JP2017190522A - 鋼材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】質量%で、C:0.50%以下、Si:1.00%以下、Mn:0.10%以上3.00%以下、P:0.030%以下、S:0.0100%以下、N:0.0100%以下およびAl:0.010%以上0.500%以下を含有し、さらにCu:0.010%以上2.000%未満、Ni:0.010%以上2.000%以下、Mo:0.010%以上1.000%以下、W:0.010%以上1.000%以下およびSn:0.010%以上0.500%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有することを特徴とする、鋼材を提供する。
【選択図】なし
Description
本発明は、かかる従来技術の問題を解決し、製造上実用的な、抗菌特性および耐微生物腐食特性に優れた低合金の鋼材を提供することを目的とする。
その結果、抗菌特性を向上させるためには、Alの添加が有効であり、さらにCu、Ni、Mo、W、Snのうち少なくとも1種を添加することが効果的であるとわかった。本発明は、上記の新規な知見に基づき、さらに検討を重ねた末に完成されたもので、その要旨構成は、以下の通りである。
C:0.50%以下、
Si:1.00%以下、
Mn:0.10%以上3.00%以下、
P:0.030%以下、
S:0.0100%以下、
N:0.0100%以下および
Al:0.010%以上0.500%以下
を含有し、さらに
Cu:0.010%以上2.000%未満、
Ni:0.010%以上2.000%以下、
Mo:0.010%以上1.000%以下、
W:0.010%以上1.000%以下および
Sn:0.010%以上0.500%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有することを特徴とする、鋼材。
質量%で、
Ca:0.0001%以上0.0100%以下、
Mg:0.0001%以上0.0200%以下および
REM:0.0010%以上0.2000%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記1に記載の鋼材。
質量%で、
Ti:0.005%以上0.100%以下、
Zr:0.005%以上0.100%以下、
Nb:0.005%以上0.100%以下および
V:0.005%以上0.100%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする、上記1または2に記載の鋼材。
質量%で、
Co:0.01%以上0.50%以下
を含有することを特徴とする、上記1から3のいずれかに記載の鋼材。
質量%で、
B:0.0001%以上0.0300%以下
を含有することを特徴とする、上記1から4のいずれかに記載の鋼材。
質量%で、
Cr:0.01%以上0.50%以下
を含有することを特徴とする、上記1から5のいずれかに記載の鋼材。
質量%で、
Ag:0.003%以上0.100%以下
を含有することを特徴とする、上記1から6のいずれかに記載の鋼材。
また、鋼材製造過程での、表面欠陥の発生が、従来に比べて抑制され、表面手入等の工程を省略することができ、生産性の向上と製造コストの低減効果が得られ、産業上極めて有用である。
Cは、鋼の強度確保に必要な元素であり、好ましくは0.02%以上で添加する。一方で、0.50%を超える添加では加工性、溶接性が著しく劣化するため、本発明では0.50%以下に制限した。好ましくは0.40%以下であり、より好ましくは0.30%以下である。
Siは、脱酸のため添加するが、1.00%を超えると靭性や溶接性を劣化させるため、Si含有量は1.00%以下とする。なお、十分な脱酸効果を得るためには0.01%以上が好ましく、0.01%以上0.80%以下の範囲とすることが好ましい。さらに好ましくは、0.03%以上0.70%以下の範囲である。
Mnは、強度、靭性を改善するために添加するが、0.10%未満ではその効果が十分でなく、一方3.00%を超えると溶接性が劣化するため、Mn含有量は0.10%以上3.00%以下とする。好ましくは0.20%以上2.00%以下の範囲である。
Pは、含有量が多くなると、靭性及び溶接性を劣化させるため、Pの含有量は0.030%以下に抑制するものとした。好ましくは0.025%以下である。0.002%未満とするのは工業的規模の製造では難しいため、0.002%以上の含有は許容される。
Sは、鋼の靭性および溶接性を劣化させる有害元素であるので、極力低減することが望ましい。加えて、含有量が多くなると、抗菌特性を持たない硫化析出物の形成が促進され、抗菌特性の観点からも悪影響を及ぼす可能性がある。特に、Sの含有量が0.0100%を超えると、母材靭性および溶接部靭性の劣化が大きくなる。よって、S量は0.0100%以下とする。好ましくは0.0080%以下、さらに好ましくは0.0060%以下である。0.0002%未満とするのは工業的規模の製造では難しいため、0.0002%以上の含有は許容される。
Nは、多量に添加されると、粗大な窒化物を形成し、鋼の靱性および溶接性を低下させる。加えて、含有量が多くなると、抗菌特性を持たない窒化析出物の形成が促進され、抗菌特性の観点からも悪影響を及ぼす可能性がある。このため、Nは0.0100%以下に限定した。好ましくは0.0070%以下である。0.0010%未満とするのは工業的規模の製造では難しいため、0.0010%以上の含有は許容される。
本発明の鋼において、抗菌特性の観点から重要な元素であり、その効果は0.010%以上の含有において顕著となる。Alは鋼材表面からAl3+イオンとして容易に遊離する性質を持つ。遊離したAl3+イオンは、微生物の酵素活性を低下させ、鋼材の抗菌性を高める。また、遊離したAl3+イオンは、環境中の水分子と加水分解反応を起こし、鋼材表面のpHを低下させ、後述する鋼材中のCu、Ni、Mo、W、Snのイオンの遊離化を促進させる。これにより、Cu、Ni、Mo、W、Snの抗菌作用が大きく向上することとなる。一方、Alの過剰添加は、溶接金属部の靭性を低下させる。そのため0.500%を上限とした。好ましくは0.015%以上0.300%以下の範囲である。
Cu、Ni、Mo、W、Snは、本発明の鋼材において、抗菌特性を得るために重要な元素であり、少なくとも1種以上を含有させる。それぞれ、鋼材表面からCu2+イオン、Ni2+イオン、MoO4 2−イオン、WO4 2−イオン、SnO2−イオンとして遊離し、微生物の酵素系のチオール基と結びつき、代謝を阻害することで、抗菌性を発現する。この効果は、上記の成分組成のいずれかを0.010%以上含有することにより得ることができる。また、上述のとおり、Alが共存した場合において抗菌特性の効果が顕著に高くなる。しかしながら、いずれの成分組成についても、多くの量を含有させた場合には、溶接性や靱性を劣化させるため、また、コストの観点からも不利になるため、Cuを0.010%以上2.000%未満、Niを0.010%以上2.000%以下、Moを0.010%以上1.000%以下、Wを0.010%以上1.000%以下、Snを0.010%以上0.500%以下、の添加量の範囲とした。好ましくはCuを0.030%以上1.000%以下、Niを0.030%以上1.000%以下、Moを0.030%以上0.800%以下、Wを0.030%以上0.800%以下、Snを0.030%以上0.400%以下、の添加量の範囲とする。より好ましくはCuを0.030%以上0.800%以下、Niを0.030%以上0.800%以下、Moを0.030%以上0.600%以下、Wを0.030%以上0.600%以下、Snを0.030%以上0.300%以下、の添加量の範囲とする。
Ca、Mg、REMは、溶接部の靱性を確保する目的で、1種または2種以上を含有させることができる。しかしながら、添加量が多い場合には、溶接部の靱性劣化やコスト増加を招くため、Ca含有量は0.0001%以上0.0100%以下、Mg含有量は0.0001%以上0.0200%以下、REM含有量は0.0010%以上0.2000%以下の範囲とする。
Ti、Zr、Nb、Vは、目的とする強度を確保するために、1種または2種以上を含有させることができる。しかしながら、いずれも多く含有させた場合には、靱性と溶接性を劣化させることから、0.005%以上0.100%以下の添加量の範囲とした。好ましくは0.005%以上0.050%以下の範囲である。
Coは、鋼材の強度を高める元素であり、必要に応じて含有させることができる。鋼材の強度を高めるためには、Coを0.01%以上含有させることが好ましい。しかし、0.50%を超えて含有させると靱性や溶接性が劣化するため、上記の範囲で含有させることとした。好ましくは0.01%以上0.30%以下の範囲である。
Bは鋼材の焼入性を向上させる元素である。また、鋼材の強度を確保する目的でBを含有させることができる。しかしながら、過剰に含有させた場合、靱性の大幅な劣化を招く。強度の向上効果は、Bの含有量が0.0001%未満では乏しく、靱性の劣化は、0.0300%を超えた場合に顕著となるため、Bの含有量は0.0001%以上0.0300%以下の範囲とした。
鋼材の耐食性を高める目的で、Crを含有させることができる。鋼材の耐食性を高めるためには、Crを0.01%以上含有させることが好ましい。しかし、多量添加した場合には、溶接部特性が大きく劣化してしまう。そのため、含有量は0.01%以上0.50%以下の範囲とした。
鋼材の抗菌性を一層高める目的で、Agを含有させることができる。鋼材の抗菌性を高めるためには、Agを0.003%以上含有させることが好ましい。しかし、Agは高価な金属であるため、過剰な含有量とすることはコスト上好ましくない。そのため、含有量は0.003%以上0.100%以下の範囲とした。
上記した成分組成を有する溶鋼を、転炉や電気炉等の公知の炉で溶製し、連続鋳造法や造塊法等の公知の方法でスラブやビレット等の鋼素材とする。なお、溶製に際して、真空脱ガス精錬等を実施しても良い。
溶鋼の成分調整方法は、公知の鋼製錬方法に従えばよい。
表1に示す組成の溶鋼を、通常公知の手法により溶製、連続鋳造してスラブ(鋼素材)とした。ついで、1230℃に加熱後、熱間圧延により板厚20mmの熱延板とした。
サンプルの25mm×25mm表面をアルミナ研磨材により鏡面研磨で仕上げ、エタノールを用いて洗浄・脱脂した。サンプル表面に1/500に普通ブイヨンで調整した菌液0.2mL(フィルム1枚あたり1.0×105CFU、CFU:コロニー形成単位)を、20mm×20mmのフィルムで密着させた後、35℃±1.0℃、RH(相対湿度)90%以上を確保した条件にて保存した。サンプル上の菌液について、試験開始から24時間後の生菌数を測定した。
菌減少率(%)=[(対照の菌数−試験後の菌数)/(対照の菌数)]×100
なお、試験開始時点での生菌数を維持した場合での菌減少率は99.4%である。すなわち、この減少率より大きい値であれば抗菌性を有しているといえる。なお、本発明においての「優れた」抗菌特性は菌減少率が99.9%以上であることを指す。
上記鋼板から、20mm×40mm×3mmt(tは厚さを意味する)の試験片を切り出し、片面を番手600の研磨面で仕上げた。ついで、裏面および端面は腐食しないようにテープでシールし、35℃にて試験片を海水に浸漬した。試験海水は予め、リアルタイムPCR分析により硫酸塩還元菌の存在が認められた海水を用いた。
耐微生物腐食特性はこの最大孔食深さ値より、以下の基準にて評価した。
○:30μm未満
△:30μm以上50μm未満
×:50μm以上
表2に示したとおり、発明例は、全て、99.9%以上の菌減少率を示し、優れた抗菌特性を有している。また、そのために、最大腐食深さが全て30μm未満であり、優れた耐微生物腐食特性を有している。一方、比較例のNo.29は、鋼中にCu、Ni、Sn、W、Moを含まず、かつAl量が本発明で規定される下限値を下回っているため、比較例のNo.30,57は、鋼中にCu、Ni、Mo、W、Snを含まないため、比較例のNo.31〜35,38,49はAl量が本発明で規定される下限値を下回っているため、比較例のNo.36〜37,50〜54は鋼中のCu、Ni、Mo、W、Sn量が本発明で規定される下限値を下回っているため菌減少率は99.9%に満たず、優れた抗菌性を有しているとはいえない。また、そのために、最大腐食深さが全て30μm以上であり、優れた耐微生物腐食特性を有しているとはいえない。
Claims (7)
- 質量%で、
C:0.50%以下、
Si:1.00%以下、
Mn:0.10%以上3.00%以下、
P:0.030%以下、
S:0.0100%以下、
N:0.0100%以下および
Al:0.010%以上0.500%以下
を含有し、さらに
Cu:0.010%以上2.000%未満、
Ni:0.010%以上2.000%以下、
Mo:0.010%以上1.000%以下、
W:0.010%以上1.000%以下および
Sn:0.010%以上0.500%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有することを特徴とする、鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
Ca:0.0001%以上0.0100%以下、
Mg:0.0001%以上0.0200%以下および
REM:0.0010%以上0.2000%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1に記載の鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
Ti:0.005%以上0.100%以下、
Zr:0.005%以上0.100%以下、
Nb:0.005%以上0.100%以下および
V:0.005%以上0.100%以下
のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする、請求項1または2に記載の鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
Co:0.01%以上0.50%以下
を含有することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
B:0.0001%以上0.0300%以下
を含有することを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
Cr:0.01%以上0.50%以下
を含有することを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載の鋼材。 - 前記成分組成は、さらに、
質量%で、
Ag:0.003%以上0.100%以下
を含有することを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の鋼材。
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