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JP2017102676A - 携帯端末装置、操作装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

携帯端末装置、操作装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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JP2017102676A JP2015235110A JP2015235110A JP2017102676A JP 2017102676 A JP2017102676 A JP 2017102676A JP 2015235110 A JP2015235110 A JP 2015235110A JP 2015235110 A JP2015235110 A JP 2015235110A JP 2017102676 A JP2017102676 A JP 2017102676A
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英治 羽中田
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Abstract

【課題】片手による快適な携帯端末装置の操作を可能にする携帯端末装置を提供する。【解決手段】携帯端末装置の背面に設置された背面タッチパッドに対する指の接触に応じて、表示部に指示オブジェクトを表示する表示手段と、背面タッチパッドにおける指の移動に応じて、表示手段により表示された指示オブジェクトを移動させる移動手段と、背面タッチパッドへの指によるジェスチャ操作に応じて、移動手段により移動された指示オブジェクトに基づいた制御を行う制御手段と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、携帯端末装置、操作装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
スマートホン等の携帯端末装置に対して入力を行う際の基本動作方法には、以下の2つがある。1つ目の方法は、携帯端末装置を一方の手で持ち、他方の手の人差し指でタッチパネルを操作することで入力操作をする方法である。2つ目の方法は、携帯端末装置を片手で持ち同じ手の親指で画面上のタッチパネルを操作することで入力操作をする方法である。
1つ目の方法では、両手共に携帯端末装置の操作に利用されるため、荷物を持っていたり、つり革につかまっていたり、片手が塞がっている場合、携帯端末装置の使用が困難となる。
一方、2つ目の方法では、片手しか携帯端末装置の操作に利用されないため、片手が塞がっている場合でも、携帯端末装置の使用が可能である。
特開2009−294725号公報
しかし、2つ目の方法では、携帯端末装置を保持する手の親指で操作を行うことになるため、携帯端末装置を保持する手の親指が届かない範囲にある画面上のアイコン等を操作することが困難であるという問題がある。近年、携帯端末装置の画面が大型化されてきており、携帯端末装置を保持する手の親指による携帯端末装置の操作は、更に困難となっている。携帯端末装置の片手による操作を支援する技術には、特許文献1の技術がある。特許文献1には、携帯端末のタッチパネル上の斜線をなぞる操作に基づいて、ユーザが形態端末を持っている手を判定し、使用勝手のよいメニューやスクロールバー等のオブジェクトを持ち手側にずらす技術が開示されている。
しかし、特許文献1では、操作モード切り替えのため、タッチパネルをなぞる操作を行う手間を要し、更に、持ち手側にずらされなかった画面上のオブジェクトについては、片手で操作することができなかった。そのため、片手で快適に携帯端末装置を操作することができなかった。
そこで、本発明は、片手による快適な携帯端末装置の操作を可能にすることを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、携帯端末装置であって、前記携帯端末装置の背面に設置された背面タッチパッドに対する指の接触に応じて、表示部に指示オブジェクトを表示する表示手段と、前記背面タッチパッドにおける前記指の移動に応じて、前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを移動させる移動手段と、前記背面タッチパッドへの前記指によるジェスチャ操作に応じて、前記移動手段により移動された前記指示オブジェクトに基づいた制御を行う制御手段と、を有する。
本発明によれば、片手による快適な携帯端末装置の操作を可能にすることができる。
図1は、操作入力処理の概要を説明する図である。 図2は、携帯端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、携帯端末装置の処理の一例を示すフローチャートである。 図4は、設定される座標の一例を示す図である。 図5は、カーソルの移動速度について説明する図である。 図6は、カーソル移動の補正処理の一例を説明する図である。 図7は、外付けの背面タッチパッドの一例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態における操作入力処理の概要を説明する図である。図1(a)は、携帯端末装置100の背面の一例を示す図である。携帯端末装置100は、背面に背面タッチパッド101を含む。図1(b)は、携帯端末装置100の表面の一例を示す図である。携帯端末装置100は、表面に、表示部102を含む。表示部102は、指等の接触を検知する機能を有する表示部である。本実施形態では、表示部102は、タッチパネルである。
タッチパッドとは、パッドの平面上を指でなぞることで、表示部の画面上のカーソルや画面の操作を可能にするポインティングデバイスである。また、タッチパネルとは、液晶パネルのような表示装置とタッチパッドのような位置入力装置とを組み合わせた装置である。また、表示部102に表示される画面は、アイコン103を含む。
図1(c)は、ユーザが片手で携帯端末装置100を保持している様子の一例を示す図である。図1(c)のように、ユーザは、片手で携帯端末装置100を保持する場合、親指、中指、薬指、小指で保持することになるため、人差し指を自由に動かすことができる。そこで、携帯端末装置100は、携帯端末装置100を保持するユーザの手の人差し指による背面タッチパッド101への操作に基づいて、表示部102に表示されている画面に対する入力操作を行うことができるように構成されている。
例えば、ユーザの人差し指が背面タッチパッド101に接触した場合、携帯端末装置100は、表示部102にカーソル104を表示する。カーソルとは、画面内の指示や操作の対象を指し示すために用いられる指示オブジェクトの一例である。本実施形態のカーソル104は、矢印記号であるとするが、手の形の図形やプラス記号等の他の記号であってもよい。そして、ユーザの人差し指が背面タッチパッド101上を移動した場合、携帯端末装置100は、ユーザの人差し指の移動に応じて、表示部102内に表示されているカーソル104を移動させる。例えば、カーソル104をアイコン103上に移動したところで、ユーザが一度、背面タッチパッド101から人差し指を離し、すぐに、人差し指で背面タッチパッド101にタップ操作を行ったとする。その場合、携帯端末装置100は、アイコン103の選択する制御を行い、アイコン103に応じたアプリケーションを立ち上げる。このように、ユーザは、人差し指1本で、携帯端末装置100の操作が可能となり、より簡易に携帯端末装置100を操作できるようになる。
タップ操作とは、タッチパッド、タッチパネル等を、指で1回叩くジェスチャ操作である。より具体的には、タップ操作とは、指をタッチパッド等に接触させ、設定された期間内に指をタッチパッド等から離すジェスチャ操作のことである。ジェスチャ操作とは、指によるタッチパッド等への特定の操作のことであり、携帯端末装置は、行われたジェスチャ操作に応じて、設定された制御を行うことになる。また、2回連続で、タップ操作を行う操作は、ダブルタップ操作という。指をタッチパッドに接触させ、設定された期間以上、接触させたままにする操作は、ロングタップ操作という。
背面タッチパッド101は、携帯端末装置100を保持する手の人差し指で操作可能な領域に設けられている。ユーザが左右どちらの手で携帯端末装置100を保持するか不明な場合、携帯端末装置100は、背面タッチパッド101を、右手の人差し指で操作可能な領域と、左手の人差し指で操作可能な領域と、の双方に、背面タッチパッド101を含むこととしてもよい。例えば、携帯端末装置100の背面領域を縦横方向に2分割された計4つの領域を考える。
図1(d)は、携帯端末装置100の背面を縦横方向に2分割し、計4つの領域に分割した様子を示す図である。ユーザが片手で携帯端末装置100を保持する場合に、人差し指の指先が稼働できる範囲が、領域105であるとする。その場合、背面タッチパッド101は、領域105内部に設けられることになる。また、左右どちらの手でも操作が可能なように、複数の背面タッチパッド101が、複数の領域内部にそれぞれ設けられることとしてもよい。
本実施形態では、背面タッチパッド101は、静電容量方式のタッチパッドであるとする。また、背面タッチパッド101の形状は、任意であるが、例えば、携帯端末装置100を保持する手の人差し指の指先の稼働可能な範囲に基づいて、決定される。例えば、人差し指の指先の稼働可能な範囲が、半径10〜20mmの円状であるとすると、背面タッチパッド101の半径を10〜20mmにすることとしてもよい。また、背面タッチパッド101の形状は、人差し指の指先の稼働可能な範囲に余裕を持たせた形状にしてもよい。例えば、人差し指の指先の稼働可能な範囲が、半径10〜20mmの円状である場合、背面タッチパッド101の半径を10〜20mmに所定の値を加えた値にしてもよい。例えば、背面タッチパッド101の半径を、15〜30mmとすることとしてもよい。
図2は、携帯端末装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。
携帯端末装置100は、CPU201、主記憶装置202、補助記憶装置203、入力I/F204、接続I/F205を含む。CPU201、主記憶装置202、補助記憶装置203、入力I/F204、接続I/F205は、システムバス206を介して、相互に接続されている。
CPU201は、携帯端末装置100の処理を制御する中央演算装置である。主記憶装置202は、CPU201のワークエリアや種々のデータの記憶領域として機能する記憶装置である。補助記憶装置203は、各種プログラム、各種閾値、各種設定値、各種設定された係数の情報等のデータを格納する記憶装置である。入力I/F204は、表示部102や背面タッチパッド101へ入力を取得するためのインターフェースである。接続I/F205は、外付け受信器等の外部の装置等と接続するためのインターフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)、マイクロUSB等の規格のインターフェースである。
CPU201が、主記憶装置202又は補助記憶装置203に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、携帯端末装置100の機能及び図3で後述するフローチャートの処理が実現される。
図3は、本実施形態における携帯端末装置100の処理の一例である。
S301において、CPU201は、背面タッチパッド101へのユーザの指の接触を検知したか否かを判定する。より具体的には、CPU201は、入力I/F204を介して、背面タッチパッド101からユーザの指の接触に応じた信号を受信したか否かを判定する。CPU201は、背面タッチパッド101へのユーザの指の接触を検知したと判定した場合、S302の処理に進み、背面タッチパッド101へのユーザの指の接触を検知していないと判定した場合、S301の処理に進む。
S302において、CPU201は、S301で検知したと判定された背面タッチパッド101への指の接触の位置に応じて、表示部102にカーソル104を表示する。例えば、CPU201は、以下のようにして、カーソル104の表示位置を決定し、決定した表示位置にカーソル104を表示する。
本実施形態では、背面タッチパッド101は、半径rの円形であるとする。また、本実施形態では、携帯端末装置100の表面、及び背面の形状は、四隅が丸形の上辺と下辺とが右辺と左辺とよりも短い長方形となっている。背面タッチパッド101上に図4(a)のように座標を設定する。図4(a)の座標は、背面タッチパッド101の中心を原点O1として、互いに垂直な軸X1と、軸Y1とを含む座標である。軸X1は、携帯端末装置の表面、及び背面の上辺、下辺と水平な軸である。また、軸Y1は、携帯端末装置の表面、及び背面の上辺、下辺と垂直な軸である。また、表示部102上に図4(b)のように座標を設定する。図4(b)の座標は、表示部102の中心を原点O2として、互いに垂直な軸X2と、軸Y2とを含む座標である。軸X2は、表示部102の上辺、下辺と水平な軸である。また、軸X2は、携帯端末装置の表面、及び背面の上辺、下辺と水平な軸でもある。また、軸Y2は、表示部102の上辺、下辺と、垂直な軸である。また、軸Y2は、携帯端末装置の表面、及び背面の上辺、下辺と垂直な軸でもある。
CPU201は、入力I/F204を介して、背面タッチパッド101から受信したユーザの指の接触に応じた信号に基づいて、背面タッチパッド101にユーザの指が接触した位置P1の情報を取得する。本実施形態では、位置P1は、図4(a)の座標上の位置(a1、b1)であるとする。CPU201は、a1に予め設定された係数k1をかけることで、表示部102上で位置P1に対応する位置P2のx2座標値a2を算出する。また、CPU201は、b1に予め設定された係数k2をかけることで、表示部102上で位置P1に対応する位置P2のy2座標値b2を算出する。即ち、CPU201は、表示部102上の位置P1に対応する位置P2の座標として(k1×a1、k2×b1)を算出する。なお、背面タッチパッド101と表示部102とは、向い合せに設置されている。そのため、x1y1座標とx2y2座標とにおいて、x1軸上の正負と、x2軸上の正負とは、逆になる。
CPU201は、S302で背面タッチパッド101への指の接触の位置に応じて、カーソル104の表示位置を決定する。それにより、ユーザは、カーソル104を表示させたい位置に表示させることができる。また、CPU201は、背面タッチパッド101への指の接触を検知した場合、接触位置に関係なく、表示部102の中央にカーソル104を表示することとしてもよい。
S303において、CPU201は、背面タッチパッド101上でユーザの指の移動を検知したか否かを判定する。より具体的には、CPU201は、入力I/F204を介して、背面タッチパッド101から取得した信号に基づいて、背面タッチパッド101上でのユーザの指の移動を検知する。例えば、CPU201は、背面タッチパッド101から指の接触に関する信号を継続的に取得する場合、最新の信号が示す指の接触位置と1つ前の信号が示す指の接触位置との距離が設定された閾値以上である場合、指の移動が発生したと判定する。
CPU201は、背面タッチパッド101上でユーザの指の移動を検知したと判定した場合、S304の処理に進み、背面タッチパッド101上でユーザの指の移動を検知していないと判定した場合、S305の処理に進む。
S304において、CPU201は、S303で検知されたと判定された背面タッチパッド101上のユーザの指の移動に応じて、表示部102上のカーソル104を移動させる。
例えば、CPU201は、背面タッチパッド101から指の接触に関する信号を継続的に取得する場合、最新の信号が示す指の接触位置と1つ前の信号が示す指の接触位置との差分に応じて、カーソル104を移動させる。例えば、CPU201は、S303で、図4(a)の座標上におけるx1軸方向にa3、y1軸方向にb3の指の移動を検知したと判定したとする。その場合、CPU201は、表示部102内のカーソル104を、図4(b)の座標上で、x2軸方向に、予め設定された係数k3とa3とを掛け合わせて算出した分だけ、移動させる。また、CPU201は、表示部102内のカーソル104を、図4(b)の座標上で、y2軸方向に、予め設定された係数k4とb3とを掛け合わせて算出した分だけ、移動させる。係数k3、k4の値は、任意である。カーソル104の移動前の座標と、移動後の座標との差分の値を、カーソル104の移動値とする。
本実施形態では、CPU201は、表示部102にカーソル104が表示されている状態で、背面タッチパッド101から指が離れても、カーソル104を削除することはなく、そのままの位置にカーソル104を表示し続けるものとする。そして、CPU201は、再度、背面タッチパッド101に指が接触し、接触した指が背面タッチパッド101上を移動した場合、その移動に応じて、表示していたカーソル104を移動させる。
背面タッチパッド101の大きさは、表示部102よりも小さい。そのため、CPU201は、背面タッチパッド101上の指の移動に応じた表示部102上のカーソル104の移動距離を、背面タッチパッド101上の指の移動距離以下にする場合(係数k3、k4の絶対値を1以下とする場合)、以下のような問題がある。例えば、表示部102の端から端までカーソル104を移動させる場合、ユーザは、背面タッチパッド101上で、指を移動させ、一旦、指を背面タッチパッド101から離し、再度指を接触させ、指を移動させる処理を繰り返す必要があり、操作が煩雑となる。しかし、例えば、カーソル104は、指が背面タッチパッド101上で実際に移動した距離以下の距離を移動することになり、ユーザが表示部102上でカーソル104の位置を微調整することが容易になるという利点もある。
また、CPU201は、背面タッチパッド101上の指の移動距離よりも、指の移動に応じた表示部102上のカーソル104の移動距離を大きくするような(絶対値が1よりも大きい)係数k3、k4を利用することができる。そうすることで、例えば、表示部102の端から端までカーソル104を移動させたい場合でも、ユーザは、一度の背面タッチパッド101上での指の移動を行えばよく、手間を軽減することができるという利点がある。しかし、カーソル104は、指が背面タッチパッド101上で実際に移動した距離以上の距離を移動することになるので、例えば、ユーザが表示部102上のカーソル104の位置を微調整することが困難となるという問題も生じる。以下では、背面タッチパッド101上の指の移動距離に応じたカーソル104の移動距離を、カーソル104の移動速度とする。
そこで、CPU201は、以下のようにしてカーソル104の移動速度を決定することとしてもよい。即ち、CPU201は、背面タッチパッド101上における指の移動が検知された位置に応じて、カーソル104の移動速度を決定することとしてもよい。
より具体的には、CPU201は、以下のような処理を行う。検知された指の移動の始点となる点を、指の移動が検知された位置とする。例えば、CPU201は、S303で、図4(a)の座標上における位置P1から他の位置への指の移動を検知したと判定したとする。この場合、指の移動が検知された位置は、P1となる。
図5は、カーソルの移動速度について説明する図である。図5に示すように、円形である背面タッチパッド101の半径は、rである。また、指の移動が検知された位置を図5の位置Pであるとする。位置Pは、背面タッチパッド101の中心から距離lの位置に存在する。CPU201は、カーソル104の移動速度を、指の移動が検知された位置と、背面タッチパッド101の中心O1と、の距離に応じて決定する。
本実施形態では、CPU201は、指の移動が検知された位置が背面タッチパッド101の中心O1から遠い程、カーソル104の移動速度を高い値にする。例えば、CPU201は、指の移動が検知された位置と、背面タッチパッド101の中心O1と、の距離に比例して、カーソル104の移動速度を決定する。S303で検知した指の移動が、図4(a)の座標上におけるx1軸方向にa3、y1軸方向にb3の指の移動であった場合、CPU201は、カーソル104を以下のように移動させる。即ち、CPU201は、カーソル104の位置を、図4(b)の座標上で、x2軸方向に、予め設定された係数k5と、(l/r)の値と、a3と、を掛け合わせて算出した値だけ、移動させる。また、CPU201は、カーソル104の位置を、図4(b)の座標上で、y2軸方向に、予め設定された係数k6と、(l/r)の値と、b3と、を掛け合わせて算出した値だけ、移動させる。係数k5、k6の値は、任意である。
このように、CPU201は、指の移動を検知した場所が背面タッチパッド101の中心O1から遠い程、カーソル104の移動速度を高くし、中心O1に近い程、カーソル104の移動速度を低くすることができる。これにより、ユーザは、背面タッチパッド101の外周付近から指を移動させることで、カーソル104を大きく移動させることができる。また、ユーザは、背面タッチパッド101の中心O1付近から指を移動させることで、カーソル104の位置を微調整させることができる。
また、ユーザは、携帯端末装置100を保持する手の人差し指で背面タッチパッド101を操作することになるが、携帯端末装置100を保持する手の人差し指は、y1軸やy2軸に対して30°〜40°程度の傾きがある。そのため、ユーザは、携帯端末装置100を保持する手の人差し指を、背面タッチパッド101をx1軸に平行又は垂直に動かしにくい。また、ユーザは、ユーザから視認できない背面にある背面タッチパッド101を、ユーザから視認できない人差し指で正確に操作するのは、困難である。そのため、例えば、カーソル104を軸x2と垂直又は平行な方向に移動させたい場合でも、ユーザが背面タッチパッドを正確に操作できないため、CPU201は、カーソル104を斜め上又は斜め下に移動させてしまうことがある。
そこで、CPU201は、x2軸方向に対して垂直又は平行に移動させるように、S304で算出したカーソル104の移動値を補正することとしてもよい。カーソル104の移動値とは、カーソル104の移動前の座標と、移動後の座標との差分である。S304で算出されたカーソル104の移動値を、カーソル104の移動ベクトルとして表す。例えば、CPU201がカーソル104をx2軸方向の変更値として(k3×a3)を算出し、y2軸方向の変更値として(k4×b3)を算出した場合、カーソル104の移動ベクトルは、(k3×a3、k4×b3)として表される。
図6は、カーソル104の移動の補正処理の一例を説明する図である。CPU201は、S304で算出されたカーソル104の移動ベクトルの向きに応じて、カーソル104の移動値を補正する。x2軸に対するカーソル104の移動ベクトルの向きを示す角度をθとすると、CPU201は、以下のようにして、カーソル104の移動を補正する。
即ち、CPU201は、0°≦θ≦45°、又は315<θ<360°、又は135°<θ≦225°である場合、カーソル104を、x2軸方向にS304で算出したx2軸方向の移動値だけ移動させ、y2軸方向にカーソル104を移動させない。また、CPU201は、45°<θ≦135°、又は225<θ≦315°である場合、カーソル104を、y2軸方向にS304で算出したy2軸方向の移動値だけ移動させ、x2軸方向にカーソル104を移動させない。
例えば、カーソル104の移動ベクトルが図6のベクトルV1であるとする。x2軸に対するベクトルV1の向きを示す角度は、θ1であり、0°≦θ1≦45°である。そのため、CPU201は、カーソル104を、x2軸方向にS304で算出したx2軸方向の移動値だけ移動させ、y2軸方向には移動させない。また、例えば、カーソル104の移動ベクトルが図6のベクトルV2であるとする。x2軸に対するベクトルV2の向きを示す角度は、θ2であり、225°<θ2≦315°である。そのため、CPU201は、カーソル104を、y2軸方向にS304で算出したy2軸方向の移動値だけ移動させ、x2軸方向には移動させない。
このような処理により、CPU201は、カーソル104をx2軸に対して水平又は垂直の方向に移動させることができる。これにより、ユーザは、カーソル104を正確に移動させることが容易になり、より利便性が向上することとなる。
S305において、CPU201は、入力I/F204を介して、背面タッチパッド101から取得した信号に基づいて、ユーザによる背面タッチパッド101へのタップ操作の検知処理を行い、タップ操作を検知したか否かを判定する。例えば、CPU201は、以下のようにして、タップ操作を検知する。即ち、CPU201は、背面タッチパッド101への指の接触を検知した後、設定された期間内に背面タッチパッド101からの指の離れを検知した場合、タップ操作を検知する。
CPU201は、ユーザによる背面タッチパッド101のタップ操作を検知したと判定した場合、S306の処理に進む。また、CPU201は、ユーザによる背面タッチパッド101のタップ操作を検知していないと判定した場合、S303の処理に進む。
S306において、CPU201は、表示部102内のカーソル104が示す位置に存在するアイコンを選択する処理を行う。CPU201は、選択したアイコンに応じたアプリケーションを起動させる。そして、CPU201は、表示部102内からカーソル104を削除する。また、CPU201は、表示部102上に、カーソルによる入力操作を受け付ける領域を設けることができる。例えば、CPU201は、カーソル104が、カーソルによる入力操作を受け付ける領域内にあるアイコンを示している場合、S305でタップ操作を検知したと判定した場合、そのアイコンを選択する。しかし、CPU201は、カーソル104が、カーソルによる入力操作を受け付ける領域外にあるアイコンを示している場合、S305でタップ操作を検知したと判定した場合、そのアイコンを選択する処理をおこなわない。
本実施形態では、CPU201は、S305でユーザによる背面タッチパッド101へのタップ操作の検知を行うこととしたが、ユーザによる背面タッチパッド101へのフリック操作等の他のジェスチャ操作の検知を行うこととしてもよい。また、CPU201は、背面タッチパッド101が感圧式のタッチパッドである場合、背面タッチパッド101への強めの押し込み操作を検知することとしてもよい。また、CPU201は、S305で検知したと判定されたジェスチャ操作に応じた処理を、S306で行うこととしてもよい。
例えば、CPU201は、S305でユーザによる背面タッチパッド101へのタップ操作を検知した後、設定された期間内に、再度タップ操作を検知した場合、ダブルタップ操作を検知する。また、CPU201は、タップ操作を検知した後、設定された期間内に、再度タップ操作を検知する処理を繰り返すことで、2回以上の連続したタップ操作を検知することができる。
例えば、CPU201は、S305で2回以上の連続したタップ操作を検知した場合、以下の処理を行うこととする。CPU201は、表示部102の表示画面内のカーソル104の位置を中心に、表示画面を拡大する。CPU201は、タップ操作の連続回数に応じて、表示画面の拡大倍率を決定する。例えば、CPU201は、n回連続のタップ操作を検知した場合、表示画面を縦横それぞれ2n倍に拡大することとする。
また、CPU201は、S305で2回以上の連続したタップ操作を検知し、表示部102の表示画面が既に拡大された画面である場合、以下の処理を行うこととする。CPU201は、表示部102の表示画面内のカーソル104の位置を中心に、表示画面を縮小する。CPU201は、タップ操作の連続回数に応じて、表示画面の縮小倍率を決定する。例えば、CPU201は、n回連続のタップ操作を検知した場合、表示画面を縦横それぞれ1/2n倍に縮小することとする。
本実施形態では、CPU201は、表示部102にカーソル104が表示されている状態で、背面タッチパッド101から指が離れても、カーソル104を削除することはなく、そのままの位置にカーソル104を表示し続けるものとした。しかし、CPU201は、表示部102にカーソル104が表示されている状態で、背面タッチパッド101からの指の離れを検知した後、背面タッチパッドへの指の接触を検知しないまま設定された期間の経過後に、カーソル104を削除してもよい。このように、CPU201は、設定された期間使用されない不要なカーソルを削除することで、不要なオブジェクトの表示を削減することで、ユーザによる表示画面の視認性を向上させることができる。
また、CPU201は、表示部102にカーソル104が表示されている状態で、表示部102へのユーザの指の接触を検知した場合、カーソル104を削除することとしてもよい。このように、CPU201は、ユーザが表示部102を介した操作をする際に、使用されない不要なカーソルを削除することで、不要なオブジェクトの表示を削減することで、ユーザによる表示画面の視認性を向上させることができる。
以上、本実施形態の処理により、携帯端末装置100は、ユーザによる指1本での背面タッチパッド101の操作に基づいて、表示部102に表示されている画面に対する入力操作を受け付けることができる。携帯端末装置100は、表示部102に表示されている画面中で親指の届かない場所にあるオブジェクトに対する入力操作も受け付けることができ、ユーザによる片手での快適な携帯端末装置の操作を可能にできる。
また、背面タッチパッド101に対する人差し指によるドラッグ操作により表示部102の画面上の親指で操作できない場所にあるオブジェクトの位置を、親指で操作可能な範囲に変更し、親指でオブジェクトの操作を行うという方法が考えられる。しかし、この方法では、ユーザは、人差し指と親指との2つの指をそれぞれ別の操作のために利用しなければならない。本実施形態の方法では、人指し指1本で、表示部102の画面上の親指の届かない範囲にあるオブジェクトの操作を行うことができ、より簡易な操作が可能となる。
<その他の実施形態>
実施形態1では、携帯端末装置100が、背面タッチパッド101を含むこととした。しかし、携帯端末装置100は、背面タッチパッド101を含まない場合でも、外付け用の背面タッチパッドを背面に設置することで実施形態1と同様の処理を行うことができる。
図7は、外付けの背面タッチパッドの一例を説明する図である。図7には、背面タッチパッド101を含まない携帯端末装置100の背面に、外付け背面タッチパッド111が設置されている様子が示されている。外付け背面タッチパッド111は、静電容量方式のタッチパッドであり、指等の外付け背面タッチパッド111への接触に関する信号を、外付け受信器112を介して、携帯端末装置100に無線で送信することで出力する。それにより、CPU201は、外付け背面タッチパッド111からの信号を取得できる。
外付け受信器112は、外付け背面タッチパッド111から無線で出力される信号を受信し、携帯端末装置100に中継する受信部である。外付け背面タッチパッド111と外付け受信器112とは、Bluetooth(登録商標)やNFC(Near Field Communication)等の無線通信の規格を利用して、信号の送受信を行う。外付け受信器112は、例えば、マイクロUSB規格の接続部を含み、接続部を介して、携帯端末装置100と接続される。CPU201は、外付け受信器112が受信した信号を、接続I/F205を介して、取得することができる。それにより、実施形態1のようにカーソル操作が行われることになる。携帯端末装置100と外付け背面タッチパッド111とは、外付け受信器112を介して、無線で接続されることとしたが、有線で接続されることとしてもよい。
CPU201は、外付け背面タッチパッド111を背面タッチパッド101と同様に利用することで、実施形態1と同様の処理を行うことができる。
外付け背面タッチパッド111と外付け受信器112との組み合わせは、背面タッチパッドを含まない携帯端末装置に実施形態1と同様の背面タッチパッドを介したカーソル操作処理を可能とさせるための操作装置の一例である。
携帯端末装置100は、外付け背面タッチパッド111と初めて接続を行う場合の初期設定を行うためのアプリケーションを、外部のサーバ等からダウンロードすることができるものとする。また、携帯端末装置100は、外部のスマートウオッチ等の外部装置から無線でカーソル104の操作を可能とするアプリケーションを、外部のサーバ等からダウンロードすることができるものとする。
また、携帯端末装置100は、無線マウス等を介して、表示部102に表示されるカーソル104を操作することとしてもよい。
背面タッチパッド101や外付け背面タッチパッド111は、静電容量方式のタッチパッドであるとしたが、抵抗膜方式等の他の方式のタッチパッドであってもよい。
外付け背面タッチパッド111は、携帯端末装置100の背面に設置されるものとしたが、携帯端末装置100を覆う携帯端末カバーに設置されることとしてもよい。それにより、携帯端末装置100は、耐久性を上げるために携帯端末カバーを装着する場合でも、背面タッチパッド111を介して、実施形態1と同様のカーソル操作を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではない。
携帯端末装置以外の背面にタッチパッドを有するタブレットコンピュータ等の背面にタッチパッドを有する情報処理装置も、上記の実施形態の処理を行うことができる。
また、携帯端末装置100は、外部のサーバから上記の実施形態を実現するためのプログラムを取得し、取得したプログラムをCPU201により実行することで、上記実施形態の処理を実現することとしてもよい。
100 携帯端末装置、101 背面タッチパッド、201 CPU

Claims (12)

  1. 携帯端末装置であって、
    前記携帯端末装置の背面に設置された背面タッチパッドに対する指の接触に応じて、表示部に指示オブジェクトを表示する表示手段と、
    前記背面タッチパッドにおける前記指の移動に応じて、前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを移動させる移動手段と、
    前記背面タッチパッドへの前記指によるジェスチャ操作に応じて、前記移動手段により移動された前記指示オブジェクトに基づいた制御を行う制御手段と、
    を有する携帯端末装置。
  2. 前記表示手段は、前記背面タッチパッドに対する前記指の接触に応じて、前記背面タッチパッドにおける前記指の接触位置に応じた表示位置に前記指示オブジェクトを表示する請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記制御手段は、前記背面タッチパッドへの前記指によるタップ操作に応じて、前記移動手段により移動された前記指示オブジェクトの位置に対応するアイコンを選択する制御を行う請求項1又は2記載の携帯端末装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示部に表示されている画面が縮小されていない画面である場合、前記背面タッチパッドへの前記指による連続したタップ操作に応じて、前記表示部に表示されている画面を前記移動手段により移動された前記指示オブジェクトを中心に拡大し、前記表示部に表示されている画面が拡大されている画面である場合、前記背面タッチパッドへの前記指による連続したタップ操作に応じて、前記表示部に表示されている画面を前記移動手段により移動された前記指示オブジェクトを中心に縮小する制御を行う請求項1乃至3何れか1項記載の携帯端末装置。
  5. 前記移動手段は、前記背面タッチパッドにおける前記指の移動に応じて、前記前記指の位置が前記背面タッチパッドの外周に近づく程に移動速度が速くなるように、前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを移動させる請求項1乃至4何れか1項記載の携帯端末装置。
  6. 前記移動手段は、前記背面タッチパッドにおける前記指の移動に応じて、前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを前記表示部の下辺に対して垂直、又は平行に移動させる請求項1乃至5何れか1項記載の携帯端末装置。
  7. 前記携帯端末装置の表面に設置されたタッチパネルへの第2の指の接触を検知した場合、前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを削除する削除手段を更に有する請求項1乃至6何れか1項記載の携帯端末装置。
  8. 前記背面タッチパッドから前記指の離れを検知した後、設定された期間の経過後に前記表示手段により表示された前記指示オブジェクトを削除する削除手段を更に有する請求項1乃至6何れか1項記載の携帯端末装置。
  9. 前記背面タッチパッドは、前記携帯端末装置を保持する手の人差し指の指先により操作可能な範囲に設置され、半径10〜20mmの円形のタッチパッドである請求項1乃至8何れか1項記載の携帯端末装置。
  10. 請求項1乃至9何れか1項記載の携帯端末装置に用いられる背面タッチパッドであって、指の接触を検知し、その検知した前記指の接触に応じた信号を出力する出力手段を有する背面タッチパッドと、
    前記背面タッチパッドから出力される前記信号を受信し、携帯端末装置に入力する入力手段を有する受信器と、
    からなる操作装置。
  11. 携帯端末装置が実行する情報処理方法であって、
    前記携帯端末装置の背面に設置された背面タッチパッドに対する指の接触に応じて、表示部に指示オブジェクトを表示する表示ステップと、
    前記背面タッチパッドにおける前記指の移動に応じて、前記表示ステップで表示された前記指示オブジェクトを移動させる移動ステップと、
    前記背面タッチパッドへの前記指によるジェスチャ操作に応じて、前記移動ステップで移動された前記指示オブジェクトに基づいた制御を行う制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至9何れか1項記載の携帯端末装置の各手段として、機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111026323A (zh) * 2019-12-13 2020-04-17 钟林 一种利用滑按手势操作智能终端旋转功能的方法及装置

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