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JP2017225363A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】グレンタンクにおける排出コンベヤの動力を継断する構造を簡略化できるようにしたコンバインを提供しようとするものである。【解決手段】本願発明のコンバインは、エンジン7を搭載した走行機体1と、底部コンベヤ160を内設したグレンタンク6と、エンジン7に対向するグレンタンク6前面側に設ける入力側ケース166と、反対側のグレンタンク6後面側に設ける排出コンベヤ8を備える。エンジン7と入力側ケース166の入力プーリ169間にテンションプーリ156を介して排出コンベヤ駆動ベルト157を張設する。テンションプーリ156が、エンジン7を内装するエンジンルーム枠145にテンションアーム177を介して支持される。テンションアーム177を揺動させるクラッチ操作部155がエンジンルーム枠145上であって運転座席42後方に設置される。【選択図】図10

Description

本願発明は、圃場の未刈り穀稈を刈取る刈取部と、刈取り穀稈の穀粒を脱粒する脱穀部を搭載したコンバインに関するものである。
従来、走行部及び運転座席を有する走行機体と、刈刃を有する刈取装置と、扱胴を有する脱穀装置と、各部を駆動するエンジンと、脱穀装置の穀粒を収集するグレンタンクを備え、圃場の未刈り穀稈を連続的に刈取って脱穀する技術がある(特許文献1〜4参照)。
特開2011−172536号公報 特開2013−074843号公報 特開2015−029454号公報 特開2014−018164号公報
特許文献1〜3に示された従来技術では、グレンタンク前面側に設けた入力側ケースと入力プーリ間の入力軸上にテンションアームを支持して、テンションプーリを配置するから、後側の縦軸回りにグレンタンク前側を走行機体の外側方に回動させるメンテナンス作業、またはグレンタンクに入力側ケースを組付ける組立作業などにおいて、入力側ケースからグレンタンク下方に向けてテンションアームが垂れ下がり、テンションプーリが走行機体などに当接し、損傷させやすい等の問題がある。また、少なくともテンションアーム及びテンションプーリの支持荷重分だけ、入力側ケースの入力軸またはその軸受の耐荷重を確保する必要があり、入力側ケース(入力プーリ支持部)の構造を簡略化できない等の問題もある。
また、特許文献4に示された従来技術では、上記問題を解消できるものであるものの、グレンタンク側にテンションプーリ及びテンションアームが支持されるため、グレンタンクの回動支点へかかる重量がテンション部材分だけ加算されることから、回動支点における耐荷重を確保する必要がある。
そこで、本願発明は、これらの現状を検討して改善を施したコンバインを提供しようとするものである。
前記目的を達成するため、本願発明のコンバインは、エンジンを搭載した走行機体と、底部コンベヤを内設したグレンタンクと、前記エンジンに対向する前記グレンタンク前面側に設ける入力側ケースと、反対側のグレンタンク後面側に設ける排出コンベヤを備えたコンバインにおいて、前記エンジンと入力側ケースの入力プーリ間にテンションプーリを介して排出コンベヤ駆動ベルトを張設する構造であって、前記テンションプーリが、前記エンジンを内装するエンジンルーム枠にテンションアームを介して支持されるとともに、前記テンションアームを揺動させるクラッチ操作部が前記エンジンルーム枠上であって運転座席後方に設置されるものである。
上記コンバインにおいて、前記クラッチ操作部は、前記排出コンベヤの旋回動作を操作するコンベヤ操作部と並設されているものとしてもよい。
上記コンバインにおいて、前記エンジンルーム枠における前記運転座席後方領域がカバー体で覆われており、前記カバー体上面に前記クラッチ操作部を設置したものとしてもよい。
上記コンバインにおいて、前記エンジンへの新気導入側に連結されるエアクリーナが、前記エンジン上方であって前記運転座席後方に配置され、前記カバー体が前記エアクリーナを覆うものとしてもよい。
上記コンバインにおいて、前記エンジンルーム枠は、前記グレンタンク及び前記エンジンの間となる位置に一対のエンジンルーム支柱を有しており、前記テンションアームが、機外側の前記エンジンルーム支柱に支点ブラケットを介して軸支されているものとしてもよい。
本願発明によれば、クラッチ操作部が、テンションプーリを軸支するエンジンルーム枠に設置されるため、エンジンから穀粒排出コンベヤへの動力伝達を継断するクラッチ機構を一体的にエンジンルーム枠に組み付けられる。従って、穀粒排出コンベヤへの動力伝達を継断するクラッチ機構の組み付け性が向上するだけでなく、クラッチ操作部とテンションプーリとを連結する際の位置合わせやテンションバネによる付勢力の調整なども容易になる。
本願発明によれば、排出コンベヤよりトラック荷台やコンテナなどに穀粒を排出する場合に、運転座席での姿勢を大きく変えることなく、クラッチ操作部とコンベヤ操作部とを操作でき、穀粒排出時における操作性を向上できる。すなわち、オペレータは、穀粒排出時において、排出コンベヤの吐き出し口の位置を確認しながら、コンベヤ操作部を操作できるだけでなく、所望位置まで排出コンベヤを旋回させた後に姿勢を変えることなく排出コンベヤを操作して、穀粒排出を開始できる。
本願発明によれば、運転座席後方のカバー体上面にクラッチ操作部が配置されるため、オペレータは、運転座席からクラッチ操作部に対して手が届きやすくなり、テンションプーリによるクラッチ機構の継断操作が容易になる。また、クラッチ操作部が運転座席の背凭れより上方に配置されることで、オペレータは運転座席上で大きく姿勢を変えることなくクラッチ操作部を操作できる。
本願発明によれば、カバー体上面をエアクリーナより上方に配置することで、クラッチ操作部が運転座席の背凭れより上方に配置することができる。また、エンジンルームにおいて、エアクリーナに対してエンジンからの輻射熱を遮熱できるように構成しながら、エアクリーナ上方の空間を利用してクラッチ操作部を効率的に配置できる。
本願発明によれば、エンジンルーム支柱にテンションプーリが軸支された構成となるため、テンションプーリの支持強度を確保できる。また、テンションプーリに対して独立してグレンタンクを機外側方に展開でき、グレンタンク前面を軽量化して、グレンタンクの回動支点への重量負担を軽減できるとともに、グレンタンクの自重による前下がり量を少なくし、グレンタンクを安定した姿勢に維持できる。
本発明の第1実施形態を示すコンバインの左側面図である。 同コンバインの右側面図である。 同コンバインの平面図である。 コンバインの駆動系統図である。 斜め前方から見たコンバインの斜視図である。 脱穀部の一部平面断面図である。 エンジンルーム及び脱穀部の構成を示す平面断面図である。 エンジンルーム及び脱穀部の構成を示す正面図である。 作業系油圧回路の構成を示す油圧回路図である。 斜め後方から見たエンジンルームの斜視図である。 グレンタンクを展開させたコンバインの斜視図である。 オーガクラッチ周辺の構成を示す斜視図である。 オーガクラッチ周辺の構成を示す平面断面図である。 運転座席周辺の構成を示す前方斜視図である。 運転座席周辺の構成を示す後側上方から視た斜視図である。 運転座席後方の構成を示す背面図である。 運転座席後方の構成を示す平面図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を、普通型コンバインに適用した図面(図1〜図10)に基づいて説明する。図1はコンバインの左側面図、図2は同右側面図、図3は同平面図である。まず、図1〜図3を参照しながら、コンバインの概略構造について説明する。なお、以下の説明では、走行機体1の前進方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく前進方向に向かって右側を単に右側と称する。
図1〜図3に示す如く、実施形態における普通型コンバインは、走行部としてのゴムクローラ製の左右一対の履帯2にて支持された走行機体1を備える。走行機体1の前部には、稲(又は麦又は大豆又はトーモロコシ)等の未刈り穀稈を刈取りながら取込む刈取部3が単動式の昇降用油圧シリンダ4にて昇降調節可能に装着されている。
走行機体1の左側には、刈取部3から供給された刈取穀稈を脱穀処理するための脱穀部9を搭載する。脱穀部9の下部には、揺動選別及び風選別を行うための穀粒選別機構10を配置する。走行機体1の前部右側には、オペレータが搭乗する運転台5を搭載する。動力源としてのエンジン7を、運転台5(運転座席42の下方)に配置する。運転台5の後方(走行機体1の右側)には、脱穀部9から穀粒を取出すグレンタンク6と、トラック荷台(またはコンテナなど)に向けてグレンタンク6内の穀粒を排出する穀粒排出コンベヤ8を配置する。穀粒排出コンベヤ8を機外側方に傾倒させて、グレンタンク6内の穀粒を穀粒排出コンベヤ8にて搬出するように構成している。
刈取部3は、脱穀部9前部の扱口9aに連通したフィーダハウス11と、フィーダハウス11の前端に連設された横長バケット状の穀物ヘッダー12とを備える。穀物ヘッダー12内に掻込みオーガ13(プラットホームオーガ)を回転可能に軸支する。掻込みオーガ13の前部上方にタインバー付き掻込みリール14を配置する。穀物ヘッダー12の前部にバリカン状の刈刃15を配置する。穀物ヘッダー12前部の左右両側に左右の分草体16を突設する。また、フィーダハウス11に供給コンベヤ17を内設する。供給コンベヤ17の送り終端側(扱口9a)に刈取り穀稈投入用ビータ18(フロントロータ)を設ける。なお、フィーダハウス11の下面部と走行機体1の前端部とが昇降用油圧シリンダ4を介して連結され、後述する刈取入力軸89(フィーダハウスコンベヤ軸)を昇降支点として、刈取部3が刈取昇降用油圧シリンダ4にて昇降動する。
上記の構成により、左右の分草体16間の未刈り穀稈の穂先側が掻込みリール14にて掻込まれ、未刈り穀稈の稈元側が刈刃15にて刈取られ、掻込みオーガ13の回転駆動によって、穀物ヘッダー12の左右幅の中央部寄りのフィーダハウス11入口付近に刈取穀稈が集められる。穀物ヘッダー12の刈取穀稈の全量は、供給コンベヤ17によって搬送され、ビータ18によって脱穀部9の扱口9aに投入されるように構成している。なお、穀物ヘッダー12を水平制御支点軸回りに回動させる水平制御用油圧シリンダ(図示省略)を備え、穀物ヘッダー12の左右方向の傾斜を前記水平制御用油圧シリンダにて調節して、穀物ヘッダー12、及び刈刃15、及び掻込みリール14を圃場面に対して水平に支持することも可能である。
また、図1、図3に示す如く、脱穀部9の扱室内に扱胴21を回転可能に設ける。走行機体1の前後方向に延長させた扱胴軸20(図4参照)に扱胴21を軸支する。扱胴21の下方側には、穀粒を漏下させる受網24を張設する。なお、扱胴21前部の外周面には、螺旋状のスクリュー羽根状の取込み羽根25が半径方向外向きに突設されている。
上記の構成により、ビータ18によって扱口9aから投入された刈取穀稈は、扱胴21の回転によって走行機体1の後方に向けて搬送されながら、扱胴21と受網24との間などにて混練されて脱穀される。受網24の網目よりも小さい穀粒等の脱穀物は受網24から漏下する。受網24から漏下しない藁屑等は、扱胴21の搬送作用によって、脱穀部9後部の排塵口23から圃場に排出される。
なお、扱胴21の上方側には、扱室内の脱穀物の搬送速度を調節する複数の送塵弁(図示省略)を回動可能に枢着する。前記送塵弁の角度調整によって、扱室内の脱穀物の搬送速度(滞留時間)を、刈取穀稈の品種や性状に応じて調節できる。一方、脱穀部9の下方に配置された穀粒選別機構10として、グレンパン及びチャフシーブ及びグレンシーブ及びストローラック等を有する比重選別用の揺動選別盤26を備える。
また、穀粒選別機構10として、揺動選別盤26に選別風を供給する送風ファン状の唐箕29等を備える。扱胴21にて脱穀されて受網24から漏下した脱穀物は、揺動選別盤26の比重選別作用と送風ファン状の唐箕29の風選別作用とにより、穀粒(精粒等の一番物)、穀粒と藁の混合物(枝梗付き穀粒等の二番物)、及び藁屑等に選別されて取出されるように構成する。
揺動選別盤26の下側方には、穀粒選別機構10として、一番コンベヤ機構30及び二番コンベヤ機構31を備える。揺動選別盤26及び送風ファン状の唐箕29の選別によって、揺動選別盤26から落下した穀粒(一番物)は、一番コンベヤ機構30及び揚穀コンベヤ32によってグレンタンク6に収集される。穀粒と藁の混合物(二番物)は、二番コンベヤ機構31及び二番還元コンベヤ33等を介して揺動選別盤26の選別始端側に戻され、揺動選別盤26によって再選別される。藁屑等は、走行機体1後部の排塵口23から圃場に排出されるように構成する。
さらに、図1〜図3に示す如く、運転台5には、操縦コラム41と、オペレータが座乗する運転座席42とを配置している。操縦コラム41には、エンジン5の回転数を調節するアクセルレバー40と、オペレータの回転操作にて走行機体1の進路を変更する丸形状の操縦ハンドル43と、走行機体1の移動速度を切換える主変速レバー44及び副変速レバー45と、刈取部3を駆動または停止操作する刈取クラッチレバー46と、脱穀部9を駆動または停止操作する脱穀クラッチレバー47が配置されている。また、グレンタンク6の前部上面側にサンバイザー支柱48を介して日除け用の屋根体49を取付け、日除け用の屋根体49にて運転台5の上方側を覆うように構成している。
図1、図2に示す如く、走行機体1の下面側に左右のトラックフレーム50を配置している。トラックフレーム50には、履帯2にエンジン7の動力を伝える駆動スプロケット51と、履帯2のテンションを維持するテンションローラ52と、履帯2の接地側を接地状態に保持する複数のトラックローラ53と、履帯2の非接地側を保持する中間ローラ54とを設けている。駆動スプロケット51によって履帯2の前側を支持させ、テンションローラ52によって履帯2の後側を支持させ、トラックローラ53によって履帯2の接地側を支持させ、中間ローラ54によって履帯2の非接地側を支持させるように構成する。
次に、図4〜図8を参照してコンバインの駆動構造を説明する。図4に示す如く、油圧直進ポンプ及び油圧直進モータを有する走行変速用の直進油圧式無段変速機64をミッションケース63に設ける。走行機体1前部の右側上面にエンジン7を搭載し、エンジン7左側の走行機体1前部にミッションケース63を配置している。エンジン7から左側方に突出させた出力軸65と、ミッションケース63から左側方に突出させたミッション入力軸66を、エンジン出力ベルト67及びエンジン出力プーリ68及びミッション入力プーリ69を介して連結している。
また、油圧旋回ポンプ及び油圧旋回モータを有する操舵用の旋回油圧式無段変速機70をミッションケース63に設け、ミッション入力軸66を介して直進油圧式無段変速機64と旋回油圧式無段変速機70にエンジン7の出力を伝達させる一方、操縦ハンドル43と主変速レバー44及び副変速レバー45にて、直進油圧式無段変速機64と旋回油圧式無段変速機70を出力制御し、直進油圧式無段変速機64と旋回油圧式無段変速機70を介して左右の履帯2を駆動し、圃場内などを走行移動するように構成している。
さらに、図4〜図8に示す如く、扱胴軸20の前端側を軸支する扱胴駆動ケース71を備える。脱穀部9の前面側に扱胴駆動ケース71を配置する。前記刈取部3と扱胴21を駆動するための扱胴入力軸72を扱胴駆動ケース71に軸支する。また、脱穀部9の左右に貫通させる一定回転軸としての主カウンタ軸76を備える。主カウンタ軸76の右側端部に作業部入力プーリ83を設けている。エンジン7の出力軸65上のエンジン出力プーリ68に、テンションローラを兼用した脱穀クラッチ84と作業部駆動ベルト85を介して、主カウンタ軸76の右側端部を連結している。
扱胴21の前方に、走行機体1左右向きに延設された扱胴入力軸72と、走行機体1左右向きに配置されたビータ18と、走行機体1左右向きに延設された刈取入力軸89を設けている。扱胴入力軸72に主カウンタ軸76の駆動力を伝達する扱胴入力機構90として、扱胴駆動プーリ86,87と扱胴駆動ベルト88を備え、エンジン7からの駆動力が伝達される主カウンタ軸76のエンジン7側一端部に扱胴入力機構90(扱胴駆動プーリ86,87と扱胴駆動ベルト88)を配置し、エンジン7の一定回転出力にて扱胴21を一定回転駆動するように構成している。
主カウンタ軸76の駆動力をビータ軸82及び刈取入力軸89に伝達するビータ駆動機構及び刈取駆動機構が、主カウンタ軸76の他端部側に設けられている。また、ビータ軸82と主カウンタ軸76との間に副カウンタ軸104が配置されており、主カウンタ軸76及び副カウンタ軸104に設けた動力中継プーリ105,106に、動力中継ベルト113が巻回されて、刈取駆動機構へ動力を伝達する動力中継機構を構成している。
副カウンタ軸104及びビータ軸82それぞれに設けた刈取り駆動プーリ107,108に刈取り駆動ベルト114が巻回されて、ビータ駆動機構を構成している。そして、刈取り駆動ベルト114が、テンションローラを兼用した刈取クラッチ109により張設されることで、主カウンタ軸76に伝達されたエンジン7からの回転動力が動力中継機構及びビータ駆動機構を介してビータ軸82に入力される。また、ビータ18が軸支されたビータ軸82から、刈取駆動チェン115とスプロケット116,117を介して刈取入力軸89にエンジン7からの刈取駆動力を伝達させるように、刈取駆動機構が構成されている。これにより、刈取部3が、ビータ18と共にエンジン7の一定回転出力にて一定回転駆動する。
送風ファン状の唐箕29の回転軸である唐箕軸100が、中空の管形状を有しており、唐箕軸100の中空部分に主カウンタ軸76が内挿されている。すなわち、主カウンタ軸76と唐箕軸100とで二重軸構造を有しており、主カウンタ軸76と唐箕軸100とは互いに相対回転可能に軸支されている。また、副カウンタ軸104及び唐箕軸100それぞれに設けた唐箕駆動プーリ101,102に唐箕駆動ベルト103が巻回されて、唐箕駆動機構を構成している。従って、主カウンタ軸76に伝達されたエンジン7からの回転動力が動力中継機構及び唐箕駆動機構を介してビータ軸82に入力され、唐箕29がエンジン7の一定回転出力にて一定回転駆動する。
さらに、脱穀部9の機筐体9bは、走行機体1上面側のうち、脱穀機筐支柱34前部の上面側に刈取り支持枠体36を設置している。刈取り支持枠体36の前面右側に刈取り軸受体37を取付け、刈取り支持枠体36の前面左側に後述する正逆転切換ケース121を取付けている。そして、刈取り軸受体37と正逆転切換ケース121を介して、刈取り支持枠体36の前面側に刈取入力軸89を走行機体1左右向きに回動可能に軸支すると共に、刈取り支持枠体36の内部にビータ軸受体38を介して左右向きのビータ軸82(ビータ18)を回動可能に軸支している。また、刈取り支持枠体36の上面側に扱胴駆動ケース71を取付け、扱胴駆動ケース71に扱胴入力軸72を軸支している。
一方、フィーダハウス11内の供給コンベヤ17を駆動する左右向きの刈取入力軸89を備える。エンジン7から主カウンタ軸76におけるエンジン7側一端部に伝達された刈取駆動力を、エンジン7とは反対側となる主カウンタ軸76の他端部から、正逆転切換ケース121の正逆転伝達軸122に伝達させる。正逆転切換ケース121の正転用ベベルギヤ124または逆転用ベベルギヤ125を介して刈取入力軸89を駆動する。
また、脱穀部9前側に左右向きの扱胴入力軸72が設けられ、エンジン7から主カウンタ軸76におけるエンジン7側一端部に伝達された駆動力が、扱胴入力軸72におけるエンジン7側一端部に伝達される。また、脱穀部9前側に設けた扱胴入力軸72が、走行機体1左右向きに配置される一方、走行機体1前後向きに配置する扱胴軸20に扱胴21が軸支されている。そして、扱胴入力軸72におけるエンジン7とは反対側となる左右他端部にベベルギヤ機構75を介して扱胴軸20前端側が連結されている。主カウンタ軸76におけるエンジン7とは反対側となる左右他端部から、脱穀後の穀粒を選別する穀粒選別機構10または刈取部3にエンジン7の駆動力を伝達させるよう構成している。
即ち、エンジン7に近い側の主カウンタ軸76の右側端部に、扱胴駆動プーリ86,87と扱胴駆動ベルト88を介して、扱胴入力軸72の右側端部を連結する。左右方向に延設した扱胴入力軸72の左側端部に、ベベルギヤ機構75を介して扱胴軸20の前端側を連結する。主カウンタ軸76の右側端部から扱胴入力軸72を介して扱胴軸20の前端側にエンジン7の動力を伝達させ、扱胴21を一方向に回転駆動させるように構成している。一方、主カウンタ軸76の左側端部から、脱穀部9下方に配置した穀粒選別機構10に、エンジン7の駆動力を伝達させるよう構成している。
さらに、一番コンベヤ機構30の一番コンベヤ軸77の左側端部と、二番コンベヤ機構31の二番コンベヤ軸78の左側端部とに、コンベヤ駆動ベルト111を介して主カウンタ軸76の左側端部を連結している。揺動選別盤26後部を軸支したクランク状の揺動駆動軸79の左側端部に揺動選別ベルト112を介して二番コンベヤ軸78の左側端部を連結している。即ち、オペレータの脱穀クラッチレバー47操作によって、脱穀クラッチ84が入り切り制御される。脱穀クラッチ84の入り操作によって、穀粒選別機構10の各部と扱胴21が駆動されるように構成している。
なお、一番コンベヤ軸77を介して揚穀コンベヤ32が駆動されて、一番コンベヤ機構30の一番選別穀粒がグレンタンク6に収集される。また、二番コンベヤ軸78を介して二番還元コンベヤ33が駆動されて、二番コンベヤ機構31の藁屑が混在した二番選別穀粒(二番物)が揺動選別盤26の上面側に戻される。また、排塵口23に藁屑飛散用のスプレッダ(図示省略)を設ける構造では、スプレッダ駆動プーリ(図示省略)とスプレッダ駆動ベルト(図示省略)を介して、前記スプレッダに主カウンタ軸76の左側端部を連結する。
供給コンベヤ17の送り終端側を軸支するコンベヤ入力軸としての刈取入力軸89を備える。穀物ヘッダー12の右側部背面側にヘッダー駆動軸91を回転自在に軸支する。ビータ軸82の左側端部に刈取駆動チェン115及びスプロケット116,117を介して、正逆転伝達軸122の左側端部を連結し、刈取入力軸89が正逆転切換ケース121を介して正逆転伝達軸122と連結している。また、ヘッダー駆動チェン118及びスプロケット119,120を介して、左右方向に延設したヘッダー駆動軸91の左側端部に、刈取入力軸89の右側端部を連結する。掻込みオーガ13を軸支する掻込み軸93を備える。掻込み軸93の右側部分に、掻込み駆動チェン92を介してヘッダー駆動軸91の中間部を連結している。
また、掻込みリール14を軸支するリール軸94を備える。リール軸94の右側端部に、中間軸95及びリール駆動チェン96,97を介して掻込み軸93の右側端部を連結している。ヘッダー駆動軸91の右側端部には、刈刃駆動クランク機構98を介して刈刃15が連結されている。刈取クラッチ109の入り切り操作によって、供給コンベヤ17と、掻込みオーガ13と、掻込みリール14と、刈刃15が駆動制御されて、圃場の未刈り穀稈の穂先側を連続的に刈取るように構成している。
なお、正逆転伝達軸122に一体形成する正転用ベベルギヤ124と、刈取入力軸89に回転自在に軸支する逆転用ベベルギヤ125と、正転用ベベルギヤ124に逆転用ベベルギヤ125を連結させる中間ベベルギヤ126を、正逆転切換ケース121に内設する。正転用ベベルギヤ124と逆転用ベベルギヤ125に中間ベベルギヤ126を常に歯合させる。一方、刈取入力軸89にスライダ127をスライド自在にスプライン係合軸支する。爪クラッチ形状の正転クラッチ128を介して正転用ベベルギヤ124にスライダ127を係脱可能に係合可能に構成すると共に、爪クラッチ形状の逆転クラッチ129を介して逆転用ベベルギヤ125にスライダ127を係脱可能に係合可能に構成している。
また、スライダ127を摺動操作する正逆転切換軸123を備え、正逆転切換軸123に正逆転切換アーム130を設け、正逆転切換レバー212(正逆転操作具)操作にて正逆転切換アーム130を揺動させて、正逆転切換軸123を回動し、正転用ベベルギヤ124または逆転用ベベルギヤ125にスライダ127を接離させ、正転クラッチ128または逆転クラッチ129を介して正転用ベベルギヤ124または逆転用ベベルギヤ125にスライダ127を択一的に係止し、正逆転伝達軸122に刈取入力軸89を正転連結または逆転連結させるように構成している。
供給コンベヤ17を正転駆動または逆転駆動する正逆転切換機構としての正逆転切換ケース121を備える構造であって、ビータ軸82に正逆転切換ケース121を介して供給コンベヤ17を連結している。したがって、正逆転切換ケース121の逆転切換操作にてフィーダハウス11の供給コンベヤ17などを逆転させることができ、フィーダハウス11内などの詰り藁を速やかに除去できる。
テンションプーリ状のオーガクラッチ156及びオーガ駆動ベルト157を介して、エンジン7の出力軸65にオーガ駆動軸158の右側端部を連結する。オーガ駆動軸158の左側端部にベベルギヤ機構159を介してグレンタンク6底部の横送りオーガ(底部コンベヤ)160前端側を連結する。横送りオーガ160の後端側にベベルギヤ機構161を介して穀粒排出コンベヤ8の縦送りオーガ162を連結し、縦送りオーガ162の上端側にベベルギヤ機構163を介して穀粒排出コンベヤ8の穀粒排出オーガ164を連結する。また、オーガクラッチ156を入り切り操作する穀粒排出レバー155を備える。運転座席42後方であってグレンタンク6前面に穀粒排出レバー155を取付け、運転座席42側からオペレータが穀粒排出レバー155を操作可能に構成している。
ミッションケース63に、1対の直進ポンプ及び直進モータを有する直進(走行主変速)用の油圧式無段変速機64と、1対の旋回ポンプ及び旋回モータを有する旋回用の油圧式無段変速機70とを設けている。そして、上述の直進ポンプ及び旋回ポンプの各ポンプ軸に、ミッションケース63のミッション入力軸66をそれぞれギヤ連結させて駆動するように構成している。ミッション入力軸66上のミッション入力プーリ69にエンジン出力ベルト67を掛け回している。ミッション入力プーリ69にエンジン出力ベルト67を介してエンジン7の出力を伝達し、上述の直進ポンプ及び旋回ポンプを駆動する。
エンジン7の出力軸65から出力される駆動力は、エンジン出力ベルト67及びミッション入力軸66を介して、直進ポンプのポンプ軸及び旋回ポンプのポンプ軸にそれぞれ伝達される。直進用油圧式無段変速機64では、ポンプ軸に伝達された動力にて、直進ポンプから直進モータに向けて作動油が適宜送り込まれる。同様に、旋回用油圧式無段変速機70では、ポンプ軸に伝達された動力にて、旋回ポンプから旋回モータに向けて作動油が適宜送り込まれる。
なお、直進用油圧式無段変速機64における直進ポンプのポンプ軸には、各油圧式無段変速機64,70に作動油を供給するためのチャージポンプ151が取付けられている。直進用油圧式無段変速機64は、操縦コラム41に配置された主変速レバー44や操縦ハンドル43の操作量に応じて、直進ポンプにおける回転斜板の傾斜角度を変更調節して、直進モータへの作動油の吐出方向及び吐出量を変更することにより、直進モータから突出した直進用モータ軸の回転方向及び回転数を任意に調節するように構成されている。
旋回用油圧式無段変速機70は、操縦コラム41に配置された主変速レバー44や操縦ハンドル43の回動操作量に応じて、旋回ポンプにおける回転斜板の傾斜角度を変更調節して、旋回モータへの作動油の吐出方向及び吐出量を変更することにより、旋回モータから突出した旋回用モータ軸の回転方向及び回転数を任意に調節するように構成されている。
次いで、図9を参照して、本実施形態の普通型コンバインにおける作業系油圧回路180について説明する。図9に示す如く、作業系油圧回路180は、油圧アクチュエータとして、刈取昇降用油圧シリンダ4と、掻込みリール14を昇降可能に支持する左右のリール昇降用油圧シリンダ27L,27Rと、穀粒排出オーガ164を昇降可能に支持するオーガ昇降用油圧シリンダ55と、走行機体1を昇降させる左右の機体昇降用油圧シリンダ56L,56Rと、作動油を貯留する作動油タンク57と、作動油タンク57とオイルフィルタ58を介して接続した油圧ポンプ59と、作動油の流れを切り換える油圧バルブ60A〜60Eを備える。なお、油圧バルブ60A〜60Eは、走行機体1上に搭載される油圧バルブユニット体60に組み込まれている。
刈取昇降用油圧バルブ60Aを介して、刈取昇降用油圧シリンダ4に油圧ポンプ59を油圧接続する。運転操作部(運転台)5における刈取姿勢レバー(図示省略)を前後方向に傾倒させる操作によって、刈取昇降用油圧シリンダ4を作動させ、オペレータが刈取部3を任意高さ(例えば刈取り作業高さまたは非作業高さ等)に昇降動させるように構成している。一方、リール昇降用油圧バルブ60Bを介して、リール昇降用油圧シリンダ27L,27Rに作業用油圧ポンプ59を油圧接続する。上記刈取姿勢レバー(図示省略)を左右方向に傾倒させる操作などによって、リール昇降用油圧シリンダ27L,27Rを作動させ、オペレータが掻込みリール14を任意高さに昇降動させ、圃場の未刈り穀稈を刈取るように構成している。
オーガ昇降用油圧バルブ60Cを介して、オーガ昇降用油圧シリンダ55に作業用油圧ポンプ59を油圧接続する。運転操作部(運転台)5における穀粒排出レバー155を前後方向に傾倒させる操作によって、オーガ昇降用油圧シリンダ55を作動させ、オペレータが穀粒排出コンベヤ8における穀粒排出オーガ164の籾投げ口を任意高さに昇降動させる。なお、電動モータ165によって縦送りオーガ162及びベベルギヤ機構163と共に穀粒排出オーガ164を水平方向に回動させて、籾投げ口を横方向に移動させる。即ち、トラック荷台またはコンテナの上方に籾投げ口を位置させ、トラック荷台またはコンテナ内にグレンタンク6内の穀粒を排出するように構成している。
左機体昇降用油圧バルブ60Dを介して、左機体昇降用油圧シリンダ56Lに作動油タンク57及び作業用油圧ポンプ59を油圧接続する。一方、右機体昇降用油圧バルブ60Eを介して、右機体昇降用油圧シリンダ56Rに作動油タンク57及び作業用油圧ポンプ59を油圧接続する。左右の機体昇降用油圧シリンダ56L,56Rは互いに独立的に作動させることにより、走行機体1の左右を独立的に昇降させる。
従って、左右両側の機体昇降用油圧シリンダ56L,56Rを同時に作動して、左右のトラックフレーム50,50を走行機体1に対して同時に下げると、走行機体1は左右両側の履帯2,2接地部に対して上方に離れて(上昇し)、走行機体1の履帯2,2接地部に対する相対高さ(車高)は高くなる。逆に、左右のトラックフレーム50,50を走行機体1に対して同時に上げると、走行機体1は左右両側の履帯2,2接地部に対して近づいて(下降し)、走行機体1の履帯2,2接地部に対する相対高さ(車高)は低くなる。
そして、左機体昇降用油圧シリンダ56Lを作動して左トラックフレーム50を走行機体1に対して下げる、または右機体昇降用油圧シリンダ56Rを作動して右トラックフレーム50を走行機体1に対して上げると(もしくはこの両方の動作を同時に実行しても)、走行機体1は右下がりに傾斜する。逆に、右機体昇降用油圧シリンダ56Rを作動して右トラックフレーム50を走行機体1に対して下げる、または左機体昇降用油圧シリンダ56Lを作動して右トラックフレーム50を走行機体1に対して上げると(もしくはこの両方の動作を同時に実行しても)、走行機体1は左下がりに傾斜する。
作動油タンク57は、走行機体1上であってフィーダハウス11及びビータ18で囲まれた空間位置に設置され、エンジン7と作動油タンク57とが走行機体1前方で左右に並んで配置されている。すなわち、フィーダハウス11と脱穀部9の機筐体とで囲まれた空間に作動油タンク57が配置されることとなり、刈取部3からの塵埃が作動油タンク57に堆積することを抑制でき、給油口184などからの塵埃の侵入による作動油の汚染も防止できる。また、エンジン7からの冷却風が作動油タンク57の設置空間に流れることにより、作業系油圧回路180上にオイルクーラを設けずとも作動油温度の上昇を抑制することができ、各油圧部材を適正に駆動できる。
作動油タンク57は、左側方(機外側方)に向かって突設した給油口184を左側面(機外側側面)に有するとともに、左側方より挿抜可能なオイルフィルタ58を内装している。したがって、脱穀部9の左側方(機外側方)に設けた脱穀カバー185を取り外すことで、容易に給油口184及びオイルフィルタ58へアクセスできる。そのため、作動油タンク57の給油作業及びオイルフィルタ58の交換作業が容易なものとなるとともに、油圧回路180におけるメンテナンス性の向上を図れる。
次いで、エンジン7が設置されるエンジンルーム146周辺の構成について、図7、図8、及び図10〜図12などを参照して説明する。図7、図8、及び図10〜図12などに示す如く、走行機体1上面における運転台5後側に、左右一対のエンジンルーム支柱147を立設させ、左右のエンジンルーム支柱147間に背面板体148を張設して、運転座席42下方のエンジンルーム146後方を覆っている。また、走行機体1における運転台5の右側端部に設けた右エンジンルーム支柱147に、開閉支点軸171を介して箱状の風洞ケース170を立設させている。風洞ケース170右側面の機外側開口には除塵網を張設しており、除塵網の存在によって、風洞ケース170内部ひいてはエンジンルーム146内部への藁屑等の侵入を防止している。
走行機体1上面側における風洞ケース170機内側に水冷用ラジエータ154を立設させ、エンジン7の冷却ファン149にラジエータ154を対峙させている。そして、ラジエータ154の通気範囲部の全体を覆う態様のシュラウド150が設置されており、このシュラウド150に形成した開口に、冷却ファン149を配置させる。また、風洞ケース170内には、オイルクーラ153が設置されている。冷却ファン149の回転によって、風洞ケース170右側面の機外側開口から風洞ケース170内に外気(冷却風)を取り入れ、風洞ケース170左側面の機内側開口から除塵済の冷却風をエンジンルーム146内に送り込む。これにより、エンジンルーム146内に流れ込む冷却風によって、オイルクーラ153、ラジエータ154、及びエンジン7等が冷却される。
左右一対のエンジンルーム支柱147の上端部が上部水平フレーム172にて連結されて、エンジンルーム枠145の後方部分が構成されている。エンジンルーム146上方を覆うように、運転座席42が上載される座席台173が設けられるとともに、運転座席42後方に背面カバー体174が設けられている。座席台173は、エンジンルーム146上方を覆うようにして設置されており、座席台173後縁が左右一対のエンジンルーム支柱147の中途部に連結されている。背面カバー体174は、上部水平フレーム172及び座席台173それぞれと連結して、座席台173上面であって運転座席42後方に固定されている。
エンジンルーム146内において、排気音を低減させる消音器131が、エンジン7の上部前側にマフラ支持ブラケットを介して設置されている。エンジン7の排気マニホールドに過給機132のタービンを介して消音器131の排気入口が接続される一方、消音器131の排気出口にテールパイプ133の一端側が接続される。また、座席台173上面であって運転座席42後方には、エンジン7に新気(外気)を導入する主エアクリーナ134が設置されている。エンジン7の吸気マニホールドに過給機132のコンプレッサを介して主エアクリーナ134の新気出口が接続される一方、主エアクリーナ134の新気入口に前置エアクリーナ(プリクリーナ)135の新気出口が接続される。
図7、図8、及び図10〜図15に示す如く、テールパイプ133は、揚穀コンベヤ32が配置された脱穀部9とグレンタンク6の間で、走行機体1の前後方向に延設されている。テールパイプ133の前端側が、エンジン7上部の消音器131に連通されている。そして、テールパイプ133後端が、グレンタンク6の上部後方で斜め上方に向けて後向きに開口している。すなわち、脱穀部9とグレンタンク6の間で、グレンタンク6の上部後方に向けて、テールパイプ133後端からエンジン7の排気ガスを排出させるように構成している。
脱穀部9の機筐体9b右側部分に前部支持フレーム体221が締結固定されており、前部支持フレーム体221に前部支持ブラケット体222を介してテールパイプ133前端側が連結支持されている。また、機外側方に展開可能なグレンタンク6を穀粒収集位置(機体収納位置)に係止させるタンク支持フレーム体223と、揚穀コンベヤ32を立設支持させる揚穀支持フレーム体224とが、機筐体9b右側部分上部の機筐枠体に設置されている。タンク支持フレーム体223に中間支持ブラケット体225を介してテールパイプ133の前後中間部を連結支持すると共に、揚穀支持フレーム体224に後部支持ブラケット体226を介してテールパイプ133の後端側を連結支持する。脱穀部9の右外側面に沿わせてテールパイプ133の中間部ないし後端部を機体前後方向に延設している。
刈取クラッチレバー46または脱穀クラッチレバー47が配置されたサイドコラム39後部下方の消音器131に向けて、テールパイプ133の前端部が前下がり姿勢に延設されている。そして、テールパイプ133の前下がり前端部の前面側を覆う遮熱カバー体227が設けられている。サイドコラム39の後部に遮熱カバー体227の傾斜下端側を締結固定し、サイドコラム39後部斜め上方に向けて遮熱カバー体227の傾斜上端側を突設させ、サイドコラム39右側方の運転座席42に対してテールパイプ133の前下がり前端側を遮熱カバー体227にて遮蔽している。これにより、テールパイプ133側の熱風が運転座席42のオペレータ方向に移動するのを遮熱カバー体227にて防止するように構成している。
図7、図8、及び図10〜図15に示す如く、エンジンルーム146上方を覆う座席台173上面のうち、運転座席42後方の上面にクリーナ支持台136を介して主エアクリーナ134が載置されている。すなわち、主エアクリーナ134は、座席台173上の背面カバー体174で覆われた空間に設置されている。また、主エアクリーナ134と前置エアクリーナ135を介して新気(外気)を導入するときに発生する吸気音を低減させるべく、主エアクリーナ134と前置エアクリーナ135との間に共振ケース体137が設置されている。
共振ケース体137は、左エンジンルーム支柱147に設けられた共振ケース台139に載置されている。そして、共振ケース体137は、その左右側及び後面側が締結バンド体140に巻装されて、上部水平フレーム172に固定されている。上部水平フレーム172中途部の上面には、当て板体141が立設されており、当て板体141及び上部水平フレーム172それぞれの背面に共振ケース体137前面を当接させている。
また、揚穀コンベヤ32上端部の穀粒排出ケース32aの外側面に前置ブラケット体138を介して前置エアクリーナ135が固着されている。これにより、脱穀部9右側上部とグレンタンク6の左側上部の間で、グレンタンク6上面よりも高位置に、前置エアクリーナ135が着脱可能に支持される。更に、上部水平フレーム172上面には、当て板体141に隣接する位置に消化器固定用フレーム142を立設している。消化器固定用フレーム142前面に金属棒による固定金具143が設けられており、消化器144は、固定金具143により上下で狭持されるようにして、運転座席42背面に設置される。
次に、図10〜図16を参照して、グレンタンク6周辺の構造について説明する。横送りオーガ160入力側のベベルギヤ機構159を内設するベベル入力側ケースとしての入力側ケース166と、横送りオーガ160出力側のベベルギヤ機構161を内設する受継ぎケース167が、グレンタンク6の前後に設置されている。また、グレンタンク6の前側壁の外側前面に軸支板体179が締結固定されている。すなわち、グレンタンク6外側前面の下部に軸支板体179を介して入力側ケース166を固着すると共に、グレンタンク6後面の下部に受継ぎケース167を連結し、入力側ケース166と受継ぎケース167間に底部コンベヤとしての横送りオーガ160を回転自在に配置している。
また、図10〜図13等に示す如く、エンジン7の出力軸65上に軸支した出力プーリ168と、入力側ケース166の入力プーリ169との間に、オーガクラッチ(テンションプーリ)156を介してオーガ駆動ベルト(排出コンベヤ駆動ベルト)157を張設する。なお、入力プーリ169は、入力側ケース166の右側面から右側方に向けて突出させたオーガ駆動入力軸158上に軸支されている。さらに、右エンジンルーム支柱147に支点ブラケット175の右側部が固定されるとともに、支点ブラケット175の左側部にテンションアーム支点軸176を介してテンションアーム177の基端側が軸支されている。そして、テンションアーム177先端側には、テンションプーリ軸178を介してオーガクラッチ156が軸支されている。
右エンジンルーム支柱147に支点ブラケット175を介してテンションアーム支点軸176の一端側(右端)を固着し、走行機体1の左右幅方向にテンションアーム支点軸176の他端側を延設させ、テンションアーム支点軸176の他端側(左端)にテンションアーム177の基端側(前端側)を回動可能に軸支させる。そして、入力側ケース166に軸支させた入力プーリ169に向けてテンションアーム177を延設し、テンションアーム177の先端側(後端側)にオーガクラッチ156を軸支させている。その結果、クラッチ切り位置にオーガクラッチ156を支持してグレンタンク6を開閉する場合に、オーガクラッチ156をエンジンルーム枠145に支持させた状態で維持できる。
また、テンションプーリ軸170は、テンションバネ231とクラッチロッド232を介して穀粒排出レバー155と連結されている。テンションアーム177の基端側がエンジンルーム146内でエンジンルーム枠145に軸支持されており、テンションアーム177の先端側がテンションバネ231及びクラッチロッド232を介して穀粒排出レバー155と連結することで、テンションアーム177先端で軸支されたオーガクラッチ(テンションプーリ)156が上下方向に揺動する。すなわち、穀粒排出レバー155の操作により、オーガクラッチ156を上昇させることで、排出コンベヤ駆動ベルト157を緊張させるクラッチ入り状態とする一方、オーガクラッチ156を下降させることで、排出コンベヤ駆動ベルト157を緩めるクラッチ切り状態とする。
図10、図11及び図14〜図17等に示す如く、穀粒排出コンベヤ8の駆動をオンオフ(コンベヤクラッチの入り切り操作)する穀粒排出レバー155を備える。穀粒排出レバー155は、オーガクラッチ156の継断を行うためのクラッチ操作部であって、エンジンルーム枠145上方の背面カバー体174上面に設置されている。すなわち、オーガクラッチ(テンションプーリ)156が、エンジン7を内装するエンジンルーム枠145にテンションアーム177を介して支持されるとともに、テンションアーム177を揺動させる穀粒排出レバー(クラッチ操作部)155がエンジンルーム枠145上であって運転座席42後方に設置される。
穀粒排出レバー(クラッチ操作部)155が、オーガクラッチ(テンションプーリ)156を軸支するエンジンルーム枠145に設置されるため、エンジン7から穀粒排出コンベヤ8への動力伝達を継断するクラッチ機構を一体的にエンジンルーム枠145に組み付けられる。従って、穀粒排出コンベヤ8への動力伝達を継断するクラッチ機構の組み付け性が向上するだけでなく、穀粒排出レバー155とオーガクラッチ156とを連結する際の位置合わせやテンションバネ231による付勢力の調整なども容易になる。
穀粒排出レバー155は、背面カバー体174上面に載置されたレバーボックス233に設置され、運転座席42後方であって運転座席42の背凭れよりも上方に位置している。すなわち、穀粒排出レバー155は、運転座席42の背凭れより上方で上下方向に傾動操作可能となるように、レバーボックス233の機外側面(右側面)に軸支されている。従って、オペレータは、運転座席42から穀粒排出レバー155に対して手が届きやすくなり、オーガクラッチ156の継断操作が容易になる。
穀粒排出レバー155は、運転座席42後方において、穀粒排出コンベヤ8の旋回動作を操作するオーガ旋回レバー(コンベヤ操作部)234と並設されている。従って、オペレータは、穀粒排出コンベヤ8よりトラック荷台やコンテナなどに穀粒を排出する場合に、運転座席42での姿勢を大きく変えることなく、穀粒排出レバー155とオーガ旋回レバー234とを操作でき、穀粒排出時における操作性を向上できる。すなわち、オペレータは、穀粒排出時において、穀粒排出オーガ164の吐き出し口の位置を確認しながら、オーガ旋回レバー234を操作できるだけでなく、所望位置まで穀粒排出オーガ164を旋回させた後に姿勢を変えることなく穀粒排出レバー155を操作して、穀粒排出を開始できる。
また、オーガ旋回レバー234は、レバーボックス233上面に設置されており、運転座席42の背凭れより上方に配置されている。従って、オペレータは、運転座席42に座った状態でオーガ旋回レバー234を容易に操作できる。また、運転座席42上のオペレータは、穀粒排出オーガ164を目視しながらオーガ旋回レバー234を操作できるため、穀粒排出オーガ164をオペレータの所望位置まで安全に旋回させることができる。
穀粒排出レバー155は、平面視で運転座席42の右側(機外側)に配置されており、レバーボックス233右側面を貫通するレバー支点軸体235の右端部に固定されている。レバー支点軸体235は、上部水平フレーム172及び背面カバー体173に固定される支点ブラケット体236に軸支されている。支点ブラケット体236の上面には、レバー支点軸体235と中継支点軸体237とを、それぞれの軸方向が平行になるようにして前後に並設している。レバーボックス233は、レバー支点軸体235、支点ブラケット体236、及び中継支点軸体237を覆うようにして支点ブラケット体236と連結固定しているとともに、背面側を開口させた形状を有する。
レバーボックス233内に挿入されたレバー支点軸体235の右端部には、穀粒排出レバー155の傾動に同期して回動する入力アーム238が設けられている。このレバー支点軸体235の入力アーム238は、中継支点軸体237の右端部前側に設けられた中継アーム239と連結板240を介して連結している。また、中継支点軸体237の右端部後側には、出力アーム241が後方に突設されており、出力アーム241の後端がクラッチロッド232上端と連結している。
オペレータは、穀粒排出レバー155を上下に傾動操作することで、レバー支点軸体235の回転に合わせて入力アーム238が回動し、入力アーム238の回動動作が連結板240を介して中継アーム239に伝達する。そして、中継アーム239の回転動作が中継支点軸体237を介して出力アーム241を回転させることとなり、クラッチロッド232を上下動させる。従って、オペレータが穀粒排出レバー155を傾動操作することにより、クラッチロッド232と共にオーガクラッチ156を上下動させて、穀粒排出コンベヤ8に対するエンジン7の動力伝達を継断させる。
図10〜図13等に示す如く、グレンタンク6は、グレンタンク6後面に固定した受継ケース167下側を走行機体1後方上面に突設した軸体(図示省略)を嵌合させており、当該軸体を回転軸としてグレンタンク6前方を左右に開閉可能に回動できる構成を有する。また、走行機体1の上面側に収納ガイド体242を一体的に固着すると共に、軸支板体163の下端側に出入ガイド体としての滑動体243を一体的に固着し、収納ガイド体242の上面に滑動体243の下端側を摺動可能に当接させ、滑動体243を介して走行機体1上にグレンタンク6前部を支持させる。
グレンタンク6は、底部に横送りオーガ160を前後向きに配置し、グレンタンク6底部に機外側底板6aと機内側底板6bを設け、横送りオーガ160に向けて機外側底板6aと機内側底板6bを傾斜させ、グレンタンク6内部の穀粒を、横送りオーガ160方向に流下させる構成を有している。そして、機外側底板6a下側に工具箱250が吊り下げ固定される一方、走行機体1上に載置された油圧バルブユニット体60が機内側底板6b下側に配置される。従って、グレンタンク6を開閉させる際、グレンタンク6の回動と共に工具箱250を移動できるだけでなく、油圧バルブユニット体60がグレンタンク6の開閉動作の障害とならない。
また、グレンタンク6の前部右側面にロックプレート244を固着し、ロックプレート244にロックアーム245を設けると共に、脱穀部9の右側面からタンク支持フレーム体223を右側方向に突設させ、タンク支持フレーム体223の右側端部にロックピン247を設け、ロックピン247にロックアーム245を係脱可能に係止させ、グレンタンク6を収穫作業位置に支持するように構成している。また、ロックアーム245にロック解除ロッド248を介してロック解除レバー249を連結させ、グレンタンク6前面の右側下方側に配置したロック解除レバー249にて、ロックピン247からロックアーム245を離脱させる。
1 走行機体
3 刈取部
5 運転台
6 グレンタンク
6a 機外側底板
6b 機内側底板
7 エンジン
8 穀粒排出コンベヤ
9 脱穀部
145 エンジンルーム枠
146 エンジンルーム
147 エンジンルーム支柱
148 背面板体
155 穀粒排出レバー
156 オーガクラッチ
157 オーガ駆動ベルト
158 オーガ駆動軸
159 ベベルギヤ機構
160 横送りオーガ
161 ベベルギヤ機構
162 縦送りオーガ
163 ベベルギヤ機構
164 穀粒排出オーガ
170 風洞ケース
171 開閉支点軸
172 上部水平フレーム
173 座席台
174 背面カバー体
175 支点ブラケット
176 テンションアーム支点軸
177 テンションアーム
178 テンションプーリ軸
179 軸支板体
231 テンションバネ
232 クラッチロッド
233 レバーボックス
234 オーガレバー
235 レバー支点軸体
236 支点ブラケット体
237 中継支点軸体
238 入力アーム
239 中継アーム
240 連結板
241 出力アーム
242 収納ガイド体
243 滑動体
244 ロックプレート
245 ロックアーム
247 ロックピン
248 ロック解除ロッド
249 ロック解除レバー
250 工具箱

Claims (5)

  1. エンジンを搭載した走行機体と、底部コンベヤを内設したグレンタンクと、前記エンジンに対向する前記グレンタンク前面側に設ける入力側ケースと、反対側のグレンタンク後面側に設ける排出コンベヤを備えたコンバインにおいて、
    前記エンジンと前記入力側ケースの入力プーリ間にテンションプーリを介して排出コンベヤ駆動ベルトを張設する構造であって、
    前記テンションプーリが、前記エンジンを内装するエンジンルーム枠にテンションアームを介して支持されるとともに、前記テンションアームを揺動させるクラッチ操作部が前記エンジンルーム枠上であって運転座席後方に設置されることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記クラッチ操作部は、前記排出コンベヤの旋回動作を操作するコンベヤ操作部と並設されていることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記エンジンルーム枠における前記運転座席後方領域がカバー体で覆われており、
    前記カバー体上面に前記クラッチ操作部を設置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記エンジンへの新気導入側に連結されるエアクリーナが、前記エンジン上方であって前記運転座席後方に配置され、前記カバー体が前記エアクリーナを覆うことを特徴とする請求項3に記載のコンバイン。
  5. 前記エンジンルーム枠は、前記グレンタンク及び前記エンジンの間となる位置に一対のエンジンルーム支柱を有しており、
    前記テンションアームが、機外側の前記エンジンルーム支柱に支点ブラケットを介して軸支されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のコンバイン。
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