JP2017149244A - 半導体装置およびその動作方法、および電子制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電源電圧の供給開始時における電圧変化を監視し、異常の兆候をいち早く検知することができる半導体装置を提供する。【解決手段】半導体装置100は、電源供給のスタート信号STを出力するコントロール回路20と、スタート信号STに呼応して電源電圧の供給を開始する電源供給部10と、スタート信号STに呼応して時間をカウントし、カウント値TMを出力するタイマ30と、第1の所定の電圧値と電源供給部から供給される電圧値とを比較して第1の比較信号CMPAとして出力する第1の電圧コンパレータC1と、第2の所定の電圧値と電源供給部から供給される電圧値とを比較して第2の比較信号CMPBとして出力する第2の電圧コンパレータC2と、カウント値TMと、第1の比較信号CMPAと、第2の比較信号CMPBとに基づいて、異常の有無を検知する異常判定部40とを備える。【選択図】図2
Description
本実施形態は、半導体装置およびその動作方法、および電子制御システムに関する。
自動車に搭載されるあらゆる部品のための安全機能(例えば、フェールセーフ、異常検出、安全停止などの機能)の規格が見直されつつある。特に、車載用の機器の多くは、電気的/電子的に制御されており、高性能化・高機能化だけでなく、安全性の確保も重要なニーズとなっている。
安全な車載用機器の開発手法や管理方式等を体系的にまとめた国際基準規格ISO26262が策定されている(例えば、非特許文献1参照。)。
"ISO 26262-1:2011"、[online]、2011-11-15、International Organization for Standardization、[平成28年2月17日検索]、インターネット<URL:https://www.iso.org/obp/ui/#iso:std:iso:26262:-1:ed-1:v1:en>
車載用の機器などに電源電圧を供給する電源供給用装置において、特に「時間軸に対してある傾きを持って電源電圧を供給する」電源供給用装置においては、システム的な重大事故を事前に回避するために、装置内の劣化や故障をいち早く検知することが求められる。
本実施の形態は、電源電圧の供給開始時における電圧変化を監視し、異常の兆候をいち早く検知することができる半導体装置およびその動作方法、および電子制御システムを提供する。
本実施形態の一態様によれば、電源電圧の供給動作を開始するためのスタート信号を出力するコントロール回路と、前記コントロール回路からのスタート信号に呼応して電源電圧の供給を開始する電源供給部と、前記コントロール回路からの前記スタート信号に呼応して、時間をカウントしてカウント値を逐次出力するタイマと、第1の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力する第1の電圧コンパレータと、第2の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力する第2の電圧コンパレータと、前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知する異常判定部とを備える半導体装置が提供される。
本実施形態の他の態様によれば、コントロール回路からのスタート信号に呼応して、電源供給部が外部の機器に対して電源の供給を開始するステップと、タイマが前記スタート信号に呼応してタイマ動作を開始し、カウント値を逐次出力するステップと、第1の電圧コンパレータが、前記電源供給部からの電圧値と、第1の所定の電圧とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力するステップと、第2の電圧コンパレータが、前記電源供給部からの電圧値と、第2の所定の電圧とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力するステップと、異常判定部が、前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知するステップとを有する半導体装置の動作方法が提供される。
本実施形態の他の態様によれば、1つの半導体チップ上に必要とされるシステムを集積したSoCと、SoCシステムバスを介して前記SoCに接続されたマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに接続された電源供給部を構成する半導体装置と、前記半導体装置から電源電圧を供給されるパワーICとを備える電子制御システムであって、前記半導体装置は、前記電源電圧の供給動作を開始するためのスタート信号を出力するコントロール回路と、前記コントロール回路からのスタート信号に呼応して、前記パワーICへの電源電圧の供給を開始する電源供給部と、前記コントロール回路からの前記スタート信号に呼応して時間をカウントしながらカウント値を逐次出力するタイマと、第1の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力する第1の電圧コンパレータと、第2の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力する第2の電圧コンパレータと、前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知する異常判定部とを備える電子制御システムが提供される。
本実施の形態によれば、電源電圧の供給開始時における電圧変化を監視し、異常の兆候をいち早く検知することができる半導体装置およびその動作方法、および電子制御システムを提供することができる。
次に、図面を参照して、実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
又、以下に示す実施の形態は、技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この実施の形態は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[実施の形態]
(電源電圧の供給)
図1は、実施の形態に係る半導体装置100における電源電圧の供給動作例を説明するための模式図である。
(電源電圧の供給)
図1は、実施の形態に係る半導体装置100における電源電圧の供給動作例を説明するための模式図である。
本実施の形態における「時間軸に対してある傾きを持って電源電圧を供給する」動作の一例を説明する。図1に例示するように、時刻t=0で電源供給を開始して電源電圧Vccを供給する供給動作において、時刻t1でVccに達する場合、傾き(Vcc/t1)を持って電源電圧を供給する、と定義する。
いま、傾きα1=(Vcc/t1)で電圧を供給する半導体装置を考える。ここで、電圧Voutが目標とする電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)に到達する時刻をtAとし、電圧Voutが目標とする電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)に到達する時刻をtBとする。
(半導体装置の構成)
図2に、実施の形態に係る半導体装置100の内部構成を模式的に例示する。
図2に、実施の形態に係る半導体装置100の内部構成を模式的に例示する。
実施の形態に係る半導体装置100は、電源電圧Vccの供給動作を開始するためのスタート信号STを出力するコントロール回路20と、コントロール回路20からのスタート信号STに呼応して電源電圧Vccの供給を開始する電源供給部10と、コントロール回路20からのスタート信号STに呼応して時間をカウントしながらカウント値TMを逐次出力するタイマ30と、第1の所定の電圧値と電源供給部10から供給される電圧値とを比較して比較結果を比較信号CMPAとして出力する電圧コンパレータC1と、第2の所定の電圧値と電源供給部10から供給される電圧値とを比較して比較結果を比較信号CMPBとして出力する電圧コンパレータC2と、タイマ30からのカウント値TMと、電圧コンパレータC1、C2からの比較信号CMPA、CMPBとに基づいて、異常の兆候の有無を検知する異常判定部40とを備える。
異常判定部40が異常を検知した場合、何らかの対策処理(異常時の対応処理)を実行する。異常時の対応処理としては、例えば、アラート(警告メッセージ、警告音など)を出力する、電源の供給を停止する、電源の供給を縮小する、などが想定される。
平常時においては、例えば、外部のマイコンなどから電源供給機能を有効にする制御信号であるイネーブル信号がイネーブル端子ENTに対して供給される。
また、異常時においては、例えば、外部のマイコンなどから電源供給機能を無効にする制御信号であるディスエーブル信号がイネーブル端子ENTに対して供給される。
コントロール回路20は、電源電圧Vccの供給動作を開始するためのスタート信号STを電源供給部10に出力する。電源供給部10は、コントロール回路20からのスタート信号STに呼応して、外部の機器に対して電源の供給(出力電圧Vout)を開始する。このスタート信号STは、タイマ30にも出力される。タイマ30は、スタート信号STを受信すると、タイマ動作を開始する。
電圧コンパレータC1は、電源供給部10からの出力電圧Voutと、第1の所定の電圧(例えば、電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc))とを比較する。比較の結果、電圧コンパレータC1は、出力電圧Vout≧電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)であれば、比較信号CMPAをHighレベル(「1」)とし、出力電圧Vout<電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)であれば、比較信号CMPAをLowレベル(「0」)とする。
電圧コンパレータC2は、電源供給部10からの出力電圧Voutと、第2の所定の電圧(例えば、電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc))とを比較する。比較の結果、電圧コンパレータC2は、出力電圧Vout≧電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)であれば、比較信号CMPBをHighレベル(「1」)とし、出力電圧Vout<電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)であれば、比較信号CMPBをLowレベル(「0」)とする。
タイマ30は、スタート信号STを受信するとそれに呼応して、タイマ動作を開始し、時間を測りながら(カウント値TMをカウントアップしながら)、カウント値TMを出力する。なお、カウント値TMが所定の固定値CNT_MAXまで到達すると、タイマ30はタイマ動作を停止する。所定の固定値CNT_MAXは、実施の形態に係る半導体装置100が電源の供給を開始してから電圧Vccに達するまでの十分な時間に対応する値に設定する。
異常判定部40は、電圧コンパレータC1、C2からそれぞれ出力される比較信号CMPA、CMPBと、タイマ30から出力されるカウント値TMとに基づいて、異常の(兆候の)有無を検知する。異常判定部40が異常を検知した場合、半導体装置100は、電源電圧の供給を停止する、などの対応処理を実行する。
異常判定部40は、電源電圧Vccの供給開始から第1の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾き((0.1×Vcc)/tA)と、電源電圧Vccの供給開始から第2の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾き((0.9×Vcc)/tB)とに基づいて、常の有無を検知する。
なお、第1の所定の電圧を、電源電圧Vccの10%の電圧としたが、これに限定されず、例えば、電源電圧Vccの約1%〜約50%程度の範囲の中から適宜選択してもよい。また、第2の所定の電圧を、電源電圧Vccの90%の電圧としたが、これに限定されず、例えば、電源電圧Vccの約50%〜約99%程度の範囲の中から適宜選択してもよい。
(異常の有無の判定)
タイマ30がカウントを開始してから(すなわち、電源供給部10が電源電圧Vccの供給を開始してから)、目標とする電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)に到達する時刻tAまでの期間に、タイマカウント設定値CNTAを設定する。また、タイマ30がカウントを開始してから電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)に到達する時刻tBまでの期間に、タイマカウント設定値CNTBを設定する。つまり、正常な電圧の10%立ち上がりの時刻tAと、90%立ち上がりの時刻tBに対して、タイマ30のカウント値TMを設定する。
タイマ30がカウントを開始してから(すなわち、電源供給部10が電源電圧Vccの供給を開始してから)、目標とする電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)に到達する時刻tAまでの期間に、タイマカウント設定値CNTAを設定する。また、タイマ30がカウントを開始してから電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)に到達する時刻tBまでの期間に、タイマカウント設定値CNTBを設定する。つまり、正常な電圧の10%立ち上がりの時刻tAと、90%立ち上がりの時刻tBに対して、タイマ30のカウント値TMを設定する。
そして、タイマ30のカウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達したときの比較信号CMPAおよびCMPBの値と、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達したときの比較信号CMPAおよびCMPBの値とから、正常/異常の判定を実行する。
図3は、実施の形態に係る半導体装置100の電源電圧供給動作例(正常動作例)を概略的に示す。
図3に示す例では、時刻t=0で電源供給を開始し、時刻tAにおいて目標とする電源電圧Vccの10%の電圧に到達している。したがって、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達したとき(時刻tA1)の比較信号CMPA、CMPBの値は、図4に示すように、それぞれ「1」、「0」である。その後、時刻tBにおいて目標とする電源電圧Vccの90%の電圧に到達しているため、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達したときの比較信号CMPA、CMPBの値は、図4に示すように、それぞれ「1」、「1」である。そして、異常判定部40は、比較信号CMPA、CMPBと、カウント値TMに基づいて、異常の兆候はない、ということを検知する。
図5は、実施の形態に係る半導体装置100の電源電圧供給動作例(異常動作例)を概略的に示す。
図5に示す例では、時刻t=0で電源供給を開始するが、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達する前に目標とする電源電圧Vccの10%の電圧に到達し、さらに、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達する前に目標とする電源電圧Vccの90%の電圧にも到達している。したがって、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達したときの比較信号CMPA、CMPBの値は、図6に示すように、それぞれ「1」、「1」であり、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達したときの比較信号CMPA、CMPBの値も、それぞれ「1」、「1」である。この場合、異常判定部40は、「傾き」が急峻であるので何らかの異常が発生している、ということを検知し、何らかの対策処理(異常時の対応処理)を実行する。
図7は、実施の形態に係る半導体装置100の電源電圧供給動作例(異常動作の別の例)を示す概略タイミングチャート。
図7に示す例では、時刻t=0で電源供給を開始したはずであるものの、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達しても、出力電圧Voutは、ゼロレベルのままである。さらに、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達しても、出力電圧Voutは、ゼロレベルのままである。したがって、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達したときの比較信号CMPA、CMPBの値は、図8に示すように、それぞれ「0」、「0」であり、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達したときの比較信号CMPA、CMPBの値も、それぞれ「0」、「0」である。この場合、異常判定部40は、電源供給が行われていないので何らかの異常が発生している、ということを検知し、何らかの対策処理(異常時の対応処理)を実行する。
(異常判定部の構成)
図9は、実施の形態に係る半導体装置100の異常判定部40の内部構成例を模式的に示す。また、図10は、図9に例示した異常判定部の動作例を概略的に示す。
図9は、実施の形態に係る半導体装置100の異常判定部40の内部構成例を模式的に示す。また、図10は、図9に例示した異常判定部の動作例を概略的に示す。
異常判定部40は、カウント値コンパレータ41A、41Bと、ORゲート43と、マルチプレクサ(MUX)44A、44Bと、フリップフロップ45A、45Bと、シフトレジスタ部47と、コントロール部46とを備える。
タイマ30は、電源供給の開始とともにカウントアップを開始し、カウント値TMを異常判定部40内に逐次供給している。
カウント値コンパレータ41Aは、カウント値TMの値とタイマカウント設定値CNTAとを比較し、カウント値TMの値がタイマカウント設定値CNTAと一致すると、比較結果信号TAをHighレベル(「1」)にする。比較結果信号TAがHighレベル(「1」)になると、ORゲート43は、取得指示信号get_sigをHighレベル(「1」)とし、MUX44Aは、その時の比較信号CMPAの値を選択し、フリップフロップ45Aは、比較信号CMPAの値(Q1)を保持する。
また、カウント値コンパレータ41Bは、カウント値TMの値とタイマカウント設定値CNTBとを比較し、カウント値TMの値がタイマカウント設定値CNTBと一致すると、比較結果信号TBをHighレベル(「1」)にする。比較結果信号TBがHighレベル(「1」)になると、ORゲート43は、取得指示信号get_sigをHighレベル(「1」)とし、MUX44Bは、その時の比較信号CMPBの値を選択し、フリップフロップ45Bは、比較信号CMPBの値(Q2)を保持する。
また、比較結果信号TAがHighレベル(「1」)になるか、または比較結果信号TBがHighレベル(「1」)になると、フリップフロップ45A、45Bがそれぞれ保持していたデータQ1、Q2が、シフトレジスタ部47内のフリップフロップ45C(Q3)、フリップフロップ45D(Q4)にそれぞれ転送される。すなわち、比較結果信号TAがHighレベル(「1」)になると、データQ1がフリップフロップ45C(Q3)に転送され(データQA1、QA2)、比較結果信号TBがHighレベル(「1」)になると、データQ2がフリップフロップ45D(Q4)に転送される(データQB1、QB2)。
異常判定部40内のコントロール部46は、データQA1、QA2、QB1、QB2のそれぞれの値を用いて、正常であるか異常であるかの判定を実行する。
(車載用電子制御システム)
図11は、実施の形態に係る半導体装置100を適用した車載用の電子制御システムの構成例を模式的に示す。
図11は、実施の形態に係る半導体装置100を適用した車載用の電子制御システムの構成例を模式的に示す。
車載用の電子制御システムは、1つの半導体チップ上に必要とされるシステムを集積したSoC(System-on-Chip)200と、SoCシステムバス90を介してそれぞれSoC200に接続されたマイコン(マイクロコンピュータ)A(50A)、マイコンB(50B)、マイコンC(50C)と、マイコンA(50A)、マイコンB(50B)、マイコンC(50C)にそれぞれ接続された電源供給部A(100A)、電源供給部B(100B)、電源供給部C(100C)とを備える。
電源供給部A(100A)は、パワーIC(1A)に電圧V1を供給し、パワーIC(2A)に電圧V2を供給し、パワーIC(3A)に電圧V3を供給する。同様に、電源供給部B(100B)は、パワーIC(1B)に電圧V1を供給し、パワーIC(2B)に電圧V2を供給し、パワーIC(3B)に電圧V3を供給する。電源供給部C(100C)は、パワーIC(1C)に電圧V1を供給し、パワーIC(2C)に電圧V2を供給し、パワーIC(3C)に電圧V3を供給する。
ここで、電圧V1は、例えば3.3Vであり、電圧V2は、例えば1.8Vであり、電圧V3は、例えば1.2Vである。
電源供給部A(100A)、電源供給部B(100B)、電源供給部C(100C)は、それぞれ、電源供給部10と、コントロール回路20と、タイマ30と、電圧コンパレータC1、C2と、異常判定部40とを備える。
平常時においては、マイコンA(50A)、マイコンB(50B)、マイコンC(50C)は、それぞれ、電源供給部A(100A)、電源供給部B(100B)、電源供給部C(100C)のイネーブル端子ENに対して、電源供給機能を有効にする制御信号であるイネーブル信号ENA、ENB、ENCを出力する。
また、電源供給部A(100A)、B(100B)、C(100C)は、電源供給動作中に異常(の兆候)を検出すると、マイコンA(50A)、B(50B)、C(50C)に対して、異常発生を報告する異常発生報告信号(図示せず)を出力する。異常発生報告信号に呼応して、マイコンA(50A)、B(50B)、C(50C)は、SoC200に対して、割り込み信号IRQを出力するとともに、電源供給部A(100A)、B(100B)、C(100C)に対して、電源供給機能を無効にする制御信号であるディスエーブル信号(図示せず)を出力する。ディスエーブル信号を受信した電源供給部A(100A)、B(100B)、C(100C)は、パワーIC(1A・2A・3A)、(1B・2B・3B)、(1C・2C・3C)に対する電源供給を停止する。
図12は、実施の形態に係る半導体装置(スイッチング電源)100をI2Cバスに適用した構成例を模式的し示し、図12(a)は、正常動作時の電源電圧供給動作例、図12(b)は、異常動作時の電源電圧供給動作例である。
スイッチング電源100は、電源供給部(Vcc)10と、コントロール回路20と、タイマ30(図示せず)と、電圧コンパレータC(C1、C2)と、異常判定部(異常判定ブロック)40とを備える。スイッチング電源100は、I2Cバスを介して、パワーIC1、IC2に電源を供給する。
スイッチング電源100は、図12(a)に例示するように、正常動作時にはパワーIC1、IC2に電源を供給する。
異常判定ブロック40が異常を検知すると、図12(b)に例示するように、パワーIC1、IC2への電源の供給を停止する。
図13は、実施の形態に係る半導体装置100を、負荷15に電源を供給するシステムに適用した例を模式的に示す。電源供給システムは、エンジンコントロールユニット(ECU:Engine Control Unit)マイコン50と、コントロール回路20と、電源供給部10と、ローパスフィルタ(L1・Co)と、例えばスピーカなどの負荷15とを備える。図13におけるコントロール回路20が、実施の形態に係る半導体装置100に対応する。コントロール回路20の出力は、コンパレータ11の正(+)入力に接続されており、一方、コンパレータ11の負(−)入力には、基準電圧VREFとして、出力電圧が供給される。
電源供給部10は、コンパレータ11と、PWM変調器12と、ドライバ13と、ドライバ出力段14とを備える。
平常時においては、ECUマイコン50は、コントロール回路20に対して、電源供給機能を有効にする制御信号であるイネーブル信号ENSをイネーブル端子ENから出力する。イネーブル信号ENSを受信したコントロール回路20は、電源供給機能を有効にする制御信号をコンパレータ11に供給する。
また、コントロール回路20は、電源供給動作中に異常(の兆候)を検出すると、ECUマイコン50に対して、異常発生を報告する異常発生報告信号(図示せず)を出力する。異常発生報告信号に呼応して、ECUマイコン50は、コントロール回路20に対して、電源供給機能を無効にする制御信号であるディスエーブル信号(図示せず)を出力する。ディスエーブル信号を受信したコントロール回路20は、電源供給機能を無効にする制御信号をコンパレータ11に供給することで、電源供給を停止する。
(半導体装置の処理動作例)
図14は、実施の形態に係る半導体装置100の処理動作例を概略的に示す。
図14は、実施の形態に係る半導体装置100の処理動作例を概略的に示す。
ステップS101において、コントロール回路20は、電源電圧Vccの供給動作を開始するためのスタート信号STを電源供給部10に出力し、電源供給部10は、コントロール回路20からのスタート信号STに呼応して、外部の機器に対して電源の供給(出力電圧Vout)を開始する。
スタート信号STは、タイマ30にも出力され、タイマ30は、スタート信号STを受信すると、タイマ動作を開始する(ステップS102)。タイマ30は、カウント値TMをカウントアップし、カウント値TMを異常判定部40内に逐次供給する。
次に、電圧コンパレータC1は、電源供給部10からの出力電圧Voutと、第1の所定の電圧(例えば、電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc))とを比較する(ステップS103)。
次に、電圧コンパレータC1は、電源供給部10からの出力電圧Voutと、第1の所定の電圧(例えば、電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc))とを比較する(ステップS103)。
ステップS103における比較の結果、出力電圧Vout<電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)であれば、電圧コンパレータC1は、ステップS104において、比較信号CMPAをLowレベル(「0」)とする。
ステップS103における比較の結果、出力電圧Vout≧電源電圧Vccの10%の電圧(0.1×Vcc)であれば、電圧コンパレータC1は、ステップS105において、比較信号CMPAをHighレベル(「1」)とする。
カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達するまで、ステップS103、S104、S105が行われ、異常判定部40は、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達すると(ステップS106)、比較信号CMPA、CMPBを比較する(ステップS107)。
その一方で、電圧コンパレータC2は、電源供給部10からの出力電圧Voutと、第2の所定の電圧(例えば、電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc))とを比較する(ステップS108)。
ステップS108における比較の結果、出力電圧Vout<電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)であれば、電圧コンパレータC2は、ステップS109において、比較信号CMPBをLowレベル(「0」)とする。
ステップS108における比較の結果、出力電圧Vout≧電源電圧Vccの90%の電圧(0.9×Vcc)であれば、電圧コンパレータC2は、ステップS114において、比較信号CMPBをHighレベル(「1」)とする。
カウント値TMがタイマカウント設定値CNTBに到達するまで、ステップS108、S109、S114が行われ、異常判定部40は、カウント値TMがタイマカウント設定値CNTAに到達すると(ステップS110)、比較信号CMPA、CMPBを比較する(ステップS111)。
異常判定部40は、ステップS107における比較の結果と、ステップS111における比較の結果とに基づいて、異常(の兆候)有無を検知し、異常(の兆候)を検知した場合(ステップS112)、異常時の対応処理を実行する(ステップS113)。逆に、異常(の兆候)が検知されなければ、異常検知処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電源電圧の供給開始時における電圧変化を監視し、異常の兆候をいち早く検知することができる半導体装置およびその動作方法、および電子制御システムを提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、実施の形態について記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上記のように、実施の形態について記載したが、この開示の一部をなす論述および図面は例示的なものであり、限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
例えば、実施の形態においては、車載用の電子機器などに電源を供給する電源供給用装置(半導体装置100)について説明したが、半導体装置100が電源電圧を供給するのは車載用の電子機器に限らず、様々な用途に用いられる電子機器に電源を供給することができる。
このように、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含む。
本実施の形態は、例えば、自動車、航空機、船舶、鉄道、ロケット、医療機器、産業機械、ロボットなど様々な分野の電子機器類などに適用可能である。
1、1A、1B、1C、2、2A、2B、2C、3A、3B、3C…パワーIC
10…電源供給部(Vcc)
11…コンパレータ
12…PWM変調器
13…ドライバ
14…ドライバ出力段
15…負荷
20…コントロール回路
30…タイマ
40…異常判定部(異常判定ブロック)
41A、41B…カウント値コンパレータ
43…ORゲート
44A、44B…マルチプレクサ(MUX)
45A、45B、45C、45D…フリップフロップ
47…シフトレジスタ部
46…コントロール部
50…エンジンコントロールユニット(ECU:Engine Control Unit)マイコン
50A…マイコン(マイクロコンピュータ)A
50B…マイコン(マイクロコンピュータ)B
50C…マイコン(マイクロコンピュータ)C
90…SoCシステムバス
100…半導体装置(スイッチング電源)
100A…電源供給部A
100B…電源供給部B
100C…電源供給部C
200…SoC(System-on-Chip)
C、C1、C2…電圧コンパレータ
CMPA、CNTB…比較信号
CNTA、CNTB…タイマカウント設定値
CNT_MAX…固定値
CMPA、CMPB…比較信号
EN、ENT…イネーブル端子
ENA、ENB、ENC、ENS…イネーブル信号
get_sig…取得指示信号
(L1・Co)…ローパスフィルタ
IRQ…割り込み信号
Q1、Q2、Q3、Q4、QA1、QA2、QB1、QB2…データ
ST…スタート信号
TA、TB…比較結果信号
TM…カウント値
t、t1、tA、tB、tA1…時刻
Vcc…電圧(電源電圧)
Vout…電圧(出力電圧)
α1…傾き
10…電源供給部(Vcc)
11…コンパレータ
12…PWM変調器
13…ドライバ
14…ドライバ出力段
15…負荷
20…コントロール回路
30…タイマ
40…異常判定部(異常判定ブロック)
41A、41B…カウント値コンパレータ
43…ORゲート
44A、44B…マルチプレクサ(MUX)
45A、45B、45C、45D…フリップフロップ
47…シフトレジスタ部
46…コントロール部
50…エンジンコントロールユニット(ECU:Engine Control Unit)マイコン
50A…マイコン(マイクロコンピュータ)A
50B…マイコン(マイクロコンピュータ)B
50C…マイコン(マイクロコンピュータ)C
90…SoCシステムバス
100…半導体装置(スイッチング電源)
100A…電源供給部A
100B…電源供給部B
100C…電源供給部C
200…SoC(System-on-Chip)
C、C1、C2…電圧コンパレータ
CMPA、CNTB…比較信号
CNTA、CNTB…タイマカウント設定値
CNT_MAX…固定値
CMPA、CMPB…比較信号
EN、ENT…イネーブル端子
ENA、ENB、ENC、ENS…イネーブル信号
get_sig…取得指示信号
(L1・Co)…ローパスフィルタ
IRQ…割り込み信号
Q1、Q2、Q3、Q4、QA1、QA2、QB1、QB2…データ
ST…スタート信号
TA、TB…比較結果信号
TM…カウント値
t、t1、tA、tB、tA1…時刻
Vcc…電圧(電源電圧)
Vout…電圧(出力電圧)
α1…傾き
Claims (15)
- 電源電圧の供給動作を開始するためのスタート信号を出力するコントロール回路と、
前記コントロール回路からのスタート信号に呼応して電源電圧の供給を開始する電源供給部と、
前記コントロール回路からの前記スタート信号に呼応して、時間をカウントしてカウント値を逐次出力するタイマと、
第1の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力する第1の電圧コンパレータと、
第2の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力する第2の電圧コンパレータと、
前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知する異常判定部と
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記異常判定部が異常を検知した場合、前記電源電圧の供給を停止することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第1の所定の電圧値は、前記電源電圧の10%の電圧値であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2の所定の電圧値は、前記電源電圧の90%の電圧値であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記異常判定部は、前記電源電圧の供給開始から前記第1の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きと、前記電源電圧の供給開始から前記第2の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きとに基づいて、前記異常の有無を検知することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
- コントロール回路からのスタート信号に呼応して、電源供給部が外部の機器に対して電源の供給を開始するステップと、
タイマが前記スタート信号に呼応してタイマ動作を開始し、カウント値を逐次出力するステップと、
第1の電圧コンパレータが、前記電源供給部からの電圧値と、第1の所定の電圧とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力するステップと、
第2の電圧コンパレータが、前記電源供給部からの電圧値と、第2の所定の電圧とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力するステップと、
異常判定部が、前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知するステップと
を有することを特徴とする半導体装置の動作方法。 - 前記異常判定部が異常を検知した場合、前記電源電圧の供給を停止するステップをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の動作方法。
- 前記第1の所定の電圧値は、前記電源電圧の10%の電圧値であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の動作方法。
- 前記第2の所定の電圧値は、前記電源電圧の90%の電圧値であることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の動作方法。
- 前記異常判定部は、前記電源電圧の供給開始から前記第1の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きと、前記電源電圧の供給開始から前記第2の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きとに基づいて、前記異常の有無を検知することを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の半導体装置の動作方法。
- 1つの半導体チップ上に必要とされるシステムを集積したSoCと、SoCシステムバスを介して前記SoCに接続されたマイクロコンピュータと、前記マイクロコンピュータに接続された電源供給部を構成する半導体装置と、前記半導体装置から電源電圧を供給されるパワーICとを備える電子制御システムであって、
前記半導体装置は、
前記電源電圧の供給動作を開始するためのスタート信号を出力するコントロール回路と、
前記コントロール回路からのスタート信号に呼応して、前記パワーICへの電源電圧の供給を開始する電源供給部と、
前記コントロール回路からの前記スタート信号に呼応して時間をカウントしながらカウント値を逐次出力するタイマと、
第1の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第1の比較信号として出力する第1の電圧コンパレータと、
第2の所定の電圧値と前記電源供給部から供給される電圧値とを比較して比較結果を第2の比較信号として出力する第2の電圧コンパレータと、
前記タイマからの前記カウント値と、前記第1の電圧コンパレータからの前記第1の比較信号と、前記第2の電圧コンパレータからの前記第2の比較信号とに基づいて、異常の有無を検知する異常判定部と
を備える
ことを特徴とする電子制御システム。 - 前記半導体装置は、前記異常判定部が異常を検知した場合に異常発生報告信号を前記マイクロコンピュータに出力し、
前記マイクロコンピュータは、前記異常発生報告信号に呼応して、前記SoCに対して割り込み信号を出力するとともに、前記半導体装置に対して、電源供給機能を無効にするディスエーブル信号を出力することを特徴とする請求項11に記載の電子制御システム。 - 前記第1の所定の電圧値は、前記電源電圧の10%の電圧値であることを特徴とする請求項11に記載の電子制御システム。
- 前記第2の所定の電圧値は、前記電源電圧の90%の電圧値であることを特徴とする請求項11に記載の電子制御システム。
- 前記異常判定部は、前記電源電圧の供給開始から前記第1の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きと、前記電源電圧の供給開始から前記第2の所定の電圧値に達するまでの時間軸に対する傾きとに基づいて、前記異常の有無を検知することを特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の電子制御システム。
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JP2016032960A JP2017149244A (ja) | 2016-02-24 | 2016-02-24 | 半導体装置およびその動作方法、および電子制御システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110198625A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | Juki株式会社 | 电子部件供给装置及电子部件安装装置 |
US12164352B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-12-10 | Hitachi Astemo, Ltd. | Electronic control device and method for diagnosing electronic control device |
-
2016
- 2016-02-24 JP JP2016032960A patent/JP2017149244A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110198625A (zh) * | 2018-02-26 | 2019-09-03 | Juki株式会社 | 电子部件供给装置及电子部件安装装置 |
CN110198625B (zh) * | 2018-02-26 | 2022-05-31 | Juki株式会社 | 电子部件供给装置及电子部件安装装置 |
US12164352B2 (en) | 2020-09-25 | 2024-12-10 | Hitachi Astemo, Ltd. | Electronic control device and method for diagnosing electronic control device |
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