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JP2017218095A - シフト装置 - Google Patents

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JP2017218095A
JP2017218095A JP2016115708A JP2016115708A JP2017218095A JP 2017218095 A JP2017218095 A JP 2017218095A JP 2016115708 A JP2016115708 A JP 2016115708A JP 2016115708 A JP2016115708 A JP 2016115708A JP 2017218095 A JP2017218095 A JP 2017218095A
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直美 朝比奈
Naomi Asahina
直美 朝比奈
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Tokai Rika Co Ltd
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

【課題】シフト体のシフト位置間での移動量を小さくしてもシフト体のシフト位置を精度良く検出する。【解決手段】シフトレバー装置10では、レバー18が前後方向に回動操作される際に、案内部材28が移動されない状態で、レバー18の連絡部24によって操作部材34が回動されて、マグネット40が案内部材28に案内されつつ移動される。さらに、マグネット40をセンサ基板42が検出して、レバー18のシフト位置が検出される。ここで、マグネット40の移動量が連絡部24の回動量に対し増幅される。このため、レバー18のシフト位置を精度良く検出できる。【選択図】図1

Description

本発明は、シフト体が移動されてシフト体のシフト位置が変更されるシフト装置に関する。
下記特許文献1に記載の操縦装置では、操縦レバーが移動されて、プレートが移動される。さらに、検出ボードがプレートを検出することで、操縦レバーのシフト位置が検出される。
ここで、このような操縦装置では、操縦レバーのシフト位置間での移動量を小さくしても、操縦レバーのシフト位置を精度良く検出できるのが好ましい。
特表2001−515188号公報
本発明は、上記事実を考慮し、シフト体のシフト位置間での移動量を小さくしてもシフト体のシフト位置を精度良く検出できるシフト装置を得ることが目的である。
請求項1に記載のシフト装置は、移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、前記シフト体に連絡される連絡体、前記連絡体に連絡される移動部及び前記移動部の移動を案内する案内体が設けられ、前記シフト体が移動されて前記連絡体が移動されることで前記移動部が前記案内体に案内されつつ移動されると共に、前記シフト体の移動量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、を備えている。
請求項2に記載のシフト装置は、請求項1に記載のシフト装置において、前記シフト体が第1方向及び第2方向に回動されると共に、前記シフト体の第1方向への回動中心軸線の第2方向側において前記シフト体に前記増幅手段が連絡される。
請求項3に記載のシフト装置は、請求項1又は請求項2に記載のシフト装置において、前記連絡体が回動可能にされると共に、前記連絡体の回動中心と前記移動部との距離が前記連絡体の回動中心と前記シフト体の前記連絡体との連絡位置との距離に比し大きくされる。
請求項4に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のシフト装置において、前記案内体が前記移動部を直線上に移動させる。
請求項5に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載のシフト装置において、前記シフト体に設けられ、前記連絡体及び前記案内体が連絡されることで前記シフト体の第1方向及び第2方向への移動により前記移動部が移動される連絡部を備えている。
請求項6に記載のシフト装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のシフト装置において、前記増幅手段の移動垂直方向側への変位を係止する係止手段を備えている。
請求項1に記載のシフト装置では、シフト体が移動されて、シフト体のシフト位置が変更される。また、増幅手段に連絡体及び移動部が設けられており、シフト体に連絡体が連絡されると共に、連絡体に移動部が連絡される。このため、シフト体が移動されて、連絡体が移動されることで、移動部が移動される。さらに、検出手段が移動部を検出して、シフト体のシフト位置が検出される。
ここで、増幅手段に案内体が設けられており、シフト体が移動されて、連絡体が移動されることで、移動部が案内体に案内されつつ移動される。また、増幅手段がシフト体の移動量に対し移動部の移動量を増幅させる。このため、シフト体のシフト位置間での移動量を小さくしても、シフト体のシフト位置間での移動による移動部の移動量を大きくでき、シフト体のシフト位置を精度良く検出できる。
請求項2に記載のシフト装置では、シフト体が第1方向及び第2方向に回動される。
ここで、シフト体の第1方向への回動中心軸線の第2方向側において、シフト体に増幅手段が連絡される。このため、シフト体が第2方向に回動される際に、シフト体の増幅手段との連絡位置の第2方向への移動量を小さくできる。
請求項3に記載のシフト装置では、連絡体が回動可能にされており、連絡体の回動中心と移動部との距離が連絡体の回動中心とシフト体の連絡体との連絡位置との距離に比し大きくされる。このため、シフト体の連絡体との連絡位置の移動量に対し移動部の移動量を増幅できる。
請求項4に記載のシフト装置では、案内体が移動部を直線上に移動させる。このため、検出手段を小型化できる。
請求項5に記載のシフト装置では、シフト体に連絡部が設けられており、連絡部に連絡体及び案内体が連絡されることで、シフト体の第1方向及び第2方向への移動により、移動部が移動される。このため、シフト体に連絡体と案内体とを別々に連絡する必要をなくすことができ、構成を簡単にできる。
請求項6に記載のシフト装置では、係止手段が増幅手段の移動垂直方向側への変位を係止する。このため、増幅手段の移動垂直方向側へのガタ付きを抑制できる。
本発明の第1実施形態に係るシフトレバー装置を示す右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフトレバー装置においてレバーが「N」位置に配置される際を示す右斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシフトレバー装置においてレバーが「B」位置に配置される際を示す右斜め前方から見た斜視図である。 (A)及び(B)は、本発明の第1実施形態に係るシフトレバー装置のレバーを示す図であり、(A)は、右方から見た側面図であり、(B)は、前方から見た正面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフトレバー装置の主要部を示す図であり、(A)は、右方から見た側面図であり、(B)は、前方から見た正面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフトレバー装置においてレバーが「N」位置に配置される際を示す図であり、(A)は、右方から見た側面図であり、(B)は、前方から見た正面図である。 (A)及び(B)は、本発明の第2実施形態に係るシフトレバー装置においてレバーが「B」位置に配置される際を示す図であり、(A)は、右方から見た側面図であり、(B)は、前方から見た正面図である。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るシフト装置としてのシフトレバー装置10が右斜め前方から見た斜視図にて示されている。なお、図面では、シフトレバー装置10の前方を矢印FRで示し、シフトレバー装置10の右方を矢印RHで示し、シフトレバー装置10の上方を矢印UPで示す。
本実施形態に係るシフトレバー装置10は、フロア式のものにされて、車両(自動車)の車室の床部(車体側)における車幅方向中央部に設置されており、シフトレバー装置10の前方、左方及び上方は、それぞれ車両の前方、左方及び上方に向けられている。
図1に示す如く、シフトレバー装置10には、設置体としての樹脂製で略直方体形箱状のプレート12(ハウジング)が設けられており、プレート12は、車室の床部に設置(固定)されている。
プレート12の上部の右側には、係止手段(第1係止部材)としての長尺板状のカバー14が設けられており、カバー14は、前後方向に延伸されると共に、前部及び後部がプレート12に取付けられている。カバー14の前後方向中間部には、断面U字状の規制部14Aが形成されており、規制部14A内は、左側に開放されると共に、左側がプレート12の右面によって閉鎖されている。規制部14Aの右壁は、左右方向に垂直に配置されると共に、規制部14Aの前壁及び後壁は、前後方向に垂直に配置されており、規制部14A内は、上下方向両側に開放されている。
プレート12の下部の右側には、係止手段(第2係止部材)としての長尺板状の係止板16が設けられており、係止板16は、前後方向に延伸されている。係止板16の前端及び後端は、プレート12と一体にされており、係止板16の前端及び後端以外の部分は、プレート12の右面に対し右側に離間されている。
プレート12の下部の右側には、係止板16の上側において、第1連結部としての円柱状の連結軸12Aが一体に設けられており、連結軸12Aは、右方に延出されて、左右方向線と同軸上に配置されている。
プレート12内には、シフト体としての樹脂製で長尺略円柱状のレバー18(図4(A)及び図4(B)参照)が配置されている。レバー18の上下方向(長手方向、軸方向)中間部には、支持部としての略球状の球軸20が一体に設けられており、球軸20の中心は、レバー18の中心軸線上に配置されている。球軸20は、プレート12の上部に回転可能に支持されており、レバー18の下側部分は、プレート12内に配置されている。
球軸20には、円柱状の回動規制部20Aが一対一体に設けられており、一対の回動規制部20Aは、それぞれ球軸20から左方及び右方に突出されている。一対の回動規制部20Aは、それぞれ球軸20の中心を通過する左右方向線と同軸上に配置されており、一対の回動規制部20Aは、プレート12に対する中心軸線周りの回転及び上下方向への回動を許可されると共に、プレート12に対する前後方向への回動を規制されている。このため、レバー18の回動方向が一対の回動規制部20Aによって規制されており、レバー18は、球軸20の回転及び一対の回動規制部20Aの中心軸線周りの回転によって、第1方向としての前後方向(シフト方向)に回動可能にされると共に、球軸20の回転及び一対の回動規制部20Aの上下方向への回動によって、第2方向としての左右方向(セレクト方向)に回動可能にされている。
レバー18の上側部分は、プレート12の上側に延出されており、レバー18は、上端部において、車両の乗員(例えば運転手)が回動操作可能にされている。レバー18は、シフト位置としての「H」位置(ホーム位置)に配置されており、レバー18は、「H」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「B」位置(ブレーキ位置)に配置されると共に、「H」位置から左側(右側でもよい)に回動操作されて、シフト位置としての「N」位置(ニュートラル位置)に配置される。さらに、レバー18は、「N」位置から後側に回動操作されて、シフト位置としての「D」位置(ドライブ位置)に配置されると共に、「N」位置から前側に回動操作されて、シフト位置としての「R」位置(リバース位置)に配置される。
右側の回動規制部20Aには、第1連絡部としての略円柱状の接続部22が一体に設けられており、接続部22は、右側の回動規制部20Aから右方に延出されると共に、右側の回動規制部20Aと同軸上に配置されている。接続部22は、プレート12の右壁の上部を貫通されて、プレート12の右側に延出されており、接続部22は、プレート12に対する中心軸線周りの回転及び上下方向への回動を許可されている。接続部22の先端部(右端部)には、球状の接続球22Aが形成されており、接続球22Aは、中心が接続部22の中心軸線上に配置されると共に、プレート12の右側に配置されている。
レバー18の下部には、略円柱状の連絡部24が一体に設けられており、連絡部24は、レバー18から右方に延出されている。連絡部24は、左右方向線と同軸上に配置されており、連絡部24の中心軸線は、接続部22の中心軸線と前後方向位置を一致されている。連絡部24は、プレート12の右壁の上下方向中間部を貫通されて、プレート12の右側に延出されており、連絡部24は、プレート12に対する前後方向及び上下方向への回動を許可されている。連絡部24の先端部(右端部)には、球状の連絡球24Aが形成されており、連絡球24Aは、中心が連絡部24の中心軸線上に配置されると共に、プレート12の右側に配置されている。
プレート12の右側には、増速手段としてのリンク機構26が設けられている。
プレート12の上部の右側には、案内体としての案内部材28が設けられている。案内部材28の上側部分には、略矩形板状のリンク部30が設けられており、リンク部30は、上下方向に延伸されている。リンク部30は、カバー14の規制部14A内に配置されており、リンク部30の左側及び右側への変位は、それぞれプレート12の右面及び規制部14Aの右壁によって係止されている。リンク部30は、規制部14Aの前壁及び後壁に沿って(案内されて)上下方向に移動可能にされており、リンク部30は、規制部14Aの前壁及び後壁によって前後方向への移動を規制されている。
リンク部30には、第1連絡部位としての円状の接続孔30Aが貫通形成されており、接続孔30Aには、レバー18の接続部22の接続球22Aが上下方向及び前後方向において嵌合されている。案内部材28は、接続部22に支持されており、案内部材28は、接続部22と一体に移動可能にされている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、接続部22が中心軸線周りに回転されて、案内部材28が移動されない(図3参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、接続部22が上側に回動されて、案内部材28が上方に移動される(図2参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、接続部22が中心軸線周りに回転されて、案内部材28が上方に移動された状態を維持される。
案内部材28の下側部分には、略矩形筒状の案内部32が設けられており、案内部32は、前後方向に延伸されている。案内部32の上面の前後方向中央部は、リンク部30の下端と一体にされており、案内部32は、リンク部30と一体に移動可能にされている。案内部32の左壁の上下方向中間部には、前後方向全体において、矩形状の開放孔32Aが形成されており、開放孔32Aは、案内部32内を左側に開放させている。
プレート12の上下方向中間部の右側には、案内部材28の下側において、連絡体としての正面視略矩形状の操作部材34が設けられており、操作部材34は、上下方向に延伸されている。操作部材34の下部には、第2連結部としての円状の連結孔34Aが貫通形成されており、連結孔34Aの軸方向は、左右方向に平行に配置されている。連結孔34Aには、プレート12の連結軸12Aが左側から嵌入されており、操作部材34は、連結軸12A(下部)を中心として前後方向に回動可能にされている。
操作部材34の上部には、操作部としての矩形板状の操作板36(図2参照)が設けられており、操作板36は、左右方向に垂直に配置されている。操作板36は、案内部材28の案内部32の左側に配置されており、操作部材34の上部の右側への変位は、案内部32によって係止されている。操作板36の左右方向中央部には、第2連絡部としての矩形状の操作孔36A(図6(A)参照)が貫通形成されており、操作孔36Aは、上下方向に延伸されている。
操作部材34の下端部には、連結孔34Aの下側において、被係止部としての矩形板状の延出板34Bが一体に設けられており、延出板34Bは、下方に延出されている。延出板34Bは、プレート12の右面と係止板16との間に挿入(嵌合)されており、延出板34Bの左側及び右側への変位は、それぞれプレート12の右面及び係止板16によって係止されている。
操作部材34の上下方向中間部には、連絡部位としての矩形状の連絡孔34Cが貫通形成されており、連絡孔34Cは、上下方向及び左右方向に延伸されている。連絡孔34Cには、レバー18の連絡部24の連絡球24Aが前後方向において嵌合されており、操作部材34は、連絡部24と一体に前後方向に回動可能にされると共に、連絡部24の上下方向への移動を許可可能にされている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、連絡部24が前側に回動されて、操作部材34が前側に回動される(図3参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、案内部材28が上方に移動される一方、操作部材34は上方に移動されない(図2参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、案内部材28が上方に移動された状態で、それぞれ、連絡部24が後側及び前側に回動されて、操作部材34が後側及び前側に回動される。
案内部材28の案内部32内には、移動体としての略直方体状のマグネット体38が設けられており、マグネット体38は、案内部32内の前後方向中央部に配置されている。マグネット体38は、案内部32内に嵌合されている。このため、マグネット体38の左側及び右側への変位は、それぞれ案内部32の左壁及び右壁によって係止されている。さらに、マグネット体38は、案内部材28と一体に上下方向に移動可能にされると共に、案内部32に案内されて前後方向に移動可能にされている。
マグネット体38の左面中央には、第2連絡部位としての円柱状の連絡軸38A(図5(B)参照)が一体に設けられており、連絡軸38Aは、軸方向が左右方向に平行に配置されると共に、案内部32の開放孔32Aを介して案内部32の左方に延出されている。連絡軸38Aは、操作部材34の操作板36の操作孔36Aに前後方向において嵌合されており、マグネット体38は、操作孔36Aと一体に前後方向に回動可能にされると共に、操作孔36Aの上下方向への移動を可能にされている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、操作部材34(操作孔36A)が前側に回動されて、マグネット体38が前方に移動される(図3参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、案内部材28が上方に移動されて、マグネット体38が上方に移動される(図2参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、マグネット体38が上方に移動された状態で、それぞれ、操作部材34(操作孔36A)が後側及び前側に回動されて、マグネット体38が後方及び前方に移動される。
マグネット体38には、移動部としての直方体状のマグネット40が設けられており、マグネット40は、マグネット体38にインサート成形によって固定されている。マグネット40は、マグネット体38と一体に上下方向及び前後方向に移動可能にされており、マグネット40は、右側に露出されると共に、磁力を発生する。
プレート12の右側には、案内部材28の右側において、検出手段としてのセンサ基板42が固定されており、センサ基板42は、左右方向に垂直に配置されると共に、案内部材28の案内部32の右壁を介してマグネット40と対向されている。センサ基板42は、マグネット40が発生する磁力を検出可能にされており、これにより、マグネット40の上下方向位置及び前後方向位置が検出される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のシフトレバー装置10では、レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際に、レバー18の接続部22が中心軸線周りに回転されて、案内部材28が移動されない状態で、レバー18の連絡部24が前側に回動されることで、操作部材34が前側に回動されて、マグネット体38が前方に移動される(図3参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、接続部22が上側に回動されることで、案内部材28が上方に移動されて、マグネット体38が上方に移動される(図2参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、接続部22が中心軸線周りに回転されて、案内部材28及びマグネット体38が上方に移動された状態を維持されると共に、それぞれ、連絡部24が後側及び前側に回動されることで、操作部材34が後側及び前側に回動されて、マグネット体38が後方及び前方に移動される。
また、マグネット40がマグネット体38と一体に上下方向及び前後方向に移動される。このため、マグネット40が発生する磁力をセンサ基板42が検出することで、マグネット40の上下方向位置及び前後方向位置が検出されて、レバー18のシフト位置が検出される。
ここで、プレート12の連結軸12A(操作部材34の前後方向への回動中心軸)に対するマグネット40の操作部材34回動径方向距離がプレート12の連結軸12Aに対するレバー18の連絡部24の操作部材34回動径方向距離に比し大きくされる。また、レバー18が前後方向に回動される際には、案内部材28の案内部32が、マグネット体38の移動を案内して、マグネット40を前後方向に移動(スライド)させる。
このため、レバー18が前後方向に回動される際には、マグネット40の前後方向への移動量がレバー18の連絡部24の前後方向への回動量に対し増幅される。これにより、レバー18の前後方向におけるシフト位置間での回動量を小さくしても、レバー18の前後方向におけるシフト位置間での回動によるマグネット40の前後方向への回動量を大きくでき、レバー18のシフト位置を前後方向において精度良く検出できる。したがって、レバー18の前後方向への回動中心から離間した部分にマグネット40を設けなくても、レバー18のシフト位置を前後方向において精度良く検出でき、レバー18の上下方向寸法を大きくする必要をなくすことができて、シフトレバー装置10を上下方向において小型化できる。
また、上述の如く、レバー18が前後方向に回動される際には、案内部材28の案内部32が、マグネット体38の移動を案内して、マグネット40を前後方向の直線上に移動させる。このため、マグネット40の上下方向への移動量を小さくでき、センサ基板42の上下方向寸法を小さくできて、センサ基板42を上下方向において小型化できる。
さらに、レバー18の回動規制部20A(前後方向への回動軸線上)に接続部22が設けられている。このため、レバー18の回動規制部20Aより上側又は下側に接続部22が設けられる場合とは異なり、レバー18が左右方向に回動される際に、接続部22の左右方向への移動量を小さくでき、接続部22(接続球22A)の案内部材28(リンク部30の接続孔30A)との連絡を維持できる。
また、案内部材28のプレート12から右側への変位がカバー14の規制部14A右壁によって係止されると共に、操作部材34の延出板34Bのプレート12から右側への変位が係止板16によって係止される。このため、案内部材28及び操作部材34の左右方向へのガタ付きを抑制できる。
さらに、案内部材28及び操作部材34のプレート12から右側への変位が案内部材28及び操作部材34の全体の上部(カバー14の位置)及び下部(係止板16の位置)において係止される。このため、案内部材28及び操作部材34の左右方向へのガタ付きを効果的に抑制できる。
しかも、操作部材34の上部(操作板36)のプレート12から右側への変位が案内部材28の下部(案内部32)によって係止される。このため、簡単な構成で、操作部材34の右側への変位を係止できる。
なお、本実施形態では、レバー18に接続部22及び連絡部24を設けると共に、案内部材28及び操作部材34にそれぞれ接続孔30A及び連絡孔34Cを設けた。しかしながら、レバー18に接続孔30A及び連絡孔34Cの少なくとも一方を設けると共に、案内部材28及び操作部材34にそれぞれ接続部22及び連絡部24の少なくとも一方を設けてもよい。
[第2実施形態]
図5(A)には、本発明の第2実施形態に係るシフト装置としてのシフトレバー装置50の主要部が右方から見た側面図にて示されており、図5(B)には、シフトレバー装置50の主要部が前方から見た正面図にて示されている。
本実施形態に係るシフトレバー装置50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
本実施形態に係るシフトレバー装置50では、プレート12に上記第1実施形態における係止板16が設けられておらず、プレート12の上端部の右側に連結軸12Aが一体に設けられている(図5(A)参照)。
図5(A)及び図5(B)に示す如く、レバー18には、上記第1実施形態における接続部22が設けられておらず、レバー18には、球軸20の下側近傍において、連絡部24が一体に設けられている。
リンク機構26の案内部材28では、リンク部30の接続孔30Aが球軸20の回動規制部20Aの周方向及び左右方向に延伸されており、接続孔30Aには、レバー18の連絡部24の連絡球24Aが上下方向(回動規制部20Aの径方向)において嵌合されている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、連絡部24が接続孔30Aに沿って前側に回動されて、案内部材28が移動されない(図7(A)及び図7(B)参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、連絡部24が上側に回動されて、案内部材28が上方に移動される(図6(A)及び図6(B)参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、それぞれ、連絡部24が接続孔30Aに沿って後側及び前側に回動されて、案内部材28が上方に移動された状態を維持される。
リンク機構26の操作部材34には、上記第1実施形態における延出板34Bが設けられていない。操作部材34は、略矩形板状にされて、プレート12の右面と案内部材28との間に配置されており、操作部材34の左側及び右側への変位は、それぞれプレート12の右面及び案内部材28によって係止されている。
操作部材34の上端部には、連結孔34Aが貫通形成されており、操作部材34は、プレート12の連結軸12A(上端部)を中心として前後方向に回動可能にされている。操作部材34の下側部分には、操作板36が設けられており、操作板36は、案内部材28の案内部32の左側に配置されて、操作孔36A(図6(A)参照)が貫通形成されている。
操作部材34の上部には、連結孔34Aの下側において、連絡孔34Cが貫通形成されており、連絡孔34Cは、上下方向(操作部材34の長手方向)に延伸されると共に、レバー18の連絡部24の連絡球24A近傍部分が貫通されている。
操作部材34の上部には、連絡孔34Cの部分において、連結部材としての略矩形板状のスライダ52が設けられており、スライダ52は、操作部材34に対する左右方向への変位を係止されている。スライダ52の中央部分には、レバー18の連絡部24の連絡球24A近傍部分が貫通されており、スライダ52には、連絡部24の前側及び左側において、規制板52Aが一体に設けられている。規制板52Aは、右側に突出されており、前側の規制板52Aは、連絡孔34Cの前端面と当接されると共に、後側の規制板52Aは、連絡孔34Cの後端面と当接されている。このため、スライダ52は、操作部材34に対し連絡部24と共に上下方向(操作部材34の長手方向)に移動可能にされると共に、操作部材34と一体に前後方向に回動可能にされている。
一対の規制板52Aは、案内部材28の接続孔30A内に挿入されており、スライダ52は、接続孔30Aに対し上下方向(回動規制部20Aの径方向)に移動可能にされている。一対の規制板52A間には、レバー18の連絡部24の連絡球24Aが前後方向において嵌合されており、スライダ52は、連絡部24と一体に前後方向(回動規制部20Aの周方向)に回動可能にされている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、連絡部24が前側に回動されて、スライダ52及び操作部材34が前側に回動される(図7(A)及び図7(B)参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、案内部材28及びスライダ52が上方に移動される一方、操作部材34は上方に移動されない(図6(A)及び図6(B)参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、案内部材28及びスライダ52が上方に移動された状態で、それぞれ、連絡部24が後側及び前側に回動されて、スライダ52及び操作部材34が後側及び前側に回動される。
リンク機構26のマグネット体38では、連絡軸38Aが操作部材34の操作板36の操作孔36Aに前後方向において嵌合されている。レバー18が「H」位置から「B」位置(後側)に回動操作された際には、操作部材34(操作孔36A)が前側に回動されて、マグネット体38が前方に移動される(図7(A)及び図7(B)参照)。また、レバー18が「H」位置から「N」位置(左側)に回動操作された際には、案内部材28が上方に移動されて、マグネット体38が上方に移動される(図6(A)及び図6(B)参照)。さらに、レバー18が「N」位置から「R」位置(前側)及び「D」位置(後側)に回動操作された際には、マグネット体38が上方に移動された状態で、それぞれ、操作部材34(操作孔36A)が後側及び前側に回動されて、マグネット体38が後方及び前方に移動される。
ここで、本実施形態でも、レバー18の回動規制部20Aに接続部22が設けられることによる作用及び効果を除き、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
特に、レバー18の連絡部24に操作部材34及び案内部材28が連絡されており、レバー18の前後方向及び左右方向への移動により、マグネット体38が移動される。このため、レバー18に操作部材34と案内部材28とを別々に連絡する必要をなくすことができ、レバー18に接続部22を設ける必要をなくすことができて、レバー18の構成を簡単にできる。
また、案内部材28のプレート12から右側への変位がカバー14の規制部14A右壁によって係止されると共に、操作部材34(スライダ52を含む)のプレート12から右側への変位がカバー14の規制部14A右壁によって係止される。このため、簡単な構成で、案内部材28及び操作部材34(スライダ52を含む)の左右方向へのガタ付きを抑制できる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、プレート12に連結軸12Aを設けると共に、操作部材34に連結孔34Aを設けた。しかしながら、プレート12に連結孔34Aを設けると共に、操作部材34に連結軸12Aを設けてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、案内部材28の案内部32がマグネット体38を直線上に移動させる。しかしながら、案内部材28の案内部32がマグネット体38を曲線上(例えば円弧状)に移動させてもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー18を右側のリンク機構26に連絡した。しかしながら、レバー18を左側のリンク機構26に連絡してもよい。さらに、レバー18を前側又は後側のリンク機構26に連絡して、マグネット40の左右方向への回動量をレバー18の左右方向への回動量に対し増幅させてもよい。
さらに、上記第1実施形態及び第2実施形態では、レバー18の側方(右側)対向位置にマグネット40を配置した。しかしながら、レバー18の側方対向位置の前側(左側)、後側(右側)、上側又は下側にマグネット40を配置してもよい。
また、上記第1実施形態及び第2実施形態では、シフトレバー装置10、50をフロア式のものにして車室の床部に設置した。しかしながら、シフトレバー装置10、50を車室のインストルメントパネルやステアリングコラムに設置してもよい。
10 シフトレバー装置(シフト装置)
14 カバー(係止手段)
16 係止板(係止手段)
18 レバー(シフト体)
24 連絡部
26 リンク機構(増幅手段)
28 案内部材(案内体)
34 操作部材(連絡体)
40 マグネット(移動部)
42 センサ基板(検出手段)
50 シフトレバー装置(シフト装置)

Claims (6)

  1. 移動されてシフト位置が変更されるシフト体と、
    前記シフト体に連絡される連絡体、前記連絡体に連絡される移動部及び前記移動部の移動を案内する案内体が設けられ、前記シフト体が移動されて前記連絡体が移動されることで前記移動部が前記案内体に案内されつつ移動されると共に、前記シフト体の移動量に対し前記移動部の移動量を増幅させる増幅手段と、
    前記移動部を検出して前記シフト体のシフト位置が検出される検出手段と、
    を備えたシフト装置。
  2. 前記シフト体が第1方向及び第2方向に回動されると共に、前記シフト体の第1方向への回動中心軸線の第2方向側において前記シフト体に前記増幅手段が連絡される請求項1記載のシフト装置。
  3. 前記連絡体が回動可能にされると共に、前記連絡体の回動中心と前記移動部との距離が前記連絡体の回動中心と前記シフト体の前記連絡体との連絡位置との距離に比し大きくされる請求項1又は請求項2記載のシフト装置。
  4. 前記案内体が前記移動部を直線上に移動させる請求項1〜請求項3の何れか1項記載のシフト装置。
  5. 前記シフト体に設けられ、前記連絡体及び前記案内体が連絡されることで前記シフト体の第1方向及び第2方向への移動により前記移動部が移動される連絡部を備えた請求項1〜請求項4の何れか1項記載のシフト装置。
  6. 前記増幅手段の移動垂直方向側への変位を係止する係止手段を備えた請求項1〜請求項5の何れか1項記載のシフト装置。
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