[go: up one dir, main page]

JP2017507209A - 機械食器洗浄組成物 - Google Patents

機械食器洗浄組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2017507209A
JP2017507209A JP2016550764A JP2016550764A JP2017507209A JP 2017507209 A JP2017507209 A JP 2017507209A JP 2016550764 A JP2016550764 A JP 2016550764A JP 2016550764 A JP2016550764 A JP 2016550764A JP 2017507209 A JP2017507209 A JP 2017507209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
composition
weight
acid
salts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2016550764A
Other languages
English (en)
Inventor
ビアーズ,オラフ・コルネリス・ペトリュス
ビュイテラー,トーマス・アンドレアス
グリブノー,マイケル・カロルス・マリア
Original Assignee
ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=50115771&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2017507209(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ filed Critical ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ
Publication of JP2017507209A publication Critical patent/JP2017507209A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3932Inorganic compounds or complexes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D1/00Detergent compositions based essentially on surface-active compounds; Use of these compounds as a detergent
    • C11D1/66Non-ionic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/08Silicates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/02Inorganic compounds ; Elemental compounds
    • C11D3/04Water-soluble compounds
    • C11D3/10Carbonates ; Bicarbonates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/20Organic compounds containing oxygen
    • C11D3/2075Carboxylic acids-salts thereof
    • C11D3/2086Hydroxy carboxylic acids-salts thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/26Organic compounds containing nitrogen
    • C11D3/33Amino carboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
    • C11D3/37Polymers
    • C11D3/3746Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • C11D3/3757(Co)polymerised carboxylic acids, -anhydrides, -esters in solid and liquid compositions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3942Inorganic per-compounds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Abstract

本発明は、比較的少量の非リン酸塩ビルダー、アルカリ過炭酸塩、マンガン漂白触媒と、1種または複数のポリカルボキシレートポリマーとを含む単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物に関する。ビルダーは、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、クエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびにグルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む。ポリカルボキシレートポリマーは、重量平均分子量が1000〜100000の間であり、少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含む。組成物は使用時の茶渋除去改善をもたらす。

Description

本発明は、機械食器洗浄の分野にある。より具体的には、本発明は、自動食器洗浄洗剤および食器洗浄方法へのその使用を包含する。
自動食器洗浄機は、多くの家庭で日用品になってきている。このような機械の消費者にとっての利点、例えば、陶器類および刃物類の洗浄における労力減少は、自動食器洗浄中に使用される洗剤組成物の種類に決定的に依存する。
そのため、洗剤配合物は、典型的にはビルダー(builder)、界面活性剤、酵素および漂白剤を含むいくつかの異なる活性成分を含有する。ビルダー(錯化剤)は、洗剤組成物による汚れの除去に対するカルシウムおよびマグネシウムイオンの負の効果を打ち消すために、洗剤組成物に一般的に適用されている。さらに、ビルダーは、硬質表面に対する剥がれの視覚効果を減少させるまたは打ち消すように作用する。リン酸塩などのリン系ビルダーが多種多様な洗剤組成物で長年使用されてきた。しかしながら、環境に優しい洗剤組成物への増加する傾向の一環として、代替ビルディング剤(building agent)が開発され、これらの代替ビルダーが商業的洗剤製品に入り込んでいる。
既知の代替リン酸塩ゼロビルダーは、例えば、クエン酸の塩およびアミノポリカルボキシレート化合物(メチルグリシン−N,N−ニ酢酸(MGDA)およびグルタミン酸−N,N−ニ酢酸(GLDA)など)の塩である。
機械食器洗浄の分野で最も頑固な種類の汚れの1つは、茶渋、特に茶を硬水でいれた場合に使用後にティーカップに残る灰褐色のしみである。そのため、茶渋の除去が、機械食器洗浄配合物についての消費者の認識および満足度において重要な役割を果たす。
環境影響および効率に照らして、要求される個々の成分の量および洗剤配合物の全量を減らすことが洗剤配合物の研究の不変の目的である。しかしながら、有効成分の量を減らすことは、一般的に、特に茶渋除去に関しても、性能低下をもたらす。
いかなる機械食器洗浄組成物にも漂白系が成分として要求されることが一般的に認識されている。その有効性に照らして、無機漂白前駆体(例えば、過炭酸ナトリウムを含む)を含む系が特に望ましい。
機械食器洗浄組成物の性能を改善するための既知の方法には、無機漂白前駆体と組み合わせて、マンガン触媒などの漂白触媒を用意するというものがある。例えば、欧州特許第1741774号明細書は、非イオン界面活性剤、過酸化漂白化合物および複核マンガン錯体を含む自動機械食器洗浄組成物を開示している。複核マンガン錯体は、以下の式:
Figure 2017507209
(式中、Mnは個々にIIIまたはIV酸化状体であり得るマンガンであり;各xは配位または架橋種(例えば、O2−)を表し、Lはその窒素原子の全部またはいくつかを介してマンガン中心に配位しているいくつかの窒素原子を含有する有機分子であるリガンドであり;zは錯体の電荷を示し;Yは錯体の電荷zに依存する、電荷的中性をもたらす一価または多価対イオンであり;q=z/[電荷Y]である)
を有する。
そのため、漂白前駆体と触媒のこのような組み合わせを含む組成物が極めて望ましい。しかしながら、その利点にもかかわらず、漂白前駆体と触媒は欠点も有する。触媒は高価であり、あまりに高レベルの触媒は変色をもたらし得る。無機漂白前駆体はこれらを含有する配合物の自然発熱の可能性につながる発熱分解を伴うので、結果として配合物中のそのレベルと共に安定化要件が増加する。そのため、組成物の洗浄有効性、特に、茶渋除去を損なうことなく、組成物中の無機漂白前駆体および/またはマンガン触媒の量を減少させることが望ましいだろう。
別の態様は、いわゆる単位用量組成物の要求である。消費者は、このような計量式(pre−dosed)組成物を用いることの容易さを認識している。さらに、消費者にこのような明らかな用量を提供することは、過剰投与の傾向を減らすのにも役立つので、持続可能性の利点を提供し得る。錠剤が周知の単位用量フォーマットである。粉末および/またはゲルポーションを含むパウチなどの水溶性容器も知られている。
例えば、米国特許出願公開第2011/0265829号明細書は、食器洗浄機ディスペンサに取り付けるよう適合した水溶性多隔室(multi−compartment)パウチに関する。特に、これは、マンガントリザシクロノナンまたは関連錯体を含む粉末組成物を含むパウチを含む単位用量機械食器洗浄物品を開示している。
さらに、多くの消費者は、イオン交換樹脂および/またはすすぎ助剤のための再生塩の別の投与を必要としない、いわゆる「オールインワン」型の組成物を好む。
粉末形態の伝統的な機械食器洗浄配合物は、消費者によって投与される必要がある。典型的には、このような配合物は、比較的多用量の約30g以上を要する。しかしながら、粉末を単位用量フォーマット(例えば、パウチ−またはブリスター−型のパッケージング)で使用する場合、このような量は単位用量をあまりにかさばらせ、例えば、食器洗浄機の投与区画に取り付けるのを困難にし得るので、一般的にあまりに多量であると認識されるだろう。
さらに、消費者が用量を例えば、食器の量、ならびに除去すべき汚れの種類量および種類に応じて、特定の時に特定の必要性に適合させることが容易でないので、単位用量配合物(特に、オールインワン配合物)は伝統的な粉末製品などの連続的に投与可能な(dosable)配合物よりも堅牢であるべきであることが一般的な課題である。そのため、このような組成物中のビルダー、漂白剤および漂白触媒の量を減少させることは特に困難をもたらす。
欧州特許第1741774号明細書 米国特許出願公開第2011/0265829号明細書
そのため、単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物、特に、組成物の実質的な部分が粉末形態である組成物の性能を改善することが本発明の目的である。
さらに特に、既存の配合物と比べて、ビルダー、漂白剤および漂白触媒などの成分の存在する量が減少しているにもかかわらず、使用すると同じまたは好ましくは改善した茶渋除去を提供する単位用量機械食器洗浄組成物を提供することが本発明の目的である。
「オールインワン」または「多機能」型の製品として使用するのに適した単位用量組成物を提供することが本発明のさらなる目的である。
食器洗浄機でより短い食器洗浄プログラムを使用することへの一般的な傾向がある。結果として、洗剤組成物がしみおよび汚れに作用するために利用可能な時間も減少している。そのため、上記利点を比較的短い洗浄サイクル、例えば、10分未満、特に、約8分の洗浄温度(典型的には50〜55℃)での保持時間のサイクルで提供することができる単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ食器洗浄組成物を提供することも本発明の目的である。
本発明者らは、これらの目的の1つまたは複数を本発明の組成物によって達成することができることを見出した。特に、本発明者らはここで、比較的少量の非リン酸塩ビルダー、漂白剤および漂白触媒を含む単位用量機械食器洗浄組成物の茶渋除去性能を、重量平均分子量が1000〜100000の間である一定量のポリカルボキシレートポリマーであって、少なくとも60mol%のアクリレートモノマーを含むポリマーを添加することによって高めることができることを見出した。
そのため、第1の態様によると、本発明は、
a.量A1のメチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、量A2のクエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびに量A3のグルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む、1〜10gの範囲の量Aの非リン酸塩ビルダーであって、非リン酸塩ビルダーおよびその成分の量がそれぞれの中和されたナトリウム塩のモル当量として表される非リン酸塩ビルダーと;
b.活性酸素に関して0.06〜0.7gの範囲の量Bのアルカリ過炭酸塩と;
c.少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含む、重量平均分子量が1000〜100000の間である1種または複数のポリカルボキシレートポリマーであって、0.2〜3gの範囲の量Cで存在し、ポリマーの重量がその中和されたナトリウム塩のモル当量の重量に関して表されるポリカルボキシレートポリマーと;
d.1〜10gの範囲の量Dのアルカリ炭酸塩、アルカリケイ酸塩またはこれらの混合物と;
e.0〜2gの範囲の総量Eの1種または複数の非イオン界面活性剤と;
f.0.0020〜0.018gの範囲の量Fのマンガン漂白触媒であって、式(I):
[LMn (I)
(式中、Mnはマンガンであり;nおよびmは1〜4の独立した整数であり;各Mnは独立に、II、III、IVおよびVから選択される酸化状態を有し;Xは配位または架橋種を表し;pは0〜12の整数であり;Yは、その種類が陽性、ゼロまたは陰性であり得る錯体の電荷zに依存する対イオンであり;係数qは電荷z÷Yの電荷であり;Lは一般式(II)
Figure 2017507209
(式中、RおよびRはそれぞれゼロ、H、アルキルまたはアリールであり得;tおよびt’はそれぞれ2〜3の独立した整数であり;各Dは独立に、N、NR、PR、OまたはSであり得、RはH、アルキルまたはアリールであり;sは2〜5の整数である)
の大環状有機分子であるリガンドである)
によるものであり;
その重量が、Lが1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナンであり、mが2であり、XがO2−であり、pが3であり、zが2+であり、YがPF であり、qが2である錯体のモル当量の重量として表される、マンガン漂白触媒と;
g.場合により、さらなる成分と;
を含む単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物であって、
前記量A、B、C、DおよびEの和は5〜25gの間であり;
全ての量は無水化合物に関して指定され;
量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
1.75×A1+1.43×A2+1.54×A3+9.83×B+153×F=S
(式中、S≦16.34g)
を満たし、
組成物は、組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で9.5より上のpHを有するようなものであり、
組成物の少なくとも40重量%は粉末形態である、
リン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物を提供する。
茶渋除去効率は、茶渋スコアTSSによって十分に定量化することができ、本明細書で記載される。
上記のように、本発明は、特定のビルダー、無機漂白前駆体および特定の漂白触媒をポリカルボキシレートポリマーのクラスと組み合わせることを伴う。そのため、第2の態様によると、本発明は、ポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対して単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物の茶渋スコアTSSを上げるための1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの使用であって;
ポリマーは重量平均分子量が1000〜100000の間であり、少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含み、1種または複数のポリマーは0.2〜3gの範囲の量Cで存在し;組成物はさらに
a.量A1のメチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、量A2のクエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびに量A3のグルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む、1〜10gの範囲の量Aの非リン酸塩ビルダーであって、非リン酸塩ビルダーおよびその成分の量がそれぞれの中和されたナトリウム塩のモル当量として表される非リン酸塩ビルダーと;
b.活性酸素に関して0.06〜0.7gの範囲の量Bのアルカリ過炭酸塩と;
c.1〜10gの範囲の量Dのアルカリ炭酸塩、アルカリケイ酸塩またはこれらの混合物と;
d.0〜2gの範囲の総量Eの1種または複数の非イオン界面活性剤と;
e.0.0020〜0.018gの範囲の量Fのマンガン漂白触媒であって、式(I):
[LMn (I)
(式中、Mnはマンガンであり;nおよびmは1〜4の独立した整数であり;各Mnは独立に、II、III、IVおよびVから選択される酸化状態を有し;Xは配位または架橋種を表し;pは0〜12の整数であり;Yは、その種類が陽性、ゼロまたは陰性であり得る錯体の電荷zに依存する対イオンであり;係数qは電荷z÷Yの電荷であり;Lは一般式(II)
Figure 2017507209
(式中、RおよびRはそれぞれゼロ、H、アルキルまたはアリールであり得;tおよびt’はそれぞれ2〜3の独立した整数であり;各Dは独立に、N、NR、PR、OまたはSであり得、RはH、アルキルまたはアリールであり;sは2〜5の整数である)
の大環状有機分子であるリガンドである)
によるものであり;
その重量が、Lが1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナンであり、mが2であり、XがO2−であり、pが3であり、zが2+であり、YがPF であり、qが2である錯体のモル当量の重量として表される、マンガン漂白触媒と;
f.場合により、さらなる成分と;
を含み、
前記量A、B、C、DおよびEの和は5〜25gの間であり;
全ての量は無水化合物に関して指定され;
量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
1.75×A1+1.43×A2+1.54×A3+9.83×B+153×F=S
(式中、S≦16.34g)
を満たし、
組成物は、組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で9.5より上のpHを有するようなものである、
使用に関する。
第3の態様によると、本発明はまた、食器洗浄時の茶渋除去を改善するための本発明による組成物の使用に関する。
定義
疑義を回避するために、本発明の一態様の任意の特徴を、本発明の任意の他の態様に利用してもよい。「含む」という単語は、「含む」が必ずしも「からなる」または「で構成される」を意味するわけではないことを意図している。よって、「含む」という用語は、任意のその後に述べられる要素に限定するのではなく、むしろ機能的重要性が大きいまたは小さい指定されていない要素も包含していてもよいことを意図している。換言すれば、列挙したステップまたは選択肢が網羅的である必要はない。「含む(including)」または「有する」という単語が使用される場合、これらの用語は上に定義される「含む(comprising)」と同等であることを意図している。以下の説明で示される例は、本発明を明らかにすることを意図しており、本発明をこれらの例それ自体に限定することを意図していないことに留意する。
実施例を除いて、または明示的に指示しない限り、反応の材料または条件の量、材料および/または使用の物理特性を示す本明細書の全ての数字は、「約」という単語により修飾されるものと理解すべきである。特に指定しない限り、「x〜y」という形式で表される数値範囲は、xおよびyを含むと理解される。具体的な特徴について、複数の好ましい範囲が「x〜y」という形式で記載されている場合、異なる終点を組み合わせた全ての範囲も熟慮されると理解される。
本明細書中の重量パーセント(「重量%」として示される)は、特に指示しない限り、組成物の総重量に基づいて計算される。
成分の量または濃度を本明細書で定量化する場合はいつでも、特に指示しない限り、定量化した量または定量化した濃度は、たとえ溶液または1種もしくは複数の他の成分とのブレンドの形態のこのような成分を足し合わせることが常識であったとしても、前記成分自体に関するものである。
本明細書の全体を通して、特に指定しない限り、全ての量は無水のおよび純粋な化合物(汚染物を含まない)に関して指定される。
非リン酸塩ビルダー化合物の相対および絶対重量は、特に指定しない限り、それぞれの無水化合物の完全に中和されたナトリウム塩に関して表される。
同様に、ポリカルボキシレートポリマーの相対および絶対重量は、特に指定しない限り、無水形態のその中和されたナトリウム塩のモル当量の重量に関して表される。
炭酸塩およびケイ酸塩の重量も、特に指定しない限り、無水ナトリウム塩の重量に関して指定される。
本発明の文脈中、「実質的に含まない」は、当該化合物の最大濃度が洗剤組成物の総重量基準で1重量%であることを意味する。本発明の文脈中のリン酸塩を含まないとは、洗剤組成物の調製でリン酸塩を添加しないことを意味する。本発明の文脈中、リン酸塩には、トリポリリン酸塩などのポリリン酸塩が含まれる。
アミノ(ポリ)カルボン酸に言及する本明細書中の例では、対応する塩も同様に含まれることを意図している。
機械食器洗浄組成物の種類
伝統的に、消費者は、自動食器洗浄機に食器を洗浄するために3種以上の製品を使用する。水を軟化するために塩区画に塩を添加する。食器洗浄洗剤組成物は物品を洗浄するのに役立ち、すすぎ助剤を物品上の斑点、条斑および塗抹を避けるための食器洗浄工程の最終段階で使用する。適用の種類に適した機械食器洗浄洗剤組成物は、標準機械食器洗浄洗剤組成物または標準製品と呼ばれる。
近年、これらの伝統的な標準機械食器洗浄洗剤製品が、少なくとも部分的に「2 in 1」製品および「3 in 1」製品と呼ばれる製品に置き換わってきている。このような「2 in 1」製品は、製品に既に組み込まれた塩機能を含むので、使用時に、塩を洗浄機の塩区画に添加する必要がもはやない。
すすぎ助剤はまだ別に添加する。同様に、「3 in 1」製品は塩の添加およびすすぎ助剤の添加の必要性をなくす。洗浄、すすぎおよび軟化の3つの望まれる機能が1つの製品に含まれている。他の多機能性製品が近年開発されている、例えば、ガラス保護機能および/または水溶性ラップを含む4−in−1および5−in−1洗剤製品が開発されている。これら全ての「オールインワン」型製品はさらに多機能性組成物と呼ばれる。
本発明は、標準製品と多機能性製品の両方に適用可能である。しかしながら、意図した適用性は、本明細書で明らかになるように、洗剤の組成物のための結果を有し得る。
本発明は特に、多機能性機械食器洗浄洗剤組成物に適している。そのため、本発明の組成物は好ましくは多機能性組成物である。しかしながら、本発明を、別個のすすぎ助剤を食器洗浄工程の最終段階で使用する洗剤組成物に適用することによって、利益を得ることもできる。代替の好ましい実施形態では、洗剤組成物が標準機械食器洗浄洗剤組成物である。
非リン酸塩ビルダー
本明細書の文脈中、非リン酸塩ビルダーは、クエン酸塩、MGDAおよびGLDAなどの、ビルディング有効性を示す低分子量化合物を含むものと定義される。これらの化合物は、カルシウムおよび/またはマグネシウムイオンに結合することができる。アルカリ炭酸塩(NaCOおよびKCOなど)およびアルカリケイ酸塩は、ここで定義される非リン酸塩ビルダーに含まれない。
非リン酸塩ビルダーは、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、クエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびに
グルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む。
メチルグリシン−N,N−ニ酢酸、クエン酸およびグルタミン酸−N,N−ニ酢酸は、キレート剤および洗剤ビルダーとして当技術分野で知られている化合物である。メチルグリシン−N,N−ニ酢酸は一般的にMGDAと呼ばれる。グルタミン酸−N,N−ニ酢酸は一般的にGLDAと呼ばれる。本明細書で使用する場合、中和度のさらなる指示がない、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸、MGDA、グルタミン酸−N,N−ニ酢酸またはGLDAへのいずれの言及も、それぞれの酸およびその任意の(部分的)塩を指す。
好ましくは、非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも90重量%、さらにより好ましくは少なくとも95重量%、なおより好ましくは少なくとも99重量%が、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸(MGDA)、その1種または複数の塩、クエン酸、その1種または複数の塩、グルタミン酸−N,N−ニ酢酸、その1種または複数の塩、ならびにこれらの酸および塩の混合物から選択される。
MGDAおよびクエン酸が好ましいビルダーである。そのため、非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%、好ましくは少なくとも90重量%、より好ましくは少なくとも95重量%、さらにより好ましくは少なくとも99重量%が、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸(MGDA)、クエン酸、そのそれぞれの塩、およびこれらの混合物から選択されることが好ましい。
一定の実施形態では、MGDAが最も好ましいビルダーである。そのため、好ましくは、非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも90重量%、さらにより好ましくは少なくとも95重量%、なおより好ましくは少なくとも99重量%が、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物である。いくつかの適用では、非リン酸塩ビルダーがメチルグリシン−N,N−ニ酢酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物から実質的になることがさらに好ましい。MGDAは好ましくは完全に中和されたアルカリ塩、より好ましくはそのナトリウム塩として存在する。
あるいは、他の実施形態では、クエン酸が最も好ましいビルダーである。そのため、好ましくは、非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも90重量%、さらにより好ましくは少なくとも95重量%、なおより好ましくは少なくとも99重量%が、クエン酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物である。いくつかの適用では、非リン酸塩ビルダーがクエン酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物から実質的になることがさらに好ましい。クエン酸は好ましくは完全に中和されたアルカリ塩、より好ましくはそのナトリウム塩として存在する。
組成物は、1〜10gの範囲の量Aの非リン酸塩ビルダーを含む。
ビルダーの量は、特に、組成物が標準洗剤製品として使用することを意図しているのかまたは多機能性洗剤製品として使用することを意図しているのかに依存する。多機能性製品は、標準製品よりも、高い水の硬度に対処することができる必要があるので、一般的に多量の非リン酸塩ビルダーを含む。
よって、組成物が多機能性機械食器洗浄洗剤組成物である場合、非リン酸塩ビルダーの量Aは好ましくは5〜9g、さらにより好ましくは6〜8gの範囲にある。
逆に、組成物が標準機械食器洗浄洗剤組成物である場合、非リン酸塩ビルダーの量Aは好ましくは1〜5g、さらにより好ましくは1.5〜4gの範囲にある。
MGDAは量A1、クエン酸は量A2およびGLDAは量A3で存在する。結果として、これらの量A1、A2、A3、および存在する他の任意の非リン酸塩ビルダーの量は、合計して量Aになる。
MGDAが存在する唯一の非リン酸塩ビルダーである場合、量A1は量Aに等しい。その場合で、組成物が多機能性洗剤製品である場合、量A1は好ましくは5〜9g、さらにより好ましくは6〜8gの範囲にあり;組成物が標準製品である場合、量A1は好ましくは1〜5g、さらにより好ましくは1.5〜4gの範囲にある。
クエン酸が存在する唯一の非リン酸塩ビルダーである場合、量A2は量Aに等しい。その場合で、組成物が多機能性洗剤製品である場合、量A2は好ましくは5〜9g、さらにより好ましくは6〜8gの範囲にあり;組成物が標準製品である場合、量A2は好ましくは1〜5g、さらにより好ましくは1.5〜4gの範囲にある。
GLDAが存在する唯一の非リン酸塩ビルダーである場合、量A3は量Aに等しい。その場合で、組成物が多機能性洗剤製品である場合、量A3は好ましくは5〜9g、さらにより好ましくは6〜8gの範囲にあり;組成物が標準製品である場合、量A3は好ましくは1〜5g、さらにより好ましくは1.5〜4gの範囲にある。
MGDAおよび/またはクエン酸および/またはGLDAならびに/あるいはこれらの塩を組成物に適用することができる形態は任意、例えば、粉末または顆粒または溶液であり得、予期される洗剤組成物のフォーマットに応じて適切に選択される。
アルカリ過炭酸塩
アルカリ過炭酸塩は、食器洗浄中に過酸化物を放出することができる無機漂白前駆体である。アルカリ過炭酸塩は好ましくは過炭酸ナトリウムである。
アルカリ過炭酸塩の量は、化合物によって送達され得る活性酸素の量またはパーセントに関して表される。例えば、純粋な無水過炭酸ナトリウム(NaCO・3H)1gは活性酸素に関して0.153gに相当する。
アルカリ過炭酸塩は、活性酸素に関して好ましくは0.15〜0.6gの間、より好ましくは0.2〜0.5gの間、さらにより好ましくは0.3〜0.45gの間の量Bで存在する。
アルカリ過炭酸塩は、粉末または顆粒形態で存在し得る。これは好ましくは顆粒形態で存在する。
漂白触媒
マンガン漂白触媒は、0.0020〜0.018g、好ましくは0.0040〜0.015g、より好ましくは0.0060〜0.0120g、さらにより好ましくは0.0070〜0.0090gの範囲の量Fで存在する。
マンガン漂白触媒は、式(I):
[LMn (I)
(式中、Mnはマンガンであり;nおよびmは1〜4の独立した整数である)
によるものである。nとmの両方は好ましくは1または2、さらにより好ましくはn=m=2である。各Mnは独立に、II、III、IVおよびVから選択される、好ましくはIIIおよびIVから選択される酸化状態を有する。
Xは、例えば、HO、OH、O2−、S 、HOO、O 2−、O 1−、R−COOを含む配位または架橋種を表し、RはH、アルキル、アリール(置換されていてもよい)、NRであり、RはH、アルキル、アリール(置換されていてもよい)、Cl、SCN、N 等またはこれらの組み合わせである。好ましくは、XはO2−または(OAc)、より好ましくはO2−を表す。ここで、Acはアシル基を示す。係数pは0〜12、好ましくは3〜6の整数である。Yは、その種類が陽性、ゼロまたは陰性であり得る錯体の電荷zに依存する対イオンである。zが陽性である場合、Yは陰イオン、例えば、Cl、Br、I、NO 、ClO 、NCS、PF 、RSO 、OAc、BPh 、CFSO 、RSO 、RSO 等(Rはアルキルまたはアリールを表す)である。好ましくは、YはPF またはClO である。zが陰性である場合、Yは陽イオン、例えば、アルカリ金属、アルカリ土類金属または(アルキル)アンモニウム陽イオン等である。
係数qは電荷z÷Yの電荷であり;Lは一般式(II)
Figure 2017507209
(式中、RおよびRはそれぞれゼロ、H、アルキルまたはアリールであり得;tおよびt’はそれぞれ2〜3の独立した整数であり;各Dは独立に、N、NR、PR、OまたはSであり得、RはH、アルキルまたはアリールである)
の大環状有機分子であるリガンドである。好ましくは、DはNRである。DがNである場合、そこに付着しているヘテロ炭素結合は不飽和であり得、例えば、−N=CR−フラグメントを生じ、Rはゼロとなる。係数sは2〜5の整数である;すなわち、sは2、3、4または5である。好ましくは、sは2、3または4であり、さらにより好ましくはsは2である。
好ましいリガンドLは、各Dが独立に、NHまたはNRから選択され、tおよびt’が2または3であり、s=2であり、R=R=Hである、より好ましくは少なくとも1個のDがNCHであり、t=t’=2であるものである。他の好ましいリガンドLは、各DがNCHであり;t=t’=2であり;s=2であり、RおよびRがそれぞれHまたはアルキルであり得るものである。このような好ましいリガンドの例は、欧州特許第0458397号明細書に提供されている。
特に好ましいリガンドは、Me−TACNとしてコード化される1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、TACNとしてコード化される1,4,7−トリアザシクロノナン、Me−TACDとしてコード化される1,5,9−トリメチル−1,5,9−トリアザシクロドデカン;Me/Me−TACNとしてコード化される2−メチル−1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナン、およびMe/TACNとしてコード化される2−メチル1,4,7−トリアザシクロノナンである。これらのリガンドの中で、Me−TACNおよびMe/Me−TACNが最も好ましい。
適当なマンガン漂白触媒の例は、欧州特許第0458397号明細書に提供されている。
マンガン漂白触媒が、[MnIII (μ−O)(μ−OAc)(Me−TACN)](ClO、[MnIIIMnIV(μ−O)(μ−OAc)(Me−TACN)](ClO、[MnIV (μ−O)(Me−TACN)](PF、および[MnIV (μ−O)(Me/Me−TACN)](PFの1つまたは複数を含むことが好ましい。
マンガン漂白触媒が、[MnIV (μ−O)(Me−TACN)](PF、および[MnIV (μ−O)(Me/Me−TACN)](PFの1つまたは複数を含むことがさらにより好ましい。マンガン漂白触媒が、[MnIV (μ−O)(Me−TACN)](PFであることがなおより好ましい。
漂白触媒の量Fの重量は、Lが1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナンであり、mが2であり、XがO2−であり、pが3であり、zが2+であり、YがPF であり、qが2である錯体のモル当量の重量として表される。
この漂白触媒は、適当には顆粒、特に、担体を含む顆粒の形態で組成物中に存在し得る。このような顆粒は、正確な投与および増強した貯蔵安定性を提供し、好ましくは(早すぎる漂白剤活性化を回避するために)貯蔵中に触媒を漂白剤粒子から分離するのを助ける。
ポリカルボキシレートポリマー
ポリカルボキシレートポリマーは、驚くべきことに、関係Rに照らして、比較的少量の非リン酸塩ビルダー、漂白剤および漂白触媒を含む本発明の組成物で、機械食器洗浄時の茶渋除去を改善する。
本発明の組成物は、少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含む、重量平均分子量が1000〜100000の間である1種または複数のポリカルボキシレートポリマーであって、0.2〜3gの範囲の量Cで存在し、ポリマーの重量がその中和されたナトリウム塩のモル当量の重量に関して表されるポリカルボキシレートポリマーを含む。
1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの量Cは、その中和されたナトリウム塩のモル当量の重量基準で、0.3〜2g、より好ましくは0.4〜1g、さらにより好ましくは0.5〜0.8g、なおより好ましくは0.6〜0.7gの範囲にある。
ポリマーは、それぞれ、アクリレートおよびマレイン酸などの1個または複数のカルボキシレート基を含むモノマーを含む。カルボキシレート基は−COO部分とみなされる。適当なポリマーはホモポリマー(例えば、ポリアクリレート)またはコポリマーであり得る。ポリマーがコポリマーである場合、これはランダム、ブロックもしくはグラフトコポリマー、またはこれらの組み合わせであり得る。
1種または複数のポリカルボキシレートポリマーが、少なくとも0.5、好ましくは少なくとも0.75、より好ましくは少なくとも1.0、さらにより好ましくは少なくとも1.25のカルボキシレート基対モノマーの比を有することが好ましい。この比で、モノマーは、アクリレートおよびマレイン酸などの、ポリマーを構成する低分子量モノマーを指す。よって、グラフトポリマーの場合、グラフト鎖はモノマーとみなされないが、鎖を構成する低MWモノマー(例えば、存在する任意のエチレン、アクリル酸、マレイン酸残基など)はみなされる。
ポリカルボキシレートポリマーは、好ましくは、モノマーの少なくとも90mol%がアクリレート、マレイン酸、モノエチレン性不飽和アルキルスルホン酸誘導体、モノエチレン性不飽和ポリアルキレンオキシドマクロマーおよびこれらの混合物から選択されるポリカルボキシレートポリマーから選択される。
モノエチレン性不飽和アルキルスルホン酸誘導体の好ましい例は、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸である。Sokolan CP50(BASF製)がこのようなモノマーを含むポリマーの例である。モノエチレン性不飽和ポリアルキレンオキシドマクロマーの好ましい例は、ポリエチレンオキシドマクロマーである。このようなマクロマーを含めることによって、例えば、Sokolan CP42(BASF製)などのグラフトコポリマーが得られる。
好ましくは、ポリカルボキシレートポリマーが少なくとも40mol%、より好ましくは少なくとも60mol%のアクリレートモノマーを含む。
アクリレート系ポリマーが好ましい。そのため、ポリカルボキシレートポリマーが、重量平均分子量が1000〜15000の間、より好ましくは2000〜9000の間、さらにより好ましくは3000〜5000の間である1種または複数のポリアクリレートポリマーを含み、ポリアクリレートポリマーが少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含むことが特に好ましい。
好ましくは、ポリカルボキシレートポリマーが少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらにより好ましくは少なくとも75重量%、なおより好ましくは少なくとも90重量%の、重量平均分子量が1000〜15000の間、より好ましくは2000〜9000の間、さらにより好ましくは3000〜5000の間である1種または複数のポリアクリレートポリマーを含み、ポリアクリレートポリマーが少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含む。ポリカルボキシレートポリマーが、重量平均分子量が1000〜15000の間、より好ましくは2000〜9000の間、さらにより好ましくは3000〜5000の間であるポリアクリレートポリマーであり、ポリアクリレートポリマーが少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含むことがさらにより好ましい。Sokalan PA25CL(BASF製)がこのようなポリアクリレートポリマーの例である。
よって、本発明の組成物が、0.2〜3gの範囲、より好ましくは0.3〜2gの範囲、より好ましくは0.4〜1g、さらにより好ましくは0.5〜0.8g、なおより好ましくは0.6〜0.7gの量Cのポリカルボキシレートポリマーを含み、ポリカルボキシレートポリマーの少なくとも90重量%が、重量平均分子量が3000〜5000の間であるポリアクリレートポリマーであり、ポリアクリレートポリマーが少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含むことが好ましい。
あるいは、ポリカルボキシレートポリマーが、5〜40mol%、より好ましくは10〜20mol%のマレイン酸モノマーを含む1種または複数のポリアクリレート−マレイン酸コポリマーを含むことが好ましい。その場合、ポリカルボキシレートポリマーが、少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらにより好ましくは少なくとも75重量%、なおより好ましくは少なくとも90重量%の、5〜40mol%、より好ましくは10〜20%のマレイン酸モノマーを含む1種または複数のポリアクリレート−マレイン酸コポリマーを含むことが好ましい。この場合、特に、ポリカルボキシレートポリマーが、5〜40mol%、より好ましくは10〜20%のマレイン酸モノマーを含むポリアクリレート−マレイン酸コポリマーであることが好ましい。Sokolan CP5(BASF製)がこのようなコポリマーの例である。
そのため、本発明の組成物が、0.2〜3gの範囲、より好ましくは0.3〜2gの範囲、より好ましくは0.4〜1g、さらにより好ましくは0.5〜0.8g、なおより好ましくは0.6〜0.7gの量Cのポリカルボキシレートポリマーを含み、ポリカルボキシレートポリマーの少なくとも90重量%が、10〜20mol%のマレイン酸モノマーおよび少なくとも60mol%のアクリレートモノマーを含むポリアクリレート−マレイン酸コポリマーであることも好ましい。
好ましいポリマーの組み合わせも好ましい。そのため、別の代替では、本発明の組成物が、0.2〜3gの範囲、より好ましくは0.3〜2gの範囲、より好ましくは0.4〜1g、さらにより好ましくは0.5〜0.8g、なおより好ましくは0.6〜0.7gの量Cのポリカルボキシレートポリマーを含み、ポリカルボキシレートポリマーの少なくとも90重量%が、(a)重量平均分子量が3000〜5000の間であり、少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含むポリアクリレートポリマー、および(b)10〜20mol%のマレイン酸モノマーおよび少なくとも60mol%のアクリレートモノマーを含むポリアクリレート−マレイン酸コポリマーから選択されることが好ましい。
アルカリ炭酸塩およびアルカリケイ酸塩
アルカリ炭酸塩およびアルカリケイ酸塩は主に、組成物のpHを調製するために存在する。アルカリ炭酸塩は好ましくは炭酸ナトリウムである。ニケイ酸塩は組成物に管理の利点ももたらすので、アルカリケイ酸塩は好ましくはアルカリニケイ酸塩であり、より好ましくは、これはニケイ酸ナトリウムである。
アルカリ炭酸塩、アルカリケイ酸塩またはこれらの混合物の量Dは、好ましくは2〜9g、より好ましくは3〜8g、なおより好ましくは4〜7gから選択される。
非イオン界面活性剤
本発明による組成物は、0〜2gの範囲の総量Eの1種または複数の非イオン界面活性剤を含む。
組成物が多機能性機械食器洗浄洗剤組成物である場合、量Eは好ましくは0.1〜1.5g、より好ましくは0.2〜1.0g、さらにより好ましくは0.4〜0.8gの範囲にある。
逆に、組成物が標準機械食器洗浄洗剤組成物である場合、量Eは好ましくは0.1〜0.5g、より好ましくは0.1〜0.3gの範囲にある。
適当な非イオン界面活性剤は、機械食器洗浄の分野の当業者に周知である。これらの非イオン界面活性剤は、例えば、アルコキシ部分がエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、およびこれらの混合物からなる群から選択される任意のアルコキシ化非イオン界面活性剤を含み得る。非イオン界面活性剤は、好ましくは洗浄力を改善およびタンパク質汚れによる過度の発泡を抑制するために使用される。適当な非イオン界面活性剤の例は、低〜非発泡エトキシ化および/またはプロポキシ化直鎖脂肪アルコールである。
適当な非イオン界面活性剤の別のクラスは、C10〜C18アルキルジメチルアミンオキシドの群によって形成される。例えば、Empigen(商標)OD(Huntsmanによって供給される)などのC14〜C18アルキルジメチルアミンオキシドが特に適している。
上に示されるこのような非末端キャップ化エトキシ化グリコールエーテルおよびアミンオキシドに加えて、さらなる非イオン界面活性剤が存在してもよい。1種または複数の非イオン界面活性剤が式R−(PO)(EO)−CHCH(OH)−R(式中、RはC〜C15であり;RはC〜C10であり、xは0〜10の範囲の整数であり、yは3〜30の範囲の整数である)の非イオン界面活性剤をさらに含む場合に、性能利点のさらなる改善を得ることができる。この種の適当な非イオン界面活性剤には、BASFからDehypon(登録商標)3697 GRAまたはDehypon(登録商標)Wetとして入手可能な変性脂肪アルコールポリグリコールエーテルが含まれる。
さらなる成分
上に指定される成分に加えて、本発明の組成物は、機械食器洗浄組成物の分野で周知の他の適当な成分を含んでもよい。このような成分には、例えば、酵素、防食剤、芳香剤、消泡剤、変色防止剤、および結晶成長阻害剤、剥がれ防止剤、しみ防止剤、着色剤、洗剤界面活性剤および水が含まれる。

非リン酸塩ビルダーの前記量A、アルカリ過炭酸塩の前記量B、1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの前記量C、アルカリ炭酸塩およびアルカリケイ酸塩の前記量D、ならびに非イオン界面活性剤の前記量Eの和は、好ましくは8〜23gの間、より好ましくは10〜22gの間、さらにより好ましくは15〜20gの間である。
単位用量フォーマットの組成物の総重量は、和に含まれない(任意の)成分の存在によって、示される和よりも多くなるだろう。
量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
1.75×A1+1.43×A2+1.54×A3+9.83×B+153×F=S
(式中、S≦16.34g)
を満たす。
この関係が満たされると、本発明の目的である茶渋除去に対する驚くべき効果が観察される。
好ましくは、量A1、A2、A3、BおよびFが関係(R)(12.34≦S≦16.34、より好ましくは12.34≦S≦15.34、さらにより好ましくは12.84≦S≦14.84、さらにより好ましくは13.34≦S≦14.34)を満たす。
製品フォーマット
本発明の組成物は単位用量フォーマットである。これは、組成物が個別の部分として投与するのに適したフォーマットであることを意味する。組成物の少なくとも40重量%が粉末形態であり、好ましくは組成物の少なくとも50重量%、より好ましくは少なくとも60重量%、さらにより好ましくは70重量%、なおより好ましくは80重量%、さらにより好ましくは90重量%が粉末形態である。
組成物の一部または全体について、粉末形態であるとは、これが好ましくは8重量%未満の180μm未満の粒径を有する微粉および10重量%未満の1000μmより大きな直径を有する粒子を含有する、重量平均粒径が300〜800μmである粒径分布を有する個別の粒子からなることを意味する。粒子の重量基準直径は、当業者に知られているように、粒子と同じ重量の球状粒子の直径を指す。
粉末形態の組成物の部分は、好ましくは粉末形態でない組成物の他の部分から分離している。よって、例えば、製品を多隔室型のパッケージングに包装してもよい。
粉末形態である組成物の部分は、好ましくは非リン酸塩ビルダーを含む。これは、好ましくはアルカリ過炭酸塩も含む。これは、好ましくはアルカリ炭酸塩およびアルカリケイ酸塩も含む。これは、好ましくはマンガン漂白触媒も含む。
粉末形態である組成物の部分は、好ましくは単離を受けさせると、自由流動性である。
粉末形態である組成物の部分は、圧縮固体形状(例えば、錠剤)、ゲル、希釈もしくは濃縮液または懸濁液などの、機械食器洗浄組成物のための任意の慣用的な形態であり得る。
単位用量は、典型的にはこれをまとめておくための手段を含む。例えば、粉末部分と任意の他の部分を、パウチまたはカプセルなどの水溶性容器に詰めることができる。適当な水溶性容器の例は、例えば、国際公開第2012/027404号パンフレット、国際公開第2013/043841号パンフレット、および米国特許出願公開第2011/0265829号明細書に提供されている。例えば、水溶性ポリビニルアルコール(PVA)系材料がこのような容器を調製するのに適している。水溶性容器の利点は、これが使用前に除去することを必要とせず、使用者を組成物と皮膚との間の接触から守り、よって、消費者に投与簡便性を提供することである。このような容器は、異なる形状および配置で作製され得る。好ましくは、容器が区画化されている。粉末形態の組成物の部分が、粉末形態でない部分とは異なる区画にあることがさらにより好ましい。
あるいは、単位用量を、ブリスター型またはサシェ型パッケージングなどの、使用前に除去する必要がある容器に詰めてもよい。このような種類のパッケージングはまた、好ましくは区画化形態で、より好ましくは糞滅形態の組成物の部分を粉末形態でない部分から分離して使用される。
pH
本発明の組成物は、組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で9.5より上のpHを有するようなものである。組成物は典型的には周知の酸性度および塩基性度の成分を含むので、溶解して得られるpHは、異なる酸性度および塩基性度の成分の量の変動により、要求される範囲に入るよう容易に適合される。
本発明の組成物は、好ましくは組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で10より上、より好ましくは10.5より上のpHを有するようなものである。このpH要件により、使用時の洗浄液のpHが非リン酸塩ビルダーおよび漂白触媒の機能にとって最適となることが保証される。組成物は、好ましくは組成物の使用中、洗浄液のpHが9.5〜11の間、さらにより好ましくは9.8〜10.5の間となるようなものである。
茶渋スコア(TSS)
茶渋スコアTSSを決定することによって、機械食器洗浄組成物の有効性を評価することができる。このTSSは、以下の実施例節に記載される試験プロトコルによって決定される。よって、試験プロトコルの結果は、単位用量フォーマットの本発明の特定の組成物の特性とみなされる。TSSは、0(茶渋除去なし)〜10(完全な茶渋除去)の間で変化し得る。
本発明による組成物は、好ましくは少なくとも4、より好ましくは少なくとも5、さらにより好ましくは少なくとも6の茶渋スコアTSSを有する。このような茶渋スコアは、組成物の消費者使用の通常の典型的な条件下で、満足である〜極めて優れた茶渋除去に相当すると考えられる。
ポリカルボキシレートポリマーの使用
上に定義される本発明の第2の態様によると、本発明はまた、ポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対して単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物の茶渋スコアTSSを上げるための1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの使用に関する。
好ましくは、この使用が、ポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対して茶渋スコアTSSを少なくとも1段階、より好ましくは少なくとも2段階上げるためのものである。
本発明の第1の態様による組成物に関して表される好ましいポリカルボキシレートポリマーおよびその好ましい量は、本発明の第2の態様による1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの使用に関しても同様に好ましい。
よって、1種または複数のポリカルボキシレートポリマーのこの使用は、好ましくは茶渋除去改善または概して食器の洗浄改善のためのものである。
組成物の使用
本発明の第3の態様によると、食器洗浄時の茶渋除去を改善するための本発明の第1の態様による組成物の使用であって、改善は好ましくは1種または複数のポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対するものである使用が提供される。
茶渋で汚し、次いで、食器洗浄機で洗浄した製品を比較する際、当業者は、例えば、目視検査によって、2つ以上の物体(典型的には食器物品、カップ、ソーサー等)間の茶渋除去の差があるかどうかを容易に評価することができるだろう。
よって、本発明による組成物の使用は、好ましくは食器洗浄の全般的改善に寄与するためのものである。
本明細書で言及される量は、1主要洗浄サイクル当たりに使用される洗剤組成物の推奨量に基づく。使用サイズ、充填および水の量は、食器洗浄機の異なる種類間で変化し得る。本発明による単位用量機械洗浄洗剤組成物は、2g/l〜10g/l、より好ましくは4〜6g/lのレベルの洗浄液で適当に投与され得る。
[実施例1]
汚れたティーカップの調製
CaCl・2HO 6.78gおよびMgCl・6HO 2.35gを電気ケトル中の脱塩水16lに溶解することによって、硬水を調製した。水を沸騰させた後、Lipton Yellow Label茶260gで満たした茶インフューザーを水に浸漬し、5回上下に動かし、水中に放置した。総煎じ時間は10分とした。茶インフューザーを除去した後、NaHCO 2.08g、ならびにNHFe(SO 1.5gをHCl溶液(0.01M)100mlに溶解し、脱塩水を添加して250mlの総体積に調整することによって調製したストック溶液862μlを添加した。
次いで、得られた茶抽出液を、1カップ当たり茶±80ml分を保証して、150μmふるいを通して砂で磨かれたArzbergティーカップに注ぎ入れた。満たされたカップを83℃のオーブンで1時間保った。オーブンから取り出した1分後、ティーカップを一回で注ぎ出し、オーブンに戻し入れ、次いで、これを1時間120℃に加熱した。その後、カップを冷却させ、さらに使用するまで暗所に室温で保管した。
自動食器洗浄機での試験実行
各試験実行のために、6個の汚れたティーカップを、Miele GSL 1222 SC基準自動食器洗浄機の上部ラックに置いた。特定の試験について指定される組成物18gの用量を、「Methods for Ascertaining the Cleaning Performance of Dishwasher Detergent(パートB、2005年更新)」[IKW作業グループ自動食器洗浄洗剤、SOFW−Journal 132巻、8号、35頁(2006)]に記載されているように、ディスペンサおよび凍結IKWバラス土壌100mlに入れた。8分間の保持時間の50℃プログラムを、35°FHの硬度の水を用いて、食器洗浄機で実行した。別のイオン交換塩またはすすぎ助剤は使用しなかった。
茶渋スコア(TSS)の評価
洗浄後、目視検査によって茶渋を評価した。各カップに1(最悪の茶渋除去)〜10(最良の茶渋除去)の間の範囲の茶渋スコア(TSS)を与える。「Methods for Ascertaining the Cleaning Performance of Dishwasher Detergent(パートB、2005年更新)」[IKW作業グループ自動食器洗浄洗剤、SOFW−Journal 132巻、8号、35頁(2006)]に記載されているIKWガイドラインにしたがって、汚れて洗浄したティーカップの基準画像を比較することによってスコアを与える。全ての試験実行について、報告される茶渋スコアTSSは、6個のカップの平均スコアである。
試料組成物
一連の機械食器洗浄組成物を調製した。全ての組成物は、同量の表1で指定される基剤成分を含んでいた。炭酸塩の量、ビルダーの量および種類、ならびにポリカルボキシレートポリマーは表2に指定されるように変化させた(量は受け取ったままの材料を指し、純度は表3に示される)。材料の詳細を表3に提供する。全ての組成物を自由流動粉末の形態で作製した。組成物1:1〜1:13について、量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
1.75×A1+1.43×A2+1.54×A3+9.83×B+153×F=S (R)
(式中、S≦16.34g)
を満たし;量A、B、C、DおよびEの和は5〜25gの間である。実施例1:2の組成物は11.03であると決定された。
Figure 2017507209
Figure 2017507209
Figure 2017507209
結果
上に詳述する試験実行を、組成物1:1〜1:13で行った。結果を表4に要約する。
Figure 2017507209
本発明による実施例と比較実施例の比較は、ポリカルボン酸ポリマー、ビルダーがMGDAの場合、クエン酸ナトリウムまたはGLDAの存在によって、茶渋スコアTSSが有意に改善されることを明確に示している。対照的に、リン酸塩組み込み組成物1:15および1:16については、このような改善は観察されなかった。P1とP2の両方で改善が観察される。
[実施例2]
比較実施例を、欧州特許出願第1741774号明細書の実施例Aおよび1の組成物と一致して調製した。組成物を表5に詳述する。特に指示しない限り、表5で実施例1と同じ材料を使用した。
比較実施例(2:1)および(2:2)を粉末フォーマットで試験した。比較実施例(2:3)および(2:4)の物質を、さらに試験する前に、錠剤に圧縮した。全4つの比較実施例を、上記実施例1で詳述される茶渋除去試験プロトコルに供した(ニ連)。得られた茶渋スコアTSSを表5に提供する。
Figure 2017507209
Figure 2017507209
比較実施例(2:1)および(2:2)の茶渋スコアTSSは有意には異ならない。これは、単位用量フォーマットおよび粉末形態であるが、S>16.34、結果として関係Rが満たされないリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物について、本発明によるポリカルボキシレートポリマーの存在のTSSに対する効果がないことを示している。
同様に、比較実施例(2:3)および(2:4)の茶渋スコアTSSは有意には異ならない。これは、粉末形態ではなく、錠剤形態の単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物について、本発明によるポリカルボキシレートポリマーの存在のTSSに対する効果がないことを示している。

Claims (14)

  1. a.量A1のメチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、量A2のクエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびに量A3のグルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む、1〜10gの範囲の量Aの非リン酸塩ビルダーであって、非リン酸塩ビルダーおよびその成分の量がそれぞれの中和されたナトリウム塩のモル当量として表される非リン酸塩ビルダーと;
    b.活性酸素に関して0.06〜0.7gの範囲の量Bのアルカリ過炭酸塩と;
    c.少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含む、重量平均分子量が1000〜100000の間である1種または複数のポリカルボキシレートポリマーであって、0.2〜3gの範囲の量Cで存在し、ポリマーの重量がその中和されたナトリウム塩のモル当量の重量に関して表されるポリカルボキシレートポリマーと;
    d.1〜10gの範囲の量Dのアルカリ炭酸塩、アルカリケイ酸塩またはこれらの混合物と;
    e.0〜2gの範囲の総量Eの1種または複数の非イオン界面活性剤と;
    f.0.0020〜0.018gの範囲の量Fのマンガン漂白触媒であって、式(I):
    [LMn (I)
    (式中、Mnはマンガンであり;nおよびmは1〜4の独立した整数であり;各Mnは独立に、II、III、IVおよびVから選択される酸化状態を有し;Xは配位または架橋種を表し;pは0〜12の整数であり;Yは、その種類が陽性、ゼロまたは陰性であり得る錯体の電荷zに依存する対イオンであり;係数qは電荷z÷Yの電荷であり;Lは一般式(II)
    Figure 2017507209
    (式中、RおよびRはそれぞれゼロ、H、アルキルまたはアリールであり得;tおよびt’はそれぞれ2〜3の独立した整数であり;各Dは独立に、N、NR、PR、OまたはSであり得、RはH、アルキルまたはアリールであり;sは2〜5の整数である)
    の大環状有機分子であるリガンドである)
    によるものであり;
    その重量が、Lが1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナンであり、mが2であり、XがO2−であり、pが3であり、zが2+であり、YがPF であり、qが2である錯体のモル当量の重量として表される、マンガン漂白触媒と;
    g.場合により、さらなる成分と;
    を含み、
    前記量A、B、C、DおよびEの和は5〜25gの間であり;
    全ての量は無水化合物に関して指定され;
    量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
    1.75×A1+1.43×A2+1.54×A3+9.83×B+153×F=S(式中、S≦16.34g)
    を満たし、
    組成物は、組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で9.5より上のpHを有するようなものであり、
    組成物の少なくとも40重量%は粉末形態である、
    単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物。
  2. 前記非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%が、メチルグリシン−N,N−ニ酢酸(MGDA)、その1種または複数の塩、クエン酸、その1種または複数の塩、グルタミン酸−N,N−ニ酢酸、その1種または複数の塩、ならびにこれらの酸および塩の混合物から選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%がメチルグリシン−N,N−ニ酢酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物である、請求項2に記載の組成物。
  4. 前記非リン酸塩ビルダーの少なくとも80重量%がクエン酸、その1種または複数の塩、ならびにこの酸およびこれらの塩の混合物である、請求項2に記載の組成物。
  5. 前記ポリカルボキシレートポリマーが、前記モノマーの少なくとも90mol%がアクリレート、マレイン酸、モノエチレン性不飽和アルキルスルホン酸誘導体、モノエチレン性不飽和ポリアルキレンオキシドマクロマーおよびこれらの混合物から選択されるポリカルボキシレートポリマーから選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記ポリカルボキシレートポリマーが、重量平均分子量が1000〜15000の間、より好ましくは2000〜9000の間、さらにより好ましくは3000〜5000の間である1種または複数のポリアクリレートポリマーを含み、前記ポリアクリレートポリマーが少なくとも90mol%のアクリレートモノマーを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 前記ポリカルボキシレートポリマーが、5〜40mol%、より好ましくは10〜20mol%のマレイン酸モノマーを含む1種または複数のポリアクリレート−マレイン酸コポリマーを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの前記量Cが、その中和されたナトリウム塩のモル当量の重量基準で、0.3〜2g、より好ましくは0.4〜1g、さらにより好ましくは0.5〜0.8g、なおより好ましくは0.6〜0.7gの範囲にある、請求項1から7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記量A1、A2、A3、BおよびFが関係(R)(12.34≦S≦16.34)を満たす、請求項1から8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 12.34≦S≦15.34、より好ましくは12.84≦S≦14.84、さらにより好ましくは13.34≦S≦14.34である、請求項9に記載の組成物。
  11. 少なくとも4、好ましくは少なくとも5、より好ましくは少なくとも6の茶渋スコアTSSを有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の組成物。
  12. 前記ポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対して単位用量フォーマットのリン酸塩ゼロ機械食器洗浄組成物の前記茶渋スコアTSSを上げるための1種または複数のポリカルボキシレートポリマーの使用であって;
    前記ポリマーは重量平均分子量が1000〜100000の間であり、少なくとも20mol%のアクリレートモノマーおよび0〜40mol%のマレイン酸モノマーを含み、1種または複数のポリマーは0.2〜3gの範囲の量Cで存在し;
    前記組成物はさらに
    a.量A1のメチルグリシン−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩、量A2のクエン酸および/またはその1種もしくは複数の塩、ならびに量A3のグルタミン酸−N,N−ニ酢酸および/またはその1種もしくは複数の塩の1つまたは複数を含む、1〜10gの範囲の量Aの非リン酸塩ビルダーであって、非リン酸塩ビルダーおよびその成分の量がそれぞれの中和されたナトリウム塩のモル当量として表される非リン酸塩ビルダーと;
    b.活性酸素に関して0.06〜0.7gの範囲の量Bのアルカリ過炭酸塩と;
    c.1〜10gの範囲の量Dのアルカリ炭酸塩、アルカリケイ酸塩またはこれらの混合物と;
    d.0〜2gの範囲の総量Eの1種または複数の非イオン界面活性剤と;
    e.0.0020〜0.018gの範囲の量Fのマンガン漂白触媒であって、式(I):
    [LMn (I)
    (式中、Mnはマンガンであり;nおよびmは1〜4の独立した整数であり;各Mnは独立に、II、III、IVおよびVから選択される酸化状態を有し;Xは配位または架橋種を表し;pは0〜12の整数であり;Yは、その種類が陽性、ゼロまたは陰性であり得る錯体の電荷zに依存する対イオンであり;係数qは電荷z÷Yの電荷であり;Lは一般式(II)
    Figure 2017507209
    (式中、RおよびRはそれぞれゼロ、H、アルキルまたはアリールであり得;tおよびt’はそれぞれ2〜3の独立した整数であり;各Dは独立に、N、NR、PR、OまたはSであり得、RはH、アルキルまたはアリールであり;sは2〜5の整数である)
    の大環状有機分子であるリガンドである)
    によるものであり;
    その重量が、Lが1,4,7−トリメチル−1,4,7−トリアザシクロノナンであり、mが2であり、XがO2−であり、pが3であり、zが2+であり、YがPF であり、qが2である錯体のモル当量の重量として表される、マンガン漂白触媒と;
    f.場合により、さらなる成分と;
    を含み、
    前記量A、B、C、DおよびEの和は5〜25gの間であり;
    全ての量は無水化合物に関して指定され;
    量A1、A2、A3、BおよびFは関係(R):
    1.80×A1+1.43×A2+1.23×A3+9.83×B+153×F=S
    (式中、S≦16.34g)
    を満たし、
    前記組成物は、組成物の水中1重量%の溶液のpHが20℃で9.5より上のpHを有するようなものである、
    使用。
  13. 食器洗浄時の茶渋除去を改善するための、請求項1から11のいずれか一項に記載の組成物の使用。
  14. 前記改善が前記1種または複数のポリカルボキシレートポリマーを含まない同じ組成物に対するものである、請求項13に記載の使用。
JP2016550764A 2014-02-20 2015-01-26 機械食器洗浄組成物 Ceased JP2017507209A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14155989 2014-02-20
EP14155989.8 2014-02-20
PCT/EP2015/051464 WO2015124384A1 (en) 2014-02-20 2015-01-26 Machine dishwash composition

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017507209A true JP2017507209A (ja) 2017-03-16

Family

ID=50115771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016550764A Ceased JP2017507209A (ja) 2014-02-20 2015-01-26 機械食器洗浄組成物

Country Status (11)

Country Link
US (1) US20160348036A1 (ja)
EP (1) EP3107987B2 (ja)
JP (1) JP2017507209A (ja)
CN (1) CN105992813B (ja)
AR (1) AR099494A1 (ja)
EA (1) EA201691672A1 (ja)
MX (1) MX2016010709A (ja)
PL (1) PL3107987T5 (ja)
PT (1) PT3107987T (ja)
WO (1) WO2015124384A1 (ja)
ZA (1) ZA201605635B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018505941A (ja) * 2015-02-02 2018-03-01 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 洗剤組成物
JP2019218558A (ja) * 2014-06-13 2019-12-26 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド 活性化過酸素及び/又はアルカリ性洗剤処方における強化された触媒安定性

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6773696B2 (ja) * 2015-07-06 2020-10-21 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド 新規の酸化剤とキレート剤の組み合わせによる染み除去
DE102015213942A1 (de) 2015-07-23 2017-01-26 Henkel Ag & Co. Kgaa Maschinelles Geschirrspülmittel enthaltend Bleichmittel und Polymere
GB2553287A (en) 2016-08-24 2018-03-07 Reckitt Benckiser Finish Bv Method of making a detergent composition
ES2962909T3 (es) 2017-05-12 2024-03-21 Unilever Ip Holdings B V Composición detergente para lavavajillas automático
EP3755783B1 (en) * 2018-02-23 2021-11-17 Unilever Global IP Limited Unit dose detergent product with a transparent solid part
CN113677785A (zh) * 2019-04-05 2021-11-19 联合利华知识产权控股有限公司 洗涤剂组合物
EP3760699A1 (en) 2019-07-02 2021-01-06 The Procter & Gamble Company Automatic dishwashing detergent composition
CN114341330A (zh) * 2019-08-21 2022-04-12 联合利华知识产权控股有限公司 洗涤剂固体组合物
WO2021073901A1 (en) * 2019-10-15 2021-04-22 Unilever Ip Holdings B.V. Detergent composition
DE102019219812A1 (de) * 2019-12-17 2021-06-17 Henkel Ag & Co. Kgaa Mittel für das maschinelle Geschirrspülen mit verbesserter Reinigungsleistung für bleichbare Anschmutzungen
AU2021226695B2 (en) * 2020-02-28 2024-05-30 Unilever Global Ip Limited Dishwash detergent product
JP7594088B2 (ja) 2020-08-04 2024-12-03 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 自動食器洗浄方法
WO2022031309A1 (en) 2020-08-04 2022-02-10 The Procter & Gamble Company Automatic dishwashing method
US20240158557A1 (en) 2021-05-20 2024-05-16 Nouryon Chemicals International B.V. Manufactured polymers having altered oligosaccharide or polysaccharide functionality or narrowed oligosaccharide distribution, processes for preparing them, compositions containing them, and methods of using them
WO2024088608A1 (en) 2022-10-27 2024-05-02 Brenntag Holding Gmbh Builder combination for liquid detergent compositions

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270798A (ja) * 1990-05-21 1992-09-28 Unilever Nv 漂白剤の活性化
JPH07509523A (ja) * 1992-08-01 1995-10-19 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー エチレンジアミン‐n,n‐ジコハク酸で安定化されたパーオキシ漂白組成物
EP0682105A2 (en) * 1994-04-13 1995-11-15 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions
JPH11507989A (ja) * 1996-04-17 1999-07-13 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 洗剤組成物
JP2002534595A (ja) * 1999-01-14 2002-10-15 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ペクテートリアーゼ及び低発泡性非イオン性界面活性剤を含有する洗剤組成物
JP2006152287A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Lion Corp 自動食器洗い乾燥機用洗浄剤組成物
EP1721962A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-15 Unilever N.V. Dishwashing composition and process for washing dishes
EP1741774A1 (en) * 2005-07-08 2007-01-10 Unilever N.V. Machine dishwashing compositions and their use
JP2008050410A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Diversey Ip Internatl Bv 自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物およびその製法、並びにその使用方法
JP2009149777A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Lion Corp 食器洗浄機用洗浄剤組成物およびその製造方法
US20100024846A1 (en) * 2007-02-06 2010-02-04 Henkel AG & KGaA Detergents
JP2010525128A (ja) * 2007-04-25 2010-07-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 優れた洗浄力を有するリン酸塩を含まない食器洗浄器用洗剤
JP2011500878A (ja) * 2007-10-12 2011-01-06 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 疎水性に変性されたポリカルボン酸塩及び親水性に変性されたポリカルボン酸塩とからの混合物を含有する食器洗浄調製物
JP2011190435A (ja) * 2010-03-09 2011-09-29 Rohm & Haas Co 自動食器洗いシステムのためのスケール低減添加剤
US20130303424A1 (en) * 2012-05-11 2013-11-14 The Procter & Gamble Company Detergent composition

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69504645T2 (de) 1994-04-07 1999-05-06 The Procter & Gamble Co., Cincinnati, Ohio Bleichmittelzusammensetzungen enthaltend bleichaktivatoren und bleichkatalysatoren
WO1995027774A1 (en) 1994-04-07 1995-10-19 The Procter & Gamble Company Bleach compositions comprising metal-containing bleach catalysts and antioxidants
US8283300B2 (en) 2000-11-27 2012-10-09 The Procter & Gamble Company Detergent products, methods and manufacture
DE102004044411A1 (de) 2004-09-14 2006-03-30 Basf Ag Reinigungsformulierungen für die maschinelle Geschirrreinigung enthaltend hydrophob modifizierte Polycarboxylate
UA103760C2 (ru) 2008-01-24 2013-11-25 Юнилевер Н.В. Композиции детергентов для посудомоечных машин
US8551929B2 (en) 2010-08-23 2013-10-08 The Sun Products Corporation Unit dose detergent compositions and methods of production and use thereof
GB201016001D0 (en) * 2010-09-23 2010-11-10 Innospec Ltd Composition and method
MX355621B (es) 2011-09-20 2018-04-25 Henkel IP & Holding GmbH Formulaciones de limpieza con solubilidad tensioactiva mejorada y metodos para produccion y uso de las mismas.

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04270798A (ja) * 1990-05-21 1992-09-28 Unilever Nv 漂白剤の活性化
JPH06269676A (ja) * 1990-05-21 1994-09-27 Unilever Nv 漂白剤の活性化
JPH07509523A (ja) * 1992-08-01 1995-10-19 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー エチレンジアミン‐n,n‐ジコハク酸で安定化されたパーオキシ漂白組成物
EP0682105A2 (en) * 1994-04-13 1995-11-15 The Procter & Gamble Company Bleaching compositions
JPH11507989A (ja) * 1996-04-17 1999-07-13 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 洗剤組成物
JP2002534595A (ja) * 1999-01-14 2002-10-15 ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー ペクテートリアーゼ及び低発泡性非イオン性界面活性剤を含有する洗剤組成物
JP2006152287A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Lion Corp 自動食器洗い乾燥機用洗浄剤組成物
EP1721962A1 (en) * 2005-05-11 2006-11-15 Unilever N.V. Dishwashing composition and process for washing dishes
EP1741774A1 (en) * 2005-07-08 2007-01-10 Unilever N.V. Machine dishwashing compositions and their use
JP2008050410A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Diversey Ip Internatl Bv 自動食器洗浄機用粒状洗浄剤組成物およびその製法、並びにその使用方法
US20100024846A1 (en) * 2007-02-06 2010-02-04 Henkel AG & KGaA Detergents
JP2010525128A (ja) * 2007-04-25 2010-07-22 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 優れた洗浄力を有するリン酸塩を含まない食器洗浄器用洗剤
JP2011500878A (ja) * 2007-10-12 2011-01-06 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 疎水性に変性されたポリカルボン酸塩及び親水性に変性されたポリカルボン酸塩とからの混合物を含有する食器洗浄調製物
JP2009149777A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Lion Corp 食器洗浄機用洗浄剤組成物およびその製造方法
JP2011190435A (ja) * 2010-03-09 2011-09-29 Rohm & Haas Co 自動食器洗いシステムのためのスケール低減添加剤
US20130303424A1 (en) * 2012-05-11 2013-11-14 The Procter & Gamble Company Detergent composition

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019218558A (ja) * 2014-06-13 2019-12-26 エコラボ ユーエスエー インコーポレイティド 活性化過酸素及び/又はアルカリ性洗剤処方における強化された触媒安定性
JP2018505941A (ja) * 2015-02-02 2018-03-01 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 洗剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
EP3107987A1 (en) 2016-12-28
CN105992813B (zh) 2019-01-29
ZA201605635B (en) 2017-11-29
AR099494A1 (es) 2016-07-27
WO2015124384A1 (en) 2015-08-27
EA201691672A1 (ru) 2017-02-28
EP3107987B1 (en) 2018-10-03
MX2016010709A (es) 2016-11-10
PL3107987T3 (pl) 2019-04-30
EP3107987B2 (en) 2024-11-06
US20160348036A1 (en) 2016-12-01
PL3107987T5 (pl) 2025-02-17
CN105992813A (zh) 2016-10-05
PT3107987T (pt) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017507209A (ja) 機械食器洗浄組成物
ES2841413T3 (es) Proceso de limpieza de vajilla
ES2448515T3 (es) Productos de limpieza
KR101577470B1 (ko) 세정제
EP1315790B1 (en) Polycarboxylic acid containing three-in-one dishwashing composition
JP6055480B2 (ja) 組成物、食器洗浄用の洗剤としてのそれらの使用方法、又は食器洗浄用の洗剤の製造のためのそれらの使用方法、及びそれらの製造方法
KR20100106964A (ko) 세정제
KR102007148B1 (ko) 제형, 식기세척 세제로서 또는 이의 제조를 위한 이들의 용도 및 이들의 제조
US20240360382A1 (en) Detergent Gel Composition Comprising a Fatty Alcohol Ethoxylate
AU2009305260A1 (en) Dishwashing composition
JP2016530348A (ja) 食器の洗浄方法
WO2019197315A1 (en) Process for cleaning dishware
CA2870785A1 (en) Formulations, their use as or for producing dishwashing compositions and their preparation
EP4444842A1 (en) Granular additive
JP6235120B2 (ja) 処方物、食器用洗剤としてのそれらの使用方法、又は食器用洗剤の製造のためのそれらの使用方法、及びそれらの製造
JP2022537793A (ja) 自動食器洗浄洗剤組成物
JP2004508456A (ja) 皿洗い機用組成物
RU2533552C2 (ru) Очистка с регулируемым высвобождением кислоты
US8343283B2 (en) Cleaning with controlled release of acid
JP4015779B2 (ja) 食器洗浄機用洗浄剤組成物
EP2241612A1 (en) Cleaning with controlled release of acid
GB2428245A (en) Reduced mass detergent tablets
GB2428246A (en) Detergent tablet with specific surface area

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181016

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190903

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20191127

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200811

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20201222