JP2018034550A - バックル装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】連結部材とガイド部材との接触音を抑制する。【解決手段】リフトアップバックル装置10は、乗員に装着されるウェビング20が挿通されたタング12が係合されるバックル14と、長手方向一端部がバックル14に固定され、バックル14とともに移動する金属製のワイヤ30と、ワイヤ30の長手方向他端部に連結され、ワイヤ30を長手方向に移動させる駆動手段16と、ワイヤ30を湾曲した状態で保持する金属製のワイヤガイド34と、ワイヤガイド34に形成され、ワイヤ30が挿入されるガイド溝36と、ガイド溝36の内部に設けられ、ワイヤ30に当接する樹脂部材46と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、バックル装置に関する。
特許文献1に示すように、長手方向の一端部にモータが連結され、他端部にバックルが連結されたケーブル(連結部材)を有し、モータの駆動力によってケーブルを介してバックルを移動させるバックル装置が知られている。
このバックル装置では、金属製のケーブルの長手方向中央部が金属製の屈曲部(ガイド部材)の案内路に挿入されることにより屈曲されている。このため、ケーブルが摺動する際にケーブルの外周面と案内路の内周面、すなわち金属同士が接触して接触音が発生するという問題があった。
本発明は上記事実に鑑み、連結部材とガイド部材との接触音を抑制することができるバックル装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のバックル装置は、乗員に装着されるウェビングが挿通されたタングが係合されるバックルと、長手方向一端部が前記バックルに固定され、前記バックルとともに移動する金属製の連結部材と、前記連結部材の長手方向他端部に連結され、前記連結部材を長手方向に移動させる駆動手段と、前記連結部材を湾曲した状態で保持する金属製のガイド部材と、前記ガイド部材に形成され、前記連結部材が挿入されるガイド溝と、前記ガイド溝の内部に設けられ、前記連結部材に当接する樹脂製の保護部材と、を備える。
上記構成によれば、駆動手段の駆動力により、連結部材及び連結部材に固定されたバックルを長手方向に移動させる。このとき、ガイド部材のガイド溝の内部に設けられた樹脂製の保護部材が連結部材に当接するため、金属製のガイド溝と金属製の連結部材とが接触して接触音が発生することを抑制することができる。
請求項2記載のバックル装置は、請求項1記載のバックル装置において、前記保護部材は、断面U字形状とされており、前記ガイド溝の開口部側に開口部を有する。
上記構成によれば、保護部材が断面U字形状とされており、ガイド溝の開口部側に開口部を有しているため、ガイド溝の開口部から保護部材内へ連結部材を挿入することができる。このため、連結部材の保護部材及びガイド溝内への挿入が容易となる。
請求項3記載のバックル装置は、請求項2記載のバックル装置において、前記保護部材の開口部を覆う樹脂製の蓋部材を備える。
上記構成によれば、保護部材の開口部が樹脂製の蓋部材によって覆われる。このため、保護部材内に挿入された連結部材が、保護部材の開口部から露出してガイド溝の上部に配置される他の金属部材等に接触することを、蓋部材によって抑制することができる。
請求項4に記載のバックル装置は、請求項3に記載のバックル装置において、前記蓋部材には、前記保護部材の前記開口部に嵌込まれる突起が形成されている。
上記構成によれば、蓋部材に保護部材の開口部に嵌込まれる突起が形成されているため、保護部材の開口部の周縁部分が内側に倒込むことを、突起によって抑制することができる。
本発明によれば、連結部材とガイド部材との接触音を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態に係るバックル装置の一例について、図1〜図3に従って説明する。なお、以下の説明において前後左右上下の方向を示して説明するときは、車両用シートに着座した乗員から見た方向を示すものとし、各図に適宜示す矢印FRは車両前側、矢印UPは車両上側、矢印INは車幅方向内側をそれぞれ示すものとする。
(全体構成)
図1に示すように、本実施形態のバックル装置としてのリフトアップバックル装置10は、タング12が係合されるバックル14と、バックル14を格納位置から上昇位置へ移動させる駆動手段16を備えるリフトアップ装置18と、を備えている。なお、タング12には、乗員に装着されるウェビング20が挿通されている。
図1に示すように、本実施形態のバックル装置としてのリフトアップバックル装置10は、タング12が係合されるバックル14と、バックル14を格納位置から上昇位置へ移動させる駆動手段16を備えるリフトアップ装置18と、を備えている。なお、タング12には、乗員に装着されるウェビング20が挿通されている。
駆動手段16は、モータ22と、モータ22の出力軸22Aに長手方向一端部が一体回転可能に係合されたドライブスクリュ24と、ドライブスクリュ24の回転に伴ってドライブスクリュ24の軸方向に沿って移動されるスライダ26と、を備えている。なお、モータ22はDCモータであり、車両の車体に設けられたハウジング28に固定されている。
ドライブスクリュ24は、車両前後方向に延びる円柱形状の棒状部材であり、外周面に長手方向に沿って図示しない雄螺子が形成されている。一方、スライダ26は、内周面に図示しない雌螺子が形成された筒状部材であり、スライダ26の雌螺子がドライブスクリュ24の雄螺子に螺合している。
また、スライダ26には、連結部材としての一対の金属製のワイヤ30の長手方向他端部がそれぞれ固定されている。一対のワイヤ30は、車幅方向に並んで配置されており(図3参照)、長手方向一端部がそれぞれバックル14に固定されている。
さらに、リフトアップ装置18には、スライダ26をガイドするレール32が設けられている。レール32は、下方側が開放された断面U字形状の鋼板材で構成されており、ドライブスクリュ24に沿って車両前後方向に延びている。なお、レール32内には、ドライブスクリュ24及びスライダ26が配置されている。
レール32の長手方向一方部はハウジング28に固定されており、長手方向他端部はガイド部材としてのワイヤガイド34の車幅方向外側面に固定されている。ワイヤガイド34は、側面視で略扇状とされた金属製の部材であり、車幅方向内側面34Aに開口部36Aを有するガイド溝36が形成されている。
なお、ワイヤガイド34には、ドライブスクリュ24の長手方向他端部が回転可能に係止されている。ガイド溝36は側面視で円弧状に湾曲しており、長手方向一端部がワイヤガイド34の車両前側面に開放されているとともに、長手方向他端部がワイヤガイド34の車両上側面に開放されている。
なお、ガイド溝36の長手方向他端部は、徐々に内径が大きくなるテーパ形状とされており、ワイヤガイド34の車両上側面のガイド溝36の周縁における車両前側の部分には、曲率がガイド溝36の曲率より大きい曲面38Aを有する面取部38が形成されている。
また、ガイド溝36には一対のワイヤ30が挿入されており、ガイド溝36に沿ってワイヤ30が円弧状に湾曲することによってワイヤ30の延びる方向が変更されている。具体的には、車両前後方向に延びるワイヤ30の軸方向が、ワイヤガイド34によって車両斜め上方向へと変更されている。
ワイヤガイド34の車両上側面には、ロアカバー40の長手方向一端部が係合されている。ロアカバー40は、ゴム等の弾力性のある材料によって形成された筒状部材であり、車両斜め上方向へ延びている。また、ワイヤガイド34の近傍における車両前側の部分には、変形起点として屈曲可能な括れ部40Aが形成されている。
また、ロアカバー40の内部には、ワイヤ30及びバックル14内の図示しないバックルスイッチに接続されるカールコード42が挿通されているとともに、ロアカバー40の長手方向他端部には、アッパーカバー44がスライド可能に支持されている。
アッパーカバー44は、ロアカバー40よりも硬質の樹脂材料等によって形成された筒状部材であり、ロアカバー40の長手方向に沿って車両斜め上方向へ延びている。また、アッパーカバー44内には、バックル14が固定されているとともに、バックル14に連結されるワイヤ30及びカールコード42が挿通されている。
(ワイヤガイド)
図3に示すように、ワイヤガイド34のガイド溝36は、断面が略U字状とされており、内部にはガイド溝36の形状に沿って断面が略U字状とされた保護部材としての樹脂部材46が嵌合されている。また、樹脂部材46の内部には、一対のワイヤ30がガイド溝36の深さ方向(車幅方向)に並列に挿入されている。
図3に示すように、ワイヤガイド34のガイド溝36は、断面が略U字状とされており、内部にはガイド溝36の形状に沿って断面が略U字状とされた保護部材としての樹脂部材46が嵌合されている。また、樹脂部材46の内部には、一対のワイヤ30がガイド溝36の深さ方向(車幅方向)に並列に挿入されている。
図2(A)に示すように、樹脂部材46は、ガイド溝36の内周面に沿って湾曲しており、ガイド溝36の略全長にわたって延びている。なお、図3に示すように、樹脂部材46の開口部46Aは、ガイド溝36と同様にワイヤガイド34の車幅方向内側面34A側に形成されている。
また、図3に示すように、樹脂部材46の高さは、ガイド溝36の深さ(開口部36Aから底面までの長さ)より小さくされており、樹脂部材46には開口部46Aを覆うように蓋部材48が載置されている。
蓋部材48は樹脂製とされており、蓋部材48の下面には、樹脂部材46の開口部46Aに嵌込まれる突起48Aが形成されている。なお、蓋部材48を樹脂部材46に載置した際に、蓋部材48の上面がワイヤガイド34の車幅方向内側面34Aと同一面とされる。
また、図2(A)、図3に示すように、ワイヤガイド34の車幅方向内側(図3における上側)には、金属製のカバープレート50が設けられている。一方、ワイヤガイド34の車幅方向外側(図3における下側)には、レール32及びレール32の長手方向他端部から延出される延出部32Aが設けられている。
さらに、延出部32Aの車幅方向外側には、車両の床部に設けられた支持プレート52が設けられている。ワイヤガイド34は、ガイド溝36に樹脂部材46、ワイヤ30、蓋部材48を挿入した状態で、カバープレート50、レール32、延出部32A、及び支持プレート52とともにボルト54A及びナット54Bで締結されることによって、車両の車体に固定されている。
(作用及び効果)
本実施形態のリフトアップバックル装置10では、例えば車両のシートに設けられた荷重センサ等の検出手段によって、シートへの乗員の着座が検出されると、リフトアップ装置18のモータ22がドライブスクリュ24を一方側へ回転させる。
本実施形態のリフトアップバックル装置10では、例えば車両のシートに設けられた荷重センサ等の検出手段によって、シートへの乗員の着座が検出されると、リフトアップ装置18のモータ22がドライブスクリュ24を一方側へ回転させる。
ドライブスクリュ24が回転すると、スライダ26がレール32に案内されてドライブスクリュ24に沿って車両後側へ移動する。これにより、ワイヤ30の長手方向一端部に固定されたバックル14が、車両斜め上方向(図2の矢印A方向)へ押上げられる。
このとき、バックル14とともに、アッパーカバー44がロアカバー40に案内されて車両斜め上方向へ押上げられる。このように、バックル14が「下降位置」から「上昇位置」に移動されることにより、乗員はタング12をバックル14に容易に係合させることができ、ウェビング20を容易に装着することができる。
これに対し、バックルスイッチによってタング12のバックル14への係合が検出されると、リフトアップ装置18のモータ22がドライブスクリュ24を他方側へ回転させる。ドライブスクリュ24が回転すると、スライダ26がレール32に案内されてドライブスクリュ24に沿って車両前側へ移動する。
これにより、ワイヤ30の長手方向一端部に固定されたバックル14、及びバックル14が固定されたアッパーカバー44が車両斜め下方向(図2の矢印B方向)へ引下げられ、バックル14が「上昇位置」から「下降位置」に移動される。
バックル14が「下降位置」と「上昇位置」との間を移動する際、ワイヤ30はワイヤガイド34のガイド溝36内を摺動する。ここで、本実施形態では、ワイヤ30とガイド溝36の内周面との間に樹脂部材46が設けられているため、金属製のワイヤ30とガイド溝36とが直接接触して接触音が発生することを抑制することができる。
また、樹脂部材46はガイド溝36側に嵌合されているため、樹脂製の保護部材がワイヤ30側に被覆されている構成と比較して、ワイヤ30に曲げ癖がつくことを抑制することができる。
また、本実施形態では、樹脂部材46の断面が略U字状とされており、樹脂部材46の開口部46Aが、ガイド溝36の開口部36Aと同一の方向(ワイヤガイド34の車幅方向内側面34A側)に形成されている。
このため、ワイヤガイド34の車幅方向内側面34A側から、ガイド溝36内に設けられた樹脂部材46内にワイヤ30を挿入することができる。このため、樹脂部材46が筒状等とされている構成と比較して、ワイヤ30の樹脂部材46内への挿入が容易となる。
また、本実施形態では、樹脂部材46の開口部46Aに樹脂製の蓋部材48が載置されている。このため、樹脂部材46内に挿入されたワイヤ30が、ワイヤガイド34の車幅方向内側面34Aに固定されたカバープレート50に接触して接触音が発生することを、蓋部材48によって抑制することができる。
さらに、蓋部材48の下面に設けられた突起48Aが、樹脂部材46の開口部46Aに嵌込まれている。このため、樹脂部材46の開口部46Aの周縁の内側への倒込みを、突起48Aによって抑制することができる。なお、樹脂部材46の開口部46Aの周縁の外側への倒込みは、ガイド溝36の内周面によって抑制することができる。
なお、本実施形態では、車両衝突時等の車両急減速時には、ロアカバー40が括れ部40Aを変形起点として屈曲し、図2(A)に破線で示すように、ワイヤ30(タング12)が車両前側に引張られる。ここで、ガイド溝36の長手方向他端部がテーパ形状とされ、ガイド溝36の周縁に面取部38が形成されているため、ワイヤ30は面取部38の曲面38Aに沿って湾曲される。
このため、ワイヤガイド34の車両上側面におけるガイド溝36の周縁が鋭角とされている構成と比較して、ワイヤ30への局所的な負荷を抑制することができ、ワイヤ30に曲げ癖がつくことを抑制することができるとともに、ワイヤ30の耐久性が低下することを抑制することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明について実施形態の一例を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
なお、本発明について実施形態の一例を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、本実施形態では、保護部材としての樹脂部材46は、ガイド溝36の略全長にわたって延びるようにガイド溝36内に設けられていた。しかし、保護部材は、ガイド溝36の内周面とワイヤ30とが接触することを抑制することができる構成であればよく、例えば互いに間隔をあけた複数の保護部材がガイド溝内に設けられていてもよい。
また、樹脂部材46の形状も、ワイヤ30が内部を摺動可能な形状とされていればよく、例えば筒状等とされていてもよい。この場合、樹脂部材46は開口部46Aを有しないため、蓋部材48は不要となる。
10 リフトアップバックル装置(バックル装置)
14 バックル
16 駆動手段
30 ワイヤ(連結部材)
34 ワイヤガイド(ガイド部材)
36 ガイド溝
36A 開口部
46 樹脂部材(保護部材)
46A 開口部
48 蓋部材
48A 突起
14 バックル
16 駆動手段
30 ワイヤ(連結部材)
34 ワイヤガイド(ガイド部材)
36 ガイド溝
36A 開口部
46 樹脂部材(保護部材)
46A 開口部
48 蓋部材
48A 突起
請求項1記載のバックル装置は、乗員に装着されるウェビングが挿通されたタングが係合されるバックルと、長手方向一端部が前記バックルに固定され、前記バックルとともに移動する金属製の連結部材と、前記連結部材の長手方向他端部に連結され、前記連結部材を長手方向に移動させる駆動手段と、前記連結部材を湾曲した状態で保持する金属製のガイド部材と、前記ガイド部材に形成され、円弧状に湾曲して延びるとともに円弧面に垂直な面に長手方向に沿って開口部を有し、前記連結部材が挿入されるガイド溝と、前記ガイド溝の内部に設けられ、前記ガイド溝の前記開口部側に開口部を有し、前記連結部材に当接する樹脂製の保護部材と、を備える。
また、上記構成によれば、保護部材がガイド溝の開口部側に開口部を有しているため、ガイド溝の開口部から保護部材内へ連結部材を挿入することができる。このため、連結部材の保護部材及びガイド溝内への挿入が容易となる。
請求項2に記載のバックル装置は、請求項1に記載のバックル装置において、前記保護部材の開口部を覆う樹脂製の蓋部材を備える。
請求項3に記載のバックル装置は、請求項2に記載のバックル装置において、前記蓋部材には、前記保護部材の前記開口部に嵌込まれる突起が形成されている。
Claims (4)
- 乗員に装着されるウェビングが挿通されたタングが係合されるバックルと、
長手方向一端部が前記バックルに固定され、前記バックルとともに移動する金属製の連結部材と、
前記連結部材の長手方向他端部に連結され、前記連結部材を長手方向に移動させる駆動手段と、
前記連結部材を湾曲した状態で保持する金属製のガイド部材と、
前記ガイド部材に形成され、前記連結部材が挿入されるガイド溝と、
前記ガイド溝の内部に設けられ、前記連結部材に当接する樹脂製の保護部材と、
を備えるバックル装置。 - 前記保護部材は、断面U字形状とされており、前記ガイド溝の開口部側に開口部を有する、請求項1記載のバックル装置。
- 前記保護部材の前記開口部を覆う樹脂製の蓋部材を備える、請求項2記載のバックル装置。
- 前記蓋部材には、前記保護部材の前記開口部に嵌込まれる突起が形成されている、請求項3に記載のバックル装置。
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