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JP2017010814A - 受信装置及び位置特定システム - Google Patents

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JP2017010814A
JP2017010814A JP2015125988A JP2015125988A JP2017010814A JP 2017010814 A JP2017010814 A JP 2017010814A JP 2015125988 A JP2015125988 A JP 2015125988A JP 2015125988 A JP2015125988 A JP 2015125988A JP 2017010814 A JP2017010814 A JP 2017010814A
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利哉 小山
Toshiya Koyama
利哉 小山
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Abstract

【課題】配線が不要であり、複数の場所の中から目的の場所を見つけやすくすることができる受信装置及び位置特定システムを提供する。
【解決手段】受信装置3は、LED33と、自装置のID及びLED33の制御規則を格納するメモリ34と、送信装置4から送信されるIDを受信する無線通信モジュール32と、送信装置4から受信したIDと自装置のIDとに基づいて、送信装置4から受信したIDにより特定される目的の受信装置3と自装置との相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出し、算出された相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方と、当該相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方に対応するLED33の制御規則とに基づいて、LED33を制御する処理部31とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、受信装置及び位置特定システムに関する。
従来より、探索対象物の位置をユーザに分かりやすく提示する照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この照明装置では、CPUが探索対象物の位置を把握し、探索対象物の位置を示すように複数のLEDの発光態様を制御する。
また、従来より、IDを入力すると、対応する鍵が開錠され、収納部の位置をランプで操作者に知らせるシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2013−106157号公報 特開2005−146788号公報
上記特許文献1,2のシステムでは、LED又はランプの発光によって収納部の位置が通知される。しかしながら、下駄箱や傘立てのような、多数の収納部が広範囲に分布する場合、1箇所のLED又はランプが発光しても、目的の収納部が見つけにくい場合がある。
また、上記特許文献1,2のシステムでは、CPU又は制御部が、複数のLED又は複数のランプのオン/オフを制御するので、CPUと複数のLEDとの間又は制御部と複数のランプとの間を接続する多数の配線が必要になる。このため、既存の設備に上記特許文献1,2のシステムを追加することは難しく、断線による故障も発生しやすい。
本発明は、配線が不要であり、複数の場所の中から目的の場所を見つけやすくすることができる受信装置及び位置特定システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示された受信装置は、照明手段と、自装置に対応する特定情報、及び前記照明手段の制御規則を格納する格納手段と、送信装置から送信される特定情報を受信する受信手段と、前記送信装置より受信した前記特定情報と前記格納手段に格納される特定情報とに基づいて、前記特定情報により特定される受信装置と自装置との相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出する算出手段と、前記算出された相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方と、当該相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方に対応する前記照明手段の制御規則とに基づいて、前記照明手段を制御する制御手段とを備える。
上記目的を達成するため、明細書に開示された位置特定システムは、特定情報を送信する送信装置と、前記送信装置から送信される前記特定情報を受信する複数の受信装置とを備え、前記複数の受信装置の各々は、照明手段と、自装置の特定情報及び前記照明手段の制御規則を格納する格納手段と、前記送信装置から特定情報を受信する受信手段と、前記送信装置から受信した特定情報と前記自装置の特定情報とに基づいて、前記受信した特定情報に対応する受信装置と前記自装置との間の相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出する算出手段と、前記算出された相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方と前記照明手段の制御規則とに基づいて、前記照明手段を制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、配線が不要であり、複数の場所の中から目的の場所を見つけやすくすることができる。
本発明の実施の形態にかかる位置特定システムを示す概略構成図である。 (A)は送信装置の構成を示すブロック図であり、(B)は受信装置の構成を示すブロック図である。 (A)は送信装置の構成の変形例を示すブロック図であり、(B)は受信装置の構成の変形例を示すブロック図である。 送信装置から受信装置に送信されるデータのフォーマットを示す図である。 図1の複数の受信装置の点灯パターンの一例を示す図である。 点灯パターンの他の例を示す図である。 送信装置で実行される処理を示すフローチャートである。 受信装置で実行される処理を示すフローチャートである。 受信装置で実行される処理の変形例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる位置特定システムを示す概略構成図である。
図1に示す位置特定システム10は、例えば、複数のロッカー1と、送信装置4とを備えている。各ロッカー1は、例えば、5行x7列の複数の収納部2と、5行x7列の複数の受信装置3とを備えている。尚、各収納部2には、1つの受信装置3が設けられている。
送信装置4及び受信装置3は、一対一対応のセットであり、それぞれの装置にIDが設定されている。1つの送信装置4に設定されているIDは、1つの受信装置3(即ち、当該送信装置4とペアになる受信装置3)に設定されているIDと同一であり、その他の受信装置3に設定されているIDとは異なる。以下、送信装置4に設定されているIDを「送信装置4のID」、受信装置3に設定されているIDを「受信装置3のID」と称する。但し、1つの送信装置4が発信する電波(データ)は、全ての受信装置3が受信することができる。送信装置4及び受信装置3のIDは、後述するように、位置特定システム10における受信装置3の位置に対応する座標情報を備えていてもよい。又は、各受信装置3が送信装置4から送信されたIDを座標情報に変換するためのデータを備えていてもよい。
図1の位置特定システム10では、複数の受信装置3が設けられる場所としてロッカー1が使用されているが、複数の受信装置3が設けられる場所は、ロッカー1に限定されるものではない。例えば、複数の受信装置3が設けられる場所は、傘立て、下駄箱、又コンサートホールの座席などでもよい。また、各ロッカー1が備える収納部2及び受信装置3の個数は図1の例に限定されない。また、図1では、3台の送信装置4のみが記載されているが、本実施形態では、送信装置4の台数は、受信装置3の台数と同一である。
図2(A)は送信装置の構成を示すブロック図であり、図2(B)は受信装置の構成を示すブロック図である。
図2(A)に示すように、送信装置4は、処理部41と、無線通信モジュール42と、スイッチ43と、メモリ44と、アンテナ45とを備えている。尚、送信装置4の電力は、例えば不図示の電池から供給される。ロッカーの例では、ロッカーを開けるための鍵に送信装置4を設ければよい。処理部41は、プロセッサであり、送信装置4の全体の動作を制御する。無線通信モジュール42は、例えば、Bluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)に従ったブルートゥースモジュールである。無線通信モジュール42は、Bluetooth Low Energyのアドバタイズ機能を利用して、メモリ44に格納された送信装置4のID(識別子)をアンテナ45を介して受信装置3に送信する。尚、無線通信モジュール42は、ブルートゥースモジュールに限定されるものではなく、サブギガヘルツ帯(920MHz)の特定小電力無線を利用する無線モジュールであってもよい。
スイッチ43は利用者によって操作され、オン(押下)操作時に、送信装置4のIDを受信装置3に送信するための指示を処理部41に入力する。処理部41は、スイッチ43のオン(指示)に応じて、メモリ44に格納された送信装置4のIDを読み出し、無線通信モジュール42に送信する。メモリ44は、送信装置4のIDを格納する。この送信装置4のIDは、当該送信装置4とペアになる受信装置3のIDと同一である。
図2(B)に示すように、受信装置3は、算出手段及び制御手段として機能する処理部31と、受信手段として機能する無線通信モジュール32と、照明手段として機能するLED(Light Emitting Diode)33と、格納手段として機能するメモリ34と、アンテナ35とを備えている。また、受信装置3は、外部電源50と接続され、外部電源50から必要な電力を受信する。処理部31は、プロセッサであり、受信装置3の全体の動作を制御する。また、処理部31は、送信装置4のIDの受信時からの経過時間を計測する計時手段として機能するタイマ31Aを備えている。無線通信モジュール32は、例えば、Bluetooth Low Energyに従ったブルートゥースモジュールである。無線通信モジュール32は、Bluetooth Low Energyのアドバタイズ機能を利用して、送信装置4のIDをアンテナ35を介して受信する。尚、無線通信モジュール32は、ブルートゥースモジュールに限定されるものではなく、サブギガヘルツ帯(920MHz)の特定小電力無線を利用する無線モジュールであってもよい。
LED33は、処理部31の制御に応じて、点灯、点滅又は消灯する。メモリ33は、受信装置3自身のIDと、LED33の制御規則を示すデータとを格納する。尚、LED33の制御規則を示すデータの詳細は後述する。
処理部31は、受信装置3自身のIDと、受信した送信装置4のIDとに基づいて、受信した送信装置4のIDに対応する受信装置3に対する自装置の相対距離及び/又は相対位置を算出し、LED33の制御規則を示すデータと算出された相対距離及び/又は相対位置とに基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯を制御する。送信装置4のIDの受信時からの経過時間がLED33の制御規則を示すデータに含まれている場合には、処理部31は、タイマ31Aで計測されたID受信からの経過時間と、LED33の制御規則を示すデータと、算出された相対距離及び/又は相対位置とに基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯を制御する。
図3(A)は送信装置の構成の変形例を示すブロック図であり、図3(B)は受信装置の構成の変形例を示すブロック図である。
図3(A)の送信装置4は、図2(A)の送信装置4の構成に加えて、充電池46と、受信装置3と接続するためのインターフェース47とを備えている。図3(B)の受信装置3は、図2(B)の受信装置3の構成に加えて、インターフェース47と接続するためのインターフェース36を備えている。インターフェース47がインターフェース36と接続すると、外部電源50からの電力がインターフェース36、47を介して送信装置4の充電池46に供給され、充電池46を充電することができる。
図4は、送信装置から受信装置に送信されるデータのフォーマットを示す図である。このデータは、例えば、Bluetooth Low Energyの規格に従ったアドバタイズデータである。
図4のアドバタイズデータは、最大31byteで構成され、アドバタイズメントストラクチャー(AD Structure)と呼ばれる情報要素が31byteのパケットに詰め込まれている。個々のアドバタイズメントストラクチャーは、「Length」「AD Type」及び「Data」で構成される。図4では、アドバタイズメントストラクチャーが2セット記載されている。
「Length」はアドバタイズメントストラクチャーのデータ長を示し、「AD Type」はアドバタイズメントストラクチャーの種類を示し、「Data」はデータを示す。
図4に示すように、「AD Type」が「FF」である場合、そのアドバタイズメントストラクチャーが製造者特定データ(Manufacturer Specific Data)であることを意味し、製造者が自由にそのアドバタイズメントストラクチャーの長さと内容を決めることができる。「Company id」は製造者を示すIDである。
本実施の形態では、製造者が自由に決めるアドバタイズメントストラクチャーの「Data」(「Data(独自データ)」の領域)に、施設コード、ブロックコード、送信装置4のID及びリザーブ領域が含まれる。図4の施設コードは、位置特定システム10を配置する施設を特定するコードであり、図1の例ではロッカー1が設置されている施設相当する。例えば、受信装置3は、送信装置4から受信した施設コードに基づいて、異なる施設で利用されている送信装置4からのデータを無視する。
図4のブロックコードは、送信装置4に対応する受信装置3が配置されているブロックを特定するコードである。例えば、図1の位置特定システム10では、複数のロッカー1があり、1つのロッカー1が1つのブロックに相当する。受信装置3は、送信装置4から受信したブロックコードに基づいて、異なるブロック、つまり自装置が設置されていないロッカー1で利用されている送信装置4からのデータを無視することができる。なお、送信装置4から送信されるデータにブロックコードが含まれていない場合、複数のブロックが設けられ、且つ同一IDを持つ受信装置3が異なるブロックで使用されていると、1つの送信装置4から送信されたIDが複数の受信装置3(1ブロック当たり1つの受信装置3)に対応してしまうため、無関係の受信装置3が受信したデータに基づく動作をしてしまうおそれがある。
図4のIDは、送信装置4及び送信装置4とペアになる受信装置3を特定するデータであり、受信装置3の座標情報(X座標、Y座標)を示すデータを含んでいる。図4のリザーブは、空き領域である。例えば、施設コード、ブロックコード及び送信装置4のID以外で受信装置3に送られるべきデータは、図4のリザーブ領域に登録される。
尚、送信装置4から受信装置3に送信されるデータのフォーマットは、図4のフォーマットに限定されるものではない。例えば、ブルートゥース以外の無線モジュールが利用される場合には、送信装置4から受信装置3に送信されるデータは、少なくとも施設コード、ブロックコード及び送信装置4のIDを備えていればよい。
図5は、図1の複数の受信装置の点灯パターンの一例を示す図である。
多数のLEDが広範囲に分布する場合、1箇所のLEDだけが発光しても、目的の場所が見つけにくい場合がある。例えば、施設に複数のロッカーが設置されており、さらに各ロッカーに、複数の収納部に対応する複数のLEDが設けられている場合には、目的の収納部に対応する1つのLEDだけが発光しても、目的の収納部が見つけにくい。
そこで、本実施の形態では、ユーザが携帯する1つの送信装置4から送信されるIDに応答して、複数の受信装置3が、図5に示すように、目的の受信装置3(図5の例では中央の受信装置3)を指し示すように、位置特定システム10全体としては見かけ上各受信装置3が協調動作を行う。なお、個々の受信装置3は自律的に動作し、受信装置3相互で連携した動作を行うわけではない。
具体的には、各受信装置3は独立して動作するが、各受信装置3の処理部31が、自装置のIDと、送信装置4から受信したID(つまり、目的の受信装置3のID)とに基づいて、目的の受信装置3(自装置も含む)に対する自装置の相対距離および/または相対位置を算出し、算出された相対距離および/または相対位置と、相対距離および/または相対位置に応じたLED33の制御規則とに基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯を制御する。これにより、複数の受信装置3のLED33が、図5に示すように、目的の受信装置3を指し示すように点灯、点滅又は消灯する。図5の例では、目的の受信装置3のLED33が点滅し、目的の受信装置3のLED33が十字の交点となるように、目的の受信装置3と同じ行あるいは同じ列に配置されている周辺の受信装置3のLED33が点灯する。他の受信装置3はLEDを消灯する。尚、LED33の点灯パターンは、十字形状に限定されておらず、他の点灯パターンでもよい。
目的の受信装置3からの距離や位置に応じたLED33の点灯パターンを実現するために、送信装置4のIDはペアとなる受信装置3の座標情報(X座標、Y座標)を備えている。例えば、図5のように、複数の受信装置3が2次元に配列される場合には、送信装置4から送信されるIDがX座標及びY座標の2変数で構成されている。一方、受信装置3は自身が配置されている座標情報を記憶しており、受信した座標情報と自身が記憶している座標情報との比較を行う。なお、送信装置4のIDが受信装置3の座標情報を備えていない場合には、各受信装置3は、送信装置4から受信したIDを座標情報(X座標、Y座標)に変換するためのデータを備えている。
本実施の形態では、受信装置3のIDを(X_i,Y_j)で表す。ここで、X_ i、Y_jはそれぞれ受信装置3が配置されている位置のX軸およびY軸の座標値を示し、i,jは自然数である。ここでは、受信装置3が図5に示すように配列している場合を想定する。あるユーザが携帯する送信装置4のIDが(X_α,Y_β)であるとする。当該送信装置4のスイッチ43が押下されると、送信装置4は、自身のIDを含むアドバタイズデータを全ての受信装置3に送信する。全ての受信装置3は送信装置4から送信されたアドバタイズデータを受信する。
このとき、送信装置4のIDに対応する受信装置3(つまり目的の受信装置3)と、送信装置4のIDを受信したある受信装置3とのX軸上の相対距離は、│X_i−X_α│で表される。同様に、目的の受信装置3と、送信装置4のIDを受信したある受信装置3とのY軸上の相対距離は、│Y_j−Y_β│で表される。
図5の点灯パターンを実現するには、各受信装置3の処理部31が、以下の条件1のいずれに自身が該当するのかを判別し、その結果に基づいてLED33の点灯、点滅又は消灯を制御する。つまり、以下の条件1が、上述したLED33の制御規則を示すデータの一例である。
(条件1)
・│X_i−X_α│=0且つ│Y_j−Y_β│=0:点滅
・│X_i−X_α│=0且つ│Y_j−Y_β│≠0:点灯
・│X_i−X_α│≠0且つ│Y_j−Y_β│=0:点灯
・│X_i−X_α│≠0且つ│Y_j−Y_β│≠0:消灯
「|X_i−X_α|=0」、あるいは「|Y_j−Y_β|=0」である場合、受信装置3は目的の受信装置3と同じ列、あるいは同じ行に配置されていることを意味する。
「│X_i−X_α│=0且つ│Y_j−Y_β│=0」の場合、受信したIDは自装置のIDであるため、処理部31は自装置のLEDを点滅させる。
「│X_i−X_α│=0且つ│Y_j−Y_β│≠0」、あるいは「│X_i−X_α│≠0且つ│Y_j−Y_β│=0」の場合、自装置は目的の受信装置3と同じ列、あるいは同じ行に配置されていることを意味する。
次に、別の点灯パターンを説明する。
点灯パターンは形状だけでなく、時間的要素に応じたものとすることもできる。図6は、点灯パターンの他の例を示す図である。複数の受信装置3が図6に示す円内に配置され、白い領域はLEDが点灯している受信装置3の、黒い領域はLEDが消灯している受信装置3の配置されている領域をそれぞれ示している。
図6では、最初は、全ての受信装置3を点灯させ、時間経過とともに点灯する受信装置3を減らし、最終的に目的の受信装置3のみを点灯させている。換言すれば、図6では、目的の受信装置3を中心として、時間経過にともなって目的の受信装置3からの距離が長い受信装置3を段階的(1秒ごと)に消灯し、最終的に目的の受信装置3のみを点灯させている。つまり、円状に広がっている、点灯している受信装置3が時間経過とともに円が小さくなるように減少し、最終的に目的の受信装置3のみを点灯させている。これにより、目的の受信装置3をより分かりやすく指し示している。
このとき、送信装置4のIDに対応する受信装置3(つまり目的の受信装置3)と、それぞれの受信装置3との相対距離Lは、以下の式(1)で表される。
Figure 2017010814
図6の点灯パターンを実現するには、各受信装置3の処理部31が、以下の条件2及びタイマ31Aで計測される送信装置4からのIDの受信時からの経過時間に基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯を制御する。つまり、以下の条件2は、上述したLED33の制御規則を示すデータの一例である。
(条件2)
・「最初」
ALL:点灯
・「1秒後」
L<L_1:点灯
L≧L_1:消灯
・「2秒後」
L<L_2:点灯
L≧L_2:消灯
但し、L_1>L_2
・「3秒後」
L<L_3:点灯
L≧L_3:消灯
但し、L_2>L_3
尚、L_1〜L_3は、それぞれID受信から1秒〜3秒後の、目的の受信装置3との相対距離の閾値である。
図7は、送信装置で実行される処理を示すフローチャートである。
まず、処理部41はスイッチ43が押下されたか、即ち、スイッチ43がオンであるか否かを判別する(ステップS1)。スイッチ43が押下されていない場合(ステップS1でNO)には、ステップS1での判別を繰り返す。一方、スイッチ43が押下されたと判断した場合(ステップS1でYES)には、処理部41は,メモリ44に格納された送信装置4のIDを含むアドバタイズデータを読み出し、無線通信モジュール42及びアンテナ45を介してアドバタイズデータを各受信装置3に送信する(ステップS2)。その後、手順はステップS1に戻る。尚、ブルートゥース以外の無線モジュールが利用される場合には、送信装置4から受信装置3に送信されるデータは、少なくとも施設コード、ブロックコード及び送信装置4のIDを備えている。
図8は、受信装置で実行される処理を示すフローチャートである。受信装置3は、送信装置4からのアドバタイズデータの受信が可能な状態になっているものとする。
処理部31は、無線通信モジュール32を介して送信装置4のIDを含むアドバタイズデータの受信を開始する(ステップS11)。
処理部31は、送信装置4のIDを受信したか否かを判別する(ステップS12)。送信装置4のIDを受信していない場合には(ステップS12でNO)、手順はステップS11に戻る。一方、送信装置4のIDを受信した場合には(ステップS12でYES)、処理部31は、受信装置3自身のIDと、受信した送信装置4のIDとに基づいて、受信装置3自身と受信したIDに対応する受信装置3との相対距離および/または相対位置を算出する(ステップS13)。
処理部31は、LED33の制御規則を示すデータと算出された相対距離および/または相対位置とに基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯の制御を開始する(ステップS14)。
次に処理部31は制御規則を示すデータとタイマ31Aのカウントを用いて、送信装置4のIDを受信してから一定時間が経過してLEDの点灯制御のための一連の制御シーケンスが完了したかどうかを判定する(ステップS15)。一連の制御シーケンスが完了した場合(ステップS15でYES)、処理部31は、ステップS14で開始されたLED33の点灯、点滅又は消灯の制御を終了する(ステップS16)。
また、処理部31は、一連の制御シーケンスが完了していない状態で別の送信装置4のIDを受信したか否かを判別する(ステップS15でNO、ステップS17)。別の送信装置4のIDを受信していない場合には(ステップS17でNO)、手順はステップS15に戻る。
一方、一連の制御シーケンスが完了していない状態で別の送信装置4のIDを受信した場合には(ステップS17でYES)、処理部31は、受信した別の送信装置4のIDを廃棄するか、又は受信した別の送信装置4のIDをメモリ34に保持する(ステップS18)。その後、手順はステップS15に戻る。
ステップS18で別の送信装置4のIDを廃棄し、又はメモリ34に保持する理由は、前に受信した送信装置4のIDに関連するLED33の点灯、点滅又は消灯の制御が終了していないからである。つまり、本実施の形態では、各々の受信装置3のLED33が目的の受信装置3を指し示すようにLEDを点灯、点滅又は消灯させているが、2つの送信装置4のIDを同時に処理すると、複数の目的の受信装置3を指し示すように各受信装置3がLEDを点灯させる制御を行ってしまい、却って目的の受信装置3が判別しにくくなるおそれがあるためである。そのため、各受信装置3は、先に受信したIDに関連する一連の制御シーケンスが完了するまでは、後から受信したIDに対する処理を実行しないようにするために、後から受信した別の送信装置4のIDの破棄、あるいはメモリへの保持を行う。
尚、ステップS18で別の送信装置4のIDをメモリ34に保持する場合には、処理部31は、前に受信した送信装置4のIDに関連するLED33の点灯、点滅又は消灯の制御が全ての受信装置3で終了した後に、メモリ34からIDを読みだして、このIDに対応する受信装置3との相対距離及び/又は相対位置の算出(ステップS13参照)及び、対応するLED33の点灯、点滅又は消灯の制御を行う(ステップS14参照)。前に受信したIDに関する処理が全ての受信装置3で終了したか否かは、例えば自身のLED制御の開始からの経過時間に基づいて判断することが可能である。
また、送信装置4のIDの受信時からの経過時間がLED33の制御規則を示すデータに含まれている場合には、処理部31はステップS14において、タイマ31Aで計測されたID受信からの経過時間と、LED33の制御規則を示すデータと、算出された相対距離とに基づいて、LED33の点灯、点滅又は消灯の制御を開始する。
図9は、受信装置で実行される処理の変形例を示すフローチャートである。図8と同じの処理には同じステップ番号を付し、その説明を省略する。
送信装置4のIDを受信した場合には(ステップS12でYES)、処理部31は、送信装置4から施設コードを受信したか否かを判別する(ステップS21)。送信装置4から施設コードを受信していない場合には(ステップS21でNO)、本処理を終了する。
送信装置4から施設コードを受信している場合には(ステップS21でYES)、送信装置4から受信した施設コードが自装置の施設コードと一致しているか否かを判別する(ステップS22)。送信装置4からの施設コードが自装置の施設コードと一致していない場合には(ステップS22でNO)、処理部31は受信した施設コードを廃棄して、本処理を終了する。
送信装置4からの施設コードが自装置の施設コードと一致している場合には(ステップS22でYES)、処理部31は、送信装置4からブロックコードを受信したか否かを判別する(ステップS23)。送信装置4からブロックコードを受信していない場合には(ステップS23でNO)、本処理を終了する。
送信装置4からブロックコードを受信している場合には(ステップS23でYES)、送信装置4からのブロックコードが自装置のブロックコードと一致しているか否かを判別する(ステップS24)。送信装置4からブロックコードが自装置のブロックコードと一致していない場合には(ステップS24でNO)、処理部31は受信したブロックコードを廃棄して、本処理を終了する。
送信装置4からのブロックコードが自装置のブロックコードと一致している場合には(ステップS24でYES)、処理部31は、所定時間(例えば3秒)LED33を点滅させる。特定ブロック内のすべての受信装置3が同様な処理を実行することにより、このブロックに属する全ての受信装置3のLED33が点滅する。その後、手順はステップS13に進む。
従って、図9の処理では、まず、送信装置4が送信したブロックコードと一致するブロックコードを有する全ての受信装置3のLED33が所定時間点滅し、その後、点滅した複数の受信装置3のLED33が、目的の受信装置3を指し示すように点灯、点滅又は消灯される。よって、図9の処理によれば、複数の受信装置3を備えるロッカー1(即ちブロック)が複数ある場合でも、目的の場所、言い換えると特定のロッカーを見つけやすくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、受信装置3は、LED33と、自装置のID及びLED33の制御規則を示すデータを格納するメモリ34と、送信装置4から送信されるIDを受信する無線通信モジュール32と、送信装置4から受信したIDと自装置のIDとに基づいて、送信装置4から受信したIDにより特定される目的の受信装置3と自装置との相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出し、算出された相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方と、当該相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方に対応するLED33の制御規則とに基づいて、LED33を制御する処理部31とを備える。よって、本実施の形態に係る受信装置3によれば、配線が不要であり、複数の場所の中から目的の場所を見つけやすくすることができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
3 受信装置
4 送信装置
10 位置特定システム
31 処理部
32 無線通信モジュール
33 LED(Light Emitting Diode)
34 メモリ
35 アンテナ

Claims (6)

  1. 照明手段と、
    自装置に対応する特定情報、及び前記照明手段の制御規則を格納する格納手段と、
    送信装置から送信される特定情報を受信する受信手段と、
    前記送信装置より受信した前記特定情報と前記格納手段に格納される特定情報とに基づいて、前記特定情報により特定される受信装置と自装置との相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出する算出手段と、
    前記算出された相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方と、当該相対距離あるいは当該相対位置の少なくとも一方に対応する前記照明手段の制御規則とに基づいて、前記照明手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする受信装置。
  2. 前記照明手段の制御規則は、前記送信装置から受信した特定情報に対応する受信装置及び前記自装置との間の相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方と、前記照明手段の点灯、点滅又は消灯手順との関係を示すものであることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記送信装置から前記特定情報を受信してからの経過時間を計測する計時手段を備え、
    前記制御手段は、前記計時手段で計測された経過時間と、前記照明手段の制御規則とに基づいて、前記特定情報を受信してからの経過時間に応じた態様で前記照明手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  4. 前記制御手段による前記照明手段の制御が完了する前に、前記受信手段が別の特定情報を受信した場合には、前記制御手段は、受信した前記別の特定情報に基づいた前記照明手段の制御を行わないことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 前記格納手段は、前記自装置の属するブロックを特定するブロックコードを格納し、
    前記制御手段は、前記送信装置から受信されたブロックコードと前記格納手段に格納されたブロックコードが一致する場合に、前記照明手段を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の受信装置。
  6. 特定情報を送信する送信装置と、
    前記送信装置から送信される前記特定情報を受信する複数の受信装置とを備え、
    前記複数の受信装置の各々は、
    照明手段と、
    自装置の特定情報及び前記照明手段の制御規則を格納する格納手段と、
    前記送信装置から特定情報を受信する受信手段と、
    前記送信装置から受信した特定情報と前記自装置の特定情報とに基づいて、前記受信した特定情報に対応する受信装置と前記自装置との間の相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方を算出する算出手段と、
    前記算出された相対距離あるいは相対位置の少なくとも一方と前記照明手段の制御規則とに基づいて、前記照明手段を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とする位置特定システム。
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