JP2017039597A - 自動倉庫システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ピッキングシステム1は、ラック5と、天井レール13と、第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23と、上位コントローラ91とを備えている。上位コントローラ91は、商品の入庫作業として、空の集品棚部材7を大荷物用棚5Aから出庫させる集品棚部材出庫ステップと、容器9が収納された集品棚部材7を大荷物用棚5Aに入庫させる集品棚部材入庫ステップと、容器9を、集品棚部材7から小荷物用棚5Bに移動させる荷物移動ステップとを、第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23に実行させる。
【選択図】図11
Description
ラックは、商品又は商品が入った容器を収納可能な小荷物用棚と、複数の容器を収納可能な集品棚部材を収納可能な大荷物用棚とを有する。
軌道は、ラックに沿って設けられている。
搬送車は、軌道に沿って走行可能であり、容器及び/又は集品棚部材を搬送可能である。
コントローラは、搬送車の動作を制御する。
コントローラは、
商品の入庫作業として、
空の集品棚部材を、大荷物用棚から出庫させる集品棚部材出庫ステップと、
商品又は商品が入った容器が収納された集品棚部材を、大荷物用棚に入庫させる集品棚部材入庫ステップと、
商品又は商品が入った容器を、集品棚部材から小荷物用棚に移動させる荷物移動ステップとを、搬送車に実行させる。
このシステムでは、最初に、搬送車が集品棚部材を大荷物用棚から出庫する。次に、作業者が商品又は商品が入った容器を集品棚部材に収納する。すると、搬送車が集品棚部材を大荷物用棚に入庫する。続いて、搬送車が、商品又は商品が入った容器を、集品棚部材から小荷物用棚に移動する。
以上のように、集品棚部材を用いることで、商品の入庫を短時間で行うことができる。また、商品又は商品が入った容器を小荷物用棚に移動する作業は搬送車が行うので、作業効率が良い。
集品棚部材出庫ステップと集品棚部材入庫ステップとの間に行われる、作業者による商品又は商品が入った容器を集品棚部材に入れる作業のときに、
集品棚部材と荷物との関連つけ情報を受信及び保存する関連付け情報記録ステップを実行してもよい。
このシステムでは、集品棚部材と商品の関連付け情報が保存されるので、コントローラによる商品の管理が正確になる。
軌道は、出庫口側ラックの周囲のみを周回可能な出庫口側ラック用周回軌道を有していてもよい。
このシステムでは、搬送車が商品の出庫前にあらかじめ出庫口側ラックに商品を搬送しておき、商品の出庫時に搬送車が出庫口側ラック用周回軌道を走行しながら出庫口側ラックから商品を出庫口に搬出することができる。これにより、出庫時の集品効率が向上する。つまり、大量の商品を短時間で出庫できる。
(1)ピッキングシステム
図1を用いてピッキングシステム1(自動倉庫システムの一例)を説明する。図1は、ピッキングシステムの概略平面図である。
ピッキングシステム1は、倉庫内でピッキング(荷揃え)ができるシステムである。ピッキングシステム1は、主に、自動倉庫3を有している。なお、このピッキングシステム1は、工場の部品倉庫、一般物流倉庫等に適用可能であるが、特に、注文者の数及び商品の数及び種類が多数となるような例えば一般消費者用の通信販売用物品倉庫に最適である。
図2及び図3を用いて自動倉庫3を説明する。図2は、自動倉庫の正面概略図である。図3は、自動倉庫の平面概略図である。
自動倉庫3は複数のラック5を有している。ラック5は、図1の一水平方向であるX方向に延びており、一水平方向であるY方向(X方向に直交)に並んで配置されている。
ラック5は、ラック5は、荷物を載置可能な複数の棚5aを有する。棚5aは、複数段である。棚5aは、下から1〜3段が、集品棚部材7を収納可能な大荷物用棚5Aである。集品棚部材7は、キャリアとも言われ、複数の容器9を収納可能である。具体的には、集品棚部材7は、複数段の支持部を有する棚部材である。集品棚部材7の底面はパレットPの底面と同様の構造を有している。棚5aは、下から4〜5段に相当する部分が、商品が入った容器9を収納可能な小荷物用棚5Bである。容器9は、ケース、バケットとも言われ、商品を収納可能な部材である。小荷物用棚5Bは、上下に高密度に配置された複数の棚からなる。
上記実施形態では、小荷物用棚5Bがラック5の上部に設けられているので、天井との間のデッドスペースを小さく又は無くすことができる。なお、大荷物用棚5Aと小荷物用棚5Bの配置は上記の例に限定されない。
なお、図2及び図3では、棚5aの1段目にはパレットPに搭載された複数の商品が入った商品収容箱11が載置されている。
自動倉庫3は、ラック5に沿って設けられた天井レール13(軌道の一例)を有している。天井レール13は、図2に示すように、ラック5より高い位置、すなわち、複数段の棚5aより高い位置に設けられている。
天井レール13は、図2に示すように、ラック5の間の通路5bの上方に配置されている。天井レール13は、図1に示すように、平面視でラック5の周囲に各々配置された、複数の周回軌道13aを有している。より詳細には、ラック5は、隣接した2列で1組となっており、1組おきに周回軌道13aが設置されている。
自動倉庫3は、第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23(搬送車の一例)を有している。1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23は、周回軌道13aを走行可能であり、荷物を複数の棚5aとステーション67(後述)との間で搬送可能である。第第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23は、天井レール13に沿って走行可能であり、容器9及び/又は集品棚部材7を搬送可能である。図1では、複数台の第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23が示されているが、それぞれの台数は特に限定されない。
第1スタッカクレーン21は、天井レール13に沿って走行する。第1スタッカクレーン21は、懸垂式のスタッカクレーンであって、天井レール13から懸垂した状態で走行する。第1スタッカクレーン21は、天井レール13を利用して駆動走行、分岐走行する。
図5を用いて、駆動台車31を説明する。図5は、駆動台車の概略断面図である。駆動台車31は、天井側に設けられた永久磁石35に対向するコイルからなるリニアモータ37を有している。具体的には、永久磁石35は、支持部材39に固定され走行方向に延びるプレート41の下面に固定されている。また、駆動台車31は、天井レール13に設けられた非接触給電線43に対向する位置に受電コイル45を有している。さらに、駆動台車31は、走行車輪47を有している。走行車輪47は、天井レール13の走行壁13dの上に置かれている。
第1スタッカクレーン21は、図4に示すように、昇降装置51を有している。昇降装置51は、第1移載装置33を複数の駆動台車31に対して昇降可能に吊り下げた状態で昇降させるための装置である。昇降装置51は、マスト53に支持された昇降台55と、昇降台55を昇降させるための昇降部57とを有している。昇降部57は、モータ、ベルト、ガイドローラなどからなる公知の装置である。
第2スタッカクレーン23は、図7に示すように、第2移載装置63を有している。図7は、第2移載装置の模式図である。第2移載装置63は、容器9を移載するための装置である。具体的には、第2移載装置63は、複数の容器9を同時に移載することができ、しかも左右両側に移載可能である。実施形態では、上下3段に移載構造を有しており、各段で走行方向に2個の容器9を配置可能である。以上より、第2移載装置63は合計12個の容器9を搭載可能である。第2移載装置63は、複数のアーム駆動装置85を有している。
なお、上記実施形態では各移載装置が異なるスタッカクレーンに搭載されていたが、各移載装置が1台のスタッカクレーンに搭載されてもよい。図8に示す移載装置65は、第1移載装置33Aと第2移載装置63Aの両方を組み込んだハイブリッド型である。図8は、ハイブリッド型の移載装置の模式図である。
ピッキングシステム1は、ステーション67を有している。ステーション67は、外部から自動倉庫3に入庫される荷物が載置される場所である。また、ステーション67は、自動倉庫3から外部に出庫される荷物が載置される場所である。
ステーション67は、周回軌道13aの方向転換部13bの外周側に配置されている。「方向転換部」とは、周回軌道13aにおいて方向を転換するために湾曲した部分の全体又は一部を意味する。より具体的には、「方向転換部」とは、周回軌道13aの一方の直線軌道(ラック5の側方に近接した部分)から他方の直線軌道に移るために方向を転換する部分の全体又は一部をいう。このように、ステーション67が、周回軌道13aの方向転換部13bの外周側に配置されているので、ステーション67は、周回軌道13aの近傍ではあるが、例えば安全柵69から離れて配置される。この結果、ステーション67にアクセスする例えばフォークリフト61と安全柵69との干渉が防止される。以上により、フォークリフト61がステーション67にアクセスするのが容易になる。
図1に示すように、ピッキングシステム1は、自動倉庫3の近傍にピッキングエリア111を有している。ピッキングエリア111には、複数のピッキングステーション113が設けられている。ピッキングエリア111は、安全柵115によって囲われている。安全柵115内では、複数の自動搬送車117が走行して例えば集品棚部材7を移動させている。安全柵115の外部からは、作業者Sが荷物をピッキング可能になっている。
図10を用いて、ピッキングシステム1の制御構成を説明する。図10は、ピッキングシステムの制御構成を示すブロック図である。
第1スタッカクレーン21は、第1コントローラ81を有している。第1コントローラ81は、CPU、RAM、ROM等からなりプログラムを実行するコンピュータである。
なお、走行状態に関する情報を検出するためのセンサは、各駆動台車31に設けられている。以上より、第1コントローラ81は、走行駆動、分岐切替など、各駆動台車31の個々の位置に基づいて適したタイミング・能力を制御できる。
第2コントローラ83は、第2スタッカクレーン23の各駆動台車31の動作を制御する。第2コントローラ83には、各駆動台車31のリニアモータ37及び分岐合流切替装置59が接続されている。さらに、第2コントローラ83には、第2移載装置63及び昇降装置51が接続されており、第2コントローラ83は、それらのモータに駆動信号を送信可能である。
上位コントローラ91には、複数のスイッチ95が接続されている。スイッチ95は、例えば、ステーション67の近傍に設けられ、商品の積み込み完了を上位コントローラ91に通知するための装置である。
上位コントローラ91は、メモリ97を有している。メモリ97は、プログラム及びデータを保存可能な記憶装置である。
図11〜図19を用いて、商品入庫時の制御動作を説明する。図11は、入庫制御のフローチャートである。図12〜図15、図17〜図19は入庫動作を説明するための模式図である。図16は、商品と集品棚部材との関連付け情報を示す表である。
なお、本明細書の制御フローチャートは例示であって、必要に応じて、各ステップの順序を変えたり、各ステップを省略したりしてもよい。また、必要に応じて、複数のステップが同じタイミングで実行されてもよい。
図11のステップS1では、上位コントローラ91は、他のコンピュータから入庫準備指令が送信されてくるのを待つ。このとき、図12に示すように、例えば、トラック101から荷物が入ったかご車103が下ろされる。
続いて、図14に示すように、作業者Sが荷物をかご車103から下ろして、さらに集品棚部材7に入れていく。この動作(集品棚部材出庫ステップと集品棚部材入庫ステップとの間に行われる、作業者Sによる容器9を用いて商品を集品棚部材7に入れる作業)の途中で、作業者Sは、図15に示すように、商品に貼ってあるバーコードをバーコードリーダ93で読み取って、それを集品棚部材7に関連付ける。具体的には、作業者Sは、商品に貼ってあるバーコードをバーコードリーダ93で読み取る前後に、集品棚部材7に貼られたバーコードをバーコードリーダ93で読み取って、さらに棚に貼られたバーコードをバーコードリーダ93で読み取る又はバーコードリーダ93に棚番号を入力する。作業者Sは、積み込み作業が終了すれば、スイッチ95を押して、商品の積み込みが終了したことを上位コントローラ91に通知する。
なお、上記の商品の積み込みにおいて、作業者は、段ボール箱から商品を取り出して容器9に入れた状態で集品棚部材7の各棚に入れていく。又は、作業者は、所定以下の体積の段ボール箱であればそのまま集品棚部材7の各棚に入れていく。
なお、関連付け情報の受信及び保存は、バーコードリーダ93による各荷物と集品棚部材7とを関連付けするごとに行われてもよい。
荷物と集品棚部材7の関連付け情報は、具体的には、図16に示すように、棚番号と商品種類名を関連付けた表形式で保存される。
荷物を、集品棚部材7から小荷物用棚5Bに移動させる荷物移動ステップを説明する。ステップS5では、上位コントローラ91は、第2スタッカクレーン23の第2コントローラ83に対して、商品が入った集品棚部材7から容器9を小荷物用棚5Bに入庫する指令を送信する。当該指令は、メモリ97から読み出された商品と集品棚部材7の関連付け情報に基づいている。すると、第2コントローラ83が駆動台車31、第2移載装置63などを駆動することで、図18に示すように、第2スタッカクレーン23が大荷物用棚5Aにある集品棚部材7から複数の容器9を第2移載装置63に移載する。このとき、第2移載装置63は、複数の容器9を一括して移載する。続いて、第2スタッカクレーン23は、複数の容器9を小荷物用棚5Bまで運び、図19に示すように、第2移載装置63によって小荷物用棚5Bのそれぞれに容器9を移載する。なお、このとき、商品と小荷物用棚5Bの各位置との情報は関連付けられて、メモリ97に保存される。
上記の荷物移動ステップは、集品棚部材入庫ステップの直後に行われる必要はない。むしろ、入庫作業及び出庫作業がなく自動倉庫3の第2スタッカクレーン23の負荷が少ないときに荷物移動ステップが行われることが好ましい。これにより、第2スタッカクレーン23の負荷が平準化される。
以上のように、集品棚部材7を用いることで、商品の入庫を短時間で行うことができる。また、荷物を小荷物用棚5Bに移動する作業は第2スタッカクレーン23が行うので、作業効率が良い。
図20〜図25を用いて、商品出庫時の制御動作を説明する。図20は、出庫制御のフローチャートである。図21〜図24は出庫動作を説明するための模式図である。
図20のステップS11では、上位コントローラ91は、他のコンピュータから出庫準備指令が送信されてくるのを待つ。出庫準備指令は、商品の種類及び数の情報を含んでいる。
ステップS12では、上位コントローラ91は、第2スタッカクレーン23の第2コントローラ83に対して、商品が入った容器9を回収する指令を送信する。当該指令は、メモリ97から読み出された商品と小荷物用棚5Bの各位置との関連付け情報に基づいている。すると、図21及び図22に示すように、第2コントローラ83が駆動台車31、第2移載装置63などを駆動することで、第2スタッカクレーン23が小荷物用棚5Bにある複数の容器9を第2移載装置63に移載する。
このとき、図21に示すように、第2移載装置63が左右の小荷物用棚5Bから交互に容器9を移載すれば、容器9を集める作業効率が良くなる。
ステップS14では、上位コントローラ91は、第1スタッカクレーン21の第1コントローラ81に対して、容器9が入った集品棚部材7を出庫する指令を送信する。すると、図24に示すように、第1コントローラ81が駆動台車31、第1移載装置33などを駆動することで、第1スタッカクレーン21がラック5の大荷物用棚5Aにある商品が入った集品棚部材7をステーション67に出庫する。続いて、図25に示すように、作業者Sがステーション67において画面の指示に従い、容器9から商品をピッキングする。
図26を用いてピッキングシステム1Aを説明する。図26は、第2実施形態のピッキングシステムの概略平面図である。
ピッキングシステム1Aは、倉庫内でピッキング(荷揃え)ができるシステムである。ピッキングシステム1は、主に、自動倉庫3Aを有している。
周回軌道13aによって囲まれたラック5は、入庫口側ラック5Cと、入庫口側ラック5CからX方向に離れている出庫口側ラック5Dとを有している。
周回軌道13aは、入庫口側ラック5Cの周囲のみを周回可能な入庫口側ラック用周回軌道13Aを有している。さらに、周回軌道13aは、出庫口側ラック5Dの周囲のみを周回可能な出庫口側ラック用周回軌道13Bを有している。
入庫口側ラック用周回軌道13Aの出庫口側ラック用周回軌道13Bと反対側には、入庫ステーション67Aが設けられている。出庫口側ラック用周回軌道13Bの入庫口側ラック用周回軌道13Aと反対側には、出庫ステーション67Bが設けられている。入庫ステーション67A及び出庫ステーション67Bは、第1実施形態のステーション67と同じである。
一方、出庫口側ラック5Dに商品を集めるのは、自動倉庫での各種動作が少ない時間帯に行えばよい。
例えば、出庫口側ラックの数、出庫口側ラック内の棚数、入庫口側ラックの棚数と出庫口側ラックスの棚数との差は、特に限定されない。
また、この実施形態では入出庫のためにステーションが周回軌道の方向転換部に配置されているが、ステーションは他の位置に設けられていてもよい。また、ステーションは従来のコンベア等を有する構造であってもよい。
さらに、出庫口側ラックには出庫対象となる商品が収納されていればよいので、容器及び集品棚部材の使用は必須ではない。また、スタッカクレーンの移載装置は容器及び集品棚部材以外を移載可能であってもよい。
ピッキングシステム1(自動倉庫システムの一例)は、ラック5(ラックの一例)と、天井レール13(軌道の一例)と、第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23(搬送車の一例)と、上位コントローラ91(コントローラの一例)とを備えている。ラック5は、商品が入った容器9(容器の一例)を収納可能な小荷物用棚5B(小荷物用棚の一例)と、複数の容器9を収納可能な集品棚部材7(集品棚部材の一例)を収納可能な大荷物用棚5A(大荷物用棚の一例)とを有する。天井レール13は、ラック5に沿って設けられている。第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23は、天井レール13に沿って走行可能であり、容器9及び/又は集品棚部材7を搬送可能である。上位コントローラ91は、商品の入庫作業として、空の集品棚部材7を大荷物用棚5Aから出庫させる集品棚部材出庫ステップと、容器9が収納された集品棚部材7を大荷物用棚5Aに入庫させる集品棚部材入庫ステップと、容器9を、集品棚部材7から小荷物用棚5Bに移動させる荷物移動ステップとを、第1スタッカクレーン21及び第2スタッカクレーン23に実行させる。
以上のように、集品棚部材7を用いることで、商品の入庫を短時間で行うことができる。また、容器9を小荷物用棚5Bに移動する作業は第2スタッカクレーン23が行うので、作業効率が良い。
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態及び変形例は必要に応じて任意に組み合せ可能である。
前記実施形態では軌道の方向転換部の湾曲部の外周側に設けられたステーションの数は1つであったが、湾曲部の外周側には複数のステーションが設けられていてもよい。
前記実施形態では、軌道は、天井に設置されそこから搬送車が懸垂される天井レールであったが、地上に設置されその上を搬送車が走行する地上レールであってもよい。
1A :ピッキングシステム
3 :自動倉庫
5 :ラック
5A :大荷物用棚
5B :小荷物用棚
5C :入庫口側ラック
5D :出庫口側ラック
5a :棚
5b :通路
7 :集品棚部材
9 :容器
11 :商品収容箱
13 :天井レール
13A :出庫口側ラック用周回軌道
13a :周回軌道
13b :方向転換部
13d :走行壁
21 :第1スタッカクレーン
23 :第2スタッカクレーン
31 :駆動台車
33 :第1移載装置
33A :第1移載装置
33a :スライドフォーク
35 :永久磁石
37 :リニアモータ
39 :支持部材
41 :プレート
43 :非接触給電線
45 :受電コイル
47 :走行車輪
51 :昇降装置
53 :マスト
55 :昇降台
57 :昇降部
59 :分岐合流切替装置
61 :フォークリフト
63 :第2移載装置
63A :第2移載装置
65 :移載装置
67 :ステーション
67a :荷物載置部
69 :安全柵
81 :第1コントローラ
83 :第2コントローラ
85 :アーム駆動装置
91 :上位コントローラ
93 :バーコードリーダ
95 :スイッチ
97 :メモリ
101 :トラック
103 :かご車
111 :ピッキングエリア
113 :通路
115 :入庫エリア
117 :出庫エリア
P :パレット
S :作業者
Claims (3)
- 商品が入った容器を収納可能な小荷物用棚と、複数の容器を収納可能な集品棚部材を収納可能な大荷物用棚とを有するラックと、
前記ラックに沿って設けられた軌道と、
前記軌道に沿って走行可能であり、前記商品又は前記商品が入った容器及び/又は前記集品棚部材を搬送可能な搬送車と、
前記搬送車の動作を制御するコントローラとを備え、
前記コントローラは、
前記商品の入庫作業として、
空の前記集品棚部材を、前記大荷物用棚から出庫させる集品棚部材出庫ステップと、
前記商品又は前記商品が入った容器が収納された前記集品棚部材を、前記大荷物用棚に入庫させる集品棚部材入庫ステップと、
前記商品又は前記商品が入った容器を、前記集品棚部材から前記小荷物用棚に移動させる荷物移動ステップとを、前記搬送車に実行させる、
自動倉庫システム。 - 前記コントローラは、
前記集品棚部材出庫ステップと前記集品棚部材入庫ステップとの間に行われる、作業者による前記商品又は前記商品が入った容器を前記集品棚部材に入れる作業のときに、
前記集品棚部材と前記商品との関連付け情報を受信及び保存する関連付け情報記録ステップを実行する、請求項1に記載の自動倉庫システム。 - 前記ラックは、入庫口側ラックと、前記入庫口側ラックから離れている出庫口側ラックとを有し、
前記軌道は、前記出庫口側ラックの周囲のみを周回可能な出庫口側ラック用周回軌道を有する、請求項1又は2に記載の自動倉庫システム。
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