JP2017124770A - 車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者に右左折する交差点をより確実に認識させることができる車両用表示装置を提供する。【解決手段】右発光部23R(左発光部23L)は、ヘッドアップディスプレイ装置20が有するコンバイナ22に隣接した右側(左側)に配置されている。右後方表示部30R(左後方表示部30L)は、コンバイナ22とは離間して、コンバイナ22の右側(左側)に配置されている。発光制御部13は、進行方向情報が右折(左折)を示し、車両の現在位置から右折または左折する交差点までの距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、右発光部23R(左発光部23L)を所定の時間間隔で発光させるよう制御する。表示制御部15は、右発光部23R(左発光部23L)の発光から、所定の遅延時間の後に、右後方表示部30R(左後方表示部30L)に運転者の注意を引き付けるための注意画像を表示するよう制御する。【選択図】図1
Description
本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置を備える車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法に関する。
近年、投射部からの投射光をハーフミラーによって構成されたコンバイナに投射して、所定の画像を表示させるヘッドアップディスプレイ装置が普及しつつある。運転者は、コンバイナよりも車両の進行方向前方の位置に結像する虚像を表示画像として認識する。表示画像は、例えば車速や経路案内しているときの進行方向を示す画像等の運転時に必要な情報である。
運転者は、車両前方の景色に重畳された表示画像を視認することができるので、車両を運転中に、視線をさほど動かすことなく、車速や進行方向を示す画像等の表示画像を認識することができる。
経路案内の際、ヘッドアップディスプレイ装置によって、交差点での進行方向が右折であれば右方向の矢印を表示し、交差点での進行方向が左折であれば左方向の矢印を表示するのが一般的である。
運転者は、ヘッドアップディスプレイ装置によって表示された矢印によって右左折する交差点を認識することができる。しかしながら、運転に集中していると矢印に気付かないことがあり、運転者に右左折する交差点をより確実に認識させることが求められる。
本発明は、運転者に右左折する交差点をより確実に認識させることができる車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、投射部によって投射された所定の画像を示す光によって、車両の運転者の前方に虚像を提示するためのコンバイナを有するヘッドアップディスプレイ装置と、前記コンバイナに隣接して、前記コンバイナの右側及び左側にそれぞれ配置された右発光部及び左発光部と、前記コンバイナとは離間して、前記コンバイナの右側及び左側にそれぞれ配置された右側表示部及び左側表示部と、前記車両が経路案内されているとき交差点で少なくとも右折するか左折するかを示す進行方向情報と、前記車両の現在位置から右折または左折する交差点までの距離情報とを取得する進行方向・距離情報取得部と、前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部を所定の時間間隔で発光させるよう前記右発光部の発光を制御し、前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部を前記所定の時間間隔で発光させるよう前記左発光部の発光を制御する発光制御部と、前記距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部の発光から、前記所定の時間間隔よりも短い時間である所定の遅延時間の後に、前記右側表示部に前記運転者の注意を引き付けるための注意画像を表示するよう制御し、前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部の発光から前記所定の遅延時間の後に、前記左側表示部に前記注意画像を表示するよう制御する表示制御部とを備えることを特徴とする車両用表示装置を提供する。
また、本発明は、上述した従来の技術の課題を解決するため、車両が経路案内されているとき交差点で少なくとも右折するか左折するかを示す進行方向情報と、前記車両の現在位置から右折または左折する交差点までの距離情報とを取得し、前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、投射部によって投射された光によって車両の運転者の前方に虚像を提示するためのコンバイナに隣接して前記コンバイナの右側に配置された右発光部を、所定の時間間隔で発光させるよう制御し、前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部の発光から、前記所定の時間間隔よりも短い時間である所定の遅延時間の後に、前記コンバイナとは離間して前記コンバイナの右側に配置された右側表示部に前記運転者の注意を引き付けるための注意画像を表示するよう制御し、前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記コンバイナに隣接して前記コンバイナの左側に配置された左発光部を、前記所定の時間間隔で発光させるよう制御し、前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部の発光から前記所定の遅延時間の後に、前記コンバイナとは離間して前記コンバイナの左側に配置された左側表示部に前記注意画像を表示するよう制御することを特徴とする車両用表示装置の制御方法を提供する。
本発明の車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法によれば、運転者に右左折する交差点をより確実に認識させることができる。
以下、一実施形態の車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法について、添付図面を参照して説明する。
図1において、車両用表示装置100は、車両用表示装置100内の各部を制御する制御部10を備える。制御部10は、投射画像生成部11と、投射制御部12と、発光制御部13と、進行方向・距離情報取得部14と、表示制御部15と、撮影制御部16とを有する。
制御部10は、例えばマイクロプロセッサまたはマイクロコンピュータであり、任意のコンピューティング・デバイスで構成することができる。制御部10がコンピューティング・デバイスで構成されている場合、投射画像生成部11〜撮影制御部16は、ソフトウェアモジュールによって構成することができる。投射画像生成部11〜撮影制御部16は、集積回路等のハードウェアで構成されていてもよい。ハードウェアとソフトウェアとの使い分けは任意である。
図1においては、制御部10が1つのコンピューティング・デバイスのように記載されているが、制御部10が複数のコンピューティング・デバイスで構成され、複数のコンピューティング・デバイスが互いに連携するように構成されていてもよい。
車両用表示装置100は、ヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置)20を備える。HUD装置20は、投射部21と、コンバイナ22と、発光部23とを有する。投射画像生成部11と、投射制御部12と、発光制御部13と、投射部21と、コンバイナ22と、発光部23とを含む部分がHUD装置20を構成する。
投射部21は例えば液晶パネルを用いて、所定の画像を示す光をコンバイナ22に投射する。投射部21はレーザスキャナによって所定の画像を示す光をコンバイナ22に投射してもよく、投射部21の構成は任意である。
コンバイナ22は、運転者から見て凹面状に形成されたハーフミラー220(図3〜図6に図示)によって構成されている。コンバイナ22は、運転者の前方に虚像を提示させる。後述するように、コンバイナ22に隣接して、コンバイナ22の右側及び左側には、それぞれ、右発光部23Rと左発光部23Lとが設けられている。
投射画像生成部11には、車両に搭載されたCAN(Controller Area Network)40より、HUD装置20によって表示する画像に対応するHUD表示データが供給される。CAN40とは、車両の各部を制御する複数の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)を連結するネットワークである。
CAN40より供給されるHUD表示データは、例えば車速を示すデータである。
投射画像生成部11には、車両に搭載されたナビゲーション装置50より、HUD装置20によって表示する画像に対応するHUD表示データが供給される。ナビゲーション装置50より供給されるHUD表示データは、例えば、ナビゲーション装置50が目的地を設定して経路案内しているときの進行方向を示すデータである。
投射画像生成部11には、CAN40が生成するHUD表示データと、ナビゲーション装置50が生成するHUD表示データとのいずれか一方のみが供給されてもよい。
投射画像生成部11は、入力されたHUD表示データを表す画像データを生成し、投射制御部12に供給する。投射制御部12は、入力された画像データに対応する画像を示す光を投射するよう、投射部21を制御する。
ナビゲーション装置50が車両を経路案内しているとき、進行方向・距離情報取得部14には、交差点で直進または右折もしくは左折するかを示す進行方向情報と、車両の現在位置から、直進または右折もしくは左折する交差点までの距離情報とが供給される。進行方向情報は、少なくとも右折するか左折するかを示せばよい。
進行方向・距離情報取得部14が取得した進行方向情報及び距離情報は、発光制御部13に供給される。発光制御部13は、入力された進行方向情報及び距離情報に応じて、発光部23による発光を制御する。発光制御部13が具体的に右発光部23Rまたは左発光部23Lによる発光をどのように制御するかについては、後に詳述する。
車両は、右後方を撮影するための右後方カメラ70Rと、左後方を撮影するための左後方カメラ70Lとを備える。撮影制御部16は、右後方カメラ70R及び左後方カメラ70Lを制御する。撮影制御部16は、右後方カメラ70R及び左後方カメラ70Lがそれぞれ右後方及び左後方を撮影するときのシャッタスピードや絞り等の撮影条件を制御してもよい。
右後方カメラ70R及び左後方カメラ70Lがそれぞれ右後方及び左後方を撮影した撮影画像データは、撮影制御部16に供給される。撮影制御部16は、入力された撮影画像データを表示制御部15に供給する。
車両用表示装置100は、右後方表示部30Rと左後方表示部30Lとを備える。右後方表示部30Rと左後方表示部30Lとを後方表示部30と総称する。右後方表示部30Rと左後方表示部30Lは、右側表示部及び左側表示部の一例である。
表示制御部15は、右後方を撮影した撮影画像データに基づく画像を右後方表示部30Rに表示させるよう右後方表示部30Rを制御し、左後方を撮影した撮影画像データに基づく画像を左後方表示部30Lに表示させるよう左後方表示部30Lを制御する。
進行方向・距離情報取得部14が取得した進行方向情報及び距離情報は、表示制御部15にも供給される。表示制御部15は、入力された進行方向情報及び距離情報に応じて、撮影画像データに基づく画像とは別の画像であり、運転者の注意を引き付けるための注意画像を右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lに表示するよう右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lを制御する。
表示制御部15が具体的に右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像の表示をどのように制御するかについては、後に詳述する。
右後方表示部30R及び左後方表示部30Lは、例えば液晶パネルで構成されている。右後方表示部30R及び左後方表示部30Lは、任意の表示装置でよい。
図2は、運転者が車両の前方を見た状態を概略的に示している。図2に示すように、投射部21は、ステアリングホイール201よりも前方側で、ダッシュボード202内に取り付けられている。コンバイナ22は、左右方向の中心がステアリングホイール201の左右方向の中心と一致するように、ダッシュボード202上に取り付けられている。
右後方表示部30R及び左後方表示部30Lは、それぞれ、運転者の右側及び左側となるように、コンバイナ22とは離間して配置されている。右後方表示部30R及び左後方表示部30Lは、ステアリングホイール201を挟むように、ダッシュボード202に取り付けられている。右後方表示部30R及び左後方表示部30Lは、スピードメータ等の計器類を挟むように配置されていてもよい。
図3〜図6を用いて、右発光部23R及び左発光部23Lの構成例を説明する。図3及び図4は第1の構成例、図5及び図6は第2の構成例を示している。
図3に示すように、コンバイナ22はハーフミラー220によって構成され、ハーフミラー220を挟むように右発光部23R及び左発光部23Lが設けられている。第1の構成例では、右発光部23R及び左発光部23Lは導光部によって構成されている。ハーフミラー220と右発光部23R及び左発光部23Lとの間は境界面231となっている。
右発光部23R及び左発光部23Lそれぞれの下端部には、例えば発光ダイオード(LED)である発光体23RD及び23LDが取り付けられている。発光体23RD及び23LDは、赤色(R)光と緑色(G)光と青色(B)光とを組み合わせて任意の色の光を発光する発光体であることが好ましい。
図4に示すように、右発光部23R及び左発光部23Lの裏面側は反射面232となっている。発光体23RDまたは23LDが発光すると、光は反射面232で反射しながら、図3に一点鎖線の矢印で示すように、右発光部23R及び左発光部23Lの下端部から上端部へと導光されて、右発光部23R及び左発光部23Lの全体が発光する。
発光体23RD及び23LDは、右発光部23R及び左発光部23L内に埋め込まれていなくてもよい。発光体23RD及び23LDは、右発光部23R及び左発光部23Lの上端部に取り付けられていてもよい。
図5に示す第2の構成例において、右発光部23R及び左発光部23Lの裏面には、三角柱状の凹部233が上下方向に並べて形成されている。図6に示すように、右発光部23R及び左発光部23Lそれぞれの下端よりも下方には、発光体23RD及び23LDが配置されている。図6では、右発光部23R及び発光体23RDは見えていない。
発光体23RDまたは23LDが発光すると、一部の光は上方へと向かい、一部の光はそれぞれの凹部233の45度に傾けた反射面234で運転者の方向に反射する。これによって、右発光部23Rまたは左発光部23Lの凹部233が発光する。
反射面234にアルミニウムの蒸着層などを設けて、光の反射量を増大させるようにしてもよい。
図示していないが、右発光部23R及び左発光部23Lの第3の構成例として、コンバイナ22の右側及び左側に、光の射出方向を運転者の方向とした複数のLEDを上下方向に並べてもよい。
次に、発光制御部13による右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光と、表示制御部15による右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lの注意画像の表示の具体的な制御方法を説明する。
進行方向・距離情報取得部14が取得した進行方向情報が右折を示す場合を例として、実施例1〜3を説明する。
図7の(a)は、時間の経過に伴って、自車両が右折する交差点に近付いていくときの交差点までの距離の変化の一例を示している。横軸は時間、縦軸は交差点までの距離を示す。
実施例1において、発光制御部13及び表示制御部15には、図8に示すように、交差点までの距離に応じて、右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光色と、右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lが表示する注意画像の表示色とが設定されている。
一例として、発光色と表示色は、交差点まで距離が20m以上で50m未満であれば青色と設定され、5m以上で20m未満であれば黄色と設定され、5m未満であれば赤色と設定されている。
ここでは、自車両と交差点との距離が3つのグループに分割されているが、グループの数は2つでもよく、4つ以上であってもよい。発光色と表示色は青色と黄色と赤色に限定されないが、距離が長いほど寒色となり、距離が短いほど暖色となるようにするのがよい。
発光色と表示色とは同じ色でなくてもよいが、同じ色とすることが好ましい。同じ色とする場合でも、発光部23で表現される色と後方表示部30で表現される色とは完全に同じ色とならないことがある。同じ色とは人が同じ色と認識できる程度に近い色であればよい。
図7の(a)において、時刻t1より前に自車両と交差点との距離が50mを超えており、時刻t1で距離が50mとなる。時刻t1より前では距離が50mを超えているから、発光制御部13は右発光部23Rを発光させず、表示制御部15は右後方表示部30Rに注意画像を表示させない。
図7の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t1以降、右発光部23Rを例えば1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、青色で発光させる。図7の(b)におけるLbは青色の発光を示している。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t1以降、青色の発光Lbから例えば0.4秒の遅延時間の後に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、青色の注意画像を表示させる。図7の(b)におけるIbは青色の注意画像を示している。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が20mとなるまで、0.4秒の間隔を設けた青色の発光Lbと青色の注意画像Ibの表示とを継続させる。
図7の(a)において、時刻t2で距離が20mとなる。図7の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t2以降、右発光部23Rを1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、黄色で発光させる。図7の(b)におけるLyは黄色の発光を示している。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t2以降、黄色の発光Lyから0.4秒の遅延時間の後に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、黄色の注意画像を表示させる。図7の(b)におけるIyは黄色の注意画像を示している。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が5mとなるまで、0.4秒の間隔を設けた黄色の発光Lyと黄色の注意画像Iyの表示とを継続させる。
図7の(a)において、時刻t3で距離が5mとなる。図7の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t3以降、右発光部23Rを1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、赤色で発光させる。図7の(b)におけるLrは赤色の発光を示している。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t3以降、赤色の発光Lrから0.4秒の遅延時間の後に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、赤色の注意画像を表示させる。図7の(b)におけるIrは赤色の注意画像を示している。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が0mとなる時刻t4まで、0.4秒の間隔を設けた赤色の発光Lrと赤色の注意画像Irの表示とを継続させる。自車両と交差点との距離が0mとは自車両が交差点に進入したということである。
時刻t4以降、発光制御部13及び表示制御部15は、赤色の発光Lrと赤色の注意画像Irの表示とを停止させる。
以上のように、実施例1においては、発光制御部13は、進行方向情報が右折を示し、距離情報が所定の距離(例えば50m)未満となったことを示すとき、右発光部23Rを所定の時間間隔で周期的に発光させるよう右発光部23Rの発光を制御する。これに合わせて、表示制御部15は、右発光部23Rの発光から、所定の時間間隔よりも短い時間である所定の遅延時間の後に、右後方表示部30Rに注意画像を周期的に表示するよう制御する。
同様に、発光制御部13は、進行方向情報が左折を示し、距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、左発光部23Lを所定の時間間隔で周期的に発光させるよう左発光部23Lの発光を制御する。これに合わせて、表示制御部15は、左発光部23Lの発光から所定の遅延時間の後に、左後方表示部30Lに注意画像を周期的に表示するよう制御する。
実施例1においては、右発光部23Rの発光パターン及び右後方表示部30Rの注意画像の表示パターンと、左発光部23L発光パターン及び左後方表示部30Lの注意画像の表示パターンは、自車両と交差点との距離にかかわらず同じである。実施例1においては、発光色及び注意画像の表示色を、自車両と交差点との距離に応じて異ならせている。
図9を用いて、右発光部23Rによる発光と右後方表示部30Rの注意画像の表示が図7の(b)に示すように制御されたときの、コンバイナ22と右後方表示部30Rの状態を具体的に説明する。
図9に示すように、コンバイナ22には、一例として、車速を示す画像(文字)401と、経路案内しているときの進行方向を示す画像501が表示されている。
ここでは、自車両と交差点との距離が20m以上で50m未満であるとすると、図9の(a)示すように、発光制御部13は、あるタイミングで、右発光部23Rを青色に発光させる。
図9の(b)示すように、表示制御部15は、青色の発光Lbの開始から0.4秒経過後に、右後方表示部30Rの例えば左側端部に、青色の注意画像Ibを表示させる。青色の発光Lbは0.5秒間継続するので、青色の発光Lbと青色の注意画像Ibの表示とは0.1秒間重複する。
図9の(c)示すように、青色の発光Lbの開始から0.5秒経過後、発光制御部13は青色の発光Lbを停止させるので、その後の0.4秒間、青色の注意画像Ibのみが表示される。
コンバイナ22及び右後方表示部30Rは、1.5秒間隔で図9の(a)〜(c)の動作を繰り返すので、コンバイナ22から右後方表示部30Rへと青色の物体があたかも移動するように視認される。よって、運転者は、右折する交差点に近付いていることを認識することができる。
実施例1においては、自車両と交差点との距離に応じて発光色と注意画像の表示色が変化するので、色によって大まかな距離を認識することができる。運転者は、発光色と注意画像の表示色が赤色となれば、右折(または左折)する交差点に到達する直前であることを認識することができる。
図10に示すフローチャートを用いて、実施例1による車両用表示装置100の動作及び車両用表示装置100の制御方法を説明する。
図10において、制御部10による処理が開始されると、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS101にて、右左折する交差点が所定距離以内にあるか否かを判定する。所定距離以内にあると判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15はステップS101の処理を繰り返す。ここでいう所定距離とは、本技術を適用する最大距離であり、実施例1においては50mである。
所定距離以内にあると判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS102にて、右折または左折する当該交差点を通過中であるか否かを判定する。当該交差点を通過中であると判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS103にて、右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光、及び、右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像の表示を停止させ、処理をステップS101に戻す。
当該交差点を通過中であると判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS104にて、右左折する交差点までの距離が20m以上、50m未満となったか否かを判定する。距離が20m以上、50m未満となったと判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS106にて、発光色と注意画像の色を青色と設定する。
距離が20m以上、50m未満となったと判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS105にて、右左折する交差点までの距離が5m以上、20m未満となったか否かを判定する。距離が5m以上、20m未満となったと判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS107にて、発光色と注意画像の色を黄色と設定する。
距離が5m以上、20m未満となったと判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS108にて、発光色と注意画像の色を赤色と設定する。
発光制御部13は、ステップS109にて、右折する交差点であれば右発光部23R、左折する交差点であれば左発光部23Lを、ステップS106〜S108のいずれかで設定された色で発光させる。
表示制御部15は、ステップS110にて、設定された遅延時間の後に、右折する交差点であれば右後方表示部30R、左折する交差点であれ左後方表示部30LにステップS106〜S108のいずれかで設定された色の注意画像Ibを表示させ、処理をステップS101に戻す。
発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS101〜S110の処理を設定された時間間隔で繰り返す。なお、ステップS106〜S110の処理により発光及び注意画像の表示が行われている状態で、ステップS101で判定された交差点で自車両が右左折せず他のルートを走行したときは、発光及び注意画像の表示を停止させる処理が実行される。
図11の(a)は、図7の(a)と同じである。実施例2において、発光制御部13及び表示制御部15には、図12に示すように、交差点までの距離に応じて、右発光部23Rまたは左発光部23Lが発光してから、右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lが注意画像を表示するまでの遅延時間が設定されている。表示制御部15のみに遅延時間が設定されていてもよい。
一例として、交差点まで距離が50m未満で20m以上であれば遅延時間は0.8秒と設定され、20m未満で5m以上であれば遅延時間は0.4秒と設定され、5m未満であれば遅延時間は0秒(遅延なし)と設定されている。
ここでは、自車両と交差点との距離が3つのグループに分割されているが、グループの数は2つでもよく、4つ以上であってもよい。交差点まで距離が短いほど遅延時間を短くするのがよい。最も短い遅延時間は0秒でなくてもよい。
図11の(a)において、時刻t1より前では距離が50mを超えているから、発光制御部13は右発光部23Rを発光させず、表示制御部15は右後方表示部30Rに注意画像を表示させない。
図11の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t1以降、右発光部23Rを例えば1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、所定の色で発光させる。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t1以降、所定の色の発光から0.8秒の遅延時間の後に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、所定の色の注意画像を表示させる。
右発光部23Rの発光色と右後方表示部30Rによる注意画像の表示色は異なっていてもよいが、同じ色とするのがよい。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が20mとなるまで、0.8秒の間隔を設けた所定の色の発光と所定の色の注意画像の表示とを継続させる。
右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光から右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像の表示までの遅延時間が0.8秒であるパターンを、0.8秒遅延パターンと称することとする。
図11の(a)において、時刻t2で距離が20mとなる。図11の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t2以降、右発光部23Rを1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、0.8秒遅延のパターンのときと同じ色で発光させる。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t2以降、所定の色の発光から0.4秒の遅延時間の後に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、0.8秒遅延のパターンのときと同じ色の注意画像を表示させる。
右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光から右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像の表示までの遅延時間が0.4秒であるパターンを、0.4秒遅延パターンと称することとする。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が5mとなるまで、0.4秒の間隔を設けた所定の色の発光と所定の色の注意画像の表示とを継続させる。
図11の(a)において、時刻t3で距離が5mとなる。図11の(b)に示すように、発光制御部13は、時刻t3以降、右発光部23Rを1回の発光時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、0.4秒遅延のパターンのときと同じ色で発光させる。
表示制御部15は、右後方表示部30Rに、時刻t3以降、所定の色の発光と同時に、1回の表示時間として0.5秒間、1.5秒間隔で、0.4秒遅延パターンのときと同じ色の注意画像を表示させる。
右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光と同時に右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像を表示するパターンを、遅延なしパターンと称することとする。
発光制御部13及び表示制御部15は、自車両と交差点との距離が0mとなる時刻t4まで(自車両が交差点に進入するまで)、所定の色の発光と所定の色の注意画像の表示とを継続させる。
時刻t4以降、発光制御部13及び表示制御部15は、所定の色の発光と所定の色の注意画像の表示とを停止させる。
以上のように、実施例2においては、交差点までの距離にかかわらず発光色と注意画像の表示色とを一定とし、交差点までの距離に応じて遅延時間が異なるパターンを採用している。
実施例2においても、コンバイナ22から右後方表示部30Rへと所定の色の物体があたかも移動するように視認される。よって、運転者は、右折する交差点に近付いていることを認識することができる。
実施例2においては、自車両と交差点との距離に応じて遅延時間が変化するので、遅延の程度によって大まかな距離を認識することができる。運転者は、発光と注意画像の表示とが同時となれば(または、発光から注意画像の表示までの時間間隔が最少となれば)、右折(または左折)する交差点に到達する直前であることを認識することができる。
図13に示すフローチャートを用いて、実施例2による車両用表示装置100の動作及び車両用表示装置100の制御方法を説明する。
図13において、制御部10による処理が開始されると、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS201にて、右左折する交差点が所定距離以内にあるか否かを判定する。所定距離以内にあると判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15はステップS201の処理を繰り返す。ここでいう所定距離とは、本技術を適用する最大距離であり、実施例2においては50mである。
所定距離以内にあると判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS202にて、右折または左折する当該交差点を通過中であるか否かを判定する。当該交差点を通過中であると判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS203にて、右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光、及び、右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lによる注意画像の表示を停止させ、処理をステップS201に戻す。
当該交差点を通過中であると判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS204にて、右左折する交差点までの距離が20m以上、50m未満となったか否かを判定する。距離が20m以上、50m未満となったと判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS206にて、0.8秒遅延パターンを設定する。
距離が20m以上、50m未満となったと判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS205にて、右左折する交差点までの距離が5m以上、20m未満となったか否かを判定する。距離が5m以上、20m未満となったと判定されれば(YES)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS207にて、0.4秒遅延パターンを設定する。
距離が5m以上、20m未満となったと判定されなければ(NO)、発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS208にて、遅延なしパターンを設定する。
発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS206またはS207の後、処理をステップS209に移行させ、S208の後、処理をステップS211に移行させる。
発光制御部13は、ステップS209にて、右折する交差点であれば右発光部23R、左折する交差点であれば左発光部23Lを発光させる。表示制御部15は、ステップS210にて、ステップS206またはS207のいずれかで設定された遅延パターンで、右折する交差点であれば右後方表示部30R、左折する交差点であれ左後方表示部30Lに注意画像を所定の色で表示させ、処理をステップS201に戻す。
発光制御部13は、ステップS211にて、右折する交差点であれば右発光部23R、左折する交差点であれば左発光部23Lを発光させる。表示制御部15は、ステップS212にて、右発光部23Rまたは左発光部23Lの発光と同時に、右折する交差点であれば右後方表示部30R、左折する交差点であれ左後方表示部30Lに注意画像を所定の色で表示させ、処理をステップS201に戻す。
発光制御部13及び表示制御部15は、ステップS201〜S212の処理を設定された時間間隔で繰り返す。なお、ステップS206〜S212の処理により発光及び注意画像の表示が行われている状態で、ステップS201で判定された交差点で自車両が右左折せず他のルートを走行したときは、発光及び注意画像の表示を停止させる処理が実行される。
実施例3は、自車両と交差点との距離に応じて、発光色及び注意画像の表示色を異ならせ、かつ、右発光部23Rまたは左発光部23Lが発光してから右後方表示部30Rまたは左後方表示部30Lが注意画像を表示するまでの遅延時間を異ならせるように構成している。
図14の(a)は、図7の(a)と同じである。図14の(b)に示すように、発光制御部13及び表示制御部15は、時刻t1〜t2の期間、青色で0.8秒遅延パターンを実行する。発光制御部13及び表示制御部15は、時刻t2〜t3の期間、黄色で0.4秒遅延パターンを実行する。発光制御部13及び表示制御部15は、時刻t3〜t4の期間、赤色で遅延なしパターンを実行する。
実施例3によれば、実施例1と実施例2との双方の効果を合わせた効果を奏する。
図1に示す車両用表示装置100おいては、コンバイナ22の右側及び左側にそれぞれ、右後方及び左後方を撮影した撮影画像データを表示する右後方表示部30R及び左後方表示部30Lを配置している。
右後方及び左後方を撮影した撮影画像データ以外の画像データを表示する右側表示部及び左側表示部を用いてもよい。注意画像を表示するため専用の右側表示部及び左側表示部を用いてもよい。
右側表示部及び左側表示部を右後方表示部30R及び左後方表示部30Lとする場合には、注意画像を内側端部または外側端部に表示するのがよい。注意画像を内側端部または外側端部に表示すれば、右後方表示部30R及び左後方表示部30Lに表示される後方車両等の画像に影響を与えにくい。
注意画像を表示するため専用の右側表示部及び左側表示部を用いる場合には、注意画像を表示する位置は内側端部または外側端部でも、中央部であってもよい。
本発明は以上説明した本実施形態、実施例1〜3に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
13 発光制御部
14 進行方向・距離情報取得部
15 表示制御部
21 投射部
22 コンバイナ
23L 左発光部
23R 右発光部
30L 左後方表示部(左側表示部)
30R 右後方表示部(右側表示部)
100 車両用表示装置
14 進行方向・距離情報取得部
15 表示制御部
21 投射部
22 コンバイナ
23L 左発光部
23R 右発光部
30L 左後方表示部(左側表示部)
30R 右後方表示部(右側表示部)
100 車両用表示装置
Claims (6)
- 投射部によって投射された所定の画像を示す光によって、車両の運転者の前方に虚像を提示するためのコンバイナを有するヘッドアップディスプレイ装置と、
前記コンバイナに隣接して、前記コンバイナの右側及び左側にそれぞれ配置された右発光部及び左発光部と、
前記コンバイナとは離間して、前記コンバイナの右側及び左側にそれぞれ配置された右側表示部及び左側表示部と、
前記車両が経路案内されているとき交差点で少なくとも右折するか左折するかを示す進行方向情報と、前記車両の現在位置から右折または左折する交差点までの距離情報とを取得する進行方向・距離情報取得部と、
前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部を所定の時間間隔で発光させるよう前記右発光部の発光を制御し、前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部を前記所定の時間間隔で発光させるよう前記左発光部の発光を制御する発光制御部と、
前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部の発光から、前記所定の時間間隔よりも短い時間である所定の遅延時間の後に、前記右側表示部に前記運転者の注意を引き付けるための注意画像を表示するよう制御し、前記進行方向・距離情報取得部が取得した前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部の発光から前記所定の遅延時間の後に、前記左側表示部に前記注意画像を表示するよう制御する表示制御部と、
を備えることを特徴とする車両用表示装置。 - 前記発光制御部は、前記右発光部または前記左発光部を所定の色で発光させるよう制御し、
前記表示制御部は、前記右側表示部または前記左側表示部に前記所定の色で前記注意画像を表示するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。 - 前記発光制御部及び前記表示制御部は、前記所定の距離未満の距離を複数のグループに分割しており、
前記発光制御部は、前記右発光部または前記左発光部を、前記複数のグループごとに異なる色で発光させるよう制御し、
前記表示制御部は、前記右側表示部または前記左側表示部に、前記複数のグループごとに異なる色で前記注意画像を表示するよう制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、前記所定の距離未満の距離を複数のグループに分割しており、
前記表示制御部は、距離が短いグループほど、前記所定の遅延時間を短くすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。 - 前記表示制御部は、距離が最も短いグループにおける前記所定の遅延時間を0とすることを特徴とする請求項4に記載の車両用表示装置。
- 車両が経路案内されているとき交差点で少なくとも右折するか左折するかを示す進行方向情報と、前記車両の現在位置から右折または左折する交差点までの距離情報とを取得し、
前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が所定の距離未満となったことを示すとき、投射部によって投射された光によって車両の運転者の前方に虚像を提示するためのコンバイナに隣接して前記コンバイナの右側に配置された右発光部を、所定の時間間隔で発光させるよう制御し、
前記進行方向情報が右折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記右発光部の発光から、前記所定の時間間隔よりも短い時間である所定の遅延時間の後に、前記コンバイナとは離間して前記コンバイナの右側に配置された右側表示部に前記運転者の注意を引き付けるための注意画像を表示するよう制御し、
前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記コンバイナに隣接して前記コンバイナの左側に配置された左発光部を、前記所定の時間間隔で発光させるよう制御し、
前記進行方向情報が左折を示し、前記距離情報が前記所定の距離未満となったことを示すとき、前記左発光部の発光から前記所定の遅延時間の後に、前記コンバイナとは離間して前記コンバイナの左側に配置された左側表示部に前記注意画像を表示するよう制御する
ことを特徴とする車両用表示装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016005709A JP2017124770A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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ID=59363775
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JP2016005709A Pending JP2017124770A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | 車両用表示装置及び車両用表示装置の制御方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP3727582A4 (en) * | 2017-11-17 | 2021-08-25 | Project LEAH, LLC | FLESH LIGHTING DEVICE |
WO2024248126A1 (ja) * | 2023-06-02 | 2024-12-05 | パイオニア株式会社 | 発光装置、発光装置の制御方法、及び記録媒体 |
-
2016
- 2016-01-15 JP JP2016005709A patent/JP2017124770A/ja active Pending
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