JP2018055409A - 電子機器、通信システム、及び電子機器の制御方法 - Google Patents
電子機器、通信システム、及び電子機器の制御方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】電子機器と無線通信する外部の装置に、電子機器の電源状態を通知する。【解決手段】プロジェクターは、不揮発性メモリー133を備え、端末装置と無線通信するNFCタグ130と、揮発性メモリー175と、電子機器の電源状態を示す情報を揮発性メモリー175に書き込む制御部180と、を備える。NFCタグ130は、端末装置による不揮発性メモリー133へのアクセスに応じて揮発性メモリー175に書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報を送信し、揮発性メモリー175に書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、不揮発性メモリー133に書き込まれた情報を端末装置に送信する。【選択図】図3
Description
本発明は、電子機器、通信システム、及び電子機器の制御方法に関する。
従来、外部の装置を用いて、電子機器を操作する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、外部装置により遠隔操作される撮像装置を開示する。
ところで、電子機器を外部の装置により操作する場合に、電子機器の電源状態を外部の装置に送信して、外部の装置での操作に役立てたいというニーズがある。しかしながら、電子機器の状態によっては、電子機器の正確な電源状態を外部の装置に通知できない場合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電子機器と無線通信する外部の装置に、電子機器の電源状態を通知することを目的とする。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、電子機器と無線通信する外部の装置に、電子機器の電源状態を通知することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、電子機器であって、第1メモリーを備え、外部の装置と無線通信する通信部と、揮発性の第2メモリーと、前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込む制御部と、を備え、前記通信部は、前記外部の装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を送信し、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた前記情報を前記外部の装置に送信する。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
また、本発明は、前記電子機器の電源状態は、少なくともオン状態及びオフ状態を含み、前記制御部は、前記電子機器の電源状態が前記オフ状態から前記オン状態に切り替わった場合に、前記電子機器の電源状態が前記オン状態であることを示す前記情報を前記第2メモリーに書き込む。
本発明によれば、電子機器の電源状態がオフ状態からオン状態に切り替わった場合に、電子機器の電源状態がオン状態であることを示す情報が第2メモリーに書き込まれる。従って、電子機器の電源状態がオン状態に切り替わった状態で、外部の装置からのアクセスがあった場合には、第2メモリーの情報を送信することで、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
本発明によれば、電子機器の電源状態がオフ状態からオン状態に切り替わった場合に、電子機器の電源状態がオン状態であることを示す情報が第2メモリーに書き込まれる。従って、電子機器の電源状態がオン状態に切り替わった状態で、外部の装置からのアクセスがあった場合には、第2メモリーの情報を送信することで、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
また、本発明は、前記通信部は、前記第2メモリーに、前記電子機器の電源状態を示す前記情報が書き込まれていない場合、前記第1メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態が前記オフ状態であることを示す前記情報を前記外部の装置に送信する。
本発明によれば、第2メモリーに情報が書き込まれていない場合に、第1メモリーに予め書き込まれた電子機器の電源状態がオフ状態であることを示す情報が外部の装置に送信されるので、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
本発明によれば、第2メモリーに情報が書き込まれていない場合に、第1メモリーに予め書き込まれた電子機器の電源状態がオフ状態であることを示す情報が外部の装置に送信されるので、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
また、本発明は、前記電子機器の電源状態が前記オフ状態である場合に、前記第2メモリーに書き込まれた前記情報が消失する。
本発明によれば、電子機器の電源状態がオフ状態である場合、第2メモリーに書き込まれた情報が消失した状態となる。この場合に、第1メモリーに予め書き込まれた電子機器の電源状態がオフ状態であることを示す情報を外部の装置に送信することで、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
本発明によれば、電子機器の電源状態がオフ状態である場合、第2メモリーに書き込まれた情報が消失した状態となる。この場合に、第1メモリーに予め書き込まれた電子機器の電源状態がオフ状態であることを示す情報を外部の装置に送信することで、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
また、本発明は、前記通信部は、アンテナと、前記アンテナに生じた誘導起電力によって動作する通信制御部と、前記第1メモリーとを備える無線タグであり、前記通信制御部は、前記外部の装置との無線通信によって前記アンテナに誘導起電力が生じた場合に、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報又は前記第1メモリーに書き込まれた前記情報を前記外部の装置に送信する。
本発明によれば、通信部をアンテナに生じた誘導起電力によって動作する無線タグによって構成することができる。従って、電子機器の電源がオフ状態であっても、通信部が、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
本発明によれば、通信部をアンテナに生じた誘導起電力によって動作する無線タグによって構成することができる。従って、電子機器の電源がオフ状態であっても、通信部が、電子機器の電源状態を示す情報を外部の装置に送信することができる。
また、本発明は、前記電子機器の電源状態は、前記オン状態、前記オフ状態、及び、前記制御部の動作により前記オン状態に移行可能なスタンバイ状態を含み、前記制御部は、前記スタンバイ状態において前記通信制御部が前記アンテナに生じた誘導起電力によって動作した場合に、前記電子機器の電源状態を前記オン状態に移行させる。
本発明によれば、通信制御部がアンテナに生じた誘導起電力によって動作した場合に、電子機器の電源状態をオン状態に移行させることができる。
本発明によれば、通信制御部がアンテナに生じた誘導起電力によって動作した場合に、電子機器の電源状態をオン状態に移行させることができる。
また、本発明は、前記電子機器は、表示面に画像を表示する表示装置であることを特徴とする。
本発明によれば、表示装置の電源状態を外部の装置に通知することができる。
本発明によれば、表示装置の電源状態を外部の装置に通知することができる。
上記課題を解決するため、本発明は、電子機器と、端末装置とを備える通信システムであって、電子機器は、第1メモリーを備え、前記端末装置と無線通信する第1通信部と、揮発性の第2メモリーと、前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込む制御部と、を備え、前記第1通信部は、前記端末装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を送信し、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた情報を前記端末装置に送信し、前記端末装置は、前記電子機器と無線通信する通信部と、表示部と、を備え、前記電子機器から受信した前記電子機器の電源状態を示す前記情報を前記表示部に表示させる。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
上記課題を解決するため、本発明は、第1メモリーを備え、外部の装置と無線通信する通信部と、揮発性の第2メモリーと、を備える電子機器の制御方法であって、前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込むステップと、前記外部の装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を前記外部の装置に送信するステップと、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた情報を前記外部の装置に送信するステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
本発明によれば、外部の装置による第1メモリーへのアクセスに応じて第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が外部の装置に送信される。また、第2メモリーに書き込まれた電子機器の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、第1メモリーに書き込まれた情報が外部の装置に送信される。従って、第2メモリーに書き込まれた情報の状態によらず、電子機器の電源状態を外部の装置に通知することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態の通信システム1の概略構成を示す。本実施形態の通信システム1は、入力装置としての端末装置10と、表示装置としてのプロジェクター100とを備える。端末装置10は、本発明の「外部の装置」に相当する。プロジェクター100は、本発明の「電子機器」及び「表示装置」に相当する。
図1に、本実施形態の通信システム1の概略構成を示す。本実施形態の通信システム1は、入力装置としての端末装置10と、表示装置としてのプロジェクター100とを備える。端末装置10は、本発明の「外部の装置」に相当する。プロジェクター100は、本発明の「電子機器」及び「表示装置」に相当する。
端末装置10は、ユーザーが手に持って操作する小型の装置であり、例えば、スマートフォン等の携帯電話、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯型の装置である。端末装置10は、平板状の端末装置本体11を有する。端末装置本体11の表面には表示パネル52が配置され、表示パネル52の表面にはユーザーの接触操作を検出するタッチスクリーン53(図2)が配置される。表示パネル52は、図1に示すように、端末装置本体11の最も広い面の一方において、ほぼ全面を覆うように配置される。また、本実施形態の表示パネル52は細長い矩形であり、ユーザーが長辺と短辺とを明らかに区別できる。また、端末装置10は、タッチスクリーン53(図2参照)の他の入力デバイスとして各種スイッチを備えてもよい。
プロジェクター100は、投射対象に画像光を投射して、投射対象の面に画像を形成する。プロジェクター100が画像を投射する投射対象は、平面であっても曲面や凹凸面であってもよいが、本実施形態では、平面で構成されるスクリーンSC(表示面)に投射する例を示す。スクリーンSCは壁面等の固定された平面を利用してもよいし、吊り下げ式や立ち上げ式の幕状のスクリーンであってもよい。図1はプロジェクター100の設置状態を示す。プロジェクター100は、箱形のプロジェクター本体101を有し、プロジェクター本体101の一つの面には画像光を投射する投射開口部114が設けられる。投射開口部114は、プロジェクター本体101に内蔵される投射光学系113(図3)が光を放射する開口部である。また、プロジェクター本体101の上面には、操作パネル151が配置される。操作パネル151は、ユーザーがプロジェクター100を操作するためのスイッチ及びプロジェクター100の動作状態を示すインジケーターランプを備える。例えば、操作パネル151は、プロジェクター100の動作状態を、通常動作状態又はスタンバイ状態(省電力状態)に切り替える電源ボタンを備える。通常動作状態及びスタンバイ状態については後述する。
プロジェクター100は、赤外線信号を送信するリモコン70により操作できる。リモコン70は、通信システム1を構成する装置としてもよいし、通信システム1に含めなくてもよい。リモコン70はプロジェクター100を操作する各種スイッチを備え、スイッチの操作に対応する信号を、プロジェクター100に赤外線信号として送信する。
また、プロジェクター100は、NFC(Near Field Communication)タグ130を有する。NFCタグ130は、RFID(Radio Frequency Identifier)タグ、或いは無線タグと呼ばれる情報記憶媒体である。NFCタグ130は、内蔵する不揮発性メモリー133(図3参照)に各種情報を記憶し、NFCタグ130が記憶する情報を外部から読み取り可能である。本実施形態のNFCタグ130は、NFCタグ130を読み取る装置から電源供給を受けるパッシブタグを用いる。NFCタグ130は、本発明の「通信部」、「無線タグ」及び「第1通信部」に相当する。また、不揮発性メモリー133は、本発明の「第1メモリー」に相当する。
また、NFCタグ130は、ISO規格として策定されたNFCの規格に準拠するタグであるが、Felica(登録商標)等、他の種類のRFIDタグを用いてもよい。RFIDタグには、125kHz帯の無線信号を用いるタグ、13.56MHz帯の無線信号を用いるタグ、UHF帯(950MHz帯)の無線信号を用いるタグ、2.45GHz帯の無線信号を用いるタグ等がある。本実施形態では、これらのいずれであってもNFCタグ130として利用できる。
NFCタグ130は、プロジェクター本体101の内部において、プロジェクター本体101の上面外装の裏側、又は上面の近傍に設置される。従って、NFCの読み取り機能を有する機器が、プロジェクター本体101の上面に接近すると、当該機器はNFCタグ130を読み取ることが可能である。プロジェクター本体101の上面には、NFCタグ130に近接する位置を示すマーカー159が描かれており、NFCタグ130を読み取る際の目安となる。
本実施形態では、スクリーンSCは矩形形状であり、プロジェクター100はスクリーンSCの正面(前面)側に配置される。プロジェクター100は、矩形の画像(静止画像及び動画像を含む)の画像光を投射し、スクリーンSCには矩形の投射画像が形成される。図1の設置状態では、プロジェクター100が、スクリーンSCの斜め下方から上向きに画像光を投射するので、スクリーンSCに形成される投射画像は矩形ではなく、台形歪みを生じている。
端末装置10とプロジェクター100とは、無線通信方式によって各種データを送受信可能に接続される。この無線通信方式は、例えば、IEEE802.11規格に準拠する無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth(登録商標)、UWB(Ultra Wide Band)等の近距離無線通信方式である。また、携帯電話回線を利用した無線通信方式を採用してもよい。
本実施形態では端末装置10とプロジェクター100とが無線LANにより接続され、制御データや後述するコンテンツデータを無線により送受信する構成を例示する。プロジェクター100が通信する端末装置10は1台に限定されず、図1には一例として1つのプロジェクター100と1つの端末装置10とを備えた通信システム1を示す。
本実施形態では端末装置10とプロジェクター100とが無線LANにより接続され、制御データや後述するコンテンツデータを無線により送受信する構成を例示する。プロジェクター100が通信する端末装置10は1台に限定されず、図1には一例として1つのプロジェクター100と1つの端末装置10とを備えた通信システム1を示す。
端末装置10とプロジェクター100とは、無線通信を確立する際に、MAC(Media Access Control)アドレス、SSID(Service Set IDentifier)、アクセスポイント名、パスフレーズ(パスワード)等の情報を使用して互いを識別し、接続する。ここでは、これらの情報を無線通信設定情報と呼ぶ。
通信システム1では、プロジェクター100の無線通信設定情報を、NFCタグ130に記憶する。従って、端末装置10がNFCタグ130を読み取ることにより、プロジェクター100に無線接続するための無線通信設定情報を得ることができる。この無線通信設定情報を用いて、端末装置10とプロジェクター100とが無線通信を確立すれば、その後、端末装置10はプロジェクター100に無線信号を送信することで、プロジェクター100を、あたかもリモコン70を使用しているかのように操作できる。
図2は、端末装置10の構成を示すブロック図である。
端末装置10は、端末装置10の各部を制御する制御部20(端末制御部)を備える。制御部20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをDRAMに読み込み、CPUにより実行して、端末装置10を制御する。また、制御部20は、記憶部30に記憶されたプログラムを実行することにより、後述する表示制御部21、通信制御部22、アプリケーション実行部23として機能する(以下、これらを機能ブロックと呼ぶ)。
端末装置10は、端末装置10の各部を制御する制御部20(端末制御部)を備える。制御部20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをDRAMに読み込み、CPUにより実行して、端末装置10を制御する。また、制御部20は、記憶部30に記憶されたプログラムを実行することにより、後述する表示制御部21、通信制御部22、アプリケーション実行部23として機能する(以下、これらを機能ブロックと呼ぶ)。
端末装置10は、記憶部30を備える。記憶部30は、フラッシュメモリー、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性の記憶装置であり、制御部20に接続される。記憶部30は、制御部20が実行する各種プログラムやデータを記憶する。また、記憶部30は、アプリケーションプログラム31及びコンテンツデータ33を記憶する。
端末装置10は、無線通信部40を備える。無線通信部40は、アンテナやRF(Radio Frequency)回路(不図示)等を備え、制御部20に接続される。無線通信部40は、制御部20によって制御され、プロジェクター100との間で上述した無線通信方式に準じて各種データを送受信する。
端末装置10は、表示部51を備える。表示部51は、表示パネル52を備え、制御部20に接続する。表示部51は、制御部20から入力した画像データに基づいて、不図示のDRAMに確保した描画領域に表示パネル52の表示解像度に合わせたフレーム画像を描画することにより表示パネル52に画像を表示させる。
端末装置10は、タッチスクリーン53と、スイッチ部54と、操作検出部55とを備える。タッチスクリーン53は、表示パネル52への接触操作を検出して、検出した操作位置を示す位置信号を操作検出部55に出力する。操作検出部55は、タッチスクリーン53から入力される位置信号に基づいて、タッチスクリーン53上の座標を示す座標情報を生成し、制御部20に出力する。
スイッチ部54は、タッチスクリーン53とは別に設けられたスイッチ等の各操作子を備え、これらのスイッチが操作された場合に操作信号を操作検出部55に出力する。操作検出部55は、スイッチ部54から入力された操作信号に基づいて、操作された操作子に対応する操作情報を生成して制御部20に出力する。
制御部20は、操作検出部55から入力した座標情報又は操作情報に基づいて、表示パネル52に対する接触操作、スイッチを含む各操作子の操作、及び端末装置10の本体を動かす操作を検出できる。
スイッチ部54は、タッチスクリーン53とは別に設けられたスイッチ等の各操作子を備え、これらのスイッチが操作された場合に操作信号を操作検出部55に出力する。操作検出部55は、スイッチ部54から入力された操作信号に基づいて、操作された操作子に対応する操作情報を生成して制御部20に出力する。
制御部20は、操作検出部55から入力した座標情報又は操作情報に基づいて、表示パネル52に対する接触操作、スイッチを含む各操作子の操作、及び端末装置10の本体を動かす操作を検出できる。
端末装置10は、NFCタグ通信部61を備える。NFCタグ通信部61は、本発明の「第2通信部」に相当する。NFCタグ通信部61は、NFC規格に準拠したNFCタグ130の読み取りを行い、NFCタグ130から読み取ったデータを制御部20に出力するタグリーダーである。NFCタグ通信部61は、少なくともパッシブタグの読み取りが可能である。端末装置10が動作中でNFCタグ通信部61の読み取り動作が有効な状態において、NFCタグ130は、所定時間毎に読み取り用の無線信号を送出する。この無線信号によりNFCタグ130に誘導起電力を発生させて、NFCタグ130を動作させる。また、NFCタグ通信部61はNFCタグ130の無線信号を受信してデコードし、制御部20に受信データを出力する。また、NFCタグ通信部61は、NFCタグ130に対するデータの読み取りに加え、NFCタグ130に対する書き込みが可能なリーダー/ライター装置であってもよい。
制御部20は、記憶部30に記憶される基本制御プログラムを実行して、端末装置10の各部の基本的な制御を行う。この制御は端末装置10のオペレーティングシステムに相当し、表示制御部21、通信制御部22、及びアプリケーション実行部23は、オペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラム31に対し、基本サービスを提供する。
表示制御部21は、表示部51を制御して、表示パネル52に各種画面を表示させる。表示制御部21は、記憶部30に記憶するコンテンツデータ33を読み出して、表示部51に出力する。表示部51は、入力したコンテンツデータ33に基づいて、不図示のDRAMに確保した描画領域に表示パネル52の表示解像度に合わせた画像を描画し、描画した画像に基づき表示パネル52を駆動する。
表示制御部21は、表示部51を制御して、表示パネル52に各種画面を表示させる。表示制御部21は、記憶部30に記憶するコンテンツデータ33を読み出して、表示部51に出力する。表示部51は、入力したコンテンツデータ33に基づいて、不図示のDRAMに確保した描画領域に表示パネル52の表示解像度に合わせた画像を描画し、描画した画像に基づき表示パネル52を駆動する。
通信制御部22は、無線通信部40を制御してプロジェクター100と無線通信を行う。通信制御部22は、所定の周波数の無線信号の送受信を実行し、送信するデータのエンコード、及び受信するデータのデコードを行う。
アプリケーション実行部23は、記憶部30が記憶するアプリケーションプログラム31を実行する。
記憶部30は、複数のアプリケーションプログラム31を記憶することができる。アプリケーション実行部23は、タッチスクリーン53の操作、スイッチ部54の操作、或いは、NFCタグ通信部61がNFCタグから読み取るデータに対応するアプリケーションプログラム31を選択して実行する。
記憶部30は、複数のアプリケーションプログラム31を記憶することができる。アプリケーション実行部23は、タッチスクリーン53の操作、スイッチ部54の操作、或いは、NFCタグ通信部61がNFCタグから読み取るデータに対応するアプリケーションプログラム31を選択して実行する。
コンテンツデータ33は、動画像(映像)データ又は静止画像データを含み、プロジェクター100で再生可能なコンテンツのデータである。コンテンツデータ33は、複数の動画像又は静止画像データを含んでもよいし、音声データを含んでもよい。アプリケーション実行部23が実行するアプリケーションプログラム31の機能によりコンテンツデータ33を送信する場合、記憶部30からコンテンツデータ33が読み出される。アプリケーション実行部23は、読み出したコンテンツデータ33を再生し、再生したコンテンツデータ33に含まれる画像データを無線通信部40により送信する。
図3は、プロジェクター100の構成を示すブロック図である。
プロジェクター100は、インターフェイス部(以下、I/F部と略記する)160を備える。プロジェクター100は、I/F部160を介して画像供給装置に接続される。I/F部160には、例えば、デジタル映像信号が入力されるDVIインターフェイス、USBインターフェイス、LANインターフェイス等を用いることができる。また、I/F部160には、例えば、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子等を用いることができる。さらに、I/F部160には、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等の汎用インターフェイスを用いることができる。また、I/F部160は、アナログ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路を有し、VGA端子等のアナログ映像端子により画像供給装置に接続される構成としてもよい。なお、I/F部160は、有線通信によって画像信号の送受信を行ってもよく、無線通信によって画像信号の送受信を行ってもよい。
プロジェクター100は、インターフェイス部(以下、I/F部と略記する)160を備える。プロジェクター100は、I/F部160を介して画像供給装置に接続される。I/F部160には、例えば、デジタル映像信号が入力されるDVIインターフェイス、USBインターフェイス、LANインターフェイス等を用いることができる。また、I/F部160には、例えば、NTSC、PAL、SECAM等のコンポジット映像信号が入力されるS映像端子、コンポジット映像信号が入力されるRCA端子、コンポーネント映像信号が入力されるD端子等を用いることができる。さらに、I/F部160には、HDMI(登録商標)規格に準拠したHDMIコネクター等の汎用インターフェイスを用いることができる。また、I/F部160は、アナログ映像信号をデジタル画像データに変換するA/D変換回路を有し、VGA端子等のアナログ映像端子により画像供給装置に接続される構成としてもよい。なお、I/F部160は、有線通信によって画像信号の送受信を行ってもよく、無線通信によって画像信号の送受信を行ってもよい。
プロジェクター100は、大きく分けて光学的な画像の形成を行う投射部110(表示部)と、この投射部110に入力される画像信号を電気的に処理する画像処理系とを備える。投射部110は、光源部111、液晶パネル112Aを備える光変調装置112及び投射光学系113を備える。
光源部111は、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ、LED(Light Emitting Diode)、レーザー等の光源を備える。また、光源部111は、光源が発した光を光変調装置112に導くリフレクター及び補助リフレクターを備えていてもよい。また、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群(図示略)、偏光板、又は光源が発した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等があってもよい。
光変調装置112は、例えば、透過型の液晶パネル112Aを備え、この液晶パネル112Aは後述する画像処理系からの信号を受けて画像を形成する。この場合、光変調装置112は、カラーの投影を行うため、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネル112Aを備え、光源部111からの光はRGBの3色の色光に分離され、各色光は対応する各液晶パネル112Aに入射する。各液晶パネル112Aを通過して変調された色光はクロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
なお、光変調装置112は、透過型の液晶パネル112Aを3枚用いた構成に限らず、例えば3枚の反射型の液晶パネルを用いることも可能である。また、光変調装置112は、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式、3枚のDMD(Digital Mirror Device)を用いた方式、1枚のDMDとカラーホイールを組み合わせた方式等により構成してもよい。ここで、光変調装置112として1枚のみの液晶パネル112A又はDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネル112A及びDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な構成であれば問題なく採用できる。
投射光学系113は、光変調装置112で変調された入射光を、投射レンズを用いて投射開口部114(図1)から外に向けて放射し、スクリーンSC上に投射画像を結像させる。
投射部110には、制御部180の制御に従って投射光学系113が備える各モーターを駆動する投射光学系駆動部123、及び制御部180の制御に従って光源部111が備える光源を駆動する光源駆動部121が接続される。投射光学系駆動部123及び光源駆動部121は、バス190に接続される。
プロジェクター100のNFCタグ130は、バス190に接続される。NFCタグ130は、アンテナ131、NFC制御部132、不揮発性メモリー133を備える。NFCタグ130は、NFC制御部132が搭載されたプロセッサーコアとメモリーが1チップで構成される。NFC制御部132は、本発明の「通信制御部」に相当する。
端末装置10から送信される無線信号を受信したアンテナ131には誘導起電力が生じる。NFC制御部132は、この誘導起電力を電源として動作する。NFC制御部132は、端末装置10が発する読み取り用の無線信号により電源が供給された場合に、制御部180に対し割り込みを行い、プロジェクター100の動作状態を、スタンバイ状態から電源オン状態である通常動作状態に復帰させる。
端末装置10から送信される無線信号を受信したアンテナ131には誘導起電力が生じる。NFC制御部132は、この誘導起電力を電源として動作する。NFC制御部132は、端末装置10が発する読み取り用の無線信号により電源が供給された場合に、制御部180に対し割り込みを行い、プロジェクター100の動作状態を、スタンバイ状態から電源オン状態である通常動作状態に復帰させる。
不揮発性メモリー133は、例えば、ROM(Read only memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュメモリー等の不揮発性のメモリーから構成される。不揮発性メモリー133は、無線通信設定情報を記憶する。無線通信設定情報は、NFCタグ130が有する無線通信設定情報の少なくとも一部を含み、NFCタグ130の無線通信設定情報の全体を含んでもよい。
また、不揮発性メモリー133は、プロジェクター100の電源状態を示す情報(以下、電源情報という)を予め設定されたアドレスに記憶する。不揮発性メモリー133に記憶される電源情報は、プロジェクター100が電源オフ状態であることを示す情報である。本実施形態では、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスには、後述する揮発性メモリー175の電源ビットが「0」であることを示す電源情報が記憶される。NFC制御部132は、プロジェクター100の電力供給が絶たれ、揮発性メモリー175から情報を読み出せない場合、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから電源情報を読み出す。
プロジェクター100の電源情報は、後述する揮発性メモリー175にも記憶される。
また、不揮発性メモリー133は、プロジェクター100の電源状態を示す情報(以下、電源情報という)を予め設定されたアドレスに記憶する。不揮発性メモリー133に記憶される電源情報は、プロジェクター100が電源オフ状態であることを示す情報である。本実施形態では、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスには、後述する揮発性メモリー175の電源ビットが「0」であることを示す電源情報が記憶される。NFC制御部132は、プロジェクター100の電力供給が絶たれ、揮発性メモリー175から情報を読み出せない場合、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから電源情報を読み出す。
プロジェクター100の電源情報は、後述する揮発性メモリー175にも記憶される。
NFC制御部132は、端末装置10による不揮発性メモリー133へのアクセスに応じて、不揮発性メモリー133に記憶された無線通信設定情報等の情報を読み出し、端末装置10に送信する。
また、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから情報を読み出す場合、この設定されたアドレスに対応付けられた揮発性メモリー175の所定のアドレスから情報を読み出す。揮発性メモリー175の所定のアドレスには、プロジェクター100の電源情報が記憶されている。揮発性メモリー175の所定のアドレスの記憶素子を、以下では電源ビットという。
NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットに電源情報が記憶されている場合、この電源ビットに記憶された電源情報を読み出し、端末装置10に送信する。また、NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットが所定の状態である場合、不揮発性メモリー133に記憶された電源情報を読み出して、端末装置10に送信する。
本実施形態において所定の状態とは、電源ビットの記憶する値が消失している状態をいう。これ以外に、電源情報の読み出しに失敗した場合等にも、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133から電源情報を読み出し、端末装置10に送信するようにしてもよい。
また、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから情報を読み出す場合、この設定されたアドレスに対応付けられた揮発性メモリー175の所定のアドレスから情報を読み出す。揮発性メモリー175の所定のアドレスには、プロジェクター100の電源情報が記憶されている。揮発性メモリー175の所定のアドレスの記憶素子を、以下では電源ビットという。
NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットに電源情報が記憶されている場合、この電源ビットに記憶された電源情報を読み出し、端末装置10に送信する。また、NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットが所定の状態である場合、不揮発性メモリー133に記憶された電源情報を読み出して、端末装置10に送信する。
本実施形態において所定の状態とは、電源ビットの記憶する値が消失している状態をいう。これ以外に、電源情報の読み出しに失敗した場合等にも、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133から電源情報を読み出し、端末装置10に送信するようにしてもよい。
プロジェクター100は、無線通信部141を備える。無線通信部141は、バス190に接続される。無線通信部141は、図示しないアンテナやRF回路等を備え、制御部180の制御の下、端末装置10との間で無線通信規格に準拠して通信する。プロジェクター100と端末装置10とは、無線通信方式によって各種データを送受信可能に接続される。
プロジェクター100は、電源部143及び電源制御部145を備える。
電源部143は、電源制御部145の制御に従って、商用電源からプロジェクター100の各部が動作するのに必要な直流電力を作り出し、プロジェクター100の各部に供給する。電源制御部145は、制御部180の制御に従って、電源部143が生成する直流電力の出力先を制御し、プロジェクター100の電力状態を制御する。
電源部143は、電源制御部145の制御に従って、商用電源からプロジェクター100の各部が動作するのに必要な直流電力を作り出し、プロジェクター100の各部に供給する。電源制御部145は、制御部180の制御に従って、電源部143が生成する直流電力の出力先を制御し、プロジェクター100の電力状態を制御する。
プロジェクター100の電源状態には、電源オン状態である通常動作状態と、スタンバイ状態と、電源オフ状態とが含まれる。
通常動作状態では、プロジェクター100が備える構成部を、少なくとも、投射部110の投射が可能な状態とする。すなわち、投射部110の各部、及び後述する画像処理系を構成する各部に電源が供給される。通常動作状態には、投射部110が投射する画像がない状態で、光源部111の光源を消灯し、或いは輝度を低下させた状態を含む。
通常動作状態では、プロジェクター100が備える構成部を、少なくとも、投射部110の投射が可能な状態とする。すなわち、投射部110の各部、及び後述する画像処理系を構成する各部に電源が供給される。通常動作状態には、投射部110が投射する画像がない状態で、光源部111の光源を消灯し、或いは輝度を低下させた状態を含む。
スタンバイ状態は、少なくとも、制御部180、入力処理部153、及びリモコン受光部155が動作し、電源ボタンの操作及びリモコン70からの赤外線信号を検出可能な状態である。投射部110の各部、及び、投射光学系駆動部123、光源駆動部121、光変調装置駆動部122、画像処理部163、フレームメモリー165に対する電源供給をオフ、または、低電力状態とすることができる。また、揮発性メモリー175や、記憶部170及び無線通信部141への電源供給を、オフ、または低電力状態とすることができる。本実施形態では、スタンバイ状態で無線通信部141への電源供給はオフにされる。従って、スタンバイ状態におけるプロジェクター100の消費電力量は、通常動作状態に比べて低い。スタンバイ状態は、プロジェクター100の備える電源プラグが商用電源のコンセントから取り外されておらず、電源ボタンがオフされた状態である。
また、電源オフ状態は、プロジェクター100の備える電源プラグが商用電源のコンセントから取り外され、電源部143によるプロジェクター100の各部への電源供給がオフされた状態である。
また、電源オフ状態は、プロジェクター100の備える電源プラグが商用電源のコンセントから取り外され、電源部143によるプロジェクター100の各部への電源供給がオフされた状態である。
プロジェクター100は、プロジェクター本体101(図1)の上面に、操作パネル151が配置される。操作パネル151は、入力処理部153に接続される。入力処理部153は、制御部180の制御に従い、プロジェクター100の動作状態や設定状態に応じて操作パネル151のインジケーターランプを適宜点灯或いは点滅させる。操作パネル151のスイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応する操作信号が入力処理部153から制御部180に出力される。
プロジェクター100は、ユーザーが使用するリモコン70から信号を受信するリモコン受光部155を有する。リモコン受光部155は、例えば図2に示すように、プロジェクター本体101の前面に設置され、リモコン70が発する赤外線信号を受光する。リモコン受光部155は、リモコン70から受光した赤外線信号をデコードして、リモコン70における操作内容を示す操作信号を生成し、制御部180に出力する。
プロジェクター100が備える画像処理系は、プロジェクター100全体を統合的に制御する制御部180を中心に構成され、その他に、記憶部170、揮発性メモリー175、画像処理部163、光変調装置駆動部122、入力処理部153を備える。制御部180、記憶部170、揮発性メモリー175、画像処理部163、光変調装置駆動部122、入力処理部153は、それぞれバス190に接続される。
制御部180は、図示しないCPU、ROM、RAMおよびDRAM等を備え、ROMに記憶した基本制御プログラムをRAM又はDRAMに読み出し、CPUにより実行して、プロジェクター100を制御する。また、制御部180は、記憶部170に記憶された制御プログラムを実行することにより、後述する投射制御部181及び通信制御部182として機能する。
記憶部170は、フラッシュメモリー、EEPROM等の不揮発性のメモリーである。記憶部170は、プロジェクター100の制御に使用される制御プログラムや、コンテンツデータ等を記憶する。
揮発性メモリー175は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性のメモリーである。揮発性メモリー175は、プロジェクター100が電源オン状態又はスタンバイ状態である場合に、電源ビットの電源情報を記憶し、保持する。また、揮発性メモリー175は、プロジェクター100が電源オフ状態となると、電源情報が消失する。揮発性メモリー175は、本発明の「第2メモリー」に相当する。
画像処理部163は、I/F部160又は無線通信部141が受信した画像データを、フレームメモリー165に展開して処理する。画像処理部163が行う処理には、例えば、解像度変換(スケーリング)処理又はリサイズ処理、歪み補正等の形状補正処理、デジタルズーム処理、色調補正処理、輝度補正処理等が含まれる。画像処理部163は、制御部180により指定された処理を実行し、必要に応じて、制御部180から入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、画像処理部163は、上記のうち複数の処理を組み合わせて実行することも勿論可能である。画像処理部163は、処理が終了した画像データをフレームメモリー165から読み出し、光変調装置駆動部122に出力する。
光変調装置駆動部122は、画像処理部163から入力した画像データに基づいて、光変調装置112を駆動する。これにより、光変調装置112の液晶パネル112Aに画像が描画され、描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSCに投射される。
光変調装置駆動部122は、画像処理部163から入力した画像データに基づいて、光変調装置112を駆動する。これにより、光変調装置112の液晶パネル112Aに画像が描画され、描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSCに投射される。
次に、制御部180が備える機能ブロックについて説明する。
投射制御部181は、画像処理部163を制御して、フレームメモリー165に、画像データに基づく画像を描画させる。また、投射制御部181は、光変調装置駆動部122を制御して、フレームメモリー165に描画された画像を光変調装置112の液晶パネル112Aに描画させる。光変調装置112の液晶パネル112Aに描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSC上に投射画像として投射される。
投射制御部181は、画像処理部163を制御して、フレームメモリー165に、画像データに基づく画像を描画させる。また、投射制御部181は、光変調装置駆動部122を制御して、フレームメモリー165に描画された画像を光変調装置112の液晶パネル112Aに描画させる。光変調装置112の液晶パネル112Aに描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSC上に投射画像として投射される。
また、投射制御部181は、プロジェクター100の電源情報を揮発性メモリー175の電源ビットに書き込む。電源情報は、プロジェクター100の電源状態を示す1ビットの情報である。投射制御部181が揮発性メモリー175に書き込む電源情報は、プロジェクター100の電源状態が電源オン状態であることを示す「1」と、電源状態がスタンバイ状態又は電源オフ状態であることを示す「0」とが含まれる。
電源オフ状態において、プロジェクター100の電源プラグが商用電源のコンセントに挿入され、操作パネル151の電源ボタン、又はリモコン70の電源ボタンがオンされると、プロジェクター100は、電源オン状態(通常動作状態)に移行する。投射制御部181は、プロジェクター100が電源オン状態に切り替わると、揮発性メモリー175の電源ビットに値「1」を書き込む。
また、プロジェクター100の電源プラグがコンセントに挿入されたが、操作パネル151の電源ボタン又はリモコン70の電源ボタンがオンされていない場合、プロジェクター100は、電源オフ状態からスタンバイ状態に移行する。また、電源オン状態において、操作パネル151の電源ボタン又はリモコン70の電源ボタンがオフされた場合も、プロジェクター100は、スタンバイ状態に移行する。プロジェクター100がスタンバイ状態に移行すると、投射制御部181は、揮発性メモリー175の電源ビットの値を「0」に書き替える。スタンバイ状態では、揮発性メモリー175に電源部143から電源が供給され、揮発性メモリー175の電源ビットの値「0」は消失することなく維持される。
また、電源オン状態又はスタンバイ状態において、プロジェクター100の電源プラグが商用電源のコンセントから取り外され、電源状態が電源オフ状態となると、揮発性メモリー175への電源の供給は停止する。この場合、揮発性メモリー175に書き込まれた電源ビットは消失する。
また、プロジェクター100の電源プラグがコンセントに挿入されたが、操作パネル151の電源ボタン又はリモコン70の電源ボタンがオンされていない場合、プロジェクター100は、電源オフ状態からスタンバイ状態に移行する。また、電源オン状態において、操作パネル151の電源ボタン又はリモコン70の電源ボタンがオフされた場合も、プロジェクター100は、スタンバイ状態に移行する。プロジェクター100がスタンバイ状態に移行すると、投射制御部181は、揮発性メモリー175の電源ビットの値を「0」に書き替える。スタンバイ状態では、揮発性メモリー175に電源部143から電源が供給され、揮発性メモリー175の電源ビットの値「0」は消失することなく維持される。
また、電源オン状態又はスタンバイ状態において、プロジェクター100の電源プラグが商用電源のコンセントから取り外され、電源状態が電源オフ状態となると、揮発性メモリー175への電源の供給は停止する。この場合、揮発性メモリー175に書き込まれた電源ビットは消失する。
また、スタンバイ状態において、NFCタグ130がアンテナ131に生じた誘導起電力によって動作した場合、制御部180に割り込み信号が入力される。投射制御部181は、割り込み信号が入力されると、電源制御部145を制御して、プロジェクター100の各部に電源を供給させ、プロジェクター100をスタンバイ状態から通常動作状態に復帰させる。
通信制御部182は、無線通信部141を制御して端末装置10と無線通信を行う。通信制御部182は、端末装置10との間で無線通信を確立し、端末装置10が送信する制御データや画像データを受信し、受信したデータを処理する。例えば、通信制御部182は、無線通信部141により画像データを受信した場合、この画像データを制御部180のRAMや記憶部170に一時的に記憶させる。制御部180のRAMや記憶部170に一時的に記憶された画像データは、投射制御部181の制御によりスクリーンSCに投射される。
図4は、プロジェクター100の動作を示すフローチャートである。
図4の動作の開始時点において、プロジェクター100はスタンバイ状態である。スタンバイ状態において、プロジェクター100は、割り込み信号の入力を待機し、割り込み信号が入力されるまで各部への電源供給を停止してスタンバイ状態を維持する。
操作パネル151又はリモコン70に設けられた電源ボタンがオンされた場合、又は端末装置10をマーカー159に近づけた場合、制御部180に割り込み信号が入力される(ステップS1)。制御部180は、割り込み信号が入力されると、電源制御部145を制御してプロジェクター100の各部に電源を供給させる。これにより、プロジェクター100が通常動作状態に復帰し(ステップS2)、光源部111の光源が点灯し、無線通信部141が起動する。
図4の動作の開始時点において、プロジェクター100はスタンバイ状態である。スタンバイ状態において、プロジェクター100は、割り込み信号の入力を待機し、割り込み信号が入力されるまで各部への電源供給を停止してスタンバイ状態を維持する。
操作パネル151又はリモコン70に設けられた電源ボタンがオンされた場合、又は端末装置10をマーカー159に近づけた場合、制御部180に割り込み信号が入力される(ステップS1)。制御部180は、割り込み信号が入力されると、電源制御部145を制御してプロジェクター100の各部に電源を供給させる。これにより、プロジェクター100が通常動作状態に復帰し(ステップS2)、光源部111の光源が点灯し、無線通信部141が起動する。
通常動作状態に復帰した制御部180は、揮発性メモリー175の電源ビットの値を「1」に書き替える(ステップS3)。次に、制御部180は、無線通信設定情報に基づく接続要求を受信したか否かを判定する(ステップS4)。接続要求を受信していない場合(ステップS4/NO)、制御部180は、接続要求を受信するまで待機する。また、接続要求を受信した場合(ステップS4/YES)、制御部180は、接続要求を受信した端末装置10との間で無線通信を確立する(ステップS5)。
次に、制御部180は、無線通信を確立した端末装置10からデータを受信したか否かを判定する(ステップS6)。端末装置10は、アプリケーションプログラム31の機能により、操作画面を表示パネル52に表示し、操作を待機する。操作画面は、操作用のスイッチを模したアイコン等が配置される画面であり、これらのアイコン等がタッチ操作されると、端末装置10が、当該操作をタッチスクリーン53で検出する。ここで、検出した操作がコンテンツデータの表示要求である場合、端末装置10は、記憶部30からコンテンツデータを読み出して再生し、再生したコンテンツデータ33に含まれる画像データをプロジェクター100に送信する。また、検出した操作が、プロジェクター100の操作の終了を指示する操作である場合、端末装置10は、操作の終了を指示する制御データを生成し、プロジェクター100に送信する。
制御部180は、端末装置10からデータを受信するまで待機する(ステップS6/NO)。制御部180は、端末装置10からデータを受信し(ステップS6/YES)、受信したデータが画像データである場合(ステップS7/YES)、受信した画像データに基づいてフレームメモリー165に画像を描画させる。制御部180は、フレームメモリー165に描画された画像を光変調装置112の液晶パネル112Aに描画させる。光変調装置112の液晶パネル112Aに描画された画像が、投射光学系113を介してスクリーンSC上に投射画像として投射される(ステップS8)。
また、制御部180は、受信したデータが端末装置10によるプロジェクター100の操作の終了を指示する制御データである場合(ステップS7/NO、かつS9/YES)、揮発性メモリー175の電源ビットの値を「0」を書き替える(ステップS11)。制御部180は、電源ビットの値を「0」に書き替えると、スタンバイ状態に移行し(ステップS12)、本処理を終了する。また、受信したデータが操作の終了を指示する制御データではない場合(ステップS9/NO)、制御部180は、受信したデータに対応した処理を実行し(ステップS10)、ステップS6に戻り、端末装置10からデータを受信するまで待機する。
また、プロジェクター100の電源プラグが商用電源のコンセントから取り外された場合、制御部180は、揮発性メモリー175の電源ビットの値を書き替えることなく、処理を終了させる。プロジェクター100が電源オフ状態となると、揮発性メモリー175に電源が供給されないため、揮発性メモリー175に記憶させた情報が消失する。
図5は、NFCタグ130の動作を示すフローチャートである。
図5に示すフローは、NFCタグ130の動作を示すフローであって、NFC制御部132を構成するプロセッサーコアが実行するプラグラムがこのフローチャートの通りに構成されるものに限定されない。
端末装置10のユーザーが、端末装置10をマーカー159に近づけると、NFCタグ130と端末装置10との間でNFC通信が確立する(ステップS21)。
NFC制御部132は、端末装置10との無線通信によって生じる誘導起電力によって動作し、制御部180に割り込み信号を出力する(ステップS22)。NFC制御部132は、割り込み信号を出力すると、不揮発性メモリー133からのデータの読み出しを開始する(ステップS23)。NFC制御部132は、まず、データを読み出す不揮発性メモリー133のアドレスが、設定されたアドレスであるか否かを判定する(ステップS24)。設定されたアドレスではない場合(ステップS24/NO)、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133からデータを読み出す。また、NFC制御部132は、設定されたアドレスである場合(ステップS24/YES)、設定されたアドレスに対応付けられた揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報の読み出しが可能であるか否かを判定する(ステップS25)。プロジェクター100が電源オフ状態である場合、NFC制御部132は、揮発性メモリー175にアクセスすることができず、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報を読み出すことができない。読み出し可能ではない場合(ステップS25/NO)、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから電源情報を読み出す(ステップS26)。不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスには、揮発性メモリー175の電源ビットが「0」であることを示す情報が記憶されている。また、読み出し可能である場合(ステップS25/YES)、NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報を読み出す(ステップS27)。
NFC制御部132は、不揮発性メモリー133から電源ビットが「0」であることを示す電源情報を読み出した場合、この読み出した情報に、プロジェクター100の電源状態が電源オフ状態であることを示す情報を付加してもよい。これは、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報として「0」を読み出した場合と、不揮発性メモリー133から電源情報を読み出した場合とを区別するためである。すなわち、NFC制御部132は、端末装置10に、プロジェクター100の電源状態が電源オフ状態である場合と、スタンバイ状態である場合とを区別するための情報を電源情報として付加する。
図5に示すフローは、NFCタグ130の動作を示すフローであって、NFC制御部132を構成するプロセッサーコアが実行するプラグラムがこのフローチャートの通りに構成されるものに限定されない。
端末装置10のユーザーが、端末装置10をマーカー159に近づけると、NFCタグ130と端末装置10との間でNFC通信が確立する(ステップS21)。
NFC制御部132は、端末装置10との無線通信によって生じる誘導起電力によって動作し、制御部180に割り込み信号を出力する(ステップS22)。NFC制御部132は、割り込み信号を出力すると、不揮発性メモリー133からのデータの読み出しを開始する(ステップS23)。NFC制御部132は、まず、データを読み出す不揮発性メモリー133のアドレスが、設定されたアドレスであるか否かを判定する(ステップS24)。設定されたアドレスではない場合(ステップS24/NO)、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133からデータを読み出す。また、NFC制御部132は、設定されたアドレスである場合(ステップS24/YES)、設定されたアドレスに対応付けられた揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報の読み出しが可能であるか否かを判定する(ステップS25)。プロジェクター100が電源オフ状態である場合、NFC制御部132は、揮発性メモリー175にアクセスすることができず、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報を読み出すことができない。読み出し可能ではない場合(ステップS25/NO)、NFC制御部132は、不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスから電源情報を読み出す(ステップS26)。不揮発性メモリー133の予め設定されたアドレスには、揮発性メモリー175の電源ビットが「0」であることを示す情報が記憶されている。また、読み出し可能である場合(ステップS25/YES)、NFC制御部132は、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報を読み出す(ステップS27)。
NFC制御部132は、不揮発性メモリー133から電源ビットが「0」であることを示す電源情報を読み出した場合、この読み出した情報に、プロジェクター100の電源状態が電源オフ状態であることを示す情報を付加してもよい。これは、揮発性メモリー175の電源ビットから電源情報として「0」を読み出した場合と、不揮発性メモリー133から電源情報を読み出した場合とを区別するためである。すなわち、NFC制御部132は、端末装置10に、プロジェクター100の電源状態が電源オフ状態である場合と、スタンバイ状態である場合とを区別するための情報を電源情報として付加する。
次に、NFC制御部132は、データの読み出しが完了したか否かを判定する(ステップS28)。読み出しが完了していない場合(ステップS28/NO)、NFC制御部132は、ステップS24の判定に戻って、データの読み出しを行う。また、読み出しが完了した場合(ステップS28/YES)、NFC制御部132は、読み出したデータを端末装置10に送信する(ステップS29)。
ステップS25及びS26で、揮発性メモリー175の電源ビットを読み出す動作を、ハードウェア的に実行する構成であってもよい。すなわち、アクセスされた不揮発性メモリー133のアドレスが揮発性メモリー175の電源ビットに該当する場合に、アクセス先を揮発性メモリー175の電源ビットに切り替える処理をハードウェア的に実行してもよい。
図6は、端末装置10の動作を示すフローチャートである。
ユーザーが端末装置10を手に持ち、手に持った端末装置10をプロジェクター本体101のマーカー159に近づけると、端末装置10と、NFCタグ130との間でNFC通信が確立される(ステップS31)。NFC通信が確立されると、端末装置10は、NFCタグ通信部61によりNFCタグ130の情報を取得する(ステップS32)。ステップS32で取得する情報には、無線通信設定情報や電源情報等が含まれる。
ユーザーが端末装置10を手に持ち、手に持った端末装置10をプロジェクター本体101のマーカー159に近づけると、端末装置10と、NFCタグ130との間でNFC通信が確立される(ステップS31)。NFC通信が確立されると、端末装置10は、NFCタグ通信部61によりNFCタグ130の情報を取得する(ステップS32)。ステップS32で取得する情報には、無線通信設定情報や電源情報等が含まれる。
端末装置10は、NFCタグ130の情報を取得すると、アプリケーションプログラム31を起動し実行する(ステップS33)。端末装置10は、アプリケーションプログラム31を実行し、NFCタグ130から取得した電源情報により、プロジェクター100が電源オフ状態であるか否かを判定する(ステップS34)。電源オフ状態である場合(ステップS34/YES)、端末装置10は、アプリケーションプログラム31の制御により表示パネル52に予め設定されたメッセージを表示させる(ステップS35)。このメッセージは、例えば、「プロジェクター100に電源が入っていません。電源プラグをコンセントに接続して下さい。」といった内容のメッセージである。
また、端末装置10は、電源オフ状態ではない場合(ステップS34/NO)、プロジェクター100がスタンバイ状態であるか否かを判定する(ステップS36)。スタンバイ状態である場合(ステップS36/YES)、端末装置10は、アプリケーションプログラム31の制御により表示パネル52に予め設定されたメッセージを表示させる(ステップS37)。このメッセージは、例えば、「プロジェクター100との接続に数分かかる場合があります。」といった内容のメッセージである。
端末装置10は、ステップS36の判定が否定判定の場合(ステップS36/NO)、取得した無線通信設定情報に基づき、プロジェクター100との間で無線通信を確立する(ステップS38)。また、ステップS35又はステップS37においてメッセージを表示させた場合(ステップS35又はS37)、端末装置10は、プロジェクター100が起動するまで待機する。プロジェクター100が起動すると、取得した無線通信設定情報に基づき、プロジェクター100との間で無線通信を確立させる(ステップS38)。
次に、端末装置10は、アプリケーションプログラム31の機能により操作画面を表示して、操作を待機する(ステップS39)。この操作画面には、例えば、記憶部30に記憶させたコンテンツデータ33の一覧等が表示される。ユーザーは、表示されたコンテンツデータ33の一覧の中からプロジェクター100により投射させたいコンテンツデータ33をタッチ操作で選択することができる。また、操作画面には、操作用のスイッチを模したアイコン等が表示される。ユーザーは、このアイコンを操作することで、端末装置10によるプロジェクター100の操作の終了を指示することができる。
端末装置10は、操作画面に対するタッチ操作をタッチスクリーン53で検出する。端末装置10は、タッチ操作が検出されない場合(ステップS39/NO)、タッチ操作が検出されるまで待機する。また、端末装置10は、タッチ操作が検出された場合(ステップS39/YES)、検出したタッチ操作がプロジェクター100の操作の終了を指示する操作であるか否かを判定する(ステップS40)。操作の終了を指示する操作である場合(ステップS40/YES)、端末装置10は、アプリケーションプログラム31を終了させ、プロジェクター100との無線通信を切断する(ステップS41)。また、検出したタッチ操作がプロジェクター100の操作の終了を指示する操作ではない場合(ステップS40/NO)、端末装置10は、検出したタッチ操作に応じた処理を実行し(ステップS42)、ステップS39の判定に戻る。
以上説明したように本実施形態に係るプロジェクター100は、不揮発性メモリー133を備え、端末装置10と無線通信するNFCタグ130と、揮発性メモリー175と、プロジェクター100の電源状態を示す情報を揮発性メモリー175に書き込む制御部180とを備える。
NFCタグ130は、端末装置10による不揮発性メモリー133へのアクセスに応じて揮発性メモリー175に書き込まれたプロジェクター100の電源状態を示す情報を送信する。また、NFCタグ130は、揮発性メモリー175に書き込まれたプロジェクター100の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、不揮発性メモリー133に書き込まれた情報を端末装置10に送信する。
従って、揮発性メモリー175に書き込まれた情報の状態によらず、プロジェクター100の電源状態を端末装置10に通知することができる。
NFCタグ130は、端末装置10による不揮発性メモリー133へのアクセスに応じて揮発性メモリー175に書き込まれたプロジェクター100の電源状態を示す情報を送信する。また、NFCタグ130は、揮発性メモリー175に書き込まれたプロジェクター100の電源状態を示す情報が所定の状態である場合は、不揮発性メモリー133に書き込まれた情報を端末装置10に送信する。
従って、揮発性メモリー175に書き込まれた情報の状態によらず、プロジェクター100の電源状態を端末装置10に通知することができる。
また、プロジェクター100の電源状態は、少なくともオン状態及びオフ状態を含む。制御部180は、プロジェクター100の電源状態がオフ状態からオン状態に切り替わった場合に、プロジェクター100の電源状態がオン状態であることを示す情報を揮発性メモリー175に書き込む。
従って、プロジェクター100の電源状態がオン状態に切り替わった状態で、端末装置10からのアクセスがあると、揮発性メモリー175の情報を読み出し、端末装置10に送信することで、プロジェクター100の電源状態を示す情報を送信することができる。
従って、プロジェクター100の電源状態がオン状態に切り替わった状態で、端末装置10からのアクセスがあると、揮発性メモリー175の情報を読み出し、端末装置10に送信することで、プロジェクター100の電源状態を示す情報を送信することができる。
また、NFCタグ130は、揮発性メモリー175に、プロジェクター100の電源状態を示す情報が書き込まれていない場合、不揮発性メモリー133に書き込まれたプロジェクター100の電源状態がオフ状態であることを示す情報を端末装置10に送信する。
従って、プロジェクター100の電源状態を示す情報を端末装置10に送信することができる。
従って、プロジェクター100の電源状態を示す情報を端末装置10に送信することができる。
また、揮発性メモリー175は、プロジェクター100の電源状態がオフ状態である場合には、書き込まれた情報が消失する。この場合に、不揮発性メモリー133に予め書き込まれたプロジェクター100の電源状態がオフ状態であることを示す情報を端末装置10に送信することで、プロジェクター100の電源状態を示す情報を端末装置10に送信することができる。
また、NFCタグ130は、アンテナ131と、アンテナ131に生じた誘導起電力によって動作するNFC制御部132と、不揮発性メモリー133とを備える。NFC制御部132は、端末装置10との無線通信によってアンテナ131に誘導起電力が生じた場合、揮発性メモリー175に書き込まれたプロジェクター100の電源状態を示す情報又は不揮発性メモリー133に書き込まれた情報を端末装置10に送信する。
従って、プロジェクター100の電源がオフ状態であっても、NFCタグ130が、プロジェクター100の電源状態を示す情報を端末装置10に送信することができる。
従って、プロジェクター100の電源がオフ状態であっても、NFCタグ130が、プロジェクター100の電源状態を示す情報を端末装置10に送信することができる。
また、プロジェクター100の電源状態は、オン状態、オフ状態、及び、制御部180の動作によりオン状態に移行可能なスタンバイ状態を含む。制御部180は、スタンバイ状態においてNFC制御部132がアンテナ131に生じた誘導起電力によって動作した場合に、プロジェクター100の電源状態をオン状態に移行させる。
従って、NFC制御部132がアンテナ131に生じた誘導起電力によって動作した場合に、プロジェクター100の電源状態をオン状態に移行させることができる。
従って、NFC制御部132がアンテナ131に生じた誘導起電力によって動作した場合に、プロジェクター100の電源状態をオン状態に移行させることができる。
また、プロジェクター100に、NFCタグ130を搭載したことで、プロジェクター100の電源状態を端末装置10に送信することができる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態の一例を示すものであり、本発明の実施態様はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、プロジェクター100が備える揮発性メモリー175の所定のアドレスの記憶素子を、プロジェクター100の電源情報を書き込む電源ビットとして用いる場合を説明した。これ以外の構成として、NFCタグ130が備えるメモリーの一部を、揮発性メモリーとして構成してもよい。すなわち、NFCタグ130は、メモリーとして、不揮発性メモリー133と揮発性メモリー175とを備える。プロジェクター100の制御部180は、NFCタグ130の揮発性メモリー175に電源情報を記憶させる。
例えば、上述した実施形態では、プロジェクター100が備える揮発性メモリー175の所定のアドレスの記憶素子を、プロジェクター100の電源情報を書き込む電源ビットとして用いる場合を説明した。これ以外の構成として、NFCタグ130が備えるメモリーの一部を、揮発性メモリーとして構成してもよい。すなわち、NFCタグ130は、メモリーとして、不揮発性メモリー133と揮発性メモリー175とを備える。プロジェクター100の制御部180は、NFCタグ130の揮発性メモリー175に電源情報を記憶させる。
また、上述した実施形態では、電子機器がプロジェクター100である場合を示したが、電子機器はプロジェクター100でなくてもよい。例えば、電子機器は、プリンターであってもよいし、TV受像機であってもよいし、ハードディスクレコーダー等であってもよい。
例えば、1つの端末装置10が1つのプロジェクター100と無線通信を行って操作を行う構成を示したが、複数の端末装置10が1又は複数のプロジェクター100を制御してもよい。また、1つの端末装置10により複数のプロジェクター100を制御してもよい。さらに、プロジェクター100において端末装置10を識別することが可能な構成としてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、スクリーンSCの前方から投射するフロントプロジェクション型のプロジェクター100を表示装置の一例として示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、スクリーンSCの背面側から投射するリアプロジェクション(背面投射)型のプロジェクターを表示装置として採用できる。また、液晶表示パネルに画像を表示する液晶モニター又は液晶テレビを表示装置として採用してもよい。PDP(プラズマディスプレイパネル)、CRT(陰極線管)ディスプレイ、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)等を表示装置として用いてもよい。また、OLED(Organic light-emitting diode)、OEL(Organic Electro Luminescence)ディスプレイ等と呼ばれる有機EL表示パネルに画像を表示するモニター装置又はテレビ受像機等の自発光型の表示装置を採用してもよい。これらの表示装置を備える構成において本発明を適用した場合も、上記実施形態と同様に、有用な効果が得られる。
また、上記実施形態では、端末装置として、平板状の端末装置本体11を有し、ユーザーが手に持って操作する携帯型の端末装置10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば携帯型ゲーム機、音楽や映像を再生する携帯型再生装置等を、端末装置10として用いることができる。さらに、端末装置10は、表示パネル52以外のハードウェアキーボード等を有する構成であってもよい。
また、NFCタグ130は、プロジェクター本体101に設置されるとして説明してきたが、プロジェクター本体101とは別筐体に設置されていてもかまわない。この場合、別筐体とプロジェクター本体101とはケーブルで接続される。このことにより、NFCタグ130をプロジェクター本体とは離れた位置に配置でき、より使い勝手がよい。
また、図2及び図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、通信システム1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…通信システム、10…端末装置(外部の装置)、11…端末装置本体、20…制御部、22…通信制御部、23…アプリケーション実行部、30…記憶部、31…アプリケーションプログラム、33…コンテンツデータ、40…無線通信部、53…タッチスクリーン、54…スイッチ部、55…操作検出部、61…NFCタグ通信部(第2通信部)、70…リモコン、100…プロジェクター(電子機器、表示装置)、101…プロジェクター本体、110…投射部、111…光源部、112…光変調装置、112A…液晶パネル、113…投射光学系、114…投射開口部、121…光源駆動部、122…光変調装置駆動部、123…投射光学系駆動部、126…フレームメモリー、130…NFCタグ(通信部、第1通信部)、131…アンテナ、132…NFC制御部(通信制御部)、133…不揮発性メモリー(第1メモリー)、141…無線通信部、143…電源部、145…電源制御部、151…操作パネル、153…入力処理部、155…リモコン受光部、159…マーカー、160…I/F部、163…画像処理部、165…フレームメモリー、170…記憶部、175…揮発性メモリー(第2メモリー)、180…制御部、181…投射制御部、182…通信制御部、190…バス、SC…スクリーン。
Claims (9)
- 電子機器であって、
第1メモリーを備え、外部の装置と無線通信する通信部と、
揮発性の第2メモリーと、
前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込む制御部と、を備え、
前記通信部は、前記外部の装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を送信し、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた前記情報を前記外部の装置に送信する電子機器。 - 前記電子機器の電源状態は、少なくともオン状態及びオフ状態を含み、
前記制御部は、前記電子機器の電源状態が前記オフ状態から前記オン状態に切り替わった場合に、前記電子機器の電源状態が前記オン状態であることを示す前記情報を前記第2メモリーに書き込む請求項1記載の電子機器。 - 前記通信部は、前記第2メモリーに、前記電子機器の電源状態を示す前記情報が書き込まれていない場合、前記第1メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態が前記オフ状態であることを示す前記情報を前記外部の装置に送信する請求項2記載の電子機器。
- 前記電子機器の電源状態が前記オフ状態である場合に、前記第2メモリーに書き込まれた前記情報が消失する請求項2又は3記載の電子機器。
- 前記通信部は、アンテナと、前記アンテナに生じた誘導起電力によって動作する通信制御部と、前記第1メモリーとを備える無線タグであり、
前記通信制御部は、前記外部の装置との無線通信によって前記アンテナに誘導起電力が生じた場合に、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報又は前記第1メモリーに書き込まれた前記情報を前記外部の装置に送信する請求項2から4のいずれか1項に記載の電子機器。 - 前記電子機器の電源状態は、前記オン状態、前記オフ状態、及び、前記制御部の動作により前記オン状態に移行可能なスタンバイ状態を含み、
前記制御部は、前記スタンバイ状態において前記通信制御部が前記アンテナに生じた誘導起電力によって動作した場合に、前記電子機器の電源状態を前記オン状態に移行させる請求項5記載の電子機器。 - 前記電子機器は、表示面に画像を表示する表示装置であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電子機器。
- 電子機器と、端末装置とを備える通信システムであって、
電子機器は、
第1メモリーを備え、前記端末装置と無線通信する第1通信部と、
揮発性の第2メモリーと、
前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込む制御部と、を備え、
前記第1通信部は、前記端末装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を送信し、前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、
前記電子機器と無線通信する第2通信部と、
表示部と、を備え、
前記電子機器から受信した前記電子機器の電源状態を示す前記情報を前記表示部に表示させる通信システム。 - 第1メモリーを備え、外部の装置と無線通信する通信部と、揮発性の第2メモリーと、を備える電子機器の制御方法であって、
前記電子機器の電源状態を示す情報を前記第2メモリーに書き込むステップと、
前記外部の装置による前記第1メモリーへのアクセスに応じて前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報を前記外部の装置に送信するステップと、
前記第2メモリーに書き込まれた前記電子機器の電源状態を示す前記情報が所定の状態である場合は、前記第1メモリーに書き込まれた情報を前記外部の装置に送信するステップと、
を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
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RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20180907 |
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20181120 |