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JP2017208973A - コアレスモータ - Google Patents

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JP2017208973A
JP2017208973A JP2016101399A JP2016101399A JP2017208973A JP 2017208973 A JP2017208973 A JP 2017208973A JP 2016101399 A JP2016101399 A JP 2016101399A JP 2016101399 A JP2016101399 A JP 2016101399A JP 2017208973 A JP2017208973 A JP 2017208973A
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JP
Japan
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winding
coil
coreless motor
rotor
rotor coil
Prior art date
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Pending
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JP2016101399A
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English (en)
Inventor
英邦 吉川
Hidekuni Yoshikawa
英邦 吉川
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Nidec Precision Corp
Original Assignee
Nidec Copal Corp
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Publication date
Application filed by Nidec Copal Corp filed Critical Nidec Copal Corp
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Abstract

【課題】高速回転が可能なコアレスモータにおいても回転子コイルの剛性を高めて円滑な回転が得られるようにする。【解決手段】コアレスモータ1は、回転軸10と、回転軸10に取り付けられた回転板11と、回転板11に一端側が片持ち支持された円筒状の回転子コイル12と備え、回転子コイル12は、コイル巻線12Aと、コイル巻線12Aへの通電時に通電されないダミー巻線12Bとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、コアレスモータに関するものである。
コアレスモータは、回転体にコア(鉄心)が無いことで、慣性モーメントが小さく応答性が高い、巻線部のインダクタンスが小さく、整流時に発生する火花を抑えることで、ブラシの摩耗が少なく、モータ寿命が長い、コギングトルクが発生せず、滑らかな回転が得られる、といった長所を有することが一般に知られている。
コアレスモータは、回転軸に回転板を介して円筒状の回転子コイルを片持ち支持して回転子(電機子)を構成し、回転子を覆い回転軸を軸支するケース(ヨーク)を備えている。そして、インナーロータ型では回転子を覆うケース(ヨーク)に磁石が固定され、アウターロータ型では回転軸の軸受ハウジングに磁石が固定されて固定子を構成している。回転軸に取り付けられる回転板には、回転子コイルの端子が接続される整流子が設けられ、ブラシを介して回転子側の整流子と固定子側の給電線(リード線)が電気的に接続されている(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平5−30721号公報
コアレスモータの回転子コイルは、六角巻きなどで巻かれたコイル巻線を平プレス成形して樹脂等で固め、円筒状に成形している。この際、所定の巻回数だけ巻かれたコイルセグメントを複数形成し、複数のコイルセグメントを直線部分が平行に配列するように並べた状態で固定して、各コイルセグメントをデルタ結線などで結成して端子部を引き出すことなどがなされている。
このようなコアレスモータは、回転子コイルの巻線回数が増えるとモータの無負荷回転数が低下する性質を有している。このため、コアレスモータで高速回転を可能にするためには、回転子コイルの巻線回数を少なくすることが必要になる。しかしながら、回転子コイルの剛性は、巻線の密度に依存しており、回転子コイルの巻線回数を減らして巻き線密度を低下させると、回転子コイルの剛性が低下することになり、回転子を高速回転させた場合に、回転板に一端側が片持ち支持されている回転子コイルの自由端側が遠心力によって変形し易くなる。これによって、巻線回数を減らして高速回転を可能にしたコアレスモータは、回転子コイルの自由端側が回転子コイルの外側に配置されるケースに接触し易くなるという不具合が生じ、円滑な高速回転が得られない問題があった。
本発明は、このような問題に対処するために、高速回転が可能なコアレスモータにおいても回転子コイルの剛性を高めて円滑な高速回転が得られるようにすること、などを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明によるコアレスモータは、以下の構成を具備するものである。
回転軸と、該回転軸に取り付けられた回転板と、該回転板に一端側が片持ち支持された円筒状の回転子コイルと備えるコアレスモータであって、前記回転子コイルは、コイル巻線と、該コイル巻線への通電時に通電されないダミー巻線とを備えることを特徴とするコアレスモータ。
コアレスモータの構成例を示した断面図である。 本発明の実施形態に係るコアレスモータの回転子コイル(平プレス成形の状態)を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るコアレスモータの回転子コイルの断面を示した説明図である((a)がコイル巻線の間隙にダミー巻線が巻かれた例、(b)がコイル巻線に積層されてダミー巻線が巻かれている例)。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、コアレスモータ1は、回転子(電機子)1Aとして、回転軸(出力軸)10、回転板11、回転子コイル12を備えている。回転板11は、その中心部に回転軸10が取り付けられており、回転板11には、円筒状の回転子コイル12の一端側が片持ち支持されている。
また、コアレスモータ1は、固定子1Bとして、回転子1Aを覆うカバー20、回転軸10を軸支する軸受21を保持する軸受ハウジング22、軸受ハウジング22に固定される磁石23などを備えている。カバー20は、その一端側が軸受ハウジング22に取り付けられ、他端側には後カバー24が取り付けられている。カバー20と軸受ハウジング22は、磁石23のヨークとして機能するものであり、磁石23とカバー20との間のエアギャップに回転子コイル12が配置されている。
回転子コイル12の端子12Sは、回転板11に設けられる整流子13に接続されており、整流子13はブラシ25を介して固定子1B側のリード線26と接続している。
回転子コイル12は、従来技術と同様に、六角巻きなどで巻かれたコイル巻線を平プレス成形して固定し、円筒状に成形したものである。図2は、回転子コイル12を平プレス成形した状態を示している。本発明の実施形態に係るコアレスモータ1の回転子コイル12は、駆動電流が通電されるコイル巻線12Aと、コイル巻線12Aの通電時に通電されないダミー巻線12Bとを備えている。
ダミー巻線12Bは、コイル巻線12Aの巻き付けジグを用いて、コイル巻線12Aの巻き付けと並行して巻き付けることができる。また、共通の巻き付けジグを用いて、コイル巻線12Aを巻き付けた後又は巻き付ける前に、ダミー巻線12Bを巻き付けることもできる。
このダミー巻線12Bは、コイル巻線12Aと同じ導線(例えば、銅)を用いて、コイル巻線12A又は整流子13との結線を行わないことで、コイル巻線12Aへの通電時に通電されないようにしても良いし、コイル巻線12Aとは別の非磁性の導線を用いてもよい。また、ダミー巻線12Bは、不導体(例えばアルミニウム、ナイロン、ポリイミド等の非磁性の化学繊維)を用いてもよい。
図3は、回転子コイル12の断面を示している。ダミー巻線12Bは、図3(a)に示すように、コイル巻線12Aのピッチ間に巻かれるように配置されていても良いし、図3(b)に示すように、コイル巻線12Aに積層されて巻かれるように配置されていても良い。
本発明の実施形態係るコアレスモータ1は、このように回転子コイル12がダミー巻線12Bを備えることで、コイル巻線12Aの巻線回数を少なくして高速回転を可能にした場合であっても、コイル巻線12Aとダミー巻線12Bとを合わせた巻き線密度によって回転子コイル12の剛性を高めることができ、高速回転時に遠心力で回転子コイル12が変形するのを抑止することができる。これによって、本発明の実施形態に係るコアレスモータ1は、回転子コイル12がカバー20の内面に接触するなどの不具合を起こすこと無く、円滑な高速回転を可能とするモータを実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。また、上述の各実施の形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの技術を流用して組み合わせることが可能である。
1:コアレスモータ,1A:回転子(電機子),1B:固定子,
10:回転軸(出力軸),11:回転板,12:回転子コイル,12S:端子,
12A:コイル巻線,12B:ダミー巻線,13:整流子,
20:カバー,21:軸受,22:軸受ハウジング,23:磁石,
24:後カバー,25:ブラシ,26:リード線

Claims (3)

  1. 回転軸と、該回転軸に取り付けられた回転板と、該回転板に一端側が片持ち支持された円筒状の回転子コイルと備えるコアレスモータであって、
    前記回転子コイルは、コイル巻線と、該コイル巻線への通電時に通電されないダミー巻線とを備えることを特徴とするコアレスモータ。
  2. 前記コイル巻線のピッチ間に前記ダミー巻線が巻かれていることを特徴とする請求項1記載のコアレスモータ。
  3. 前記コイル巻線に積層されて前記ダミー巻線が巻かれていることを特徴とする請求項1記載のコアレスモータ。
JP2016101399A 2016-05-20 2016-05-20 コアレスモータ Pending JP2017208973A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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