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JP2018112930A - 車両の走行管理システム - Google Patents

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JP2018112930A
JP2018112930A JP2017003433A JP2017003433A JP2018112930A JP 2018112930 A JP2018112930 A JP 2018112930A JP 2017003433 A JP2017003433 A JP 2017003433A JP 2017003433 A JP2017003433 A JP 2017003433A JP 2018112930 A JP2018112930 A JP 2018112930A
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諭 池田
Satoshi Ikeda
諭 池田
陽平 橋本
Yohei Hashimoto
陽平 橋本
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

【課題】現在の自動走行している車両の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を、乗車希望者が把握でき、使用できる自動走行している車両を選択して、乗り込むことができる車両の走行管理システムを提供する。
【解決手段】自動走行している車両に備えられ、車両の走行情報を送信する走行情報通信装置と、車両の走行情報通信装置からの車両の走行情報を受信して、前記車両の走行状態を管理する管理サーバと、自動走行している車両の乗車希望者が所持するとともに、管理サーバとの間の無線通信により、管理サーバに記憶された自動走行している車両の走行情報にアクセスできるように構成した携帯情報端末とを備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、例えば、タクシー、乗り合いバス、レンタカーなど無人自動運転システムにより、自動走行している車両の走行管理システムに関する。
より詳細には、無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両に、乗車希望者が乗り込むことができる車両の走行管理システムに関する。
近年、完全自動運転の自動車が注目されており、海外の一部では、公道での実験が開始されている。日本国内でも、無人自動運転システムについて、多くの研究、実験が進んでいる。
将来的には現在の有人運転のタクシーのように、道路を走行している無人タクシーを捕まえて、乗車するサービスが展開されることも考えられる。
例えば、特許文献1(特開平11−184521号公報)では、自動車を無人で運転し、呼び出しに応じて配車する自動配車システムが提案されている。
すなわち、特許文献1の自動配車システムは、自動車の現在位置から呼び出しを受けたところまで、予め決められたエリア内の地図から自動車の走行経路を決定している。
走行経路を決定するために、エリア内の地図上に設置された標識情報を変更して経路計画を行い、その標識を認識することで、運転経路を決め、自動車に自律性を与えて自律走行制御することで、自動車を無人運転し、配車を行うように構成されている。例えば、交差点ごとに走行車両に対向する位置に標識を設置して標識内容を中央制御装置からの変更指令に基づいて変更して自律走行制御することが示されている。
また、特許文献2(特開2016−115364号公報)には、自動運転車の無人運転による配車サービスを実現することができる配車管理システムが提案されている。
すなわち、特許文献2の配車管理システムは、配車管理サーバと自動運転車から構成されており、利用者による配車管理サーバに対する配車要求に基づいて、配車管理サーバが、自動運転車を利用者に対して、配車するように構成された配車管理システムである。
そして、取得した利用者の顔画像、音声、指紋などの第1の認証用情報と、予め第1の記憶手段に記憶した利用者の第1の認証参照用情報とを用いて、利用者の認証の可否を判断する第1の認証手段を備えている。
また、取得した第2の認証用情報を配車管理サーバに送信し、これに応じて配車管理サーバから受信した確認認証結果に応じて、利用者の認証の可否を判断する第2の認証手段を備えている。
そして、第1の認証手段で認証ができ、かつ、第2の認証手段で認証ができたときに、自動運転車の利用を可能にするようになっている。
特開平11−184521号公報 特開2016−115364号公報
このような従来の特許文献1の配車管理システムでは、エリア内の地図上に配置された標識情報を変更して運転経路を決めて配車するため、標識の配置位置や道路形状によっては誤認識して走行するおそれがあり、配車経路が適切に指示されずお客の位置までスムーズに配車されないおそれがある。
一方、特許文献2の配車管理システムは、利用者による配車管理サーバに対する配車要求に基づいて、配車管理サーバが、自動運転車を利用者に対して、配車するものであって、配車管理側からの一方向の配車である。
また、特許文献2の配車管理システムは、利用者の認識情報が一致した際にのみ、自動運転車を利用者ができるようにしたセキュリティーシステムを目的とするものである。
このため、管理者側が、配車管理サーバで管理しているものであって、利用者が、例えば、現在の自動運転車の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を把握できず、使用できる自動運転車を選択することができず、不便である。
このような現状に鑑み、本発明の少なくとも一つの実施形態は、無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両に、乗車希望者が乗り込むことができる車両の走行管理システムを提供することを目的とする。
前述したような従来技術における課題に鑑み、及び上記目的を達成するために発明されたものであって、本発明の少なくとも一つの実施形態は、無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両の走行管理システムであって、前記自動走行している車両に備えられ、車両の走行情報を送信する走行情報通信装置と、前記車両の走行情報通信装置からの車両の走行情報を受信して、前記車両の走行状態を管理する管理サーバと、前記自動走行している車両の乗車希望者が所持するとともに、前記管理サーバとの間の無線通信により、前記管理サーバに記憶された自動走行している車両の走行情報にアクセスできるように構成した携帯情報端末とを備えることを特徴とする。
このように構成することによって、自動走行している車両に備えられた走行情報通信装置により、管理サーバに、車両の走行情報を送信するように構成されている。
従って、例えば、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間などの車両の走行状態を、管理者が、管理サーバ側で管理することができる。
また、自動走行している車両の乗車希望者が所持する携帯情報端末により、管理サーバの記憶部に記憶された自動走行している車両の走行情報にアクセスできる。
これにより、例えば、現在の自動走行している車両の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を、乗車希望者が把握でき、使用できる自動走行している車両を選択して、乗り込むことができる。
また、幾つかの実施形態では、前記車両が、乗車希望者が所持する携帯情報端末と連動して、乗車希望者の所在位置で停止するように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、車両が、乗車希望者が所持する携帯情報端末と連動して、車両を乗車希望者の所在位置で停止するので、乗車希望者が選択した自動走行している車両に、容易に乗り込むことができる。
また、幾つかの実施形態では、前記車両の走行情報が、走行ルート情報であることを特徴とする。
このように構成することによって、乗車希望者は走行ルート情報を入手することができ、便利である。
また、幾つかの実施形態では、前記走行ルート情報が、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間のうち、少なくとも1つの走行ルート情報であることを特徴とする。
このように構成することによって、管理者および乗車希望者がこのような走行ルート情報を把握することができ、管理者側は、このような走行ルート情報を配車手配の参考とすることができる。
一方、乗車希望者側は、このような走行ルート情報に基づいて、例えば、乗車希望者の近くにいる自動走行している車両を把握、選択することができ、乗り込み場所まで移動できるなど極めて便利である。
また、幾つかの実施形態では、前記車両の走行情報が、車両の走行データであることを特徴とする。
このように構成することによって、乗車希望者は車両の走行データを入手することができ、車両の走行データを参考に車両を選べるので便利である。
また、幾つかの実施形態では、前記車両の走行データが、車両のエネルギー残量、平均燃費、車両の形式データのうち、少なくとも1つの走行データであることを特徴とする。
このように構成することによって、管理者および乗車希望者がこのような走行データを把握することができ、管理者側は、このような走行データを配車手配の参考とすることができる。
一方、乗車希望者側は、このような走行データに基づいて、例えば、車両のエネルギー残量が多く、平均燃費が良好な自動走行している車両を把握、選択することができ、特に、EVなどの電気自動車では、電気スタンドに立ち寄るなどの必要がなく、極めて便利である。
また、幾つかの実施形態では、前記車両の走行情報通信装置が、管理サーバからの指示情報を受信できるように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、管理者側は、自動走行している車両の、例えば、目的地、走行経路などを変更することができ、エリア変更などが可能であるとともに、配車システムとしても利用することができる。
また、幾つかの実施形態では、前記車両の走行情報通信装置が、乗車希望者が所持する携帯情報端末からの指示情報を受信できるように構成されていることを特徴とする。
このように構成することによって、乗車希望者が、自動走行している車両と直接個別に通信することによって、乗車希望者の選択した、例えば、近くの車両を、乗車希望者の所在位置まで、呼び出すことができ、極めて便利である。
本発明の一実施形態によれば、無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両に、乗車希望者が乗り込むことができる。
すなわち、自動走行している車両に備えられた走行情報通信装置により、管理サーバに、車両の走行情報を送信するように構成されているので、例えば、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間などの車両の走行状態を、管理者が、管理サーバ側で管理することができる。
また、自動走行している車両の乗車希望者が所持する携帯情報端末により、管理サーバの記憶部に記憶された自動走行している車両の走行情報にアクセスできるので、例えば、現在の自動走行している車両の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を、乗車希望者が把握でき、使用できる自動走行している車両を選択して、乗り込むことができる。
本発明の実施形態1に係る車両の走行管理システムの概略を示す構成ブロック図である。 実施形態1の車両の走行管理システムの管理サーバ及び乗車希望者が所持する携帯情報端末のメイン操作画面の概略図である。 実施形態1の車両の走行管理システムの管理サーバ及び乗車希望者が所持する携帯情報端末のメイン操作画面の概略図である。 実施形態1の車両の走行管理システムの管理サーバ及び乗車希望者が所持する携帯情報端末のメイン操作画面の概略図である。 実施形態1の車両の走行管理システムの管理サーバ及び乗車希望者が所持する携帯情報端末のメイン操作画面の概略図である。 本発明の実施形態2に係る車両の走行管理システムの概略を示す構成ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいてより詳細に説明する。
ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれらに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の車両の走行管理システムの概略を示す構成ブロック図、図2〜図5は、本発明の車両の走行管理システムの管理サーバ、乗車希望者が所持する携帯情報端末のメイン操作画面の概略図である。
図1において、符号10は、全体で本発明の車両の走行管理システムを示している。
本発明の車両の走行管理システム10は、例えば、タクシー、乗り合いバス、レンタカーなど無人自動運転システムにより、一定経路(例えば、車両毎に予め設定された循環経路)を自動走行している車両の走行管理システムである。
図1に示したように、本発明の車両の走行管理システム10は、自動走行している少なくとも1台の車両12を備えている。
なお、説明の便宜上、図1〜図5では、号車番号「01号車」〜「03号車」の3台の車両12(車両12A〜12C)を有する場合について説明する。
図1に示したように、それぞれの車両12には、車両12に搭載され、車両12の自動運転を制御するためのエンジンコントロールユニット(ECU)から構成される自動運転制御装置14を備えている。
また、自動運転制御装置14は、エンジンである動力部、ブレーキ、および、ステアリングなどから構成される制御ユニット16に接続され、これらを制御するように構成されている。
さらに、自動運転制御装置14は、車両12の自動運転を制御するためのカーナビゲーションシステム18に接続されるとともに、車間距離センサなどの各種のセンサ20に接続されている。
また、図1に示したように、それぞれの車両12には、走行情報通信装置22が備えられている。
走行情報通信装置22は、自動運転制御装置14の記憶部に記憶された車両の走行情報を、後述するように、管理サーバ28、乗車希望者が所持する携帯情報端末30に送信する送信部24を備えている。
また、走行情報通信装置22は、管理サーバ28、乗車希望者が所持する携帯情報端末30から、それぞれの指示情報を受信する受信部26を備えている。
また、図1に示したように、本発明の車両の走行管理システム10は、管理サーバ28を備えており、車両12の走行情報通信装置22の送信部24から送られてくる車両12の走行情報を受信して、車両12の走行状態を管理するように構成されている。
このように構成することによって、管理者側は、自動走行している車両12の、例えば、目的地、走行経路などを変更することができ、エリア変更などが可能であるとともに、配車システムとしても利用することができる。
また、図1に示したように、本発明の車両の走行管理システム10は、乗車希望者が所持する、例えば、タブレット型パソコン、スマートホンなどの携帯情報端末30を備えている。
この携帯情報端末30により、管理サーバ28との間の無線通信により、管理サーバ28に記憶された自動走行している車両12の走行情報にアクセスができるように構成されている。
このように構成することによって、自動走行している車両12に備えられた走行情報通信装置22の送信部24により、管理サーバ28に、車両12の走行情報を送信するように構成されている。
従って、例えば、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間などの車両の走行状態を、管理者が、管理サーバ28の側で管理することができる。
また、自動走行している車両12の乗車希望者が所持する携帯情報端末30により、管理サーバ28の記憶部に記憶された自動走行している車両12の走行情報にアクセスできる。
これにより、例えば、現在の自動走行している車両の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を、乗車希望者が把握でき、使用できる自動走行している車両12を選択して、乗り込むことができる。
また、車両12が、乗車希望者が所持する携帯情報端末30と連動して、乗車希望者の所在位置で、車両を停止するように構成されているのが望ましい。
このような停止システムとしては、何ら限定されるものではないが、例えば、乗車希望者が所持する携帯情報端末30とドアロック装置との連動により、車両12を乗車希望者の所在位置の所定位置で、車両を停止するように構成されている停止システムを採用することができる。
すなわち、携帯情報端末30が遠隔操作によるドアロック解除機能を有して場合に、車両12が近づいてきた車両に乗り込むために、ドアロック解除信号を出力することによって車両が停止するように構成されている。
このように構成することによって、車両12が、乗車希望者が所持する携帯情報端末30と連動して、車両12を乗車希望者の所在位置で停止するので、乗車希望者が選択した自動走行している車両12に、容易に乗り込むことができる。
また、車両の走行情報としては、何ら限定されるものではないが、走行ルート情報、例えば、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間のうち、少なくとも1つの走行ルート情報であるのが望ましい。
このように構成することによって、管理者および乗車希望者がこのような走行ルート情報を把握することができ、管理者側は、このような走行ルート情報を配車手配の参考とすることができる。
一方、乗車希望者側は、このような走行ルート情報に基づいて、例えば、乗車希望者の近くにいる自動走行している車両12を把握、選択することができ、乗り込み場所まで移動できるなど極めて便利である。
さらに、車両の走行情報としては、何ら限定されるものではないが、車両の走行データ、例えば、車両12のエネルギー残量、車両12の平均燃費、車両12の形式データのうち、少なくとも1つの走行データであるのが望ましい。
このように構成することによって、管理者および乗車希望者がこのような走行データを把握することができ、管理者側は、このような走行データを配車手配の参考とすることができる。
なお、この場合、車両12の形式データとしては、特に限定されるものではないが、例えば、車両12の色、車両の形、車両12の車種、車両の乗車定員などのデータとすることができる。
一方、乗車希望者側は、このような走行データに基づいて、例えば、車両のエネルギー残量が多く、平均燃費が良好な自動走行している車両12を把握、選択することができ、特に、EVなどの電気自動車では、電気スタンドに立ち寄るなどの必要がなく、極めて便利である。
また、図1に示したように、車両12の走行情報通信装置22の受信部26が、管理サーバ28からの指示情報を受信できるように構成されているのが望ましい。
このように構成することによって、管理者側は、自動走行している車両12の、例えば、目的地、走行経路などを変更することができ、エリア変更などが可能であるとともに、配車システムとしても利用することができる。
また、図1に示したように、車両12の走行情報通信装置22の受信部26が、乗車希望者が所持する携帯情報端末30からの指示情報を受信できるように構成されているのが望ましい。
このように構成することによって、乗車希望者が、自動走行している車両12と直接個別に通信することによって、乗車希望者の選択した、例えば、近くの車両12を、乗車希望者の所在位置まで、呼び出すことができ、極めて便利である。
このように構成される本発明の車両の走行管理システム10について、以下に、本発明の車両の走行管理システム10の管理サーバ28のメイン操作画面29、乗車希望者が所持する携帯情報端末30のメイン操作画面32の概略図(図2〜図5)に基づいて、より詳細に説明する。
以下については、管理サーバ28のメイン操作画面29と携帯情報端末30のメイン操作画面32とは同じ画面内容であるため、説明の便宜上、乗車希望者が所持する携帯情報端末30のメイン操作画面32について説明する。
図2に示したように、この実施形態の車両の走行管理システム10では、メイン操作画面32に、例えば、カーナビゲーションシステム18の地図と連動したGPS地図が表示されている。
この地図上の道路上を、例えば、タクシー、乗り合いバス、レンタカーなどが、無人自動運転システムにより、一定経路(例えば、車両毎(号車番号「01号車」〜「03号車」の車両12A〜12C毎)に予め設定された循環経路)を自動走行している状態が示されている。
また、乗車希望者Aが所在する位置が、メイン操作画面32に表示されている。
また、それぞれの車両には、車両名表示枠36に号車番号「01号車」〜「03号車」が表されるようになっている。
なお、この状態において、別の台目の車両12D「04号車」は、別の乗車希望者が、既に選択しており、グレーアウト(選択不可の状態)となっている。
また、車両名表示枠36に、「先約あり」の表示がされるようになっている。
この場合、既に選択されている「04号車」の車両12Dを選択できないように、メイン操作画面32上に表示しないようにすることも可能である。
図3に示したように、乗車希望者Aは、選択したい車両12を選択する。この場合、図3の実施形態では、乗車希望者Aは、車両12Aを選択した状態が示されている。
この選択により、図3に示したように、選択指示枠34が表示(ポップアップ)され、この選択指示枠に表示された選択画面において、図示しないが、目的地などの情報を入力することができるようになっている。
図3に示したように、選択した車両12Aの走行ルート情報として、走行経路が示されるとともに、所定の場所を通過する予測時刻が表示されるとともに、乗車希望者Aの目的地Bの到着予想時刻が、別途表示されるようになっている。
この状態で、乗車希望者Aは、選択した車両12Aの走行ルート情報から、例えば、図3のC地点まで歩いていき、選択した車両12Aに乗り込むことができるようになっている。
なお、図4に示したように、メイン操作画面32に、全ての車両12A〜12Cの走行ルート情報として、走行経路が示されるとともに、所定の場所を通過する予測時刻が表示されるように構成しても良い。これにより、乗車希望者Aは、自分が行きたい行き先の走行経路を走行している車両12を選択することができるとともに、乗車希望者Aに最も近い車両12を選択することができ、より便利である。
また、図5に示したように、選択車両情報指示枠38が表示(ポップアップ)され、この選択指示枠34に、車両の走行情報として、例えば、号車番号「01号車」の詳細情報として、車両12Aの「色:白」、「形:1BOX」、「7人乗り」、「燃料50%」、「AVG13km/L」などの情報が表示されるようになっている。
これにより、管理者および乗車希望者がこのような走行データを把握することができ、管理者側は、このような走行データを配車手配の参考とすることができる。
なお、この場合、車両12の形式データとしては、特に限定されるものではない。
一方、乗車希望者側は、このような走行データに基づいて、例えば、車両のエネルギー残量が多く、平均燃費が良好な自動走行している車両12を把握、選択することができ、特に、EVなどの電気自動車では、電気スタンドに立ち寄るなどの必要がなく、極めて便利である。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2の車両の走行管理システムの概略を示す構成ブロック図である。
この実施形態の車両の走行管理システム11は、図1〜図5に示した実施形態1の走行管理システム10と基本的には同様な構成であり、同一の構成部材には、同一の参照番号を付して、その詳細な説明を省略する。
なお、図6では、説明の便宜上、車両12Aのみ示している。
この実施形態の車両の走行管理システム10では、走行情報通信装置22が、カーナビゲーションシステム18に組み込まれた状態である。
このように、走行情報通信装置22を、カーナビゲーションシステム18に組み込むようにすれば、車両12のシステム自体をコンパクト化することができ、手間とコストを低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施態様を説明してきたが、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上記実施形態では、車両12として、タクシー、乗り合いバス、レンタカーなどに適用したが、トラック、フォークリフトなどの商用車、テーマパークなどのエリアを巡回しているその他の乗り物など、その他の車両一般に適用できる。
また、上記実施形態では、例えば、タブレット型パソコン、スマートホンなどの携帯情報端末30について説明したが、その他の専用の情報端末とすることも可能であるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本開示の一実施形態によれば、無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両に、乗車希望者が乗り込むことができるので、すなわち、例えば、現在の自動走行している車両の位置、到達時間、経路、燃費、車種などの車両の形式などの情報を、乗車希望者が把握でき、使用できる自動走行している車両を選択して、乗り込むことができるので、タクシー、乗り合いバス、レンタカーなど無人自動運転システムへの適用に適している。
10、11 走行管理システム
12 車両
12A−12D 車両
14 自動運転制御装置
16 制御ユニット
18 カーナビゲーションシステム
20 センサ
22 走行情報通信装置
24 送信部
26 受信部
28 管理サーバ
30 携帯情報端末
29、32 メイン操作画面
34 選択指示枠
36 車両名表示枠
38 選択車両情報指示枠
A 乗車希望者
B 目的地

Claims (8)

  1. 無人自動運転システムにより、一定経路を自動走行している車両の走行管理システムであって、
    前記自動走行している車両に備えられ、車両の走行情報を送信する走行情報通信装置と、
    前記車両の走行情報通信装置からの車両の走行情報を受信して、前記車両の走行状態を管理する管理サーバと、
    前記自動走行している車両の乗車希望者が所持するとともに、前記管理サーバとの間の無線通信により、前記管理サーバに記憶された自動走行している車両の走行情報にアクセスできるように構成した携帯情報端末とを備えることを特徴とする車両の走行管理システム。
  2. 前記車両が、乗車希望者が所持する携帯情報端末と連動して、乗車希望者の所在位置で停止するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両の走行管理システム。
  3. 前記車両の走行情報が、走行ルート情報であることを特徴とする請求項1に記載の車両の走行管理システム。
  4. 前記走行ルート情報が、現在地点、目的地地名、目的地への到着時間、走行経路、所定の場所を通過する予測時間のうち、少なくとも1つの走行ルート情報であることを特徴とする請求項3に記載の車両の走行管理システム。
  5. 前記車両の走行情報が、車両の走行データであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両の走行管理システム。
  6. 前記車両の走行データが、車両のエネルギー残量、平均燃費、車両の形式データのうち、少なくとも1つの走行データであることを特徴とする請求項4に記載の車両の走行管理システム。
  7. 前記車両の走行情報通信装置が、管理サーバからの指示情報を受信できるように構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両の走行管理システム。
  8. 前記車両の走行情報通信装置が、乗車希望者が所持する携帯情報端末からの指示情報を受信できるように構成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両の走行管理システム。
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