JP2017084587A - 酸化銀泥漿、導電性ペースト及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、酸化銀粉が生成されたスラリーを洗浄し、得られた該酸化銀粉を水に懸濁させたスラリーに高分子有機物を該酸化銀粉の銀量に対して0.1質量%〜2.5質量%添加することにより、該酸化銀粉粒子表面に該高分子有機物の被膜を形成する酸化銀粉の製造方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
また、導電性ペーストの低抵抗化を図るため、表面にアジピン酸を被覆した銀粉が提案されている(例えば、特許文献4及び5参照)。
更に、導電性ペーストとしては、200℃以下の低温での樹脂硬化用途、インクジェット用途、及び600℃以上900℃以下の高温での焼成用途のいずれにも適用できると共に、更なる低抵抗化を実現できる導電性ペーストの提供が望まれている。
<1> 酸化銀粉と溶剤とアジピン酸とを混合して酸化銀泥漿を形成する含浸処理工程と、
前記酸化銀泥漿と少なくとも表面に銀を有する導電粉とを混練する混練工程と、を含むことを特徴とする導電性ペーストの製造方法である。
<2> 酸化銀粉と溶剤とアジピン酸とゼラチンとを混合して酸化銀泥漿を形成する含浸処理工程と、
前記酸化銀泥漿と少なくとも表面に銀を有する導電粉とを混練する混練工程と、を含むことを特徴とする導電性ペーストの製造方法である。
<3> 前記溶剤が、ブチルカルビトールアセテート及びエチルカルビトールアセテートのいずれかである前記<1>又は<2>に記載の導電性ペーストの製造方法である。
<4> 前記アジピン酸の添加量が、前記酸化銀粉及び少なくとも表面に銀を有する導電粉の合計量に対して、0.01質量%以上0.1質量%以下である前記<1>から<3>のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法である。
<5> 前記ゼラチンの添加量が、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下である前記<2>から<4>のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法である。
<6> 前記少なくとも表面に銀を有する導電粉が、フレーク状銀粉、凝集銀粉、球状銀粉、又はこれらの混合物である前記<1>から<5>のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法である。
<7> 前記混練工程において、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉と共に、溶剤と樹脂のいずれか一つ以上を混練する前記<1>から<6>のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法である。
<8> 酸化銀粉と、溶剤と、アジピン酸とを含有することを特徴とする酸化銀泥漿である。
<9> 酸化銀粉と、溶剤と、アジピン酸と、ゼラチンとを含有することを特徴とする酸化銀泥漿である。
<10> 前記溶剤が、ブチルカルビトールアセテート及びエチルカルビトールアセテートのいずれかである前記<8>又は<9>に記載の酸化銀泥漿である。
<11> 前記アジピン酸の含有量が、前記酸化銀粉に対して0.05質量%以上5質量%以下である前記<8>から<10>のいずれかに記載の酸化銀泥漿である。
<12> 前記ゼラチンの含有量が、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下である前記<9>から<11>のいずれかに記載の酸化銀泥漿である。
<13> 前記<8>から<12>のいずれかに記載の酸化銀泥漿と、少なくとも表面に銀を有する導電粉と、を含有することを特徴とする導電性ペーストである。
<14> 少なくとも表面に銀を有する導電粉と、酸化銀粉とを含み、前記酸化銀粉にアジピン酸又はアジピン酸とゼラチンが付着していることを特徴とする導電性ペーストである。
本発明の酸化銀泥漿は、酸化銀粉と、溶剤と、アジピン酸とを含有し、ゼラチンを含有することが好ましい。
前記酸化銀粉としては、適宜製造したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。なお、化学式Ag2Oで表される酸化銀であることが好ましい。
前記酸化銀粉の市販品としては、例えば、電池材料用途の酸化銀粉PS(DOWAエレクトロニクス株式会社製)などが挙げられるが、導電材料用途では粒径の細かいものが好ましい。
前記酸化銀粉の熱分解温度は、150℃以上200℃以下が好ましい。
前記熱分解温度は、例えば、示差熱分析計(TG−DTA)により、溶剤と混合した状態で測定することができる。
前記酸化銀粉のBET比表面積は、0.1m2/g以上10.0m2/g以下が好ましく、0.5m2/g以上5.0m2/g以下がより好ましい。
前記酸化銀粉のBET比表面積は、Macsorb HM−model 1210(MOUNTECH社製)を用いて窒素吸着によるBET1点法で測定することができる。なお、前記BET比表面積の測定において、測定前の脱気条件は60℃、10分間とした。
前記酸化銀粉の体積基準の粒子径分布における累積50%粒子径(D50)は、0.01μm以上20μm以下が好ましい。前記累積50%粒子径(D50)が5μm以上20μm以下のものが電池材料用途に適しており、0.05μm以上0.2μm以下のものが導電材料用途に適している。
前記累積50%粒子径(D50)が、0.01μm未満であると、凝集が強くなり、分散性が悪くなることがあり、5μmを超えると、粗大粒子の比率も多くなり、スクリーンメッシュの目詰まりなど印刷性が悪くなることがある。
前記酸化銀粉の累積50%粒子径は、湿式レーザー回折式の粒度分布測定により行うことができる。即ち、湿式レーザー回折式の粒度分布測定は、酸化銀粉0.1gをイソプロピルアルコール40mLに加え、チップ径20mmの超音波ホモジナイザーにより2分間分散させ、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(マイクロトラック・ベル株式会社製、MICROTORAC MT3300EXII)を用いて測定する。測定結果をグラフ化し、銀粉の粒度分布の頻度と累積を求める。そして、累積50%粒子径をD50と表記する。
前記アジピン酸は、下記構造式で表され、分子量146.14のジカルボン酸である。
前記アジピン酸の同定方法としては、例えば、FT−IRにより測定する方法やアジピン酸を溶媒抽出し炭素自動分析機やGC−MSにより測定する方法、パイロライザー等により加熱することで粉体表面より脱離したアジピン酸を炭素自動分析機やGC−MSにより測定する方法などを用いることが可能である。導電性ペースト中の酸化銀粉に付着しているかどうかは、溶剤にて希釈後に遠心分離や湿式分級により導電性ペーストから酸化銀粉を分離した後に同定を行えばよい。
前記アジピン酸の定量分析方法としては、塩酸溶出を用いてアジピン酸を溶出し、更に、アジピン酸が溶出された塩酸溶液においてアジピン酸をメチル化し、有機溶媒に抽出してGC−MS(ガスクロマト質量分析計)による定量を行えばよい。なお、この定量分析の手法において、メタノールの代わりに他のエステル化をする薬品を用いるなど、適宜条件を変更してもよい。
前記溶剤としては、ブチルカルビトールアセテート(BCA)及びエチルカルビトールアセテート(ECA)のいずれかが好適に用いられる。前記酸化銀粉と混合して酸化銀泥漿とするにあたって分離せず、前記酸化銀泥漿を用いてペースト化する際に、適度に分散するためである。本実施例に変えて一般的な溶剤であるエチレングリコール、ケロシン、ブチルカルビトール、エチルカルビトール、ベンゾトリアゾール化合物、リン酸エーテル、又はグリセリンを溶剤として用いた場合、特にゼラチンとの相性が悪く、分離してしまいペースト化しにくいことが本発明者の試験により判明している。なお、酸化銀泥漿や導電性ペーストに含まれる溶剤の種類は、GC−MS(ガスクロマト質量分析計)を用いて同定することができる。
前記溶剤の含有量は、前記酸化銀粉に対して、20質量%以上50質量%以下であることが好ましい。前記含有量が、20質量%未満であると、均一な酸化銀泥漿を得られない。50質量%を超えると、溶剤と酸化銀粉が分離してしまうことがある。
銀粉表面に、酸化銀粉と前記ゼラチンが一緒になって分散した状態から、昇温とともにゼラチンが燃焼し、酸化銀粉の還元を促進する方向になる。前記酸化銀粉は銀(Ag)になり、銀粉同士の焼結(ネッキング)を促進していると考えている。しかし、前記ゼラチンに類似の有機系添加物であるコラーゲンペプチドや寒天では逆に抵抗は悪化する傾向を見せることから、単に燃焼による還元促進だけではないゼラチンに特有の他の効用があるものと予想される。
前記ゼラチンとしては、適宜製造したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記ゼラチンの市販品としては、例えば、ゼライス株式会社製のM−175などが挙げられる。
前記ゼラチンの含有量は、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下であることが好ましく、1質量%以上7質量%以下がより好ましい。前記含有量が。0.1質量%未満であると、ゼラチンの添加効果が得られないことがあり、10質量%を超えると、逆に導体抵抗が上昇する。
本発明の導電性ペーストは、前記酸化銀泥漿と、少なくとも表面に銀を有する導電粉と、樹脂とを含有し、溶剤を含有することが好ましく、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
前記導電性ペーストにおいては、銀粉の焼結よりも酸化銀粉が還元する温度が低い。このため、還元熱により酸化銀粉の周囲の燃料(酸化銀粉表面の分散剤と、含浸処理によるアジピン酸、溶剤、もしくは、酸化銀粉表面の分散剤と、含浸処理によるアジピン酸、溶剤、ゼラチン)を燃焼させて、導電性ペースト中に分散した酸化銀粉が起爆剤となり、周囲の銀混合粉の焼結(ネッキング)を促進する。
前記酸化銀泥漿としては、本発明の前記酸化銀泥漿を用いることができる。
前記酸化銀泥漿の含有量は、導電性ペーストの全量に対して、2質量%以上20質量%以下が好ましい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉としては、少なくとも表面に銀を有していれば特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、フレーク状銀粉、凝集銀粉、球状銀粉、又はこれらの混合物などが挙げられる。前記少なくとも表面に銀を有する導電粉とは、表面も内部も銀である導電粉(銀粉ともいう)と、表面は銀により被覆されているが内部が銅などの金属やガラスなど銀以外の材料である導電粉の、両方を含む。特性としては表面も内部も銀である銀粉が好ましいが、価格面で内部を安価な材料に変える場合がある。本発明の酸化銀泥漿を混合することによるネッキングの効果を発現するには表面に銀を有していればよい。また、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉は、最表面に導電粉同士の凝集を抑制するような表面処理剤を有していてよい。これらの中でも、樹脂硬化型ペースト用途では、樹脂の収縮により銀粉と銀粉の接触により導電ネットワークが形成されるので接触面積の大きいフレーク状銀粉を使用するのが好ましいが、球状銀粉を混合しても差し支えない。また、焼成型ペーストでは、銀粉が焼結してしまうので、コスト的に有利な球状銀粉を主に使用する方が好ましい。このように用途に応じて銀粉の形状を選べばよい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉としては、適宜製造したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の製造方法としては、例えば、球状銀粉であれば、銀イオンを含有する水性反応系に還元剤含有水溶液を添加して銀粒子を還元析出させる方法などが挙げられ、フレーク粉はフレーク化のためにメディアを使用して振動ミル又はボールミル等の公知の方法で作製できる。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の含有量は、導電性ペーストの全量に対して、60質量%以上90質量%以下が好ましい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉のBET比表面積は、0.1m2/g以上10.0m2/g以下が好ましく、0.5m2/g以上5.0m2/g以下がより好ましい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉のBET比表面積は、前記酸化銀粉のBET比表面積と同様にして測定することができる。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉のレーザー回折式粒度分布測定法による体積基準の粒子径分布における累積50%粒子径(D50)は、0.1μm以上5.0μm以下が好ましく、0.5μm以上3.0μm以下がより好ましい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の累積50%粒子径は、前記酸化銀粉の累積50%粒子径と同様にして測定することができる。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の強熱減量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、0.02質量%以上1質量%以下が好ましい。
前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の強熱減量は、試料2gを秤量(w1)して磁性るつぼに入れ、800℃で恒量になるまで30分間強熱した後、冷却し、秤量(w2)することにより、次式から求めることができる。
強熱減量(質量%)=[(w1−w2)/w1]×100
前記樹脂としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、メチルセルロース、エチルセルロース等のセルロース誘導体、アクリル樹脂、アルキド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリウレタン樹脂、ロジン樹脂、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族石油樹脂、アクリル酸エステル樹脂、キシレン樹脂、クマロンインデン樹脂、スチレン樹脂、ジシクロペンタジエン樹脂、ポリブテン樹脂、ポリエーテル樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリイソブチル樹脂、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、樹脂型ペーストでは、密着性、硬化性、可撓性、及び汎用性の点から、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂が好ましい。焼成型ペーストでは、印刷性などの点から、エチルセルロース、アクリル樹脂が好ましい。
前記樹脂の含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記ペースト用の溶剤としては、一般的に使用されているものが選ばれ、トルエン、エチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトールアセテート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレートなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ブチルカルビトールアセテート、エチルカルビトールアセテートが好ましい。
前記溶剤の含有量については、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。なお、前記ペースト用の溶剤は、前記酸化銀泥漿に用いる溶剤と同じ溶剤を用いることがより好ましい。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ガラスフリット;グラファイト、カーボンブラック等の炭素材料;界面活性剤、分散剤、分散安定剤、粘度調整剤、レベリング剤、消泡剤などが挙げられる。
本発明の導電性ペーストの製造方法は、含浸処理工程と、混練工程とを含み、更に必要に応じてその他の工程を含んでなる。
前記含浸処理工程は、酸化銀粉と溶剤とアジピン酸と、好ましくはゼラチンとを混合して酸化銀泥漿を形成する工程である。
前記含浸処理工程において、酸化銀粉の表面にアジピン酸を付着させることで、アジピン酸が付着した酸化銀粉が万遍なく表面に銀を有する導電粉(例えば、銀粉)の周囲に分散し、体積抵抗率を低下させることができる。また、好ましくは、アジピン酸と共に、ゼラチン及び酸化銀粉を溶剤と共に混合し、含浸状態(混合物)にすることにより、乾粉に比べて保存安定性が向上し、導電性ペースト作製前後における意図しない還元を抑制しながら、低温から高温の幅広い温度範囲でも体積抵抗率の低い導電性ペーストが得られる。
前記酸化銀粉、前記アジピン酸、前記溶剤、及び前記ゼラチンとしては、前記導電性ペーストで説明したものを使用することができる。
前記混合方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、自転公転式撹拌、三本ロールミルなどが挙げられる。
前記ゼラチンの添加量は、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下であることが好ましい。
前記溶剤としては、ブチルカルビトールアセテート及びエチルカルビトールアセテートのいずれかが好ましい。
前記溶剤の添加量は、前記酸化銀粉に対して、20質量%以上50質量%以下であることが好ましい。
前記混練工程は、前記酸化銀泥漿と少なくとも表面に銀を有する導電粉と樹脂とを混練する工程である。
前記混練工程においては、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉と共に、溶剤と樹脂のいずれか一つ以上を混練することが好ましい。
前記酸化銀泥漿、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉、及び前記樹脂としては、前記導電性ペーストで説明したものを使用することができる。
前記混練方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、超音波分散、ディスパー、三本ロールミル、ボールミル、ビーズミル、二軸ニーダー、自公転式攪拌機などを用いて、混練する方法などが挙げられる。
前記その他の工程としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、少なくとも表面に銀を有する銀粉の調製工程などが挙げられる。
前記導電性ペーストの粘度は、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉の含有量、粘度調整剤の添加や溶剤の種類により調整することができる。前記導電性ペーストの粘度は、例えば、BROOKFIELD社製の粘度計5XHBDV−IIIUCを用い、コーンプレートCP−52、ペースト温度25℃で測定することができる。
本発明で用いられる導電膜は、本発明の前記導電性ペーストから形成される。
前記導電膜の体積抵抗率は、100μΩ・cm以下が好ましく、50μΩ・cm以下がより好ましい。前記体積抵抗率が、100μΩ・cm以下であると、極めて低い体積抵抗率の導電膜が実現可能である。前記体積抵抗率が、100μΩ・cmを超えると、導電膜の導電性が不十分となることがある。
前記導電膜の体積抵抗率は、例えば、デジタルマルチメーター(ADVANTEST社製、R6551)を用いて、導電膜の長手方向の2点間の抵抗値を測定し、体積抵抗率=抵抗値×導電膜の厚み×導電膜の幅÷導電膜の長さを算出することにより測定することができる。
銀粉及び酸化銀粉のBET比表面積、タップ密度、粒度分布(D10、D50、及びD90)、及び銀粉の強熱減量、及び熱分解温度の測定方法は、以下に示す通りである。
銀粉のBET比表面積は、Macsorb HM−model 1210(MOUNTECH社製)で、He:70%、N2:30%のキャリアガスを用い、銀粉3gをセルに入れて脱気を60℃で10分間行った後、BET1点法により測定を行った。
タップ密度は、タップ密度測定装置(柴山科学株式会社製、カサ比重測定装置SS−DA−2)を使用し、銀粉15gを計量して、容器(20mL試験管)に入れ、落差20mmで1,000回タッピングし、タップ密度=試料重量(15g)/タッピング後の試料体積から算出した。
粒度分布は、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(マイクロトラック・ベル株式会社製、MICROTORAC MT3300EXII)を用いて、銀粉0.1gをイソプロピルアルコール40mLに加え、チップ径20mmの超音波ホモジナイザーにより2分間分散させて試料を準備し、全反射モードで粒径の測定を行った。測定により得た体積基準の累積分布により、累積10%粒子径(D10)、累積50%粒子径(D50)、及び累積90%粒子径(D90)の値を求めた。
強熱減量は、銀粉試料2gを秤量(w1)して磁性るつぼに入れ、800℃で恒量になるまで30分間強熱した後、冷却し、秤量(w2)することにより、次式から求めた。
強熱減量(質量%)=[(w1−w2)/w1]×100
酸化銀粉の熱分解温度は、示差熱分析計(TG−DTA、株式会社リガク製)により測定した。
−フレーク状銀粉の調製−
凝集銀粉(BET比表面積0.2m2/g)に、オレイン酸(和光純薬工業株式会社製)を添加し、振動ミルでフレーク化処理を行い、フレーク状銀粉(D50=7.7μm、BET比表面積0.31m2/g、タップ密度5.3g/cm3、強熱減量=0.28質量%)を調製した。
前記フレーク状銀粉42gと、球状銀粉(DOWAエレクトロニクス社製、AG−2−1C、D50=0.8μm、BET比表面積0.93m2/g、タップ密度5.3g/cm3、強熱減量=0.38質量%)28gとを混合し、ネオエタノール(大伸化学株式会社製)で表面の分散剤を洗浄し、真空乾燥した後コーヒーミルで解砕し、D50=4.3μm、BET比表面積0.64m2/g、タップ密度6.0g/cm3、強熱減量=0.28質量%の銀混合粉1を調製した。
得られた銀混合粉1の走査型電子顕微鏡(SEM、日本電子工業株式会社製、JSM−6100)によるSEM写真(5,000倍)を図1に示した。
酸化銀粉(DOWAエレクトロニクス株式会社製、AgO−SCH−225)を用意した。
この酸化銀粉の粒度分布は、D10=0.05μm、D50=0.08μm、D90=0.14μm、BET比表面積=4.9m2/g、強熱減量=7.6質量%、タップ密度=0.5g/cm3、熱分解温度=179.2℃であった。
酸化銀粉の走査型電子顕微鏡(SEM、日本電子工業株式会社製、JSM−6100)によるSEM写真(10,000倍)を図2に示した。
−酸化銀泥漿の調製−
前記酸化銀粉4.81g、アジピン酸(和光純薬工業株式会社製)0.059g(酸化銀粉に対して、1.23質量%、銀含有量(銀粉+酸化銀粉の合計量)に対して0.076質量%)、及び溶剤2.18g(BCA:ブチルカルビトールアセテート、和光純薬工業株式会社製、酸化銀粉に対して45質量%)を、3本ロールを用いて混合し、溶剤とともにアジピン酸を酸化銀粉に含浸した酸化銀泥漿を作製した。
次に、3本ロールにより分散後、粘度計を用いながら粘度調整を行い、導電性ペーストを作製した。条件を表3−1に示した。
次に、得られた導電性ペーストの粘度を以下のようにして測定した。結果を表3−2に示した。
得られた導電性ペーストの粘度は、BROOKFIELD社製の粘度計5XHBDV−IIIUCを用い、コーンプレートCP−52、ペースト温度25℃で測定した。
1rpm(ずり速度2sec−1)で5分間と、5rpm(ずり速度10sec−1)で1分間との値を測定した。
硬化後の導電膜について、接触式表面粗さ計(株式会社小坂研究所製、SE−30D)を用いて導電膜の膜厚を測定した。次いで、デジタルマルチメーター(ADVANTEST社製、R6551)を用いて導電膜の抵抗値を測定した。導電膜のサイズ(膜厚、幅、長さ)から、導電膜の体積を求め、この体積と測定した抵抗値から、体積抵抗率を求めた。結果を表3−2に示した。
実施例1において、前記酸化銀粉4.81g、アジピン酸(和光純薬工業株式会社製)0.0593g(酸化銀粉に対して1.23質量%、銀含有量(銀粉+酸化銀粉の合計量)に対して0.076質量%相当)、ゼラチン0.1202g(ゼライス株式会社製、M−175、酸化銀粉に対して2.5質量%)、及び溶剤2.177g(BCA:ブチルカルビトールアセテート、和光純薬工業株式会社製、酸化銀粉に対して45質量%)を混合して酸化銀泥漿を形成した以外は、実施例1と同様にして、導電性ペーストを作製し、同様にして粘度を測定した。条件を表3−1、結果を表3−2に示した。
次に、得られた導電性ペーストについて、実施例1と同様にして、導電膜を形成し、同様にして、体積抵抗率を測定した。結果を表3−2に示した。
−銀混合粉2の調製−
実施例1で使用した銀混合粉1の調製において、特開2011−140714号公報に記載と同様の方法により、コーヒーミルで解砕する際にアジピン酸を添加することで予めアジピン酸(和光純薬工業株式会社製)を表面に付着させた(銀粉に対して0.028質量%)銀混合粉2を調製した。前記銀混合粉2の性状を、下記表2に示した。
得られた銀混合粉2の走査型電子顕微鏡(SEM、日本電子工業株式会社製、JSM−6100)によるSEM写真(5,000倍)を図3に示した。
次に、3本ロールにより分散後、粘度計を用いながら粘度調整を行い、導電性ペーストとし、酸化銀粉を添加しなかった(アジピン酸の含有量は実施例1と同じ)以外は、実施例1と同様にして、導電性ペースト作製し、同様にして粘度を測定した。結果を表3−2に示した。
次に、得られた導電性ペーストについて、実施例1と同様にして、導電膜を形成し、同様にして、体積抵抗率を測定した。結果を表3−2に示した。
実施例1において、前記銀混合粉1を25.45g、前記酸化銀粉1.44g、溶剤0.51g(BCA:ブチルカルビトールアセテート、和光純薬工業株式会社製、酸化銀粉に対して35質量%)を混合して、アジピン酸を用いずに酸化銀泥漿を形成した以外は、実施例1と同様にして、導電性ペーストを作製し、同様にして粘度を測定した。条件を表3−1、結果を表3−2に示した。
次に、得られた導電性ペーストについて、実施例1と同様にして、導電膜を形成し、同様にして、体積抵抗率を測定した。結果を表3−2に示した。
比較例1と同じアジピン酸処理を行った銀混合粉2を用い、比較例2と同じアジピン酸を含まない酸化銀泥漿を用いた以外は、比較例1と同様にして、導電性ペーストを作製し、実施例1と同様にして粘度を測定した。条件を表3−1、結果を表3−2に示した。
次に、得られた導電性ペーストについて、実施例1と同様にして、導電膜を形成し、同様にして、体積抵抗率を測定した。結果を表3−2に示した。
−アジピン酸処理球状銀粉の調製−
球状銀粉(DOWAエレクトロニクス株式会社製、AG−2−1C)に対して、特開2011−140714号公報に記載と同様の方法により、解砕と共にアジピン酸を添加することで予めアジピン酸(和光純薬工業株式会社製)を表面に付着させた(球状銀粉に対して0.07質量%)。
前記球状銀粉の粒度分布は、D10=0.5μm、D50=1.1μm、D90=2.2μm、BET比表面積=0.98m2/g、強熱減量=0.41質量%、タップ密度=4.3g/cm3であった。
予め銀粉を調製してはいないが、前記銀混合粉1と同じ比率となるように、ペースト化時に前記フレーク状銀粉と、前記アジピン酸を被着した球状銀粉とを秤量した。銀混合粉3として以下記載する。
次に、得られた導電性ペーストについて、実施例1と同様にして、導電膜を形成し、同様にして、体積抵抗率を測定した。結果を表3−2に示した。
実施例1と比較例1及び比較例3との比較により、銀混合粉2のように、銀混合粉を予めアジピン酸で表面処理すると凝集傾向となり、ペーストに用いたときの銀混合粉の分散が阻害されると考えられ、アジピン酸は銀混合粉に付着させるより、酸化銀泥漿としてペースト中に分散する方が好ましいことが分かる。
実施例1と比較例3及び比較例4との比較により、銀混合粉にアジピン酸を付着させるよりも球状銀粉に予めアジピン酸を付着させた後に混ぜる方が抵抗は低くなるが、それよりも、含浸処理で球状銀粉より微粒な酸化銀粉にアジピン酸を付着させることで、球状銀粉の凝集を回避し、かつ、アジピン酸が表面に付着した酸化銀粉を万遍なく銀混合粉1の周囲に分散させることができ、更に抵抗を下げられることが分かった。
球状銀粉1(AG−4−8F、DOWAエレクトロニクス株式会社製、D50=1.9μm、BET比表面積0.43m2/g、タップ密度5.4g/cm3)8.55gと酸化銀泥漿(前記酸化銀粉4.854g、前記ゼラチン(ゼライス株式会社製、M−175)0.121g、アジピン酸0.029g、ブチルカルビトール2.197gを予め混合したもの)0.72gとポリエステル樹脂(バイロン200、東洋紡株式会社製)をブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)に30質量%溶解したビヒクル0.667gと粘度調整用のブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)0.114gを添加し、自公転式真空攪拌脱泡装置(株式会社シンキー製、あわとり練太郎)により予備混合した後、3本ロールにより分散後、粘度計を用いながら粘度調整を行い、導電性ペーストを作製した。条件を表4-1に示す。
得られた導電性ペーストを実施例1と同様にして評価した。表4−2に結果を示す。
実施例3において、酸化銀泥漿の組成を前記酸化銀粉4.854g、ゼラチン(ゼライス株式会社製、M−175)0.121g、ブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)2.197gとした以外は、実施例3と同様にして、導電性ペーストを作製し、実施例1と同様にして評価した。条件を表4−1、結果を表4−2に示す。
実施例3において、前記球状銀粉1(AG−4−8F)9g、実施例3のビヒクル0.7g、及びブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)0.333gを秤量し、実施例3と同様にして、ペースト化し、実施例1と同様にして評価した。条件を表4−1、結果を表4−2に示す。
実施例3において、球状銀粉2(AG−2−1C、DOWAエレクトロニクス株式会社製、D50=0.8μm、BET比表面積0.93m2/g、タップ密度5.3g/cm3、強熱減量=0.38質量%)8.55g、酸化銀泥漿中のアジピン酸含有量0.063gとした以外は、実施例3と同様にして、導電性ペーストを作製し、実施例1と同様にして評価した。条件を表4−1、結果を表4−2に示す。
実施例4において、前記酸化銀泥漿の組成を前記酸化銀粉4.854g、前記ゼラチン(ゼライス株式会社製、M−175)0.121g、ブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)2.197gとした以外は、実施例4と同様にして、導電性ペーストを作製し、実施例1と同様にして評価した。条件を表4−1、結果を表4−2に示す。
実施例4において、前記球状銀粉2(AG−2−1C)9g、前記実施例3のビヒクル0.7g、及びブチルカルビトールアセテート(和光純薬工業株式会社製)0.333gを秤量し、実施例4と同様にして、導電性ペーストを作製し、実施例1と同様にして評価した。条件を表4−1、結果を表4−2に示す。
Claims (14)
- 酸化銀粉と溶剤とアジピン酸とを混合して酸化銀泥漿を形成する含浸処理工程と、
前記酸化銀泥漿と少なくとも表面に銀を有する導電粉とを混練する混練工程と、を含むことを特徴とする導電性ペーストの製造方法。 - 酸化銀粉と溶剤とアジピン酸とゼラチンとを混合して酸化銀泥漿を形成する含浸処理工程と、
前記酸化銀泥漿と少なくとも表面に銀を有する導電粉とを混練する混練工程と、を含むことを特徴とする導電性ペーストの製造方法。 - 前記溶剤が、ブチルカルビトールアセテート及びエチルカルビトールアセテートのいずれかである請求項1又は2に記載の導電性ペーストの製造方法。
- 前記アジピン酸の添加量が、前記酸化銀粉及び少なくとも表面に銀を有する導電粉の合計量に対して、0.01質量%以上0.1質量%以下である請求項1から3のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法。
- 前記ゼラチンの添加量が、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下である請求項2から4のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法。
- 前記少なくとも表面に銀を有する導電粉が、フレーク状銀粉、凝集銀粉、球状銀粉、又はこれらの混合物である請求項1から5のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法。
- 前記混練工程において、前記少なくとも表面に銀を有する導電粉と共に、溶剤と樹脂のいずれか一つ以上を混練する請求項1から6のいずれかに記載の導電性ペーストの製造方法。
- 酸化銀粉と、溶剤と、アジピン酸とを含有することを特徴とする酸化銀泥漿。
- 酸化銀粉と、溶剤と、アジピン酸と、ゼラチンとを含有することを特徴とする酸化銀泥漿。
- 前記溶剤が、ブチルカルビトールアセテート及びエチルカルビトールアセテートのいずれかである請求項8又は9に記載の酸化銀泥漿。
- 前記アジピン酸の含有量が、前記酸化銀粉に対して0.05質量%以上5質量%以下である請求項8から10のいずれかに記載の酸化銀泥漿。
- 前記ゼラチンの含有量が、前記酸化銀粉に対して、0.1質量%以上10質量%以下である請求項9から11のいずれかに記載の酸化銀泥漿。
- 請求項8から12のいずれかに記載の酸化銀泥漿と、少なくとも表面に銀を有する導電粉と、を含有することを特徴とする導電性ペースト。
- 少なくとも表面に銀を有する導電粉と、酸化銀粉とを含み、前記酸化銀粉にアジピン酸又はアジピン酸とゼラチンが付着していることを特徴とする導電性ペースト。
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