JP2017215432A - Fixing device and manufacturing method thereof - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、記録シート上にトナー像を熱定着するための定着装置およびその製造方法に関する。 The present invention relates to a fixing device for thermally fixing a toner image on a recording sheet and a method for manufacturing the same.
従来、ベルト定着方式の定着装置として、エンドレスベルトと、ヒータからの輻射熱を反射する反射板と、反射板を支持するステイと、を備えたものが知られている(特許文献1参照)。 2. Description of the Related Art Conventionally, a belt fixing type fixing device includes an endless belt, a reflecting plate that reflects radiant heat from a heater, and a stay that supports the reflecting plate (see Patent Document 1).
上記従来の構成において、反射板は、複数個所をステイにネジ止めされることにより結合される場合がある。このような場合には、ネジの数が多くなる程、反射板とステイとの結合作業が煩雑になるおそれがあった。また、ネジをステイへ捩じ込む際にネジの周囲から発生する切子の量がネジの数に比例して多くなるので、ネジの数が多い場合には、作業者によって切子を除去する作業が煩雑になったり、除去しきれずに残った切子がエンドレスベルトの内周面に付着し、エンドレスベルトの回転時にエンドレスベルトの内周面が切子で傷つくおそれがあった。 In the above-described conventional configuration, the reflecting plate may be coupled by being screwed to a stay at a plurality of locations. In such a case, as the number of screws increases, there is a possibility that the connecting operation between the reflector and the stay becomes complicated. In addition, since the amount of facets generated from the periphery of the screw when it is screwed into the stay increases in proportion to the number of screws, when the number of screws is large, an operator may need to remove the facets. The facet that was complicated or could not be removed adhered to the inner peripheral surface of the endless belt, and the inner peripheral surface of the endless belt might be damaged by the facet when the endless belt was rotated.
そこで、本発明は、反射板(反射部材)をステイに結合する構造において、使用するネジの数を低減することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to reduce the number of screws to be used in a structure in which a reflector (reflecting member) is coupled to a stay.
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記ヒータからの輻射熱を反射する反射部材と、前記エンドレスベルトの内側に配置されたステイと、前記エンドレスベルトの内側に配置されたニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、記録シートを前記ニップ部において所定の搬送方向に搬送する。
前記反射部材は、前記ステイの支持部に支持される被支持部を有する。
定着装置は、前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記被支持部を前記ステイの前記支持部に押圧する押圧部を有するバネをさらに備える。
In order to solve the above problems, a fixing device according to the present invention includes an endless belt, a heater disposed inside the endless belt, and a reflection member disposed inside the endless belt and reflecting radiant heat from the heater. A stay disposed inside the endless belt, a nip member disposed inside the endless belt, the endless belt sandwiched between the nip member, and a nip portion between the endless belt A backup member to be formed, and the recording sheet is conveyed in a predetermined conveying direction at the nip portion.
The reflection member has a supported portion supported by the support portion of the stay.
The fixing device further includes a spring disposed inside the endless belt and having a pressing portion that presses the supported portion against the supporting portion of the stay.
この構成によれば、バネによって反射部材の被支持部をステイの支持部に押圧することで、反射部材をステイに結合することができるので、反射部材とステイとを結合するためのネジの数を従来よりも低減(0も含む)することができる。この結果、反射部材とステイとの結合作業を容易にすることができる。また、エンドレスベルトの内周面の切子による損傷を抑えることができる。 According to this configuration, the reflecting member can be coupled to the stay by pressing the supported portion of the reflecting member against the stay supporting portion by the spring, so the number of screws for coupling the reflecting member and the stay is reduced. Can be reduced (including 0) as compared with the prior art. As a result, the connecting operation between the reflecting member and the stay can be facilitated. Further, it is possible to suppress damage caused by the facets on the inner peripheral surface of the endless belt.
また、本発明に係る定着装置の製造方法は、反射部材とステイをバネにより結合する工程と、バネにより結合された反射部材とステイをエンドレスベルトに挿入する工程と、を備える。 The fixing device manufacturing method according to the present invention includes a step of coupling the reflecting member and the stay by a spring, and a step of inserting the reflecting member and the stay coupled by the spring into the endless belt.
この製造方法によれば、バネによって反射部材とステイを結合することができるので、反射部材とステイとを結合するためのネジの数を従来よりも低減(0も含む)することができる。この結果、反射部材とステイとの結合作業を容易にすることができる。また、エンドレスベルトの内周面の切子による損傷を抑えることができる。 According to this manufacturing method, since the reflecting member and the stay can be coupled by the spring, the number of screws for coupling the reflecting member and the stay can be reduced (including 0) as compared with the related art. As a result, the connecting operation between the reflecting member and the stay can be facilitated. Further, it is possible to suppress damage caused by the facets on the inner peripheral surface of the endless belt.
本発明によれば、反射部材をステイに結合する構造において、使用するネジの数を低減することができる。この結果、反射部材とステイとの結合作業を容易にすることができる。また、エンドレスベルトの内周面の切子による損傷を抑えることができる。 According to the present invention, the number of screws to be used can be reduced in the structure in which the reflecting member is coupled to the stay. As a result, the connecting operation between the reflecting member and the stay can be facilitated. Further, it is possible to suppress damage caused by the facets on the inner peripheral surface of the endless belt.
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の手前側を左、紙面の奥側を右として、各方向を示す。 Next, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings as appropriate. In the following description, unless otherwise specified, the vertical direction shown in FIG. 1 is up and down, the right side in FIG. 1 is front, the left side is rear, the front side of the paper is left, and the back side of the paper is right. Indicates.
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
As shown in FIG. 1, the color laser printer 1 includes a paper feeding unit 5 that supplies
給紙部5は、本体筐体2内の下方において、本体筐体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50内の用紙51を画像形成部6に向けて送り出す給紙機構M1とからなる。
In the lower part of the main body housing 2, the paper feeding unit 5 supplies the image forming unit 6 with a
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部の付近に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより給紙トレイ50にある用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過した後、搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、後述する搬送ベルト73の上に供給される。
The paper feed mechanism M1 includes a
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
The image forming unit 6 includes a
スキャナ部61は、本体筐体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
The
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、本体筐体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、ドラムサブユニット30と、ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを備えている。
The
ドラムサブユニット30は、感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部にトナーが収容されており、供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
The
The developing
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
Such a
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
On the other hand, in the
その後、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
Thereafter, the toner carried on the developing
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
The
The
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
The
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着する。なお、定着装置100については、後で詳述する。
The fixing
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。本体筐体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
In the paper discharge unit 7, a paper discharge
図2に示すように、定着装置100は、エンドレスベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射部材の一例としての反射板140と、ステイ150と、断熱部材160と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ170と、サイドガイド180と、バネの一例としての板バネ190と、を主に備えている。板バネ190は、ニップ板130とは別部材として設けられている。
As shown in FIG. 2, the fixing
なお、以下の説明においては、用紙51の搬送方向(略前後方向)を単に「搬送方向」といい、ハロゲンランプ120の延びる方向、つまりハロゲンランプ120の長手方向(略左右方向)を単に「長手方向」という。なお、搬送方向は、エンドレスベルト110がニップ板130に摺動する方向である摺動方向、つまりエンドレスベルト110の後述するニップ部NPでの移動方向に相当する。また、ハロゲンランプ120の長手方向は、加圧ローラ170の回転軸線に沿っている。
In the following description, the conveyance direction (substantially front-rear direction) of the
エンドレスベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(または筒状)のベルトであり、回転可能に構成され、その長手方向両端部がサイドガイド180(図5参照)により案内されている。エンドレスベルト110の内周面111には、ニップ板130等との摩擦抵抗を減らすためのグリスが塗布されている。
The
なお、エンドレスベルト110は、金属製の基材と基材の外周に被覆された樹脂とを有する金属ベルトとして構成されていてもよいし、金属の表面にゴム層を有する構成であってもよいし、ゴム層の表面にフッ素樹脂コーティング等による非金属の保護層をさらに有する構成であってもよい。また、エンドレスベルト110の基材は、ポリイミド樹脂などの樹脂であってもよい。
The
ハロゲンランプ120は、エンドレスベルト110を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する発熱体であり、エンドレスベルト110の内側においてエンドレスベルト110から所定の間隔をあけて配置されている。ハロゲンランプ120の長手方向の寸法は、ニップ板130、断熱部材160および反射板140の長手方向の寸法よりも大きくなっている。そして、ハロゲンランプ120は、その両端部がニップ板130、断熱部材160および反射板140よりも長手方向外側に突出するように配置されている。
The
ニップ板130は、エンドレスベルト110の内側においてハロゲンランプ120よりも下方に配置され、エンドレスベルト110の内周面111に接触している。ニップ板130は、金属板を有しており、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
The nip
より詳細に、ニップ板130は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部131と、当該基部131の搬送方向における各端部より加圧ローラ170から離れる方向へ延びる側壁部132とを主に有している。ここで、加圧ローラ170から離れる方向とは、ニップ部NPにおける用紙51の搬送方向と交差し、且つ、加圧ローラ170から離れる方向を指す。
More specifically, the
基部131は、長手方向に長い長方形の平板状(図3参照)に形成されており、その下面がエンドレスベルト110の内周面111に接触している。
側壁部132は、長手方向に長い長方形の平板状(図3参照)に形成されている。
The
The
断熱部材160は、ニップ板130からステイ150に熱が伝わるのを抑えるための樹脂製のフレームであり、ニップ板130とステイ150との間に配置され、これらの部材に沿った断面視略U形状に形成されている。より詳細に、断熱部材160は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部161と、当該基部161の搬送方向における各端部から加圧ローラ170から離れる方向に向けて延びる側壁部162とを主に有している。断熱部材160は、例えば、耐熱性樹脂であるLCP(Liquid Crystal Polymer)からなる。
The
基部161の搬送方向の各端部161Aは、中央部161Bよりも下方に突出する凸部となってニップ板130に接触している。これにより、中央部161Bとニップ板130との間に空気の層が形成されている。
Each
加圧ローラ170は、ニップ板130との間でエンドレスベルト110を挟み、エンドレスベルト110との間にニップ部NPを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。加圧ローラ170は、円筒状のローラ本体171と、ローラ本体171が被覆され、ローラ本体171とともに回転可能なシャフト172とを有している。ローラ本体171は、シャフト172を被覆するゴム層と、ゴム層の外周を被覆する離型層とを有する。
The
この加圧ローラ170は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することでエンドレスベルト110との摩擦力によりエンドレスベルト110を従動回転させる。
The
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(光)をエンドレスベルト110の内周面111に向けて反射して内周面111に当てる部材であり、エンドレスベルト110の内側においてハロゲンランプ120とニップ板130(詳しくは後述するニップ部NP)との間に配置されている。言い換えると、反射板140は、ハロゲンランプ120を下から覆うように配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を上側、つまりニップ板130から離れる方向へ反射している。
The
反射板140は、金属板を含んで構成され、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
The
より詳細に、反射板140は、図2に示すように、長手方向の中央を切った断面において、搬送方向の上流側に配置される上流壁141と、当該上流壁141に対して搬送方向の下流側に間隔を空けて配置された下流壁142と、上流壁141と下流壁142の下端部同士をつなぐ中央壁143と、を有している。上流壁141は、中央壁143に近づくにつれて、詳しくは下方に向かうにつれて、搬送方向の下流側に向けて傾斜している。言い換えると、上流壁141は、後述するステイ150の側壁部152(詳しくは図4(b)に示す上流支持部F11)に対して所定の傾斜量θ1(角度)で傾斜している。
More specifically, as shown in FIG. 2, the reflecting
下流壁142は、中央壁143に近づくにつれて、詳しくは下方に向かうにつれて、搬送方向の上流側に向けて傾斜している。言い換えると、下流壁142は、後述するステイ150の側壁部152(詳しくは図4(c)に示す下流支持部F12)に対して所定の傾斜量θ2(角度)で傾斜している。
The
図3に示すように、上流壁141、下流壁142および中央壁143は、長手方向に長尺となる長方形の板状に形成されている。そのため、上流壁141、下流壁142および中央壁143によって、長手方向に長尺な凹部140Aが形成されている。また、上流壁141および下流壁142の各上端および各下端は、長手方向に沿っている。
As shown in FIG. 3, the
また、反射板140は、上流壁141の長手方向の各端部に繋がる2つの上流中間壁144,144と、各上流中間壁144,144の長手方向外側の端部にそれぞれ繋がる2つの上流延出壁145,145と、を有している。言い換えると、上流延出壁145は、上流中間壁144を介して上流壁141の長手方向の端部に繋がっている。
The
さらに、反射板140は、下流壁142の長手方向の各端部に繋がる2つの下流中間壁146,146と、各下流中間壁146,146の長手方向外側の端部にそれぞれ繋がる2つの下流延出壁147,147と、を有している。言い換えると、下流延出壁147は、下流中間壁146を介して下流壁142の長手方向の端部に繋がっている。
Further, the reflecting
上流中間壁144は、その上端が上流壁141の上端から長手方向に沿って延び、その下端が、上流壁141の下端から長手方向外側および搬送方向上流側に向けて斜めに延びている。つまり、上流中間壁144の上端と上流壁141の上端は、一直線上に連続して並んでおり、上流中間壁144の下端は、上流壁141の長手方向に沿った下端に対して傾斜している。
The upper end of the upstream
上流延出壁145は、上流中間壁144から長手方向外側に向けて延びている。詳しくは、上流延出壁145は、鉛直方向に沿って延びており、その上端が上流中間壁144の上端から長手方向に沿って延び、その下端が上流中間壁144の下端から長手方向に沿って延びている。これにより、図4(a),(b)に示すように、上流延出壁145は、後述するステイ150の上流支持部F11に沿って形成されている。つまり、上流延出壁145の上流支持部F11に対する傾斜量は略0°であり、上流壁141の上流支持部F11に対する傾斜量θ1よりも小さくなっている。
The
図3に示すように、上流延出壁145の搬送方向外側の外面は、被支持部の一例としての被支持面FAとなっている。つまり、上流延出壁145は、被支持部の一例としての被支持面FAを有している。上流延出壁145には、後述するステイ150の突起B1と嵌合する、第1開口部の一例としての貫通孔H1が形成されている。貫通孔H1は、円状に形成されている。なお、本明細書において、「嵌合」とは、突起B1と貫通孔H1とが、それらの間に多少の遊びをもって嵌り合うこと(遊嵌)も含む。
As shown in FIG. 3, the outer surface of the
下流中間壁146および下流延出壁147は、上流中間壁144および上流延出壁145と搬送方向で対称な構造となっている。詳しくは、下流中間壁146は、その上端が下流壁142の上端から長手方向に沿って延び、その下端が、下流壁142の下端から長手方向外側および搬送方向下流側に向けて斜めに延びている。つまり、下流中間壁146の上端と下流壁142の上端は、一直線上に連続して並んでおり、下流中間壁146の下端は、下流壁142の長手方向に沿った下端に対して傾斜している。
The downstream
下流延出壁147は、下流中間壁146から長手方向外側に向けて延びている。詳しくは、下流延出壁147は、鉛直方向に沿って延びており、その上端が下流中間壁146の上端から長手方向に沿って延び、その下端が下流中間壁146の下端から長手方向に沿って延びている。これにより、図4(a),(c)に示すように、下流延出壁147は、後述するステイ150の下流支持部F12に沿って形成されている。つまり、下流延出壁147の下流支持部F12に対する傾斜量は略0°であり、下流壁142の下流支持部F12に対する傾斜量θ2よりも小さくなっている。
The
図3に示すように、下流延出壁147の搬送方向外側の外面は、被支持部の一例としての被支持面FAとなっている。つまり、下流延出壁147は、被支持部の一例としての被支持面FAを有している。下流延出壁147には、後述するステイ150の突起B2と嵌合する、第1開口部の一例としての貫通孔H2が形成されている。貫通孔H2は、円状に形成されている。
As shown in FIG. 3, the outer surface of the
中央壁143は、一方の上流延出壁145の長手方向外側の端部から他方の上流延出壁145の長手方向外側の端部まで延びている。中央壁143の長手方向の中央部は、長手方向に沿って延びる長方形の板状に形成され、中央部の長手方向の各端部から長手方向外側に向けて搬送方向の幅が徐々に広がった後、長手方向に沿って延びている。つまり、中央壁143の両端部は、中央部に比べて搬送方向の幅が大きくなっており、中央部に対して搬送方向の上流側および下流側に突出している。
The
また、反射板140は、上流壁141、各上流中間壁144,144および各上流延出壁145,145の各上端から搬送方向上流側に延びる上流フランジ部148と、下流壁142、各下流中間壁146,146および各下流延出壁147,147の各上端から搬送方向下流側に延びる下流フランジ部149と、を有している。
The reflecting
図2に示すように、ステイ150は、ニップ板130の剛性を確保するための金属製のフレームであり、エンドレスベルト110の内側において反射板140に対してハロゲンランプ120とは反対側に配置され、断熱部材160を介してニップ板130を支持している。ステイ150は、比較的剛性が大きい金属、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、本明細書において金属は、炭素などの非金属を含む合金であってもよい。
As shown in FIG. 2, the
より詳細に、ステイ150は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部151と、当該基部151の搬送方向における各端部から加圧ローラ170から離れる方向へ延びる側壁部152と、を主に有している。そして、図3に示すように、基部151および各側壁部152の内面F1によって、長手方向に長尺となる凹部150Aが形成されている。なお、ステイ150の長手方向の寸法は、ニップ板130、断熱部材160および反射板140の長手方向の寸法よりも大きくなっている。そして、ステイ150は、その両端部がニップ板130、断熱部材160および反射板140よりも長手方向外側に突出するように配置されている。
More specifically, the
内面F1は、反射板140の各上流延出壁145および各下流延出壁147を支持するための支持部F10を有している。詳しくは、支持部F10は、各上流延出壁145を支持する2つの平面状の上流支持部F11と、各下流延出壁147を支持する2つの平面状の下流支持部F12とを有している。上流支持部F11は、上流側の側壁部152の長手方向両端部に配置されている。下流支持部F12は、下流側の側壁部152の長手方向両端部に配置されている。
The inner surface F <b> 1 has a support portion F <b> 10 for supporting each upstream extending
図4(a)に示すように、上流支持部F11には、当該上流支持部F11から搬送方向内側に突出する第1凸部および第2凸部の一例としての円柱状の突起B1が形成されている。また、下流支持部F12には、当該下流支持部F12から搬送方向内側に突出する第1凸部および第2凸部の一例としての円柱状の突起B2が形成されている。突起B1,B2は、ステイ150の側壁部152の一部をエンボス加工することで形成されている。
As shown in FIG. 4A, the upstream support portion F11 is formed with a columnar protrusion B1 as an example of a first protrusion and a second protrusion protruding from the upstream support portion F11 toward the inside in the transport direction. ing. In addition, a columnar protrusion B2 as an example of a first protrusion and a second protrusion protruding from the downstream support F12 inward in the transport direction is formed on the downstream support F12. The protrusions B1 and B2 are formed by embossing a part of the
板バネ190は、上側(ステイ150の凹部150Aとは反対側)へ凹む凹形状をなしており、エンドレスベルト110の内側においてニップ板130から離れた位置に配置されている。詳しくは、板バネ190は、ハロゲンランプ120の両端側の一部をステイ150とは反対側から覆うように、反射板140の長手方向の両端部に設けられている(図3参照)。板バネ190の長手方向における寸法は、ニップ板130の長手方向の寸法の半分未満となっている。
The
板バネ190は、反射板140の上流延出壁145および下流延出壁147に接触(直接接触)し、上流延出壁145および下流延出壁147を搬送方向の上流側および下流側へ押し広げてステイ150の各側壁部152に押圧する押圧部191を有している。
The
詳しくは、押圧部191は、反射板140の上流延出壁145をステイ150の上流支持部F11(内面F1)に押圧する上流押圧部191Aと、反射板140の下流延出壁147をステイ150の下流支持部F12(内面F1)に押圧する下流押圧部191Bと、を有している。
Specifically, the
上流押圧部191Aは、ステイ150の上流支持部F11に形成された突起B1が嵌合する、第2開口部の一例としての貫通孔H3を有している。下流押圧部191Bは、ステイ150の下流支持部F12に形成された突起B2が嵌合する、第2開口部の一例としての貫通孔H4を有している。各貫通孔H3,H4は、円状(図3参照)に形成されている。
The upstream
図5に示すように、サイドガイド180は、エンドレスベルト110をガイドする部材であり、エンドレスベルト110を長手方向で挟み込むように配置されている。サイドガイド180は、ステイ150等を支持するためのガイド本体部181と、エンドレスベルト110の内周面111をガイドする内周ガイド部182とを有している。
As shown in FIG. 5, the
ガイド本体部181は、長手方向内側に向けて開口する支持凹部181Aを有し、当該支持凹部181A内にステイ150の端部が固定されている。また、支持凹部181A内には、図示せぬ金属板が設けられ、当該金属板によってハロゲンランプ120が支持されている。
The
内周ガイド部182は、ガイド本体部181の長手方向内側の面から長手方向内側に突出する断面視円弧状の壁であり、その外周面が、エンドレスベルト110の内周面111をガイドするガイド面182Aとなっている。
The inner
各サイドガイド180は、圧縮コイルバネSPによって下方に向けて押圧されている。このように各サイドガイド180が圧縮コイルバネSPで押圧されることで、ステイ150に対して下方へ向かう押圧力が働き、この押圧力が、断熱部材160、ニップ板130およびエンドレスベルト110を介して加圧ローラ170に伝達される。また、加圧ローラ170からは押圧力に対する反力が上方に向けて発生し、この反力は、エンドレスベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けられるようになっている。
Each
なお、これとは逆に、加圧ローラ170をバネなどの弾性部材によって上方に押圧することで、加圧ローラ170からの押圧力を、エンドレスベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けるように構成してもよい。
On the contrary, by pressing the
次に、定着装置100の組立方法(製造方法)、詳しくは加圧ローラ170の上に配置される構造の組立方法について説明する。
図3および図4(a)に示すように、反射板140の各貫通孔H1,H2がステイ150の各突起B1,B2に嵌合するように、ステイ150の内側に反射板140を入れ込む。その後、一方の板バネ190の各貫通孔H3,H4がステイ150の各突起B1,B2に嵌合するように、一方の板バネ190を内側に多少折り曲げつつ、反射板140の内側に入れ込む。
Next, an assembling method (manufacturing method) of the fixing
As shown in FIGS. 3 and 4A, the
その後、一方の板バネ190から指を離すと、一方の板バネ190が元の形状に復帰するときの付勢力で反射板140の各延出壁145,147が搬送方向外側に押し広げられて、各延出壁145,147がステイ150の各支持部F11,F12に押圧される。なお、他方の板バネ190も同様にして反射板140およびステイ150に対して組み付ける。以上により、2つの板バネ190の付勢力によって、反射板140の各貫通孔H1,H2とステイ150の各突起B1,B2との嵌合が保たれた状態で、反射板140がステイ150に結合される。なお、本明細書において、「結合」とは、反射板140またはステイ150に力をかけないときに反射板140とステイ150との位置関係を保持する程度の結合も含み、例えば反射板140がガタつきを持ってステイ150に保持されることも含む。また、バネにより反射板がステイに「結合」されるとは、バネが無い状態で、反射板自体の弾性力(復元力)により反射板の各貫通孔のステイの各突起への嵌合が仮保持される構成において、バネの弾性力によりその嵌合がより確実に保持され、反射板とステイがより確実に結合されることも含む。
Thereafter, when the finger is released from one of the
なお、板バネ190によって反射板140をステイ150に結合した後は、断熱部材160をステイ150に組み付けるとともに、ニップ板130を断熱部材160に組み付ける。これにより、板バネ190、反射板140、ステイ150、断熱部材160およびニップ板130は、1つのアセンブリとして構成される。その後、このアセンブリの長手方向の一端部とハロゲンランプ120の一端部をサイドガイド180に取り付ける。次いで、一端部にサイドガイド180が取り付けられたアセンブリをエンドレスベルト110内に挿入していき、エンドレスベルト110から突出したアセンブリの長手方向の他端部にサイドガイド180を取り付ける。
After the
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
板バネ190によって反射板140の各延出壁145,147をステイ150の各支持部F11,F12に押圧することで、反射板140をステイ150に結合することができるので、反射板140とステイ150とを結合するためのネジを無くすことができる。このようにネジの数を無くすことで、反射板140とステイ150との結合作業を容易にすることができるとともに、エンドレスベルト110の内周面111の切子による損傷を抑えることができる。
According to the above, the following effects can be obtained in the present embodiment.
The reflecting
反射板140の各貫通孔H1,H2がステイ150の各突起B1,B2に嵌合するので、ステイ150に対する反射板140の位置ずれを抑えることができる。
Since the through holes H1 and H2 of the reflecting
板バネ190の各貫通孔H3,H4がステイ150の各突起B1,B2に嵌合するので、板バネ190がステイ150から外れるのを抑えることができる。
Since the through holes H3 and H4 of the
略鉛直方向に沿った上流支持部F11(鉛直面)に対して、上流壁141が所定の傾斜量で傾斜しているので、上流壁141によって輻射熱を効率的に反射することができる。また、上流延出壁145の上流支持部F11に対する傾斜量が、上流壁141の上流支持部F11に対する傾斜量よりも小さい、詳しくは略0°であるため、上流延出壁145と上流支持部F11との接触面積を大きくすることができ、上流支持部F11によって上流延出壁145を良好に支持することができる。
Since the
略鉛直方向に沿った下流支持部F12(鉛直面)に対して、下流壁142が所定の傾斜量で傾斜しているので、下流壁142によって輻射熱を効率的に反射することができる。また、下流延出壁147の下流支持部F12に対する傾斜量が、下流壁142の下流支持部F12に対する傾斜量よりも小さい、詳しくは略0°であるため、下流延出壁147と下流支持部F12との接触面積を大きくすることができ、下流支持部F12によって下流延出壁147を良好に支持することができる。
Since the
板バネ190が、ハロゲンランプ120の一部をステイ150とは反対側から覆うので、エンドレスベルト110の各端部の温度が中央部よりも高くなりすぎるのを抑えることができる。また、板バネ190が反射板140の各延出壁145,147を押し広げるように付勢するので、例えば本実施形態の突起B1,B2および貫通孔H1〜H4を設けなくても、板バネ190の付勢力のみで反射板140をステイ150に結合させることができる。
Since the
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, It can utilize with various forms so that it may illustrate below. In the following description, the same reference numerals are given to members having substantially the same structure as in the above embodiment, and the description thereof is omitted.
前記実施形態では、上流延出壁145の下端と下流延出壁147の下端とを中央壁143に繋げたが、本発明はこれに限定されず、例えば図6に示すように、上流延出壁145および下流延出壁147を中央壁243から分離させてもよい。具体的に、この構造では、中央壁243は、一方の上流中間壁144の長手方向外側の端部から、図示を省略する他方の上流中間壁144の長手方向外側の端部まで形成されている。
In the above embodiment, the lower end of the
これによれば、上流延出壁145および下流延出壁147が中央壁243から分離することで変形しやすくなっているので、板バネ190によって上流延出壁145および下流延出壁147をステイ150の各支持部F11,F12に良好に押圧することができる。なお、各延出壁を中央壁から分離させる構造は、図6の構造に限らず、様々な構造を採用することができる。例えば、中央壁を上流壁の長手方向一端部から他端部まで形成することで、各延出壁を各中間壁とともに中央壁から分離(離間)させてもよい。また、図3の形態において、上流延出壁145と中央壁143との間、または、下流延出壁147と中央壁143との間にスリットを形成し、各延出壁145,147を中央壁143から分離させてもよい。なお、この場合、各延出壁145,147と中央壁143とが接触していてもよい。つまり、各延出壁145,147が、中央壁143に対して独立に変形可能となっていればよい。
According to this, since the
前記実施形態では、凸部として円柱状の突起B1,B2を例示したが、本発明はこれに限定されず、凸部は、例えば図7に示すように、ハロゲンランプ120の長手方向に長尺となる突起B3,B4であってもよい。突起B3,B4は、ステイ150の各支持部F11,F12から搬送方向内側に突出しており、左右方向の寸法が、上下方向および前後方向(搬送方向)の寸法よりも大きくなっている。なお、この構造では、反射板140の各貫通孔H5,H6と、板バネ190の各貫通孔H7,H8を、突起B3,B4の形状に合わせて、長手方向に長尺となるように形成すればよい。
In the above embodiment, the cylindrical protrusions B1 and B2 are exemplified as the protrusions, but the present invention is not limited to this, and the protrusions are elongated in the longitudinal direction of the
これによれば、突起B3,B4がハロゲンランプ120の長手方向に長尺となっているので、反射板140または板バネ190がステイ150に対して長手方向に直交する方向、詳しくは上下方向に移動するのを良好に抑えることができる。
According to this, since the projections B3 and B4 are elongated in the longitudinal direction of the
前記実施形態では、板バネ190をステイ150の凹部150Aとは反対側へ凹む凹形状をなすように配置したが、本発明はこれに限定されず、例えば図8に示すように、板バネ190を、ステイ150の凹部150Aと同じ側へ凹む凹形状をなすように配置してもよい。
In the above-described embodiment, the
この形態でも、板バネ190の付勢力によって反射板140の各延出壁145,147を搬送方向外側に押し広げてステイ150の各支持部F11,F12に押圧することができるので、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
Even in this embodiment, the extending
前記実施形態では、反射板140とステイ150とを結合するためのネジの数を0としたが、本発明はこれに限定されず、従来よりも少ない数、例えば1,2本程度であれば、反射板140とステイ150とを結合するためのネジを設けてもよい。
In the above-described embodiment, the number of screws for connecting the
反射部材、ステイおよび板バネの形状は、前記実施形態に限定されず、例えば、図9に示すような形状などにしてもよい。詳しくは、図9に示す構造では、ステイ150の各側壁部152の上端に、搬送方向外側に向けて延びる、支持部の一例としてのフランジ部153がそれぞれ形成されている。
The shapes of the reflecting member, the stay, and the leaf spring are not limited to the above embodiment, and may be, for example, a shape as shown in FIG. Specifically, in the structure shown in FIG. 9, a
反射部材の一例としての反射板240は、ステイ150の凹部150Aとは反対側へ凹む凹形状をなす基部241と、基部241の搬送方向の各端部から搬送方向外側に向けてそれぞれ延びる、被支持部の一例としてのフランジ部242と、を有している。板バネ290は、断面視U形状をなし、反射板240のフランジ部242に上から接触する押圧部291と、ステイ150のフランジ部153に下から接触する係合部292と、押圧部291と係合部292の搬送方向外側の各端部を連結する連結部293と、を有している。
The reflecting
この構造でも、押圧部291が反射板240のフランジ部242をステイ150のフランジ部153に押圧するので、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
Even in this structure, since the
なお、ステイの形状は、断面視U形状でなくてもよく、例えば長方形の板状であってもよい。また、前記実施形態では、ステイ150の各側壁部152を鉛直方向に沿って形成したが、各側壁部を鉛直方向に対して傾斜させてもよい。
Note that the shape of the stay does not have to be a U shape in a sectional view, and may be a rectangular plate shape, for example. In the embodiment, each
前記実施形態では、突起B1,B2をエンボス加工で形成したが、本発明はこれに限定されず、例えば図10に示すように、ステイ150の側壁部152の一部をプレス金型を用いて切り起こすによって、突起B5,B6を形成してもよい。なお、その他の加工方法として、例えばバーリング加工や鋳造などを採用してもよい。例えば、図11に示すように、ステイ150の側壁部152の一部をバーリング加工することで、筒状の突起B7,B8を凸部として形成してもよい。言い換えると、突起B7,B8は、当該突起B7,B8の突出方向に貫通する貫通孔B71,B72を有している。
In the embodiment, the protrusions B1 and B2 are formed by embossing. However, the present invention is not limited to this, and for example, as shown in FIG. 10, a part of the
前記実施形態では、バネとして板バネ190を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば圧縮コイルバネや線バネなどであってもよい。
In the said embodiment, although the leaf |
前記実施形態では、ヒータの一例としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、ヒータは、カーボンヒータなどであってもよい。
In the embodiment, the
前記各実施形態では、ニップ部材の一例として板状のニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材は、例えば板状でない厚めのパッド部材またはブロック部材であってもよい。また、ニップ部材とエンドレスベルトの内周面との間には、エンドレスベルトのニップ部材に対する摺動を円滑にするための摺動シートが介在していてもよい。この場合、この摺動シートは、例えば織物状のシートであり、ニップ部材に取り付けられていてもよい。さらに、この場合、ニップ部材は樹脂製の板状部材であってもよい。
In each of the embodiments, the plate-shaped
また、反射板140も、板状の部材ではなく、厚めの反射部材であってもよい。さらに、反射板は、ニップ板に向けて輻射熱を反射するように配置されていてもよい。また、ステイは、断熱材を介してニップ部材を支持していたが、直接ニップ部材を支持していてもよい。
The reflecting
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。 In the above embodiment, the present invention is applied to the color laser printer 1, but the present invention is not limited to this, and the present invention may be applied to other image forming apparatuses such as a copying machine and a multifunction machine.
前記実施形態では、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むバックアップ部材として加圧ローラ170を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
In the embodiment, the
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙51を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
In the embodiment, the
前記実施形態では、第1凸部および第2凸部として突起B1,B2を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、反射板140の貫通孔H1,H2に嵌合する第1凸部と、板バネ190の貫通孔H3,H4に嵌合する第2凸部を、それぞれ別の突起としてステイ150に形成してもよい。
In the said embodiment, although protrusion B1, B2 was illustrated as a 1st convex part and a 2nd convex part, this invention is not limited to this. For example, a first protrusion that fits in the through holes H1 and H2 of the
前記実施形態では、第1開口部および第2開口部として貫通孔H1〜H4を例示したが、本発明はこれに限定されず、第1開口部および第2開口部は、孔の周縁の一部が外側に開口する切欠などであってもよい。また、ステイに開口部を形成し、この開口部に係合する凸部を反射部材またはバネに設けてもよい。具体的には、例えば、ステイに開口部を形成し、反射部材にステイの開口部に嵌合する凸部を設けた場合には、バネには開口部や凸部を形成しない構造を採用することができる。また、例えばステイおよび反射部材に開口部を形成し、バネにステイの開口部および反射部材の開口部に嵌合する凸部を設けてもよい。 In the said embodiment, although the through-holes H1-H4 were illustrated as a 1st opening part and a 2nd opening part, this invention is not limited to this, A 1st opening part and a 2nd opening part are one of the periphery of a hole. It may be a notch or the like in which the part opens to the outside. Further, an opening may be formed in the stay, and a convex portion that engages with the opening may be provided on the reflecting member or the spring. Specifically, for example, in the case where an opening is formed in the stay and a convex portion that fits into the opening of the stay is provided in the reflecting member, a structure that does not form the opening or the convex portion in the spring is adopted. be able to. Further, for example, an opening may be formed in the stay and the reflecting member, and a convex portion that fits into the opening of the stay and the opening of the reflecting member may be provided on the spring.
前記実施形態では、バネをエンドレスベルトの内側に配置したが、本発明はこれに限定されず、バネはエンドレスベルトの外側に配置されていてもよい。 In the said embodiment, although the spring was arrange | positioned inside the endless belt, this invention is not limited to this, The spring may be arrange | positioned outside the endless belt.
51 用紙
100 定着装置
110 エンドレスベルト
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
140 反射板
145 上流延出壁
147 下流延出壁
150 ステイ
170 加圧ローラ
190 板バネ
191 押圧部
F11 上流支持部
F12 下流支持部
NP ニップ部
51
Claims (17)
前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、
前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記ヒータからの輻射熱を反射する反射部材と、
前記エンドレスベルトの内側に配置されたステイと、
前記エンドレスベルトの内側に配置されたニップ部材と、
前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、記録シートを前記ニップ部において所定の搬送方向に搬送する定着装置であって、
前記反射部材は、前記ステイの支持部に支持される被支持部を有し、
前記エンドレスベルトの内側に配置され、前記被支持部を前記ステイの前記支持部に押圧する押圧部を有するバネをさらに備えることを特徴とする定着装置。 Endless belt,
A heater disposed inside the endless belt;
A reflective member that is disposed inside the endless belt and reflects radiant heat from the heater;
A stay arranged inside the endless belt;
A nip member disposed inside the endless belt;
And a backup member that sandwiches the endless belt with the nip member and forms a nip portion with the endless belt, and is a fixing device that conveys a recording sheet in the predetermined conveyance direction at the nip portion. And
The reflection member has a supported portion supported by the support portion of the stay,
A fixing device further comprising a spring disposed inside the endless belt and having a pressing portion that presses the supported portion against the supporting portion of the stay.
前記反射部材の前記被支持部には、前記第1凸部と嵌合する第1開口部が形成され、
前記バネの前記押圧部により前記反射部材の前記被支持部が前記ステイの前記支持部に押圧されることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 A first convex portion is formed on the support portion of the stay,
The supported portion of the reflective member is formed with a first opening that fits with the first convex portion,
The fixing device according to claim 1, wherein the supported portion of the reflecting member is pressed against the support portion of the stay by the pressing portion of the spring.
前記バネは、板バネであり、
前記板バネの前記押圧部は、前記第2凸部が嵌合する第2開口部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。 A second convex part is formed on the support part of the stay,
The spring is a leaf spring;
The fixing device according to claim 1, wherein the pressing portion of the leaf spring has a second opening portion into which the second convex portion is fitted.
前記反射部材は、さらに、前記上流壁の前記長手方向の一端部に繋がり、かつ、前記中央壁から分離した上流延出壁を有し、
前記上流延出壁は、前記被支持部を有し、
前記ステイの前記支持部は、前記上流延出壁を支持する上流支持部を有し、
前記バネの前記押圧部は、前記上流延出壁を前記ステイの前記上流支持部に押圧する上流押圧部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。 The reflective member includes an upstream wall, a downstream wall disposed at a distance downstream from the upstream wall in the transport direction, and a central wall that connects ends of the upstream wall and the downstream wall; And forming an elongated recess in the longitudinal direction of the heater with the upstream wall, the downstream wall, and the central wall,
The reflective member further includes an upstream extending wall that is connected to one end of the upstream wall in the longitudinal direction and separated from the central wall,
The upstream extension wall has the supported portion,
The support portion of the stay has an upstream support portion that supports the upstream extension wall,
6. The fixing according to claim 1, wherein the pressing portion of the spring includes an upstream pressing portion that presses the upstream extending wall against the upstream support portion of the stay. apparatus.
前記下流延出壁は、前記被支持部を有し、
前記ステイの前記支持部は、前記下流延出壁を支持する下流支持部を有し、
前記バネの前記押圧部は、前記下流延出壁を前記ステイの前記下流支持部に押圧する下流押圧部を有することを特徴とする請求項6に記載の定着装置。 The reflective member further includes a downstream extension wall connected to one end portion of the downstream wall in the longitudinal direction and separated from the central wall,
The downstream extension wall has the supported portion,
The support portion of the stay has a downstream support portion that supports the downstream extension wall,
The fixing device according to claim 6, wherein the pressing portion of the spring includes a downstream pressing portion that presses the downstream extending wall against the downstream support portion of the stay.
前記反射部材は、さらに、前記下流壁の前記長手方向の一端部に繋がり、かつ、前記中央壁から分離した下流延出壁を有し、
前記下流延出壁は、前記被支持部を有し、
前記ステイの前記支持部は、前記下流延出壁を支持する下流支持部を有し、
前記バネの前記押圧部は、前記下流延出壁を前記ステイの前記下流支持部に押圧する下流押圧部を有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。 The reflective member includes an upstream wall, a downstream wall disposed at a distance downstream from the upstream wall in the transport direction, and a central wall that connects ends of the upstream wall and the downstream wall; And forming an elongated recess in the longitudinal direction of the heater with the upstream wall, the downstream wall, and the central wall,
The reflective member further includes a downstream extension wall connected to one end portion of the downstream wall in the longitudinal direction and separated from the central wall,
The downstream extension wall has the supported portion,
The support portion of the stay has a downstream support portion that supports the downstream extension wall,
6. The fixing according to claim 1, wherein the pressing portion of the spring includes a downstream pressing portion that presses the downstream extending wall against the downstream support portion of the stay. 7. apparatus.
前記上流延出壁は、前記上流壁よりも、前記ステイの前記上流支持部に対する傾斜量が小さいことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の定着装置。 The upstream wall is inclined toward the downstream side in the transport direction as it approaches the central wall,
The fixing device according to claim 6, wherein the upstream extension wall has a smaller amount of inclination of the stay with respect to the upstream support portion than the upstream wall.
前記下流延出壁は、前記下流壁よりも、前記ステイの前記下流支持部に対する傾斜量が小さいことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の定着装置。 The downstream wall is inclined toward the upstream side in the transport direction as it approaches the central wall,
9. The fixing device according to claim 7, wherein the downstream extension wall is smaller in inclination amount with respect to the downstream support portion of the stay than the downstream wall.
前記ステイの内面は、前記支持部を有し、
前記バネの前記押圧部は、前記反射部材の前記被支持部を前記ステイの前記内面の前記支持部へ押圧することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。 The stay has an inner surface that forms a recess that is elongated in the longitudinal direction of the heater,
The inner surface of the stay has the support part,
11. The fixing according to claim 1, wherein the pressing portion of the spring presses the supported portion of the reflecting member against the supporting portion of the inner surface of the stay. 11. apparatus.
前記反射部材は、前記ヒータからの輻射熱を前記エンドレスベルトの内周面に向けて反射するように配置されていることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の定着装置。 The reflective member is disposed between the heater and the nip portion,
14. The fixing according to claim 1, wherein the reflection member is disposed so as to reflect radiant heat from the heater toward an inner peripheral surface of the endless belt. apparatus.
バネにより結合された反射部材とステイをエンドレスベルトに挿入する工程と、を備えたことを特徴とする定着装置の製造方法。 Connecting the reflecting member and the stay with a spring;
A method of manufacturing a fixing device, comprising: a step of inserting a reflecting member coupled with a spring and a stay into an endless belt.
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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JP (1) | JP2017215432A (en) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020086056A (en) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
JP2020126211A (en) * | 2019-01-31 | 2020-08-20 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
-
2016
- 2016-05-31 JP JP2016108695A patent/JP2017215432A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020086056A (en) * | 2018-11-21 | 2020-06-04 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
JP7110936B2 (en) | 2018-11-21 | 2022-08-02 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming device |
JP2020126211A (en) * | 2019-01-31 | 2020-08-20 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming apparatus |
JP7288597B2 (en) | 2019-01-31 | 2023-06-08 | 株式会社リコー | Fixing device and image forming device |
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