JP2017126230A - 帳票文書データの表示・編集方法、装置、処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】帳票文書データをWebページ上で閲覧・編集できるウェブアプリケーションにおいて、閲覧時の文字化けを防ぐために帳票データにフォントファイルを埋め込む。この際、複数のサーバを介して帳票データを作成する場合に、フォントファイルの実体が各サーバに必要になってしまう。【解決手段】生成リクエストから帳票データ形式を特定し、特定の形式の場合は、第一のサーバで生成する第一の形式の帳票データを作成する際に必要なすべてのフォントファイルを帳票データに埋め込む。これにより第二のサーバにフォントファイルの実体が必要なくなる。【選択図】図5
Description
本発明は、フォーム情報ファイル(帳票の雛型となるフォームに関する情報)にフィールドデータ(フォーム内のフィールドに流し込まれるテキスト形式のデータ)をオーバレイ(重ね合わせ)することにより生成された帳票ページの生成方法に関する。
昨今、ペーパーレス化による業務の効率化や省資源化を目的に、紙媒体の情報を文書データに置き換える企業が増加している。例えば、社内で運用されている業務帳票もその対象となることが多く、特に基幹系システムが出力する帳票は大量のページ数を出力するため運用コストが莫大なものになることから、帳票の電子化が積極的に行われている。
帳票ページの作成方法としては、以下の方法があった。すなわち、帳票の雛型となるフォーム情報を、フォーム編集用の専用アプリケーションを用いて作成しておく。そして、次に当該フォーム情報に対して、フィールドデータをオーバレイする(フォーム内の各フィールドに、対応するフィールドデータを流し込んで適用する)ことにより、帳票文書データ(例えばPDF形式のファイル)を作成する方法である。
また、サーバーコンピュータ側で業務データの管理や各種処理を行う形態として、クラウドコンピューティングシステムが普及し始めている。ユーザは、クライアントコンピュータのブラウザからインターネットを介してクラウドサーバコンピュータにアクセスし、そのクラウドサーバが提供するWebページ上で、電子化された帳票ページを閲覧することができる。将来の業務フローでは、帳票ページの閲覧や編集をPC以外の端末(タブレット等の携帯端末)から行う利用ケースの増加が予想される。
帳票文書データをタブレット等の携帯端末で閲覧する場合、フォント描画が問題になるケースが有る。通常、PDF等の帳票文書データを生成するドライバモジュールが動作するサーバ環境と、文書を閲覧するタブレットのOS(オペレーティング・システム)環境は異なる。OSが異なると、そのOSに搭載されたフォントが異なるため、特に考慮せず帳票文書データを作成した場合、タブレット上でフォントが代替されてしまう。フォーム情報ファイルは、サーバ環境と同等のPC環境で、専任の担当者により専用のエディタで設計および作成される。このため、フォントが代替されてしまうと、帳票設計時に担当者が意図した見栄えがタブレット上で再現できない。
この問題に対処するため、特許文献1では、フォーム情報ファイルに、帳票文書データに埋め込むフォント名のリストを保持させる。帳票文書データ生成時には、前記埋め込まれたリストに記載のフォントをサブセットフォントとして帳票文書データに埋め込む。これにより、PC以外のタブレット環境等で閲覧する際にも意図した見栄えを再現できる。
PDF形式は、帳票データの閲覧に適した形式である。しかしながら帳票データを編集するための形式としては最適ではない。PDF形式は基本的にバイナリ形式であり、内容としては描画命令の羅列である。表示されている矩形等がオブジェクトとして定義されているわけではないので、プログラムから編集する場合は、PDF編集用のツールキット等を用いるのが通常である。どの程度オブジェクトを自由に編集できるかはツールキットが提供する機能次第となる。ページごとの削除やテキスト追加といった機能は一般的であるが、全てのオブジェクトの追加、削除、変更、移動等の詳細な制御を行えるツールキットは一般的ではない。
このため、昨今では、編集可能な帳票データの形式として、SVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)形式を用いる。PDF形式の帳票ページをSVG形式に変換し、そのSVGをブラウザ上でJavascript(登録商標)等のスクリプト言語で操作することで編集を実現する帳票システムが存在する。
前述の帳票システムでは、SVG形式の帳票データをタブレット等で閲覧・編集することになるが、PDFの場合と同様、SVG形式であってもフォントファイルの埋め込みが必要になる。帳票設計者の意図を反映するためには、PC環境上のフォントをSVG形式の帳票データに埋め込む必要がある。
PDF形式からSVG形式へ帳票データを変換する際に、SVG内へフォントを埋め込むためには、SVG生成環境にPDFで指定されているフォントファイルの実体が存在する必要がある。ただし、PDFにフォントが埋め込まれている場合には、埋め込まれたものをそのままSVGに保存すれば良いので、フォントファイルの実体は不要である。
ここで、SVG形式の帳票データ閲覧・編集機能を提供するサービスの構成としては、PDF生成部(すなわち帳票生成部)とSVG生成部(すなわちデータ変換部)が異なる仮想OSとなる場合が多々ある。また、各生成部は、サービスへの負荷に応じてオートスケールするため、台数が増減する。
このような前提のもとでは、PDF生成部とSVG生成部の両方の環境にフォントファイルの実体を配置しなければならず、ライセンス料が2倍になってしまうという課題があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、
帳票文書を生成する情報処理装置であって、
受信したリクエストが、第2の形式の帳票データ生成リクエストかどうかを判定する手段(S802)と、フォーム情報ファイル内の埋め込みフォント指定を取得する手段(S803)と、フォーム情報ファイル内の使用フォントの一覧を取得する手段(S804)と、使用フォントの一覧から埋め込みフォント指定を生成する手段(S805)と、埋め込みフォント指定に従って第1の形式の帳票データにフォントを埋め込む手段(S806)と、を有することを特徴とする。
帳票文書を生成する情報処理装置であって、
受信したリクエストが、第2の形式の帳票データ生成リクエストかどうかを判定する手段(S802)と、フォーム情報ファイル内の埋め込みフォント指定を取得する手段(S803)と、フォーム情報ファイル内の使用フォントの一覧を取得する手段(S804)と、使用フォントの一覧から埋め込みフォント指定を生成する手段(S805)と、埋め込みフォント指定に従って第1の形式の帳票データにフォントを埋め込む手段(S806)と、を有することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置によれば、第二の形式の帳票データ生成リクエストの場合には、第一の形式の帳票データへのフォント埋め込み指定によらず、常に第一の帳票データにフォントを埋め込む。これにより、第二の形式へデータ変換処理を行うデータ変換サービス側にフォントファイルの実体を配置する必要がなくなり、コストが削減できる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。
最初に一般的なオーバレイ出力について説明する。
オーバレイ出力とは、原稿用紙形式の枠線などの情報を記録するフォーム情報とテキスト形式のデータ(フィールドデータ)を重ねあわせて印刷することである。オーバレイ出力の結果を紙ではなく、電子ファイルとして出力することも可能である。
図4は帳票生成サーバ101によるオーバレイ出力処理の概要について説明した図である。
フォーム情報は専用のフォーム情報設計システムを利用して作成することができる。フォーム情報はフィールドデータに依存しない固定的な図形(フォーム図形)と、受け取ったフィールドデータを指定した出力書式に従って表示する図形(フィールド図形)から構成されていることが一般的である。フィールド図形を作成するには、予めフィールドデータを受け取るための項目(フィールド)を作成する必要がある。フィールドはフォーム情報設計システムにて表示された専用の画面から作成することができる。フィールド図形を作成すると作成元であるフィールドとの関連付けが内部的におこなわれる。
表形式のフィールド図形(表図形)402の場合、フィールドデータをレコード単位に受け取る必要があるためレコードフィールド403を作成する必要がある。
他のフィールド図形のデータの演算結果からフィールドデータを生成する形式のフィールドは計算列フィールドと定義する。また、指定した集計方法で集計しフィールドデータを生成するフィールド形式は集計フィールドと定義する。フィールド図形404の場合、どのフィールドとどのような集計方法が指定されていることを表すために集計フィールド405を作成する必要がある。
帳票生成サーバ101が、フィールド図形が定義されたフォーム情報ファイル401と、対応するフィールドデータファイル406とを読み込む。そして、帳票生成サーバ101が、読み込んだフォーム情報ファイル401とフィールドデータファイル406とを重ね合わせることでオーバレイ出力を実行する。図4の407はオーバレイ出力結果を表す。
図1は本実施形態のシステム構成例を示す図である。
図1に示すシステムは、帳票生成サーバ101とクライアント装置102とデータ変換サーバ104とを備える。帳票生成サーバ101は、本実施形態の情報処理装置であってオーバレイ出力処理、並びに電子帳票閲覧プログラムの生成処理を実行する。すなわち、帳票生成サーバ101はテキストデータであるフィールドデータファイルと所定のフォーム情報を含むフォーム情報ファイルとを重ね合わせて印刷ページを生成し、仮想プリンタに指示して上記生成された印刷ページを電子ファイルとして生成する。そして、上記生成された電子ファイル形式の帳票ファイルを用いてその帳票を閲覧及び編集できる帳票閲覧プログラムを生成する。
本実施例の帳票閲覧プログラムとは、ネットワークを介して配信できるウェブブラウザ上で動作するウェブアプリケーションである。多くの場合、これらのウェブアプリケーションは、ウェブページを表現するマッシュアップ言語(HTML)及びウェブブラウザ上で動作するプログラミング言語(JavaScript)により動作するアプリケーションである。前記帳票閲覧プログラムはウェブブラウザ上で表示するアプリケーションであるため、以下帳票閲覧画面にも呼ぶ。ウェブブラウザ上で動作するウェブアプリケーション以外、コンピュータシステム上で実行するアプリケーションでも良い。
帳票生成サーバ101は、クライアント装置102からリクエストを受信して上記オーバレイ出力処理、帳票閲覧プログラム生成処理を行う。
データ変換サーバ104は、帳票生成サーバ101等からリクエストを受信して、帳票データ形式の変換処理を行う。
プリンタ103は、クライアント装置102からリクエストを受信して帳票文書データを紙に印字する処理を行う。
また、上記各構成要素はネットワーク100により通信可能に接続されている。ネットワークは、例えば、インターネット等のLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれである。また、これらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークである。
ネットワークはデータの送受信が可能であればよい。
ネットワークはデータの送受信が可能であればよい。
クライアント装置102から帳票生成サーバ101への通信手段とクライアント装置102からプリンタ103への通信手段が異なっていてもよい。
図2は図1の帳票生成サーバ101、クライアント装置102のハードウェア構成を示すブロック図である。
201は内部バスで接続される各デバイス(後述のROM、RAM他)を直接或いは間接的に制御し、本発明を実現するためのプログラムを実行するCPUである。202はBIOSが格納してあるROMである。203はCPU201のワーク領域として利用されたり、本発明を実現するためのソフトウェアモジュールをロードするための一時記憶として利用されたりするRAM(直接記憶装置)である。
204は基本ソフトウェアであるOSやソフトウェアモジュールが記憶されているHDD(ハードディスクドライブ)、もしくはSSD(ソリッドステートドライブ)などの間接記憶装置である。205は入力装置であり不図示のキーボードやポインティングデバイスなどである。206は出力装置でありディスプレイが接続される。207はネットワーク100に接続するためのI/Fである。
これらのハードウェアでは、起動後CPU201によりBIOSが実行されOSがHDD204からRAM203に実行可能にロードされる。CPU201はOSの動作に従って後述する各種ソフトウェアモジュールをHDD204からRAM203に随時、実行可能にロードする。各種ソフトウェアモジュールは上記各デバイスの協調によりCPU201によって実行され動作する。また、I/F207はネットワーク100に接続されており、OSの動作に従ってCPU201により制御され、上述した通信手段による通信を実現している。
図3は帳票生成サーバ101上で動作するソフトウェアモジュールの構成例を示す図である。なお各ソフトウェアモジュールは図2で示したHDD204に記憶されており、前述したようにCPU201によってRAM203にロードされ実行される。
アクセス制御部301は、クライアント装置102からのリクエストに応じてユーザ認証を行う。
ページ生成部302は、クライアント装置102にレスポンスを返すためのWebページを生成する。上記帳票閲覧プログラムであるウェブアプリケーションに必要なHTML、JavaScriptなどのファイルもページ生成部302で生成され、クライアント装置102に返す。
データアクセス部303は、各データベース305、306、307、308、309へのアクセス処理を行う。
帳票生成部304は、データアクセス部303に介して読み出したフォーム情報ファイル406が示すフォーム情報と、フィールドデータファイル407が示すフィールドデータとを重ね合わせて、印刷データを生成する。そして、帳票ページ生成部304が、上記生成した印刷データを仮想プリンタなどのソフトウェアを利用して電子ファイルとしての帳票ページを生成する。
帳票印刷部310は、クライアント装置102からの印刷ファイル生成リクエストを受け取り、印刷可能なフォーマットに変換する。
データベース305は、帳票データを格納するデータベースである。帳票データは、帳票名、所有者などの情報を表すデータであり、当該帳票がどのフォーム情報ファイルとフィールドデータファイルから生成されることを表す情報を所有する。また、帳票データは、当該帳票のオーバレイ結果である帳票ページがどれであることを表す情報を所有する。
データベース306は、フォーム情報ファイルを格納するデータベースである。
データベース307は、フィールドデータファイルを格納するデータベースである。
データベース308は、帳票生成部304が生成した帳票ページを格納するデータベースである。
データベース309は、下記帳票オーバレイ処理時に生成したオーバレイ情報ファイルを格納するデータベースである。
次に、本実施例1の具体的な動作について説明する。
図5は本発明の実施例における、編集可能な帳票閲覧画面を生成する処理のシーケンスを示す図である。
S501において、ユーザはクライアント装置102のウェブブラウザで表示されているのログイン画面601にて帳票生成サーバ101にログインのリクエストを送信する。ユーザは、ログイン画面601のユーザ名入力テキストボックス602とパスワード入力テキストボックス603にユーザ名とパスワードを入力し、ログインボタン604を押下することにより帳票生成サーバ101にログインのリクエストを送信する。
S502において、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はクライアント装置101から受信したログインリクエストの内容により、ログイン処理を行う。アクセス制御部301は、Basic認証を行い、ユーザ名とパスワードが有効であることを判断された場合、S503を行う。Basic認証は一般的な認証処理のため、その説明を省略する。
S503において、帳票生成サーバ101のページ生成部302はログインしたユーザの情報に応じて帳票選択画面701を生成する。702は、現在ログインしたユーザのユーザ名を表示する領域である。703は、現在ログインしたユーザが所有する帳票一覧を表示するドロップダウンリストである。ドロップダウンリスト703の中に表示する内容は、ページ生成部302がデータアクセス部303に介して帳票データのデータベース305から抽出したログインしたユーザが所有する帳票の帳票名である。ボタン704、705、706は帳票操作ボタンであって、ドロップダウンリスト703で選択された帳票名に該当する帳票に対してプレビュー、編集可能なプレビューまたは印刷操作を実行するためのボタンである。編集可能プレビューボタン705が押下された後の処理は後述するが、プレビューボタン704と印刷ボタン706が押下された後の処理は省略する。
図5の説明に戻す。
S504において、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301はS503で生成された帳票選択画面701をネットワーク100に介してクライアント装置102に返す。
S505において、クライアント装置102は帳票生成サーバ101からのレスポンスを受け取り、ウェブブラウザに表示する。
S506において、ユーザは帳票選択画面701内のドロップダウンリスト703から操作したい帳票の帳票名を選択する。
S507において、ユーザは帳票選択画面701内の編集可能プレビューボタン705を押下することにより帳票生成サーバ101に編集可能な帳票閲覧画面の生成リクエストを送信する。編集可能な帳票閲覧画面の生成リクエストの中に、閲覧対象帳票を特定できる情報を包含する。
S516において、帳票生成サーバ101のアクセス制御部301は、受信した生成リクエストの種別を判定する。リクエストの種別は、生成リクエストのURL文字列から判定可能である。例えば、帳票閲覧画面用の生成リクエストであればURLに「SVG」が含まれている。一方、保存用帳票の生成リクエストの場合「PDF」が含まれている。アクセス制御部301は、判定結果を、RAM203に書き込む。
S508において、帳票生成サーバ101の帳票生成部304は、データアクセス部303に介して閲覧対象帳票に関連するフォーム情報ファイルとフィールドデータファイルを取得する。
S509において、帳票生成サーバ101の帳票生成部304はS508で取得したフォーム情報ファイルとフィールドデータファイルを使用してオーバレイ出力処理を行う。
以下はオーバレイ処理を説明する。
図8は本発明の実施例の帳票生成サーバ101における、フォーム情報ファイルとフィールドデータファイルを指定しオーバレイ出力する動作を表したフローチャートである。
S801において、帳票生成部304は、S508で取得したフォーム情報ファイルを読み込む。
S802において、帳票生成部304は、S516においてアクセス制御部301がRAM203に書き込んだ判定結果をもとにリクエスト種別を判定する。帳票閲覧画面用のリクエストの場合、S804に進む。それ以外の場合S803に進む。
S803において、帳票生成部304は、フォーム情報ファイルからフォント埋め込み指示リストを取得する。フォント埋め込み指示リストは、フォーム情報ファイル作成時に、フォーム情報設計システムにより書き込まれたものである。フォント埋め込み指示リストには、通常の保存帳票データ(PDF形式)を生成する際に埋め込みたいフォントのフォント名がリストされている。例えば通常特定環境にしか存在しないバーコード用のフォント等がリストされる。
S804において、帳票生成部304は、フォーム情報ファイル内の情報を元に、使用フォント一覧を作成する。フォーム情報ファイルに定義されている各フィールド図形の属性として、フォント名が指定されている。本ステップで、帳票生成部304は、全てのフィールド図形に指定されたフォント名を集めリスト化する。リスト化の際、重複するフォント名は省かれる。
S805において、帳票生成部304は、S804で作成した使用フォント一覧を元に、フォント埋め込み指示リストを作成する。単純に使用フォント一覧に記載されたフォントを埋め込み指示リストに記載する。この際、ライセンスにより埋め込みを禁止されているフォントについては、フォント埋め込み指示リストに記載しない。
S806において、帳票生成部304は、描画処理の結果であるPDL情報(プリンタに対して描画を指示するためのページ記述言語)を利用して、仮想プリンタを介してPDF形式の帳票ページを生成する。この際、フォント埋め込み指示リストに従って、その環境に存在するフォントファイルのサブセットをPDF形式の帳票ページに埋め込む。
図5の説明に戻す。
S510において、帳票生成部304は、SVG(スケーラブル・ベクター・グラフィックス)形式の帳票ページを受け取る。具体的には、まず帳票生成部304は、データ変換サーバ104に対して、S807で生成したPDF形式の帳票ページの変換を依頼する。データ変換サーバ104は、依頼を受けて、PDF形式の帳票ページをSVG形式に変換して帳票生成部304に返す。PDF形式の帳票ページは、ウェブブラウザ上で直接編集できないため、編集できる形式(本実施例の場合はSVG形式)に変更する。続いて、帳票生成部304は、データアクセス部303を介して前記取得したSVG形式の帳票ページを帳票ページデータベース308に格納する。そして、前記取得したSVG形式の帳票ページを特定できる情報を帳票データのデータベース305の中の該当帳票レコードに追加する。
S511において、帳票生成サーバ101はS507のリクエストの対象帳票の編集可能な帳票閲覧画面のURLをクライアント装置102に返却する。返却するURLの中に、S510で生成したSVG形式の帳票ページを特定できる情報が含まれている。本実施例の場合、返却するURLの中に帳票ページと関連する帳票データの帳票名が含まれている。
S512において、クライアント装置102は、S511で返却されたURLを使用して編集可能な帳票閲覧画面にリダイレクトするリクエストを帳票生成サーバ101に送信する。
S513において、帳票生成サーバ101のページ生成部302は、S512のリダイレクトリクエストの内容に応じて編集可能な帳票閲覧画面を生成する。生成されている編集可能な帳票閲覧画面の中にリクエスト対象帳票の帳票ページ、帳票ページを閲覧、編集、印刷操作を制御するためのJavascriptプログラムが含まれている。ページ生成部302は、S512のダイレクトリクエスト中の帳票名情報を利用して、データアクセス部303に介してリクエスト対象帳票に関連する帳票ページ及びオーバレイ情報ファイルをデータベース308、309から取得する。
S514において、帳票生成サーバ101はS513で生成した編集可能な帳票閲覧画面をクライアント装置102に返却する。
S515において、クライアント装置102は、ウェブブラウザに、S514で返却された編集可能な帳票閲覧画面を表示する。表示された編集可能な帳票閲覧画面は図10のようになる。
以上が、図5を用いた編集可能な帳票閲覧画面を生成する処理のシーケンスの説明である。
図10は本発明の実施例における編集可能な帳票閲覧画面1001を示す図である。
1002は、SVG形式の帳票ページを表示する領域である。1002の領域の中に横方向のフリック操作を行うと前後の帳票ページへの切り替えができる。
1003と1004の領域は、レコードフィールド「商品名」のフィールド図形描画結果である。ユーザが1002の領域内にクリック操作を行うと、編集可能な帳票閲覧画面内の編集プログラムが動作し、編集処理が行える。
101 帳票生成サーバ、102 クライアント装置、104 データ変換サーバ
Claims (1)
- 帳票文書を生成する情報処理装置であって、
受信したリクエストが、第2の形式の帳票データ生成リクエストかどうかを判定する手段(S802)と、
フォーム情報ファイル内の埋め込みフォント指定を取得する手段(S803)と、
フォーム情報ファイル内の使用フォントの一覧を取得する手段(S804)と、
使用フォントの一覧から埋め込みフォント指定を生成する手段(S805)と、
埋め込みフォント指定に従って第1の形式の帳票データにフォントを埋め込む手段(S806)と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005649A JP2017126230A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 帳票文書データの表示・編集方法、装置、処理プログラム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021140242A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | 大日本印刷株式会社 | 電子帳票編集装置、方法、及びプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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