JP2017121186A - 部分交換による動作調整式多連結ルアー - Google Patents
部分交換による動作調整式多連結ルアー Download PDFInfo
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Abstract
【課題】多連結ルアーにおいて、複数に分離した『形状』『素材』『重さ』『大きさ』の違う各本体を手軽に取り外しが出来る部品で組み合わせて連結することで、使用者の用途や好みに合わせて自由にルアーの動きを調整・変更できるものを提供することを目的とする。【解決手段】複数に分離した『形状』『素材』『重さ』『大きさ』の違う各本体の間に連結及び取り外しが容易にできる部品を使用し、組み合わせて連結しルアー全本体とすることで、『大きさ』『釣り針の位置』『動作』『浮力』『姿勢』『バランス』を自由に調整・変更できる【選択図】図5
Description
本発明は、釣りをする場合に利用される疑似餌に関するものである。
様々な魚を対象として行われるルアーフィッシングにおいて使用されるルアー。このルアーという疑似餌は、各種対象魚の餌となる昆虫や小魚などを模した形状にするとともに、餌となる生物を模した動作をするような工夫がなされたものを対象魚に合わせて選択し使用している。
ルアーを用いた釣りとは、対象魚の泳ぐ泳層やポイントを見つけ出し、使用する疑似餌に実物の昆虫や小魚のような動作をさせることで、あたかも生きているように見せて対象魚を誘い出すというものである。しかしながら従来の疑似餌は一定の形状であり調整や設定は不可能なため、最適な泳層や動作を探り当てるまでに繰り返し交換しなくてはならず、その度に糸を結び直す作業を行わなくてはならないばかりか、動作や形状の異なる多数の疑似餌をそろえて用意する必要があった。
複数に分離した各本体を組み合わせて使用するプラグ型ジョイントルアーで、各本体の間に連結及び取り外しが容易にできる部品を使用し、ルアー全本体のうちルアーを構成する各本体の一部を交換・追加・削減することが出来るルアー。
各本体は木材・樹脂・天然素材(貝殻や骨、角などの生物由来のもの)といった使用上の強度を確保できる硬質の素材で構成し、本体内部にウエイトをインサートしたもの、軽量な素材を使用し浮力を持たせたもの、水と同等程度の質量をもたせて水中を漂わせることが出来るもの等を使用者が自由に組み合わせて使うことの出来る請求項1に係るハードプラグタイプのルアー。
請求項1の手順で連結する各本体の数を追加・削減することでルアー全本体の長さと大きさを自由に調整・変更出来るルアー。
釣り針を連結出来る部位を有した各本体を請求項1の手順で用途応じた位置や使用者の好みに合わせた位置に連結することでルアー全本体の釣り針の位置や数量を自由に設定できるルアー。
係止したラインを引いた際、それぞれの各本体よって水の抵抗の受け方がちがう形状のものを組み合わせることでルアー全本体の動きを調整・変更できる請求項1に係るルアー。
ルアー全本体を構成している連結する各本体の数量の削減及び追加をすることで、ルアー全本体の体積を変更して浮力の変化によって泳層の調整をすることができる請求項1に係るルアー。
ルアー全本体を構成している各本体の配列順序や取り付け方向の入れ替えをすることで、浮力と重量の配分を変えて全本体の水中での姿勢とバランスの調整をすることができる請求項1に係るルアー。
以上説明したように、本発明ではルアー全本体を構成する各本体のパーツの配列順序や取り付け方向の入れ替え及び数量の削減や追加をすることで、疑似餌本体の大きさの調整、疑似餌本体の釣り針の数と位置を調整、水流の受け方を変えることでの動作の調整、体積を変えることでの浮力変更による泳層の調整、浮力と重量の配分を変えることで水中での姿勢とバランスの調整といった5種類の要素を自在に調整できる。またその5つの要素を組み合わせて調整することで、より多数のバリエーションを1つの疑似餌で備えることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1のSRは各本体の連結及び取り外しを容易にする為に用いるリング状の金属部品(スプリットリング)の図である。
図2図3図4はそれぞれ個別の特性を持つ各本体でSRを使いそれぞれを図5図6図7の連結例のように連結して使用する。
図2の各本体(1)は浮力保持型で、係止した釣り糸eを引くことで先端の嘴状の突起に水流を受けて潜行する形状である。
図2の各本体(2)は沈下移動型で、水底まで沈下させ係止した釣り糸eを引くことでフラットな前面で水流を受け左右に不規則にスライドする動作で対象魚を誘う形状である。
図2の各本体(3)は沈下滞在型で、水底まで沈下させると内蔵されたウエイトcを水底に向ける様に直立する。竿先を揺らすことで係止した釣り糸eを動かし連結させたルアー全本体を振動させ対象魚を誘う形状である。
図2の各本体(4)は高浮力保持型で、水面に浮かんだ状態で使用する。係止した釣り糸eを引くことで前面に配したカップ状の部位が水流を受け、クロールのように左右に動作して対象魚を誘う形状である。
図2の各本体(5)は板状のプレート型で、係止した釣り糸eを引くことで水流を受け、各本体(5)のみが水を受け流すために左右へ動くことで微波動を作り出し対象魚を誘う形状である。
図3の各本体(6)は釣り針を連結する部位と釣り針dを有した浮力保持型の各本体で、主に釣り糸を係止する部位aを有した各本体と最後尾に配する各本体の間に連結しての使用を目的とする形状である。
図3の各本体(7)は浮力保持型の各本体で、主に釣り糸を係止する部位aを有した各本体と最後尾に配する各本体の間に連結しての使用を目的とする形状である。
図3の各本体(8)は両脇に水流を受けるための球状の突起物を有した浮力保持型の各本体で、突起物に受ける水流を受け流すためにクロールのように動作することで対象魚を誘う形状である。釣り糸を係止する部位aを有した各本体と最後尾に配する各本体の間に連結しての使用を目的とする形状である。
図3の各本体(9)は内部にウエイトcを持つ沈下型の各本体で、主に釣り糸を係止する部位aを有した各本体と最後尾に配する各本体の間に連結しての使用を目的とする形状である。
図4の各本体(10)は釣り針を連結する部位と釣り針dを有した浮力保持型の各本体で、最後尾に配しての使用を目的とする。突起物に受ける水流を受け流すためにクロールのように動作することで対象魚を誘う形状である。
図4の各本体(11)は釣り針を連結する部位と釣り針dと後方に水流を受けるための球状の突起物を有した高浮力保持型の各本体で、最後尾に配しての使用を目的とする。突起物に受ける水流を受け流すために螺旋状に動作することで対象魚を誘う形状である。
図4の各本体(12)は釣り針を連結する部位と釣り針dと下腹部に水流を受けるための板状の突起物を有した浮力保持型の各本体で、最後尾に配しての使用を目的とする。突起物に受ける水流を受け流すために左右に動作することで対象魚を誘う形状である。
図4の各本体(13)は釣り針を連結する部位と釣り針dと両脇に水流を受けるための球状の突起物を有した浮力保持型の各本体で、最後尾に配しての使用を目的とする。突起物に受ける水流を受け流すためにクロールのように動作することで対象魚を誘う形状である。
図5のAは前出で説明した各本体から図2(2)図3(6)(7)図4(12)の順序に4連結で組み合わせた例で、水底での使用を目的として構成した沈下移動型のルアー全本体である。竿先を上下させながら係止した釣り糸eを引くことで水底を跳ねる様に千鳥足で移動する。移動する際、最後尾が受ける水流を受け流すために左右に動作して対象魚を誘う形状である。
図5のBは前出で説明した各本体から図2(2)図4(11)の順序に2連結で組み合わせた例で、水底での使用を目的として構成した沈下移動型のルアー全本体である。竿先を上下させながら係止した釣り糸eを引くことで先頭に配した図2(2)が水流を受け、水底を跳ねる様に千鳥足で移動する。移動する際、最後尾に配した図4(11)が受ける水流を受け流すために螺旋状に動作して対象魚を誘う形状である。図5Aと同一の図2(2)を組み合わせに使用しているが、浮力保持型の各本体の組み合わせを図5Aより少なくすることで沈下速度を速めており、レスポンスの良い動作と小回りの効く操作性を実現させている形状である。
図5のCは前出で説明した各本体から図3(6)(9)(7)の順序に3連結で組み合わせた例で、水底での使用を目的として構成した沈下滞在型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを張ったり弛めたりすることで先頭と最後尾に配した図3(6)(7)を揺らすように動作して対象魚を誘う形状である。
図6のDは前出で説明した各本体から図2(1)図3(6)図4(11)の順序に3連結で組み合わせた例で、水中での使用を目的として構成した浮力保持移動型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを引くことで先頭に配した図2(1)のが潜行しながら最後尾に配した図4(11)が螺旋状に動作して対象魚を誘う形状である。
図6のEは前出で説明した各本体から図2(5)(3)図4(10)の順序に3連結で組み合わせた例で、水中での使用を目的として構成した沈下移動型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを引くことで先頭に配した図2(5)のみが水を受け流すために左右へ動いて微波動を作り出し対象魚を誘う形状である。
図6のFは前出で説明した各本体から図2(3)図3(6)(8)図4(10)の順序に4連結で組み合わせた例で、水中での使用を目的として構成した沈下移動型のルアー全本体である。ルアー全本体の中間に配した図3(8)がクロールのように動作して対象魚を誘う形状である。
図7のGは前出で説明した各本体から図2(1)図3(6)図4(10)の順序に3連結で組み合わせた例で、水面での使用を目的として構成した浮力保持移動型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを引くことで先頭に配した図2(1)が水を受け流すために左右へ動作して対象魚を誘う形状である。
図7のHは前出で説明した各本体から図2(4)図4(11)の順序に2連結で組み合わせた例で、水面での使用を目的として構成した浮力保持移動型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを引くことで先頭に配した図2(4)の前面に配したカップ状の部位が水流を受け、クロールのように左右に動作するとともに最後尾に配した図4(11)が螺旋状に動作して対象魚を誘う形状である。
図7のIは前出で説明した各本体から図3(6) (8)(7)図4(13)の順序に4連結で組み合わせた例で、水面での使用を目的として構成した浮力保持移動型のルアー全本体である。係止した釣り糸eを引くことで中間に配した図3(6)と最後尾に配した図4(13)が水流を受け、クロールのように動作することで対象魚を誘う形状である。
以上のように本発明では従来のルアーに比べ、少ない所持数でもルアー全本体を構成する各本体のパーツの配列順序や取り付け方向の入れ替え及び数量の削減や追加をすることで、疑似餌本体の大きさの調整、疑似餌本体の釣り針の数と位置を調整、水流の受け方を変えることでの動作の調整、体積を変えることでの浮力変更による泳層の調整、浮力と重量の配分を変えることで水中での姿勢とバランスの調整といった5種類の要素を自在に調整できる。またその5つの要素を組み合わせて調整することで、より多数のバリエーションを備えることが可能となる。
SR各本体の連結及び取り外しを容易にする為に用いるリング状の金属部品(スプリットリング)
a 釣り糸を係止する部位
b 連結部位
c ウエイト
d 釣り針を連結する部位と釣り針
e 係止した釣り糸
a 釣り糸を係止する部位
b 連結部位
c ウエイト
d 釣り針を連結する部位と釣り針
e 係止した釣り糸
Claims (7)
- 複数に分離した各本体を組み合わせて使用するプラグ型ジョイントルアーで、各本体の間に連結及び取り外しが容易にできる部品を使用し、ルアー全本体のうちルアーを構成する各本体の一部を交換・追加・削減することが出来るルアー。
- 各本体は木材・樹脂・天然素材(貝殻や骨、角などの生物由来のもの)といった使用上の強度を確保できる硬質の素材で構成し、本体内部にウエイトをインサートしたもの、軽量な素材を使用し浮力を持たせたもの、水と同等程度の質量をもたせて水中を漂わせることが出来るもの等を使用者が自由に組み合わせて使うことの出来る請求項1に係るハードプラグタイプのルアー。
- 請求項1の手順で連結する各本体の数を追加・削減することでルアー全本体の長さと大きさを自由に調整・変更出来るルアー。
- 釣り針を連結出来る部位を有した各本体を請求項1の手順で用途応じた位置や使用者の好みに合わせた位置に連結することでルアー全本体の釣り針の位置や数量を自由に設定できるルアー。
- 係止したラインを引いた際、それぞれの各本体よって水の抵抗の受け方がちがう形状のものを組み合わせることでルアー全本体の動きを調整・変更できる請求項1に係るルアー。
- ルアー全本体を構成している連結する各本体の数量の削減及び追加をすることで、ルアー全本体の体積を変更して浮力の変化によって泳層の調整をすることができる請求項1に係るルアー。
- ルアー全本体を構成している各本体の配列順序や取り付け方向の入れ替えをすることで、浮力と重量の配分を変えて全本体の水中での姿勢とバランスの調整をすることができる請求項1に係るルアー。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11399523B2 (en) * | 2009-04-14 | 2022-08-02 | Hannu Salovirta | Fishing device |
-
2016
- 2016-01-04 JP JP2016000195A patent/JP2017121186A/ja active Pending
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