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JP2017171204A - エア吹き出し装置 - Google Patents

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JP2017171204A
JP2017171204A JP2016061408A JP2016061408A JP2017171204A JP 2017171204 A JP2017171204 A JP 2017171204A JP 2016061408 A JP2016061408 A JP 2016061408A JP 2016061408 A JP2016061408 A JP 2016061408A JP 2017171204 A JP2017171204 A JP 2017171204A
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Japan
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air
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JP2016061408A
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Inventor
佐々木 輝彦
Teruhiko Sasaki
輝彦 佐々木
洋二 小嶋
Yoji Kojima
洋二 小嶋
寿夫 高島
Toshio Takashima
寿夫 高島
耕司 川村
Koji Kawamura
耕司 川村
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

【課題】インストルメントパネルおよびエア吹き出し装置の設計の自由度を確保しつつ、組み立て作業の効率化を図り、製造コストの低減を図る。
【解決手段】エアアウトレットケース12に係止部24が設けられている。エアアウトレットベゼル14は矩形枠状の第1意匠部26を備え、第1意匠部26の左右両側の第1側部2602の凹部2608の底面2610には、車両の前後方向に貫通形成された挿通孔2612が設けられている。加飾リング16の第2意匠部32の前面3210が第1意匠部26の凹部2608の底面2610に当て付けられた状態で、被係止部34の脚部3402がエアアウトレットベゼル14の挿通孔2612から車両前方側へ突出されて被係止部34の係止孔3404がエアアウトレットケース12の係止部24(突起24A)に係止可能とされる。
【選択図】図2

Description

本発明は、エア吹き出し装置に関する。
特許文献1には、車両のインストルメントパネルに設けられる空調用のエア吹き出し装置として、エアアウトレットケースと、エアアウトレットベゼルとを備えるものが開示されている。
エアアウトレットケースは筒状を呈し、一端に空調用ダクトが取着され、他端に車室内へ向けて空調用エアを吹き出す吹き出し口を有している。
エアアウトレットベゼルは、エアアウトレットケースの吹き出し口に組み付けられ、車室内に向いた吹き出し口の周囲全周を覆う意匠面を形成している。
そして、エアアウトレットケースとエアアウトレットベゼルとを互いに係止する構造を設けている。
特開2008−110646号公報
ところで、エア吹き出し装置周りの意匠性のさらなる向上を図るため、エアアウトレットベゼルの意匠面の全周に意匠部品としての加飾リングを組み付ける場合がある。このような場合、加飾リングとエアアウトレットベゼルとを互いに係止する構造を設けることが考えられる。
しかしながら、上記従来技術のような構成では、加飾リングとエアアウトレットベゼルとを互いに係止する構造と、エアアウトレットベゼルとエアアウトレットケースとを互いに係止する構造とを別々に設けなければならない。そのため、エア吹き出し装置における吹き出し口の周囲のエアアウトレットベゼル(加飾リング)が占める面積が大きくなる不利が生じる。
インストルメントパネルの表面においてエア吹き出し装置の占める割合は、ある程度デザインや周囲の機器との関係で決まってくるが、エアアウトレットベゼル(加飾リング)が占める面積が大きくなると、その分吹き出し口の大きさが犠牲となる。一方、吹き出し口の大きさを優先しようとすると、エア吹き出し装置全体の大きさが大きくなるため、周囲の機器の配置や大きさが制約されるという不利が生じる。すなわち、上記従来技術では、インストルメントパネルおよびエア吹き出し装置(吹き出し口)の設計の自由度が制約される不利がある。
また、2つの係止する構造を設けることから、エア吹き出し装置の組み立て作業の効率化を図ることができず、また、エアアウトレットベゼルの成形型が複雑化しコストが嵩む不利がある。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、インストルメントパネルおよびエア吹き出し装置の設計の自由度を確保しつつ、組み立て作業の効率化を図り、製造コストの低減を図る上で有利なエア吹き出し装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、インストルメントパネルの開口に配置され、車室内に向けて空調用エアを吹き出す吹き出し口を有する筒状のエアアウトレットケースと、前記エアアウトレットケースの車室内に向いた前記吹き出し口の周囲全周を覆う枠状の第1意匠部を有するエアアウトレットベゼルと、前記エアアウトレットベゼルの前記第1意匠部に沿って組み付けられる枠状の第2意匠部を有する加飾リングと、を備え、前記エアアウトレットケースと前記エアアウトレットベゼルの少なくとも一方が前記インストルメントパネルに取着されるエア吹き出し装置であって、前記エアアウトレットケースは、前記吹き出し口の外周面に設けられた複数の係止部を有し、前記エアアウトレットベゼルは、前記係止部の位置に対応して前記第1意匠部の前記第2意匠部が組み付けられる箇所に車両の前後方向に貫通形成された複数の挿通孔を有し、前記加飾リングは、前記第2意匠部が前記エアアウトレットベゼルの前記第1意匠部に組み付けられた状態で、前記エアアウトレットベゼルの前記各挿通孔を通して車両前方に突出されるとともに前記係止部に係止可能とされる複数の被係止部を有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記エアアウトレットベゼルは、前記第1意匠部の内側が前記吹き出し口と合致する開口とされ、前記係止部は、前記吹き出し口を挟んで互いに対向するよう前記エアアウトレットケースの外周面から突出された突起で構成され、前記挿通孔は、前記係止部の位置に対応して前記開口を挟んで互いに対向するよう前記第1意匠部に形成され、前記被係止部は、前記挿通孔の位置に対応して前記開口を挟んで互いに対向するよう前記第2意匠部に設けられ、前記挿通孔に挿通される弾性変形可能な脚部と同脚部の先部に設けられて前記突起に係止される係止孔とで構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、互いに対向する前記被係止部の前記各脚部は、それぞれ先部に至るにつれて互いに近づく方向に傾斜していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、互いに対向する前記被係止部の前記各脚部には、その先部で互いに向かい合う面に、それぞれ先端に至るにつれて互いに離れる方向に傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、エアアウトレットケース、エアアウトレットベゼル、加飾リングをそれぞれ互いに係止する構造の簡易化を図ることができるので、吹き出し口の周囲のインストルメントパネルの表面において加飾リングとエアアウトレットベゼルとが占める面積の縮小化を図る上で有利となり、インストルメントパネルにおけるエア吹き出し装置(吹き出し口)の設計の自由度を確保する上で有利となる。
また、エア吹き出し装置の組み立てが容易となるので、エア吹き出し装置の組み立ての作業の効率化を図る上で有利となる。
また、エアアウトレットベゼルと加飾リングとの係止の構造、およびエアアウトレットベゼルとエアアウトレットケースとの係止の構造が必要なくなることで構成が簡素化されるので、エアアウトレットベゼルおよび加飾リングの成形型を簡素化でき、製造コストの低減を図る上で有利となる。
請求項2記載の発明によれば、アウトレットケースの吹き出し口を挟んで互いに対向する箇所で係止部と加飾リングの被係止部とが係止されるので、アウトレットケースを被係止部で挟んだ状態に保持できる。また、脚部が撓むことで係止部と被係止部との係止を円滑に行えると共に、脚部が弾性変形により元の状態に復帰することで係止部と被係止部とが係止するため、係止部と被係止部との係止を確実に保持する上で有利となる。
請求項3記載の発明によれば、エアアウトレットベゼルの挿通孔に加飾リングの被係止部の脚部を挿通してエアアウトレットベゼルと加飾リングとを仮組した状態で、挿通孔から脚部が抜けにくくなるので、エア吹き出し装置の組み立ての作業の効率化を図る上で有利となる。
請求項4記載の発明によれば、加飾リングの被係止部の脚部をエアアウトレットベゼルの挿通孔に挿通する際やエアアウトレットケースの係止部に係止する際に脚部が円滑に案内されるのでエア吹き出し装置の組み立ての作業の効率化を図る上でより有利となる。
第1の実施の形態に係るエア吹き出し装置の構成を示す分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るエア吹き出し装置の断面図である。 第1の実施の形態に係るエア吹き出し装置の組み付け手順を示す図であり、(A)は加飾リングとエアアウトレットベゼルとを組み付ける前の状態を示す図、(B)は仮組された加飾リングおよびエアアウトレットベゼルをエアアウトレットケースに組み付ける前の状態を示す図、(C)は加飾リングとエアアウトレットベゼルとエアアウトレットケースとが組み付けられた状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るエア吹き出し装置の組み付け手順を示す図であり、(A)は加飾リングとエアアウトレットベゼルとを組み付ける前の状態を示す図、(B)は仮組された加飾リングおよびエアアウトレットベゼルをアウトレットケースに組み付ける前の状態を示す図、(C)は加飾リングとエアアウトレットベゼルとエアアウトレットケースとが組み付けられた状態を示す図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、以下の図面において、符号FRは車両前方、符号RRは車両後方、符号HLは車幅方向を示している。
図1、図2に示すように、エア吹き出し装置10は、車両のインストルメントパネル4に設けられ、エアアウトレットケース12と、エアアウトレットベゼル14と、加飾リング16とを含んで構成されている。エアアウトレットケース12またはエアアウトレットベゼル14の少なくとも一方がインストルメントパネル4に着脱可能に取着されている。
エアアウトレットケース12、エアアウトレットベゼル14、加飾リング16は、合成樹脂の成形品で構成されている。
エアアウトレットケース12は、車両前後方向に延在する筒部18を有し、筒部18は、車幅方向両側に位置する車幅方向左右両側の側壁1802と、それら側壁1802を接続する上壁1804、下壁1806とを備えている。
筒部18の延在方向の一端が不図示の空気調和機に接続された空調用ダクト2に嵌合され、延在方向の他端がインストルメントパネル4の開口6に配置される矩形筒状の吹き出し口20となっており、この吹き出し口20から車室内側に向かって空調用エアが吹き出し可能とされている。
吹き出し口20には、上下に延在する軸21を中心に揺動可能な複数のフィン22が設けられており、吹き出し方向が変更可能とされている。
車室内に向けられた筒部18の先端は平坦面1810で形成されている。
エアアウトレットケース12の吹き出し口20側の左右両側の側壁1802の外周面には、吹き出し口20を挟んで幅方向において互いに対向する箇所に一対で係止部24が設けられている。本実施形態では、係止部24は、左右一組で側壁1802の上下に間隔をおいて2組設けられている。係止部24は、側壁1802から突出する突起24Aで形成され、突起24Aは傾斜面2402を含んで構成されている。
エアアウトレットベゼル14は、車室内に向いた吹き出し口20の周囲全周を覆う矩形枠状の第1意匠部26と、第1意匠部26の上部から車両前方に突出する突出部28とを備えている。
図1、図2に示すように、第1意匠部26の内側は、吹き出し口20と合致する開口30となっている。
第1意匠部26は、開口30を挟んで車幅方向において互いに対向して車両上下方向に延びる左右両側の第1側部2602と、開口30を挟んで上下方向において互いに対向して車幅方向に延びる第1上部2604および第1下部2606とを有している。
また、第1意匠部26の車室内を向いた面には、左右両側の第1側部2602、第1上部2604、第1下部2606との全周に亘って延在する凹部2608が形成されている。凹部2608の底面2610は、平坦面で形成されている。
左右両側の第1側部2602の凹部2608の底面2610には、車両の前後方向に貫通形成された挿通孔2612が設けられている。挿通孔2612は、エアアウトレットケース12の係止部24の位置に合わせて、左右両側の第1側部2602(凹部2608)の左右で互いに対向する箇所に設けられている。つまり、エアアウトレットベゼル14(左右両側の第1側部2602)の開口30(吹き出し口20)を挟んだ互いに対向する箇所に挿通孔2612が一対で設けられている。本実施形態では、係止部24の数に合わせて左右両側の第1側部2602で互いに対向する一対の挿通孔2612が底面2610の上下に間隔をおいて2組設けられている。
また、左右両側の第1側部2602、第1上部2604、第1下部2606の車両前方を向いた箇所は平坦な前面2614で形成されている。
また、左右両側の第1側部2602、第1上部2604、第1下部2606の外周縁には、車両前方に突出する壁部2616が設けられている。
加飾リング16は、エアアウトレットベゼル14の第1意匠部26に沿って設けられる枠状の第2意匠部32と、エアアウトレットケース12の係止部24(突起24A)に係止される複数の被係止部34とを有している。
第2意匠部32は、図2に示すように、第1意匠部26の凹部2608に嵌め込まれる矩形枠状に形成されている。
第2意匠部32の車両前方を向いた前面3210は平坦面で形成されている。
第2意匠部32は、第1意匠部26の幅方向左右両側の第1側部2602に沿って上下方向に延びる左右両側の第2側部3202と、第1意匠部26の第1上部2604、第1下部2606に沿って幅方向に延びる第2上部3204および第2下部3206とを有している。
そして、第2意匠部32の第2側部3202、第2上部3204、第2下部3206が、それぞれ第1意匠部26の第1側部2602、第1上部2604、第1下部2606に車両後方側から当て付けられた状態で加飾リング16がエアアウトレットベゼル14の第1意匠部26に組み付けられる。
本実施の形態では、第2意匠部32の前面3210が第1意匠部26の凹部2608の底面2610に当て付けられた状態で、加飾リング16が凹部2608に嵌め込まれて組み付けられる。
被係止部34は、第2意匠部32の前面3210が凹部2608にはめ込まれ凹部2608の底面2610に当て付けられた(組み付けられた)状態で、左右両側の第1側部2602の各挿通孔2612を通して第1意匠部26の車両前方に突出するように設けられている。
つまり、被係止部34は、エアアウトレットベゼル14の挿通孔2612に対応して、開口30(吹き出し口20)を挟んだ車幅方向における左右両側の第2側部3202の前面3210に左右一対で、上下に間隔をおいて2組設けられている。
被係止部34は、左右両側の第2側部3202の前面3210から突出され、挿通孔2612に挿通される脚部3402と、脚部3402の先部に設けられた係止孔3404とで構成されている。
第2意匠部32の前面3210が第1意匠部26の凹部2608の底面2610に当て付けられた(組み付けられた)状態で、被係止部34の脚部3402がエアアウトレットベゼル14の挿通孔2612から車両前方側へ突出されて被係止部34の係止孔3404がエアアウトレットケース12の係止部24(突起24A)に係止可能とされる。
そして、加飾リング16の被係止部34とエアアウトレットケース12の係止部24とが係止することで、エアアウトレットベゼル14はエアアウトレットケース12と加飾リング16とにより挟持され、それらエアアウトレットケース12、エアアウトレットベゼル14、加飾リング16は相互に位置決めされて組み付けられる。
なお、被係止部34の脚部3402は、係止孔3404が係止部24の突起24Aに係止される際に係止部24を乗り越えられるように弾性変形可能とされている。
加飾リング16、エアアウトレットベゼル14、エアアウトレットケース12の組み付けは以下の手順で行われる。
図3(A)に示すように、車両の前後方向において、加飾リング16の各脚部3402と、エアアウトレットベゼル14の各挿通孔2612とを位置合わせする。
次いで、図3(B)に示すように、加飾リング16の各脚部3402をエアアウトレットベゼル14の各挿通孔2612に挿通して第2意匠部32を凹部2608に嵌め込み、第2意匠部の前面を凹部2608の底面2610に当て付ける。
次いで、車幅方向HLにおいて加飾リング16の各脚部3402と、エアアウトレットケース12の各側壁1802とを位置合わせする。
そして、図3(C)に示すように、加飾リング16の各脚部3402をエアアウトレットケース12の係止部24(突起24A)に向けて近づけ係止孔3404と係止部24を係止させる。この場合、各脚部3402が係止部24の傾斜面2402に案内されて車幅方向外側にいったん撓み、係止孔3404が係止部24の位置に一致したところで脚部3402が弾性により元の状態に復帰し、係止孔3404と係止部24とが係止する。係止孔3404と係止部24とが係止した状態で、脚部3402がエアアウトレットケース12を挟み込んだ状態に保持される。
このように被係止部34と係止部24とが係止することで、エアアウトレットベゼル14はエアアウトレットケース12と加飾リング16とにより挟持され、それらエアアウトレットケース12、エアアウトレットベゼル14、加飾リング16は相互に、車幅方向、上下方向、車両の前後方向に位置決めされて組み付けられる。
本実施の形態のエア吹き出し装置10によれば、加飾リング16に設けた被係止部34をエアアウトレットベゼル14の挿通孔2612を介してエアアウトレットケース12の係止部24に係止させることで、エアアウトレットケース12、エアアウトレットベゼル14、加飾リング16が相互に位置決めされて組み付けられる。
したがって、加飾リング16とエアアウトレットベゼル14とを互いに係止する構造と、エアアウトレットベゼル14とエアアウトレットケース12とを互いに係止する構造とを別々に設ける場合に比較して、エアアウトレットケース12と加飾リング16とを互いに係止する構造のみを設ければよい。
そのため係止する構造の簡易化が図られ、吹き出し口20の周囲のインストルメントパネル4の表面において加飾リング16とエアアウトレットベゼル14とが占める面積の縮小化を図る上で有利となり、インストルメントパネル4およびエア吹き出し装置10(吹き出し口20)の設計の自由度を確保する上で有利となる。
また、エア吹き出し装置10の組み立ての簡易化を図れ、エア吹き出し装置10の組み立ての作業の効率化を図る上で有利となる。
また、エアアウトレットケース12に係止部24を、エアアウトレットベゼル14に挿通孔2612を、加飾リング16に被係止部34をそれぞれ設ければ足りるため、それらエアアウトレットケース12、エアアウトレットベゼル14、加飾リング16の成形型を簡素化でき、製造コストの低減を図る上で有利となる。
また、本実施の形態では、被係止部34を弾性変形可能な脚部3402を含んで構成したので、脚部3402が撓むことで係止部24と被係止部34との係止を円滑に行えると共に、脚部3402が弾性変形により元の状態に復帰することで係止部24と被係止部34とが係止するため、係止部24と被係止部34との係止を確実に保持する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図4を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態の変形例であり、加飾リング16の脚部3402の形状が第1の実施の形態と異なっている。
すなわち、図4(A)に示すように、左右両側の第2側部3202の互いに対向する一対の被係止部34を構成する脚部3402は、それぞれ先部に至るにつれて互いに近づく方向に傾斜している。より詳細には、脚部3402は、前面3210の垂線Lに対して角度θ傾斜している。
そのため、図4(B)に示すように、脚部3402が挿通孔2612にいったん挿通されると、脚部3402は挿通孔2612から抜けにくくなり、エアアウトレットベゼル14と加飾リング16とを仮組した状態を保持でき、エア吹き出し装置10の組み立ての作業の効率化を図る上で有利となる。
また、図4(C)に示すように、被係止部34(脚部3402)の係止孔3404とエアアウトレットケース12の係止部24との係止をより確実に保持する上で有利となる。
また、第2の実施の形態では、左右一対の被係止部34の各脚部3402の先部の互いに向かい合う面に、それぞれ先端に至るにつれて互いに離れる方向に傾斜する傾斜面3410が形成されている。
そのため、図4(A)、(B)に示すように、加飾リング16の被係止部34の脚部3402のエアアウトレットベゼル14の挿通孔2612への挿通を円滑に行なう上で有利となり、エア吹き出し装置10の組み立ての作業の効率化を図る上で有利となる。
また、図4(B)、(C)に示すように、加飾リング16の係止孔3404をエアアウトレットケース12の係止部24に係止させる際に、脚部3402の傾斜面3410が係止部24の傾斜面2402に円滑に案内されるため、加飾リング16のエアアウトレットケース12への組み付け作業の効率化を図る上で有利となる。
以上説明したように本発明のエア吹き出し装置10によれば、簡容な構成でインストルメントパネルおよびエア吹き出し装置10(吹き出し口20)の設計の自由度を確保することができるだけでなく、組み立て作業の効率化を図り、製造コストの低減を図る上で有利となる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。例えば、上記の実施の形態では、エアアウトレットケース12の係止部24、エアアウトレットベゼル14の挿通孔2612、加飾リング16の被係止部34が、それぞれ開口30(吹き出し口20)を挟んだ車幅方向で対向するよう一対で設けられているが、これらが開口30(吹き出し口20)を挟んで上下方向に対向するように設けられていてもよい。
2 空調用ダクト
4 インストルメントパネル
6 開口
10 エア吹き出し装置
12 エアアウトレットケース
14 エアアウトレットベゼル
16 加飾リング
18 筒部
1802 側壁
20 吹き出し口
24 係止部
24A 突起
26 第1意匠部
2602 第1側部
2610 底面
2612 挿通孔
32 第2意匠部
3202 第2側部
34 被係止部
3402 脚部
3404 係止孔
3410 傾斜面

Claims (4)

  1. インストルメントパネルの開口に配置され、車室内に向けて空調用エアを吹き出す吹き出し口を有する筒状のエアアウトレットケースと、
    前記エアアウトレットケースの車室内に向いた前記吹き出し口の周囲全周を覆う枠状の第1意匠部を有するエアアウトレットベゼルと、
    前記エアアウトレットベゼルの前記第1意匠部に沿って組み付けられる枠状の第2意匠部を有する加飾リングと、を備え、
    前記エアアウトレットケースと前記エアアウトレットベゼルの少なくとも一方が前記インストルメントパネルに取着されるエア吹き出し装置であって、
    前記エアアウトレットケースは、前記吹き出し口の外周面に設けられた複数の係止部を有し、
    前記エアアウトレットベゼルは、前記係止部の位置に対応して前記第1意匠部の前記第2意匠部が組み付けられる箇所に車両の前後方向に貫通形成された複数の挿通孔を有し、
    前記加飾リングは、前記第2意匠部が前記エアアウトレットベゼルの前記第1意匠部に組み付けられた状態で、前記エアアウトレットベゼルの前記各挿通孔を通して車両前方に突出されるとともに前記係止部に係止可能とされる複数の被係止部を有する、
    ことを特徴とするエア吹き出し装置。
  2. 前記エアアウトレットベゼルは、前記第1意匠部の内側が前記吹き出し口と合致する開口とされ、
    前記係止部は、前記吹き出し口を挟んで互いに対向するよう前記エアアウトレットケースの外周面から突出された突起で構成され、
    前記挿通孔は、前記係止部の位置に対応して前記開口を挟んで互いに対向するよう前記第1意匠部に形成され、
    前記被係止部は、前記挿通孔の位置に対応して前記開口を挟んで互いに対向するよう前記第2意匠部に設けられ、前記挿通孔に挿通される弾性変形可能な脚部と同脚部の先部に設けられて前記突起に係止される係止孔とで構成される、
    ことを特徴とする請求項1記載のエア吹き出し装置。
  3. 互いに対向する前記被係止部の前記各脚部は、それぞれ先部に至るにつれて互いに近づく方向に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項2記載のエア吹き出し装置。
  4. 互いに対向する前記被係止部の前記各脚部には、その先部で互いに向かい合う面に、それぞれ先端に至るにつれて互いに離れる方向に傾斜する傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とする請求項2または3記載のエア吹き出し装置。
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