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JP2018065584A - 浄水供給装置 - Google Patents

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JP2018065584A
JP2018065584A JP2016204644A JP2016204644A JP2018065584A JP 2018065584 A JP2018065584 A JP 2018065584A JP 2016204644 A JP2016204644 A JP 2016204644A JP 2016204644 A JP2016204644 A JP 2016204644A JP 2018065584 A JP2018065584 A JP 2018065584A
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賢二 服部
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Abstract

【課題】設置場所にかかわらず浄水を使用箇所に供給することができる技術を提供する。【解決手段】浄水供給装置は、原水を貯める原水容器であって交換可能な原水容器と、原水容器内の原水をくみ上げるポンプと、ポンプによってくみ上げられた原水を処理するフィルタモジュールであって、原水を透過させることによって浄水を生成する逆浸透膜を有するフィルタモジュールと、逆浸透膜を透過して得られた浄水を使用箇所に供給する浄水供給路とを備える。【選択図】図2

Description

本明細書で開示する技術は、浄水を使用箇所に供給する浄水供給装置に関する。
特許文献1には、水道管に接続されて使用される浄水供給装置が開示されている。この浄水供給装置は、水道管から供給される原水(即ち水道水)を処理するフィルタモジュールを備える。フィルタモジュールは、原水を透過させるための逆浸透膜を有する。逆浸透膜を透過して得られた浄水は、浄水供給路を介して使用箇所に供給される。
特開2010−64032号公報
特許文献1の浄水供給装置は、水道管に接続される必要がある。そのため、特許文献1の浄水供給装置は、水道管と接続する配管を配置可能な場所(例えば、水道管の近傍であって、配管を引き廻す空間が周囲に存在する場所)に設置される必要がある。本明細書では、設置場所にかかわらず浄水を使用箇所に供給することができる技術を提供する。
本明細書が開示する浄水供給装置は、原水を貯める原水容器であって交換可能な原水容器と、原水容器内の原水をくみ上げるポンプと、ポンプによってくみ上げられた原水を処理するフィルタモジュールであって、原水を透過させることによって浄水を生成する逆浸透膜を有するフィルタモジュールと、逆浸透膜を透過して得られた浄水を使用箇所に供給する浄水供給路とを備える。
上記の構成による浄水供給装置は、交換可能な原水容器内に貯められている原水を、フィルタモジュールの逆浸透膜を透過させ、得られた浄水を使用箇所に供給することができる。そのため、上記の浄水供給装置は、原水の確保のために水道管等に直接接続されている必要がない。また、原水容器が交換可能であるため、水道管等と接続するための配管を配置可能な場所に設置される必要もない。従って、上記の浄水供給装置は、設置場所にかかわらず浄水を使用箇所に供給することができる。
浄水供給装置は、逆浸透膜を透過しない非浄化水を原水容器に戻す排水路と、第1の運転を実行する制御部とをさらに備えてもよい。第1の運転は、ポンプが運転している間に、(i)原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の水圧が、第1の閾値圧を下回ることと、(ii)原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の不純物濃度が、第1の閾値濃度を上回ることと、のうちの少なくとも一方が成立する場合に、ポンプを停止させることを含んでもよい。
原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の不純物濃度が第1の閾値濃度を上回る場合(上記(ii)参照)には、その原水はフィルタモジュールでの処理に適さない原水である可能性が高くなる。具体的には、原水の不純物濃度が第1の閾値濃度を上回ると、逆浸透膜の目詰まり等(即ち消耗)が起こり易くなる可能性が高くなる。同様に、原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の水圧が第1の閾値圧を下回る場合(上記(i)参照)には、原水容器内の原水の貯水量が所定量を下回るとともに、排水路から原水容器内に戻される非浄化水の割合が増え、原水容器内の原水の不純物濃度が高くなっている可能性が高い。そのような原水も、フィルタモジュールでの処理に適さない原水である可能性が高い。そのため、上記の構成によると、処理に適さない原水がフィルタモジュールに供給される可能性が高い場合に、フィルタモジュールへの原水の供給を停止することができる。従って、上記の構成によると、フィルタモジュールの消耗を抑制することができる。
ここで、「原水の水圧が、第1の閾値圧を下回ること」は、原水の水圧が第1の閾値圧と等しい場合を含んでもよい。同様に、「原水の不純物濃度が、第1の閾値濃度を上回ること」は、原水の不純物濃度が第1の閾値濃度と等しい場合を含んでもよい。
制御部は、さらに、ポンプが停止する場合に第1の運転を終了し、第1の運転の終了後に所定のリセット指示が入力される場合に、ポンプを運転させる第2の運転を開始してもよい。制御部は、さらに、前記第2の運転が実行されている間に、(a)原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の水圧が、第1の閾値圧より高い第2の閾値圧を上回ることと、(b)原水容器からくみ上げられてフィルタモジュールに供給される原水の不純物濃度が、第1の閾値濃度より低い第2の閾値濃度を下回ることと、のうちの少なくとも一方が成立する場合に、前記第2の運転を終了して前記第1の運転を実行してもよい。
この構成によると、第2の運転が開始された時点で、原水容器が、第2の閾値濃度を下回る不純物濃度の原水が所定量以上貯められたものに交換されていれば、ポンプの運転を一定期間継続することで、上記の(a)(b)のうちの少なくとも一方が成立する。その場合には、処理に適した原水が適切にフィルタモジュールに供給され得る。上記の構成によると、フィルタモジュールに、処理に適した原水を適切に供給し得る。
ここで、「原水の水圧が、第2の閾値圧を上回ること」は、原水の水圧が第2の閾値圧と等しい場合を含んでもよい。同様に、「原水の不純物濃度が、第2の閾値濃度を下回ること」は、原水の不純物濃度が第2の閾値濃度と等しい場合を含んでもよい。
第1実施例の浄水供給装置の外観を示す正面図。 浄水供給装置の構成を示す側面説明図。 制御部が実行する通常運転処理の内容を示すフローチャート。 制御部が実行する初期運転処理の内容を示すフローチャート。 第4実施例の浄水供給装置の構成を示す側面説明図。
(第1実施例)
図1に本実施例の浄水供給装置2を示す。この浄水供給装置2は、原水容器10内の原水をフィルタモジュール30によって処理し、処理によって得られた浄水を使用箇所に供給するウォーターディスペンサーである。本実施例では、浄水供給装置2は、図示しない商用電源と電気的に接続されて用いられる。浄水供給装置2は、本体4と、容器収容部6とを備える。本体4は、容器収容部6の上方に積層されている。図1に示すように、本体4の表面には、LEDランプ12、リセットボタン14、冷水蛇口16及び温水蛇口18が備えられている。LEDランプ12は、後述のように、原水容器10の交換が必要であることをユーザに報知するために点灯するランプである。リセットボタン14は、後述の初期運転処理(図4参照)においてユーザによって操作されるボタンである。冷水蛇口16及び温水蛇口18は、それぞれ、浄水供給装置2によって処理された後の浄水(冷水又は温水)を取り出すための蛇口である。容器収容部6は、手前側に前扉8を備えている。前扉8は、手前側に引き出し可能である。容器収容部6内には交換可能な原水容器10が収容されている。
図2に示すように、容器収容部6の前扉8を手前側(図2の左側)に引き出すと、前扉8とともに、容器収容部6内に収容されている原水容器10が外側に引き出される。この状態で原水容器10を取り出し、別の原水容器10に交換することができる。原水容器10は、容器収容部6内に配置される交換可能な容器であって、内部に原水が貯められる容器である。本実施例では、原水容器10には水道水が充填されている。他の例では、原水容器10には、例えば河川や湖の水等、製品水(例えばミネラルウォーター)ではない任意の種類の水が充填されていてもよい。また他の例では、原水容器10には、製品水が充填されていてもよい。原水容器10内には、後で説明する原水供給管26の上流端と、排水管50の下流端とが挿入されている。上記の通り、本実施例では容器収容部6は本体4の下方に設置されているため、ユーザは、原水容器10の交換の際に重い原水容器10を本体4の上部まで持ち上げる必要がない。
図2に示すように、本体4内には、ポンプ20、低圧スイッチ22、原水供給管26、フィルタモジュール30、浄水供給管40、排水管50、浄水タンク60、供給管64、66、冷水タンク70、冷却装置72、冷水供給管76、温水タンク80、加熱装置82、温水供給管84、及び、制御部90が備えられている。なお、図2には濃度センサ24が一点鎖線で図示されているが、濃度センサ24については後述の第2、第3実施例で説明する。
原水供給管26は、原水容器10内の原水をフィルタモジュール30に導入するための管路である。原水供給管26の上流端は原水容器10内に挿入されており、下流端は分岐してフィルタモジュール30のうちの1本目の前処理モジュール32に接続されている。原水供給管26の一部は、本体4及び容器収容部6の外側に露出している。原水供給管26には、ポンプ20及び低圧スイッチ22が介装されている。ポンプ20は、原水容器10内の原水をくみ上げてフィルタモジュール30に導入するための動力源である。ポンプ20は、原水容器10内の原水を所定の水圧(例えば0.5MPa)でフィルタモジュール30に導入する。低圧スイッチ22は、原水供給管26内を流れる原水の水圧を監視しており、水圧が所定の下限閾値圧より低い場合にONされ、水圧が所定の上限閾値圧(例えば0.4MPa)より高いにOFFされる。変形例では、低圧スイッチ22は、水圧が下限閾値圧以下の場合にONされ、上限閾値圧以上の場合にOFFされてもよい。
フィルタモジュール30は、原水を処理して浄水を生成するためのモジュールである。フィルタモジュール30は、2本の前処理モジュール32、34と、1本の逆浸透膜モジュール36とを有する。前処理モジュール32、34及び逆浸透膜モジュール36はこの順で直列に接続されている。各モジュール32〜36は、円筒形のベッセル内部に図示しない処理機構を内蔵する構造を有する。本実施例では、1本目の前処理モジュール32はデプスフィルタを内蔵しており、2本目の前処理モジュール34は活性炭フィルタを内蔵しており、逆浸透膜モジュール36は逆浸透膜を内蔵している。ここで、デプスフィルタ、活性炭フィルタ、及び、逆浸透膜は、いずれも、従来公知のものを用いることができる。特に逆浸透膜については、通常0.0001μm又はそれ以下の細孔径を有するものを用いることができる。逆浸透膜は、原水に含有される不純物の分子を塩化ナトリウムイオンに置き換えることによって98%以上の不純物を除去することが可能であり(即ち98%以上の不純物除去率を有し)、原水を透過して得られる浄水にはこれらの分子量以上の不純物(例えば細菌・ウイルスを含む)は含まれない。一方、逆浸透膜を透過しなかった非浄化水には、これらの不純物が比較的高濃度に含まれる。
浄水供給管40は、逆浸透膜モジュール36を透過して得られた浄水を、浄水タンク60に導入するための管路である。他の例では、浄水供給管40には、脱臭フィルタ及びUV殺菌灯フィルタが介装されていてもよい。浄水供給管40の下流端は浄水タンク60内に挿入されている。
排水管50は、逆浸透膜モジュール36の逆浸透膜を透過しなかった非浄化水を原水容器10に導入する(戻す)ための管路である。排水管50の上流端は逆浸透膜モジュール36に接続されている。排水管50の下流端は原水容器10内に挿入されている。排水管50の一部は、本体4及び容器収容部6の外側に露出している。
浄水タンク60は、浄水供給管40から供給された浄水を貯めるタンクである。浄水タンク60内にはフロートスイッチ62が設けられている。フロートスイッチ62は、浄水タンク60内の浄水の水量が上限値に達するとONする。浄水タンク60の底部には、浄水タンク60内の浄水を冷水タンク70に供給する供給管64と、浄水タンク60内の浄水を温水タンク80に供給する供給管66とが設けられている。
冷水タンク70は、浄水タンク60から供給管64を介して供給された浄水を従来公知のヒートポンプ式の冷却装置72によって冷却しながら所定の低温(例えば5℃)の冷水が貯められるタンクである。また、冷却装置72をOFFしておけば、冷水タンク70に常温の浄水を貯めることもできる。冷水タンク70には、冷水タンク70内の冷水を冷水蛇口16に供給するための冷水供給管76が接続されている。これにより、冷水蛇口16が開かれると、冷水タンク70内の冷水が冷水供給管76と冷水蛇口16を介して外部に放出される。
温水タンク80は、浄水タンク60から供給管66を介して供給された浄水を従来公知のシーズヒータを用いた加熱装置82によって、所定の高温(例えば85℃)の温水に加熱しながら貯めるタンクである。また、加熱装置82をOFFしておけば、温水タンク80に常温の浄水を貯めることもできる。温水タンク80には、温水タンク80内の温水を温水蛇口18に供給するための温水供給管84が接続されている。これにより、温水蛇口18が開かれると、温水タンク80内の温水が温水供給管84と温水蛇口18を介して外部に放出される。
制御部90は、LEDランプ12、リセットボタン14、ポンプ20、低圧スイッチ22、フロートスイッチ62、冷却装置72、加熱装置82等、浄水供給装置2の各構成要素と電気的に接続されており、これらの動作を制御する。また、制御部90は、後述の通常運転処理(図3参照)及び初期運転処理(図4参照)を実行する。
(通常運転処理;図3)
図3を参照して、制御部90が実行する通常運転処理の内容を説明する。通常運転処理は、後述の初期運転処理(図4参照)が実行された後に自動的に開始される処理である。通常運転処理が開始される時点では、原水供給管26内の水圧が例えば0.5MPa程度であり、低圧スイッチ22がOFF状態に保たれている(即ち、原水供給管26内に空気が混入していない状態である)。即ち、原水容器10内に十分な量の原水が残存しており、原水供給管26内の原水の不純物濃度も比較的低い状態に保たれている。
通常運転処理が開始されると、S10において、制御部90は、フロートスイッチ62がONされることを監視する。上記の通り、浄水タンク60内の浄水の水量が上限値に達していない状態ではフロートスイッチ62はOFF状態である。その場合、制御部90は、S10でNOと判断してS12に進む。一方、浄水タンク60内の浄水の水量が上限値に達するとフロートスイッチ62がONされる。その場合、制御部90は、S10でYESと判断してS11に進む。S11では、制御部90は、この時点でポンプ20が運転している場合には、ポンプ20を停止させる。なお、制御部90は、この時点でポンプ20が既に停止している場合には、S11でポンプ20の停止状態を維持する。制御部90は、S11を終えるとS10の監視に戻る。
S12では、制御部90は、ポンプ20の運転を開始する。なお、この時点で既にポンプ20が運転している場合には、制御部90は、S12でポンプ20の運転を継続する。
続くS14では、制御部90は、低圧スイッチ22がONされることを監視する。原水容器10内の原水の水量が所定量を上回っている場合には、原水容器10から原水供給管26に供給される原水には空気が混入せず、原水の水圧は、上限閾値圧(例えば0.4MPa)を上回る0.5MPa程度に保たれる。その間は、低圧スイッチ22はOFFされているため、制御部90はS14でNOと判断し、S10の監視に戻る。一方、原水容器10内の原水の水量が所定量を下回ると、原水容器10内の原水の水量が減ったことに伴って、原水供給管26内に空気が混入するようになる。その場合、原水供給管26内の原水の水圧が低下し、下限閾値圧(例えば0.1MPa)を下回り、低圧スイッチ22がONされる。低圧スイッチ22がONされる場合は、原水容器10内の原水の貯水量が所定量を下回るとともに、排水管50から原水容器10内に戻される非浄化水の割合が増え、原水容器10内の原水の不純物濃度が高くなっている可能性が高い。そのような原水は、フィルタモジュール30での処理に適さない原水である可能性が高い。そのため、低圧スイッチ22がONされる場合、制御部90はS14でYESと判断し、S16に進む。
S16では、制御部90は、ポンプ20を停止させる。即ち、本実施例では、処理に適さない原水がフィルタモジュール30に供給される可能性が高い場合に、フィルタモジュール30への原水の供給を停止することができる。フィルタモジュール30の消耗(目詰まり等)を抑制することができる。同時に、S16では、制御部90は、LEDランプ12を点灯させる。点灯した状態のLEDランプ12を見ることで、ユーザは、原水容器10の交換が必要であることを知ることができる。S16を終えると、制御部90は、図3の通常運転処理を終了し、図4の初期運転処理を開始する。
(初期運転処理;図4)
図4を参照して、制御部90が実行する初期運転処理の内容を説明する。上記の通り、初期運転処理は、通常運転処理(図3参照)が終了した後に行われる処理である。図4の初期運転処理が開始される時点では、原水供給管26内に空気が混入し、原水供給管26内の水圧が下限閾値圧を下回る結果、低圧スイッチ22がONされている状態である。
初期運転処理が開始されると、S20において、制御部90は、リセットボタン14が操作されることを監視する。点灯したLEDランプ12を見ることで、原水容器10の交換が必要であることを知ったユーザは、容器収容部6の前扉8を引出し、古い原水容器10を取り出して、新しい原水容器10(例えば、原水が満水の水量まで充填された原水容器)をセットする。その後、ユーザは、前扉8を閉じ、リセットボタン14を操作する。その場合、制御部90は、S20でYESと判断し、S22に進む。
S22では、制御部90は、ポンプ20の運転を開始する。このポンプ20の運転は、新しい原水容器10がセットされる場合に毎回行われるべき初期運転であって、原水供給管26内の水圧を、通常値である例えば0.5MPa程度まで再び引き上げるために行われる運転である。
S24では、制御部90は、S22でポンプ20の運転を開始してから所定期間(例えば3分間)が経過することを監視する。制御部90は、所定期間が経過すると、S24でYESと判断し、S26に進む。
S26では、制御部90は、この時点で、低圧スイッチ22がOFF状態に戻っているか否かを判断する。原水容器10が新しいもの(原水が満水のもの)に交換された上で、S22でポンプ20の運転が開始されていれば、ポンプ20を所定期間運転させることにより、原水供給管26内に、空気が混入していない原水が新たに供給される。これに伴い、原水供給管26内の水圧が再び上昇する。そして、原水供給管26内の水圧が上限閾値圧を上回るまで上昇すると、低圧スイッチ22がON状態からOFF状態に切り替わる。その場合、制御部90は、S26でYESと判断し、S28に進む。一方、この時点で低圧スイッチ22がOFF状態に戻っていない場合(例えば、原水容器10が交換されないままリセットボタン14が押された場合等)には、制御部90は、S26でNOと判断し、S27に進み、ポンプ20を停止させる。その後、S20に戻り、リセットボタンが再操作されることを監視する。
S28では、制御部90は、ポンプ20の運転を継続するとともに、LEDランプ12を消灯する。S28を終えると、制御部90は、図4の初期運転処理を終了し、図3の通常運転処理を開始する。初期運転処理が終了すると、原水供給管26内の水圧が、所定の上限閾値圧を上回った状態になるため、処理に適した原水が適切にフィルタモジュール30に供給され得る。
以上、本実施例の浄水供給装置2の構造及び運転内容について説明した。上記の通り、本実施例の浄水供給装置2は、交換可能な原水容器10内に貯められている原水を、フィルタモジュール30の逆浸透膜モジュール36を透過させ、得られた浄水を使用箇所に供給することができる装置である。そのため、本実施例の浄水供給装置2は、原水の確保のために水道管等に直接接続されている必要がない。また、原水容器10が交換可能であるため、水道管等と接続するための配管を配置可能な場所に設置される必要もない。即ち、本実施例の浄水供給装置2は、水道管の近傍以外の場所でも使用することができる。従って、本実施例の浄水供給装置2は、電源を確保できる場所であれば、設置場所にかかわらず浄水を使用箇所に供給することができる。
また、本実施例の浄水供給装置2は、原水容器10内の原水をフィルタモジュール30によって処理し、処理によって得られた浄水を使用箇所に供給する。そのため、原水容器10内の原水は、例えば、水道水や河川の水等、いわゆる製品水(例えば市販のミネラルウォーター等)である必要がない。そのため、原水容器10内にどのような水を充填して使用する場合であっても、浄水を使用箇所に供給することが可能である。そのため、例えば非常時など、製品水を充填した容器を確保することが困難な状況においても、本実施例の浄水供給装置2によれば、水道水や河川の水等を原水容器10に充填して用いることで、浄水を使用箇所に適切に供給することができる。
本実施例と請求項の記載の対応関係を説明しておく。浄水供給管40、浄水タンク60、供給管64、66、冷水タンク70、冷水供給管76、温水タンク80、温水供給管84が「浄水供給路」の一例である。冷水蛇口16及び温水蛇口18が「使用箇所」の一例である。排水管50が「排水路」の一例である。下限閾値圧、上限閾値圧が、それぞれ「第1の閾値圧」、「第2の閾値圧」の一例である。図4のS20でYESの場合が「所定のリセット指示が入力される特定の場合」の一例である。図3の通常運転処理で行われる運転、図4の初期運転処理で行われる運転が、それぞれ、「第1の運転」、「第2の運転」の一例である。
(第2実施例)
第1実施例と異なる点を中心に説明する。本実施例の浄水供給装置2も、第1実施例の浄水供給装置2と基本的に同様の構成を備える。ただし、本実施例では、原水供給管26に、低圧スイッチ22に代えて、濃度センサ24(図2の一点鎖線部参照)が介装されている点が第1実施例とは異なる。濃度センサ24は、原水供給管26内を流れる原水の不純物濃度を検出するセンサである。濃度センサ24も、制御部90と電気的に接続されている。本実施例では、通常運転処理(図3参照)及び初期運転処理(図4参照)の内容の一部も、第1実施例とは異なる。
本実施例では、図3のS14において、制御部90が、濃度センサ24が検出する原水の不純物濃度が、所定の上限閾値濃度を上回ることを監視する点が第1実施例とは異なる。上記の通り、フィルタモジュール30の逆浸透膜モジュール36を透過して得られた浄水が浄水供給管40から浄水タンク60へと供給される一方、逆浸透膜モジュール36を透過しなかった非浄化水は排水管50から原水容器10に戻される。非浄化水の不純物濃度は、透過前の原水よりも高い。そのため、原水容器10の交換後にポンプ20の運転を続けるほど、原水容器10内の不純物濃度は高くなっていく。そして、原水容器10からくみ上げられてフィルタモジュール30に供給される原水の不純物濃度が上限閾値濃度を上回る場合には、その原水はフィルタモジュール30での処理に適さない原水である可能性が高くなる。制御部90は、濃度センサが検出する原水の不純物濃度が、所定の上限閾値濃度を上回る場合に、S14でYESと判断し、S16でポンプ20を停止させる。これにより、本実施例でも、第1実施例と同様に、処理に適さない原水がフィルタモジュール30に供給されることを停止し、フィルタモジュール30の消耗(目詰まり等)を抑制することができる。
また、本実施例では、図4のS26において、制御部90が、濃度センサ24が検出する原水の不純物濃度が、所定の下限閾値濃度を下回ったか否かを判断する点が第1実施例とは異なる。原水容器10が新しいもの(即ち、不純物濃度の低い原水が貯められた原水容器10)に交換された上で、S22でポンプ20の運転が開始されていれば、ポンプ20を所定期間運転させることにより、原水供給管26内に不純物濃度の低い原水が新たに供給される。この結果、原水供給管26内に供給される原水の不純物濃度が下限閾値濃度を下回れば、その原水はフィルタモジュール30での処理に適していると言える。その場合、制御部90は、S26でYESと判断し、S28に進んでポンプ20を継続するとともに、LEDランプ12を消灯する(即ち、図3の通常運転処理に移行する)。第1実施例と同様に、図4の初期運転処理が終了することで、処理に適した原水が適切にフィルタモジュール30に供給されるようになる。なお、変形例では、図3のS14で、制御部90は、不純物濃度が上限閾値濃度以上になることを監視してもよい。同様に、図4のS26では、制御部90は、不純物濃度が下限閾値濃度以下になったか否かを判断してもよい。本実施例の上限閾値濃度、下限閾値圧が、それぞれ、請求項の「第1の閾値濃度」、「第2の閾値濃度」の一例である。
(第3実施例)
第3実施例の浄水供給装置2では、原水供給管26に、低圧スイッチ22と濃度センサ24の両方が介装されている。そのため、本実施例では、図3のS14において、制御部90は、低圧スイッチ22がONされることと、濃度センサ24が検出する原水の不純物濃度が下限閾値濃度を下回ること、のうちの一方が成立することを監視する。また、図4のS26において、制御部90は、低圧スイッチ22がOFF状態に戻ることと、濃度センサ24が検出する原水の不純物濃度が上限閾値濃度を下回ること、のうちの一方が成立したか否かを判断する。本実施例の浄水供給装置2による場合も、第1及び第2実施例と同様の作用効果を発揮することができる。
(第4実施例)
図5に、第4実施例の浄水供給装置102を示す。図5では、第1〜第3実施例と共通する構成要素を同じ符号で示している。本実施例の浄水供給装置102は、本体104と容器収容部106とが一体に構成された筐体103を備える点が第1実施例とは異なる。原水供給管26及び排水管50の全体が、筐体103内に収容され、外側に露出しない点も第1〜第3実施例とは異なる。
本実施例の容器収容部106も、手前側に引出し可能な前扉108を有する。ただし、本実施例では、容器収容部106内に、原水容器10とともに、浄水供給装置2の電源であるバッテリ200が収容されている。そのため、本実施例の浄水供給装置2は、商用電源が確保できない場所でも使用できるという利点がある。
以上、本明細書で開示する技術の具体例を説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(変形例1)第1実施例において、図4のS22でポンプ20の運転が開始された後、制御部90は、低圧スイッチ22がOFF状態に戻ることを監視してもよい。その場合、制御部90は、低圧スイッチ22がOFF状態に戻った場合に、所定期間が経過したか否かに関わらず、通常運転処理に移行するようにしてもよい。この変形例の構成を、第2及び第3実施例の初期運転処理にも適用してもよい。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:浄水供給装置
4:本体
6:容器収容部
8:前扉
10:原水容器
12:LEDランプ
14:リセットボタン
16:冷水蛇口
18:温水蛇口
20:ポンプ
22:低圧スイッチ
24:濃度センサ
26:原水供給管
30:フィルタモジュール
32、34:前処理モジュール
36:逆浸透膜モジュール
40:浄水供給管
50:排水管
60:浄水タンク
62:フロートスイッチ
64、66:供給管
70:冷水タンク
72:冷却装置
74:冷却管
76:冷水供給管
80:温水タンク
82:加熱装置
84:温水供給管
90:制御部
102:浄水供給装置
103:筐体
104:本体
106:容器収容部
108:前扉
200:バッテリ

Claims (3)

  1. 原水を貯める原水容器であって交換可能な前記原水容器と、
    前記原水容器内の前記原水をくみ上げるポンプと、
    前記ポンプによってくみ上げられた前記原水を処理するフィルタモジュールであって、前記原水を透過させることによって浄水を生成する逆浸透膜を有する前記フィルタモジュールと、
    前記逆浸透膜を透過して得られた前記浄水を使用箇所に供給する浄水供給路と、
    を備える、浄水供給装置。
  2. 前記逆浸透膜を透過しない非浄化水を前記原水容器に戻す排水路と、
    第1の運転を実行する制御部と、をさらに備え、
    前記第1の運転は、前記ポンプが運転している間に、
    (i)前記原水容器からくみ上げられて前記フィルタモジュールに供給される前記原水の水圧が、第1の閾値圧を下回ることと、
    (ii)前記原水容器からくみ上げられて前記フィルタモジュールに供給される前記原水の不純物濃度が、第1の閾値濃度を上回ることと、
    のうちの少なくとも一方が成立する場合に、前記ポンプを停止させることを含む、
    請求項1に記載の浄水供給装置。
  3. 前記制御部は、さらに、前記ポンプが停止する場合に前記第1の運転を終了し、前記第1の運転の終了後に所定のリセット指示が入力される場合に、前記ポンプを運転させる第2の運転を開始し、
    前記制御部は、さらに、前記第2の運転が実行されている間に、
    (a)前記原水容器からくみ上げられて前記フィルタモジュールに供給される前記原水の水圧が、前記第1の閾値圧より高い前記第2の閾値圧を上回ることと、
    (b)前記原水容器からくみ上げられて前記フィルタモジュールに供給される前記原水の不純物濃度が、前記第1の閾値濃度より低い第2の閾値濃度を下回ることと、
    のうちの少なくとも一方が成立する場合に、前記第2の運転を終了して前記第1の運転を実行する、
    請求項2に記載の浄水供給装置。
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