JP2017096864A - 検査体押さえ機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】押さえ圧力を均一に被検査体に加えることができ、検査体押さえの帯電を抑制することができる検査体押さえ機構を得る。【解決手段】硬質材料で構成された検査体押さえ2を支持部3が支持する。検査体押さえ2には、被検査体4を押さえる面とは反対の面に円錐形突起5が設けられている。支持部3には、円錐形突起5の先端が接触する部分(支持部3の中心点)にV字溝6が設けられている。V字溝6の角度は円錐形突起5の先端角度より大きい。【選択図】図1
Description
本発明は、電子デバイスの電気特性検査治具における検査体押さえ機構に関する。
現在、CDMAをはじめとする携帯電話基地局用電力増幅器として、LDMOS、GaN−HEMT、GaAs−HBTが広く用いられている。一般的に、基地局用電力増幅器には基地局の大きさに応じて、数Wから数百Wの出力電力が求められるが、出力電力に比例して電力増幅器の発熱量が増加する。このため、電力増幅器の電気特性の検査の際には熱による被検査体の破壊対策として被検査体が動作した際に発生させる熱の効率的な放熱対策が不可欠となる。
基地局用電力増幅器の電気特性検査において、電力増幅器のパッケージ形状により、被検査体をネジで固定する方法又は被検査体を放熱体に押さえつける方法等がある。このうち、放熱体である評価基板に被検査体を押さえつける方法において、被検査体が発生させた熱を効率的に放熱させるためには一般的に被検査体と放熱体の密着度を上げることが効果的であると考えられている(例えば、特許文献1参照)。
被検査体と放熱体の密着度を上げるひとつの方法として、放熱体に対して垂直方向から被検査体を押さえる方法があるが、押さえ圧が不十分な場合又は検査体押さえの被検査体に対する傾き、被検査体の反り等により、検査体押さえが被検査体へ片当たりした場合、被検査体と電気特性を測るための接続端子間で接触不良が発生する。このため、被検査体の電気特性を検査する場合には被検査体の反りも考慮する必要がある。また、被検査体が高周波・電子デバイスであることから静電気放電(ESD)対策も重要となってくる。
図5及び図6は、従来の検査体押さえ機構を示す断面図である。検査体押さえ100で被検査体101を評価基板102に押さえつけて評価端子103に接触させ電気特性を測定する。図5では、検査体押さえ100はゴムやウレタン等の軟質系材料で構成される。図6では、検査体押さえ104は導電性樹脂等の硬質系材料で構成される。
図5のように検査体押さえ100に軟質系材料を用いることで被検査体101の反りがあっても検査体押さえ100からの押さえ圧力は被検査体101に均一に伝わる。このため、被検査体101と評価端子103の接触性は良好である。しかし、ゴムやウレタンの軟質系材料は帯電しやすいためESDの問題から高周波・電子デバイスへの使用は注意が必要となる。
一方、図6にように検査体押さえ104に導電性の材料を用いることでESDの問題を解決することができる。しかし、検査体押さえ104が硬質なため、デバイスの反り量が大きい場合や検査体押さえ104の被検査体101に対する傾き等により被検査体101の評価端子103への片当たりが発生し、安定した被検査体評価を阻害する要因となる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は押さえ圧力を均一に被検査体に加えることができ、検査体押さえの帯電を抑制することができる検査体押さえ機構を得るものである。
本発明に係る検査体押さえ機構は、導電性の硬質材料で構成された検査体押さえと、前記検査体押さえを支持する支持部とを備え、前記検査体押さえには、被検査体を押さえる面とは反対の面に円錐形突起が設けられ、前記支持部には、前記円錐形突起の先端が接触する部分にV字溝が設けられ、前記V字溝の角度は前記円錐形突起の先端角度より大きいことを特徴とする。
本発明では、検査体押さえには被検査体を押さえる面とは反対の面に円錐形突起が設けられ、支持部には円錐形突起の先端が接触する部分にV字溝が設けられ、V字溝の角度は円錐形突起の先端角度より大きい。このため、被検査体に反りがある場合、被検査体の傾き分だけ円錐形突起の頂点を起点に検査体押さえがフレキシブルに傾いて被検査体に垂直に当たる。これにより、検査体押さえからの押さえ圧力を均一に被検査体に加えることができる。また、検査体押さえを導電性の硬質材料で構成することにより、検査体押さえの帯電を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る検査体押さえ機構について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る検査体押さえ機構を示す断面図である。図2は、図1の検査体押さえ機構の側壁部分を一部開放した斜視図である。この機構は、電子デバイスの電気特性検査治具における検査体押さえ機構である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る検査体押さえ機構を示す断面図である。図2は、図1の検査体押さえ機構の側壁部分を一部開放した斜視図である。この機構は、電子デバイスの電気特性検査治具における検査体押さえ機構である。
検査体押さえ機構1において、導電性の硬質材料で構成された検査体押さえ2を支持部3が支持している。検査体押さえ2の下端の平坦面が被検査体4を押さえる面である。検査体押さえ2には、被検査体4を押さえる面とは反対の面に円錐形突起5が設けられている。支持部3には、円錐形突起5の先端が接触する部分(支持部3の中心点)にV字溝6が設けられている。V字溝6の角度は円錐形突起5の先端角度より大きい。
続いて、本実施の形態に係る検査体押さえ機構の動作を説明する。放熱体7上に評価基板8が載せられ、その上に被検査体4が載せられている。この被検査体4に対して垂直方向から検査体押さえ機構1を押さえつける。
この際に被検査体4に反りがある場合、検査体押さえ2が円錐形突起5の頂点を起点に被検査体4の傾き分だけフレキシブルに傾いて被検査体4に垂直に当たる。これにより、検査体押さえ2からの押さえ圧力を均一に被検査体4に加えることができる。この結果、放熱体7上の評価基板8の評価端子9に被検査体4を密着させ放熱性を向上させることができる。また、検査体押さえ2を導電性の硬質材料で構成することにより、検査体押さえ2の帯電を抑制することができる。なお、支持部3も導電性の硬質材料で構成されていることが好ましい。
実施の形態2.
図3は、本発明の実施の形態2に係る検査体押さえ機構を示す断面図である。図4は、図3の検査体押さえ機構の側壁部分を一部開放した斜視図である。ネジ切り棒10が支持部3にねじ込まれて固定されている。ネジ切り棒10の先端には円錐形突起11が設けられている。検査体押さえ2には、被検査体4を押さえる面とは反対の面において円錐形突起11の先端が接触する部分にV字溝12が設けられている。V字溝12の角度は円錐形突起11の先端角度より大きい。
図3は、本発明の実施の形態2に係る検査体押さえ機構を示す断面図である。図4は、図3の検査体押さえ機構の側壁部分を一部開放した斜視図である。ネジ切り棒10が支持部3にねじ込まれて固定されている。ネジ切り棒10の先端には円錐形突起11が設けられている。検査体押さえ2には、被検査体4を押さえる面とは反対の面において円錐形突起11の先端が接触する部分にV字溝12が設けられている。V字溝12の角度は円錐形突起11の先端角度より大きい。
本実施の形態は、実施の形態1の円錐形突起とV字溝の位置を入れ替えた構造であるため、実施の形態1と同様の効果が得られる。また、円錐形突起5が劣化した場合でも、円錐形突起5が設けられたネジ切り棒10ごと交換すればよいため、メンテナンス性が高い。さらに、支持部3へのネジ切り棒10のねじ込み量を調整することにより、検査体押さえ2の傾き補正量を調整することができる。
1 検査体押さえ機構、2 検査体押さえ、3 支持部、4 被検査体、5 円錐形突起、6 V字溝、8 評価基板、10 ネジ切り棒、11 円錐形突起、12 V字溝
Claims (2)
- 導電性の硬質材料で構成された検査体押さえと、
前記検査体押さえを支持する支持部とを備え、
前記検査体押さえには、被検査体を押さえる面とは反対の面に円錐形突起が設けられ、
前記支持部には、前記円錐形突起の先端が接触する部分にV字溝が設けられ、
前記V字溝の角度は前記円錐形突起の先端角度より大きいことを特徴とする検査体押さえ機構。 - 導電性の硬質材料で構成された検査体押さえと、
前記検査体押さえを支持する支持部と、
前記支持部にねじ込まれて固定されたネジ切り棒とを備え、
前記ネジ切り棒の先端には円錐形突起が設けられ、
前記検査体押さえには、被検査体を押さえる面とは反対の面において前記円錐形突起の先端が接触する部分にV字溝が設けられ、
前記V字溝の角度は前記円錐形突起の先端角度より大きいことを特徴とする検査体押さえ機構。
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CN113287002A (zh) * | 2018-11-23 | 2021-08-20 | 株式会社理学 | 单晶x射线结构解析装置以及试样保持架 |
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