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JP2017087892A - ヒータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことが可能なヒータ装置を提供する。
【解決手段】通電により発熱する発熱面21を有し、発熱面21の熱によって輻射熱を放射する少なくとも1つのヒータ部22と、車両の車室内の複数の部位に装着され、ヒータ部22を着脱可能に保持固定する複数の設置機構3と、を備える。乗員は複数の設置機構3に選択的にヒータ部を保持固定させることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ヒータ装置に関するものである。
従来、車両の前席の背面に配置された電熱パッドを有し、電熱パッドより放射される輻射熱の放射領域が、前席のシートバックの設定角度に応じて調整され、輻射熱の放射方向が後席の乗員の股に向かう方向に設定されるよう構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2011−246093号公報
上記特許文献1に記載された装置が搭載された車両においては、乗員の好みによって暖めたい場所が異なる。また、車両に乗員が乗車した直後のウォームアップ中や暖房後など、乗車シーンによっても暖めたい場所が異なる。
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置は、電熱パッドが車両の内装品として車両の前席の背面に固定されるようになっているので、限られた部位しか暖めることができないといった問題がある。
また、後席に1名しか乗員が乗車していないような乗車シーンでは、2つの前席の背面のうち、乗員がいる側の電熱パッドでしか後席の乗員の暖房感が得られないこととなり、乗員がいない側の電熱パッドは遊休設備となり無駄となってしまうといった問題もある。
本発明は上記問題に鑑みたもので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことが可能なヒータ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、通電により発熱する発熱面(21)を有し、発熱面の熱によって輻射熱を放射する少なくとも1つのヒータ部(22)と、車両の車室内の複数の部位に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する複数の設置機構(3)と、を備えている。
このような構成によれば、ヒータ部を着脱可能に保持固定する複数の設置機構が車室内の複数の部位に装着され、乗員は選択的にヒータ部を保持固定させることができるので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことができる。
また、上記目的を達成するため、請求項7に記載の発明は、通電により発熱する発熱面(21)を有し、発熱面の熱によって輻射熱を放射するヒータ部(22)と、車両の車室内に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構(3)と、を備えている。
このような構成によれば、乗員は車両の車室内の好みの場所に、ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構を装着し、この設置機構にヒータ部を保持固定させることができるので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係るヒータ装置の車両搭載位置を示した図である。 本発明の第1実施形態に係るヒータ装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヒータ装置のブロック図である。 第1実施形態に係るヒータ装置の制御装置のフローチャートである。 第2実施形態に係るヒータ装置の制御装置のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るヒータ装置20は、図1に示すように、道路走行車両に設置される。ヒータ装置20は、車両に搭載されたバッテリ、発電機などの電源から給電されて発熱する電気的なヒータである。なお、本実施形態のヒータ装置20は、車両に搭載されたバッテリからの給電によって発熱する。ヒータ装置20は、車室内の前席シート10の背面、車室内の後席シート11の着座部の前縁および車室内の後席のドア12に設置されるようになっている。
図2は、本発明の一実施形態に係るヒータ装置20のヒータ部22が設置機構3に設置される様子を示している。ヒータ装置20は、ヒータ部22と設置機構3と、を備えている。ヒータ部22は、通電により発熱する発熱面21を有し、発熱面21の熱によって輻射熱を放射する。設置機構3は、車室内の少なくとも2つの部位の内装に配置され、ヒータ部22を着脱可能に保持固定する。
本実施形態のヒータ部22の発熱面21は、上側発熱面21aと下側発熱面21bとを有している。上側発熱面21aは、ヒータ部22の発熱面21のうち、上側半分の領域に配置され、下側発熱面21bは、下側半分の領域に配置されている。
上側発熱面21aおよび下側発熱面21bは、後述する制御装置40により独立して制御される。すなわち、制御装置40は、上側発熱面21aおよび下側発熱面21bの発熱量が異なるよう制御することができる。
上側発熱面21aには、この上側発熱面21aの温度を検出する温度センサ22aが設けられている。また、下側発熱面21bには、この下側発熱面21bの温度を検出する温度センサ22bが設けられている。温度センサ22aおよび温度センサ22bは、それぞれ測温抵抗体を有し、この測温抵抗体により検出した温度に応じた温度センサ信号を後述する制御装置40へ出力する。
下側発熱面21bには、ヒータコネクタ23が設けられている。このヒータコネクタ23は、通電のための電源端子、温度センサ22aより出力されるセンサ信号を出力するための出力端子(いずれも図示せず)を有している。
上側発熱面21aおよび下側発熱面21bは、通電されると発熱する。ヒータ装置20は、上側発熱面21aおよび下側発熱面21bと垂直な方向に位置付けられた対象物を暖めるために、主として上側発熱面21aおよび下側発熱面21bと垂直な方向へ向けて輻射熱Rを放射する。
また、ヒータ部22の側面には、ヒータ部22が上下逆向きにして設置機構3に挿入されるのを防止する誤挿入防止用突起24が形成されている。ヒータ部22を上下逆向きにして設置機構3に挿入しようとすると、後述する設置機構3の側板部30に誤挿入防止用突起24が当接し、ヒータ部22を設置機構3に誤った向きから挿入できないようになっている。
例えば、乗員が上側発熱面21aと下側発熱面21bの出力を好みに応じて異ならせたときに、ヒータ部22を上下逆向きに設置機構3に設置できてしまうと、乗員は所望の暖房感を得られなくなってしまう。しかし、誤挿入防止用突起24によりヒータ部22を上下逆向きにして設置機構3に挿入することができなくなっているため、乗員は所望の暖房感を得ることが可能となる。
設置機構3は、マジックテープ(マジックテープは登録商標)状の部材を用いて車室内の前席シート10の背面、車室内の後席シート11の着座部の前縁および車室内の後席のドア12に装着されている。マジックテープは、フック状に起毛されたフック部材を表面側に有する第1テープと、ループ状に密集して起毛されたループ部材を表面側に有する第2テープを有している。第1テープおよび第2テープの裏面側には粘着剤が付いている。
例えば、車室内の前席シート10の背面に設置機構3を装着する際には、第1テープおよび第2テープのいずれか一方の裏面を、車室内の前席シート10の背面に貼り付け、第1テープおよび第2テープの他方の裏面を設置機構3に貼り付ける。
そして、第1テープの表面側のフック部材と、第2テープの表面側のループ部材を対向させて互いに押し付けることにより第1テープと第2テープが貼り付き、車室内の前席シート10の背面に設置機構3が装着される。
車両には、運転席と助手席のように左右に座席が設けられている。したがって、設置機構3は、運転席シートの背面および助手席シートの背面と、運転席側後席シートの着座部の前縁および助手席側後席シートの着座部の前縁と、運転席側後席のドアおよび助手席側後席のドアの6箇所に装着されている。
設置機構3が車室内の前席シート10の背面に取り付けられ、この設置機構3にヒータ部22が設置されると、ヒータ部22から放射される輻射熱は、主として後席の乗員の足の脛に到達する。
また、設置機構3が車室内の後席シート11の着座部の前縁に取り付けられ、この設置機構3にヒータ部22が設置されると、ヒータ部22から放射される輻射熱は、主として後席の乗員の脹ら脛に到達する。
また、設置機構3が車室内の後席のドア12に取り付けられ、この設置機構3にヒータ部22が設置されると、ヒータ部22から放射される輻射熱は、主として後席の乗員のドア側の太腿部分に到達する。
本実施形態では、少なくとも2つのヒータ部22が用意されている。すなわち、ヒータ部22の数よりも設置機構3の数の方が多くなっている。車両の後席の乗員は、車室内に装着された複数の設置機構3のうち、好みの場所の設置機構3にヒータ部22を設置して暖房感を得ることができるようになっている。
例えば、運転席側の後席の乗員は、運転席側後席のドアに装着された設置機構3にヒータ部22を設置し、助手席側の後席の乗員は、助手席側後席シートの着座部の前縁に装着された設置機構3にヒータ部22を設置するといったことが可能である。
また、車両の運転席側の後席に乗員がいて、助手席側の後席に乗員がいないような場合には、運転席側の後席の乗員は、助手席側の設置機構3に設置されたヒータ部22を、運転席側の設置機構3に追加することもできる。
また、運転席シートの背面に装着された設置機構3と、運転席側後席シートの着座部の前縁に装着された設置機構3に、それぞれヒータ部22を設置するなどして、1人で2つのヒータ装置20を使用することも可能となっている。
すなわち、1人の乗員が1つのヒータ部22を使用する、所謂1個使いだけでなく、1人の乗員が2つのヒータ部22を使用する、所謂2個使いや、1人の乗員が3つのヒータ部22を使用する、所謂3個使いが可能となっている。
設置機構3は、図2に示すように、上下方向に伸びる2つの板状の側板部30と、2つの側板部30を連結する底板部31とを有している。側板部30および底板部31は、樹脂製であり一体成形されている。
2つの側板部30の対向する面には、それぞれ上下方向に伸びる切欠部30aが形成されている。底板部31には、6つの設置機構コネクタ32が設けられている。設置機構コネクタ32は、通電のための電源端子、各温度センサ22a、22bより出力される温度センサ信号を出力するためのセンサ信号端子(いずれも図示せず)を有している。設置機構コネクタ32は、電源60からの電力をヒータ部22へ供給する電源供給部32である。
設置機構コネクタ32の電源端子は、電源ケーブル41の一端側に接続されている。なお、電源ケーブル41の他端側には、車両のシガーソケットに挿入されるシガープラグが設けられている。また、車両のシガーソケットは、電源に相当する車両バッテリ60と接続されている。つまり、設置機構コネクタ32の電源端子は、電源ケーブル41、シガーソケットを介して車両バッテリ60と接続されている。
設置機構コネクタ32のセンサ信号端子は、接続線を介して制御装置40と接続されている。また、制御装置40には、設置機構コネクタ32に対応させて設置機構3を識別する識別信号が入力されている。制御装置40は、この識別信号に基づいて設置機構コネクタ32から入力される温度センサ信号が、車室内のどの場所に装着された設置機構3から出力されたものかを識別することが可能となっている。
次に、設置機構3へのヒータ部22の設置について説明する。設置機構3にヒータ部22を設置する際には、まず、ヒータコネクタ23をヒータ部22の下方に位置させた状態にし、ヒータ部22を設置機構3の上方向で、かつ、2つの側板部30に対向するように形成された切欠部30aの間に配置する。
そして、ヒータ部22の底面が設置機構3の底板部31の上面と当接するまでヒータ部22を設置機構3の上方向から下方向へ移動させる。このとき、設置機構コネクタ32の各接続端子32aとヒータコネクタ23の接続端子が互いに接触し合い導通状態となる。このようにして、設置機構3へのヒータ部22の設置が完了する。
図3は、本ヒータ装置20のブロック図である。図3に示すように、ヒータ装置20は、操作スイッチ50、ヒータ部22および制御装置40を有している。制御装置40には、電源ケーブル41を介して車両に搭載された車両バッテリ60に接続されている。
操作スイッチ50は、電源のオンオフを操作するための電源スイッチ、ヒータ出力を調整するための調整スイッチ(いずれも図示せず)等のスイッチを有し、乗員のスイッチ操作に応じた信号を制御装置40へ出力する。調整スイッチは、上側発熱面21aの出力を調整するスイッチと下側発熱面21bの出力を調整するスイッチを有している。操作スイッチ50は、車両の後席の乗員が操作可能な位置に設けられている。
ヒータ部22は、上側発熱面21a、下側発熱面21bおよび温度センサ22a、22bを有している。上側発熱面21aおよび下側発熱面21bは、それぞれ通電により発熱する。
制御装置40は、CPU、RAM、ROM、I/O等を備えたコンピュータとして構成されており、CPUはROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。また、制御装置40は、各ヒータ部22の電流を流す電流供給部(図示せず)を有している。電流供給部は、制御装置40からの制御に応じて各ヒータ部22の電流を流す。
図4に、この制御装置40のフローチャートを示す。本制御装置40は、電源スイッチがオフ状態からオン状態に変化すると、定期的に図に示す処理を実施する。なお、各図面のフローチャートにおける各制御ステップは、制御装置40が有する各種の機能実現手段を構成している。
まず、操作スイッチ信号を取得する(S100)。具体的には、上側発熱面21aの出力を調整するスイッチより出力される操作スイッチ信号、下側発熱面21bの出力を調整するスイッチより出力される操作スイッチ信号を取得する。
次に、温度センサ信号を取得する(S102)。具体的には、温度センサ22aより出力される温度センサ信号と温度センサ22bより出力される温度センサ信号を取得する。
次に、ヒータ部22の出力を特定する(S104)。具体的には、S100にて取得した各操作スイッチ信号に基づいて各発熱面21a、21bの目標温度を特定するとともに、S102にて取得した各温度センサ信号に基づいて各発熱面21a、21bの温度を特定し、各発熱面21a、21bの温度が各発熱面21a、21bの目標温度に近付くよう各発熱面21a、21bに流す電流量を特定する。
例えば、各発熱面21a、21bの温度が各発熱面21a、21bの目標温度よりも低い場合には、各発熱面21a、21bに流す電流を所定の電流量として特定する。また、各発熱面21a、21bの温度が各発熱面21a、21bの目標温度よりも高い場合には、各発熱面21a、21bに流す電流量を0として特定する。
次に、ヒータ部22の出力を調整する(S106)。具体的には、S104にて特定した電流量の電流が各発熱面21a、21bに流れるようにする。
次に、ヒータ部22が設置されている場所および数を特定する(S108)。具体的には、各設置機構3にヒータ部22が設置されているか否かを判定するとともに、各設置機構3にヒータ部22が設置されている場合には、車室内のどの場所に装着された設置機構3にヒータ部22が設置されているかを特定する。
なお、設置機構コネクタ32に接続された温度センサ22aおよび温度センサ22bの測温抵抗体の抵抗値が所定値以上の場合には、設置機構3にヒータ部22が設置されていると判定し、温度センサ22aおよび温度センサ22bの測温抵抗体の抵抗値が所定値未満の場合には、設置機構3にヒータ部22が設置されていないと判定する。また、設置機構3を識別する識別信号に基づいて車室内のどの場所に装着された設置機構3にヒータ部22が設置されているかを特定するとともに、設置機構3に設定されているヒータ部22の数を特定する。
次に、ヒータ部22の出力を変更する必要があるか否かを判定する(S110)。ヒータ部22と乗員の体の距離は、ヒータ部22が設置される設置機構3の場所によって異なるため、制御装置40は、ヒータ部22が設置される設置機構3の位置に応じて発熱面21の出力を異ならせる。
例えば、車室内の前席シート10の背面に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合には、車室内の後席のドア12に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合よりも人体との距離が長くなる。したがって、車室内の前席シート10の背面に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合には、車室内の後席のドア12に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合よりも発熱面21の出力が大きくなるようヒータ部22の出力を特定する。
また、車室内の前席シート10の背面に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合でも、上側発熱面21aが担うひざ下と上側発熱面21aの距離が、下側発熱面21bが担うひざ上と下側発熱面21bの距離よりも長くなる。したがって、下側発熱面21bの出力が、上側発熱面21aの出力よりも大きくなるようヒータ部22のヒータ出力を特定する。
また、車室内の後席のドア12に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合、上側発熱面21aが担う膝の横部と上側発熱面21aとの距離が、下側発熱面21bが担う横腹部と下側発熱面21bとの距離よりも短くなる。したがって、上側発熱面21aの出力が下側発熱面21bの出力よりも大きくなるようヒータ部22の出力を特定する。
また、車室内の後席シート11の着座部の前縁に装着されている設置機構3にヒータ部22が設置されている場合、上側発熱面21aが担う膝裏と上側発熱面21aとの距離が、下側発熱面21bが担う踵と下側発熱面21bとの距離よりも短くなる。したがって、上側発熱面21aの出力が下側発熱面21bの出力よりも小さくなるようヒータ部22の出力を特定する。
上記したようにヒータ部22の出力を特定し、このヒータ部22の出力と、S104〜S106にて特定したヒータ部22のヒータ出力が一致しない場合には、ヒータ部22のヒータ出力を変更する必要があると判定する。また、各ヒータ部22のヒータ出力が一致する場合は、ヒータ部22のヒータ出力を変更する必要がないと判定する。
ここで、ヒータ部22のヒータ出力を変更する必要があると判定された場合、S110にて特定されたヒータ出力となるよう、ヒータ部22のヒータ出力を補正する(S112)。具体的には、S110にて特定した電流量の電流が各発熱面21a、21bに流れるように電流供給部を制御し、本処理を終了する。
また、ヒータ部22のヒータ出力を変更する必要があると判定された場合には、S112のヒータ部22のヒータ出力の補正を実施することなく、本処理を終了する。
上記した構成によれば、通電により発熱する発熱面21を有し、発熱面21の熱によって輻射熱を放射する少なくとも1つのヒータ部22と、車両の車室内の複数の部位に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する複数の設置機構3と、を備えている。
このような構成によれば、ヒータ部22を着脱可能に保持固定する複数の設置機構3が車室内の複数の部位に装着され、乗員は選択的にヒータ部を保持固定させることができるので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことができる。
また、通電により発熱する発熱面21を有し、発熱面21の熱によって輻射熱を放射するヒータ部22と、車両の車室内に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構3と、を備えている。
このような構成によれば、乗員は車両の車室内の好みの場所に、ヒータ部22を着脱可能に保持固定する設置機構3を装着し、この設置機構3にヒータ部22を保持固定させることができるので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことができる。
また、設置機構3は、車室内の前席シート10の背面、車室内の後席シート11の着座部の前縁、車室内の後席のドア12の少なくとも2つの部位に装着される。これにより、後席シートの乗員は良好な暖房感を得ることができる。
また、設置機構3は、電源60からの電力をヒータ部22へ供給する電源供給部32を有しているので、ヒータ部22への給電を容易に行うことができる。
ところで、設置機構3の装着場所によりこの設置機構3に保持されるヒータ部22と乗員との距離が異なる場合がある。しかし、本ヒータ装置20は、ヒータ部22が保持固定されている車室内における設置機構3の装着場所を特定し、ヒータ部222が保持固定されている設置機構3の装着場所に応じて発熱面への通電量を補正する。すなわち、設置機構3に保持されるヒータ部22と乗員との距離が異なる場合でも、ヒータ部222が保持固定されている設置機構3の装着場所に応じて発熱面への通電量を補正するので、乗員は快適な暖房感を得ることが可能である。
また、1つのヒータ部22の中でも、ヒータ部22と乗員との距離が異なる場合がある。しかし、本実施形態のヒータ部22は、発熱量を異ならせることができる上側発熱面21aと下側発熱面21bとを有している。そして、本ヒータ装置20は、ヒータ部22が保持固定されている設置機構3の装着場所に応じて上側発熱面21aと下側発熱面21bの発熱量を異ならせる。すなわち、1つのヒータ部22の中でも、ヒータ部22と乗員との距離が異なる場合がある場合でも、ヒータ部22が保持固定されている設置機構3の装着場所に応じて上側発熱面21aと下側発熱面21bの発熱量を異ならせるので、乗員は快適な暖房感を得ることが可能である。
(第2実施形態)
本実施形態の第2実施形態に係るヒータ装置20について説明する。本実施形態のヒータ装置20の構成は、上記第1実施形態のヒータ装置20と同じである。上記本実施形態のヒータ装置20は、上記第1実施形態のヒータ装置20と比較して制御装置40の処理が異なる。
図5は、本実施形態のヒータ装置20の制御装置40のフローチャートである。S100〜S108は、図4と同じであるので、ここでは説明を省略する。
S108にて、ヒータ部22が設置されている場所および数を特定すると、次に、1人の乗員が2つのヒータ部22を2個または3個使いしているか否かを判定する(S210)。すなわち、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構2にヒータ部22が設置されているか否かを判定する。1人の乗員に対して設けられた3つの設置機構3のうち、少なくとも2つの設置機構3にヒータ部22が設置されている場合、1人の乗員が2つのヒータ部22を2個または3個使いしていると判定する。
例えば、運転席側の後席の乗員に対して設けられた、運転席シートの背面に装着された設置機構3と、運転席側後席シートの着座部の前縁に装着された設置機構3に、それぞれヒータ部22が設置されている場合、運転席側の後席の乗員がヒータ部22を2個または3個使いしていると判定する。
ここで、1人の乗員に対して設けられた3つの設置機構3のうち、少なくとも2つの設置機構3にヒータ部22が設置されている場合、S210の判定はYESとなり、ヒータ部22の出力を調整する(S214)。具体的には、1人の乗員に対して設けられた3つの設置機構3のうち、1つのヒータ部22しか設置されていない場合よりも、ヒータ部22の出力を低下させる。具体的には、ヒータ部22への通電量を少なくする。このように、1人の乗員が複数のヒータ部22を使用している場合には、1人の乗員が1つのヒータ部22を使用している場合よりも輻射暖房が得られる面積を広くとれるため、各ヒータ部22のヒータ出力を低下させて、省エネルギー効果および快適性を向上することができる。なお、ヒータ部22の出力を低下させると、本処理を終了する。
また、1人の乗員に対して設けられた3つの設置機構3のうち、1つの設置機構3にヒータ部22が設置されている場合には、ヒータ部22の出力を低下させることなく、本処理を終了する。
本実施形態では、上記第1実施形態と共通の構成から奏される同様の効果を上記第1実施形態と同様に得ることができる。
なお、本実施形態は第1実施形態に基づいた実施形態であるが、本実施形態を前述の第1実施形態と組み合わせることも可能である。
また、車室内のうち、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置機構2が設けられている。さらに、ヒータ装置20は、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構3にヒータ部22が設置されているか否かを判定する。さらに、ヒータ装置20は、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されていると判定された場合、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの設置機構に1つのヒータ部が設置されている場合よりも、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置されたヒータ部への通電量を少なくするよう調整する。
これにより、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されていると判定された場合、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの設置機構に1つのヒータ部が設置されている場合よりも、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置されたヒータ部への通電量を少なくするので、省電力化を図ることができる。また、乗員は複数の装着場所から輻射熱を得ることができ、さらに、省電力化を図ることができる。
(他の実施形態)
(1)上記実施形態では、車両の車室内の複数の部位に設置機構3を装着し、複数の設置機構3の中からヒータ部22を選択できる形態について説明した。しかしながら、これは車両における車室内の任意の部位にヒータ装置を選択して配置する形態の一例を示したに過ぎない。例えば、ヒータ部22と設置機構3とを有するヒータ装置であれば良く、マジックテープやフック等を用いてヒータ装置を車室内の任意の部位に装着することで、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことが可能となる。
(2)上記実施形態では、マジックテープ状の部材を用いて車室内の背面、車室内の後席シート11の着座部の前縁、車室内の後席のドア12に設置機構3を取り付けるようにしたが、レール状の部材やクリップ状の部材、あるいはフック状の部材を用いて、車室内の各部に設置機構3を取り付けるようにしてもよい。
(3)上記実施形態のヒータ部22は、上側発熱面21aと下側発熱面21bの2つの発熱面を有しているが、1つの発熱面を有するよう構成してもよく、また、3つ以上の発熱面を有するよう構成してもよい。
(4)上記実施形態では、車室内の6箇所に設置機構3を設置し、2つのヒータ部22が用意されている例を示したが、設置機構3の数や設置機構3の設置場所、ヒータ部22の数等は、上記実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
(5)上記実施形態では、電源ケーブル41の他端側が、車両のシガーソケットにされるシガープラグとなっているが、電源ケーブル41の他端側が、家庭用コンセントに接続されるコネクタと同様のコネクタ形状となるよう構成してもよい。
(6)上記実施形態のヒータ装置20は、車両に搭載された車両バッテリ60からの給電によって発熱するよう構成されているが、車両に搭載されたバッテリ60に限定されるものではなく、例えば、車両に搭載された発電機からのからの給電によって発熱するよう構成してもよい。
(7)上記実施形態のヒータ装置20は、設置機構3に設けられた設置機構コネクタ32の電源端子からヒータ部22へ給電するよう構成されている。これに対し、設置機構3側に無線給電のためのワイヤレス送信機を備え、さらに、ヒータ部22側に無線給電のためのワイヤレス受信機を備え、設置機構3からヒータ部22に無線給電するよう構成してもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
(まとめ)
・上記実施形態の一部または全部で示された第1の観点によれば、ヒータ装置は、通電により発熱する発熱面を有し、発熱面の熱によって輻射熱を放射する少なくとも1つのヒータ部と、車両の車室内の複数の部位に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する複数の設置機構と、を備えている。
・上記実施形態の一部または全部で示された第2の観点によれば、設置機構3は、車室内の前席シートの背面、車室内の後席シートの着座部の前縁、車室内の後席のドアの少なくとも2つの部位に装着される。
このように、車室内の前席シートの背面、車室内の後席シートの着座部の前縁、車室内の後席のドアの少なくとも2つの部位に設置機構3を装着することで、後席の乗員に暖房感を与えることができる。
・上記実施形態の一部または全部で示された第3の観点によれば、設置機構3は、電源からの電力をヒータ部へ供給する電源供給部を有している。
これによれば、設置機構3の電源供給部32を介して電源からの電力をヒータ部へ供給することができる。
・上記実施形態の一部または全部で示された第4の観点によれば、ヒータ部が保持固定されている車室内における設置機構の装着場所を特定する装着場所特定部と、装着場所特定部により特定されたヒータ部が保持固定されている設置機構の装着場所に応じて発熱面への通電量を補正する通電量補正部と、を備えている。
これによれば、車室内における設置機構の装着場所を特定し、設置機構の装着場所に応じて発熱面への通電量が補正されるので、乗員に快適な暖房間を与えることができる。
・上記実施形態の一部または全部で示された第5の観点によれば、ヒータ部は、発熱量を異ならせることができる少なくとも2つの発熱面を有し、通電量補正部は、装着場所特定部により特定されたヒータ部が保持固定されている設置機構の装着場所に応じて少なくとも2つの発熱面の発熱量を異ならせる。
設置機構の装着場所によってヒータ部と乗員との距離は異なるため、ヒータ部が保持固定されている設置機構の装着場所に応じて少なくとも2つの発熱面の発熱量を異ならせることで、ヒータ部を設置する設置機構の装着場所に適した発熱を行うことができる。
・上記実施形態の一部または全部で示された第6の観点によれば、車室内のうち、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置機構が設けられている。さらに、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されているか否かを判定するヒータ判定部を備えている。さらに、ヒータ判定部により、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されていると判定された場合、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの設置機構に1つのヒータ部が設置されている場合よりも、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置されたヒータ部への通電量を少なくするよう調整するヒータ出力調整部を備えている。
1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されている場合には、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの設置機構に1つのヒータ部が設置され散る場合よりも広い面積から輻射熱を得ることができる。
したがって、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の設置機構にヒータ部が設置されていると判定された場合、1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの設置機構に1つのヒータ部が設置されている場合よりも、1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置されたヒータ部への通電量を少なくするので、省電力化を図ることができる。また、乗員は複数の装着場所から輻射熱を得ることができる。
・上記実施形態の一部または全部で示された第7の観点によれば、通電により発熱する発熱面(21)を有し、発熱面の熱によって輻射熱を放射するヒータ部(22)と、車両の車室内に装着され、ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構(3)と、を備えている。
このような構成によれば、乗員は車両の車室内の好みの場所に、ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構を装着し、この設置機構にヒータ部を保持固定させることができるので、乗員の好みや乗車シーンに適した暖房を行うことが可能である。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、S108が装着場所特定部に相当し、S112が通電量補正部に相当し、S210がヒータ判定部に相当し、S214がヒータ出力調整部に相当する。
10 前席シート
11 後席シート
12 ドア
20 ヒータ装置
21 発熱面
21a 上側発熱面
21b 下側発熱面
22 ヒータ部
22a 温度センサ
22b 温度センサ
3 設置機構
40 制御装置
41 電源ケーブル
60 車両バッテリ

Claims (7)

  1. 通電により発熱する発熱面(21)を有し、前記発熱面の熱によって輻射熱を放射する少なくとも1つのヒータ部(22)と、
    車両の車室内の複数の部位に装着され、前記ヒータ部を着脱可能に保持固定する複数の設置機構(3)と、を備えたヒータ装置。
  2. 前記設置機構は、前記車室内の前席シート(10)の背面、前記車室内の後席シート(11)の着座部の前縁、前記車室内の後席のドア(12)の少なくとも2つの部位に装着される請求項1記載のヒータ装置。
  3. 前記設置機構は、電源(60)からの電力を前記ヒータ部へ供給する電源供給部(32)を有している請求項1または2に記載のヒータ装置。
  4. 前記ヒータ部が保持固定されている前記車室内における前記設置機構の装着場所を特定する装着場所特定部(S108)と、
    前記装着場所特定部により特定された前記ヒータ部が保持固定されている前記設置機構の装着場所に応じて前記発熱面への通電量を補正する通電量補正部(S112)と、を備えた請求項1ないし3のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  5. 前記ヒータ部は、発熱量を異ならせることができる少なくとも2つの発熱面を有し、
    前記通電量補正部は、前記装着場所特定部により特定された前記ヒータ部が保持固定されている前記設置機構の装着場所に応じて前記少なくとも2つの発熱面の発熱量を異ならせる請求項4に記載のヒータ装置。
  6. 前記車室内のうち、1人の乗員を暖める複数の装着場所に前記設置機構が設けられており、
    さらに、前記1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の前記設置機構に前記ヒータ部が設置されているか否かを判定するヒータ判定部(S210)と、
    前記ヒータ判定部により、前記1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの複数の前記設置機構に前記ヒータ部が設置されていると判定された場合、前記1人の乗員を暖める複数の装着場所のうちの1つの前記設置機構に1つの前記ヒータ部が設置されている場合よりも、前記1人の乗員を暖める複数の装着場所に設置された前記ヒータ部への通電量を少なくするよう調整するヒータ出力調整部(S214)と、を備えた請求項1ないし5のいずれか1つに記載のヒータ装置。
  7. 通電により発熱する発熱面(21)を有し、前記発熱面の熱によって輻射熱を放射するヒータ部(22)と、
    車両の車室内に装着され、前記ヒータ部を着脱可能に保持固定する設置機構(3)と、を備えたヒータ装置。
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