JP2017099200A - 集電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メンテナンス性を向上させることができる集電装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の集電装置は、アームと、集電靴と、付勢部材と、を持つ。アームは、第1方向に変位可能とされている。集電靴は、アームに着脱可能に取り付けられる。付勢部材は、アームを第1方向における一方側に向けて付勢する。集電靴は、摺接パッドと、基部と、を持つ。摺接パッドは、給電レールに摺接可能である。基部は、第1方向に交差する第2方向で摺接パッドに連なる。アームは、靴支持部を持つ。靴支持部は、摺接パッドを第2方向の一方側に突出させた状態で基部を収容するとともに、基部を第1方向における一方側から支持する。靴支持部と基部とは、第1締結部材によって第1方向で締結されている。
【選択図】図3
【解決手段】実施形態の集電装置は、アームと、集電靴と、付勢部材と、を持つ。アームは、第1方向に変位可能とされている。集電靴は、アームに着脱可能に取り付けられる。付勢部材は、アームを第1方向における一方側に向けて付勢する。集電靴は、摺接パッドと、基部と、を持つ。摺接パッドは、給電レールに摺接可能である。基部は、第1方向に交差する第2方向で摺接パッドに連なる。アームは、靴支持部を持つ。靴支持部は、摺接パッドを第2方向の一方側に突出させた状態で基部を収容するとともに、基部を第1方向における一方側から支持する。靴支持部と基部とは、第1締結部材によって第1方向で締結されている。
【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、集電装置に関する。
第三軌条方式を採用した鉄道車両には、給電レール(第三軌条)から電力を集電する集電装置が搭載されている。この種の集電装置は、給電レールに摺接する集電器を備えている。集電器は、給電レールに接近離間する方向に変位可能に構成されている。集電器は、付勢部材によって給電レールに向けて付勢されている。これにより、給電レールの高さ変動等に関わらず、集電器を給電レールに接触させることができ、給電レールから電力を安定して集電できる。
ところで、上述した集電装置において、集電器の摩耗や破損等によって集電器と給電レールとの間に作用する接触圧力が不十分となった場合には、集電器の交換作業が必要となる。具体的に、従来の集電装置において、集電器の交換作業を行う場合には、まず付勢部材から集電器に作用する付勢力を緩めた後、集電器を取り外す。続いて、新しい集電器を取り付けた後、付勢部材から集電器に作用する付勢力を調整する。このように、集電器の交換の度に付勢力の調整を行うため、交換作業が煩雑であった。また、交換部品である集電器自体が重く、作業者に掛かる負担も大きかった。
本発明が解決しようとする課題は、メンテナンス性を向上させることができる集電装置を提供することである。
実施形態の集電装置は、アームと、集電靴と、付勢部材と、を持つ。アームは、第1方向に変位可能とされている。集電靴は、アームに着脱可能に取り付けられる。付勢部材は、アームを第1方向における一方側に向けて付勢する。集電靴は、摺接パッドと、基部と、を持つ。摺接パッドは、給電レールに摺接可能である。基部は、第1方向に交差する第2方向で摺接パッドに連なる。アームは、靴支持部を持つ。靴支持部は、摺接パッドを第2方向の一方側に突出させた状態で基部を収容するとともに、基部を第1方向における一方側から支持する。靴支持部と基部とは、第1締結部材によって第1方向で締結されている。
以下、実施形態の集電装置を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は集電装置1を+X側から見た正面図である。
図1に示すように、本実施形態の集電装置1は、第三軌条方式の鉄道車両(不図示)に採用されるものである。集電装置1は、図示しない軌条に沿って並設された給電レールRから電力を集電する。集電装置1は、鉄道車両において、図示しない台車の軸箱等に取り付けられる。なお、以下の説明では、必要に応じてX,Y,Zの直交座標系を用いて説明する。本実施形態において、X方向は鉄道車両の車両前後方向に一致し、Y方向(第2方向)は鉄道車両の車幅方向に一致し、Z方向(第1方向)は上下方向に一致している。また、以下の説明では、Y方向において、鉄道車両の中央部に近づく向きをY方向の内側といい、鉄道車両の中央部から離間する向きをY方向の外側という場合がある。
(第1の実施形態)
図1は集電装置1を+X側から見た正面図である。
図1に示すように、本実施形態の集電装置1は、第三軌条方式の鉄道車両(不図示)に採用されるものである。集電装置1は、図示しない軌条に沿って並設された給電レールRから電力を集電する。集電装置1は、鉄道車両において、図示しない台車の軸箱等に取り付けられる。なお、以下の説明では、必要に応じてX,Y,Zの直交座標系を用いて説明する。本実施形態において、X方向は鉄道車両の車両前後方向に一致し、Y方向(第2方向)は鉄道車両の車幅方向に一致し、Z方向(第1方向)は上下方向に一致している。また、以下の説明では、Y方向において、鉄道車両の中央部に近づく向きをY方向の内側といい、鉄道車両の中央部から離間する向きをY方向の外側という場合がある。
集電装置1は、絶縁カバー11と、絶縁カバー11に取り付けられたブラケット12と、ブラケット12に支持された集電器13と、を備えている。
絶縁カバー11は、絶縁性を有する材料(例えば、樹脂材料等)により構成されている。絶縁カバー11は、図示しない台車の軸箱等に固定されている。これにより、集電装置1が鉄道車両に搭載されている。なお、集電装置1の取り付け箇所は、軸箱に限られない。
絶縁カバー11は、絶縁性を有する材料(例えば、樹脂材料等)により構成されている。絶縁カバー11は、図示しない台車の軸箱等に固定されている。これにより、集電装置1が鉄道車両に搭載されている。なお、集電装置1の取り付け箇所は、軸箱に限られない。
ブラケット12は、台座部21と、取付片22と、を有している。
台座部21は、絶縁カバー11に固定されている。
取付片22は、台座部21からY方向の外側に向けて突出している。取付片22は、X方向に間隔をあけて一対配設されている。各取付片22間には、X方向に延びるピン23が架け渡されている。
台座部21は、絶縁カバー11に固定されている。
取付片22は、台座部21からY方向の外側に向けて突出している。取付片22は、X方向に間隔をあけて一対配設されている。各取付片22間には、X方向に延びるピン23が架け渡されている。
図2は、集電器13を+Z側から見た平面図である。
図2に示すように、集電器13は、アーム25と、アーム25に着脱可能に装着された集電靴26と、を備えている。
アーム25は、導電性を有する材料(例えば、FCD500等)により構成されている。アーム25は、+Z側から見た平面視で矩形枠状に形成されている。具体的に、アーム25は、靴支持部31と、ピン支持片32と、カウンタウェイト部33と、を有している。なお、アーム25には、鉄道車両の図示しない電力変換装置に電力を供給する図示しない給電ケーブルが接続される。
図2に示すように、集電器13は、アーム25と、アーム25に着脱可能に装着された集電靴26と、を備えている。
アーム25は、導電性を有する材料(例えば、FCD500等)により構成されている。アーム25は、+Z側から見た平面視で矩形枠状に形成されている。具体的に、アーム25は、靴支持部31と、ピン支持片32と、カウンタウェイト部33と、を有している。なお、アーム25には、鉄道車両の図示しない電力変換装置に電力を供給する図示しない給電ケーブルが接続される。
ピン支持片32は、靴支持部31におけるX方向の両端部からY方向の内側に向けて突設されている。各ピン支持片32には、上述したピン23が挿通されている。これにより、集電器13は、Z方向に沿ってピン23周りに回動可能に構成されている。
カウンタウェイト部33は、各ピン支持片32におけるY方向の内側端部同士を連結している。カウンタウェイト部33は、X方向に延在している。図1に示すように、カウンタウェイト部33は、ピン支持片32に対して+Z側に突出している。
図2に示すように、靴支持部31は、各ピン支持片32におけるY方向の外側端部同士を連結している。靴支持部31におけるX方向の中央部には、収容溝41が形成されている。収容溝41は、+Z側及びY方向の両側に向けて開放されている。なお、収容溝41は、少なくとも+Z側及びY方向の外側に向けて開放されていれば構わない。
図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
図3に示すように、靴支持部31のうち、+Z側から見た平面視で収容溝41と重なる部分には、複数のアーム側取付孔45,46が形成されている。アーム側取付孔45は、靴支持部31のY方向の内側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。アーム側取付孔45は、靴支持部31をZ方向に貫通する貫通孔である。
アーム側取付孔(第1雌ねじ孔)46は、靴支持部31のY方向の外側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。アーム側取付孔46は、靴支持部31をZ方向に貫通する雌ねじ孔である。なお、アーム側取付孔46は、靴支持部31を貫通していなくても構わない。
図3に示すように、靴支持部31のうち、+Z側から見た平面視で収容溝41と重なる部分には、複数のアーム側取付孔45,46が形成されている。アーム側取付孔45は、靴支持部31のY方向の内側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。アーム側取付孔45は、靴支持部31をZ方向に貫通する貫通孔である。
アーム側取付孔(第1雌ねじ孔)46は、靴支持部31のY方向の外側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。アーム側取付孔46は、靴支持部31をZ方向に貫通する雌ねじ孔である。なお、アーム側取付孔46は、靴支持部31を貫通していなくても構わない。
図2に示すように、集電靴26は、アーム25に装着される基部51と、基部51に対してY方向の外側に位置する摺接パッド52と、を有している。
基部51は、摺接パッド52をアーム25からY方向の外側(第2方向の一方側)に突出させた状態で、上述した収容溝41内に例えば+Z方向から収容されている。図3に示すように、基部51は、Y方向から見た断面視で矩形状に形成されている。基部51の−Z側端面は、収容溝41の底面(靴支持部31)に当接している。これにより、基部51は、収容溝41内において、靴支持部31に−Z側(第1方向の一方側)から支持されている。基部51の+Z側端面は、収容溝41を通して靴支持部31の+Z側端面上に露出している。なお、図示の例において、基部51の+Z側端面は、靴支持部31の+Z側端面と面一になっている。但し、基部51の+Z側端面は、靴支持部31の+Z側端面に対して+Z側若しくは−Z側に配置されていても構わない。
基部51は、摺接パッド52をアーム25からY方向の外側(第2方向の一方側)に突出させた状態で、上述した収容溝41内に例えば+Z方向から収容されている。図3に示すように、基部51は、Y方向から見た断面視で矩形状に形成されている。基部51の−Z側端面は、収容溝41の底面(靴支持部31)に当接している。これにより、基部51は、収容溝41内において、靴支持部31に−Z側(第1方向の一方側)から支持されている。基部51の+Z側端面は、収容溝41を通して靴支持部31の+Z側端面上に露出している。なお、図示の例において、基部51の+Z側端面は、靴支持部31の+Z側端面と面一になっている。但し、基部51の+Z側端面は、靴支持部31の+Z側端面に対して+Z側若しくは−Z側に配置されていても構わない。
図3に示すように、基部51には、基部51をZ方向に貫通する靴側取付孔49,50が形成されている。靴側取付孔49は、基部51のY方向の内側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。靴側取付孔49は、対応するアーム側取付孔45とZ方向で各別に重なり合っている。
靴側取付孔(第1貫通孔)50は、基部51のY方向の外側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。靴側取付孔50は、対応するアーム側取付孔46とZ方向で各別に重なり合っている。
靴側取付孔(第1貫通孔)50は、基部51のY方向の外側端部において、X方向に間隔をあけて2つ形成されている。靴側取付孔50は、対応するアーム側取付孔46とZ方向で各別に重なり合っている。
図2に示すように、摺接パッド52は、基部51からY方向の外側に向けて突設されている。摺接パッド52は、+Z方向から見た平面視で矩形状に形成されている。摺接パッド52は、X方向における幅が基部51よりも広くなっている。
図1に示すように、摺接パッド52の−Z側端面は、基部51における−Z側端面よりも−Z側に位置している。摺接パッド52における−Z側端面は、給電レールRに+Z側から摺接可能な摺接面を構成している。この場合、集電器13は、摺接パッド52の摺接面を介して集電レールRから電力を集電する。集電レールRから集電した電力は、集電靴26、アーム25及び上述した給電ケーブルを介して電力変換装置に供給される。なお、図1における符号Raは、給電レールRを+Z方向及びY方向の外側から覆う保護板である。
図2に示すように、摺接パッド52における+Z側端面には、肉抜き部55が形成されている。肉抜き部55は、摺接パッド52における+Z側端面に対して−Z側に窪んでいる。図2に示すように、肉抜き部55は、X方向に間隔をあけて2カ所形成されている。この場合、摺接パッド52のうち、肉抜き部55を区画する部分は、肉抜き部55に対して+Z側に突出する区画壁56を構成している。なお、肉抜き部55(及び区画壁56)の形状は、適宜設計変更が可能である。
図3に示すように、アーム25と集電靴26とは、複数の締結部材(第1締結部材)61,62によって締結されている。
締結部材61は、ボルト63と、ナット64と、を有している。
ボルト63は、対応する靴側取付孔49及びアーム側取付孔45に対して+Z側から挿通されている。ボルト63の頭部63aは、基部51に+Z側から当接している。ボルト63における軸部63bの−Z側端部は、靴支持部31から−Z側に突出している。
ナット64は、ボルト63の軸部63bにおける−Z側端部に螺着されている。これにより、アーム25の靴支持部31と、集電靴26の基部51と、がZ方向に締結されている。
ボルト63は、対応する靴側取付孔49及びアーム側取付孔45に対して+Z側から挿通されている。ボルト63の頭部63aは、基部51に+Z側から当接している。ボルト63における軸部63bの−Z側端部は、靴支持部31から−Z側に突出している。
ナット64は、ボルト63の軸部63bにおける−Z側端部に螺着されている。これにより、アーム25の靴支持部31と、集電靴26の基部51と、がZ方向に締結されている。
締結部材62は、対応する靴側取付孔50を通してアーム側取付孔46内で螺着されている。締結部材62の頭部62aは、基部51に+Z側から当接している。なお、締結部材62の軸部62bは、靴支持部31から突出していない。
図2に示すように、上述したピン23には、集電器13(摺接パッド52)を給電レールR(−Z側)に向けて付勢するねじりばね(付勢部材)70が外挿されている。ねじりばね70の第1端部はアーム25の靴支持部31に支持されている。ねじりばね70の第2端部は、図示しないばね押さえに支持されている。ばね押さえは、集電装置1のうち、集電器13以外の部分に設けられている。なお、本実施形態では、付勢部材の一例としてねじりばね70を用いる場合について説明するが、これに限られない。すなわち、付勢部材は、アーム25を介して集電靴26を−Z側に向けて押し付ける構成であれば、適宜設計変更が可能である。
図1に示すように、上述した絶縁カバー11には、集電靴26の−Z側への移動を規制するストッパ71が配設されている。ストッパ71は、絶縁カバー11のうち、集電器13を+Z側から覆う部分(以下、単に+Z側壁部11aという)から−Z側に向けて延設されている。ストッパ71は、X方向から見た正面視でL字状に形成されている。具体的に、ストッパ71は、+Z側壁部11aから−Z側に延在した後、Y方向の内側に向けて延設されている。ストッパ71には、例えば摺接パッド52と給電レールRとの非接触領域等において、集電器13のカウンタウェイト部33が−Z側から当接することで、−Z側に向けたピン23周りの回動が規制される。
なお、ストッパ71は、集電靴26の−Z側に向けたピン23周りの移動を規制する構成であれば、その配設位置や形状等は適宜変更可能である。例えば、ストッパ71は、絶縁カバー11以外の部分に配設されていても構わない。また、ストッパ71は、カウンタウェイト部33以外の部分に当接しても構わない。
次に、上述した集電装置1において、集電器13(集電靴26)の交換方法について説明する。
まず、各締結部材61,62を取り外す。これにより、アーム25と集電靴26との締結が解除される。次に、集電靴26をアーム25の靴支持部31から抜き取る。これにより、アーム25から集電靴26が取り外される。
まず、各締結部材61,62を取り外す。これにより、アーム25と集電靴26との締結が解除される。次に、集電靴26をアーム25の靴支持部31から抜き取る。これにより、アーム25から集電靴26が取り外される。
続いて、新たな集電靴26をアーム25の靴支持部31に装着する。具体的には、集電靴26の基部51を靴支持部31の収容溝41内に+Z側から進入させる。このとき、集電靴26の各靴側取付孔49,50が、靴支持部31の対応するアーム側取付孔45,46にZ方向で重なり合うように、靴支持部31に対して集電靴26を位置合わせする。なお、基部51は、Y方向の外側から収容溝41内に進入させても構わない。
その後、集電靴26の基部51と、アーム25の靴支持部31と、を締結部材61,62によって締結する。すなわち、対応するアーム側取付孔45及び靴側取付孔49に対して+Z側からボルト63を挿通した後、靴支持部31の−Z側からボルト63にナット64を螺着する。また、対応する靴側取付孔50を通してアーム側取付孔46内に締結部材62を螺着する。これにより、集電器13の交換作業が終了する。
このように、本実施形態では、集電靴26がアーム25に着脱可能に構成されているため、集電靴26のみを付け替えるだけで集電器13の交換作業を行うことができる。この場合、ブラケット12からアーム25を取り外す必要がないので、交換作業の度にねじりばね70の付勢力を調整する必要がない。また、集電器13のうち、集電靴26のみを付け替えるので、集電器13自体を付け替える場合に比べて交換部品(集電靴26)の軽量化を図ることができる。そのため、作業者に掛かる負担を軽減できる。
したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
しかも、本実施形態では、集電靴26とアーム25とを複数の締結部材61,62により締結することで、集電靴26のがたつきや脱落等を抑制し、集電靴26をアーム25に強固に固定できる。これにより、長期に亘って取り付けの信頼性を確保できる。
また、本実施形態では、集電靴26の基部51がアーム25の収容溝41内に収容されるので、基部51が収容溝41の内側面によってX方向の両側から取り囲まれることになる。そのため、アーム25に対する集電靴26のX方向のがたつきを抑制できる。
さらに、基部51がアーム25における+Z側端面上で露出するとともに、基部51と靴支持部31とが締結部材61,62によってZ方向に締結される構成とした。この構成によれば、靴支持部31(収容溝41の底面)に向けて基部51を締結部材61,62によって直接押し付けることができるので、アーム25に対する集電靴26のZ方向のがたつきを抑制できる。
このように、アーム25に対する集電靴26のがたつきを抑制できるので、取り付けの信頼性を確保できるとともに、摺接パッド52を給電レールRに安定して摺接させることができる。
さらに、基部51がアーム25における+Z側端面上で露出するとともに、基部51と靴支持部31とが締結部材61,62によってZ方向に締結される構成とした。この構成によれば、靴支持部31(収容溝41の底面)に向けて基部51を締結部材61,62によって直接押し付けることができるので、アーム25に対する集電靴26のZ方向のがたつきを抑制できる。
このように、アーム25に対する集電靴26のがたつきを抑制できるので、取り付けの信頼性を確保できるとともに、摺接パッド52を給電レールRに安定して摺接させることができる。
ところで、集電器13には、鉄道車両の走行時に発生する振動や、カウンタウェイト部33とストッパ71との衝突に伴う慣性力等によりZ方向への荷重が作用する。上述した荷重が作用すると、例えば靴支持部31におけるY方向の外側端縁と基部51との境界部分を起点に摺接パッド52が−Z側に変位(回転)しようとする。これにより、締結部材61,62には、+Z側への引張荷重が作用する。この引張荷重が締結部材61,62に繰り返し作用すると、締結部材61,62の緩みや脱落、損傷等に繋がるおそれがある。
そこで、本実施形態では、収容溝41内に収容された基部51を靴支持部31によって−Z側から支持する構成とした。
この構成によれば、例えば基部51を締結部材のみによって−Z側から支持する場合に比べて締結部材61,62に作用する荷重を低減できる。その結果、締結部材61,62の緩みや脱落、損傷等を抑制し、長期に亘って取り付けの信頼性を確保できる。
この構成によれば、例えば基部51を締結部材のみによって−Z側から支持する場合に比べて締結部材61,62に作用する荷重を低減できる。その結果、締結部材61,62の緩みや脱落、損傷等を抑制し、長期に亘って取り付けの信頼性を確保できる。
本実施形態では、アーム側取付孔45,46のうち、アーム側取付孔46が雌ねじ孔に構成されているため、締結部材62が靴側取付孔50を通してアーム側取付孔46に直接螺着される。これにより、締結部材62の軸部62bがアーム側取付孔46を通して靴支持部31よりも−Z側に突出するのを抑制できる。そのため、締結部材62と給電レールR等との干渉を抑制できる。
なお、上述した第1の実施形態では、4つの締結部材61,62を用いてアーム25と集電靴26とを固定する構成について説明したが、これに限らず、締結部材61,62は合計で複数であれば構わない。
また、上述した実施形態では、Y方向の内側と外側とで異なる締結部材61,62を用いる構成について説明したが、Y方向の内側と外側とで同様の締結部材を用いても構わない。
また、上述した実施形態では、アーム25は、鉄道車両に対してZ方向に変位可能な構成であれば、ピン23周りに回動する構成に限られない。
また、上述した実施形態では、Y方向の内側と外側とで異なる締結部材61,62を用いる構成について説明したが、Y方向の内側と外側とで同様の締結部材を用いても構わない。
また、上述した実施形態では、アーム25は、鉄道車両に対してZ方向に変位可能な構成であれば、ピン23周りに回動する構成に限られない。
(第2の実施形態)
図4は、第2の実施形態における集電器101を+X側から見た拡大正面図である。第2の実施形態では、アーム100に対する集電靴111の移動を規制する規制壁部102が靴支持部110に設けられている点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す集電器101において、集電靴111の基部51には、+Z側(第1方向の他方側)に突出する突起部112が形成されている。突起部112は、基部51におけるY方向の内側端部に形成されている。+X側から見た正面視において、突起部112は、+Z側に向かうに従いY方向の外側に向けて傾斜している。なお、本実施形態において、突起部112は、基部51におけるX方向の全体に亘って形成されている。但し、突起部112は、基部51におけるX方向の一部に形成されていても構わない。
図4は、第2の実施形態における集電器101を+X側から見た拡大正面図である。第2の実施形態では、アーム100に対する集電靴111の移動を規制する規制壁部102が靴支持部110に設けられている点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図4に示す集電器101において、集電靴111の基部51には、+Z側(第1方向の他方側)に突出する突起部112が形成されている。突起部112は、基部51におけるY方向の内側端部に形成されている。+X側から見た正面視において、突起部112は、+Z側に向かうに従いY方向の外側に向けて傾斜している。なお、本実施形態において、突起部112は、基部51におけるX方向の全体に亘って形成されている。但し、突起部112は、基部51におけるX方向の一部に形成されていても構わない。
靴支持部110には、上述した突起部112に係合する規制壁部102が設けられている。規制壁部102は、靴支持部110における収容溝41に対してY方向の内側に位置する部分(以下、対向壁部107という)に形成されている。対向壁部107は、収容溝41をY方向の内側から閉塞している。したがって、対向壁部107は、基部51が収容溝41内に収容された状態において、基部51とY方向で対向する。
規制壁部102は、立ち上がり壁部103、第1規制部104及び第2規制部105を有している。
立ち上がり壁部103は、対向壁部107から+Z側に延設されている。立ち上がり壁部103は、上述した突起部112に対してY方向の外側において、突起部112に倣って傾斜している。また、立ち上がり壁部103は、突起部112よりも+Z側に突出している。
立ち上がり壁部103は、対向壁部107から+Z側に延設されている。立ち上がり壁部103は、上述した突起部112に対してY方向の外側において、突起部112に倣って傾斜している。また、立ち上がり壁部103は、突起部112よりも+Z側に突出している。
第1規制部104は、立ち上がり壁部103の+Z側端部からY方向の外側に向けて突設されている。第1規制部104は、突起部112にZ方向で対向している。また、第1規制部104におけるY方向の外側端部は、突起部112よりもY方向の外側に位置している。
第2規制部105は、第1規制部104におけるY方向の外側端部から−Z側に延設されている。具体的に、第2規制部105は、突起部112に対してY方向の外側において、突起部112に倣って傾斜している。したがって、規制壁部102は、上述した突起部112をY方向の両側及び+Z側から取り囲んでいる。
第2規制部105は、第1規制部104におけるY方向の外側端部から−Z側に延設されている。具体的に、第2規制部105は、突起部112に対してY方向の外側において、突起部112に倣って傾斜している。したがって、規制壁部102は、上述した突起部112をY方向の両側及び+Z側から取り囲んでいる。
この構成によれば、仮に締結部材61,62の緩みや脱落等が発生し、集電靴111が靴支持部110に対して変位する場合に、突起部112が規制壁部102に引っ掛かることになる。具体的に、突起部112は、規制壁部102のうち、第1規制部104にZ方向で接触し、立ち上がり壁部103若しくは第2規制部105にY方向で接触する。これにより、アーム100に対する集電靴111の移動を規制し、集電靴111が靴支持部110(収容溝41)から落下するのを抑制できる。
なお、上述した実施形態では、規制壁部102及び突起部112は、アーム100(靴支持部110)に対する集電靴111の移動が規制される構成であれば、適宜変更が可能である。
例えば、規制壁部102や突起部112は、Z方向に沿って直線状に延設された構成(例えば、図5参照)であっても構わない。また、規制壁部102を+Z方向に凸の湾曲形状に形成しても構わない。但し、規制壁部102及び突起部112の寸法は、規制壁部102から突起部112が抜ける前に、摺接パッド52が防護板Ra(図1参照)に干渉するような大きさに設定することが好ましい。これにより、仮に締結部材61,62の緩みや脱落等が発生した場合であっても、集電靴111が靴支持部110(収容溝41)から落下するのを抑制し易くなる。
例えば、規制壁部102や突起部112は、Z方向に沿って直線状に延設された構成(例えば、図5参照)であっても構わない。また、規制壁部102を+Z方向に凸の湾曲形状に形成しても構わない。但し、規制壁部102及び突起部112の寸法は、規制壁部102から突起部112が抜ける前に、摺接パッド52が防護板Ra(図1参照)に干渉するような大きさに設定することが好ましい。これにより、仮に締結部材61,62の緩みや脱落等が発生した場合であっても、集電靴111が靴支持部110(収容溝41)から落下するのを抑制し易くなる。
上述した実施形態では、規制壁部102が第1規制部104及び第2規制部105を有する構成について説明したが、これに限られない。例えば、規制壁部102は、第1規制部104のみを有する構成であっても構わない。
また、靴支持部110に対する集電靴111の移動が規制される構成であれば、突起部112を設けない構成であっても構わない。この場合には、例えば第1規制部104が集電靴111の基部51に直接接触する構成となる。
さらに、規制部を集電靴111に設ける構成であっても構わない。
また、靴支持部110に対する集電靴111の移動が規制される構成であれば、突起部112を設けない構成であっても構わない。この場合には、例えば第1規制部104が集電靴111の基部51に直接接触する構成となる。
さらに、規制部を集電靴111に設ける構成であっても構わない。
(第3の実施形態)
図5は、第3の実施形態における集電器201を+X側から見た拡大正面図である。第3の実施形態では、アーム200(靴支持部210)と集電靴211とをY方向で締結する締結部材(第2締結部材)220を備えている点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示す集電器201において、アーム200の靴支持部210の対向壁部107には、アーム側取付孔をY方向に貫通する貫通孔(第2貫通孔)221が形成されている。この場合、貫通孔221におけるY方向の外側端部は、収容溝41内に開口している。
図5は、第3の実施形態における集電器201を+X側から見た拡大正面図である。第3の実施形態では、アーム200(靴支持部210)と集電靴211とをY方向で締結する締結部材(第2締結部材)220を備えている点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示す集電器201において、アーム200の靴支持部210の対向壁部107には、アーム側取付孔をY方向に貫通する貫通孔(第2貫通孔)221が形成されている。この場合、貫通孔221におけるY方向の外側端部は、収容溝41内に開口している。
基部51のうち、貫通孔221とY方向で対向する部分には、Y方向の内側に向けて開放された雌ねじ孔(第2雌ねじ孔)222が形成されている。そして、締結部材220は、貫通孔221を通して雌ねじ孔222にY方向の内側から締結されている。
この構成によれば、集電靴211と靴支持部210(対向壁部107)とを締結部材220によってY方向に締結することで、集電靴211をアーム200により強固に固定できる。これにより、取り付けの信頼性をより向上させることができる。
(第4の実施形態)
図6は、第4の実施形態における集電器301を+X側から見た拡大正面図である。第4の実施形態では、アーム300と集電靴311とを位置決めする位置決め突起320を有している点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示す集電器301において、収容溝41の底面には+Z側に突出する位置決め突起320が形成されている。位置決め突起320は、+Z方向から見た平面視で収容溝41における中央部に位置している。位置決め突起320における+Z側端面は、靴支持部310における+Z側端面よりも−Z側に位置している。
図6は、第4の実施形態における集電器301を+X側から見た拡大正面図である。第4の実施形態では、アーム300と集電靴311とを位置決めする位置決め突起320を有している点で上述した実施形態と相違している。以下の説明では、上述した各実施形態と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
図6に示す集電器301において、収容溝41の底面には+Z側に突出する位置決め突起320が形成されている。位置決め突起320は、+Z方向から見た平面視で収容溝41における中央部に位置している。位置決め突起320における+Z側端面は、靴支持部310における+Z側端面よりも−Z側に位置している。
また、基部51には、上述した位置決め突起320を収容する突起収容部321が形成されている。突起収容部321は、基部51のうち上述した位置決め突起320と平面視で重なる部分をZ方向に貫通している。なお、本実施形態では、靴支持部310に位置決め突起320を設け、基部51に突起収容部321を設けた場合について説明したが、基部51に位置決め突起を設け、靴支持部310に突起収容部を設けても構わない。
この構成によれば、位置決め突起320が突起収容部321内に収容されることで、靴支持部310に対する集電靴311の主にXY方向への移動を規制することができる。この場合、例えば集電靴311の交換作業の際、締結部材61,62を締結する前に靴支持部310への集電靴311の仮止めを行うことができる。これにより、メンテナンス性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、本実施形態の集電装置1を鉄道車両に搭載した場合について説明したが、これに限らず、種々の車両に搭載することが可能である。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、集電靴がアームに着脱可能に構成されているため、集電靴のみを付け替えるだけで集電器の交換作業を行うことができる。この場合、アームを取り外す必要がないので、交換作業の度に付勢部材の付勢力を調整する必要がない。また、集電器のうち、集電靴のみを付け替えるので、集電器自体を付け替える場合に比べて交換部品(集電靴)の軽量化を図ることができる。そのため、作業者に掛かる負担を軽減できる。
したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、基部が靴支持部によって−Z側から支持されるとともに、基部と靴支持部とが締結部材によってZ方向に締結される構成とした。
そのため、例えば収容溝が−Z側に開放され、基部を締結部材のみによって−Z側から支持する場合に比べて締結部材に作用する荷重を低減できる。その結果、締結部材の緩みや脱落、損傷等を抑制し、長期に亘って取り付けの信頼性を確保できる。
したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
さらに、基部が靴支持部によって−Z側から支持されるとともに、基部と靴支持部とが締結部材によってZ方向に締結される構成とした。
そのため、例えば収容溝が−Z側に開放され、基部を締結部材のみによって−Z側から支持する場合に比べて締結部材に作用する荷重を低減できる。その結果、締結部材の緩みや脱落、損傷等を抑制し、長期に亘って取り付けの信頼性を確保できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…集電装置、13…集電器、25…アーム、26…集電靴、31…靴支持部、46…アーム側取付孔(第1雌ねじ孔)、50…靴側取付孔(第1貫通孔)、51…基部、52…摺接パッド、61…締結部材(第1締結部材)、62…締結部材(第1締結部材)、70…ねじりばね(付勢部材)、100…アーム、101…集電器、104…第1規制部、105…第2規制部、107…対向壁部、110…靴支持部、111…集電靴、200…アーム、201…集電器、210…靴支持部、211…集電靴、220…締結部材(第2締結部材)、221…貫通孔(第2貫通孔)、222…雌ねじ孔(第2雌ねじ孔)、300…アーム、301…集電器、310…靴支持部、311…集電靴、320…位置決め突起、321…突起収容部
Claims (6)
- 第1方向に変位可能とされたアームと、
前記アームに着脱可能に取り付けられた集電靴と、
前記アームを前記第1方向における一方側に向けて付勢する付勢部材と、を備え、
前記集電靴は、
給電レールに摺接可能な摺接パッドと、
前記第1方向に交差する第2方向で前記摺接パッドに連なる基部と、を有し、
前記アームは、前記摺接パッドを前記第2方向の一方側に突出させた状態で前記基部を収容するとともに、前記基部を前記第1方向における一方側から支持する靴支持部を有し、
前記靴支持部と前記基部とは、第1締結部材によって前記第1方向で締結されている、
集電装置。 - 請求項1に記載の集電装置において、
前記基部には、前記基部を前記第1方向に貫通する第1貫通孔が形成され、
前記靴支持部には、前記第1貫通孔に連通する第1雌ねじ孔が形成され、
前記第1締結部材は、前記第1貫通孔内に挿通された状態で前記第1雌ねじ孔に螺着されている、
集電装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の集電装置において、
前記アームは、前記第1方向における他方側から前記基部に接触可能な第1規制部を備えている、
集電装置。 - 請求項3に記載の集電装置において、
前記基部には、前記第1方向における他方側に突出するとともに、前記第1規制部に前記第1方向で対向する突起部が形成され、
前記アームは、前記第1規制部に連なり、前記突起部に前記第2方向の一方側から接触可能な第2規制部を備えている、
集電装置。 - 請求項1から請求項4の何れか1項に記載の集電装置において、
前記アームは、前記基部に対して前記第2方向の他方側に位置して前記第2方向で前記基部と対向する対向壁部を備え、
前記対向壁部と前記基部とは、第2締結部材によって前記第2方向で締結されている、
集電装置。 - 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の集電装置において、
前記靴支持部及び前記基部のうち、何れか一方の部材に設けられて前記第1方向に突出する位置決め突起と、
前記靴支持部及び前記基部のうち、他方の部材に設けられて前記位置決め突起を収容する突起収容部と、を有している、
集電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015230963A JP2017099200A (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 集電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015230963A JP2017099200A (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 集電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017099200A true JP2017099200A (ja) | 2017-06-01 |
Family
ID=58817589
Family Applications (1)
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JP2015230963A Pending JP2017099200A (ja) | 2015-11-26 | 2015-11-26 | 集電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017099200A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108263247A (zh) * | 2018-03-19 | 2018-07-10 | 曾建 | 一种接触轨支架抢修底座 |
CN109484196A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-03-19 | 西南交通大学 | 一种列车集电机构 |
CN109552055A (zh) * | 2017-09-26 | 2019-04-02 | 比亚迪股份有限公司 | 集电装置及轨道交通系统 |
CN110281775A (zh) * | 2019-07-11 | 2019-09-27 | 西南交通大学 | 一种供电轨下部接触式集电装置 |
-
2015
- 2015-11-26 JP JP2015230963A patent/JP2017099200A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN109484196A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-03-19 | 西南交通大学 | 一种列车集电机构 |
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