JP2017044447A - 空調機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、除霜時の室外熱交換器への送風による騒音を抑制しつつ、除霜時間を短縮することができる空調機を提供することにある。
【解決手段】空調機1では、送風制御による除霜運転時に室外熱交換器温度センサ42の温度を監視しながら室外ファン55の回転数を調整することによって、室外熱交換器17に霜が付着して室外ファン55からの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は、室外ファン55を低回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファン55の回転数を上げて通風量を大きくするという動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
【選択図】図5
【解決手段】空調機1では、送風制御による除霜運転時に室外熱交換器温度センサ42の温度を監視しながら室外ファン55の回転数を調整することによって、室外熱交換器17に霜が付着して室外ファン55からの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は、室外ファン55を低回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファン55の回転数を上げて通風量を大きくするという動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
【選択図】図5
Description
本発明は、空調機に関する。
空調機の除霜運転には、圧縮機を駆動して高温冷媒を流すホットガス除霜運転の他、室外ファンを駆動して室外熱交換器に外気を送風するファン除霜運転がある。
例えば、特許文献1(特開2013−195045号公報参照)に開示されている空気調和装置では、ホットガス除霜運転の開始前に外気温を確認し、外気温が所定温度より高いときはファン除霜運転を行っている。
この空気調和機では、2つの除霜方法を併用することにより省エネを図ることができるというメリットがある。
しかしながら、上記のファン除霜運転の場合、室外熱交換器への着霜量が多いときにはその霜が室外ファンから送られてくる風の通風抵抗となるので、除霜時間を短縮するために送風量を増やすと通風音が大きくなり、逆に通風音を小さくするために送風量を減じると除霜時間が長くなる。
本発明の課題は、除霜時の室外熱交換器への送風による騒音を抑制しつつ、除霜時間を短縮することができる空調機を提供することにある。
本発明の第1観点に係る空調機は、圧縮機、熱源側熱交換器、膨張機構、及び利用側熱交換器を順に接続して冷媒回路を構成した空調機であって、熱源側温度センサと、制御部と、室外ファンとを備えている。熱源側温度センサは、熱源側熱交換器に取り付けられ、その熱源側熱交換器の所定領域の温度を検出する。制御部は、熱源側温度センサの検出値から熱源側熱交換器が着霜しているか否かを判定する。室外ファンは、熱源側熱交換器に送風する。また、制御部は、熱源側熱交換器が着霜していると判定したときは、圧縮機を止めて、室外ファンにより熱源側熱交換器に送風する所定送風制御を行う。さらに制御部は、所定送風制御時に熱源側温度センサの検出値に基づいて室外ファンの回転数を調整する。
この空調機では、所定送風制御時に熱源側温度センサの温度を監視しながら室外ファンの回転数を調整することによって、「熱源側熱交換器に霜が付着して室外ファンからの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は室外ファンを低回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファンの回転数を上げて通風量を大きくする」という動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
本発明の第2観点に係る空調機は、第1観点に係る空調機であって、制御部が、室外ファンを低回転数で稼動させ、熱源側温度センサの検出値の上昇に伴って、室外ファンの回転数を徐々に又は段階的に上昇させる。
本発明の第3観点に係る空調機は、第1観点に係る空調機であって、制御部が、熱源側温度センサの検出値の上昇が霜の融点近傍で止まっているとき、室外ファンの回転数を上昇させる。
この空調機では、熱源側熱交換器に付着した霜が融け始めてから完全に融解するまでの間は、熱源側温度センサの検出値は霜の融点近傍を維持するので、この現象から霜が融け出したことを推定することができ、室外ファンの回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファンの回転数上昇によって、除霜が促進される。
本発明の第4観点に係る空調機は、第3観点に係る空調機であって、制御部が、熱源側温度センサの検出値が再び上昇し始めたとき、室外ファンの回転数をさらに上昇させる。
この空調機では、熱源側熱交換器に付着した霜が融解した後は融解してできた水の温度が上昇し、熱源側温度センサの検出値も上昇するので、この現象から熱源側温度センサの設置個所の霜が完全融解したことを推定することができ、室外ファンの回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファンの回転数上昇によって、熱源側温度センサの設置個所から離れた箇所の除霜も促進される。
本発明の第5観点に係る空調機は、第1観点から第4観点のいずれか1つに係る空調機であって、室外の温度を検出する外気温度センサをさらに備えている。制御部は、外気温度センサの検出値が所定値未満のときは、所定送風制御を行わない。
この空調機では、着霜した室外熱交換器に外気を送風して除霜するので、例えば外気温度が氷点下のときに送風しても霜は融解しない。それゆえ、除霜に利用できる外気温度の下限値を設定して、外気温度がその下限値を下回ったときは所定送風制御を行わないことによって、無駄な送風運転を防止する。
本発明の第1観点又は第2観点に係る空調機では、所定送風制御時に熱源側温度センサの温度を監視しながら室外ファンの回転数を調整することによって、「熱源側熱交換器に霜が付着して室外ファンからの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は室外ファンを低回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファンの回転数を上げて通風量を大きくする」という動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
本発明の第3観点に係る空調機では、熱源側熱交換器に付着した霜が融け始めてから完全に融解するまでの間は、熱源側温度センサの検出値は霜の融点近傍を維持するので、この現象から霜が融け出したことを推定することができ、室外ファンの回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファンの回転数上昇によって、除霜が促進される。
本発明の第4観点に係る空調機では、熱源側熱交換器に付着した霜が融解した後は融解してできた水の温度が上昇し、熱源側温度センサの検出値も上昇するので、この現象から熱源側温度センサの設置個所の霜が完全融解したことを推定することができ、室外ファンの回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファンの回転数上昇によって、熱源側温度センサの設置個所から離れた箇所の除霜も促進される。
本発明の第5観点に係る空調機では、着霜した室外熱交換器に外気を送風して除霜するので、例えば外気温度が氷点下のときに送風しても霜は融解しない。それゆえ、除霜に利用できる外気温度の下限値を設定して、外気温度がその下限値を下回ったときは所定送風制御を行わないことによって、無駄な送風運転を防止する。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)空調機1の構成
図1は、本発明の一実施形態に係る空調機1の構成図である。図1において、空調機1は、冷房運転および暖房運転が可能な冷凍装置であり、室内機2と、室外機3と、室外機3と室内機2とを接続するための液冷媒連絡配管7、及びガス冷媒連絡配管9とを備えている。空調機1の冷凍回路には、単一冷媒であるR32が封入されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る空調機1の構成図である。図1において、空調機1は、冷房運転および暖房運転が可能な冷凍装置であり、室内機2と、室外機3と、室外機3と室内機2とを接続するための液冷媒連絡配管7、及びガス冷媒連絡配管9とを備えている。空調機1の冷凍回路には、単一冷媒であるR32が封入されている。
(1−1)室内機2
図2は、室内機2の斜視図である。図1及び図2において、室内機2は、室内熱交換器11と、室内ファン35とを有している。また、室内機2には、リモートコントロールユニット(以下、リモコン52という。)が付帯されている。リモコン52は、ユーザーの操作に応じて、室内機2及び室外機3に内蔵されている制御部と交信して空調機1を制御する。
図2は、室内機2の斜視図である。図1及び図2において、室内機2は、室内熱交換器11と、室内ファン35とを有している。また、室内機2には、リモートコントロールユニット(以下、リモコン52という。)が付帯されている。リモコン52は、ユーザーの操作に応じて、室内機2及び室外機3に内蔵されている制御部と交信して空調機1を制御する。
(1−1−1)室内熱交換器11
室内熱交換器11は、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器11は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する。
室内熱交換器11は、伝熱管と多数のフィンとにより構成されたクロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室内熱交換器11は、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能して室内空気を冷却し、暖房運転時には冷媒の凝縮器として機能して室内空気を加熱する。
なお、室内熱交換器11は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器に限定されるものではなく、他の型式の熱交換器であっても良い。
(1−1−2)室内ファン35
室内ファン35は、クロスフローファンである。室内ファン35は、ファン35aと、ファン35aを回転させるための室内ファンモータユニット35bとを有している。ファン35aは、AS樹脂などの樹脂材料で、長細い円筒形状に形成されており、長軸が水平になるように配置される。
室内ファン35は、クロスフローファンである。室内ファン35は、ファン35aと、ファン35aを回転させるための室内ファンモータユニット35bとを有している。ファン35aは、AS樹脂などの樹脂材料で、長細い円筒形状に形成されており、長軸が水平になるように配置される。
室内ファン35の稼動によって、室内機2は前面側から内部に室内空気を吸入し、室内熱交換器11において冷媒と熱交換させた後に、供給空気として室内に供給する。また、室内ファン35は、室内熱交換器11に供給する空気の風量を所定風量範囲において変更することができる。
(1−2)室外機3
図1において、室外機3は、主に、圧縮機13、四路切換弁15、室外熱交換器17、膨張弁19、及びアキュムレータ21を有している。さらに、室外機3は室外ファン55も有している。
図1において、室外機3は、主に、圧縮機13、四路切換弁15、室外熱交換器17、膨張弁19、及びアキュムレータ21を有している。さらに、室外機3は室外ファン55も有している。
(1−2−1)圧縮機13
圧縮機13は容量可変式圧縮機であり、インバータにより回転数が制御される。本実施形態において、圧縮機13は1台のみであるが、これに限定されず、室内機2の接続台数等に応じて、2台以上の圧縮機が並列に接続されていても良い。
圧縮機13は容量可変式圧縮機であり、インバータにより回転数が制御される。本実施形態において、圧縮機13は1台のみであるが、これに限定されず、室内機2の接続台数等に応じて、2台以上の圧縮機が並列に接続されていても良い。
(1−2−2)四路切換弁15
四路切換弁15は、冷媒の流れの方向を切り換える弁である。冷房運転時、四路切換弁15は圧縮機13の吐出側と室外熱交換器17のガス側とを接続するとともに圧縮機13の吸入側(具体的には、アキュムレータ21)とガス冷媒連絡配管9側とを接続する(冷房運転状態:図1の四路切換弁15の実線を参照)。その結果、室外熱交換器17は冷媒の凝縮器として、室内熱交換器11は冷媒の蒸発器として機能する。
四路切換弁15は、冷媒の流れの方向を切り換える弁である。冷房運転時、四路切換弁15は圧縮機13の吐出側と室外熱交換器17のガス側とを接続するとともに圧縮機13の吸入側(具体的には、アキュムレータ21)とガス冷媒連絡配管9側とを接続する(冷房運転状態:図1の四路切換弁15の実線を参照)。その結果、室外熱交換器17は冷媒の凝縮器として、室内熱交換器11は冷媒の蒸発器として機能する。
暖房運転時、四路切換弁15は、圧縮機13の吐出側とガス冷媒連絡配管9側とを接続するとともに圧縮機13の吸入側と室外熱交換器17のガス側とを接続する(暖房運転状態:図1の四路切換弁15の破線を参照)。その結果、室内熱交換器11は冷媒の凝縮器として、室外熱交換器17は冷媒の蒸発器として機能する。
(1−2−3)室外熱交換器17
室外熱交換器17は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器17は、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室外熱交換器17は、そのガス側が四路切換弁15に接続され、その液側が膨張弁19に接続されている。
室外熱交換器17は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器である。室外熱交換器17は、冷房運転時には冷媒の凝縮器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能する。室外熱交換器17は、そのガス側が四路切換弁15に接続され、その液側が膨張弁19に接続されている。
(1−2−4)膨張弁19
膨張弁19は、冷媒回路内を流れる冷媒の圧力や流量等の調節を行う。膨張弁19は、冷房運転時の冷媒回路における冷媒の流れ方向において室外熱交換器17の下流側に配置されている。
膨張弁19は、冷媒回路内を流れる冷媒の圧力や流量等の調節を行う。膨張弁19は、冷房運転時の冷媒回路における冷媒の流れ方向において室外熱交換器17の下流側に配置されている。
(1−2−5)室外ファン55
室外ファン55は、吸入した室外空気を室外熱交換器17に送風して冷媒と熱交換させる。室外ファン55は、室外熱交換器17に送風する際の風量を可変することができる。室外ファン55は、プロペラファン等であり、DCファンモータ等からなるモータによって駆動される。
室外ファン55は、吸入した室外空気を室外熱交換器17に送風して冷媒と熱交換させる。室外ファン55は、室外熱交換器17に送風する際の風量を可変することができる。室外ファン55は、プロペラファン等であり、DCファンモータ等からなるモータによって駆動される。
(1−3)制御部50
図3は、空調機1の制御ブロック図である。図3において、制御部50はリモコン52からの指令信号に基づいて、圧縮機13の運転周波数、四路切換弁15の切換動作、膨張弁19の開度、室内ファンモータユニット35bの回転、及び風向調整羽根駆動モータ62の回転を制御する。
図3は、空調機1の制御ブロック図である。図3において、制御部50はリモコン52からの指令信号に基づいて、圧縮機13の運転周波数、四路切換弁15の切換動作、膨張弁19の開度、室内ファンモータユニット35bの回転、及び風向調整羽根駆動モータ62の回転を制御する。
図1に示すように、制御部50は、室内機2内に内蔵されている室内制御部50aと室外機3内に内蔵されている室外制御部50bとを有している。室内制御部50aとリモコン52との間では赤外線信号の送受信が行われる。室内制御部50aと室外制御部50bとの間では信号の送受信がワイヤを介して行われる。
リモコン52には、運転スイッチ22、運転切換スイッチ24、温度設定スイッチ26、風向調整スイッチ61及び風量設定スイッチ65が設けられている。
運転スイッチ22は、操作される毎に空調機1の運転と停止とを交互に切り換える。運転切換スイッチ24は、操作される毎に運転を自動→冷房→除湿→暖房の順に切り換える。温度設定スイッチ26は、上押操作される毎に設定温度が上昇し、下押操作される毎に設定温度が降下する。
また。風向調整スイッチ61が操作される毎に、制御部50(室内制御部50a)が風向調整羽根駆動モータ62を制御し、風向調整羽根63(図2参照)の上下遥動と任意位置固定とを交互に切り換える。
また、使用者は、風量設定スイッチ65によって風量固定及び風量自動のいずれかを選択することができる。使用者は、風量固定を選択した場合、さらに風量を「弱」、「中」、「強」のいずれか1つを選択することができる。一方、使用者が風量自動を選択した場合は、負荷に見合った風量が自動で選択される。
(1−4)各種センサ
空調機1には、サーミスタから成る室外熱交換器温度センサ42、室内温度センサ44、出口管温度センサ46、及び外気温度センサ48が設けられている。室外熱交換器温度センサ42は、室外熱交換器17に取付けられ、室外熱交換器17の所定領域を流れる冷媒の温度を検知する。なお、圧縮機13が停止しているときは、室外熱交換器温度センサ42の検出値は室外熱交換器17の当該所定領域の温度を検知することになる。
空調機1には、サーミスタから成る室外熱交換器温度センサ42、室内温度センサ44、出口管温度センサ46、及び外気温度センサ48が設けられている。室外熱交換器温度センサ42は、室外熱交換器17に取付けられ、室外熱交換器17の所定領域を流れる冷媒の温度を検知する。なお、圧縮機13が停止しているときは、室外熱交換器温度センサ42の検出値は室外熱交換器17の当該所定領域の温度を検知することになる。
室内温度センサ44は、室内機2の吸込口に取り付けられ、室内空気温度を検知する。出口管温度センサ46は、暖房運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器17の冷媒出口配管に取り付けられ、冷媒出口配管の温度を検出する。外気温度センサ48は、室外機3の周囲温度を検知する。そして、これらの温度センサの測定値に基づき、制御部50が空調機1を運転制御する。
(2)空調機1の動作
空調機1では、四路切換弁15によって、冷媒の循環サイクルを冷房運転時の循環サイクルおよび暖房運転時の循環サイクルのいずれか一方に切り換えることが可能である。
空調機1では、四路切換弁15によって、冷媒の循環サイクルを冷房運転時の循環サイクルおよび暖房運転時の循環サイクルのいずれか一方に切り換えることが可能である。
(2−1)冷房運転
冷房運転では、四路切換弁15が第1状態(図1の実線)に設定される。そして、この状態で制御部50が圧縮機13を稼動させると、室外熱交換器17が凝縮器となり、室内熱交換器11が蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
冷房運転では、四路切換弁15が第1状態(図1の実線)に設定される。そして、この状態で制御部50が圧縮機13を稼動させると、室外熱交換器17が凝縮器となり、室内熱交換器11が蒸発器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
圧縮機13から吐出された高圧の冷媒は、室外熱交換器17で室外の空気と熱交換して凝縮する。室外熱交換器17を出た冷媒は、膨張弁19を通過する際に減圧され、その後に室内熱交換器11で室内の空気と熱交換して蒸発する。その際、空気は室内熱交換器11によって冷却され、その冷却された空気が室内ファン35を介して吹出口から室内へ吹き出される。室内熱交換器11を出た冷媒は、圧縮機13へ吸入されて圧縮される。
(2−2)暖房運転
暖房運転では、四路切換弁15が第2状態(図1の点線)に設定される。そして、この状態で制御部50が圧縮機13を稼動させると、室外熱交換器17が蒸発器となり、室内熱交換器11が凝縮器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
暖房運転では、四路切換弁15が第2状態(図1の点線)に設定される。そして、この状態で制御部50が圧縮機13を稼動させると、室外熱交換器17が蒸発器となり、室内熱交換器11が凝縮器となる蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
圧縮機13から吐出された高圧の冷媒は、室内熱交換器11で室内の空気と熱交換して凝縮する。その際、空気は室内熱交換器11で加温され、その加温された空気は室内ファン35を介して吹出口から室内へ吹き出される。凝縮した冷媒は、膨張弁19を通過する際に減圧された後、室外熱交換器17で室外の空気と熱交換して蒸発する。室外熱交換器17を出た冷媒は、圧縮機13へ吸入されて圧縮される。
(3)霜付き抑制制御
通常、暖房運転時には所定運転時間毎に除霜運転が行われるが、本実施形態に係る空調機1では、霜付き抑制制御を実行することによって、可能な限り除霜運転を回避している。以下、フローチャートを参照しながら、その動作を説明する。
通常、暖房運転時には所定運転時間毎に除霜運転が行われるが、本実施形態に係る空調機1では、霜付き抑制制御を実行することによって、可能な限り除霜運転を回避している。以下、フローチャートを参照しながら、その動作を説明する。
図4は、霜付き抑制制御のフローチャートである。図4において、ステップS11で制御部50は暖房運転指令が有るか否かを判定する。例えば、ユーザーがリモコン52の運転スイッチ22をオンしたとき、リモコン52から運転開始信号が制御部50に送られ、運転開始信号を受信した制御部50は暖房運転指令が有ったと判定する。制御部50は、暖房運転指令が有ると判定したときステップS12へ進み、暖房運転指令がないと判定したときは引き続き判定を継続する。
次に制御部50は、ステップS12において外気温度センサ48を介して外気温度Toを検出し、ステップS13へ進む。
次に制御部50は、ステップS13において外気温度センサ48の検出値である外気温度Toが所定外気温度Tos(例えば、5℃)を下回っているか否かを判定する。To<Tosであると判定したときは、ステップS22へ飛び、圧縮機13を起動せず、霜付き抑制制御を終了する。他方、制御部50がTo<Tosではないと判定したときは、ステップS14へ進む。
次に制御部50は、ステップS14において圧縮機13を起動して、ステップS15へ進む。ステップS15において、制御部50は室外熱交換器温度センサ42を介して室外熱交換器17の所定領域の温度を検出する。
次に制御部50は、ステップS16において室外熱交換器温度センサ42の検出値から冷媒の蒸発温度Teを推定し、ステップS17へ進む。
次に制御部50は、ステップS17において蒸発温度Teが閾値Ts1(例えば、4℃)を下回っているか否かを判定し、Te<Te1であると判定したときはステップS18へ進み、Te<Te1ではないと判定したときはステップS15へ戻る。
次に制御部50は、ステップS18において室内ファン35の回転数を低下させる。制御部50は、先のステップS17でTe<Te1であると判定されたことから、室外熱交換器17に霜が付きやすくなっていると判断し、圧縮機13を垂下させる前に、室内ファン35の回転数を低下させて、蒸発温度Teを上昇させる。
室内ファン35の回転数変化幅に対する蒸発温度Teの変化幅は、圧縮機13の運転周波数の変化幅に対する場合よりも小さいので、霜付き抑制制御においては、室内ファン35の回転数を低下させることによって、暖房能力の低下幅を圧縮機13の運転周波数を下げる場合よりも抑えて、室内温度を維持しつつ、暖房運転時間を延ばすことができる。それゆえ、圧縮機13を垂下させる前に、室内ファン35の回転数を低下させている。
また、制御部50は、このステップS19において、蒸発温度Teが閾値TsFDL(例えば、3℃)を下回ったと判断するまでは、ステップS18に戻って、室内ファン35の回転数を段階的に、例えば、一段階当たり△Rの回転数を低下させている。なぜなら、段階的に低下させることによって蒸発温度Teの上昇幅を細かく制御することができるからである。
次に制御部50は、ステップS20において圧縮機13の垂下制御を実行する。室外熱交換器17の冷媒の蒸発温度Teが閾値TsFDLを下回ったことによって、圧縮機13の運転周波数を現状のまま維持すると室外熱交換器17に着霜するので、それを回避するためには蒸発圧力を高める必要がある。それゆえ、圧縮機13の垂下制御が行われる。
なお、圧縮機13の垂下制御中も、室外熱交換器温度センサ42の検出値から蒸発温度Teを推定する動作、及び外気温度センサ48を介して外気温度Toを検出する動作は継続している。
次に制御部50は、ステップS21において蒸発温度Teが閾値Ts2(例えば、2℃)を下回ったか否か、或いは外気温度Toが所定外気温度Tos(例えば、5℃)を下回ったか否かを判定し、Te<Ts2又はTo<Tosのいずれかが成立したと判定したときはステップS22へ進んで圧縮機13を停止する。
他方、制御部50がTe<Ts2及びTo<Tosのいずれも成立していないと判定したときはステップS15へ戻る。
以上にように、制御部50は、外気温度Toが所定外気温度Tos(例えば、5℃)未満のときは、室外熱交換器17が直ぐに着霜するので、暖房運転を開始しない。
また、制御部50は、外気温度ToがTos以上のときに暖房運転を開始して、蒸発温度Teが閾値Ts1(例えば、4℃)未満になったら室内ファン35の回転数を低下させて蒸発温度Teを上昇させる。
そして、蒸発温度Teが閾値TsFDL(例えば、3℃)未満になったら圧縮機13を垂下制御して、室外熱交換器17への着霜を抑制する。
さらに、制御部50は、上記垂下制御中に蒸発温度Teが閾値Ts2(例えば2℃)を下回るか、或いは外気温度Toが所定外気温度Tosを下回ったときは、圧縮機13を停止して室外熱交換器17への着霜を防止する。
(4)送風制御による除霜運転
本実施形態では、外気温度Toが所定外気温度Tos未満になったときは、制御部50は、室外熱交換器17への着霜を抑制する目的で、圧縮機13を停止している。
本実施形態では、外気温度Toが所定外気温度Tos未満になったときは、制御部50は、室外熱交換器17への着霜を抑制する目的で、圧縮機13を停止している。
しかし、着霜を抑制しつつも、暖房能力の低下を防止するために圧縮機13の垂下制御を遅らせるような制御が行われた場合には着霜が進行している。このようなときは、室外ファン55により室外熱交換器17に送風して送風制御による除霜運転を行う。以下、図面を参照しながら除霜運転について説明する。
図5は、送風制御による除霜運転のフローチャートである。図5において、ステップS31で制御部50は除霜運転指令が有るか否かを判定する。除霜運転指令は、例えば、室外制御部50bが室外熱交換器温度センサ42の検出値から室外熱交換器17が着霜していると判定したときに出される。制御部50は、除霜運転指令が有ると判定したときステップS32へ進み、除霜運転指令がないと判定したときは引き続き判定を継続する。
次に制御部50は、ステップS32において圧縮機13を停止する。本実施形態では、上述の霜付き抑制制御を行っているので、その内の垂下制御中に蒸発温度Teが閾値Ts2(例えば2℃)を下回るか、或いは外気温度Toが着霜し易い所定外気温度Tos(例えば、5℃)を下回ったときは圧縮機13が停止するので、除霜運転指令が有ったとき既に圧縮機13が停止していることもあり得る。
しかし、暖房能力の低下を防止するために圧縮機13の垂下制御を遅らせるような制御が行われた場合には、霜付き抑制制御が未だ解除されないまま着霜が進行しているので、ここでは圧縮機13が停止しているか否かにかかわらず圧縮機13の停止を実行する。
次に制御部50は、ステップS33において外気温度センサ48の検出値である外気温度Toが所定外気温度Todef(例えば、0℃)以上であるか否かを判定する。本実施形態では、外気を室外熱交換器17に送風して除霜するので、外気温度Toが0℃よりも低い場合は除霜運転を行わない。
制御部50は、To≧Todefであると判定したときはステップS34へ進み、To≧Todefではないと判定したときは判定を継続する。
次に制御部50は、ステップS34において室外ファン55の回転を低速回転に設定する。室外熱交換器17に霜が付着して室外ファン55からの風が通り難く通風音が大きくなり易い期間、制御部50は室外ファン55を低回転で稼動させて通風量を小さくし、通風音の増大を抑制する。
次に制御部50は、ステップS35において室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)が、閾値Tm1以上であるか否かを判定する。閾値Tm1は、霜の融点である0℃に検出誤差分を付加した値に相当する。制御部50は、Toh≧Tm1のときはステップS36へ進み、Toh≧Tm1でないときは判定を継続する。
室外熱交換器17に付着した霜が融け始めてから完全に融解するまでの間は、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)は霜の融点であり0℃近傍を示したまま維持するので、この現象から霜が融け出したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。
次に制御部50は、ステップS36において室外ファン55の回転を中速回転に設定する。室外熱交換器温度センサ42の検出値が霜の融点である0℃近傍を示したまま維持している間は、室外熱交換器17の霜は完全に融けていないものの、徐々に融けはじめて空気が通り易くなっているので、室外ファン55の回転を中速域まで上げることができる。
次に制御部50は、ステップS37において室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)が、閾値Tm2以上であるか否かを判定する。制御部50は、Toh≧Tm2のときはステップS38へ進み、Toh≧Tm2でないときは判定を継続する。
室外熱交換器17に付着した霜が融解した後は融解してできた水の温度が上昇し、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)も上昇するので、この現象から室外熱交換器温度センサ42の設置個所の霜が完全融解したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。
それゆえ、閾値Tm2は、霜の融点である0℃よりも大きく、室外熱交換器17の少なくとも室外熱交換器温度センサ42の設置個所に付着していた霜が確実に融けたことを裏付ける信頼性の高い値に設定されている。
次に制御部50は、ステップS38において室外ファン55の回転を高速回転に設定する。この段階では、仮に室外熱交換器17に付着していた霜が残っているにしても、室外熱交換器温度センサ42の設置個所から離れた部分に霜が残っている程度であるので、室外ファン55の回転を高速回転にすることによって除霜が促進される。また、そのときの通風抵抗は着霜時に比べて小さいので通風音の増大が抑制される。
以上のように、制御部50が、室外ファン55を低速回転で稼動させ、室外熱交換器温度Tohの上昇に伴って、室外ファン55の回転数を[低速→中速→高速]に上昇させることによって、除霜時の室外熱交換器17への送風による騒音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を図っている。
なお、室外ファン55の回転数を[低速→中速→高速]に上昇させる際に、徐々に各回転速度に上昇させてもよいし、段階的に上昇させてもよい。
(5)特徴
(5−1)
空調機1では、除霜運転時に室外熱交換器温度センサ42の温度を監視しながら室外ファン55の回転数を調整することによって、室外熱交換器17に霜が付着して室外ファン55からの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は、室外ファン55を低速回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファン55の回転数を上げて通風量を大きくするという動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
(5−1)
空調機1では、除霜運転時に室外熱交換器温度センサ42の温度を監視しながら室外ファン55の回転数を調整することによって、室外熱交換器17に霜が付着して室外ファン55からの風が通り難く通風音が大きくなり易い間は、室外ファン55を低速回転で稼動させて通風量を小さくし、霜が融解し始めて通風性が良くなりはじめてから室外ファン55の回転数を上げて通風量を大きくするという動作をさせることができる。その結果、通風音を抑制しつつ、除霜時間の短縮化を実現することができる。
(5−2)
空調機1では、室外熱交換器17に付着した霜が融け始めてから完全に融解するまでの間は、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)は霜の融点近傍を維持するので、この現象から霜が融け出したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファン55の回転数上昇によって、除霜が促進される。
空調機1では、室外熱交換器17に付着した霜が融け始めてから完全に融解するまでの間は、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)は霜の融点近傍を維持するので、この現象から霜が融け出したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファン55の回転数上昇によって、除霜が促進される。
(5−3)
空調機1では、室外熱交換器17に付着した霜が融解した後は融解してできた水の温度が上昇し、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)も上昇するので、この現象から室外熱交換器温度センサ42の設置個所の霜が完全融解したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファン55の回転数上昇によって、室外熱交換器温度センサ42の設置個所から離れた箇所の除霜も促進される。
空調機1では、室外熱交換器17に付着した霜が融解した後は融解してできた水の温度が上昇し、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)も上昇するので、この現象から室外熱交換器温度センサ42の設置個所の霜が完全融解したことを推定することができ、室外ファン55の回転数を上昇させるトリガとすることができる。そして、室外ファン55の回転数上昇によって、室外熱交換器温度センサ42の設置個所から離れた箇所の除霜も促進される。
(5−4)
空調機1では、着霜した室外熱交換器17に外気を送風して除霜するので、例えば外気温度が氷点下のときに送風しても霜は融解しない。それゆえ、制御部50は、除霜に利用できる外気温度の下限値(例えば0°)を設定しておき、外気温度Toがそれ以下の温度のときは除霜運転を行わないことによって、無駄な送風を防止している。
空調機1では、着霜した室外熱交換器17に外気を送風して除霜するので、例えば外気温度が氷点下のときに送風しても霜は融解しない。それゆえ、制御部50は、除霜に利用できる外気温度の下限値(例えば0°)を設定しておき、外気温度Toがそれ以下の温度のときは除霜運転を行わないことによって、無駄な送風を防止している。
(6)変形例
(6−1)第1変形例
上記実施形態では、霜付き抑制制御によって可能な限り除霜運転を回避しつつ、それでも除霜運転が必要な場合に、外気温度Toと室外熱交換器温度Tohを監視しながら、室外熱交換器17へ外気を送風して除霜する除霜運転を行っている。
(6−1)第1変形例
上記実施形態では、霜付き抑制制御によって可能な限り除霜運転を回避しつつ、それでも除霜運転が必要な場合に、外気温度Toと室外熱交換器温度Tohを監視しながら、室外熱交換器17へ外気を送風して除霜する除霜運転を行っている。
しかしながら、上記除霜運転は、背景技術で紹介した特許文献1(特開2013−195045号公報参照)に開示されている空調機のファン除霜運転にも適用することができる。即ち、当該空調機がホットガス除霜運転の開始前に外気温度を確認し、外気温度が所定温度より高いときにファン除霜運転を行なう場合に、図5の制御フローチャートに沿って除霜運転される。
(6−2)第2変形例
上記実施形態では、除霜運転時、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)に基づいて室外ファン55の回転数を上昇させているが、外気温度Toと経過時間とを組合せてもよい。
上記実施形態では、除霜運転時、室外熱交換器温度センサ42の検出値(室外熱交換器温度Toh)に基づいて室外ファン55の回転数を上昇させているが、外気温度Toと経過時間とを組合せてもよい。
例えば、制御部50が、室外熱交換器温度Tohから室外熱交換器17が着霜していると判定したとき、そのときの室外熱交換器温度Toh及び外気温度Toとから着霜量を推定し、推定した着霜量から室外熱交換器17に送風する時間を室外ファン55の回転速度「低速」、「中速」、「高速」ごとに決定することもできる。
具体的には、室外熱交換器17が着霜していると判定したときの室外熱交換器温度Tohが−1℃で、そのときの外気温度Toが5℃の場合、着霜量は少ないと推定し、室外熱交換器17に対し、室外ファン55は回転速度「低速」で1分間、その後「中速」で1分間、さらに「高速」で1分間、送風して除霜運転を終了する。
このように、室外ファン55の回転速度の切換を時間で制御することもできる。なお、着霜量の推定及び室外ファン55の回転速度ごとの送風時間は、予めテーブル化しておいて制御部50に記憶させておいてもよい。
本発明は、短期間だけ暖房を必要とする地域に適した弱めの暖房を行い、ホットガス除霜運転を必要としない空調機に有用である。特に、室内熱交換器が凝縮器として機能するときの暖房能力を、室内熱交換器が蒸発器として機能するときの冷房能力以下にした空調機に有用である。
1 空調機
11 室内熱交換器(利用側熱交換器)
13 圧縮機
17 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
19 膨張弁(膨張機構)
42 室外熱交換器温度センサ(熱源側温度センサ)
50 制御部
55 室外ファン
11 室内熱交換器(利用側熱交換器)
13 圧縮機
17 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
19 膨張弁(膨張機構)
42 室外熱交換器温度センサ(熱源側温度センサ)
50 制御部
55 室外ファン
Claims (5)
- 圧縮機(13)、熱源側熱交換器(17)、膨張機構(19)、及び利用側熱交換器(11)を順に接続して冷媒回路を構成した空調機であって、
前記熱源側熱交換器(17)に取り付けられ、前記熱源側熱交換器(17)の所定領域の温度を検出する熱源側温度センサ(42)と、
前記熱源側温度センサ(42)の検出値から前記熱源側熱交換器(17)が着霜しているか否かを判定する制御部(50)と
前記熱源側熱交換器(17)に送風する室外ファン(55)と、
を備え、
前記制御部(50)は、前記熱源側熱交換器(17)が着霜していると判定したときは、前記圧縮機(13)を止めて、前記室外ファン(55)により前記熱源側熱交換器(17)に送風する所定送風制御を行い、
さらに前記制御部(50)は、前記所定送風制御時に前記熱源側温度センサ(42)の検出値に基づいて前記室外ファン(55)の回転数を調整する、
空調機(1)。 - 前記制御部(50)は、前記室外ファン(55)を低回転数で稼動させ、前記熱源側温度センサ(42)の検出値の上昇に伴って、前記室外ファン(55)の回転数を徐々に又は段階的に上昇させる、
請求項1に記載の空調機(1)。 - 前記制御部(50)は、前記熱源側温度センサ(42)の検出値の上昇が霜の融点近傍で止まっているとき、前記室外ファン(55)の回転数を上昇させる、
請求項1に記載の空調機(1)。 - 前記制御部(50)は、前記熱源側温度センサ(42)の検出値が再び上昇し始めたとき、前記室外ファン(55)の回転数をさらに上昇させる、
請求項3に記載の空調機(1)。 - 室外の温度を検出する外気温度センサ(48)をさらに備え、
前記制御部(50)は、前記外気温度センサ(48)の検出値が所定値未満のときは、前記所定送風制御を行わない、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載に空調機(1)。
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-
2015
- 2015-08-28 JP JP2015168844A patent/JP2017044447A/ja active Pending
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