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JP2017509098A - 浮動型フランジを備えるプラズマセル - Google Patents

浮動型フランジを備えるプラズマセル Download PDF

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Abstract

光維持プラズマを形成するためのプラズマセルは、ガス塊を収容するように構成された透過要素と、透過要素の開口部に、またはその付近に設置された第一の終端フランジと、透過要素の他の開口部に、またはその付近に設置された第二の終端フランジと、第一または第二の端末フランジと透過要素との間に配置された浮動型フランジと、を含む。浮動型フランジは、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である。さらに、浮動型フランジは、透過要素の内部空間を閉じて、ガス塊を透過要素の中に収容するように構成される。透過要素は、照明源からの照明を受け取り、ガス塊内でプラズマを発生させるように構成される。透過要素は、照明源からの照明の一部と、プラズマにより発せられた広帯域放射の一部を透過させる。

Description

関連出願との相互参照
本願は、2013年12月13日に出願された、Ilya Bezel、Anatoly ShchemelininおよびAmir Torkamanを発明者とし、“FLOATING FLANGE CELL DESIGN”と題する米国仮特許出願第61/916,048号の米国特許法第119条(e)に基づく利益を主張するものであり、同仮出願の全体を参照によって本願に援用する。
本発明は一般に、プラズマベースの光源に関し、より詳しくは、1つまたは複数の浮動型フランジを備えるプラズマセルに関する。
さらに微細なデバイス特徴物を有する集積回路に対する需要が高まり続ける中で、小型化の一途をたどるこうしたデバイスの検査に用いられる改良型の照明源へのニーズも増大し続けている。このような照明源の1つは、レーザ維持プラズマ源を含む。レーザ維持プラズマ光源は、高出力の広帯域光を生成できる。レーザ維持プラズマ光源は、レーザ放射をガス塊の中に合焦させてガス、例えばアルゴンまたはキセノンを、発光可能なプラズマ状態に励起させることにより動作する。この効果は一般に、プラズマを「ポンピングする」と言われる。
特開2007−048516号公報
一般的なプラズマセルの設計では、高温および高圧環境に対する十分な耐性を提供できず、シール部の完全性、プラズマセルの本体、およびプラズマセル内部の雰囲気の質を損なう。そこで、上述のような欠陥を修正するためのシステムと方法を提供することが望ましいであろう。
本発明のある例示的な実施形態によれば、光維持プラズマを形成するシステムが開示される。1つの例示的な実施形態において、システムは、照明を生成するように構成された照明源を含む。他の例示的な実施形態において、システムはプラズマセルを含む。1つの例示的な実施形態において、プラズマセルは、1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素と、透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に配置された1つまたは複数の終端フランジと、1つまたは複数の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に配置された1つまたは複数の浮動型フランジと、を含む。他の例示的な実施形態において、1つまたは複数の浮動型フランジは、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である。他の例示的な実施形態において、システムは、照明源からの照明をガス塊の中に合焦させて、プラズマセル内に収容されるガス塊の中にプラズマを発生させるように構成された集光要素を含む。他の例示的な実施形態において、プラズマは広帯域放射を発生する。他の例示的な実施形態において、プラズマセルの透過要素は、照明源により生成される照明の少なくとも一部と、プラズマにより発せられる広帯域放射のうちの少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させる。
本発明のある例示的な実施形態によれば、光維持プラズマを形成するプラズマセルが開示される。1つの例示的な実施形態において、プラズマセルは、1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素を含む。他の例示的な実施形態において、プラズマセルは、透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された第一の終端フランジを含む。他の例示的な実施形態において、プラズマセルは、透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された第二の終端フランジを含む。他の例示的な実施形態において、プラズマセルは、第一の終端フランジまたは第二の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に設置された少なくとも1つの浮動型フランジを含む。他の例示的な実施形態において、少なくとも1つの浮動型フランジは、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である。他の例示的な実施形態において、少なくとも1つの浮動型フランジは、透過要素の内部空間を取り囲んで、透過要素の中にガス塊を収容するように構成される。他の例示的な実施形態において、透過要素は、照明源からの照明を受け取って、ガス塊の内部にプラズマを生成するように構成される。他の例示的な実施形態において、プラズマは広帯域放射を発する。他の例示的な実施形態において、透過要素は、照明源により生成された照明の少なくとも一部と、プラズマにより発せられた広帯域放射のうちの少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させる。
本発明のある例示的な実施形態によれば、光維持プラズマを形成するプラズマセルが開示される。1つの例示的な実施形態において、プラズマセルは、1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素を含む。他の例示的な実施形態において、プラズマセルは、透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された1つまたは複数の終端フランジを含む。他の例示的な実施形態において、プラズマセルは、1つまたは複数の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に設置された1つまたは複数の浮動型フランジを含み、1つまたは複数の浮動型フランジは、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である。他の例示的な実施形態において、透過要素は、照明源からの照明を受け取って、ガス塊中にプラズマを生成するように構成される。他の例示的な実施形態において、プラズマは広帯域放射を発する。他の例示的な実施形態において、透過要素は、照明源により生成された照明の少なくとも一部と、プラズマにより発せられた広帯域放射のうちの少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させる。
当然のことながら、上記の一般的な説明も、以下の詳細な説明も、例示的かつ説明的にすぎず、必ずしも特許請求されている本発明を限定するとは限らない。明細書に組み込まれ、その一部をなす添付の図面は、本発明の実施形態を示しており、一般的な説明と共に、本発明の原理を説明する役割を果たす。
当業者であれば、以下のような添付の図面を参照すれば、本開示の様々な利点をよりよく理解できるであろう。
本発明の1つの実施形態による、光維持プラズマを形成するシステムの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、接続ロッドを備えるプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、フィンを備えるプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、フィンを備えるプラズマセルの端面図である。 本発明の1つの実施形態による、1つまたは複数の冷媒輸送接続ロッドを有するプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、1つまたは複数の熱伝導接続ロッドを有するプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、1つまたは複数の放射遮断要素を備えるプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、1つまたは複数の放射遮断要素を備えるプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、1つまたは複数のプルーム制御要素を備えるプラズマセルの高レベル概略図である。 本発明の1つの実施形態による、集光器/反射器の中に取り付けられたプラズマセルの高レベル概略図である。
ここで、添付の図面に示されている、本開示の主題を詳細に参照する。
図1A〜1Jの全体を参照しながら、本開示による光維持プラズマを生成するためのシステムを説明する。本発明の実施形態は、光維持プラズマ光源による広帯域光の生成に関する。本発明の実施形態は、プラズマセルの中にプラズマを維持するために使用されるポンピング光(例えば、レーザ源からの光)とプラズマにより発せられる広帯域光の両方を透過させる透過要素を備えるプラズマセルを提供する。本発明の実施形態は、プラズマセルの透過要素と終端フランジとの間に設置された中間浮動型フランジおよび/または圧縮シーリング要素を提供してもよい。中間浮動型フランジおよび/または圧縮シーリング要素は、透過要素と接続ロッド等、プラズマセルの各種の構成部品の熱膨張を補償する。本発明のプラズマセルの接続ロッドは、プラズマセルの各種のシールに予圧を付与する役割を果たしてもよい。本発明の実施形態はまた、プラズマセルの1つまたは複数の部分、例えばプラズマセルの透過要素の開口部の終端をなす1つまたは複数のフランジ(例えば、金属フランジまたはセラミックフランジ)および/またはキャップに接続された、またはそれと一体化された各種の制御要素(例えば、温度制御、対流制御、およびその他)も提供してもよい。
本明細書において留意される点として、本開示のプラズマセルの浮動型フランジおよび圧縮シーリング要素により提供される膨張補償の特徴によって、接続ロッド、透過要素、およびフランジに、その材料の熱膨張率に関係なく、数多くの種類の材料を使用できる。さらに、これらの特徴により、本開示のプラズマセルをより広い範囲の温度、熱勾配、および内圧において使用することもできる。本開示のプラズマセルにより、プラズマセルの接続ロッドと透過要素の熱膨張率と一致する必要性が低下する。本明細書において留意される点として、本開示のプラズマセルにより、各種のシールからの透過要素に対する接触応力が、透過要素への損傷を防止できるレベルまで軽減し、その一方で透過要素内の圧力を保持するのに十分な接触応力は維持される。このような構成により、プラズマセルは幅広い温度および内圧範囲で動作できる。
図1A〜1Jは、本発明の実施形態による光維持プラズマを形成するシステム100を示す。不活性ガス種内でのプラズマの生成は、2007年4月2日に出願された米国特許出願第11/695,348号および2006年3月31日に出願された米国特許出願第11/395,523号に概して記載されており、両出願の全体を本願に援用する。様々なプラズマセルの設計とプラズマ制御機構は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に記載されており、同出願の全体を参照によって本願に援用する。プラズマの生成はまた、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号に概して記載されており、同出願の全体を参照によって本願に援用する。プラズマセルと制御機構はまた、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号にも記載されており、同出願の全体を参照によって本願に援用する。プラズマセルと制御機構はまた、2014年5月27日に出願された米国特許出願第14/288,092号にも記載されており、同出願の全体を参照によって本願に援用する。プラズマセルと制御機構はまた、2013年1月15日に出願された米国特許出願第13/741,566号にも記載されており、同出願の全体を参照によって本願に援用する。
図1Aを参照すると、1つの実施形態において、システム100は照明源111(例えば、1つまたは複数のレーザ)を含み、これは例えば、ただしこれらに限定されないが、赤外線放射または可視放射等の選択された波長または波長範囲の照明を生成するように構成される。他の実施形態において、システム100は、プラズマ104を生成し、または維持するためのプラズマセル102を含む。他の実施形態において、システム100は集光器/反射器要素105(例えば、楕円形の集光要素)を含み、これは照明源111から発せられた照明をプラズマセル102の中に収容されているガス塊103の中に合焦させるように構成される。
他の実施形態において、プラズマセル102は透過要素108を含む。他の実施形態において、図1B〜1Hに示されているように、透過要素108は1つまたは複数の開口部109a、109b(例えば、上側開口部109aおよび下側開口部109b)を有していてもよい。1つの実施形態において、1つまた複数の開口部109a、109bは、透過要素108の1つまたは複数の端部分に配置されてもよい。他の実施形態において、第一の開口部109aおよび第二の開口部109bは相互に流体連通し、透過要素108の内部空間が第一の開口部109aから第二の開口部109bへと続くようになっている。例えば、図1B〜1Hに示されているように、第一の開口部109aは透過要素108の第一の端部分に配置されてもよく、第二の開口部109bは、透過要素108の、第一の端部分と反対の第二の端部分に配置されてもよい。
他の実施形態において、図1B〜1Hに示されるように、プラズマセル102は1つまたは複数の終端フランジ110、112を含む。1つの実施形態において、1つまたは複数の終端フランジ110、112は、透過要素108の1つまたは複数の開口部109a、109bに、またはその付近に設置される。例えば、プラズマセル102は、第一の終端フランジ110(例えば、上側フランジ)と第二の終端フランジ(例えば、下側フランジ)を含んでいてもよいが、これらに限定されない。
他の実施形態において、プラズマセル102は、1つまたは複数の浮動型フランジ113を含む。例えば、浮動型フランジ113は、終端フランジ、例えば終端フランジ112と透過要素108との間に設置されてもよい。1つの実施形態において、1つまたは複数の浮動型フランジ113は移動可能である。この点において、1つまたは複数の浮動型フランジ113の移動は、プラズマセル102の1つまたは複数の構成要素、例えば、ただしこれに限定されないが、透過要素108の熱膨張を補償する。この点において、浮動型フランジ113は、プラズマセル102の終端フランジ(例えば、フランジ110、12)と透過要素108との間に配置される中間フランジと考えてもよい。
1つの実施形態において、透過要素108はガス塊103を収容するように構成される。1つの実施形態において、第一の終端フランジ110(または第二の終端フランジ112)と浮動型フランジ113は、透過要素108の内部空間を閉じて、ガス塊103を透過要素108の本体の中に収容するように構成される。この点において、第一の終端フランジ110と浮動型フランジ113は閉じられてもよく、フランジが透過要素108と接触すると閉鎖空間が作られる。本明細書において留意される点として、プラズマセル102の閉鎖空間はまた、1つまたは複数のキャップ、例えば図1Jに示され、本明細書でさらに説明されるキャップ134および136等で形成されてもよい。1つの実施形態において、プラズマセルは、取付けねじ138によって第一の終端フランジ110に連結可能な第一のキャップ134を含む。他の実施形態において、プラズマセル102は、取付けねじ140によって第二のフランジ112に連結可能な第二のキャップ136を含む。1つの実施形態において、第一のキャップ134と第二のキャップ136は、透過要素108の内部空間を閉じ、ガス塊103を透過要素108の本体内に収容するように構成される。この点において、第一の終端フランジ110と浮動型フランジ113は開放していてもよく、キャップ134、136が第一の終端フランジ110および第二の終端フランジ112と接触すると、閉鎖空間が形成される。
他の実施形態において、プラズマセル102は、1つまたは複数の浮動型フランジ113と1つまたは複数の終端フランジ110、112との間のギャップの中に設置された圧縮シーリング要素122を含む。1つの実施形態において、圧縮シーリング要素122は、不完全に圧縮されたシールを含む。例えば、圧縮シーリング要素122としては、不完全に圧縮されたCリングシール(例えば、金属Cリングシール)、Eリングシール(例えば、金属Eリングシール)、またはOリングシール(例えば、金属Oリングシール)が含まれるが、これらに限定されない。他の例として、圧縮シーリング要素122にはベローが含まれるが、これに限定されない。
本明細書において留意される点として、圧縮シーリング要素122は、透過要素108と浮動型フランジ113との間にシールを提供する一方で、プラズマセル102の各種の構成要素(例えば、透過要素108)の熱膨張を可能にしてもよい。例えば、透過要素108の熱膨張により、浮動型フランジ113が変位(例えば、図1B〜1Hにおいて縦方向に沿って変位)してもよく、それによって圧縮シーリング要素122が圧縮される。このような構成により、圧縮応力が最小化され、または少なくとも軽減され、それが、透過要素108と浮動型フランジ113との間のシールを破損せずに、プラズマセル102の1つまたは複数の構成要素(例えば、透過要素108、接続ロッド118、およびその他)の動作温度と耐容熱勾配の範囲を広くする。
他の実施形態において、図1B〜1Hに示されるように、プラズマセル102は1つまたは複数のシール114を含む。1つの実施形態において、シール114は、透過要素108の本体と、1つまたは複数の終端フランジ、例えば終端フランジ110と、および浮動型フランジ113との間のシールを提供するように構成される。プラズマセル102のシール114は、当業界で知られているいずれのシールを含んでいてもよい。例えば、シール114としては、ロウ付け、弾性シール、Oリング、Cリング、Eリング、およびその他が含まれていてもよいが、これらに限定されない。1つの実施形態において、シール114は、1つまたは複数の金属または金属合金を含んでいてもよい。例えば、シール114は、軟質金属合金、例えばインジウム系合金を含んでいてもよいが、これに限定されない。他の実施形態において、シール114は、インジウムコートCリングを含んでいてもよい。
他の実施形態において、第一の終端フランジ110、第二の終端フランジ112、または浮動型フランジ113のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数の冷媒チャネル116を含む。例えば、冷媒チャネル116は気体または流体を循環させて、そのフランジを冷却するように構成されてもよい。例えば、冷媒チャネル116は、水、空気、または他のいずれの適当な熱交換流体を循環させてもよい。1つの実施形態において、あるフランジの冷媒チャネル116は、他の冷媒システムの構成要素と共に外部冷媒供給源に流体連結されてもよい。
本明細書において留意される点として、高出力セル動作には透過要素108とフランジの熱管理が必要である。例えば、融点が156.6℃のインジウムがシール材料として使用される場合、シール領域を低温にする必要があるかもしれない。留意される点として、ガラス電球の動作条件で本開示の温度管理をせずに操業した場合、摂氏数百度にも達する可能性がある。上下のフランジ110、112の温度管理は、冷却されたエンドキャップ132、134(例えば、水冷式エンドキャップ)とフランジの熱結合を通じて実現できる。さらに留意される点として、浮動型フランジ113には別の冷却(例えば、水冷)が必要であり、これは圧縮シーリング要素122(例えば、Cリング)を通じた熱伝導性がその用途には十分でないかもしれないからである。さらに留意される点として、透過要素108の熱管理は、圧縮シーリング要素122から冷却された(例えば、水冷された)構成要素までの伝導冷却路を介して実現できる。
本明細書において留意される点として、終端フランジ110、112および/または浮動型フランジ113は、当業界で知られているいずれの適当な材料から形成されてもよい。例えば、終端フランジ110、112および/または浮動型フランジ113は、金属またはセラミック材料のうちの少なくとも1種から形成されてもよい。
他の実施形態において、図1Bに示されるように、プラズマセル102は1つまたは複数の接続ロッド118を含む。1つの実施形態において、プラズマセル102の1つまたは複数の接続ロッド118は、開口部109a、109bに、またはその付近に1つまたは複数の終端フランジ110、112を固定する役割を果たしてもよい。1つの実施形態において、1つまたは複数の接続ロッド118は、1つまたは複数の終端フランジ110、112に取付けねじ127、129で固定されてもよい。他の実施形態において、浮動型フランジ113は、1つまたは複数の貫通穴115を含み、それによって1つまたは複数の接続ロッド118は、図1Bに示されるように、終端フランジ110および112を相互に機械的に連結できる。他の実施形態において、浮動型フランジ113の1つまたは複数の貫通穴115と1つまたは複数の接続ロッド118は、透過要素108が熱膨張(または収縮)したときに、浮動型フランジ113が移動(例えば、図1Bの垂直方向に沿って移動)できる大きさである。例えば、円柱形の透過要素108の場合、接続ロッド118は、第一のフランジ109aと、透過要素108の、第一のフランジ109aと反対の端に位置付けられた第二のフランジ109bに連結されてもよい。この点において、接続ロッド118は、上側フランジ110を透過要素108の上端に、浮動型フランジ113(および接続された下側フランジ112)を透過要素108の下端に固定しようとする機械的力を提供する役割を果たす。
他の実施形態において、図1Bに示されるように、図1Bの1つまたは複数の接続ロッド118は、シール114および/または圧縮シーリング要素122に予圧を付与するように構成される。この点において、1つまたは複数の接続ロッド118は、透過要素108に圧縮応力を提供する役割を果たし、それによって透過要素108を密閉する。留意される点として、シール114と透過要素108へのこの圧縮応力により、シールをプラズマセル102の空間103の内部の高い動作圧力に保つことができる。
圧縮シーリング要素122のわずかな弾性により、透過要素108と接続ロッド118の熱膨張を補償でき、それが終端フランジ110、112を一体に保持する。さらに、圧縮シーリング要素122は、プラズマセル102の内部空間103内のガスの内部ガス圧により引き起こされる接続ロッドの伸長を補償できる。留意される点として、圧縮シーリング要素122と接続ロッド118(またはフィン124)との組合せによって、圧縮シーリング要素122により提供される大きな面積のシールが圧縮により応力を受けた状態に保たれ、その一方で、応力の大きさは、プラズマセル102の内部ガス圧および透過要素108と接続ロッド118(またはフィン124)の温度に関して比較的一定に保たれる。
さらに留意される点として、シール114のために大きな接触面積を使用することにより、予圧応力を透過要素108の端部にわたって均等に分散させることができ、脆性材料、例えば、ただしこれに限定されないが、CaFの使用が可能となる。これに加えて、フランジ110、112、113と透過要素108の両方に対してシール114の大きな接触面積を使用することにより、フランジ110、112、113と透過要素108との間の良好な熱接触が可能となる。このような構成により、当接するシール114を通じた伝導冷却を介して、透過要素の熱管理を改善できる。
さらに留意される点として、圧縮シーリング要素122の直径が透過要素108のためのシール114の直径より大きい場合、内部セル圧が上昇すると、透過要素108にさらに大きい圧縮圧力が加わるかもしれない。このような追加の圧力は、接続ロッド118(またはフィン124)の柔軟性による透過要素108への圧縮圧力の損失を補償する役割を果たすことができる。さらに、この圧縮圧力は、より広い動作圧力範囲について、透過要素108のシール114への予圧を保持するのに役立つ。
他の実施形態において、図1Cおよび1Dに示されるように、プラズマセル102は、1つまたは複数のフィン124を含む。1つの実施形態において、プラズマセル102の1つまたは複数のフィン124(例えば、3つのフィンまたは4つのフィン)は、1つまたは複数の終端フランジ110、112を開口部109a、109bに、またはその付近に、本明細書中で前述した接続ロッド118と同様の方法で固定する役割を果たしてもよい。1つの実施形態において、1つまたは複数のフィン124は、1つまたは複数の終端フランジ110、112に取付けねじ127、129で固定されてもよい。他の実施形態において、1つまたは複数のフィン124のロッド部分は、図1Cに示されるように、貫通穴115を通過して、終端フランジ110および112を機械的に連結する役割を果たしてもよい。この点において、フィン124は、接続ロッド118と同様に、上側フランジ110を透過要素108の上端に、浮動型フランジ113(および接続されている下側フランジ112)を透過要素108の下端に固定するのに役立つ機械力を提供する役割を果たす。さらに認識される点として、フィンは適当な程度に薄く(および/または楔状に)されて、照明源111と透過要素108および/または透過要素108と集光要素105との間の減衰が制限されてもよい。他の実施形態において、フィン124は、熱エネルギーをプラズマセル102の1つまたは複数の部分から周囲雰囲気(例えば、周囲空気)へと伝達することによってプラズマセル102を冷却するように構成される。
他の実施形態において、図1Cに示されるように、図1Cの1つまたは複数のフィン124はシール114および/または圧縮シーリング要素122に予圧を付与するように構成される。この点において、1つまた複数のフィン124は、透過要素108の接触応力を提供する役割を果たし、それによって透過要素108を密閉できる。再び留意される点として、フィン124により提供されるシール114と透過要素108に対するこの圧縮応力により、シールをプラズマセル102の空間103の内部の高い動作温度に保持できる。
1つの実施形態において、透過要素108は、適当な照明を吸収してプラズマを生成するのに適した、当業界で知られているいずれの選択されたガス(例えば、アルゴン、キセノン、水銀、またはその他)を収容してもよい。1つの実施形態において、照明源111からの照明113をガス塊103の中に合焦させることによって、エネルギーが透過要素108の中のガスまたはプラズマの1つまたは複数の選択された吸収線を通じて吸収され、それによってガス種を「ポンピング」して、プラズマを発生させ、または維持する。他の実施形態において、図示されていないが、プラズマセル102は、透過要素108の内部空間103の中にプラズマ104を発生させるための電極群を含んでいてもよく、照明源111からの照明113は、電極による着火後にプラズマ104を維持する。
他の実施形態において、透過要素108の空間103内で生成され、またはその中で維持されたプラズマ104は広帯域放射を発する。1つの実施形態において、プラズマ104により発せられる広帯域照明115は、少なくとも真空紫外(VUV)放射を含む。他の実施形態において、プラズマ104により発せられる広帯域照明114は、深紫外(DUV)放射を含む。他の実施形態において、プラズマ104により発せられる広帯域照明115は、紫外(UV)放射を含む。他の実施形態において、プラズマ104により発せられる広帯域照明115は可視放射を含む。例えば、プラズマ104は、120〜220nmの範囲の短波長放射を発してもよい。この点において、透過要素108により、システム100のプラズマセル102はVUV放射源として機能することができる。他の実施形態において、プラズマ104は、波長が120nm未満の波長放射を発してもよい。他の実施形態において、プラズマ104は、波長が200nmより長い放射を発してもよい。
システム100の透過要素108は、プラズマ104により生成された放射を少なくとも部分的に透過させる、当業界で知られているいずれの材料から形成されてもよい。1つの実施形態において、システム100の透過要素108は、プラズマ104により生成されたVUV放射を少なくとも部分的に透過させる、当業界で知られているいずれの材料から形成されてよい。他の実施形態において、システム100の透過要素108は、プラズマ104により生成されたDUV放射を少なくとも部分的に透過させる、当業界で知られているいずれの材料から形成されてもよい。他の実施形態において、システム100の透過要素108は、プラズマ104により生成されたUV光を透過させる、当業界で知られているいずれの材料から形成されてもよい。他の実施形態において、システム100の透過要素108は、プラズマ104により生成された可視光を透過させる当業界で知られている何れの材料から形成されてもよい。
他の実施形態において、透過要素108は、照明源111からの放射113(例えば、IR放射)を透過させる当業界で知れられているいずれの材料から形成されてもよい。
他の実施形態において、透過要素108は、照明源111(例えばIR源)からの放射と透過要素108の空間103内に含まれるプラズマ104により発せられる放射(例えば、VUV放射、DUV放射、UV放射、および可視放射)を透過させる、当業界で知られているいずれの材料から形成されてもよい。
例えば透過要素108には、ただし、これらに限定されないが、(プラズマ104からの)放射と照明源111からのレーザ放射(例えば、赤外放射)を透過させることのできるフッ化カルシウム(CaF)、フッ化マグネシウム(MgF)、結晶水晶、およびサファイヤが含まれていてもよい。本明細書においで留意される点として、例えば、ただしこれらに限定されないが、CaF、MgF、結晶水晶、およびサファイヤ等の材料は、190nmより短い波長の放射を透過させる。例えば、CaFは、約120nmと短い波長を有する放射を透過させる。さらに、これらの材料は、短波長放射、例えばVUV放射等に露出されたときの急速な劣化に耐えられる。他の例として、場合により、溶融石英を透過要素108の形成に利用してもよい。本明細書中で留意される点として、溶融石英は確かに、190nmより短い波長の放射をある程度透過させることは確かであり、170nmと短い波長に対する有益な透過性示す。
透過要素108は、当業界で知られているいずれの形状をとってもよい。1つの実施形態において、透過要素108は、図1A〜1Hに示されるように、円筒形の形状を有していてもよい。他の実施形態において、図示されていないが、透過要素108は球状の形態を有していてもよい。他の実施形態において、図示されていないが、透過要素108は複合的な形状を有していてもよい。例えば、透過要素108の形状は2つまたはそれ以上の形状の組合せからなっていてもよい。例えば、透過要素108の形状は、プラズマ104を収容するように構成された球形の中央部分と、この球形の中央部の上および/または下に延びる1つまたは複数の円筒形部分からなっていてもよく、1つまたは複数の円筒形部分は終端フランジ110、112と浮動型フランジ113に連結される。
透過要素108が円筒形状である場合、1つまたは複数の開口部109a、109bは、円筒形の透過要素108の1つまたは複数の端部分に配置されてもよい。この点において、透過要素108は中空の円筒形状をとり、チャネルが第一の開口部109aから第二の開口部109bへと延びる。他の実施形態において、フランジ110(または112)と浮動型フランジ113は、透過要素108の壁と一緒に、透過要素108のチャネルの中にガス塊103を収容する役割を果たす。本明細書において認識される点として、この構成は、本明細書中で前述したような様々な透過要素108の形状にも当てはまる。
図1Eおよび1Fは、本発明の1つまたは複数の実施形態による、1つまたは複数の能動接続ロッドを備えたプラズマセルを示している。本明細書において留意される点として、本開示のプラズマセル102ではすべての構造の熱膨張が一致する必要がないため、プラズマセル102の接続ロッド/フィンを使って補助的な機能(例えば、冷却機能)を実行できる。
1つの実施形態において、図1Eに示されるように、プラズマセルは1つまたは複数の冷媒輸送接続ロッド126、128を備える。例えば、冷媒輸送接続ロッド126、128は、第一の終端フランジ110と第二の終端フランジ112を機械的に連結してもよい。他の実施形態において、冷媒輸送接続ロッド126、128は、第一のフランジから第二のフランジに熱を伝達するように構成される。例えば、冷媒輸送接続ロッド126、128は、冷媒を収容し、循環させ、熱が下側終端フランジ112から上側終端フランジ110へと運ばれるようにしてもよいが、必須ではない。他の例として、冷媒輸送接続ロッド126、128は、冷媒を収容し、循環させて、熱が上側終端フランジ110から下側終端フランジ112へと運ばれるようにしてもよいが、必須ではない。
他の実施形態において、図1Fに示されるように、プラズマセル102は、1つまたは複数の熱伝導ロッド130を備える。例えば、熱伝導ロッド130は、第一の終端フランジ110と第二の終端フランジ112を機械的に連結してもよい。他の実施形態において、熱伝導ロッド130は、第一のフランジから第二のフランジに熱を伝えるように構成される。例えば、熱伝導ロッド130は熱を下側終端フランジ112から上側終端フランジ110へと伝導してもよいが、必須ではない。他の例として、熱伝導ロッド130は熱を上側終端フランジ110から下側終端フランジ112へと伝導してもよいが、必須ではない。
図1Gおよび1Hは、本開示の1つまたは複数の実施形態による1つまたは複数の放射遮断要素132、134を備えるプラズマセル102を示している。1つの実施形態において、1つまたは複数の放射遮断要素132および/または134は、透過要素の1つまたは複数の開口部の付近に放射シールドを含んでいてもよく、これは照明源111の少なくとも1つからの放射およびプラズマ104により生成された放射をブロックし、プラズマセル102の1つまたは複数のシール114に到達しないように構成される。
1つの実施形態において、放射遮断要素132および/または134は、プラズマ104からの放射または光源111からの照明(例えば、レーザからの放射)からプラズマセル102の1つまたは複数の部分を遮断するのに適した構造を含んでいてもよい。例えば、図1Gに示されるように、1つまたは複数の放射遮断要素132は透過要素10の外面に、またはその付近に設置されてもよい。他の例として、図1Hに示されるように、1つまたは複数の放射遮断要素134は透過要素108の内面に、またはその付近に設置されてもよい。
他の実施形態において、1つまたは複数の放射遮断要素132、134は、透過要素108の1つまたは複数の内側または外側部分に塗布されたコーティング材を含んでいてもよく、それによってプラズマ104からの放射がプラズマセル102の1つまたは複数の選択された部分からブロックされる。他の実施形態において、プラズマセル102は、透過要素の1つまたは複数の開口部の付近にコーティング層を含んでいてもよく、これはプラズマにより生成された放射の少なくとも一部をブロックしてプラズマセルの1つまたは複数のシールに到達しないように構成される。例えば、コーティング材(例えば、金属材料)が円筒形の透過要素108の1つまたは複数の内側または外側端部に塗布されて、プラズマ104からの放射(例えば、UV放射)をブロックして、シール114に損傷を与えない(または少なくともその損傷を限定する)ようにしてもよい。他の実施形態において、反射防止コーティング材料が透過要素108の1つまたは複数の内側または外側部分に塗布されて、プラズマ104からの放射をプラズマセル102の1つまたは複数の選択された部分からブロックしてもよい。放射シールドおよび放射ブロックコーティング層の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して記載されており、その全体が上で参照により本願に援用されている。放射シールドおよび放射ブロックコーティングの利用は、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号に概して記載されており、その全体はすでに参照により本願に援用されている。
他の実施形態において、プラズマセル102は、フランジ110、112、113のうちの1つまたは複数に連結された1つまたは複数の制御要素を含んでいてもよい。1つの実施形態において、プラズマセル102は、プラズマセル102、透過要素108、空間103内のガス、プラズマ104、および/またはプラズマからのプルームの1つまたは複数の特性を制御するための1つまたは複数の制御要素を含んでいてもよい。
1つの実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113に連結された1つまたは複数の制御要素は、内部制御要素を含んでいてもよい。例えば、1つまたは複数のフランジ110、112、113の1つまたは複数の制御要素は、透過要素108の内部空間の中にある内部制御要素を含んでいてもよい。1つの実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113の1つまたは複数の制御要素は外部制御要素を含んでいてもよい。例えば、1つまたは複数のフランジ110、112、113の1つまたは複数の制御要素は、1つまたは複数のフランジ110、112、113の、透過要素108の内部空間の外にある表面に取り付けられた外部制御要素を含んでいてもよい。
1つの実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113は温度制御要素を含んでいてもよい。例えば、温度制御要素はプラズマセル102の透過要素108の内側または外側に設置されてもよい。温度制御要素は、プラズマセル102、プラズマ104、ガス、透過要素108、1つまたは複数のフランジ110、112、113および/または複数のプラズマプルーム(図示せず)の温度を制御するために使用される、当業界で知られているいずれの温度制御要素を含んでいてもよい。
1つの実施形態において、温度制御要素は、プラズマセル102、透過要素108、プラズマ104、フランジ110、112、113、および/またはプラズマのプルームを、熱エネルギーを透過要素108の外にある媒体へと伝達することによって冷却するために使用されてもよい。1つの実施形態において、温度制御要素は、プラズマセル102、透過要素108、プラズマ104、ガス、フランジ110、112、113、および/またはプラズマのプルームを冷却するための冷却要素が含まれていてもよく、これらに限定されない。例えば図1B〜1Jに示されるように、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、本明細書中ですでに述べたように、1つまたは複数の冷却要素116(例えば、水冷要素)を含んでいてもよい。
他の実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、1つまたは複数のフランジ110、112、113の1つまたは複数の部分に連結された1つまたは複数の受動熱伝達要素を含んでいてもよい。例えば、1つまたは複数の受動熱伝達要素には、ただし、これらに限定されないが、熱エネルギーを高温のプラズマ104からプラズマセル102の一部(例えば、上電極)、1つまたは複数のフランジ110、112、113、または透過要素108に伝達して、透過要素108の外に熱を伝達しやすくするように構成されたバッフル、シェブロン、またはフィンが含まれていてもよい。
熱伝達要素の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して記載されており、その全体が上で参照により本願に援用されている。熱伝達要素の利用はまた、2010年5月26日に出願された米国特許出願第12/787,827号にも概して記載されており、その全体が参照により本願に援用される。熱伝達要素の利用はまた、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。熱伝達要素の利用はまた、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。
他の実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、1つまたは複数の対流制御要素を含む。例えば、対流制御要素は、プラズマセル108の透過要素108の内側または外側に設置されてもよい。対流制御要素は、透過要素108の中の対流を制御するために使用される、当業界で知られているいずれの対流制御装置を含んでいてもよい。例えば、対流制御要素には、プラズマセル102の透過要素108の中の対流を制御するのに適した1つまたは複数の装置(例えば、1つまたは複数のフランジ110、112、113に機械的に連結され、透過要素108の内部に位置付けられた構造)を含んでいてもよい。例えば、対流を制御するための1つまたは複数の構造は、透過要素108の中に、プラズマセル102の高温のプラズマ領域104から透過要素108のより低温の内面への高温ガスの流れに影響を与えるように配置されてもよい。この点において、1つまたは他の構造は、透過要素108内の、高温のガスを原因とする透過要素108の壁への損傷を最小化し、または少なくとも軽減する領域へと対流を方向付けるように構成されてもよい。
他の実施形態において、本明細書ですでに述べた冷却要素(例えば、水冷要素116)が対流制御を提供してもよく、それによってシステム100はプラズマプルームを捕捉し、方向付け、および/または消散させることができる。
対流制御装置の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して説明されており、その全体が上で参照により援用されている。制御装置の利用はまた、2010年5月26日に出願された米国特許出願第12/787,827号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。対流制御装置の利用はまた、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。対流制御装置の利用はまた、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。
他の実施形態において、図1Iに示されるように、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、1つまたは複数のプルーム制御装置135を含んでいてもよい。例えば、プルーム制御装置135は、図1Iに示されように、1つまたは複数のフランジ110、112、113に連結され、プラズマセル102の透過要素108の内部に位置付けられているプルーム捕捉または方向転換装置を含んでいてもよい。プルーム制御要素は、プラズマ104のプルームを透過要素108の中で捕捉し、または方向転換するために使用される、当業界で知られているいずれのプルーム制御装置を含んでいてもよい。例えば、プルーム制御要素は、プラズマセル102の透過要素108の中でプラズマ領域104から生成された対流プルームを捕捉し、方向転換するのに適した凹部を有する1つまたは複数の装置を含んでいてもよい。例えば、プルーム制御要素は、1つまたは複数のフランジ110、112、113の内面に連結され、プラズマセル102の透過要素108の内部に位置付けられた1つまたは複数の電極(例えば、上電極)を含んでいてもよく、これは、プラズマセル102の透過要素の中でプラズマ領域104から発せられる対流プルームを捕捉し、および/または方向転換するのに適した凹部または中空部分を有する。プルーム制御装置の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。プルーム制御装置の利用はまた、2010年5月26日に出願された米国特許出願第12/787,827号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。プルーム制御装置の利用はまた、2014年3月25日に出願された米国特許出願第14/224,945号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。プルーム制御装置の利用はまた、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号にも概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。
他の実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、1つまたは複数のプラズマ着火要素を含んでいてもよい。例えば、1つまたは複数の電極が、1つまたは複数のフランジ110、112、113の内面上に取り付けられ、透過要素108の内部空間の中に位置付けられてもよい。各種の電極構成の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。各種の電極構成の利用は、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号に概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。
他の実施形態において、1つまたは複数のフランジ110、112、113は、プラズマセル102、透過要素108、プラズマ104、ガス、プラズマのプルーム、およびその他の1つまたは複数の特性(例えば、熱特性、圧力特性、放射特性、およびその他)を測定するように構成された1つまたは複数のセンサ(図示せず)を含んでいてもよい。1つの実施形態において、1つまたは複数のセンサは、1つまたは複数のフランジ110、112、113の外面または内面に設置されたセンサを含んでいてもよい。例えば、1つまたは複数のセンサには、ただし、これらに限定されないが、温度センサ、圧力センサ、放射センサ、およびその他が含まれていてもよい。
図1Jは、本発明の1つまたは複数の実施形態による集光器105に接続されたプラズマセル102の簡略化された概略図を示す。1つの実施形態において、プラズマセル102は集光器に、取付けねじ142または他のあらゆる適当な取付け装置を介して機械的に接続される。
他の実施形態において、プラズマセル102は1つまたは複数のガス制御要素132を含む。1つの実施形態において、ガス制御要素132は、プラズマセルの1つまたは複数のキャップ138、140に連結されてもよい。例えば、ガス制御要素132は、フィードスルー132を含んでいてもよい。例えば、ガス制御要素132は、ガス源と透過要素108を流体連結する役割を果たすガス管またはチューブを含む。他の実施形態において、システム100は、ガスライン(ガス源と透過要素108との間)に沿って位置付けらたれガスバルブを含んでいてもよく、それによって使用者は透過要素108内に収容されたガスの量と種類を制御できる。他の実施形態において、ガス制御要素132は、フランジ110、112、113のうちの1つまたは複数に連結されてもよい。ガス充填装置の利用は、2012年10月9日に出願された米国特許出願第13/647,680号に概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。ガス充填装置の利用は、2014年3月31日に出願された米国特許出願第14/231,196号に概して記載されており、その全体が上で参照により援用されている。
本明細書において留意される点として、図1Jに示されているフィードスルー132はガスフィードスルーに限定されない。本明細書において認識される点として、本発明のプラズマセル102は何れの数のフィードスルーを含んでいてもよい。例えば、プラズマセル102は、ただし、これらに限定されないが、ガスフィードスルー、冷却フィードスルー、または電気フィードスルーを含んでいてもよい。この点において、終端フランジ110、112、浮動型フランジ113、またはキャップ134、136のいずれの1つも、ガス、冷媒、または電気配線がプラズマセル102の外からプラズマセル102のいずれかの内側部分に通すフィードスルーを含んでいてもよい。
再び図1Aを参照すると、集光要素105は、照明源111から発せられる照明を、プラズマセル102の透過要素108内に収容されガス塊103の中に合焦させるのに適した、当業界で知られているいずれの物理的構成をとってもよい。1つの実施形態において、図1Aに示されるように、集光要素105は、照明源111からの照明113を受け取り、照明113を透過要素108内に収容されたガス塊103に中に合焦させるのに適した反射内面を有する凹領域を含んでいてもよい。例えば、集光要素105は、図1Aに示されるように、反射内面を有する楕円形の集光要素105を含んでいてもよい。
他の実施形態において、集光要素105は、プラズマ104から発せられた広帯域照明(例えば、VUV放射、DUV放射、UV放射、および/または可視放射)を集光し、この広帯域照明を1つまたは複数の他の光学要素(例えば、フィルタ123、ホモジナイザ125、およびその他)へと方向付けるように配置される。例えば、集光要素102は、少なくともプラズマ104により発せられたVUV広帯域照明を集光し、広帯域照明を1つまたは複数の下流の光学要素へと方向付けてもよい。他の例として、集光要素105は、プラズマ104により発せられたDUV広帯域照明を集光して、この広帯域照明を1つまたは複数の下流の光学要素へと方向付けてもよい。他の例として、集光要素105は、プラズマ104により発せられたUV広帯域照明を集光し、この広帯域照明を1つまたは複数の下流の光学要素に方向付けてもよい。他の例として、集光要素105はプラズマ104により発せられた可視広帯域照明を集光し、この広帯域照明を1つまたは複数の下流の光学要素に方向付けてもよい。この点において、プラズマセル102は、VUV放射、UV放射、および/または可視放射を、当業界で知られているいずれの光学特性の下流の光学要素に送達してもよく、これは例えば、ただし、これらに限定されないが、検査ツールまたは計測ツールである。本明細書において留意される点として、システム100のプラズマセル102は様々なスペクトル範囲の有用な放射、例えば、ただし、これらに限定されないが、DUV放射、VUV放射、UV放射、および可視放射を発してもよい。また、本明細書において留意される点として、システム100は、これらの放射帯域のいずれを利用してもよく、その一方で、VUV放射により透過領域108が受ける損傷が軽減される。この点において、透過要素108は、システム100の主目的がVUV光の利用を含んでいない場合であっても、VUV光に対する耐性のある材料から形成されてもよい。
1つの実施形態において、システム100は各種の追加の光学要素を含んでいてもよい。1つの実施形態において、追加の光学素子の集合には、プラズマ104により発せられる広帯域光を集光するように構成された集光光学装置を含んでいてもよい。例えば、システム100は、集光要素105からの照明を下流の光学装置、例えば、これに限定されないが、ホモジナイザ125へと方向付けるように構成されたコールドミラー121を含んでいてもよい。
他の実施形態において、光学装置群は、システム100の照明路または集光路のいずれかに沿って設置された1つまたは複数の追加のレンズ(例えば、レンズ117)を含んでいてもよい。1つまたは複数のレンズは、照明源111からの照明をガス塊103内に合焦させために利用されてもよい。あるいは、1つまたは複数の追加のレンズは、プラズマ104から発せられる広帯域光を選択された標的(図示せず)へと合焦させるために利用されてもよい。
他の実施形態において、光学装置群は反射鏡119を含んでいてもよい。1つの実施形態において、反射鏡119は、照明源111からの照明113を受け取り、この照明をプラズマセル102の透過要素108の中に収容されたガス塊103へと、集光要素105を介して方向付けるように構成されてもよい。他の実施形態において、集光要素105は、ミラー119からの照明を受け取り、この照明を集光要素105(例えば、楕円形集光要素)の焦点に合焦させるように構成され、そこにはプラズマセル102の透過要素108が設置されている。
他の実施形態において、光学装置群は、照明路または集光路のいずれかに沿って設置された、照明を、光が透過要素108に入る前にフィルタ処理するか、またはプラズマ104からの光の発生後に照明をフィルタ処理する1つまたは複数のフィルタ123を含んでいてもよい。本明細書において留意される点として、上で説明し、図1Aに示されているシステム10の光学装置群は例示の他に提供されているにすぎず、限定的であると解釈するべきではない。本発明の範囲内で、多数の同様の光学構成を利用してよいことが想定される。
本明細書においては、システム100がプラズマを各種のガス環境内で維持するために利用されてよいと想定される。1つの実施形態において、プラズマ104を発生させ、および/または維持するために使用されるガスは、不活性ガス(例えば、希ガスまたは非希ガス)または非不活性ガス(例えば、水銀)を含んでいてもよい。他の実施形態において、プラズマ104を発生させ、および/または維持するために使用されるガスは、ガスの混合物(例えば、不活性ガスの混合物、不活性ガスと非不活性ガスの混合物、または非不活性ガスの混合物)を含んでいてもよい。例えば、本明細書においては、プラズマ104を発生させるために使用されるガス塊はアルゴンを含んでいてもよいことが予想される。例えば、ガス103は、5気圧を超える(例えば、20〜50気圧)圧力に保持された、実質的に純粋なアルゴンガスを含んでいてもよい。他の例において、ガスは、5気圧を超える(例えば、20〜50気圧)の圧力に保持された、実質的に純粋なクリプトンガスを含んでいてもよい。他の実施形態において、ガス103は、アルゴンガスとその他のガスとの混合物を含んでいてもよい。
さらに留意される点として、本発明は多数のガスに拡張して適用されてよい。例えば、本発明における使用に適したガスには、Xe、Ar、Ne、Kr、He、N2、O、O、H、D、F、CH、1つまたは複数の金属ハロゲン化物、ハロゲン、Hg、Cd、Zn、Sn、Ga、Fe、Li、Na、Ar:Xe、ArHg、KrHg、XeHg、およびその他を含んでいてもよいが、これらに限定されない。一般的な意味において、本発明は、いずれの光ポンププラズマ生成システムにも拡張して適用されると解釈されるべきであり、さらに、プラズマセル内にプラズマを維持するのに適したいずれの種類のガスにも拡張して適用されると理解されるべきである。
他の実施形態において、システム100の照明源111は1つまたは複数のレーザを含んでいてもよい。一般的な意味において、照明源111は当業界で知られているいずれのレーザシステムを含んでいてもよい。例えば、照明源111は、電磁スペクトルの赤外、可視、または紫外部分の放射を発することのできる、当業界で知られているいずれのレーザシステムを含んでいてもよい。1つの実施形態において、照明源111は、連続波(continuous wave)(CW)レーザ放射を発するように構成されたレーザシステムを含んでいてもよい。例えば、照明源111は、1つまたは複数のCW赤外レーザ源を含んでいてもよい。例えば、ガス塊103がアルゴンであるか、アルゴンを含む場合、照明源111は、1069nmの放射を発するように構成されたCWレーザ(例えば、ファイバレーザまたはディスクYbレーザ)を含んでいてもよい。留意される点として、この波長はアルゴンの1068nm吸収線に適合し、したがって、アルゴンガスのポンピングに特に有益である。本明細書において留意される点として、CWレーザの上記の説明は、限定的ではなく、当業界で知られているいずれのレーザでも本発明に関して使用できる。
他の実施形態において、照明源111は1つまたは複数のダイオードレーザを含んでいてもよい。例えば、照明源111は、空間103に収容されるガス種のいずれか1つまたは複数の吸収線に対応する波長の放射を発する1つまたは複数のダイオードレーザを含んでいてもよい。一般的な意味において、照明源111のダイオードレーザは、ダイオードレーザの波長がいずれかのプラズマのいずれかの吸収線(例えば、イオン遷移線)または当業界で知られているプラズマ生成ガス(例えば、高励起中性遷移線)のいずれかの吸収線に合わせて調整されるような使用のために選択されてもよい。したがって、あるダイオードレーザ(またはダイオードレーザ群)の選択は、システム100のプラズマセル102内に収容されるガスの種類によって異なる。
他の実施形態において、照明源111はイオンレーザを含んでいてもよい。例えば、照明源111は、当業界で知られているいずれの希ガスイオンレーザを含んでいてもよい。例えば、アルゴンベースプラズマの場合、アルゴンイオンのポンピングに使用される照明源111はArレーザを含んでいてもよい。
他の実施形態において、照明源111は、1つまたは複数の周波数変換レーザシステムを含んでいてもよい。例えば、照明源111は、100ワットを超える出力レベルのNd:YAGまたはNd:YLFレーザを含んでいてもよい。他の実施形態において、照明源111は、広帯域レーザを含んでいてもよい。他の実施形態において、照明源は、変調レーザ放射またはパルスレーザ放射を発するように構成されたレーザシステムを含んでいてもよい。
他の実施形態において、照明源111は1つまたは複数の非レーザ源を含んでいてもよい。一般的な意味において、照明源111は、当業界で知られているいずれの非レーザ光源を含んでいてもよい。例えば、照明源111は、離散的または連続的に電磁スペクトルの赤外、可視、または紫外部分に含まれる放射を発することのできる、当業界で知られているいずれの非レーザシステムを含んでいてもよい。
他の実施形態において、照明源111は2つまたはそれ以上の光源を含んでいてもよい。1つの実施形態において、照明源111は2つまたはそれ以上のレーザを含んでいてもよい。例えば、照明源111(複数の場合もある)は、複数のダイオードレーザを含んでいてもよい。他の例として、照明源111は複数のCWレーザを含んでいてもよい。別の実施形態において、2つまたはそれ以上のレーザの各々は、システム100のプラズマセル102の中のガスまたはプラズマの異なる吸収線に合わせて調整されたレーザ放射を発してもよい。
本明細書に記載されている主題は、他の構成要素の中に含まれる、またはそれに関する異なる構成要素を示していることがある。当然のことながら、これらの明示された構成は例に過ぎず、実際には、同じ機能を達成する他の多くの構成を使用できる。概念的な意味において、同じ機能を達成するための構成要素のあらゆる配置を有効に「関連付け」て、所望の機能が達成されるようにする。したがって、特定の機能を達成するために組み合わせられた本明細書中のいずれの2つの構成要素も、構造や中間構成要素に関係なく、所望の機能が達成されるように相互に「関連付けられている」とみなすことができる。同様に、そのように関連付けられたいずれの2つの構成要素も、所望の機能を達成するために相互に「接続され」、または「連結される」とみなすことができ、そのように関連付けることのできる2つの構成要素はすべて、所望の機能を達成するために相互に連結可能とみなすことができる。連結可能な具体的な例としては、ただし、これらに限定されないが、物理的に嵌合可能および/または物理的に相互作用可能な構成要素および/または無線で相互作用可能な、および/または無線で相互作用する構成部品、および/または論理的に相互作用する、および/または論理的に相互作用可能な構成要素が含まれる。
本開示およびそれに伴う利点の多くが上記の説明から理解されたと確信され、本開示の主題から逸脱することなく、またその実質的な利点のいずれも犠牲にすることなく、構成要素の形態、構成および配置に様々な変更を加えられることが明らかであろう。説明されている形態は例示に過ぎず、以下の特許請求の範囲にはこのような変更が包含されるものとする。さらに、当然のことながら、本発明は付属の特許請求の範囲により定義される。

Claims (38)

  1. 照明を生成するように構成された照明源と、
    プラズマセルであって、
    1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素と、
    透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に配置された1つまたは複数の終端フランジと、
    1つまたは複数の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に配置された1つまたは複数の浮動型フランジであって、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能な浮動型フランジと、
    を含むプラズマセルと、
    照明源からの照明をガス塊の中に合焦させて、プラズマセル内に収容されるガス塊の中にプラズマを発生させるように構成された集光要素と、
    を含む、光維持プラズマを形成するシステムにおいて、
    プラズマは広帯域放射を発生し、
    プラズマセルの透過要素は、照明源により生成された照明の少なくとも一部と、プラズマにより発せられた広帯域放射のうちの少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させることを特徴とするシステム。
  2. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    透過要素と1つまたは複数の浮動型フランジとの間に設置された1つまたは複数の圧縮要素をさらに含み、1つまたは複数の圧縮要素は、透過要素の熱膨張を補償するように構成されることを特徴とするシステム。
  3. 請求項2に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数の圧縮要素は、
    1つまたは複数の不完全に圧縮されたシールを含むことを特徴とするシステム。
  4. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数の浮動型フランジは、金属材料またはセラミック材料のうちの少なくとも1種から形成されることを特徴とするシステム。
  5. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数の浮動型フランジは、浮動型フランジを通じて冷媒を流すように構成された1つまたは複数の冷媒チャネルを含むように構成されることを特徴とするシステム。
  6. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    透過要素の1つまたは複数の開口部は、
    透過要素の第一の端における第一の開口部と、
    透過要素の、第一の端と反対の第二の端における第二の開口部と、
    を含むことを特徴とするシステム。
  7. 請求項1に記載のシステムにおいて、 透過要素は、実質的に円筒形または実質的に球形のうちの少なくとも1つを有することを特徴とするシステム。
  8. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    透過要素は複合的な形状を有することを特徴とするシステム。
  9. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の終端フランジまたは1つまたは複数の浮動型フランジのうちの少なくとも1つは、
    1つまたは複数の制御要素を含むことを特徴とするプラズマセル。
  10. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数の制御要素は、
    内部制御要素と外部制御要素のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするシステム。
  11. 請求項9に記載のシステムにおいて、
    制御要素は、
    熱制御要素、対流制御要素、プルーム制御要素、ガス充填制御要素、および着火制御要素のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするシステム。
  12. 請求項1に記載のシステムにおいて、
    プラズマセルは1つまたは複数のフィードスルーを含むことを特徴とするシステム。
  13. 請求項12に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数のフィードスルーは、1つまたは複数の終端フランジ、1つまたは複数の浮動型フランジ、または1つまたは複数のキャップのうちの少なくとも1つを通過することを特徴とするシステム。
  14. 請求項12に記載のシステムにおいて、
    1つまたは複数のフィードスルーは、ガスフィードスルー、冷却フィードスルー、または電気フィードスルーのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするシステム。
  15. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の終端フランジは、
    第一の開口部に、またはその付近に設置された第一の終端フランジと、
    第二の開口部に、またはその付近に設置された第二の終端フランジと、
    を含むことを特徴とするプラズマセル。
  16. 請求項15に記載のプラズマセルにおいて、
    第一の終端フランジと第二の終端フランジに接続され、第一の終端フランジを第一の開口部を覆うように、および1つまたは複数の浮動型フランジを第二の開口部を覆うように固定するように構成された1つまたは複数の接続ロッド
    をさらに含むことを特徴とするプラズマセル。
  17. 請求項16に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の接続ロッドは、
    1つまたは複数の能動接続ロッドを含むことを特徴とするプラズマセル。
  18. 請求項17に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の能動接続ロッドは、
    第一の終端フランジ、第二の終端フランジ、または1つまたは複数の浮動型フランジのうちの2つまたはそれ以上の間で冷媒を輸送するように構成された1つまたは複数の冷媒輸送ロッドを含むことを特徴とするプラズマセル。
  19. 請求項16に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の能動接続ロッドは、
    1つまたは複数の熱伝導ロッドであることを特徴とするプラズマセル。
  20. 請求項19に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の熱伝導ロッドは、
    第一の終端フランジ、第二の終端フランジ、または1つまたは複数の浮動型フランジのうちの2つまたはそれ以上の間で熱を伝導するように構成された1つまたは複数の熱伝導ロッドを含むことを特徴とするプラズマセル。
  21. 請求項15に記載のプラズマセルにおいて、
    第一の終端フランジと第二の終端フランジに接続され、第一の終端フランジを第一の開口部を覆うように、および1つまたは複数の浮動型フランジを第二の開口部を覆うように固定するように構成される1つまたは複数のフィン
    をさらに含むことを特徴とするプラズマセル。
  22. 請求項21に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数のフィンは、プラズマセルの一部から周囲雰囲気中に熱エネルギーを伝達するようにさらに構成されることを特徴とするプラズマセル。
  23. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の放射遮断要素をさらに含むことを特徴とするプラズマセル。
  24. 請求項23に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の放射遮断要素は、
    登記要素の1つまたは複数の開口部に近接する、照明源のうちの少なくとも1つからの放射およびプラズマにより生成された放射をブロックして、プラズマセルの1つまたは複数のシールに届かないように構成される放射シールドを含むことを特徴とするプラズマセル。
  25. 請求項23に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数の放射遮断要素は、
    透過要素の1つまたは複数の開口部に近接し、プラズマにより生成された放射の少なくとも一部をプラズマセルの1つまたは複数のシールに到達しないようにブロックするように構成されたコーティング層を含むことを特徴とするプラズマセル。
  26. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    透過要素は120nm〜200nmの間の放射を少なくとも部分的に透過させることを特徴とするプラズマセル。
  27. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    透過要素は、190nm〜260nmの間の放射を少なくとも部分的に透過させることを特徴とするプラズマセル。
  28. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    透過要素は、フッ化カルシウム、フッ化マグネシウム、結晶水晶、サファイヤ、および溶融水晶のうちの少なくとも1つから形成されることを特徴とするプラズマセル。
  29. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    プラズマにより発せられる広帯域放射は、真空紫外放射、深紫外放射、紫外放射、および可視放射のうちの少なくとも1つをさらに含むことを特徴とするプラズマセル。
  30. 請求項29に記載のプラズマセルにおいて、
    透過要素は、真空紫外放射、深紫外放射、紫外放射、および可視放射のうちの少なくとも1つを少なくとも部分的に透過させることを特徴とするプラズマセル。
  31. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    照明源は、
    1つまたは複数のレーザを含むことを特徴とするプラズマセル。
  32. 請求項31に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数のレーザは、
    1つまたは複数の赤外レーザを含むことを特徴とするプラズマセル。
  33. 請求項31に記載のプラズマセルにおいて、
    1つまたは複数のレーザは、
    ダイオードレーザ、連続波レーザ、または広帯域レーザのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするプラズマセル。
  34. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    ガスは、
    不活性ガス、非不活性ガス、および2種または複数のガスの混合物のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするプラズマセル。
  35. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    集光要素は、生成されたプラズマにより発せられた広帯域放射の少なくとも一部を集光し、広帯域放射を1つまたは複数の追加の光学要素へと方向付けるように構成されていることを特徴とするプラズマセル。
  36. 請求項1に記載のプラズマセルにおいて、
    集光要素は、
    楕円形状の集光要素を含むことを特徴とするプラズマセル。
  37. 1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素と、
    透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された第一の終端フランジと、
    透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された第二の終端フランジと、
    第一の終端フランジまたは第二の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に設置された少なくとも1つの浮動型フランジであって、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である少なくとも1つの浮動型フランジと、
    を含む、光維持プラズマを形成するためのプラズマセルにおいて、
    少なくとも1つの浮動型フランジは、透過要素の内部空間を閉じ、透過要素内にガス塊を収容するように構成され、
    透過要素は、照明源からの照明を受け取って、ガス塊内にプラズマを生成するように構成され、プラズマは広帯域放射を発し、透過要素は、照明源により生成された照明の少なくとも一部とプラズマにより発せられた広帯域放射の少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させる
    ことを特徴とするプラズマセル。
  38. 1つまたは複数の開口部を有し、ガス塊を収容するように構成された透過要素と、
    透過要素の1つまたは複数の開口部に、またはその付近に設置された1つまたは複数の終端フランジと、
    1つまたは複数の終端フランジのうちの少なくとも1つと透過要素との間に設置された1つまたは複数の浮動型フランジであって、透過要素の熱膨張を補償するために移動可能である少なくとも1つの浮動型フランジと、
    を含む、光維持プラズマを形成するためのプラズマセルにおいて、
    透過要素は、照明源からの照明を受け取って、ガス塊内にプラズマを生成するように構成され、プラズマは広帯域放射を発し、透過要素は、照明源により生成された照明の少なくとも一部とプラズマにより発せられた広帯域放射の少なくとも一部を少なくとも部分的に透過させる
    ことを特徴とするプラズマセル。
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