JP2017017030A - ブランチケーブル - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ブランチケーブル11は、幹線12と、この幹線12から分岐される分岐線13とを備えて構成される。ブランチケーブル11は、幹線12から分岐線13を分岐する部分、すなわち接続部分16に絶縁処理部15が設けられる。幹線12及び分岐線13は、それぞれ所定位置の被覆20、21を除去して幹線側導体露出部17及び分岐線側導体露出部18が形成される。幹線側導体露出部17及び分岐線側導体露出部18の電気的な接続部分18は、抵抗溶接にて形成される。尚、このような接続部分の形成にあたっては、予め分岐線側導体露出部に導電性を有する銅製のパイプ部材や端子が組み付けられてもよい。また、抵抗溶接に限らず超音波接合等の溶接であってもよい。
【選択図】図1
Description
図1において、引用符号11は本発明のブランチケーブルを示す。ブランチケーブル11は、マンションやビルディング(以下ビルと略記する)、集合住宅、工場、トンネル等の低圧配線に用いられる。ブランチケーブル11は、分岐付ケーブルと呼ばれることもある。このようなブランチケーブル11は、幹線12と、複数の分岐線13と、吊り上げ金具14とを備えて構成される。ブランチケーブル11における引用符号15は、後述する接続部分16を覆う絶縁処理部を示す。
特に図示しないが、ビルの最上階の天井部等には、吊り下げ用のフックが設けられる。このフックには滑車が取り付けられ、滑車には牽引用のワイヤーが掛けられる。ワイヤーは、この一端がビルの各階の仕切壁に形成された貫通孔に通された後、ブランチケーブル11の搬入先である最下階まで降ろされる。最下階まで降ろされたワイヤーの一端は、ブランチケーブル11の吊り上げ金具14に取り付けられる。
図1及び図2において、幹線12及び分岐線13としては、例えば600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルが採用される。幹線12及び分岐線13には、これらの電気的な接続部分16が形成される。分岐線13は、接続部分16を介して幹線12から分岐される。接続部分16は、幹線側導体露出部17と分岐線側導体露出部18とを電気的に接続することにより形成される。本発明においては、接続部分16の形成にあたり、抵抗溶接を採用することが特徴になる(溶接技術での接続であればよく、例えばスポット溶接等も含まれる)。
図2において、幹線側導体露出部17は、幹線12の中間における被覆20を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆20の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。幹線12の導体(幹線側導体露出部17)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される。尚、上記の如く接続部分16の形成に抵抗溶接が採用されることから、溶接し易い構造や接続状態を安定させる構造、接合面積をアップさせる構造等にするために、幹線側導体露出部17に予めフォーミング加工を施しておいてもよいものとする(フォーミング加工に関し、後述する実施例2、3も同様であるものとする)。
図2において、分岐線側導体露出部18は、分岐線13の端末における被覆21を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆21の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。分岐線13の導体(分岐線側導体露出部18)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される。尚、上記の如く接続部分16の形成に抵抗溶接が採用されることから、幹線側導体露出部17と同様に予めフォーミング加工を施しておいてもよいものとする。
接続部分16は、分岐線側導体露出部18を幹線側導体露出部17に重ね合わせた後に、これらを図示しない溶接電極で挟み込んで加圧しながら電流を流すことにより形成される。抵抗溶接により、分岐線側導体露出部18と幹線側導体露出部17とに熱が発生し、また、この状態で圧力が掛かっていることから部材同士が溶接(引用符号19は溶接部分を示す)されて、結果、接続部分16が形成される。
図1において、絶縁処理部15は、接続部分16を覆うようにして形成される。具体的には、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン等を用いたモールド成形により、図示のような形状に形成される。尚、絶縁処理部15は、幹線12及び分岐線13の被覆20、21も覆うようにして形成される。絶縁処理部15は、接続部分16の構造が従来例と異なることから、従来例よりもスリムな形状で形成される(スリムな形状であっても、絶縁性能は十分に確保されるものとする)。
以上、図1及び図2を参照しながら説明してきたように、本発明のブランチケーブル11は、接続部分16の形成にあたり特徴を有する。具体的には、幹線12の幹線側導体露出部17と、分岐線13の分岐線側導体露出部18とを電気的に接続して接続部分16を形成するにあたり、従来例のような圧縮コネクタ8(図10参照)を用いない構造の採用に特徴を有する。接続部分16は抵抗溶接により形成される。これにより圧縮コネクタ8を用いた場合と比べて接続部分16を小さく形成することができる。
図3において、引用符号31は本発明のブランチケーブルを示す。ブランチケーブル31は、実施例1と同様、マンションやビルディング(以下ビルと略記する)、集合住宅、工場、トンネル等の低圧配線に用いられる。ブランチケーブル31は、分岐付ケーブルと呼ばれることもある。このようなブランチケーブル31は、幹線32と、複数の分岐線33と、吊り上げ金具34とを備えて構成される。ブランチケーブル31における引用符号35は、後述する接続部分36を覆う絶縁処理部を示す。
ブランチケーブル31の敷設は、実施例1と同じである。そのため、ここでは説明を省略するものとする。
図3及び図4において、幹線32及び分岐線33としては、実施例1と同様に600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルが採用される。幹線32及び分岐線33には、これらの電気的な接続部分36が形成される。分岐線33は、接続部分36を介して幹線32から分岐される。接続部分36は、幹線側導体露出部37と分岐線側導体露出部38とを電気的に接続することにより形成される。接続部分36の形成にあたり、実施例2の本発明においてはパイプ部材39を用いることが特徴になる。
図4において、幹線側導体露出部37は、幹線32の中間における被覆40を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆40の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。幹線32の導体(幹線側導体露出部37)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される。尚、幹線32は、分岐線33よりも導体サイズが大きく、そのため素線径も大きくなるものとする(図中では素線径が異なることを示すため誇張してある)。
図4において、分岐線側導体露出部38は、分岐線33の端末における被覆41を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆41の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。分岐線33の導体(分岐線側導体露出部38)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される(素線は幹線32の素線より細いものとする)。
図4において、パイプ部材39は、銅製で所定長さ・所定径に形成される(幹線32及び分岐線33の素線材料に合わせた材料で形成することが好ましい)。パイプ部材39は、幹線側導体露出部37と分岐線側導体露出部38とを電気的に接続するために用いられる。具体的には、予め分岐線側導体露出部38に組み付けられて幹線側導体露出部37との電気的な接続に用いられる。パイプ部材39は、以下の説明でも分かるようになるが、本発明に欠かせない部材であり、また、電気的な接続を良好に行えるような部材でもある。尚、パイプ部材39の組み付けとは、パイプ部材39の貫通孔に分岐線側導体露出部38を挿通することである。
接続部分36は、分岐線側導体露出部38に組み付けられたパイプ部材39を幹線側導体露出部37に重ね合わせ、この後にパイプ部材39の上から押し付けるように超音波接合ホーン(図示省略)を当てて超音波接合を施すことにより形成される。超音波接合が施されると、上記重ね合わせの部分に振動によるエネルギーが集中し、その結果、部材同士の溶接が行われて接続部分36が形成される。
図3において、絶縁処理部35は、接続部分36を覆うようにして形成される。具体的には、実施例1と同様、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン等を用いたモールド成形により、図示のような形状に形成される。尚、絶縁処理部35は、幹線32及び分岐線33の被覆40、41も覆うようにして形成される。絶縁処理部35は、接続部分36の構造が従来例と異なることから、従来例よりもスリムな形状で形成される(スリムな形状であっても、絶縁性能は十分に確保されるものとする)。
以上、図3及び図4を参照しながら説明してきたように、本発明のブランチケーブル31は、接続部分36の形成にあたり特徴を有する。具体的には、幹線32の幹線側導体露出部37と、分岐線33の分岐線側導体露出部38とを電気的に接続して接続部分36を形成するにあたり、従来例のような圧縮コネクタ8(図10参照)を用いない構造の採用に特徴を有する。接続部分36は、分岐線側導体露出部38をそのまま幹線側導体露出部37に接続するのではなく、分岐線側導体露出部38に導電性のパイプ部材39を組み付けた上で形成される。これにより圧縮コネクタ8を用いた場合と比べて接続部分36を小さく形成することができる。
図5において、引用符号51は本発明のブランチケーブルを示す。ブランチケーブル31は、実施例1、2と同様、マンションやビルディング(以下ビルと略記する)、集合住宅、工場、トンネル等の低圧配線に用いられる。ブランチケーブル51は、分岐付ケーブルと呼ばれることもある。このようなブランチケーブル51は、幹線52と、複数の分岐線53と、吊り上げ金具54とを備えて構成される。ブランチケーブル51における引用符号55は、後述する接続部分56を覆う絶縁処理部を示す。
ブランチケーブル51の敷設は、実施例1と同じである。そのため、ここでは説明を省略するものとする。
図5及び図6において、幹線52及び分岐線53としては、実施例1、2と同様に600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルが採用される。幹線52及び分岐線53には、これらの電気的な接続部分56が形成される。分岐線53は、接続部分56を介して幹線52から分岐される。接続部分56は、幹線側導体露出部57と分岐線側導体露出部58とを電気的に接続することにより形成される。接続部分56の形成にあたり、実施例3の本発明においては端子59を用いることが特徴になる。
図6において、幹線側導体露出部57は、幹線52の中間における被覆60を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆60の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。幹線52の導体(幹線側導体露出部57)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される。尚、幹線52は、分岐線53よりも導体サイズが大きく、そのため素線径も大きくなるものとする(図中では素線径が異なることを示すため誇張してある)。
図6において、分岐線側導体露出部58は、分岐線53の端末における被覆61を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される(実施例2よりも皮むき長さが短くなるものとする。具体的には、後述する端子59との接続が可能な長さであればよいものとする)。被覆61の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。分岐線53の導体(分岐線側導体露出部58)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される(素線は幹線52の素線より細いものとする)。
図6において、端子59は、銅製の部材であって(幹線52及び分岐線53の素線材料に合わせた材料で形成することが好ましい)、幹線側導体露出部57と分岐線側導体露出部58とを電気的に接続するために用いられる。具体的には、予め分岐線側導体露出部58に組み付けられて幹線側導体露出部57との電気的な接続に用いられる。端子59は、以下の説明でも分かるようになるが、本発明に欠かせない部材であり、また、電気的な接続を良好に行えるような部材でもある。端子59は、分岐線側導体露出部58を圧着により接続する加締め部62と、幹線側導体露出部57に溶接される導体溶接部63と、これら加締め部62及び導体溶接部63を連結する連結部64とを有する。
接続部分56は、分岐線側導体露出部58に組み付けられた端子59の導体接続部63を幹線側導体露出部57に重ね合わせ、これらを図示しない溶接電極で挟み込んで加圧しながら電流を流すことにより形成される。抵抗溶接により、導体接続部63と幹線側導体露出部57とに熱が発生し、また、この状態で圧力が掛かっていることから部材同士が溶接(溶接部分65)されて、結果、接続部分56が形成される。
図5において、絶縁処理部55は、接続部分56を覆うようにして形成される。具体的には、実施例1、2と同様、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン等を用いたモールド成形により、図示のような形状に形成される。尚、絶縁処理部55は、幹線52及び分岐線53の被覆60、61も覆うようにして形成される。絶縁処理部55は、接続部分56の構造が従来例と異なることから、従来例よりもスリムな形状で形成される(スリムな形状であっても、絶縁性能は十分に確保されるものとする)。
以上、図5及び図6を参照しながら説明してきたように、本発明のブランチケーブル51は、接続部分56の形成にあたり特徴を有する。具体的には、幹線52の幹線側導体露出部57と、分岐線53の分岐線側導体露出部58とを電気的に接続して接続部分56を形成するにあたり、従来例のような圧縮コネクタ8(図10参照)を用いない構造の採用に特徴を有する。接続部分56は、分岐線側導体露出部58をそのまま幹線側導体露出部57に接続するのではなく、分岐線側導体露出部58に導電性の端子59を組み付けた上で形成される。これにより圧縮コネクタ8を用いた場合と比べて接続部分56を小さく形成することができる。
図7において、引用符号71は本発明のブランチケーブルを示す。ブランチケーブル71は、実施例1と同様、マンションやビルディング(以下ビルと略記する)、集合住宅、工場、トンネル等の低圧配線に用いられる。ブランチケーブル71は、分岐付ケーブルと呼ばれることもある。このようなブランチケーブル71は、幹線72と、複数の分岐線73と、吊り上げ金具74とを備えて構成される。ブランチケーブル71における引用符号75は、後述する接続部分76を覆う絶縁処理部を示す。
ブランチケーブル71の敷設は、実施例1と同じである。そのため、ここでは説明を省略するものとする。
図7及び図9において、幹線72及二本の分岐線73としては、実施例1と同様に600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルが採用される。尚、分岐線73が二本であるのは一例であるものとする。幹線72及び二本の分岐線73には、これらの電気的な接続部分76が形成される。二本の分岐線73は、接続部分76を介して幹線72から分岐される。接続部分76は、幹線側導体露出部77と二本の分岐線側導体露出部78とを電気的に接続することにより形成される。接続部分76の形成にあたり、実施例4の本発明においてはパイプ部材79を用いることが特徴になる。
図9において、幹線側導体露出部77は、幹線72の中間における被覆80を適宜長さで除去(皮むき)することにより形成される。被覆80の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。幹線72の導体(幹線側導体露出部77)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される。尚、幹線72は、分岐線73よりも導体サイズが大きく、そのため素線径も大きくなるものとする(図中では素線径が異なることを示すため誇張してある)。
図9において、二本の分岐線側導体露出部78は、二本の分岐線73の端末における被覆81を適宜長さでそれぞれ除去(皮むき)することにより形成される。被覆81の除去に関しては、従来同様の工法が採用される。二本の分岐線73の導体(分岐線側導体露出部78)は、軟銅製の素線を撚り合わせて形成される(素線は幹線72の素線より細いものとする)。尚、二本の分岐線73は、紙面垂直方向に並んで図示されているものとする。
図8及び図9において、パイプ部材79は、銅製で所定長さ・所定径に形成される(幹線72及び二本の分岐線73の素線材料に合わせた材料で形成することが好ましい)。パイプ部材79は、幹線側導体露出部77と二本の分岐線側導体露出部78とを電気的に接続するために用いられる。具体的には、予め二本の分岐線側導体露出部78に組み付けられて(図8(a)〜(b)参照)幹線側導体露出部77との電気的な接続に用いられる。パイプ部材79は、以下の説明でも分かるようになるが、本発明に欠かせない部材であり、また、電気的な接続を良好に行えるような部材でもある。尚、パイプ部材79の組み付けとは、パイプ部材79の貫通孔79aに二本の分岐線側導体露出部78を挿通することである。
図9において、接続部分76は、二本の分岐線側導体露出部78に組み付けられたパイプ部材79(加工部82が形成された状態のパイプ部材79)を幹線側導体露出部77に重ね合わせ、この後にパイプ部材79の加工部82における導体密着部82aの上から押し付けるように超音波接合ホーン(図示省略)を当てて超音波接合を施すことにより形成される。超音波接合が施されると、上記重ね合わせの部分に振動によるエネルギーが集中し、その結果、部材同士の溶接が行われて接続部分76が形成される。
図7において、絶縁処理部75は、接続部分76を覆うようにして形成される。具体的には、実施例1と同様、塩化ビニール樹脂、ポリエチレン等を用いたモールド成形により、図示のような形状に形成される。尚、絶縁処理部75は、幹線72及び二本の分岐線73の被覆80、81も覆うようにして形成される。絶縁処理部75は、接続部分76の構造が従来例と異なることから、従来例よりもスリムな形状で形成される(スリムな形状であっても、絶縁性能は十分に確保されるものとする)。
以上、図7ないし図9を参照しながら説明してきたように、本発明のブランチケーブル71は、接続部分76の形成にあたり特徴を有する。具体的には、幹線72の幹線側導体露出部77と、二本の分岐線73の分岐線側導体露出部78とを電気的に接続して接続部分76を形成するにあたり、従来例のような圧縮コネクタ8(図10参照)を用いない構造の採用に特徴を有する。接続部分76は、二本の分岐線側導体露出部78をそのまま幹線側導体露出部77に接続するのではなく、二本の分岐線側導体露出部78に導電性のパイプ部材79を組み付けた上で形成される。これにより圧縮コネクタ8を用いた場合と比べて接続部分76を小さく形成することができる。
Claims (8)
- 幹線及び分岐線を備えるとともに絶縁処理部を有し、前記幹線及び前記分岐線は、それぞれ所定位置の被覆を除去して形成される幹線側導体露出部及び分岐線側導体露出部を有し、前記絶縁処理部は、前記幹線側導体露出部及び前記分岐線側導体露出部の電気的な接続部分を覆う、ブランチケーブルにおいて、
前記接続部分を溶接にて形成する
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1に記載のブランチケーブルにおいて、
前記溶接による前記接続部分の形成にあたり、予め前記幹線側導体露出部及び前記分岐線側導体露出部、又は、前記幹線側導体露出部、前記分岐線側導体露出部のどちらか一方にフォーミング加工を施す
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1又は2に記載のブランチケーブルにおいて、
前記溶接による前記接続部分の形成にあたり、予め前記分岐線側導体露出部に導電性のパイプ部材を組み付ける
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項3に記載のブランチケーブルにおいて、
前記分岐線側導体露出部に前記パイプ部材を組み付けた後、フォーミング加工を施して前記パイプ部材に加工部を形成する
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項4に記載のブランチケーブルにおいて、
前記加工部を、前記分岐線側導体露出部に対する前記パイプ部材の内部空間を狭めた部分になる導体密着部と、該導体密着部の側部で持ち手可能な部分になるヒレ部とを有する状態に形成する
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項3に記載のブランチケーブルにおいて、
前記分岐線側導体露出部に組み付けた前記パイプ部材を前記幹線側導体露出部に沿わせた後、フォーミング加工を施して前記パイプ部材に加工部を形成する
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1又は2に記載のブランチケーブルにおいて、
前記溶接による前記接続部分の形成にあたり、予め前記分岐線側導体露出部に導電性の端子を組み付ける
ことを特徴とするブランチケーブル。 - 請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載のブランチケーブルにおいて、
前記溶接を超音波接合又は抵抗溶接とする
ことを特徴とするブランチケーブル。
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