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JP2018016506A - 異形断面ガラス繊維の製造装置、及びその製造方法 - Google Patents

異形断面ガラス繊維の製造装置、及びその製造方法 Download PDF

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JP2018016506A JP2016146531A JP2016146531A JP2018016506A JP 2018016506 A JP2018016506 A JP 2018016506A JP 2016146531 A JP2016146531 A JP 2016146531A JP 2016146531 A JP2016146531 A JP 2016146531A JP 2018016506 A JP2018016506 A JP 2018016506A
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Tomomoto Yanase
智基 柳瀬
禅 松浦
Zen Matsuura
禅 松浦
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Nippon Electric Glass Co Ltd
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Abstract

【課題】比較的高温での異形断面ガラス繊維の成形を可能とし、もって異形断面ガラス繊維の生産性の向上を図る。【解決手段】異形断面ガラス繊維の製造装置は、底部に複数のノズル5が設けられたブッシング4を備えている。複数のノズル5のそれぞれは、溶融ガラスGが流出する先端部において、扁平状のノズル孔53と、X方向で対向する一対の長壁部51と、Y方向で対向する一対の短壁部52と、を備え、少なくとも一方の短壁部52に切欠き部54を有する。一のノズル5の切欠き部54が設けられた短壁部52に対向する位置には、切欠き部54を通じて溶融ガラスGを保温する保温手段としての他のノズル5が配置されている。一のノズル5の少なくとも一方の長壁部51に対向する位置には、長壁部51を隔てて溶融ガラスGを冷却する冷却管6が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、異形断面ガラス繊維の製造技術に関するものである。
断面が長円形や楕円形のような扁平形状などの非円形断面を有する異形断面ガラス繊維は、樹脂と混合して複合化した場合に高い補強効果を実現できることから、さまざまな分野で利用されている。
この種の異形断面ガラス繊維は、ノズルから溶融ガラスを引き出しながら冷却することにより製造されるのが一般的である。この際、ノズル先端部のノズル孔の形状が製造されるガラス繊維の断面形状の基礎を形作ることから、異形断面ガラス繊維を製造する場合、ノズル先端部においてノズル孔が扁平状とされることが多い。
しかしながら、扁平状のノズル孔を有するノズルを使用したとしても、ノズルから引き出される溶融ガラスの粘度が不適切であれば、ノズル直下で表面張力により溶融ガラスの断面が丸くなるように形成されやすく、所期の異形断面ガラス繊維を製造することができなくなる。
そこで、例えば、特許文献1には、溶融ガラスの粘度を調整するために、溶融ガラスが流出するノズルの先端部において、扁平状のノズル孔の短径方向で対向する一対の長壁部の少なくとも一方に凹状の切欠き部を設けるとともに、それぞれの長壁部に設けられた切欠き部に対向する位置に冷却手段としての冷却板を設けることが開示されている
特許第5488863号
ところで、特許文献1では、冷却板とノズルに設けられた切欠き部の作用によって溶融ガラスを積極的に冷却することで溶融ガラスの粘度を上げ、ノズルから引き出された溶融ガラスが表面表力によって丸まろうとする力を抑えている。そのため、特許文献1では、比較的低温でガラス繊維を製造することが余儀なくされる。
しかしながら、この場合、溶融ガラスの粘度が低下するので、溶融ガラスの流動性が低下する。その結果、ノズルから溶融ガラスを効率よく引き出すことができず、異形断面ガラス繊維の生産性が低下するという問題がある。
以上の実情に鑑み、本発明は、比較的高温での異形断面ガラス繊維の成形を可能とし、もって異形断面ガラス繊維の生産性の向上を図ることを課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、底部に複数のノズルが設けられたブッシングを備えた異形断面ガラス繊維の製造装置であって、複数のノズルのそれぞれは、溶融ガラスが流出する先端部において、扁平状のノズル孔と、ノズル孔の短径方向で対向する一対の第1の壁部と、ノズル孔の長径方向で対向する一対の第2の壁部と、を備え、少なくとも一方の第2の壁部の少なくとも一部に切欠き部を有し、切欠き部に対向する位置に、切欠き部を通じて溶融ガラスを保温する保温手段が設けられるとともに、少なくとも一方の第1の壁部に対向する位置に、第1の壁部を隔てて溶融ガラスを冷却する冷却手段が設けられていることを特徴とする。ここで、「第2の壁部の少なくとも一部に切欠き部を有し」とは、ノズル先端部において第2の壁部の一部のみに切欠き部を設ける場合と、ノズル先端部において第2の壁部全体を全体に切欠き部を設ける場合(第2の壁部がない場合)との双方を含む意味である。
このような構成によれば、溶融ガラスのうちノズル孔の短径方向に対向する一対の面の少なくとも一方が、冷却手段によって第2の壁部を隔てて冷却されて相対的に低温となる。ここで、冷却手段は、第1の壁部を隔てて溶融ガラスを冷却するため、第1の壁部に切欠き部を設けた場合のように溶融ガラスが過度に冷却されることはない。その一方で、溶融ガラスのうちノズル孔の長径方向に対向する一対の面(長径方向の両端部)の少なくとも一方が、保温手段によって第1の壁部に設けられた切欠き部を通じて保温されて相対的に高温となる。このように温度差が形成さると、相対的に高温である溶融ガラスの長径方向に対向する面側に溶融ガラスを引き寄せる力が働く。そのため、ノズルから引き出された溶融ガラスには長径方向と短径方向で収縮量に差が生じ、異形断面ガラス繊維となる。すなわち、このように保温と冷却を併用して温度差を設けることで、溶融ガラスGを過度に冷却しなくても異形断面ガラス繊維を製造することができる。したがって、比較的高温でも異形断面ガラス繊維を製造することができる。
上記の構成において、切欠き部は、一対の第2の壁部のそれぞれに設けられていてもよい。このようにすれば、溶融ガラスが、ノズル孔の長径方向の両側に引っ張られるので、より扁平比(長径寸法/短径寸法)の高い異形断面ガラス繊維を製造することができる。
上記の構成において、複数のノズルのうち、一のノズルの保温手段は、隣接する他のノズルであってもよい。すなわち、ノズル自体が熱源であるため、保温手段として用いれば、ブッシングの下部空間に保温手段としてのみ機能する専用の熱源を別途設ける必要がなくなる。
上記の構成において、一のノズルの切欠き部と、他のノズルの切欠き部とが、互いに対向していることが好ましい。このようにすれば、他のノズルが一のノズルの保温手段になると同時に、一のノズルが他のノズルの保温手段にもなる。
上記の構成において、長径方向を同一方向に向けた複数のノズルを長径方向に延びる同一直線上に配置してなるノズル列が、平行に複数列配置されるとともに、冷却手段が、隣接するノズル列の間に、ノズル列と平行に配置されていてもよい。このようにすれば、冷却手段の数を減らしつつ、ブッシングにノズルを密に配置できるため、異形断面ガラス繊維を効率よく製造することができる。
上記の構成において、長径方向で隣接するノズル間の距離は、0.5mm〜10mmであることが好ましい。すなわち、当該距離が0.5mm以上であれば、隣接するノズルによって製造される異形断面ガラス繊維同士が接合しにくくなり、異形断面ガラス繊維を安定的に製造することができる。また、当該距離が10mm以下であれば、隣接するノズル同士が離れすぎず、ノズルによる保温効果を十分に得ることができる。
上記の構成において、短径方向で隣接するノズルと冷却手段の間の距離は、1mm〜30mmであることが好ましい。すなわち、当該距離が1mm以上であれば、冷却手段によってノズルの第2の壁部側が冷却されにくくなるので、溶融ガラスのうちノズル孔の短径方向に対向する面と、溶融ガラスのうちノズル孔の長径方向に対向する面との間で温度差を付けやすく、異形断面ガラス繊維を製造しやすくなる。また、当該距離が30mm以下であれば、冷却手段によるノズルの第1の壁部の冷却効果を確保しつつ、ブッシングに配置できるノズルの数を十分に確保することができるので、異形断面ガラス繊維を生産性が向上する。
上記の構成において、短径方向で隣接するノズルと冷却手段の間の距離が、長径方向で隣接するノズル間の距離よりも大きいことが好ましい。このようにすれば、ノズルによる保温効果が、冷却手段による冷却効果よりも相対的に強くなる。すなわち、ノズルによる保温効果を十分に発揮することができる。異形断面ガラス繊維を製造する上では、保温効果と冷却効果がこのような関係性を満たすことが好ましい。
上記の構成において、ノズル孔は、スリット部と、スリット部の長径方向の両端部に設けられ、スリット部よりも短径方向の寸法が大きい拡大部とを備えていてもよい。このようにすれば、ノズル孔の長径方向の両端部において溶融ガラスの流量が増えるため、溶融ガラスのうちノズル孔の長径方向に対向する面が冷えにくくなる。そのため、保温手段との相乗効果により、溶融ガラスのうちノズル孔の短径方向に対向する面と、溶融ガラスのうちノズル孔の長径方向に対向する面との間でより大きな温度差を付けやすくなる。したがって、扁平比の高い異形断面ガラス繊維を製造しやすくなる。
上記課題を解決するために創案された本発明は、ノズルから溶融ガラスを引き出して異形断面ガラス繊維を製造する異形断面ガラス繊維の製造方法であって、ノズルは、溶融ガラスが流出する先端部において、扁平状のノズル孔と、ノズル孔の短径方向で対向する一対の第1の壁部と、ノズル孔の長径方向で対向する一対の第2の壁部と、を備え、少なくとも一方の第2の壁部の少なくとも一部に切欠き部を有し、ノズルから溶融ガラスを引き出す際に、切欠き部を通じて溶融ガラスを保温するとともに、少なくとも一方の第1の壁部を隔てて溶融ガラスを冷却することを特徴とする。このような構成によれば、既に述べた対応する構成と同様の効果を享受することができる。
上記の構成において、成形温度において、溶融ガラスは、102.5〜103・5dPa・sの粘度を有することが好ましい。すなわち、103・5dPa・s以下であれば、溶融ガラスの粘度が高くなりすぎないため、ガラス繊維の成形性を良好に維持することができる。また、102.5dPa・s以上であれば、溶融ガラスの粘度が低くなりすぎないため、溶融ガラスが表面表力によって円形断面に戻ろうとする力が弱められ、ガラス繊維の扁平比を高めることができる。
以上の本発明によれば、比較的高温での異形断面ガラス繊維の成形が可能になるため、異形断面ガラス繊維の生産性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る異形断面ガラス繊維製造装置を示す断面図である。 図1のノズル周辺を拡大して示す断面図である。 図1のノズル周辺を拡大して示す底面図である。 本発明の第1の実施形態に係るノズルを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)は(a)のA1−A1断面図、(c)は(b)のB1−B1断面図、(d)は(b)のC1−C1断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るノズルを示す図であって、(a)はその斜視図、(b)は(a)のA2−A2断面図、(c)は(b)のB2−B2断面図、(d)は(b)のC2−C2断面図である。 本発明の第3の実施形態に係るノズルを示す図であって、(a)はその縦断面図、(b)は(a)のB3−B3断面図、(c)は(a)のC3−C3断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るノズルを示す図であって、a)はその縦断面図、(b)は(a)のB4−B4断面図、(c)は(a)のC4−C4断面図である。 本発明の第5の実施形態に係るノズルを示す図であって、a)はその縦断面図、(b)は(a)のB5−B5断面図、(c)は(a)のC5−C5断面図である。 本発明の第6の実施形態に係るノズルを示す図であって、a)はその縦断面図、(b)は(a)のB6−B6断面図、(c)は(a)のC6−C6断面図である。 本発明の第7の実施形態に係るノズルを示す図であって、a)はその縦断面図、(b)は(a)のB7−B7断面図、(c)は(a)のC3−C3断面図である。 本発明の第8の実施形態に係るノズルを示す図であって、a)はその縦断面図、(b)は(a)のB8−B8断面図、(c)は(a)のC8−C8断面図である。 (a)及び(b)は、異形断面ガラス繊維の一例を模式的に示す断面図である。 ブッシングに対するノズル配列態様の変形例を説明するための図である。 (a)及び(b)は、ブッシングに対するノズル配列態様の変形例を説明するための図である。 (a)及び(b)は、ブッシングに対するノズル配列態様の変形例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面に基づいて説明する。
(異形断面ガラス繊維の製造装置及び製造方法の一実施形態)
図1に示すように、本実施形態に係る異形断面ガラス繊維製造装置は、ガラス溶融炉1と、ガラス溶融炉1に接続されたフォアハース2と、フォアハース2に接続されたフィーダー3とを備えている。ここで、図1に示すXYZからなる直交座標系において、X方向及びY方向は水平方向であり、Z方向が鉛直方向である(以下、同様)。
溶融ガラスGは、ガラス溶融炉1及びフォアハース2を通じてフィーダー3に供給されると共に、フィーダー3内に貯留される。図1では1つのフィーダー3を図示しているが、ガラス溶融炉には複数のフィーダー3が接続されていてもよい。
この実施形態では、溶融ガラスGはEガラスからなるが、Dガラス、Sガラス、ARガラス、Cガラス等の他のガラス材質であってもよい。
フィーダー3の底部は、ブッシング4によって構成されている。ブッシング4は、ブッシングブロック等を介してフィーダー3に取り付けつけられている。ブッシング4の底部には、複数のノズル5が設けられている。各ノズル5の近傍には冷却手段としての冷却管6が設けられている。
ブッシング4に設けられた複数のノズル5からフィーダー3内に貯留された溶融ガラスGが下方に引き出され、ガラス繊維(モノフィラメント)Gmが製造される。この際、成形温度における溶融ガラスGの粘度は、102.5〜103・5dPa・s(好ましくは102.7〜103・2dPa・s)の範囲内に設定される。なお、成形温度における溶融ガラスGの粘度は、ノズル5に流入する位置における溶融ガラスGの粘度とする。ガラス繊維Gmの表面には、図示しないアプリケータにより集束剤が塗布されるとともに、100〜10000本が1本のストランドGsに紡糸される。紡糸されたストランドGsは、巻き取り装置のボビン7に繊維束Grとして巻き取られる。ストランドGsは、例えば、1〜20mm程度の所定長に切断され、チョップドストランドとして利用される。
ガラス溶融炉1、フォアハース2、フィーダー3、ブッシング4、ノズル5及び冷却管6は、少なくとも一部が白金又は白金合金(例えば、白金ロジウム合金)により形成されている。
溶融ガラスGの粘度を調整するために、フォアハース2、フィーダー3およびブッシング4の中から選ばれた一又は複数の要素を通電加熱などで加熱してもよい。
図2及び図3に示すように、ノズル5は、先端部(下側部分)において、X方向で対向する一対の長壁部(第1の壁部)51と、Y方向で対向する一対の短壁部(第2の壁部)52と、長壁部51と短壁部52で区画形成された扁平状のノズル孔53とを備えている。各々の短壁部52には切欠き部54が設けられており、ノズル孔53のY方向の両端部が切欠き部54を通じてノズル5の外部空間に連通している(図3を参照)。この実施形態では、ノズル孔53の長径方向はY方向と一致しており、ノズル孔53の短径方向はX方向と一致している。また、この実施形態では、短壁部52のX方向寸法は長壁部51のY方向寸法よりも短い。もちろん、壁部51,52のこれら寸法関係は特に限定されるものではない。
冷却管6は、その内部に流体としての冷却水Fを流通(例えば循環)させて冷却作用を及ぼすようになっている。冷却管6は、板状体であって、その板面が上下方向に沿うように配置されている。冷却管6は、この実施形態では、ブッシング4の底部に一体的に設けられているが、ブッシング4の底部から離して設けてもよい。また、冷却管6は、円管状体であってもよい。冷却管6のZ方向(高さ)位置は、溶融ガラスGの冷却条件に応じて適宜調整することができる。例えば、冷却管6は、ノズル5から引き出された溶融ガラスGに直接対面しないようにノズル5に跨るように配置されていてもよい。冷却手段は、冷却管6に限らず、冷却フィンなどであってもよい。
この実施形態では、図3に示すように、ブッシング4の底部において、複数のノズル列LがX方向に間隔を置いて平行に配置されている。各ノズル列Lは、ノズル孔53の長径方向をY方向に向けた複数のノズル5をY方向に延びる同一直線上に配置することで構成される。冷却管6は、X方向に隣接するノズル列Lの間に、ノズル列Lと平行に配置されている。これにより、冷却管6が長壁部51に対向し、長壁部51を隔ててノズル5内を流通する溶融ガラスGが冷却されるようになっている。詳細には、長壁部51には切欠き部が設けられていないため、ノズル5内を流通する溶融ガラスGは、冷却管6によって冷やされた長壁部51を介して間接的に冷却される。なお、冷却管6は、ブッシング4やノズル5を冷却し、これらの熱劣化を抑えて耐久性を高める機能もある。
この実施形態では、図3に示すように、ノズル列Lのうち、一のノズル5の切欠き部54が設けられた短壁部52に対向する位置に、Y方向に隣接する他のノズル5が配置されている。各ノズル5は熱源であるため、他のノズル5は一のノズル5の切欠き部54を通じて一のノズル5内を流通する溶融ガラスGを保温する保温手段として機能する。また、この実施形態では、一のノズル5の切欠き部54が設けられた短壁部52と、他のノズル5の切欠き部54が設けられた短壁部52とが、互いに対向している。そのため、他のノズル5が一のノズル5の保温手段になると同時に、一のノズル5が他のノズル5の保温手段にもなる。保温手段は、ノズル5に限られず、電熱線等からなるヒーターであってもよい。
ここで、Y方向で隣接するノズル5間の距離Syは、0.5mm〜10mmであることが好ましい。距離Syの下限値は、0.7mm、1.0mm、2.0mm、3.0mmであることがより好ましい。距離Syの上限値は、8mm、7mm、5mmであることがより好ましい。また、X方向で隣接するノズル5と冷却管6の間の距離Sxは、1mm〜30mmであることが好ましい。距離Sxの下限値は、2mm、3mm、4mm、5mmであることがより好ましい。距離Sxの上限値は、25mm、20mm、15mm、10mmであることがより好ましい。さらに、距離Sxは、距離Syよりも大きいことが好ましい。
以上のような構成によれば、一のノズル5内を流通する溶融ガラスGのうち、X方向に対向する一対の面のそれぞれが、冷却管6によって長壁部51を隔てて冷却されて相対的に低温となる。その一方で、一のノズル5内を流通する溶融ガラスGのうち、Y方向に対向する一対の面(Y方向の両端部)のそれぞれが、隣接する他のノズル5によって短壁部52に設けられた切欠き部54を通じて保温されて相対的に高温となる。このように温度差が形成さると、相対的に高温である溶融ガラスGのY方向の両端部に溶融ガラスGを引き寄せる力が働く。そのため、ノズル5から引き出された溶融ガラスGにはX方向とY方向で収縮量に差が生じ、異形断面ガラス繊維Gmとなる。すなわち、このように保温と冷却を併用して温度差を設けることで、溶融ガラスGを過度に冷却しなくても異形断面ガラス繊維Gmを製造することができる。したがって、上述したように、溶融ガラスGの粘度が102.5〜103・5dPa・sになるような比較的高温でも異形断面ガラス繊維Gmを製造することができる。
(ノズルの第1の実施形態)
図4(a)〜(d)に示すように、ノズル5は、全体として直方体をなし、X方向で対向する一対の長壁部51と、Y方向で対向する一対の短壁部52によって、Z方向に連通するノズル孔53を区画形成している。ノズル5の先端部において、一対の短壁部52のそれぞれのX方向の中心部には、凹状の切欠き部54が設けられている。換言すれば、切欠き部54のX方向両側には、切欠き部54の形成されていない短壁部52が位置している。ノズル孔53のY方向の両端部が切欠き部54を通じてノズル5の外部空間に連通している。ノズル孔53内を流通する溶融ガラスGの一部は、ノズル5の先端部において、切欠き部54内に進入するとともに、短壁部52によってX方向の両側から挟持された状態となる。その結果、溶融ガラスGがY方向に収縮しにくくなる。この実施形態では、ノズル孔53は、扁平な長円形(又は楕円)であり、Z方向で一定の形状である。図4(d)に示すように、ノズル5の先端部において、ノズル孔53は、Y方向寸法(長径寸法)aに対するX方向寸法(短径寸法)bの比率(a/b)が1.5〜20(好ましくは3〜10)の範囲である。なお、図示例では、切欠き部54のX方向寸法がノズル孔53のX方向寸法よりも小さくなっているが、同じであってもよいし大きくてもよい。
ノズル5は、先端部において長壁部51と短壁部52によって区画形成された扁平状のノズル孔53を有していれば、基端部(上側部分)の形状は先端部の形状と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
ノズル5の切欠き部54の形状は種々変形可能である。以下、その変形例を説明する。
(ノズルの第2の実施形態)
図5(a)〜(d)に示すように、ノズル5の先端部において、各々の短壁部52の全体に切欠き部54が設けられていてもよい。すなわち、この実施形態では、ノズル5の先端部において、短壁部52がない状態となっている。これにより、切欠き部54とノズル5の外部空間の境界がなく、切欠き部54がノズル5の外部空間の一部を構成している。そのため、ノズル孔53のY方向両端部がノズル5の外部空間に直接連通している。ノズル孔53内を流通する溶融ガラスGの一部は、ノズル5の先端部において、ノズル孔53のY方向両端部からノズル5の外部空間に漏れ出して、図5(d)に示すように、溜り部Gtを形成する。これにより、溜り部Gtがストッパーとなって、溶融ガラスGがY方向に収縮しにくくなる。この実施形態では、ノズル孔53は、扁平な長円形(又は楕円)であり、Z方向で一定の形状である。
ノズル孔53の形状は種々変形可能である。以下にその変形例を説明する。なお、切欠き部54の形状は、図4(a)〜(d)に示した形状を例にとって説明するが、これに限定されるものではなく、例えば、図5(a)〜(d)に示した形状であってもよい。
(ノズルの第3の実施形態)
図6(a)〜(c)に示すように、ノズル孔53は、Y方向に細長いスリット部53aと、スリット部53aの両端部に設けられ、スリット部53aよりもX方向の寸法が大きい拡大部53bとを有していてもよい。具体的には、この実施形態では、ノズル孔53は、拡大部53bが円形状をなすダンベル形状であり、Z方向で一定の形状である。なお、切欠き部54が形成されるノズル5の先端部において、Y方向の流路面積が実質的に同じになるようにノズル孔53の形状を長円形等に変化させてもよい。この場合、ノズル孔53の流路は、先端部のノズル孔53の流路内に全て含まれるものとする。
(ノズルの第4の実施形態)
図7(a)〜(c)に示すように、ノズル5の基端部において、ノズル孔53は、Y方向の中心から両端部に向かって流路面積が漸次拡大する面積変化部53cを有していてもよい。具体的には、この実施形態では、ノズル孔53は2つの二等辺三角形のそれぞれの頂点を突き合わせ、かつ、頂角の二等分線を同一直線上(Y方向)に配置した形状である。図7(c)に示すように、切欠き部54が形成されるノズル5の先端部において、Y方向の流路面積が実質的に同じになるようにノズル孔53の形状を変化させてもよい(図示例では矩形状)。この場合、図7(b)に示す基端部のノズル孔53の流路は、図7(c)に示す先端部のノズル孔53の流路内に全て含まれるものとする。
(ノズルの第5の実施形態)
図8(a)〜(c)に示すように、ノズル孔53は、Z方向で一定の形状となる矩形状であってもよい。
(ノズルの第6の実施形態)
図9(a)〜(c)に示すように、ノズル5の基端部において、ノズル孔53は複数のノズル孔53dに分割されていてもよい。詳細には、ノズル孔53dは円形状であり、Y方向の両端部と中心部に間隔を置いて設けられている。図9(c)に示すように、切欠き部54が形成されるノズル5の先端部において、分割された複数のノズル孔53dが一つに合流するようにノズル孔53の形状を変化させてもよい(図示例では長円形)。この場合、図9(b)に示す基端部のノズル孔53の流路は、図9(c)に示す先端部のノズル孔53の流路内に全て含まれるものとする。
(ノズルの第7の実施形態)
図10(a)〜(c)に示すように、ノズル孔53は、流路面積の大きい大面積部53eと、流路面積の小さい小面積部53fとをY方向に交互に有していてもよい。詳細には、この実施形態では、円形状の大面積部53eがY方向の両端部と中心部に設けられおり、隣り合う大面積部53eの間に、両側の大面積部53eと接するように円形状の小面積部53fが設けられている。図10(c)に示すように、切欠き部54が形成されるノズル5の先端部において、Y方向の流路面積が実質的に同じになるようにノズル孔53の形状を変化させてもよい(図示例では長円形)。この場合、図10(b)に示す基端部のノズル孔53の流路は、図10(c)に示す先端部のノズル孔53の流路内に全て含まれるものとする。
(ノズルの第8の実施形態)
図11(a)〜(c)に示すように、ノズル孔53は、Y方向の中心から両端部に向かって流路面積が漸次縮小する面積変化部53gを有していてもよい。具体的には、この実施形態では、ノズル孔53の形状はひし形状である。この場合、図11(c)に示すように、切欠き部54が形成されるノズル5の先端部において、Y方向の流路面積が実施的に同じになるようにノズル孔53の形状を変化させてもよい(図示例では長円形)。この場合、図11(b)に示す基端部のノズル孔53の流路は、図11(c)に示す先端部のノズル孔53の流路内に全て含まれるものとする。
以上のような製造装置のノズル5から溶融ガラスGを引き出して製造されたガラス繊維Gmは、図12(a)及び(b)に示すように、断面(引き出し方向に垂直な横断面)が扁平形状をなす異形断面を有する。この実施形態では、ガラス繊維Gmの断面における長径をA、短径をBとした場合に、断面形状の扁平比(A/B)が3〜10(好ましくは4〜8)の範囲内となっている。そして、このようなガラス繊維GmからなるストランドGsであれば、例えば3mm長に切断してチョップドストランドとすれば、電子制御デバイスの筐体など寸法精度の要求の厳しい部品を得るために必要な複合材の強化材として好適な性質を有する。そのため、射出成形後の筐体の歪みを低減したり、強度を向上したりする効果が得られる。
また、この実施形態では、ガラス繊維Gmの扁平比のばらつきσを扁平比の平均値で割った値を百分率で表した値は15%以下である。すなわち、ばらつきが少ないガラス繊維Gmを得ることができる。なお、ガラス繊維Gmの扁平比のばらつきσを扁平比の平均値で割った値を百分率で表した値は、10%以下であることがより好ましい。
ここで、ガラス繊維Gmの扁平比は次のように測定する。まず、ガラス繊維Gmの断面を観察するため、Kulzer社製の常温硬化樹脂テクノビットにガラス繊維Gmを垂直に埋設し、樹脂硬化後に研磨を行う。次に、偏光顕微鏡でガラス繊維Gmの断面形状を観察するとともに、三谷商事株式会社製画像処理ソフトWinROOFを用いて観察したガラス繊維Gmの長径および短径のそれぞれの長さを測定し、扁平比(長径/短径)を算出する。また、扁平比のばらつきσは50本のガラス繊維Gmの断面を観察して得た扁平比から算出した標準偏差とする。
図4(a)〜(d)に示したノズル5と、図5(a)〜(d)に示したノズル5とを用いて実際に異形断面ガラス繊維を製造した。製造に際し、ノズル5の先端部におけるノズル孔53の扁平比a/b(図4(d)を参照)、長径方向で隣接するノズル5間の距離Sy(図3を参照)、および短径方向で隣接するノズル5と冷却管6の間の距離Sx(図3を参照)を種々調整し、製造された異形断面ガラス繊維の扁平比A/B(図12(a),(b)を参照)を評価した。その結果を表1に示す。なお、表1では、ノズル形状として、図4(a)〜(d)に示したノズル5を用いたものを「T1」、図5(a)〜(d)に示したノズル5を用いたものを「T2」として記載している。
Figure 2018016506
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の形態において実施することができる。
上記の実施形態では、図3に示したように、各々のノズル列に含まれる個々のノズル5のY方向位置を揃えて配置されているが、図13に示すように、各々のノズル列に含まれる個々のノズル5のY方向位置はずらして配置してもよい。詳細には、図13では、一のノズル列Lに含まれるY方向に隣接するノズル5の間に、隣接する他のノズル列Lに含まれるノズル5のY方向位置がくるように配置態様が調整されている。
上記の実施形態では、図3に示したように、冷却管6が1列のノズル列L毎に配置されているが、図14(a)及び(b)に示すように、冷却管6は複数列のノズル列L毎に配置されていてもよい。なお、図14(a)及び(b)では、冷却管6が2列のノズル列L毎に配置されている。この場合、1つのノズル列Lの片側のみに冷却管6が配置される。
上記の実施形態では、図3に示したように、ノズル5の一対の短壁部52のそれぞれに切欠き部54を設けているが、一方の短壁部52のみに切欠き部54を設けてもよい。この場合、図15(a)に示すように、一のノズル5の切欠き部54と、隣接する他のノズル5の切欠き部54が形成されていない側の短壁部52とが互いに対向していてもよいし、図15(b)に示すように、一のノズル5の切欠き部54と、隣接する他のノズル5の切欠き部54とが互いに対向していてもよい。後者の場合、別の位置では、一のノズル5の切欠き部54の形成されていない側の短壁部52と、他のノズル5の切欠き部54の形成されていない側の短壁部52とが互いに対向する場合もある。
1 ガラス溶融炉
2 フォアハース
3 フィーダー
4 ブッシング
5 ノズル
51 長壁部(第1の壁部)
52 短壁部(第2の壁部)
53 ノズル孔
54 切欠き部
6 冷却管
7 ボビン
G 溶融ガラス
Gm ガラス繊維
Gs ストランド
Gr 繊維束
F 冷却水

Claims (12)

  1. 底部に複数のノズルが設けられたブッシングを備えた異形断面ガラス繊維の製造装置であって、
    前記複数のノズルのそれぞれは、溶融ガラスが流出する先端部において、扁平状のノズル孔と、前記ノズル孔の短径方向で対向する一対の第1の壁部と、前記ノズル孔の長径方向で対向する一対の第2の壁部と、を備え、少なくとも一方の前記第2の壁部の少なくとも一部に切欠き部を有し、
    前記切欠き部に対向する位置に、前記切欠き部を通じて前記溶融ガラスを保温する保温手段が設けられるとともに、少なくとも一方の前記第1の壁部に対向する位置に、前記第1の壁部を隔てて前記溶融ガラスを冷却する冷却手段が設けられていることを特徴とする異形断面ガラス繊維の製造装置。
  2. 前記切欠き部が、一対の前記第2の壁部のそれぞれに設けられていることを特徴とする請求項1に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  3. 前記複数のノズルのうち、一のノズルの前記保温手段が、隣接する他のノズルであることを特徴とする請求項1又は2に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  4. 前記一のノズルの前記切欠き部と、前記他のノズルの前記切欠き部とが、互いに対向していることを特徴とする請求項3に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  5. 前記長径方向を同一方向に向けた複数の前記ノズルを前記長径方向に延びる同一直線上に配置してなるノズル列が、平行に複数列配置されるとともに、
    前記冷却手段が、隣接する前記ノズル列の間に、前記ノズル列と平行に配置されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の異形断面ガラス繊維製造装置。
  6. 前記長径方向で隣接する前記ノズル間の距離が、0.5mm〜10mmであることを特徴とする請求項5に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  7. 前記短径方向で隣接する前記ノズルと前記冷却手段の間の距離が、1mm〜30mmであることを特徴とする請求項5又は6に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  8. 前記短径方向で隣接する前記ノズルと前記冷却手段の間の距離が、前記長径方向で隣接する前記ノズル間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  9. 前記ノズル孔は、スリット部と、前記スリット部の前記長径方向の両端部に設けられ、前記スリット部よりも前記短径方向の寸法が大きい拡大部とを備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の異形断面ガラス繊維の製造装置。
  10. ノズルから溶融ガラスを引き出して異形断面ガラス繊維を製造する異形断面ガラス繊維の製造方法であって、
    前記ノズルは、溶融ガラスが流出する先端部において、扁平状のノズル孔と、前記ノズル孔の短径方向で対向する一対の第1の壁部と、前記ノズル孔の長径方向で対向する一対の第2の壁部と、を備え、少なくとも一方の前記第2の壁部の少なくとも一部に切欠き部を有し、
    前記ノズルから前記溶融ガラスを引き出す際に、前記切欠き部を通じて前記溶融ガラスを保温するとともに、少なくとも一方の前記第1の壁部を隔てて前記溶融ガラスを冷却することを特徴とする異形断面ガラス繊維製造方法。
  11. 前記溶融ガラスがEガラスであることを特徴とする請求項10に記載の異形断面ガラス繊維の製造方法。
  12. 成形温度において、前記溶融ガラスの粘度が102.5〜103・5dPa・sであることを特徴とする請求項10又は11に記載の異形断面ガラス繊維の製造方法。
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