JP2018032097A - 情報処理装置、会議システム、方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の議題の討議を効率良く進める。【解決手段】ユーザが使用する端末装置とネットワークを介して接続して、会議での複数のユーザによる討議を支援する情報処理装置であって、会議に先立って、会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録する議題登録部と、議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する議題処理部と、を備える情報処理装置を提供する。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理装置、会議システム、方法およびプログラムに関する。
それぞれがユーザにより使用される複数の端末装置とネットワークを介して接続して、複数のユーザにより行われる会議を支援する会議支援装置が知られている。また、会議室に設置されたインタラクティブホワイトボードに表示された画像を、ネットワークを介して遠隔地のユーザの端末装置に送信する会議支援装置も知られている。このような会議支援装置によれば、遠隔地のユーザにも会議室のインタラクティブホワイトボードに表示された内容を提供することができるので、討議をスムーズに進行させることができる。
特許文献1には、会議に使用されるホワイトボード装置と、ホワイトボード装置に描画された描画データを記憶する情報処理装置とを備えるシステムが記載されている。このシステムでは、ホワイトボード装置と情報処理装置との間で描画データを連係して管理することができる。
ところで、会議において複数の議題について討議する場合がある。このような会議では、ある議題については討議に加わるが、他の議題については討議に加わらないユーザが存在する可能性がある。
しかしながら、従来の会議支援装置では、討議に加わらないユーザが存在する議題であっても、全てのユーザが討議に参加していることを前提として処理を行っていた。このため、従来の会議支援装置では、会議の途中から討議に参加したり、自身に関連する討議が開始されたタイミングで討議に加わったりすることが困難であった。特に遠隔地から会議に参加しているユーザは、一部の議題についてのみ討議に加わる場合であっても、端末装置を介して常に会議の状況を確認していなければならなく、効率が悪かった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の議題の討議を効率良く進めることができる情報処理装置、会議システム、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ユーザが使用する端末装置とネットワークを介して接続して、会議での複数のユーザによる討議を支援する情報処理装置であって、前記会議に先立って、前記会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録する議題登録部と、議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する議題処理部と、を備える。
本発明によれば、複数の議題の討議を効率良く進めることができる、という効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施形態に係る会議システム10について詳細に説明する。会議システム10は、会議での複数のユーザによる討議を支援するためのシステムである。例えば、会議システム10は、所定の場所(例えば会社内の会議室)において会議に参加するユーザと、遠隔地(例えば、在宅勤務者の家庭)において会議に参加するユーザとの間のコミュニケーションを支援する。
図1は、実施形態に係る会議システム10を示す図である。会議システム10は、複数のユーザのそれぞれが用いる複数の端末装置20と、インタラクティブホワイトボード(IWB)22と、会議支援装置30とを備える。
複数の端末装置20のそれぞれは、ネットワークを介して会議支援装置30と接続可能である。ネットワークは、例えば、LAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)またはLANがルータを介して接続されたWAN(Wide Area Network)である。また、ネットワークは、インターネットまたは電話通信回線等を含んでいてもよい。また、ネットワークは、有線で構成されていてもよいし、一部または全部が無線により構成されていてもよい。
端末装置20は、情報の処理機能、情報の入力機能、情報の出力機能および通信機能等を有する装置である。端末装置20は、ノート型またはデスクトップ型等の一般的なコンピュータ、タブレット端末またはスマートフォン等であってもよい。また、端末装置20は、電子会議を行うための専用装置であってもよい。
端末装置20は、所定のアプリケーションプログラムを実行して、会議支援装置30にアクセスする。端末装置20は、所定のアプリケーションプログラムを用いて、会議支援装置30から提供された情報を出力する。
端末装置20は、マイクロホンを有し、会議中においてユーザ等が発した音声を集音して、音声データを生成する。また、端末装置20は、カメラを有し、会議中においてユーザ等を撮像して、動画像データを生成する。端末装置20は、生成した音声データおよび動画像データを会議支援装置30に送信する。
IWB22は、電子ペンまたは手等によるディスプレイに対するユーザの操作に応じて描画データを生成し、生成した描画データを記憶する。そして、IWB22は、生成した描画データをディスプレイに表示する。これにより、ユーザは、壁にペンを用いて文字または図形を描くように、IWB22に文字または図形を描くことができる。
さらに、IWB22は、通信機能を有し、ネットワークを介して会議支援装置30と接続可能である。IWB22は、例えば専用のアプリケーションプログラムを実行して、会議支援装置30にアクセスする。IWB22は、会議支援装置30から提供された情報に応じた画面を出力する。また、IWB22は、例えば専用のアプリケーションプログラムおよび会議支援装置30から提供された情報に基づき動作する。
また、IWB22は、ディスプレイに表示された画像をキャプチャリングし、キャプチャリングした画像を表す機器画像データを生成する。例えば、IWB22は、ディスプレイに表示した画像が変化する毎に、機器画像データを生成する。IWB22は、生成した機器画像データを会議支援装置30に送信する。
なお、会議システム10は、文字または図形等の入力操作を受け付けて、入力された文字または図形等を表示できる機器であれば、IWB22以外の機器を備えてもよい。例えば、会議システム10は、大型のディスプレイを有する情報処理装置を備えてもよい。
会議支援装置30は、情報の処理機能および通信機能を有する一般的なサーバ等のコンピュータである。また、会議支援装置30は、1個のサーバ等により構成されていてもよいし、複数のサーバ等により構成されていてもよい。
会議支援装置30は、複数の端末装置20およびIWB22からネットワークを介してアクセスを受け付ける。そして、会議支援装置30は、複数の端末装置20のそれぞれおよびIWB22に対して、要求した情報をネットワークを介して提供する。
また、会議支援装置30は、複数の端末装置20のそれぞれから、音声データおよび動画像データをネットワークを介して収集する。そして、会議支援装置30は、収集した音声データおよび動画像データを記憶する。これにより、会議支援装置30は、会議中におけるユーザの音声および動画像を記録し、後で再生させることができる。
また、会議支援装置30は、収集した音声データおよび動画像データを、取得を要求した端末装置20に送信することが可能である。例えば、会議支援装置30は、収集した複数のチャネルの音声データのうち、指定されたチャネルの音声データを、取得を要求した端末装置20に送信することができる。また、例えば、会議支援装置30は、収集した複数のチャネルの動画像データのうち、指定されたチャネルの動画像データを、取得を要求した端末装置20に送信することができる。端末装置20は、所定のアプリケーションプログラムを介して音声データの出力または動画像データの表示をする。これにより、会議支援装置30は、例えば遠隔地のユーザに、所定の場所(会議室等)の音声または動画像を提供することができる。
また、会議支援装置30は、IWB22から機器画像データをネットワークを介して収集する。そして、会議支援装置30は、収集した機器画像データを記憶する。これにより、会議支援装置30は、会議中におけるIWB22に表示された画像を記録し、後で表示させることができる。
また、会議支援装置30は、収集した機器画像データを、それぞれの端末装置20に送信する。端末装置20は、所定のアプリケーションプログラムを介して、IWB22に表示された画像を表す機器画像データを表示する。これにより、会議支援装置30は、例えば、ユーザに、IWB22に表示されている画像を提供することができる。
ここで、会議システム10では、会議に参加する複数のユーザのそれぞれが、何れかの端末装置20を使用する。会議支援装置30は、端末装置20からネットワークを介してログイン要求を受けた場合に、端末装置20を使用しているユーザを認証する。これにより、会議支援装置30は、端末装置20を使用しているユーザを特定することができる。
また、IWB22は、所定の場所(例えば会議室)に設置されている。会議支援装置30は、IWB22からネットワークを介してログイン要求を受けた場合、IWB22を認証する。これにより、会議支援装置30は、IWB22を特定することができるとともに、会議の開催場所(IWB22の設置場所)を特定することができる。
また、会議システム10では、会議に先立って、会議に参加するそれぞれのユーザに対して、直接参加、遠隔参加および準参加の何れかを参加形態として登録する。直接参加は、IWB22が設置されている所定の場所(例えば会議室)において会議に参加するユーザに対して登録される参加形態である。
遠隔参加は、所定の場所とは異なる場所において、端末装置20を利用して会議に参加するユーザに対して登録される参加形態である。例えば、遠隔参加は、在宅勤務をし、自宅等において会議に参加するユーザに対して登録される。
準参加は、会議における一部の議題について、所定の場所とは異なる場所において、端末装置20を利用して会議に参加するユーザに対して登録される参加形態である。例えば、準参加は、子育てをしつつ在宅勤務し、自身に関連する議題について討議の内容等を確認するユーザに対して登録される。
なお、会議システム10では、不参加を、参加形態に含めてもよい。不参加は、病欠または出張等により会議にはリアルタイムでは参加しないが、後で関連する情報を参照するユーザに対して登録される参加形態である。
図2は、会議システム10の機能構成を示す図である。
IWB22は、第1通信部42と、操作入力部44と、画面表示部46と、画像生成部48とを有する。IWB22は、プロセッサが例えば所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、第1通信部42、操作入力部44、画面表示部46および画像生成部48として機能する。
第1通信部42は、会議支援装置30とネットワークを介して通信をする。操作入力部44は、ディスプレイに対する、電子ペンまたは手等による入力操作を受け付ける。画面表示部46は、会議支援装置30から取得したデータに基づき、ディスプレイに情報を表示する。例えば、画面表示部46は、会議支援装置30から第1通信部42を介して受信した画面データに基づき、ディスプレイに所定の画面を表示する。また、画面表示部46は、操作入力部44が受け付けた入力操作に応じて、ディスプレイに文字または図形等を表示する。また、画面表示部46は、操作入力部44が受け付けた入力操作に応じて、ディスプレイに表示された画面を変化させる。
画像生成部48は、ディスプレイに表示された画像をキャプチャリングして、ディスプレイに表示された画像を表す機器画像データを生成する。例えば、画像生成部48は、ディスプレイに表示した画像が変化する毎に、機器画像データを生成する。第1通信部42は、画像生成部48が生成した機器画像データを会議支援装置30に送信する。
端末装置20は、第2通信部50と、集音部52と、撮像部54と、入力部56と、表示部58と、音声出力部60とを有する。端末装置20は、プロセッサが例えば所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、第2通信部50、集音部52、撮像部54、入力部56、表示部58および音声出力部60として機能する。
第2通信部50は、会議支援装置30とネットワークを介して通信をする。集音部52は、周囲の音声を集音した音声信号に基づき、周囲の音声を表す音声データを生成する。撮像部54は、周囲の被写体を撮像した撮像信号に基づき、周囲の被写体の画像を表す動画像データを生成する。入力部56は、ユーザの入力操作を受け付ける。第2通信部50は、生成した音声データ、生成した動画像データおよびユーザによる操作情報を会議支援装置30に送信する。
表示部58は、会議支援装置30から取得したデータに基づき、ディスプレイに情報を表示する。例えば、表示部58は、会議支援装置30から第2通信部50を介して受信した画面データに基づき、ディスプレイに所定の画面を表示する。また、例えば、表示部58は、会議支援装置30から取得した動画像データをディスプレイに表示する。また、例えば、表示部58は、会議支援装置30から取得した、IWB22に表示された画像を表す機器画像データをディスプレイに表示する。また、表示部58は、入力部56が受け付けた入力操作に応じて、ディスプレイに表示された画面を変化させる。音声出力部60は、会議支援装置30から第2通信部50を介して受信した音声データに応じた音声を、スピーカから出力させる。
会議支援装置30は、第3通信部62と、情報記憶部64と、機器画面提供部70と、端末画面提供部72と、機器操作受付部74と、端末操作受付部76と、機器画像収集部78と、機器画像提供部80と、音声収集部82と、音声提供部84と、動画像収集部86と、動画像提供部88と、会議処理部90とを有する。会議支援装置30は、プロセッサが例えば所定のアプリケーションプログラムを実行することにより、第3通信部62、機器画面提供部70、端末画面提供部72、機器操作受付部74、端末操作受付部76、機器画像収集部78、機器画像提供部80、音声収集部82、音声提供部84、動画像収集部86、動画像提供部88および会議処理部90として機能する。
第3通信部62は、IWB22およびそれぞれの端末装置20とネットワークを介して通信する。情報記憶部64は、会議支援装置30で用いる各種の画面データおよび会議において使用する管理データを記憶する。
機器画面提供部70は、IWB22に画面データを送信して、IWB22に各種の操作用の画面等を表示させる。端末画面提供部72は、それぞれの端末装置20に画面データを送信して、端末装置20に各種の操作用の画面等を表示させる。
機器操作受付部74は、IWB22から操作情報を受信して、IWB22に対して提供した画面に対するユーザの操作を受け付ける。端末操作受付部76は、端末装置20から操作情報を受信して、端末装置20に対して提供した画面に対するユーザの操作を受け付ける。
機器画像収集部78は、IWB22から、IWB22のディスプレイに表示された画像を表す機器画像データを収集する。機器画像収集部78は、収集した機器画像データをタイムスタンプ等を付加して情報記憶部64に記憶させる。
機器画像提供部80は、機器画像収集部78が収集した機器画像データをそれぞれの端末装置20に送信する。これにより、機器画像提供部80は、会議中において、IWB22に表示された画像をそれぞれの端末装置20に表示させることができる。また、機器画像提供部80は、過去の機器画像データの取得要求を端末装置20から受けた場合には、情報記憶部64から指定された時刻の機器画像データを読み出して、要求元の端末装置20に送信する。これにより、機器画像提供部80は、会議後または会議中において、IWB22に表示された過去の画像を端末装置20に表示させることができる。
音声収集部82は、それぞれの端末装置20の集音部52が生成した、周囲の音声を表す音声データを収集する。音声収集部82は、収集した音声データをタイムスタンプ等を付加して情報記憶部64に記憶させる。
音声提供部84は、音声データの取得要求を端末装置20から受けた場合、音声収集部82が収集した音声データのうち、指定された音声データを要求元の端末装置20に送信する。これにより、音声提供部84は、会議中において、何れかの端末装置20により集音された音声を、他の端末装置20から出力させることができる。
また、音声提供部84は、過去の音声データの取得要求を端末装置20から受けた場合には、情報記憶部64から指定された時刻の音声データを読み出して、要求元の端末装置20に送信する。これにより、音声提供部84は、会議後または会議中において、過去に何れかの端末装置20により集音された音声を端末装置20から出力させることができる。
動画像収集部86は、それぞれの端末装置20の集音部52により集音された動画像を表す動画像データを収集する。動画像収集部86は、収集した動画像データをタイムスタンプ等を付加して情報記憶部64に記憶させる。
動画像提供部88は、動画像データの取得要求を端末装置20から受けた場合、動画像収集部86が収集した動画像データのうち、指定された動画像データを端末装置20に送信する。これにより、動画像提供部88は、会議中において、何れかの端末装置20により撮像された動画像を、他の端末装置20から出力させることができる。
また、動画像提供部88は、過去の動画像データの取得要求を端末装置20から受けた場合には、情報記憶部64から指定された時刻の動画像データを読み出して、要求元の端末装置20に送信する。これにより、動画像提供部88は、会議後または会議中において、過去の動画像を端末装置20から出力させることができる。
会議処理部90は、IWB22または端末装置20からの要求等に応じて、会議に関する処理を実行する。
図3は、会議処理部90の機能構成を情報記憶部64とともに示す図である。
情報記憶部64は、会議に関する管理情報として、プロジェクト情報、ユーザ情報、機器情報、会議情報、議題情報、ファイル情報、描画データ情報、アクションアイテム情報および結論情報を記憶する。これらの情報については、後述において、図4から図12を参照して説明する。
会議処理部90は、準備部102と、進行部104と、結果提供部106とを有する。準備部102は、会議の前において、準備に関する処理を実行する。進行部104は、会議中において、進行に関する処理を実行する。結果提供部106は、会議の後において、結果等を提供する。
準備部102は、ユーザ登録部110と、会議登録部112と、議題登録部114と、参加形態登録部116と、ファイル登録部118とを含む。
ユーザ登録部110は、会議に先立って、端末装置20からの指示に従って、会議に参加可能なユーザに関する情報を含むユーザ情報を情報記憶部64に登録する。会議登録部112は、会議に先立って、端末装置20からの指示に従って、会議に関する情報を含む会議情報を情報記憶部64に登録する。議題登録部114は、会議に先立って、端末装置20からの指示に従って、会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザ等を含む議題情報を、情報記憶部64に登録する。
参加形態登録部116は、会議に先立って、端末装置20からの指示に従って、会議に参加するそれぞれのユーザについて、参加形態を情報記憶部64に登録する。具体的には、参加形態登録部116は、それぞれのユーザについて、直接参加、遠隔参加、または、準参加の何れの参加形態により、会議に参加するかを登録する。さらに、参加形態登録部116は、何れかのユーザに対して、不参加を、参加形態として登録してもよい。
ファイル登録部118は、会議に先立って、端末装置20からの指示に従って、IWB22に表示させるファイルおよびファイルの作成者等を含むファイル情報を、情報記憶部64に登録する。
進行部104は、開始通知部120と、議題処理部122と、ファイル処理部124と、描画データ処理部126と、アクションアイテム生成部128と、結論生成部130と、終了処理部132とを含む。
開始通知部120は、会議の開始時刻となった場合に、IWB22に開始画面データを送信して、会議が開始することを通知する。
議題処理部122は、会議中において、予め登録された議題のうち、現在討議中の議題に関する処理を実行する。議題処理部122は、会議の開始直後は、1番目の議題に関する処理を実行する。議題処理部122は、その後、IWB22に対して所定の操作がされた場合に、現在討議中の議題を、次に変更する。
議題処理部122は、会議中において、議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する。この場合、議題処理部122は、開始された議題に参加する全てのユーザに議題開始情報を送信してもよい。これに代えて、議題処理部122は、開始された議題に参加するユーザのうち、準参加により議題に参加するユーザに対して議題開始情報を送信してもよい。これにより、議題処理部122は、準参加により議題に参加するユーザに、自身に関連する議題以外の期間、他の作業をさせることができる。
ファイル処理部124は、会議における何れかの議題の進行中において、IWB22からの要求に応じて、登録されたファイルを取得して、IWB22に送信する。これにより、ファイル処理部124は、予め登録されているファイルをIWB22に出力させることができる。
さらに、ファイル処理部124は、会議における何れかの議題の進行中において、ファイルをIWB22に出力させた場合、ファイルの作成者に対して、ファイルを出力したことを示すファイル出力情報を送信する。この場合、ファイル処理部124は、準参加により議題に参加している作成者に対して、ファイル出力情報を送信してもよい。これにより、ファイル処理部124は、準参加により議題に参加するユーザに、自身が作成したファイルについて討議が開始されたときに討議に参加させ、他の期間は他の作業をさせることができる。
描画データ処理部126は、会議の何れかの議題の進行中において、IWB22から描画データの保存要求および描画データを受け付ける。描画データ処理部126は、IWB22から描画データの保存要求および描画データを受け付けた場合、描画データおよび現在の議題を特定する情報を含む描画データ情報を生成し、生成した描画データ情報を情報記憶部64に記憶させる。
アクションアイテム生成部128は、会議の何れかの議題の進行中において、IWB22からアクションアイテム情報の生成指示を受け付ける。アクションアイテム情報は、ユーザがすべき行動を記述した情報である。
アクションアイテム生成部128は、会議の何れかの議題の進行中において、アクションアイテム情報の生成が指示された場合、IWB22に対する予め定められた操作である第1操作中において集音された音声を表す第1音声データ、および、アクションアイテムを担当する担当者を示す担当者情報等を、IWB22から取得する。そして、アクションアイテム生成部128は、取得した第1音声データ、担当者情報および現在の議題を特定する情報を含むアクションアイテム情報を生成し、生成したアクションアイテム情報を情報記憶部64に記憶させる。
さらに、アクションアイテム生成部128は、第1操作中においてIWB22に表示された画像を表す第1機器画像データを、取得してもよい。そして、アクションアイテム生成部128は、第1機器画像データをさらに含むアクションアイテム情報を生成してもよい。
さらに、アクションアイテム生成部128は、第1音声データをテキスト化した第1テキストデータを取得し、取得した第1テキストデータをさらに含むアクションアイテム情報を生成してもよい。この場合、アクションアイテム生成部128は、音声認識機能を有し、音声認識機能を用いて第1音声データから第1テキストデータを生成してもよい。また、この場合、アクションアイテム生成部128は、外部の音声認識サーバに対して第1音声データを送信して、テキスト化した第1テキストデータを音声認識サーバから取得してもよい。
結論生成部130は、会議の何れかの議題の進行中において、IWB22から結論の生成指示を受け付ける。結論生成部130は、会議の何れかの議題の進行中において、結論の生成が指示された場合、IWB22に対する予め定められた操作である第2操作中において集音された音声を表す第2音声データを、IWB22から取得する。そして、結論生成部130は、取得した第2音声データおよび現在の議題を特定する情報を含む結論情報を生成し、生成した結論情報を情報記憶部64に記憶させる。
さらに、結論生成部130は、第2操作中においてIWB22に表示された画像を表す第2機器画像データを取得してもよい。そして、結論生成部130は、第2機器画像データをさらに含む結論情報を生成してもよい。
さらに、結論生成部130は、第2音声データをテキスト化した第2テキストデータを取得し、取得した第2テキストデータをさらに含む結論情報を生成してもよい。この場合、結論生成部130は、音声認識機能を有し、音声認識機能を用いて第2音声データから第2テキストデータを生成してもよい。また、この場合、結論生成部130は、外部の音声認識サーバに対して第2音声データを送信して、テキスト化した第2テキストデータを音声認識サーバから取得してもよい。
終了処理部132は、会議の進行中において、IWB22から会議の終了指示を受け付ける。終了処理部132は、会議の進行中において、会議の終了指示を受け付けた場合、会議の終了処理を行う。例えば、終了処理部132は、IWB22にデータの消去指示を与える。データの消去指示を受けたIWB22は、記憶しているファイルおよび描画データ等を消去する。
結果提供部106は、会議の終了後において、何れかのユーザが使用する端末装置20から過去の会議に関する情報の選択を受ける。結果提供部106は、会議の終了後において、過去の会議に関する情報の選択を受けた場合、会議において生成したアクションアイテム情報および結論情報を情報記憶部64から読み出す。そして、結果提供部106は、会議において生成したアクションアイテム情報および結論情報の少なくとも一方を含む結果画面を、端末装置20に表示させる。
また、この場合、結果提供部106は、端末装置20を使用するユーザが担当者であるアクションアイテム情報を、上位に表示する。例えば、結果提供部106は、端末装置20のディスプレイにおける上の方に、端末装置20を使用するユーザが担当者であるアクションアイテム情報を表示する。
図4は、プロジェクト情報の一例を示す図である。プロジェクト情報は、プロジェクトに関する情報である。プロジェクトは、1または複数の会議を統括する単位である。1つのプロジェクトの下で、複数のユーザが1または複数の会議を行う。
プロジェクト情報は、プロジェクトアカウントと、プロジェクト名とを含む。プロジェクトアカウントは、プロジェクトを識別するための識別情報である。プロジェクト名は、プロジェクトの名称である。
図5は、ユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報は、会議に参加可能なユーザに関する情報である。
ユーザ情報は、プロジェクトアカウントと、ユーザIDと、ユーザ名と、連絡先情報とを含む。プロジェクトアカウントは、ユーザが属するプロジェクトを識別する情報である。例えば、ユーザは、属しているプロジェクトの下で行われる会議に参加可能であってよい。ユーザIDは、ユーザを識別する情報である。ユーザ名は、ユーザの氏名である。連絡先情報は、会議支援装置30からユーザに情報を送信するためのアドレスである。連絡先情報は、例えばメールアドレスであってもよいし、ソーシャルネットワークサービスのアカウントであってもよいし、電話番号であってもよい。
図6は、機器情報の一例を示す図である。機器情報は、会議に使用可能な機器に関する情報である。会議に使用可能な機器は、例えば、IWB22等である。
機器情報は、機器IDと、設置場所とを含む。機器IDは、機器を識別する識別情報である。設置場所は、機器が設置されている場所である。
図7は、会議情報の一例を示す図である。会議情報は、会議に関する情報である。
会議情報は、プロジェクトアカウントと、会議アカウントと、機器IDと、日時と、会議名と、参加者と、ファシリテータ名とを含む。プロジェクトアカウントは、会議が属するプロジェクトを識別する情報である。会議アカウントは、会議を識別する情報である。機器IDは、会議において使用する機器を識別する情報である。日時は、会議を開催する日時である。会議支援装置30は、機器IDから、会議の場所を特定することができる。
会議名は、会議の名称である。参加者は、会議に参加するユーザである。また、参加者は、参加形態も含む。ファシリテータ名は、会議のファシリテータである。
図8は、議題情報の一例を示す図である。議題情報は、議題に関する情報である。
議題情報は、会議アカウントと、議題番号と、議題名と、詳細情報と、スケジュールと、参加者とを含む。会議アカウントは、議題が属する会議を識別する情報である。議題番号は、議題の進行順序を示す値である。議題番号は、例えば1から昇順で割り当てられる。
議題名は、議題の名称である。詳細情報は、議題において討議する内容を表すテキストである。スケジュールは、議題を討議する期間である。参加者は、議題の討議に参加するユーザである。
図9は、ファイル情報の一例を示す図である。ファイル情報は、会議において出力するファイルを管理するための情報である。
ファイル情報は、会議アカウントと、議題番号と、作成者と、ファイルリンク先とを含む。会議アカウントは、ファイルを使用する会議を識別する情報である。議題番号は、ファイルを使用する予定の議題を識別する番号である。作成者は、ファイルの作成者である。ファイルリンク先は、ファイルが保存されているアドレスである。なお、ファイルは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。
図10は、描画データ情報の一例を示す図である。描画データ情報は、会議中において作成された描画データを管理するための情報である。
描画データ情報は、会議アカウントと、議題番号と、作成日時と、描画データリンク先とを含む。会議アカウントは、描画データを作成した会議を識別する情報である。議題番号は、描画データを作成した議題を識別する番号である。作成日時は、描画データを作成した日時である。描画データリンク先は、描画データが保存されているアドレスである。なお、描画データは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。
図11は、アクションアイテム情報の一例を示す図である。アクションアイテム情報は、ユーザがすべき行動を記述した情報である。
アクションアイテム情報は、会議アカウント、議題番号、担当者、期限、音声データリンク先、テキストデータ、画像データリンク先および作成日時を含む。
会議アカウントは、アクションアイテム情報を生成した会議を識別する情報である。議題番号は、アクションアイテム情報を生成した議題を識別する番号である。担当者は、行動するユーザである。期限は、ユーザがすべき行動を完了させる日時である。
音声データリンク先は、ユーザがすべき行動の内容を示す第1音声データが保存されているアドレスである。なお、第1音声データは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。
テキストデータは、第1音声データをテキスト化した第1テキストデータである。すなわち、テキストデータは、ユーザがすべき行動の内容を示す第1テキストデータである。画像データリンク先は、第1音声データを録音中に機器(IWB22)に表示されていた画像を表す第1機器画像データが保存されているアドレスである。なお、第1機器画像データは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。作成日時は、アクションアイテム情報を作成した日時である。
図12は、結論情報の一例を示す図である。結論情報は、討議の結論を記述した情報である。
結論情報は、会議アカウント、議題番号、音声データリンク先、テキストデータ、画像データリンク先および作成日時を含む。
会議アカウントは、結論情報を生成した会議を識別する情報である。議題番号は、結論情報を生成した議題を識別する番号である。
音声データリンク先は、結論の内容を示す第2音声データが保存されているアドレスである。なお、第2音声データは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。
テキストデータは、第2音声データをテキスト化した第2テキストデータである。すなわち、テキストデータは、結論の内容を示す第2テキストデータである。画像データリンク先は、第2音声データを録音中に機器(IWB22)に表示されていた画像を表す第2機器画像データが保存されているアドレスである。なお、第2機器画像データは、会議支援装置30以外の外部のサーバ等に保存されていてもよい。作成日時は、結論情報を作成した日時である。
図13は、実施形態に係る会議システム10の処理の流れを示すフローチャートである。会議システム10は、図13に示す流れで処理を実行する。
まず、会議システム10は、会議に先立って、会議の準備処理を実行する(S211)。具体的には、会議システム10は、準備処理において、会議情報および議題情報を生成して、登録する。さらに、会議システム10は、準備処理において、会議に使用するファイルを取得するとともに、ファイル情報を生成して登録してもよい。
続いて、会議システム10は、会議中において、会議の支援処理を実行する(S212)。例えば、会議システム10は、会議の開始時刻となると、機器(例えばIWB22)に会議開始情報を送信する。また、例えば、会議システム10は、会議中において、音声データ、動画像データおよび機器画像データの生成および記録を実行する。さらに、会議システム10は、会議中において、議題毎の進行の管理をする。具体的には、会議システム10は、議題が開始されると参加者に議題開始情報を送信する。また、会議システム10は、議題毎に、描画データの保存処理およびファイルの出力をする。また、会議システム10は、議題毎に、アクションアイテム情報および結論情報の生成および保存をする。
続いて、会議システム10は、会議終了後に、会議に関する情報の提供処理を実行する(S213)。例えば、会議システム10は、会議に参加したユーザ等に、会議中に記録した音声データおよび動画像データおよび機器画像データを提供する。さらに、会議システム10は、会議に参加したユーザ等に、会議において生成したアクションアイテム情報および結論情報を提供する。
以上のように、会議システム10は、会議前、会議中および会議後の3段階に分けて処理を実行する。
図14は、準備時の会議システム10の処理の流れの一例を示すシーケンス図である。会議システム10は、会議の準備時において、図14に示す流れで処理を実行する。
まず、ファシリテータは、端末装置20を用いて会議支援装置30へのログイン操作をする。ログイン操作がされると、ファシリテータの端末装置20は、ログイン情報を会議支援装置30に送信する(S221)。会議支援装置30は、ファシリテータの認証が成功すると、準備画面データをファシリテータの端末装置20に送信する(S222)。ファシリテータの端末装置20は、準備画面データを受信すると、準備画面510(詳細後述)を表示する(S223)。
続いて、ファシリテータは、準備画面510を操作することにより、会議名、参加者、使用する機器および開催の日時等を含む会議情報を入力する。続いて、ファシリテータの端末装置20は、入力された会議名等の情報を会議支援装置30に送信する(S224)。会議支援装置30は、入力された会議名等の情報を受信すると、受信した情報に基づき会議情報を生成して登録する(S225)。
続いて、ファシリテータは、会議において討議する議題に関する情報、例えば議題名等を入力する。続いて、ファシリテータの端末装置20は、入力された議題名等の情報を会議支援装置30に送信する(S226)。会議支援装置30は、入力された議題名等の情報を受信すると、受信した情報に基づき議題情報を生成して登録する(S227)。なお、会議において複数の議題について討議をする場合には、ファシリテータは、それぞれの議題について、議題名等の情報を入力する。そして、ファシリテータの端末装置20および会議支援装置30は、それぞれの議題について、S226およびS227の処理を繰り返す。
会議情報および少なくとも1つの議題情報が登録されると、ユーザは、端末装置20を用いて登録された会議情報および議題情報にアクセス可能となる。
まず、ユーザは、端末装置20を用いて会議支援装置30へのログイン操作をする。ログイン操作がされると、ユーザの端末装置20は、ログイン情報を会議支援装置30に送信する(S228)。会議支援装置30は、ユーザの認証が成功すると、準備画面データをそのユーザの端末装置20に送信する(S229)。ユーザの端末装置20は、準備画面データを受信すると、準備画面510を表示する(S230)。
ユーザは、準備画面510を操作することにより、自身の会議への参加形態を入力することができる。ユーザにより参加形態が入力されると、ユーザの端末装置20は、参加形態を会議支援装置30に送信する(S231)。会議支援装置30は、参加形態を受信すると、会議情報にそのユーザの参加形態を登録する(S232)。
また、ユーザは、準備画面510を操作することにより、自身が参加する議題を入力することができる。ユーザにより参加する議題が入力されると、ユーザの端末装置20は、参加する議題の番号を会議支援装置30に送信する(S233)。会議支援装置30は、参加する議題番号を受信すると、対応する議題情報の参加者に、そのユーザを登録する(S234)。
また、ユーザは、準備画面510を操作することにより、会議に使用するファイルを送信することができる。ユーザによりファイルの送信操作がされると、ユーザの端末装置20は、ファイルを会議支援装置30に送信する(S235)。会議支援装置30は、ファイルを受信すると、受信したファイルを所定の記憶領域に保存するとともに、ファイル情報を生成して登録する(S236)。なお、会議支援装置30は、ファイルを外部のサーバ等に保存してもよい。
続いて、ユーザは、準備画面510を操作することにより、会議に使用するファイルを何れかの議題に対応付けることができる。ユーザによりファイルの議題への対応付けの操作がされると、ユーザの端末装置20は、ファイルを使用する議題の番号を会議支援装置30に送信する(S237)。会議支援装置30は、議題番号を受信すると、対応するファイル情報を更新する(S238)。
なお、図14に示した会議の準備時の情報の入力手順は一例である。会議支援装置30は、図14に示した順序以外で各種の情報を受け付け可能である。なお、会議支援装置30は、それぞれのユーザが行う操作を、ファシリテータの端末装置20から受け付けてもよい。
以上のように会議支援装置30によれば、会議に先立って、会議に関する会議情報、会議において討議する議題、参加者および会議において使用するファイルを登録しておくことができる。これにより、会議支援装置30によれば、会議を効率良く進めることができる。
図15は、準備画面510の一例を示す図である。端末装置20からユーザのログイン操作がされた場合、会議支援装置30は、準備画面データを端末装置20に送信して、図15に示すような準備画面510を端末装置20に表示させる。
準備画面510は、例えば、プロジェクト領域512と、会議情報領域514と、ユーザ情報領域516と、議題情報領域518とを含む。
プロジェクト領域512には、プロジェクト名が表示されている。また、プロジェクト領域512には、1または複数の会議ボタン520が表示されている。会議ボタン520は、プロジェクトに属する過去の会議または開催予定の会議を選択するためのボタンである。何れかの会議ボタン520が選択されると、会議情報領域514、ユーザ情報領域516および議題情報領域518には、対応する会議に関する情報が表示される。
また、プロジェクト領域512には、会議追加ボタン522が表示されている。ファシリテータは、新たな会議を開催する場合、会議追加ボタン522を押下する。会議追加ボタン522が押下されると、会議支援装置30は、新規の会議情報を生成して、新たな会議に対応する会議ボタン520をプロジェクト領域512に表示させる。
会議情報領域514には、プロジェクト領域512において選択されている会議についての会議情報が表示される。例えば、会議情報領域514には、会議名、日時および開催場所が表示される。なお、開催場所は、会議において使用する機器(例えばIWB22)が設置されている場所である。
例えば、ファシリテータは、会議情報領域514に表示される情報を新規に入力したり、変更したりすることができる。会議支援装置30は、会議情報領域514に表示される情報が新規に入力されたり、変更されたりした場合には、会議情報を更新する。
ユーザ情報領域516には、会議に参加するユーザに関する情報が表示される。例えば、ユーザ情報領域516は、会議に参加するそれぞれのユーザ毎に、ユーザ個別領域524を含む。それぞれのユーザ個別領域524には、対象のユーザの顔等のアイコン、対象のユーザのユーザ名、対象のユーザの参加形態、および、対象のユーザが参加する議題が表示される。
例えば、対象のユーザまたはファシリテータは、ユーザ個別領域524に表示されている参加形態を変更することができる。会議支援装置30は、ユーザ個別領域524に表示されている参加形態が変更された場合には、会議情報における参加者の参加形態を更新する。
また、例えば、対象のユーザまたはファシリテータは、ユーザ個別領域524に表示されている参加する議題を新規に入力または変更することができる。会議支援装置30は、ユーザ個別領域524に表示されている参加する議題が新規に入力または変更された場合には、対応する議題情報における参加者を更新する。
議題情報領域518には、会議で討議される議題に関する情報が表示される。例えば、議題情報領域518は、会議で討議する議題毎に、議題個別領域526を含む。それぞれの議題個別領域526には、対象の議題の番号、詳細情報およびスケジュールが表示される。
例えば、ファシリテータは、議題個別領域526を押下することができる。何れかの議題個別領域526が押下された場合、会議支援装置30は、議題入力画面530(詳細後述)を表示する。ファシリテータは、議題個別領域526に対して、議題に関する情報を新規入力したり、変更したりすることができる。
また、議題情報領域518には、議題追加ボタン528が表示されている。ファシリテータは、新たな議題を追加する場合、議題追加ボタン528を押下する。議題追加ボタン528が押下されると、会議支援装置30は、新規の議題情報を生成して、議題情報領域518に新たな議題個別領域526を形成する。
図16は、議題入力画面530の一例を示す図である。図15に示した議題個別領域526を押下したり、図15に示した議題追加ボタン528を押下したりした場合、会議支援装置30は、議題入力画面データを端末装置20に送信して、図16に示すような議題入力画面530を端末装置20に表示させる。
議題入力画面530には、議題名、詳細情報、ファイルおよびスケジュールが表示される。ファイルは、その議題で使用されるファイルを示す。ファシリテータは、議題入力画面530を操作して、議題名、詳細情報、ファイルおよびスケジュールを新規に入力または変更することができる。ファシリテータによりこれらの情報が入力または変更された場合、会議支援装置30は、対応する議題情報を更新する。
図17は、ファイルアイコン532を含む準備画面510の一例を示す図である。ファシリテータまたはユーザは、端末装置20を用いて、会議に使用するファイルを会議支援装置30に送信することができる。また、ファシリテータまたはユーザは、会議支援装置30にファイルを送信した場合、端末装置20を用いて、ファイルの作成者を登録する。そして、会議支援装置30は、ファイルおよびファイルの作成者を受信すると、ファイルを所定の記憶領域に記憶させるとともに、そのファイルに関するファイル情報を生成する。
準備画面510におけるユーザ情報領域516には、ファイルの存在を示すファイルアイコン532が表示される。この場合、ファイルアイコン532は、ファイルの作成者のユーザ個別領域524に表示される。これにより、会議支援装置30は、ファイルの作成者をユーザに認識させることができる。
図18は、ファイルアイコン532をドラッグアンドドロップしている状態の準備画面510の一例を示す図である。
ファシリテータまたはユーザは、ユーザ個別領域524に表示されているファイルアイコン532をドラッグアンドドロップにより、何れかの議題個別領域526に移動させることができる。ファイルアイコン532が何れかの議題個別領域526に移動された場合、会議支援装置30は、そのファイルアイコン532により示されるファイルが、移動先の議題個別領域526に対応する議題に使用するファイルであるとして、ファイル情報を更新する。これにより、会議支援装置30は、ファイルを使用する議題の登録を受け付けることができる。
図19は、会議の開始時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図20は、開始画面540の一例を示す図である。会議システム10は、会議の開始時において、図19に示す流れで処理を実行する。
まず、会議支援装置30は、会議の開始時刻であるか否かを判断する(S241)。会議支援装置30は、会議の開始時刻となった場合、会議に使用する機器として登録されているIWB22に開始画面データを送信する(S242)。IWB22は、開始画面データを受信すると、例えば、図20に示すような開始画面540を表示する(S243)。開始画面540には、会議が属するプロジェクトのプロジェクト名、会議名、会議を開催する日時および場所等が表示される。
会議を開始する場合、何れかのユーザは、IWB22に表示された開始画面540に対して所定の開始操作をする(S244)。例えば、ユーザは、開始画面540に表示されたスタートボタン等が押下する。IWB22は、所定の操作がされると、開始指示を会議支援装置30に送信する(S245)。
会議支援装置30は、開始指示を受信すると、機器用会議画面データをIWB22に送信する(S246)。IWB22は、機器用会議画面データを受信すると、会議の進行を支援するための機器用会議画面550(詳細後述)を表示する(S247)。
また、会議支援装置30は、開始指示を受信すると、端末用会議画面データを、会議に参加するユーザが使用するそれぞれの端末装置20に送信する(S248−1、S248−2)。それぞれの端末装置20は、端末用会議画面データを受信すると、会議の進行を支援するための端末用会議画面を表示する(S249−1、S249−2)。
続いて、会議支援装置30は、それぞれの端末装置20から送信された音声データおよび動画像データの記録を受信して、記録を開始する(S250)。さらに、会議支援装置30は、IWB22に表示された画像を表す機器画像データを受信して、記録を開始する。
以後、会議システム10は、IWB22に表示された機器用会議画面550に対する操作に従って、議題毎の討議の進行を支援する。
図21は、機器用会議画面550の一例を示す図である。IWB22は、会議が開始された場合、例えば、図21に示すような機器用会議画面550を表示する。
例えば、機器用会議画面550には、描画ボタン561、保存ボタン562、次議題ボタン563、前議題ボタン564、ファイルボタン565、アクションアイテムボタン566、結論ボタン567、設定ボタン568、および、ユーザボタン569が表示される。これらのボタンは、操作用のボタンである。なお、機器用会議画面550は、これら以外の操作用ボタンを表示してもよい。また、機器用会議画面550は、これらのボタンが全てデフォルトで表示されているのではなく、一部は所定の操作をした場合に表示されてもよい。
描画ボタン561は、機器用会議画面550の作業領域に描画をする場合に押下される。保存ボタン562は、作業領域の描画データを保存する場合に押下される。
次議題ボタン563は、議題を次に進める場合に押下される。前議題ボタン564は、議題を前に戻す場合に押下される。
ファイルボタン565は、ファイルを出力する場合に押下される。アクションアイテムボタン566は、アクションアイテム情報を生成する場合に押下される。結論ボタン567は、結論情報を生成する場合に押下される。
設定ボタン568は、各種の設定の確認および変更をする場合に押下される。ユーザボタン569は、参加者の状況を確認する場合等に押下される。
図22は、描画時および描画データの保存時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図23は、描画データが表示された機器用会議画面550の一例を示す図である。
ユーザは、例えば、描画ボタン561を押下することにより、図23に示すように、機器用会議画面550の作業領域に、文字および図形等を描画することができる。IWB22は、描画ボタン561を押下して描画された文字および図形等を、機器用会議画面550の作業領域に表示する。描画された文字および図形等を表す描画データを保存する場合、会議システム10は、図22に示す流れで処理を実行する。
まず、IWB22は、保存操作を受け付ける(S261)。例えば、IWB22は、保存ボタン562の押下操作を受け付ける。保存操作を受け付けた場合、IWB22は、機器用会議画面550の作業領域に描画されている文字および図形等を表す描画データを生成して、会議支援装置30に送信する(S262)。
続いて、会議支援装置30は、受信した描画データを所定の記憶領域に保存する(S263)。続いて、会議支援装置30は、現在の議題を特定する(S264)。続いて、会議支援装置30は、議題番号、作成日時および描画データリンク先を含む描画データ情報を登録する(S265)。
以上のように、会議システム10は、議題の検討時に描画した文字および図形等を表す描画データを、議題に対応して保存することができる。
図24は、議題変更時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図25は、議題変更操作がされている状態の機器用会議画面550の一例を示す図である。図26は、議題変更後の機器用会議画面550の一例を示す図である。
会議支援装置30は、会議が開始された直後において、議題番号1の議題に設定する。以後、会議支援装置30は、議題の変更操作(例えば、次議題ボタン563の押下操作または前議題ボタン564の押下操作)がされる毎に、議題を変更する。議題を変更する場合、会議システム10は、図24に示す流れで処理を実行する。
まず、IWB22は、議題変更操作を受け付ける(S271)。例えば、IWB22は、図25に示すように、次議題ボタン563の押下操作または前議題ボタン564の押下操作を受け付ける。議題変更操作を受け付けた場合、IWB22は、図26に示すように、機器用会議画面550の作業領域の表示を切り替える(S272)。これにより、IWB22は、議題毎に、作業領域の表示内容を変更することができる。
続いて、IWB22は、変更後の議題を示す議題番号を会議支援装置30に送信する(S273)。続いて、会議支援装置30は、変更後の議題に参加する参加者を特定する(S274)。続いて、会議支援装置30は、変更後の議題に参加する参加者が使用する端末装置20に、議題開始情報を送信する(S275)。これにより、会議システム10は、議題が開始または変更される毎に、参加者に議題の討議が開始されたことを通知することができる。
また、会議支援装置30は、議題に参加している参加者のうち、準参加により議題に参加するユーザに対して議題開始情報を送信してもよい。これにより、会議システム10は、自身に関連する議題について討議に参加するユーザに、自身に関連する議題の討議が開始されたことを通知することができる。
図27は、ファイル出力時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図28は、ファイルリスト画面580が表示された状態の機器用会議画面550の一例を示す図である。図29は、ファイルが表示された状態の機器用会議画面550の一例を示す図である。
会議支援装置30には、会議に先立って、会議に使用するファイルが登録されている。ファイルを出力する場合、会議システム10は、図27に示す流れで処理を実行する。
まず、IWB22は、ファイルの出力操作を受け付ける(S281)。例えば、IWB22は、ファイルボタン565の押下を受け付ける。ファイルの出力操作を受け付けた場合、IWB22は、図28に示すような、ファイルリスト画面580を表示する(S282)。ファイルリスト画面580は、出力可能なファイルを示すファイル名を表示する。ファイルリスト画面580は、対応付けられている議題毎にファイル名をまとめて表示してもよい。ユーザは、ファイルリスト画面580に表示されたファイル名を選択することにより、出力するファイルを選択することができる。
続いて、IWB22は、出力するファイルの選択を受け付ける(S283)。例えば、IWB22は、ファイルリスト画面580に表示されたファイル名のうち、何れか1つのファイル名の選択を受け付ける。
出力するファイルの選択を受け付けると、IWB22は、出力するファイルのファイル名を送信する(S284)。ファイル名を受信すると、会議支援装置30は、ファイル名に対応するファイルを、ファイルが保存されている記憶領域から読み出す(S285)。続いて、会議支援装置30は、読み出したファイルをIWB22に送信する(S286)。続いて、IWB22は、受信したファイルを出力する(S287)。例えば、IWB22は、図29に示すように、受信したファイルを機器用会議画面550の作業領域に表示する。これにより、IWB22は、会議に参加しているユーザにファイルを提示することができる。
また、会議支援装置30は、出力したファイルの作成者を特定する(S288)。続いて、会議支援装置30は、作成者が使用する端末装置20に、ファイル出力情報を送信する(S289)。これにより、会議システム10は、ファイルが出力される毎に、ファイルの作成者に、そのファイルを参照した討議が開始されたことを通知することができる。
また、会議支援装置30は、ファイルの作成者が準参加により会議に参加している場合に、議題開始情報を送信してもよい。これにより、会議システム10は、自身に関連する議題について討議に参加するユーザに、自身に関連するファイルについての討議が開始されたことを通知することができる。
図30は、アクションアイテム入力時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図31は、アクションアイテム入力画面590が表示された状態の機器用会議画面550の一例を示す図である。
会議システム10は、討議によって会議後においてすべき行動が決定された場合、行動毎に、アクションアイテム情報を生成する。アクションアイテム情報を生成する場合、会議システム10は、図30に示す流れで処理を実行する。
まず、IWB22は、アクションアイテム情報の生成操作を受け付ける(S291)。例えば、IWB22は、アクションアイテムボタン566の押下操作を受け付ける。
アクションアイテム情報の生成操作を受け付けた場合、IWB22は、図31に示すような、アクションアイテム入力画面590を表示する(S292)。アクションアイテム入力画面590には、担当者入力ボックス591、期限入力ボックス592、第1音声記録ボタン593、第1OKボタン594および第1キャンセルボタン595が表示されている。
続いて、IWB22は、行動を実行すべき担当者の入力を受け付ける(S293)。例えば、IWB22は、担当者入力ボックス591への担当者名の入力を受け付ける。
続いて、IWB22は、行動を完了すべき期限の入力を受け付ける(S294)。例えば、IWB22は、期限入力ボックス592への期限の入力を受け付ける。
続いて、IWB22は、音声の入力を受け付け、入力された音声を表す第1音声データを生成して記録する(S295、S296)。例えば、IWB22は、第1音声記録ボタン593の押下操作をしている期間中、音声の入力を受け付けて、入力された音声を表す第1音声データを生成する。これにより、IWB22は、実行すべき行動の内容を音声で提供することができる。さらに、IWB22は、第1音声記録ボタン593の押下操作をしている期間中、IWB22に表示されている画像をキャプチャリングして、IWB22に表示されている画像を表す第1機器画像データを生成する。これにより、IWB22は、音声に加えて、IWB22に表示されている画像を、実行すべき行動の内容に含めることができる。
なお、IWB22は、S293、S294およびS295(S296)の処理をどのような順序で受け付けてもよい。
続いて、IWB22は、記録した第1音声データに対して音声認識処理をして、第1音声データに含まれる発話の内容を表す第1テキストデータを生成する(S297)。IWB22は、第1音声データを会議支援装置30または音声認識サーバに送信し、第1テキストデータを取得してもよい。また、IWB22は、得られた第1テキストデータをアクションアイテム入力画面590に表示してもよい。これにより、IWB22は、認識結果が正しいかを確認させることができ、認識結果が誤っている場合には修正をさせることができる。
続いて、IWB22は、作成操作を受け付ける(S298)。例えば、IWB22は、第1OKボタン594の押下を受け付ける。なお、IWB22は、第1キャンセルボタン595が押下された場合には、アクションアイテム情報の生成を終了する。
続いて、IWB22は、入力された担当者、入力された期限、記録した第1音声データ、認識した第1テキストデータおよび記録した第1機器画像データを、会議支援装置30に送信する(S299)。続いて、会議支援装置30は、受信した第1音声データおよび第1機器画像データを所定の記憶領域に保存する(S300)。
続いて、会議支援装置30は、現在の議題を特定する(S301)。続いて、会議支援装置30は、アクションアイテム情報を登録する(S302)。アクションアイテム情報には、議題番号、担当者、期限、第1音声データのアドレスを示す音声データリンク先、第1テキストデータ、第1機器画像データのアドレスを示す画像データリンク先および作成日時が含まれる。
以上のように、会議システム10は、会議後においてすべき行動を示したアクションアイテム情報を、議題毎に生成することができる。これにより、会議システム10によれば、会議後にそれぞれのユーザがすべき行動を、確実に認識させることができる。
図32は、結論入力時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図33は、結論入力画面600が表示された状態の機器用会議画面550の一例を示す図である。
会議システム10は、討議によって、議題の結論が決定された場合、結論情報を生成する。結論情報を生成する場合、会議システム10は、図32に示す流れで処理を実行する。
まず、IWB22は、結論情報の生成操作を受け付ける(S311)。例えば、IWB22は、結論ボタン567の押下操作を受け付ける。
結論情報の生成操作を受け付けた場合、IWB22は、図33に示すような、結論入力画面600を表示する(S312)。結論入力画面600には、第2音声記録ボタン601、テキスト表示ボックス602、第2OKボタン603および第2キャンセルボタン604が表示されている。
続いて、IWB22は、音声の入力を受け付け、入力された音声を表す第2音声データを生成して記録する(S313、S314)。例えば、IWB22は、第2音声記録ボタン601の押下操作をしている期間中、音声の入力を受け付けて、入力された音声を表す第2音声データを生成する。これにより、IWB22は、結論の内容を音声で提供することができる。さらに、IWB22は、第2音声記録ボタン601の押下操作をしている期間中、IWB22に表示されている画像をキャプチャリングして、IWB22に表示されている画像を表す第2機器画像データを生成する。これにより、IWB22は、音声に加えて、IWB22に表示されている画像を、結論の内容に含めることができる。
続いて、IWB22は、記録した第2音声データに対して音声認識処理をして、第2音声データに含まれる発話の内容を表す第2テキストデータを生成する(S315)。IWB22は、第2音声データを会議支援装置30または音声認識サーバに送信し、第2テキストデータを取得してもよい。続いて、IWB22は、得られた第2テキストデータをテキスト表示ボックス602に表示する(S316)。これにより、IWB22は、認識結果が正しいかを確認させることができ、認識結果が誤っている場合には修正をさせることができる。
続いて、IWB22は、作成操作を受け付ける(S317)。例えば、IWB22は、第2OKボタン603の押下を受け付ける。なお、IWB22は、第2キャンセルボタン604が押下された場合には、結論情報の生成を終了する。
続いて、IWB22は、記録した第2音声データ、認識した第2テキストデータおよび記録した第2機器画像データを、会議支援装置30に送信する(S318)。続いて、会議支援装置30は、受信した第2音声データおよび第2機器画像データを所定の記憶領域に保存する(S319)。
続いて、会議支援装置30は、現在の議題を特定する(S320)。続いて、会議支援装置30は、結論情報を登録する(S321)。結論情報には、議題番号、第2音声データのアドレスを示す音声データリンク先、第2テキストデータ、第2機器画像データのアドレスを示す画像データリンク先および作成日時が含まれる。
以上のように、会議システム10は、討議によって決定された結論を示す結論情報を、議題毎に生成することができる。これにより、会議システム10によれば、会議後にそれぞれの議題についての結論を、確実に認識させることができる。
図34は、会議終了時の会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。会議システム10は、会議の終了時において、図34に示す流れで処理を実行する。
会議を終了する場合、何れかのユーザは、IWB22に表示された機器用会議画面550に対して終了操作をする(S331)。終了操作がされると、IWB22は、終了指示を会議支援装置30に送信する(S332)。
会議支援装置30は、終了指示を受信すると、それぞれの端末装置20から送信された音声データおよび動画像データの記録を終了する(S333)。また、会議支援装置30は、機器画像データの記録を終了する。
続いて、会議支援装置30は、終了情報をIWB22に送信する(S334)。IWB22は、終了情報を受信すると、記憶している情報を消去する(S335)。これにより、IWB22は、部外者に情報が知られることを回避することができる。
また、会議支援装置30は、終了情報を会議に参加しているユーザが使用する端末装置20に送信する(S336−1、S336−2)。これにより、会議支援装置30は、会議に参加しているユーザに会議の終了を通知することができる。
図35は、会議後における会議システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。図36は、結果画面の一例を示す図である。図37は、詳細画面の一例を示す図である。
会議システム10では、会議終了後に、会議において生成したアクションアイテム情報および結論情報を端末装置20を用いてユーザに参照させることができる。会議システム10は、会議終了後において、図35に示す流れで処理を実行する。
まず、ユーザは、端末装置20を用いて会議支援装置30へのログイン操作をする。ログイン操作がされた場合、端末装置20は、ログイン情報を会議支援装置30に送信する(S341)。会議支援装置30は、ユーザの認証が成功すると、メイン画面データを端末装置20に送信する(S342)。端末装置20は、メイン画面データを受信すると、メイン画面を表示する(S343)。
ユーザは、メイン画面において、開催済みの会議を選択する(S344)。端末装置20は、ユーザにより開催済みの会議が選択されると、選択した会議に関する情報の取得要求を会議支援装置30に送信する(S345)。
会議支援装置30は、会議に関する情報の取得要求を受信すると、結果画面データを送信する(S346)。結果画面データは、その会議において生成されたアクションアイテム情報のインデックス情報および結論情報のインデックス情報を含む。
端末装置20は、結果画面データを受信すると、例えば図36に示すような結果画面610を表示する(S347)。結果画面610には、選択した会議において決定されたアクションアイテム情報および結論情報のインデックス情報が表示される。アクションアイテム情報のインデックス情報は、例えば、実行すべき行動の要約、担当者および期限である。また、結論情報のインデックス情報は、例えば、結論の内容の要約である。
また、端末装置20は、その端末装置20を使用しているユーザが担当者とされたアクションアイテム情報を、上位に表示する。例えば、端末装置20は、その端末装置20を使用しているユーザが担当者とされたアクションアイテム情報を、画面の上側に表示する。また、モニタ内に全ての情報を表示することができない場合には、端末装置20は、スクロールをすることにより情報を参照できるようにしてもよい。この場合、端末装置20は、その端末装置20を使用しているユーザが担当者とされたアクションアイテム情報を、初期状態で参照されるように結果画面610を表示する。
続いて、ユーザは、結果画面610に表示された何れかのインデックス情報を選択する(S348)。何れかのインデックス情報が選択されると、端末装置20は、選択されたインデックス情報に対応する詳細画面データの取得要求を会議支援装置30に送信する(S349)。会議支援装置30は、取得要求を受信すると、対応する詳細画面データを送信する(S350)。
端末装置20は、詳細画面データを受信すると、例えば図37に示すような詳細画面630を表示する(S351)。詳細画面630は、インデックス領域641と、画像領域642と、詳細領域643とを含む。インデックス領域641には、対応するアクションアイテム情報の要約および担当者、または、対応する結論情報の要約が表示される。
画像領域642には、対応するアクションアイテム情報または対応する結論情報に含まれる画像データリンク先から読み出された機器画像データが表示される。また、詳細領域643には、作成日時、期限、議題番号およびテキストデータが表示される。
また、詳細画面630に表示された再生ボタン644が押下されると、端末装置20は、対応するアクションアイテム情報または対応する結論情報に含まれる音声データリンク先から音声データを読み出して、再生する。
以上のように、会議システム10は、会議後において、会議において生成したアクションアイテム情報および結論情報をユーザに確認させることができる。
図38は、IWB22のハードウェア構成の一例を示す図である。IWB22は、CPU(Central Processing Unit)721と、ROM(Read Only Memory)722と、RAM(Random Access Memory)723と、フラッシュメモリ724と、SSD(Solid State Drive)725と、HD(Hard Disk)726と、HDD(Hard Disk Drive)727と、ネットワークI/F728と、メディアドライブ729と、音声入出力I/F731と、画像入力I/F732と、キャプチャデバイス733と、GPU(Graphics Processing Unit)734と、ディスプレイ720と、ディスプレイコントローラ735と、接触センサ736と、センサコントローラ737と、電子ペンコントローラ738と、バスライン740とを備える。
CPU721は、IWB22の全体の動作を制御する。ROM722は、CPU721により実行されるプログラムを記憶する。RAM723は、CPU721のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ724は、IWB22用の制御プログラム等の各種データを記憶する。IWB22は、フラッシュメモリ724に代えて、EEPROM等を備えてもよい。SSD725は、CPU721の制御に従ってフラッシュメモリ724に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。
HD726は、CPU721により実行されるデータおよびプログラム等を記憶する。HDD727は、CPU721の制御に従ってHD726に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。
ネットワークI/F728は、ネットワークを介した通信を制御する。メディアドライブ729は、IWB22に対して着脱可能なフラッシュメモリ等の記録メディアに対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。音声入出力I/F731は、CPU721の制御に従ってマイクロフォンスピーカ等との間で音信号の入出力を処理する。
画像入力I/F732は、カメラにより撮像された画像を入力する。キャプチャデバイス733は、ディスプレイ720に表示された静止画または動画を取り込む。GPU734は、グラフィクス処理を実行する。GPU734は、ユーザにより入力された情報に応じた画像の描画処理を実行する。また、GPU734は、描画した画像と、CPU721がプログラムを実行することにより表示される画像およびカメラから入力した画像とを合成する処理等を実行する。ディスプレイ720は、情報を表示する。例えば、ディスプレイ720は、フラットパネルディスプレイである。ディスプレイコントローラ735は、GPU734からの出力画像をディスプレイ720へ出力するために画面表示の制御および管理を行う。
接触センサ736は、電子ペンまたはユーザの手によるディスプレイ720に対する接触の操作および情報の入力を検知する。センサコントローラ737は、CPU721の制御に従って接触センサ736の処理を制御する。
電子ペンコントローラ738は、電子ペンと通信することで、ディスプレイ720へのペン先のタッチやペン尻のタッチの有無を判断する。なお、電子ペンコントローラ738が、電子ペンのペン先およびペン尻だけでなく、電子ペンのユーザが握る部分またはその他の電子ペンの部分のタッチの有無を判断するようにしてもよい。
バスライン740は、各構成要素の間を接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
図39は、端末装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。端末装置20は、CPU821と、ROM822と、RAM823と、フラッシュメモリ824と、SSD825と、電源スイッチ826と、ネットワークI/F831と、カメラ832と、撮像素子I/F833と、マイクロホン834と、スピーカ835と、音声入出力I/F836と、タッチパネルディスプレイ820と、ディスプレイI/F838と、入力I/F839と、バスライン840とを備える。
CPU821は、端末装置20の全体の動作を制御する。ROM822は、CPU821により実行されるプログラムを記憶する。RAM823は、CPU821のワークエリアとして使用される。フラッシュメモリ824は、端末装置20用の制御プログラムおよび画像データ等の各種データを記憶する。端末装置20は、フラッシュメモリ824に代えて、EEPROM等を備えてもよい。SSD825は、CPU821の制御に従ってフラッシュメモリ824に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。電源スイッチ826は、端末装置20の電源のオン/オフを切り換えるためのボタンである。
ネットワークI/F831は、ネットワークを介した通信を制御する。カメラ832は、CPU821の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る。撮像素子I/F833は、カメラ832の駆動を制御する。マイクロホン834は、音を入力する。スピーカ835は、音を出力する。音声入出力I/F836は、CPU821の制御に従ってマイクロホン834およびスピーカ835との間で音信号の入出力を処理する。
タッチパネルディスプレイ820は、画像データに応じた画像および操作用アイコン等を表示する。さらに、タッチパネルディスプレイ820は、画面上にされた操作入力を受け付ける。ディスプレイI/F838は、CPU821の制御に従ってタッチパネルディスプレイ820に画像データを伝送する。入力I/F839は、タッチパネルディスプレイ820に対してされた操作入力を検出する。バスライン840は、各構成要素の間を接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
なお、端末装置20がノート型コンピュータ等である場合には、端末装置20は、タッチパネルディスプレイ820に代えて、入力機能を有さないディスプレイを備えてもよい。この場合、端末装置20は、キーボードおよびマウス等の入力デバイスを有する。
図40は、会議支援装置30のハードウェア構成の一例を示す図である。会議支援装置30は、コンピュータまたはサーバ装置等の情報処理装置である。
会議支援装置30は、CPU921と、ROM922と、RAM923と、ネットワークI/F924と、記憶装置925とを備える。CPU921は、会議支援装置30の全体の動作を制御する。ROM922は、CPU921により実行されるプログラムを記憶する。RAM923は、CPU921のワークエリアとして使用される。
ネットワークI/F924は、ネットワークを介した通信を制御する。記憶装置925は、例えばハードディスクドライブ等である。記憶装置925は、会議支援装置30用の制御プログラムおよび会議支援装置30が参照する各種のデータを記憶する。また、記憶装置925は、会議を支援するために必要な各種の管理データ、および、会議において記録される音声データ、動画像データおよび機器画像データを記憶する。
本実施形態の会議支援装置30で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の会議支援装置30で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の会議支援装置30で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、本実施形態のプログラムを、ROM922等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
コンピュータを会議支援装置30として機能させるためのプログラムは、機器画面提供モジュールと、端末画面提供モジュールと、機器操作受付モジュールと、端末操作受付モジュールと、機器画像収集モジュールと、機器画像提供モジュールと、音声収集モジュールと、音声提供モジュールと、動画像収集モジュールと、動画像提供モジュール、会議処理モジュールとを有する。会議処理モジュールは、ユーザ登録モジュールと、会議登録モジュールと、議題登録モジュールと、参加形態登録モジュールと、ファイル登録モジュールと、開始通知モジュールと、議題処理モジュールと、ファイル処理モジュールと、描画データ処理モジュールと、アクションアイテム生成モジュールと、結論生成モジュールと、終了処理モジュールと、結果提供モジュールとを含む。
会議支援装置30は、実際のハードウェアとしてはプロセッサ(CPU921)が記憶媒体(記憶装置925等)からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置(RAM923)上にロードされる。そして、プロセッサ(CPU921)が、機器画面提供部70、端末画面提供部72、機器操作受付部74、端末操作受付部76、機器画像収集部78、機器画像提供部80、音声収集部82、音声提供部84、動画像収集部86、動画像提供部88、会議処理部90(ユーザ登録部110、会議登録部112、議題登録部114、参加形態登録部116、ファイル登録部118、開始通知部120、議題処理部122、ファイル処理部124、描画データ処理部126、アクションアイテム生成部128、結論生成部130、終了処理部132および結果提供部106を含む)として機能する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 会議システム
20 端末装置
22 IWB
30 会議支援装置
42 第1通信部
44 操作入力部
46 画面表示部
48 画像生成部
50 第2通信部
52 集音部
54 撮像部
56 入力部
58 表示部
60 音声出力部
62 第3通信部
64 情報記憶部
70 機器画面提供部
72 端末画面提供部
74 機器操作受付部
76 端末操作受付部
78 機器画像収集部
80 機器画像提供部
82 音声収集部
84 音声提供部
86 動画像収集部
88 動画像提供部
90 会議処理部
102 準備部
104 進行部
106 結果提供部
110 ユーザ登録部
112 会議登録部
114 議題登録部
116 参加形態登録部
118 ファイル登録部
120 開始通知部
122 議題処理部
124 ファイル処理部
126 描画データ処理部
128 アクションアイテム生成部
130 結論生成部
132 終了処理部
510 準備画面
512 プロジェクト領域
514 会議情報領域
516 ユーザ情報領域
518 議題情報領域
520 会議ボタン
522 会議追加ボタン
524 ユーザ個別領域
526 議題個別領域
528 議題追加ボタン
530 議題入力画面
532 ファイルアイコン
540 開始画面
550 機器用会議画面
561 描画ボタン
562 保存ボタン
563 次議題ボタン
564 前議題ボタン
565 ファイルボタン
566 アクションアイテムボタン
567 結論ボタン
568 設定ボタン
569 ユーザボタン
580 ファイルリスト画面
590 アクションアイテム入力画面
591 担当者入力ボックス
592 期限入力ボックス
593 第1音声記録ボタン
594 第1OKボタン
595 第1キャンセルボタン
600 結論入力画面
601 第2音声記録ボタン
602 テキスト表示ボックス
603 第2OKボタン
604 第2キャンセルボタン
610 結果画面
630 詳細画面
641 インデックス領域
642 画像領域
643 詳細領域
644 再生ボタン
20 端末装置
22 IWB
30 会議支援装置
42 第1通信部
44 操作入力部
46 画面表示部
48 画像生成部
50 第2通信部
52 集音部
54 撮像部
56 入力部
58 表示部
60 音声出力部
62 第3通信部
64 情報記憶部
70 機器画面提供部
72 端末画面提供部
74 機器操作受付部
76 端末操作受付部
78 機器画像収集部
80 機器画像提供部
82 音声収集部
84 音声提供部
86 動画像収集部
88 動画像提供部
90 会議処理部
102 準備部
104 進行部
106 結果提供部
110 ユーザ登録部
112 会議登録部
114 議題登録部
116 参加形態登録部
118 ファイル登録部
120 開始通知部
122 議題処理部
124 ファイル処理部
126 描画データ処理部
128 アクションアイテム生成部
130 結論生成部
132 終了処理部
510 準備画面
512 プロジェクト領域
514 会議情報領域
516 ユーザ情報領域
518 議題情報領域
520 会議ボタン
522 会議追加ボタン
524 ユーザ個別領域
526 議題個別領域
528 議題追加ボタン
530 議題入力画面
532 ファイルアイコン
540 開始画面
550 機器用会議画面
561 描画ボタン
562 保存ボタン
563 次議題ボタン
564 前議題ボタン
565 ファイルボタン
566 アクションアイテムボタン
567 結論ボタン
568 設定ボタン
569 ユーザボタン
580 ファイルリスト画面
590 アクションアイテム入力画面
591 担当者入力ボックス
592 期限入力ボックス
593 第1音声記録ボタン
594 第1OKボタン
595 第1キャンセルボタン
600 結論入力画面
601 第2音声記録ボタン
602 テキスト表示ボックス
603 第2OKボタン
604 第2キャンセルボタン
610 結果画面
630 詳細画面
641 インデックス領域
642 画像領域
643 詳細領域
644 再生ボタン
Claims (17)
- ユーザが使用する端末装置とネットワークを介して接続して、会議での複数のユーザによる討議を支援する情報処理装置であって、
前記会議に先立って、前記会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録する議題登録部と、
議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する議題処理部と、
を備える情報処理装置。 - 前記会議に先立って、前記会議に参加するそれぞれのユーザについて、所定の場所において前記会議に参加する直接参加、前記所定の場所とは異なる場所において前記端末装置を利用して前記会議に参加する遠隔参加、または、前記会議における一部の議題について前記所定の場所とは異なる場所において前記端末装置を利用して前記会議に参加する準参加の何れの参加形態により、前記会議に参加するかを登録する参加形態登録部をさらに備え、
前記議題処理部は、開始された議題に参加するユーザのうち、前記準参加により議題に参加するユーザに対して、前記議題開始情報を送信する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記参加形態登録部は、何れかのユーザに対して、前記会議にリアルタイムでは参加しないが後で関連する情報を参照する不参加を、参加形態として登録する
請求項2に記載の情報処理装置。 - 当該装置は、前記所定の場所に設置され、情報を表示する機器がさらに接続され、
前記議題処理部は、前記機器から議題の変更を受け付ける
請求項2または3に記載の情報処理装置。 - 前記会議に先立って、前記機器に表示させるファイルおよび前記ファイルの作成者を登録するファイル登録部と、
前記会議における何れかの議題の進行中において、前記ファイルを前記機器に出力させた場合、前記作成者に対して、前記ファイルを出力したことを示すファイル出力情報を送信するファイル処理部と、
をさらに備える請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記ファイル処理部は、前記準参加により議題に参加している前記作成者に対して、前記ファイル出力情報を送信する
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記会議における何れかの議題の進行中において、アクションアイテム情報の生成が指示された場合、予め定められた操作である第1操作中において集音された音声を表す第1音声データ、および、担当者を示す担当者情報を取得し、取得した前記第1音声データ、前記担当者情報および現在の議題を特定する情報を含む前記アクションアイテム情報を生成し、生成した前記アクションアイテム情報を記憶させるアクションアイテム生成部をさらに備える
請求項4から6の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記アクションアイテム生成部は、前記第1操作中における前記機器に表示された画像を表す第1機器画像データを取得し、取得した前記第1機器画像データをさらに含む前記アクションアイテム情報を生成する
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記アクションアイテム生成部は、前記第1音声データをテキスト化した第1テキストデータを取得し、取得した前記第1テキストデータをさらに含む前記アクションアイテム情報を生成する
請求項7または8に記載の情報処理装置。 - 前記会議における何れかの議題の進行中において、結論の生成が指示された場合、予め定められた操作である第2操作中において集音された音声を表す第2音声データを取得し、取得した前記第2音声データおよび現在の議題を特定する情報を含む結論情報を生成し、生成した前記結論情報を記憶させる結論生成部をさらに備える
請求項7から9の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記結論生成部は、前記第2操作中における前記機器に表示された画像を表す第2機器画像データを取得し、取得した前記第2機器画像データをさらに含む前記結論情報を生成する
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記結論生成部は、前記第2音声データをテキスト化した第2テキストデータを取得し、取得した前記第2テキストデータをさらに含む前記結論情報を生成する
請求項10または11に記載の情報処理装置。 - 前記会議の終了後において、何れかの前記ユーザが使用する前記端末装置から過去の前記会議に関する情報の選択を受けた場合、前記会議において生成した前記アクションアイテム情報および前記結論情報の少なくとも一方を含む結果画面を前記端末装置に表示させる結果提供部を
さらに備える請求項10から12の何れか1項に記載の情報処理装置。 - 前記結果提供部は、前記端末装置を使用する前記ユーザが前記担当者である前記アクションアイテム情報を、上位に表示する
請求項13に記載の情報処理装置。 - 会議に参加するユーザが使用する端末装置と、
所定の場所に設置される機器と、
前記端末装置および前記機器とネットワークを介して接続して、前記会議での複数のユーザによる討議を支援する情報処理装置と
を備える会議システムであって、
前記情報処理装置は、
前記会議に先立って、前記会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録する議題登録部と、
議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する議題処理部と、
を有する会議システム。 - ユーザが使用する端末装置とネットワークを介して接続して、会議での複数のユーザによる討議を支援する情報処理装置において実行される方法であって、
前記情報処理装置が、
前記会議に先立って、前記会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録し、
議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する
処理を実行する方法。 - 情報処理装置を、ユーザが使用する端末装置とネットワークを介して接続して、会議での複数のユーザによる討議を支援する装置として機能させるためのプログラムであって、
前記情報処理装置を、
前記会議に先立って、前記会議で討議すべき少なくとも1つの議題、および、議題毎の討議に参加するユーザを登録する議題登録部と、
議題の変更を受け付けた場合、変更後の議題に参加するユーザに対して、参加している議題が開始することを示す議題開始情報を送信する議題処理部と、
して機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016162228A JP2018032097A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 情報処理装置、会議システム、方法およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016162228A JP2018032097A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 情報処理装置、会議システム、方法およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018032097A true JP2018032097A (ja) | 2018-03-01 |
Family
ID=61304306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016162228A Pending JP2018032097A (ja) | 2016-08-22 | 2016-08-22 | 情報処理装置、会議システム、方法およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018032097A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019175444A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、共用システム、通信方法、及びプログラム |
JP2019175443A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、共用システム、通信方法、及びプログラム |
JP2021189558A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | デジタルア−ツ株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
-
2016
- 2016-08-22 JP JP2016162228A patent/JP2018032097A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019175444A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、共用システム、通信方法、及びプログラム |
JP2019175443A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社リコー | 通信端末、共用システム、通信方法、及びプログラム |
JP7255243B2 (ja) | 2018-03-29 | 2023-04-11 | 株式会社リコー | 通信端末、共用システム、通信方法、及びプログラム |
JP2021189558A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | デジタルア−ツ株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
JP7333769B2 (ja) | 2020-05-26 | 2023-08-25 | デジタルアーツ株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム |
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