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JP2017511667A - アンテナアイソレーションの提供を有する容量結合型ループアンテナを用いたアンテナシステム - Google Patents

アンテナアイソレーションの提供を有する容量結合型ループアンテナを用いたアンテナシステム Download PDF

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JP2017511667A
JP2017511667A JP2016562974A JP2016562974A JP2017511667A JP 2017511667 A JP2017511667 A JP 2017511667A JP 2016562974 A JP2016562974 A JP 2016562974A JP 2016562974 A JP2016562974 A JP 2016562974A JP 2017511667 A JP2017511667 A JP 2017511667A
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ドックオン エージー
ドックオン エージー
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Abstract

第1のアンテナと、第2のアンテナと、グランドプレーンと、第1及び第2のアンテナに結合された共振アイソレータとを含むアンテナシステムが提供される。各アンテナは、容量結合された複合ループアンテナとなるように構成され、共振アイソレータは、共振時に2個のアンテナ間のアイソレーションを提供するように構成される。2個のアンテナは対称又は非対称であって、磁界を放射する第1の素子と、磁界に直交する電界を発生させる第2の素子とを含む。第2の素子の放射素子は、第2の素子の残りの部分に容量結合することができる。共振アイソレータは、単一の導電性素子、又は互いに容量結合される2個の導電性素子を備えてもよい。

Description

本開示は、複合ループアンテナに関する。
関連出願との相互参照.
本願は、2014年4月15日付けの米国特許出願第14/253,678号の利益を主張する。
新しい世代の携帯電話機及びその他の無線通信装置が、アプリケーションの増加に伴って小型化されかつ埋め込まれている。これらの装置の固有の限界に対処し、新しい能力を可能にするために、新しいアンテナ設計が必要とされる。従来のアンテナ構造では、特定の周波数で、特定の帯域幅での共振アンテナ構造を生成するためにある物理量が必要となる。しかしながら、そのようなアンテナの効果的な実装は、装置のの使用可能なスペースが限られているために、しばしばサイズの制約に直面する。
米国特許第8144065号明細書(2012年3月27日登録) 米国特許第8149173号明細書(2012年4月3日登録) 米国特許第8164532号明細書(2012年4月24日登録) 米国特許第9431708号明細書(2016年8月30日登録)2012年11月5日付け米国出願の発明の名称「容量結合された複合ループアンテナ」)
アンテナの効率は、装置の性能を決定する重要なパラメータの1つである。特に、
放射効率は、放射がいかに効果的に発生するかを記述し、アンテナの入力電力に対する放射電力の比として表される。より効率的なアンテナは、給電されるエネルギーのより高い割合を放射する。同様に、アンテナの本質的な相反性のために、より効率的なアンテナは、より多くの受信エネルギーを電気エネルギーに変換する。このため、効率が良くコンパクトなサイズのアンテナは多くの場合様々なアプリケーションに対して望ましい。
従来のループアンテナは、典型的には、主に磁気(H)磁界を発生する。従って、それらは典型的には送信機としては適していない。このことは、特に小型ループアンテナ(すなわち、1波長未満の直径を有する)に当てはまる。ループアンテナによって受信される放射エネルギーの量は、その面積によって部分的に決定される。典型的には、ループの領域が半分になるたびに、受け取ることができるエネルギーの量は約3dB減少する。従って、サイズ効率のトレードオフは、ループアンテナ設計の主な考慮事項の1つである。
例えば電界(E)と磁界(H)の両方を放射するダイポールなどの電圧給電型アンテナは送信モードと受信モードの両方で使用できる。複合アンテナは、横方向の磁気(TM)モードと横方向の電界(TE)モードの両方が励起され、例えば広い帯域幅(低いQ)、大きな放射強度/電力/利得、及び良好な効率のような、多くの利点を有する、パフォーマンス上の利点をもたらすアンテナである。2次元の非複合アンテナの多くの例があり、これらは一般に回路基板上に印刷された金属ストリップを含む。これらのアンテナのほとんどは電圧給電される。このようなアンテナの1つの例は、逆F平面アンテナ(PIFA)である。多数のアンテナ設計が1/4波長(又は1/4波長のいくらかの倍数)の電圧給電型ダイポールアンテナを利用する。
MIMO(多入力多出力)技術の使用は、今日の無線通信装置において増加しており、エラー率を最小にしながらデータ通信レートを向上させる。MIMOシステムは、同一ではないが同じメッセージの異なる変形である、異なる複数の信号を送信するために複数の送信(Tx)アンテナを同時に使用し、異なる信号を受信するために複数の受信(Rx)アンテナを同時に使用することで、マルチパス環境からの干渉を軽減するように設計される。MIMOシステムは、一般に、追加の帯域幅なしでデータスループットの大幅な増加をもたらすことができ、又はアレイ利得を達成するようにアンテナ全体にわたって同じ総送信電力を拡散することによって増加された送信電力を有する。MIMOプロトコルは、例えば、IEEE 802.11n(Wi−Fi)、4G、LTE(Long Term Evolution)、WiMAX及びHSPA+のような無線ネットワークを介して通信することができる無線通信規格の一部を構成する。しかしながら、複数のアンテナを有する構成では、サイズの制約が厳しくなる傾向があり、複数のアンテナの中での電磁結合による干渉効果により発生する干渉効果が送受信特性が大きく劣化させる可能性がある。同時に、多くの場合効率が低下することがあり、複数の経路が励起され、電力消費が増加する。
第1のアンテナ、第2のアンテナ、グランドプレーン、及び第1及び第2のアンテナに結合された共振アイソレータを含むアンテナシステムが提供される。各アンテナは、容量結合された複合ループアンテナとなるように構成され、共振アイソレータは、共振時に2個のアンテナ間のアイソレーションを提供するように構成される。2個のアンテナは対称又は非対称であり、磁界を放射する第1の素子と、磁界に直交する電界を発生させる第2の素子とを含む。第2の素子の放射素子は、第2の素子の残りの部分に容量結合することができる。共振アイソレータは、単一の導電性素子、又は容量結合された2個の導電素子を含む。
平面CPLアンテナの一例を示す。 平面C2CPLアンテナの一例を示す。 2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムを示しており、図3Aは、アンテナ1、アンテナ2及び第1のグランドプレーンを含む第1の層の上面図を示す。 2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムを示しており、第2のグランドプレーンを含む第2の層の底面図を示す。 2個のアンテナをデカップリングする共振アイソレータを備えた2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムを示しており、アンテナ1、アンテナ2及び第1のグランドプレーンを含む第1の層の上面図を示す。 2個のアンテナをデカップリングする共振アイソレータを備えた2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムを示しており、第2のグランドプレーン及び共振アイソレータを含む第2の層の底面図を示す。 二アンテナシステムを有する装置の実装例を示しており、装置の平面図を示す。 二アンテナシステムを有する装置の実装例を示しており、装置の底面図を示す。 測定された周波数に対するSパラメータを示すプロットである。 測定された周波数に対する効率を示すプロットである。 Y−Z平面上において2.45GHzで測定された放射パターンを示すプロットである。 X−Y平面上において2.45GHzで測定された放射パターンを示すプロットである。 X−Z平面上において2.45GHzで測定された放射パターンを示すプロットである。 2個のアンテナをデカップリングする共振アイソレータを備えた2個のC2CPLを有する二アンテナシステムの別の例を示しており、アンテナ1、アンテナ2、第1グランドプレーン及び共振アイソレータを含む第1の層の上面図を図示する。 容量結合共振アイソレータを有する二アンテナシステムの一例を示す上面図を示す。 容量結合共振アイソレータを有する二アンテナシステムの一例を示す下面図を示す。 両方の動作周波数において、図10A及び図10Bに示された例について測定された周波数に対するSパラメータを示すプロットである。 図10A及び図10Bに2.45GHzで示した例において、Y−Z平面上で測定された放射パターンを示すプロットを示す。 図10A及び図10Bに2.45GHzで示した例において、X−Y平面上で測定された放射パターンを示すプロットを示す。 図10A及び図10Bに2.45GHzで示した例において、X−Z平面上で測定された放射パターンを示すプロットを示す。 5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、Y−Z平面上で測定された放射パターンを示す。 5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、X−Y平面上で測定された放射パターンを示す。 5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、X−Z平面上で測定された放射パターンを示す。 2.45GHzで図10A及び図10Bに示す例において、測定された周波数に対する効率を示すプロットである。 5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、測定された周波数に対する効率を示すプロットである。
従来のアンテナに関連する既知の制限を考慮して、特に放射効率に関しては、修正されたループアンテナとも呼ばれる複合ループアンテナ(CPL)は、同等のサイズを有する従来のアンテナよりも高い効率で送信モードと受信モードの両方を提供するように考案される。CPLアンテナの構成及び実装例は、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に記載される。CPLアンテナの主な特徴を、図1に示す例を参照して以下に要約する。
図1は、平面CPLアンテナ100の一例を示す。この例では、平面CPLアンテナ100は、プリント回路基板(PCB)104上に印刷され、この場合には2個の端部112及び116を提供する開いたベース部分を有する矩形の複数の縁に沿ってトレース(配線)として形成されて延在するループ素子108を含む。一端部112は、電流が給電されるアンテナの給電点である。他端部116は接地される。CPLアンテナ100は、J字形のトレース124とミアンダトレース128とを有する放射素子120をさらに含む。この例では、ミアンダトレース128は、J字形トレース124をループ素子108に結合するように構成される。放射素子120は、本質的に、インダクタンス及びキャパシタンスを直列に給電する直列共振回路として機能し、それらの値は、共振がアンテナの動作周波数で生じるように選択される。ミアンダトレース128を使用する代わりに、J型トレース124の形状及び寸法は、ループ素子108に直接接続し、依然として目標の共振を提供するように調整することができる。
典型的に電流給電される従来のループアンテナと同様に、平面CPLアンテナ100のループ素子108は、磁界(H)を発生する。直列共振回路特性を有する放射素子120は、電界(E)放射器として効果的に動作する(もちろん、同様にアンテナ固有の相反性のためこれは電界受信機である)。放射素子120とループ素子108との接続点は、互いに実質的に直交する、電界及び磁界を発生/受信するための平面CPLアンテナ100において重要である。この直交関係は、アンテナによって放射された電磁波が空間を介して効果的に伝搬することを可能にする効果を有する。互いに直交するように配置された電界及び磁界がない場合、電磁波は短距離を越えて効果的に伝搬しない。この効果を達成するために、放射素子120は、放射素子120によって発生される電界が、ループ素子108によって発生された磁界に対して位相から、90°又は270°だけずれている位置に配置される。具体的には、放射素子120は、給電点112からループ素子108に沿って、実質的に90°(又は270°)の電気長の位置に配置される。あるいは、放射素子120は、ループ素子108を流れる電流が反射最小値にある、ループ素子108の位置に接続されてもよい。
電界と磁界の直交性に加えて、電界と磁界はそれらの大きさが互いにコンパラブルで同等である。これらの2個の要因、すなわち、直交性及び同等の大きさは、次式で定義されるポインティングベクトル(ベクトル出力密度)を見ることによって評価することができる。
[数1]
P=E×H(ボルト/m×アンペア/m=ワット/m
指向ベクトルを表面上に積分することによって、アンテナを取り囲む表面から出る全放射電力が求められる。従って、量E×Hは、放射されたパワー、従って放射効率の直接の尺度である。まず第一に、EとHが互いに直交するとき、ベクトル積は最大を与えることに注目される。第二に、2個の量の積の全体的な大きさは、2個の量(この場合、|H|と|E|)を有するように、可能な限り近づけば、最適な製品価値が得られる。上述したように、平面CPLアンテナでは、放射素子120を、給電点112からループ素子108に沿った実質的に90°(又は270°)の電気長の位置に配置することで直交性が達成される。さらに、ループ素子108及び放射素子120のそれぞれの形状及び寸法はそれぞれ、同等の高い|H|及び|E|の大きさを提供するように構成することができる。このため、従来のループアンテナとは対照的に、平面CPLアンテナは、送信モードと受信モードの両方を提供するだけでなく、放射効率を高めることができる。
小型化を実現することは、CPLアンテナのループ素子及び/又は放射素子に直列キャパシタンスを導入することによって達成される。このようなアンテナ構造は、容量結合された複合ループアンテナ(C2CPL)と呼ばれ、従来のアンテナよりも効率的で小型の送信モードと受信モードの両方を提供するように考案される。C2CPLアンテナの構造及び実装の例は、特許文献4に記載されている。図2に示す例を参照して、C2CPLアンテナの主な特徴について以下に要約する。
図2は、平面C2CPLアンテナ200の一例を示す。この例では、平面C2CPLアンテナ200は、プリント回路基板(PCB)204上に印刷され、第1のループセクション208A及び第2のループセクション208Bを有するループ素子208を含み、第1のループセクション208A及び第2のループセクション208Bは間隙210を介して容量結合される。従って、C2CPLの場合、ループ素子208は、2個の導電性セクション208A及び208B並びに容量性間隙210を含む第1の素子である考えることができる。容量値は間隙210の幅及び長さを調整することによって達成される。第1のループセクション208Aの容量結合端とは反対側に位置する端部212はアンテナの電流給電点である。第2のループセクション208Bの容量結合端とは反対側に位置する別の端部216はグランドプレーンに短絡される。C2CPLアンテナ200は、ループ素子208に結合される第2の素子である放射素子220をさらに含む。CPLアンテナと同様に、ループ素子208に対する放射素子220の接続点は、相互に実質的に直交する電界及び磁界を発生/受信するために、C2CPLアンテナ200において重要である。この効果を達成するために、放射素子220は、給電点212からループ素子208に沿って実質的に90°(又は270°)の電気長の位置に配置される。アンテナ構造の各素子の形状及び寸法は、目標の共振を得るように調整することができる。例えば、図2のアンテナ構造は、特定の無線アプリケーションに2.4/5.8GHzデュアルバンドを有するように調整することができる。図2に示すこの例では、間隙210がループ素子208に導入される。代替的又は追加的に、放射素子220に間隙を導入して小型化を図ることができる。すなわち、間隙が第1の素子及び/又は第2の素子に導入されてもよく、分割されたセクションは、サイズ縮小のために容量結合されるように構成される。
上述したように、C2CPLアンテナは小型化して高効率を達成することができる。従って、これらのアンテナは、例えば、MIMOシステム、USBドングルなどの、多重アンテナシステムに使用される良好な候補である。図3A及び図3Bは、図2に示す例と同様である2個のC2CPLアンテナを図示する。アンテナ構造及びグランドプレーンの導電性部分は、誘電体基板、プリント基板、セラミック、アルミナなどの上に印刷されてもよい。あるいは、これらの部品は、部品間にエア間隙又は発泡スチロールを形成することができる。図3Aは、アンテナ1、アンテナ2、及び第1のグランドプレーン318Aを含む第1の層を図示する。図3Bは、第2のグランドプレーン318Bを含む第2の層を図示する。第1及び第2のグランドプレーン318A及び318Bは、第1及び第2のグランドプレーン318A及び318Bに垂直に形成されたグランド(接地)バイアスによって(グランドバイアスは図中に複数の小さな円で示される)等電位となるようにする。
図3A及び図3Bのこの例では、アンテナ1は、図2に示すものと同様の構造を有する平面C2CPLアンテナであり、第1の層のループ素子308と、第1のループセクション308Aと第2のループセクション308Bとを有し、ここで、第1のループセクション308Aと第2のループセクション308Bは間隙310を介して容量結合される。このため、C2CPLアンテナのループ素子308は、2個の導電性セクション308A及び308B並びに容量性間隙310を含む第1の素子であると考えることができる。第1のループセクション308Aの容量結合端とは反対側に位置する第1の終点312はアンテナ1の電流給電点である。給電点312はポート1に接続され、第1のグランドプレーン318A内に形成されるが、第1のグランドプレーン318Aから分離されており、この例では、第1の層の層である。第2のループセクション308Bの容量結合端とは反対側に位置する第2の終点316は第1のグランドプレーン318Aに短絡される。アンテナ1は放射素子320をさらに含み、放射素子320は第2の素子であり、ループ素子308に結合される。相互に実質的に直交する電界と磁界の発生/受信のために、放射素子320は、給電点312からループ素子308に沿って実質的に90°(又は270°)の電気長の位置に配置される。この例では、間隙310は、ループ素子308に導入される。代替的又は追加的に、放射素子320に間隙を導入して小型化を図ることができる。すなわち、第1の素子及び/又は第2の素子に間隙を導入し、分割されたセクションは、サイズ縮小のために容量結合されるように構成される。
図3Aに示すように、第2のアンテナ(アンテナ2)は基本的に第1のアンテナ、アンテナ1の鏡像である。図示のように、アンテナ2はポート2に結合され、アンテナ1から独立して電流給電される。ポート2も、第1のグランドプレーン318Aに形成されるが、第1のグランドプレーン318Aから分離される。この例では、アンテナ1及びアンテナ2は、同じ構造を有し、対称的に配置されるように示される。しかしながら、異なる形状のC2CPLアンテナを使用することができ、配置は二アンテナシステムを形成するために対称的である必要はない。アンテナ1及びアンテナ2の各素子の形状及び寸法は、目標の共振に応じて変化させることができる。さらに、3つ以上のC2CPLアンテナをマルチアンテナシステムを形成するために使用されてもよい。
上述したように、複数のアンテナが密集している構成は、アンテナ間の電磁結合による干渉効果が送受信の品質や効率を著しく低下させることがある。このため、マルチアンテナシステムにはアンテナアイソレーション方式がしばしば必要となる。この明細書は、システム内の2個のアンテナを結合するように構成され、共振時にアンテナの電磁的アイソレーションを達成する共振アイソレータの実施例を開示する。
図4A及び図4Bは、図3A及び図3Bに示された2個のC2CPLアンテナシステムの一例を示し、ここで、共振アイソレータをさらに含み、2個のアンテナを分離し、共鳴して2個のアンテナを電磁的に分離する。2個のアンテナ構造とグランドプレーンの導電部分はプリント配線基板、セラミック、アルミナなどの誘電体基板上に印刷することができる。あるいは、これらの部品は、部品間にエアギャップ又は発泡スチロールを形成することができる。図4Aは、アンテナ1、アンテナ2、及び第1のグランドプレーン418Aを含む第1の層を図示する。図4Bは、第2のグランドプレーン418B及び共振アイソレータ428を含む第2層の底面図を示す。2個のグランドプレーンは複数の円で示されるグランドバイアスと結合されることで同電位に保持する。
図4A及び図4Bの例では、アンテナ1は、図3Aに示すものと同様の構造を有する平面C2CPLアンテナである。給電点412A−1がポート1に結合され、ポート1はこの例では第1のグランドプレーン418Aに形成されるが、そこから分離される。第2のアンテナ(アンテナ2)の給電点412A−2はアンテナ2はポート2に結合され、アンテナ1から独立して給電される。ポート2も、第1のグランドプレーン内に形成されているが、第1のグランドプレーンから分離されている。この例では、アンテナ1及びアンテナ2は、同じC2CPLアンテナ構造を有し、対称的に配置されるように示されている。しかしながら、異なるC2CPLアンテナを使用することができ、配置は、二アンテナシステムを形成するために対称的である必要はない。アンテナ1とアンテナ2の各要素の形状と寸法は、
共振アイソレータ428と同様に、目標の共振に応じて変化させることができる。
共振アイソレータ428の第1及び第2の端部412B−1及び412B−2はそれぞれ、アンテナ1及びアンテナ2の給電点412A−1及び412A−2に結合される。垂直方向のバイアスは、共振アイソレータ428の第1の端部412B−1をアンテナ1の給電点412A−1に結合する第1のビアと、共振アイソレータ428の第2の端部412B−2をアンテナ2の給電点412A−2に結合する第2のビアを用いて、点412A1/412B−1と412A−2/412B−2の間の第1層と第2層に形成される。第2の層における共振アイソレータ428の位置は、第1の層に形成された第1のグランドプレーン418Aのフットプリントと重なるように予め定められている。言い換えると、第1のグランドプレーン418Aは、共振アイソレータ428を上側に覆い被さる(オーバーハングする)ように構成される。この構成は、そうでなければ得ることができるよりも良好な周波数調整を可能にする。
一実施形態によれば、共振アイソレータ428の第1の端部412B−1及び第2の端部412B−2は、それぞれ、アンテナ1及びアンテナ2の給電点412A−1及び412A−2に結合され、それは電流が各アンテナにおいて最大値を有する点の位置に設けられる。さらに、共振アイソレータ428の電気長は、実質的に90°又はその奇数倍(270°、450°など)である。この構成は、2個のアンテナ間の最適なアイソレーションを提供する。
さらに、共振アイソレータ428上の共振電流に関連する後進波は、共振アイソレータの電気長は90°に設定されるから、前進波に対して180°の位相シフトを受ける。このため、180°の位相オフセットを有する前進波と後進波は、アンテナ1を表す電流のコースのノードに対して有効に開回路を生成するように合成される。このように、アンテナ1とアンテナ2は、電気長が90°である共振アイソレータ428の存在のために、共振時に実質的に分離することができる。
前述したように、実施形態にかかる二アンテナシステムは、実質的に90°(又はその奇数倍)の電気長を有する共振アイソレータによってデカップリングされた2個のC2CPLアンテナを含み、実質的に直交する電界及び磁界の発生のために効率が高められ、容量結合アンテナ素子を構成することにより小型化が図られ、共振時の2個のアンテナ間のアイソレーションは、2個のアンテナを分離する共振アイソレータのために強化される。図5A及び5Bは、図4A及び図4Bに示すように、共振アイソレータによって分離された2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムを有する装置の実施例を示す。装置の平面図及び底面図はそれぞれ、第1の層と第2の層上に形成された構造の輪郭を一緒に示すことによって図5A及び図5Bに示されている。図5A及び図5Bに提供された例では、各素子のサイズ及び寸法は2.4GHz帯域を得るように調整されるが、マルチバンドの実装も可能である。
図6は、図5A及び図5Bに示された装置の周波数に対する測定されたSパラメータを示すプロットであり、ここで、3つのSパラメータが別々にプロットされる。このプロットのS21パラメータ値によって示されるように、2.4GHz共振付近で高いアイソレーションが達成される。共振アイソレータを備えたこの二アンテナシステムは、この領域内の2個のアンテナ間の強い結合のために生じる、低周波数で高いRF伝送を示すローパスフィルタ特性を有することが分かる。
図7は、図5A及び図5Bに示された装置の周波数に対する測定された効率を示すプロットであり、ここでアンテナ1の効率とアンテナ2の効率は別々にプロットされる。50%近くの効率値が、C2CPLアンテナの使用によって与えられる小さな装置のサイズにもかかわらず、2.4GHzの共振の近傍で達成されている。
図8A、図8B及び図8Cはそれぞれ、Y−Z平面上、X−Y平面上及びX−Z平面上において、2.45GHzで測定された放射パターンを示すプロットであり、図5A及び図5Bに示された装置に対して、アンテナ1の放射パターンとアンテナ2の放射パターンがそれぞれの図で別々にプロットされる。X軸、Y軸及びZ軸は、挿入図に示すように、Y−Z平面に沿って配置された装置に対して割り当てられる。図8A及び8Bから分かるように、2個のアンテナの間の高いアイソレーションのために、アンテナ1とアンテナ2の放射パターンが互いに相補的に発生される。図8CのX−Z平面上の放射パターンは、電磁エネルギーの大部分が相対的に小さなエネルギーで下向きに進む上半球にあることを示す。これは、その装置が例えばPCに挿入されるUSBドングルとして使用される場合に望ましい特性である。この構成では、下方に向かう放射パターンは最小であり、従って、PC内の電子機器への電磁干渉は最小限に抑えられる。
本開示は、2個のC2CPLアンテナ構造の1つの例と、共振アイソレータの実施形態を含む。しかしながら、上記特許文献4に記載されるようなアンテナ及びそれらのバリエーションなどの任意のC2CPLアンテナは小型で高効率で孤立した二アンテナシステムを得ることができる。これについて共振アイソレータの使用をN個のアンテナシステムに拡大することも可能である。従って、本開示は、2個のC2CPLアンテナに限定されず、本開示はCPLアンテナのみに限定されず、同様に広範囲の他のアンテナと共に使用することができる。加えて、2個のアンテナを分離するための共振アイソレータは、上記の例では1つの特定の共振用に構成されるが、共振アイソレータを再構成することが可能であり、マルチバンドシステムのための2つ以上の共振でのアイソレーションを提供することができる。
図9は、図2に示す例と同様に、2個のC2CPLアンテナを有する二アンテナシステムの別の例を示し、ここで、共振アイソレータが含まれて2個のアンテナを分離し、共振して2個のアンテナを電磁的に分離する。このアンテナシステムの構造は、図4A及び図4Bに示す例と同様であり、共振アイソレータ928が第2の層の代わりに第1の層に配置される点が異なる。図9は、アンテナ1、アンテナ2、第1のグランドプレーン918、及び共振アイソレータ928を含む第1の層の上面図を示す。第2のグランドプレーンは、第1の層が形成される、第2の層表面と反対側の基板表面上にある。2個のグランドプレーンはグランドバイアスに接続され、それらを同電位に保持する。とって代わって、本アンテナシステムは、第2の層内に第2のグランドプレーンを有さずに全ての素子を収容する1つの層を有するように構成してもよい。アンテナ1及びアンテナ2の各々は、図2に示すものと同様の構造を有する平面C2CPLアンテナである。アンテナ1の給電点はポート1に接続され、アンテナ2の給電点は、アンテナ1から独立して給電されるようにポート2に結合される。
この例では、アンテナ1及びアンテナ2は、同じC2CPLアンテナ構造を有し、鏡面対称に配置されるように図示される。しかしながら、異なるC2CPLアンテナを使用することができ、配置は二アンテナシステムを形成するために鏡面対称である必要はない。アンテナ1及びアンテナ2、並びに共振アイソレータ1028の各素子の形状及び寸法は、目標の共振に応じて変化させることができる。
共振アイソレータ1028の第1及び第2の端部912−1及び912−2はそれぞれアンテナ1及びアンテナ2の給電点の近くの位置に結合され、ここで、電流は各アンテナにおいて最大値を有する。さらに、共振アイソレータ928の電気長は、実質的に90°又はその奇数倍(270°、450°など)になるように構成される。
上記の例では、二アンテナシステムは単一周波数で動作し、共振アイソレータは連続した導電素子である。図10A及び図10Bに示す二アンテナシステムの例は、誘電体基板1000上に実装されたマルチバンド二アンテナシステムの上面図及び底面図をそれぞれ示し、ここで、共振アイソレータは、容量結合される2個の別個の導電素子により形成される。アンテナ1及び2は、先に図示したものとは異なる構造を有する平面C2CPLアンテナである。アンテナ1及び2は、第1のループセクション1002A及び第2のループセクション1002Bを有するループ素子1002を含み、第1のループセクション1002A及び第2のループセクション1002Bは間隙1004を介して容量結合される。このため、C2CPLアンテナの各々におけるループ素子1002は、2個の導電性部分1002A及び1002B並びに容量性間隙1004を含む第1の素子であると考えられる。アンテナ1の第1のループセクション1002Aは、アンテナ1の第1の端部及び電流給電点1002A−1で給電され、アンテナ2の第1のループセクション1002Aは、アンテナ2の第1の端部及び電流給電点1002A−2で給電される。給電点1002A−1,1002A−2のそれぞれは、それぞれポート1及びポート2に結合される。ポート1とポート2は、第1のグランドプレーン1006Aから分離される。
アンテナ1と2の他の端部は、第2のループセクション1002Bの容量結合端とは反対側であって、第1のグランドプレーン1006Aに短絡される。アンテナ1及び2はさらに、それぞれ異なる周波数で動作し、ループセクション1002A、1002Bのそれぞれに形成される2個の放射素子を含む。互いに実質的に直交するアンテナ1の電界と磁界を発生/受信するために、第2のループセクション1002Bの放射素子は、給電点1002A−1からループ素子1002Bに沿って実質的に90°(又は270°)の電気長の位置に配置される。同様の設定がアンテナ2で行われる。間隙1004は、上述のようにサイズ縮小の目的で構成されてもよい。図10Bは、間隙1010によって分離された第1のセクション1008A及び第2のセクション1008Bで形成される、第2のグランドプレーン1006B及び共振アイソレータ1008を含む。2個のグランドプレーンは図10A及び図10Bには示されていないが、上記の他の図のいくつかに示されるように複数の円で示されるが、グランドバイアスと結合され、それらを同電位に保持する。図10A及び図10Bに示すアンテナ装置は鏡面対称であるが、対称性は本質的ではなく、異なる形状及び構成のアンテナを二アンテナシステムの一部として使用することができる。
図10Bに示す容量性負荷共振アイソレータの実施例は、2個の密集したアンテナ間のアイソレーションを大幅に改善することができ、それらはアンテナの動作波長未満で分離される。さらに、この例では、両方のバンドでアイソレーションを強化してデュアルバンド動作をサポートする目的で使用するために、C2CPLアンテナアートワーク内で領域を再利用することができる。各アンテナの共振アイソレータは、アンテナの給電点に、低ローカルインピーダンス点(すなわち、局所的な電流の最大値)近傍で接続することができる。容量性負荷共振アイソレータの全長は、その構造を流れる電流が、共用接続点1002B−1,1002B−2において、アンテナの非アクティブ部分に励起された電流を加算的に打ち消す位相変化をうけるように構成してもよい。共振アイソレータのアートワークに容量性素子を導入することにより、小型化とデュアルバンド動作が同時に可能になる。
図11は、両方の動作周波数において図10A及び図10Bに示す例において測定された、周波数に対するSパラメータを示し、ここで、2個のSパラメータが別々にプロットされる。このプロットのS2,1パラメータ値によって示されるように、2.4GHzの共振付近で高いアイソレーションが実現される。S2,2のパラメータで示されるように5.5GHzでそれほどではない。
図12A、図12B及び図12Cは、図10A及び図10Bに2.45GHzで例示された例についてそれぞれ示される、Y−Z平面、X−Y平面及びX−Z平面上において、測定された放射パターンを示すプロットを示す。図13A、図13B及び図13Cは、5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、Y−Z平面上、X−Y平面上及びX−Z平面上において測定された放射パターンを示す。
図14は、図10A及び図10Bに2.45GHzで示した例において、測定された周波数に対する効率を示すプロットである。図15は、5.5GHzで図10A及び図10Bに示す例において、測定された周波数に対する効率を示すプロットである。
図14では、約60%の周波数に対する効率は、C2CPLアンテナの使用によって与えられる小さな装置のサイズにもかかわらず、2.45GHzの共振の近傍で達成され、図15では、5.5GHzでの効率は80%に近くなっている。
一実施形態では、アンテナシステムは、第1のアンテナと第2のアンテナとを有する少なくとも一対のアンテナを含む第1の層を備え、第1の層は第1のグランドプレーンをさらに含む。前記アンテナシステムは、共振アイソレータと第2のグランドプレーンとを含む第2の層とを備え、前記共振アイソレータは第1の端部と第2の端部とを有し、第2のグランドプレーンから絶縁された第2の層上又は当該第2の層内に設けられ、前記共振アイソレータは、第1のアンテナが第1のビアにより第1の端部に接続されかつ第2のアンテナが第2のビアによって第2の端部に接続されるときの共振時に、前記第1のアンテナを前記第2のアンテナから分離するように構成される。前記第1のビア及び前記第2のビアは前記第1の層及び前記第2の層に垂直であり、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのそれぞれは、電流給電点に第1の終点で結合された第1の素子であって、第2の終点において第1のグランドプレーンに短絡され、磁界を放射する第1の素子と;給電点から実質的に90度又は90度の奇数倍の電気長で第1の素子に結合された第2の素子であって、磁界と実質的に直交する電界を発生する第2の素子とを備える。
本実施形態では、前記第1の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される。本実施形態では、前記第2の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される。
一実施形態では、前記共振アイソレータは、前進波と後進波が合成されたときの共振時に開回路となる、前進波と、位相オフセットを有する後進波とを発生する、実質的に90度又は実質的に90度の奇数倍の電気長を有することで、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションを提供する。本実施形態では、前記共振アイソレータは、第1のアンテナと第2のアンテナとの間において、実質的に90度の位相遅延、又は実質的に90度の位相遅延の奇数倍のいずれかを提供する電気長を有する。
一実施形態では、前記第1のビアは、電流値が最大である第1のアンテナの前記電流給電点に結合され、第2のビアは、電流値が最大である第2のアンテナの電流給電点に結合される。
一実施形態では、第1の層はN対のアンテナを含み、第2の層はN個の共振アイソレータを含み、N個の共振アイソレータのうちの1つの共振アイソレータは、N対のアンテナのうちの各アンテナ対に対応する。
一実施形態では、前記アンテナシステムはマルチバンドアンテナシステムであり、前記共振アイソレータは、マルチバンドアンテナシステムの各共振時において第1のアンテナを第2のアンテナから分離するように構成される。
一実施形態では、前記共振アイソレータは、第1の端部を第2の端部に連結する導電線を含み、一実施形態では、前記共振アイソレータは、前記第1の端部と前記第2の端部との間に形成された間隙を含み、前記第1の端部と前記第2の端部とは、前記間隙を介して容量結合される。
一実施形態では、アンテナシステムは、第1のアンテナ及び第2のアンテナを含む第1のアンテナ対と、グランドプレーンと、第1のアンテナに結合された第1の端部を有しかつ第2のアンテナに結合された第2の端部とを備える共振アイソレータとを備え、共振アイソレータは、第1のアンテナが第1の端部に接続されかつ第2のアンテナが第2の端部に接続されるときの共振時に第1のアンテナを第2のアンテナから分離するように構成される。前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのそれぞれは、第1の終点で電流給電点に結合されかつ第2の終点でグランドプレーンに短絡される第1の素子であって磁界を放射する第1の素子と、給電点から実質的に90度又は90度の奇数倍の電気長で第1の素子に結合された第2の素子であって、磁界と実質的に直交する電界を発生する第2の素子とを備える。
本実施形態では、前記第1の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される。本実施形態では、前記第2の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される。
一実施形態では、前記共振アイソレータは、前進波と、前進波と後進波が合成されたときの共振時に開回路となる位相オフセットを有する後進波とを発生する、実質的に90度又は実質的に90度の奇数倍の電気長を有し、第1のアンテナと第2のアンテナとの間のアイソレーションを提供する。本実施形態では、前記共振アイソレータは、第1のアンテナと第2のアンテナとの間において、実質的に90度の位相遅延、もしくは又は実質的に90度の位相遅延の奇数倍のいずれかを提供する電気長を有する。
一実施形態では、前記第1の端部は、電流値が最大である前記第1のアンテナの前記給電点において前記第1のアンテナに結合され、第2の端部は、電流値が最大である第2のアンテナの給電点に接続される。
本実施形態では、前記共振アイソレータは、第1の端部を第2の端部に連結する導電線を含む。本実施形態では、前記共振アイソレータは、前記第1の端部と前記第2の端部との間に形成された間隙を含み、前記第1の端部と前記第2の端部とは、前記間隙を介して容量結合される。
本実施形態では、第1の素子はループ素子であり、第2の素子は放射モノポール素子である。
本実施形態では、放射素子は、第1の周波数で動作し、第1の素子は第1の周波数と実質的に異なる第2の周波数で動作する第2の放射素子をさらに含む。
本実施形態では、N対のアンテナ及びN個の共振アイソレータをさらに備え、N個の共振アイソレータのうちの1つの共振アイソレータは、N対のアンテナのうちの各アンテナ対に対応する。
本実施形態では、前記アンテナシステムはマルチバンドアンテナシステムであり、前記共振アイソレータは、マルチバンドアンテナシステムの各共振時に、第1のアンテナを第2のアンテナから分離するように構成される。
この文書には多くの詳細説明を含むが、これらは発明の範囲を限定するものと解釈されるべきではなく、請求される可能性のあるものとして解釈され、むしろ本発明の特定の実施形態に特有の特徴の説明として解釈されるべきである。別個の実施形態の文脈でこの文書に記載される特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で記載される様々な特徴は別々に又は任意の適切なサブコンビネーションで複数の実施形態で実施することもできる。複数の特徴は、特定の組み合わせで作用するものとして上に説明されており、当初はそのように主張されていても、クレームされた組み合わせからの1つ以上の特徴は、ある場合には、その組み合わせから行使されることができ、請求された組み合わせは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションのバリエーションに向けられ得る。

Claims (22)

  1. 第1のアンテナと第2のアンテナとを有する、少なくとも一対のアンテナを含む第1の層と、
    共振アイソレータと第2のグランドプレーンとを含む第2の層とを備えるアンテナシステムであって、
    前記第1の層は第1のグランドプレーンをさらに含み、
    前記共振アイソレータは第1の端部及び第2の端部を有し、前記第2のグランドプレーンから分離された第2の層の上又は内部に配置され、
    前記共振アイソレータは、前記第1のアンテナが第1のビアにより第1の端部に接続されかつ前記第2のアンテナが第2のビアによって第2の端部に接続されるときの共振時に前記第1のアンテナを前記第2のアンテナから分離するように構成され、前記第1のビア及び前記第2のビアはそれぞれ前記第1の層及び前記第2の層に垂直であり、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのそれぞれは、
    第1の終点で電流給電点に結合され、第2の終点で第1のグランドプレーンに短絡された第1の素子であって、磁界を放射する第1の素子と、
    給電点から実質的に90度又は90度の奇数倍の電気長で前記第1の素子に結合される第2の素子であって、磁界と実質的に直交する電界を発生する第2の素子とを含むアンテナシステム。
  2. 前記第1の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、
    前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される請求項1に記載のアンテナシステム。
  3. 前記第2の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、
    前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される請求項1に記載のアンテナシステム。
  4. 前記共振アイソレータは、前進波と、前進波と後進波が合成される共振時に開回路を生成する位相オフセットを有する後進波とを発生して、実質的に90度又は実質的に90度の奇数倍の電気長を有することで、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間のアイソレーションを提供する請求項1に記載のアンテナシステム。
  5. 前記共振アイソレータは、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間において、実質的に90度の位相遅延、又は実質的に90度の位相遅延の奇数倍のいずれかの電気長を提供する請求項1に記載のアンテナシステム。
  6. 前記第1のビアは、電流値が最大である前記第1のアンテナの電流給電点に結合され、前記第2のビアは、電流値が最大である前記第2のアンテナの電流給電点に結合される請求項1に記載のアンテナシステム。
  7. 前記第1の層はN対のアンテナを含み、前記第2の層はN個の共振アイソレータを含み、
    前記N個の共振アイソレータのうちの1つの共振アイソレータは、前記N対のアンテナのうちの各アンテナ対に対応する請求項1に記載のアンテナシステム。
  8. 前記アンテナシステムはマルチバンドアンテナシステムであり、
    前記共振アイソレータは、前記マルチバンドアンテナシステムの各共振時に前記第1のアンテナを前記第2のアンテナから分離するように構成される請求項1に記載のアンテナシステム。
  9. 前記共振アイソレータは、第1の端部を第2の端部に連結する導電線を含む請求項1に記載のアンテナシステム。
  10. 前記共振アイソレータは、前記第1の端部と前記第2の端部との間に形成された間隙を含み、
    前記第1の端部と前記第2の端部とは、前記間隙を介して容量結合される請求項1に記載のアンテナシステム。
  11. 第1のアンテナと第2のアンテナとを含む第1のアンテナ対と、
    グランドプレーンと、
    前記第1のアンテナに結合された第1の端部と、前記第2のアンテナに結合された第2の端部とを有する共振アイソレータとを備えたアンテナシステムであって、
    前記共振アイソレータは、前記第1のアンテナが第1の端部に接続されかつ前記第2のアンテナは前記第2の端部に接続される共振時に前記第1のアンテナを前記第2のアンテナから分離するように構成され、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのそれぞれは、
    第1の終点で電流給電点に結合される第1の素子であって、第2の終点でグランドプレーンに短絡され、磁界を放射する第1の素子と、
    給電点から実質的に90度又は90度の奇数倍の電気長で前記第1の素子に結合される第2の素子であって、磁界と実質的に直交する電界を発生する第2の素子とを備えるアンテナシステム。
  12. 前記第1の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、
    前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される請求項11に記載のアンテナシステム。
  13. 前記第2の素子は、第1のセクションと、第2のセクションと、前記第1のセクションと前記第2のセクションとの間に形成された間隙とを備え、
    前記第1のセクション及び前記第2のセクションは、前記間隙を介して容量結合される請求項11に記載のアンテナシステム。
  14. 前記共振アイソレータは、前進波と、前記前進波と後進波が合成される共振時に開回路を生成する位相オフセットを有する後進波とを発生する、実質的に90度又は実質的に90度の奇数倍の電気長を有することで、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間のアイソレーションを提供する請求項11に記載のアンテナシステム。
  15. 前記共振アイソレータは、前記第1のアンテナと前記第2のアンテナとの間において、実質的に90度の位相遅延又は実質的に90度の位相遅延の奇数倍のうちの1つを提供する電気長を有する請求項11に記載のアンテナシステム。
  16. 前記第1の端部は、電流値が最大である前記第1のアンテナの前記給電点において前記第1のアンテナに結合され、
    前記第2の端部は、電流値が最大である前記第2のアンテナの電流給電点に結合される請求項11に記載のアンテナシステム。
  17. 前記共振アイソレータは、前記第1の端部を前記第2の端部に連結する導電線を含む請求項11に記載のアンテナシステム。
  18. 前記共振アイソレータは、前記第1の端部と前記第2の端部との間に形成された間隙を含み、前記第1の端部と前記第2の端部とは、前記間隙を介して容量結合される請求項11に記載のアンテナシステム。
  19. 前記第1の素子はループ素子であり、前記第2の素子は放射モノポール素子である請求項11に記載のアンテナシステム。
  20. 放射素子は第1の周波数で動作し、
    前記第1の素子は前記第1の周波数と実質的に異なる第2の周波数で動作する第2の放射をさらに含む請求項19に記載のアンテナシステム。
  21. N対のアンテナ及びN個の共振アイソレータをさらに備え、
    前記N個の共振アイソレータのうちの1つの共振アイソレータは、前記N対のアンテナのうちの各アンテナ対に対応する請求項11に記載のアンテナシステム。
  22. 前記アンテナシステムはマルチバンドアンテナシステムであり、
    前記共振アイソレータは、前記マルチバンドアンテナシステムの各共振時において、前記第1のアンテナを前記第2のアンテナから分離するように構成される請求項11に記載のアンテナシステム。
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