JP2018053574A - 便器装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗剤タンクに洗剤が補充された後における便器洗浄実行時に洗剤の供給が可能でありながらも、洗剤供給路への洗剤の充填を効果的に実行し得る便器装置を提供する。【解決手段】便器装置1は、ボウル部10に供給される洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部20と、前記洗剤供給部の洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出するレベル検出部31と、前記洗剤タンクに洗剤が補充されて前記レベル検出部が洗剤の増加を検出すれば、前記洗剤供給部を制御し、前記洗剤タンクに接続された洗剤供給路25に洗剤をプレ供給させる制御部30と、を備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、便器装置に関する。
従来より、便器のボウル部に洗剤を混入させた洗浄水を供給する構成とされた便器装置が知られている。このような便器装置では、洗剤を貯留する洗剤タンクに洗剤がなくなれば、洗剤を混入させた洗浄水が供給されなくなるため、洗剤を補充する必要がある。また、洗剤を補充した後は、洗剤を供給する供給路内にも洗剤がなくなっている場合があり、補充直後の便器洗浄時に洗剤が混入されなかったり、洗剤混入量が少なくなったりすることが考えられた。
例えば、下記特許文献1には、ボウル部に供給される洗浄水に液体薬剤を供給する薬剤供給手段の薬剤タンクが取り外され、再び取り付けられたときに、この薬剤タンクを検知するタンク検知センサーを設けた水洗便器が開示されている。また、この水洗便器は、タンク検知センサーの検知信号を受信すれば、液体薬剤を供給する循環ポンプを駆動して循環経路内に液体薬剤を循環させて循環経路内に液体薬剤を満たした状態とする制御部を設けた構成とされている。
例えば、下記特許文献1には、ボウル部に供給される洗浄水に液体薬剤を供給する薬剤供給手段の薬剤タンクが取り外され、再び取り付けられたときに、この薬剤タンクを検知するタンク検知センサーを設けた水洗便器が開示されている。また、この水洗便器は、タンク検知センサーの検知信号を受信すれば、液体薬剤を供給する循環ポンプを駆動して循環経路内に液体薬剤を循環させて循環経路内に液体薬剤を満たした状態とする制御部を設けた構成とされている。
しかしながら、上記特許文献1に記載された水洗便器では、取り外された薬剤タンクに薬剤が補充されることなく薬剤タンクが取り付けられた際にもタンク検知センサーが検知信号を送信し、循環ポンプの駆動がなされることが考えられ、更なる改善が望まれる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、洗剤タンクに洗剤が補充された後における便器洗浄実行時に洗剤の供給が可能でありながらも、洗剤供給路への洗剤の充填を効果的に実行し得る便器装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る便器装置は、ボウル部に供給される洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部と、前記洗剤供給部の洗剤タンク内の洗剤レベルを検出するレベル検出部と、前記洗剤タンクに洗剤が補充されて前記レベル検出部が洗剤の増加を検出すれば、前記洗剤供給部を制御し、前記洗剤タンクに接続された洗剤供給路に洗剤をプレ供給させる制御部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る便器装置は、上述のような構成としたことで、洗剤タンクに洗剤が補充された後における便器洗浄実行時に洗剤の供給が可能でありながらも、洗剤供給路への洗剤の充填を効果的に実行することができる。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る便器装置を模式的に示す図である。
なお、以下の実施形態では、設置された便器装置に対して立位使用状態で対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として上下方向及び左右方向を説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る便器装置を模式的に示す図である。
なお、以下の実施形態では、設置された便器装置に対して立位使用状態で対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として上下方向及び左右方向を説明する。
本実施形態に係る便器装置1は、図1及び図2に示すように、床等の設置面に設置される着座式のいわゆる洋式の便器装置1とされている。この便器装置1は、上方に向けて開口するすり鉢状とされたボウル部(便鉢)10に供給される洗浄水に洗剤(薬剤)を混入させる洗剤供給部20を備えている。また、便器装置1には、便座や便蓋、これら便座及び便蓋を回転自在に支持する本体機構部11、給排水管に接続される給排水機構等が設けられている。
また、この便器装置1に、便座や便蓋を開閉する開閉装置や、脱臭装置、便座を温める加熱装置、局部洗浄装置等の各種機能装置や機構部材を設けた構成としてもよい。また、便器装置1に、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを設けた構成としてもよく、上記した各種機能装置を操作する操作部としてのリモコン装置や、リモコン装置の各種信号の送受信を可能とする送受信装置等を設けた構成としてもよい。
また、この便器装置1に、便座や便蓋を開閉する開閉装置や、脱臭装置、便座を温める加熱装置、局部洗浄装置等の各種機能装置や機構部材を設けた構成としてもよい。また、便器装置1に、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを設けた構成としてもよく、上記した各種機能装置を操作する操作部としてのリモコン装置や、リモコン装置の各種信号の送受信を可能とする送受信装置等を設けた構成としてもよい。
また、便器装置1の排水機構としては、ボウル部10の底部に設けられた排水口に接続された筒状トラップを駆動機構によって回動させて排水及び封水する構成とされたいわゆるターントラップ式のものとしてもよい。また、排水機構としては、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式、ネオボルテックス式、洗い落とし式等の他の排水機構を採用するようにしてもよい。
また、この便器装置1の給水機構は、給水元となる給水管(水道管)に接続される給水路15,18を備えている。本実施形態では、この給水機構を、水道直圧式とし、便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、いわゆるタンクレスタイプのものとしている。なお、このような態様に代えて、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また、この便器装置1の給水機構は、給水元となる給水管(水道管)に接続される給水路15,18を備えている。本実施形態では、この給水機構を、水道直圧式とし、便器装置1を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、いわゆるタンクレスタイプのものとしている。なお、このような態様に代えて、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また、給水路15,18には、ボウル部10への給水を供給または遮断する給水弁16が設けられている。また、給水路15,18の途中部位には、洗剤供給部20の洗剤供給路25が接続され、洗浄水に洗剤を混入させる混合部17が設けられている。この混合部17の上流側となる上流側給水路15に、給水弁16が設けられている。また、この混合部17の下流側となる下流側給水路18の末端には、洗浄水をボウル部10の上端に周方向に延びるように設けられたリム部に向けて供給する給水口19が設けられている。
この給水機構による洗浄水の供給動作(洗浄モード)の実行は、便器装置1の適所に設けられた洗浄操作部の操作によってなされるものでもよい。このような洗浄操作部としては、リモコン装置に設けられた操作ボタンやレバー等に限られず、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを洗浄操作部として把握、つまり、検知を操作と把握するような態様としてもよい。
この給水機構による洗浄水の供給動作(洗浄モード)の実行は、便器装置1の適所に設けられた洗浄操作部の操作によってなされるものでもよい。このような洗浄操作部としては、リモコン装置に設けられた操作ボタンやレバー等に限られず、人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを洗浄操作部として把握、つまり、検知を操作と把握するような態様としてもよい。
洗剤供給部20は、洗剤を貯留する洗剤タンク21を備えている。便器装置1には、図1及び図2(a)に示すように、この洗剤タンク21を収納するタンク収納部14が設けられている。本実施形態では、このタンク収納部14を、洗剤タンク21を上下方向に着脱可能に収納する構成としている。また、このタンク収納部14を、ボウル部10の後方側に設けられた本体機構部11に設けている。また、本実施形態では、本体機構部11に、当該本体機構部11に対して開閉可能とされ、タンク収納部14等を覆う上面側カバー12を設けている。この上面側カバー12は、図2(b)に示すように、当該上面側カバー12がその周囲の部位と略同一平面状となるように閉状態とされる構成とされている。本体機構部11には、この上面側カバー12を受け入れる凹部が設けられており、タンク収納部14は、この凹部の底部において上方に向けて開口するように設けられている。また、図例では、この上面側カバー12によって覆われる本体機構部11の凹部の底部に、操作パネルや予備電源などを設けた例を示している。
また、この上面側カバー12の後端部を、本体機構部11の後端部に左右方向に沿う軸廻りに回動自在に連結した例を示している。また、この上面側カバー12の回動側端部とは異なる側の端部(前端部)の裏面に、凹部の底部側に設けられた保持部13に対して着脱自在に保持される被保持部12aを設けた例を示している。このような保持部13及び被保持部12aとしては、一方にプッシュラッチ部を設け、他方にラッチ受を設けた構成としてもよく、その他、種々の構成とされたものとしてもよい。なお、本実施形態では、上面側カバー12を、本体機構部11に対して回動自在に連結した構成とした例を示しているが、本体機構部11に対して蓋状に着脱自在とされたもの等としてもよい。
タンク収納部14は、上方に向けて開口し、洗剤タンク21を収納可能な収納凹所とされている。このタンク収納部14は、洗剤タンク21の概ね全体が収納可能な深さ寸法とされている。図例では、タンク収納部14を、平面視して本体機構部11の左右方向一方側部位に設けた例を示している。
また、このタンク収納部14には、洗剤タンク21の上端部に設けられた接続部24に接続される接続口が設けられている。このタンク収納部14の接続口は、洗剤供給路25に連通されている。
また、このタンク収納部14には、洗剤タンク21の上端部に設けられた接続部24に接続される接続口が設けられている。このタンク収納部14の接続口は、洗剤供給路25に連通されている。
洗剤タンク21は、図1に示すように、洗剤貯留空間を区画する上下の天壁部及び底壁部並びに周側壁部を備えた有底筒状の容器とされている。また、洗剤タンク21の天壁部に、上方に向けて突出するように取手を設けた構成としている。また、この洗剤タンク21の天壁部に、上方に向けて突出するように投入筒部を設け、この投入筒部の上端において開口させるように洗剤の投入口21aを設けた構成としている。また、この投入口21aを開閉するキャップ状の蓋部22を設けた構成としている。この蓋部22を開放させることで、洗剤タンク21内に洗剤の投入(補充)が可能とされている。
また、洗剤タンク21に、洗剤タンク21内において上下に延びるように、かつ洗剤出口23aを下端に設けた洗剤導出管23を設けた構成としている。
また、洗剤タンク21に、洗剤タンク21内において上下に延びるように、かつ洗剤出口23aを下端に設けた洗剤導出管23を設けた構成としている。
また、この洗剤導出管23の天壁部を貫通した上端部には、タンク収納部14に設けられた接続口に接続される接続部24が設けられている。この接続部24とタンク収納部14の接続口とは、洗剤タンク21のタンク収納部14への着脱に伴い互いに接離される構成とされたものとしてもよい。つまり、洗剤タンク21を下方側に移動させ、タンク収納部14へ収納させれば、タンク収納部14の接続口に接続部24が接続される一方、洗剤タンク21を上方側に移動させ、タンク収納部14から脱離させれば、タンク収納部14の接続口と接続部24との接続が解除される構成とされたものとしてもよい。このような構成とすれば、洗剤タンク21を着脱させる際における作業性を向上させることができる。
なお、洗剤タンク21に貯留される洗剤(液体洗剤)としては、界面活性剤を含む中性洗剤等でもよい。
また、洗剤タンク21としては、図例のような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、洗剤タンク21を、タンク収納部14に対して上下方向に着脱可能とした態様に代えて、当該便器装置1の側部等にタンク収納部を設け、側方側や斜め上方側等に着脱可能とした態様等でもよい。さらには、洗剤タンク21を着脱可能とした態様に代えて、便器装置1に対して固定的に設けられたものとしてもよい。この場合は、便器装置1に、洗剤タンク21への洗剤の投入(補充)を可能とする適宜の開閉蓋等を設けた態様等としてもよい。
また、洗剤タンク21としては、図例のような構成とされたものに限られず、その他、種々の変形が可能である。また、洗剤タンク21を、タンク収納部14に対して上下方向に着脱可能とした態様に代えて、当該便器装置1の側部等にタンク収納部を設け、側方側や斜め上方側等に着脱可能とした態様等でもよい。さらには、洗剤タンク21を着脱可能とした態様に代えて、便器装置1に対して固定的に設けられたものとしてもよい。この場合は、便器装置1に、洗剤タンク21への洗剤の投入(補充)を可能とする適宜の開閉蓋等を設けた態様等としてもよい。
また、洗剤供給部20の洗剤供給路25には、洗剤タンク21に貯留された洗剤を混合部17に向けて送出する送出機構を構成するポンプ26が設けられている。このようなポンプ26としては、羽根車を有した回転型ポンプや、容積型ポンプ、ベーンポンプなどでもよい。また、ポンプ26を、モーター等の駆動部によって回転される回転体(ローター)にチューブを押圧する加圧ローラー等の押圧部を設け、回転体を回転させて押圧部を移動させることで洗剤を送出(移送)する構成とされたチューブポンプとしてもよい。
また、このポンプ26の下流側の洗剤供給路25には、洗剤を供給または遮断する洗剤供給弁27が設けられている。なお、この洗剤供給弁27及び上記した給水弁16としては、後記する制御部30によって開閉制御される電磁弁等としてもよい。また、ポンプ26の態様等によっては、洗剤供給弁27を開閉弁とせずに、逆止弁としたり、さらには、このような弁を設けないようにしてもよい。
また、このポンプ26の下流側の洗剤供給路25には、洗剤を供給または遮断する洗剤供給弁27が設けられている。なお、この洗剤供給弁27及び上記した給水弁16としては、後記する制御部30によって開閉制御される電磁弁等としてもよい。また、ポンプ26の態様等によっては、洗剤供給弁27を開閉弁とせずに、逆止弁としたり、さらには、このような弁を設けないようにしてもよい。
この洗剤供給路25の下流端が接続される混合部17は、ベンチュリー管状の絞り部を設けた構成とされたものでもよい。
また、本実施形態では、この混合部17に、気体導入路28を接続した構成としている。また、混合部17を、この気体導入路28を経て導入される気体を洗浄水に混入させて気泡化させる気泡発生部(気液混合部)としても機能する構成としている。また、この気体導入路28を、混合部17における洗剤供給路25の接続部よりも上流側(給水元側)に接続した構成としている。また、気体導入路28に、混合部17とは異なる側となる大気側への逆流を防止する逆止弁29を設けた構成としている。なお、このような逆止弁29を設けた態様に代えて、後記する制御部30によって開閉制御される電磁弁等の開閉弁を設けた態様等としてもよい。
また、本実施形態では、この混合部17に、気体導入路28を接続した構成としている。また、混合部17を、この気体導入路28を経て導入される気体を洗浄水に混入させて気泡化させる気泡発生部(気液混合部)としても機能する構成としている。また、この気体導入路28を、混合部17における洗剤供給路25の接続部よりも上流側(給水元側)に接続した構成としている。また、気体導入路28に、混合部17とは異なる側となる大気側への逆流を防止する逆止弁29を設けた構成としている。なお、このような逆止弁29を設けた態様に代えて、後記する制御部30によって開閉制御される電磁弁等の開閉弁を設けた態様等としてもよい。
洗剤供給部20から洗剤を供給していない状態、つまり、ポンプ26を停止(OFF)、洗剤供給弁27を閉とした状態で、給水弁16を開とすれば、混合部17のエジェクタ効果によって気体導入路28を介して気体が導入され、洗浄水に混入される。このように導入された気体が絞り部を通過する際にせん断されて気泡となり、例えば、ミリオーダーの気泡が混入された気泡混合洗浄水が給水口19からボウル部10に向けて供給される。また、この気泡混合洗浄水(洗浄水)に洗剤を混入させる際には、給水弁16を開とした状態で、ポンプ26を起動(ON)し、洗剤供給弁27を開とすれば、洗剤供給路25を介して洗剤が混合部17に供給される。このように導入された洗剤が上記のように導入される気体と混合されて絞り部を通過する際にさらに微細気泡化し、例えば、マイクロオーダーの微細気泡を含む洗剤混合洗浄水が給水口19からボウル部10に向けて供給される。
また、便器装置1は、図1に示すように、洗剤供給部20の洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出するレベル検出部31を備えている。
このレベル検出部31は、洗剤タンク21内の洗剤の増加を検出可能な構成とされている。このようなレベル検出部31としては、洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出可能なレベルセンサとしてもよい。図例では、レベル検出部31を、フロート式のレベルセンサとした例を示しているが、電極棒式や非接触式等の他のレベルセンサを採用するようにしてもよい。また、レベル検出部31としては、このようなレベルセンサに限られず、洗剤タンク21の重さを検出することで、洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出する重さセンサ等でもよい。また、レベル検出部31としては、少なくとも補充レベルLV1と満レベルとを検出可能な構成とされたものでもよく、多段レベルを検出可能な構成とされたものでもよい。
このレベル検出部31は、洗剤タンク21内の洗剤の増加を検出可能な構成とされている。このようなレベル検出部31としては、洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出可能なレベルセンサとしてもよい。図例では、レベル検出部31を、フロート式のレベルセンサとした例を示しているが、電極棒式や非接触式等の他のレベルセンサを採用するようにしてもよい。また、レベル検出部31としては、このようなレベルセンサに限られず、洗剤タンク21の重さを検出することで、洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出する重さセンサ等でもよい。また、レベル検出部31としては、少なくとも補充レベルLV1と満レベルとを検出可能な構成とされたものでもよく、多段レベルを検出可能な構成とされたものでもよい。
また、便器装置1は、洗剤タンク21に洗剤が補充されてレベル検出部31が洗剤の増加を検出すれば、洗剤供給部20を制御し、洗剤タンク21に接続された洗剤供給路25に洗剤をプレ供給させる制御部30を備えている。上記した給水弁16やポンプ26、洗剤供給弁27、レベル検出部31、洗浄操作部、ターントラップの駆動部等は、信号線等を介して制御部30に接続されている。図例では、この制御部30を、本体機構部11に設けた例を示しているが、他の部位に設けるようにしてもよく、また、壁面等に設置される便器装置1が備えるリモコン装置に設けるようにしてもよい。
また、この制御部30には、CPU等の制御回路や、メモリ等によって構成され、各種動作プログラム等を記憶する記憶部等が設けられている。
この制御部30によって各部の制御がなされて後記するような基本動作の実行がなされる。
また、この制御部30には、CPU等の制御回路や、メモリ等によって構成され、各種動作プログラム等を記憶する記憶部等が設けられている。
この制御部30によって各部の制御がなされて後記するような基本動作の実行がなされる。
また、本実施形態では、便器装置1に、洗剤タンク21内の洗剤レベルが低下してレベル検出部31が所定の補充レベルLV1を検出すれば、制御部30によって制御されて報知する報知部32を設けた構成としている。つまり、洗剤タンク21への洗剤の補充を促す報知部32を設けた構成としている。このような報知部32としては、光や音、メッセージ等で洗剤の補充を促す構成とされたものでもよい。また、この報知部32の報知を停止させる操作部等を設けた構成としてもよく、例えば、洗剤タンク21に洗剤が補充されてレベル検出部31が洗剤の増加を検出すれば、制御部30によって報知部32の報知の停止がなされる構成とされたものでもよい。
次に、上記構成とされた便器装置1における基本動作の一例について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、洗浄操作がなされれば(ステップ101)、洗浄モードを実行させる(ステップ102)。この洗浄モードにおいては、給水弁16を開とし、洗浄水をボウル部10に供給しながら、上記のように排水機構をターントラップ式とした場合には、筒状トラップを回動させてボウル部10の溜水や汚物の排出及び封水がなされ、ボウル部10の洗浄がなされる。
この際、例えば、洗浄初期となる排出時間に応じて予め設定された所定の第1時間が経過するまでは、洗剤を混入させずに上記した気泡混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。つまり、洗浄初期には、ポンプ26を停止(OFF)状態、洗剤供給弁27を閉とした状態で、給水弁16を開放させて気体導入路28を介して気体を導入しながら気泡混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。
図3に示すように、洗浄操作がなされれば(ステップ101)、洗浄モードを実行させる(ステップ102)。この洗浄モードにおいては、給水弁16を開とし、洗浄水をボウル部10に供給しながら、上記のように排水機構をターントラップ式とした場合には、筒状トラップを回動させてボウル部10の溜水や汚物の排出及び封水がなされ、ボウル部10の洗浄がなされる。
この際、例えば、洗浄初期となる排出時間に応じて予め設定された所定の第1時間が経過するまでは、洗剤を混入させずに上記した気泡混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。つまり、洗浄初期には、ポンプ26を停止(OFF)状態、洗剤供給弁27を閉とした状態で、給水弁16を開放させて気体導入路28を介して気体を導入しながら気泡混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。
そして、第1時間が経過すれば、洗浄後期となる封水時間に応じて予め設定された所定の第2時間が経過するまで、上記した微細気泡を含む洗剤混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。つまり、洗浄後期には、給水弁16を開放させたままで、ポンプ26を起動(ON)させ、洗剤供給弁27を開とし、微細気泡を含む洗剤混合洗浄水をボウル部10に供給するようにしてもよい。また、第2時間が経過すれば、ポンプ26を停止(OFF)させ、洗剤供給弁27及び給水弁16を閉とし、洗浄モードを終了させる。なお、洗浄モードとしては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
上記のように洗浄モードの実行がなされれば、洗剤タンク21の洗剤レベルが低下する。この洗剤タンク21の洗剤レベルが低下(洗剤が減少)し、レベル検出部31が補充レベルLV1を検出すれば(ステップ103)、報知部32に報知させる(ステップ104)。そして、洗剤タンク21に洗剤が補充されてレベル検出部31が洗剤レベルの上昇(洗剤の増加)を検出すれば(ステップ105)、洗剤プレ供給モードを実行させる(ステップ106〜ステップ108)。つまり、ポンプ26を起動(ON)させ、洗剤供給弁27を開とし(ステップ106)、洗剤供給路25に洗剤を供給し充填させる。そして、予め設定された所定のプレ供給時間が経過すれば(ステップ107)、ポンプ26を停止(OFF)させ、洗剤供給弁27を閉とし(ステップ108)、洗剤プレ供給モードを終了させる。
なお、プレ供給時間は、洗剤供給路25に洗剤の充填が可能なように適宜の時間としてもよい。また、上記のようにプレ供給時間が経過するまで洗剤プレ供給モードを実行する態様に代えて、例えば、ポンプ26をチューブポンプとした場合には、予め設定された所定回数となるまで回転体を回転させれば、洗剤プレ供給モードを終了させる態様等としてもよい。また、例えば、洗剤供給路25の適所に洗剤の流量を検出する流量検出部を設け、この流量検出部が所定の流量を検出すれば、洗剤プレ供給モードを終了させる態様等としてもよい。上記した基本動作は、一例に過ぎず、その他、種々の変形動作の実行が可能である。
本実施形態に係る便器装置1は、上述のような構成としたことで、洗剤タンク21に洗剤が補充された後における便器洗浄実行時に洗剤の供給が可能でありながらも、洗剤供給路25への洗剤の充填を効果的に実行することができる。
つまり、ボウル部10に供給される洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部20を設けた構成としている。従って、洗浄水に洗剤を混入させることで、ボウル部10を効果的に洗浄することができ、また、微細な泡によってボウル部10の溜水の喫水面を覆うことができ、ボウル部10内面の喫水線部への水垢の固着や、尿等の跳ね返りを抑制することができる。
つまり、ボウル部10に供給される洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部20を設けた構成としている。従って、洗浄水に洗剤を混入させることで、ボウル部10を効果的に洗浄することができ、また、微細な泡によってボウル部10の溜水の喫水面を覆うことができ、ボウル部10内面の喫水線部への水垢の固着や、尿等の跳ね返りを抑制することができる。
また、洗剤供給部20の洗剤タンク21内の洗剤レベルを検出するレベル検出部31が洗剤の増加を検出すれば、洗剤供給部20を制御し、洗剤タンク21に接続された洗剤供給路25に洗剤をプレ供給させる制御部30を設けた構成としている。従って、洗剤タンク21に洗剤が補充されて洗剤が増加すれば、洗剤供給路25に洗剤が充填されることとなる。これにより、洗剤タンク21に洗剤が補充された後に、ボウル部10を洗浄する洗浄モードが実行された際に、適切な量の洗剤を比較的に確実に洗浄水に混入させることができる。また、例えば、洗剤を補充した後に、洗剤プレ供給モードを実行させるべく操作部の操作を要するものと比べて、操作忘れ等がなく、使い勝手を向上させることができる。また、例えば、洗剤タンク21の有無を検出することで、洗剤が補充されたと判断するようなものと比べて、洗剤が補充されたことを確実に検出することができ、洗剤を供給する洗剤供給部20のポンプ26の空運転等を抑制することができる。また、例えば、洗剤タンク21を取り外すことなく洗剤の補充を可能とした場合にも、洗剤の補充有無を比較的に確実に検出することができる。
また、本実施形態では、洗剤タンク21内の洗剤レベルが低下してレベル検出部31が所定の補充レベルLV1を検出すれば、報知部32に報知させる構成としている。従って、例えば、ボウル部10を洗浄する洗浄モードを実行させた際に、洗剤(泡)の混入有無をユーザーが確認する必要があるものと比べて、洗剤タンク21への洗剤の補充の必要性をユーザーに効果的に知らせることができる。これにより、洗剤が供給されることなく洗浄モードが実行されるようなことを効果的に抑制することができる。また、このように洗剤タンク21への洗剤の補充を促して洗剤タンク21内が空状態となる前に洗剤の補充がなされた場合にも、洗剤タンク21を取り外した際等に、洗剤供給路25内に洗剤が充填されていない空間が生じる場合もある。このような場合にも、上述のように、洗剤の増加を検出すれば、洗剤プレ供給モードの実行がなされるので、洗剤タンク21に洗剤が補充された後に洗浄モードが実行された際に、適切な量の洗剤を比較的に確実に洗浄水に混入させることができる。
なお、上記のように、補充レベルLV1となれば、報知部32に報知させる態様に代えて、過去の使用状況を加味して洗剤補充時期を予め報知させるような態様等としてもよい。例えば、予め定められた所定の使用時間帯(区間)における洗剤使用量を蓄積して所定の使用時間帯における平均的な洗剤使用量を算出し、この平均使用量に基づいて洗剤補充レベルとなる日時を予測し、その日時を報知させたり、洗剤補充レベルとなる日時の所定時間前に報知させたりするような態様等としてもよい。さらには、このような洗剤の補充を促す報知部32を設けていない構成としてもよい。この場合は、洗剤タンク21の洗剤レベルの視認が可能な構成とされたもの等としてもよい。
また、上記した本実施形態に係る便器装置1の各部の具体的構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
また、上記した本実施形態に係る便器装置1の各部の具体的構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 便器装置
10 ボウル部
20 洗剤供給部
21 洗剤タンク
25 洗剤供給路
30 制御部
31 レベル検出部
32 報知部
LV1 補充レベル
10 ボウル部
20 洗剤供給部
21 洗剤タンク
25 洗剤供給路
30 制御部
31 レベル検出部
32 報知部
LV1 補充レベル
Claims (2)
- ボウル部に供給される洗浄水に洗剤を混入させる洗剤供給部と、
前記洗剤供給部の洗剤タンク内の洗剤レベルを検出するレベル検出部と、
前記洗剤タンクに洗剤が補充されて前記レベル検出部が洗剤の増加を検出すれば、前記洗剤供給部を制御し、前記洗剤タンクに接続された洗剤供給路に洗剤をプレ供給させる制御部と、
を備えていることを特徴とする便器装置。 - 請求項1において、
前記制御部は、前記洗剤タンク内の洗剤レベルが低下して前記レベル検出部が所定の補充レベルを検出すれば、報知部に報知させることを特徴とする便器装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016191095A JP2018053574A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 便器装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016191095A JP2018053574A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 便器装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018053574A true JP2018053574A (ja) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016191095A Pending JP2018053574A (ja) | 2016-09-29 | 2016-09-29 | 便器装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018053574A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020002654A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社Lixil | 便器装置 |
JP2020033692A (ja) * | 2018-08-27 | 2020-03-05 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 便器装置 |
-
2016
- 2016-09-29 JP JP2016191095A patent/JP2018053574A/ja active Pending
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