図1Aは、1または複数の開示された実施形態を実装できる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージ通信、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する多元接続システムであってもよい。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有によって、そのようなコンテンツにアクセスできるようにすることができる。たとえば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)などの1または複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
図1Aに示されているように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、および/または102d(全体的にまたはまとめてWTRU102と呼ぶことがある)、無線アクセスネットワーク(RAN)103/104/105、コアネットワーク106/107/109、公衆交換電話網(PSTN)108、インターネット110、および他のネットワーク112を含み得るが、開示された実施形態は、任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することが理解されよう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、ワイヤレス環境において動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。一例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されていてもよく、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動加入者ユニット、ページャ、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、家庭用電化製品などを含み得る。
通信システム100は、基地局114aおよび基地局114bも含み得る。基地局114a、114bのそれぞれは、コアネットワーク106/107/109、インターネット110、および/またはネットワーク112などの1または複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つにワイヤレスインターフェイス接続するように構成された任意のタイプのデバイスであってもよい。一例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバ基地局(base transceiver station)(BTS)、Node−B、eNode B、Home Node−B、Home eNode B、サイト制御装置、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどであってもよい。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bには、任意の数の相互に接続された基地局および/またはネットワーク要素が含まれ得ることが理解されよう。
基地局114aは、他の基地局および/または基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)も含み得るRAN103/104/105の一部であってもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、セルと呼ばれることがある特定の地理的な領域(図示せず)内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されていてもよい。セルは、セルセクタにさらに分割されてもよい。たとえば、基地局114aに関連するセルは、3つのセクタに分割され得る。したがって、一実施形態において、基地局114aは3つのトランシーバ、すなわち、セルの各セクタに1つが対応するトランシーバを含んでいてもよい。別の実施形態において、基地局114aは多入力多出力(MIMO)技術を使用することができ、したがって、セルの各セクタに複数のトランシーバを利用してもよい。
基地局114a、114bは、任意の適切なワイヤレス通信リンク(たとえば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光線など)であってもよい電波インターフェイス115/116/117を介して、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数と通信することができる。電波インターフェイス115/116/117は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立され得る。
具体的には、上記のように、通信システム100は、多元接続システムであってもよく、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなどの1または複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。たとえば、RAN103/104/105内の基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、広帯域CDMA(WCDMA)を使用して電波インターフェイス115/116/117を確立することができるユニバーサル移動体電気通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UMTS)の地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)および/または高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
別の実施形態において、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution)(LTE)および/またはLTE−Advanced(LTE−A)を使用して電波インターフェイス115/116/117を確立することができる発展型UMTS地上無線アクセス(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)(E−UTRA)などの無線技術を実装してもよい。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわち、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WiMAX))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、Interim Standard 2000(IS−2000)、Interim Standard 95(IS−95)、Interim Standard 856(IS−856)、Global System for Mobile Communications(GSM)、GSM機能強化型高速データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution)(EDGE)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装してもよい。
図1Aの基地局114bは、たとえば、ワイヤレスルータ、Home Node B、Home eNode B、またはアクセスポイントであってもよく、会社、家、車両、キャンパスその他といった場所などのローカルエリアにおけるワイヤレス接続を容易にするための任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立するためにIEEE802.11などの無線技術を実装することができる。別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(Personal Area Network)(WPAN)を確立するためにIEEE802.15などの無線技術を実装することができる。さらに別の実施形態において、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、ピコセルまたはフェムトセルを確立するためにセルラーベースのRAT(たとえば、WCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用することができる。図1Aに示されているように、基地局114bは、インターネット110への直接接続部を有していてもよい。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106/107/109を介してインターネット110にアクセスすることを要求されなくてもよい。
RAN103/104/105はコアネットワーク106/107/109と通信していてもよく、コアネットワークは、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1または複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークであってもよい。たとえば、コアネットワーク106/107/109は、呼制御、宣伝サービス、移動位置ベースのサービス、プリペイドコール、インターネット接続、ビデオ配信などを提供することができ、かつ/またはユーザ認証などの高レベルのセキュリティ機能を実施することができる。図1Aには示していないが、RAN103/104/105および/またはコアネットワーク106/107/109は、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを利用する他のRANと、直接的または間接的に通信していてもよいことが理解されよう。たとえば、コアネットワーク106/107/109は、E−UTRA無線技術を使用していてもよいRAN103/104/105に接続されていることに加えて、GSM無線技術を利用する別のRAN(図示せず)と通信していてもよい。
コアネットワーク106/107/109はまた、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとして機能してもよい。PSTN108には、従来型の普通電話サービス(POTS)を提供する回線交換電話ネットワークが含まれ得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイートにおける伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)およびインターネットプロトコル(IP)などの共通の通信プロトコルを使用する相互に接続されたコンピュータネットワークと装置のグローバルシステムを含み得る。ネットワーク112には、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用されるワイヤードまたはワイヤレスの通信ネットワークが含まれ得る。たとえば、ネットワーク112には、RAN103/104/105と同じRATまたは異なるRATを使用できる1または複数のRANに接続された別のコアネットワークが含まれ得る。
通信システム100におけるWTRU102a、102b、102c、102dのうちの一部または全部はマルチモード機能を有していてもよく、すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dには、異なるワイヤレスリンクを介して異なるワイヤレスネットワークと通信するための複数のトランシーバが含まれていてもよい。たとえば、図1Aに示されているWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を使用できる基地局114a、およびIEEE802の無線技術を使用できる基地局114bと通信するように構成されていてもよい。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示されているように、WTRU102は、プロセッサ118、トランシーバ120、送受信要素122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、ディスプレイ/タッチパッド128、取外し不可能なメモリ130、取外し可能なメモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を含み得る。WTRU102は、実施形態と矛盾しない範囲で、上記の要素の中での任意の副組合せを含み得ることが理解されよう。また、実施形態は、基地局114aおよび114b、ならびに/または基地局114aおよび114bが表し得るノード、たとえば、限定はしないが、とりわけトランシーバ基地局(transceiver station)(BTS)、Node−B、サイト制御装置、アクセスポイント(AP)、Home Node−B、発展型Home Node−B(eNodeB)、Home発展型Node−B(HeNB)、Home発展型Node−Bのゲートウェイ、およびプロキシノードは、図1B示され、かつ本明細書に記載されている要素の一部または全部を含み得ることを企図している。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと合わせた1または複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態機械などであってもよい。プロセッサ118は、信号の符号化、データ処理、動力制御、入出力処理、および/またはワイヤレス環境においてWTRU102が動作できるようにする任意の他の機能を実施することができる。プロセッサ118は、トランシーバ120に結合されていてもよく、トランシーバ120は、送受信要素122に結合されていてもよい。図1Bは、プロセッサ118とトランシーバ120を別個の構成要素として示しているが、プロセッサ118とトランシーバ120は、電子パッケージまたは電子チップ内に一体化されていてもよいことが理解されよう。
送受信要素122は、電波インターフェイス115/116/117を介して、基地局(たとえば、基地局114a)に信号を送信またはそこから信号を受信するように構成されていてもよい。たとえば、一実施形態において、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナであってもよい。別の実施形態において、送受信要素122は、たとえばIR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成されたエミッタ/検出器であってもよい。さらに別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号および光信号の両方を送受信するように構成されていてもよい。送受信要素122は、任意の組合せのワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されていてもよいことが理解されよう。
また、送受信要素122は単一の要素として図1Bに示されているが、WTRU102は任意の数の送受信要素122を含んでいてもよい。具体的には、WTRU102はMIMO技術を使用し得る。したがって、一実施形態において、WTRU102は、電波インターフェイス115/116/117を介してワイヤレス信号を送受信するための2以上の送受信要素122(たとえば、複数のアンテナ)を含んでいてもよい。
トランシーバ120は、送受信要素122によって送信されることになる信号を変調し、送受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されていてもよい。上記のように、WTRU102は、マルチモード機能を有していてもよい。したがって、トランシーバ120は、たとえばUTRAやIEEE802.11などの複数のRATを介してWTRU102が通信できるようにするための複数のトランシーバを含んでいてもよい。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128(たとえば、液晶ディスプレイ(LCD)の表示ユニットまたは有機発光ダイオード(OLED)の表示ユニット)に結合されていてもよく、そこからユーザの入力データを受信することができる。プロセッサ118はまた、ユーザデータをスピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/またはディスプレイ/タッチパッド128に出力することもできる。また、プロセッサ118は、取外し不可能なメモリ130および/または取外し可能なメモリ132などの任意のタイプの適切なメモリの情報にアクセスでき、そこにデータを格納することができる。取外し不可能なメモリ130には、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶装置が含まれ得る。取外し可能なメモリ132には、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカードなどが含まれ得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバ上または家庭用コンピュータ(図示せず)上など、WTRU102上に物理的に位置しないメモリの情報にアクセスでき、そこにデータを格納することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受けることができ、WTRU102内の他の構成要素に対して電力を分配および/または制御するように構成されていてもよい。電源134は、WTRU102に電力供給するための任意の適切なデバイスであってもよい。たとえば、電源134には、1または複数の乾電池(たとえば、ニッケルカドニウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Liイオン)、など)、太陽電池、燃料電池などが含まれ得る。
プロセッサ118はまた、GPSチップセット136に結合されていてもよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(たとえば、経度および緯度)を提供するように構成されていてもよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはその代わりに、WTRU102は、電波インターフェイス115/116/117を介して、位置情報を基地局(たとえば、基地局114a、114b)から受信し、かつ/または近くの2以上の基地局から受信された信号のタイミングに基づいてその位置を判定することができる。WTRU102は、実施形態と矛盾しない範囲で、任意の適切な位置判定方法によって位置情報を獲得できることが理解されよう。
プロセッサ118は、さらに別の特徴、機能および/またはワイヤード接続もしくはワイヤレス接続を提供する1または複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを備え得る他の周辺装置138にさらに結合されていてもよい。たとえば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星トランシーバ、(写真またはビデオ用の)デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビジョントランシーバ、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含み得る。
図1Cは、実施形態によるRAN103およびコアネットワーク106のシステム図である。上記のように、RAN103は、電波インターフェイス115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、UTRA無線技術を使用することができる。RAN103はまた、コアネットワーク106と通信していてもよい。図1Cに示されているように、RAN103はNode−B140a、140b、140cを含んでいてもよく、これらはそれぞれ、電波インターフェイス115を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数のトランシーバを含み得る。Node−B140a、140b、140cはそれぞれ、RAN103内の特定のセル(図示せず)と関連していてもよい。RAN103はまた、RNC142a、142bを含み得る。RAN103は、実施形態と矛盾しない範囲で、任意の数のNode−BおよびRNCを含んでいてもよいことが理解されよう。
図1Cに示されているように、Node−B140a、140bは、RNC142aと通信していてもよい。さらに、Node−B140cは、RNC142bと通信していてもよい。Node−B140a、140b、140cは、Iubインターフェイスを介して各RNC142a、142bと通信していてもよい。RNC142a、142bは、Iurインターフェイスを介して互いに通信していてもよい。RNC142a、142bのそれぞれは、それが接続される各Node−B140a、140b、140cを制御するように構成されていてもよい。また、RNC142a、142bのそれぞれは、外部ループ動力制御、負荷制御、アドミッション制御、パケットスケジューリング、ハンドオーバ制御、マクロダイバーシティ、セキュリティ機能、データ暗号化などの他の機能を実施またはサポートするように構成されていてもよい。
図1Cに示されたコアネットワーク106は、メディアゲートウェイ(MGW)144、移動通信交換局(MSC)146、サービングGPRSサポートノード(SGSN)148、および/またはゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)150を含み得る。上記の要素のそれぞれは、コアネットワーク106の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることが理解されよう。
RAN103内のRNC142aは、IuCSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のMSC146に接続されていてもよい。MSC146は、MGW144に接続されていてもよい。MSC146およびMGW144は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。
RAN103内のRNC142aはまた、IuPSインターフェイスを介してコアネットワーク106内のSGSN148に接続されていてもよい。SGSN148は、GGSN150に接続されていてもよい。SGSN148およびGGSN150は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。
上記のように、コアネットワーク106はまた、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他のワイヤードまたはワイヤレスのネットワークを含み得るネットワーク112に接続されていてもよい。
図1Dは、実施形態によるRAN104およびコアネットワーク107のシステム図である。上記のように、RAN104は、電波インターフェイス116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、E−UTRA無線技術を使用することができる。RAN104はまた、コアネットワーク107と通信していてもよい。
RAN104はeNode−B160a、160b、160cを含み得るが、RAN104は、実施形態と矛盾しない範囲で、任意の数のeNode−Bを含んでいてもよいことが理解されよう。eNode−B160a、160b、160cはそれぞれ、電波インターフェイス116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数のトランシーバを含み得る。一実施形態において、eNode−B160a、160b、160cはMIMO技術を使用し得る。したがって、eNode−B160aは、たとえば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信し、そこからワイヤレス信号を受信することができる。
eNode−B160a、160b、160cのそれぞれは、特定のセル(図示せず)に関連していてもよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されていてもよい。図1Dに示されているように、eNode−B160a、160b、160cは、X2インターフェイスを介して互いに通信することができる。
図1Dに示したコアネットワーク107は、モビリティ管理ゲートウェイ(MME)162、サービングゲートウェイ164、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ166を含み得る。上記の要素のそれぞれは、コアネットワーク107の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることが理解されよう。
MME162は、RAN104におけるeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに、S1インターフェイスを介して接続されていてもよく、制御ノードとして機能することができる。たとえば、MME162は、WTRU102a、102b、102cなどの最初のアタッチ中に、WTRU102a、102b、102cのユーザの認証、ベアラの有効化/無効化、特定のサービングゲートウェイの選択を担ってもよい。MME162はまた、RAN104と、GSMまたはWCDMAなどの他の無線技術を使用する他のRAN(図示せず)との間の切替えを行うための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ164は、RAN104におけるeNode−B160a、160b、160cのそれぞれに、S1インターフェイスを介して接続されていてもよい。サービングゲートウェイ164は、一般に、WTRU102a、102b、102cとの間でユーザデータパケットをルーティングし、送ることができる。サービングゲートウェイ164はまた、他の機能、たとえば、eNode B間のハンドオーバ中のユーザプレーンの固定、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときのページングのトリガ、WTRU102a、102b、102cなどのコンテキストの管理および格納を実施することもできる。
サービングゲートウェイ164はまた、WTRU102a、102b、102cと、IP対応のデバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供することができるPDNゲートウェイ166に接続されていてもよい。
コアネットワーク107は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。たとえば、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。たとえば、コアネットワーク107は、コアネットワーク107とPSTN108の間のインターフェイスとして機能するIPゲートウェイ(たとえば、IPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含んでいてもよいし、それと通信してもよい。また、コアネットワーク107は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他のワイヤードまたはワイヤレスのネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスを提供することができる。
図1Eは、実施形態によるRAN105およびコアネットワーク109のシステム図である。RAN105は、電波インターフェイス117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するためにIEEE802.16の無線技術を使用するアクセスサービスネットワーク(ASN)であってもよい。以下でさらに論じられるように、WTRU102a、102b、102c、RAN105、およびコアネットワーク109という異なる機能的エンティティ間の通信リンクが基準点として規定され得る。
図1Eに示されているように、RAN105は、基地局180a、180b、180c、およびASNゲートウェイ182を含み得るが、RAN105は、実施形態と矛盾しない範囲で、任意の数の基地局およびASNゲートウェイを含んでいてもよいことが理解されよう。基地局180a、180b、180cはそれぞれ、RAN105における特定のセル(図示せず)と関連していてもよく、かつ、それぞれ、電波インターフェイス117を介してWTRU102a、102b、102cと通信するための1または複数のトランシーバを含み得る。一実施形態において、基地局180a、180b、180cはMIMO技術を使用し得る。したがって、基地局180aは、たとえば、複数のアンテナを使用して、WTRU102aにワイヤレス信号を送信し、そこからワイヤレス信号を受信することができる。基地局180a、180b、180cはまた、ハンドオフのトリガ、トンネル確立、無線リソース管理、トラフィック分類、サービス品質(QoS)ポリシー施行などのモビリティ管理機能を提供することができる。ASNゲートウェイ182は、トラフィック集約点として機能することができ、ページング、加入者プロフィールのキャッシング、コアネットワーク109へのルーティングなどを担ってもよい。
WTRU102a、102b、102cと、RAN105との間の電波インターフェイス117は、IEEE802.16規格を実装するR1基準点として規定され得る。また、WTRU102a、102b、102cのそれぞれは、コアネットワーク109との論理インターフェイス(図示せず)を確立することができる。WTRU102a、102b、102cと、コアネットワーク109との間の論理インターフェイスは、認証、認可、IPホスト構成管理、および/またはモビリティ管理に使用され得るR2基準点として規定され得る。
基地局180a、180b、180cのそれぞれの間の通信リンクは、WTRUのハンドオーバおよび基地局間のデータ転送を容易にするためのプロトコルを含むR8基準点として規定され得る。基地局180a、180b、180cと、ASNゲートウェイ182との間の通信リンクは、R6基準点として規定され得る。R6基準点は、WTRU102a、102b、102cのそれぞれと関連するモビリティイベントに基づいてモビリティ管理を容易にするためのプロトコルを含み得る。
図1Eに示されているように、RAN105は、コアネットワーク109に接続されていてもよい。RAN105とコアネットワーク109の間の通信リンクは、たとえばデータ転送およびモビリティ管理機能を容易にするためのプロトコルを含むR3基準点として規定され得る。コアネットワーク109は、モバイルIPホームエージェント(MIP−HA)184、認証、認可、アカウンティング(AAA)サーバ186、およびゲートウェイ188を含み得る。上記の要素のそれぞれがコアネットワーク109の一部として示されているが、これらの要素のうちのいずれか1つは、コアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運用され得ることが理解されよう。
MIP−HAは、IPアドレス管理を担ってもよく、WTRU102a、102b、102cが、異なるASN間および/または異なるコアネットワーク間でローミングできるようにしてもよい。MIP−HA184は、WTRU102a、102b、102cと、IP対応のデバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにインターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。AAAサーバ186は、ユーザ認証およびユーザサービスのサポートを担ってもよい。ゲートウェイ188は、他のネットワークとの相互作用を容易にすることができる。たとえば、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cと、従来の固定電話通信デバイスとの間の通信を容易にするために、WTRU102a、102b、102cにPSTN108などの回線交換ネットワークへのアクセスを提供することができる。また、ゲートウェイ188は、WTRU102a、102b、102cに、他のサービスプロバイダによって所有および/または運用される他のワイヤードまたはワイヤレスのネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスを提供することができる。
図1Eには示されていないが、RAN105は他のASNに接続されていてもよく、コアネットワーク109は他のコアネットワークに接続されていてもよいことが理解されよう。RAN105と他のASNの間の通信リンクは、RAN105と他のASNの間のWTRU102a、102b、102cのモビリティを調整するためのプロトコルを含み得るR4基準点として規定され得る。コアネットワーク109と他のコアネットワークの間の通信リンクは、ホームコアネットワークと訪問コアネットワークの間の相互作用を容易にするためのプロトコルを含み得るR5基準点として規定され得る。
本明細書に開示されているのは、分散および動的モビリティ管理フィーチャをサポートするためのアーキテクチャに関することができるシステムおよび方法である。
たとえば、ユーザデバイスは、無線技術を介してデータサービスにアクセス可能であってもよい。そのようなユーザデバイスは、インターネット接続を必要とすることがあるインターネットベースの用途を有していてもよい。さらに、そのようなハンドヘルドデバイスは、インターネットサービスなどの「常時接続」および/またはユビキタスサービス(複数可)を必要とすることがある。
さらに、WiMAX、発展型パケットシステム(EPS)などのモバイルアーキテクチャは、データ通信および音声通信用にIPベースであってもよい。これらのモバイルアーキテクチャは、移動体ネットワークに最適化されていてもよいIPプロトコルを要求することができる。さらに、IPプロトコルは、「常時接続」および/またはユビキタスインターネットサービスを提供することができる。
プロキシモバイルIPv6(PMIPv6)は、ネットワークベースのモビリティ管理を、PMIPv6ドメインに接続し得るホストに提供することができる。ローカルモビリティアンカ(LMA)、およびモバイルアクセスゲートウェイ(MAG)は、PMIPv6における機能的エンティティであり得る。MAGは、モバイルノードの(MN)アタッチメントを検出することができ、かつIP接続を実現できるエンティティであり得る。LMAは、1または複数のホームネットワークプレフィクス(HNP)をMNに割り当てることができるエンティティであってもよく、かつ、MNに属するトラフィック用の位相的なアンカ(topological anchor)であってもよい。PMIPv6は、MNが異なるインターフェイスを介して同じPMIPv6ドメインに接続できるようにしてもよい。IP層の「論理インターフェイス」は、異なる物理媒体の間のパケットの送受信を可能にしてもよい。これは、たとえば、あるアクセス技術から別のアクセス技術への選択されたフローの移動などのフローモビリティを実現するために使用され得る。たとえば、セルラーから非セルラーに移動されてもよく、その逆でもよい。モビリティ管理方式は、プロキシモバイルIPv6(PMIPv6)、デュアルスタックモバイルIPv6(DSMIPv6)、および階層モバイルIPv6(HMIPv6)などのモバイルIPv6プロトコル(MIPv6)の拡張または変更であり得る。ただし、上記の方式でのモビリティアンカは、アクセスネットワークの境界から遥か遠くに位置してもよく、コアネットワークの深くにあってもよい。
分散モビリティ管理(DMM)は、フラットなIPアーキテクチャを提供することができる。たとえば、DMMは、モビリティアンカがよりユーザの近くに位置してもよく、制御およびデータのインフラストラクチャがアクセスネットワークの境界に位置し得るエンティティ間に分散されていてもよい、よりフラットなIPアーキテクチャを提供することができる。DMMは、トラフィックが最適な方法で分散されるようにモバイルIPv6ネットワーク内でもよい。
3GPPのEPSのモバイルIPv6またはマクロレベルのモビリティ管理の解決策など、集中化モビリティによる解決策は、それらの動作について、モバイルノードによって使用されるIPアドレスを固定する中心エンティティ(たとえば、HA、LMA、PGWまたはGGSN)の存在を根拠にしている。この中心アンカポイントは、移動装置の位置を追跡し、そのトラフィックの方向を、その現在の位相的な位置へ変える役割を担っている。モビリティ管理についての集中化モビリティによる解決策を使用するとき、いくつかの制限があり得る。
たとえば、集中化モビリティによる解決策は、最善には及ばないルーティングをもたらし得る。モバイルノードによって使用される(ホーム)アドレスはホームリンクに固定され得るので、トラフィックはホームエージェントを横断することがあり、これが、モバイルノードとその通信ピアの間の経路よりも長くなることがある経路となり得る。これは、コンテンツプロバイダが、それらのデータをユーザの近くであり得るネットワークの境界に送るときに、一層悪くなることがある。集中化モビリティ管理技術では、ユーザトラフィックはまずホームネットワークに行き、次いで実際のコンテンツ位置に行くことがあり、これが不要な遅延を招くことがあり、また、オペレータのリソースを浪費することがある。本明細書に述べるように、分散モビリティアーキテクチャにおいて、アンカは、ネットワークの境界(すなわち、ユーザ端末の近く)またはその近くに位置してもよく、これによりデータ経路の短縮を実現できる。
別の例として、集中化モビリティによる解決策は、スケーラビリティの問題を招き得る。現在のモビリティアーキテクチャでは、ネットワークは、中心アンカを横断し得るトラフィックをサポートするように寸法決めされなければならない場合がある。これはいくつかのスケーラビリティおよびネットワーク設計の問題を生じることがあり、それは、中心モビリティアンカがいくつかの移動体ユーザからのトラフィックに同時に対処できるように十分な処理およびルーティング機能を有している必要があり得るためである。オペレータのネットワークはまた、ユーザからのトラフィックに対応できるように寸法決めされる必要があり得る。分散手法は、モビリティ管理タスクがいくつかのネットワークエンティティ間で分散および共有されてもよいので、よりスケーラブルであってもよい。分散手法は、集中化手法ほどの処理および/またはルーティング機能を必要としなくてもよい。
さらに、中心のエンティティが単一の障害点となる可能性があり得るので、集中化の解決策は信頼性問題を招きがちである。
集中化モビリティによる解決策はまた、モビリティ管理サービスに対する細かい細分性(granularity)を欠いていることがある。集中化モビリティ管理による解決策では、モビリティサポートはユーザの細分性において提供され得る。これは、モビリティがユーザに提供され得るか否かをネットワークが決定できることを意味し得る。集中化モビリティ管理による解決策は、たとえば、ユーザトラフィックの一部がモビリティによる解決策によって処理されないようにするために、より細かい細分性を提供できなくてもよい。一部またはすべてのユーザトラフィックが、モビリティを有効化される必要がなくてもよいシナリオが存在し得る。たとえば、ユーザが移動可能でない可能性があるとき(少なくとも通信の継続期間中)またはアプリケーション自体がユーザの移動によって生じ得るIPアドレスの変更に対処できることがあるときである。こういった状況では、モビリティを有効にしない方が効率的であり得る。
集中化モビリティによる解決策はまた、信号送信のオーバーヘッドを招き得る。アプリケーション単位でモビリティ管理の有効と無効の動的な切替えを可能にすることによって、一部の信号送信および/または関連するハンドオーバ待ち時間が回避され得る。
本明細書に述べるように、アーキテクチャは、最適なルーティング、スケーラビリティ、信頼性、モビリティ管理サービスでの細かい細分性、信号送信のオーバーヘッドの改善などを提供するために使用され得る。本明細書に記載の実施形態は、3GPP発展型パケットシステム(EPS)のアーキテクチャに関して説明され得るが、実施形態は、他のアーキテクチャで使用されてもよい。ネットワークベースの実施形態およびクライアントベースの実施形態の両方が提供され得る。ネットワークベースの実施形態の説明の中で、PMIPv6およびGTPがプロトコルの例として使用されていることがあるが、実施形態は他のプロトコルで使用されてもよいので、本開示はそれには限定されない。クライアントベースの実施形態では、DSMIPv6が一例として使用されていることがあるが、実施形態は他のプロトコルで使用されてもよいので、本開示はそれには限定されない。
いくつかのアーキテクチャがDMMに提供され得る。図2は、例示的なDMMベースの移動体ネットワークシステムを示す。たとえば、図2は、DMMベースのネットワークアーキテクチャの全体を高所から見た図を示し得る。図2に示されているように、D−GW202、D−GW204、D−GW206、D−GW208、およびD−GW210などの分散ゲートウェイ(D−GW)と呼ばれる論理ネットワークエンティティが、ネットワークの境界にあってもよく、また、UE(WTRUなど)の近くにあってもよい。D−GWは、既存の3GPPノードとまとめられていてもよいし、独立したエンティティとして配備されていてもよい。
ホーム公衆地上移動体通信網(Home Public Land Mobile Network)(HPLMN)222は、D−GW204、PGW216、HSS228、AAA230、SGW224、MME226、およびMCN220を含んでいてもよい。PGW216は、インターネット218と通信することができる。D−GW204は、インターネットアクセス218、信頼性のない非3GPPのIPアクセス230、およびMCN220と通信することができる。D−GW202は、MCN220、3GPPアクセス212、およびインターネットアクセス214と通信することができる。D−GW206は、MCN220、インターネットアクセス/ローカルIPネットワーク246、3GPPフェムトセル244、UE242、およびUE236と通信することができる。D−GW208は、信頼のある非3G PDPのIPアクセス240、インターネットアクセス238、UE236、およびUE242と通信することができる。D−GW210は、インターネットアクセス/ローカルIPネットワーク232、信頼のある非3GPPのIPアクセス234、MCN220と通信することができる。
図3および図4に示されているように、ネットワークベースの(すなわち、GTPおよびPMIPv6の変形)実施形態に対して多様なアーキテクチャが提供および/または実装され得る。実施形態は、信頼性のない非3GPPのIPアクセスを処理できる。
図3は、GPRSトンネリングプロトコル(GTP)および/またはPMIPv6を使用し得る例示的な非ローミングネットワークベースのアーキテクチャを示す。たとえば、図3は、ネットワークベースの実施形態である非ローミングのアーキテクチャを示し得る。図3に示されているように、D−GW310などのD−GWは、アーキテクチャにおいて、ePDG312などのePDGの隣に配置されていてもよく、326のS2bインターフェイスを再使用することができる。この手法は、たとえば、より容易な漸増配備の手法を可能にし得る。UEが移動できない場合でさえもトンネリングが要求され得る。
3GPPアクセス(E−UTRAN)の場合は、D−GW310は、DMMの方法で処理されないトラフィック用に、eNBとSGWの間のトランスペアレントな中継器として働くことができる。信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび信頼性のない非3GPPのIPアクセスに対して、D−GW310は、分散固定によって管理されなくてもよい通信についてトランスペアレントであり得る。
インターフェイスGx*は、D−GWとPCRFの間にあってもよく、Gx、Gxa、GxbおよびGxcに基づいていてもよい。たとえば、インターフェイスGxcは、PMIPv6の変形の場合に使用され得る。314では、インターフェイスGx*は、D−GW308とPCRF328の間で使用され得る。316では、インターフェイスGx*は、PCRF328とD−GW310の間で使用され得る。322では、インターフェイスGx*は、PCRF328とD−GW304の間で使用され得る。
インターフェイスS5*はD−GW間にあってもよく、S5に基づいていてもよい。318では、インターフェイスS5*は、D−GW310とD−GW308の間で使用され得る。320では、インターフェイスS5*は、D−GW310とD−GW304の間で使用され得る。324では、インターフェイスS5*は、D−GW308とD−GW304の間で使用され得る。
インターフェイスS6b*は、D−GWと3GPPのAAAサーバの間で使用されてもよく、S6bに基づいていてもよい。326では、S6b*は、D−GW310と3GPPのAAA330の間にあってもよい。328では、S6b*はD−GW304と3GPPのAAA330の間にあってもよい。
図4は、GTPおよび/またはPMIPv6を使用できる例示的な非ローミングネットワークベースのアーキテクチャを示す。たとえば、図4は、ネットワークベースの実施形態である非ローミングを示し得る。図4に示されているように、D−GW414は、アーキテクチャにおけるePDGに取って代わることができ、UEとのeDPG IPsecトンネリング機能を引き継ぐことができる。この手法は、たとえば、パケットのオーバーヘッドの減少をもたらし得る。便宜上、また限定する意図なく、本開示は、図4に示されているアーキテクチャに関して説明されることがある。
3GPPアクセス(E−UTRAN)の場合は、D−GW414は、DMMの方法で処理されないトラフィック用に、eNBとSGWの間のトランスペアレントな中継器として働くことができる。信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび信頼性のない非3GPPのIPアクセスに対して、D−GW414は、分散固定によって管理されなくてもよい通信についてトランスペアレントであり得る。
インターフェイスGx*は、D−GWとPCRFの間にあってもよく、Gx、Gxa、GxbおよびGxcに基づいていてもよい。たとえば、インターフェイスGxcは、PMIPv6の変形の場合に使用され得る。412では、インターフェイスGx*は、D−GW414とPCRF426の間で使用され得る。410において、インターフェイスGx*は、PCRF426とD−GW402の間で使用され得る。406では、インターフェイスGx*は、PCRF426とD−GW420の間で使用され得る。
インターフェイスS5*はD−GW間にあってもよく、S5に基づいていてもよい。404では、インターフェイスS5*は、D−GW402とD−GW420の間で使用され得る。408では、インターフェイスS5*は、D−GW402とD−GW414の間で使用され得る。418では、インターフェイスS5*は、D−GW420とD−GW414の間で使用され得る。
インターフェイスS6b*は、D−GWと3GPPのAAAサーバの間にあってもよく、S6bに基づいていてもよい。416では、S6b*は、D−GW414と3GPPのAAA428の間で使用され得る。422では、S6b*は、D−GW420と3GPPのAAA428の間で使用され得る。
DMMネットワークベースのシステム設計におけるローミングのアーキテクチャでは、vPCRFおよび3GPPのAAAプロキシのエンティティが、異なるメッセージシーケンスチャートに加えられるだけでなく、参照モデルに追加されてもよい。
図5は、クライアントベースのデュアルスタックモバイルIPv6(DSMIPv6)を使用し得る例示的な非ローミングのアーキテクチャを示す。たとえば、図5は、クライアントベースの(DSMIPv6)実施形態のための非ローミングのアーキテクチャを示し得る。ネットワークベースの実施形態と同様に、3GPPアクセス(E−UTRAN)の場合は、D−GWは、DMMによって処理されなくてもよいトラフィック用に、eNBとSGWの間のトランスペアレントな中継器として働くことができる。信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび信頼性のない非3GPPのIPアクセスに対して、D−GWは、分散固定によって管理されないのが好ましいことがある通信についてトランスペアレントであり得る。
インターフェイスS2c*は、UEとD−GWの間にあってもよく、S2cに基づいていてもよい。3GPPアクセスを介したS2c*は、DSMIPv6ブートストラッピングおよびDSMIPv6登録解除に関する手続きのサブセットを使用することができる。514では、インターフェイスS2c*は、UE502とD−GW504の間で使用され得る。512では、インターフェイスS2c*は、UE502とD−GW506の間で使用され得る。524では、インターフェイスS2c*は、UE502とD−GW508の間で使用され得る。
インターフェイスS6b*は、D−GWと3GPPのAAAサーバの間にあってもよく、S6bに基づいていてもよい。516では、インターフェイスS6b*は、D−GW504と3GPPのAAAサーバ510の間で使用され得る。526では、インターフェイスS6b*は、D−GW506と3GPPのAAAサーバ510の間で使用され得る。
インターフェイスGx*は、D−GWとPCRFまたは別のD−GWとの間にあってもよく、Gx、Gxa、GxbおよびGxcに基づいていてもよい。518では、インターフェイスGx*は、D−GW504とD−GW506の間で使用され得る。520では、インターフェイスGx*は、D−GW504とPCRF528の間で使用され得る。522では、インターフェイスGx*は、D−GW508とPCRF528の間で使用され得る。
DMMクライアントベースのシステム設計におけるローミングのアーキテクチャでは、vPCRFおよび3GPPのAAAプロキシのエンティティが、異なるメッセージシーケンスチャートに加えられるだけでなく、参照モデルに追加されてもよい。
DMMベースの設計によって導入され、変更され、または影響を受けた要素に関するさらに別の詳細が本明細書に記載されている。分散ゲートウェイは、PGWの機能を実施することができ、かつ、DMM動作のための動作を実施することができる論理構成体であってもよい。キャパシティに関しては、D−GWはPGWより小さくてもよく、これは、複数のD−GWが配備されることがあり、各D−GWはより少ない数の加入者を管理できるためである。D−GWの数(またはD−GWの数/PGWの数の比)は、移動体オペレータおよび実装形態次第であってもよい。D−GWは、MAG機能、LMA機能、DSMIPv6ホームエージェント、アクセスおよびルーティング機能などを含んでいてもよい。
D−GWは、PMIPv6ネットワークベースのDMMの実施形態が使用され得るとき、MAG機能を含んでいてもよい。この機能は、UEごとおよびIPv6プレフィクスごとの細分性について実施され得る。たとえば、単一のD−GWの実例は、所与のUEのIPv6プレフィクスのトラフィックを扱うとき、MAGとして動作してもよく、また、同じUEに属していても属していなくてもよい異なるプレフィクスのトラフィックを扱うとき、異なる動作をしてもよい。MAG機能は、LMAの対応する機能を実施する別のD−GWとのS5*インターフェイスを終了させることができる。GTPネットワークベースの実施形態が使用され得るとき、D−GWは、MAGとして論理的に動作し得るが、制御プレーンおよびデータプレーンの両方のためのGTPを使用してもよい。
D−GWのMAG動作は変化してもよい。たとえば、D−GWは、UEが現在使用している可能性のある(異なるD−GWによって固定された)IPv6プレフィクスの数とは独立に、UEへの単一のルータとしてそれ自体を表してもよい。単一のRAは、IPv6プレフィクスをプレフィクス情報オプション(PIO)として含むD−GWによって送信されてもよく、UEは、そのIPv6のデフォルトのルータリストに1回のエントリを有してもよい。これは異なるD−GW間で調整されてもよく、それは、レイヤー2およびD−GWによって使用されるIPv6リンクのローカルアドレスが、UEごとに同じであってもよいためである。
別の例として、D−GWは、UEへの複数のルータとしてそれ自体を表してもよく、IPv6アドレス(またはプレフィクスのセット)を固定するD−GWごとに1つがUEによって使用され得る。複数のRAは、D−GWによって送信されてもよく、RAは、プレフィクス(またはプレフィクスのセット)を固定する1または複数のD−GWのPIOを含んでいてもよい。UEは、そのIPv6のデフォルトのルータリストに複数回のエントリを有してもよく、RFC4191などの機構に影響を及ぼすことができる。これは、異なるD−GW間の減少した調整を使用することができる。
D−GWは、PMIPv6ネットワークベースのDMMの実施形態が使用され得る場合、PMIPv6規格のLMA機能などのLMA機能を含んでいてもよい。D−GWは、UEごとおよびIPごとのプレフィクス細分性に対してLMA機能を実施することができる。LMA機能は、MAGの対応する機能を実施する別のD−GWとのS5*インターフェイスを終了させることができる。GTPネットワークベースの変形形態が使用され得るとき、D−GWは、LMAとして論理的に動作し得るが、制御プレーンおよびデータプレーンの両方のためのGTPを使用してもよい。
D−GWは、クライアントベースのDMMの実施形態が使用され得る場合に、DSMIPv6ホームエージェントを含んでいてもよく、エッチング(etch)はS2c*インターフェイスであってもよい。
D−GWは、適し得るアクセス技術を使用できるUEと対話するために要求され得る、信頼のある非3GPPアクセスによって実施される機能などのアクセス機能およびルーティング機能を含んでいてもよい。HPLMNのPGWを介して処理されるまたはされた可能性があるPDN接続では、D−GW機能は、それが手続きの残りにおいてUEおよびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得るように使用されなくてもよく、D−GWは中継器として働くことができる。
D−GWの機能はPGWに類似していてもよく、PGWのソフトウェアスタックの実装形態が再使用されてもよい。これは、たとえば追加の総配備コストを最小限にするためになされ得る。
3GPP E−UTRAN/LTEアクセスに配備されたD−GWでは、D−GWは、以下のSGW機能の少なくとも一部を含んでいてもよい。たとえば、D−GWは、MMEとのインターフェイスS11を終了させることができる。
本明細書で使用される「サービングD−GW」は、UEが現在関連し得るD−GWを指すことがある。本明細書で使用される「アンカリングD−GW」は、以前訪問したD−GWを指すことがある。アンカリングD−GWは、UEのアクティブフローによって使用され得るIPv6プレフィクスを固定していてもよい。
D−GW論理構成体は、独立した機能として配備されてもよいし、HeNB、L−GW、SGWなどの他の3GPPエンティティとともにまとめられていてもよい。
D−GWがSGWとともにまとめられていることがある場合、S1−Uは、内部の論理インターフェイスになってもよい。得られる論理機能は、集中化方法で処理される通信のためのSGWとして動作することができ、これは、トラフィックがS5のGTP/PMIPv6トンネリングを介してPGWを横断し得る場合であり得る。MMEとのS11インターフェイス点、ならびにローカルインターネットおよびコンテンツ接続点とのSGi基準点があり得る。D−GW論理構成体が、SGW機能の一部を実施することができ、E−UTRANとSGWの間でメッセージを透過的に中継することを要求し得る際に、並置が生じてもよい。並置は、たとえば、SGWの数が多くなくてもよく、SGW(複数可)がユーザの近くに位置していなくてもよい配備において適切であり得る。
D−GWは、HeNB/L−GWとともにまとめられていてもよい。この並置は、多くのユーザが存在することがあり、トラフィックをコアネットワークの外に出すためにアンカをできるだけ遠くに移動させるのが望ましいことがある密集した配備において生じてもよい。
D−GWは、PGWとともにまとめられていてもよい。D−GWは、図4に示されているように、ePDGとともにまとめられていてもよい。
本明細書に記載のシステムおよび方法によれば、UEは、Rel−10/11が可能なUEの機能を実施することができる。たとえば、UEは、(NB−)IFOM、DSMIPv6 S2cインターフェイス、MAPCON機能などを実施することができる。UEは、D−GWとのS2c*インターフェイスを終了することができる。UEは、IPアドレス管理およびソースアドレス選択についてのインテリジェント機能(intelligence)を実施することができる。このインテリジェント機能は、接続管理部に要求を強いることができる。たとえば、ネットワークベースの(GTP/PMIPv6)の場合、UEは、それがアタッチし得るD−GWで割り当てられた<IPv6プレフィクス(複数可)、APN>の組の記録を内部で取ることができる。クライアントベースの(DSMIPv6)の場合、それは、UEによって使用されるプレフィクスを固定するD−GWのIPv6アドレスの記録を取ることができる。さらに、UEは、インテリジェントなソースIPv6アドレス選択を実施することができ、その結果、アプリケーションは現在のD−GWにローカルで固定された「提供/呈示された」プレフィクスであり得る。これは、過去に訪問されたD−GWに固定されたプレフィクスが使用されるのを止めることを可能にし得る。いくつかの実施形態において、ネットワークからの選好を考慮に入れられるようにするための機構が有効にされ得る。これは、たとえば、ANDSF枠組み、および/またはRFC4191、RFC3484、RFC5220などの機構の機能強化に基づいていてもよい。
UEは、分散方法においていずれのトラフィックがネットワークによって管理され得るか、また、HPLMN(アンカ選択処理)においていずれのトラフィックが固定され得るかを制御したいことがある。APNは、UEによっていずれのタイプのアンカリング動作が選択され得るかを示すために規定され得る。UEは、UEがもはや使用していない可能性があるプレフィクスに関連し得るPDN接続についてのPDN切断手続きを開始することができ、その結果、ネットワークは、関連するリソースと、ネットワークベースの(PMIPv6)の実施形態の場合は、それらのプレフィクスをUEの現在位置で到達可能に維持するための信号送信手続きを実施するステップとを解放する。
本明細書に述べるように、モビリティ管理のさまざまな実装形態は、ネットワークベースの実施形態(GTP/PMIPv6)またはクライアントベースの実施形態(DSMIPv6)を使用し得る。図2を再び参照すると、D−GWはネットワークの境界に分散されていることがある。3GPPおよび信頼のある非3GPPのIPアクセスでは、これらのD−GWは、アクセスネットワークレベルにおけるUEの近く、たとえば、3GPPアクセスでは、SGWまたは(H)eNB/L−GWの近く、WiFiの信頼のある非3GPPのIPアクセスでは、APの近くなどに配置され得る。信頼性のない非3GPPのIPアクセスでは、D−GWは、UEに最も近いオペレータ管理のエンティティであり得るePDGの近くまたはその場所のオペレータのHPLMNの境界に位置してもよい。
DMMのいくつかの変更によって、D−GWは、UEおよびネットワークの残りから見ればPGWとして動作し得る。キャパシティに関しては、D−GWはPGWより弱くてもよく、これは、それらが管理し得る接続/UEの量の方が小さい可能性があるためである。D−GWは、インターネットアクセス、SIPTOを介したローカルブレイクアウト、およびローカルリソース(LIPAシナリオなど)への接続を提供することができる。D−GWは、UEへの委譲に利用可能なD−GWに固定されているIPv6プレフィクスのプールを有していてもよく、それは、IPルーティングが、それらのプレフィクスにアドレス指定されたパケットをD−GWに送達するときなどに行われる。UEが最初にネットワークにアタッチしたとき、UEによって要求されるAPN(何も提供されない場合はデフォルトのもの)が、HSSにおけるそのプロフィールとともに確認され得る。本明細書に述べるように、接続は、PDN接続であってもよく、ローカルで処理され得る。接続がローカルで処理されなくてもよいとき、接続は、D−GWがトランスペアレントであり得る3GPP手続きを介して処理されてもよく、手続きの大半において中継器として働くことができる。
ネットワークベースのDMMの実施形態が提供され得る。図6は、例示的なDMMベースの移動体ネットワークシステムを示す。たとえば、図6は、ネットワークベース(GTPおよびPMIPv6の変形)であってもよいDMMベースの移動体ネットワークシステムの設計を示す。
図6に示されているように、UE600またはUE602などのUEによって要求されるPDN接続は、D−GW604、D−GW606、D−GW608、D−GW610、またはD−GW618などのD−GWによって処理され得る。616のPrefA、612のPrefB、または614のPrefCなどの、そのプールからのIPv6プレフィクスは、UEに割り当てられていてもよい。このプレフィクスは、UEに、それがIPv6アドレスを自動構成できるように運搬され得る。D−GWが、PIOに含めて搬送される割り当てられたプレフィクスとともにルータ広告を送信することができるように、ステートレスの自動構成が使用され得るが、たとえばDHCPv6の使用などの他のオプションが可能であってもよい。D−GWは、HSSで更新することができる。たとえば、D−GWは、UEに割り当てられ得るIPv6プレフィクスを更新することができ、これは、D−GW識別子と、D−GW識別子がアドレスを導出するのに十分でない可能性がある場合はIPv6アドレスとを含んでいてもよい。D−GWは、3GPPアクセスではMMEを介してHSSを、また、非3GPPアクセスではAAAサーバ更新することができる。UEは、MCNを横断することなくD−GWを介してルーティングされ得るIPv6パケットの送受信を開始することができる。信頼性のない非3GPPアクセスでは、パケットはHPLMNを横断する必要があり得るが、MCNを横断する必要はない。図6に示されているように、UE600は、D−GW604にアタッチされてもよく、D−GW604によって割り当てられ得るプレフィクスPrefA:x::/64からPrefA:x::UE1/64アドレスを構成することができる。
UEが移動し、別のアクセスネットワークにアタッチした場合に、いくつかの手続きが実施され得る。たとえば、実施され得る手続きは、たとえばアドレスを確実に保存させるために、UEが確立した可能性があるPDN接続が維持され得るというものであってもよい。UEのPDN接続では、UEによって使用されてもよいIPアドレスを固定するD−GWが、そのPDN接続用のPGW(すなわち、LMA)の役割を担ってもよく、D−GWは、そのUEおよびそのPDN接続のためのLMA機能を実施することができる。UEがアタッチされ得るD−GWは、他のD−GWに固定され得るUEのPDN接続のためのMAGの役割を担ってもよい。UEが現在アタッチされている可能性があるD−GWは、HSS/AAAと対話することによって、UEの継続中のPDN接続、使用されてもよいIPv6プレフィクス、およびそれらを固定していてもよいD−GWに関する情報を取得することができる。別の例として、実施され得る手続きは、UEが現在アタッチされている可能性があるD−GWへのPDN接続(またはいくつかの接続)をUEが要求することができるというものであってもよい。これは、UEに、サービングD−GWに固定され得るIPv6アドレスを提供することができる。これは、たとえば、オペレータのネットワークリソースの良好な使用を実現するために行われてもよい。
図6をさらに参照すると、UE602は最初にD−GW606にアタッチしていてもよく、ここでは、それが、PDN接続を確立し、612のPrefB:y::UE2/64を、D−GW606に固定され得るIPアドレスとして構成していてもよい。UE2は移動し、D−GW608にアタッチしてもよい。D−GW608は、MAGの役割を担ってもよく、D−GW606は、LMAの役割を担ってもよい。たとえば、(適所のネットワークベースの実施形態次第では)620において、D−GW606とD−GW608の間に、PrefB:y::UE2にアドレス指定されたトラフィックをUE602の現在位置に送るためのGTPまたはPMIPv6トンネルを確立することによって、元のPDN接続はハンドオーバされてもよい。これにより、UE602がPrefB:y::UE2を継続して使用できるようにし、かつ、UE602が、そのアドレスを使用して任意の動作中のサービス/アプリケーション/接続を維持できるようにすることができる。UE602は、D−GW608において新規のPDN接続を確立することができ、D−GW608に固定され、UE602によって新規の接続に使用され得る、614(PrefC:z::UE2/64)の新規のIPv6アドレスを構成することができる。
DMMは、UEのスマートIPアドレス管理を使用することができる。UEによって使用され得るIPアドレス選択機構は、UEが現在アタッチされている可能性があるD−GWに固定され得るIPv6アドレスをUEが選好できるように、機能強化されていてもよい。これは、たとえば、ローカルで固定されたIPv6アドレスを新規の通信が利用できるようにする一方で、IPv6アドレスを確実に継続させることによって以前の通信が維持され得るように行われてもよい。以前のIPv6アドレスを使用する通信が終了するとき、UEは認識することができ、アドレスへの到達可能性がもはや要求されなくてもよいことをネットワークに知らせることができる。これにより、さらなる信号送信が発生させられるのを防ぐことができ、使用されたトンネルの除去を可能にすることができる。UEのこの機能強化型インテリジェント機能は、IPv6アドレスの管理を補助することができる。
クライアントベースのDMMが提供され得る。図7は、例示的なDMMベースの移動体ネットワークシステムを示す。たとえば、図7は、DMMベースの移動体ネットワークシステム設計を示す。DSMIPv6を使用する3GPPクライアントベースのモビリティ管理手続きに基づいていてもよい手続きが提供され得る。
UE710またはUE712などのUEによって要求されるPDN接続は、D−GW700、D−GW702、D−GW704、D−GW706、またはD−GW708などのD−GWによって処理され得る。そのプールからのIPv6プレフィクスがUEに割り当てられてもよい。このプレフィクスは、UEに、それがIPv6アドレスを自動構成できるように運搬され得る。たとえば、D−GWが、PIOに含めて搬送される割り当てられたプレフィクスとともにルータ広告を送信することができるように、ステートレスの自動構成が使用され得る。たとえばDHCPv6の使用などの他のオプションが可能であってもよい。D−GWは、HSSで、UEに割り当てられ得るIPv6プレフィクスを更新することができ、これはD−GW識別子を含んでいてもよく、D−GW識別子がアドレスを導出するのに十分でない可能性がある場合はIPv6アドレスを含んでいてもよい。これは、たとえば、3GPPアクセスではMMEを、非3GPPアクセスではAAAサーバを介して生じ得る。UEは、D−GWを介してルーティングされ得るIPv6パケットを送受信することができる。D−GWを介したルーティングが、MCNを横断する必要なく生じ得る。信頼性のない非3GPPアクセスでは、パケットはHPLMNを横断し得るが、MCNは横断しなくてもよい。
図7に示されているように、UE710は、D−GW700に接続されてもよく、D−GW700によって割り当てられ得るプレフィクスPrefA:x::/64からPrefA:x::UE1/64アドレスを構成することができる。このアドレスは、UEが後に移動する場合はこのUEおよびこのHoAのホームエージェントの役割を担ってもよいD−GW700によって割り当てられ得るUEのホームアドレスとみなされてもよい。
UEが移動し、別のアクセスネットワークにアタッチした場合に、行われ得るいくつかの手続きがあってもよい。一例として、手続きは、UEが現在アタッチされている可能性があるD−GWへのPDN接続(またはいくつかのPDN接続)をUEが要求することができるというものであってもよい。これは、最適なルーティングを享受するために、UEによって使用されることがあるサービングD−GWに固定され得るIPv6アドレスをUEに提供することができる。これは、たとえば、オペレータのネットワークリソースの良好な使用を確実にするように行われてもよい。別の例として、手続きは、たとえばアドレスを確実に保存させるために、UEが以前に確立した可能性があるPDN接続が維持され得るというものであってもよい。UEに属し得るPDN接続では、UEによって使用されるIPアドレスを固定し得るD−GWは、D−GWがそのUEおよびそのPDN接続のためのHA機能を実施することができるように、そのPDN接続のPGW(すなわち、HA)の役割を担ってもよい。UEは、アンカリングD−GWのそれぞれにその現在位置を知らせ、IPv6内IPv6のトンネルを確立しなければならない場合があり、その結果、データパケットは方向をUEに変えられ得る。UEは、アタッチされたD−GW(すなわち、サービングD−GW)から気付アドレスとして取得されていてもよいアドレスを使用することができ、HoA(すなわち、アンカリングD−GWの役割を担ってもよい以前訪問したサービングD−GWによって割り当てられた可能性があるアドレス)ごとにバインディング更新メッセージを送信することができる。これは、UEによって依然として使用され得るアドレスについて行われてもよい。
図7のUE712は最初にD−GW702にアタッチしていてもよく、ここでは、それが、PDN接続を確立し、PrefB:y::UE2/64を、D−GW702に固定され得る714のIPアドレスとして構成していてもよい。UE712は移動してもよく、D−GW704にアタッチする。UE712は、D−GW704におけるPDN接続を確立することができる。UEは、D−GW3に固定され、UE2によってアタッチに使用され得るIPv6アドレス(716のPrefC:z::UE2/64)を構成することができる。このアドレスはまた、以前に構成されたIPv6アドレスを固定することができるD−GW702との双方向トンネルを確立するためのCoAとして使用されてもよい。PrefB:y::UE2/64は、HoAとして使用されてもよく、PrefC:z::UE2/64は、CoAとして使用されてもよく、D−GW702は、UE712およびIPv6対応のアドレスのためのHAとして動作してもよい。これは、UE712がPrefB:y::UE2を継続して使用できるようにし、かつ、UE712が、そのアドレスを使用して任意の動作中のサービス/アプリケーション/アタッチを維持できるようにすることができる。UE712は、通信用に、獲得されたIPv6アドレス(PrefC:z::UE2/64)の使用を促すことができ、これは、トンネリングおよび最善に次ぐルーティングを避けることができる。
UEによって使用されるIPアドレス選択機構は、UEが現在アタッチされている可能性があるD−GWに固定され得るIPv6アドレスをUEが選好できるように、機能強化されていてもよい。これは、たとえば、ローカルで固定されたIPv6アドレスを新規の通信が利用できるようにする一方で、IPv6アドレスを確実に継続させることによって以前の通信が維持され得るように行われてもよい。以前のIPv6アドレスを使用する通信が終了し得るとすぐに、UEを認識することができ、使用されたトンネルが除去され得るように、アドレスへの到達可能性がもはや要求されなくてもよいことをネットワークに知らせることができる。これは、たとえば、登録解除BUを送信することによって行われてもよい。UEは、IPv6アドレスを管理するための機能強化型インテリジェント機能を有していてもよい。
制御プレーンとユーザプレーンのスタックが提供され得る。モビリティ管理(MM)用の制御プレーンおよびGTP/PMIPv6ベースのインターフェイス上のユーザプレーンが、さまざまなネットワークベースの実施形態用に示されている。ユーザプレーンの場合について、いくつかの実施形態が示される。たとえば、一実施形態は直接接続に使用されてもよく、その結果、サービングD−GWとアンカリングD−GWは、UEおよびUEが使用していてもよいIPv6アドレス/プレフィクスのために並置されてもよい。別の例として、実施形態は分散固定に使用されてもよく、その結果、サービングD−GWとアンカリングD−GWは、UEモビリティのため、並置されなくてもよい。
図8は、PMIPv6を使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。図8に示されているように、サービングD−GW800とアンカリングD−GW802は、820のインターフェイスS5*を使用して互いに通信することができる。サービングD−GW800は、PMIPv6804、IP806、L2 808、およびL1 810を含んでいてもよい。アンカリングD−GW802は、PMIPv6812、IP814、L2 816、およびL1 818を含んでいてもよい。
図9は、GTPを使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。図9に示されているように、サービングD−GW900とアンカリングD−GW902は、924のインターフェイスS5*を使用して互いに通信することができる。サービングD−GW900は、GTP−C904、UDP906、IP908、L2 910、およびL1 912を含んでいてもよい。アンカリングD−GW902は、GTP−C914、UDP916、IP918、L2 920、およびL1 922を含んでいてもよい。
図10は、PMIPv6および/またはGTPを使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスおよび直接接続で使用され得る例示的なネットワークベースのネットワークベースユーザプレーンを示す。UE1000と、eNB1004と、D−GW1008とは、E−UTRAN−Uu1002および/またはS1−U1006を使用して通信することができる。eNB1004は、UE1000とD−GW1008が通信できるようにするために、UE1000とD−GW1008の間の中継器として働くことができる。UE1000は、アプリケーション1050、IPv6 1010、PDCP1012、RLC1014、L2 1016、およびL1 1018を含んでいてもよい。eNB1004は、PDCP1020、RLC1022、L2 1024、L1 1026、GTP−U1028、UDP/IP1030、L2 1032、およびL1 1034を含んでいてもよい。D−GW1008は、GTP−U1036、UDP/IP1038、L2 1040、L1 1042、IPv6 1044、L2 1046、およびL1 1048を含んでいてもよい。D−GW1008は、サービング/アンカリングD−GWであってもよい。SGi1052は、PDN GWとパケットデータネットワークの間で使用され得る基準点であってもよい。SGi1052は、アプリケーション1050によって使用され得る。
図11は、PMIPv6を使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。UE1100、eNB1104と、サービングD−GWと、アンカリングD−GW1166とは、E−UTRAN−Uu1102および/またはS5*1168を使用して通信することができる。eNB1104は、インターフェイスS1−U1106を介してサービングD−GW1108と通信することができる。サービングD−GW1108は、インターフェイスS5*1168を介してアンカリングD−GW1166と通信することができる。eNB1104は、UE1100、サービングD−GW1108、および/またはアンカリングD−GWの間の通信を中継することができる。サービングD−GW1108は、アンカリングD−GW1166、eNB1104、および/または1100の間の通信を中継することができる。UE1100は、アプリケーション1150、IPv6 1110、PDCP1112、RLC1114、L2 1116、およびL1 1118を含んでいてもよい。eNB1104は、PDCP1120、RLC1122、L2 1124、L1 1126、GTP−U1128、UDP/IP1130、L2 1132、およびL1 1134を含んでいてもよい。サービングD−GW1108は、GTP−U1136、UDP/IP1138、L2 1140、L1 1142、トンネリング層1154、IPv4/IPv6 1144、L2 1146、およびL1 1148を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1166は、IPv6 1156、トンネリング層1158、IPv4/IPv6 1160、L2 1162、およびL1 1164を含んでいてもよい。SGi1152は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi1152は、アプリケーション1150によって使用され得る。
図12は、GTPを使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。UE1200、eNB1204と、サービングD−GWと、アンカリングD−GW1266とは、E−UTRAN−Uu1202および/またはS5*1268を使用して通信することができる。eNB1204は、インターフェイスS1−U1206を介してサービングD−GW1208と通信することができる。サービングD−GW1208は、インターフェイスS5*1268を介してアンカリングD−GW1266と通信することができる。eNB1204は、UE1200、サービングD−GW1208、および/またはアンカリングD−GWの間の通信を中継することができる。サービングD−GW1208は、アンカリングD−GW1266、eNB1204、および/または1200の間の通信を中継することができる。UE1200は、アプリケーション1250、IPv6 1210、PDCP1212、RLC1214、L2 1216、およびL1 1218を含んでいてもよい。eNB1204は、PDCP1220、RLC1222、L2 1224、L1 1226、GTP−U1228、UDP/IP1230、L2 1232、およびL1 1234を含んでいてもよい。サービングD−GW1208は、GTP−U1236、UDP/IP1238、L2 1240、L1 1242、GTP−U1254、UDP/IP1244、L2 1246、およびL1 1248を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1266は、IPv6 1256、GTP−U1258、IPv4/IPv6 1260、L2 1262、およびL1 1264を含んでいてもよい。SGi1252は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi1252は、アプリケーション1250によって使用され得る。
図13は、PMIPv6を使用でき、信頼のある非3GPPのIPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。図13に示されているように、UE1300と、サービングD−GW1302と、アンカリングD−GW1306とは、互いに通信することができる。サービングD−GW1302は、インターフェイスS5*1304を介してアンカリングD−GW1306と通信することができる。UE1300は、L2/L1 1308を含んでいてもよい。サービングD−GW1302は、L2/L1 1310、PMIPv6 1312、IP1314、およびL2/L1 1316を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1306は、PMIPv6 1318、IP1320、およびL2/L1 1322を含んでいてもよい。
図14は、GTPを使用でき、信頼のある非3GPPのIPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。
図14に示されているように、UE1400と、サービングD−GW1402と、アンカリングD−GW1406とは、互いに通信することができる。サービングD−GW1402は、インターフェイスS5*1404を介してアンカリングD−GW1406と通信することができる。UE1400は、L2/L1 1408を含んでいてもよい。サービングD−GW1402は、L2/L1 1410、UDP1412、IP1414、L2/L1 1416、およびGTP−C1424を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1406は、UDP1418、IP1420、L2/L1 1422、およびGTP−C1426を含んでいてもよい。
図15は、PMIPv6および/またはGTPを使用でき、信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび直接アクセスで使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。図15に示されているように、UE1500とD−GW1502は、互いに通信することができる。UE1500は、アプリケーション1506、IPv6 1508、L2 1510、およびL1 1512を含んでいてもよい。D−GW1502は、IPv6 1514、L2 1516、L1 1518、L2 1520、およびL1 1522を含んでいてもよい。SGi1504は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi1504は、アプリケーション1506によって使用され得る。
図16は、PMIPv6を使用でき、信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。図16に示されているように、UE1608と、サービングD−GW1616と、アンカリングD−GW1638とは、互いに通信することができる。UE1608は、アプリケーション1600、IPv6 1602、L2 1604、L1 1606を含んでいてもよい。サービングD−GW1616は、IPv6 1610、L2 1612、L1 1614、トンネリング層1618、IPv4/IPv6 1620、L2 1622、およびL1 1624を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1638は、IPv6 1626、トンネリング層1628、IPv4/IPv6 1630、L2 1632、およびL1 1634を含んでいてもよい。サービングD−GW1616は、インターフェイスS5*1636を介してアンカリングD−GW1638と通信することができる。SGi1640は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi1640は、アプリケーション1600によって使用され得る。
図17は、GTPを使用でき、信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得るネットワークベースの例示的なユーザプレーンを示す。図17に示されているように、UE1708と、サービングD−GW1716と、アンカリングD−GW1738とは、互いに通信することができる。UE1708は、アプリケーション1700、IPv6 1702、L2 1704、L1 1706を含んでいてもよい。サービングD−GW1716は、IPv6 1710、L2 1712、L1 1714、GTP−U1718、UDP/IP1720、L2 1722、およびL1 1724を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1738は、IPv6 1726、GTP−U1728、UDP/IP1730、L2 1732、およびL1 1734を含んでいてもよい。サービングD−GW1716は、インターフェイスS5*1736を介してアンカリングD−GW1738と通信することができる。SGi1740は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi1740は、アプリケーション1700によって使用され得る。
図18は、PMIPv6を使用でき、信頼性のない非3GPPのIPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。UE1806と、サービングD−GW1814と、アンカリングD−GW1830とは、互いに通信することができる。UE1806は、IKEv2 1800、IPv6 1802、およびL2/L1 1804を含んでいてもよい。サービングD−GWは、IKEv2 1808、IPv6 1810、L2/L1 1812、PMIPv6 1816、IP1818、およびL2/L1 1820を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1830は、PMIPv6 1824、IP1826、およびL2/L1 1828を含んでいてもよい。サービングD−GW1814は、インターフェイスS5*1822を介してアンカリングD−GW1830と通信することができる。
図19は、GTPを使用でき、信頼性のない非3GPPのIPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。UE1906と、サービングD−GW1914と、アンカリングD−GW1934とは、互いに通信することができる。UE1906は、IKEv2 1900、IPv6 1902、およびL2/L1 1904を含んでいてもよい。サービングD−GWは、IKEv2 1908、IPv6 1910、L2/L1 1912、GTP−C1916、UDP1918、IP1920、およびL2/L1 1922を含んでいてもよい。アンカリングD−GW1934は、GTP−C1926、UDP1928、IP1930、およびL2/L1 1932を含んでいてもよい。サービングD−GW1914は、インターフェイスS5*1924を介してアンカリングD−GW1934と通信することができる。
図20は、GTPおよび/またはPMIPv6を使用でき、信頼性のない非3GPPのIPアクセスおよび直接接続で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。UE2010は、D−GW2018と通信することができる。UE2010は、アプリケーション2000、IPv6 2002、IPsec2004、IP2006、およびL2/L1 2008を含んでいてもよい。D−GWは、IPsec2012、IP2013、L2/L1 2016、IPv6 2020、およびL2/L1 2022を含んでいてもよい。D−GW2018は、サービング/アンカリングD−GWであってもよい。SGi2024は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi2024は、アプリケーション2000によって使用され得る。
図21は、PMIPv6を使用でき、信頼性のない非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。UE2110と、サービングD−GW2118と、アンカリングD−GW2136とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2118とアンカリングD−GW2136は、インターフェイスS5*2134を介して通信することができる。UE2110は、アプリケーション2100、IPv6 2102、IPsec2104、IP2106、およびL2/L1 2108を含んでいてもよい。サービングD−GW2118は、IPsec2112、IP2114、L2/L1 2116、トンネリング層2120、IP2122、およびL2/L1 2124を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2136は、IPv6 2126、トンネリング層2128、IP2130、およびL2/L1 2132を含んでいてもよい。SGi2134は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi2123は、アプリケーション2100によって使用され得る。
図22は、GTPを使用でき、信頼性のない非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なネットワークベースのユーザプレーンを示す。UE2210と、サービングD−GW2218と、アンカリングD−GW2236とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2218とアンカリングD−GW2236は、インターフェイスS5*2234を介して通信することができる。UE2210は、アプリケーション2200、IPv6 2202、IPsec2204、IP2206、およびL2/L1 2208を含んでいてもよい。サービングD−GW2218は、IPsec2212、IP2214、L2/L1 2216、GTP−U2220、UDP/IP2222、およびL2/L1 2224を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2236は、IPv6 2226、GTP−U2228、UDP/IP2230、およびL2/L1 2232を含んでいてもよい。SGi2234は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。SGi2223はアプリケーション2200によって使用され得る。
図23は、E−UTRANの3GPPアクセスで使用され得る例示的なクライアントベースの制御プレーンを示す。UE2312と、eNB2330と、アンカリングD−GW2342とは、互いに通信することができる。eNB2330とアンカリングD−GW2342は、インターフェイスS2c*2340を介して通信することができる。UE2313は、DSMIPv6 2300、IPv6 2302、PDCP2304、RLC2306、L2 2308、およびL1 2310を含んでいてもよい。eNB2330は、PDCP2314、RLC2316、L2 2318、L1 2320、GTP−U2322、UDP/IP2324、L2 2326、およびL1 2328を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2342は、GTP−U2332、UDP/IP2334、L2 2336、L1 2338、DSMIPv6 2344、IPv6 2346、L2 2348、およびL1 2350を含んでいてもよい。SGi2352は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。
図24は、E−UTRANの3GPPアクセスで使用され得る例示的なクライアントベースの制御プレーンを示す。UE2412と、eNB2430と、D−GW2442とは、互いに通信することができる。eNB2430とD−GW2442は、インターフェイスS2c*2440を介して通信することができる。UE2413は、IPv6 2402、PDCP2404、RLC2406、L2 2408、およびL1 2410を含んでいてもよい。eNB2430は、PDCP2414、RLC2416、L2 2418、L1 2420、GTP−U2422、UDP/IP2424、L2 2426、およびL1 2428を含んでいてもよい。D−GW2442は、GTP−U2432、UDP/IP2434、L2 2436、L1 2438、IPv6 2446、L2 2448、およびL1 2450を含んでいてもよい。D−GW2442はサービング/アンカリングD−GWであってもよい。SGi2452は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。
図25は、3GPPアクセスおよび分散固定を有し得る例示的なクライアントベースのユーザプレーンを示す。図25に示されているように、UE2514と、eNB2530と、サービングD−GW2540と、アンカリングD−GW2562とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2540とアンカリングD−GW2562は、インターフェイスS2c*2560を介して通信することができる。UE2514は、IPv6 2500、トンネリング層2502、IP2504、PDCP2506、RLC2508、L2 2510、およびL1 2512を含んでいてもよい。eNB2530は、PDCP2516、RLC2518、L2 2520、L1 2520、GTP−U2522、UDP/IP2524、L2 2526、およびL1 2528を含んでいてもよい。サービングD−GW2540は、GTP−U2532、UDTP/IP2534、L2 2536、L1 2538、IP2542、L2 2544、およびL1 2546を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2562は、IPv6 2548、トンネリング層2550、IP2552、L2 2554、およびL1 2556を含んでいてもよい。SGi2564は、PDN GWとパケットデータネットワークの間にあり得る基準点であってもよい。
図26は、信頼のある非3GPP IPアクセスで使用され得る例示的なクライアントベースの制御プレーンを示す。UE2608と、サービングD−GW2616と、アンカリングD−GW2632とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2616とアンカリングD−GW2632は、インターフェイスS2c*2622を介して通信することができる。UE2608は、DSMIPv6 2600、IP2602、L2 2604、およびL1 2606を含んでいてもよい。サービングD−GW2616は、IP2610、L2 2612、L1 2614、L2 2618、およびL1 2620を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2632は、DSMIPv6 2624、IP2626、L2 2628、およびL1 2630を含んでいてもよい。
図27は、信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび直接接続で使用され得る例示的なクライアントベースのユーザプレーンを示す。UE2710とD−GW2724は、たとえばインターフェイスS2c*2712を介して通信することができる。UE2710は、IPv6 2700、トンネリング層2702、IP2704、L2 2706、およびL1 2708を含んでいてもよい。D−GW2724は、IPv6 2714、トンネリング層2716、IP2718、L2 2720、およびL1 2722を含んでいてもよい。D−GW2724は、サービング/アンカリングD−GWであってもよい。
図28は、信頼のある非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なクライアントベースのユーザプレーンを示す。UE2810と、サービングD−GW2818と、アンカリングD−GW2836とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2818とアンカリングD−GW2836は、インターフェイスS2c*2824を介して通信することができる。UE2810は、IPv6 2800、トンネリング層2802、IP2804、L2 2806、およびL1 2808を含んでいてもよい。サービングD−GW2818は、IP2812、L2 2814、L1 2816、L2 2820、およびL1 2822を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2836は、IPv6 2826、トンネリング層2828、IP2830、L2 2832、およびL1 2834を含んでいてもよい。
図29は、信頼性のない非3GPPのIPアクセスで使用され得る例示的なクライアントベースの制御プレーンを示す。UE2908と、サービングD−GW2916と、アンカリングD−GW2930とは、互いに通信することができる。サービングD−GW2916は、インターフェイスS2c*2922を介してアンカリングD−GW2930と通信することができる。UE2908は、DSMIPv6 2900、IKEv2/IPsec2902、IPv6 2904、およびL2/L1 2906を含んでいてもよい。サービングD−GW2916は、IKEv2/IPsec2910、IPv6 2912、L2/L1 2914、IP2918、およびL2/L1 2920を含んでいてもよい。アンカリングD−GW2930は、DSMIPv6 2924、IP2926、およびL2/L1 2928を含んでいてもよい。
図30は、信頼性のない非3GPPのIPアクセスおよび直接接続で使用され得る例示的なクライアントベースのユーザプレーンを示す。UE3012とD−GW3028は、インターフェイスS2c*3014を介して通信することができる。UE3012は、IPv6 3000、トンネリング層3002、IPsec3004、IP3006、L2 3008、およびL1 3010を含んでいてもよい。D−GW3028は、IPv6 3016、トンネリング層3018、IPsec3020、IP3022、L2 3024、およびL1 3026を含んでいてもよい。D−GW3028は、サービング/アンカリングD−GWであってもよい。
図31は、信頼性のない非3GPPのIPアクセスおよび分散固定で使用され得る例示的なクライアントベースのユーザプレーンを示す。UE3112と、サービングD−GW3122と、アンカリングD−GW3142とは、互いに通信することができる。サービングD−GW3122とアンカリングD−GW3142は、インターフェイスS2c*3130を介して通信することができる。UE3112は、IPv6 3100、トンネリング層3102、IPsec3014、IP3106、L2 3108、およびL1 3110を含んでいてもよい。サービングD−GW3122は、IPsec3114、IP3116、L2 3118、L1 3120、IP3124、L2 3126、およびL1 3128を含んでいてもよい。アンカリングD−GW3142は、IPv6 3132、トンネリング層3134、IP3136、L2 3138、およびL1 3140を含んでいてもよい。
メッセージシーケンスチャート(MSC)が提供され得る。さまざまなクライアントに対する信号送信手続きおよびネットワークベースの実施形態が本明細書において提供される。たとえば、信号送信手続きは、最初のアタッチ、ハンドオーバ、およびPDN切断について提供され得る。
さまざまな実施形態に従って使用されてもよい最初のアタッチ手続きが提供され得る。説明し易くするために、図示され得るMSCは、GTP/PMIPv6およびDSMIPv6の両方のケースをカバーすることができ、ネットワークおよび/またはクライアントベースの実施形態に使用されてもよい。
図32は、非ローミングのケースにおける最初のE−UTRANアタッチに使用され得る例示的なメッセージシーケンスチャート(MSC)を示す。図32のMSCは、PMIPv6ベースのS5またはS8による最初のE−UTRANアタッチ手続きに基づいていてもよい。図32のMSCは、E−UTRAN最初のアタッチに基づいていてもよい。図32に示されている手続きは、たとえば、UEがLTEネットワークにアタッチし得る、図4に示されている例示的な非ローミングネットワークベースのアーキテクチャに適用することができる。手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイ内で静的に構成され得る。
図32を再び参照すると、3216において、UE3200は、アタッチ要求メッセージをeNodeB3202に送信することによって、アタッチ手続きを開始することができる。PDNのタイプは、要求されたIPバージョン(IPv6)を示し得る。要求のタイプは「最初の」アタッチを示し得る。APNが提供されないことがある場合、デフォルトのAPNがHSSから読み出されてもよい。
3218において、eNodeB322は、MME3208などのMMEを選択することができ、たとえばS1−MME制御メッセージを使用してMMEにアタッチ要求メッセージを送ることができる。
3220において、MME3208は、IMSIを要求するために識別要求をUE3200に送信することができる。UE3200は識別応答(IMSI)によって応答することができる。
3222において、たとえば、完全性保護およびNAS暗号化を起動するために、認証およびNASセキュリティセットアップが実施され得る。3224において、ME識別がUE3200から読み出されてもよい。EIR3226は、ME識別確認Ack(結果)によって応答することができる。結果に応じて、MME3208は、このアタッチ手続きを続けるか、UE3200を拒否するかを決定することができる。
3225において、UE3200は、アタッチ要求メッセージの中に暗号化オプション転送フラグを設定していてもよく、暗号化オプション、すなわちPCOまたはAPNまたはその両方が、UE3200から読み出されてもよい。UE3200が複数のPDNに加入していることがある状況を処理するために、プロトコル構成オプションがユーザ身分証明(PAPまたはCHAPパラメータ内のたとえばユーザ名/パスワード)を含む場合、UE3200はAPNをMME3208に送信してもよい。
3256において、MME3208は、位置更新要求メッセージをHSS3214に送信することができる。HSS3214は、位置更新AckメッセージをMME3208に送信することによって、位置更新メッセージに確認応答することができる。加入データは、1または複数のPDN加入コンテキストを含んでいてもよい。要求された確認が成功している状態であり得る場合、MME3208は、UE3200のためのコンテキストを構築することができる。UE3200によって提供されたAPNが、加入によって許可されないことがある場合、または位置更新がHSS3214によって拒否され得る場合、MME3208は、適切な理由でUE3200からのアタッチ要求を拒否することができる。
3228において、MME3208は、このPDN接続要求が、DMM動作モードの後に処理され得る(したがって、それはD−GWに固定され得る)のか、「Rel−10/11モード」(たとえば、HPLMNを介した、SGWの前の選択)において処理され得るのかを決定することができる。この決定は、UE3200によって要求されたAPN(あれば)、加入情報、ポリシーなどに基づいていてもよい。この要求のためのローカル固定は、このフローの中にあってもよい。たとえば、HPLMNのPGWを介して処理され得るPDN接続では、特定のD−GW機能は使用され得ず、したがってそれは、UEおよびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得る。IPv6タイプのアクセスも使用され得る。
MME3208は次いで、D−GW3204などのD−GWを選択することができ、UE3200に関連するデフォルトのベアラに対してEPSベアラ識別を割り振ることができる。次いで、それは、セッション作成要求メッセージを、選択されたD−GWに送信することができる。いくつかの実施形態において、セッション作成要求メッセージは、MMEに対する変更を要求することができるプロキシバインディング更新によって置き換えられてもよい(ネットワークベースの(PMIPv6)実施形態の場合)。
3230において、D−GW3204は、IPv6プレフィクスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE3200に割り当てることができる。D−GW3230は、そのEPSベアラテーブルにおいて新規のエントリを作成することができる。D−GW3230は、インターフェイスGx*を介してPCRFとのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW3230は、情報をPCRF3212に提供して、3232において確立されることになるIP−CANセッションにそれを関連させることができ、加入関連パラメータをPCRFに運搬することもできる。
3232において、D−GW3204は、PCRF3212とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3204は、セッションを識別し、確立されたゲートウェイ制御セッションを関連させるために使用され得る情報をPCRF3212に提供することができる。PCRF3212は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3204に応答することができる。
3234において、PCRF3212は、ゲートウェイ制御およびQoS規則提供手続きを開始することができる。
3236において、D−GW3204は、セッション作成応答メッセージをMME3208に返すことができ、これは、D−GW3204によってUE3200に割り当てられ得るPDNアドレス(IPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)、およびD−GW3204のアドレスを含んでいてもよい。3238において、MME3208は、アタッチ受付メッセージをeNodeB3202に送ることができる。
3240において、eNodeB3202は、EPS無線ベアラ識別を含み得るRRC接続再構成メッセージをUE3200に送信することができ、アタッチ受付メッセージがUE3200に一緒に送信され得る。APNは、起動されたデフォルトのベアラが関連し得るAPNをそれに通知するために、UE3200に提供され得る。このメッセージは、D−GW3240によって割り当てられるIPv6インターフェイス識別子を含んでいてもよい。UE3200は、ネットワークからの、3250において生じ得るIPv6プレフィクス情報を伴ったルータ広告を待ってもよいし、それは、ルータ要請を送信してもよい。
3242において、UE3200は、RRC接続再構成完了メッセージをeNodeB3202に送信することができる。3244において、eNodeB3202は、最初のコンテキスト応答メッセージをMME3208に送信することができる。3246において、UE3200は、直接転送メッセージをeNodeB3202に送信することができ、これはアタッチ完了メッセージを含んでいてもよい。3248において、eNodeB3202は、アタッチ完了メッセージを、アップリンクNASトランスポートメッセージに含めてMME3208に送ることができる。
3250において、L3構成手続きが完了され得る。UE3200とD−GW3204のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、(たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介して)UE3200に提供され得る。アタッチ受付メッセージが受信されてもよく、UE3200がPDNアドレスを取得していてもよいとき、UE3200は、後にD−GW3204にトンネル開通され得るeNodeB3202に向けてアップリンクパケットを送信することができる。D−GW3204は、ダウンリンクパケットをUE3200に送信することができる。
3252において、MME3208は、APN、上記のUE3200に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を含み得る通知要求をHSS3214に送信することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを識別できる情報を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、IPv6プレフィクス情報は、ネットワークベースの(PMIPv6)実施形態において要求され得る。これは、UEによって使用され得るアドレスおよびそれらを固定されていてもよいD−GWに関してHSSが更新された状態を維持するために使用され得る。これは、たとえば、UEが移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
3254において、HSS3214は、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を格納することができる。HSS3214は、通知応答をMME3208に送信することができる。いくつかの実施形態において、IPv6プレフィクス情報が要求されてもよい。
図33は、信頼のある非3GPPのIPアクセスでの非ローミングのシナリオにおける最初のアタッチ手続きに使用され得る例示的なMSCを示す。図33に示されているMSCは、S2aのPMIPv6およびPDN GWにおける固定による最初のアタッチ手続きに基づいていてもよい。図33に示されている手続きは、たとえば、UEが信頼のある非3GPPのIPアクセスにアタッチし得る、図4に示されている例示的な非ローミングネットワークベースのアーキテクチャに適用することができる。手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイ内で静的に構成され得る。
3312において、最初の非3GPP L2手続きが実施され得る。3314において、UE3300、信頼のある非3GPPのIPアクセス3302、および3GPPのAAAサーバ3310が関与し得るEAP認証手続きが開始され、かつ実施され得る。さらに別のPDN GW選択情報とともに、認可されたAPNのリストがD−GW3304に返され得る。3GPPのAAAサーバ3310は、3318および3324で生じ得るゲートウェイ制御セッション確立メッセージにおいてUE3300を識別するために使用され得るMN NAIをD−GW3304に返すことができる。非3GPPアクセスネットワークによってサポートされている場合に、アタッチタイプはD−GW3304に「最初の」アタッチとして示され得る。ローカルでまたはHPLMNを介してアクセスされ得るサービスでは、それはUE3300にとってトランスペアレントであることができ、かつ、それは、この新規のセッションをどこに固定するかを3316において決定することができるD−GW3304であってもよい。この場合、HSS/AAA3310がその情報とともに提供され得る。
3316において、認証および認可の成功後、非3GPPアクセス対応のL3アタッチ手続きがトリガされ得る。UE3300は、要求されたAPNをD−GW3304に送信することができる。このUE3300は、要求されたAPNを送信することができ、D−GW3304は、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3300が要求されたAPNを送信できない場合、D−GW3304は、HSS3310によって提供されるデフォルトのAPNを使用することができる。D−GW3304は、このPDN接続要求がローカルで処理され得る(DMM動作モード)のか、Rel−10モード(たとえば、HPLMNを介した、適切なPGWの前の選択)において処理され得るのかを決定することができる。図33に示されているように、ローカル固定がこのフローにおけるこの要求に使用されてもよく、IPv6タイプのアクセスが使用され得る。HPLMNのPGWを介して処理され得るPDN接続では、特定のD−GW機能は使用され得ず、したがってそれは、手続きの残りにおいてUE3300およびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得る。D−GW3304は、IPv6プレフィクスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE3300に割り当てることができる。非3GPPアクセスによってサポートされている場合、UE3300は、プロトコル構成オプションを送信することができる。UE3300によって提供され得るプロトコル構成オプションは、PDNアクセス認可のためのユーザ身分証明を含んでいてもよい。
3318において、D−GW3304は、PCRF3308とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW3304は、情報をPCRF3308に提供して、3320において確立されることになるIP−CANセッションにそれを関連させることができ、加入関連パラメータをPCRF3308に運搬することができる。
3320において、D−GW3304は、PCRF3308とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3304は、セッションを識別し、3318において確立されたゲートウェイ制御セッションを関連させるために使用され得る情報をPCRF3308に提供することができる。PCRF3308は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3304に応答することができる。
ネットワークベースの(PMIPv6)実施形態では、D−GW3304は、3322において、3GPPのAAAサーバ3310に、そのPDN GW(D−GW)識別およびUEのPDN接続に対応し得るAPNを報知することができる。メッセージは、D−GW3304が位置し得るPLMNを識別することができる情報を含んでいてもよい。情報は、UE3300に割り当てられ得るIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。情報は、たとえば、識別子が、別のD−GWによるD−GW3304のIPv6アドレスの導出に十分でない可能性がある場合、IPv6アドレスを含んでいてもよい。
3324において、PCRF3308は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセス3302におけるQoS規則を更新することができる。L3アタッチ手続きは、非3GPPアクセス対応のトリガを介して完了され得る。UE3300とD−GW3304のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、UE3300、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージに提供され得る。D−GWは、接続されたPDN識別(APN)をUEに示すことができる。
図34は、非ローミングのケースにおけるPMIPv6での信頼性のない非3GPPへの最初のアタッチに使用され得る例示的なMSCを示す。図34に示されているMSCは、たとえば、S2bのPMIPv6による最初のアタッチ手続きに基づいていてもよい。MSCは、信頼性のない非3GPPアクセスネットワークにおいてUEがオンになったとき、たとえば、図3に示されているような非ローミングの実施形態に適用することができる。手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイ内で静的に構成され得る。UEがePDGとのIPsecトンネルのセットアップを開始する前に、それは、信頼性のない非3GPPのIPアクセスネットワークからIPアドレスを構成することができる。このアドレスは、IKEv2メッセージを送信するために、また、IPsecトンネルの外側ヘッダのソースアドレスとして使用され得る。UEは、アクセスネットワーク手続きで、信頼性のない非3GPPアクセスネットワークにアクセスすることを認証および認可され得る。
3414において、UE3400と3GPPのEPCとの間のアクセス認証手続きが実施され得る。ネットワークアクセス認証のためのAAA交換の一部として、AAA/HSS3412は、非3GPPのIPアクセスに、ローカルIPアドレスの使用に関して施行されるべきホーム/訪問オペレータのポリシーのセット、または認証成功時にアクセスシステムによって割り振られ得るIPv6プレフィクスを返すことができる。加入データは、HSS/AAA3412によって非3GPPのIPアクセスに提供され得る。
3416において、IKEv2トンネル確立手続きがUE3400によって開始され得る。UE3400は、IKEv2認証要求の通知部分において、MOBIKEをサポートし得ることを示すことができる。UE3400がIPsecトンネルを形成できるePDGIPアドレスは、DNSを介して発見され得る。UE3400は、IKEv2で運搬され得るAPNを提供するPDNとの接続を要求することができる。PDNのGW情報が、3GPPのAAAサーバ3412からePDG3404への返送の一部として返され得る。UE3400がAPNを提供した可能性がある場合、ePDG3404は、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3400がAPNを提供しなかった場合、ePDG3404はデフォルトのAPNを使用することができる。PDNのGWの選択が起こってもよい。D−GWが選択され得る場合、このPDN接続はローカルで処理されてもよい(DMM動作モード)。決まったPGWが選択され得る場合、トラフィックは、HPLMNを介して固定および処理され得る。SIPTOモードは、たとえば、ローカルPGWを選択することによって可能であってもよい。この要求についてのローカル固定はこのフローの中で示され得る。PGW3408など、HPLMNのPGWを介して処理され得るPDN接続では、特定のD−GW機能は使用され得ず、したがってそれは、手続きの残りにおいてUE3400およびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得る。IPv6タイプのアクセスが使用され得る。
3418において、ePDG3404は、プロキシバインディング更新メッセージをD−GW3406に送信することができる。D−GW3406は、プロキシバインディング更新を備え、UE3400のためのバインディングキャッシュエントリを作成することができる。D−GW3406は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE3400に割り振ることができる。D−GW3406は、PCRF3410とのIP CANセッション確立手続きを開始することができる。
3420において、D−GW3406は、3GPPのAAAサーバ3412にD−GW識別および割り当てられたIPv6プレフィクスを報知することができる。3GPPのAAAサーバ3412は、HSS3412に、D−GW識別、割り当てられたIPv6プレフィクス、およびUEのPDN接続に関連するAPNを報知することができる。
3422において、D−GW3406は、プロキシバインディングAckメッセージをePDG3404に宣告することができる。プロキシバインディング更新が成功状態であり得る3424において、ePDG3404は、UE3400によって認証され、かつ、外部のAAAサーバ3412との認証および認可が成功状態であり得ることをUE3400に示すことができる。
3426において、ePDG3404は、IKEv2メッセージをIPアドレスとともにIKEv2構成ペイロードに含めて送信することができる。UE3400からD−GW3406へのIP接続がセットアップされ得る。アップリンク方向のパケットは、UE3400によって、IPsecトンネルを使用してePDG3404にトンネル経由で送信され得る。ePDG3404は、パケットをD−GW3406にトンネル経由で送信できる。D−GW3406から、IPベースのルーティングが起こってもよい。ダウンリンク方向では、UE3400(HoA)へのパケットがD−GW3406に到達し得る。D−GW3406は、パケットを、バインディングキャッシュエントリに基づいてePDG3404にトンネル経由で送信できる。ePDG3404は、パケットをUE3400にIPsecトンネルを介してトンネル経由送信することができる。
図35は、非ローミングのケースにおける信頼性のない非3GPPへの最初のアタッチに使用され得る例示的なMSCを示す。図35に示されているMSCは、たとえば、S2bのPMIPv6による最初のアタッチ手続きに基づいていてもよい。図35に示されているMSCは、たとえば、S2bのGTPによる最初のアタッチに基づいていてもよい。MSCは、信頼性のない非3GPPアクセスネットワークにおいてUEがオンになったとき、たとえば、図4に示されているような非ローミングの実施形態に適用することができる。3516において起こり得るゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイにおいて静的に構成され得る。UEがD−GWとのIPsecトンネルのセットアップを開始し得る前に、それは、信頼性のない非3GPPのIPアクセスネットワークからIPアドレスを構成することができる。このアドレスは、IKEv2メッセージを送信するために、また、IPsecトンネルの外側ヘッダのソースアドレスとして使用され得る。UEは、アクセスネットワーク固有の手続きで、信頼性のない非3GPPアクセスネットワークにアクセスすることを認証および認可され得る。
3512において、UE3500と3GPPのEPCとの間でアクセス認証手続きが実施され得る。ネットワークアクセス認証のためのAAA交換の一部として、AAA/HSS3510は、非3GPPのIPアクセス3502に、ローカルIPアドレスの使用に関して施行され得るホーム/訪問オペレータのポリシーのセット、または認証成功時にアクセスシステムによって割り振られ得るIPv6プレフィクスを返すことができる。加入データは、HSS/AAA3510によって非3GPPのIPアクセス3502に提供され得る。
3514において、IKEv2トンネル確立手続きがUE3500によって開始され得る。UE3500は、IKEv2認証要求の通知部分において、それがMOBIKEをサポートし得ることを示すことができる。UE3500がIPsecトンネルの形成を要求できるD−GWIPアドレスが、DNSを介して発見され得る。UE3500は、IKEv2で運搬され得るAPNを提供するPDNとの接続を要求することができる。PDNのGW情報が、3GPPのAAAサーバ3510からD−GW3504への返送の一部として返され得る。UE3500がAPNを提供している場合、D−GW3504は、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3500がAPNを提供しなかった場合、D−GW3504は、デフォルトのAPNを使用することができる。そのPDNのGWの選択が起こってもよい。PDN接続が、ローカルで処理されたい(DMM動作モード)可能性がある場合、D−GW3504は、モビリティアンカになってもよい。決まったPGWが選択され得る場合、トラフィックは、HPLMNを介して固定および処理され得る。SIPTOモードは、ローカルPGWを選択する可能性があってもよい。ローカル固定が起こり得る。HPLMNのPGWを介して、またはローカルPGWを介して処理され得るPDN接続では、特定のD−GW機能は使用され得ず、D−GW3504は、ePDGとして動作でき、手続きの残りにおいてUE3500およびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得る。IPv6タイプのアクセスが使用され得る。
3516において、D−GW3504は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE3500に割り振ることができる。D−GW3504は、PCRF3508とのIP CANセッション確立手続きを開始することができる。
3518において、D−GW3504は、3GPPのAAAサーバ3501にD−GW識別および割り当てられたIPv6プレフィクスを報知することができる。これは、たとえばネットワークベースのGTPおよび/またはPMIPv6についてなされ得る。3GPPのAAAサーバ3510は、HSSに、D−GW識別、割り当てられたIPv6プレフィクス、およびUEのPDN接続に関連し得るAPNを報知することができる。
3520において、D−GW3504は、IPアドレスを含み得るIKEv2メッセージをIKEv2構成ペイロードに含めて送信することができる。3522において、UE3500からD−GW3504へのIP接続がセットアップされ得る。アップリンク方向のパケットは、UE3500によって、IPsecトンネルを使用してD−GW3504にトンネル経由で送信され得る。ダウンリンク方向では、UE3500(HoA)へのパケットがD−GW3504に到達でき、D−GW3504は、パケットをUE3504にIPsecトンネルを介してトンネル経由送信することができる。
PMIPv6を使用し得るネットワークベースのハンドオーバ手続きが提供され得る。図36A〜Bは、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6でのD−GWリロケーションによるLTEのTAU内およびeNodeB間のハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、サービングGWリロケーションによるLTEのTAU内および/またはeNodeB間のハンドオーバに基づいていてもよい。図36の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
3620において、ソースeNodeB3602およびターゲットeNodeB2604は、ハンドオーバ準備を実施することができる。3622において、UE3600、ソースeNodeB3602、およびターゲットeNodeB3604は、ハンドオーバ実行を実施することができる。
3624において、ターゲットeNodeB3604は、経路切替え要求メッセージをMME3612に送信して、UE3600がセルを変えた可能性があることをMME3612に報知することができる。この例では、MME3612は、D−GW3608などのD−GWがリロケートされ、D−GW3606などの別のD−GWが選択されてもよいことを決定することができる。D−GW選択は、たとえば、SGW3610などのS−GWを選択するために使用されるものに基づいていてもよい。
3626において、MME3612は、デフォルトのベアラがターゲットeNodeB3604によって受け付けられた可能性があるPDN接続ごとに、PDN接続ごとのセッション作成要求メッセージをD−GW3606に送信することができる。UEが有していてもよく、D−GWが固定していてもよい確立されたPDN接続に関する情報が、ベアラコンテキストにおいて示されてもよい。UEは、D−GWには固定されず、PGWに固定され得るPDN接続も有し得る。いくつかの実施形態において、このセッション作成要求は、プロキシバインディング更新に置き換えられてもよい。
3628において、D−GW3606は、PCRF3616とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。3630において、D−GW3606は、PMIPv6プロキシバインディング更新メッセージをD−GW3608に送信することができる。これは、たとえば、D−GWリロケーションにより、ユーザプレーンを再確立するために行われ得る。
3632において、D−GW3608は、プロキシバインディングAckメッセージをサービングGW3610に送信することによって、バインディング更新に確認応答することができる。PMIPトンネルが、D−GW3608とD−GW3606の間に確立され得る。3630と3632は、既存のD−GWに固定された、UEによって確立されるPDN接続ごとに繰り返されてもよい。
3634において、D−GW3606は、セッション作成応答メッセージをMME3612に返すことができる。
3636において、MME3612は、経路切替え要求Ackメッセージによって、経路切替え要求メッセージを承認することができる。
3638において、ターゲットeNodeB3604は、リソース解放メッセージを送信することによって、ソースeNodeBへのハンドオーバが成功状態であり得ることをソースeNodeB3602に報知することができる。これは、リソースの解放をトリガすることができる。
3640において、UE3600は、トラッキング領域更新のトリガとなり得る条件が生じ得るときに、トラッキング領域更新手続きを開始することができる。3626、3628、3630、3632、3634、3636、3638、および3640は、UE3600が有し得るPDN接続がD−GW3606に首尾よく移動され得たことを保証できる。DMM方策によって、UE3600は、各アタッチメントについて新規のIPv6アドレスを取得することができ、新規のPDN接続を確立することができる。以降のステップは主にそれを対象とする。この部分は、非特許文献1のセクション5.10.2(UE要求のPDN接続(UE requested PDN connectivity))に基づいている。
3642において、UE3600は、PDN接続要求メッセージの送信によって、UE要求のPDN手続きを開始することができる。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。PDN接続要求メッセージは、PDNタイプ、APN、および/またはIPv6などの要求されたIPバージョンを含んでいてもよい。MME3612は、UE3600によって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3600がAPNを提供しなかった場合、MME3612は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができ、この手続きの残りにこのAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UEとD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MMEを介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれ得る要求タイプは、UEが3GPPアクセスネットワークを介してさらに別のPDN接続を要求することができるので、「最初の要求」を示し得る。
3644において、MME3612は、D−GW3606に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。3646において、D−GW3606は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE3600に割り振ることができる。D−GW3606は、PCRF3616とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。
3648において、D−GW3606は、新規のエントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF3616とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3606は、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF3616に提供することができる。PCRF3616は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3606に応答することができる。
3650において、D−GW3606は、セッション作成応答メッセージをMME3612に返すことができ、これは、D−GW3606によってUE3600に割り当てられ得るPDNアドレス(IPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)、およびD−GW3606のアドレスを含んでいてもよい。
3652において、MME3612は、PDN接続受付メッセージをUE3600に送信することができる。このメッセージは、ターゲットeNodeB3604などのeNodeBに対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。
3654において、ターゲットeNodeB3604は、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE3600に送信することができる。3656において、UE3600は、RRC接続再構成完了をターゲットeNodeB3604に送信することができる。3658において、ターゲットeNodeB3604は、S1−APベアラセットアップ応答をMME3612に送信することができる。
3660において、UE3600のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージを作り出すことができる。UE3600は、直接転送(PDN接続完了)メッセージをターゲットeNodeB3604に送信することができる。3662において、ターゲットeNodeB3604は、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME3612に送信することができる。
3664において、L3構成手続きが完了され得る。UE3600とD−GW3606のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。新規のIPアドレス情報が、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介してUE3600に提供され得る。アタッチ受付メッセージの後、UE3600がPDNアドレスを取得しているとき、UE3600は次いで、アップリンクパケットを、後でD−GW3606にトンネル開通され得るeNodeBに送信することができる。これは、たとえば、D−GW3606に固定され得る新規のIPアドレスをソースアドレスとして使用して行われてもよい。D−GW3606は、ダウンリンクパケットを、たとえば、D−GW3606に固定されたIPv6アドレスまたはD−GW3608などの他のD−GWに固定されたアドレスを使用して、UE3600に送信することができる。
3666において、MME3612は、APN、UE3600に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を含み得る通知要求をHSSに送信することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。これは、UE3600によって使用され得るアドレスおよびUE3600を固定していてもよいD−GWに関してHSSが更新された状態を維持するために繰り返されてもよい。これは、たとえば、UE3600が移動する場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。これは、たとえば、UEが移動する場合に行われてもよい。
3668において、HSSは、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクス、D−GW識別を格納することができる。HSSはまた、通知応答をMME3612に送信することもできる。
図37A〜Bは、信頼のあるまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスから非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6でのE−UTRANへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、PMIPベースのS5/S8を使用した、S2a/S2bのPMIPv6による信頼のある非3GPPのIPアクセスまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスから3GPPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。MMEの変更がなくてもよい。DMMベースの設計は、MME選択手続きに影響しないこともある。
図37A〜Bの手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
3718において、UE3700は、E−UTRANアクセスを発見することができ、現在使用されている非3GPPアクセスシステムからE−UTRAN3704にその現在のセッションを移す(すなわちハンドオーバする)ことを決定することができる。ネットワーク発見および選択機構は、UE3700が3GPPアクセスシステムを発見することを補助するために使用され得る。
3720において、UE3700は、「ハンドオーバ」アタッチを示す要求タイプとともにアタッチ要求をMME3708に送信することができる。UE3700からのメッセージは、E−UTRAN3704によってMME3708にルーティングされてもよい。UE3700は、ソース非3GPPアクセスにおけるPDN接続に対応し得るAPNを含んでいてもよい。
3722において、MME3708はHSS3714に接触でき、UE3700を認証することができる。3724において、認証が成功状態であり得るとき、MME3708は、位置更新手続きおよびHSS3714からの加入者データ読出を実施することができる。MME3708は、IPv6プレフィクスおよびそれらを固定していてもよい、UE3700によって使用され得るD−GWに関する情報を取得できる。この情報は、PDN加入コンテキストに格納されていてもよい。MME3708は、HSS3714から取得される加入者データにおける、非3GPPアクセスを介してUE3700が接続され得るPDNについての情報を受け取る。
3726において、MME3708はAPNおよびD−GWを選択する。MME3708は、セッション作成要求メッセージを3706などの選択されたD−GWに送信することができる。要求タイプは「ハンドオーバ」であってもよく、ハンドオーバ提示情報が含まれていてもよい。
3728において、D−GW3706は、PCRF3712とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。これは、たとえば、ハンドオーバ手続きによってUE3700が確立できる有効なセッション用のベアラバインディングをD−GWが実施するために要求される規則を取得するために行われてもよい。
3730において、D−GW3700は、PMIPv6プロキシバインディング更新メッセージをD−GWサマー2(summer two)に送信することができる。これは、たとえば、D−GW3702に固定されたプレフィクスのユーザプレーンを再確立するために行われてもよい。
3732において、D−GW3702は、PCRF3712とのPCEF開始のIP−CANセッション変更手続きを実行することができる。これは、たとえば、UE3700が新規のIP−CANタイプで確立していてもよい有効なIPセッション用のPCEFとしてD−GW3702が機能するために要求される規則を取得するために行われてもよい。
3734において、D−GW3702は、プロキシバインディングAckメッセージをサービングGWに送信することによって、バインディング更新に確認応答することができる。3730、3732、3734は、D−GWに固定された、UE3700によって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。
3736において、D−GW3706は、セッション作成応答メッセージをMME3708に返すことができる。このメッセージは、UE3700のIPアドレスを含んでいてもよい。このメッセージは、S5ベアラセットアップおよび更新が成功状態になった可能性があることをMME3708に提示するものとして機能し得る。S5を介したD−GW3706とD−GW3702の間のPMIPv6トンネル(複数可)が確立され得る。
3738において、3GPPアクセスの中で無線およびアクセスベアラが確立され得る。3740において、MME3708は、ベアラ変更要求メッセージをD−GW3706に送信することができる。3742において、D−GW3706は、ベアラ変更応答(EPSベアラ識別)メッセージをMME3708に送信することによって、確認応答することができる。UE3700は、E−UTRANシステムを介してデータを送受信することができる。
3744において、複数のPDNへの接続のために、UE3700は、非3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。これは、たとえば、UE要求のPDN接続手続きを実行することによって行われてもよい。これは、確立されていてもよいPDN接続に加えて行われてもよい。
3746において、D−GW3802は、信頼のある/信頼性のない非3GPPのIPアクセスにおけるリソース割り当て無効化手続きを開始することができる。3726、3728、3730、3732、3734、および3736は、UE3700が有し得るPDN接続がD−GW3804に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE3700は、各アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。新規のPDN接続が確立され得る。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。
3748において、UE3700は、PDN接続要求メッセージの送信によってUE要求のPDN手続きを開始することができる。このメッセージは、PDNタイプを含んでいてもよく、要求されたIPバージョンを示してもよい。MME3708は、UE3700によって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3700がAPNを提供しなかった場合、MME3708は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができ、手続きの残りにこのAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UE3700とD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MME3708を介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれる要求タイプは、UE3700が3GPPアクセスネットワークを介してさらに別のPDN接続を要求することができるので、「最初の」アタッチを示し得る。
3750において、MME3708は、D−GW3706に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。3752において、D−GW3706は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE3700に割り振ることができる。D−GW3706は、PCRF3712とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。
3754において、D−GW3706は、エントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF3712とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3706は、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF3712に提供することができる。PCRF3712は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3706に応答することができる。
3756において、D−GW3706は、セッション作成応答メッセージをMME3708に返すことができ、これは、D−GWによってUE3700に割り当てられ得るPDNアドレス(IPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)およびD−GWのアドレスを含んでいてもよい。
3758において、MME3708は、PDN接続受付メッセージをUE3700に送信することができる。このメッセージは、eNodeBに対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。3760において、eNodeBは、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE3700に送信することができる。3762において、UE3700は、RRC接続再構成完了をeNodeBに送信することができる。3764において、eNodeBは、S1−APベアラセットアップ応答をMME3708に送信することができる。
3766において、UE3700のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージ作り出すことができる。UE3700は、直接転送(PDN接続完了)メッセージをeNodeBに送信することができる。3768において、eNodeBは、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME3708に送信することができる。3770において、L3構成手続きが完了され得る。UE3700とD−GW3706のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報が、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介してUE3700に提供され得る。アタッチ受付メッセージの後、UE3700がPDNアドレスを取得した可能性があるとき、UE3700は次いで、アップリンクパケットを、D−GW3706にトンネル開通され得るeNodeBに送信することができる。これは、たとえば、D−GW3706に固定され得るIPアドレスをソースアドレスとして使用して起こり得る。D−GW3706は、ダウンリンクパケットをUE3700に送信することができる。D−GW3706に固定され得るIPv6アドレスおよび/またはD−GW3702に固定され得るアドレスについて転送が可能になり得る。
3772において、MME3708は、APN、UE3700に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を含み得る通知要求をHSS3714に送信することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。これは、UE3700によって使用され得るアドレスおよびそれらを固定することができるD−GWであり得るものに関してHSS3714が更新された状態を維持するために要求されてもよい。これは、たとえば、UEが移動する場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
3774において、HSS3714は、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクスおよびD−GW識別を格納することができ、通知応答をMME3708に送信することができる。
図38は、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6での3GPPアクセスから信頼のある非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2aのPMIPv6による、3GPPアクセスから信頼のある非3PP IPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図38の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
3814において、UE3800は、信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム3804を発見することができ、現在使用されている3GPPアクセスから、発見された信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム3804にその現在のセッションを移す(すなわちハンドオーバする)ことを決定することができる。ネットワーク発見および選択機構は、UE3800が信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム3804を発見することを補助するために使用され得る。
3816において、UE3800は、非3GPPアクセスシステム3804においてアクセス認証および認可を実施することができる。3GPPのAAAサーバ3812は、信頼のある非3GPPシステム3804におけるアクセスについてUE3800を認証および認可することができる。ハンドオーバ前にUE3800が接続されていてもよいPDN(IPv6プレフィクスおよびアンカリングD−GW)は、UEの加入者データによってHSS3812から取得され得る。
3818において、認証および認可の成功が生じ得るとき、L3アタッチ手続きがトリガされ得る。UE3800が要求されたAPNを送信することができる場合、D−GW3804は、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE3800が要求されたAPNを送信しない場合、D−GW3804は、デフォルトのAPNを使用することができる。
3820において、D−GW3805は、PCRF3810とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。3822において、D−GW3805は、MAGとして働くことができ、プロキシバインディング更新メッセージをD−GW3802に送信して、新規の登録を確立することができる。3824において、D−GW3805は、PCRF3810とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。3826において、D−GW3802は、PMIPバインディング確認応答メッセージによってD−GW3805に応答することができる。
3828において、L3アタッチ手続きが完了され得る。D−GW3805によってUE3800に割り当てられるIPアドレス(複数可)が、UE3800に運搬され得る。PMIPv6トンネルが、D−GW3805とD−GW3802の間にセットアップされ得る。UE3800は、IPパケットを送受信することができる。3822、3824、3826、および3828は、D−GWに固定された、UE3800によって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。3830において、複数のPDNへの接続のために、UE3800は、確立されていることがあるPDN接続に加えて、3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。
3832において、D−GW3805は、開始ベアラ無効化手続きを開始することができる。3822、3824、3826、3828、3830、および3832は、たとえば、UE3800が有し得るPDN接続がD−GW3804に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE3800は、各アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続は、たとえば、S2aのPMIPv6に基づくさらに別のPDNへのUE開始の接続を使用して確立され得る。3834において、UE3800はトリガを送信することができる。
3836において、D−GW3805は、PCRF3810とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW3805は、情報をPCRF3810に提供して、3838において確立され得るIP−CANセッションにそれを関連させ、加入関連パラメータをPCRF3810に運搬することができる。
3838において、D−GW3805は、PCRF3810とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3805は、セッションを識別するために使用され、3836において確立された可能性があるゲートウェイ制御セッションに関連させるために使用され得る情報をPCRF3810に提供することができる。PCRF3810は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3805に応答することができる。
3840において、D−GW3805は、3GPPのAAAサーバ3812にそのPDNのGW(D−GW)識別およびUEのPDN接続に対応し得るAPNを報知することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。この情報は、UE3800に割り当てられ得るIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。別のD−GWがIPv6アドレスを導出するのに識別子が十分でない場合、情報は、D−GWのIPv6アドレスを含んでいてもよい。
3842において、PCRF3810は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセス3804におけるQoS規則を更新することができる。3844において、L3アタッチ手続きは、非3GPPアクセストリガを介して完了され得る。UE3800とD−GW3805のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを介してUE3800に提供され得る。
図39は、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6での3GPPアクセスから信頼性のない非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2bのPMIPv6による、3GPPアクセスから信頼性のない非3PP IPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図39の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
3916において、UE3900は最初に3GPPアクセスネットワークにアタッチされ得る。UE3900は移動し、信頼性のない非3GPPのIPアクセスネットワーク3902にアタッチし得る。
3918において、UE3900と3GPPのEPCとの間でアクセス認証手続きが実施され得る。3920において、IKEv2トンネル確立手続きがUE3900によって開始され得る。UE3900がIPsecトンネルを形成できるD−GWアドレスは、たとえば、ePDG選択を使用して発見されてもよいし、D−GWのアドレスの結果であってもよい。UE3900が認証され得た後、UE3900は、APNへのアクセスが認可されてもよい。アクセス認証の一部として、D−GW3906の識別は、3GPPのAAAサーバ3914によってD−GW3904に送信され得る。
3922において、D−GW3904は、プロキシバインディング更新メッセージをD−GW3906に送信することができる。3924において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW3904は、ポリシーを施行するための構成を要求することができる。D−GW3904は、PCRF3912とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。
3926において、D−GW3906は、D−GW3904からのプロキシバインディング更新メッセージを処理することができ、UE3900のためのバインディングキャッシュエントリを更新することができ(存在しない場合は作成してもよい)、プロキシバインディング確認応答メッセージによって応答することができる。プロキシバインディングAckにおいて、D−GW3906は、UE3900に割り当てられていてもよい同じIPアドレスおよび/またはプレフィクスで返答することができる。PMIPv6トンネルは、D−GW3906とD−GW3904の間に存在することができ、これは、D−GW3906からのプロキシバインディング更新メッセージによってトリガされてもよく、3924の前に生じ得る。処理フロー3922、3924、および3926は、D−GWに固定されたUEによって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。
3928において、D−GW3094およびUE3900は、IKEv2交換およびIPアドレス構成を継続することができる。ハンドオーバ手続きの終わりに、UE3900とD−GW3904の間のIPsecトンネルを含み、かつ、D−GW3904とD−GW3906の間のPMIPv6トンネルを含み得る、UE3900のためのベアラのセットが存在してもよい。
3930において、複数のPDNへの接続のために、UE3900は、確立された可能性があるPDN接続に加えて、3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。3932において、D−GW3904は、開始ベアラ無効化手続きを開始することができる。3934において、UE3900は、PDN接続要求トリガを送信することができる。3920、3922、3924、3926、3928、3930、3932、および3934は、UE3900が有し得るPDN接続がD−GW3904に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE3900は、各アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立されてもよく、これは、S2aのPMIPv6によるさらに別のPDNへのUE開始の接続に基づいていてもよい。
3936において、D−GW3904は、PCRF3912とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW3904は、情報をPCRF3912に提供して、3940において確立されるべきIP−CANセッションにそれを関連させ、加入関連パラメータをPCRF3912に運搬することができる。
3938において、D−GW3904は、PCRF3912とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW3904は、セッションを識別し、3936において確立されたゲートウェイ制御セッションに関連させるために使用される情報をPCRF3912に提供することができる。PCRF3912は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW3904に応答することができる。
3940において、D−GW3904は、3GPPのAAAサーバにそのPDNのGW(D−GW)識別およびUEのPDN接続に対応し得るAPNを報知することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。メッセージは、UE3900に割り当てられ得るIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。別のD−GWがIPv6アドレスを導出するのに識別子が十分でない場合、メッセージは、D−GWのIPv6アドレスを含んでいてもよい。
3942において、PCRF3912は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセス3902におけるQoS規則を更新することができる。
3944において、L3アタッチ手続きは、非3GPPアクセストリガを介して完了され得る。UE3900とD−GW3904のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを使用してUE3900に提供され得る。
GTPを使用できるネットワークベースのハンドオーバ手続きが提供され得る。図40A〜Bは、例示的なMSCならびに非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでのD−GWリロケーションによるLTEのTAU内およびeNodeB間のハンドオーバに対する使用を示す。MSCは、サービングGWリロケーションE−UTRAN内ハンドオーバによるLTEのTAU内およびeNodeB間のハンドオーバに基づいていてもよい。図40A〜Bの手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4020において、ソースeNodeB4002およびターゲットeNodeB4004は、ハンドオーバ準備を実施することができる。4022において、UE4000、ソースeNodeB4002、ターゲットeNodeB4004は、ハンドオーバ実行を実施することができる。4024において、ターゲットeNodeB4004は、経路切替え要求メッセージをMME4012に送信して、UE4000がセルを変えた可能性があることを報知することができる。MME4012は、D−GWがリロケートされてもよく、別のD−GWを選択してもよいことを決定することができる。
4026において、MME4012は、デフォルトのベアラがターゲットeNodeB4004によって受け付けられた可能性があるPDN接続のために、PDN接続についてのセッション作成要求メッセージをD−GW4006に送信することができる。UE4000が有し得る確立されたPDN接続およびそれらを固定しているD−GWに関する情報が、ベアラコンテキストにおいて示されてもよい。UE4000は、D−GWには固定されず、PGWに固定され得るPDN接続を有し得る。
4028において、D−GW4006は、PCRF4016とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。4030において、D−GW4006は、セッション作成要求をD−GW4008に送信して、D−GWリロケーションにより、ユーザプレーンを再確立することができる。4032において、D−GW4008は、セッション作成応答メッセージによってサービングGW4010に応答することができる。GTPトンネルがD−GW4008とD−GW4006の間に確立され得る。セッション作成応答は、D−GW4008によってUE4000に割り当てられた可能性があるプレフィクスを含んでいてもよい。4030および4032は、UE4000によって確立され、D−GW4008に固定された可能性があるPDN接続について繰り返されてもよい。
4034において、D−GW4006は、セッション作成応答メッセージをMME4012に返すことができる。4036において、MME4012は、経路切替え要求Ackメッセージによって経路切替え要求メッセージを承認することができる。4038において、リソース解放を送信することによって、ターゲットeNodeB4004は、ハンドオーバの成功をソースeNodeB4002に報知することができ、リソースの解放をトリガすることができる。4040において、UE4000は、トラッキング領域更新手続きを開始することができる。4026、4028、4030、4032、4034、4036、4038、および4040は、UE4000が有し得るPDN接続がD−GW4006に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4000は、アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立され得る。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。
4042において、UE4000は、PDN接続要求メッセージの送信によってUE要求のPDN手続きを開始することができる。このメッセージは、PDNタイプ、APN、およびIPv6などの要求されたIPバージョンを含んでいてもよい。MME4012は、UE4008によって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE4000がAPNを提供しなかった場合、MME4012は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UE4000とD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MME4012を介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれる要求タイプは、UE4000が3GPPアクセスネットワークを介してPDN接続を要求することができるので、「最初の要求」を示し得る。
4043において、MME4012は、D−GW4006に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。4044において、D−GW4006は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE4000に割り振ることができる。D−GW4006は、PCRF4016とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。
4046において、D−GW4006は、エントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF4016とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GWは、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF4016に提供することができる。PCRF4016は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4006に応答することができる。
4048において、D−GW4006は、セッション作成応答メッセージをMME4012に返すことができ、これは、D−GWによってUE4000に割り当てられ得るPDNアドレス(IPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)およびD−GWのアドレスを含んでいてもよい。4050において、MME4012は、PDN接続受付メッセージをUE4000に送信することができる。このメッセージは、eNodeBに対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。4052において、eNodeBは、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE4000に送信することができる。
4054において、UE4000は、RRC接続再構成完了をeNodeBに送信することができる。4056において、eNodeBは、S1−APベアラセットアップ応答をMME4012に送信することができる。4058において、UE4000のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージを作り出すことができる。UE4000は、直接転送(PDN接続完了)メッセージをeNodeBに送信することができる。
4060において、eNodeBは、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME4012に送信することができる。4062において、L3構成手続きが完了され得る。UE4000とD−GW4006のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報が、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介してUE4000に提供され得る。アタッチ受付メッセージの後、UE4000がPDNアドレスを取得した可能性があるとき、UE4000は、アップリンクパケットを、D−GW4006にトンネル開通され得るeNodeBに送信することができる。これは、たとえば、D−GW4006に固定され得るIPアドレスをソースアドレスとして使用して行われてもよい。D−GW4006は、ダウンリンクパケットをUEに送信することができる。D−GW4006に固定され得るIPv6アドレスおよび/または他のD−GWに固定されるアドレスについて転送が可能になり得る。
4064において、MME4012は、APN、UE4000に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を含み得る通知要求をHSS4018に送信することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。これは、UE4000によって使用され得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS4018が更新された状態を維持するために繰り返されてもよい。これは、たとえば、UE4000が移動する場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。4066において、HSS4018は、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクスおよびD−GW識別を格納することができ、通知応答をMME4012に送信することができる。
図41A〜Bは、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの信頼のあるまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスからE−UTRANへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2a/S2bのPMIPv6による信頼のあるまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスから3GPPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。MSCは、E−UTRANアクセス用のGTPベースのS5/S8に対応していてもよい。MMEは変更してもしなくてもよい。DMMベースの設計は、MME選択手続きに影響しないこともある。図41A〜Bの手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4116において、UE4100は、E−UTRANアクセスを発見することができ、現在使用されている非3GPPアクセスシステムからE−UTRAN4104にその現在のセッションを移す(すなわちハンドオーバする)ことを決定することができる。機構は、UE4100が3GPPアクセスシステムを発見することを補助するために使用され得る。4118において、UE4100は、「ハンドオーバ」アタッチを示す要求タイプとともにアタッチ要求をMME4108に送信することができる。UE4100からのメッセージは、E−UTRAN4104によってMME4108にルーティングされてもよい。UE4100は、ソース非3GPPアクセスにおけるPDN接続に対応し得るAPNのうちの1つを含んでいてもよい。APNが提供され得る。
4120において、MME4108はHSS4114に接触でき、UE4100を認証することができる。4122において、認証後、MME4108は、位置更新手続きおよびHSS4114からの加入者データ読出を実施することができる。MME4108は、IPv6プレフィクスおよびそれらを固定している、UE4100によって使用され得るD−GWに関する情報を取得できる。この情報は、PDN加入コンテキストに格納されていてもよい。MME4108は、HSS4114から取得され得る加入者データにおける、非3GPPアクセスを介してUE4100が接続され得るPDNについての情報を受け取ることができる。
4124において、MME4108は、APNおよびD−GWを選択することができる。MME4108は、セッション作成要求メッセージを選択されたD−GWに送信することができる。要求タイプは「ハンドオーバ」であってもよく、ハンドオーバ提示情報が含まれていてもよい。4126において、D−GW4106は、PCRF4112とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始して、ハンドオーバ手続きによってUE4100が確立できる有効なセッション用のベアラバインディングをD−GWが実施するために要求される規則を取得することができる。
4128において、D−GW4106は、セッション作成要求メッセージをD−GW4102に送信して、D−GW4102に固定されたプレフィクスのユーザプレーンを再確立することができる。4130において、D−GW4106は、PCRF4112とのPCEF開始のIP−CANセッション変更手続きを実行して、IP−CANタイプで確立される、UE4100が有し得る有効なIPセッション用のPCEFとしてD−GW4106が機能するために要求される規則を取得することができる。
4132において、D−GW4102は、セッション作成応答メッセージによってサービングGWに応答することができる。GTPトンネルがD−GW4102とD−GW4106の間に確立され得る。セッション作成応答は、D−GW4102によってUE4100に割り当てられた可能性があるプレフィクスを含んでいてもよい。4128、4130、および4132は、UE4100によって確立され、D−GWに固定され得るPDN接続について繰り返されてもよい。
4134において、D−GW4106は、セッション作成応答メッセージをMME4108に返すことができる。このメッセージは、UE4100のIPアドレスを含んでいてもよい。このメッセージは、S5ベアラセットアップおよび更新が成功状態になった可能性があることをMME4108に提示するものとして機能し得る。S5を介したD−GW4106とD−GW4102の間のPMIPv6トンネル(複数可)が確立されていてもよい。
4136において、3GPPアクセスの中で無線およびアクセスベアラが確立され得る。4138において、MME4108は、ベアラ変更要求メッセージをD−GW4106に送信することができる。
4140において、D−GW4106は、ベアラ変更応答(EPSベアラ識別)メッセージをMME4108に送信することによって、確認応答することができる。UE4100は、E−UTRANシステムを介して送受信することができる。4142において、複数のPDNへの接続のために、UE4100は、UE要求のPDN接続手続きを実行することによって、非3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。これは、以前に確立されたPDN接続に加えて行われてもよい。
4144において、D−GW4102は、信頼のある/信頼性のない非3GPPのIPアクセスにおけるリソース割り当て無効化手続きを開始することができる。4124、4126、4128、4130、または4132、および4134は、たとえば、UE4100が有し得るPDN接続がD−GW4106に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4100は、各アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立され得る。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。
4146において、UE4100は、PDN接続要求メッセージの送信によってUE要求のPDN手続きを開始することができる。このメッセージは、PDNタイプを含んでいてもよく、要求されたIPバージョン(たとえば、IPv6)を示してもよい。MME4108は、UE4100によって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE4100がAPNを提供していないことがある場合、MME4108は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UEとD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MME4108を介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれ得る要求タイプは、UE4100が3GPPアクセスネットワークを介してPDN接続を要求することができるので、「最初の」アタッチを示し得る。
4148において、MME4108は、D−GW4106に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。4150において、D−GW4106は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールから、UE4100に割り振ることができる。D−GW4106は、PCRF4112とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。
4152において、D−GW4106は、新規のエントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF4112とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GWは、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF4112に提供することができる。PCRF4112は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4106に応答することができる。
4154において、D−GW4106は、セッション作成応答メッセージをMME4108に返すことができ、これは、D−GWによってUE4110に割り当てられ得るPDNアドレス(IPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)およびD−GWのアドレスを含んでいてもよい。4156において、MME4108は、PDN接続受付メッセージをUE4100に送信することができる。このメッセージは、eNodeBに対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。4158において、eNodeBは、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE4100に送信することができる。
4160において、UE4100は、RRC接続再構成完了をeNodeBに送ることができる。4162において、eNodeBは、S1−APベアラセットアップ応答をMME4108に送信することができる。4164において、UE4100のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージを作り出すことができる。UE4100は次いで、直接転送(PDN接続完了)メッセージをeNodeBに送信することができる。
4166において、eNodeBは、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME4108に送信することができる。4168において、L3構成手続きが完了され得る。UE4100とD−GW4106のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報が、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介してUE4100に提供され得る。アタッチ受付メッセージの後、UEがPDNアドレスを取得した可能性があるとき、UEは次いで、アップリンクパケットを、D−GW4106にトンネル開通され得るeNodeBに送信することができる。これは、たとえば、D−GW4106に固定され得るIPアドレスをソースアドレスとして使用して行われてもよい。D−GW4106は、ダウンリンクパケットをUE4100に送信することができる。D−GW4106に固定され得るIPv6アドレスおよび他のD−GWに固定され得るアドレスについて転送が可能になり得る。
4170において、MME4108は、APN、UE4100に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびD−GW識別を含み得る通知要求をHSS4114に送信することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。これは、UE4100によって使用され得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS4114が更新された状態を維持するために繰り返されてもよい。これは、たとえば、UE4100が移動する場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。4172において、HSS4114は、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクスおよびD−GW識別を格納することができ、通知応答をMME4108に送信することができる。
図42は、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの3GPPアクセスから信頼のある非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2aのPMIPv6による3GPPアクセスから信頼のある非3PP IPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図42の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4214において、UE4200は、4204に対応する信頼のある非3GPPのIPアクセスシステムを発見することができ、現在使用されている3GPPアクセスから信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム4204にその現在のセッションを移す(すなわちハンドオーバする)ことを決定することができる。ネットワーク発見および選択機構は、UE4200が信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム4204を発見することを補助するために使用され得る。
4216において、UE4200は、非3GPPアクセスシステム4204においてアクセス認証および認可を実施することができる。3GPPのAAAサーバ4212は、信頼のある非3GPPシステム4204におけるアクセスについて4200のUEを認証および認可することができる。ハンドオーバ前にUE4200が接続されていてもよいPDN(IPv6プレフィクスおよびアンカリングD−GW)は、UE4200の加入者データによってHSS4212から取得され得る。
認証および認可が成功状態であり得る4218において、L3アタッチ手続きがトリガされ得る。UE4200が要求されたAPNをこのステップにおいて送ることができる場合、4205などのD−GWは、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UEが要求されたAPNを送信しない場合、D−GWは、デフォルトのAPNを使用することができる。
4220において、D−GW4205は、PCRF4210とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。4222において、D−GW4205は、MAGの役割を担ってもよく、セッション作成要求メッセージをD−GW4202に送信して登録を確立することができる。4224において、D−GW4205は、PCRF4210とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。
4228において、D−GW4202は、セッション作成応答メッセージによってサービングGWに応答することができる。GTPトンネルがD−GW4202とD−GW4205の間に確立され得る。セッション作成応答は、D−GW4202によってUE4200に割り当てられた可能性があるプレフィクスを含んでいてもよい。
4230において、L3アタッチ手続きがこの時点で完了され得る。D−GW4205によってUE4200に割り当てられ得るIPアドレス(複数可)が、UE4200に運搬され得る。PMIPv6トンネルが、D−GW4205とD−GW4202の間にセットアップされ得る。UE4200は、IPパケットを送受信することができる。4222、4224、4228、および4230は、UE4200によって確立され、D−GW4202に固定され得るPDN接続ごとに繰り返されてもよい。
4232において、複数のPDNへの接続のために、UE4200は、3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。これは、以前に確立された可能性があるPDN接続に加えて行われてもよい。4234において、D−GW4205は、開始ベアラ無効化手続きを開始することができる。4222、4224、4228、4230、4232、および4234は、UE4200が有し得るPDN接続がD−GW4205に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4200は、アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立され得る。この部分は、S2aのPMIPv6による、さらに別のPDNへのUEが開始する接続に基づいていてもよい。
4236において、UE4200は、トリガを送信することができる。4238において、D−GW4205は、PCRF4210とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW4205は、情報をPCRF4210に提供して、4240において確立され得るIP−CANセッションにそれを関連させ、加入関連パラメータをPCRF4210に運搬することができる。4240において、D−GW4205は、PCRF4210とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW4205は、セッションを識別し、4238において確立された可能性があるゲートウェイ制御セッションに関連させるために使用され得る情報をPCRF4210に提供することができる。PCRF4210は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4205に応答することができる。
4242において、D−GW4205は、3GPPのAAAサーバ4212にそのPDNのGW(D−GW)識別およびUE4200のPDN接続に対応するAPNを報知することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。この情報は、UE4200に割り当てられ得るIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。別のD−GWがD−GWのIPv6アドレスを導出するのに識別子が十分でないことがある場合、この情報は、IPv6アドレスを含んでいてもよい。
4244において、PCRF4210は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセス4204におけるQoS規則を更新することができる。4246において、非3GPPアクセストリガを介してL3アタッチ手続きが完了され得る。UE4200とD−GW4205のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを介してUE4200に提供され得る。
図43は、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの3GPPアクセスから信頼性のない非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。このMSCは、S2bのPMIPv6による3GPPアクセスから信頼性のない非3PP IPアクセスへのハンドオーバに、またS2bのGTPによる3GPPアクセスから信頼性のない非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図43の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4316において、UEは最初に3GPPアクセスネットワークにアタッチされ得る。UE4300は移動し、信頼性のない非3GPPのIPアクセス4302などの信頼性のない非3GPPのIPアクセスネットワークにアタッチしてもよい。4318において、UE4300と3GPPのEPCとの間のアクセス認証手続きが実施され得る。4320において、IKEv2トンネル確立手続きがUE4300によって開始され得る。UE4300がIPsecトンネルを形成するために使用し得るD−GW4304用のアドレスが発見され得る。これは、たとえば、ePDG選択またはD−GWのアドレスを使用して起こり得る。UE4300が認証され得る後、UEは、APNへのアクセスが認可されてもよい。アクセス認証の一部として、D−GW4306の識別は、3GPPのAAAサーバ4314によってD−GW4304に送信され得る。
4322において、D−GW4304は、セッション作成要求メッセージをD−GW4306に送信することができる。4324において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW4304は、ポリシーを施行するための構成を要求することができる。D−GW4304は、PCRF4312とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。4326において、D−GW4306は、セッション作成応答メッセージによってサービングGWに応答することができる。GTPトンネルが、この時点でD−GW4306とD−GW4304の間に確立され得る。セッション作成応答は、D−GW4306によってUE4300にサインされた可能性があるプレフィクスを含んでいてもよい。4322、4324、および4326は、UE4300によって確立され、D−GWに固定され得るPDN接続について繰り返されてもよい。
4328において、D−GW4304およびUE4300は、IKEv2交換およびIPアドレス構成を継続することができる。ハンドオーバ手続きの終わりに、UE4300とD−GW4304の間のIPsecトンネルおよびD−GW4304とD−GW4306の間のPMIPv6トンネルを含み得る、UE4300のためのベアラのセットが存在してもよい。
4330において、複数のPDNへの接続のために、UE4300は、以前に確立された可能性があるPDN接続に加えて、3GPPアクセスから転送され得るPDNとの接続を確立することができる。4332において、D−GW4304は、開始ベアラ無効化手続きを開始することができる。4334において、UE4300は、PDN接続要求トリガを送信することができる。4320、4322、4324、4326、4328、4330、4332、および4334は、UE4300が有し得るPDN接続がD−GW4304に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4300は、アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立され得る。これは、S2aのPMIPv6による、さらに別のPDNへのUE開始の接続に基づいていてもよい。
4336において、D−GW4304は、PCRF4312とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW4304は、情報をPCRF4312に提供して、4340において確立されるべきIP−CANセッションにそれを関連させ、加入関連パラメータをPCRF4312に運搬することができる。
4338において、D−GW4304は、PCRF 4312とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW4312は、セッションを識別し、4338において確立されたゲートウェイ制御セッションに関連させるために使用され得る情報をPCRF4312に提供することができる。PCRF4312は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4304に応答することができる。4340において、D−GW4304は、3GPPのAAAサーバ4314にそのPDNのGW(D−GW)識別およびUE4300のPDN接続に対応し得るAPNを報知することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。この情報は、UEに割り当てられるIPv6プレフィクス、および別のD−GWがIPv6アドレスを導出するのに識別子が十分でない可能性がある場合、D−GWのIPv6アドレスを含んでいてもよい。
4342において、PCRF4312は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセス4302におけるQoS規則を更新することができる。4344において、L3アタッチ手続きは、非3GPPアクセストリガを介して完了され得る。UE4300とD−GW4304のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを介してUE4300に提供され得る。
DSMIPv6を使用できるクライアントベースのハンドオーバ手続きが提供され得る。図44A〜Bは、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6でのD−GWリロケーションによるLTEのTAU内およびeNodeB間のハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、サービングGWリロケーションによるLTEのTAU内およびeNodeB間のハンドオーバに基づいていてもよい。図44A〜Bの手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4426において、ターゲットeNodeB4404は、経路切替え要求メッセージをMME4412に送信して、UE4400がセルを変えた可能性があることを報知することができる。MME4414は、D−GWがリロケートされてもよく、別のD−GWを選択してもよいことを決定することができる。選択手続きは、サービングGW選択機能などのS−GWを選択する手続きに基づいていてもよい。4428において、MME4414は、セッション作成要求メッセージを送信して、D−GW4408へのPDN接続をセットアップすることができる。4426において、D−GW4408は、IPv6プレフィクスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE4400に割り当てることができる。D−GW4408は、エントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができる。D−GW4408は、PCRF4418とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。
4428において、D−GW4408は、セッション作成応答メッセージをMME4414に返すことができる。4434において、MME4414は、経路切替え要求Ackメッセージによって経路切替え要求メッセージを承認することができる。4436において、リソース解放を送信することによって、ターゲットeNodeB4404は、ハンドオーバの成功をソースeNodeB4402に報知することができ、リソースの解放をトリガすることができる。4438において、UE4400は、トラッキング領域更新のためのトリガなどの条件が生じ得るとき、トラッキング領域更新手続きを開始することができる。
4440において、ローカルIPv6アドレス手続きのL3構成が完了され得る。UE4400とD−GW4408のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。このIPアドレスは、継続中の通信用のCoAとして、また新規のそれのHoAに使用され得る。4442において、UE4400は、DSMIPv6BUメッセージをD−GW4410に送って、そのCoAを登録することができる。これは、たとえば、D−GWリロケーションによりユーザプレーンを再確立するために、CoAが4430で割り当てられたローカルIPアドレスであり得るように行われてもよい。
4444において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW4410は、PCRF4418とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。4446において、D−GW4410は、MIPバインディングAckをUE4400に送信することができる。これは、4442におけるUE4400からのバインディング更新メッセージによってトリガされ、4442の後に起こることができ、4444を待つ必要がなくてもよい。トンネルがD−GW4410とUE4400の間に確立され得る。このトンネルは、D−GW4410がUE4400に委ねていてもよいプレフィクスとの間でパケットをやり取りするために使用され得る。処理フロー4442、4444、および4446は、D−GW4410に固定される、UEによって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。4428、4430、4432、4434、4436、4438、4440、4442、4444、および4446は、UE4400用のPDN接続がD−GW4408に確実に移動され得るように実施されてもよい。UE4400は、ローカルで固定されたIPv6アドレスを、D−GW4408であり得る現在のサービングD−GWから取得していてもよい。そのアドレスを使用する接続のためのリソースは、まだ要求されていなくてもよい。PDN接続が確立され得る。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。
4448において、UE4400は、PDN接続要求メッセージの送信によってUE要求のPDN手続きを開始することができる。このメッセージは、PDNタイプを含んでいてもよく、IPv6であり得る要求されたIPバージョンを示してもよい。MME4414は、UE4400によって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE4400がAPNを提供しなかった場合、MME4414は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UEとD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MME4414を介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれる要求タイプは、UE4400が3GPPアクセスネットワークを介してPDN接続を要求することができるので、「最初の要求」を示し得る。
4450において、MME4414は、D−GW4408に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。4452において、D−GW4408は、PCRF4418とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。4454において、D−GW4408は、新規のエントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF4418とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GWは、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF4418に提供することができる。PCRF4418は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4408に応答することができる。
4456において、D−GW4408は、セッション作成応答メッセージをMME4414に返すことができ、これは、D−GWによって4428のUEに割り当てられ得るPDNアドレス、たとえばIPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子を含んでいてもよい。
4458において、MME4414は、PDN接続受付メッセージをUE4400に送信することができる。このメッセージは、eNodeBに対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。4460において、ターゲットeNodeB4404は、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE4400に送信することができる。
4462において、UE4400は、RRC接続再構成完了をeNodeBに送信することができる。4464において、ターゲットeNodeB4404は、S1−APベアラセットアップ応答をMME4414に送信することができる。4466において、UE4400のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージを作り出すことができる。UE4400は、直接転送(PDN接続完了)メッセージをターゲットeNodeB4404に送信することができる。
4468において、ターゲットeNodeB4404は、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME4414に送信することができる。4470において、L3構成手続きが完了され得る。UE4400とD−GW4408のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報が、たとえば、IPv6ルータ広告メッセージを介してUE4400に提供され得る。4440において、IPv6アドレスがUE4400に運搬され、構成されていてもよいので、UEは影響を受けないことがある。アタッチ受付メッセージの後、UE4400がPDNアドレスを取得した可能性があるとき、UEは、アップリンクパケットを、4408にトンネル開通され得るeNodeBに送信することができる。これは、たとえば、D−GW4408に固定され得るIPアドレスをソースアドレスとして使用して行われてもよい。
図45A〜Bは、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での信頼のあるまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスからE−UTRANへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2cのDSMIPv6による信頼のあるまたは信頼性のない非3GPPのIPアクセスから3GPPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。MSCは、たとえば、UEがLTEネットワークにアタッチしたとき、図5に示されている非ローミングのケースに適用することができる。手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイ内で静的に構成され得る。
4516において、UE4500は、eNodeB4502へのアタッチ要求メッセージの送信によって、アタッチ手続きを開始することができる。PDNタイプは、要求されたIPバージョン(IPv6)を示し得る。要求タイプは、「ハンドオーバ」アタッチを示し得る。4518において、eNodeB4502は、MMEを選択することができ、S1−MME制御メッセージに含めてアタッチ要求メッセージをMME4508に送ることができる。
4520において、MME4505は、IMSIを要求するために識別要求をUE4500に送信することができる。UE4500は識別応答(IMSI)によって応答することができる。4522において、完全性保護およびNAS暗号化を起動するために、認証およびNASセキュリティセットアップが実施され得る。4524において、ME識別がUEから読み出されてもよい。EIRは、ME識別確認Ack(結果)によって応答することができる。結果に応じて、MME4508は、このアタッチ手続きを続けるか、UE4500を拒否するかを決定することができる。
4536において、UE4500がアタッチ要求メッセージの中に暗号化オプション転送フラグを設定していることがある場合、暗号化オプション、すなわちPCOまたはAPNまたはその両方が、ここでUE4500から読み出されてもよい。UE4500が複数のPDNに加入していることがある状況を処理するために、プロトコル構成オプションがユーザ身分証明(PAPまたはCHAPパラメータ内のたとえばユーザ名/パスワード)を含む場合、UE4500はAPNをMME4508に送信してもよい。
4528において、MME4508は、位置更新要求メッセージをHSS4514に送信することができる。HSS4514は、位置更新AckメッセージをMME4514に送信することによって、位置更新メッセージに確認応答することができる。加入データは、1または複数のPDN加入コンテキストを含んでいてもよい。要求された確認が成功している状態であり得る場合、MME4508は、UE4500のためのコンテキストを構築することができる。UE4500によって提供されたAPNが、加入によって許可されないことがある場合、または位置更新がHSS4514によって拒否され得る場合、MME4508は、UE4500からのアタッチ要求を拒否することができる。
4530において、MME4508は、このPDN接続要求が、DMM動作モードの後に処理され得る(したがって、それはD−GWに固定され得る)のか、「Rel−10/11モード」(たとえば、HPLMNを介した、SGWの前の選択)において処理され得るのかを決定することができる。この決定は、UE4500によって要求されたAPN、加入情報、ポリシーなどに基づいていてもよい。たとえば、決定は、ローカル固定に基づいていてもよい。HPLMNのPGWを介して処理され得るPDN接続では、特定のD−GW機能は使用され得ず、したがってそれは、UEおよびネットワークエンティティの残りにとってトランスペアレントであり得る。MME4508は、D−GWを選択することができ、UE4500に関連し得るデフォルトのベアラに対してEPSベアラ識別を割り振ることができる。次いで、それは、セッション作成要求メッセージを、選択されたD−GWに送信することができる。
4532において、D−GW4504は、IPv6プレフィクスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE4500に割り当てることができる。D−GW4504は、そのEPSベアラテーブルにエントリを作成することができる。D−GW4504は、PCRF4512とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。D−GW4504は、情報をPCRF4512に提供して、4534において確立され得るIP−CANセッションにそれを関連させることができ、加入関連パラメータをPCRF4512に運搬することができる。
4534において、D−GW4504は、PCRF4512とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GW4504は、セッションを識別し、その4534で確立され得るゲートウェイ制御セッションを関連させるために使用され得る情報をPCRF4504に提供することができる。PCRF4512は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4504に応答することができる。
4536において、PCRF4512は、GW制御セッション変更手続きを開始することによって、信頼のある非3GPPアクセスにおけるQoS規則を更新することができる。4568において、D−GW4504は、セッション作成応答メッセージをMME4508に返すことができ、これは、D−GWによるUEへのサインであり得るPDNアドレス(たとえばIPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)、およびD−GWのアドレスを含んでいてもよい。4570において、MME4508は、アタッチ受付メッセージをeNodeB4502に送信することができる。
4572において、eNodeB4502は、EPS無線ベアラ識別を含み得るRRC接続再構成メッセージをUE4500に送信することができる。アタッチ受付メッセージがUE4500に一緒に送信され得る。APNは、起動されたデフォルトのベアラが関連し得るAPNをそれに通知するために、UE4500に提供され得る。このメッセージは、D−GWによるサインであり得るIPv6インターフェイス識別子を含んでいてもよい。UE4500は、ネットワークからの、4582のIPv6プレフィクス情報を伴ったルータ広告を待ってもよいし、それは、必要に応じてルータ要請を送信してもよい。
4574において、UE4500は、RRC接続再構成完了メッセージをeNodeB4502に送信することができる。4576において、eNodeB4502は、最初のコンテキスト応答メッセージをMME4508に送ることができる。4578において、UE4500は、直接転送メッセージをeNodeB4502に送信することができ、これはアタッチ完了メッセージを含んでいてもよい。4580において、eNodeB4502は、アタッチ完了メッセージを、アップリンクNASトランスポートメッセージに含めてMME4508に送ることができる。4582において、L3構成手続きが完了され得る。UE4500とD−GW4504のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報は、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを介してUE4500に提供され得る。アタッチ受付メッセージの後、UE4500がPDNアドレスを取得していてもよいとき、UE4500は、後にD−GWにトンネル開通され得るeNodeBに向けてアップリンクパケットを送信することができる。D−GWは、ダウンリンクパケットをUEに送信することができる。このアドレスは、CoAとして、かつ/またはHoAとして使用され得る。
4584において、UE4500は、D−GWリロケーションによりユーザプレーンを再確立するために、DSMIPv6BUメッセージをD−GW4506に送って、そのCoAを登録することができる。CoAは、4520で割り当てられたローカルIPアドレスであり得る。4586において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW4506は、PCRF4512とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。4587において、D−GW4506は、MIPバインディングAckをUE4500に送信することができる。これは、4584におけるUE4500からのバインディング更新メッセージによってトリガされ得るので、それは、4584の後に起こることができ、4586を待たなくてもよい。次いで、トンネルがD−GW4506とUE4500の間に確立され得る。このトンネルは、D−GW4506がUE4500に委ねていてもよいプレフィクスとの間でパケットをやり取りするために使用され得る。処理フロー4584、4586、および4587は、4506に固定される、UEによって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。UE4500が有し得るPDN接続がD−GW4504に確実にうまく移動され得るようにしてもよい。UE4504は、ローカルで固定されたIPv6アドレスをD−GW4504から取得していてもよい。しかしながら、そのアドレスを使用する接続のためのリソースは、要求されていなくてもよい。PDN接続が確立され得る。これは、UE要求のPDN接続に基づいていてもよい。
4588において、UE4500は、PDN接続要求メッセージの送信によってUE要求のPDN手続きを開始することができる。このメッセージは、PDNタイプを含んでいてもよく、要求されたIPバージョン(たとえば、IPv6)を示してもよい。MME4508は、UEによって提供されたAPNが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE4500がAPNを提供しなかった場合、MME4508は、デフォルトのPDN加入コンテキストからAPNを使用することができる。プロトコル構成オプション(PCO)が、UEとD−GWの間でパラメータを転送するために使用されてもよく、MME4508を介して透過的に送信され得る。メッセージに含まれる要求タイプは、UE4500が3GPPアクセスネットワークを介してPDN接続を要求することができるので、「最初の要求」を示し得る。
4589において、MME4508は、D−GW4504に、ベアラ識別を割り振ることができ、セッション作成要求メッセージを送信することができる。4590において、D−GW4504は、PCRF4512とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。4591において、D−GW4504は、エントリをそのEPSベアラテーブルに作成することができ、PCRF4512とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。D−GWは、セッションを識別するために使用され得る情報をPCRF4512に提供することができる。PCRF4512は、IP−CANセッションに関連する情報を作成し、PCC規則およびイベントトリガによってD−GW4504に応答することができる。
4592において、D−GW4504は、セッション作成応答メッセージをMME4508に返すことができ、これは、4520においてD−GWによってUE4500に割り当てられ得る同じPDNアドレス(たとえばIPv6プレフィクス+IPv6インターフェイス識別子)を含んでいてもよい。4593において、MME4508は、PDN接続受付メッセージをUE4500に送信することができる。このメッセージは、eNodeB4502に対するS1_MME制御メッセージベアラセットアップ要求に含まれていてもよい。
4594において、eNodeB4502は、PDN接続受付メッセージを含み得るRRC接続再構成をUE4500に送信することができる。4595において、UE4500は、RRC接続再構成完了をeNodeB4502に送信することができる。4596において、eNodeB4502は、S1−APベアラセットアップ応答をMME4508に送信することができる。4597において、UE4500のUE NAS層は、EPSベアラ識別を含み得るPDN接続完了メッセージを作り出すことができる。UE4500は、直接転送(PDN接続完了)メッセージをeNodeB4502に送信することができる。
4598において、eNodeB4502は、アップリンクNASトランスポート(PDN接続完了)メッセージをMME4508に送信することができる。4599において、L3構成手続きが完了され得る。UE4500とD−GW4504のIP接続は、アップリンク方向およびダウンリンク方向について設定され得る。IPアドレス情報が、たとえばIPv6ルータ広告メッセージを介してUE4500に提供され得る。4534において、IPv6アドレスがUE4500に運搬され、構成されていてもよい。アタッチ受付メッセージの後、UE4500がPDNアドレスを取得した可能性があるとき、UE4500は、アップリンクパケットを、D−GW4504にトンネル開通され得るeNodeB4502に送信することができる。これは、たとえば、D−GW4504に固定され得るIPアドレスをソースアドレスとして使用して行われてもよい。
図46は、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での3GPPアクセスから信頼のある非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2cのDSMIPv6による3GPPアクセスから信頼のある非3PP IPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図46の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4616において、UE4600は、信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム4604を発見することができ、使用された3GPPアクセスから発見された信頼のある非3GPPのIPアクセスシステムにそのセッションを移す(すなわちハンドオーバする)ことを決定することができる。ネットワーク発見および選択機構は、UE4600が信頼のある非3GPPのIPアクセスシステム4604を発見することを補助するために使用され得る。
4618において、UE4600は、非3GPPアクセスシステムにおいてアクセス認証および認可を実施することができる。3GPPのAAAサーバ4614は、信頼のある非3GPPシステム4604におけるアクセスについてUE4600を認証および認可することができる。4620において、認証および認可の後、L3アタッチ手続きがトリガされ得る。UE4600が要求されたAPNを送信することができる場合、D−GW4606は、それが加入によって許可され得ることを確認することができる。UE4600が要求されたAPNを送信しない場合、D−GW4606は、デフォルトのAPNを使用することができる。D−GW4606は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE4600に割り振ることができ、たとえばルータ広告を介してそれをUE4600に運搬することができる。
4622において、D−GW4606は、PCRF4612とのゲートウェイ制御セッション確立手続きを開始することができる。4624において、ハンドオーバの前にブートストラッピングが実施されなかった可能性がある場合、UE4600は、たとえば、MIPv6ブートストラッピング手続きを使用して、D−GW4602用のアドレスを発見することができる。
4626において、UE4600は、DSMIPv6BUメッセージをD−GW4602に送信して、そのCoAを登録することができる。D−GWリロケーションによりユーザプレーンを再確立するために、CoAは、4620で割り当てられた可能性があるローカルIPアドレスであり得る。4628において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW4602は、PCRF4612とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。
4630において、D−GW4602は、MIPバインディングAckをUE4600に送信することができる。これは、4626におけるUE4600からのバインディング更新メッセージによってトリガされ得るので、それは、4626の後に起こることができ、4628を待たなくてもよい。トンネルがD−GW4602とUE4600の間に確立され得る。このトンネルは、D−GW4602がUE4600に委ねていてもよいプレフィクスとの間でパケットをやり取りするために使用され得る。4626、または4628、および4630は、D−GW4602に固定される、UEによって確立されていてもよいPDN接続について繰り返されてもよい。
4632において、PCRF4612は、ゲートウェイ制御およびQoS規則提供手続きを開始することができる。4634において、D−GW4602は、開始ベアラ無効化手続きを開始することができる。4626、4628、4630、4632、および4634は、UE4600が有し得るPDN接続がD−GW4606に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4600は、各アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得していてもよい。PDN接続が確立され得る。これは、S2cのDSMIPv6による、信頼のある非3GPPのIPアクセスからさらに別のPDNへのUE開始の接続に基づいていてもよい。
4636において、UE4600はD−GW4606を発見することができる。UE4600とD−GW4606の間のDSMIPv6メッセージを保護するため、またUE4600とD−GW4606の間の認証のために、セキュリティアソシエーションがUE4600とD−GW4606の間に確立され得る。UE4600は、IKEv2を使用してセキュリティアソシエーションの確立を開始することができ、EAPが認証のためにIKEv2を介して使用され得る。D−GW4606は、EAP認証を完了するために、AAAインフラストラクチャと通信することができる。D−GW4606は、3GPPのAAAサーバ4614に、選択されたPDNのGWの識別およびUE4600のPDN接続に対応し得るAPNを報知することができる。D−GW4606は、D−GW4606が位置し得るPLMNを特定できる情報を提供することができる。この情報はHSS4614に登録されてもよい。
4638において、D−GW4606は、PCRF4612とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。4640において、PCRF4612は、ゲートウェイ制御およびQoS規則提供手続きを開始することができる。
図47は、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での3GPPアクセスから信頼性のない非3GPPのIPアクセスへのハンドオーバに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2cのDSMIPv6による3GPPアクセスから信頼性のない非3PP IPアクセスへのハンドオーバに基づいていてもよい。図47の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4716において、UE4700は、3GPPアクセスネットワークにアタッチされ得る。UE4700は移動し、信頼性のない非3GPPのIPアクセス4702などの信頼性のない非3GPPのIPアクセスネットワークにアタッチしてもよい。
4718において、UE4700は、非3GPPアクセスシステム4702においてアクセス認証および認可を実施することができる。3GPPのAAAサーバ4714は、信頼のある非3GPPシステムにおけるアクセスについてUE4700を認証および認可することができる。
4720において、UE4700と3GPPのEPCとの間のアクセス認証手続きが実施され得る。IKEv2トンネル確立手続きがUE4700によって開始され得る。UE4700がIPsecトンネルを形成できるD−GW4704のアドレスが発見され得る。これは、たとえば、ePDG選択を使用する、またはD−GWのアドレスを決定して行われてもよい。
4722において、D−GW4704は、IPアドレスを、ローカルで利用可能な固定されたプレフィクスのそのプールからUE4700に割り振ることができる。D−GW4704は、IKEv2メッセージを、IPv6プレフィクスであり得る割り当てられたIPアドレスとともに、IKEv2構成ペイロードに含めて送信することができる。IKEv2手続きが完了され、IPsecトンネルがセットアップされ得る。UE4700によって構成されたアドレスは、S2c*基準点を介してDSMIPv6のための気付アドレスとして使用され得る。
4724において、ハンドオーバの前にブートストラッピングが実施されなかった可能性がある場合、UE4700は、たとえば、MIPv6ブートストラッピング手続きを使用して、D−GW4706のアドレスを発見することができる。
4726において、UE4700は、DSMIPv6BUメッセージをD−GW4706に発して、そのCoAを登録することができる。D−GWリロケーションによりユーザプレーンを再確立するために、CoAは、4720で割り当てられたローカルIPアドレスであり得る。4728において、PCCがサポートされ得る場合、D−GW4706は、PCRF4712とのPCEF開始のIP CANセッション変更手続きを実行することができる。4730において、D−GW4706は、MIPバインディングAckをUE4700に送信することができる。これは、4726におけるUE4700からのバインディング更新メッセージによってトリガされ得るので、それは、4726の後に起こることができ、4728を待たなくてもよい。トンネルがD−GW4706とUE4700の間に確立され得る。このトンネルは、D−GW4706がUE4700に委ねていてもよいプレフィクスとの間でパケットをやり取りするために使用され得る。4728、4730、および4732は、D−GW4706に固定される、UEによって確立され得るPDN接続について繰り返されてもよい。
4732において、PCRF4712は、ゲートウェイ制御およびQoS規則提供手続きを開始することができる。4734において、D−GW4706は、開始ベアラ無効化を開始することができる。4722、4724、4726、4728、および4730は、UE4700が有し得るPDN接続がD−GW4704に確実に移動され得るように実施されてもよい。DMM方策によって、UE4700は、アタッチメントについてのIPv6アドレスを取得することができる。PDN接続が確立され得る。これは、S2cのDSMIPv6による、信頼のある非3GPPのIPアクセスからさらに別のPDNへのUE開始の接続に基づいていてもよい。
4736において、IKEv2トンネル確立手続きがUE4700によって開始され得る。UE4700は、IKEv2認証要求の通知部分において、それがMOBIKEをサポートし得ることを示すことができる。UE4700がIPsecトンネルを形成する必要があり得るD−GWIPアドレスは、DHCPまたはDNS問合せなどの機構を介して発見され得る。
4738において、D−GW4704は、PCRF4712とのIP−CANセッション確立手続きを開始することができる。4740において、D−GW4704は、3GPPのAAAサーバ4714にPDNのGW識別を報知することができる。3GPPのAAAサーバ4714は、HSS4714にD−GW識別およびUE4700のPDN接続に関連し得るAPNを報知することができる。メッセージは、D−GWが位置し得るPLMNを特定できる情報を含んでいてもよい。
4742において、D−GW4704は、UE4700によって認証され、かつ、外部のAAAサーバ4714との認証および認可が成功状態であり得ることをUE4700に示すことができる。4744において、D−GW4704は、IKEv2メッセージをIPアドレスとともにIKEv2構成ペイロードに含めて送信することができる。
PMIPv6を使用し得るネットワークベースのPDN切断手続きが提供され得る。図48は、UEが、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6での3GPPアクセスについてPDN切断を開始するために使用され得る例示的なMSCを示す。図48の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4814において、UE4800は、PDN切断要求メッセージの送信によって、UE要求のPDN切断手続きを開始することができる。4816において、PDN接続のためのサービングD−GW4804におけるEPSベアラは、セッション削除要求をサービングD−GW4804に送信することにより、MME4808によって停止されてもよい。このメッセージは、そのPDN接続に属するベアラが解放され得ることを示すことができる。メッセージは、UEが終了を要求していてもよいPDN接続に関連したアンカリングD−GW4806を含んでいてもよい。
4818において、サービングD−GW4804は、PCRF4810とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。サービングD−GW4804は、情報を提供して、ゲートウェイ制御セッションに対応し得るIP CANセッションをPCRF4810が識別できるようにしてもよい。4820において、サービングD−GW4804は、プロキシバインディング更新メッセージをアンカリングD−GW4806に送信して、アンカリングD−GW4806においてUE4800のPDN接続を解放することができる。これは、たとえば、アンカリングD−GWがサービングD−GW自体でなくてもよい場合に起こることができる。サービングD−GW4804は、UE4800が切断を要求した可能性のあるPDN接続用のアンカリングD−GWがいずれであるのかを、4816のMME4808によって提供された情報に基づいて知っていてもよい。
4822において、アンカリングD−GW4806は、PCRF4810とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを開始することができる。アンカリングD−GW4806は、情報を提供して、PCRF4810がIP CANセッションを識別できるようにしてもよい。4824において、アンカリングD−GW4806は、PDN接続解放の結果を、プロキシバインディング更新確認応答によってサービングD−GW4804に応答することができる。
4826において、サービングD−GWフロリダ(Florida)4は、セッション削除応答によって確認応答することができる。4828において、MME4808は、ベアラ無効化要求メッセージをeNodeB4802に送信することによって、eNodeB4802へのPDN接続に関連するすべてのベアラの無効化を開始することができる。このS1−APメッセージは、解放されるべきEPSベアラのリストを搬送することができる。MME4808は、EPSベアラ識別を含んでいてもよく、かつ、それをS1−APベアラ無効化要求メッセージに含んでいてもよいNASメッセージEPSベアラコンテキスト無効化要求を作り出すことができる。
4830において、eNodeB4802は、解放されるべき対応するベアラを含み、NASEPSベアラコンテキスト無効化要求メッセージを含み得るRRC接続再構成メッセージをUE4800に送信することができる。4832において、UE4800は、PDN接続に対応し得るリソースを解放することができ、RRC接続再構成完了メッセージをeNodeB4802に送信することによって、これに確認応答することができる。4833において、eNodeB4802は、無効化の確認応答をMME4808に送信することができる。
4834において、UE4800のUE NAS層は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージを作り出すことができる。UE4800は、直接転送(EPSベアラコンテキスト無効化受付)メッセージをeNodeB4802に送信することができる。4836において、eNodeB4802は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージなどのアップリンクNASトランスポートメッセージをMME4808に送信することができる。4838において、MME4808は、PDNによって終了された接続に関する情報(APN、UEに割り当てられたIPv6プレフィクスおよびアンカリングD−GW識別)を含み得る通知要求をHSS4812に送信することができる。これは、UE4800によって使用され得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS4812が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE4800が移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。4840において、HSS4812は、APN、割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびアンカリングD−GW識別を捨てることができ、通知応答をMME4808に送信することができる。
図49は、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6での信頼のある非3GPPのIPアクセスからのUE要求のPDN切断手続きに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、PMIPv6によるUE/信頼のある非3GPPのIPアクセスネットワークが開始する切断およびUE/信頼のある非3GPPのIPアクセスが要求するPDN切断手続きに基づいていてもよい。図49の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
4914において、UE4900は、アクセス技術手続きによって、PDNからの切断をトリガすることができる。4916において、サービングD−GW490は、PCRF4910とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。
4920において、サービングD−GW4904におけるモバイルアクセスゲートウェイ(MAG)機能は、登録解除を示し得る0に設定されていてもよい存続期間の値とともに、プロキシバインディング更新メッセージをアンカリングD−GW4906に送信することができる。サービングD−GW4904は、それがUEによるIPv6プレフィクスに関して有し得るローカル情報に基づいて、宛先アンカリングD−GWを知っていてもよい。この情報は、サービングD−GWへのUEのアタッチ/ハンドオーバの後に読み出されてもよい。
4922において、アンカリングD−GW4906は、AAAサーバ/HSS4912にPDN切断を報知することができる。これは、PDNによって終了された接続に関する情報、すなわち、APN、UE4900に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびアンカリングD−GW識別を含んでいてもよい。これは、UE4900によって使用され得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS4912が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE4900が移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
4924において、アンカリングD−GW4906は、UE4900に関連するIP CANセッションを削除し、PCRF4910とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを実行することができる。4926において、アンカリングD−GW406は、プロキシバインディング更新メッセージ内に示唆され得る既存のエントリをそのバインディングキャッシュから削除し、プロキシバインディングAckメッセージをサービングD−GW4904のMAG機能に送信することができる。4928において、非3GPP対応リソース解放手続きが実行され得る。信頼のある非3GPPアクセスネットワーク4902のリソースが解放され得る。
図50は、非ローミングのアーキテクチャにおけるPMIPv6での信頼性のない非3GPPのIPアクセスからのUE要求のPDN切断手続きに使用され得る例示的なMSCを示す。MSCは、S2bのPMIPv6によるUE/ePDG開始の切断手続きおよびUE要求のPDN切断であってもよい。図50の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5012において、UEは、特定の手続きによって、特定のPDNからの切断をトリガすることができる。この機構は、たとえば近隣発見の拡張によるレイヤー3での信号送信に基づいていてもよい。UEは、アンカリングD−GWから切断したいことがある。5014において、サービングD−GW5002のMAG機能は、登録解除を示し得る0に設定されていてもよい存続期間の値とともに、プロキシバインディング更新メッセージをアンカリングD−GW5004に送信することができる。サービングD−GW5002は、それがIPv6プレフィクスに関して有し得るローカル情報に基づいて、アンカリングD−GW5004およびUEによって使用され得る関連するアンカリングD−GWを認識していてもよい。この情報は、サービングD−GW5002へのUEのアタッチ/ハンドオーバの後に読み出されてもよい。
5016において、アンカリングD−GW5004は、AAAサーバ/HSS5010にPDN切断を報知することができ、これは、PDNによって終了された接続に関する情報、たとえば、APN、UE5000に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびアンカリングD−GW識別を提供することを含んでいてもよい。これは、UE5000によるものであり得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS5010が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE5000が移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
5018において、アンカリングD−GW5004は、UE5000に関連するIP CANセッションを削除し、PCRF5008とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを実行することができる。5020において、アンカリングD−GW5004は、示されたHoAについての既存のエントリをそのバインディングキャッシュから削除し、プロキシバインディングAckメッセージをサービングD−GW5002のMAGに送信することができる。5022において、非3GPPリソース解放手続きが実行され得る。
GTPを使用できるネットワークベースのPDN切断手続きが使用され得る。図51は、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの3GPPアクセスに対するUEが開始するPDN切断に使用され得る例示的なMSCを示す。図51の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5114において、UE5100は、PDN切断要求メッセージの送信によって、UE要求のPDN切断手続きを開始することができる。5116において、特定のPDN接続のためのサービングD−GW5104におけるEPSベアラは、セッション削除要求をサービングD−GW5104に送信することにより、MME5108によって停止されてもよい。このメッセージは、そのPDN接続に属するベアラが解放され得ることを示すことができる。メッセージは、UE5100が終了を要求していてもよいPDN接続に関連し得るアンカリングD−GWを含んでいてもよい。
5118において、サービングD−GW5104は、PCRF5110とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。サービングD−GW5104は、情報を提供して、ゲートウェイ制御セッションに対応し得るIP CANセッションをPCRF5110が確定的に識別できるようにしてもよい。5120において、サービングD−GW5104は、セッション要求削除メッセージをアンカリングD−GW5106に送信して、アンカリングD−GW5106においてUE5100のPDN接続を解放することができる。これは、たとえば、アンカリングD−GWがサービングD−GW自体でなくてもよい場合に行われ得る。サービング5104は、アンカリングD−GW5106が、UE5100が切断を要求した可能性のあるPDN接続用であり得ることを、5116においてMME5108によって提供された情報に基づいて認識していてもよい。
5122において、アンカリングD−GW5106は、PCRF5110とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを開始することができる。アンカリングD−GW5106は、情報を提供して、PCRF5110がIP CANセッションを識別できるようにしてもよい。5124において、アンカリングD−GW5106は、PDN接続解放の結果を、セッション削除応答によってサービングD−GW5104に応答することができる。5126において、サービングD−GW5104は、セッション削除応答によって確認応答することができる。5128において、MME5108は、ベアラ無効化要求メッセージをeNodeB5102に送信することによって、eNodeB5102へのPDN接続に関連するすべてのベアラの無効化を開始することができる。このS1−APメッセージは、解放されるべきEPSベアラのリストを搬送することができる。MME5108は、EPSベアラ識別を含んでいてもよく、かつ、それをS1−APベアラ無効化要求メッセージに含んでいてもよいNASメッセージEPSベアラコンテキスト無効化要求を作り出すことができる。
5130において、eNodeB5102は、解放されるべき対応するベアラおよびNASEPSベアラコンテキスト無効化要求メッセージを含み得るRRC接続再構成メッセージをUE5100に送信することができる。5132において、UE5100は、PDN接続に対応し得るリソースを解放することができ、RRC接続再構成完了メッセージをeNodeB5102に送信することによって、これに確認応答することができる。5134において、eNodeB5102は、無効化の確認応答をMME5108に送信することができる。5136において、UE5100のUE NAS層は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージを作り出すことができる。UE5100は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージなどの直接転送メッセージをeNodeB5102に送信することができる。
5138において、eNodeB5102は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージなどのアップリンクNASトランスポートメッセージをMME5108に送信することができる。5140において、MME5108は、PDNによって終了された接続に関する情報、たとえば、APN、UE5100に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびアンカリングD−GW識別を含み得る通知要求をHSS5112に送信することができる。これは、UE5100によるものであり得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS5112が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE5100が移動し得る場合にアドレス継続を実行するために行われてもよい。5142において、HSS5112は、APN、IPv6プレフィクスフィギュアサイン、およびアンカリングD−GW識別を捨てることができ、通知応答をMME5108に送信することができる。
図52は、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの信頼のある非3GPPのIPアクセスに対するものであり得る、UE要求のPDN切断手続きの例を示す。これは、PMIPv6によるUE/信頼のある非3GPPのIPアクセスネットワークが開始する切断およびUE/信頼のある非3GPPのIPアクセスが要求するPDN切断手続きに基づいていてもよい。図52の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5214において、UE5200は、アクセス技術手続きによって、PDNからの切断をトリガすることができる。5216において、サービングD−GW5204は、PCRF5210とのゲートウェイ制御セッション終了手続きを開始することができる。5218において、サービングD−GW5204のMAG機能は、セッション要求削除メッセージをアンカリングD−GW5206に送信することができる。サービングD−GW5204は、それがIPv6プレフィクスに関して有し得る情報に基づいて、アンカリングD−GW5206およびUE5200によって使用され得る関連するアンカリングD−GWを認識していてもよい。この情報は、サービングD−GWへのUEのアタッチ/ハンドオーバの後に読み出されてもよい。
5220において、アンカリングD−GW5206は、AAAサーバ/HSS5212にPDN切断を報知することができ、これは、PDNによって終了された接続に関する情報、たとえば、APN、UE5200に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、およびアンカリングD−GW識別を含んでいてもよい。これは、UEによって使用され得るアドレスおよびそれらを固定していてもよいD−GWに関してHSS5212が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE5200が移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
5222において、アンカリングD−GW5206は、UE5200に関連するIP CANセッションを削除することができ、PCRF5210とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを実行することができる。5224において、アンカリングD−GW5206は、セッション削除応答メッセージによってサービングD−GW5204のMAG機能に応答することができる。5226において、非3GPPリソース解放手続きが実行され得る。信頼のある非3GPPアクセスネットワーク5202のリソースが解放され得る。
図53は、非ローミングのアーキテクチャにおけるGTPでの信頼性のない非3GPPのIPアクセスに対するものであり得る、UE要求のPDN切断手続きの例を示す。MSCは、S2bのPMIPv6によるUE/ePDG開始の切断手続きおよびUE要求のPDN切断に基づいていてもよい。図53の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5312において、UE5300は、PDNからの切断をトリガすることができる。この機構は、近隣発見などのレイヤー3の信号送信に基づいていてもよい。5314において、サービングD−GW5302のMAG機能は、セッション要求削除メッセージをアンカリングD−GW5304に送信することができる。サービングD−GW5302は、それがIPv6プレフィクスに関して有し得るローカル情報に基づいて、アンカリングD−GW5304およびUE5300によって使用され得る関連するアンカリングD−GWを認識していてもよい。この情報は、サービングD−GWへのUEのアタッチ/ハンドオーバの後に読み出されてもよい。
5316において、アンカリングD−GW5304は、AAAサーバ/HSS5310にPDN切断を報知することができ、これは、PDNによって終了された接続に関する情報、たとえば、APN、UE5300に割り当てられ得るIPv6プレフィクス、アンカリングD−GW識別を提供することを含んでいてもよい。これは、UE5300であり得るアドレスおよびそれらに入ろうとしているD−GWに関してHSS5310が更新された状態を維持するために要求され得る。これは、たとえば、UE5300が移動し得る場合にアドレス継続を実現するために行われてもよい。
5318において、アンカリングD−GW5304は、UE5300に関連するIP CANセッションを削除し、PCRF5308とのPCEF開始のIP CANセッション終了手続きを実行することができる。5320において、アンカリングD−GW5304は、既存のエントリをそのバインディングキャッシュから削除し、セッション削除応答メッセージをサービングD−GW5302に送信することができる。5322において、非3GPPリソース解放手続きが実行され得る。
DSMIPv6を使用できるクライアントベースのPDN切断手続きが提供され得る。図54は、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での3GPPアクセスに使用され得る、UEが開始するPDN切断の例を示す。図54の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5414において、UE5400は、PDN切断要求メッセージの送信によって、UE要求のPDN切断手続きを開始することができる。これは、たとえば、PDN接続に関連する無線ベアラリソースを自由にするために行われてもよい。5416において、UE5400は、登録解除バインディング更新(たとえばHoA、存続期間=0)をアンカリングD−GW5406に送信することができる。UE5400は、UE5400が使用している可能性があるIPv6アドレスに関連し得る異なるアンカリングD−GWを追跡することができる。これは、UEによって要求され得るようなバインディングをリフレッシュし、取り除くために要求され得る。
5418において、アンカリングD−GW5406は、AAAサーバ/HSS5412にPDN切断を報知することができる。5420において、UE5400に有効なPCCセッションがある場合、アンカリングD−GW5406は、PCRF5410とのPCEF開始のIP−CANセッション終了手続きを実行することができる。5422において、アンカリングD−GW5406は、バインディング確認を送信することができる。5424において、MME5408は、ベアラ無効化要求メッセージをeNodeB5402に送信することによって、eNodeB5402へのPDN接続に関連するすべてのベアラの無効化を開始することができる。このS1−APメッセージは、解放されるべきEPSベアラのリストを搬送することができる。MME5408は、EPSベアラ識別を含んでいてもよく、かつ、それをS1−APベアラ無効化要求メッセージに含んでいてもよいNASメッセージEPSベアラコンテキスト無効化要求を作り出すことができる。このメッセージは、5414で受信されたメッセージへの返信に含めて送信されてもよく、5416、5418、5420、または5422より前に送信され得る。
5426において、eNodeB5402は、解放されるべき対応するベアラを含み、NASEPSベアラコンテキスト無効化要求メッセージを含み得るRRC接続再構成メッセージをUE5400に送信することができる。5428において、UE5400は、PDN接続に対応し得るリソースを解放することができ、RRC接続再構成完了メッセージをeNodeB5402に送信することによって、これに確認応答することができる。
5430において、eNodeB5402は、無効化の確認をMME5408に送信することができる。5432において、UE5400のUE NAS層は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージを作り出すことができる。UE5400は次いで、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージなどの直接転送メッセージをeNodeB5402に送信することができる。5434において、eNodeB5402は、EPSベアラコンテキスト無効化受付メッセージなどのアップリンクNASトランスポートメッセージをMME5408に送信することができる。
図55は、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での信頼のある非3GPPのIPアクセスに対するものであり得る、UEが開始するPDN切断手続きの例を示す。MSCは、UE開始のPDN切断手続きに基づいていてもよい。図55の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5514において、UE5500は、登録解除バインディング更新(たとえばHoA、存続期間=0)をアンカリングD−GW5506に送信することができる。UE5500は、UE5500が使用している可能性があるIPv6アドレスに関連し得る異なるアンカリングD−GWを追跡することができる。これは、UEによって要求されるようなバインディングをリフレッシュし、取り除くために使用され得る。5516において、アンカリングD−GW5506は、AAAサーバ/HSS5512にPDN切断を報知することができる。
5518において、UE5500に有効なPCCセッションがある場合、アンカリングD−GW5506は、PCRF5510とのPCEF開始のIP−CANセッション終了手続きを実行することができる。5520において、アンカリングD−GW5506は、バインディング確認を送信することができる。5522において、PCRF5510は、ホームアドレスを指し得る有効なQoS規則を取り除くことができる。PCRF5510は、信頼のある非3GPPのIPアクセス5502とのPCRF開始のゲートウェイ制御セッション終了手続きを実行することができる。これは、信頼のある非3GPPアクセスにおいてUE5500のために残っているQoS規則がなく、GW制御セッションの終了が実行されてもよい場合に起こり得る。UE5500に有効なQoS規則があり得る場合は、GW制御セッション終了手続きは、QoS規則提供手続きに置き換えられてもよい。
5524において、UE5500は、所与のPDNについてのIKEv2セキュリティアソシエーションを終了させることができる。5526において、IKEv2SA終了後、非3GPPリソース解放手続きが実行され得る。
図56は、非ローミングのアーキテクチャにおけるDSMIPv6での信頼性のない非3GPPのIPアクセス内のものであり得る、UEが開始するPDN切断手続きを示す。MSCは、UE開始のPDN切断手続きに基づいていてもよい。図56の手続きにおけるゲートウェイとPCRFの対話は、動的ポリシー提供が展開され得る場合に生じてもよく、そうでない場合は、ポリシーはゲートウェイで静的に構成され得る。
5612において、UE5600は、登録解除バインディング更新(たとえばHoA、存続期間=0)をアンカリングD−GW5604に送信することができる。UE5600は、UE5600が使用している可能性があるIPv6アドレスに関連し得る異なるアンカリングD−GWを追跡することができる。これは、UE5600によって要求されるようなバインディングをリフレッシュし、取り除くために使用され得る。5614において、アンカリングD−GW5604は、AAAサーバ/HSS5618にPDN切断を報知することができる。5616において、UE5600に有効なPCCセッションがある場合、アンカリングD−GW5604は、PCRF5608とのPCEF開始のIP−CANセッション終了手続きを実行することができる。5618において、アンカリングD−GW5604は、バインディング確認を送信することができる。5620において、UE5600は、所与のPDNについてのIKEv2セキュリティアソシエーションを終了させることができる。5620の後、5622において、UE5600は他のPDNセッションを有していなくてもよく、UE5600は、サービングD−GW5602へのIPsecトンネルを終了させることができる。5624において、IPsecトンネル終了の後、非3GPP対応リソース解放手続き実行され得る。
ノード、機能およびインターフェイスを含む分散および動的モビリティ管理フィーチャをサポートする方法、装置およびシステムが記載されている。特に、PDNゲートウェイ(PGW)の機能を、分散モビリティ管理(DMM)をサポートするためのさらに別の機能とともに実施する、論理構成体であり得る分散ゲートウェイ(D−GW)が記載されている。D−GWがさまざまなネットワークノードと通信できるようにするインターフェイスが提供される。
たとえば、装置は、分散モビリティ管理ゲートウェイを含み得る。分散モビリティ管理ゲートウェイは分散論理構成体であり得る。分散モビリティ管理ゲートウェイは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)機能を選択的に実施するように、かつ、ローカルモビリティアンカ(LMA)機能を選択的に実施するように構成されていてもよい。ゲートウェイは、DSMIPv6ホームエージェント機能を選択的に実施するように構成されていてもよい。ゲートウェイは、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)機能を選択的に実施するように構成されていてもよい。分散モビリティ管理ゲートウェイは、少なくとも1つの3GPPネットワークノードとともにまとめられていてもよい。少なくとも1つの3GPPネットワークノードは、Home eNode B、ローカルゲートウェイ、パケットゲートウェイ、機能強化型パケットデータゲートウェイ、およびサービングゲートウェイのうちの1または複数を含んでいてもよい。
別の例として、方法は、分散ゲートウェイ(D−GW)によって、PDN接続要求を、第1のアクセスネットワークにアタッチされたモバイルノードから受信するステップと、D−GWによって、IPv6プレフィクスを、プレフィクスのプールからモバイルノードに割り当てるステップと、D−GWによって、ホーム加入者サーバ(HSS)を更新して、モバイルノードに割り当てられたIPv6プレフィクスを識別し、HSSにD−GW識別子を提供するステップとを含んでいてもよい。パケットは、モバイルノードにルーティングされ、かつ、そこから受信され得る。モバイルノードが移動し、第2のアクセスネットワークにアタッチするとき、第2のD−GWとのトンネルが確立され得る。トンネルを介して、モバイルノードにネットワークトラフィックが送られ得る。PDN接続が、第1のアクセスネットワークにアタッチされたモバイルノードによって要求され得る。
割り当てられたIPv6プレフィクスは、第1の分散ゲートウェイ(D−GW)から受信され得る。第1のIPv6アドレスは、モバイルノードによって自動構成され得る。モバイルノードは、第1のD−GWを介してIPv6パケットを送信することができる。第2のアクセスネットワークへのアタッチメントが行われてもよい。第2のアクセスネットワークに関連し得る第2のD−GWとのPDN接続が確立されてもよい。これは、たとえば、第2のIPv6アドレスを取得するために行われてもよい。第1のIPv6アドレスに依拠する接続が維持され得る。
D−GWと他のネットワークノードとの間の信号送信インターフェイスは、D−GWとネットワークノードの間でメッセージを搬送することができる。他のネットワークノードは、モバイルノード、ポリシーと課金のルール機能(policy charging and rules function)(PCRF)、発展型パケットデータゲートウェイ(ePDG)、認証、認可およびアカウンティング(AAA)サーバ、ならびに他のD−GWのうちの1または複数を含み得る。
プロキシモバイルIPv6(PMIPv6)は、ネットワークベースのモビリティ管理を、PMIPv6ドメインに接続するホストに提供することができる。PMIPv6は、2つの新規の機能的エンティティ、すなわち、ローカルモビリティアンカ(LMA)およびモバイルアクセスゲートウェイ(MAG)を導入する。MAGは、モバイルノードの(MN)アタッチメントを検出し、かつIP接続を実現するエンティティである。LMAは、1または複数のホームネットワークプレフィクス(HNP)をMNに割り当てるエンティティであり、かつ、MNに属するすべてのトラフィック用の位相的なアンカである。PMIPv6は、MNが異なるインターフェイスを介して同じPMIPv6ドメインに接続できるようにする。IP層の「論理インターフェイス」は、異なる物理媒体の間のパケットの送受信を可能にしてもよい。この技術は、フローモビリティ、すなわち、あるアクセス技術から別のアクセス技術へ(たとえばセルラーから非セルラー、またその逆など)の選択されたフローの移動を実現するために使用され得る。
IPモビリティ管理をサポートする方法、装置、およびシステムが提供され得る。たとえば、本明細書に記載のシステムおよび方法は、モバイルノード(すなわち、WTRU)およびネットワーク上の動的IPモビリティ管理フィーチャをサポートできる機能である検出および発見に関していてもよい。
論理インターフェイスを使用する、PMIPv6およびGTPにおけるIPフローモビリティのサポートが提供され得る。論理インターフェイス(LIF)は、オペレーティングシステムまたは接続管理部の内部の構築体であってもよい。LIFは、NBIFOM、GTP(SAMOG)に基づいたS2Aモビリティなどを実施するために使用され得る。IP層のLIFは、IPスタックから異なる物理媒体の使用を隠すことができ、かつ、WTRUなどのモバイルノード(MN)が、異なるインターフェイスを介してパケットを送受信できるようにし得る。
図57は、モバイルノード上の論理インターフェイス実装形態の例を示す。たとえば、図57は、MNに実装され得る論理インターフェイスを示す。プロキシモバイルIPv6(PMIP)およびGPRSトンネリングプロトコル(GTP)のネットワークベースのIPフローモビリティ技術は、モバイルノードMNにおけるLIFの存在を要求することができる。図57に示されているように、MNは、5700のTCP/UDP、5702のIP、および5704の論理インターフェイスを含み得る。論理インターフェイス5704は、5706のL2が5708のL1とインターフェイス接続でき、5710のL2が5712のL1とインターフェイス接続でき、5714のL2が5716のL1とインターフェイス接続できるように、論理/物理インターフェイスバインディングを行うことができる。
図58は、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)アーキテクチャの例を示す。図58に示されているように、アーキテクチャは、5800のアンカポイント(ローカルモビリティアンカ(LMA))、5802および5804の2つのアクセスゲートウェイ(モバイルアクセスゲートウェイ(MAG))、ならびに両アクセスに接続してもよい5804のマルチインターフェイスのモバイルノード(MN)を含んでいてもよい。たとえば、5804のモバイルノードは、3Gを使用して5804のMAGに接続し、Wi−Fiを使用して5802のMAGに接続してもよい。MN5804は、IP5806、5805、IF5812、およびIF5810を含んでいてもよい。IF5810は、MN5804が3Gを使用および/またはMAG5804と通信できるようにし得るインターフェイスであってもよい。IF5812は、MN5804がWLANを使用および/またはMAG5802と通信できるようにし得るインターフェイスであってもよい。PMIPが図示され得るが、GTPが使用されてもよい。モバイルIPv6およびプロキシモバイルIPv6の方策は、制御プレーンおよびデータプレーンの両方の動作のための集中化エンティティを使用できる。分散モビリティ管理(DMM)方策は、モビリティアンカをネットワーク境界に向けて送ることができる。
図59は、DMMベースのネットワークアーキテクチャの例を示す。図59に示されているように、分散ゲートウェイ(D−GW)の論理構成体は、UE(すなわち、WTRU)に近いネットワークの境界に配置され得る。複数のD−GWが、ドメインにアタッチされたUEのモビリティセッションを固定することができるDMMドメイン内に存在し得る。
アーキテクチャは、D−GW5900、D−GW5902、D−GW5904、D−GW5906、およびD−GW5908などのいくつかのD−GWを含み得る。D−GW5900は、3GPPアクセスを有する、かつ/または設けていてもよく、インターネットアクセスに接続されていてもよい。D−GW5902は、フェムトセルを介して3GPPアクセスを有する、かつ/または設けていてもよく、インターネットアクセスに接続されていてもよい。D−GW5904、D−GW5906、およびD−GW5908は、信頼のある非3GPPアクセスを有する、かつ/または設けていてもよく、インターネットアクセスに接続されていてもよい。D−GW5900、D−GW5902、D−GW5904、D−GW5906、およびD−GW5908は、MCN5916に作用可能に接続されていてもよい。
HPLMN5914は、MCN5916およびD−GW5908を含んでいてもよい。MCN5916は、PGW5920と、5918のHSS、AAA、SGW、MMEとを含んでいてもよい。PGW5920は、インターネット5922に作用可能に接続されていてもよい。
ネットワークエンティティおよびUEは、それらのDMM機能について見いだすための手段を有し得る。たとえば、D−GWは、特定のUEがDMM対応であり得るかどうか知ることを要求することができる。UEは、訪問ネットワークがDMM対応であり得るかどうか知ることを要求することができる。UEがDMM対応のネットワークから非DMM対応のネットワークに移動し得るので、これは、たとえば、ローミングシナリオにおいて起こることがある。
UEは、そのDMM機能をネットワークに示すことができ、ネットワークは、PDN接続要求がローカルで処理され得るかどうかを決定することができる。ローカルで処理されるとき、DMM動作モードが使用され得る。ローカルで処理されないとき、従来型の集中化動作モードが使用され得る。UEは、どのようにPDN接続が処理され、ネットワークがその情報をUEに運搬し得るのかを報知されることを要求することができる。モバイルノードおよびネットワークが、それらが所与のPDN接続についてDMMおよび動作モードをサポートし得るのかどうかを示すのにいくつかの方法があり得る。UEは、たとえば、ローミング状況において、訪問ネットワークのDMM機能を認識させられてもよく、これは、DMMをサポートできないネットワークにUEがアタッチし得るためである。
分散モビリティ管理が提供され得る。UEは、そのDMM機能の提示を提供できてもよい。たとえば、L3アタッチメントが起こり得る前に、UEは、L2においてネットワークに接続していてもよい。L2信号送信は、ネットワークにUEのDMM機能を報知するために使用され得る。アクセスネットワーク(たとえば、eNodeB、802.11APなど)は、その情報を読み出すことができ、それをMMEまたはD−GWに運搬することができる(それが3GPPアタッチであるか非3GPPアタッチであるかに依存する)。この情報によって、ネットワーク(それがDMM対応でもある場合)は、それが、UEに要求され、DMM動作が関与し得るPDN接続を処理するかどうかを決定することができる。認証信号送信がこの目的で使用され得る。
UEがDMM対応であり得るか否かについて報知することに加えて、UEは、それがサポートするのは、クライアントベースか、ネットワークベースか、DMMまたはその両方かについても報知することができる。集中化ネットワークまたはホストベースのIPモビリティサポートでは、ネットワークは、IPモビリティ管理選択(IPMS)を実施するために、UEの機能を知ることを要求することができる。その機能およびUEの機能に基づいたネットワークは、PDN接続が処理され得るかどうかを決定することができる。PDN接続が処理され得る場合、DMM動作が実施され得る。PDN接続が処理され得ない場合、従来型の集中化動作が実施され得る。この情報は、L2/認証信号送信の一部としてUEに戻るように運搬され得る。
DMMをサポートできないネットワークにUEがアタッチされるとき、UEは、ネットワークベースの解決策が使用され得る場合に、確立された接続が切断されている可能性があること、またはローカルIPv6プレフィクスがハンドオフにより存続できていない可能性がある(現在のネットワークがDMMをサポートできないため)ことを知ることができる。ネットワークがDMM機能についてのUEの提示を理解できない場合、UEも、ネットワークからDMMサポートに関する任意の情報を取り戻すことができない。これは、UEによって、アタッチされたネットワークがDMM対応ではない可能性があることの暗黙の提示として解釈され得る。ネットワークからのDMM機能のL2広告も、UEによってそれについて学習するために使用され得る。
図60は、ネットワークにUEのDMM機能を報知するために使用され得るL2信号送信の例を示す。図60に示されているように、6008において、L2アタッチメント信号送信がUE6000とアクセスネットワーク6002の間で生じ得る。UE6000はそれがDMM対応であり得ることを示すことができる。3GPPアタッチの場合、6010において、アクセスネットワーク6002は、アタッチ要求メッセージをMME6006に送信することができる。アタッチ要求メッセージは、UE6000がDMM対応であり得ることを示すことができる。非3GPPアタッチの場合、6012において、アクセスネットワーク6002は、アタッチメントおよび認証要求をD−GW6004に送信することができる。
6016において、MME6006またはD−GW6004は、PDN接続がDMM動作を介して処理され得るかどうかを決定することができる。PDN接続がDMM動作を介して処理され得る場合、D−GW6004は、ローカルプレフィクスをUE6000に割り当てることができ、UE6000に、DMMモードが使用され得ることを示すことができる。6014において、UEのL2アタッチメントは完了してもよい。アクセスネットワーク6002は、DMM動作がPDN接続に使用され得るかどうか、また、ネットワークモードまたはクライアントベースのモードなど、いずれのモードが使用され得るかを示すことができる。
UEは、その機能をネットワークに運搬するためのL3信号送信に依拠し得る。たとえば、情報は、ルータ要請(RS)ビット、RSオプション、またはDHCP要求によって送信され得る。レイヤー2のケースと同様に、ネットワークは、それ自体およびUEの機能に基づいて、どのようにPDN接続を処理するかを決定しなければならない場合があり、それをUEに示すことができる。この情報は、ルータ広告(RA)によって、またはDHCP信号送信の一部として送信され得る。
図61は、ネットワークにUEのDMM機能を報知するために使用され得るL3信号送信の例を示す。図61に示されているように、6106において、L2アタッチメント信号送信がUE6100とアクセスネットワーク6102の間で生じ得る。6108において、UEのL2アタッチメントが完了してもよい。6110において、UE6100は、ルータ要請メッセージをD−GW6104に送信することができ、これはUE6100がDMM対応であり得ることを示すために使用され得る。6118において、D−GW6104は、PDN接続がDMM動作を介して処理され得るかどうかを決定することができる。PDN接続が処理され得る場合、D−GW6104は、ローカルプレフィクスをUE6100に割り当てることができ、UE6100に、DMMモードが使用され得ることを示すことができる。6112において、D−GW6104は、UE6100にルータ広告を送信することができ、これは、DMM機能が使用され得ることを示すためにD−GWが使用できるものである。ルータ広告はまた、使用されるべきDMMモードを示すためにも使用され得る。6114において、UE L3構成が完了してもよい。
この機構は、UEが非3GPPアクセスにアタッチするときに使用され得る。3GPPアタッチの場合は、PDN接続が処理され得るかどうかについての決定は、L3アタッチメントが開始され得る前に起こり得る。たとえば、決定は、MNがルータ要請などの任意のL3パケットを送信でき得る前に起こり得る。
ネットワーク機能広告が提供され得る。L2信号送信を使用して、ネットワークは、その機能をちょうどL2アタッチメントにおいて広告することができる。これは、元々の(native)L2信号送信(たとえば3GPP、802.11)またはその他(たとえば802.21)によって行われてもよい。これは、たとえば、NBIFOMについて本明細書に記載されているように行われてもよい。この情報は、UEによって、それが、PDN接続がDMM動作を介して処理されることを要求することができるかどうかを知るために使用され得る。これは、たとえば、UEが、DMMをサポートできないネットワークに移動し得る場合に行われてもよく、これは、継続中のセッションが切断されている可能性があるか、または非DMM方法でセッション継続を保証するためにさらに別のモビリティ機構がトリガされ得るためである。
UEが異なる時間に異なるネットワークアンカへの複数のIP接続を行える(すなわちマルチホームMN)シナリオが存在し得る。たとえば、UEは、ネットワークにアタッチされてもよく、PDN接続(集中化方法で処理され得る)を要求することができ、(たとえば、アタッチされたネットワークのDMM機能に基づいて)後続のPDN接続がDMMの方法で処理されることを要求するように後で決定することができる。UEは、ネットワークのDMM機能を学習することができ、これはアタッチメント後またはアタッチメント中に行われ得る。ネットワークは、レイヤー2、レイヤー3(たとえば、ルータ広告、ICMPなど)、またはより高い層を使用して、機能の広告を実施することができる。
図62は、L3以上のメッセージ通信を使用するネットワークの機能の広告の例を示す。6208において、L2アタッチメント信号送信が、UE6200と、D−GW、SGSN、eDPG、またはアクセスルータであり得るD−GW6202との間で生じ得る。L2アタッチメント信号送信は、UE6200がDMM対応であり得ることを示すためにUE6200が行うものであり得る。6210において、D−GW6202は、アタッチ要求メッセージをMME6204に送信することができる。これは、たとえば3GPPアタッチの場合に生じ得る。6212において、PDN接続がセットアップされ、L3アタッチメントが生じ得る。たとえば、P−GWに固定されたIPは、UE6200に割り当てられ得る。6214において、D−GW6202は、L3以上の層のメッセージをUE6200に送信することができ、これは、ネットワークがDMM対応であり得ることを示すことができる。このメッセージはD−GW以外のエンティティから来てもよい。6216において、UE6200は、ネットワークがDMM対応であり得るというその知識に基づいて、それが、P−GW6206にではなくD−GW6202に固定され得るPDN接続をセットアップしたい可能性があると決定することができる。6218において、UE6200がD−GW6202に固定され得るIPアドレスを割り当てられ得るように、PDN接続がセットアップされ、L3アタッチメントが生じ得る。
ネットワークベースのフローモビリティ(NBIFOM)が提供され得る。ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)は、IPフローモビリティに、クライアントベースのDSMIP解決策よりも少ない信号送信をもたらし得る。NBIFOMは、モバイルノードのプロトコルスタックの複雑性を減少させ、移動体側またはネットワーク側のいずれかからフローモビリティを開始できるようにし得る。実施されるべきNBIFOMでは、ネットワークおよびモバイル側は、NBIFOMサポートが存在し得ることを認識させられるように要求することができる。本明細書に述べるように、本明細書に記載のシステムおよび方法は、ネットワークおよびモバイルノードの両方においてNBIFOM機能の発見をサポートすることができる。
機構が、モバイル側のLIFサポートについてネットワークに報知するために使用され得る。これらの機構は、たとえば、明示的および/または暗黙的方法を使用して、ネットワークにモバイル側のLIFのサポートについて報知することができる。ネットワークは、IPアドレスまたはプレフィクスをいくつかの方法で割り当てることができ、これは、機能がどのように報告されるかに依存し得る。本明細書に述べるように、方法および装置は、ネットワークがNBIFOM対応であり得るかどうかをモバイルノードが判定できるようにするために使用され得る。
PMIPv6の例が提供されていることがあるが、GTPまたは他のモビリティプロトコルによって類似の機能が実現され得る。さらに、説明した概念は、セルラーおよびWi−Fiモビリティを提供するために使用され得る。
MNは、NBIFOM機能の提示を提供できる。レイヤー3(L3)アタッチメントが起こり得る前に、MNは、L2においてネットワークに接続していてもよい。L2信号送信は、ネットワークに、モバイルノードにおけるNBIFOM機能を報知するために使用され得る。L2信号送信は、802.11信号送信、GPRSアタッチ、UE分類標識(UE Classmark)、無線アクセス機能IE(Radio Access Capability IE)、UMTS認証および鍵一致対応拡張可能認証プロトコル方法(extensible authentication protocol method for UMTS authentication and key agreement)(EAP−AKA)、GSM加入者識別モジュール対応拡張可能認証プロトコル方法(extensible authentication protocol method for GSM subscriber identity module)(EAP−SIM)などであってもよい。この情報がアクセスゲートウェイ(たとえば、MAG、信頼のあるWLANアクセスゲートウェイ(TWAG)など)に運搬され得るとき、それはアンカに送られてもよく、その結果、それはアドレスを移動体に割り当てることができる。
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)は、レイヤー2アタッチメント信号をネットワークノードに送信して、WTRUのセルラーネットワークまたはワイヤレスローカルエリアネットワーク(LAN)ベースのモビリティ機能を示すことができる。レイヤー2を介してネットワークノードへのアタッチメントが行われてもよい。セルラーネットワークまたはワイヤレスLANベースのモビリティ機能は、GTP(SAMOG)に基づくS2aモビリティに対する機能、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)に対する機能などであってもよい。ネットワークノードは、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)、信頼のあるワイヤレスLANアクセスゲートウェイ(TWAG)などであってもよい。ルータ要請メッセージが送信されてもよい。ルータ広告メッセージが受信され得る。ルータ広告メッセージは、WTRUに割り当てられたプレフィクスを含んでいてもよい。レイヤー3アクセスは、IPv6プレフィクスを使用して構成され得る。
ネットワークアクセスノードは、レイヤー2アタッチメント信号を、モバイルノードのセルラーネットワークまたはワイヤレスローカルエリアネットワーク(LAN)ベースのモビリティ機能を示すことができるモバイルノードから受信することができる。レイヤー2アタッチメント処理が実施されてもよい。セルラーネットワークまたはワイヤレスLANベースのモビリティ機能は、GTP(SAMOG)に基づくS2aモビリティに対する機能、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)に対する機能などであってもよい。ルータ要請メッセージが受信され得る。モバイルノードのセルラーネットワークまたはワイヤレスLANベースのモビリティ機能を示すことができるプロキシバインディング更新メッセージが送信されてもよい。モバイルノードに割り当てられたプレフィクスを含んでいてもよいプロキシバインディング確認応答メッセージが受信され得る。モバイルノードに割り当てられたプレフィクスを含んでいてもよいルータ広告メッセージが送信されてもよい。
モバイルノードのセルラーネットワークまたはワイヤレスローカルエリアネットワーク(LAN)ベースのモビリティ機能を示すことができるメッセージが受信され得る。プレフィクスは、モバイルノードのセルラーネットワークまたはワイヤレスLANベースのモビリティ機能に基づいてモバイルノードに割り当てられていてもよい。セルラーネットワークまたはワイヤレスLANベースのモビリティ機能は、NBIFOMに対する機能であってもよい。メッセージはプロキシバインディング更新メッセージであってもよい。モバイルノードはバインディングキャッシュに登録されてもよい。プロキシバインディング確認応答は、モバイルノードに割り当てられたプレフィクスを含み得る第2のネットワークノードに送信されてもよい。ネットワークノードはモバイルアクセスゲートウェイであってもよい。
図63は、レイヤー2の信号送信を使用してモバイルノードの機能を示すためのメッセージフローの例を示す。これは、たとえば、論理インターフェイス(LIF)機能および/またはネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能などのネットワークベースのIPモビリティ機能、インターフェイスS2aを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、S2bを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、SAMOG機能などのためのネゴシエーションなどといった、UEネットワークの機能のネゴシエーションを可能にするために行われてもよい。これは、たとえば、MNが、論理インターフェイス(LIF)機能などのそのインターフェイス機能および/またはネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能などのネットワークベースのIPモビリティ機能、インターフェイスS2aを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、S2bを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、SAMOG機能などをネットワークに報知できるようにするために行われてもよい。このMNは、UE、WTRUなどであってもよい。
6308において、L2アタッチメント信号送信が、UEであってもよいMN6300と6302のMAG1の間で起こり得る。L2信号送信は、802.11信号送信、GPRSアタッチ、UE分類標識、無線アクセス機能IE、UMTS認証および鍵一致対応拡張可能認証プロトコル方法(EAP−AKA)、GSM加入者識別モジュール対応拡張可能認証プロトコル方法(EAP−SIM)などであってもよい。MN6300は、L2アタッチメント信号送信を使用して、MN6300がネットワークベースのIPモビリティをサポートでき、かつ/または論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6310では、6302のMAG1に属し得るアクセス1へのMNのL2アタッチメントが完了してもよい。6312において、MN6300は、ルータ要請メッセージなどのモビリティをトリガするためのL3メッセージ、またはDHCP要求を、6302のMAG1に送信することができる。6314において、6302のMAG1は、プロキシバインディング更新をLMA6306に送信することができ、これは、MN6300がネットワークベースのIPモビリティをサポートでき、かつ/または論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6316において、LMA6306は、MNをそのバインディングキャッシュに登録し、IPv6プレフィクス(prefX::/64)またはIPv4アドレスをMNに割り当てることができる。LMA6306はまた、MNがネットワークベースのIPモビリティをサポートでき、かつ/または論理インターフェイス対応であり得、この情報をMN識別子およびその加入情報から導出することができ得ることを認識してもよい。6318において、LMA6306は、プロキシバインディング確認応答(prefX::/64)メッセージを6302のMAG1に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6300に割り当てられ得るIPv6プレフィクスまたはIPv4アドレスを含んでいてもよい。6320において、6302のMAG1は、ルータ広告メッセージ(PrefXL::/64)またはDHCP応答をMN6300に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6300に割り当てられ得るIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6322において、アクセス1におけるMN6300についてのL3構成が完了してもよい。6324において、データは、MN6300と6302のMAG1の間を流れ、6302のMAG1とLMA6306の間を流れることができる。
PBUは、L2アタッチメント時にMAG1によってトリガされ得る。これは、MN6300からRSを待つことなく起こり得る。さらに、PBUにおいて、ネットワークベースのIPモビリティおよび/またはMNの論理インターフェイス機能のサポートを運搬することは1つの例でしかなく、他の通信プロトコルなどの他の帯域外の信号送信手段が使用されてもよい。
MAGおよびPMIPv6対応のネットワークが図63に示され得るが、別のエンティティが、ePDGまたはSaMOG対応のネットワーク内のTWAGなどの類似の機能を提供するために使用されてもよい。さらに、図63は、他のネットワークベースのIPモビリティ機能、たとえば、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)、インターフェイスS2aを使用するネットワークベースのIPモビリティ、S2bを使用するネットワークベースのIPモビリティ、SAMOGなどに適用可能であってもよい。たとえば、UEであり得るMNは、EAP認証および認可手順など、L2信号送信中にサービングTWANとSAMOG機能をネゴシエートすることができる。TWANは、STaインターフェイスを介してUE要求のSAMOG機能およびTWAN構成ポリシーを3GPPのAAAサーバに送信することができる。3GPPのAAAサーバは、その機能がTWANでのUEセッションに適用できるかどうかを、UEの加入ポリシーおよびTWANポリシーに基づいて決定することができる。
図64は、他のインターフェイスによる後のL2アタッチメントでの、その論理インターフェイス(LIF)機能および/またはネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能などのネットワークベースのIPモビリティ機能、インターフェイスS2aを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、S2bを使用するネットワークベースのIPモビリティ機能、SAMOG機能などを告知することができるモバイルノード(MN)の例を示す。MNは、図64に示されているように、後続のL2アタッチメントでのそのNBIFOMおよび/またはLIF機能を他のインターフェイスに報知することができる。MAGが図64に示され得るが、別のエンティティが、TWAGまたはePDGなどの類似の機能を提供するために使用されてもよい。6408において、MN6400は、6402のMAG1に関連し得るアクセス1にアタッチされてもよい。6410において、データは、MN6400と6402のMAG1の間を流れることができ、また、6402のMAG1とLMA6406の間を流れることができる。6412において、MN6400および6404のMAG2は、L2アタッチメント信号送信を実施することができる。MN6400は、L2アタッチメント信号送信を使用して、それが論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6414において、アクセス2へのMN6400のL2アタッチメントが完了してもよい。6416において、MN6400は、ルータ要請メッセージを6404のMAG2に送信することができる。6418において、6404のMAG2は、MNが論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができるプロキシバインディング更新メッセージを、LMA6406に送信することができる。6420において、LMA6406は、MNバインディングキャッシュエントリを更新および/または変更でき、PrefY::/64などのIPv6プレフィクスをMN6400に割り当てることができる。LMA6406は、MN6400が論理インターフェイス対応であり得ることを認識していてもよい。PrefY::/64などの、MN6400に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスは、アクセス1において割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスと同じであってもよい。6422において、LMA6406は、プロキシバインディング確認応答メッセージを6404のMAG2に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6400に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6424において、MAG2は、ルータ広告メッセージをMN6400に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6400に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6426において、アクセス2におけるMN6400のL3構成が完了してもよい。
PDUは、L2アタッチメント時にMAG2によってトリガされ得る。これは、MN6400からRSを待つことなく起こり得る。さらに、PBUにおいて、MNの論理インターフェイス機能を運搬することは1つの例でしかなく、他の帯域外の信号送信機構が使用されてもよい。2つ以上のプレフィクスが、アクセス2でLMAによってMNに割り当てられてもよい。いずれのプレフィクスがアクセス2において割り当てられ得るかを決定するときに、MNの論理インターフェイス機能の知識がLMAにおいて使用され得る。たとえば、共通、固有、または混合モードが選択され得る。
MAGおよびPMIPv6対応のネットワークが図64に示され得るが、別のエンティティが、SaMOG対応のネットワーク内のTWAGなどの類似の機能を提供するために使用されてもよい。さらに、図64は、他のネットワークベースのIPモビリティ機能、たとえば、ネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)、インターフェイスS2aを使用するネットワークベースのIPモビリティ、S2bを使用するネットワークベースのIPモビリティ、SAMOGなどに適用可能であってもよい。たとえば、UEであり得るMNは、EAP認証および認可手順など、L2信号送信中にサービングTWANとSAMOG機能をネゴシエートすることができる。TWANは、STaインターフェイスを介してUE要求のSAMOG機能およびTWAN構成ポリシーを3GPPのAAAサーバに送信することができる。3GPPのAAAサーバは、その機能がTWANでのUEセッションに適用できるかどうかを、UEの加入ポリシーおよびTWANポリシーに基づいて決定することができる。
L3信号送信は、ネットワークに、モバイルノードにおけるNBIFOM機能を報知するために使用され得る。図65は、MNがRSによってその機能を示したときの例を示す。6508において、L2アタッチメント信号送信がMN6500と6502のMAG1の間で生じ得る。6502のMAG1は、アクセス1に関連し得る。6510において、アクセス1へのMN6500のL2アタッチメントが完了してもよい。6512において、MN6500は、ルータ要請メッセージを6502のMAG1に送信することができる。MN6500は、ルータ要請メッセージを使用して、MN6500が論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6514において、6502のMAG1は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA6506に送信することができる。送信バインディング更新メッセージは、MN6500が論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6516において、LMA6506は、MN6500およびそのバインディングキャッシュを登録し、prefX::/64などのIPv6プレフィクスをMN6500に割り当てることができる。LMA6506は、MNが論理インターフェイス対応であり得ることを認識していてもよい。6518において、LMA6506は、プロキシバインディング確認応答メッセージを6502のMAG1に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6500に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6520において、6502のMAG1は、ルータ広告メッセージをMN6500に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6500に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6522において、アクセス1におけるMN6500についてのL3構成が完了してもよい。6524において、データは、MN6500と6502のMAG1の間を流れることができ、6502のMAG1とLMA6506の間を流れることができる。
PDUは、L2アタッチメント時にMAG1によってトリガされ得る。これは、たとえば、MN6500からRSを待つことなく起こり得る。MN6500の論理インターフェイス機能を運搬することは1つの例でしかなく、他の帯域外の信号送信機構が使用されてもよい。2つ以上のプレフィクスが、LMAによってMN6500に割り当てられてもよい。
図66は、PMIPv6を使用でき、E−UTRANの3GPPアクセスで使用され得る例示的なネットワークベースの制御プレーンを示す。MN機能は、第1のアタッチメントでは報告されず、後のアタッチメントで報告されてもよく、これは図66に示され得る。LMAがMN機能について学習するとき、それは、異なるアクセスで、同じIPアドレスまたはプレフィクスを割り当てるか、異なるIPアドレスまたはプレフィクスを割り当てるかを決定することができる。
図66に示されているように、6608において、MN6600は、アクセス1にアタッチされ得る。6610において、データは、MN6600と6602のMAG1の間を流れることができ、6602のMAG1とLMA6606の間を流れることができる。6602のMAG1は、アクセス1に関連し得る。6612において、L2アタッチメント信号送信は、MN6600と6604のMAG2の間で生じ得る。6604のMAG2は、アクセス2に関連し得る。6614において、アクセス2へのMN6600のL2アタッチメントが完了してもよい。6616において、MN6600は、ルータ要請メッセージを6604のMAG2に送信することができる。ルータ要請メッセージは、MN6600が論理インターフェイス対応であり得ることを示すために、MN6600によって使用され得る。6618において、6604のMAG2は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA6606に送信することができる。プロキシバインディング更新メッセージは、MN6600が論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。6620において、LMA6606は、MN6600用のバインディングキャッシュエントリを更新および/または変更することができ、PrefY::/64などのIPv6プレフィクスをMN6600に割り当てることができる。LMA6604は、MN6600が論理インターフェイス対応であり得ることを認識していてもよい。IPv6プレフィクスは、アクセス1で割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスと同じであってもよいし、異なるプレフィクスであってもよい。6622において、LMA6606は、プロキシバインディング確認応答メッセージを6604のMAG2に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6606に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6624において、MAG2 6604は、ルータ広告をMN6600に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6606に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6626において、アクセス2におけるMN6600のL3構成が完了してもよい。
PDUは、L2アタッチメント時にMAG2によってトリガされ得る。これは、たとえば、MNからRSを待つことなく起こり得る。PDUにおいてMNの論理インターフェイス機能を運搬することは1つの例でしかなく、他の帯域外の信号送信機構が使用されてもよい。2つ以上のプレフィクスが、アクセス2でLMAによってMNに割り当てられてもよい。いずれのプレフィクスが割り当てられ得るかを決定するときに、MNの論理インターフェイス機能の知識がLMAによって使用され得る。
いくつかの実施形態において、L3以上の明示的信号送信が、L3アタッチメントの後に起こり得る。たとえば、MNは、L3アタッチメントが完了され得た後に、近隣発見メッセージ、DHCP拡張部分、ICMPメッセージなどのメッセージによってその機能を報告することができる。L3メッセージの性質に応じて、それはMAGに送信され、かつ、LMAに(たとえばPBUで)中継されてもよく、またはLMAに送信されてもよい。
図67は、L3信号送信を使用するユーザ機器(UE)の機能を示す例を示す。6708において、L2アタッチメント信号送信は、MN6700と6702のMAG1の間に生じ得る。6702のMAG1は、アクセス1に関連し得る。6710において、アクセス1へのMN6700のL2アタッチメントが完了してもよい。6712において、MN6700は、ルータ要請メッセージを6702のMAG1に送信することができる。6714において、6702のMAG1は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA6706に送信することができる。6716において、LMA6706は、MN6700およびそのバインディングキャッシュを登録し、prefX::/64などのIPv6プレフィクスをMN6700に割り当てることができる。6718において、LMA6706は、プロキシバインディング確認応答メッセージをMAG1 6702に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6700に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6720において、6702のMAG1は、ルータ広告メッセージをMN6700に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6700に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6722において、アクセス1におけるMN6700のL3構成が完了してもよい。6724において、データは、MN6700と6702のMAG1の間を流れることができ、6702のMAG1とLMA6706の間を流れることができる。
6726において、近隣発見メッセージ、DHCP、ICMP、PBUなどのL3信号送信が、MN6700と6702のMAG1の間で、かつ/または6702のMAG1とLMA6706の間で生じ得る。たとえば、MN6700は、L3信号送信を使用して、MN6700が論理インターフェイス対応であり得ることを6702のMAG1に示すことができる。6702のMAG1は、L3信号送信を使用して、MN6700が論理インターフェイス対応であり得ることをLMA6706に示すことができる。
6728において、MN6700は、L3以上の層の信号送信を使用して、MN6700が論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。たとえば、MN6700は、L3以上の層の信号送信を使用して、MN6700が論理インターフェイス対応であり得ることをLMA6706に通知することができる。
PBUは、L2アタッチメント時にMAG1によってトリガされ得る。これは、たとえば、MNからRSを待つことなく起こり得る。PBUにおいてMNの論理インターフェイス機能を与えることは1つの例でしかなく、他の境界外の信号送信機構が使用されてもよい。2つ以上のプレフィクスが、アクセス1でLMAによってMNに割り当てられてもよい。一実施形態において、6276または6278のいずれかが実施され得る。
MNは、第1のL3アタッチメントが完了された可能性があるとき、その機能をネットワークに広告することができる。それは、たとえば、L2メッセージまたはL3メッセージに依拠することによってそのようにすることができる。L3メッセージの使用を示す例が図68に示されている。図68は、第1のL3アタッチメントが完了された可能性があるときにL3信号送信を使用するUEの機能を示す例を示す。6808において、MN6800は、アクセス1にアタッチされ得る。6810において、データは、MN6800と6802のMAG1の間を、また、6802のMAG1とLMA6806の間を流れることができる。MAG1は、アクセス1に関連し得る。6812において、L2アタッチメント信号送信は、MN6800と6804のMAG2の間で生じ得る。MAG2は、アクセス2に関連し得る。6814において、アクセス2へのMN6800のL2アタッチメントが完了してもよい。6816において、MN6800は、ルータ要請を6804のMAG2に送信することができる。6818において、MAG2は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA6806に送信することができる。6820において、LMA6806は、MN6800用のバインディングキャッシュエントリを更新および/または変更することができ、PrefY::/64などのIPv6プレフィクスをMN6800に割り当てることができる。LMA6806は、MN6800の論理インターフェイス機能を認識していなくてもよく、MN6800に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスは、アクセス1で割り当てられているものとは異なっていてもよい。6822において、LMA6806は、プロキシバインディング確認応答メッセージを6804のMAG2に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN6800に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6824において、MAG2は、ルータ広告メッセージをMN6800に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN6800に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。6826において、アクセス2におけるMN6800のL3構成が完了してもよい。6830において、データは、MN6800と6804のMAG2の間を、また、6804のMAG2とLMA6806の間を流れることができる。
6832において、近隣発見メッセージ、DHCF、ICMPなどのL3信号送信が、MN6800から6804のMAG2に送信され得る。MN6800は、L3信号送信を使用して、MN6800が論理インターフェイス対応であり得ることを示すことができる。PBUなどのL3信号送信は、MAG2 6804からLMA6806に送信され得る。これは、たとえば、MN6800が論理インターフェイス対応であり得ることを示すために行われてもよい。6836で、LMA6806は、MN6800が論理インターフェイス対応であり得ることを認識していてもよい。
PBUは、L2アタッチメント時にMAG2によってトリガされ得る。これは、たとえばMNからRSを待つことなく起こり得る。MNの論理インターフェイス機能およびPBUを運搬することは1つの例でしかなく、他の境界外の信号送信機構が使用されてもよい。2つ以上のプレフィクスがアクセス2でLMAによってMNに割り当てられてもよい。一実施形態において、6832または6834のいずれかが実施され得る。
一実施形態で、MNは、暗黙的にネットワークにその機能について報知することができる。たとえば、近隣広告などの制御メッセージを使用して、MNは、1つのインターフェイスプレフィクスまたはIPアドレスに関する情報を他のインターフェイスを介して送信することができる。ネットワークは、両方のインターフェイスが同じMNに属することを知っていてもよく、それは、MNがNBIFOMまたはLIF対応であり得ることを学習することができる。
図69は、ネットワークにその機能を報知するモバイルノードの例を示す。たとえば、図69は、ネットワークにその機能を暗黙的に報知するMNの例を示し得る。MNは、インターフェイスの反対側のプレフィクスを送信することができ、プレフィクスまたはIPアドレスのセットを送信することができる。
図69に示されているように、6908において、MN6900は、アクセス1およびアクセス2にアタッチされてもよい。6910において、PrefXなどのプレフィクスを使用し得るデータは、MN6900と6902のMAG1の間を、また、6902のMAG1とLMA6906の間を流れることができる。6902のMAG1はアクセス1に関連し得る。6912において、PrefYなどのプレフィクスを使用し得るデータは、MN6900と6904のMAG2の間を、また、6904のMAG2とLMA6906の間を流れることができる。6904のMAG2は、アクセス2に関連し得る。6914において、MN6900は、PrefYなどのプレフィクスからのアドレスについての近隣広告を、6902のMAG1に送信することができる。6916において、6902のMAG1は、PBUなどのL3信号送信を使用してLMA6906と通信することができる。これは、たとえば、MNが論理インターフェイス対応であり得ることを示すために行われてもよい。6918において、LMA6906は、MN6900が論理インターフェイス対応であり得ることを認識していてもよい。
MNがアタッチされ得るアクセスでNAが送信され得る。メッセージがフローの移動を求めるトリガとして使用され得る場合、メッセージは、フローの受信が望まれ得る関連する軸に送信され得る。
ネットワークは、他のインターフェイスを介してソースIPアドレスまたはプレフィクスとともにデータを送信することによって、MN機能について暗黙的に報知され得る。このデータを受信すると、ネットワークは、MNがNBIFOMまたはLIF対応であり得ることを認識でき、このインターフェイスを介してデータを受け付け、送ることができる。
図70は、L3強制メッセージ通信を利用するモバイルノードの機能提示の例を示す。MNは、ネットワークがNBIFOM対応であり得るかどうかをデータを送信する前に知ることができる。MNがネットワークの機能を学習するためのいくつかの方法があり得る。図70に示されているように、7008において、MN7000は、アクセス1およびアクセス2にアタッチしていてもよい。7010において、PrefXなどのプレフィクスを含み得るデータは、MN7000と7002のMAG1の間を、また、7002のMAG1とLMA7006の間を流れることができる。7002のMAG1は、アクセス1に関連し得る。7012において、PrefYなどのプレフィクスを有し得るデータは、MN7000と7004のMAG2の間を、また、7004のMAG2とLMA7006の間を流れることができる。7004のMAG2は、アクセス2に関連し得る。
データトラフィックはアクセスを介して送信され得るが、ここでは、使用され得るプレフィクスが正しくないことがあり、このアクセス内で使用されなくてもよい。たとえば、7014において、MN7000は、アクセス2が意図され得るデータを7002のMAG1に送信することができ、これは、アクセス1に関連し得る。データが7002のMAG1によって受信されるとき、MAG1は、そのプレフィクスとともにデータをLMA7006に送ることができる。これは、MNが論理インターフェイス対応であり得ることをLMA7006に示すことができる。7018において、MAG1は、PBUなどのL3信号送信を使用してLMA7006と通信することができる。これは、たとえば、MN7000が論理インターフェイス対応であり得ることをLMA7006に示すために行われてもよい。
7016および7018は、MN7000の論理インターフェイス機能を運搬するために使用されてもよい可能な方法の例であり得る。一実施形態において、7016または7018のいずれかが実施され得る。使用プレフィクスが正しくないことがあるアクセスへのトラフィックの暗黙的送信は、データフローの移動を要求するためのトリガとして使用され得る。
ネットワーク機能広告が提供され得る。たとえば、ネットワークは、MNに、それがNBIFOM対応であり得ることを報知することができる。これは、たとえば、L2、L3、またはそれより上の層の信号送信を使用して行われてもよい。L2信号送信を使用して、ネットワークは、その機能をちょうどL2アタッチメントにおいて広告することができる。これは、たとえば、元々のL2信号送信(たとえば3GPP、802.11)またはその他(たとえば、802.21)によって行われてもよい。
図71は、L2信号送信を使用してその機能を広告するネットワークの例を示す。MNとMAGの間に直接的なL2リンクがない可能性がある場合、L2の移行が、一方の場所から他方の場所に情報を運搬するために使用され得る。7108において、L2アタッチメント信号送信が、MN7100と7102のMAG1の間で生じ得る。アクセス1は、L2アタッチメント信号送信を使用して、PMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得ることを示すことができる。7102のMAG1はアクセス1に関連し得る。7110において、アクセス1へのMN7100のL2アタッチメントが完了してもよい。7112において、MN7100は、アタッチされたドメインがNBIFOM対応であり得ることを認識していてもよい。7114において、MN7100は、ルータ要請メッセージを7102のMAG1に送信することができる。7116において、7102のMAG1は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA7106に送信することができる。7118において、LMA7106は、MN7100およびそのバインディングキャッシュを登録し、prefX::/64などのIPv6プレフィクスをMN7100に割り当てることができる。7120において、LMA7106は、プロキシバインディング確認応答メッセージを7102のMAG1に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN7100に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。7112において、MAG1は、ルータ広告メッセージをMN7100に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN7100に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。7124において、アクセス1におけるMN7100のL3構成が完了してもよい。7126において、データは、MN7100と7102のMAG1の間を、また、7102のMAG1とLMA7106の間を流れることができる。
レイヤー3ネットワークの機能の広告が提供され得る。たとえば、ネットワークの機能の広告はL3信号送信を使用してもよい。ネットワークは、オプションまたはフラグとともにメッセージを使用してもよい。たとえば、これは、ルータ広告、ICMP、または他の(たとえばブロードキャスト)メッセージを介して広告されてもよい。
図72は、ネットワークの機能を広告するために使用されるL3信号送信の例を示す。7208において、L2アタッチメント信号送信は、MN7200と7202のMAG1の間で生じ得る。7202のMAG1は、アクセス1に関連し得る。7210において、アクセス1へのMN7200のL2アタッチメントが完了してもよい。7212において、MN7200は、ルータ要請メッセージを7202のMAG1に送信することができる。7214において、7202のMAG1は、プロキシバインディング更新メッセージをLMA7206に送信することができる。7216において、LMA7206は、MN7200およびそのバインディングキャッシュを登録し、prefX::/64などのIPv6プレフィクスをMN7200に割り当てることができる。7218において、LMA7206は、プロキシバインディング確認応答メッセージを7202のMAG1に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN7200に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含む。
7220において、7202のMAG1は、ルータ広告メッセージをMN7200に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN7200に割り当てられていてもよいIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。これは、たとえば、PMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得ることをMAG1が示せるようにするために行われてもよい。
7222において、アクセス1におけるMN7200のL3構成が完了してもよい。7224において、データは、MN7200と7202のMAG1の間を、また、7202のMAG1とLMA7206の間を流れることができる。
7226において、LMA7206は、ICMPなどのL3メッセージをMN7200に送信することができる。これは、たとえば、PMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得ることをLMA7206が示せるようにするために行われてもよい。
7228において、MN7200は、アタッチされたドメインがNBIFOM対応であり得ることを認識していてもよい。7220および7226は、MAGにおいて学習され得るMNの論理インターフェイス機能を運搬する可能な方法の例であり得る。一実施形態において、7220または7226が実施され得る。MAGまたはLMAに加えて、ANDSFなどの異なるエンティティが、NBIFOM機能を広告するために使用され得る。
レイヤー3より上位の層のメッセージが、ネットワークの機能についてMNに報知するために使用され得る。これらのメッセージは、たとえば、アクセスゲートウェイ、アンカ、またはネットワーク内の異なるノード(たとえばANDSF)において生成され得る。図73は、MNにネットワークの機能について報知するために使用されるレイヤー3より上の層のメッセージの例を示す。7308において、L2アタッチメント信号送信は、MN7300と7302のMAG1の間で生じ得る。7302のMAG1は、アクセス1に関連し得る。7310において、アクセス1へのMN7300のL2アタッチメントが完了してもよい。7312において、MN7300は、ルータ要請メッセージを7302のMAG1に送信することができる。7314において、7302のMAG1は、プロキシバインディング更新をLMA7306に送信することができる。7316において、LMA7306は、MN7300およびそのバインディングキャッシュを登録し、prefX::/64などのIPv6プレフィクスをMN7300に割り当てることができる。7318において、LMA7306は、プロキシバインディング確認応答メッセージを7302のMAG1に送信することができる。プロキシバインディング確認応答メッセージは、MN7300に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。7320において、7302のMAG1は、ルータ広告メッセージをMN7300に送信することができる。ルータ広告メッセージは、MN7300に割り当てられた可能性があるIPv6プレフィクスを含んでいてもよい。7322において、アクセス1におけるMN7300のL3構成が完了してもよい。7324において、データは、MN7300と7302のMAG1の間を流れることができ、7302のMAG1とLMA7306の間を流れることができる。
7326において、7302のMAG1は、L3より上の層のメッセージをMN7300に送信することができる。より上の層のメッセージは、PMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得ることを示すことができる。7328において、LMA7306は、L3より上の層のメッセージをMN7300に送信することができる。より上の層のメッセージは、PMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得ることを示すことができる。7326および7328は、MAGにおいて学習され得るMNの論理インターフェイス機能を運搬する可能な方法の例であり得る。一実施形態において、7326または7328が実施され得る。MAGまたはLMAに加えて、ANDSFなどの異なるエンティティが、NBIFOM機能を広告するために使用され得る。
7330において、MN7300は、アタッチされたドメインがNBIFOM対応であり得ることを認識していてもよい。
モバイルノードは、ネットワークにモバイルノードのNBIFOM機能を通知することができる。たとえば、モバイルノードは、L2信号送信を使用して、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)に、モバイルノードのネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能を報知することができる。NBIFOM機能は、モバイルノードの論理インターフェイス機能の提示を含んでいてもよい。モバイルノードは、第1のモバイルアクセスゲートウェイ(MAG)にアタッチすることができる。第1のMAGへのアタッチに続いて、モバイルノードは第2のMAGにアタッチすることができ、L2信号送信を介して、ネットワークに、モバイルノードのネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能を報知することができる。
モバイルノードは、L3信号を介して、モバイルアクセスゲートウェイ(MAG)に、モバイルノードのネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能を報知することができる。NBIFOM機能は、モバイルノードの論理インターフェイス機能の提示を含んでいてもよい。モバイルノードは、第1のモバイルアクセスゲートウェイ(MAG)にアタッチすることができる。第1のMAGへのアタッチに続いて、モバイルノードは第2のMAGにアタッチすることができ、L3信号送信を介して、ネットワークに、モバイルノードのネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能を報知することができる。
モバイルノードは、第1のMAGおよび第2のMAGに、モバイルノードのネットワークベースのIPフローモビリティ(NBIFOM)機能を報知することができる。これは、たとえば、モバイルノードが第1のMAGにアタッチした後に生じ得る。モバイルノードは、モバイルノードと第1のMAGおよび第2のMAGの一方との間の制御メッセージを使用して、MAG1および/またはMAG2に、モバイルノードのNBIFOM機能を報知することができる。制御メッセージは近隣広告メッセージを含んでいてもよい。
モバイルノードは、モバイルノードと、第1のMAGまたは第2のMAGとの間で送信されるデータを使用して、第1のMAGおよび第2のMAGの一方に、モバイルノードのNBIFORM機能を報知することができる。これは、たとえば、モバイルノードが第1のMAGまたは第2のMAGにアタッチした後に生じ得る。
MAGは、たとえばL2信号送信を介して、モバイルノードにネットワークのNBIFOM機能を報知することができる。NBIFOM機能は、MAGのPMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得るという提示を含んでいてもよい。
MAGは、たとえばL3信号送信を介して、モバイルノードにネットワークのNBIFOM機能を報知することができる。NBIFOM機能は、MAGのPMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得るという提示を含んでいてもよい。
MAGは、より上の層の信号送信を使用して、モバイルノードにネットワークのNBIFOM機能を報知することができる。より上の層の信号送信は、レイヤー3より上であり得る層であってもよい。NBIFOM機能は、MAGのPMIPv6ドメインがNBIFOM対応であり得るという提示を含んでいてもよい。
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)は、レイヤー2の信号送信を使用して、ネットワークにWTRUの分散モビリティ管理(DMM)機能を報知することができる。たとえば、WTRUは、セルラーアクセスネットワークおよび非セルラーネットワークの一方を使用して、ネットワークにDMM機能を報知することができる。
ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)は、レイヤー3の信号送信を使用して、ネットワークにWTRUの分散モビリティ管理(DMM)機能を報知することができる。
ネットワークノードは、レイヤー2の信号送信を使用して、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)にネットワークの分散モビリティ管理(DMM)機能を報知することができる。ネットワークノードは分散ゲートウェイ(D−GW)であってもよい。
レイヤー3の信号送信を使用するネットワークノードは、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)にネットワークの分散モビリティ管理(DMM)機能を報知することができる。
ネットワークノードはレイヤー3より上の信号送信を使用して、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)にネットワークの分散モビリティ管理(DMM)機能を報知することができる。
特徴および要素が特定の組合せで前述されているが、当業者は、各特徴または要素が単独または他の特徴および要素との任意の組合せで使用され得ることを認識することになろう。また、本明細書に記載の方法は、コンピュータまたはプロセッサによる実行のために、コンピュータプログラム、ソフトウェア、またはコンピュータ可読媒体に組み込まれたファームウェアで実装され得る。コンピュータ可読媒体の例には(ワイヤード接続またはワイヤレス接続を介して送信される)電子信号およびコンピュータ可読の記憶媒体が含まれる。コンピュータ可読記憶媒体の例には、限定はされないが、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内部のハードディスクやリムーバブルディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、およびCD−ROMディスクやデジタル多用途ディスク(DVD)などの光学媒体が含まれる。ソフトウェアと関連するプロセッサは、WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータにおける使用のために無線周波数トランシーバを実装する目的で使用され得る。