JP2017068184A - 撮像装置の撮像素子保持構成 - Google Patents
撮像装置の撮像素子保持構成 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017068184A JP2017068184A JP2015196332A JP2015196332A JP2017068184A JP 2017068184 A JP2017068184 A JP 2017068184A JP 2015196332 A JP2015196332 A JP 2015196332A JP 2015196332 A JP2015196332 A JP 2015196332A JP 2017068184 A JP2017068184 A JP 2017068184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image sensor
- holding member
- substrate
- imaging device
- image
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 title claims description 56
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 52
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 16
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 8
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 8
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 6
- 230000006870 function Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 230000011514 reflex Effects 0.000 description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000000875 corresponding effect Effects 0.000 description 1
- 238000013144 data compression Methods 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 210000003127 knee Anatomy 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000007873 sieving Methods 0.000 description 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000003786 synthesis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Studio Devices (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
【課題】撮像素子保持部材の撮像素子に対する固定部の突出量を抑えると共に、撮像素子の固定強度及び撮像素子保持部材の強度を確保できる保持構成を提供する。
【解決手段】撮像素子33と、撮像素子33に接続される基板700と、撮像素子33を保持する撮像素子保持部材510を備え、撮像素子33は、対向する2辺に配置された取り付け部33aを有し、撮像素子33を撮像素子保持部材510へ固定部材600により固定する撮像素子保持構成において、取り付け部33aの対向する距離Cは、撮像素子保持部材510の開口部の対角長Dよりも短く、基板700の外形は、取り付け部33aのある2辺において、取り付け面33aの片側の端部33bから撮像素子保持部材510の厚みA以上の距離Bをとった範囲で撮像素子保持部材510の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材510よりも小さくする。
【選択図】図5
【解決手段】撮像素子33と、撮像素子33に接続される基板700と、撮像素子33を保持する撮像素子保持部材510を備え、撮像素子33は、対向する2辺に配置された取り付け部33aを有し、撮像素子33を撮像素子保持部材510へ固定部材600により固定する撮像素子保持構成において、取り付け部33aの対向する距離Cは、撮像素子保持部材510の開口部の対角長Dよりも短く、基板700の外形は、取り付け部33aのある2辺において、取り付け面33aの片側の端部33bから撮像素子保持部材510の厚みA以上の距離Bをとった範囲で撮像素子保持部材510の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材510よりも小さくする。
【選択図】図5
Description
本発明は、デジタル一眼レフカメラに関し、特に撮像素子の保持構成に関する。
画像信号を電気信号に変換して撮像するデジタルカメラ等の撮像装置では、撮影光束をCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子で受光し、その撮像素子から出力される光電変換信号を画像データに変換して、メモリカード等の記録媒体に記録する。
このような撮像装置では、撮像素子を撮像素子保持部材へ固定し、所定の基準に対して撮像面が所定の距離を空け、かつ平行になるように調整してカメラ本体へ固定するのが一般的である。
また、撮像素子保持部材とカメラ本体の間には、シャッターユニットやメインベース等が配置されている。ここで撮像素子保持部材の固定面が撮像素子に対して光軸方向でカメラ本体側へ突出してしまうと、前述したように固定する際の調整量を確保する事が出来なくなってしまう。
その為、特許文献1には、撮像素子外周と撮像素子保持部材内周の隙間に接着材を注入し固定することで、撮像素子保持部材の固定面の、撮像素子に対する突出量を小さくする構成が提案されている。
しかしながら、この構成は撮像素子のサイズ、重量が大きくなると落下等の衝撃に弱いという問題がある。
そこで、本発明の目的は、撮像素子保持部材の撮像素子に対する固定部の突出量を抑えると共に、撮像素子の固定強度及び撮像素子保持部材の強度を確保することのできる撮像素子の保持構成を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像素子保持構成は、
撮像素子(33)と、撮像素子(33)に接続される基板(700)と、前記撮像素子(33)を保持する略長方形の開口部を有した撮像素子保持部材(510)を備え、
前記撮像素子(33)は、撮像素子(33)の対向する2辺に配置された撮像素子保持部材(510)への取り付け部(33a)を有し、前記撮像素子(33)を撮像素子保持部材(510)へ固定部材(600)により固定する撮像素子保持構成において、
前記取り付け部(33a)の対向する端から端までの距離(C)は、前記撮像素子保持部材(510)の開口部の対角長(D)よりも短く、前記撮像素子(33)に接続された基板(700)の外形は、取り付け部(33a)のある2辺において、取り付け面(33a)の片側の端部(33b)から、撮像素子保持部材(510)の厚み(A)以上の距離(B)をとった範囲で撮像素子保持部材(510)の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材(510)よりも小さく構成されている事を特徴とする。
撮像素子(33)と、撮像素子(33)に接続される基板(700)と、前記撮像素子(33)を保持する略長方形の開口部を有した撮像素子保持部材(510)を備え、
前記撮像素子(33)は、撮像素子(33)の対向する2辺に配置された撮像素子保持部材(510)への取り付け部(33a)を有し、前記撮像素子(33)を撮像素子保持部材(510)へ固定部材(600)により固定する撮像素子保持構成において、
前記取り付け部(33a)の対向する端から端までの距離(C)は、前記撮像素子保持部材(510)の開口部の対角長(D)よりも短く、前記撮像素子(33)に接続された基板(700)の外形は、取り付け部(33a)のある2辺において、取り付け面(33a)の片側の端部(33b)から、撮像素子保持部材(510)の厚み(A)以上の距離(B)をとった範囲で撮像素子保持部材(510)の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材(510)よりも小さく構成されている事を特徴とする。
本発明に係る撮像素子保持構成によれば、撮像素子に接続される基板の実装面積を確保しつつ、撮像素子保持部材の開口寸法を最小に保つことで撮像素子保持部材の強度を確保したまま、撮像素子を撮像素子保持部材の本体への固定面側から固定部材により取り付けることが可能となる。これにより、撮像素子の保持部材の固定部の突出量を抑えると共に、撮像素子の固定強度及び撮像素子保持部材の強度を確保することができる。
以下に、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
[実施の形態1]
図1及び図2は本発明の第1の実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの外観を示す斜視図である。具体的には、図1はカメラ前面側より見た斜視図であって、撮影レンズユニットを外した状態を示し、図2はカメラ背面側より見た斜視図である。
図1及び図2は本発明の第1の実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの外観を示す斜視図である。具体的には、図1はカメラ前面側より見た斜視図であって、撮影レンズユニットを外した状態を示し、図2はカメラ背面側より見た斜視図である。
図1において、1はカメラ本体であり、撮影時に使用者がカメラを安定して握り易いように前方に突出したグリップ部1aが設けられている。2はマウント部であり、着脱可能な撮影レンズユニット(不図示)をカメラ本体1に固定させる。マウント接点21は、カメラ本体1と撮影レンズユニットとの間で制御信号、状態信号、データ信号などをやり取りすると共に、撮影レンズユニット側に電力を供給する機能を有する。また、マウント接点21は電気通信のみならず、光通信、音声通信等を可能な構成であってもよい。
4は撮影レンズユニットを取り外す際に押し込むレンズロック解除釦である。5はカメラ筐体内に配置されたミラーボックスで、撮影レンズを通過した撮影光束はここへ導かれる。ミラーボックス5の内部には、クイックリターンミラーユニット900が配設されている。クイックリターンミラーユニット900は、撮影光束をペンタプリズム22(図3)の方向へ導くために撮影光軸に対して45°の角度に保持される状態と、撮像素子33(図3)の方向へ導くために撮影光束から退避した位置に保持される状態とを取り得る。
カメラ上部のグリップ側には、撮影開始の起動スイッチとしてのシャッタボタン7と、撮影時の動作モードに応じてシャッタスピードやレンズ絞り値を設定するためのメイン操作ダイヤル8と、撮影系の動作モード設定ボタン10が配置されている。これら操作部材の操作結果の一部は、LCD表示パネル9に表示される。
シャッタボタン7は、第1ストローク(半押し)でスイッチSW1(後述図3の7a)がオンし、第2ストローク(全押し)にてスイッチSW2(後述図3の7b)がオンする構成となっている。
また、動作モード設定ボタン10は、シャッタボタン7の1回の押込みで連写になるか1コマのみの撮影となるかの設定や、セルフ撮影モードの設定などを行うものであり、LCD表示パネル9にその設定状況が表示されるようになっている。
カメラ上部中央には、カメラ本体に対してポップアップするストロボユニット11とフラッシュ取付け用のシュー溝12とフラッシュ接点13が配置されており、カメラ上部の図1右寄りには撮影モード設定ダイヤル14が配置されている。
グリップ側とは反対側の側面には、開閉可能な外部端子蓋15が設けられており、この外部端子蓋15を開けた内部には、外部インタフェースとしてビデオ信号出力用ジャック16とUSB出力用コネクタ17が納められている。
図2において、カメラ背面側には上方にファインダ接眼窓18が設けられ、更に背面中央付近には画像表示可能なカラー液晶モニタ19が設けられている。カラー液晶モニタ19の横に配置されたサブ操作ダイヤル20は、メイン操作ダイヤル8の機能の補助的役割を担っている。例えばカメラのAEモードでは自動露出装置により算出された適正露出値に対する露出補正量を設定するために使用される。又或は、シャッタスピードとレンズ絞り値の各々を使用者の意志によって設定するマニュアルモードにおいて、メイン操作ダイヤル8でシャッタスピードを設定し、サブ操作ダイヤル20でレンズ絞り値を設定するように使用される。また、このサブ操作ダイヤル20は、カラー液晶モニタ19に表示される撮影済み画像の表示選択にも用いられる。43はカメラの動作を起動もしくは停止するためのメインスイッチである。44はクリーニングモードを動作させるためのクリーニング指示部材であり、光学フィルタ上に付着した、塵埃などの異物をふるい落とす動作を指示するためのものである。
図3は本実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの主要な電気的構成を示すブロック図である。なお、前述の図面と共通する部分は同じ記号で示している。
100はカメラ本体に内蔵されたマイクロコンピュータからなる中央処理装置(以下、MPUという)である。MPU100は、カメラの動作制御を司るものであり、各要素に対して様々な処理や指示を実行する。100aはMPU100に内蔵されたEEPROMであり、時刻計測回路109の計時情報やその他の情報を記憶可能である。
MPU100には、ミラー駆動回路101、焦点駆動回路102、シャッタ駆動回路103、映像信号処理回路104、スイッチセンス回路105、測光回路106が接続されている。また、液晶表示駆動回路107、バッテリチェック回路108、時刻計測回路109、電源供給回路110、圧電素子駆動回路111も接続されている。これらの回路はMPU100の制御により動作するものである。
また、MPU100は、撮影レンズユニット内に配置されたレンズ制御回路201と、マウント接点21を介して通信を行う。マウント接点21は撮影レンズユニットが接続されるとMPU100へ信号を送信する機能も備えている。これにより、レンズ制御回路201は、MPU100との間で通信を行い、撮影レンズユニット内の撮影レンズ200及び絞り204の駆動を、AF駆動回路202及び絞り駆動回路203を介して行うことが可能となる。なお、本実施形態では撮影レンズ200は便宜上1枚のレンズで示しているが、実際は多数のレンズ群により構成されている。
AF駆動回路202は、例えばステッピングモータによって構成され、レンズ制御回路201の制御によって撮影レンズ200内のフォーカスレンズ位置を変化させることにより、撮像素子33に撮影光束の焦点を合わせるように調整する。絞り駆動回路203は、例えばオートアイリスなどによって構成され、レンズ制御回路201によって絞り204を変化させ、光学的な絞り値を得るように構成されている。
クイックリターンミラーユニット900は、撮影レンズ200を通過する撮影光束をペンタプリズム22へ導くとともに、その一部を透過させるメインミラー6と、透過した撮影光束を焦点検出用センサユニット31へ導くサブミラー30により構成されている。
ミラー駆動回路101は、このクイックリターンミラーユニット900を、ファインダにより被写体像を観察可能とする位置と、撮影光束から待避する位置とへ駆動するものである。又この動作と同時に、サブミラー30を、焦点検出用センサユニット31へ撮影光束を導く位置と、撮影光束から待避する位置とへ駆動する。具体的には、例えばDCモータとギヤトレインなどから構成される。
焦点検出用センサユニット31は、不図示の結像面近傍に配置されたフィールドレンズ、反射ミラー、2次結像レンズ、絞り、複数のCCDから成るラインセンサ等から構成されている周知の位相差方式の焦点検出センサユニットである。この焦点検出センサユニット31から出力された信号は、焦点駆動回路102へ供給され、被写体像信号に換算された後MPU100へ送信される。MPU100は、この被写体像信号に基づいて、位相差検出法による焦点検出演算を行う。そして、デフォーカス量及びデフォーカス方向を求め、これに基づき、レンズ制御回路201及びAF駆動回路202を介して、撮影レンズ200内のフォーカスレンズを合焦位置まで駆動する。
ペンタプリズム22は、メインミラー6によって反射された撮影光束を正立正像に変換反射する光学部材である。使用者は、ファインダ光学系を介して、ファインダ接眼窓18から被写体像を観察することができる。またペンタプリズム22は、撮影光束の一部を測光センサ370にも導く。測光回路106は、この測光センサ370の出力を得て、観察面上の各エリアの輝度信号に変換し、MPU100に出力する。MPU100は、こうして得られる輝度信号から露出値を算出する。
32はシャッターユニットであり、ユーザがファインダにより被写体像を観察している時には撮影光束を遮る。また撮像時にはレリーズ信号に応じて、不図示の先羽根群と後羽根群の走行する時間差により所望の露光時間を得るように構成されている機械式のフォーカルプレーンシャッタである。シャッターユニット32は、MPU100の指令を受けたシャッタ駆動回路103によって制御される。33は被写体の光学像を電気信号に変換する撮像素子で、例えば撮像デバイスであるCMOSが用いられる。この撮像デバイスには、CCD型、CMOS型およびCID型など様々な形態があり、何れの形態の撮像デバイスを採用してもよい。34はクランプ/CDS(相関二重サンプリング)回路であり、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うとともに、クランプレベルの変更も可能である。35はAGC(自動利得調整回路)であり、A/D変換する前の基本的なアナログ処理を行うとともに、AGC基本レベルの変更も可能である。36はA/D変換器であり、撮像素子33のアナログ出力信号をデジタル信号に変換する。
410は赤外線カットフィルタで、異物の付着を防止するために、表面は導電性物質で覆われている。420は光学ローパスフィルタで、水晶等からなる複屈折板及び位相板を複数枚貼り合わせて積層されている。光学ローパスフィルタ420は、撮像素子33に入射される光束を複数に分離し、偽解像信号や偽色信号の発生を効果的に低減させる。
430は光学ローパスフィルタ420に振動を与える加振手段で、圧電素子を用いている。MPU100から指令を受けた圧電素子駆動回路111により加振され、赤外線カットフィルタ410と一体的に振動するように構成されている。400は、赤外線カットフィルタ410、圧電素子430、撮像素子33と後述する他の部品と共にユニット化された撮像ユニットである。
映像信号処理回路104は、デジタル化された画像データに対してガンマ/ニー処理、フィルタ処理、モニタ表示用の情報合成処理など、ハードウエアによる画像処理全般を実行する。この映像信号処理回路104からのモニタ表示用の画像データは、カラー液晶駆動回路112を介してカラー液晶モニタ19に表示される。また、映像信号処理回路104は、MPU100からの指示により、メモリコントローラ38を通じて、バッファメモリ37に画像データを保存することも可能である。更に、映像信号処理回路104は、JPEGなどの画像データ圧縮処理を行う機能も有している。連写撮影など連続して撮影が行われる場合は、一旦バッファメモリ37に画像データを格納し、メモリコントローラ38を通して未処理の画像データを順次読み出すことも可能である。これにより映像信号処理回路104は、A/D変換器36から入力されてくる画像データの速度に関わらず、画像処理や圧縮処理を順次行うことが可能となる。
メモリコントローラ38は、外部インタフェース40(図1におけるビデオ信号出力用ジャック16及びUSB出力用コネクタ17に対応する)から入力される画像データをメモリ39に記憶する機能を有する。また、メモリ39に記憶されている画像データを外部インタフェース40から出力する機能も有する。尚、メモリ39は、カメラ本体1に対して着脱可能なフラッシュメモリなどである。
スイッチセンス回路105は、各スイッチの操作状態に応じて入力信号をMPU100に送信する。7aは、シャッタボタン7の第1ストローク(半押し)によりオンするスイッチSW1である。7bは、シャッタボタン7の第2ストローク(全押し)によりオンするスイッチSW2である。スイッチSW2がオンされると、撮影開始がMPU100に指示される。また、メイン操作ダイヤル8、サブ操作ダイヤル20、撮影モード設定ダイヤル14、メインスイッチ43、クリーニング指示部材44が接続されている。
液晶表示駆動回路107は、MPU100の指示に従って、外部LCD表示パネル9やファインダ内液晶表示器41を駆動する。
108はバッテリチェック回路であり、MPU100からの信号に従って、所定時間バッテリチェックを行い、その検出結果をMPU100へ送る。42は電源部であり、カメラの各要素に対して、必要な電源を供給する。
時刻計測回路109は、メインスイッチ43がオフされて次にオンされるまでの時間や日付を計測し、MPU100からの指令により、その計測結果をMPU100へ送信することができる。
図4は撮像ユニット400の周辺の保持構成について説明するための、カメラ内部の概略構成を示す分解斜視図である。
カメラ本体の骨格となる本体シャーシ300の被写体側には、被写体側から順に、ミラーボックス5、シャッターユニット32が配設されており、ミラーボックス5には不図示のクイックリターンミラーユニット900が組み込まれている。また、本体シャーシ300の撮影者側には撮像ユニット400が配設されている。特に撮像ユニット400は、撮影レンズユニットが取り付けられる基準となるマウント2の取付け面に対して、撮像素子33の撮像面が所定の距離を空けて、かつ平行になるように、部品の寸法誤差を吸収するための調整バネ601により調整されてミラーボックス5へ固定される。
撮像ユニット400は、振動ユニット470と、撮像素子ユニット500とを備えて構成されている。振動ユニット470は、弾性部材を挟み込んで撮像素子ユニット500に固定されるが、詳細な構成については既知の技術により省略する。
撮像素子ユニット500は、少なくとも撮像素子33と撮像素子に電気的に接続された基板700と撮像素子保持部材510により構成されている。
基板700はリジット基板や、フレキシブル基板、もしくはリジットフレキシブル基板で構成されている。
図5(a)は撮像素子33と基板700及び撮像素子保持部材が撮像素子ユニット500となる前の状態を示す斜視図で図5(b)はそれぞれの寸法関係を表す背面図、図5(c)は撮像素子33と基板700及び撮像素子保持部材510を締結した状態を表す背面図である。
以下、撮像素子ユニット500の構成について詳細に説明する。
撮像素子33には、撮像素子保持部材510への取り付け部33aが長手方向上下に配置されており、基板700があらかじめ半田等により電気的に接続されている。ここで、取り付け部33aの対向する端から端までの距離Cは、撮像素子保持部材510の開口部の対角長Dよりも短く構成されている。また、基板700の外形は取り付け部33aのある2辺において、取り付け面33aの片側の端部33bから撮像素子保持部材510の厚みA以上の距離Bをとった範囲で撮像素子保持部材510の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1方の辺も撮像素子保持部材510よりも小さく構成されている。
次に、図6(a)〜(g)を用いて、このように構成された撮像素子33及び基板700の撮像素子保持部材510への組み付け手順について説明する。
まず始めに、撮像素子保持部材510の開口部の対角に沿って撮像素子33及び基板700を挿入する(図6(a)〜(c))。
撮像素子の取り付け部33aが撮像素子保持部材510を抜けた所で撮像素子保持部材510を回転させる(図6(c)〜(d))。
そのまま撮像素子保持部材510の開口部短辺部付近まで撮像素子33及び基板700が来るまで撮像素子保持部材510を移動させる(図6(d)〜(e))。
撮像素子の取り付け部33aと撮像素子保持部材510が接触するように、撮像素子保持部材510を撮像素子の取り付け部33aの方向に倒し(図6(e)〜(g))、
撮像素子保持部材510のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により固定する。
撮像素子の取り付け部33aが撮像素子保持部材510を抜けた所で撮像素子保持部材510を回転させる(図6(c)〜(d))。
そのまま撮像素子保持部材510の開口部短辺部付近まで撮像素子33及び基板700が来るまで撮像素子保持部材510を移動させる(図6(d)〜(e))。
撮像素子の取り付け部33aと撮像素子保持部材510が接触するように、撮像素子保持部材510を撮像素子の取り付け部33aの方向に倒し(図6(e)〜(g))、
撮像素子保持部材510のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により固定する。
このような構成にする事で、撮像素子保持部材510の開口寸法を最小に保ち、強度を確保したまま、撮像素子33及び基板700を撮像素子保持部材510のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により取り付けることが可能となる。
これにより撮像素子保持部材510の固定面の突出量を抑えると共に、撮像素子33の保持強度及び撮像素子保持部材510の強度を確保することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[実施の形態2]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の撮像素子ユニット500の変形した構成であり、カメラの基本的な構成は上述したものと同様の為、詳細な説明を省略する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態の撮像素子ユニット500の変形した構成であり、カメラの基本的な構成は上述したものと同様の為、詳細な説明を省略する。
図7(a)は撮像素子330と基板701及び撮像素子保持部材511が撮像素子ユニット500となる前の状態を示す斜視図で図7(b)はそれぞれの寸法関係を表す背面図、図7(c)は撮像素子330と基板701及び撮像素子保持部材511を締結した状態を表す背面図である。
以下、撮像素子ユニット500の構成について詳細に説明する。
撮像素子330には、撮像素子保持部材511への取り付け部330a、330b及び330cがそれぞれ短手方向左右に配置されており、基板701があらかじめ半田等により電気的に接続されている。ここで、取り付け部330a、330b、及び330cと撮像素子330の対向する端から端までの距離Eは、撮像素子保持部材511の開口部の対角長Fよりも短く構成されている。また、基板701の外形は取り付け部330a、330b、及び330cのある2辺において、取り付け面330aの端部330dもしくは330bの片側の端部330eから撮像素子保持部材511の厚みA以上の距離Gをとった範囲で撮像素子保持部材511の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1方の辺も撮像素子保持部材511よりも小さく構成されている。
次に、図8(a)〜(i)を用いて、このように構成された撮像素子330及び基板701の撮像素子保持部材511への組み付け手順について説明する。
まず始めに、撮像素子保持部材511の開口部の対角に沿って撮像素子330及び基板701を挿入する(図8(a)〜(b))。
撮像素子の取り付け部330aが撮像素子保持部材511を抜けた所で撮像素子保持部材511を取り付け部330cの方向へ移動させる(図8(b)〜(c))。
次に、取り付け部330cが撮像素子保持部材511を抜ける所までさらに挿入する(図8(c)〜(d))。
撮像素子の取り付け部330cが抜けた所で撮像素子保持部材511を取り付け部330bの方向へ移動させる(図8(d)〜(e))。
次に取り付け部330bが撮像素子保持部材511を抜ける所までさらに挿入する(図8(e)〜(f))。
撮像素子の取り付け部330bが撮像素子保持部材511を抜けた所で撮像素子保持部材511を回転させ、そのまま撮像素子保持部材511の開口部長辺部付近まで撮像素子330及び基板701が来るまで撮像素子保持部材511を移動させる(図8(f)〜(g))。
撮像素子の取り付け部330a、330b、330cと撮像素子保持部材511が接触するように、撮像素子保持部材511を撮像素子の取り付け部330a、330b、330cの方向に倒し(図8(g)〜(i))、
撮像素子保持部材511のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により固定する。
撮像素子の取り付け部330aが撮像素子保持部材511を抜けた所で撮像素子保持部材511を取り付け部330cの方向へ移動させる(図8(b)〜(c))。
次に、取り付け部330cが撮像素子保持部材511を抜ける所までさらに挿入する(図8(c)〜(d))。
撮像素子の取り付け部330cが抜けた所で撮像素子保持部材511を取り付け部330bの方向へ移動させる(図8(d)〜(e))。
次に取り付け部330bが撮像素子保持部材511を抜ける所までさらに挿入する(図8(e)〜(f))。
撮像素子の取り付け部330bが撮像素子保持部材511を抜けた所で撮像素子保持部材511を回転させ、そのまま撮像素子保持部材511の開口部長辺部付近まで撮像素子330及び基板701が来るまで撮像素子保持部材511を移動させる(図8(f)〜(g))。
撮像素子の取り付け部330a、330b、330cと撮像素子保持部材511が接触するように、撮像素子保持部材511を撮像素子の取り付け部330a、330b、330cの方向に倒し(図8(g)〜(i))、
撮像素子保持部材511のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により固定する。
このような構成にする事で、撮像素子保持部材511の開口寸法を最小に保ち、強度を確保したまま、撮像素子330及び基板701を撮像素子保持部材511のミラーボックス5への固定面側から固定部材600により取り付けることが可能となる。
これにより撮像素子保持部材511の固定面の突出量を抑えると共に、撮像素子330の保持強度及び撮像素子保持部材511の強度を確保することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラ本体、2 マウント、5 ミラーボックス、19 カラー液晶モニタ、
32 シャッターユニット、33,330 撮像素子、
33a,330a,330b,330c 撮像素子固定部、
33b,330d,330e 撮像素子固定部の端部、300 本体シャーシ、
400 撮像ユニット、410 赤外線カットフィルタ、430 圧電素子、
450 弾性部材、460 付勢部材、470 振動ユニット、
500 撮像素子ユニット、510,511 撮像素子保持部材、600 固定部材、
700,701 基板
32 シャッターユニット、33,330 撮像素子、
33a,330a,330b,330c 撮像素子固定部、
33b,330d,330e 撮像素子固定部の端部、300 本体シャーシ、
400 撮像ユニット、410 赤外線カットフィルタ、430 圧電素子、
450 弾性部材、460 付勢部材、470 振動ユニット、
500 撮像素子ユニット、510,511 撮像素子保持部材、600 固定部材、
700,701 基板
Claims (12)
- 撮像素子(33)と、撮像素子(33)に接続される基板(700)と、前記撮像素子(33)を保持する長方形の開口部を有した撮像素子保持部材(510)を備え、
前記撮像素子(33)は、撮像素子(33)の対向する2辺に配置された撮像素子保持部材への取り付け部(33a)を有し、前記撮像素子(33)を撮像素子保持部材(510)へ固定部材(600)により固定する撮像素子保持構成において、
前記取り付け部(33a)の対向する端から端までの距離(C)は、前記撮像素子保持部材(510)の開口部の対角長(D)よりも短く、前記撮像素子(33)に接続された基板(700)の外形は、取り付け部(33a)のある2辺において、取り付け面(33a)の片側の端部(33b)から撮像素子保持部材(510)の厚み(A)以上の距離(B)をとった範囲で撮像素子保持部材(510)の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材(510)よりも小さく構成されていることを特徴とする撮像装置の撮像素子保持構成。 - 前記基板(700)の投影面積が撮像素子(33)よりも大きい事を特徴とする請求項1に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記撮像素子(33)は撮像素子保持部材(510)に対し、光軸方向の被写体側から固定部材(600)により締結されることを特徴とした請求項1又は請求項2に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(700)がリジット基板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(700)がフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(700)リジットフレキシブル基板であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 撮像素子(330)と、撮像素子(330)に接続される基板(701)と、前記撮像素子(330)を保持する長方形の開口部を有した撮像素子保持部材(511)を備え、
前記撮像素子(330)は、撮像素子(330)の対向する2辺に少なくとも片側2つ、もう片側に1つの合計3つ配置された撮像素子保持部材への取り付け部(330a)、(330b)、及び(330c)を有し、前記撮像素子(330)を撮像素子保持部材(511)へ固定部材(600)により固定する撮像素子保持構成において、
前記3つの取り付け部(330a)、(330b)、及び(330c)とそれぞれに対向する撮像素子(330)の端までの距離(E)は、前記撮像素子保持部材(511)の開口部の対角長(F)よりも短く、前記撮像素子(330)に接続された基板(701)の外形は、3つの取り付け部(330a)、(330b)、及び(330c)のある2辺において、取り付け面(330a)の片側の端部(330d)もしくは取り付け面(330b)の片側の端部(330e)から撮像素子保持部材(511)の厚み(A)以上の距離(G)をとった範囲で撮像素子保持部材(511)の開口部寸法よりも小さく、残りの2辺のうち少なくとも1辺も撮像素子保持部材(511)よりも小さく構成されていることを特徴とする撮像装置の撮像素子保持構成。 - 前記基板(701)の投影面積が撮像素子(330)よりも大きいことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記撮像素子(330)は撮像素子保持部材(511)に対し、光軸方向の被写体側から固定部材(600)により締結されることを特徴とした請求項7又は請求項8に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(701)がリジット基板であることを特徴とする請求項7乃至請求項9の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(701)がフレキシブル基板であることを特徴とする請求項7乃至請求項10の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
- 前記基板(701)リジットフレキシブル基板であることを特徴とする請求項7乃至請求項11の何れか一項に記載の撮像装置の撮像素子保持構成。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196332A JP2017068184A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 撮像装置の撮像素子保持構成 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015196332A JP2017068184A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 撮像装置の撮像素子保持構成 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017068184A true JP2017068184A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58494842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015196332A Pending JP2017068184A (ja) | 2015-10-02 | 2015-10-02 | 撮像装置の撮像素子保持構成 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017068184A (ja) |
-
2015
- 2015-10-02 JP JP2015196332A patent/JP2017068184A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4267016B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP4328260B2 (ja) | デジタル一眼レフレックスカメラ | |
JP2007129642A (ja) | 撮像装置 | |
JP5328184B2 (ja) | シャッタ装置及びシャッタ装置を備えた撮像装置 | |
US7499635B2 (en) | Image pickup apparatus incorporating shake correction | |
JP4719705B2 (ja) | 撮像装置及び撮像ユニット | |
US7324748B2 (en) | Focal plane shutter and image sensing apparatus | |
JP2007065041A (ja) | 撮像装置 | |
JP5335977B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2006078898A (ja) | 撮像装置 | |
JP2009159268A (ja) | 光学装置 | |
JP2017068184A (ja) | 撮像装置の撮像素子保持構成 | |
JP2000187268A (ja) | レンズ交換式カメラ | |
JP2010127986A (ja) | 撮像装置 | |
JP5053873B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2009175311A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008118569A (ja) | 撮像装置及びその制御方法及びプログラム | |
JP2011059272A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008311743A (ja) | 撮像装置 | |
JP4697986B2 (ja) | 撮像装置 | |
JP2013054138A (ja) | 撮像装置の撮像素子保持構成 | |
JP2008026531A (ja) | 撮像装置 | |
JP2008203554A (ja) | 撮像装置 | |
JP4541103B2 (ja) | カメラシステム | |
JP6150688B2 (ja) | 撮像装置 |