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JP2017153165A - IC(IntegratedCircuit)、イメージセンサIC、イメージセンサモジュール、及び撮像装置 - Google Patents

IC(IntegratedCircuit)、イメージセンサIC、イメージセンサモジュール、及び撮像装置 Download PDF

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JP2017153165A JP2014139556A JP2014139556A JP2017153165A JP 2017153165 A JP2017153165 A JP 2017153165A JP 2014139556 A JP2014139556 A JP 2014139556A JP 2014139556 A JP2014139556 A JP 2014139556A JP 2017153165 A JP2017153165 A JP 2017153165A
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篤親 丹羽
Atsumi Niwa
篤親 丹羽
一徳 長谷部
Kazunori Hasebe
一徳 長谷部
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Abstract

【課題】撮像装置において各種の位置センサを接続可能にして制御回路の汎用性を高めつつ、更には、このような制御回路の回路面積の増大を可及的に抑制する。【解決手段】第1電圧入力部と、第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧を出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を出力し、前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を出力することを特徴とするIC。【選択図】図2

Description

本技術は、IC、イメージセンサIC、イメージセンサモジュール、及び撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置は、焦点を自動的に被写体に合わせるオートフォーカス機能が搭載されているものが多い。このオートフォーカス機能では、フォーカスレンズをアクチュエータによって光軸方向へ移動させて焦点距離を調整することにより焦点を合わせる。アクチュエータとしては、ステッピングモータやボイスコイルモータ(VCM)が知られている(例えば特許文献1参照)。
ステッピングモータは、1つのパルス信号を入力するごとに一定の角度だけ回転するため、回転子の回転角を正確に制御することができる。しかしながら、アクチュエータとしてステッピングモータを用いる場合、パルス周波数が高すぎると同期外れにより制御が乱れることがあり、レンズ移動量が大きくなるほど駆動時間が長くなるため高速化が図れない。
一方、VCMは、ボイスコイル(可動巻き線)と永久磁石とで構成され、ボイスコイルに電流を流すと永久磁石の磁界中でボイスコイルが直線運動するため、モータ負荷の高精度の位置決めが可能である。VCMは小型でノイズが小さいという利点があり、近年、デジタルカメラ等の撮像装置にはVCMも多く搭載されている。
特開2009−77524号公報
しかしながら、アクチュエータとしてVCMを用いる場合、VCMを高速に動作させたときにアクチュエータのバネ要素が共振振動を発生する。このため、実質的なレンズ移動完了までには、共振振動が許容レベル以下に減衰するまでの時間が必要であり、レンズを目的の位置まで高速移動させることが難しかった。
このような課題を解決するべく、レンズ位置を検出する位置センサを設ける技術がある。この技術では、位置センサが出力する位置情報に基づいて、アクチュエータの共振振動を打ち消すようなフィードバック制御をアクチュエータの駆動にかける。これにより、目的の位置にアクチュエータが移動するまでの時間(セトリング時間)が短縮され、VCMを用いてレンズを目的の位置まで高速動作させることができるようになる。また、VCMアクチュエータモジュールの向きが変わるとレンズの自重で内蔵バネへの負荷及びレンズ位置が変わる。このエラー量を位置センサと回路(アナログフロントエンド)により検出してフィードバックすることで、コントラスト方式のオートフォーカス制御や像面位相差方式のオートフォーカス制御のみの場合に比べて高速にセトリングすることができるようになる。
ここで、レンズ位置を検出する位置センサには、様々な種類のセンサを利用可能であるが、種類の異なる位置センサは互いに異なる信号形式で位置情報を出力する場合がある。例えば、ホールセンサは、位置に比例する差動電圧を位置情報として出力するのに対し、MRセンサは、差動の関係にない2系統の電圧を出力する。従って、ホールセンサとMRセンサの何れをも位置センサとして利用可能な構成を実現するには、差動電圧用の回路と差動の関係にない2系統の電圧用の回路の双方を搭載する必要があり、回路面積の増大に繋がっていた。
本技術は、前記課題に鑑みてなされたもので、レンズ位置を駆動するアクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動部に接続可能な位置センサを多様化してアクチュエータ駆動部の汎用性を向上させつつ、アクチュエータ駆動部の回路面積増大を可及的に抑制することを目的とする。
本技術の態様の1つは、第1電圧入力部と、第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧を出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を出力し、前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を出力することを特徴とするICである。
また、本技術の他の態様の1つは、第1電圧入力部と、第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧をアクチュエータへ出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段と、を有する駆動部と、前記アクチュエータによって位置を調整されるレンズを介して投射される画像を取り込む撮像素子と、が一体化され、前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力するイメージセンサICである。
また、本技術の他の態様の1つは、前記イメージセンサICと、前記アクチュエータとが搭載されたイメージセンサモジュールである。
また、本技術の他の態様の1つは、固体撮像素子の受光面へ入射光を集光するレンズと、前記レンズと前記受光面との距離を調整するアクチュエータと、アクチュエータ駆動部にレンズ調整の目標位置を指示する主制御部と、前記レンズの現在位置を示す2つの電圧を出力する位置センサと、前記アクチュエータを前記目標位置と前記2つの電圧とに基づいて制御する前記アクチュエータ駆動部と、を備えた撮像装置であって、前記アクチュエータ駆動部は、前記2つの電圧をそれぞれ入力される第1電圧入力部と第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部が処理した信号を出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力する撮像装置である。
なお、以上説明したIC、イメージセンサIC、イメージセンサモジュール又は撮像装置は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本技術は上述したIC、イメージセンサIC又はイメージセンサモジュールを備える駆動システム、上述したIC、イメージセンサIC又はイメージセンサモジュールの構成に対応した工程を有する駆動方法、上述したIC、イメージセンサIC又はイメージセンサモジュールの構成に対応した機能をコンピュータに実現させるプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても実現可能である。また、本技術は上述した撮像装置を備える駆動システム、上述した撮像装置の構成に対応した工程を有する撮像方法、当該撮像方法の各工程に対応した機能をコンピュータに実現させるプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても実現可能である。
本技術によれば、レンズ位置を駆動するアクチュエータの制御回路及びこのような制御回路を備える撮像装置において、各種の位置センサを接続可能にして制御回路の汎用性を高めつつ、更には、このような制御回路の回路面積の増大を可及的に抑制することができる。なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また付加的な効果があってもよい。
本実施形態に係る撮像装置の構成を説明する図である。 アクチュエータ駆動部の概略構成を示す図である。 アクチュエータ駆動部のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。 アナログフロントエンドの内部構成を説明する図である。 第2の実施形態に係るアナログフロントエンドを説明する図である。 第3の実施形態に係るアクチュエータ駆動部の構成を説明する図である。 第3の実施形態に係るドライバ回路の例を示してある。 第3の実施形態に係るドライバ回路の入出力特性を説明する図である。 第4の実施形態を説明する図である。 第4の実施形態を説明する図である。
以下、下記の順序に従って本技術を説明する。
(A)第1の実施形態:
(B)第2の実施形態:
(C)第3の実施形態:
(A)第1の実施形態:
図1は、本実施形態に係る撮像装置の構成を説明する図である。
同図に示す撮像装置100は、レンズ10、固体撮像素子20、信号処理部30、記録媒体40、アクチュエータ70、アクチュエータ駆動部60、位置センサ80、を備えている。
レンズ10は、入射光を固体撮像素子20の受光面に集光するものであり、例えばズームレンズやフォーカスレンズにより構成される。
固体撮像素子20は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementaly Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサで構成される。固体撮像素子20は、各画素に蓄積された電荷を順次に信号処理部30へ出力する。
信号処理部30は、固体撮像素子20から入力される画像信号に相関二重サンプリング処理や自動ゲインコントロール処理等を行い、A/D変換してデジタルの画像データを生成する。そして、得られた画像データを用いて、オートフォーカス制御を行うことにより、固体撮像素子20が撮像する被写体画像の焦点を適切な範囲内に調整する。調整完了後に得られる画像データは、必要に応じて圧縮符号化されて記録媒体40に記録される。
オートフォーカス制御について具体的な一例を説明すると、信号処理部30は、固体撮像素子20からの画像信号IDにデジタル信号処理を行って映像信号を得るとともに、画像領域内に設定された1又は複数の小領域からなるフォーカスエリア内の、例えば映像信号中の輝度信号の高周波成分を抽出し、これらを積算することによりフォーカスエリア内のAF評価値を算出する。このAF評価値は、どの程度ピントが合っているかを示す指標となる。そして、AF評価値に基づいて、レンズ10を移動させるべき目標位置Pt(不図示)を算出し、この目標位置を示す目標位置信号Stを、アクチュエータ駆動部60へ出力する。
アクチュエータ駆動部60は、目標位置信号Stに基づいて、レンズ10がその出発位置から目標位置Ptまで移動するようにアクチュエータ70に駆動電圧Vdrを入力する。これにより、アクチュエータ70は、レンズ10を駆動してレンズ10と固体撮像素子20との相対的な位置関係を調整することができる。本実施形態では、アクチュエータ70にボイスコイルモーター(VCM)が用いられている。
なお、アクチュエータ70としては、VCMで構成されたものに限らず、機械共振振動が発生するものであれば様々なアクチュエータを適用することが可能である。例えば、VCM以外の電磁式アクチュエータ、静電式アクチュエータ、圧電式アクチュエータ、高分子アクチュエータ、形状記憶合金等で機械共振振動が発生するアクチュエータ等を採用してもよい。
位置センサ80は、レンズ10の現在位置を検出し、この現在位置に応じた電圧信号をセンサ出力Sとしてアクチュエータ駆動部60へ出力する。
図2は、アクチュエータ駆動部60の概略構成を示す図である。
アクチュエータ駆動部60は、信号処理部30から目標位置信号Stを入力される入力端子T1、位置センサ80が出力するレンズ10の現在位置を示す出力電圧(センサ出力S)を入力される入力端子T21,T22、及び、アクチュエータ70を駆動するための駆動電圧Vdrを出力する出力端子Out、を有する。
アクチュエータ駆動部60は、信号処理部30から入力される目標位置信号Stに基づいて、出発位置Ps(不図示)から目標位置Ptまでレンズ10が移動するようにアクチュエータ70を駆動する。出発位置Psは制御前のレンズ10の位置であり、目標位置Ptは目標位置信号Stにより指示される位置である。
アクチュエータ駆動部60には、アクチュエータ70の駆動中、位置センサ80からレンズ10の現在位置を示すセンサ出力Sが入力される。このセンサ出力Sを利用して、アクチュエータ駆動部60は、アクチュエータ70の駆動電圧Vdrをフィードバック制御する。これにより、アクチュエータ駆動部60は、レンズ10の移動速度又は加速度を適切に制御することができる。
例えば、アクチュエータ駆動部60は、アクチュエータ70としてのボイスコイルモーターを目標位置Ptで停止させる際に発生する共振特性が低減するようにアクチュエータ70へ出力する駆動電圧Vdrを調整する。これにより、レンズの目標位置Pt付近でアクチュエータのバネ要素に起因して発生するアクチュエータ70の共振振動を抑制することができる。
より具体的には、アクチュエータ駆動部60は、目標位置Pt付近では目標位置Ptに近づくにつれてレンズ10の移動速度が徐々に低下するように駆動電圧Vdrを調整し、レンズ10が目標位置Ptに到達した時点でレンズ10の速度が略0に収束するように、駆動電圧Vdrを調整してアクチュエータ70を駆動する。
この結果、アクチュエータ70が出発位置Psから目標位置Ptまで移動してアクチュエータ70のバネ要素による共振振動が許容レベル以下に減衰するまでの時間(セトリング時間)が従来に比べて短縮され、レンズ10の移動を高速化することができる。
ここで、アクチュエータ駆動部60は、第1動作状態と第2動作状態とを切り替えて実現可能に構成されている。
第1動作状態とは、アクチュエータ駆動部60が入力端子T21,T22へ入力する電圧を差動電圧として処理することでレンズ10の現在位置を把握する動作状態である。第2動作状態とは、アクチュエータ駆動部60が入力端子T21,T22へそれぞれ入力する出力電圧を各々単相の非差動電圧として処理してレンズ10の現在位置を把握する動作状態である。
これらアクチュエータ駆動部60の動作状態は、アクチュエータ駆動部60の外部から切り替え可能に構成される。例えば、アクチュエータ駆動部60は、動作状態に係る設定情報を記憶する記憶部としてのレジスタR、及びこのレジスタRの値を外部から制御するためのレジスタ設定用端子Tregとを有し、レジスタ設定用端子Tregを介してレジスタRの値を変更することにより、第1動作状態と第2動作状態とが切り替わる構成とすることができる。
図3は、アクチュエータ駆動部60のより具体的な構成の一例を示すブロック図である。アクチュエータ駆動部60は、制御回路61、ドライバ回路62、アナログフロントエンド63を備えている。
制御回路61は、外部から入力される目標位置信号Stに基づいてドライバ回路62を制御する駆動信号Sdrを生成する。
ドライバ回路62は、制御回路61から入力される駆動信号Sdrに基づいてアクチュエータ70を駆動するための駆動電圧Vdrを生成する。
アナログフロントエンド63は、位置センサ80からセンサ出力Sを入力されており、このセンサ出力Sに基づいてレンズ10の現在位置を示す現在位置信号Sppを生成して制御回路61へ入力する。
制御回路61は、アナログフロントエンド63から入力される現在位置信号Sppに基づいて、ドライバ回路62へ出力する駆動信号Sdrを適宜に調整する。これにより、上述したようなレンズ10の移動速度の調整を行うことが出来る。
制御回路61は、上述したレジスタRを有しており、このレジスタRの値が第1動作状態を示す第1値の場合、入力端子T21,T22へ入力されるセンサ出力Sを差動電圧として処理させる制御信号Ctlをアナログフロントエンド63へ出力し、レジスタRの値が第2動作状態を示す第2値の場合、入力端子T21,T22へ入力されるセンサ出力Sをそれぞれ単相の非差動電圧として処理させる制御信号Ctlをアナログフロントエンド63に対して出力する。
このため、本技術に係るアナログフロントエンド63を含んで構成される装置を製造する際には、位置センサ80のセンサ出力Sのタイプに応じてレジスタRの値を切り替えて設定することになる。すなわち、入力端子T21,T22に接続して用いる位置センサ80として、センサ出力Sとして差動電圧を出力するタイプを採用する場合、レジスタRには第1値を設定する。一方、入力端子T21,T22に接続して用いる位置センサ80として、センサ出力Sとしてそれぞれ単相の2種類の非差動信号を出力するタイプを採用する場合、レジスタRには第2値を設定することになる。
次に、アナログフロントエンド63の構成について、より詳細に説明する。図4は、アナログフロントエンド63の内部構成を説明する図である。アナログフロントエンド63は、差動増幅器63a、非差動増幅器63b、フィルタ回路63c、AD変換器63dを備えており、本実施形態において処理部を構成する。
差動増幅器63aは、2つの入力端子(反転増幅端子、非反転増幅端子)へそれぞれ入力される電圧の差を増幅出力する。差動増幅器63aの一方の入力端子は、スイッチ回路SW1を介して入力端子T21に接続されており、差動増幅器63aの他方の入力端子は、スイッチ回路SW2を介して入力端子T22に接続されている。
非差動増幅器63bは、2つの入力端子(反転増幅端子、非反転増幅端子)へそれぞれ入力される電圧を各々所定の参照電圧と比較した差を増幅出力する。非差動増幅器63bの一方の入力端子は、スイッチ回路SW1を介して入力端子T21に接続されており、非差動増幅器63bの他方の入力端子は、スイッチ回路SW2を介して入力端子T22に接続されている。
スイッチ回路SW1,SW2は、上述した制御回路61の制御に従って切替制御される。上述した第1動作状態において、スイッチ回路SW1,SW2は、入力端子T21,T22へ入力される電圧が何れも差動増幅器63aのへ入力されるように切替制御される。上述した第2動作状態において、スイッチ回路SW1,SW2は、入力端子T21,T22へ入力される電圧が何れも非差動増幅器63bへ入力されるように切替制御される。
フィルタ回路63cは、特定の周波数帯域の信号を通過又は遮断する帯域通過特性を有しており、入力端子T21,T22に入力されて差動増幅器63a又は非差動増幅器63bにおいて増幅される差動信号又は非差動信号のうち、帯域通過特性に応じた周波数成分のみが後段のAD変換器63dへ入力されるようにする。例えば、フィルタ回路63cは、入力端子T21,T22への入力電圧の周波数を通過させつつ、その他周波数帯域を遮断するバンドパスフィルタの特性を有する。なお、本実施形態に係るフィルタ回路63cは、差動増幅器63aと非差動増幅器63bの双方で共通化してある。
AD変換器63dは、差動増幅器63a又は非差動増幅器63bの出力電圧をアナログ/デジタル変換して生成したデジタル信号を制御回路61へ出力する。これにより、制御回路61は、レンズ10の現在位置を示す現在位置信号Sppとしてのセンサ出力Sをデジタル信号で取得することができる。
以上のように構成した本実施形態に係る撮像装置100においては、アクチュエータ駆動部60(アナログフロントエンド63)に対して、差動電圧を出力する位置センサ80と非差動電圧を出力する位置センサ80のいずれも接続することができるため、アクチュエータ駆動部60(アナログフロントエンド63)に接続可能な位置センサ80が多様化し、アクチュエータ駆動部60(アナログフロントエンド63)の汎用性が向上する。また、アナログフロントエンド63の回路面積の大部分はフィルタ回路63c用の容量や抵抗、及びAD変換器63dが占められるが、本実施形態に係るアナログフロントエンド63では増幅器以外の構成(フィルタ回路63cやAD変換器63d)を共通化してあるため、差動増幅器63aと非差動増幅器63bの2種類の増幅器を設けても回路増分は微小であり、全体的な回路面積の増大を可及的に抑制できる。
(B)第2の実施形態:
次に、上述した第1の実施形態に係る撮像装置100のアナログフロントエンド63を更に具体的に実現した構成の一例を説明する。図5は、本実施形態に係るアナログフロントエンド263を説明する図である。なお、アナログフロントエンド以外の構成については、上述した第1の実施形態に係る撮像装置100と同様の構成であるため以下では説明を省略する。
図5に示すアナログフロントエンド263は、入力端子T21,T22への入力電圧のうち、所定の周波数帯域の信号を差動又は非差動で増幅してAD変換し、出力端子Outから出力する構成となっている。
具体的には、2入力2出力型の演算増幅器OP1、2入力1出力型の演算増幅器OP21,OP22、フィルタ回路F1,F2、スイッチ回路SW11,SW12,SW21,SW22、基準電圧生成部Ref、AD変換器ADC、を有している。
演算増幅器OP1は、外部(例えば、第1実施形態で説明した制御回路61等)から入力される制御信号Ctlによってその動作(出力のオン/オフ)を切替制御される構成であり、演算増幅器OP21,OP22は、外部(例えば、第1実施形態で説明した制御回路61等)から入力される制御信号Ctlによってその動作(出力のオン/オフ)を切替制御される構成である。
演算増幅器OP1は、第1実施形態において説明した第1動作状態に相当する状態では制御信号Ctlによりオンに制御され、第1実施形態において説明した第2動作状態に相当する状態では制御信号Ctlによりオフに制御される。演算増幅器OP21,OP22は、第1動作状態に相当する状態では制御信号Ctlによりオフに制御され、第2動作状態に相当する状態では制御信号Ctlによりオンに制御される。
入力端子T21は、演算増幅器OP1の非反転入力端子及び演算増幅器OP21の反転入力端子に接続され、入力端子T22は、演算増幅器OP1の反転入力端子及び演算増幅器OP22の反転入力端子に接続されている。演算増幅器OP21の非反転入力端子と演算増幅器OP22の非反転入力端子には、それぞれ基準電圧生成部Refから参照電圧Vref1,Vref2が入力される。
演算増幅器OP1の反転出力端子と演算増幅器OP21の出力端子は、スイッチ回路SW11のノードN1に接続されており、演算増幅器OP1の非反転出力端子と演算増幅器OP22の出力端子は、スイッチ回路SW11のノードN2及びスイッチ回路SW12のノードN3に接続されている。なお、スイッチ回路SW12のノードN4は、グランドに接続されている。
AD変換器ADCは、第1入力端子ADC1と第2入力端子ADC2の2つの入力端子を有している。
第1入力端子ADC1は、スイッチ回路SW11を介してノードN1又はノードN2のいずれか一方に接続される。すなわち、スイッチ回路SW11は、第1入力端子ADC1を演算増幅器OP1の反転出力端子と演算増幅器OP21の出力端子とに接続した状態(以下、N1状態とする)と、第1入力端子ADC1を演算増幅器OP1の非反転出力端子と演算増幅器OP22の出力端子とに接続した状態(以下、N2状態とする)と、を切り替えて実現する構成である。
第2入力端子ADC2は、スイッチ回路SW12を介してノードN3又はノードN4の何れか一方に接続される。すなわち、スイッチ回路SW12は、第2入力端子ADC2を演算増幅器OP1の非反転出力端子と演算増幅器OP22の出力端子とに接続した状態(以下、N3状態とする)と、第2入力端子ADC2をグランドに接続した状態(以下、N4状態とする)と、を切り替えて実現する構成である。
スイッチ回路SW11,SW12は、外部(例えば、第1実施形態で説明した制御回路61等)から入力される制御信号Ctlによってオン/オフが切替制御される。スイッチ回路SW11は、上述した第1動作状態に相当する状態では、N1状態となり、上述した第2動作状態に相当する状態では、N1状態とN2状態とが交互に切り替わる。スイッチ回路SW12は、上述した第1動作状態に相当する状態では、N3状態となり、上述した第2動作状態に相当する状態では、N4状態となる。
一方、演算増幅器の入力側では、演算増幅器OP21の反転入力端子と非反転入力端子とが、直列接続された抵抗とスイッチ回路SW21を介して接続され、演算増幅器OP22の反転入力端子と非反転入力端子とが、直列接続された抵抗とスイッチ回路SW22を介して接続されている。スイッチ回路SW21,SW22は、外部(例えば、第1実施形態で説明した制御回路61等)から入力される制御信号Ctlによってオン/オフが同期して切替制御される。
このため、スイッチ回路SW21が接続されると、演算増幅器OP21の反転入力端子と非反転入力端子とが抵抗を介して接続されることとなり、演算増幅器OP21の反転入力端子と非反転入力端子の間の電位差が一定になる。一方、スイッチ回路SW21が切断されると、演算増幅器OP21は、基準電圧生成部Refからの参照電圧Vref1と入力端子T21の入力電圧との電位差に応じた出力を行う。
また、スイッチ回路SW22が接続されると、演算増幅器OP22の反転入力端子と非反転入力端子とが抵抗を介して接続されることとなり、演算増幅器OP22の反転入力端子と非反転入力端子の間の電位差が一定になる。一方、スイッチ回路SW22が切断されると、演算増幅器OP22は、基準電圧生成部Refからの参照電圧Vref2と入力端子T22の入力電圧との電位差に応じた出力を行う。
上述した第1動作状態に相当する状態では、スイッチ回路SW21,SW22は何れも接続され、上述した第2動作状態に相当する状態では、スイッチ回路SW21,SW22は何れも切断される。
以上説明した切替制御を行う事により、第1動作状態に相当する状態では、入力端子T21,T22への入力電圧を差動電圧として演算増幅してAD変換器ADCへ出力し、第2動作状態に相当する状態では、入力端子T21,T22への入力電圧を別々に単相電圧として演算増幅してAD変換器ADCへ交互に出力することになる。
これにより、アナログフロントエンド263は、上述した第1動作状態に相当する状態では、入力端子T21,T22への入力電圧を差動電圧として増幅出力したデジタル信号を出力し、上述した第2動作状態に相当する状態では、入力端子T21,T22への入力電圧を単相電圧としてそれぞれ増幅出力したデジタル信号を交互に時分割して出力することになる。
また、演算増幅器OP1の非反転入力端子と反転出力端子との間、及び演算増幅器OP21の反転入力端子と出力端子との間には、共通のフィルタ回路F1が設けてあり、演算増幅器OP1の反転入力端子と非反転出力端子との間、及び演算増幅器OP22の反転入力端子と出力端子との間には、共通のフィルタ回路F2が設けてある。これにより、差動増幅器として機能する演算増幅器OP1と、非差動増幅器として機能する演算増幅器OP21,OP22とで共通のフィルタ回路F1,F2が具体的に実現される。
また、差動増幅器として2入力2出力型の演算増幅器OP21を採用することにより、ホールセンサ使用時の電源雑音等の同相雑音に対する耐性を飛躍的に向上することができる。
(C)第3の実施形態:
次に、上述した第1の実施形態に係る撮像装置100のドライバ回路62に代えて、ドライバ回路362を採用した例について説明する。図6は、本実施形態に係るアクチュエータ駆動部360の構成を説明する図である。なお、ドライバ回路362以外の構成については、上述した第1の実施形態に係る撮像装置100と同様の構成であるため説明を省略する。
ドライバ回路362は、リニアドライバの構成とする。リニアドライバでは、ドライバ回路の応答が線型化されるため応答遅れが防止され、理想的なステップ応答が得られるようになる。このようなリニアドライバの構成のドライバ回路362に採用することにより、位置センサ80のセンサ出力Sに基づいて制御回路61が行うフィードバック制御の精度を向上できる。
図7(a)(b)には、ドライバ回路362の例を示してある。同図(a)(b)に示すドライバ回路3621,3622は、制御回路から入力される駆動信号Sdrに応じた駆動電流を発生させ、アクチュエータ70の駆動方向、すなわち、レンズの移動方向(固体撮像素子から離間する方向又は固体撮像素子に接近する方向)に応じて、Hブリッジ回路Hの一方の組のMOSトランジスタに流してアクチュエータ70を駆動する。
ここで、図7(a)に示すドライバ回路3621では、抵抗R1に流れるDAC電流I1と抵抗R2に流れる出力電流I2の間に、下記(1)式に示す関係がある。
Figure 2017153165
前記(1)式において、Aはアンプの利得、R1,R2はそれぞれ抵抗R1,R2の抵抗値、Vosはオフセット電圧Vosの電圧値、I1は抵抗R1を流れるDAC電流I1の電流値、gmはHブリッジ回路Hを構成するMOSトランジスタのトランスコンダクタンス、である。R1,R2の比は、例えば、100:1等のように入力側が大きくなるように設定してある。
前記(1)式から、オフセット電圧Vosが0より小さい場合、出力電流I2が図7(a)の(1)に示すような特性を示すことが分かる。すなわち、図8(a)の(1)に示すように、DAC電流I1を0に制御してもHブリッジ回路Hの出力電流I2が0に収束しない欠損位置が発生する。この欠損位置は、Hブリッジ回路Hの出力電流I2の正相逆相の切り替わりポイントで発生するため、アクチュエータ70がレンズ10の目標位置Ptに収束できなくなる。
また、前記(1)式から、オフセット電圧Vosが0より大きい場合、出力電流I2が図7(a)の(2)に示すような特性を示すことが分かる。すなわち、図8(a)の(2)に示すように、DAC電流I1を変化させても出力電流I2が流れない(変化しない)不感帯が発生する。この不感帯は、Hブリッジ回路Hの出力電流I2の正相逆相の切り替わりポイントを含んで発生するため、アクチュエータ70がレンズ10の目標位置Ptに収束するまでの時間が長くなる。
一方、図7(b)に示すドライバ回路3622では、抵抗R1に流れるDAC電流I1と抵抗R2に流れる出力電流I2の間に、下記(2)式に示す関係がある。
Figure 2017153165
前記(2)式において、Aはアンプの利得、R1,R2はそれぞれ抵抗R1,R2の抵抗値、Vosはオフセット電圧Vosの電圧値、I1はMOSトランジスタM1(又は抵抗R1)を流れるDAC電流I1の電流値、gm1はMOSトランジスタM1のトランスコンダクタンス、r1はMOSトランジスタM1の出力抵抗値、gm2はHブリッジ回路Hを構成するMOSトランジスタのトランスコンダクタンス、r2はHブリッジ回路Hを構成するMOSトランジスタの出力抵抗値、である。R1,R2の比は、図7(a)の場合と同様、例えば100:1とし、MOSトランジスタM1とHブリッジ回路Hを構成するMOSトランジスタとのサイズ比も、これに合わせて100:1等としてある。
前記(2)式から、図7に示すドライバ回路3622でも、オフセット電圧Vosが0より小さい場合、同様の欠損位置が発生し、オフセット電圧Vosが0より大きい場合、同様の不感帯が発生することが分かる。
ただし、前記(2)式では、出力電流I2は、DAC電流I1が流れるMOSトランジスタM1とHブリッジ回路Hを構成するMOSトランジスタのgmの比αによって決まっており、オフセット電圧VosはNMOSトランジスタM1の動作点を定める目的のみに使用されている。従って、出力抵抗r1をαに比べて十分大きくすることで、図8(b)に示すように出力電流I2にオフセット電圧Vosがほぼ影響しないようになり、不感帯をほぼ0にする設計が可能である。
(4)第4の実施形態:
上述した各実施形態で説明した撮像装置の各構成は、適宜に1チップ化して実現することができる。図9は、固体撮像素子20や信号処理部30を含んで構成されるイメージセンサチップ内部に、アクチュエータ駆動部60(又はアクチュエータ駆動部360)を実装して1チップ化した状態を示す図である。このようにアクチュエータを駆動するアクチュエータ駆動部60(又はアクチュエータ駆動部360)をイメージセンサチップ内部に実装することにより、アクチュエータの位置調整を行う構成と、撮像を行う構成とを、1チップで実現可能となる。
また、図9に示すような複数構成を一体化したチップを用いることにより、イメージセンサモジュールを小型化することができる。図10は、上述したイメージセンサチップとアクチュエータとをモジュール化した構成を説明する図である。すなわち、従来、固体撮像素子20や信号処理部30を含んで構成されるイメージセンサのチップとアクチュエータ駆動部60(又はアクチュエータ駆動部360)のチップの双方をマウントして構成していたイメージセンサモジュールを、図9に示したイメージセンサチップとアクチュエータとを搭載するのみで実現できるようになる。
なお、本技術は上述した実施形態に限られず、上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。また,本技術の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
そして、本技術は、以下のような構成を取ることができる。
(1)
第1電圧入力部と、
第2電圧入力部と、
前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、
前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧を出力する出力部と、
前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、
前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を出力し、
前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を出力する
ことを特徴とするIC(Integrated Circuit)。
(2)
前記処理部は、差動増幅器と、非差動増幅器と、フィルタ回路と、AD変換器と、
を備え、
前記第1動作状態においては、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部とに入力される差動信号を前記差動増幅器にて増幅した信号を前記フィルタ回路及び前記AD変換器にて処理して前記出力部へ出力し、
前記第2動作状態においては、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部とに入力される非差動信号を前記非差動増幅器で増幅した信号を前記フィルタ回路及び前記AD変換器にて処理して各々前記出力部へ出力する
前記(1)に記載のIC。
(3)
第1電圧入力部と、第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧をアクチュエータへ出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段と、を有する駆動部と、
前記アクチュエータによって位置を調整されるレンズを介して投射される画像を取り込む撮像素子と、
が一体化され、
前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、
前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力するイメージセンサIC。
(4)
前記出力部は、リニアドライバの構成とされる
前記(3)に記載のイメージセンサIC。
(5)
前記(3)又は前記(4)に記載のイメージセンサICと、前記アクチュエータとが搭載されたイメージセンサモジュール。
(6)
前記アクチュエータは、ボイスコイルモーターで構成される
前記(5)に記載のイメージセンサモジュール。
(7)
固体撮像素子の受光面へ入射光を集光するレンズと、
前記レンズと前記受光面との距離を調整するアクチュエータと、
アクチュエータ駆動部にレンズ調整の目標位置を指示する主制御部と、
前記レンズの現在位置を示す2つの電圧を出力する位置センサと、
前記アクチュエータを前記目標位置と前記2つの電圧とに基づいて制御する前記アクチュエータ駆動部と、
を備えた撮像装置であって、
前記アクチュエータ駆動部は、
前記2つの電圧をそれぞれ入力される第1電圧入力部と第2電圧入力部と、
前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、
前記処理部が処理した信号を出力する出力部と、
前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、
前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、
前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力する撮像装置。
10…レンズ、20…固体撮像素子、30…信号処理部、40…記録媒体、60…アクチュエータ駆動部、61…制御回路、62…ドライバ回路、63…アナログフロントエンド、63a…差動増幅器、63b…非差動増幅器、63c…フィルタ回路、63d…AD変換器、70…アクチュエータ、80…位置センサ、100…撮像装置、263…アナログフロントエンド、360…アクチュエータ駆動部、362…ドライバ回路、ADC…AD変換器、ADC1…第1入力端子、ADC2…第2入力端子、F1…フィルタ回路、F2…フィルタ回路、I1…DAC電流、I2…出力電流、N1…ノード、N2…ノード、N3…ノード、N4…ノード、OP1…演算増幅器、Out…出力端子、OP21…演算増幅器、OP22…演算増幅器、R…レジスタ、R1…抵抗、R2…抵抗、Ref…基準電圧生成部、S…センサ出力、Spp…現在位置情報、SW1…スイッチ回路、SW2…スイッチ回路、SW11…スイッチ回路、SW12…スイッチ回路、SW21…スイッチ回路、SW22…スイッチ回路、Treg…レジスタ設定用端子、T1…入力端子、T21…入力端子、T22…入力端子、Vdr…駆動電圧、Vref…参照電圧、Vref1…参照電圧、Vref2…参照電圧。

Claims (7)

  1. 第1電圧入力部と、
    第2電圧入力部と、
    前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、
    前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧を出力する出力部と、
    前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、
    前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を出力し、
    前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を出力する
    ことを特徴とするIC(Integrated Circuit)。
  2. 前記処理部は、差動増幅器と、非差動増幅器と、フィルタ回路と、AD変換器と、
    を備え、
    前記第1動作状態においては、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部とに入力される差動信号を前記差動増幅器にて増幅した信号を前記フィルタ回路及び前記AD変換器にて処理して前記出力部へ出力し、
    前記第2動作状態においては、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部とに入力される非差動信号を前記非差動増幅器で増幅した信号を前記フィルタ回路及び前記AD変換器にて処理して各々前記出力部へ出力する
    請求項1に記載のIC。
  3. 第1電圧入力部と、第2電圧入力部と、前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、前記処理部の処理結果に応じた駆動電圧をアクチュエータへ出力する出力部と、前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段と、を有する駆動部と、
    前記アクチュエータによって位置を調整されるレンズを介して投射される画像を取り込む撮像素子と、
    が一体化され、
    前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、
    前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力するイメージセンサIC。
  4. 前記出力部は、リニアドライバの構成とされる
    請求項3に記載のイメージセンサIC。
  5. 請求項3に記載のイメージセンサICと、前記アクチュエータとが搭載されたイメージセンサモジュール。
  6. 前記アクチュエータは、ボイスコイルモーターで構成される
    請求項5に記載のイメージセンサモジュール。
  7. 固体撮像素子の受光面へ入射光を集光するレンズと、
    前記レンズと前記受光面との距離を調整するアクチュエータと、
    アクチュエータ駆動部にレンズ調整の目標位置を指示する主制御部と、
    前記レンズの現在位置を示す2つの電圧を出力する位置センサと、
    前記目標位置と前記2つの電圧とに基づいて前記アクチュエータを制御する前記アクチュエータ駆動部と、
    を備えた撮像装置であって、
    前記アクチュエータ駆動部は、
    前記2つの電圧をそれぞれ入力される第1電圧入力部と第2電圧入力部と、
    前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を処理する処理部と、
    前記処理部が処理した信号を出力する出力部と、
    前記処理部の動作状態を第1動作状態と第2動作状態とで切り替える切替手段とを有し、
    前記第1動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力し、
    前記第2動作状態においては、前記出力部から、前記処理部が前記第1電圧入力部と前記第2電圧入力部への入力電圧を各々非差動電圧として処理した信号を前記アクチュエータへ出力する撮像装置。
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