JP2018002208A - エアゾール容器の噴射機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】より簡易な構成により延長ノズルをエアゾール容器の噴射機構に設ける。【解決手段】エアゾール容器の上端部に設けられた押しボタン式噴射機構又はトリガー式噴射機構に、噴射口11が設けられている噴射口部12の部位に延長ノズル20を設け、この延長ノズル20は噴射口部12で回動自在に連結され、延長ノズル20を下向きに回動して折り畳んだ状態で噴射口11から内容物が噴射可能となり、延長ノズル20を上向きに回動して延長ノズル20の基端開口部が噴射口11と合致した状態で延長ノズル20の先端開口部26から内容物が噴射可能となる。噴射口部12は略円柱形状を有し、延長ノズル20の基端面は噴射口部12の周側面を摺動する曲面から成り、延長ノズル20の基端面の両側から基端側に延長する両腕部22, 22が噴射口部12の両端面に軸着される。【選択図】図1
Description
本発明は、エアゾール容器の上端部に設けられた押しボタン式噴射機構又はトリガー式噴射機構の噴射口に延長ノズルを設けたエアゾール容器の噴射機構に関するものである。
従来の最も単純な延長ノズルとしては、エアゾール容器の上端部に設けられた、例えば押しボタン式噴射機構であれば、その内容物の噴射口に細い合成樹脂製のチューブの一方端部を嵌合させて延長ノズルとし、その延長ノズルの先端開口部を狭い隙間等に差し込んで内容物を噴霧する形式のものがあった。
このタイプのものは、延長ノズルと噴霧機構とが別体のものである。
このタイプのものは、延長ノズルと噴霧機構とが別体のものである。
下記特許文献に記載の「噴出操作機構」は、延長ノズルが噴射機構に合体されたもので、2ウェイのノズル部を一つのトリガー式噴射機構で選択式に使用できるようにしたものである。
即ち、通常噴出用の短尺ノズル部とこれよりも長い例えば隙間噴出用の長尺ノズル部とを備えたロータリー(可動出力部)を操作回動部に取り付け、短尺ノズル部の使用時にはロータリーをトリガーレバーに当接するようにして、トリガーレバーを引くと内容物は短尺ノズルから噴出する。この短尺ノズル部の使用時、ロータリーの操作部を引くとトリガーレバーが押圧され内容物が噴出するのである。
他方、ロータリーを上方に回動して略水平状態とし、トリガーレバーを引くと内容物は長尺ノズル部から噴出する。
その他、この発明では、内容物の噴出の際の液切れを良くする構成も提案している。
即ち、通常噴出用の短尺ノズル部とこれよりも長い例えば隙間噴出用の長尺ノズル部とを備えたロータリー(可動出力部)を操作回動部に取り付け、短尺ノズル部の使用時にはロータリーをトリガーレバーに当接するようにして、トリガーレバーを引くと内容物は短尺ノズルから噴出する。この短尺ノズル部の使用時、ロータリーの操作部を引くとトリガーレバーが押圧され内容物が噴出するのである。
他方、ロータリーを上方に回動して略水平状態とし、トリガーレバーを引くと内容物は長尺ノズル部から噴出する。
その他、この発明では、内容物の噴出の際の液切れを良くする構成も提案している。
上記特許文献に記載の発明では、その構成部材であるロータリー(可動出力部)が略90度回動して、下方に回動してロータリーをトリガーレバーに当接させた状態で短尺ノズルが使用可能となり、他方、ロータリーが上方に回動して略水平状態とすると長尺ノズルが使用可能となるものである。
即ち、ロータリーに短尺ノズル部と長尺ノズル部との両者を備え、これらを選択的に使用できるものである。
本発明においては、上記のノズル機構をより簡易な構成に改良することがその第一の課題である。
本発明においては、上記のノズル機構をより簡易な構成に改良することがその第一の課題である。
次に、本発明では、その簡易な構成を採用することにより、押しボタン式噴射機構でも或いはトリガー式噴射機構でも、何れのタイプの噴射機構にも応用できるものを創案することがその課題となる。
上記の課題を解決するための構成部材の最適な形態を創案することもその課題となる。
上記の課題を解決するための構成部材の最適な形態を創案することもその課題となる。
更に、本発明では長尺ノズルが回動することとなるが、その際長尺ノズルが使用される状態と不使用状態におけるその長尺ノズルの適切な位置決め手段を講ずることもその課題となるものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、エアゾール容器の上端部に設けられた押しボタン式噴射機構又はトリガー式噴射機構であって、この噴射機構の内部には導通路が設けられ、この導通路の入口側がエアゾール容器上端部のバルブステムに接続し、この導通路の出口側が噴射口を形成し、前記押しボタン式噴射機構の押しボタンを押下し、又はトリガー式噴射機構のトリガーを引き寄せることにより、エアゾール容器内の内容物が前記噴射口から噴射される噴射機構において、前記噴射口が設けられている噴射口部の部位に延長ノズルを更に設け、この延長ノズルは前記噴射口部で回動自在に連結され、この延長ノズルを下向きに回動して折り畳んだ状態で前記噴射口から内容物が噴射可能となり、この延長ノズルを上方に回動して前記延長ノズルの基端開口部が前記噴射口と合致した状態で延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第2のものは、上記第1の発明において、前記噴射口が設けられた面を外側に膨出する曲面に形成し、この曲面に沿って摺動する対応曲面を前記延長ノズルの基端面とし、且つ、この延長ノズルの基端面の両側からは基端方向に延長する両腕部が形成され、これら両腕部が前記噴射口部の両側面で軸着されて回動するように構成したことを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第3のものは、上記第1又は第2の発明において、前記延長ノズルの基端側にこの延長ノズルを手の指等で回動させるための押え部を設けたことを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第4のものは、上記第3の発明において、前記噴射機構がトリガー式噴射機構であって、前記押え部の底面形状が前記トリガーの前面形状と適合し、前記延長ノズルが下方に折り畳まれた際に、前記押え部の底面がトリガーの前面に沿うように適合することを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第5のものは、上記第4の発明において、前記噴射機構がトリガー式噴射機構であって、このトリガー式噴射機構のトリガーの先端部分には前記延長ノズルが下方に折り畳まれた際に、前記延長ノズルの一部が適合する切込を設けたことを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第6のものは、上記第1乃至第5の発明のそれぞれにおいて、前記噴射口部の外形形状が両端面を側方に向けた略円柱形状を有し、前記噴射口に導通する導通路は、この略円柱形状の直径方向に設けられ、前記延長ノズルの基端面は、前記噴射口部の周側面を摺動する曲面からなる対応面とし、この延長ノズルの基端面の両側から基端側に延長する両腕部が前記噴射口部の両端面に軸着されていることを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第7のものは、上記第6の発明において、前記噴射口部の周側面で、噴射口が設けられた上方に上部突出部を形成し、前記延長ノズルの基端面の上縁部が前記上部突出部に当接することにより、この延長ノズルの基端開口部と噴射口とが合致し、この延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とするエアゾール容器のエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第8のものは、上記第7の発明において、前記噴射口部の周側面で、噴射口が設けられた下方に下部突出部を更に形成し、前記延長ノズルの基端面の上縁部が前記上部突出部に当接し、前記延長ノズルの基端面の下縁部が前記下部突出部と適合することにより、前記延長ノズルの基端開口部と噴射口とが合致して位置決めされ、この延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とするエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第9のものは、上記第6の発明において、前記噴射口部の少なくとも一方の端面に係合受部を設け、前記延長ノズルの基端側の腕部の内側面には前記係合受部と係合する係合部を設け、前記係合受部は、延長ノズルの基端開口部が噴射口と合致した位置と、前記延長ノズルが下方に折り畳まれた状態の位置の2箇所に設け、これに対応して前記係合部を前記延長ノズルの基端側の腕部に1つ設けることにより、前記延長ノズルの先端開口部から内容物を噴射できる状態と、延長ノズルを下方に折り畳んで前記噴射口から噴射できる状態との2つの位置決めを可能としたことを特徴とする請求項6に記載のエアゾール容器の噴射機構である。
本発明の第1のものにおいては、押しボタン式噴射機構又はトリガー式噴射機構の何れの噴射機構の噴射口部にも延長ノズルを付加的に設けることができ、この延長ノズルは前記噴射口部に回動自在に連結され、延長ノズルを下向きに回動して折り畳んだ状態で噴射口から内容物が噴射可能となり、延長ノズルを上向きに回動して延長ノズルの基端開口部が噴射口と合致した状態で延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となる。
従って、本発明においては、延長ノズルの回動操作のみで、噴射機構の噴射口からの噴射又は延長ノズルの先端開口部からの噴射が可能となるのである。
換言すれば、本発明においては、延長ノズルの回動動作により、噴射口がいわば伸びたり、縮んだりすることとなり、極めて簡易な構成を採用してこれを実現できる。
このように構造簡易なために、製作作業の簡易化、作業性の向上、製作コストの削減、使用上の不安解消に寄与するものとなる。
換言すれば、本発明においては、延長ノズルの回動動作により、噴射口がいわば伸びたり、縮んだりすることとなり、極めて簡易な構成を採用してこれを実現できる。
このように構造簡易なために、製作作業の簡易化、作業性の向上、製作コストの削減、使用上の不安解消に寄与するものとなる。
本発明の第2のものにおいては、噴射口が設けられた面と、これに対応する延長ノズルの基端面等を限定したものであり、噴射口が設けられた面を外側に膨出する曲面に形成し、この曲面に沿って摺動する対応曲面を延長ノズルの基端面とし、且つ、延長ノズルの基端面の両側からは基端方向に延長する両腕部が形成され、これら両腕部が噴射口部の両側面で軸着されて回動するように構成したものである。
これにより、上記第1の発明の効果に加えて、噴射口部と延長ノズルの基端面及び両側の腕部との構成により、より円滑に延長ノズルが噴射口部の部位で回動動作できることとなる。
これにより、上記第1の発明の効果に加えて、噴射口部と延長ノズルの基端面及び両側の腕部との構成により、より円滑に延長ノズルが噴射口部の部位で回動動作できることとなる。
本発明の第3のものにおいては、延長ノズルの基端側に押え部を設けて、延長ノズルを回動操作する際の便宜を図ったものである。
本発明の第4のものにおいては、上記第第3の発明において、上記押え部の底面形状が前記トリガーの前面形状と適合し、延長ノズルが下方に折り畳まれた際に、押え部の底面がトリガーの前面に沿うように適合するように形成したものである。
これにより、トリガーはその前面に適合した押え部の前面部を引き寄せることにより内容物の噴射が問題なく行われる。
これにより、トリガーはその前面に適合した押え部の前面部を引き寄せることにより内容物の噴射が問題なく行われる。
本発明の第5のものにおいては、上記第4の発明と同様に、噴射機構がトリガー形式のものであって、延長ノズルを下方に折り畳んだ際に、延長ノズルの一部が適合する切込をトリガーの先端部に設けて、より良好に延長ノズルを下方に折り畳めるようにして、その押え部の前面からトリガーを共に手の指で極めて良好に引き寄せることができることとなる。
この第5の発明によれば、押え部の前後の厚みを薄いものとすることができる。
この第5の発明によれば、押え部の前後の厚みを薄いものとすることができる。
本発明の第6のものにおいては、噴射機構の噴射口部の形状等を更に限定したものである。
即ち、この噴射口部の外形形状は略円柱形状を有しており、この略円柱形状の周側面に延長ノズルの基端面が摺動でき、この円柱形状の両端面(底面)に延長ノズルの基端側の両腕部が軸着されたものである。
このような形態を採用することにより、延長ノズルと噴射口部との連結関係が極めて良好なものとなるのである。
即ち、この噴射口部の外形形状は略円柱形状を有しており、この略円柱形状の周側面に延長ノズルの基端面が摺動でき、この円柱形状の両端面(底面)に延長ノズルの基端側の両腕部が軸着されたものである。
このような形態を採用することにより、延長ノズルと噴射口部との連結関係が極めて良好なものとなるのである。
本発明の第7のものにおいては、上記第6の発明において、延長ノズルが上方に回動して、その基端開口部と噴射口とが合致する位置に位置決めできるようにしたものであり、噴射口部の周側面で、噴射口が設けられた上方位置に上部突出部を形成して、延長ノズルの基端面の上縁部が前記上部突出部と当接できるように構成したものである。
この上方突出部により、延長ノズルはそれ以上上方に回動することができず、その適切な位置に位置決めがなされるものとなる。
この上方突出部により、延長ノズルはそれ以上上方に回動することができず、その適切な位置に位置決めがなされるものとなる。
本発明の第8のものにおいては、上記第7の発明と同様で、噴射口が設けられた周側面の下方に下方突出部を更に形成して、延長ノズルの位置決めをより完全なものとしたのである。
即ち、延長ノズルの基端面は、上部突出部と下方突出部との間に位置決めされ、延長ノズルの基端面の基端開口部がより正確に噴射口部の噴射口と合致することができることとなる。
即ち、延長ノズルの基端面は、上部突出部と下方突出部との間に位置決めされ、延長ノズルの基端面の基端開口部がより正確に噴射口部の噴射口と合致することができることとなる。
本発明の第9のものは、上記第6の発明において、略円柱形状を有する噴射口部の端面に係合受け部を2箇所設け、この係合受け部に対応する係合部を延長ノズルの基端側の腕部の内側に1つ設け、この係合部が一方の係合受け部に適合した際には、延長ノズルの基端面の基端開口部が噴射口部の噴射口と合致し、この係合部が他方の係合受け部と適合した際には、延長ノズルが下方に折り畳まれ、トリガー部の前面に接合した状態となるように位置決めできるようにしたものである。
これにより、延長ノズルの先端開口部からエアゾール容器の内容物が噴射される状態と、延長ノズルが折り畳まれて、噴射口部の噴射口から内容物が噴射される状態との2つの位置決めが適切に行われることとなる。
これら係合受け部及び係合部は、噴射口部の両端面にそれぞれ設けることもできる。
また、係合受け部又は係合部は、その何れか一方を噴射口部の端面に設けることができ、その他方は延長ノズルの基端側の腕部の側に設けことができるものである。
これら係合受け部及び係合部は、噴射口部の両端面にそれぞれ設けることもできる。
また、係合受け部又は係合部は、その何れか一方を噴射口部の端面に設けることができ、その他方は延長ノズルの基端側の腕部の側に設けことができるものである。
以下、添付の図面と共に本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るエアゾール容器の噴射機構の第1実施形態を図示する斜視図であり、その(A)が延長ノズルを上方に回動し、延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射できる状態を示し、その(B)が延長ノズルを下方に折り畳んで、噴射機構の噴射口から内容物が噴射される状態を図示したものである。
図1は、本発明に係るエアゾール容器の噴射機構の第1実施形態を図示する斜視図であり、その(A)が延長ノズルを上方に回動し、延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射できる状態を示し、その(B)が延長ノズルを下方に折り畳んで、噴射機構の噴射口から内容物が噴射される状態を図示したものである。
10がトリガー式噴射機構を示し、このトリガー式噴射機構10は、図示はしていないエアゾール容器の上端縁部に、その下方周縁部15を嵌合させて取り付けられる。
このトリガー式噴射機構10は、周知の通り、前方側に設けられたトリガー13を手の指により引き寄せることによって、エアゾール容器上端のバルブステムが押し下げられて、その内容物が噴射口11から外部に噴射されるものである。
このトリガー式噴射機構10は、周知の通り、前方側に設けられたトリガー13を手の指により引き寄せることによって、エアゾール容器上端のバルブステムが押し下げられて、その内容物が噴射口11から外部に噴射されるものである。
このトリガー式噴射機構10の噴射口11が設けられた噴射口部12の部位に延長ノズル20の基端側の両腕部22、22が回動自在に設けられているのである。
内部構造については、次図の図2により説明するが、トリガー式噴射機構10の内部には、導通路が設けられ、この導通路の入口側はエアゾール容器上端部に設けられたバルブステムと接続し、導通路の出口が噴射口11を成すものである。
内部構造については、次図の図2により説明するが、トリガー式噴射機構10の内部には、導通路が設けられ、この導通路の入口側はエアゾール容器上端部に設けられたバルブステムと接続し、導通路の出口が噴射口11を成すものである。
更に、前記噴射口部12の外形形状は、略円柱形状を有し、その両端面(底面)を側方に向けた状態に配置した形態を有している。
この両側の端面を延長ノズル20の基端側の両腕部22、22が挟持するように配設され、この両腕部22、22が略90度の範囲内で回動するように形成されている。
この両側の端面を延長ノズル20の基端側の両腕部22、22が挟持するように配設され、この両腕部22、22が略90度の範囲内で回動するように形成されている。
延長ノズル20の形態は、その基端側の端面が前記噴射口部12の周側面に適合するような曲面からなる基端面を有し、その先端側は、細管25から形成されており、基端面から細管25まで、その中心部に貫通穴が形成されている。この貫通穴の先端開口部26が延長ノズル20の噴射口となるのである。
更に、延長ノズル20の基端側には押え部23が形成され、この押え部23の上面に手の指を掛けて下方に回動して折り畳み、(B)図のように延長ノズル20の先端開口部26を下方に向けておくことができる。
この(B)図の状態で、トリガー式噴射機構10の噴射口11から内容物が噴射される。
この(B)図の状態で、トリガー式噴射機構10の噴射口11から内容物が噴射される。
他方、前記押え部23を把持して上方に回動させ、噴射口11に延長ノズル20の基端面に開口する基端開口部を合致させることのより、(A)図の状態となり、延長ノズル20の先端開口部26から内容物が噴射されることとなる。
ここで、押え部23の下面23bの形状を、トリガー13の前面13fの形状と良好に適合するような形状に形成する。
ここで、押え部23の下面23bの形状を、トリガー13の前面13fの形状と良好に適合するような形状に形成する。
これによって、延長ノズル20を下方に回動して、押え部23をトリガー13に重ね合わせると、トリガー13と押え部23とは一体化したような形態と成り、押え部23の前面を引き寄せることにより、同時にトリガー13を引き寄せ、エアゾール容器の内容物が噴射口11から外部に良好に噴射されるのである。
尚、延長ノズル20が下向きに折り畳まれた状態で、先端部の細管25が略真下に折り畳まれるように、トリガー13の先端部中央の縦方向に切込13kを設けている。
この切込13kに延長ノズル20の先端側の細管25が適合して、押え部23とトリガー13とが適切に重ね合わされるのである。
この切込13kに延長ノズル20の先端側の細管25が適合して、押え部23とトリガー13とが適切に重ね合わされるのである。
更に、これらの図には明確には現われていないが、噴射口部12の周側面で、延長ノズル20が(A)図のように略水平状態となっているとき、即ち、基端面の基端開口部とトリガー式噴射機構10の噴射口11とが合致しているとき、その基端面の上縁部に対応する噴射口部12の周側面に上部突出部を形成して、前記基端面の位置決めとすることができる。
更に、基端面の下縁部に対応する部位にも下部突出部を設けて、延長ノズル20が略水平状態とされた際に、その下方への折曲を阻止するための基端面の位置決めとすることもできるのである。
即ち、これらの上部及び下部突出部の間に上記延長ノズル20の基端面が嵌り込んで位置決めされるのである。
即ち、これらの上部及び下部突出部の間に上記延長ノズル20の基端面が嵌り込んで位置決めされるのである。
これらの位置決め構造は、延長ノズル20の基端側の両腕部22、22が噴射口部12に軸着される際に、弾力性を有するパッキン等を介在させることにより可能となる。
即ち、この弾力性を有するパッキンにより延長ノズル20は、回動すると共に、ノズルの長手方向にも多少の変位が可能となり、前記上部又は下部突出部を良好に乗り越え且つ両突出部の間に嵌まり込む動作を行い、尚且つ、噴射口部12の噴射口11との接合・合致をより緊密なものとすることができるのである。
即ち、この弾力性を有するパッキンにより延長ノズル20は、回動すると共に、ノズルの長手方向にも多少の変位が可能となり、前記上部又は下部突出部を良好に乗り越え且つ両突出部の間に嵌まり込む動作を行い、尚且つ、噴射口部12の噴射口11との接合・合致をより緊密なものとすることができるのである。
図2は、上記実施形態の要部の断面説明図であり、その(A)は延長ノズルが上方に回動して延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能な状態を、その(B)は延長ノズルが下方に折り畳まれて、トリガー式噴射機構の噴射口から内容物が噴射可能な状態を示している。
これらの図では、トリガー式噴射機構の外側のハウジング部は図示省略している。
これらの図では、トリガー式噴射機構の外側のハウジング部は図示省略している。
トリガー13は、後方の支軸19で回動自在に支持され、内容物の導通路16の入口部16eの部分で、図示しないエアゾール容器のバルブステムと連結しており、導通路16の出口部が噴射口11となる。
(B)図の状態では、延長ノズル20が下向きに折り畳まれているために、エアゾール容器の内容物は、噴射口11から噴射される。
即ち、トリガー13を押え部23の前面から引き寄せると、支軸19を支点として反時計回りに回動し、導通路16の入口部16eが作用して、バルブステムを下方に押下し、内容物が噴射口11から噴射されるのである。
(B)図の状態では、延長ノズル20が下向きに折り畳まれているために、エアゾール容器の内容物は、噴射口11から噴射される。
即ち、トリガー13を押え部23の前面から引き寄せると、支軸19を支点として反時計回りに回動し、導通路16の入口部16eが作用して、バルブステムを下方に押下し、内容物が噴射口11から噴射されるのである。
他方、(A)図の状態においては、延長ノズル20が上方に回動され略水平状態となり、延長ノズル20の基端面の基端開口部21tが噴射口11と合致して、トリガー13を引き寄せると支軸19を支点として半時計周りに回動し、導通路16の入口部16eがバルブステムに作用し、これを押下して導通路16から延長ノズル20の貫通穴27を通過して、延長ノズル20の先端開口部26から内容物が外部に噴射されるのである。
尚、図中30は、延長ノズル20の基端面21に配備した円環状のシール用パッキンである。
尚、図中30は、延長ノズル20の基端面21に配備した円環状のシール用パッキンである。
図3は、本発明に係るエアゾール容器の噴射機構の第2実施形態を図示しており、その(A)が延長ノズルを上方に回動し、延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射出来る状態を図示した側面図であり、その(B)が延長ノズルを下方に折り畳んで、噴射機構の噴射口から内容物が噴射される状態を図示した側面図である。
この第2実施形態と上記第1実施形態との相違は、トリガー13の先端部に切込が存在しないことと、延長ノズル20の基端部に設けられている押え部23の形状である。
この第2実施形態と上記第1実施形態との相違は、トリガー13の先端部に切込が存在しないことと、延長ノズル20の基端部に設けられている押え部23の形状である。
即ち、上記押え部23の(図(A)における)上下方向の厚みを厚く形成することにより、延長ノズル20の細管25がトリガー13と干渉しなくなるため、トリガー13の先端部に切込を設ける必要が無くなるのである。
このように押え部23の形状を変更することによりトリガー23には切込が必要無くなるのである。
その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
このように押え部23の形状を変更することによりトリガー23には切込が必要無くなるのである。
その他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明にあっては、以下の通り種々設計変更することができる。
上記実施形態では、トリガー式噴射機構を採用しているが、これを押しボタン式噴射機構を採用して実施することも容易に可能である。
上記実施形態では、トリガー式噴射機構を採用しているが、これを押しボタン式噴射機構を採用して実施することも容易に可能である。
それぞれの構成部材の大きさ、形状等も自由に設計することができ、とりわけ、延長ノズルの細管の長さは、適宜設定することができ、必要に応じて長く又は短いものとして実施することができる。
押え部の形状も自由であり、その上面部は指が掛かりやすいものであればよく、その下面は、トリガーの前面形状に相応しく適合するものであればよい。
押え部の形状も自由であり、その上面部は指が掛かりやすいものであればよく、その下面は、トリガーの前面形状に相応しく適合するものであればよい。
上記実施形態では、延長ノズルの基端面と噴射機構の噴射口が設けられた面とが良好に接合し、摺動できる形態であればよく、また、延長ノズルが略水平状態となり、その基端面の基端開口部と噴射口とが合致する状態で、両者の位置決めが行われればよい。
この位置決め構造は、上記実施形態では、噴射口部の周側面に上部突出部と下部突出部とを設けたが、この構造以外に、例えば、これら突出部でなく、噴射口部の両端面部の一方に又は両方に、凹所等の係合受け部を2箇所に設け、これに適合する突起部等の係合部を延長ノズルの基端側腕部の内側に設けて実施することもできる。
この位置決め構造は、上記実施形態では、噴射口部の周側面に上部突出部と下部突出部とを設けたが、この構造以外に、例えば、これら突出部でなく、噴射口部の両端面部の一方に又は両方に、凹所等の係合受け部を2箇所に設け、これに適合する突起部等の係合部を延長ノズルの基端側腕部の内側に設けて実施することもできる。
より詳しくは、略円柱形状の噴射口部の端面に中心角90度の間隔で窪み部を2つ設け、延長ノズルの腕部内側には、これらの窪み部に適合する突起部を1つ設けて、延長ノズルが回動して略水平状態と、略鉛直下方状態との2つの位置で簡易固定できるようにすることができるのである。
前記窪み部が係合受部となり、前記突起部が係合部となる。これら係合受部と係合部とは相互に逆に設けても良い。要は相互に係合できる構造であれば良い。
前記窪み部が係合受部となり、前記突起部が係合部となる。これら係合受部と係合部とは相互に逆に設けても良い。要は相互に係合できる構造であれば良い。
この際には、延長ノズルの両腕部の間隔がその軸着部の軸方向に多少変位可能にパッキン等を配設する必要があるが、その材質である合成樹脂の弾力性を利用することも可能である。
以上、本発明は、従来のトリガー式噴射機構或いは押しボタン式噴射機構を利用し、これらの噴射機構に延長ノズルを付加的に設けることにより極めて便利で簡易な噴射機構を提案することができた。
以上、本発明は、従来のトリガー式噴射機構或いは押しボタン式噴射機構を利用し、これらの噴射機構に延長ノズルを付加的に設けることにより極めて便利で簡易な噴射機構を提案することができた。
10、20 トリガー式噴射機構
11 噴射口
12 噴射口部
13 トリガー
13k 切込
15 下縁部
16 導通路
19 支軸
20 延長ノズル
21 基端面
21t 基端開口部
22 腕部
23 押え部
25 細管
26 先端開口部
27 貫通穴
11 噴射口
12 噴射口部
13 トリガー
13k 切込
15 下縁部
16 導通路
19 支軸
20 延長ノズル
21 基端面
21t 基端開口部
22 腕部
23 押え部
25 細管
26 先端開口部
27 貫通穴
Claims (9)
- エアゾール容器の上端部に設けられた押しボタン式噴射機構又はトリガー式噴射機構であって、この噴射機構の内部には導通路が設けられ、この導通路の入口側がエアゾール容器上端部のバルブステムに接続し、この導通路の出口側が噴射口を形成し、前記押しボタン式噴射機構の押しボタンを押下し、又はトリガー式噴射機構のトリガーを引き寄せることにより、エアゾール容器内の内容物が前記噴射口から噴射される噴射機構において、
前記噴射口が設けられている噴射口部の部位に延長ノズルを更に設け、この延長ノズルは前記噴射口部で回動自在に連結され、この延長ノズルを下向きに回動して折り畳んだ状態で前記噴射口から内容物が噴射可能となり、この延長ノズルを上方に回動して前記延長ノズルの基端開口部が前記噴射口と合致した状態で延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とするエアゾール容器の噴射機構。 - 前記噴射口が設けられた面を外側に膨出する曲面に形成し、この曲面に沿って摺動する対応曲面を前記延長ノズルの基端面とし、且つ、この延長ノズルの基端面の両側からは基端方向に延長する両腕部が形成され、これら両腕部が前記噴射口部の両側面で軸着されて回動するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記延長ノズルの基端側にこの延長ノズルを手の指等で回動させるための押え部を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射機構がトリガー式噴射機構であって、前記押え部の底面形状が前記トリガーの前面形状と適合し、前記延長ノズルが下方に折り畳まれた際に、前記押え部の底面がトリガーの前面に沿うように適合することを特徴とする請求項3に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射機構がトリガー式噴射機構であって、このトリガー式噴射機構のトリガーの先端部分には前記延長ノズルが下方に折り畳まれた際に、前記延長ノズルの一部が適合する切込を設けたことを特徴とする請求項4に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射口部の外形形状が両端面を側方に向けた略円柱形状を有し、前記噴射口に導通する導通路は、この略円柱形状の直径方向に設けられ、前記延長ノズルの基端面は、前記噴射口部の周側面を摺動する曲面からなる対応面とし、この延長ノズルの基端面の両側から基端側に延長する両腕部が前記噴射口部の両端面に軸着されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射口部の周側面で、噴射口が設けられた上方に上部突出部を形成し、前記延長ノズルの基端面の上縁部が前記上部突出部に当接することにより、この延長ノズルの基端開口部と噴射口とが合致し、この延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とする請求項6に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射口部の周側面で、噴射口が設けられた下方に下部突出部を更に形成し、前記延長ノズルの基端面の上縁部が前記上部突出部に当接し、前記延長ノズルの基端面の下縁部が前記下部突出部と適合することにより、前記延長ノズルの基端開口部と噴射口とが合致して位置決めされ、この延長ノズルの先端開口部から内容物が噴射可能となることを特徴とする請求項7に記載のエアゾール容器の噴射機構。
- 前記噴射口部の少なくとも一方の端面に係合受部を設け、前記延長ノズルの基端側の腕部の内側面には前記係合受部と係合する係合部を設け、前記係合受部は、延長ノズルの基端開口部が噴射口と合致した位置と、前記延長ノズルが下方に折り畳まれた状態の位置の2箇所に設け、これに対応して前記係合部を前記延長ノズルの基端側の腕部に1つ設けることにより、前記延長ノズルの先端開口部から内容物を噴射できる状態と、延長ノズルを下方に折り畳んで前記噴射口から噴射できる状態との2つの位置決めを可能としたことを特徴とする請求項6に記載のエアゾール容器の噴射機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016129752A JP2018002208A (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | エアゾール容器の噴射機構 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016129752A JP2018002208A (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | エアゾール容器の噴射機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018002208A true JP2018002208A (ja) | 2018-01-11 |
Family
ID=60945320
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018002208A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018140720A1 (en) * | 2017-01-30 | 2018-08-02 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Sprayers, dispensers, and methods for using the same |
-
2016
- 2016-06-30 JP JP2016129752A patent/JP2018002208A/ja active Pending
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WO2018140720A1 (en) * | 2017-01-30 | 2018-08-02 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Sprayers, dispensers, and methods for using the same |
US11478808B2 (en) | 2017-01-30 | 2022-10-25 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Sprayers, dispensers, and methods for using the same |
US12162032B2 (en) | 2017-01-30 | 2024-12-10 | Silgan Dispensing Systems Corporation | Sprayers, dispensers, and methods for using the same |
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