JP2018090636A - 新規化合物及び摂食行動に対するそれらの効果 - Google Patents
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Abstract
Description
A-B
(I)
[式中、
Aは、配列His1-Xaa2-Gln3-Gly4-Thr5-Phe6-Thr7-Ser8-Asp9-Xaa10-Ser11-Xaa12-Tyr13-Leu14-Xaa15-Xaa16-Xaa17-Xaa18-Xaa19-Xaa20-Xaa21-Phe22-Xaa23-Xaa24-Xaa25-Leu26-Xaa27-Xaa28-Xaa29;
を有するペプチドの領域を表し、
Bは、存在しないか、-NH2又は
a) Arg30;
b) Gly30;
c) Arg30-NH2;
d) Gly30-NH2;
e) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39;
f) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2;
g) His30-NH2;
h) Gly30-Pro31;
i) Gly30-Tyr31-Tyr32-Tyr33;
j) Arg30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34;
k) His30;
l) Gly30-His31;
m) His30-His31;
n) His30-Pro31;
o) Gly30-Pro31-NH2;
p) Gly30-His31-NH2;
q) His30-Pro31-NH2;
r) His30-His31-NH2;及び
s) Lys30-His31
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
-NH2は、ペプチドのC-末端のアミド化を表し、
Xaa2は、Ser2、Gly2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10、Leu10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12、His12又はArg12であり、
Xaa15は、Asp15、Asn15、Gln15、Glu15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16、Gln16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18は、Ala18、Ile18、His18又はArg18であり、
Xaa19は、Ala19、His19又はVal19であり、
Xaa20は、Lys20、Arg20、His20又はGln20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21、His21又はLys21であり、
Xaa23は、Ile23、His23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25、His25、Lys25、Tyr25又はLeu25であり、
Xaa27は、Val27、Met27、Lys27、His27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28、His28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、Thr29、His29又はArg29である]
によって表される配列を有するペプチドである化合物、又は前記ペプチドの変形体及び/若しくは誘導体である化合物、又は前記ペプチド若しくは前記化合物の塩及び/若しくは溶媒和物であって、ただし、以下の基準:
t)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
u)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
v)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
w)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
x)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
y)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
z)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
aa)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
ab)Bが、存在しない、
ac)Bが、-NH2である、
ad)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である、
ae)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2である、及び/又は
af)Bが、His30-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる、化合物を提供する。
A-B
(IA)
[式中、
Aは、配列His1-Xaa2-Gln3-Gly4-Thr5-Phe6-Thr7-Ser8-Asp9-Xaa10-Ser11-Xaa12-Tyr13-Leu14-Xaa15-Xaa16-Xaa17-Xaa18-Xaa19-Xaa20-Xaa21-Phe22-Xaa23-Xaa24-Xaa25-Leu26-Xaa27-Xaa28-Xaa29
を有するペプチドの領域を表し、
Bは、存在しないか、-NH2又は
a) Arg30
b) Gly30
c) Arg30-NH2
d) Gly30-NH2
e) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39
f) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2
g) His30-NH2; ;及び
h) Gly30-Pro31
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
-NH2は、ペプチドのC-末端のアミド化を表し、
Xaa2は、Ser2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12、His12又はArg12であり、
Xaa15は、Asp15、Asn15又はGlu15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18は、Ala18、Ile18又はArg18であり、
Xaa19は、Ala19又はVal19であり、
Xaa20は、Lys20、Arg20、His20又はGln20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25、His25、Lys25、Tyr25又はLeu25であり、
Xaa27は、Val27、Met27、Lys27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、Thr29又はArg29である]
によって表される配列を有するペプチドである化合物、又は前記ペプチドの変形体及び/若しくは誘導体である化合物、又は前記ペプチド若しくは前記化合物の塩及び/若しくは溶媒和物であって、ただし、以下の基準:
a)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
b)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
c)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
d)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
e)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
f)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
g)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
h)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
i)Bが、存在しない、
j)Bが、-NH2である、
k)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29である、又は
l)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる、化合物が提供される。
本出願中に記載したアミノ酸配列は、アミノ酸に対して標準的な文字略語を使用して示してある。図1([図1−1]から[図1−28])、図6、及び実施例に示した特定の配列は、本発明の特定の好ましい実施形態に関する。「AIB」は、α-アミノイソ酪酸残基に対して使用される略語である。特定の化合物は、本明細書中において、数字識別子/化合物no.(即ち、化合物285、ペプチド285)によって言及する。場合によっては、その数字識別子は、「G」接尾辞を有することがある(即ち、化合物G285)。G接尾辞はもっぱら、本出願の主題を本出願人の他のプロジェクトと識別するのに役立つ。G接尾辞は、他に何も意味せず、数字識別子は、接尾辞が付されていてもいなくても、同じ化合物を指し、同義で使用し得る。
本開示の種々の実施形態の検討を容易にするために、特定の用語について以下の説明を示す。
である。
を有する。
A-B
(I)
[式中、
Aは、配列His1-Xaa2-Gln3-Gly4-Thr5-Phe6-Thr7-Ser8-Asp9-Xaa10-Ser11-Xaa12-Tyr13-Leu14-Xaa15-Xaa16-Xaa17-Xaa18-Xaa19-Xaa20-Xaa21-Phe22-Xaa23-Xaa24-Xaa25-Leu26-Xaa27-Xaa28-Xaa29
を有するペプチドの領域を表し、
Bは、存在しないか、-NH2又は
a) Arg30;
b) Gly30;
c) Arg30-NH2;
d) Gly30-NH2;
e) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39;
f) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2;
g) His30-NH2;
h) Gly30-Pro31;
i) Gly30-Tyr31-Tyr32-Tyr33;
j) Arg30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34;
k) His30;
l) Gly30-His31;
m) His30-His31;
n) His30-Pro31;
o) Gly30-Pro31-NH2;
p) Gly30-His31-NH2;
q) His30-Pro31-NH2;
r) His30-His31-NH2;及び
s) Lys30-His31
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
-NH2は、ペプチドのC-末端のアミド化を表し、
Xaa2は、Ser2、Gly2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10、Leu10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12、His12又はArg12であり、
Xaa15は、Asp15、Asn15、Gln15、Glu15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16、Gln16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18は、Ala18、Ile18、His18又はArg18であり、
Xaa19は、Ala19、His19又はVal19であり、
Xaa20は、Lys20、Arg20、His20又はGln20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21、His21又はLys21であり、
Xaa23は、Ile23、His23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25、His25、Lys25、Tyr25又はLeu25であり、
Xaa27は、Val27、Met27、Lys27、His27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28、His28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、Thr29、His29又はArg29である]
によって表される配列を有するペプチドである化合物、又は前記ペプチドの変形体及び/若しくは誘導体である化合物、又は前記ペプチド若しくは前記化合物の塩及び/若しくは溶媒和物であって、ただし、以下の基準:
t)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
u)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
v)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
w)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
x)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
y)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
z)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
aa)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
ab)Bが、存在しない、
ac)Bが、-NH2である、
ad)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である、
ae)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2である、及び/又は
af)Bが、His30-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる、化合物を提供する。
A、Xaa2はSer2である。
B、Xaa10は、Tyr10である。
C、Xaa12は、Lys12又はHis12である。
D、Xaa15は、Asp15、Gln15、Lys15、His15又はGlu15である。
E、Xaa16は、Ser16又はGlu16である。
F、Xaa17は、Glu17又はGln17である。
G、Xaa18-Xaa19-Xaa20は、Ala18-Val19-His20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-Arg20である。
H、Xaa21は、His21又はLeu21である。
I、Xaa23は、Ile23である。
J、Xaa24は、Glu24又はGln24である。
K、Xaa25は、Trp25である。
L、Xaa27は、Lys27、Leu27又はVal27である。
M、Xaa28は、Asn28である。
N、Xaa29は、Thr29、His29又はGly29である。
O、Bは-NH2又はGly30、His30、Gly30-NH2、His30-NH2、His30-Pro31、Gly30-Pro31、Gly30-His31、His30-His31、His30-Pro31-NH2、Gly30-Pro31-NH2、Gly30-His31-NH2又はHis30-His31-NH2
から選択される配列を有するペプチドの領域である。
A+B、A+C、A+D、A+E、A+F、A+G、A+H、A+I、A+J、A+K、A+L、A+M、A+N、A+O、
B+C、B+D、B+E、B+F、B+G、B+H、B+I、B+J、B+K、B+L、B+M、B+N、B+O、
C+D、C+E、C+F、C+G、C+H、C+I、C+J、C+K、C+L、C+M、C+N、C+O、
D+E、D+F、D+G、D+H、D+I、D+J、D+K、D+L、D+M、D+N、D+O
E+F、E+G、E+H、E+I、E+J、E+K、E+L、E+M、E+N、E+O
F+G、F+H、F+I、F+J、F+K、F+L、F+M、F+N、F+O
G+H、G+I、G+J、G+K、G+L、G+M、G+N、G+O
J+K、J+L、J+M、J+N、J+O
K+L、K+M、K+N、K+O
L+M、L+N、L+O、
M_N、M+O及び
N+O
が企図される。
Xaa2は、Ser2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12又はHis12であり、
Xaa15は、Asp15、Glu15、Gln15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25又はLys25であり、
Xaa28は、Lys28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、His29又はThr29であり、
Bは存在しないか、-NH2又は
Arg30、Gly30、His30、Arg30-NH2、Gly30-NH2、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2、His30-NH2、Gly30-Pro31、Gly30-His31、His30-Pro31、His30-His31、Gly30-Pro31-NH2、Gly30-His31-NH2、His30-Pro31-NH2、及びHis30-His31-NH2
から選択される配列を有するペプチドの領域である。
Xaa2は、Ser2であり、
Xaa10は、Tyr10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12又はHis12であり、
Xaa15は、Asp15又はGlu15であり、
Xaa16は、Gly16又はSer16であり、
Xaa17は、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17であり、
Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20であり、
Xaa21は、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25又はLys25であり、
Xaa27は、Leu27、Lys27、Met27又はVal27であり、
Xaa28は、Asn28であり、
Xaa29は、Thr29又はGly29であり、
Bは存在しないか、-NH2又は
Arg30、Gly30、Arg30-NH2、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、及びGly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
ただし、以下の基準:
a)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
b)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
c)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
d)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
e)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
f)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
g)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
h)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
i)Bが、存在しない、
j)Bが、-NH2である、
k)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29である、又は
l)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる。
Xaa2は、Ser2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12であり、
Xaa15は、Asp15、Glu15、Gln15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18-Xaa19-Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20又はAla18-Val19-His20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21、His21又はAsp21であり、
Xaa23は、Ile23又はVal23であり、
Xaa25は、Trp25又はLys25であり、
Xaa27は、Val27、Met27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28であり、
Xaa29は、Gly29であり、
Bは存在しないか、-NH2又は
Arg30、Gly30、Arg30-NH2、Gly30-NH2、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2、His30-NH2、及びGly30-Pro31
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
ただし、以下の基準:
a)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
b)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
c)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
d)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
e)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
f)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
g)Bが、存在しない、
h)Bが、-NH2である、
i)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である、及び/又は
j)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる。
Xaa2は、Ser2であり、
Xaa10は、Tyr10であり、
Xaa12は、Lys12又はHis12であり、
Xaa15は、Asp15、Glu15、Gln15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16又はGlu16であり、
Xaa17は、Glu17又はGln17であり、
Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20であり、
Xaa21は、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25であり、
Xaa27は、Lys27、Leu27又はVal27であり、
Xaa28は、Asn28であり、
Xaa29は、Gly29、His29又はThr29であり、
Bは、-NH2又はGly30、His30、Gly30-NH2、His30-NH2、His30-Pro31、Gly30-Pro31、Gly30-His31、His30-His31、His30-Pro31-NH2、Gly30-Pro31-NH2、Gly30-His31-NH2又はHis30-His31-NH2
から選択される配列を有するペプチドの領域である。
Xaa2は、Ser2であり、
Xaa10は、Tyr10であり、
Xaa12は、Lys12又はHis12であり、
Xaa15は、Asp15又はGlu15であり、
Xaa16は、Ser16又はGlu16であり、
Xaa17は、Glu17又はGln17であり、
Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20であり、
Xaa21は、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23であり、
Xaa24は、Glu24であり、
Xaa25は、Trp25であり、
Xaa27は、Lys27又はLeu27であり、
Xaa28は、Asn28であり、
Xaa29は、Gly29又はThr29であり、
Bは、-NH2又はHis30-NH2、Gly30-Pro31、Gly30-His31及びHis30-His31から選択される配列を有するペプチドの領域である。
A-B
(IA)
[式中、
Aは、配列His1-Xaa2-Gln3-Gly4-Thr5-Phe6-Thr7-Ser8-Asp9-Xaa10-Ser11-Xaa12-Tyr13-Leu14-Xaa15-Xaa16-Xaa17-Xaa18-Xaa19-Xaa20-Xaa21-Phe22-Xaa23-Xaa24-Xaa25-Leu26-Xaa27-Xaa28-Xaa29
を有するペプチドの領域を表し、
Bは、存在しないか、-NH2又は
a) Arg30
b) Gly30
c) Arg30-NH2
d) Gly30-NH2
e) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39
f) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2
g) His30-NH2及び
h) Gly30-Pro31
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
-NH2は、ペプチドのC-末端のアミド化を表し、
Xaa2は、Ser2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12、His12又はArg12であり、
Xaa15は、Asp15、Asn15又はGlu15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18は、Ala18、Ile18又はArg18であり、
Xaa19は、Ala19又はVal19であり、
Xaa20は、Lys20、Arg20、His20又はGln20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21又はHis21であり、
Xaa23は、Ile23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25、His25、Lys25、Tyr25又はLeu25であり、
Xaa27は、Val27、Met27、Lys27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、Thr29又はArg29である]
によって表される配列を有するペプチドである化合物、又は前記ペプチドの変形体及び/若しくは誘導体である化合物、又は前記ペプチド若しくは前記化合物の塩及び/若しくは溶媒和物であって、ただし、以下の基準:
a)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
b)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
c)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
d)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
e)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
f)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
g)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
h)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
i)Bが、存在しない、
j)Bが、-NH2である、
k)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である、又は
l)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser29-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる、化合物が提供される。
A、Xaa2は、アミノイソ酪酸残基である。
B、Xaa12は、Lys12である。
C、Xaa16は、Ser16又はGly16である。
D、Xaa18-Xaa19-Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20である。
E、Xaa24は、Glu24である。
F、Xaa25は、Trp25又はLys25である。
G、Xaa27は、Val27、Met27又はLeu27である。
H、Xaa28は、Lys28である。
I、Xaa29は、Gly29である。
J、Bは存在しないか、-NH2又は配列Arg30若しくはArg30-NH2を有するペプチドの領域である。
Tyr25-Leu26-Leu27-Asn28-Thr29、
Tyr25-Leu26-Met27-Asn28-Thr29、
Trp25-Leu26-Leu27-Asn28-Thr29、
Trp25-Leu26-Met27-Asn28-Thr29、
Leu25-Leu26-Leu27-Asn28-Thr29、又は
Leu25-Leu26-Met27-Asn28-Thr29
であることができる。
A、Xaa2はSer2である
B、Xaa10、Tyr10又はVal10である
C、Xaa12は、Lys12又はHis12である
D、Xaa15は、Aps15又はGlu15である
E、Xaa16は、Gly16又はSer16である
F、Xaa17は、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
G、Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
H、Xaa21は、Leu21又はHis21である
I、Xaa23は、Ile23である
J、Xaa24は、Glu24又はGln24である
K、Xaa25は、Trp25又はLys25である
L、Xaa27は、Leu27、Lys27、Met27又はVal27である
M、Xaa28は、Asn28である
N、Xaa29は、Thr29又はGly29である
O、BはArg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
A、Xaa2はSer2である
B、Xaa10は、Tyr10である
C、Xaa12は、Lys12又はHis12である
D、Xaa15は、Aps15又はGlu15である
E、Xaa16は、Gly16又はSer16である
F、Xaa17は、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
G、Xaa18〜Xaa20は、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
H、Xaa21は、Leu21又はHis21である
I、Xaa23は、Ile23である
J、Xaa24は、Glu24又はGln24である
K、Xaa25は、Trp25である
L、Xaa27は、Leu27又はVal27である
M、Xaa28は、Asn28である
N、Xaa29は、Thr29又はGly29であり、
O、BはArg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
A+B、A+C、A+D、A+E、A+F、A+G、A+H、A+I、A+J、A+K、A+L、A+M、A+N、A+O、
B+C、B+D、B+E、B+F、B+G、B+H、B+I、B+J、B+K、B+L、B+M、B+N、B+O、
C+D、C+E、C+F、C+G、C+H、C+I、C+J、C+K、C+L、C+M、C+N、C+O、
D+E、D+F、D+G、D+H、D+I、D+J、D+K、D+L、D+M、D+N、D+O
E+F、E+G、E+H、E+I、E+J、E+K、E+L、E+M、E+N、E+O
F+G、F+H、F+I、F+J、F+K、F+L、F+M、F+N、F+O
G+H、G+I、G+J、G+K、G+L、G+M、G+N、G+O
J+K、J+L、J+M、J+N、J+O
K+L、K+M、K+N、K+O
L+M、L+N、L+O、及び
N+Oが企図される。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10又はVal10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25又はLys25である
Xaa27が、Leu27、Lys27、Met27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、His12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Glu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Ser16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Glu17又はGln17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Lys20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、His21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Gln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Val27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Gly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Arg30-NH2、Arg30、-NH2、Gly30、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2であるか、又は存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、NH2である。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、存在しない。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Gly30である。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である。
Xaa2が、Ser2である
Xaa10が、Tyr10である
Xaa12が、Lys12又はHis12である
Xaa15が、Asp15又はGlu15である
Xaa16が、Gly16又はSer16である
Xaa17が、Gln17、Glu17、Arg17又はLys17である
Xaa18〜Xaa20が、Ala18-Val19-Arg20、Ala18-Val19-Lys20又はAla18-Val19-His20である
Xaa21が、Leu21又はHis21である
Xaa23が、Ile23である
Xaa24が、Glu24又はGln24である
Xaa25が、Trp25である
Xaa27が、Leu27又はVal27である
Xaa28が、Asn28である
Xaa29が、Thr29又はGly29である
Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2である。
本発明の化合物は、ヒトグルカゴン受容体及びGLP1受容体の両方において好ましくは活性である。これは、インビトロ若しくは細胞結合アッセイによって又はリポーターアッセイによって評価し得る。好ましくは、本発明の化合物は、ヒトグルカゴン受容体及びヒトGLP1受容体に、ヒトグルカゴン及びヒトGLPのそれぞれの親和性の少なくとも1/20,000、1/10,000、1/5,000、1/1,1000又は1/400の親和性で結合を示す。より好ましくは、本化合物は、ヒトグルカゴン及びヒトGLPの親和性と同様な親和性を示す。受容体への結合が、天然リガンドの結合ほど強い必要はないことは、驚くべき発見である。例えば、化合物G57は、ヒトGLP1受容体への親和性が、ヒトGLP1が有する親和性の1/204であるが、更に食物摂取量の調節に関して許容される活性を示す。
好ましくは、本発明の化合物は、以下の基準の一部又はより好ましくは全てを満たす。
1)食欲の阻害及びエネルギー消費の増大をもたらす、ヒトグルカゴン受容体及びヒトGLP1受容体の両方における持続性生物活性。
2)低容量注射での有効用量の投与を可能にする(したがって、注射疼痛がより少なくなる)、pH5の水溶液中への高い溶解度。溶解度は簡単なインビトロ試験によって容易に評価できる。溶解度はまた、一次ペプチド配列からかなり正確に予測できる。溶解度は、i)非荷電残基のクラスター形成を回避すること、ii)荷電残基を、ペプチド総残基数の少なくとも5%、10%、15%、20%若しくは25%まで増加させること、又はiii)疎水性残基を、ペプチド総残基数の5%未満、10%未満、15%未満、20%未満若しくは25%未満まで制限することによって、改善できる。
3)依然として許容される治療上又は美容上の利益をもたらしながら、毎日より頻繁でない、好ましくは週に2回、又はより好ましくは週に1回の注射を可能にするような、インビボにおける長期間の活性(ヒト又は動物モデルにおいて評価される)。
4)良好な体重減少又は食欲抑制(ヒト又は動物モデルにおいて評価される)。
5)ヒトにおける低い抗原性。これは、ヒト又は動物モデル(ヒト抗体レパートリーを模倣するようにヒト免疫系を用いて実験的に再構成された特定のマウス)において評価でき、或いは予測ソフトウェア、例えば、「抗原インデックス」アルゴリズム(Jameson及びWolf (1988年)Comput. Appl. Biosci. 4(1):181〜6頁)若しくはPREDITOPアルゴリズム(Pellequer及びWesthof、(1993年)J. Mol. Graph. 11(3):204〜10頁)を組み込んだものを用いて又はKolaskar及びTongankar(1990年)FEBS Leu. 10:276(1-2): 172〜4頁の方法を用いて予測できる。
pH5における溶解度の増大は、ペプチド中に少なくとも1個の(好ましくは2個、3個、4個又はそれ以上の)ヒスチジン残基を確保することによって提供できる。ヒスチジンは、pH7.4において(即ち、血液循環中における生理的条件下で又は皮下注射後の皮下で)荷電しないが、pH5ではヒスチジンのNH側鎖基のpIが約6.0であるので完全に荷電する点で、天然に存在するアミノ酸の中で独特である。したがって、本発明の化合物中にヒスチジン残基を含ませると、望ましい特徴であるpH5での溶解度が増加する。ヒスチジン残基はまた、化合物が皮下に注射された場合に溶解度が低下し、これがペプチドの皮下沈澱につながる点で、追加の利点をもたらす。インビトロでのHis含有ペプチドの亜鉛沈澱(例えば、インスリンの精製において使用される)は典型的には遅く、インビボで皮下沈殿物の分散を防止するほど十分に速いことは予想されないので、これは予想外である。沈殿物は、徐々に再溶解し、これが有利な遅延放出(slow-release)効果をもたらすであろう。ヒスチジン残基を含ませることは、亜鉛イオンを含有する医薬組成物に化合物を配合すべき場合に特に有利である。これは、亜鉛イオンはpH7.4ではヒスチジン残基と配位するがpH5では配位せず、化合物の溶解度の更なる減少をもたらし、これが皮下注射部位における沈澱増加の一因となり得、又は沈殿物の安定性増加の一因となり得るためである。可溶化は注射部位から血液循環及び/又は周囲組織液への亜鉛の洗い出しに左右されるので、亜鉛含有沈殿物はより緩やかに再溶解し、血液循環への放出の寿命を増加させ、有用な生物学的効果の持続に必要な注射の頻度を減少させるであろう。
A)1ml未満、0.5ml未満又は0.3ml未満の容量での有効用量の投与を可能にする、pH4〜pH5における十分な溶解度、
B)マウス及びラットの両方における食物摂取量の良好な阻害(これは、単に単一の齧歯類の種における良好な阻害である以上に確実な、ヒトにおける食物摂取量の良好な阻害の指標を提供ためになされる)、
C)ヒトGLP1受容体を、セルの第2のセットにおいてはヒトグルカゴン受容体を過剰発現するヒト胚腎臓細胞におけるcAMPシグナル伝達の活性化、
D)前記で列挙した更なる1〜5個の特徴の1つ、いくつか又は全て。
変形体は、本発明の化合物中に存在する場合に対応する非変形体分子(即ち、更なる残基の変化がない式Iに示される式を有する化合物又はその誘導体)の生物活性の少なくとも1つ(例えば、食物摂取量の抑制又は受容体結合)を保持する、5個以下のアミノ酸(例えば、1個、2個、3個、4個又は5個)が種々のアミノ酸で置き換えられている(例えば、保存的置換及び非保存的置換;例えば、下記のTable 1(表1)を参照)式(I)で表されるアミノ酸配列を含む本発明の化合物を含む。
本発明の化合物は、アミド化、グリコシル化、カルバミル化、アシル化、例えばアセチル化、硫酸化、リン酸化、環化、脂質化及びペグ化を含む周知の方法によって修飾された式(I)の構造を含むことができる。式(I)の構造は、分子内のランダムな位置で又は分子内の所定の位置で修飾でき、1つ、2つ、3つ又はそれ以上の結合された化学的部分を含んでいてもよい。
本発明は、式(I)の化合物を、医薬として許容される担体及び任意選択で他の治療成分と共に含む医薬組成物と、関連する方法とを提供する。一部の実施形態において、医薬組成物は注射器又はヒトへの皮下投与のための他の投与装置中に存在する。
J. Cereb. Blood Flow Metab. 2011年4月13日(Teramoto Sら)は、心筋梗塞後の心保護を与えるためのGLP1及びエキセンディン-4の両方の使用を論じており、エキセンディン-4を使用することにより、脳虚血-再灌流傷害に対する神経保護を提供できることを立証している。
有効成分は単独で投与できるが、医薬製剤又は組成物中に存在するのが好ましい。したがって、本発明は、上記に定義した、式(I)の化合物、又はその変形体若しくは誘導体、又はそれらの塩若しくは溶媒和物及び医薬として許容される賦形剤を含む医薬製剤を提供する。本発明の医薬組成物は、下記の医薬製剤の形態をとることができる。
発明の特定の具体的な実施形態によれば、化合物は、図1に示した特定の配列(AIBは、α-アミノイソ酪酸を表す)のうちの1つで示されるアミノ酸配列を有する。
動物
雄のC57BL/6マウス(Harlan)又は雄のWistarラット(Charles River Ltd、Margate、UK)を、全ての動物実験に用いた。
ペプチドは、標準的な自動化フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)固体相ペプチド合成(SPPS)法によって作製した。ペプチド合成は、三環式アミドリンカー樹脂上で行った。アミノ酸は、Fmocストラテジーを使用して結合させた。各アミノ酸は、C末端からN末端まで連続的に加えた。ペプチドカップリングは、試薬TBTUを介して行った。樹脂からのペプチド切断は、捕捉剤の存在下においてトリフルオロ酢酸を用いて達成した。
マウスの急性摂食試験
マウスは1匹ずつ、IVCケージに収容した。動物は、体重による層別化によって治療群に無作為化した。マウスは、ペプチド又はビヒクルの投与前に一晩(16時間)絶食させた。ペプチド溶液は全て、投与直前に新しく調製した。全ての試験に使用したビヒクルは、水5容量%及び塩化ナトリウム(0.9%w/v)95容量%であった。体重に対して補正された投与量で、ペプチド及びビヒクルを皮下注射によって投与した。注射容量は、50μlであった。ビヒクル又はペプチドを09:00に投与し、動物を、既知量の食物を含むそれらのホームケージに戻した。食物摂取量は、注射後1、2、4、8及び24時間に測定した。全ての統計は、Dunnettポストテストに関して一元配置ANOVAを用いて、又はBonferroniのポストテストに関して一元配置ANOVAで計算する。
細胞(チャイニーズハムスター卵巣hGcgR又はヒト胚腎臓hGLP1R)を、細胞150000個/mlの密度で24ウェルプレート中に蒔いた。細胞を18時間放置し、次いで、無血清培地と交換することによって1時間血清不足とした。次に、培地を、0nMから30nMまでの範囲の二連の12種の濃度で例の化合物を含有する培地と交換した(24ウェルプレート当たり1つの類似体)。各プレートを、正確に30分間インキュベートした。インキュベーション培地を除去し、溶解緩衝液120μl(0.1M HCl 0.5%TritonX)と交換した。試料(又はELISA標準曲線に合致するようなその希釈物)120μlをエッペンドルフチューブに加え、>5000gにおいて3分間回転させて、細胞片を除去した。試料100μlをELISAプレート(Direct cyclic AMP Enzyme Immunoassay Kit - Enzolifesciences)に加えた。ELISAアッセイは、マニュアルに記載されたようにして行った。
図1は、本発明の例の化合物 (各化合物は、ヒトグルカゴン、GLP1及びエキセンディン4の天然の配列を示す最初の3行を除いて、独自の化合物番号(又はG no.)によって識別される) のアミノ酸配列、結合実験の結果、マウスにおける食欲抑制効果を決定した実験の結果、ペアフィード試験の結果、溶解度試験の結果及びラットの薬物動態試験の結果を示している。
マウスへの化合物の投与
マウスに、生理食塩水又は化合物番号67、105、129、130、131、177若しくは181を注射した。食物摂取量は、24時間にわたる時間間隔で測定した。図2〜図5に示した結果は、試験した全ての化合物が、少なくとも一部の期間において食物摂取量の減少を示すこと、及び最初の24時間において食物摂取量の全体的な増加はないことを示しており、これは、全体として、その期間において「エスケープ」が起こっていないことを示している。
マウス及びラットにおける更なる摂食試験
マウスにおける更なる摂食試験を、食物摂取量を注射の32時間後及び24時間後に更に測定し且つペプチドを亜鉛イオンと共に投与する以外は実施例1において前述したようにして、化合物番号454、460、508、509、510、512、488、489、417、429、443、444、445、448、449、450、452及び453を用いて実施した。結果を、図6に示す。
ラットにおけるペアフィード
方法
ペアフィードは、食欲抑制によって引き起こされた、動物のコホートにおいて観察される体重減少を、代謝性変化の誘発によって引き起こされた体重減少と区別するために使用される手法である。ペアフィード試験には、体重(BW)及び食物摂取量(FI)の毎日の測定が必要である。ペアフィード試験においては、ラットを、3つの体重が一致した群に分けた。群1(「生理食塩水」群)には、生理食塩水の連日注射を施し、食物への自由な接近を可能にした。群2(投与された化合物のコードによって識別される)には、選択された本発明の化合物の連日注射を施し、食物への自由な接近を可能にした。群3(対応する群2において投与された化合物のコード及び「PF」接尾辞によって識別される)には、生理食塩水の連日注射を施し、群2の動物によって消費されたのと同じ量の食物にのみ接近させた(1日遅れ)。
エキセンディン-4
His Gly Glu Gly Thr Phe Thr Ser Asp Leu Ser Lys Gln Met Glu Glu Glu Ala Val Arg Leu Phe Ile Glu Trp Leu Lys Asn Gly Gly Pro Ser Ser Gly Ala Pro Pro Pro Ser[配列番号3]
285(G285としても識別される)
His Ser Gln Gly Thr Phe Thr Ser Asp Tyr Ser His Tyr Leu Asp Ser Lys Ala Val His Leu Phe Ile Gln Trp Leu Leu Asn Gly-NH2[配列番号87]
373(G373としても識別される)
His Ser Gln Gly Thr Phe Thr Ser Asp Tyr Ser Lys Tyr Leu Glu Ser Gln Ala Val His Leu Phe Ile Glu Trp Leu Lys Asn Gly-NH2[配列番号125]
398(G398としても識別される)
His Ser Gln Gly Thr Phe Thr Ser Asp Tyr Ser Lys Tyr Leu Asp Ser Gln Ala Val Arg Leu Phe Ile Glu Trp Leu Leu Asn Gly-NH2[配列番号109]
ペアフィード試験における、選択された本発明の化合物の性能の要約を、図1に示す。図1において、1のスコアは、比較的不良な性能(即ち、群2の動物及び群3の動物において同様な体重変化)を示し、スコア5は極めて良好な性能(即ち、群2の動物では、群3の動物と比較して実質的に多い体重減少又は実質的に少ない体重増加)に相当する。
更なるペアフィード試験
方法
以下の配列
His Ser Gln Gly Thr Phe Thr Ser Asp Tyr Ser Lys Tyr Leu Asp Ser Gln Ala Val His Leu Phe Ile Gln Trp Leu Leu Asn Gly Gly Pro Ser Ser Gly Ala Pro Pro Pro Ser[配列番号126]
を有する本発明の化合物237(G237としても知られる)を用いる以外は実施例4において記載したようにして、更なるペアフィード試験を実施した。
更なるペアフィード試験
化合物447(100nmol/kg;50nmol/kg(1、2日目))、化合物473(50nmol/kg)、化合物467(20nmol/kg;50nmol/kg(1、2日目))及び化合物471(20nmol/kg;50nmol/kg(1、2日目))を、示した投与量レベルで10日間にわたって用いる以外は実施例4に記載したようにして、更なるペアフィード試験を実施した。ペプチド製剤は、ペプチド1分子当たり1個の亜鉛イオン(塩化亜鉛として)を含有していた。結果を、図18及び図19に示す。
更なるペアフィード試験
化合物229(100nmol/kg;200nmol/kg(1〜3日目))、化合物374(100nmol/kg;200nmol/kg(1〜3日目))、化合物397(200nmol/kg)及び化合物426(50nmol/kg;200nmol/kg(1〜3日目))を、示した投与量レベルで10日間にわたって用いる以外は実施例4に記載したようにして、更なるペアフィード試験を実施した。ペプチド製剤は、ペプチド1分子当たり1個の亜鉛イオン(塩化亜鉛として)を含有していた。結果を、図20及び図21に示す。9日目に、血中グルコースレベルを測定した。図22は、ペプチドG397、G229、G374及びG426に関する9日目の血中グルコースレベルが、生理食塩水対照と同じか又はそれより低かったことを示している。
ラットの薬物動態試験
ラットに、ペプチド149、233、283、332、398、399、421、426又は433を皮下注射した。各注射は、総容量20μl/ラットであり、ペプチド0.5mg及びペプチド1分子当たり1個の亜鉛イオン(ZnCl2として)を含有していた。血液は、4時間、24時間、2日、3日、7日及び10日において採取した。結果を、図23〜図25に示す。
Claims (1)
- 式I
A-B
(I)
[式中、
Aは、配列His1-Xaa2-Gln3-Gly4-Thr5-Phe6-Thr7-Ser8-Asp9-Xaa10-Ser11-Xaa12-Tyr13-Leu14-Xaa15-Xaa16-Xaa17-Xaa18-Xaa19-Xaa20-Xaa21-Phe22-Xaa23-Xaa24-Xaa25-Leu26-Xaa27-Xaa28-Xaa29
を有するペプチドの領域を表し、
Bは、存在しないか、-NH2又は
a) Arg30;
b) Gly30;
c) Arg30-NH2;
d) Gly30-NH2;
e) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39;
f) Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2;
g) His30-NH2;
h) Gly30-Pro31;
i) Gly30-Tyr31-Tyr32-Tyr33;
j) Arg30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34;
k) His30;
l) Gly30-His31;
m) His30-His31;
n) His30-Pro31;
o) Gly30-Pro31-NH2;
p) Gly30-His31-NH2;
q) His30-Pro31-NH2;
r) His30-His31-NH2;及び
s) Lys30-His31、
から選択される配列を有するペプチドの領域であり、
-NH2は、ペプチドのC-末端のアミド化を表し、
Xaa2は、Ser2、Gly2又はα-アミノイソ酪酸残基であり、
Xaa10は、Tyr10、Leu10又はVal10であり、
Xaa12は、Lys12、His12又はArg12であり、
Xaa15は、Asp15、Asn15、Gln15、Glu15、Lys15又はHis15であり、
Xaa16は、Ser16、Glu16、Gln16又はGly16であり、
Xaa17は、Glu17、Gln17、Arg17、Ser17又はLys17であり、
Xaa18は、Ala18、Ile18、His18又はArg18であり、
Xaa19は、Ala19、His19又はVal19であり、
Xaa20は、Lys20、Arg20、His20又はGln20であり、
Xaa21は、Glu21、Tyr21、Leu21、His21又はLys21であり、
Xaa23は、Ile23、His23又はVal23であり、
Xaa24は、Glu24又はGln24であり、
Xaa25は、Trp25、His25、Lys25、Tyr25又はLeu25であり、
Xaa27は、Val27、Met27、Lys27、His27又はLeu27であり、
Xaa28は、Lys28、His28又はAsn28であり、
Xaa29は、Gly29、Thr29、His29又はArg29である]
によって表される配列を有するペプチドである化合物、又は前記ペプチドの変形体及び/若しくは誘導体である化合物、又は前記ペプチド若しくは前記化合物の塩及び/若しくは溶媒和物であって、ただし、以下の基準:
t)α-アミノイソ酪酸残基が、ペプチド配列の2位に存在する、
u)Val10が、ペプチド配列の10位に存在する、
v)Ser17が、ペプチド配列の17位に存在する、
w)Ile18が、ペプチド配列の18位に存在する、
x)His25が、ペプチド配列の25位に存在する、
y)Lys25が、ペプチド配列の25位に存在する、
z)Leu27が、ペプチド配列の27位に存在する、
aa)Val27が、ペプチド配列の27位に存在する、
ab)Bが、存在しない、
ac)Bが、-NH2である、
ad)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39である、
ae)Bが、Gly30-Pro31-Ser32-Ser33-Gly34-Ala35-Pro36-Pro37-Pro38-Ser39-NH2である、及び/又は
af)Bが、His30-NH2である
の少なくとも1つが当てはまる、化合物。
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