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JP2018050355A - 車載用非常電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長時間にわたっての車載用非常電源装置の動作を可能とすることを目的とする。【解決手段】車載用非常電源装置8は、充電部9と、充電部9へ接続された第1蓄電部10と、第2蓄電部11と、第1蓄電部に接続された第1放電回路21と、第2蓄電部11に接続された第2放電回路25とを有する放電部12と、制御部13と、を含む。制御部13は、充電部9での入力電圧正常時には、第1蓄電部10および第2蓄電部11を充電部9によって充電させ、入力電圧異常時には、第1蓄電部10および第2蓄電部11から放電部12によって放電させ、入力異常時において、放電部12から電力閾値以下の電力の出力が必要な小電力モードでは、第1放電回路21を起動させて出力させ、放電部12から電力閾値よりも大きな電力の出力が必要な大電力モードでは、制御部13は、第2放電回路25を起動させて電力を出力させる。【選択図】図1

Description

本発明は、各種車両に使用される車載用非常電源装置に関するものである。
以下、従来の車載用非常電源装置について図面を用いて説明する。図5は従来の車載用非常電源装置の構成を示した回路ブロック図であり、車載用非常電源装置1は通常電力路線2へ並列に接続配置されたうえで、車両用バッテリー3および負荷4に接続されていた。
車載用非常電源装置1では、車両用バッテリー3から供給される電力を用いて充電回路5が動作して蓄電素子6を充電していた。そして、放電回路7は蓄電素子6に蓄えられた電力を必要に応じて負荷4へと出力していた。
放電回路7は負荷4に応じて出力電力を変動させることが可能であり、例えば、車両用バッテリー3や通常電力路線2に異常が生じ、車載用非常電源装置1が負荷4に対して小さな電力を供給する場合、放電回路7は蓄電素子6に残留する電荷が少なくなるまで、所望の電力を負荷4へと供給することが可能であった。言い換えると、小さな電力を負荷4へ供給する場合には、放電回路7は効率よく蓄電素子6のエネルギーを消費することが可能であった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば特許文献1が知られている。
国際公開第2013/125170号
しかしながら、従来の車載用非常電源装置1では、何らかの異常発生により車両用バッテリー3からの電力を失い、車載用非常電源装置1が負荷4に対して比較的大きな電力供給を必要とする場合、蓄電素子6に電荷が残っていても、所定の残留電荷以上の値でなければ放電回路7は負荷4へ所望の電力を供給することが不可能であった。言い換えると、大きな電力を負荷4へ供給する場合には、放電回路7は効率よく蓄電素子6のエネルギーを消費することが容易ではなかった。
この結果、従来の車載用非常電源装置1では、特に車載用非常電源装置1が既に幾分かの動作を行い、蓄電素子6の電力の一部を消費した後では、車載用非常電源装置1が負荷4に対して所望の電力を供給することに大きな制約が生じる、つまり車載用非常電源装置1は大きな電力を負荷4へ供給できなくなるおそれがあるという課題を有するものであった。
そこで本発明は、車載用非常電源装置に蓄えられたエネルギーを出力電力にかかわらず効率よく消費し、長時間にわたっての車載用非常電源装置の動作を可能とすることを目的とするものである。
そして、この目的を達成するために本発明は、入力部と、前記入力部に接続された充電回路と、前記充電回路に接続された第1整流回路および第2整流回路と、前記第1整流回路を介して前記充電回路へ接続された第1充電出力部と、前記第2整流回路を介して前記充電回路へ接続された第2充電出力部と、を有する充電部と、前記第1充電出力部に接続された第1蓄電部と、前記第2充電出力部に接続された第2蓄電部と、前記第1蓄電部に接続された第1放電入力部と、前記第1放電入力部に接続された第1放電回路と、前記第1放電回路に接続された第1出力部と、前記第2蓄電部に接続された第2放電入力部と、前記第2放電入力部に接続された遮断回路と、前記遮断回路に接続された第2放電回路と、前記第2放電回路に接続された第2出力部と、を有する放電部と、前記充電部と前記放電部とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記入力部で検出された電圧に応じて前記充電部および前記放電部を制御し、前記入力部で検出された電圧が異常判定値よりも高い入力正常時には、前記第1蓄電部および前記第2蓄電部を前記充電部によって充電させ、前記入力部で検出された電圧が前記異常判定値以下となった入力異常時には、前記第1蓄電部および前記第2蓄電部から前記放電部によって放電させ、前記入力異常時において、前記放電部から電力閾値以下の電力の出力が必要な小電力モードでは、前記制御部は前記遮断回路を遮断させるとともに、前記第1放電回路を起動させて前記第1出力部へ電力を出力させ、前記放電部から電力閾値よりも大きな電力の出力が必要な大電力モードでは、前記制御部は前記遮断回路を接続させるとともに、前記第2放電回路を起動させて前記第2出力部へ電力を出力させる、ことを特徴としたものである。
本発明によれば、第1蓄電部に蓄えられた電力を放電する第1放電回路と、第2蓄電部に蓄えられた電力を放電する第2放電回路とが個別の放電経路として設けられている。そのため、入力部で電圧の低下異常が検出されたときには、それぞれの放電経路が小電力対応もしくは大電力対応として個別に動作する。
したがって、一方の蓄電部に残されたエネルギーが他方の放電経路の動作に影響を及ぼすことはない。このため、第1蓄電部および第2蓄電部はそれぞれ、第1放電回路および第2放電回路による放電が可能な水準まで電力を放電することが可能となる。
この結果、車載用電源装置は、入力部で電圧の低下異常が検出された際に、車載用非常電源装置の蓄電部に蓄えられた電力を出力電力の大小にかかわらず効率よく消費し、長時間にわたっての車載用非常用電源装置の動作を可能とすることができる。
図1は本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の構成を示す回路ブロック図 図2は本発明の実施の形態における車載用非常電源装置を搭載した車両の構成を示す回路ブロック図 図3は本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の動作タイミングチャート 図4は本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の他の構成を示す回路ブロック図 図5は従来の車載用非常電源装置の構成を示した回路ブロック図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の構成を示す回路ブロック図で
ある。車載用非常電源装置8は、充電部9と、第1蓄電部10と、第2蓄電部11と、放電部12と、制御部13と、を含む。
充電部9は、入力部14と、入力部14に接続された充電回路15と、充電回路15に接続された第1整流回路16および第2整流回路17と、第1整流回路16を介して充電回路15へ接続された第1充電出力部18と、第2整流回路17を介して充電回路15へ接続された第2充電出力部19と、を有する。
第1蓄電部10は第1充電出力部18に接続されている。また、第2蓄電部11は第2充電出力部19に接続されている。
放電部12は、第1蓄電部10に接続された第1放電入力部20と、第1放電入力部20に接続された第1放電回路21と、第1放電回路21に接続された第1出力部22と、を有する。さらに放電部12は、第2蓄電部11に接続された第2放電入力部23と、第2放電入力部23に接続された遮断回路24と、遮断回路24に接続された第2放電回路25と、第2放電回路25に接続された第2出力部26と、を有する。
制御部13は、入力部14で検出された電圧に応じて充電部9と放電部12との動作を制御する。
制御部13は、入力部14で検出された電圧に応じて充電部9および放電部12を制御する。入力部14で検出された電圧が、異常判定値よりも高い状態の入力正常時には、第1蓄電部10および第2蓄電部11を充電部9によって充電させ、入力部14で検出された電圧が、異常判定値以下となった入力異常時には、第1蓄電部10および第2蓄電部11から放電部12によって放電させる。
そして、入力異常時において放電部12から電力閾値以下の電力の出力が必要な小電力モードでは、制御部13は遮断回路24を遮断させるとともに、第1放電回路21を起動させて第1出力部22へ電力を出力させる。また、放電部12から電力閾値よりも大きな電力の出力が必要な大電力モードでは、制御部13は遮断回路24を接続させるともに、第2放電回路25を起動させて第2出力部26へ電力を出力させる。
以上の構成および動作により、車載用非常電源装置8は、入力部14で電圧の低下異常が検出されたとき、車載用非常電源装置8の第1蓄電部10および第2蓄電部11に蓄えられた電力を効率よく消費し、長時間にわたっての車載用非常電源装置8の動作を可能とすることができる。つまり、第1蓄電部10に蓄えられた電力は小電力モードで、また、第2蓄電部11に蓄えられた電力は大電力モードで、それぞれ必要とされる電力の状況に応じて用いられる。この結果として車載用非常電源装置8は、入力部14で電圧の低下異常が検出されたときに、出力電力の大小にかかわらず、蓄えられた電力を効率よく第1出力部22および第2出力部26から出力する出力することができる。
車載用非常電源装置8には、第1蓄電部10に蓄えられた電力を放電する第1放電回路21と、第2蓄電部11に蓄えられた電力を放電する第2放電回路25とが個別の放電経路として設けられ、それぞれの放電経路が小電力対応もしくは大電力対応として個別に動作することによるものである。したがって、第1蓄電部10もしくは第2蓄電部11の何れか一方に残されたエネルギーが他方の放電経路の動作に影響を及ぼすことはない。
第1蓄電部10に蓄えられた電力は小電力モードで消費されるので、第1放電回路21が電力を出力すると、第1蓄電部10に残されるエネルギーは漸減する傾向を示す。ここで、第1蓄電部10に残されたエネルギーが閾値よりも低くなった場合には、小電力や低
電圧での出力は継続することが可能であっても、大電力や高電圧での出力は不可能となることがある。これは、小電力や低電圧での出力可能な残存エネルギーの閾値と、大電力や高電圧での出力可能な残存エネルギーの閾値は異なり、大電力や高電圧での出力可能な残存エネルギーの閾値の方が大きいことによるものである。
よって第2蓄電部11が大電力や高電圧での出力のために第1蓄電部10とは別に設けられることによって、特に、第1蓄電部10に残されたエネルギーは効率よく小電力での出力か可能な限界まで効率よく使い果たすことが可能となる。したがって、第1蓄電部10および第2蓄電部11はそれぞれ、第1放電回路21および第2放電回路25による放電が可能な水準まで電力を放電することが可能となる。
以下、車載用非常電源装置8の構成と動作について、図2の本発明の実施の形態における車載用非常電源装置を搭載した車両の構成を示す回路ブロック図と、図3の本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の動作タイミングチャートとを用い、詳しく説明する。
図2では、車両28を構成する車体27に車載用非常電源装置8が搭載されている。車載用非常電源装置8の入力部14には、車体27に配置された車両バッテリー29が接続されている。制御部13は車体27に配置されたエンジンスイッチ30に電気的に接続されて、制御部13はエンジンスイッチ30の状態を検知する。第1出力部22には第1負荷31が接続され、第2出力部26には第2負荷32が接続されている。
図3のタイミングチャートで示されるように、最初にT0のタイミングで、それ以前はオフ状態であったエンジンスイッチ30がオン状態へと切り換えられ、これにより車両28が起動する。車両バッテリー29は、エンジンスイッチ30がオフ状態からオン状態へと切り換えられる以前から、所定のバッテリー電圧で入力部14へ電力を供給している。
エンジンスイッチ30がオフ状態からオン状態へと切り換えられることに連動して充電回路15は動作を始め、第1蓄電部10および第2蓄電部11を充電する。ここで充電回路15は、車両バッテリー29の電圧と、第1蓄電部10および第2蓄電部11の定格電圧との関係に対応して動作をする。例えば、車両バッテリー29の電圧が第1蓄電部10および第2蓄電部11の定格電圧よりも高い場合、充電回路15は降圧動作をする回路であればよい。また例えば、車両バッテリー29の電圧が第1蓄電部10および第2蓄電部11の定格電圧よりも低い場合、充電回路15は昇圧動作をする回路であればよい。
一般的に、第1蓄電部10および第2蓄電部11は車載用非常電源装置8を小型化するために配列数が抑制される。このため、充電回路15は降圧動作をする場合が多い。
ここで、充電回路15が充電動作を始めるタイミングは、エンジンスイッチ30がオフ状態からオン状態へと切り換えられたタイミングと同時であっても、あるいは、エンジンスイッチ30がオフ状態からオン状態へと切り換えられたタイミングの後、短いタイムラグを設けたタイミングであってもよい。
また、充電回路15と第1蓄電部10および第2蓄電部11との間に接続配置された第1整流回路16および第2整流回路17は、充電回路15が充電動作を行っている間、充電回路15に同期して通電状態となる。
T0のタイミングで充電回路15が充電動作を始めることによって、第1蓄電部10および第2蓄電部11は、第1蓄電部10および第2蓄電部11が満充電状態となるまで、あるいは所定の充電電圧となるT1のタイミングまで充電される。ここで、充電回路15
に対する制御部13による制御は、第1蓄電部10および第2蓄電部11の電圧、あるいは充電回路15の出力側の電圧が制御部13へフィードバックされることによって行われる。
ここで、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは、同一の定格電圧とすることにより、T1のタイミングにおいて近似した充電状態となる。これは、充電回路15が充電動作を行う際に第1蓄電部10および第2蓄電部11に流れる電流が容量に対応して変化するので、上記の充電動作の際の第1蓄電部10と第2蓄電部11との充電電圧は概ね近似した値を示しつつ変化することによるものである。したがって第1蓄電部10と第2蓄電部11とは、同一の容量とする必要はなく、それぞれが任意の容量として設定されてよい。また、T0のタイミングからT1のタイミングまでの期間は長い時間が必要ではなく、車両28がエンジンスイッチ30の切り換えによって起動した後、車両28が走行し始めるまでの程度の短時間でT0のタイミングからT1のタイミングまでは完了する。
さらに、T0のタイミングからT1のタイミングまでの間に、第1放電回路21は動作を始める。ここで、第1放電回路21は主に、第1蓄電部10に蓄えられた電力を用いて、第1出力部22へ小電力あるいは低電圧で長い期間にわたって出力するために設けられている。そして、第1放電回路21が動作を始めることによって、第1放電回路21は制御部13が動作するために必要な電力を供給し始める。つまり、制御部13はT0のタイミングからT1のタイミングまでの期間の任意のタイミングを起点として、車載用非常電源装置8が車載用非常電源装置8に蓄えられた電力によって駆動可能な状態となる。したがって、後述するT2のタイミングまでは、第1蓄電部10を充電回路15によって充電する動作と、第1蓄電部10に蓄えられた電力を第1放電回路21によって放電する動作との双方が存在することもある。本実施例では、T2のタイミングまでに第1放電回路21は動作を始めるものの、まだ第1出力部22へ電力を出力していない。また、T0のタイミングからT2のタイミングまでの期間は、常に充電回路15が充電動作しても、断続的に間欠動作で充電しても、いずれであっても構わない。
以下で説明するT2のタイミングで車両バッテリー29の電圧が異常を示すまでは、車両バッテリー29から第1負荷31および第2負荷32への電力は、通常供給路29Aを通じで供給される。ここで、第1負荷31および第2負荷32が、T0のタイミング以前でも動作が可能な負荷である場合、言い換えると、エンジンスイッチ30のオン、オフに関わらず動作が可能な負荷である場合、第1負荷31および第2負荷32は、車両バッテリー29へ通常供給路29Aによって直接接続される。またあるいは、第1負荷31および第2負荷32が、T1のタイミング以降で動作が可能な負荷である場合、言い換えると、エンジンスイッチ30がオン状態となったことによって動作が可能な負荷である場合、第1負荷31および第2負荷32は、通常供給路29Aに設けられたエンジンスイッチ30に連動する開閉部(図示せず)を介して車両バッテリー29へ接続される。開閉部(図示せず)はエンジンスイッチ30がオン状態のときに接続状態となり、エンジンスイッチ30がオフ状態のときに遮断状態となる。
つぎに、T2のタイミング以後の車載用非常電源装置8の動作について説明する。
先に述べたT0のタイミングでエンジンスイッチ30の切り換えが行われて以後、車両バッテリー29の電圧は制御部13によって常時検出されている。車両バッテリー29の電圧は、車両バッテリー29の電圧が異常判定値よりも高いときは正常として、異常判定値以下のときは異常として判定される。そして、T2のタイミング以前では、車両バッテリー29は入力部14へ正常な電圧で電力を供給していたことが示されている。この一方で、T2のタイミングで車両バッテリー29そのもの、あるいは、車両バッテリー29から車両28への通常供給路29Aなどにおいて異常が発生すると、入力部14で検出され
る車両バッテリー29の電圧は異常判定値よりも低くなる。つまり、T2のタイミング以降では、車両28は車両バッテリー29を失い、入力部14への電力供給がない状態となっている。
ここで、入力部14で検出される電圧、すなわち車両バッテリー29の電圧についての異常に対する基準である異常判定値は、通常の車両バッテリー29では生じ得ない水準の電圧値とすればよい。例えば、車両28が起動時にエンジンスイッチ30がオン状態となった瞬間の一時的な車両バッテリー29の電圧低下を生じたときの極小電圧よりもさらに低い値などに異常判定値が設定されるとよい。
T2のタイミングで制御部13が、入力部14の電圧が異常判定値以下であることを検出し、車両バッテリー29による電力供給が無い状態であると判定すると、第1放電回路21が第1出力部22から第1負荷31へ電力を出力する。これにより、第1負荷31は動作可能となる。一例として第1負荷31は、消費電力が小さく、かつ、比較的長時間にわたって連続的に電力を消費する車体制御装置などに相当する。
第1負荷31は、T2のタイミングより前の期間で車両バッテリー29からの電力供給が正常であったときには、車両バッテリー29の電力によって動作が可能となっていた。そしてT2のタイミング以降では、車両バッテリー29からの電力供給が異常となっても、第1負荷31は車載用非常電源装置8が供給する電力によって継続して動作が可能となる。そして、先にも述べたように第1負荷31は車体制御装置などに相当するので、T2のタイミングで車両バッテリー29を失った状態に車両28が陥っても、第1負荷31に相当する車体制御装置などは機能を失わずに、長い時間にわたって制御に関する機能は継続可能となる。特に、第1放電回路21を介して第1負荷31へ電力を供給する第1蓄電部10に電気二重層キャパシタが用いられ、第1放電回路21が小電力あるいは低電圧での出力をする場合、第1蓄電部10の電圧が非常に低い第1下限値(Vlim1)を下回るまで第1蓄電部10に蓄えられたエネルギーを効率よく消費したうえで、第1放電回路21は安定して電力を供給することができる。
また、T2のタイミングで制御部13が、入力部14の電圧が異常判定値以下であることを検出し、車両バッテリー29による電力供給が無い状態であると判定すると、第2放電回路25が第2出力部26から第2負荷32へ電力を出力することが可能な動作状態となる。ここで、第2放電回路25は主に、第2蓄電部11に蓄えられた電力を用いて、第2出力部26へ大電力あるいは高電圧で短期間に出力するために設けられている。また、第2出力部26には、第2負荷32が接続されている。ここでは、一例として、第2負荷32は消費電力が大きく、かつ、短時間に電力を消費する、アクチュエータなどに相当する。
第2負荷32もまた、T2のタイミングより前の期間で車両バッテリー29からの電力供給が正常であったときには、車両バッテリー29の電力によって動作が可能となっていた。そしてT2のタイミング以降では、第2負荷32は車載用非常電源装置8が供給する電力によって動作が可能となる。ここで、第2蓄電部11と第2放電回路25との間には遮断回路24が接続配置されている。そして、遮断回路24は常時において第2蓄電部11と第2放電回路25とを接続状態とするのではなく、T3のタイミングで遮断回路24は遮断状態から接続状態へと切り替わる。したがって、T2のタイミングからT3のタイミングまでは、第2放電回路25は動作しているものの、第2蓄電部11からの電力供給が絶たれているので、電力を出力していない。
そして、T3のタイミングで、第2放電回路25は第2蓄電部11に蓄えられた電力を第2出力部26から第2負荷32へと供給する。先に述べたように、第2放電回路25は
主に、大電力あるいは高電圧で短期間に出力するために設けられている。ここで特に、第2放電回路25を介して第2負荷32へ電力を供給する第2蓄電部11に電気二重層キャパシタが用いられ、第2放電回路25が大電力あるいは高電圧での出力をする場合、電気二重層キャパシタは内部抵抗が小さく大電流の供給が可能であるものの、第2蓄電部11の電圧が第2下限値(Vlim2)を下回ると、出力電圧が不安定化する恐れがある。このため、遮断回路24が接続状態であるT3のタイミングからT4のタイミングまでの時間は、T3のタイミングからT4のタイミングまでの時間に比較して非常に短い期間としている。つまり、第1蓄電部10と第1放電回路21とによって第1負荷31へ電力供給する期間に比較して、第2蓄電部11と第2放電回路25とによって第2負荷32へ電力供給する期間は非常に短い。
ここでは一例として第1蓄電部10および第2蓄電部11に電気二重層キャパシタを適用した場合が示されているが、第1蓄電部10および第2蓄電部11は電気二重層キャパシタが限定して適用されるものではない。また、第1蓄電部10および第2蓄電部11は、蓄電素子(図示せず)だけで構成されても、あるいは、蓄電素子(図示せず)と、蓄電素子(図示せず)の周辺回路(図示せず)とによって構成されてもよい。
ここで遮断回路24には、電界効果型トランジスタ(FET)が用いられるとよく、制御部13が発する制御信号によって、遮断回路24の接続状態あるいは遮断状態が選択される。
しかしながら、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは互いに電力の消費状態に影響を受けることがなく、独立した電力供給路に配置されている。このため、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは双方ともに蓄えられたエネルギーを効率よく消費したうえで、安定して第1負荷31および第2負荷32へ電力を供給することができる。特に第1負荷31に対して、第1放電回路21は長い期間の安定した電力供給が可能となる。ここで、第1放電回路21および第2放電回路25に対する制御部13による制御は、第1出力部22および第2出力部26の電圧が制御部13へフィードバックされることによって行われる。
以上のように、車載用非常電源装置8はT0、T1、T2、T3、T4のそれぞれのタイミングで動作が細分化される。それぞれのタイミングは具体的な例として、車両28における以下のような状態や状況に相当する。
まず、T0は、先にも述べたように、エンジンスイッチ30やイグニションスイッチ(図示せず)がオン状態となり、車両28が走行可能な状態になったタイミングである。T1は、車載用非常電源装置8に設けられた第1蓄電部10と第2蓄電部11とに対する充電が完了したタイミングである。
T2は、車両28が走行中や走行が可能な状態で故障や事故などに遭遇し、車両バッテリー29に異常が生じたタイミングである。さらにT2は、車載用非常電源装置8が、小電力を出力し始めて車体制御装置などを継続して動作させる、あるいは大電力の出力をスタンバイし始めるタイミングである。
そしてT2のタイミングからT3のタイミングまでは、車載用非常電源装置8が大電力を出力するまでの待機状態の期間である。T2のタイミングからT3のタイミングまでの期間はT2のタイミングを起点として、車載用非常電源装置8の制御部13で予め設定された設定期間であっても、あるいは、車載用非常電源装置8の外部からの、大電力を出力するための起動指示に関する指示信号を車載用非常電源装置8が待つ期間であってもよい。ここで、外部からの信号としては例えば、T2のタイミングで出力され始めた第1放電回路21の出力電力によって動作状態が維持されている第1負荷31に相当する車体制御
装置が、車載用非常電源装置8に対して大電力を出力するよう指示するための信号でよい。
T3のタイミングからT4のタイミングまでは、上記の車体制御装置が車載用非常電源装置8の電力を用いて、車両28に設けられた別の負荷である第2負荷32を動作させる期間に相当する。
また、第1蓄電部10と第2蓄電部11にともに電気二重層キャパシタが用いられ、第1蓄電部10が小電力用、第2蓄電部11が大電力用として用途別に適用されることで、電気二重層キャパシタの特長をそれぞれに活用することができる。さらに、第1蓄電部10と第2蓄電部11にともに電気二重層キャパシタが用いられることで、車載用非常電源装置8は小型化や軽量化が可能となり、車載用非常電源装置8を搭載する車両の燃費向上が可能ともなる。
またここでは、T4のタイミングで第1放電回路21および第2放電回路25の双方からの電力供給が停止されているが、車体制御装置などの第1負荷31を駆動させるための第1放電回路21は、第1蓄電部10の電圧が第1下限値(Vlim1)へ達するまで電力を継続して出力し、さらに長い期間にわたって第1負荷31を駆動させてもよい。
また、T0のタイミングからT1のタイミングにかけて説明した第1整流回路16および第2整流回路17は、T2のタイミング以降で、第1蓄電部10および第2蓄電部11から接続点15Aへと電流が流れないよう遮断状態としている。T2のタイミング以降で第1整流回路16および第2整流回路17が遮断状態とされることで、第1蓄電部10および第2蓄電部11においてそれぞれの放電が行われて双方が有する電位が異なる状態となっても、電位が異なる状態が維持される。これにより、先に述べたように、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは互いに電力の消費状態に影響を受けることがなく、独立した電力供給路に配置されている。この結果として、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは双方ともに蓄えられたエネルギーを効率よく消費したうえで、安定して第1負荷31および第2負荷32へ電力を供給することができる。
第1整流回路16および第2整流回路17には、充電回路15にドレイン電極を、第1蓄電部10および第2蓄電部11にソース電極を接続した電界効果型トランジスタ(以下、FETと記す)が用いられても、あるいは、第1整流回路16および第2整流回路17には、充電回路15にアノード側を、第1蓄電部10および第2蓄電部11にカソード側を接続したダイオードが用いられてもよい。しかしながら、第1整流回路16および第2整流回路17にダイオードが用いられた場合、個々のダイオードが有する順方向電圧のばらつきに起因して、第1蓄電部10および第2蓄電部11の充電電圧にもばらつきが生じる恐れがある。このため、導通時のドレイン、ソース間の抵抗が小さいFETが第1整流回路16および第2整流回路17に用いられることにより、第1蓄電部10および第2蓄電部11の充電電圧は安定した値とすることができる。その結果、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは双方ともに蓄えられたエネルギーをさらに効率よく消費したうえで、安定して第1負荷31および第2負荷32へ電力を供給することができる。
既に、充電回路15については状況に応じて、降圧動作のための回路あるいは昇圧動作のための回路の何れであっても構わないと述べたが、第1放電回路21および第2放電回路25についても状況に応じて、降圧動作のための回路あるいは昇圧動作のための回路の何れであっても構わない。しかしながら、特に第2放電回路25については、第2負荷32としてアクチュエータなどを一例として想定していることから、昇圧動作のための回路であることが一般的である。
以上の説明では、第1蓄電部10の電力を第1放電回路21で放電し、第1出力部22を介して第1負荷31へ供給する小電力の電力供給経路と、第2蓄電部11の電力を第2放電回路25で放電し、第2出力部26を介して第2負荷32へ供給する大電力の電力供給経路とで、それぞれ異なる負荷へ電力を供給する一例を用いた。これとは別に、図4の本発明の実施の形態における車載用非常電源装置の他の構成を示す回路ブロック図に示すように、負荷としては単一の第3負荷33が車載用非常電源装置8に接続され、車載用非常電源装置8には第3負荷33へ電力を供給する単一の出力部34が設けられてもよい。
このとき、出力部34は第1放電回路21の出力側に設けられた第1出力部22と、第2放電回路25の出力側に設けられた第2出力部26との双方に接続されたうえで設けられている。車載用非常電源装置8の動作に関しては、基本的に先に説明した図3のタイミングチャートと同様である。しかしながら、単一の負荷であって、必要とする電力が時間の経過とともに変動する第3負荷33が、車両バッテリー29に異常が生じた際に車載用非常電源装置8から電力供給を受ける場合、第1出力部22と第2出力部26との双方に接続された出力部34から電力供給を受けるとよい。
これにより、第3負荷33が小電力や低電圧を必要とする場合は、第1蓄電部10の電力を第1放電回路21で放電する一方の電力供給経路を用いる。そして、第3負荷33が大電力や高電圧を必要とする場合は、第1蓄電部10の電力を第1放電回路21で放電する経路と、第2蓄電部11の電力を第2放電回路25で放電する経路との双方の電力供給経路を用いる。この結果、特に第3負荷33が大電力や高電圧を必要とする場合は、双方の経路を用いたうえで双方の電力を重畳させることで一層大きな電力の供給が可能となる。したがって、小電力駆動の場合と大電力駆動の場合との広いレンジの電力で第3負荷33を駆動することができる。
特にこのとき、第1放電回路21および第2放電回路25に対する制御部13による制御は、出力部34で単一の電圧が制御部13へフィードバックされることによって行われる。そして、制御部13は第1放電回路と第2放電回路25とに対して同一の制御を行う。
このため、小電力駆動の場合に第1放電回路21および第2放電回路25は共に小電力を出力するための動作をしつつ遮断回路24が遮断状態に制御される。この結果、第2放電回路25で第2蓄電部11の電力は消費されないで、第1放電回路21で第1蓄電部10の電力のみが消費される。
この一方で、大電力駆動の場合に第1放電回路21および第2放電回路25は共に大電力を出力するための動作をしつつ遮断回路24が接続状態に制御される。この結果、第2放電回路25で第2蓄電部11の電力、第1放電回路21で第1蓄電部10の電力が双方共に消費される。
よって言い換えると、上記のように大電力駆動で第1放電回路21と第2放電回路25との電力が重畳されるときには、出力部34の電圧をもとに制御部13は第1放電回路21と第2放電回路25とを容易な同じ制御で動作させることが可能であり、電力が重畳するタイミングは遮断回路24が遮断状態から接続状態へと切り換えられるタイミングによって制御する。
また当然ながら、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは互いに電力の消費状態に影響を受けることがなく、独立した電力供給路に配置されている。このため、第1蓄電部10と第2蓄電部11とは双方ともに蓄えられたエネルギーを効率よく消費したうえで、安定して第3負荷33へ電力を供給することができる。
本実施例では、図3のタイミングチャートで示されるように、車両バッテリー29に異常が生じた際には、先ず第1蓄電部10と第1放電回路21とを用いた小電力モードで車載用非常電源装置8が動作して、第1負荷31もしくは第3負荷33へ電力が供給される。そしてそのあと、第2蓄電部11、遮断回路24および第2放電回路25を用いた大電力モードで車載用非常電源装置8が動作して、第2負荷32もしくは第3負荷33へ電力が供給される動作形態が説明に用いられている。
しかしながら、車載用非常電源装置8が先に大電力モードで動作した後、小電力モードで動作してもよい。また、車載用非常電源装置8が先に大電力モードで動作した後、小電力モードで動作し、双方の動作が繰り返されてもよい。またさらに、車載用非常電源装置8が先に小電力モードで動作した後、大電力モードで動作し、双方の動作が繰り返されてもよい。
本発明の車載用非常電源装置は、蓄えられたエネルギーを出力電力にかかわらず効率よく消費し、長時間にわたっての車載用非常電源装置の動作を可能とするという効果を有し、各種車両において有用である。
8 車載用非常電源装置
9 充電部
10 第1蓄電部
11 第2蓄電部
12 放電部
13 制御部
14 入力部
15 充電回路
15A 接続点
16 第1整流回路
17 第2整流回路
18 第1充電出力部
19 第2充電出力部
20 第1放電入力部
21 第1放電回路
22 第1出力部
23 第2放電入力部
24 遮断回路
25 第2放電回路
26 第2出力部
27 車体
28 車両
29 車両バッテリー
30 エンジンスイッチ
31 第1負荷
32 第2負荷
33 第3負荷
34 出力部

Claims (4)

  1. 入力部と、前記入力部に接続された充電回路と、前記充電回路に接続された第1整流回路および第2整流回路と、前記第1整流回路を介して前記充電回路へ接続された第1充電出力部と、前記第2整流回路を介して前記充電回路へ接続された第2充電出力部と、を有する充電部と、
    前記第1充電出力部に接続された第1蓄電部と、
    前記第2充電出力部に接続された第2蓄電部と、
    前記第1蓄電部に接続された第1放電入力部と、前記第1放電入力部に接続された第1放電回路と、前記第1放電回路に接続された第1出力部と、前記第2蓄電部に接続された第2放電入力部と、前記第2放電入力部に接続された遮断回路と、前記遮断回路に接続された第2放電回路と、前記第2放電回路に接続された第2出力部と、を有する放電部と、
    前記充電部と前記放電部とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記入力部で検出された電圧に応じて前記充電部および前記放電部を制御し、
    前記入力部で検出された電圧が異常判定値よりも高い入力正常時には、前記第1蓄電部および前記第2蓄電部を前記充電部によって充電させ、前記入力部で検出された電圧が前記異常判定値以下となった入力異常時には、前記第1蓄電部および前記第2蓄電部から前記放電部によって放電させ、
    前記入力異常時において、
    前記放電部から電力閾値以下の電力の出力が必要な小電力モードでは、前記制御部は前記遮断回路を遮断させるとともに、前記第1放電回路を起動させて前記第1出力部へ電力を出力させ、
    前記放電部から電力閾値よりも大きな電力の出力が必要な大電力モードでは、前記制御部は前記遮断回路を接続させるとともに、前記第2放電回路を起動させて前記第2出力部へ電力を出力させる、
    車載用非常電源装置。
  2. 前記制御部は前記入力異常時において、
    まず先に前記小電力モードで所定期間にわたって前記第1出力部へ電力を出力させ、
    前記小電力モードの後に大電力モードで前記所定期間よりも短い期間に前記第2出力部へ電力を出力させる、
    請求項1に記載の車載用非常電源装置。
  3. 前記第1出力部と前記第2出力部との双方に接続される単一の出力部が設けられた、
    請求項1に記載の車載用非常電源装置。
  4. 前記入力異常時において、
    前記小電力モードで待機期間にわたって動作した後、前記車載用非常電源装置の外部からの起動指示に応じて大電力モードで動作する、
    請求項1に記載の車載用非常電源装置。
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