JP2018117239A - 動画データの圧縮装置、動画データの圧縮方法 - Google Patents
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Abstract
Description
この実施の形態で用いられる動画データは、透明度(α値)の情報を有する動画データである。具体的には、例えば、動画データを構成する「フレーム画像データ」としてのフレームのそれぞれの画素の画像情報としてに、RGB色空間の「R」情報、「G」情報、「B」情報に加え、透明度(α値)を規定する「A」情報が、0〜255の値で設定されている場合(ただし、「A」情報は0が透明度最大(透明度100%)、255が透明度最小(透明度0%))がこれに相当する。
図1に、この実施の形態の動画圧縮装置10の機能ブロック図を、図2はこの実施の形態の動画圧縮装置の予測処理部を示す機能ブロック図をそれぞれ示す。この実施の形態の「動画データの圧縮装置」としての動画圧縮装置10は、エンコーダとしての機能を有し、透明度の情報を有する動画データを圧縮符号化する。具体的には、例えばこの動画圧縮装置は、別個の動画が複数重ね合わされ、かつ重ね合わされた際に透明度に応じてアルファブレンドして表示され、その部分から後側で表示される動画の一部が透過した状態でディスプレイに表示される、遊技機の動画の圧縮符号化に用いられる。ただし、遊技機以外に用いられる、複数重ね合わされて表示される、透明度の情報を有するいかなる動画の圧縮符号化に用いられてもよい。
以下、この実施の形態における動きベクトルの算出の原理について、図3の模式図を参酌して説明する。この実施の形態の動画圧縮装置10においては、この原理に基づいて動きベクトルの算出を行う。
ただし、
SSD:Sum of Squared Difference(二乗誤差)
Σ:ブロック内の全ての画素の値の総和
Rdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Rsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Gdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Gsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Bdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
Bsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
^:乗算記号。たとえば「○○^2」は「○○の2乗」を示す。
ただし、
SSD:Sum of Squared Difference(二乗誤差)
Σ:ブロック内の全ての画素の値の総和
Adst:符号化対象フレームの特定の画素の透明度情報(α値の情報)
Asrc:参照フレームの特定の画素の透明度情報(α値の情報)
Rdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Rsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Gdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Gsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Bdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
Bsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
^:乗算記号。たとえば「○○^2」は「○○の2乗」を示す。
コスト値=SSD+λ動きベクトルの消費ビット・・・(3)
ただし
λ:ビット数の単位をSSDの単位に揃えるための所定の係数
上記式(2)においても画素の透明度情報を二乗誤差を算出する際に利用することになるが、透明度情報をより一層活用するため、この実施の形態においては、動きベクトル探索部22の動きベクトル決定部222は、下記の式(4)によってブロック同士の近似の値を求める。
ただし、
SSD’:Sum of Squared Difference(二乗誤差)
Σ:ブロック内の全ての画素の値の総和
Adst:符号化対象フレームの特定の画素の透明度情報(α値の情報)
Asrc:参照フレームの特定の画素の透明度情報(α値の情報、ただし0≦Asrc≦255)
Rdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Rsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのR情報
Gdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Gsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのG情報
Bdst:符号化対象フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
Bsrc:参照フレームの特定の画素の色情報としてのB情報
^:乗算記号。たとえば「○○^2」は「○○の2乗」を示す。
コスト値=SSD’+λ動きベクトルの消費ビット・・・(5)
ただし
λ:ビット数の単位をSSD’の単位に揃えるための所定の係数
上記式(4)においては、右辺の「R」「G」「B」の各項に「Asrc/255(ただし0≦Asrc≦255)」を乗算している点が上記式(2)と異なる。
図4は、この実施の形態の動画圧縮装置10における色情報と透明度の相関関係の事例を模式的に示す図である。同図は、横軸が透明度(α値、ただし0≦α値≦255)、縦軸が色情報の寄与度又は画質の寄与度(RGBの寄与度又はYUVの寄与度、ただし0%≦寄与度≦100%)を示している。
図5は、この実施の形態の動画圧縮装置10の処理手順の一例を示すフローチャートである。以下、図5及び図1乃至図4に基づいて、「動画データの圧縮方法」としての、この実施の形態の処理手順の一例を説明する。なお、図5の処理手順では、いわゆる「ダイヤモンドサーチ」に基づいて動きベクトルを探索する処理を記載しているが、これに限らず、たとえば、処理対象のフレームの全てのブロックを総当たり的に探索する「フルサーチ」等、他のあらゆる処理方法によって動きベクトルの探索が行われてもよい。
、動きベクトル検出手順)。一方、初期動きベクトルの「コスト」の方が移動させた後のブロック322最小の「コスト」よりも小さい場合(ステップS4の“YES”)は、動きベクトル決定部222はステップS3にて「コスト」を採用したブロック322への移動は行わず、移動させる前のブロック321を動きベクトルの終点(又は始点)として検出し、処理は終了する。
11・・・符号生成部(圧縮手段)
17・・・動きベクトル検出部(動きベクトル検出手段)
Claims (7)
- 少なくとも一部に透明度の情報が設定されたフレーム画像データを用いて構成される動画データを圧縮する動画データの圧縮装置であって、
特定のフレーム画像と、該特定のフレーム画像の前方向、及び/又は、後方向に存在する他のフレーム画像データとの間で動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、
検出された前記動きベクトルを用いて前記フレーム画像データを圧縮する圧縮手段とを備え、
該動きベクトル検出手段は、前記特定のフレーム画像データ、及び/又は、前記他のフレーム画像データの有する前記透明度の情報を用いて、前記特定のフレーム画像データと前記他のフレーム画像データとの間の前記動きベクトルを検出することを特徴とする動画データの圧縮装置。 - 前記動きベクトル検出手段は、前記特定のフレーム画像データ、及び/又は、前記他のフレーム画像データの有する前記透明度の情報の、前記透明度の高さの値に依存して、動きベクトルの決定における画質の寄与度を補正することで前記動きベクトルを検出することを特徴とする請求項1に記載の動画データの圧縮装置。
- 前記動きベクトル検出手段は、前記動きベクトルを検出する際に、前記特定のフレーム画像データの前記透明度の情報の規定する前記透明度、及び/又は、前記他のフレーム画像データの前記透明度の情報の規定する前記透明度、が高いほど、前記特定のフレーム画像データの色情報、及び/又は、前記他のフレーム画像データの色情報が前記動きベクトルの決定に与える影響が小さくなるようにすることを特徴とする請求項2に記載の動画データの圧縮装置。
- 前記動きベクトル検出手段は、前記特定のフレーム画像データの色情報に前記特定のフレーム画像データの前記透明度の情報を乗算した値、及び/又は、前記他のフレーム画像データの色情報に前記他のフレーム画像データの前記透明度の情報を乗算した値、を用いて前記動きベクトルを検出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の動画データの圧縮装置。
- 前記動きベクトル検出手段は、前記特定のフレーム画像データの色情報に前記特定のフレーム画像データの前記透明度の情報を乗算した値、及び/又は、前記他のフレーム画像データの色情報に前記他の動画データの前記透明度の情報を乗算した値の、絶対値誤差又は二乗誤差を用いて前記動きベクトルを検出することを特徴とする請求項4に記載の動画データの圧縮装置。
- 前記動きベクトル検出手段は、前記特定のフレーム画像データの透明度情報、及び/又は、前記他のフレーム画像データの透明度情報、を用いて前記動きベクトルを検出することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の動画データの圧縮装置。
- 少なくとも一部に透明度の情報が設定されたフレーム画像データを用いて構成される動画データを圧縮するための動画データの圧縮方法であって、
特定のフレーム画像データと、該特定のフレーム画像データの前方向、及び/又は、後方向に存在する他のフレーム画像データとの間で動きベクトルが検出される動きベクトル検出手順と、
検出された前記動きベクトルを用いて前記フレーム画像データが圧縮される圧縮手順とを備え、
該動きベクトル検出手順においては、前記特定のフレーム画像データ、及び/又は、前記他のフレーム画像データの有する前記透明度の情報を用いて、前記特定のフレーム画像データと前記他のフレーム画像データとの間の前記動きベクトルが検出されることを特徴とする動画データの圧縮方法。
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JP2017006670A JP6738091B2 (ja) | 2017-01-18 | 2017-01-18 | 動画データの圧縮装置、動画データの圧縮方法 |
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