JP2017158635A - 体動波分析装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】安静状態での体動波から日常の体調管理と健康指標を得るために脈体動波や呼吸体動波などの個々の体動波を正確に分析すること。【解決手段】体動波に基づく圧力信号を体動波検出回路40で電気信号に変換し、この体動波検出回路40の体動波原信号検出器46に特定体動波検出器を結合し、前記体動波検出回路40に、検出された体動波から体調を計測する体調計測装置41の動作体動波処理回路42を結合し、この動作体動波処理回路42は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器53で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備する。【選択図】図1
Description
本発明は、睡眠中、横臥中など安静な状態で所定時間の体動波を計測し、分析することにより日常の体調管理と病気予防のための健康指標を得るための体動波分析装置に関するものである。
さらに詳しくは、病気を自覚している場合はもちろんのこと、病気であると自覚しないような軽度の機能異常状態、病気が発症していない予備群であるかどうかなどの健康指標を得るための1つの方法として、呼吸体動波、脈体動波、動作体動波、微動体動波、いびき体動波など、安静状態での個々の体動波を正確に分析し、その推移(時間的変化)を観察することが望まれる。本発明は、この目的を達成するための体動波分析装置に関するものである。
さらに詳しくは、病気を自覚している場合はもちろんのこと、病気であると自覚しないような軽度の機能異常状態、病気が発症していない予備群であるかどうかなどの健康指標を得るための1つの方法として、呼吸体動波、脈体動波、動作体動波、微動体動波、いびき体動波など、安静状態での個々の体動波を正確に分析し、その推移(時間的変化)を観察することが望まれる。本発明は、この目的を達成するための体動波分析装置に関するものである。
日常生活で不整脈や狭心症が起きるかどうかを検出するのにホルター心電計がある。これは、胸に電極を取り付け、小型の心電計を腰に固定し、症状に自覚があったときにボタンを押して自覚の無かったときのデータと比較して解析するものである。
また、ズボンのベルトに装着して体動を検出する体動センサーが提案されている(特許文献1)。
また、ズボンのベルトに装着して体動を検出する体動センサーが提案されている(特許文献1)。
図10及び図11に示すような生体情報を収集し伝達する装置がすでに知られている(特許文献2)。
図10において、この装置は、ベッド11に、生体情報(体動波)を圧力変動として検出するための圧力センサー14(14a,14b,14c)を有するエアマット13を敷設し、この圧力センサー14の検出信号を電気信号に変換して論理判断回路17に送り、この論理判断回路17で生体情報が異常かどうかを判断して出力するようことを基本構成としている。
図10において、この装置は、ベッド11に、生体情報(体動波)を圧力変動として検出するための圧力センサー14(14a,14b,14c)を有するエアマット13を敷設し、この圧力センサー14の検出信号を電気信号に変換して論理判断回路17に送り、この論理判断回路17で生体情報が異常かどうかを判断して出力するようことを基本構成としている。
前記論理判断回路17は、呼吸情報を検出して処理する手段と、心拍情報を検出して処理する手段と、被検者の離床等を検出する手段とを具備している。前記呼吸情報を検出して処理する手段は、前記圧力センサー14で検出された生体情報から呼吸波形を通過させるBPF回路23と、呼吸由来体動波から呼吸回数を演算する呼吸数演算回路26とからなり、前記心拍情報を検出して処理する手段は、前記圧力センサー14で検出された生体情報から心拍波形を通過させるBPF回路24と、心拍波形を増幅し、時間軸を拡大する増幅・拡大回路27と、心拍由来体動パルスから心拍回数を演算する心拍数演算回路28とからなり、被検者10の離床等を検出する手段は、前記圧力センサー14で検出された生体情報から被検者が離床したかどうかを判断するための最低体動電圧と離床時間を設定する離床等判断回路31と、前記呼吸数演算回路26、心拍数演算回路28及び離床等判断回路31の少なくともいずれか1つの出力で警報信号を出力する警報回路29とからなる。
このような構成により、次の作用効果を有する。
術後者や独居・要介護者など身動きすることが不自由な患者の呼吸数・呼吸変動、心拍数・心拍変動を含む体動波が持つ生体異常情報を人体の自由を損なうことなく計測し、患者の身体異常を誤情報なく看護者や遠隔者に情報の伝達を可能にする。また、看護者が患者等の現状を知りたい時に知ることができる。
さらに、人体の呼吸由来の体動電圧波形や心拍由来の体動電圧波形が異常かどうかは、一義的に決定できるものではなく、個人差があるが、判断基準となる閾値を、被検者の個人差に応じてより実際的な値に設定できる。
術後者や独居・要介護者など身動きすることが不自由な患者の呼吸数・呼吸変動、心拍数・心拍変動を含む体動波が持つ生体異常情報を人体の自由を損なうことなく計測し、患者の身体異常を誤情報なく看護者や遠隔者に情報の伝達を可能にする。また、看護者が患者等の現状を知りたい時に知ることができる。
さらに、人体の呼吸由来の体動電圧波形や心拍由来の体動電圧波形が異常かどうかは、一義的に決定できるものではなく、個人差があるが、判断基準となる閾値を、被検者の個人差に応じてより実際的な値に設定できる。
ホルター心電計は、不整脈や狭心症などの突発的な病状を発見するのに役立つが、心拍や呼吸のリズムの推移の詳細などを毎日発見するための情報にはなりえない。
特許文献1に示される装置は、ズボンのベルトに装着して体動を検出するものであるから、呼吸数、心拍数など簡易型の計測器としては機能するが、人が動いているときの動作体動がノイズとして混入し、正確な体動波を得ることができないし、また、これらの体動波が時間的に推移する動向を観察するデータとはなりえない。
特許文献1に示される装置は、ズボンのベルトに装着して体動を検出するものであるから、呼吸数、心拍数など簡易型の計測器としては機能するが、人が動いているときの動作体動がノイズとして混入し、正確な体動波を得ることができないし、また、これらの体動波が時間的に推移する動向を観察するデータとはなりえない。
特許文献2に示される装置は、第1のBPF22から出力した図12に示す体動波から、第2のBPF23を通して図13に示すような呼吸波が得られ、また、第3のBPF24を通して心拍波が得られるものであるが、これらの呼吸波や心拍波には、微動体動波、いびき体動波、体位変換に伴う動作体動波などの体動波がノイズとして含み、呼吸波や心拍波などの正確な体動波が得られないという問題があった。
本発明は、安静状態での個々の体動波を正確に分析し、機能異常状態や健康指標発見のために個々の体動波の推移を観察するためのデータを得ることを目的とするものである。
本発明による体動波分析装置は、図1に示すように、体動波検出センサーを有するマットを敷設し、前記体動波検出センサーの検出圧力信号を体動波検出回路40で電気信号に変換し、この体動波検出回路40を構成する体動波原信号検出器46に、特定の体動波を検出する検出器を結合してなる体動波分析装置において、
前記体動波検出回路40に、検出された体動波信号から体調判断の指標となる種々の信号を計測し分析する体調計測装置41を結合し、この体調計測装置41の一部を構成する動作体動波処理回路42は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器53で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備したことを特徴とする。
前記体動波検出回路40に、検出された体動波信号から体調判断の指標となる種々の信号を計測し分析する体調計測装置41を結合し、この体調計測装置41の一部を構成する動作体動波処理回路42は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器53で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備したことを特徴とする。
前記特定体動波検出器は、脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48を含み、動作体動波検出器53は、前記脈体動波検出器47で検出した脈体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器56と、前記呼吸体動波検出器48で検出した呼吸体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器57に結合したことを特徴とする。また、前記動作体動波検出器53は、前記体動波原信号検出器46で検出した体動波原信号から動作体動波成分を除去する原信号の動作体動波除去器55を結合することが出来る。
前記特定体動波検出器は、脈体動波と呼吸体動波以外のその他の体動波検出器54を含み、動作体動波除去器53は、前記その他の体動波検出器54で検出したその他の体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器58に結合したことを特徴とする。
前記動作体動波検出器53は、望ましくは、脈体動波検出器47の出力側に結合し、この脈体動波検出器47で検出した脈体動波信号から動作体動波成分を検出するようにしたことを特徴とする。
前記体調計測装置41は、特定の体動波信号から動作体動波を除去する動作体動波処理回路42に加えて、体動波原信号から動作体動波成分を除去した波形パターンと動作体動波の計測数から寝相情報を検出する寝相情報検出回路43と、脈体動波信号から動作体動波成分を除去した波形に基づき脈拍数を計数する脈拍数の計数器61と呼吸体動波信号から動作体動波成分を除去した波形に基づき呼吸数を計数する呼吸数の計数器62とその他の体動波信号から動作体動波成分を除去した波形に基づきその他の情報数を計数するその他の情報計数器63からなる呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44を具備したことを特徴とする。
前記体調計測装置41は、寝相様態分析、脈拍様態分析、呼吸様態分析及びその他の情報の分析に基づき睡眠様態分析をする睡眠リズム検出回路45を具備したことを特徴とする.
前記動作体動波検出器53は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号を包絡線で表した波形に成形する波形整形回路71と、この波形整形回路71の出力信号から脈体動波を除去し振幅の大きな信号を得るための脈体動波の除去回路72と、この脈体動波の除去回路72の出力信号からマイナス成分をなくすための絶対値回路73と、この絶対値回路73の包絡線波形に閾値を設定し、矩形波とする矩形波作成回路75とからなることを特徴とする。
また、前記動作体動波検出器53は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号から2乗平均平方根値を算出する2乗平均値の算出回路77と、この2乗平均値の算出回路77の出力を所定時間ずつずらして移動平均値を求めて包絡線で表した波形に成形する移動平均処理回路78と、この移動平均処理回路78の2乗平均平方根値と2乗平均平方根値の所定時間の平均値との関係から指数関数・対数関数を求める動作体動指数の算出回路79と、この動作体動指数の算出回路79で処理された波形に閾値を設定する閾値の算出回路80と、この閾値の算出回路80の閾値に基づき矩形波を作成する矩形波の作成回路80とからなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、体動波を圧力信号として検出する体動波検出センサーと、この体動波検出センサーに結合され、検出圧力信号を電気信号に変換する体動波検出回路と、この体動波検出回路を構成する体動波原信号検出器と、この体動波原信号検出器に結合された特定体動波検出器とを具備してなる体動波分析装置において、
前記体動波検出回路に結合され、この体動波検出回路で検出された体動波信号から動作体動波を処理する動作体動波処理回路を具備し、この動作体動波処理回路は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器と、前記体動波原信号検出器で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備したので、体位変換時などの人が動いているときの動作体動波がノイズとして混入せずに、正確な体動波を得ることができ、また、これらの体動波が時間的に推移する動向を観察するデータとして用いることができ、心拍や呼吸のリズムの推移の詳細などを発見するための情報となる。
前記体動波検出回路に結合され、この体動波検出回路で検出された体動波信号から動作体動波を処理する動作体動波処理回路を具備し、この動作体動波処理回路は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器と、前記体動波原信号検出器で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備したので、体位変換時などの人が動いているときの動作体動波がノイズとして混入せずに、正確な体動波を得ることができ、また、これらの体動波が時間的に推移する動向を観察するデータとして用いることができ、心拍や呼吸のリズムの推移の詳細などを発見するための情報となる。
請求項2記載の発明によれば、特定体動波検出器は、脈体動波検出器と呼吸体動波検出器を含み、動作体動波除去器は、前記脈体動波検出器で検出した脈体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器と、前記呼吸体動波検出器で検出した呼吸体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器に結合したので、特に、脈体動波と呼吸体動波を精度良く検出でき、病気であると自覚しないような軽度の機能異常状態、病気が発症していない予備群であるかどうかの健康指標となり得る。
請求項3記載の発明によれば、特定体動波検出器は、その他の体動波検出器を含み、動作体動波除去器は、前記その他の体動波検出器で検出したその他の体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去する動作体動波除去器に結合したので、微動体動波、いびき体動波なども精度良く検出できる。
請求項4記載の発明によれば、特定体動波検出器は、その他の体動波検出器を含み、動作体動波除去器は、前記その他の体動波検出器で検出したその他の体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器に結合したので、微弱で周期性のある脈体動波から振幅が大きく、周期性の無い動作体動波を明白に区別して検出することができる。
請求項5記載の発明によれば、体動波検出回路に、検出された体動波信号から体調判断の指標となる種々の信号を計測し分析する体調計測装置を結合し、この体調計測装置は、特定の作動波信号から動作作動波を除去する動作体動波処理回路に加えて、体動波原信号から動作体動波成分を除去した波形パターンと動作体動波の計測数から寝相情報を検出する寝相情報検出回路と、脈拍数の計数、呼吸数の計数、その他の情報計数をする呼吸・脈拍・その他の情報検出回路とを具備したので、睡眠時の寝返りなどの体動波の発生回数や時間的推移、脈拍数の計数の変化、呼吸数の計数の変化、いびきなどのその他の体動波の推移と回数が極めて正確に出力することができる。
請求項6記載の発明によれば、体調計測装置は、寝相様態分析、脈拍様態分析、呼吸様態分析及びその他の情報の分析に基づき睡眠様態分析をする睡眠リズム検出回路を具備したので、体調計測装置は、寝相様態分析、脈拍様態分析、呼吸様態分析及びその他の情報の分析に基づき睡眠様態分析に基づき睡眠リズムを検出することができる。
請求項7記載の発明によれば、動作体動波検出器は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号を包絡線で表した波形に成形する波形整形回路と、この波形整形回路の出力信号から脈体動波を除去し振幅の大きな信号を得るための脈体動波の除去回路と、この脈体動波の除去回路の出力信号からマイナス成分をなくすための絶対値回路と、この絶対値回路の包絡線波形に閾値を設定し、矩形波とする矩形波作成回路とからなる構成としたので、簡便な回路で動作体動波に基づく矩形波を作り、動作体動波に基づくノイズ成分を除去したより正確に特定体動波を得ることが出来る。また、動作体動波に基づく矩形波を健康指標を示す有効な情報として用いることが出来る。
請求項8記載の発明によれば、動作体動波検出器53は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号から2乗平均平方根値を算出する2乗平均値の算出回路77と、この2乗平均値の算出回路77の出力を所定時間ずつずらして移動平均値を求めて包絡線で表した波形に成形する移動平均処理回路78と、この移動平均処理回路78の2乗平均平方根値と2乗平均平方根値の所定時間の平均値との関係から指数関数・対数関数を求める動作体動指数の算出回路79と、この動作体動指数の算出回路79で処理された波形に閾値を設定する閾値の算出回路80と、この閾値の算出回路80の閾値に基づき矩形波を作成する矩形波の作成回路80とからなる構成としたので、体動波の特性を生かして動作体動波に基づく矩形波を作り、動作体動波に基づくノイズ成分を除去したより正確に特定体動波を得ることが出来る。また、動作体動波に基づく矩形波を健康指標を示す有効な情報として用いることが出来る。
本発明は、体動波検出センサーを有するマットを敷設し、前記体動波検出センサーの検出圧力信号を体動波検出回路40で電気信号に変換し、この体動波検出回路40の体動波原信号検出器46に特定体動波検出器を結合してなる体動波分析装置において、前記体動波検出回路40に、検出された体動波信号から体調を計測する体調計測装置41の動作体動波処理回路42を結合する。この動作体動波処理回路42は、検出された体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器53で検出された動作体動波に基づくノイズ成分を除去する動作体動波除去器を具備する。
特定体動波検出器は、脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48を含み、動作体動波除去器53は、前記脈体動波検出器47で検出した脈体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去する動作体動波除去器56と、前記呼吸体動波検出器48で検出した呼吸体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去する動作体動波除去器57に結合する。
特定体動波検出器は、その他の体動波検出器54を含み、動作体動波除去器は、前記その他の体動波検出器54で検出したその他の体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去する動作体動波除去器58に結合する。
動作体動波検出器53は、脈体動波検出器47の出力側に結合し、この脈体動波検出器47で検出した脈体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を検出する。
体調計測装置41は、特定の作動波信号から動作作動波を除去する動作体動波処理回路42に加えて、体動波原信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去した波形パターンと動作体動波の計測数から寝相情報を検出する寝相情報検出回路43と、脈体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去した脈拍数の計数器61と呼吸体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去した呼吸数の計数器62とその他の体動波信号から動作体動波に基づくノイズ成分を除去したその他の情報計数器63からなる呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44を具備する。
動作体動波検出器53は、実施例1として、動作体動波信号を包含する脈体動波信号を包絡線で表した波形に成形する波形整形回路71と、この波形整形回路71の出力信号から脈体動波を除去し振幅の大きな信号を得るための脈体動波の除去回路72と、この脈体動波の除去回路72の出力信号からマイナス成分をなくすための絶対値回路73と、この絶対値回路73の包絡線波形に閾値を設定し、矩形波とする矩形波作成回路75とにより構成する。
動作体動波検出器53は、実施例2として、動作体動波信号を包含する脈体動波信号から2乗平均平方根値を算出する2乗平均値の算出回路77と、この2乗平均値の算出回路77の出力を所定時間ずつずらして移動平均値を求めて包絡線で表した波形に成形する移動平均処理回路78と、この移動平均処理回路78の2乗平均平方根値と2乗平均平方根値の所定時間の平均値との関係から指数関数・対数関数を求める動作体動指数の算出回路79と、この動作体動指数の算出回路79で処理された波形に閾値を設定する閾値の算出回路80と、この閾値の算出回路80の閾値に基づき矩形波を作成する矩形波の作成回路80とにより構成する。
本発明による体動波分析装置の実施例1を図1に基づき説明する。
本発明で対象とする体動波は、手足、体幹部、頭部等の人間の大小の動きを示す波形である。他人が見て確認できる動きも確認できないレベルの動きも含む。さらに、人間が歩く、起きる、座るなどの意識動作から生じる体動も、睡眠中に無意識のうちに生じる微妙な体動や体位変換による体動も含む。このような本人の動いたという自覚の有無も問わず、動いた現象の全てを指すものとする。人体では、呼吸や心臓の鼓動によっても体動が生じている。
具体的には、呼吸体動波とは、肉眼では見えないレベルと肉眼で見えるレベルを含む体動波の中に含まれ、呼吸活動が呼気相、吸気相をもつ呼吸波形として現れるものを指すものとする。
また、脈体動波とは、肉眼では見えないレベルの体動波の中に含まれ、心臓の脈動が駆動源となって生じ体表に伝わる弾性波を指すものとする。
本発明で対象とする体動波は、手足、体幹部、頭部等の人間の大小の動きを示す波形である。他人が見て確認できる動きも確認できないレベルの動きも含む。さらに、人間が歩く、起きる、座るなどの意識動作から生じる体動も、睡眠中に無意識のうちに生じる微妙な体動や体位変換による体動も含む。このような本人の動いたという自覚の有無も問わず、動いた現象の全てを指すものとする。人体では、呼吸や心臓の鼓動によっても体動が生じている。
具体的には、呼吸体動波とは、肉眼では見えないレベルと肉眼で見えるレベルを含む体動波の中に含まれ、呼吸活動が呼気相、吸気相をもつ呼吸波形として現れるものを指すものとする。
また、脈体動波とは、肉眼では見えないレベルの体動波の中に含まれ、心臓の脈動が駆動源となって生じ体表に伝わる弾性波を指すものとする。
前記体動波は、脈拍による脈体動波、呼吸による呼吸体動波、体位変換、寝返りなどによる動作体動波、ぴくぴく動く程度の微動体動波、いびきによるいびき体動波などがあり、これらの体動波のうち、脈体動波、呼吸体動波、いびき体動波は、約1秒から5秒の短時間の周期性を有する。しかし、動作体動波は、周期性の無い場合が多いが、数10分又はそれ以上の長時間の周期性を有する場合もあり、振幅も大きい場合が多い。このような動作体動波は、それ自体が重要な健康指標となり得るが、振幅が小さく周期性を有する脈体動波や呼吸体動波などにとっては、ノイズとなって、正確な情報を得るのに邪魔になることが多い。
本発明は、それぞれの体動波の特質を正確に捉えて分析するものである。
本発明の装置は、人間を対象とするが、人間以外の動物であっても同様に利用することができる。
本発明は、それぞれの体動波の特質を正確に捉えて分析するものである。
本発明の装置は、人間を対象とするが、人間以外の動物であっても同様に利用することができる。
前記体動波は、圧力信号として検出し、この圧力信号を電気信号に変換して出力される。
さらに詳しくは、体動波原信号は、図10に示す特許文献2に記載と同様の方法で検出される。すなわち、ベッド11の上に、敷布団(又はマットレス)12aを敷き、その上に枕12bを置き、被検者10が安静して横臥しているものとする。前記敷布団12aと枕12bとの間には、頭部用エアマット13aが挿入され、また、敷布団12aとベッド11の間であって、被検者10の胸部に位置して胸部用エアマット13bが挿入されるとともに、被検者10の臀部に位置して腰部用エアマット13cが挿入される。これらの頭部用エアマット13a、胸部用エアマット13b、腰部用エアマット13cには、それぞれ頭部用圧力センサー14a,胸部用圧力センサー14b,腰部用圧力センサー14cが結合されている。
さらに詳しくは、体動波原信号は、図10に示す特許文献2に記載と同様の方法で検出される。すなわち、ベッド11の上に、敷布団(又はマットレス)12aを敷き、その上に枕12bを置き、被検者10が安静して横臥しているものとする。前記敷布団12aと枕12bとの間には、頭部用エアマット13aが挿入され、また、敷布団12aとベッド11の間であって、被検者10の胸部に位置して胸部用エアマット13bが挿入されるとともに、被検者10の臀部に位置して腰部用エアマット13cが挿入される。これらの頭部用エアマット13a、胸部用エアマット13b、腰部用エアマット13cには、それぞれ頭部用圧力センサー14a,胸部用圧力センサー14b,腰部用圧力センサー14cが結合されている。
これらエアマット13は、必ずしも3個所ではなく、いずれか1又は2個所でもよいし、4個所以上でもよい。また、エアマット13は、被検者10の体動を検知し易い頭部、胸部、臀部の下の寝具12に挿入したが、人の呼吸、心臓の鼓動などの身体の動きの圧力変化を体動波として測定できる場所であれば、上記例に限られず、また、敷布団12aや枕12bなどの寝具12を介在させずに被検者10に直接接するように設置し、取り付けてもよい。
前記エアマット13は、公知のものを用いることができる。例えば、気密な空気袋の内部に圧力センサー14を取り付け、この圧力センサー14の動圧発生部で被検者10の微細な生体振動や動きを圧変動として捉え、この圧変動を動圧検出部の圧電素子により電圧に変換してリード線16から生体情報信号を出力するものである。この他に、気密な空気袋に外部へ空気を導出するエアチューブ15を結合し、このエアチューブ15に圧力センサー14を結合してリード線16で生体情報信号を出力するものであってもよい。
前記空気袋は、内部の空気室が気密構造に構成され、内部に入れられた弾性のある支持材で形状が保たれており、圧力が加わると凹んで空気を排出するが、上下の隙間が完全に密着することは無く、圧力が開放されると支持材の弾性で膨らみ、外部の空気を吸い込み、元の厚さに復元するように構成されている。元の厚さに復元するための弾性のある支持材は、圧搾空気、封入液体、弾性素材などを用いることができる。
前記空気袋は、内部の空気室が気密構造に構成され、内部に入れられた弾性のある支持材で形状が保たれており、圧力が加わると凹んで空気を排出するが、上下の隙間が完全に密着することは無く、圧力が開放されると支持材の弾性で膨らみ、外部の空気を吸い込み、元の厚さに復元するように構成されている。元の厚さに復元するための弾性のある支持材は、圧搾空気、封入液体、弾性素材などを用いることができる。
本発明による装置は、図1に示すように、大別して体動波検出回路40と、体調計測装置41からなり、前記体調計測装置41は、動作体動波処理回路42と、寝相情報検出回路43と、呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44と、睡眠リズム検出回路45とからなる。
前記体動波検出回路40は、図11に示す特許文献2と略同一の従来の構成とすることができ、図1に示す前記体動波原信号検出器46は、図11の第1のBPF22に相当し、例えば、0.15〜200Hz程度の体動波を検出できるものとする。同様に、図1に示す脈体動波検出器47は、図11の第3のBPF24に相当し、例えば、3〜41Hz程度の体動波を検出できるものとする。図1に示す呼吸体動波検出器48は、図11の第2のBPF23に相当し、例えば、0.15〜0.47Hz程度の体動波を検出できるものとする。さらに、図1に示す簡易脈拍数検出器49は、図11の心拍数演算回路28に、図1に示す簡易呼吸数検出器50は、図11の呼吸数演算回路26に、図1に示す脈拍数出力端子51は、図11の心拍数出力端子35に、図1に示す脈拍数出力端子51は、図11の呼吸数出力端子33にそれぞれ相当する。
また、その他の体動波検出器54は、いびき体動波、微動体動波等を検出する。
前記体動波検出回路40は、図11に示す特許文献2と略同一の従来の構成とすることができ、図1に示す前記体動波原信号検出器46は、図11の第1のBPF22に相当し、例えば、0.15〜200Hz程度の体動波を検出できるものとする。同様に、図1に示す脈体動波検出器47は、図11の第3のBPF24に相当し、例えば、3〜41Hz程度の体動波を検出できるものとする。図1に示す呼吸体動波検出器48は、図11の第2のBPF23に相当し、例えば、0.15〜0.47Hz程度の体動波を検出できるものとする。さらに、図1に示す簡易脈拍数検出器49は、図11の心拍数演算回路28に、図1に示す簡易呼吸数検出器50は、図11の呼吸数演算回路26に、図1に示す脈拍数出力端子51は、図11の心拍数出力端子35に、図1に示す脈拍数出力端子51は、図11の呼吸数出力端子33にそれぞれ相当する。
また、その他の体動波検出器54は、いびき体動波、微動体動波等を検出する。
前記体動波原信号検出器46の出力波形は、例えば、図12に示した波形又は図2(a)の波形(O)となる。前記脈体動波検出器47の出力波形は、例えば、図2(c)の波形(P)となり、また、前記呼吸体動波検出器48の出力波形は、例えば、図13に示した波形又は図2(b)の波形(R)となる。
さらに、その他の体動波検出器54の出力波形は、例えば、いびき体動波を検出するものとすると、図2(d)に示す波形(S)となる。
さらに、その他の体動波検出器54の出力波形は、例えば、いびき体動波を検出するものとすると、図2(d)に示す波形(S)となる。
図1における体調計測装置41は、検出された体動波信号から体調判断の指標となる種々の信号を計測し分析する本発明特有の回路であり、前記動作体動波処理回路42と寝相情報検出回路43と呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44と睡眠リズム検出回路45とからなる。
前記動作体動波処理回路42は、前記脈体動波検出器47の出力から寝返り・体位変換時などの動作時の動作体動波(A)を、有効な生体情報信号として又は不要なノイズとして検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46からぴくぴく動く程度の微動体動波(T)、いびきによるいびき体動波(S)などのその他の体動波を検出するその他の体動波検出器54と、前記体動波原信号検出器46の体動波原信号(O)から動作体動波(A)を除去する原信号の動作体動波除去器55と、前記脈体動波検出器47の脈体動波(P)から動作体動波(A)をノイズとして除去する脈体動波の動作体動波除去器56と、前記呼吸体動波検出器48の呼吸体動波(R)から動作体動波(A)をノイズとして除去する呼吸体動波の動作体動波除去器57と、前記その他の体動波検出器54から動作体動波(A)をノイズとして除去するその他の動作体動波除去器58とからなる。
なお、本発明では、前記脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48とその他の体動波検出器54を包含する上位概念として特定体動波検出器というものとする。
前記動作体動波処理回路42は、前記脈体動波検出器47の出力から寝返り・体位変換時などの動作時の動作体動波(A)を、有効な生体情報信号として又は不要なノイズとして検出する動作体動波検出器53と、前記体動波原信号検出器46からぴくぴく動く程度の微動体動波(T)、いびきによるいびき体動波(S)などのその他の体動波を検出するその他の体動波検出器54と、前記体動波原信号検出器46の体動波原信号(O)から動作体動波(A)を除去する原信号の動作体動波除去器55と、前記脈体動波検出器47の脈体動波(P)から動作体動波(A)をノイズとして除去する脈体動波の動作体動波除去器56と、前記呼吸体動波検出器48の呼吸体動波(R)から動作体動波(A)をノイズとして除去する呼吸体動波の動作体動波除去器57と、前記その他の体動波検出器54から動作体動波(A)をノイズとして除去するその他の動作体動波除去器58とからなる。
なお、本発明では、前記脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48とその他の体動波検出器54を包含する上位概念として特定体動波検出器というものとする。
前記寝相情報検出回路43は、前記原信号の動作体動波除去器55から波形パターンを検出する波形パターン検出器59と、前記動作体動波検出器53から有効な生体情報としての動作体動波を計数する動作体動波計数器60とからなる。
前記呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44は、前記脈体動波の動作体動波除去器56から正確な脈拍数を計数する脈拍数計数器61と、前記呼吸体動波の動作体動波除去器57から正確な呼吸数を計数する呼吸数計数器62と、前記その他の動作体動波除去器58から正確なその他の情報を計数するその他の情報の計数器63とからなる。
前記呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44は、前記脈体動波の動作体動波除去器56から正確な脈拍数を計数する脈拍数計数器61と、前記呼吸体動波の動作体動波除去器57から正確な呼吸数を計数する呼吸数計数器62と、前記その他の動作体動波除去器58から正確なその他の情報を計数するその他の情報の計数器63とからなる。
前記睡眠リズム検出回路45は、前記波形パターン検出器59と動作体動波計数器60から寝相様態を分析する寝相様態分析器64と、前記脈拍数計数器61から脈拍様態を分析する脈拍様態分析器65と、前記呼吸数計数器62から呼吸様態を分析する呼吸様態分析器66と、前記その他情報の計数器63からその他情報を分析するその他情報の分析器67と、前記寝相様態分析器64と脈拍様態分析器65と呼吸様態分析器66とその他情報の分析器67から睡眠様態を分析する睡眠様態分析器68とからなる。睡眠様態信号出力端子69は、この睡眠様態分析器68の出力端子である。
前記動作体動波検出器53の具体的実施例1が図3及び図4に示される。
図3において、脈体動波検出器47から図4(a)に示す脈体動波信号が入力したものとする。すると、動作体動波検出器53の強調回路70により動作微動体動波を2乗して強調する。強調回路70で強調された信号は、波形整形回路71で脈体動波の脈拍周期よりやや長い、例えば2秒毎(2秒あれば脈拍を最低1回検出するので)に最大値を取得し動作体動波の包絡線で表した波形を安定化し、図4(b)に示す信号となる。この波形整形回路71の出力信号は、脈体動波の除去回路72で最大値が求められた脈体動波の前後(例えば2秒毎)で差分を取る(微分する)ことにより振幅の大きな動作体動波に基づく信号が得られる。この脈体動波の除去回路72の出力信号は、絶対値回路73でマイナス成分をなくす。この絶対値回路73の出力信号は、脈体動波の除去回路74でさらに動作微動体動波の前後(裾部分)に生じる大振幅の波形を除去してノイズとしてのゲート幅の精度をさらに上げる。矩形波作成回路75では、包絡線で表した波形から矩形波波形とするための閾値を設定し、この矩形波作成回路75でノイズ幅を矩形波とする。矩形波の幅が短く所定時間(例えば8秒)以内であれば動作の安定のため結合回路76で結合して図4(c)に示す1つの矩形波とし、動作体動波検出器53により体動波の除去すべき区間を示す矩形波信号が出力する。
そして、脈体動波の動作体動波除去器56にて前記体動波原信号検出器46の出力から体動波が除去され、図4(d)に示すノイズの無い脈体動波信号が得られる。
同様に、原信号の動作体動波除去器55、呼吸体動波の動作体動波除去器57及びその他の動作体動波除去器58でそれぞれ動作体動波が除去され、ノイズの無い特定体動波信号が得られる。
図3において、脈体動波検出器47から図4(a)に示す脈体動波信号が入力したものとする。すると、動作体動波検出器53の強調回路70により動作微動体動波を2乗して強調する。強調回路70で強調された信号は、波形整形回路71で脈体動波の脈拍周期よりやや長い、例えば2秒毎(2秒あれば脈拍を最低1回検出するので)に最大値を取得し動作体動波の包絡線で表した波形を安定化し、図4(b)に示す信号となる。この波形整形回路71の出力信号は、脈体動波の除去回路72で最大値が求められた脈体動波の前後(例えば2秒毎)で差分を取る(微分する)ことにより振幅の大きな動作体動波に基づく信号が得られる。この脈体動波の除去回路72の出力信号は、絶対値回路73でマイナス成分をなくす。この絶対値回路73の出力信号は、脈体動波の除去回路74でさらに動作微動体動波の前後(裾部分)に生じる大振幅の波形を除去してノイズとしてのゲート幅の精度をさらに上げる。矩形波作成回路75では、包絡線で表した波形から矩形波波形とするための閾値を設定し、この矩形波作成回路75でノイズ幅を矩形波とする。矩形波の幅が短く所定時間(例えば8秒)以内であれば動作の安定のため結合回路76で結合して図4(c)に示す1つの矩形波とし、動作体動波検出器53により体動波の除去すべき区間を示す矩形波信号が出力する。
そして、脈体動波の動作体動波除去器56にて前記体動波原信号検出器46の出力から体動波が除去され、図4(d)に示すノイズの無い脈体動波信号が得られる。
同様に、原信号の動作体動波除去器55、呼吸体動波の動作体動波除去器57及びその他の動作体動波除去器58でそれぞれ動作体動波が除去され、ノイズの無い特定体動波信号が得られる。
前記動作体動波検出器53の他の具体的実施例2が図5及び図6に示される。
図5において、脈体動波検出器47から図6(a)に示す脈体動波信号が入力したものとする。すると、動作体動波検出器53の2乗平均値の算出回路77により動作体動波の2秒間を1区間とした2乗平均平方根値(RMS)を1秒ずつずらしながら算出し、図6(b)に示す1秒毎のデータを得る。この2乗平均値の算出回路77の出力を移動平均処理回路78により3秒1区間として1秒ずつずらして移動平均値を求める。これにより、動作体動波の包絡線がさらに広がる。移動平均処理回路78の2乗平均平方根値(RMS)と2乗平均平方根値(RMS)の所定時間(例えば1分)の平均値の関係は、指数関数対数関数的に変化することが経験値から判明しているので、動作体動指数の算出回路79で指数関数を求める。この動作体動指数の算出回路79で処理された図6(c)に示す波形に、閾値の算出回路80で設定した閾値を当てはめる。閾値は、センサー14の位置、体位変換によるエアマット13に対する当たりの異なるもの等をキャンセルして常に安定した計測値を得るために、一定時間(例えば1分間)毎に設定することが望ましい。
そして、矩形波の作成回路80で矩形波を作成する。
前記脈体動波の動作体動波除去器56にて脈体動波検出器47の出力から体動波が除去され、図6(d)に示すノイズの無い脈体動波信号が得られる。
同様に、動作体動波除去器55、呼吸体動波の動作体動波除去器57及びその他の動作体動波除去器58でそれぞれ動作体動波が除去され、ノイズの無い特定体動波信号が得られる。
図5において、脈体動波検出器47から図6(a)に示す脈体動波信号が入力したものとする。すると、動作体動波検出器53の2乗平均値の算出回路77により動作体動波の2秒間を1区間とした2乗平均平方根値(RMS)を1秒ずつずらしながら算出し、図6(b)に示す1秒毎のデータを得る。この2乗平均値の算出回路77の出力を移動平均処理回路78により3秒1区間として1秒ずつずらして移動平均値を求める。これにより、動作体動波の包絡線がさらに広がる。移動平均処理回路78の2乗平均平方根値(RMS)と2乗平均平方根値(RMS)の所定時間(例えば1分)の平均値の関係は、指数関数対数関数的に変化することが経験値から判明しているので、動作体動指数の算出回路79で指数関数を求める。この動作体動指数の算出回路79で処理された図6(c)に示す波形に、閾値の算出回路80で設定した閾値を当てはめる。閾値は、センサー14の位置、体位変換によるエアマット13に対する当たりの異なるもの等をキャンセルして常に安定した計測値を得るために、一定時間(例えば1分間)毎に設定することが望ましい。
そして、矩形波の作成回路80で矩形波を作成する。
前記脈体動波の動作体動波除去器56にて脈体動波検出器47の出力から体動波が除去され、図6(d)に示すノイズの無い脈体動波信号が得られる。
同様に、動作体動波除去器55、呼吸体動波の動作体動波除去器57及びその他の動作体動波除去器58でそれぞれ動作体動波が除去され、ノイズの無い特定体動波信号が得られる。
以上のように構成された本発明による体動波分析装置の作用を説明する。
(1)体動波検出回路40の体動波原信号検出器46では、図2(a)に示すような例えば0.15〜200Hzの体動波原信号(O)が検出されて出力される。この原信号(O)には、脈体動波(P)、呼吸体動波(R)、寝返りその他の体位変換時の動作体動波(A)、ぴくぴく動いたときの微動体動波(T)、いびき体動波(S)などが含まれる。
(1)体動波検出回路40の体動波原信号検出器46では、図2(a)に示すような例えば0.15〜200Hzの体動波原信号(O)が検出されて出力される。この原信号(O)には、脈体動波(P)、呼吸体動波(R)、寝返りその他の体位変換時の動作体動波(A)、ぴくぴく動いたときの微動体動波(T)、いびき体動波(S)などが含まれる。
(2)前記体動波原信号検出器46の出力から脈体動波検出器47で脈体動波(P)が検出され、呼吸体動波検出器48で呼吸体動波(R)が検出される。その他の体動波検出器54の出力波形は、例えば、いびき体動波(S)が検出される。
前記脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48の出力は、従来の体動波検出回路40では、それぞれ簡易脈拍数検出器49と簡易呼吸数検出器50に送られ、ノイズ除去などの処理をすることなく脈拍数出力端子51と呼吸数出力端子52から出力される。
前記脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48の出力は、従来の体動波検出回路40では、それぞれ簡易脈拍数検出器49と簡易呼吸数検出器50に送られ、ノイズ除去などの処理をすることなく脈拍数出力端子51と呼吸数出力端子52から出力される。
(3)これに対して、本発明では、前記体動波原信号検出器46と脈体動波検出器47と呼吸体動波検出器48とその他の体動波検出器54からの出力は、本発明による体調計測装置41へ送られて本発明特有の処理が行われる。
図2において、前記脈体動波検出器47から動作体動波検出器53に入力した波形に、図2(c)、図4(a)及び図6(a)に示すように脈体動波(P)に動作体動波(A)を含むものとする。
前記動作体動波検出器53は、図3及び図4の実施例1又は図5及び図6の実施例2に示す回路に基づき矩形波を出力する。
図2において、前記脈体動波検出器47から動作体動波検出器53に入力した波形に、図2(c)、図4(a)及び図6(a)に示すように脈体動波(P)に動作体動波(A)を含むものとする。
前記動作体動波検出器53は、図3及び図4の実施例1又は図5及び図6の実施例2に示す回路に基づき矩形波を出力する。
この矩形波信号が前記原信号の動作体動波除去器55に送られ、前記体動波原信号検出器46の出力から体動波が除去され、図7(a)に示すようにノイズとしての動作体動波が除去された体動波信号が出力する。
同様に、脈体動波の動作体動波除去器56からは、脈体動波からノイズとしての動作体動波を除去した純粋な脈体動波信号が出力し、前記動作体動波除去器57からは、呼吸体動波からノイズとしての動作体動波を除去した純粋な呼吸体動波信号が出力し、その他の動作体動波除去器58からは、その他の体動波からノイズとしての動作体動波を除去したその他の体動波信号が出力する。
前記動作体動波除去器57からは、呼吸体動波からノイズとしての動作体動波を除去した呼吸体動波信号が出力し、その出力波の例が図7(b)に示される。出力例1は、吸気t1と呼気t2が略同一の穏やかなサインカーブの例を示し、出力例2は、吸気t1が短く、呼気t2が長い後延び形の例を示し、出力例3は、吸気t1が長く、呼気t2が短い前延び形の例を示し、出力例4は、吸気t1がサインカーブのように上昇し、呼気t2が2段階に下降する例を示している。これらの特性の相違に基づき体調の変化、寝相の変化等が推測される。
同様に、脈体動波の動作体動波除去器56からは、脈体動波からノイズとしての動作体動波を除去した純粋な脈体動波信号が出力し、前記動作体動波除去器57からは、呼吸体動波からノイズとしての動作体動波を除去した純粋な呼吸体動波信号が出力し、その他の動作体動波除去器58からは、その他の体動波からノイズとしての動作体動波を除去したその他の体動波信号が出力する。
前記動作体動波除去器57からは、呼吸体動波からノイズとしての動作体動波を除去した呼吸体動波信号が出力し、その出力波の例が図7(b)に示される。出力例1は、吸気t1と呼気t2が略同一の穏やかなサインカーブの例を示し、出力例2は、吸気t1が短く、呼気t2が長い後延び形の例を示し、出力例3は、吸気t1が長く、呼気t2が短い前延び形の例を示し、出力例4は、吸気t1がサインカーブのように上昇し、呼気t2が2段階に下降する例を示している。これらの特性の相違に基づき体調の変化、寝相の変化等が推測される。
前記原信号の動作体動波除去器55から図7(a)に示すような出力波形が、寝相情報検出回路43の波形パターン検出器59に送られる。また、動作体動波計数器60でノイズとしての動作体動波の回数が計数される。この動作体動波計数器60の出力が図9(a)(b)(c)に示すような動作体動波パターンとして表示される。(a)は、増加パターン、(b)は、減少パターン、(c)は、一定パターンを表しており、これらのパターンの相違に基づき体調の変化等が推測される。
前記波形パターン検出器59と動作体動波計数器60の出力が寝相様態分析器64に送られて、寝相様態が分析される。
前記波形パターン検出器59と動作体動波計数器60の出力が寝相様態分析器64に送られて、寝相様態が分析される。
呼吸・脈拍・その他の情報検出回路44において、脈拍数計数器61では、ノイズの除去された正確な脈拍数が計数され、呼吸数計数器62では、ノイズの除去された正確な呼吸数が計数され、さらに、その他情報の計数器63では、ノイズの除去された正確ないびき数など、その他の情報が計数される。
呼吸数・脈拍数・その他の情報数は、それぞれ脈拍様態分析器65、呼吸様態分析器66、その他情報の分析器67に送られる。
呼吸数・脈拍数・その他の情報数は、それぞれ脈拍様態分析器65、呼吸様態分析器66、その他情報の分析器67に送られる。
前記脈拍様態分析器65では、正確な脈拍数の計数に基づき例えば、図8(a)に示すような脈拍様態が分析される。この図8(a)において、特性線(1)は、時間の経過にかかわらず高い値で一定値であることを示し、特性線(2)は、脈拍数が時間の経過とともに下降していることを示し、特性線(3)は、脈拍数が周期的に波を打って下降していることを示し、特性線(4)は、極端に低い値で一定していることを示している。
これらの特性線(1)(2)(3)(4)の推移から体調の良し悪し、健康指標を示す情報等が得られる。
これらの特性線(1)(2)(3)(4)の推移から体調の良し悪し、健康指標を示す情報等が得られる。
前記呼吸様態分析器66では、正確な呼吸数の計数に基づき例えば、図8(b)に示すような呼吸様態が分析される。この図8(b)において、特性線(1)は、呼吸数が時間の経過とともに上昇していることを示し、特性線(2)は、呼吸数が時間の経過とともに低下していることを示し、特性線(3)は、呼吸数が周期的に波を打って下降していることを示している。
これらの特性線(1)(2)(3)の推移から体調の良し悪し、健康指標を示す情報等が得られる。
これらの特性線(1)(2)(3)の推移から体調の良し悪し、健康指標を示す情報等が得られる。
前記睡眠様態分析器68では、前記寝相様態分析器64と脈拍様態分析器65と呼吸様態分析器66とその他情報の分析器67に基づき睡眠様態が分析され、睡眠様態信号出力端子69から出力される。
前記実施例では、動作体動波検出器53における動作体動波の検出を、脈体動波検出器47からの脈体動波信号に基づき検出した。
しかし、これに限られるものではなく、動作体動波は、原信号に包含しているものであるから、体動波原信号検出器46の出力側に動作体動波検出器53を結合し、体動波の原信号に基づき検出するようにしてもよい。また、動作体動波の検出を、脈体動波検出器47からの脈体動波信号に基づき検出するとともに、体動波原信号検出器46からの体動波の原信号に基づき検出し、目的に応じて使い分けるようにしてもよい。
しかし、これに限られるものではなく、動作体動波は、原信号に包含しているものであるから、体動波原信号検出器46の出力側に動作体動波検出器53を結合し、体動波の原信号に基づき検出するようにしてもよい。また、動作体動波の検出を、脈体動波検出器47からの脈体動波信号に基づき検出するとともに、体動波原信号検出器46からの体動波の原信号に基づき検出し、目的に応じて使い分けるようにしてもよい。
10…被検者、11…ベッド、12…寝具、13…マット、14…センサー、15…エアチューブ、16…リード線、17…論理判断回路、18…ネットワーク、19…中央サーバ、20…端末装置、21…増幅器、22…第1のBPF、23…第2のBPF、24…第3のBPF、26…呼吸数演算回路、27…増幅拡大回路、28…心拍数演算回路、29…警報回路、30…離床等判断回路、31…閾値入力端子、33…呼吸数出力端子、35…心拍数出力端子、36…警報出力端子、40…体動波検出回路、41…体調計測装置、42…動作体動波処理回路、43…寝相情報検出回路、44…呼吸・脈拍・その他の情報検出回路、45…睡眠リズム検出回路、46…体動波原信号検出器、47…脈体動波検出器、48…呼吸体動波検出器、49…簡易脈拍数検出器、50…簡易呼吸数検出器、51…脈拍数出力端子、52…呼吸数出力端子、53…動作体動波検出器、54…その他の体動波検出器、55…原信号の動作体動波除去器、56…脈体動波の動作体動波除去器、57…呼吸体動波の動作体動波除去器、58…その他の動作体動波除去器、59…波形パターン検出器、60…動作体動波計数器、61…脈拍数計数器、62…呼吸数計数器、63…その他情報の計数器、64…寝相様態分析器、65…脈拍様態分析器、66…呼吸様態分析器、67…その他情報の分析器、68…睡眠様態分析器、69…睡眠様態信号出力端子、70…動作体動波の強調回路、71…波形整形回路、72…体動波の除去回路、73…絶対値回路、74…体動波の除去回路、75…矩形波作成回路、76…結合回路、77…2乗平均値の算出回路、78…移動平均処理回路、79…動作体動指数の算出回路、80…閾値の算出回路、81…矩形波の作成回路。
Claims (8)
- 体動波を圧力信号として検出する体動波検出センサーと、この体動波検出センサーに結合され、検出圧力信号を電気信号に変換する体動波検出回路と、この体動波検出回路を構成する体動波原信号検出器と、この体動波原信号検出器に結合された特定体動波検出器とを具備してなる体動波分析装置において、
前記体動波検出回路に結合され、この体動波検出回路で検出された体動波信号から動作体動波を処理する動作体動波処理回路を具備し、この動作体動波処理回路は、検出された体動波信号から動作体動波成分を検出する動作体動波検出器と、前記体動波原信号検出器で検出された体動波原信号及び/又は前記特定体動波検出器で検出された特定体動波信号から前記動作体動波検出器で検出された動作体動波成分を除去する動作体動波除去器を具備したことを特徴とする体動波分析装置。 - 特定体動波検出器は、脈体動波検出器と呼吸体動波検出器を含み、動作体動波除去器は、前記脈体動波検出器で検出した脈体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器と、前記呼吸体動波検出器で検出した呼吸体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器に結合したことを特徴とする請求項1記載の体動波分析装置。
- 特定体動波検出器は、その他の体動波検出器を含み、動作体動波除去器は、前記その他の体動波検出器で検出したその他の体動波信号から動作体動波成分を除去する動作体動波除去器に結合したことを特徴とする請求項1又は2記載の体動波分析装置。
- 動作体動波検出器は、脈体動波検出器の出力側に結合され、この脈体動波検出器で検出した脈体動波信号から動作体動波成分を検出するようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の体動波分析装置。
- 体動波検出回路に、検出された体動波信号から体調判断の指標となる種々の信号を計測し分析する体調計測装置を結合し、この体調計測装置は、特定の作動波信号から動作作動波を除去する動作体動波処理回路に加えて、体動波原信号から動作体動波成分を除去した波形パターンと動作体動波の計測数から寝相情報を検出する寝相情報検出回路と、脈拍数の計数、呼吸数の計数、その他の情報計数をする呼吸・脈拍・その他の情報検出回路とを具備したことを特徴とする請求項1,2、3又は4記載の体動波分析装置。
- 体調計測装置は、寝相様態分析、脈拍様態分析、呼吸様態分析及びその他の情報の分析に基づき睡眠様態分析をする睡眠リズム検出回路を具備したことを特徴とする請求項5記載の体動波分析装置。
- 動作体動波検出器は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号を包絡線で表した波形に成形する波形整形回路と、この波形整形回路の出力信号から脈体動波を除去し振幅の大きな信号を得るための脈体動波の除去回路と、この脈体動波の除去回路の出力信号からマイナス成分をなくすための絶対値回路と、この絶対値回路の包絡線波形に閾値を設定し、矩形波とする矩形波作成回路とからなることを特徴とする請求項1,2,3,4、5又は6記載の体動波分析装置。
- 動作体動波検出器は、動作体動波信号を包含する脈体動波信号から2乗平均平方根値を算出する2乗平均値の算出回路と、この2乗平均値の算出回路の出力を所定時間ずつずらして移動平均値を求めて包絡線で表した波形に成形する移動平均処理回路と、この移動平均処理回路の2乗平均平方根値と2乗平均平方根値の所定時間の平均値との関係から指数関数・対数関数を求める動作体動指数の算出回路と、この動作体動指数の算出回路で処理された波形に閾値を設定する閾値の算出回路と、この閾値の算出回路の閾値に基づき矩形波を作成する矩形波の作成回路とからなることを特徴とする請求項1,2,3,4、5又は6記載の体動波分析装置。
Priority Applications (1)
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JP2016043648A JP2017158635A (ja) | 2016-03-07 | 2016-03-07 | 体動波分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2016043648A Pending JP2017158635A (ja) | 2016-03-07 | 2016-03-07 | 体動波分析装置 |
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JP (1) | JP2017158635A (ja) |
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2016
- 2016-03-07 JP JP2016043648A patent/JP2017158635A/ja active Pending
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