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JP2018067523A - 光学ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で広い範囲を照射可能な新たな光学ユニットを提供する。【解決手段】光学ユニット40は、第1の光源42と、第2の光源48と、第1の光源42から出射した第1の光L1を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタ44と、回転リフレクタで反射された第1の光L1を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズ46と、を備える。第2の光源48は、出射した第2の光L2が回転リフレクタ44で反射されずに投影レンズ46に入射するように配置されており、投影レンズ46は、第2の光L2を光学ユニットの光照射方向に投影する。【選択図】図4

Description

本発明は、光学ユニットに関し、特に車両用灯具に用いられる光学ユニットに関する。
近年、光源から出射した光を車両前方に反射し、その反射光で車両前方の領域を走査することで所定の配光パターンを形成する装置が考案されている。例えば、光源から出射した光を反射しながら回転軸を中心に一方向に回転する回転リフレクタと、発光素子からなる複数の光源と、を備え、回転リフレクタは、回転しながら反射した光源の光が所望の配光パターンを形成するよう反射面が設けられており、複数の光源は、それぞれの出射した光が反射面の異なる位置で反射するように配置されている光学ユニットが知られている(特許文献1参照)。
特開2015−26628号公報
しかしながら、回転リフレクタで反射された光で広い範囲を走査しようとすると、最大光度の低下や結像性の悪化が生じやすい。そのため、前述の光学ユニットでは、進行方向正面への強い集光を実現するための集光用LEDユニットとは別に、広い範囲を照射する拡散光を実現するための拡散用LEDユニットが設けられている。また、集光用LEDユニットから発した光は、回転リフレクタの第1の位置で反射された後、第1の投影レンズを通過して前方へ投影され、拡散用LEDユニットから発した光は、回転リフレクタの第2の位置で反射された後、第2の投影レンズを通過して前方へ投影される。そのため、複数の投影レンズが必要であり、ユニット全体が大きくなる傾向にある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡易な構成で広い範囲を照射可能な新たな光学ユニットを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光学ユニットは、第1の光源と、第2の光源と、第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、を備える。第2の光源は、出射した第2の光が回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するように配置されており、投影レンズは、第2の光を光学ユニットの光照射方向に投影する。
この態様によると、第2の光源から出射した第2の光は、回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するため、回転リフレクタで反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、例えば、第1の光源よりも視野角が広い第2の光源を用いることで、より広い範囲を照射できる。
第2の光源は、車両前方から見た正面視において、第1の光源が搭載された基板と、回転リフレクタとの間に配置されていてもよい。これにより、光学ユニットの幅を広げずに第2の光源を配置できる。
投影レンズは、回転リフレクタで反射されてから入射した第1の光を、光学ユニットの光照射方向に集光配光パターンとして投影し、回転リフレクタで反射されずに入射した第2の光を、光学ユニットの光照射方向に拡散配光パターンとして投影する、ように構成されていてもよい。これにより、配光パターンの光度を余り下げずに、広い範囲を照射できる。
本発明の別の態様もまた、光学ユニットである。この光学ユニットは、第1の光源と、第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、第1の光源と投影レンズとの間に配置された第2の光源と、第2の光源から出射した第2の光の光路を変化させて投影レンズに向かわせる光学部材と、を備える。第2の光源は、出射した第2の光が回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するように配置されている。
この態様によると、第2の光源から出射した第2の光は、回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するため、回転リフレクタで反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、例えば、第1の光源よりも視野角が広い第2の光源を用いることで、より広い範囲を照射できる。また、光学部材で第2の光の光路を変化させて投影レンズに向かわせることで、第2の光源を配置する場所の調整が可能となり、光学ユニットを構成する部品のレイアウトの自由度が増す。
投影レンズは、回転リフレクタで反射されてから入射した第1の光を、光学ユニットの光照射方向に集光配光パターンとして投影し、回転リフレクタで反射されずに入射した第2の光を、光学ユニットの光照射方向に拡散配光パターンとして投影する、ように構成されていてもよい。これにより、配光パターンの光度を余り下げずに、広い範囲を照射できる。
第2の光源は、アレイ状に配置された複数の発光素子を有してもよい。これにより、照射範囲を段階的に変化させることができる。
本発明の更に別の態様もまた、光学ユニットである。この光学ユニットは、第1の光源と、第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、第1の光源と投影レンズとの間に配置された第2の光源と、第2の光源から出射した第2の光を反射し、投影レンズに向かわせる光学部材と、を備える。第2の光源は、出射した第2の光が回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するように配置されている。
この態様によると、第2の光源から出射した第2の光は、回転リフレクタで反射されずに投影レンズに入射するため、回転リフレクタで反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、例えば、第1の光源よりも視野角が広い第2の光源を用いることで、より広い範囲を照射できる。
本発明の更に別の態様もまた、光学ユニットである。この光学ユニットは、光源と、光源から出射した光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、を備える。回転リフレクタは、回転しながら反射した光で前方を走査することで所定の配光パターンを形成するように反射面が設けられており、光源は、配光パターンのうち最大光度領域を含む第1領域を走査する第1の光を出射する第1発光部と、第1領域に隣接する第2領域を走査する第2の光を出射する第2発光部と、を有する。第1発光部の長手方向の長さの総和をL1、第1発光部の長手方向と平行な方向の第2発光部の長さの総和をL2とすると、L1>L2を満たす。
この態様によると、最大光度領域を含む第1領域を走査する第1発光部に加えて、第1領域に隣接する第2領域を走査する第2発光部を有するため、最大光度を満たしつつ、より広範囲の照射が可能となる。
第1発光部を構成する発光素子の数をN1、第2発光部を構成する発光素子の数をN2とすると、N1>N2を満たす。これにより、最大光度領域を含まない第2領域を走査する第2の光を出射する第2発光部において、発光素子の数を抑えることができる。
第2発光部の面積は、第1発光部の面積よりも小さい。これにより、例えば、第2発光部を構成する発光素子の数を第1発光部よりも抑えることができる。
第2発光部は、非発光領域を挟むように離れて設けられた複数の発光領域を有してもよい。これにより、第2発光部を大きくせずに広範囲を照射できる。
複数の発光領域は、第1発光部の長手方向の両端部のそれぞれに隣接して設けられていてもよい。これにより、第1発光部と同じ幅の領域を第2発光部により照射できる。
本発明によれば、広い範囲を照射可能な新たな光学ユニットを簡易な構成で実現できる。
車両用前照灯の水平断面図である。 参考例に係る光学ユニットの構成を模式的に示した上面図である。 参考例に係る光学ユニットの側面図である。 第1の実施の形態に係る光学ユニットを上方から見た模式図である。 図4に示す光学ユニットを側方から見た模式図である。 図4に示す光学ユニットを正面から見た模式図である。 図7(a)は、本実施の形態に係る第1の光源の要部を拡大した模式図、図7(b)は、本実施の形態に係る発光モジュールの要部を拡大した模式図である。 第1の実施の形態に係る光学ユニットを備えた車両用前照灯により形成された配光パターンを模式的に示した図である。 第2の実施の形態に係る光学ユニットを上方から見た模式図である。 図9に示す光学ユニットを側方から見た模式図である。 図9に示す光学ユニットを正面から見た模式図である。 第3の実施の形態に係る光学ユニットを上方から見た模式図である。 図12に示す光学ユニットを側方から見た模式図である。 図12に示す光学ユニットを正面から見た模式図である。 第4の実施の形態に係る車両用前照灯の水平断面図である。 第4の実施の形態に係る車両用前照灯の正面図である。 本実施の形態に係る第1の光源の上面図である。 第1の光源に搭載された複数の発光モジュールの位置関係を模式的に示した図である。 第1の光源が全点灯した状態で光源像を静止中の回転リフレクタで反射させ、前方に投影したパターンPを示す図である。 第4の実施の形態に係る光学ユニットを備えた車両用前照灯により形成された配光パターンを模式的に示した図である。 図21(a)〜図21(c)は、本実施の形態に係る第1の光源によるハイビーム用配光パターンの変形例を示す図である。
以下、本発明を実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述される全ての特徴やその組合せは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本発明の光学ユニットは、種々の車両用灯具に用いることができる。はじめに、後述する各実施の形態に係る光学ユニットを搭載可能な車両用前照灯の概略について説明する。
[車両用前照灯]
図1は、車両用前照灯の水平断面図である。図2は、参考例に係る光学ユニットの構成を模式的に示した上面図である。図3は、参考例に係る光学ユニットの側面図である。
図1に示す車両用前照灯10は、自動車の前端部の右側に搭載される右側前照灯であり、左側に搭載される前照灯と左右対称である以外は同じ構造である。そのため、以下では、右側の車両用前照灯10について詳述し、左側の車両用前照灯については説明を省略する。
図1に示すように、車両用前照灯10は、前方に向かって開口した凹部を有するランプボディ12を備えている。ランプボディ12は、その前面開口が透明な前面カバー14によって覆われて灯室16が形成されている。灯室16は、2つのランプユニット18,20が車幅方向に並んで配置された状態で収容される空間として機能する。
これらランプユニットのうち外側、すなわち、右側の車両用前照灯10にあっては図1に示す上側に配置されたランプユニット20は、レンズを備えたランプユニットであり、可変ハイビームを照射するように構成されている。一方、これらランプユニットのうち内側、すなわち、右側の車両用前照灯10にあっては図1に示す下側に配置されたランプユニット18は、ロービームを照射するように構成されている。
ロービーム用のランプユニット18は、リフレクタ22とリフレクタ22に支持された光源バルブ(白熱バルブ)24と、不図示のシェードとを有し、リフレクタ22は図示しない既知の手段、例えば、エイミングスクリューとナットを使用した手段によりランプボディ12に対して傾動自在に支持されている。
ランプユニット20は、回転リフレクタ26と、LED28と、回転リフレクタ26の前方に配置された投影レンズとしての凸レンズ30と、を備えた光学ユニットである。なお、LED28の代わりにEL素子やLD素子などの半導体発光素子を光源として用いることも可能である。特に後述する配光パターンの一部を遮光するための制御には、点消灯が短時間に精度よく行える光源が好ましい。凸レンズ30の形状は、要求される配光パターンや照度分布などの配光特性に応じて適宜選択すればよいが、非球面レンズや自由曲面レンズが用いられる。
回転リフレクタ26は、不図示のモータなどの駆動源により回転軸Rを中心に一方向に回転する。また、回転リフレクタ26は、LED28から出射した光を回転しながら反射し、所望の配光パターンを形成するように構成された反射面を備えている。
回転リフレクタ26は、反射面として機能する、形状の同じ2枚のブレード26aが筒状の回転部26bの周囲に設けられている。回転リフレクタ26の回転軸Rは、光軸Axに対して斜めになっており、光軸AxとLED28とを含む平面内に設けられている。換言すると、回転軸Rは、回転によって左右方向に走査するLED28の光(照射ビーム)の走査平面に略平行に設けられている。これにより、光学ユニットの薄型化が図られる。ここで、走査平面とは、例えば、走査光であるLED28の光の軌跡を連続的につなげることで形成される扇形の平面ととらえることができる。また、本実施の形態に係るランプユニット20においては、備えているLED28は比較的小さく、LED28が配置されている位置も回転リフレクタ26と凸レンズ30との間であって光軸Axよりずれている。そのため、従来のプロジェクタ方式のランプユニットのように、光源とリフレクタとレンズとが光軸上に一列に配列されている場合と比較して、車両用前照灯10の奥行き方向(車両前後方向)を短くできる。
また、回転リフレクタ26のブレード26aの形状は、反射によるLED28の2次光源が凸レンズ30の焦点付近に形成されるように構成されている。また、ブレード26aは、回転軸Rを中心とする周方向に向かうにつれて、光軸Axと反射面とが成す角が変化するように捩られた形状を有している。これにより、図3に示すようにLED28の光を用いた走査が可能となる。
(第1の実施の形態)
回転リフレクタ26を用いた走査光学系では、拡散(走査)範囲を広げると最大光度の低下や結像性の悪化等が生じる可能性がある。そのため、実用的な走査範囲は光軸(中心軸)に対して±10°程度である。上述のランプユニット20は、1つの光源でハイビーム用配光パターンを形成しているため、走査範囲を広げるには限界がある。そこで、以下の各実施の形態に係る光学ユニットでは、ハイビーム用配光パターンの照射を広げるべく、光源を複数設けている。
図4は、第1の実施の形態に係る光学ユニット40を上方から見た模式図である。図5は、図4に示す光学ユニット40を側方から見た模式図である。図6は、図4に示す光学ユニット40を正面から見た模式図である。
本実施の形態に係る光学ユニット40は、第1の光源42と、第1の光源42から出射した第1の光L1を反射しながら回転軸Rを中心に回転する回転リフレクタ44と、回転リフレクタ44で反射された第1の光L1を光学ユニットの光照射方向(図4右方向)に投影する投影レンズ46と、第1の光源42と投影レンズ46との間に配置された第2の光源48と、第2の光源48から出射した第2の光L2の光路を変化させて投影レンズ46に向かわせる光学部材としてのインナーレンズ50と、第1の光源42および第2の光源48を搭載したヒートシンク52と、を備える。
第1の光源42は、複数の発光モジュールがアレイ状に配置されている。具体的には、8個の発光モジュール54が3段に配置されており、上段に4個の発光モジュール54、中段に2個の発光モジュール54、下段に2個の発光モジュール54が配置されている。中段の2個の発光モジュール54は、上段の4個の発光モジュール54のうち両端の発光モジュール54の下方に隣接して配置されており、下段の2個の発光モジュール54は、中段の2個の発光モジュール54の下方に隣接して配置されている。
図7(a)は、本実施の形態に係る第1の光源の要部を拡大した模式図、図7(b)は、本実施の形態に係る発光モジュールの要部を拡大した模式図である。
図7(a)に示すように、各発光モジュール54の発光面54a側には、各発光面54aに対応する開口56aが格子状に形成されている小リフレクタ56が配置されている。これにより、発光モジュール54から出射した光は、余り発散せずに回転リフレクタ44の反射面に到達する。
発光モジュール54は、図7(b)に示すように、回路基板55の上に搭載された矩形のLED57と、LED57の発光面の上に搭載された光波長変換部材58と、LED57および光波長変換部材58の外周を取り囲むように設けられた枠体59と、を備える。LED57は、例えば、青色光を発する半導体発光素子である。光波長変換部材58は、例えば、黄色光を発するYAGセラミックスやYAG粉末を樹脂に分散させたものである。枠体59は、白色の粉末を分散させた白色樹脂であり、LED57や光波長変換部材58の側面から出射した光を反射する。
第2の光源48は、2つの発光モジュール53がアレイ状に水平方向に並んで配置されており、各発光モジュール53は個別に点消灯可能に構成されている。発光モジュール53の具体的な構成は、発光モジュール54と同様である。
本実施の形態に係る第2の光源48は、第2の光L2が回転リフレクタ44で反射されずに投影レンズ46に入射するように配置されている。これにより、第2の光源48から出射した第2の光L2は、回転リフレクタ44で反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、例えば、第1の光源42よりも視野角が広い第2の光源48を用いることで、より広い範囲を照射できる。ここで、視野角とは、発光強度がピーク値の半分になる位置を両端とする光の出射角度で表される指標である。
また、インナーレンズ50で第2の光L2の光路を変化させて回転リフレクタ44に向かわせることで、第2の光源48を配置する場所の調整が可能となる。例えば、本実施の形態に係る光学ユニット40では、仮にインナーレンズ50がない場合は、投影レンズ46に対して適正な第2の光源48の位置はヒートシンク52の後方となり、レイアウトが困難となる。しかしながら、インナーレンズ50のように光の光路を変化させる部材を第2の光源48と投影レンズ46との間に配置することで、第2の光源48が出射した第2の光L2があたかもヒートシンク52の後方から投影レンズ46に到達したように見なせるので、第2の光源48をはじめとする光学ユニット40を構成する部品のレイアウトの自由度が増す。
図8は、第1の実施の形態に係る光学ユニットを備えた車両用前照灯により形成された配光パターンを模式的に示した図である。図8に示すハイビーム用配光パターンPHは、集光配光パターンPH1と、拡散配光パターンPH2とが合成されたものである。集光配光パターンPH1は、回転リフレクタ44で反射されてから投影レンズ46に入射した第1の光L1が、第1の光源42の光源像Xとして投影され、水平方向に走査されることで形成される。一方、拡散配光パターンPH2は、回転リフレクタ44で反射されずに投影レンズ46に入射した第2の光L2が光学ユニット40の光照射方向に投影されることで形成される。拡散配光パターンPH2は、集光配光パターンPH1の右端部よりも更に右側の領域を照射している。これにより、ハイビーム用配光パターンPHの最大光度を余り下げずに、簡易な構成でより広い範囲を照射できる。
また、第2の光源48は、アレイ状に配置された複数の発光モジュール53を有しており、各発光モジュール53を個別に調光できるように構成されている。これにより、照射範囲を段階的に広げることができる。
(第2の実施の形態)
図9は、第2の実施の形態に係る光学ユニット60を上方から見た模式図である。図10は、図9に示す光学ユニット60を側方から見た模式図である。図11は、図9に示す光学ユニット60を正面から見た模式図である。なお、第1の実施の形態に係る光学ユニットと同様の構成については同じ符号を付して説明を適宜省略する。
第2の実施の形態に係る光学ユニット60は、第1の光源42と、第2の光源48と、第1の光源42から出射した第1の光L1を反射しながら回転軸Rを中心に回転する回転リフレクタ44と、回転リフレクタ44で反射された第1の光L1を光学ユニット60の光照射方向に投影する投影レンズ46と、第1の光源42および第2の光源48を搭載するヒートシンク62と、を備える。第2の光源48は、出射した第2の光L2が回転リフレクタ44で反射されずに直接投影レンズ46に入射するように配置されており、投影レンズ46は、第2の光L2を光学ユニット60の光照射方向に投影する。
これにより、第2の光源48から出射した第2の光L2は、回転リフレクタ44で反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、第1の光源42よりも視野角が広い第2の光源48を用いることで、簡易な構成でより広い範囲を照射できる。
第2の光源48は、図11に示す車両前方から見た正面視において、第1の光源42が搭載された回路基板55と、回転リフレクタ44との間に配置されている。これにより、光学ユニット60の幅を広げずに第2の光源48を配置できる。また、本実施の形態に係る光学ユニット60は、第1の実施の形態に係る光学ユニット40と同様に、図8に示すハイビーム用配光パターンPHを形成できる。
(第3の実施の形態)
図12は、第3の実施の形態に係る光学ユニット80を上方から見た模式図である。図13は、図12に示す光学ユニット80を側方から見た模式図である。図14は、図12に示す光学ユニット80を正面から見た模式図である。なお、第1の実施の形態および第2の実施の形態に係る光学ユニットと同様の構成については同じ符号を付して説明を適宜省略する。
第3の実施の形態に係る光学ユニット80は、第1の光源42と、第1の光源42から出射した第1の光L1を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタ44と、回転リフレクタ44で反射された第1の光L1を光学ユニット80の光照射方向に投影する投影レンズ46と、第1の光源42と投影レンズ46との間に配置された第2の光源48と、第2の光源48から出射した第2の光L2を反射し、投影レンズ46に向かわせる光学部材としての固定リフレクタ66と、を備える。第2の光源48は、出射した第2の光L2が回転リフレクタ44で反射されずに投影レンズ46に入射するように配置されている。
これにより、第2の光源48から出射した第2の光L2は、回転リフレクタ44で反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、第1の光源42よりも視野角が広い第2の光源48を用いることで、簡易な構成でより広い範囲を照射できる。
(第4の実施の形態)
図15は、第4の実施の形態に係る車両用前照灯の水平断面図である。図16は、第4の実施の形態に係る車両用前照灯の正面図である。なお、図16においては、一部の部品を省略してある。
第4の実施の形態に係る車両用前照灯100は、自動車の前端部の左側に搭載される左側前照灯であり、右側に搭載される前照灯と左右対称である以外は同じ構造である。そのため、以下では、左側の車両用前照灯100について詳述し、右側の車両用前照灯については説明を省略する。また、第1の実施の形態〜第3の実施の形態に係る光学ユニットと重複する構成についても説明を適宜省略する。
図15に示すように、車両用前照灯100は、前方に向かって開口した凹部を有するランプボディ112を備えている。ランプボディ112は、その前面開口が透明な前面カバー114によって覆われて灯室116が形成されている。灯室116は、1つの光学ユニット118が収容される空間として機能する。光学ユニット118は、可変ハイビームとロービームの両方を照射できるように構成されたランプユニットである。可変ハイビームとは、ハイビーム用の配光パターンの形状を変化させるように制御されているものをいい、例えば、配光パターンの一部に非照射領域(遮光部)を生じさせることができる。
本実施の形態に係る光学ユニット118は、第1の光源142と、第1の光源142から出射した第1の光L1の光路を変化させて回転リフレクタ126のブレード126aに向かわせる1次光学系(光学部材)としての集光用レンズ143と、第1の光L1を反射しながら回転軸Rを中心に回転する回転リフレクタ126と、回転リフレクタ126で反射された第1の光L1を光学ユニットの光照射方向(図15左方向)に投影する投影レンズとしての凸レンズ130と、第1の光源142と凸レンズ130との間に配置された第2の光源148と、第2の光源148から出射した第2の光L2の光路を変化させて凸レンズ130に向かわせる1次光学系(光学部材)としての拡散用レンズ150と、第1の光源142および第2の光源148を搭載したヒートシンク152と、を備える。
回転リフレクタ126は、前述の回転リフレクタ26や回転リフレクタ44と同様の構成であり、回転しながら反射した光で前方を走査することで所定の配光パターンを形成するように反射面としてのブレード126aが設けられている。各光源には、LED、EL素子、LD素子などの半導体発光素子が用いられる。凸レンズ130の形状は、要求される配光パターンや照度分布などの配光特性に応じて適宜選択すればよいが、非球面レンズや自由曲面レンズを用いることも可能である。
例えば、本実施の形態に係る凸レンズ130は、各光源や回転リフレクタ126の配置を工夫することで、外周の一部が鉛直方向に切り欠かれた切り欠き部130aを形成することが可能となっている。そのため、光学ユニット118の車幅方向の大きさを抑えることができる。また、切り欠き部130aが存在することで、回転リフレクタ126のブレード126aが凸レンズ130に干渉しにくくなり、凸レンズ130と回転リフレクタ126とを近づけることができる。また、前方から車両用前照灯100を見た場合に、凸レンズ130の外周に非円形(直線)の部分が形成されていることで、車両の正面から見て曲線と直線を組み合わせた外形のレンズを有する斬新な意匠の車両用前照灯を実現できる。
図17は、本実施の形態に係る第1の光源142の上面図である。図18は、第1の光源142に搭載された複数の発光モジュールの位置関係を模式的に示した図である。
本実施の形態に係る第1の光源142は、複数の発光モジュール154がアレイ状に配置されている。具体的には、図17に示すように、回路基板144上に、9個の発光モジュール154(154a〜154i)が3段に配置されており、上段に5個の発光モジュール154c〜154g、中段に2個の発光モジュール154b,154h、下段に2個の発光モジュール154a,154iが配置されている。中段の2個の発光モジュール154b,154hは、上段の5個の発光モジュール154c〜154hのうち両端の発光モジュール154c,154gの下方に隣接して配置されており、下段の2個の発光モジュール154a,154iは、中段の2個の発光モジュール154b,154hの下方に隣接して配置されている。各発光モジュール154a〜154iは個別に点消灯可能に構成されている。なお、発光モジュール154の具体的な構成は、前述の発光モジュール54と同様である。
図15、図16に示すように、第1の光源142が備える各発光モジュール154の発光面側には、各発光面に対応する複数のインナーレンズからなる集光用レンズ143が配置されている。これにより、発光モジュール54から出射した光は、余り発散せずに回転リフレクタ126の反射面に到達する。
第2の光源148は、2つの発光モジュール153がアレイ状に水平方向に並んで配置されており、各発光モジュール153は個別に点消灯可能に構成されている。発光モジュール153の具体的な構成は、発光モジュール54と同様である。
本実施の形態に係る第2の光源148は、第2の光L2が回転リフレクタ126で反射されずに凸レンズ130に入射するように配置されている。これにより、第2の光源148から出射した第2の光L2は、回転リフレクタ126で反射されることを考慮せずに光学特性を選択できる。そのため、例えば、第2の光源148から出射した光を拡散用レンズ150で拡散させてから凸レンズ130に入射させることで、より広い範囲を照射できるため、第2の光源148をロービーム用配光パターンの光源として用いることができる。
図19は、第1の光源142が全点灯した状態で光源像を静止中の回転リフレクタ126で反射させ、前方に投影したパターンPを示す図である。図20は、第4の実施の形態に係る光学ユニットを備えた車両用前照灯100により形成された配光パターンを模式的に示した図である。
図20に示す配光パターンは、ハイビーム用配光パターンPHと、ロービーム用配光パターンPLとが合成されたものである。また、ハイビーム用配光パターンPHは、図19に示すパターンPを走査した結果生じるパターンである。
図19に示すように、発光モジュール154a〜154iの各発光面に対応した光源像155a〜155iによって凹状のパターンPが形成される。また、光源像155a〜155iのそれぞれが走査されることで走査パターンPa〜Piが形成され、各走査パターンPa〜Piが重畳することでハイビーム用配光パターンPHが形成される。なお、発光モジュール154aと発光モジュール154iとの間隔は、走査パターンPaと走査パターンPiの少なくとも一部が重畳するように設定されている。同様に、発光モジュール154bと発光モジュール154hとの間隔は、走査パターンPbと走査パターンPhの少なくとも一部が重畳するように規定されている。
また、第2の光源148の発光モジュール153から出射し、拡散用レンズ150で拡散された光は、凸レンズ130を透過することでロービーム用配光パターンPLとしてH−H線の下側かつV−V線の右側の領域を照射する。なお、左右一対の車両用前照灯100により、H−H線の下側全体の領域が照射されることは言うまでもない。このように、本実施の形態に係る光学ユニット118は、第1の光源142と第2の光源148から出射した光を共通の凸レンズ130を用いて前方に投影できるため、簡易な構成で広い範囲を照射可能である。
本実施の形態に係る第1の光源142は、ハイビーム用配光パターンPHのうち最大光度領域Rmaxを含む第1領域R1を走査する光を出射する第1発光部としての発光モジュール154c〜154gと、第1領域R1に隣接する第2領域R2を走査する光を出射する第2発光部としての発光モジュール154b,154hと、第2領域R2に隣接する第3領域R3を走査する光を出射する第3発光部としての発光モジュール154a,154iと、を有する。本実施の形態に係るハイビーム用配光パターンPHの最大光度領域Rmaxは、H−H線とV−V線とが交差する点の近傍領域である。
また、本実施の形態に係る第1の光源142は、図18に示すように、発光モジュール154c〜154g全体の長手方向の長さの総和をL1、発光モジュール154c〜154g全体の長手方向と平行な方向の発光モジュール154b,154hの長さの総和をL2(L2’+L2”)とすると、L1>L2を満たす。
これにより、光学ユニット118は、最大光度領域を含む第1領域R1を走査する発光モジュール154c〜154gに加えて、第1領域R1に隣接する第2領域R2を走査する発光モジュール154b,154hを有するため、最大光度を満たしつつ、より広範囲の照射が可能となる。
また、本実施の形態に係る第1の光源142は、最大光度領域を含む第1領域R1を走査する発光モジュール154の数をN1(N1=5)、第2領域R2を走査する発光モジュール154の数をN2(N2=2)とすると、N1>N2を満たす。これにより、最大光度領域Rmaxを含まない第2領域R2を走査する光を出射する発光モジュール154の数を抑えることができる。
また、図17や図18に示すように、第2発光部(発光モジュール154b,154h)の面積は、第1発光部(発光モジュール154c〜154g)の面積よりも小さい。これにより、例えば、第2発光部を構成する発光モジュール154の数を第1発光部よりも抑えることができる。
また、図18に示すように、発光モジュール154b,154hは、非発光領域R4を挟むように離れて設けられた複数の発光領域である。これにより、図20に示すように、発光モジュール154b,154hを大きくせずに、2つの走査パターンPb,Phだけで第1領域R1と同様の広範囲な第2領域R2を照射できる。
発光モジュール154b,154hは、発光モジュール154c〜154gの長手方向の両端部にある発光モジュール154c,154gのそれぞれに隣接して設けられている。これにより、発光モジュール154c〜154gが照射する領域と同じ幅の領域を発光モジュール154b,154hにより照射できる。
図21(a)〜図21(c)は、本実施の形態に係る第1の光源142によるハイビーム用配光パターンの変形例を示す図である。
図21(a)に示すハイビーム用配光パターンPH1’は、第3領域R3の一部を遮光領域(非照射領域)としたパターンである。そのためには、発光モジュール154a,154iを所定のタイミングで消灯すればよい。
図21(b)に示すハイビーム用配光パターンPH2’は、第1領域R1および第2領域R2の一部を遮光領域(非照射領域)としたパターンである。そのためには、発光モジュール154b〜154hを所定のタイミングで消灯すればよい。
図21(c)に示すハイビーム用配光パターンPH3’は、第1領域R1の一部を遮光領域(非照射領域)としたパターンである。そのためには、発光モジュール154c〜154gを所定のタイミングで消灯すればよい。
上述のように、本実施の形態に係る光学ユニット118は、第1領域R1の中央部の最大光度をあげるために、光源像が走査方向(水平方向)に並ぶように複数の発光モジュールを第1方向に沿って配置し、走査方向と交差する方向の照射範囲を広げるために、第1方向と交差する第2方向にも発光モジュールを配置した。
以上、本発明を上述の各実施の形態を参照して説明したが、本発明は上述の各実施の形態に限定されるものではなく、各実施の形態の構成を適宜組み合わせたものや置換したものについても本発明に含まれるものである。また、当業者の知識に基づいて各実施の形態における組合せや処理の順番を適宜組み替えることや各種の設計変更等の変形を各実施の形態に対して加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施の形態も本発明の範囲に含まれうる。
L1 第1の光、 L2 第2の光、 10 車両用前照灯、 20 ランプユニット、 26 回転リフレクタ、 40 光学ユニット、 42 第1の光源、 44 回転リフレクタ、 46 投影レンズ、 48 第2の光源、 50 インナーレンズ、 52 ヒートシンク、 53,54 発光モジュール、 55 回路基板、 57 LED、 60 光学ユニット、 62 ヒートシンク、 66 固定リフレクタ、 80 光学ユニット。

Claims (12)

  1. 第1の光源と、
    第2の光源と、
    前記第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、
    前記回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、を備え、
    前記第2の光源は、出射した第2の光が前記回転リフレクタで反射されずに前記投影レンズに入射するように配置されており、
    前記投影レンズは、前記第2の光を光学ユニットの光照射方向に投影することを特徴とする光学ユニット。
  2. 前記第2の光源は、車両前方から見た正面視において、前記第1の光源が搭載された基板と、前記回転リフレクタとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 前記投影レンズは、
    前記回転リフレクタで反射されてから入射した前記第1の光を、光学ユニットの光照射方向に集光配光パターンとして投影し、
    前記回転リフレクタで反射されずに入射した前記第2の光を、光学ユニットの光照射方向に拡散配光パターンとして投影する、
    ように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光学ユニット。
  4. 第1の光源と、
    前記第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、
    前記回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、
    前記第1の光源と前記投影レンズとの間に配置された第2の光源と、
    前記第2の光源から出射した第2の光の光路を変化させて前記投影レンズに向かわせる光学部材と、を備え、
    前記第2の光源は、出射した第2の光が前記回転リフレクタで反射されずに前記投影レンズに入射するように配置されていることを特徴とする光学ユニット。
  5. 前記投影レンズは、
    前記回転リフレクタで反射されてから入射した前記第1の光を、光学ユニットの光照射方向に集光配光パターンとして投影し、
    前記回転リフレクタで反射されずに入射した前記第2の光を、光学ユニットの光照射方向に拡散配光パターンとして投影する、
    ように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の光学ユニット。
  6. 前記第2の光源は、アレイ状に配置された複数の発光素子を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学ユニット。
  7. 第1の光源と、
    前記第1の光源から出射した第1の光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、
    前記回転リフレクタで反射された第1の光を光学ユニットの光照射方向に投影する投影レンズと、
    前記第1の光源と前記投影レンズとの間に配置された第2の光源と、
    前記第2の光源から出射した第2の光を反射し、前記投影レンズに向かわせる光学部材と、を備え、
    前記第2の光源は、出射した第2の光が前記回転リフレクタで反射されずに前記投影レンズに入射するように配置されていることを特徴とする光学ユニット。
  8. 光源と、
    前記光源から出射した光を反射しながら回転軸を中心に回転する回転リフレクタと、を備え、
    前記回転リフレクタは、回転しながら反射した光で前方を走査することで所定の配光パターンを形成するように反射面が設けられており、
    前記光源は、前記配光パターンのうち最大光度領域を含む第1領域を走査する第1の光を出射する第1発光部と、前記第1領域に隣接する第2領域を走査する第2の光を出射する第2発光部と、を有し、
    前記第1発光部の長手方向の長さの総和をL1、前記第1発光部の長手方向と平行な方向の前記第2発光部の長さの総和をL2とすると、L1>L2を満たすことを特徴とする光学ユニット。
  9. 前記第1発光部を構成する発光素子の数をN1、前記第2発光部を構成する発光素子の数をN2とすると、N1>N2を満たすことを特徴とする請求項8に記載の光学ユニット。
  10. 前記第2発光部の面積は、前記第1発光部の面積よりも小さいことを特徴とする請求項8または9に記載の光学ユニット。
  11. 前記第2発光部は、非発光領域を挟むように離れて設けられた複数の発光領域を有することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の光学ユニット。
  12. 前記複数の発光領域は、前記第1発光部の長手方向の両端部のそれぞれに隣接して設けられていることを特徴とする請求項11に記載の光学ユニット。
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