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JP2018119423A - エンジン冷却システム - Google Patents

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JP2018119423A
JP2018119423A JP2017009847A JP2017009847A JP2018119423A JP 2018119423 A JP2018119423 A JP 2018119423A JP 2017009847 A JP2017009847 A JP 2017009847A JP 2017009847 A JP2017009847 A JP 2017009847A JP 2018119423 A JP2018119423 A JP 2018119423A
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友章 廣澤
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Abstract

【課題】EGRクーラを流れる冷却水の昇温を効果的に促進させて、EGRガスの早期導入を可能にする。【解決手段】ポンプ33と、ポンプ吐出ポート41から、少なくともエンジンEを介してポンプ吸入ポート47に接続されたエンジン側流路40と、ポンプ吐出ポート41からEGRクーラ22を介してポンプ吸入ポート47に接続されたEGRクーラ側流路48と、冷却水の温度を取得する温度センサ65と、エンジン側流路40を開閉可能なバルブ37,38と、EGRクーラ側流路48を流れる冷却水を昇温可能な昇温装置50と、冷却水温が所定の閾値温度未満の場合に、バルブ37,38を閉弁させると共に、EGR側流路48に冷却水を流通させ、且つ、昇温装置50を作動させてEGR側流路48を流れる冷却水を昇温する昇温制御を実施する制御部64とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、エンジン冷却システムに関する。
この種のエンジン冷却システムとして、例えば、特許文献1には、エンジンのウォータジャケットや低圧EGRクーラ、ラジエータ等が介設された主冷却水回路に、ウォータジャケットを迂回するエンジンバイパス流路を設けると共に、当該エンジンバイパス流路に冷却水を加熱する排熱回収器を設けた構造が開示されている。
当該文献記載の構造によれば、エンジン始動から冷却水温が所定の暖気温度に達するまでは、ウォータジャケットの冷却水の流通を完全に止水してエンジンの暖機を促進しつつ、エンジンバイパス流路を流れる冷却水を排熱回収器により排気露点温度まで昇温することで、低圧EGR装置における凝縮水の発生防止が図られるようになっている。
特開2014−9634号公報
ところで、上記特許文献1記載の技術では、排熱回収器により昇温される冷却水は、エンジンバイパス流路から低圧EGR側流路、ラジエータを迂回するラジエータバイパス流路、ウォータポンプ入口流路等の複数の流路で構成された主冷却水回路を循環される。このため、冷却水温が排気露点温度に達するまでの間に、冷却水がこれら複数の流路を流れることで、冷却水から外気への放熱量が多くなり、冷却水の昇温を効率的に行えない可能性がある。すなわち、冷却水の昇温効率が低下することで、エンジン始動からEGRガスの導入開始までに時間を要することになり、排気エミッション性能を十分に改善できない可能性がある。
本開示の技術は、EGRクーラを流れる冷却水の昇温を効果的に促進させて、EGRガスの早期導入を可能にすることで、排気エミッション性能の向上を図ることを目的とする。
本開示の技術は、エンジンの冷却水を圧送するポンプと、前記ポンプの吐出ポートから、少なくとも前記エンジンを介して前記ポンプの吸入ポートに接続されて冷却水を流通させるエンジン側流路と、前記ポンプの吐出ポートから、EGRクーラを介して前記ポンプの吸入ポートに接続されて冷却水を流通させるEGRクーラ側流路と、前記エンジン側流路又は前記EGRクーラ側流路の少なくとも一方の流路を流れる冷却水の温度を取得する温度センサと、前記エンジン側流路を開閉可能なバルブと、前記EGRクーラ側流路を流れる冷却水を昇温可能な昇温装置と、前記温度センサにより取得される冷却水の温度がEGRガスの冷却により凝縮水を生成させ得る所定の閾値温度未満の場合に、前記バルブを閉弁させて前記エンジン側流路の冷却水の流れを停止させると共に、前記EGR側流路に冷却水を流通させ、且つ、前記昇温装置を作動させて前記EGR側流路を流れる冷却水を昇温する昇温制御を実施する制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記温度センサが、前記EGRクーラよりも下流側の前記EGRクーラ側流路に配置されたクーラ出口温度センサであり、前記制御部は、前記昇温制御の実施によりにより前記クーラ出口温度センサで取得される冷却水の温度が前記閾値温度に達すると、前記EGRクーラへのEGRガスの導入を開始させることが好ましい。
また、前記温度センサとして、前記エンジンよりも下流側の前記エンジン側流路に配置されたエンジン出口温度センサをさらに備え、前記制御部は、前記EGRガスの導入開始から前記エンジン出口温度センサで取得される冷却水の温度が前記閾値温度を超えるまでは、前記昇温制御を継続させることが好ましい。
また、前記エンジン側流路は、該エンジン側流路を流れる冷却水を外気との熱交換により冷却するラジエータ及び、前記エンジンと前記ラジエータとの間から分岐して該ラジエータを迂回するバイパス流路をさらに備え、前記エンジン側流路と前記バイパス流路との分岐部には、前記エンジンを通過した冷却水の温度が前記閾値温度よりも高い所定の暖機温度に達するまでは、冷却水を前記ラジエータから迂回させて前記バイパス流路に流通させるサーモスタットが設けられてもよい。
また、前記エンジン側流路は、前記エンジンと前記サーモスタットとの間から分岐すると共に、冷却水の熱で空気を加熱するヒータコアが介装されたヒータコア側流路をさらに備え、前記バルブが前記バイパス流路及び前記ヒータコア側流路の少なくとも一方に設けられてもよい。
また、前記EGRクーラよりも下流側の前記EGRクーラ側流路に、冷却水の熱で空気を加熱するヒータコアが介装されてもよい。
また、前記昇温装置が、前記EGRクーラよりも上流側の前記EGRクーラ側流路に配置されてもよい。
また、前記昇温装置が、ヒータ式の昇温装置であってもよい。
また、前記昇温装置が、排気熱式の昇温装置であってもよい。
また、前記昇温装置が、蓄熱器式の昇温装置であってもよい。
本開示の技術によれば、EGRクーラを流れる冷却水の昇温を効果的に促進させて、EGRガスの早期導入を可能にすることで、排気エミッション性能の向上を図ることができる。
本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムが適用されたエンジンシステムを示す模式的な全体構成図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの加熱装置を示す模式的な構成図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの加熱装置の変形例を示す模式的な構成図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの加熱装置の変形例を示す模式的な構成図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの加熱装置の変形例を示す模式的な構成図である。 本発明の第一本実施形態に係るエンジン冷却システムの冷却水温度に応じた流路切り替え動作を説明する図である。 本発明の第一本実施形態に係るエンジン冷却システムの冷却水温度に応じた流路切り替え動作を説明する図である。 本発明の第一本実施形態に係るエンジン冷却システムの冷却水温度に応じた流路切り替え動作を説明する図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの昇温制御制を説明するフローチャート図である。 本発明の第一実施形態に係るエンジン冷却システムの昇温制御の効果を説明する図である。 本発明の第二実施形態に係るエンジン冷却システムを説明する図である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態に係るエンジン冷却システムについて説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[第一実施形態]
まず、図1に基づいて、本実施形態に係るエンジン冷却システムが適用されるエンジンシステム10の全体構成から説明する。エンジンシステム10は、ディーゼルエンジン(以下、単に「エンジン」という)Eを備えている。エンジンEの吸気マニホールド10aには吸気通路11が接続され、排気マニホールド10bには排気通路12が接続されている。吸気通路11には、吸気上流側から順に、過給機のコンプレッサ13、吸気を冷却するインタークーラ14が配置され、排気通路12には、過給機のタービン15が配置されている。また、エンジンシステム10には、排気の一部を排気通路12から吸気通路11に再循環する排気再循環装置(Exhaust Gas Recirculation:以下、EGR装置)20が設けられている。
EGR装置20は、排気通路12のタービン15よりも上流側と吸気通路11のコンプレッサ13よりも下流側とを連通するEGR流路21に、EGRクーラ22、EGRバルブ24を順に配置して構成されている。EGR流路21は、排気通路12からEGR流路21に流れる再循環排気ガス(以下、EGRガスと称する)を吸気通路11に供給する流路を形成している。EGRクーラ22は、後述するEGRクーラ側冷却水流路48に介装されており、EGRガスを冷却水との間で熱交換して冷却する。EGRバルブ24は、EGR流路21上に設けられ、EGR流路21上のEGRガス流量を調節する。EGRバルブ24は、電子制御ユニット(以下、ECU)64と電気的に接続され、ECU64の指令により制御されるようになっている。なお、EGR装置20は、コンプレッサ13よりも下流側の吸気通路11にEGRガスを還流する高圧EGR装置に限定されず、コンプレッサ13よりも上流側の吸気通路11にEGRガスを還流する低圧EGR装置であってもよい。
次に、本実施形態に係るエンジン冷却システムの全体構成を説明する。
図1に示すように、エンジン冷却システムは、エンジン側冷却水流路40と、EGRクーラ側冷却水流路48とを備えている。エンジン側冷却水流路40には、オイルクーラ35、ヒータコア31、サーモスタット34及び、ラジエータ32が設けられている。EGRクーラ側冷却水流路48には、EGRクーラ22が設けられている。また、ウォータポンプ33には、ウォータポンプ33出口側のポンプ吐出ポート41及び、ウォータポンプ33入口側のポンプ吸入ポート47が設けられている。
エンジン側冷却水流路40は、オイルクーラ35と、エンジンEのシリンダブロック内に形成されたウォータジャケット42と、ウォータジャケット42出口とラジエータ32入口とを接続するラジエータ入口側流路43と、ラジエータ32出口とポンプ吸入ポート47とを接続するラジエータ出口側流路44と、ラジエータ入口側流路43から分岐すると共に、ポンプ吸入ポート47(又は、ラジエータ出口側流路44)に合流してラジエータ32を迂回するバイパス流路45と、バイパス流路45との分岐部よりも上流側とヒータコア31入口とを接続するヒータコア入口側流路46Aと、ヒータコア31出口とポンプ吸入ポート47(又は、バイパス流路45)とを接続するヒータコア出口側流路46Bとを備えている。
ヒータコア31は、車両の車室内に温風を供給する空調用ヒータ(図示せず)の一部を構成するものであり、エンジン冷却水(以下、冷却水と称する)の熱を放熱して暖房に利用するための熱交換器として設けられている。
ラジエータ32は、冷却水を、このラジエータ32の表面に供給される冷却風との間で熱交換させ、冷却水の熱を放熱させて冷却する熱交換器として設けられている。
ウォータポンプ33は、エンジンEの動力で駆動して冷却水を圧送するものである。なお、ウォータポンプ33は、エンジンEの動力以外で駆動されるポンプであってもよい。
オイルクーラ35は、冷却水を、エンジンオイルとの間で熱交換させ、エンジンオイルを冷却する熱交換器として設けられている。
サーモスタット34は、ラジエータ入口側流路43とバイパス流路45との分岐部に設けられている。サーモスタット34は、サーモスタット34を通過する冷却水の温度が所定の暖機温度(例えば、約80℃)未満のときは、冷却水をラジエータ32から迂回させるバイパス流路45に流通させる。一方、サーモスタット34を通過する冷却水の温度が所定の暖機温度(例えば、約80℃)以上になると、サーモスタット34は、冷却水の流れをバイパス流路45からラジエータ入口側流路43に切り替えるようになっている。
本実施形態において、バイパス流路45には、バイパス流路45内の流路を閉塞して冷却水の流れを停止可能なバイパス側開閉バルブ38が設けられている。また、ヒータコア出口側流路46Bには、ヒータコア出口側流路46B内の流路を閉塞して冷却水の流れを停止可能なヒータコア側開閉バルブ37が設けられている。これら各バルブ37,38の開閉作動は、電気的に接続されたECU64の指令により制御されるようになっている。なお、ヒータコア側開閉バルブ37は、ヒータコア入口側流路46Aに設けられてもよい。
なお、ヒータコア側開閉バルブ37は、ヒータコア入口側流路46Aに設けられてもよい。また、ヒータコア側開閉バルブ37と、バイパス側開閉バルブ38とは、別体に構成されているが、他の実施形態においては、ヒータコア側開閉バルブ37とバイパス側開閉バルブ38とは、例えば一体のロータリーバルブにより一体構造として構成されていてもよい。
エンジン側冷却水温センサ39は、ヒータコア入口側流路46Aとの分岐部(又は、サーモスタット34)よりも上流側のラジエータ入口側流路43に設けられており、ウォータジャケット42からラジエータ入口側流路43内に流れ込む冷却水の温度を測定する。EGRクーラ側冷却水温センサ65は、EGRクーラ出口側流路46Bに設けられており、EGRクーラ22を通過した冷却水の温度を測定する。これら各センサ39,65のセンサ値は、電気的に接続されたECU64に入力される。
EGRクーラ側冷却水流路48は、ポンプ吐出ポート41から分岐してEGRクーラ22入口に接続されたEGRクーラ入口側流路48Aと、EGRクーラ22出口とポンプ吸入ポート47とを接続するEGRクーラ出口側流路48Bとを備えている。また、EGRクーラ入口側流路48Aには、EGRクーラ22に流入する冷却水を昇温する昇温装置50が介装されている。
図2は、昇温装置50の一例を示す模式図である。図2に示す昇温装置50は、ヒータ式の加熱装置により構成されている。ヒータ式の加熱装置は、例えば、電気式の電熱ヒータ51を備え、電熱ヒータ51がニクロム線等の電気抵抗の高い金属線に電流を流して発熱させる。オルタネータ、発電機52等により発電された電力、及び/又はバッテリに蓄えられた電力を、ECU64により制御されるコントローラ53を介して加熱装置50に通電させ、加熱装置50を発熱させる。なお、コントロール53は、ECU64の機能要素の一部として、ECU64と一体に設けられてもよい。
図3は、昇温装置50の他の一例を示す模式図である。図3に示す昇温装置50は、排気熱式の加熱装置により構成されている。排気熱式の加熱装置50は、排気ガスの有している熱量を利用して冷却水を加熱させる加熱装置である。より具体的には、排気熱式の加熱装置50は、排気ガスの排気熱を回収する排気熱回収器54と、EGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水と冷媒との熱交換を行う熱交換器55と、排気熱回収器54と熱交換器55との間で冷媒を循環させる冷媒循環流路56と、冷媒循環流路56上に設けられ且つECU64により制御される冷媒ポンプ57と、を備えている。
排気熱回収器54は、例えば、排気ガス流路に配置された触媒(例えば、三元触媒やSCR触媒)の下流側の配管に沿うように配置される。冷間始動時において、排気ガスの温度低下により触媒の活性化を妨げないように、触媒の下流側に配置される。このような機構により、排気熱回収器54が排気ガスの排気熱を回収し、冷媒循環流路56上の冷媒と熱交換を行う。冷媒ポンプ57が冷媒を冷媒循環流路56内で循環させ、熱交換器55において冷媒とEGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水との熱交換を行う。従って、EGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水を排気ガスの熱量(熱エネルギー)によって加熱することができる。
図4は、昇温装置50の他の一例を示す模式図である。図4に示す昇温装置50は、潜熱蓄熱器式の加熱装置により構成されている。蓄熱器式の加熱装置50は、エンジンEが暖機状態にある場合に冷却水が有している熱量を例えば潜熱蓄熱器58等の蓄熱器に蓄熱しておき、エンジンEの始動時に、ECU64に接続されたコントローラ59の制御により放熱することによって冷却水を加熱させる加熱装置とすることができる。なお、コントロール59は、ECU64の機能要素の一部として、ECU64と一体に設けられてもよい。
図5は、昇温装置50の他の一例を示す模式図である。図5に示す温装置50は、別の蓄熱器式の加熱装置により構成されている。蓄熱器式の加熱装置50は、エンジンEが暖機状態にある場合に冷却水又は排気ガスが有している熱量を蓄積する蓄熱器60と、EGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水と冷媒との熱交換を行う熱交換器61と、蓄熱器60と熱交換器61との間で冷媒を循環させる冷媒循環流路62と、冷媒循環流路62上に設けられた冷媒ポンプ63と、を備えている。
蓄熱器60は、ECU64に接続されたコントローラ66の制御指令を受けて制御され、放熱するようになっている。よって、蓄熱器60が冷却水又は排気ガスの熱量を蓄積し、冷媒循環流路62上の冷媒と熱交換を行う。冷媒ポンプ63が冷媒を冷媒循環流路62内で循環させ、熱交換器61において冷媒とEGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水との熱交換を行う。従って、EGRクーラ側冷却水流路48を流れる冷却水を蓄熱器60に蓄熱された熱量によって加熱することができる。なお、蓄熱器60は、例えば過去のエンジン動作時に蓄積した排気ガス又は冷却水の熱量を放熱するため、例えば、排気ガス流路又は冷却水回路のいずれの場所に配置されてもよい。また、コントロール66は、ECU64の機能要素の一部として、ECU64と一体に設けられてもよい。
次に、図6〜8に基づいて、本実施形態に係るエンジン冷却システムの冷却水温度に応じた流路切り替え動作について説明する。
図6は、エンジンEの始動時に、冷却水温度Tが所定のEGR導入閾値温度Tthvよりも低い場合の冷却水の流れを説明する図である。本実施形態において、EGR導入閾値温度Tthvは、排気露点温度(例えば、約50℃)であり、冷却水温Tがそれ未満の温度領域においては、EGRクーラ22にてEGRガスから凝縮水を生成させ得る温度閾値として設定されている。
冷却水温TがEGR導入閾値温度Tthvよりも低い場合、ECU64(図1参照)からの指令に応じてヒータコア側開閉バルブ37及び、バイパス側開閉バルブ38が閉弁される。すなわち、図6中に実線で示すように、ウォータポンプ33により圧送される冷却水は、ポンプ吐出ポート41から、昇温装置50が介装されたEGRクーラ入口側流路48A→EGRクーラ22→EGRクーラ出口側流路46B→ポンプ吸入ポート47の順に循環される。この状態で、昇温装置50により冷却水を昇温することで、冷却水温Tは早期にEGR導入閾値温度Tthvまで上昇し、EGRガスの早期導入が図られるようになっている。
図7は、冷却水温TがEGR導入閾値温度Tthv以上、且つ、エンジンEの暖機温度(例えば、約80℃)に達するまでの間の冷却水の流れを説明する図である。冷却水温TがEGR導入閾値温度Tthvに達すると、ECU64(図1参照)からの指令に応じてヒータコア側開閉バルブ37及び、バイパス側開閉バルブ38が閉弁から開弁に切り替えられる。また、冷却水温Tが暖機温度に達するまでの間は、サーモスタット34により、冷却水はラジエータ32を迂回するバイパス流路44に流通される。
すなわち、図7中に実線で示すように、ウォータポンプ33により圧送される冷却水は、(1)ポンプ吐出ポート41から、オイルクーラ35→ウォータジャケット42→ラジエータ入口側流路43→サーモスタット34→バイパス流路45→ポンプ吸入ポート47の順に流れる流路、(2)ラジエータ入口側流路43から、ヒータコア入口側流路46A→ヒータコア31→ヒータコア出口側流路46B→ポンプ吸入ポート47の順に流れる流路、及び、(3)ポンプ吐出ポート41から、EGRクーラ入口側流路48A→EGRクーラ22→EGRクーラ出口側流路46B→ポンプ吸入ポート47の順に流される計3つの流路を循環される。
図8は、冷却水温Tが暖機温度(例えば、約80℃)に達した状態における冷却水の流れを説明する図である。冷却水温Tが暖機温度に達すると、冷却水の流路はサーモスタット34によりバイパス流路45からラジエータ入口側流路43に切り替えられる。すなわち、図8中に実線で示すように、ウォータポンプ33により圧送される冷却水は、(1)ポンプ吐出ポート41から、オイルクーラ35→ウォータジャケット42→ラジエータ入口側流路43→ラジエータ32→ラジエータ出口側流路44→ポンプ吸入ポート47の順に流れる流路、(2)ラジエータ入口側流路43から、ヒータコア入口側流路46A→ヒータコア31→ヒータコア出口側流路46B→ポンプ入口側流路47の順に流れる流路、及び、(3)ポンプ吐出ポート41から、EGRクーラ入口側流路48A→EGRクーラ22→EGRクーラ出口側流路48B→ポンプ吸入ポート47の順に流される計3つの流路を循環される。
次に、図9に基づいて、本実施形態のエンジン冷却システムの制御フローを説明する。本制御はエンジンEの始動(イグニッションスイッチのキースイッチONによる始動又は所謂アイドリングストップの機能解除によるエンジンEの始動)と同時にスタートする。
ステップS100では、EGRクーラ側冷却水温センサ65又は、エンジン側冷却水温センサ39によって検出される冷却水温Tw0がEGR導入閾値温度Tthv未満にあるか否かが判定される。冷却水温Tw0がEGR導入閾値温度Tthv未満の場合(肯定)、本制御はステップS110に進む。一方、冷却水温Tw0がEGR導入閾値温度Tthv以上の場合(否定)、本制御は終了する。なお、当該判定に用いるセンサ値は、各水温センサ65,39のセンサ値に限定されず、図示しないエンジンオイル温度センサのセンサ値を用いてもよい。
ステップS110では、ECU64からの指令に応じてヒータコア側開閉バルブ37及び、バイパス側開閉バルブ38が閉弁され、且つ、昇温装置50により冷却水を昇温する「冷却水昇温制御」が実施される。
ステップS120では、EGRクーラ側冷却水温センサ65によって検出されるEGRクーラ22出口の冷却水温Tw1がEGR導入閾値温度Tthvに達しているか否かが判定される。冷却水温Tw1がEGR導入閾値温度Tthvに達している場合(肯定)、本制御はステップS130に進み、ECU64からの指令に応じてEGRバルブ24を開弁することで、EGRガスの導入が開始される。一方、冷却水温Tw1がEGR導入閾値温度Tthvに達していない場合(否定)、本制御はステップS110に戻され、「冷却水昇温制御」が継続される。
ステップS140では、エンジン側冷却水温センサ39によって検出されるウォータジャケット42出口の冷却水温Tw2がEGR導入閾値温度Tthv以上にあるか否かが判定される。冷却水温Tw2がEGR導入閾値温度Tthv未満の場合(否定)、本制御はステップS110に戻され、「冷却水昇温制御」が継続される。すなわち、EGRガスの導入開始後に、エンジン側冷却水流路40内の冷却水温Tw2がEGR導入閾値温度Tthv以上になるまでは、「冷却水昇温制御」を継続することで、エンジン側冷却水流路40からEGRクーラ側冷却水流路48に低温冷却水が流れ込むことを効果的に防止できるようになっている。
ステップS140の判定において、冷却水温Tw2がEGR導入閾値温度Tthv以上の場合(肯定)、本制御はステップS150に進み、「冷却水昇温制御」を終了する。すなわち、ヒータコア側開閉バルブ37及び、バイパス側開閉バルブ38が開弁され、且つ、昇温装置50による冷却水の昇温を停止して、その後、本制御は終了される。なお、エンジンEの早期暖機を優先する場合は、ステップS150にて、各バルブ37,38を開弁しつつ、昇温装置50による冷却水の昇温を冷却水温Tw2が暖機温度に達するまで継続させてもよい。
以上詳述したように、本実施形態のエンジン冷却システムによれば、エンジンEの始動時に、冷却水温がEGRガスの冷却により凝縮水を発生させ得るEGR導入閾値温度Tthv未満の場合には、エンジン側冷却水流路40内の冷却水を停止させると共に、EGR側冷却水流路48に冷却水を循環させ、さらに、EGR側冷却水流路48内を循環する冷却水を昇温装置50により昇温する「冷却水昇温制御」が実施されるようになっている。これにより、図10の特性線Aに示すように、冷却水をEGR導入閾値温度Tthvまで上昇させるのに要する時間(t1参照)が、昇温制御を行わない特性線Bに示す従来技術の時間(t2参照)に比べて、効果的に短縮されるようになり、EGRガスの早期導入が可能になることで、排気エミッション性能を確実に向上することができる。
また、EGR側冷却水流路48を、昇温装置50及びEGRクーラ22のみが介装された短い流路で構成することで、冷却水の外気への放熱量を抑制することが可能となり、昇温時に長い流路を用いる上記特許文献1記載の技術に比べ、特に冷間始動時においても、冷却水の昇温時間を確実に短縮することができる。
[第二実施形態]
次に、図11に基づいて、本発明の第二実施形態に係るエンジン冷却システムを説明する。第二実施形態は、第一実施形態において、ヒータコア側冷却水46A,Bを省略すると共に、ヒータコア31をEGRクーラ22よりも下流側のEGRクーラ出口側流路48Bに配置したものである。このように構成することで、EGRクーラ22を流れる冷却水の昇温を図りつつ、室内ヒータの早期使用も可能にすることができる。また、ヒータコア側開閉バルブ37を廃止して、「冷却水昇温制御」に用いるバルブをバイパス側開閉バルブ38の一個のみにすることで、装置全体の簡素化及び、コストの削減を図ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、ヒータコア側開閉バルブ37及びバイパス側開閉バルブ38の少なくとも一方を、冷却水温がEGR導入閾値温度Tthv未満の場合に閉弁すると共に、冷却水温がEGR導入閾値温度Tthv以上になると開弁するサーモスタットにより構成してもよい。
また、エンジンEはディーゼルエンジンに限定されず、例えばガソリンエンジン等の他のエンジンにも広く適用することが可能である。
10 エンジンシステム
20 EGR装置
21 EGR流路
22 EGRクーラ
24 EGRバルブ
30 エンジン冷却システム
31 ヒータコア
32 ラジエータ
33 ウォータポンプ
34 サーモスタット
35 オイルクーラ
37 ヒータコア側開閉バルブ(バルブ)
38 バイパス側開閉バルブ(バルブ)
39 エンジン側冷却水温度センサ(温度センサ)
40 エンジン側冷却水流路(エンジン側流路)
41 ポンプ吐出ポート
42 ウォータジャケット(エンジン側流路)
43 ラジエータ入口側流路(エンジン側流路)
44 ラジエータ出口側流路(エンジン側流路)
45 バイパス流路(エンジン側流路)
46A ヒータコア入口側流路(エンジン側流路)
46B ヒータコア出口側流路(エンジン側流路)
47 ポンプ吸入ポート
48 EGRクーラ側冷却水流路(EGRクーラ側流路)
48A EGRクーラ入口側流路(EGRクーラ側流路)
48B EGRクーラ出口側流路(EGRクーラ側流路)
50 昇温装置
64 ECU(制御部)
65 EGRクーラ側冷却水温度センサ(温度センサ)

Claims (10)

  1. エンジンの冷却水を圧送するポンプと、
    前記ポンプの吐出ポートから、少なくとも前記エンジンを介して前記ポンプの吸入ポートに接続されて冷却水を流通させるエンジン側流路と、
    前記ポンプの吐出ポートから、EGRクーラを介して前記ポンプの吸入ポートに接続されて冷却水を流通させるEGRクーラ側流路と、
    前記エンジン側流路又は前記EGRクーラ側流路の少なくとも一方の流路を流れる冷却水の温度を取得する温度センサと、
    前記エンジン側流路を開閉可能なバルブと、
    前記EGRクーラ側流路を流れる冷却水を昇温可能な昇温装置と、
    前記温度センサにより取得される冷却水の温度がEGRガスの冷却により凝縮水を生成させ得る所定の閾値温度未満の場合に、前記バルブを閉弁させて前記エンジン側流路の冷却水の流れを停止させると共に、前記EGR側流路に冷却水を流通させ、且つ、前記昇温装置を作動させて前記EGR側流路を流れる冷却水を昇温する昇温制御を実施する制御部と、を備える
    ことを特徴とするエンジン冷却システム。
  2. 前記温度センサが、前記EGRクーラよりも下流側の前記EGRクーラ側流路に配置されたクーラ出口温度センサであり、
    前記制御部は、前記昇温制御の実施により前記クーラ出口温度センサで取得される冷却水の温度が前記閾値温度に達すると、前記EGRクーラへのEGRガスの導入を開始させる
    請求項1に記載のエンジン冷却システム。
  3. 前記温度センサとして、前記エンジンよりも下流側の前記エンジン側流路に配置されたエンジン出口温度センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記EGRガスの導入開始から前記エンジン出口温度センサで取得される冷却水の温度が前記閾値温度を超えるまでは、前記昇温制御を継続させる
    請求項2に記載のエンジン冷却システム。
  4. 前記エンジン側流路は、該エンジン側流路を流れる冷却水を外気との熱交換により冷却するラジエータ及び、前記エンジンと前記ラジエータとの間から分岐して該ラジエータを迂回するバイパス流路をさらに備え、
    前記エンジン側流路と前記バイパス流路との分岐部には、前記エンジンを通過した冷却水の温度が前記閾値温度よりも高い所定の暖機温度に達するまでは、冷却水を前記ラジエータから迂回させて前記バイパス流路に流通させるサーモスタットが設けられ、
    前記バルブが前記バイパス流路に設けられた
    請求項1から3の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
  5. 前記エンジン側流路は、前記エンジンと前記サーモスタットとの間から分岐すると共に、冷却水の熱で空気を加熱するヒータコアが介装されたヒータコア側流路をさらに備え、
    前記バルブが前記バイパス流路及び前記ヒータコア側流路の少なくとも一方に設けられた
    請求項4に記載のエンジン冷却システム。
  6. 前記EGRクーラよりも下流側の前記EGRクーラ側流路に、冷却水の熱で空気を加熱するヒータコアが介装された
    請求項1から4の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
  7. 前記昇温装置が、前記EGRクーラよりも上流側の前記EGRクーラ側流路に配置された
    請求項1から6の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
  8. 前記昇温装置が、ヒータ式の昇温装置である
    請求項1から7の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
  9. 前記昇温装置が、排気熱式の昇温装置である
    請求項1から7の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
  10. 前記昇温装置が、蓄熱器式の昇温装置である
    請求項1から7の何れか一項に記載のエンジン冷却システム。
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