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JP2017210891A - 燃料噴射弁通電制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置 - Google Patents

燃料噴射弁通電制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置 Download PDF

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JP2017210891A
JP2017210891A JP2016103129A JP2016103129A JP2017210891A JP 2017210891 A JP2017210891 A JP 2017210891A JP 2016103129 A JP2016103129 A JP 2016103129A JP 2016103129 A JP2016103129 A JP 2016103129A JP 2017210891 A JP2017210891 A JP 2017210891A
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Hirotaka Kaneko
博隆 金子
宏 松木
Hiroshi Matsuki
宏 松木
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Abstract

【課題】スラッジに起因するエンジン始動時における燃料噴射弁の始動特性の悪化を確実に抑圧、防止する。【解決手段】車両始動時に燃料噴射弁に対して無噴射通電が行われ(S102)、その際の閉弁時間が計測され(S104)、閉弁時間が所定範囲を超えている場合に(S106)、エンジンの始動状態を低下させる要因有りとして、エンジン回転数が所定回転数を超えるまで補正された通電条件に基づいて燃料噴射弁へ対する通電制御が行われ(S110,S112)、エンジン始動時における始動性の低下が抑圧、防止されるようになっている。【選択図】図4

Description

本発明は、燃料噴射弁の通電制御方法に係り、特に、燃料噴射弁の始動特性の安定性、信頼性の向上等を図ったものに関する。
エンジンへの燃料噴射を行う燃料噴射弁は、エンジン動作の良否に大きな影響を与える車両装置の重要な構成品であり、様々な観点に基づいて、種々の構成のものが提案、実用化されている
例えば、消費電力の低減、小型化等のメリットを有する燃料噴射弁として、バランス圧力型と称されるものがある。
このバランス圧力型燃料噴射弁は、ノズルニードルの弁座への着座、離間を補助するため、噴孔と反対側のノズルニードルの端部近傍に、高圧燃料の流入、流出を制御可能とする制御室が設けられて、その制御室への燃料の流入、流出が電磁弁により制御可能とされる点は、従来のボールバルブタイプと称されるものと基本的に同一であるが、制御室への燃料の流入、流出を制御する電磁弁の用い方が次述するように異なるものである。
すなわち、バランス圧力型の燃料噴射弁においては、制御室への燃料の流入、流出を制御する電磁弁を構成するアーマチュアが、従来と異なり、ノズルニードルの長手軸方向において、バルブシートに対してほぼ線接触の状態となるように設けられるものとなっている。
ボールバルブタイプの燃料噴射弁の場合、アーマチュア、又は、アーマチュアに取り付けられた弁ニードルが、バルブシートに面接触状態となるように設けられる構成のため、バルブシートへの着座時には、高い燃料圧が弁ニードル、アーマチュアに作用し、弁ニードル、アーマチュアを、その燃料圧に抗することのできるよう、強いスプリングセット力により押圧する必要がある。一方、バルブ開弁時には、その強いスプリングセット力に打ち勝つ電磁力が必要となるため、通電電流は大となり、その結果、消費電力も大きくなる。
これに対して、バランス圧力型の燃料噴射弁では、アーマチュアや弁ニードルに、上述のボールバルブタイプのように高い燃料圧が作用することはなく、しかも、電磁力は、アーマチュアをバルブシートから離間さ
せるだけの力で十分なため、ボールバルブタイプに比して消費電力が少なくて済み、電磁弁の小型化が可能となる等の利点があり、多く利用に供されている(例えば、特許文献1等参照)。
特表2012−526227号公報
しかしながら、上述のバランス圧力型燃料噴射弁においては、上述の弁ニードルがアーマチュアに摺動自在に挿通される構成となっており、双方の間の極小さな隙間にスラッジが蓄積されることがあり、特に、車両の始動時における燃料噴射弁の通電開始の際に、アーマチュアの摺動抵抗となるため、噴射開始の遅れによる燃料噴射量の不足を招き、所望するエンジン回転数が達成できなくなり、エンジンの始動特性の低下を招くという問題がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、スラッジに起因するエンジン始動時における燃料噴射弁の始動特性の悪化を抑圧、防止し、所望する燃料噴射を確実に確保可能とし、燃料噴射制御の信頼性、安定性の向上を可能とする燃料噴射弁通電制御方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係る燃料噴射弁通電制御方法は、 車両始動時における燃料噴射弁の通電を制御する燃料噴射弁通電制御方法であって、
前記車両始動時にエンジンの始動状態を低下させる要因の有無を判定し、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定された場合に、前記燃料噴射弁に対する通電条件に補正を施し、補正された通電条件に基づいて前記燃料噴射弁への通電を行うよう構成されてなるものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るコモンレール式燃料噴射制御装置は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射制御を可能とする電子制御ユニットが設けられてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
前記電子制御ユニットは、
前記車両始動時にエンジンの始動状態を低下させる要因の有無を判定し、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定された場合に、前記燃料噴射弁に対する通電制御における通電条件に対して補正を施し、補正された通電条件の基での前記燃料噴射弁へ対する通電制御を実行可能に構成されてなるものである。
本発明によれば、車両起動時にエンジンの始動状態を低下させる要因があると判定された場合に、燃料噴射弁の通電条件を補正して通電を行い、燃料噴射量の不足を補償し、エンジンの始動性低下を確実に回避できるようにしたので、特に、スラッジ等によって車両始動時に燃料噴射弁の動きが一時的に阻害されるような場合に、エンジン回転数の低下を確実に抑圧、低減して、始動性の悪化を回避することができ、燃料噴射制御のさらなる信頼性、安定性の向上を図ることができるという効果を奏するものである。
本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法が適用されるコモンレール式燃料噴射制御装置の構成例を示す構成図である。 本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法が適用される燃料噴射弁の非燃料噴射時の縦断方向の断面構造を模式的に示す模式図である。 本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法が適用される燃料噴射弁の燃料噴射時における縦断方向の断面構造を模式的に示す模式図である。 本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御処理の第1の例における手順を示すサブルーチンフローチャートである。 本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御処理の第2の例における手順を示すサブルーチンフローチャートである。 本発明の実施の形態における燃料噴射弁の通電波形を模式的に示した模式図であって、図6(A)は通常時における通電波形の例を示した模式図、図6(B)は通電条件が補正された場合の通電波形の例を示した模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図6を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法が適用されるコモンレール式燃料噴射制御装置について、図1を参照しつつ説明する。
このコモンレール式燃料噴射制御装置は、高圧燃料の圧送を行う高圧ポンプ装置50と、この高圧ポンプ装置50により圧送された高圧燃料を蓄えるコモンレール1と、このコモンレール1から供給された高圧燃料をエンジン3の気筒へ噴射供給する複数の燃料噴射弁2−1〜2−nと、燃料噴射制御処理や後述するレール圧制御処理などを実行する電子制御ユニット(図1においては「ECU」と表記)4を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる構成自体は、従来から良く知られているこの種の燃料噴射制御装置の基本的な構成と同一のものである。
高圧ポンプ装置50は、供給ポンプ5と、調量弁6と、高圧ポンプ7とを主たる構成要素として構成されてなる公知・周知の構成を有してなるものである。
かかる構成において、燃料タンク9の燃料は、供給ポンプ5により汲み上げられ、調量弁6を介して高圧ポンプ7へ供給されるようになっている。調量弁6には、電磁式比例制御弁が用いられ、その通電量が電子制御ユニット4に制御されることで、高圧ポンプ7への供給燃料の流量、換言すれば、高圧ポンプ7の吐出量が調整されるものとなっている。
なお、供給ポンプ5の出力側と燃料タンク9との間には、戻し弁8が設けられており、供給ポンプ5の出力側の余剰燃料を燃料タンク9へ戻すことができるようになっている。
また、供給ポンプ5は、高圧ポンプ装置50の上流側に高圧ポンプ装置50と別体に設けるようにしても、また、燃料タンク9内に設けるようにしても良いものである。
燃料噴射弁2−1〜2−nは、エンジン3の気筒毎に設けられており、それぞれコモンレール1から高圧燃料の供給を受け、電子制御ユニット4による噴射制御によって燃料噴射を行うようになっている。
本発明のコモンレール1には、余剰高圧燃料をタンク9へ戻すリターン通路(図示せず)に、電磁式比例制御弁による圧力制御弁12が設けられており、調量弁6と共にレール圧の制御に用いられるようになっている。
本発明の実施の形態においては、エンジン3の動作状態に応じて、調量弁6と圧力制御弁12のそれぞれの動作状態を適宜変えることで、適切なレール圧制御の実現が図られるようになっている。
電子制御ユニット4は、例えば、公知・周知の構成を有してなるマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)を有すると共に、燃料噴射弁2−1〜2−nを駆動するための駆動回路(図示せず)や、調量弁6や圧力制御弁12への通電を行うための通電回路(図示せず)を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる電子制御ユニット4には、コモンレール1の圧力を検出する圧力センサ11の検出信号が入力される他、エンジン回転数やアクセル開度、また、燃料温度などの各種の検出信号が、エンジン3の動作制御や燃料噴射制御、後述する本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御処理等に供するために入力されるようになっている。
かかる構成自体は、従来から知られているこの種のコモンレール式燃料噴射制御装置の基本的な構成と同一のものである。
上記構成における燃料噴射弁2−1〜2−nは、例えば、バランス圧力型と称される構成のものが用いられるが、勿論、これに限定される必要は無く、従来から良く知られている、いわゆるボールバルブタイプと称される構成のものであっても良い。
次に、図2及び図3には、バランス圧力型燃料噴射弁の構成例が模式的に示されており、以下、同図を参照しつつ、特に、バランス圧力型燃料噴射弁の噴孔と反対側の端部近傍の概略構成について説明する。なお、図2及び図3において、網掛け部分は燃料を表している。
バランス圧力型燃料噴射弁は、ハウジング21内に収納されたバルブボディ22内部に、噴孔(図示せず)を開閉成するノズルニードル23が摺動自在に設けられる共に、ノズルニードル23の後端側、すなわち、図示されない噴孔と反対側の端部近傍とバルブボディ22との間に燃料が流出入する制御室24が形成されている。さらに、この制御室24への燃料の流入、流出を制御する電磁弁25がバルブボディ22の端部側に設けられる構成となっており、かかる構成は、いわゆるボールバルブタイプの燃料噴射弁と基本的に同一である。
バルブボディ22の頂部側には、円還状のバルブシート26が制御室24と反対側に突出するように形成されており、このバルブシート26の内側部分は、制御室24と連通する連通路27が形成されている。
バルブシート26の幅、すなわち、図3において紙面上下方向となる燃料噴射弁の長手軸方向(換言すれば、ノズルニードル23の長手軸方向)に直交する方向での幅は極小さく、次述する電磁弁25を構成するアーマチュア32の着座部32cが円還状にほぼ線接触するものとなっている(図3参照)。
電磁弁25は、電磁コイル31とアーマチュア32とコイルばね33とを主たる構成要素として構成されたものとなっており、その構成自体は、基本的に従来同様のものである。
磁性体を用いたアーマチュア32は、中空円筒状に形成された柱状部32aと、その一端部において、柱状部32aに対して直交方向に延設された円盤状の板部32bとに大別されて構成されたものとなっている。
柱状部32aには、柱状の支持部材28が摺動可能に挿通されており、この支持部材28の一方の端部側は、板部32bから外方へ適宜な長さで突出せしめられると共に、コイルばね33とばね受け板34が外装されており、ばね受け板34は、アーマチュア32の板部32bに載置されたものとなっている。
そして、コイルばね33を囲むように電磁コイル31が配設されている。
板部32bから突出せしめられた支持部材28の端部近傍においては、電磁コイル31の頂面側が閉止部材29によって閉じられており、コイルばね33は、ほぼ電磁コイル31と閉止部材29で画成される空間に配設されるものとなっている。
かかる構成において、燃料噴射停止の場合、電磁コイル31は非通電状態とされ、アーマチュア32は、コイルばね33の押圧力によって、その着座部32cがバルブシート26に着座した状態となる(図2参照)。
これによって制御室24は燃料圧の高い状態となるため、ノズルニードル23が噴孔(図示せず)方向へ燃料圧によって押圧されて噴孔が閉じられた状態となる。
一方、燃料噴射の際には、電磁コイル31への通電が行われることにより、アーマチュア32はコイルばね33の押圧力に抗して電磁コイル31側へ変位せしめられて、着座部32cがバルブシート26から離間することで、制御室24が連通路27を介して低圧室30と連通される(図3参照)。
その結果、低圧室30へは制御室24内の燃料が流入し、制御室24内の燃料圧力が低下する。これによって、燃料圧力による、制御室24側に臨むノズルニードル23の上面側から下方に押圧する力が減少する一方、ノズルニードル23の下部側における、燃料圧力による上向きの力が、上述のノズルニードル23を制御室24側から下方向へ押圧する力を上回り、その結果、ノズルニードル23が噴孔(図示せず)から一気に離間せしめられて噴射が開始されることとなる。
このようなバランス圧力型燃料噴射弁においては、アーマチュア32と支持部材28との間には僅かな間隙があるため、スラッジが溜まり、特に、車両始動時における燃料噴射弁通電の際に、上述したようなアーマチュア32の変位の円滑性を削ぎ、通常時より遅れた動きとなるため、所望する燃料噴射量に達せず、エンジンの始動状態の低下を招く等の問題となる。
本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法は、このような車両始動時におけるスラッジに起因するエンジン始動状態の低下、すなわち、具体的には、始動時におけるエンジン回転数の低下を防止、抑圧するためのもので、以下、図4及び図5を参照しつつ電子制御ユニット4により実行される本発明の実施の形態における燃料噴射通電制御処理の手順について説明する。
最初に、第1の実施例について、図4を参照しつつ説明する。
電子制御ユニット4による処理が開始されると、最初に、エンジン始動前における燃料噴射弁通電、及び、閉弁時間の計測が行われる(図4のステップS102,S104参照)。
まず、ステップS102においては、エンジン始動前において燃料噴射弁2−1〜2−nへ対するいわゆる無噴射通電が行われものとなっている。すなわち、燃料噴射弁2−1〜2−nからエンジン3への燃料供給を行うことなく、予め定められた通電時間で通電が行われるものとなっている。
次いで、その通電終了に伴う燃料噴射弁2−1〜2−nの閉弁時間CTの計測、取得が行われる(図4のステップS104参照)。
閉弁時間CTは、燃料噴射弁2−1〜2−nへの通電が停止されてからアーマチュア32がバルブシート26に着座するまでの時間であり、その計測は従来から良く知られている手法を用いることで可能であり、特定の手法に限定される必要はない。例えば、具体的には、燃料噴射弁2−1〜2−nへの通電停止後に、電磁コイル31に生ずる逆起電力により閉弁時間CTを取得する方法等がある。
上述の電磁コイル31に生ずる逆起電力を利用した閉弁時間CTの計測方法は、燃料噴射弁2−1〜2−nへの通電を停止した後、電磁コイル31には、良く知られているように逆起電力が生ずるが、その逆起電力のピーク値に達した時点がノズルニードル23の閉弁タイミングと一致することを利用したものである。
次いで、エンジン3の始動状態を低下させる要因の有無の判定が、上述のように取得された閉弁時間CTが所定の範囲にあるか否かの判定によって行われ(図4のステップS106参照)、閉弁時間CTが所定の範囲にあると判定された場合(YESの場合)には、エンジン3の始動状態を低下させる要因は無いとして、ステップS108の処理へ進むこととなる。
一方、閉弁時間CTが所定の範囲にはないと判定された場合(NOの場合)、エンジン3の始動状態を低下させる要因有りとしてステップS110の処理へ進むこととなる。
ステップS108においては、閉弁時間CTが所定の範囲にあるとのステップS106における判定結果から、燃料噴射弁2−1〜2−nの動作は正常状態にあるとして、通常の通電時間が設定され、燃料噴射弁2−1〜2−nの通電駆動が行われることとなる。
一方、ステップS110においては、閉弁時間CTが所定の範囲にないとのステップS106における判定結果から、燃料噴射弁2−1〜2−nの動作が正常ではないとして、補正通電が行われる。すなわち、通常時における通電条件に対して補正が施され、その補正後の通電条件に基づく燃料噴射弁2−1〜2−nへ対する通電制御が行われることとなる。
ここで、図6を参照しつつ、燃料噴射弁2−1〜2−nに対する補正通電について説明する。
まず、通常、燃料噴射弁2−1〜2−nに対して通電を行う場合、通電開始の際には、一般的に良く知られているように、電磁コイル31のインダクタンスが大きいことや、アーマチュア32を大きく変位させる必要があることから、比較的大きな電流での通電が行われ、この通電開始時の電流は、例えば、”プルアップ電流”と称される。
換言すれば、プルアップ電流は、燃料噴射弁2−1〜2−nへの通電開始時において所望される初期の電磁力を発生せしめるに要する通電電流ということができるものである。
そして、プルアップ電流によりアーマチュア32が所望の位置まで変位した後は、その状態を維持するだけの電磁力があれば良いため、電流の大きさはプルアップ電流に比して小さくて済み、例えば、”ホールド電流”と称される通電開始時より小さい電流での通電が行われるものとなっている。
図6(A)には、通常時における燃料噴射弁2−1〜2−nに対する上述のような通電電流の波形例が示されている。
通常時、すなわち、先のステップS106の処理において、閉弁時間CTが所定の範囲にあると判定された場合(YES)、燃料噴射弁2−1〜2−nの通電条件は、その時点のエンジン3の動作状態等に基づいて演算等によって定まるものとなっている。ここで、通電条件は、例えば、全通電時間、プルアップ電流値、プルアップ電流の通電時間などである。
通常の通電に対して、ステップS110における補正通電は、アーマチュア32の変位に要する時間が通常時よりも遅い、又は、変位量が不十分となる等の状態にあると考えられることから行われるものであるので、通電条件の補正は、全通電時間の増加、プルアップ電流の増加、プルアップ電流の通電時間の増加が基本となる。
ここで、図6(A)を参照しつつ、上述の各通電条件について説明する。
先ず、全通電時間は、通電開始から通電電流が零となるまでの時間で、図6(A)においては”ETn”と表記されている。
また、プルアップ電流は、既に述べたように、燃料噴射弁2−1〜2−nの通電開始時に必要とされる電流であって、図6(A)において”Ip1”と表記されプルアップ電流値は、通電開始時のオーバーシュートを除いた部分の平均値である。
さらに、プルアップ電流の通電時間(以下、説明の便宜上、「プルアップ通電時間」と称する)は、通電開始時からホールド電流へ切り替えるまでの時間であって、図6(A)においては”ETpn”と表記されている。
そして、補正通電における全通電時間をETs、プルアップ電流値をIp2、プルアップ通電時間をETpsとすると(図6(B)参照)、これらは、ETs>ETn、Ip2>Ip1、ETps>ETpnと設定されるものとなっている。
なお、通常時の全通電時間、プルアップ電流値、プルアップ通電時間に対して如何なる補正を施して補正通電における全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間を求めるかは、特定の手法に限定される必要はないが、例えば、閉弁時間CTの基準となる時間からのずれの大きさ応じて、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間を増やす等の手法を採ることが考えられる。
なお、本発明の実施の形態において、補正通電は、上述のように、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間の各々を補正により増分するようにしたが、常に、これら全てを補正の対象とする必要はなく、最も簡易な手法としては、いずれか一つを補正するか、又は、いずれか2つの組み合わせを補正により増分するようにしても好適である。
次いで、エンジン回転数が所定回転数Nsを越えているか否かが判定され(図4のステップS112参照)、所定回転数Nsを越えていると判定された場合(YESの場合)には、燃料噴射弁2−1〜2−nに対して通常通電(図4のステップS108参照)が行われる状態に戻り、一連の処理が終了されることとなる。
一方、エンジン回転数が所定回転数Nsを越えていないと判定された場合(NOの場合)には、上述のYESの判定がなされるまで補正通電が継続されることとなる。
なお、補正通電(図4のステップS110参照)を継続するか否かを上述のようにエンジン回転数により判断するようにしたが、これに限定される必要は無く、例えば、予め定めた一定時間の間、補正通電を行うようにしても好適である。
次に、燃料噴射通電制御処理の第2の例における手順について図5を参照しつつ説明する。
車両のイグニッションキー(図示せず)の操作により、クランキングが開始されると、燃料噴射弁2−1〜2−nに対する通電準備がなされ、燃料噴射弁2−1〜2−nによる燃料噴射が可能な状態(噴射開始準備状態)とされる(図5のステップS202参照)。
次いで、エンジン3の始動状態を低下させる要因の有無の判定が、クランキングによるエンジン回転数が所定の回転数Nnを越えているか否かの判定によって行われる(図5のステップS204参照)。
ここでのエンジン回転数の判定は、クランキングがなされてエンジン回転数が徐々に上昇してゆく途中であるので、所定の回転数Nnは、クランキングにおける回転数に、試験やシミュレーション等により設定された所定回転数を加算した値として設定されたもの等が好適である。
ステップS204において、エンジン回転数が所定の回転数Nnを越えていると判定された場合(YESの場合)には、エンジン3の始動状態を低下させる要因は無く、燃料噴射弁2−1〜2−nの動作は正常状態にあるとして、通常の通電時間の設定の下での燃料噴射弁2−1〜2−nへの通電が行われることとなる(図5のステップS206参照)。
一方、ステップS204において、エンジン回転数が所定の回転数Nnを越えていないと判定された場合(NOの場合)には、エンジン3の始動状態を低下させる要因があり、燃料噴射弁2−1〜2−nの動作が正常ではないとして、補正通電が行われる。なお、補正通電については、先に、ステップS110(図4参照)で述べた通りであるので、ここでの再度の詳細な説明は省略することとする。
次いで、エンジン回転数が所定の回転数Nnを越えているか否かの判定が再度なされ(図5のステップS210参照)、エンジン回転数が所定の回転数Nnを越えていると判定された場合(YESの場合)には、燃料噴射弁2−1〜2−nに対して通常通電(図5のステップS206参照)が行われる状態に戻り、一連の処理が終了されることとなる。
一方、エンジン回転数が所定の回転数Nnを越えていないと判定された場合(NOの場合)には、上述のYESの判定がなされるまで補正通電が継続されることとなる。
上述した本発明の実施の形態においては、燃料噴射弁2−1〜2−nがバランス圧力型燃料噴射弁であるとして説明したが、本発明の実施の形態における燃料噴射弁通電制御方法の適用は、バランス圧力型燃料噴射弁に限定される必要はなく、いわゆるボールバルブタイプの燃料噴射弁であっても良い。
スラッジの発生に起因する車両始動時における燃料噴射特性の悪化の確実な抑圧、防止が所望されるコモンレール式燃料噴射制御装置に適用できる。
1…コモンレール
2−1〜2−n…燃料噴射弁
4…電子制御ユニット

Claims (12)

  1. 車両始動時における燃料噴射弁の通電を制御する燃料噴射弁通電制御方法であって、
    前記車両始動時にエンジンの始動状態を低下させる要因の有無を判定し、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定された場合に、前記燃料噴射弁に対する通電条件に補正を施し、補正された通電条件に基づいて前記燃料噴射弁への通電を行うことを特徴とする燃料噴射弁通電制御方法。
  2. 前記エンジンの始動状態を低下させる要因の有無は、前記車両始動時に前記燃料噴射弁に対して無噴射通電を行い、その際の閉弁時間を計測し、前記閉弁時間が所定範囲を越えているか否かにより判定し、
    前記閉弁時間が所定範囲を超えていると判定された場合には、エンジンの始動状態を低下させる要因有りとし、
    前記通電条件は、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間の少なくとも一つ、又は、複数の組み合わせであって、
    前記全通電時間は、前記燃料噴射弁への通電開始時から通電停止により電流値が零となるまでの時間、前記プルアップ電流値は、前記燃料噴射弁への通電開始時において初期の電磁力を発生せしめるに要する通電電流値、前記プルアップ通電時間は、前記プルアップ電流の通電時間であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁通電制御方法。
  3. 前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電は、エンジン回転数が所定回転数を超えるまで継続されることを特徴とする請求項2記載の燃料噴射弁通電制御方法。
  4. 前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電は、所定時間の間行われることを特徴とする請求項2記載の燃料噴射弁通電制御方法。
  5. 前記エンジンの始動状態を低下させる要因の有無は、クランキング開始後にエンジン回転数が所定回転数を越えているか否かにより判定し、
    前記エンジン回転数が所定回転数を下回っていると判定された場合には、エンジンの始動状態を低下させる要因有りとし、
    前記通電条件は、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間の少なくとも一つ、又は、複数の組み合わせであって、
    前記全通電時間は、前記燃料噴射弁への通電開始時から通電停止により電流値が零となるまでの時間、前記プルアップ電流値は、前記燃料噴射弁への通電開始時において初期の電磁力を発生せしめるに要する通電電流値、前記プルアップ通電時間は、前記プルアップ電流の通電時間であることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁通電制御方法。
  6. 前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電は、エンジン回転数が所定回転数を超えるまで継続されることを特徴とする請求項5記載の燃料噴射弁通電制御方法。
  7. 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介してエンジンへ高圧燃料の噴射制御を可能とする電子制御ユニットが設けられてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
    前記電子制御ユニットは、
    前記車両始動時にエンジンの始動状態を低下させる要因の有無を判定し、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定された場合に、前記燃料噴射弁に対する通電制御における通電条件に対して補正を施し、補正された通電条件の基での前記燃料噴射弁へ対する通電制御を実行可能に構成されてなることを特徴とするコモンレール式燃料噴射制御装置。
  8. 前記電子制御ユニットは、
    前記車両始動時に前記燃料噴射弁に対して無噴射通電を行わしめて、その際の閉弁時間を計測し、前記閉弁時間が所定範囲を超えている場合に、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定するよう構成されてなり、
    前記通電条件は、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間の少なくとも一つ、又は、複数の組み合わせであって、
    前記全通電時間は、前記燃料噴射弁への通電開始時から通電停止により電流値が零となるまでの時間、前記プルアップ電流値は、前記燃料噴射弁への通電開始時において初期の電磁力を発生せしめるに要する通電電流値、前記プルアップ通電時間は、前記プルアップ電流の通電時間であることを特徴とする請求項7記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  9. 前記電子制御ユニットは、
    エンジン回転数が所定回転数を超えるまで前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電を継続せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項8記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  10. 前記電子制御ユニットは、
    前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電を、所定時間の間行わしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項8記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  11. 前記電子制御ユニットは、
    クランキング開始後にエンジン回転数が所定回転数を下回っている場合には、エンジンの始動状態を低下させる要因有りと判定するよう構成されてなり、
    前記通電条件は、全通電時間、プルアップ電流値、及び、プルアップ通電時間の少なくとも一つ、又は、複数の組み合わせであって、
    前記全通電時間は、前記燃料噴射弁への通電開始時から通電停止により電流値が零となるまでの時間、前記プルアップ電流値は、前記燃料噴射弁への通電開始時において初期の電磁力を発生せしめるに要する通電電流値、前記プルアップ通電時間は、前記プルアップ電流の通電時間であることを特徴とする請求項7記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
  12. 前記電子制御ユニットは、
    エンジン回転数が所定回転数を超えるまで前記補正された通電条件に基づく前記燃料噴射弁への通電を継続せしめるよう構成されてなることを特徴とする請求項11記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
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