。演算装置10が対応するデータベースにアクセス可能である限り、本発明に係る作業工程計画作成処理を実行できる。
また本発明の実施の形態に係る作業工程計画作成処理のそれぞれのステップを、演算装置10に実行させるようなプログラムを構成することにより、作業工程計画作成プログラムを構成できる。作業工程計画作成プログラムを実行させるには、例えば演算装置10が有する不図示の主記憶装置又は補助記憶装置に作業工程計画作成プログラムを記憶させると共に、記憶させた作業工程計画作成プログラムを主記憶装置から適宜読みだして実行すればよい。
以上のように、本発明は、本明細書及び図面に記載していない様々な実施の形態等を含むとともに、本発明の技術的範囲は、上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 鋼板
2 電縫管
10 演算装置
11 初期配置人数設定部
12 組替計画作成部
13 板通計画作成部
14 板通完了時刻算出部
15 配置人数再設定部
16 最適化計画抽出部
21 作業条件データベース
22 配置人数データベース
23 作業工程計画データベース
24 板通完了時刻データベース
30 入力装置
40 表示装置
A 前段の処理設備群
a1〜a5 第1処理設備〜第5処理設備
B 後段の処理設備群
b1〜b5 第1処理設備〜第5処理設備
C1〜C3 第1搬送設備〜第3搬送設備
P1〜P7 作業員

Claims (7)

  1. 素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成する方法であって、
    前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態をチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置することを特徴とする作業工程計画作成方法。
  2. 前記作業員の再配置は、作業人員の予め設定された制約範囲内で、前記複数段の処理設備群ごとに変更し、前記工場設備の稼動状態を予め設定された制約の範囲で増加させ、前記処理設備群の前記組替作業における待機時間を減少させるように行うことを特徴とする請求項1に記載の作業工程計画作成方法。
  3. 前記複数段の処理設備群は、前段の処理設備群及び後段の処理設備群からなり、
    前記作業員の再配置は、
    前記前段の処理設備群及び前記後段の処理設備群のそれぞれに、初期値としての前記作業員の配置人数を設定し、
    前記後段の処理設備群に対して設定された前記作業員の前記初期値の配置人数から一定の人数を前記前段の処理設備群に傾斜配分して行うことを特徴とする請求項2に記載の作業工程計画作成方法。
  4. 更に、
    前記初期値として設定された配置人数を用いて前記組替作業を行う初期組替計画を作成すると共に、前記傾斜配分して設定された配置人数を用いて前記組替作業を行う修正組替計画を作成し、
    前記初期組替計画を用いて前記確認作業を行う初期確認作業計画を作成すると共に、前記修正組替計画を用いて前記確認作業を行う修正確認作業計画を作成し、
    前記初期確認作業計画において前記確認作業が完了する初期の時刻データを算出すると共に、前記修正確認作業計画において前記確認作業が完了する修正後の時刻データを算出し、
    前記初期の時刻データ及び前記修正後の時刻データの中で最も小さい値の時刻データを備えた前記作業工程計画を最適化された計画として抽出し、
    前記最適化された計画によって前記作業員の再配置を行うことを特徴とする請求項3に記載の作業工程計画作成方法。
  5. 前記素材は鋼板であり、前記材料製品は電縫管であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の作業工程計画作成方法。
  6. 素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成する装置であって、
    前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態を表示装置にチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置する演算装置を備えることを特徴とする作業工程計画作成装置。
  7. 素材を処理する処理設備を複数並べて配置した処理設備群を複数段連ねて設け、前記素材を前記複数段の処理設備群に亘って通過させることにより材料製品を製造する製造設備において、前記処理設備が備える部材の組替作業と、該組替作業後に前記素材を前記製造設備に通過させて作業完了状態を確認する確認作業とを組み合わせた作業工程計画を作成するプログラムであって、
    前記組替作業を構成する作業工程の待機時間と前記組替作業に使用する工場設備の待機状態をチャート表示し、作業員配置の妥当性を評価し、前記作業工程全体の時間が最小となるように作業員を再配置するステップ、
    を含む処理をコンピュータの演算装置に実行させることを特徴とする作業工程計画作成プログラム。
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