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JP2016539561A - アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器 - Google Patents

アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器 Download PDF

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JP2016539561A JP2016527197A JP2016527197A JP2016539561A JP 2016539561 A JP2016539561 A JP 2016539561A JP 2016527197 A JP2016527197 A JP 2016527197A JP 2016527197 A JP2016527197 A JP 2016527197A JP 2016539561 A JP2016539561 A JP 2016539561A
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Abstract

本発明の実施形態は、アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器を提供する。この方法は、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、UEによって受信するステップと、PUCCHを使用することによって、UEによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ送信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、送信するステップと、を含む。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、これによって、すべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善し、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。

Description

本発明の実施形態は、データ通信技術に関し、特に、アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器に関する。
第3世代パートナシッププロジェクトロングタームエボリューション(Generation Partnership Project LTE Long Term Evolution,略して3GPP LTE)システムは、2つのワーキングモード、すなわち周波数分割複信(Frequency Division Duplexing,略してFDD)と、時分割複信(Time Division Duplexing,略してTDD)とを含む。3GPP LTEシステムでは、ハイブリッド自動再送をサポートするために、端末は、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,略してPUSCH)とを使用することによって、ハイブリッド自動再送要求確認応答(Hybrid Automatic Repeat request−Acknowledgement,略してHARQ−ACK)を、基地局へフィードバックする必要がある。端末が基地局へ確認応答(Acknowledgement,略してACK)をフィードバックする場合、それは、端末が正しくメッセージを受信したことを示す。端末が基地局へ否定的確認応答(Negative Acknowledgement,略してNACK)をフィードバックする場合、それは、端末における正しくない受信を示し、基地局は再送信を実行する必要がある。
3GPP LTE Rel 10/11では、第4世代通信技術のピークデータレートに関する国際電気通信連合の要件を満足するために、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,略してCA)が導入される。アグリゲートされたキャリアは、コンポーネントキャリア(Component Carrier,略してCC)と称され、サービングセルとも称される。キャリアアグリゲーション技術では、より高い帯域幅を提供するために、2つ以上のコンポーネントキャリアがアグリゲートされる。LTE Rel−8/9では、ユーザ機器(UE)は、データ送受信を実行するために、1つのコンポーネントキャリアにのみアクセスし得る一方、LTE−Aでは、UEは、データ送受信を実行するために、UEの能力とサービス要件に従って、複数のコンポーネントキャリアにアクセスし得る。既存のキャリアアグリゲーションシステムでは、一般に、同じ基地局(Evolved NodeB,略してeNB)に配備されているキャリアがアグリゲートされるか、又は、理想的なバックホールリンク(Backhaul)を有するマクロセル及びミクロセルの下でキャリアがアグリゲートされる。既存のCAシステムでは、ハイブリッド自動再送要求確認応答情報は、プライマリキャリアのみにおいて送られ、アグリゲートされたコンポーネントキャリアの複信モードは同じであり、FDD又はTDDである。
後続するLTEシステムでは、キャリアアグリゲーションは、異なる複信モードのアグリゲーションをサポートするために発展し得る。すなわち、アグリゲートされたコンポーネントキャリアの複信モードは異なり得、たとえば、いくつかのコンポーネントキャリアの複信モードはFDDであり、他のコンポーネントキャリアの複信モードはTDDである。既存のCAシステムでは、HARQ−ACKは、プライマリキャリアにおいてのみ送られ、異なる複信モードのアグリゲーションの場合、プライマリキャリアは、FDDキャリア又はTDDキャリアであり得る。この発展方向では、プライマリキャリアがTDDキャリアであり、別のコンポーネントキャリアがFDDキャリアであれば、FDDキャリアに対応するHARQ−ACKもまた、TDDキャリアへフィードバックされる必要がある。既存のシステムでは、FDDキャリアの場合、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングはn+4である。すなわち、ダウンリンクサブフレームnで送信されたPDSCHに対応するHARQ−ACKが、アップリンクサブフレームn+4でフィードバックされる。しかしながら、FDDキャリアに対応するHARQ−ACKが、TDDキャリアでフィードバックされるのであれば、TDDキャリアにおける無線フレームのいくつかのサブフレームしか、アップリンク送信のために使用されないので、既存のFDDのHARQ−ACKタイミングが使用されるのであれば、いくつかのFDDキャリアにおけるダウンリンクサブフレームについては、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームは存在しない。これらのダウンリンクサブフレームがスケジュールされないのであれば、リソースが浪費され得る。したがって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかが、解決される必要がある。
本発明の実施形態は、複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決するような、アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器を提供する。
本発明の第1の態様は、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第1の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第1の態様、及び、第1の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第1の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第1の態様、並びに、第1の態様の第1及び第2の可能な実施方式を参照して、本発明の第1の態様の第3の可能な実施方式では、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ送信する前に、方法はさらに、
UEによって、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するステップを含む。
本発明の第1の態様の第4の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するステップ、を含む。
本発明の第1の態様の第5の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、UEによって、PUCCHのPUCCH送信電力を取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するステップ、を含む。
本発明の第2の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、基地局によって受信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第2の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおけるアップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第2の態様、及び、第2の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第2の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第3の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、UEによって送信するステップであって、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第3の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第3の態様、及び、第3の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第3の態様の第2の可能な実施方式では、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する前に、方法はさらに、
UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップを含む。
本発明の第3の態様の第3の可能な実施方式では、UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するステップを含む。
本発明の第3の態様、及び、第3の態様の第1乃至第3の可能な実施方式を参照して、本発明の第3の態様の第4の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第3の態様の第5の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第4の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信するステップと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で、基地局によって受信するステップであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第4の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第4の態様、及び、第4の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第4の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第4の態様の第3の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第5の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによってUEによって送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第5の態様の第1の可能な実施方法では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第5の態様、及び、第5の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第5の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第5の態様、及び、第5の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第5の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第6の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、示すステップと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、基地局によって受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第6の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第6の態様、及び、第6の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第6の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第6の態様、及び、第6の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第6の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第7の態様は、
基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するように構成された送信モジュールであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信モジュールと、を含むユーザ機器UEを提供する。
本発明の第7の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第7の態様、及び、第7の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第7の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第7の態様、並びに、第7の態様の第1及び第2の可能な実施方式を参照して、本発明の第7の態様の第3の可能な実施方式では、ユーザ機器はさらに、
PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCHの送信電力を取得するように構成された取得モジュールを含む。
本発明の第7の態様の第4の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
本発明の第7の態様の第5の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
本発明の第8の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信モジュールと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第8の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおけるアップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第8の態様、及び、第8の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第8の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第9の態様は、
ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信モジュールと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するように構成された送信モジュールであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信モジュールと、を含むユーザ機器を提供する。
本発明の第9の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第9の態様、及び、第9の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第9の態様の第2の可能な実施方式では、ユーザ機器はさらに、
PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成された取得モジュールを含む。
本発明の第9の態様の第3の可能な実施方式では、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
本発明の第9の態様、及び、第9の態様の第1乃至第3の可能な実施方式を参照して、本発明の第9の態様の第4の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第9の態様の第5の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第10の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信モジュールと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第10の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第10の態様、及び、第4の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第10の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第10の態様の第3の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第11の態様は、
ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するように構成された決定モジュールであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するように構成された送信モジュールと、を含むユーザ機器UEを提供する。
本発明の第11の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第11の態様、及び、第11の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第11の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第11の態様、及び、第11の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第11の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第12の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示し、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すように構成されたインジケーションモジュールであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、インジケーションモジュールと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するように構成された送信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第12の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第12の態様、及び、第12の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第12の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第12の態様、及び、第12の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第12の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の実施形態において提供されるアップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器では、UEが、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信し、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送り、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送される。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、これによって、(FDDダウンリンクサブフレームとTDDダウンリンクサブフレームとを含む)すべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に記述するために、以下は、実施形態又は従来技術を記述するために必要とされる添付図面を簡単に記述する。明らかに、以下の記述における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を図示し、当業者は、創造的な努力無しで、これら添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態1のフローチャートである。 本発明に従うPUCCH送信メカニズムの概略図である。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態2のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態3のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態4のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態5のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態6のフローチャートである。 本発明に従うユーザ機器の実施形態1の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態1の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態2の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態2の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態3の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態3の概略構成図である。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態7のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態8のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態9のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態10のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態11のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態12のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態13のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態14のフローチャートである。 本発明に従うユーザ機器の実施形態4の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態4の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態5の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態5の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態6の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態6の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態7の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態7の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態8の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態8の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態9の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態9の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態10の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態10の概略構成図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、及び利点をより明確にするために、以下は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策をより明確かつ完全に記述する。明らかに、記述された実施形態は、本発明の実施形態のいくつかであって、すべてではない。創造的な努力無しで、本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られた他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
図1は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態1のフローチャートである。図1に図示されるように、この実施形態における方法は、以下を含み得る。
ステップ101:UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップは特に、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、UEによって受信するステップであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
本発明のすべての実施形態において、ユーザ機器(User Equipment,略してUE)に対応するサービングセルは、ネットワーク側デバイス(たとえば、基地局)によってUEのために設定されたサービングセル、UEにサービスを提供するサービングセル、又は、UEによってアクセスされるサービングセル、を称し得る。UEに対応するサービングセルは、第1のサービングセルと、第2のサービングセルとを含む。第1のサービングセル及び第2のサービングセルは、基地局によってUEのために設定されたサービングセルに含まれる第1のサービングセル及び第2のサービングセルであり得るか、又は、UEによってアクセスされるサービングセルに含まれる第1のサービングセル及び第2のサービングセルであり得る。UEに対応するサービングセルは、UEのコンポーネントキャリアを称し(又はコンポーネントキャリアと称され)得、第1のサービングセルは、第1のコンポーネントキャリアと称され得、第2のサービングセルは、第2のコンポーネントキャリアと称され得ることに留意されたい。
本発明のすべての実施形態において、サブフレーム番号(n)は、多数の無線フレームにおけるサブフレームのシーケンス番号を称し、かつ以下の方式で取得され得る。多数の無線フレームにおけるサブフレームを、ゼロから単調増加方式で、古い順にナンバリングする。すなわち、前の無線フレームの最後のサブフレームが、
(外1)
Figure 2016539561
とナンバリングされているのであれば、現在の無線フレームの最初のサブフレームは、
(外2)
Figure 2016539561
である。さらに、多数の無線フレームでは、各サブフレームはまた、サブフレームの、対応する無線フレームにおけるサブフレーム番号、すなわち、無線フレームにおけるサブフレームのサブフレーム番号を有する。
このステップでは、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信する。第1のサービングセルは、UEに対応するサービングセルであり、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,略してPDCCH)、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(Enhance Physical Downlink Control Channel,略してEPDCCH)であり、第1のサービングセルにおいて送信された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHを示すために、ダウンリンク制御チャネルが使用され得るか、又は、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために、ダウンリンク制御チャネルが使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリング(Semi−Persistent Scheduling,略してSPS)リリースを示すためにダウンリンク制御チャネルが使用され得る。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,略してDCI)フォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2D、のうちの1つ又は複数であり得るが、これは、本発明において限定されない。
ステップ102:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する。
このステップは特に、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、UEによって、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ送信するステップである。すなわち、ステップ1において受信されたダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、基地局へ送信するステップである。
さらに、この実施形態では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
さらに、このステップでは、アップリンクサブフレームn+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。すなわち、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、ユーザ機器は、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHのPUCCHリソースを決定し、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームn+4でフィードバックし得る。アップリンクサブフレームn+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第1のサービングセルにおいて伝送される。すなわち、PUCCHは、ステップ1において、第1のサービングセルにおいて伝送され得、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHの送信電力を示す。このケースでは、ユーザ機器は、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、その後、PUCCHの送信電力を使用することによって、ステップ1におけるダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームn+4でフィードバックし得る。
オプションとして、この実施形態では、ステップ102の前に、この方法はさらに、以下のステップ、すなわち、UEによって、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するステップ、を含み得る。この実施形態では、UEは、PUCCHリソース若しくはPUCCH送信電力のみを取得し得るか、又は、UEは、PUCCHリソースとPUCCH送信電力との両方を取得し得る。実現可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御(Transmit Power Control,略してTPC)コマンドフィールドを使用することによって、PUCCHのPUCCHリソースを示す。すなわち、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、UEは、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHのPUCCHリソースを決定し、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ Hybrid Automatic Repeat request Acknowledgement,略してHARQ−ACK)を、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームN+4でフィードバックし得る。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。すなわち、PUCCHは、ステップ101において、第1のサービングセルにおいて伝送され、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドは、PUCCHの送信電力を決定するために使用され得る。このケースでは、UEは、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、その後、PUCCHの送信電力を使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームN+4で、フィードバックし得る。
さらに、この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel,略してPDSCH)送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのHARQ−ACKであり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するHARQ−ACKである。
さらに、この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードがFDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
さらに、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルである場合、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得る。第2のサービングセルはまた、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示されるセカンダリサービングセルであり得、特に、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであり得る。
一般に、無線フレームには、10のサブフレームが存在する。したがって、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、10であり得る。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードが周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレーム内の他のアップリンクサブフレーム、すなわち、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレームに対応する。たとえば、第1のサービングセルのアップリンク−ダウンリンク構成比が、構成比2である場合、UEは、図2に図示される方式で、PUCCHを送信し得る。図2は、本発明におけるPUCCH送信メカニズムの概略図である。UEは、第1のサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、第1のサービングセルにおいてPUCCHを送信し、第1のサービングセルが、ダウンリンクサブフレームに対応する場合、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。このケースでは、第2のアップリンクサブフレームセットは、無線フレームにおいて、第1のサービングセルに対応するアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、垂線を使用することによって印され、第1のサービングセルに対応するサブフレーム)を含み、第1のアップリンクサブフレームセットは、同じ無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、縦線を使用することによって印され、第2のサービングセルに対応するサブフレーム)、すなわち、無線フレームにおいて、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれるアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、を含む。
本発明のこの実施形態では、たとえば、図2に図示される例では、プライマリキャリアがTDDキャリアである場合、FDDキャリア及びTDDキャリアの場合、HARQ−ACKは、FDDキャリアの既存のタイミングに従ってフィードバックされ得る。すなわち、UEが、ダウンリンクサブフレームNで制御チャネルを受信したのであれば、UEは、アップリンクサブフレームN+4で、FDDキャリア及び/又はTDDキャリアのHARQ−ACKをフィードバックし、アップリンクサブフレームN+4が、TDDのアップリンクサブフレームに正確に対応するのであれば、TDDキャリアを使用することによって、HARQ−ACKがフィードバックされ、アップリンクサブフレームN+4が、TDDのダウンリンクサブフレームに対応するのであれば、FDDキャリアを使用することによって、HARQ−ACKがフィードバックされる。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDキャリアの場合、FDDキャリアの既存のタイミングに従って、HARQ−ACKがフィードバックされる。これは、HARQ−ACKバンドリングを回避し、TDDキャリアのRTT遅れを低減する。
さらに、本発明のこの実施形態では、アップリンクサブフレームn+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示し、アップリンクサブフレームn+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドが、PUCCHの送信電力を決定するために使用される。本発明のこの実施形態では、一方では、前述した特徴によって、TPCコマンドは、PUCCHを送信するために使用されるダウンリンクキャリア対応キャリアにおいて伝送され、これによって、このモードにおける個別の電力制御が実施され、電力制御がより容易になり、他方では、PUCCHが、他のサービングセルにおいて伝送される場合、TPCコマンドフィールドは、PUCCHリソースを示し、これによって、UEは、PUCCHリソースに従ってHARQ−ACKをフィードバックできるようになり、PUCCHリソースの利用が、動的なインジケーションによって改善される。
この実施形態において提供される解決策では、UEは、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信し、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送り、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送される。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。一方、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、これによって、(FDDダウンリンクサブフレームとTDDダウンリンクサブフレームとを含む)すべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図3は、本発明に従ったアップリンク制御情報送信方法の実施形態2のフローチャートである。図3に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ201:基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップでは、基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、第1のサービングセルにおいてUEへダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。このステップの他の記述のために、実施形態1におけるステップ101の記述に対する参照がなされ、本明細書では、詳細は再度記述されない。
ステップ202:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用されるのであれば、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKであり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用されるのであれば、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージHARQ−ACKである。
このステップではアップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレーム中の異なるサブフレームに対応する。
このステップでは、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、基地局は、ステップ201におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHのPUCCHリソースを示し得、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、PUCCHにおいてアップリンクサブフレームN+4で受信する。
アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。このケースでは、PUCCHの送信電力を決定するために、ステップ201におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドが、UEによって使用され得る。そして基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を示し得る。
この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードがFDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルである場合、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得、第2のサービングセルはまた、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示されるセカンダリサービングセルであり得、特に、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセル、すなわち、UEのサービングセルにおける基地局によって示され、PUCCHを送信するために使用されるセカンダリサービングセル、であり得る。
無線フレームに10のサブフレームが存在するのであれば、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、10であり得る。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードが周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム、すなわち、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、に対応する。たとえば、第1のサービングセルのアップリンク−ダウンリンク構成比が、構成比2である場合、UEは、図2に図示される方式で、PUCCHを送信し得る。図2は、本発明におけるPUCCH送信メカニズムの概略図である。UEは、第1のサービングセルがアップリンクサブフレームに対応する場合、第1のサービングセルにおいてPUCCHを送信し、第1のサービングセルがダウンリンクサブフレームに対応する場合、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。このケースでは、第2のアップリンクサブフレームセットは、無線フレームにおいて、第1のサービングセルに対応するアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、垂線を使用することによって印され、第1のサービングセルに対応するサブフレーム)を含み、第1のアップリンクサブフレームセットは、同じ無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、縦線を使用することによって印され、第2のサービングセルに対応するサブフレーム)、すなわち、無線フレームにおいて、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれるアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、を含む。
この実施形態で提供される方法では、基地局は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信し、アップリンクサブフレームN+4が、異なるアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、異なるサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、その結果、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決する。一方、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、これによって、HARQ−ACKをフィードバックするために、各サブフレームが使用され得るようになり、また、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。本発明のこの実施形態の他の有益な効果は、実施形態1のものと同じであり、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図4は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態3のフローチャートである。図3に図示されるように、この実施形態と、図2に図示される実施形態との相違は、PUCCHは、UEのセカンダリサービングセルにおいてのみ送信され得、セカンダリサービングセルの複信モードはFDDであるという点にある。以下は、この実施形態の解決策を詳細に記述する。この実施形態における方法は、以下を含み得る。
ステップ301:UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを、ダウンリンクサブフレームNで、UEによって受信するステップを含み得る。第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
ステップ302:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップで、UEは、以下の2つの方式で、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し得る。
方式1:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
方式1では、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。すなわち、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、より高いレイヤシグナリングによって構成された4つのPUCCHリソースから1つのPUCCHリソースを決定する。より高いレイヤシグナリングによって構成された4つのPUCCHリソースに対応する物理リソースブロックPRBは、UEの第2のサービングセルに位置する。
この方式では、複信モードがTDDである第1のサービングセルに対応するHARQ−ACKが、複信モードがFDDである第2のサービングセルにおいて送信される場合、TDDのHARQ−ACKタイミングは、FDDのHARQ−ACKタイミングを使用し得る。したがって、DCIフォーマットにおけるDAIフィールドは、PUCCHリソースを示すために再使用され得る。一方では、既存のDCIフォーマットにおけるフィールドは、より良好に使用され得る。これは、リリース利用を改善する。他方では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送され、対応するPUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送される。したがって、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従ってPUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。この実施形態では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるDAIを使用することによって示される。これによって、UEは、HARQ−ACKをフィードバックすることができ、PUCCHリソース利用は、別のユーザの再使用によって改善され得る。さらに、インジケーションは、DAIを使用することによって実行される。これは、PUCCHリソースを示すために元々使用されていたTPCをリリースすることができる。その結果、TPCは、いずれのケースでも取得され得るようになり、したがって、PUCCHの電力制御効率を改善する。
方式2:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
方式2では、UEは、第1のサービングセル(プライマリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドを使用することによって、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)で伝送されたPUCCHリソースを示す。このケースでは、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドが、PUCCHリソースの送信電力制御コマンドを示すために使用される。
ユーザ機器が、ステップ301において、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを受信した場合、ステップはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力をUEによって決定するステップを含み得る。
ステップ303:UEは、PUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を送信する。PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
UEは、PUCCHリソースを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、第2のサービングセルにおいてフィードバックする。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
このステップでは、ユーザ機器が、ステップ301において、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを受信した場合、このステップはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答を、UEによって、アップリンクサブフレームN+4で、PUCCHにおいて送信するステップを含み得る。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。すなわち、このケースでは、ユーザ機器は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルに対応するHARQ−ACK、及び、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのHARQ−ACKを、第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHにおいてフィードバックする。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDのセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、より高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルである。すなわち、より高いレイヤシグナリングは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルのうちどのセカンダリサービングセルが、第2のサービングセルであるかを示すために使用され得る。
この実施形態では、UEのプライマリサービングセル(すなわち、第1のサービングセル)が、TDDである場合、PUCCHは、複信モードがFDDであるセカンダリサービングセル(すなわち、第2のサービングセル)で送られ、これによって、HARQ−ACKは、FDDサービングセルの既存のHARQ−ACKタイミングに従って、UEのすべてのFDDサービングセル及びTDDサービングセルにおいてフィードバックされ得るようになる。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDサービングセルにおけるHARQ−ACKバンドリングが低減され、TDDサービングセルのRTT遅れが短縮される。
既存のアグリゲーションメカニズムでは、セカンダリサービングセルがUEのために設定された後、セカンダリサービングセルは、活性化又は非活性化され得る。しかしながら、プライマリサービングセルがUEのために設定された後、プライマリサービングセルは、非活性化されることはできない。セカンダリサービングセルが非活性化されると、信号は、セカンダリサービングセルのアップリンクで送られることはできない。本発明のこの実施形態では、PUCCHを伝送する第2のサービングセルがセカンダリサービングセルであるので、PUCCHを送信するセカンダリサービングセルが非活性化されると、PUCCHはセカンダリサービングセルにおいて送信されることはできない。このケースでは、UEのプライマリサービングセルにおけるPDSCHのスケジューリングが影響され得る。この問題を解決するために、以下の方法が使用され得る。
方法1:PUCCHを送信するために使用される第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)は、非活性化されることができない。
この方法では、サービングセルがUEのために設定され、PUCCHを送信するためにセカンダリサービングセルが使用されていると判定されると、セカンダリサービングセルは非活性化されることができない。
方法2:ユーザ機器がダウンリンクサブフレームNで非活性化シグナリングを受信すると、UEはサブフレームN+Kの後に、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信することをやめる。ここで、Kは、8よりも大きいか、又は、8に等しい。
方法2はまた以下であってもよい。すなわち、ユーザ機器が、ダウンリンクサブフレームNで、非活性化シグナリングを受信し、その後、UEは、サブフレームN+Kの後に、第3のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。第3のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルであり、第3のサービングセルの複信モードは、FDDであり、第3のサービングセルは、活性化されたサービングセルであり、ここで、Kは8よりも大きいか、又は、8に等しい。
方法2では、UEは、サブフレームNで受信された非活性化シグナリングに従って、サブフレームN+Kの後に、UEに対応するすべてのセカンダリサービングセルにおけるどのセカンダリサービングセルが、現在、活性化状態にあるのかを判定し、活性化状態にあるサービングセルから、PUCCHを伝送しているセカンダリサービングセルを判定する。その結果、PUCCHを伝送する新たなセカンダリサービングセルが決定される前に、プライマリサービングセルにおいてPDSCHがスケジュールされることができないという問題を回避し、プライマリサービングセルにおける送信を保証する。
方法3:ユーザ機器が、プライマリサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのみを受信すると、UEは、プライマリサービングセルにおいてPUCCHを送り、ユーザ機器が、セカンダリサービングセルにおいてPDSCHを受信すると、UEは、セカンダリサービングセルにおいてPUCCHを送信する。
セカンダリサービングセルは、FDDサービングセルであり、セカンダリサービングセルは、最も小さなセルインデクスを有するFDDセカンダリサービングセルであるか、又は、セカンダリサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
方法3では、セカンダリサービングセルが非活性化されると、基地局が、プライマリサービングセルのみにおいてPDSCHをスケジュールし得る。このケースでは、UEは、PUCCHを使用することによって、プライマリサービングセルにおいてプライマリサービングセルのHARQ−ACKをフィードバックする。その結果、セカンダリサービングセルにおけるキャリアの非活性化によって引き起こされる影響を回避する。
方法3では、ステップ303はさらに、方法3におけるステップを含み得る。
上述された方式はまた、別の実施形態、特に、PUCCHがセカンダリサービングセルにおいて送信される必要のある実施形態、たとえば方法実施形態1に適用可能であることに留意されたい。
この実施形態では、UEは、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信する。ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。UEはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信する。第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。PUCCHは、周波数分割複信FDDキャリアにおいてフィードバックされる。これによって、ユーザ機器のFDDサービングセルにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図5は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態4のフローチャートである。実施形態3は、UEの観点からアップリンク制御情報送信方法を記述しており、この実施形態は、基地局の観点から送信方法を記述する。図5に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:基地局は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドが、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され得るか、又は、基地局が、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すこともあり得る。あらかじめ定義されたフィールドは、ダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドであり得る。それに相応して、このステップは、以下の通りであり得る。
方式1:基地局が、ダウンリンクサブフレームNで、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHは、第1のサービングセルにおいて伝送されるか、又は、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルであり、第1のサービングセルは、UEのサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このように、複信モードがTDDである第1のサービングセルに対応するHARQ−ACKが、複信モードがFDDである第2のサービングセルにおいて送信される場合、TDDのHARQ−ACKタイミングは、FDDのHARQ−ACKタイミングを使用し得る。したがって、DCIフォーマットにおけるDAIフィールドは、PUCCHリソースを示すために再使用され得る。一方では、既存のDCIフォーマットにおけるフィールドは、より良好に使用され得る。これは、リソース利用を改善する。他方では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送され、対応するPUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送される。したがって、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。この実施形態では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるDAIを使用することによって示される。これによって、UEは、HARQ−ACKをフィードバックすることができ、PUCCHリソース利用は、別のユーザの再使用によって改善され得る。さらに、インジケーションは、DAIを使用することによって実行される。これは、PUCCHリソースを示すために元々使用されていたTPCをリリースすることができ、これによって、TPCは、いずれのケースでも取得され得るようになる。その結果、PUCCHの電力制御効率を改善する。
方式2:基地局は、ダウンリンクサブフレームNでUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHは、第1のサービングセルにおいて伝送されるか、又は、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルであり、第1のサービングセルは、UEのサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
方式2では、基地局は、第1のサービングセル(プライマリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドを使用することによって、第2サービングセル(セカンダリサービングセル)で伝送されたPUCCHリソースを示す。このケースでは、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドは、PUCCHリソースの送信電力制御コマンドを示すために使用され得る。
ステップ401はさらに、UEの第2のサービングセルにおけるユーザ機器へ、基地局によって、ダウンリンクサブフレームNでPDSCHを送信するステップを含み得る。第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。このケースでは、ステップの方式2はさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を、基地局によって示すステップを含み得る。
ステップ402:基地局は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信する。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
ステップ401がさらに、基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、UEの第2のサービングセルにおいてユーザ機器へPDSCHを送信するステップを含み、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、ステップ402はさらに、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って、基地局によってアップリンクサブフレームN+4で受信するステップを含み得る。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDのセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、基地局によって示された、セカンダリサービングセルであり、たとえば、基地局は、ユーザがPUCCHを送信する第2のサービングセルを、RRCシグナリングを使用することによって示し得る。
この実施形態では、UEのプライマリサービングセル(すなわち、第1のサービングセル)が、TDDである場合、PUCCHは、複信モードがFDDであるセカンダリサービングセル(すなわち、第2のサービングセル)で伝送され、これによって、HARQ−ACKは、FDDサービングセルの既存のHARQ−ACKタイミングに従って、UEのすべてのFDDサービングセル及びTDDサービングセルにおいてフィードバックされ得る。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善し、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDサービングセルにおけるHARQ−ACKバンドリングが低減され、TDDサービングセルのRTT遅れが短縮される。
この実施形態では、基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され、基地局は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信する。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。PUCCHは、周波数分割複信FDDキャリアにおいてフィードバックされ、これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善し、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図6は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態5のフローチャートである。この実施形態では、PUCCHは、UEのプライマリサービングセル及びセカンダリサービングセルにおいて送信され得る。プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、UEは、プライマリサービングセルにおいてPUCCHを送信し、プライマリサービングセルが、ダウンリンクサブフレームに対応する場合、ユーザ機器は、セカンダリサービングセルにおいてPUCCHを送信する。以下は、本発明の解決策を詳細に記述する。図5に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:UEが、ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップでは、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2Dのうちの1つ又は複数であり得る。第1のサービングセルは、UEに対応するサービングセルである。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを、UEによって、ダウンリンクサブフレームNで受信するステップを含み得る。
ステップ502:UEは、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップでは、UEは、ステップ1において第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
さらに、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
ステップ503:UEは、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を決定する。
このステップにおいて、UEは、ステップ1において第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を決定する。
さらに、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEが、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEに対応するサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。1つのアップリンクサブフレームのために、ステップ502又はステップ503のうちのいずれかが存在する。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、より高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルである。すなわち、より高いレイヤシグナリングは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルのうちのどのセカンダリサービングセルが、第2のサービングセルであるかを示すために使用され得る。
ステップ504:UEは、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって、基地局へ送信する。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される解決策では、ユーザ機器UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである。ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、UEは、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従ってPUCCHを使用することによって送信する。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、同時に、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図7は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態6のフローチャートである。実施形態5は、UEの観点からアップリンク制御情報送信方法を記述しており、この実施形態は、基地局の観点からの説明を与える。図7に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ601:基地局が、ダウンリンクサブフレームNでユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
基地局は、第1のサービングセルにおけるUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、第1のサービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルである。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2Dのうちの1つ又は複数であり得る。
ステップ602:基地局は、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ステップ602では、基地局は、ステップ601におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ステップ603:基地局は、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を示す。
ステップ603では、基地局は、ステップ601におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を示す。
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
この実施形態では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEに対応するサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、UEのセカンダリサービングセルにおいてより高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、基地局によって示されるセカンダリサービングセルである。
ステップ604:基地局は、UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信する。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、同時に、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図8は、本発明に従うユーザ機器の実施形態1の概略構成図である。図8に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール71及び送信モジュール72を含む。
受信モジュール71は、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、
送信モジュール72は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するように構成され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである場合、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEにサービスを提供するが、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
さらに、この実施形態において提供されるユーザ機器はさらに、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するように構成された取得モジュールを含み得る。特に、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態1において図示される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図9は、本発明に従う基地局の実施形態1の概略構成図である。図9に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール81と受信モジュール82とを含み、
送信モジュール81は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、
受信モジュール82は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレーム、及び第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態2における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図10は、本発明に従うユーザ機器の実施形態2の概略構成図である。図10に図示するように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール91と送信モジュール92とを含み、
受信モジュール91は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、
送信モジュール92は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するように構成され、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
さらに、この実施形態におけるユーザ機器はさらに、PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成された取得モジュールを含み得る。取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態3における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図11は、本発明に従う基地局の実施形態2の概略構成図である。図11に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール11と受信モジュール12とを含み、
送信モジュール11は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され、
受信モジュール12は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成され、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは、特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態4における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図12は、本発明に従うユーザ機器の実施形態3の概略構成図である。図12に図示されるように、この実施形態におけるユーザ機器は、受信モジュール21、決定モジュール22、及び送信モジュール23を含み、
受信モジュール21は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、
決定モジュール22は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するように構成され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、
送信モジュール23は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態5における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図13は、本発明に従う基地局の実施形態3の概略構成図である。図13に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール31、インジケーションモジュール32、及び受信モジュール33を含み、
送信モジュール31は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、
インジケーションモジュール32は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すように構成され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、
受信モジュール33は、UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態6における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図14は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態7のフローチャートである。図14に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1401:UEは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、ユーザ機器のために、キャリア間スケジューリングが設定されたのであれば、FDDサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルが、TDDサービングセルにおいて伝送されることが生じ得る。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って実行される場合、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、第1のサービングセルに対応する1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1401で受信されたダウンリンク制御チャネルは、多数のダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルを含み得る。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは2に等しいという具合である。
このステップにおいて、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、すなわち、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される場合、ステップ1401において受信されたダウンリンク制御チャネルは、1つのダウンリンクサブフレームにおいて受信されたダウンリンク制御チャネルのみに対応する。
このステップにおけるダウンリンク制御チャネルは、PDCCH又はEPDCCHであり得る。
ステップ1402:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このように、UEは、以下のいくつかの方式で、PUCCHリソースを決定し得る。
方式1:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1に等しい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。PUCCHリソースに対応するPRBは、UEの第2のサービングセルに位置する。
方式1では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1よりも大きい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式1は、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが実行されるケースに適用可能である。
方式1では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
方式2:UEは、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式2では、UEは、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定する、すなわち、PUCCHリソースは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって示される。より高いレイヤシグナリングは、無線リソース制御(Radio Resource Control,略してRRC)シグナリングであり得る。このケースでは、PUCCHリソースは、半静的に確保される。
方式2では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式2では、PUCCHリソースが、半静的に確保される。これによって、方式2は、いずれのシナリオにも適用可能となり、PUCCHリソースのTPCが常に取得され得る。その結果、電力制御効率を改善する。
方式3:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおける、あらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式3では、あらかじめ定義されたフィールドは、DCIフォーマットに追加された新たなフィールドであり得る。このフィールドは、2ビット情報に相当する。
方式3では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式3では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得る。そして、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。その間、方式3は、いずれのシナリオにも適用可能である。
方式4:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセット(resource offset)フィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式4は、ダウンリンク制御チャネルがEPDCCHであるケースに適用可能である。方法4では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式4では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することにより示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得る。そして、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
ステップ1403:UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップでは、UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。すなわち、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、ステップ1401におけるPDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソース及びPUCCH送信電力に従って、PDSCHのHARQ−ACKを、UEによって送信するステップであり得る。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することはできない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかが解決される必要がある。
図15は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態8のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態7における方法を記述する。図15に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1501:基地局は、ダウンリンク制御チャネルを、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへ送り、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って実行される場合、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、第1のサービングセルに対応する1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1501において、基地局は、多数のダウンリンクサブフレームで、UEの第1のサービングセルにおけるUEへ、ダウンリンク制御チャネルを送信する。送られた第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、1に等しく、送られた第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、2に等しいという具合である。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、すなわち、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行された場合、ステップ1501において、UEの第1のサービングセルにおけるUEへ、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルは、1つのダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルのみに対応する。
このステップの他の記述のために、実施形態7におけるステップ1401の記述を参照し、本明細書では、詳細は再度記述されない。
ステップ1502:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このように、基地局は、以下のいくつかの方式で、PUCCHリソースを示し得る。
方式1:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1に等しい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。PUCCHリソースに対応するPRBは、UEの第2のサービングセル上に位置する。
方式1では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1よりも大きい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式1は、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが実行されるケースに適用可能である。
方式1では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
方式2:基地局は、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式2では、基地局は、より高いレイヤシグナリングを使用することによってPUCCHリソースを示す。より高いレイヤシグナリングは、無線リソース制御RRCシグナリングであり得る。このケースでは、PUCCHリソースは、半静的に確保される。
方式2では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式2では、PUCCHリソースは、半静的に確保される。これによって、方式2は、いずれのシナリオにも適用可能となり、PUCCHリソースのTPCが常に取得され得、その結果、電力制御効率を改善する。
方式3:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式3では、あらかじめ定義されたフィールドは、DCIフォーマットに追加された新たなフィールドであり得る。このフィールドは、2ビット情報に相当する。
方式3では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式3では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。その間、方式3は、いずれのシナリオにも適用可能である。
方式4:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセット(resource offset)フィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式4は、ダウンリンク制御チャネルがEPDCCHであるケースに適用可能である。方式4では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式4では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
ステップ1503:基地局は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。
このステップにおいて、基地局は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。すなわち、ステップ1501において、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを受信する。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することはできない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかが解決される必要がある。
図16は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態9のフローチャートである。これは、FDDキャリアが、TDDキャリアにおいてキャリア間スケジューリングを実行し、TDDキャリアのHARQ−ACKがTDDキャリアで伝送されるシナリオに適用可能である。図16に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1601:UEは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される。第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミング、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミング、を使用するかに関わらず、HARQ−ACKタイミングは、TDDタイミングである。したがって、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1601で受信されたダウンリンク制御チャネルは、多数のダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルを含み得る。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、1に等しいという具合である。
他の説明は、ステップ1401のものと同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
ステップ1602:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップは、実施形態7におけるステップ1402と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。しかしながら、この実施形態では、4つの方式のうち、方式1が典型的な方式である。
ステップ1603:UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップは、実施形態7におけるステップ1403と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従ってPUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかを解決する必要がある。
図17は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態10のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態9における方法を記述する。図17に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1701:基地局は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されるPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される。第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミング、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミング、を使用するかに関わらず、HARQ−ACKタイミングは、TDDタイミングである。したがって、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、基地局は、ステップ1701において、多数のダウンリンクサブフレームで、UEの第1のサービングセルにおけるUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しいという具合である。
ステップ1702:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このステップは、実施形態8におけるステップ1502と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。この実施形態では、4つの方式のうち、方式1が典型的な方法である。
ステップ1703:基地局は、PDSCHの、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送信されたHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。
このステップは実施形態8におけるステップ1503と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいてPUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかを解決する必要がある。
図18は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態11のフローチャートである。図18に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーション、のシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ1801:ユーザ機器が、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信する。
このステップでは、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、ユーザ機器は、PUCCH構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信し得る。
特に、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、PUCCHを送信するN個のサービングセルを示す。Nは、1よりも大きくてよく、このケースでは、インジケーション情報は、UEに対して、多数のサービングセルにおいてPUCCHを送信するように指示する。このケースでは、PUCCH構成情報が、PUCCHを送信するN個のサービングセルを示す情報を含んでいないのであれば、UEは、プライマリキャリアにおいてのみPUCCHを送信する。Nはまた、1に等しくてもよく、このケースでは、PUCCHを送信するサービングセルは、ユーザ機器のプライマリサービングセルである。
さらに、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルのうちの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。インジケーション情報は、たとえばHARQ−ACKのように、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のあるサービングセルを示し得る。サービングセルセットは、多数のサービングセルを含み得る。そして、サービングセルセットが、1つのサービングセルしか含んでいない場合、サービングセルセットにおけるサービングセルは、PUCCHを送信するサービングセルと同じである。
さらに、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。このフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3のうちの1つであり得る。
ステップ1802:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
特に、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報における物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って決定し得る。
このステップはさらに、PUCCHを送信する各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを、PUCCH設定情報に従って、UEによって決定するステップ、すなわち、たとえばHARQ−ACKのように、アップリンク制御情報が、各PUCCHで伝送されるサービングセルを決定するステップ、を含み得る。
ステップ1803:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。
このステップでは、ユーザ機器は、PUCCHを伝送する各サービングセルにおいて、対応するPUCCHを使用することによって、対応するアップリンク制御情報を送信する。たとえば、アップリンク制御情報は、HARQ−ACKである。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。それは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。この方法では、基地局は、PUCCHを送信するサービングセルを、実際のシナリオに従って、フレキシブルに設定し得る。これによって、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングが再使用され得、標準的な作業は導入されなくなる。したがって、この方法は、基地局間のキャリアアグリゲーションに適用可能である。
図19は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態12のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態11に対応する方法を記述する。図19に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、この送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ1901:基地局は、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。
このステップでは、基地局は、物理アップリンク制御チャネル構成情報をユーザ機器へ送信する。これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
PUCCH構成情報の他の説明に関しては、前述した実施形態におけるステップ1801の説明を参照されたい。詳細は本明細書では再度記述されない。
ステップ1902:基地局は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいてアップリンク制御チャネルを使用することによって受信する。
このステップでは、ユーザ機器は、PUCCHを伝送する各サービングセルにおける対応するPUCCHを使用することによって、対応するアップリンク制御情報を送信する。たとえば、アップリンク制御情報は、HARQ−ACKである。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。この方法では、基地局は、PUCCHを送信するサービングセルを、実際のシナリオに従って、フレキシブルに設定し得る。これによって、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングが再使用され得、標準的なフレキシビリティは導入されないようになる。したがって、この方法は、基地局間のキャリアアグリゲーションに適用可能である。
図20は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態13のフローチャートである。図20に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は特に、以下のステップを含み得る。
ステップ2001:ユーザ機器が、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信する。
このステップにおいて、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、ユーザ機器は、PUCCH構成情報に従ってアップリンク制御情報を送信し得る。
特に、PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルであり得る。さらに、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って、ユーザ機器の第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルが、ユーザ機器のアップリンク制御情報をともに送信するために使用されることが設定され得る。たとえば、このケースでは、ユーザ機器の第2の物理アップリンク制御チャネルは、ユーザ機器のプライマリサービングセルにおいて送信された物理アップリンク制御チャネルである。第1の物理アップリンク制御チャネルが、PUCCH構成情報に従って設定されると、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。ユーザ機器のプライマリサービングセル上でのみPUCCHが送信されるケースと比較して、この方式では、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングは変更されないことがあり得る。PUCCH構成情報が、第1の物理アップリンク制御チャネルの構成情報を含んでいないのであれば、ユーザ機器は、プライマリサービングセルのみにおいてアップリンク制御情報を送信する。ユーザ機器は、以下のように、第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信し得る。プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応していれば、ユーザ機器は、第2の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信し、対応していない場合には、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信する。
PUCCH構成情報はさらに、第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットを示すインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3のうちの1つであり得る。
ステップ2002:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
このステップでは、ユーザ機器は、ステップ2001で受信された物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
特に、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報における第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定し得る。さらに、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報における第1のアップリンク制御チャネルを伝送するサービングサービングセルのセルインデクスに従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定し得る。第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルである。
ステップ2003:ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。
このステップは、プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、ユーザ機器は、第2の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信し、対応していない場合には、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信することであり得る。
このステップにおけるアップリンク制御情報(Uplink Control Information,略してUCI)は、ハイブリッド自動再送要求HARQ−ACK、チャネル状態情報(Channel State Information,略してCSI)、スケジューリング要求(Scheduling Request,略してSR)等であり得ることに留意されたい。第1のアップリンク制御情報のタイプは、第2のアップリンク制御情報のタイプと同じ又は異なり得る。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。
図21は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態14のフローチャートである。図21に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ2101:基地局が、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。物理アップリンク制御チャネル構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み、サービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルである。
このステップでは、基地局は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送り、これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
特に、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。そして、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルであり得る。
PUCCH構成情報の他の説明については、ステップ2001の説明を参照されたい。そして、詳細は本明細書では再度記述されない。
ステップ2102:基地局は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、受信する。
このステップは、プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、基地局によって、第2の物理アップリンク制御チャネルにおいてアップリンク制御情報を受信し、対応しない場合には、基地局によって、第1の物理アップリンク制御チャネルにおいてアップリンク制御情報を受信することであり得る。
このステップにおけるアップリンク制御情報UCIは、ハイブリッド自動再送要求HARQ−ACK、チャネル状態情報CSI、スケジューリング要求等であり得ることに留意されたい。第1のアップリンク制御情報のタイプは、第2のアップリンク制御情報のタイプと同じか、又は、異なり得る。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。
図22は、本発明に従うユーザ機器の実施形態4の概略構成図である。図22に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール221、決定モジュール222、及び送信モジュール223を含み、
受信モジュール221は、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
決定モジュール222は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するように構成され、
送信モジュール223は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール22は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態7において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図23に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール231、インジケーションモジュール232、及び受信モジュール233を含み、
送信モジュール231は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
インジケーションモジュール232は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すように構成され、
受信モジュール233は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによってUEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態8において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図24は、本発明に従うユーザ機器の実施形態5の概略構成図である。図24に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール241、決定モジュール242、及び送信モジュール243を含み、
受信モジュール241は、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
決定モジュール242は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するように構成され、
送信モジュール243は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、より高いレイヤシグナリングに従ってPUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態9において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図25は、本発明に従う基地局の実施形態5の概略構成図である。図25に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール251、インジケーションモジュール252、及び受信モジュール253を含み、
送信モジュール251は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
インジケーションモジュール252は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すように構成され、
受信モジュール253は、PDSCHの、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによってUEによって送られたHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態10において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図26は、本発明に従うユーザ機器の実施形態6の概略構成図である。図26に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール261、決定モジュール262、及び送信モジュール263を含み、
受信モジュール261は、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信するように構成され、
決定モジュール262は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って決定するように構成され、
送信モジュール263は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信するように構成される。
オプションで、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。インジケーション情報は、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のある、サービングセルを示し得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。
この実施形態では、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、その後、PUCCH構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信する。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態11において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図27は、本発明に従った基地局の実施形態6の概略構成図である。図27に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール271及びインジケーションモジュール272を含み、
送信モジュール271は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信するように構成され、
受信モジュール272は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおけるアップリンク制御チャネルを使用することによって受信するように構成される。
オプションで、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。そして、インジケーション情報は、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のある、サービングセルを示し得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。
基地局は、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態12において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図28は、本発明に従うユーザ機器の実施形態7の概略構成図である。図28に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール281、決定モジュール282、及び送信モジュール283を含み、
受信モジュール281は、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信するように構成され、
決定モジュール282は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って決定するように構成され、
送信モジュール283は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおける第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信するように構成される。
ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、PUCCH構成情報に従ってアップリンク制御情報を送信する。
PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1のPUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHフォーマットのインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3、のうちのいずれか1つであり得る。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態13において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似している。
図29は、本発明に従う基地局の実施形態7の概略構成図である。図29に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール291及び受信モジュール292を含み、
送信モジュール291は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信するように構成され、物理アップリンク制御チャネル構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み、サービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルであり、
受信モジュール292は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって受信するように構成される。
第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルである。
PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1のPUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHフォーマットのインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3、のうちのいずれか1つであり得る。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態14において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図30は、本発明に従うユーザ機器の実施形態8の概略構成図である。図30に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3100は、メモリ311及びプロセッサ312を含み得る。メモリ311は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ312は、メモリ311に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を送信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信するステップと、を実行するように構成される。
第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応し、第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
プロセッサ312はさらに、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、プロセッサ312は特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、プロセッサ312は特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態1における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図31は、本発明に従う基地局の実施形態8の概略構成図である。図31に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3200は、メモリ321及びプロセッサ322を含み得る。メモリ321は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ322は、メモリ321に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへ、ダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される送信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信するステップと、を実行するように構成される。
第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応し、第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態2において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図32は、本発明に従うユーザ機器の実施形態9の概略構成図である。図32に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3300は、メモリ331及びプロセッサ332を含み得る。メモリ331は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ332は、メモリ331に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するステップであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する前に、プロセッサ332はさらに、PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成される。プロセッサ332によって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するステップである。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは、特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態3において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図33は、本発明に従う基地局の実施形態9の概略構成図である。図33に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3400は、メモリ341及びプロセッサ342を含み得る。メモリ341は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ342は、メモリ341に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信するステップと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するステップであって、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態4における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図34は、本発明に従うユーザ機器の実施形態10の概略構成図である。図34に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3500は、メモリ351及びプロセッサ352を含み得る。メモリ351は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ352は、メモリ351に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、プロセッサ812によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、プロセッサ812によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態5における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図35は、本発明に従う基地局の実施形態10の概略構成図である。図35に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3600は、メモリ361及びプロセッサ362を含み得る。メモリ361は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ362は、メモリ361に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を示すステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、示すステップと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態6における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
当業者であれば、方法実施形態のステップのすべて又はいくつかが、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解するであろう。このプログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。プログラムが動作している場合、方法実施形態のステップが実行される。前述した記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
最後に、前述した実施形態は単に、本発明の技術的解決策を記述するためであり、本発明を限定するためではないことが意図されていることに留意されたい。本発明は、前述した実施形態を参照して詳細に記述されているが、当業者であれば、当業者が、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなくなお、前述した実施形態において記述された技術的解決策に対する修正を行い得るか、又は、そのいくつか又はすべての技術的特徴に対する等価の置換えを行い得ることを理解されたい。
本発明の実施形態は、データ通信技術に関し、特に、アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器に関する。
第3世代パートナシッププロジェクトロングタームエボリューション(3rd Generation Partnership Project LTE Long Term Evolution,略して3GPP LTE)システムは、2つのワーキングモード、すなわち周波数分割複信(Frequency Division Duplexing,略してFDD)と、時分割複信(Time Division Duplexing,略してTDD)とを含む。3GPP LTEシステムでは、ハイブリッド自動再送をサポートするために、端末は、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)と物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,略してPUSCH)とを使用することによって、ハイブリッド自動再送要求確認応答(Hybrid Automatic Repeat request−Acknowledgement,略してHARQ−ACK)を、基地局へフィードバックする必要がある。端末が基地局へ確認応答(Acknowledgement,略してACK)をフィードバックする場合、それは、端末が正しくメッセージを受信したことを示す。端末が基地局へ否定的確認応答(Negative Acknowledgement,略してNACK)をフィードバックする場合、それは、端末における正しくない受信を示し、基地局は再送信を実行する必要がある。
3GPP LTE Rel 10/11では、第4世代通信技術のピークデータレートに関する国際電気通信連合の要件を満足するために、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation,略してCA)が導入される。アグリゲートされたキャリアは、コンポーネントキャリア(Component Carrier,略してCC)と称され、サービングセルとも称される。キャリアアグリゲーション技術では、より高い帯域幅を提供するために、2つ以上のコンポーネントキャリアがアグリゲートされる。LTE Rel−8/9では、ユーザ機器(UE)は、データ送受信を実行するために、1つのコンポーネントキャリアにのみアクセスし得る一方、LTE−Aでは、UEは、データ送受信を実行するために、UEの能力とサービス要件に従って、複数のコンポーネントキャリアにアクセスし得る。既存のキャリアアグリゲーションシステムでは、一般に、同じ基地局(Evolved NodeB,略してeNB)に配備されているキャリアがアグリゲートされるか、又は、理想的なバックホールリンク(Backhaul)を有するマクロセル及びミクロセルの下でキャリアがアグリゲートされる。既存のCAシステムでは、ハイブリッド自動再送要求確認応答情報は、プライマリキャリアのみにおいて送られ、アグリゲートされたコンポーネントキャリアの複信モードは同じであり、FDD又はTDDである。
後続するLTEシステムでは、キャリアアグリゲーションは、異なる複信モードのアグリゲーションをサポートするために発展し得る。すなわち、アグリゲートされたコンポーネントキャリアの複信モードは異なり得、たとえば、いくつかのコンポーネントキャリアの複信モードはFDDであり、他のコンポーネントキャリアの複信モードはTDDである。既存のCAシステムでは、HARQ−ACKは、プライマリキャリアにおいてのみ送られ、異なる複信モードのアグリゲーションの場合、プライマリキャリアは、FDDキャリア又はTDDキャリアであり得る。この発展方向では、プライマリキャリアがTDDキャリアであり、別のコンポーネントキャリアがFDDキャリアであれば、FDDキャリアに対応するHARQ−ACKもまた、TDDキャリアへフィードバックされる必要がある。既存のシステムでは、FDDキャリアの場合、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングはn+4である。すなわち、ダウンリンクサブフレームnで送信されたPDSCHに対応するHARQ−ACKが、アップリンクサブフレームn+4でフィードバックされる。しかしながら、FDDキャリアに対応するHARQ−ACKが、TDDキャリアでフィードバックされるのであれば、TDDキャリアにおける無線フレームのいくつかのサブフレームしか、アップリンク送信のために使用されないので、既存のFDDのHARQ−ACKタイミングが使用されるのであれば、いくつかのFDDキャリアにおけるダウンリンクサブフレームについては、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームは存在しない。これらのダウンリンクサブフレームがスケジュールされないのであれば、リソースが浪費され得る。したがって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかが、解決される必要がある。
本発明の実施形態は、複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決するような、アップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器を提供する。
本発明の第1の態様は、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第1の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第1の態様、及び、第1の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第1の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第1の態様、並びに、第1の態様の第1及び第2の可能な実施方式を参照して、本発明の第1の態様の第3の可能な実施方式では、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ送信する前に、方法はさらに、
UEによって、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するステップを含む。
本発明の第1の態様の第4の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するステップ、を含む。
本発明の第1の態様の第5の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、UEによって、PUCCHのPUCCH送信電力を取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するステップ、を含む。
本発明の第2の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、基地局によって受信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第2の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおけるアップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第2の態様、及び、第2の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第2の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第3の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、UEによって送信するステップであって、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第3の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第3の態様、及び、第3の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第3の態様の第2の可能な実施方式では、UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する前に、方法はさらに、
UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップを含む。
本発明の第3の態様の第3の可能な実施方式では、UEによって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは、
UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するステップを含む。
本発明の第3の態様、及び、第3の態様の第1乃至第3の可能な実施方式を参照して、本発明の第3の態様の第4の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第3の態様の第5の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第4の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信するステップと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で、基地局によって受信するステップであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第4の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第4の態様、及び、第4の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第4の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第4の態様の第3の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第5の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによってUEによって送信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第5の態様の第1の可能な実施方法では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第5の態様、及び、第5の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第5の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第5の態様、及び、第5の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第5の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第6の態様は、
基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局によって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、示すステップと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、基地局によって受信するステップと、を含むアップリンク制御情報送信方法を提供する。
本発明の第6の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第6の態様、及び、第6の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第6の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第6の態様、及び、第6の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第6の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第7の態様は、
基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するように構成された送信モジュールであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信モジュールと、を含むユーザ機器UEを提供する。
本発明の第7の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第7の態様、及び、第7の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第7の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第7の態様、並びに、第7の態様の第1及び第2の可能な実施方式を参照して、本発明の第7の態様の第3の可能な実施方式では、ユーザ機器はさらに、
PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCHの送信電力を取得するように構成された取得モジュールを含む。
本発明の第7の態様の第4の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
本発明の第7の態様の第5の可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
本発明の第8の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信モジュールと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第8の態様の第1の可能な実施方式では、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
第1のサービングセルの複信モードが、FDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、TDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおけるアップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
本発明の第8の態様、及び、第8の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第8の態様の第2の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第9の態様は、
ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信モジュールと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するように構成された送信モジュールであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信モジュールと、を含むユーザ機器を提供する。
本発明の第9の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第9の態様、及び、第9の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第9の態様の第2の可能な実施方式では、ユーザ機器はさらに、
PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成された取得モジュールを含む。
本発明の第9の態様の第3の可能な実施方式では、取得モジュールは特に、
ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
本発明の第9の態様、及び、第9の態様の第1乃至第3の可能な実施方式を参照して、本発明の第9の態様の第4の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第9の態様の第5の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第10の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信モジュールと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第10の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第10の態様、及び、第10の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第10の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。
本発明の第10の態様の第3の可能な実施方式では、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第11の態様は、
ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するように構成された決定モジュールであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するように構成された送信モジュールと、を含むユーザ機器UEを提供する。
本発明の第11の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第11の態様、及び、第11の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第11の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第11の態様、及び、第11の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第11の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の第12の態様は、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信モジュールと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示し、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すように構成されたインジケーションモジュールであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、インジケーションモジュールと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するように構成された受信モジュールと、を含む基地局を提供する。
本発明の第12の態様の第1の可能な実施方式では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
本発明の第12の態様、及び、第12の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第12の態様の第2の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
本発明の第12の態様、及び、第12の態様の第1の可能な実施方式を参照して、本発明の第12の態様の第3の可能な実施方式では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
本発明の実施形態において提供されるアップリンク制御情報送信方法、基地局、及びユーザ機器では、UEが、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信し、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送り、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送される。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、これによって、(FDDダウンリンクサブフレームとTDDダウンリンクサブフレームとを含む)すべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に記述するために、以下は、実施形態又は従来技術を記述するために必要とされる添付図面を簡単に記述する。明らかに、以下の記述における添付図面は、本発明のいくつかの実施形態を図示し、当業者は、創造的な努力無しで、これら添付図面から他の図面をさらに導出し得る。
本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態1のフローチャートである。 本発明に従うPUCCH送信メカニズムの概略図である。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態2のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態3のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態4のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態5のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態6のフローチャートである。 本発明に従うユーザ機器の実施形態1の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態1の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態2の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態2の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態3の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態3の概略構成図である。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態7のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態8のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態9のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態10のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態11のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態12のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態13のフローチャートである。 本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態14のフローチャートである。 本発明に従うユーザ機器の実施形態4の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態4の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態5の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態5の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態6の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態6の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態7の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態7の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態8の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態8の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態9の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態9の概略構成図である。 本発明に従うユーザ機器の実施形態10の概略構成図である。 本発明に従う基地局の実施形態10の概略構成図である。
本発明の実施形態の目的、技術的解決策、及び利点をより明確にするために、以下は、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策をより明確かつ完全に記述する。明らかに、記述された実施形態は、本発明の実施形態のいくつかであって、すべてではない。創造的な努力無しで、本発明の実施形態に基づいて当業者によって得られた他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内にあるものとする。
図1は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態1のフローチャートである。図1に図示されるように、この実施形態における方法は、以下を含み得る。
ステップ101:UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップは特に、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、UEによって受信するステップであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
本発明のすべての実施形態において、ユーザ機器(User Equipment,略してUE)に対応するサービングセルは、ネットワーク側デバイス(たとえば、基地局)によってUEのために設定されたサービングセル、UEにサービスを提供するサービングセル、又は、UEによってアクセスされるサービングセル、を称し得る。UEに対応するサービングセルは、第1のサービングセルと、第2のサービングセルとを含む。第1のサービングセル及び第2のサービングセルは、基地局によってUEのために設定されたサービングセルに含まれる第1のサービングセル及び第2のサービングセルであり得るか、又は、UEによってアクセスされるサービングセルに含まれる第1のサービングセル及び第2のサービングセルであり得る。UEに対応するサービングセルは、UEのコンポーネントキャリアを称し(又はコンポーネントキャリアと称され)得、第1のサービングセルは、第1のコンポーネントキャリアと称され得、第2のサービングセルは、第2のコンポーネントキャリアと称され得ることに留意されたい。
本発明のすべての実施形態において、サブフレーム番号(n)は、多数の無線フレームにおけるサブフレームのシーケンス番号を称し、かつ以下の方式で取得され得る。多数の無線フレームにおけるサブフレームを、ゼロから単調増加方式で、古い順にナンバリングする。すなわち、前の無線フレームの最後のサブフレームが、
(外1)
Figure 2016539561
とナンバリングされているのであれば、現在の無線フレームの最初のサブフレームは、
(外2)
Figure 2016539561
である。さらに、多数の無線フレームでは、各サブフレームはまた、サブフレームの、対応する無線フレームにおけるサブフレーム番号、すなわち、無線フレームにおけるサブフレームのサブフレーム番号を有する。
このステップでは、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信する。第1のサービングセルは、UEに対応するサービングセルであり、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel,略してPDCCH)、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(Enhance Physical Downlink Control Channel,略してEPDCCH)であり、第1のサービングセルにおいて送信された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHを示すために、ダウンリンク制御チャネルが使用され得るか、又は、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために、ダウンリンク制御チャネルが使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリング(Semi−Persistent Scheduling,略してSPS)リリースを示すためにダウンリンク制御チャネルが使用され得る。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,略してDCI)フォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2D、のうちの1つ又は複数であり得るが、これは、本発明において限定されない。
ステップ102:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する。
このステップは特に、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、UEによって、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ送信するステップである。すなわち、ステップ101において受信されたダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、基地局へ送信するステップである。
さらに、この実施形態では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、物理アップリンク制御チャネル(Physical Uplink Control Channel,略してPUCCH)は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
さらに、このステップでは、アップリンクサブフレーム+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。すなわち、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、ユーザ機器は、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHのPUCCHリソースを決定し、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレーム+4でフィードバックし得る。アップリンクサブフレーム+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第1のサービングセルにおいて伝送される。すなわち、PUCCHは、ステップ101において、第1のサービングセルにおいて伝送され得、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHの送信電力を示す。このケースでは、ユーザ機器は、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、その後、PUCCHの送信電力を使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレーム+4でフィードバックし得る。
オプションとして、この実施形態では、ステップ102の前に、この方法はさらに、以下のステップ、すなわち、UEによって、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するステップ、を含み得る。この実施形態では、UEは、PUCCHリソース若しくはPUCCH送信電力のみを取得し得るか、又は、UEは、PUCCHリソースとPUCCH送信電力との両方を取得し得る。実現可能な実施方式では、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御(Transmit Power Control,略してTPC)コマンドフィールドを使用することによって、PUCCHのPUCCHリソースを示す。すなわち、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、UEは、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHのPUCCHリソースを決定し、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ Hybrid Automatic Repeat request Acknowledgement,略してHARQ−ACK)を、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームN+4でフィードバックし得る。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。すなわち、PUCCHは、ステップ101において、第1のサービングセルにおいて伝送され、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドは、PUCCHの送信電力を決定するために使用され得る。このケースでは、UEは、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、その後、PUCCHの送信電力を使用することによって、ステップ101におけるダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、PUCCHにおいて、アップリンクサブフレームN+4で、フィードバックし得る。
さらに、この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel,略してPDSCH)送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのHARQ−ACKであり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するHARQ−ACKである。
さらに、この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードがFDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
さらに、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルである場合、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得る。第2のサービングセルはまた、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示されるセカンダリサービングセルであり得、特に、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであり得る。
一般に、無線フレームには、10のサブフレームが存在する。したがって、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、10であり得る。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードが周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレーム内の他のアップリンクサブフレーム、すなわち、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレームに対応する。たとえば、第1のサービングセルのアップリンク−ダウンリンク構成比が、構成比2である場合、UEは、図2に図示される方式で、PUCCHを送信し得る。図2は、本発明におけるPUCCH送信メカニズムの概略図である。UEは、第1のサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、第1のサービングセルにおいてPUCCHを送信し、第1のサービングセルが、ダウンリンクサブフレームに対応する場合、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。このケースでは、第2のアップリンクサブフレームセットは、無線フレームにおいて、第1のサービングセルに対応するアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、垂線を使用することによって印され、第1のサービングセルに対応するサブフレーム)を含み、第1のアップリンクサブフレームセットは、同じ無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、横線を使用することによって印され、第2のサービングセルに対応するサブフレーム)、すなわち、無線フレームにおいて、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれるアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、を含む。
本発明のこの実施形態では、たとえば、図2に図示される例では、プライマリキャリアがTDDキャリアである場合、FDDキャリア及びTDDキャリアの場合、HARQ−ACKは、FDDキャリアの既存のタイミングに従ってフィードバックされ得る。すなわち、UEが、ダウンリンクサブフレームNで制御チャネルを受信したのであれば、UEは、アップリンクサブフレームN+4で、FDDキャリア及び/又はTDDキャリアのHARQ−ACKをフィードバックし、アップリンクサブフレームN+4が、TDDのアップリンクサブフレームに正確に対応するのであれば、TDDキャリアを使用することによって、HARQ−ACKがフィードバックされ、アップリンクサブフレームN+4が、TDDのダウンリンクサブフレームに対応するのであれば、FDDキャリアを使用することによって、HARQ−ACKがフィードバックされる。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDキャリアの場合、FDDキャリアの既存のタイミングに従って、HARQ−ACKがフィードバックされる。これは、HARQ−ACKバンドリングを回避し、TDDキャリアのRTT遅れを低減する。
さらに、本発明のこの実施形態では、アップリンクサブフレーム+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示し、アップリンクサブフレーム+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、ユーザ機器の第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドが、PUCCHの送信電力を決定するために使用される。本発明のこの実施形態では、一方では、前述した特徴によって、TPCコマンドは、PUCCHを送信するために使用されるダウンリンクキャリア対応キャリアにおいて伝送され、これによって、このモードにおける個別の電力制御が実施され、電力制御がより容易になり、他方では、PUCCHが、他のサービングセルにおいて伝送される場合、TPCコマンドフィールドは、PUCCHリソースを示し、これによって、UEは、PUCCHリソースに従ってHARQ−ACKをフィードバックできるようになり、PUCCHリソースの利用が、動的なインジケーションによって改善される。
この実施形態において提供される解決策では、UEは、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信し、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送り、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送される。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。一方、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、これによって、(FDDダウンリンクサブフレームとTDDダウンリンクサブフレームとを含む)すべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図3は、本発明に従ったアップリンク制御情報送信方法の実施形態2のフローチャートである。図3に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ201:基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップでは、基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、第1のサービングセルにおいてUEへダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。このステップの他の記述のために、実施形態1におけるステップ101の記述に対する参照がなされ、本明細書では、詳細は再度記述されない。
ステップ202:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用されるのであれば、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACKであり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用されるのであれば、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージHARQ−ACKである。
このステップではアップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレーム中の異なるサブフレームに対応する。
このステップでは、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドは、PUCCHのPUCCHリソースを示す。このケースでは、基地局は、ステップ201におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHのPUCCHリソースを示し得、その後、PUCCHリソースを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、PUCCHにおいてアップリンクサブフレームN+4で受信する。
アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。このケースでは、PUCCHの送信電力を決定するために、ステップ201におけるダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドが、UEによって使用され得る。そして基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を示し得る。
この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードがFDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルである場合、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得、第2のサービングセルはまた、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示されるセカンダリサービングセルであり得、特に、UEのセカンダリサービングセルにおける、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセル、すなわち、UEのサービングセルにおける基地局によって示され、PUCCHを送信するために使用されるセカンダリサービングセル、であり得る。
無線フレームに10のサブフレームが存在するのであれば、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、10であり得る。第1のサービングセルの複信モードがTDDであり、第2のサービングセルの複信モードが周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム、すなわち、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、に対応する。たとえば、第1のサービングセルのアップリンク−ダウンリンク構成比が、構成比2である場合、UEは、図2に図示される方式で、PUCCHを送信し得る。図2は、本発明におけるPUCCH送信メカニズムの概略図である。UEは、第1のサービングセルがアップリンクサブフレームに対応する場合、第1のサービングセルにおいてPUCCHを送信し、第1のサービングセルがダウンリンクサブフレームに対応する場合、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。このケースでは、第2のアップリンクサブフレームセットは、無線フレームにおいて、第1のサービングセルに対応するアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、垂線を使用することによって印され、第1のサービングセルに対応するサブフレーム)を含み、第1のアップリンクサブフレームセットは、同じ無線フレームにおける他のアップリンクサブフレーム(図2における無線フレームにおいて、横線を使用することによって印され、第2のサービングセルに対応するサブフレーム)、すなわち、無線フレームにおいて、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれるアップリンクサブフレームを除くアップリンクサブフレーム、を含む。
この実施形態で提供される方法では、基地局は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを送り、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信し、アップリンクサブフレームN+4が、異なるアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、異なるサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、その結果、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決する。一方、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、これによって、HARQ−ACKをフィードバックするために、各サブフレームが使用され得るようになり、また、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。本発明のこの実施形態の他の有益な効果は、実施形態1のものと同じであり、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図4は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態3のフローチャートである。図3に図示されるように、この実施形態と、図2に図示される実施形態との相違は、PUCCHは、UEのセカンダリサービングセルにおいてのみ送信され得、セカンダリサービングセルの複信モードはFDDであるという点にある。以下は、この実施形態の解決策を詳細に記述する。この実施形態における方法は、以下を含み得る。
ステップ301:UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを、ダウンリンクサブフレームNで、UEによって受信するステップを含み得る。第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
ステップ302:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップで、UEは、以下の2つの方式で、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し得る。
方式1:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
方式1では、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。すなわち、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIに従って、より高いレイヤシグナリングによって構成された4つのPUCCHリソースから1つのPUCCHリソースを決定する。より高いレイヤシグナリングによって構成された4つのPUCCHリソースに対応する物理リソースブロックPRBは、UEの第2のサービングセルに位置する。
この方式では、複信モードがTDDである第1のサービングセルに対応するHARQ−ACKが、複信モードがFDDである第2のサービングセルにおいて送信される場合、TDDのHARQ−ACKタイミングは、FDDのHARQ−ACKタイミングを使用し得る。したがって、DCIフォーマットにおけるDAIフィールドは、PUCCHリソースを示すために再使用され得る。一方では、既存のDCIフォーマットにおけるフィールドは、より良好に使用され得る。これは、リリース利用を改善する。他方では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送され、対応するPUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送される。したがって、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従ってPUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。この実施形態では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるDAIを使用することによって示される。これによって、UEは、HARQ−ACKをフィードバックすることができ、PUCCHリソース利用は、別のユーザの再使用によって改善され得る。さらに、インジケーションは、DAIを使用することによって実行される。これは、PUCCHリソースを示すために元々使用されていたTPCをリリースすることができる。その結果、TPCは、いずれのケースでも取得され得るようになり、したがって、PUCCHの電力制御効率を改善する。
方式2:UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
方式2では、UEは、第1のサービングセル(プライマリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドを使用することによって、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)で伝送されたPUCCHリソースを示す。このケースでは、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドが、PUCCHリソースの送信電力制御コマンドを示すために使用される。
ユーザ機器が、ステップ301において、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを受信した場合、ステップはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力をUEによって決定するステップを含み得る。
ステップ303:UEは、PUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を送信する。PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
UEは、PUCCHリソースを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、第2のサービングセルにおいてフィードバックする。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
このステップでは、ユーザ機器が、ステップ301において、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを受信した場合、このステップはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答を、UEによって、アップリンクサブフレームN+4で、PUCCHにおいて送信するステップを含み得る。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。すなわち、このケースでは、ユーザ機器は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルに対応するHARQ−ACK、及び、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのHARQ−ACKを、第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHにおいてフィードバックする。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDのセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、より高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルである。すなわち、より高いレイヤシグナリングは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルのうちどのセカンダリサービングセルが、第2のサービングセルであるかを示すために使用され得る。
この実施形態では、UEのプライマリサービングセル(すなわち、第1のサービングセル)が、TDDである場合、PUCCHは、複信モードがFDDであるセカンダリサービングセル(すなわち、第2のサービングセル)で送られ、これによって、HARQ−ACKは、FDDサービングセルの既存のHARQ−ACKタイミングに従って、UEのすべてのFDDサービングセル及びTDDサービングセルにおいてフィードバックされ得るようになる。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDサービングセルにおけるHARQ−ACKバンドリングが低減され、TDDサービングセルのRTT遅れが短縮される。
既存のアグリゲーションメカニズムでは、セカンダリサービングセルがUEのために設定された後、セカンダリサービングセルは、活性化又は非活性化され得る。しかしながら、プライマリサービングセルがUEのために設定された後、プライマリサービングセルは、非活性化されることはできない。セカンダリサービングセルが非活性化されると、信号は、セカンダリサービングセルのアップリンクで送られることはできない。本発明のこの実施形態では、PUCCHを伝送する第2のサービングセルがセカンダリサービングセルであるので、PUCCHを送信するセカンダリサービングセルが非活性化されると、PUCCHはセカンダリサービングセルにおいて送信されることはできない。このケースでは、UEのプライマリサービングセルにおけるPDSCHのスケジューリングが影響され得る。この問題を解決するために、以下の方法が使用され得る。
方法1:PUCCHを送信するために使用される第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)は、非活性化されることができない。
この方法では、サービングセルがUEのために設定され、PUCCHを送信するためにセカンダリサービングセルが使用されていると判定されると、セカンダリサービングセルは非活性化されることができない。
方法2:ユーザ機器がダウンリンクサブフレームNで非活性化シグナリングを受信すると、UEはサブフレームN+Kの後に、第2のサービングセルにおいてPUCCHを送信することをやめる。ここで、Kは、8よりも大きいか、又は、8に等しい。
方法2はまた以下であってもよい。すなわち、ユーザ機器が、ダウンリンクサブフレームNで、非活性化シグナリングを受信し、その後、UEは、サブフレームN+Kの後に、第3のサービングセルにおいてPUCCHを送信する。第3のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルであり、第3のサービングセルの複信モードは、FDDであり、第3のサービングセルは、活性化されたサービングセルであり、ここで、Kは8よりも大きいか、又は、8に等しい。
方法2では、UEは、サブフレームNで受信された非活性化シグナリングに従って、サブフレームN+Kの後に、UEに対応するすべてのセカンダリサービングセルにおけるどのセカンダリサービングセルが、現在、活性化状態にあるのかを判定し、活性化状態にあるサービングセルから、PUCCHを伝送しているセカンダリサービングセルを判定する。その結果、PUCCHを伝送する新たなセカンダリサービングセルが決定される前に、プライマリサービングセルにおいてPDSCHがスケジュールされることができないという問題を回避し、プライマリサービングセルにおける送信を保証する。
方法3:ユーザ機器が、プライマリサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのみを受信すると、UEは、プライマリサービングセルにおいてPUCCHを送り、ユーザ機器が、セカンダリサービングセルにおいてPDSCHを受信すると、UEは、セカンダリサービングセルにおいてPUCCHを送信する。
セカンダリサービングセルは、FDDサービングセルであり、セカンダリサービングセルは、最も小さなセルインデクスを有するFDDセカンダリサービングセルであるか、又は、セカンダリサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
方法3では、セカンダリサービングセルが非活性化されると、基地局が、プライマリサービングセルのみにおいてPDSCHをスケジュールし得る。このケースでは、UEは、PUCCHを使用することによって、プライマリサービングセルにおいてプライマリサービングセルのHARQ−ACKをフィードバックする。その結果、セカンダリサービングセルにおけるキャリアの非活性化によって引き起こされる影響を回避する。
方法3では、ステップ303はさらに、方法3におけるステップを含み得る。
上述された方式はまた、別の実施形態、特に、PUCCHがセカンダリサービングセルにおいて送信される必要のある実施形態、たとえば方法実施形態1に適用可能であることに留意されたい。
この実施形態では、UEは、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信する。ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。UEはさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答メッセージを、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信する。第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。PUCCHは、周波数分割複信FDDキャリアにおいてフィードバックされる。これによって、ユーザ機器のFDDサービングセルにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図5は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態4のフローチャートである。実施形態3は、UEの観点からアップリンク制御情報送信方法を記述しており、この実施形態は、基地局の観点から送信方法を記述する。図5に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:基地局は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり得る。ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドが、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され得るか、又は、基地局が、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すこともあり得る。あらかじめ定義されたフィールドは、ダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドであり得る。それに相応して、このステップは、以下の通りであり得る。
方式1:基地局が、ダウンリンクサブフレームNで、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHは、第1のサービングセルにおいて伝送されるか、又は、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルであり、第1のサービングセルは、UEのサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAIは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このように、複信モードがTDDである第1のサービングセルに対応するHARQ−ACKが、複信モードがFDDである第2のサービングセルにおいて送信される場合、TDDのHARQ−ACKタイミングは、FDDのHARQ−ACKタイミングを使用し得る。したがって、DCIフォーマットにおけるDAIフィールドは、PUCCHリソースを示すために再使用され得る。一方では、既存のDCIフォーマットにおけるフィールドは、より良好に使用され得る。これは、リソース利用を改善する。他方では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送され、対応するPUCCHは、第2のサービングセルにおいて伝送される。したがって、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。この実施形態では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるDAIを使用することによって示される。これによって、UEは、HARQ−ACKをフィードバックすることができ、PUCCHリソース利用は、別のユーザの再使用によって改善され得る。さらに、インジケーションは、DAIを使用することによって実行される。これは、PUCCHリソースを示すために元々使用されていたTPCをリリースすることができ、これによって、TPCは、いずれのケースでも取得され得るようになる。その結果、PUCCHの電力制御効率を改善する。
方式2:基地局は、ダウンリンクサブフレームNでUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルに対応する物理ダウンリンク共有チャネルPDSCHは、第1のサービングセルにおいて伝送されるか、又は、ダウンリンク制御チャネルが、第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルであり、第1のサービングセルは、UEのサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
方式2では、基地局は、第1のサービングセル(プライマリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドを使用することによって、第2サービングセル(セカンダリサービングセル)で伝送されたPUCCHリソースを示す。このケースでは、第2のサービングセル(セカンダリサービングセル)に対応するDCIフォーマットにおけるTPCコマンドは、PUCCHリソースの送信電力制御コマンドを示すために使用され得る。
ステップ401はさらに、UEの第2のサービングセルにおけるユーザ機器へ、基地局によって、ダウンリンクサブフレームNでPDSCHを送信するステップを含み得る。第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。このケースでは、ステップの方式2はさらに、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を、基地局によって示すステップを含み得る。
ステップ402:基地局は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信する。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
ステップ401がさらに、基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、UEの第2のサービングセルにおいてユーザ機器へPDSCHを送信するステップを含み、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、ステップ402はさらに、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って、基地局によってアップリンクサブフレームN+4で受信するステップを含み得る。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDのセカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、基地局によって示された、セカンダリサービングセルであり、たとえば、基地局は、ユーザがPUCCHを送信する第2のサービングセルを、RRCシグナリングを使用することによって示し得る。
この実施形態では、UEのプライマリサービングセル(すなわち、第1のサービングセル)が、TDDである場合、PUCCHは、複信モードがFDDであるセカンダリサービングセル(すなわち、第2のサービングセル)で伝送され、これによって、HARQ−ACKは、FDDサービングセルの既存のHARQ−ACKタイミングに従って、UEのすべてのFDDサービングセル及びTDDサービングセルにおいてフィードバックされ得る。一方では、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームは、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有する。これは、リソース利用を改善し、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。他方では、TDDサービングセルにおけるHARQ−ACKバンドリングが低減され、TDDサービングセルのRTT遅れが短縮される。
この実施形態では、基地局は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され、基地局は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信する。PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。PUCCHは、周波数分割複信FDDキャリアにおいてフィードバックされ、これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善し、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図6は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態5のフローチャートである。この実施形態では、PUCCHは、UEのプライマリサービングセル及びセカンダリサービングセルにおいて送信され得る。プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、UEは、プライマリサービングセルにおいてPUCCHを送信し、プライマリサービングセルが、ダウンリンクサブフレームに対応する場合、ユーザ機器は、セカンダリサービングセルにおいてPUCCHを送信する。以下は、本発明の解決策を詳細に記述する。図5に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ501:UEが、ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
このステップでは、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用され得るか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され得る。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2Dのうちの1つ又は複数であり得る。第1のサービングセルは、UEに対応するサービングセルである。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCHを、UEによって、ダウンリンクサブフレームNで受信するステップを含み得る。
ステップ502:UEは、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップでは、UEは、ステップ501において第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
さらに、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
ステップ503:UEは、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を決定する。
このステップにおいて、UEは、ステップ1において第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を決定する。
さらに、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEが、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEに対応するサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。1つのアップリンクサブフレームのために、ステップ502又はステップ503のうちのいずれかが存在する。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、より高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルである。すなわち、より高いレイヤシグナリングは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルのうちのどのセカンダリサービングセルが、第2のサービングセルであるかを示すために使用され得る。
ステップ504:UEは、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって、基地局へ送信する。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される解決策では、ユーザ機器UEは、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである。ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送される場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定し、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、UEは、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従ってPUCCHを使用することによって送信する。前述した方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、同時に、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図7は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態6のフローチャートである。実施形態5は、UEの観点からアップリンク制御情報送信方法を記述しており、この実施形態は、基地局の観点からの説明を与える。図7に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ601:基地局が、ダウンリンクサブフレームNでユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される。
基地局は、第1のサービングセルにおけるUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、第1のサービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルである。ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットは、DCIフォーマット1、DCIフォーマット1A、DCIフォーマット1B、DCIフォーマット1D、DCIフォーマット2A、DCIフォーマット2B、DCIフォーマット2C、及びDCIフォーマット2Dのうちの1つ又は複数であり得る。
ステップ602:基地局は、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ステップ602では、基地局は、ステップ601におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送される場合、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
ステップ603:基地局は、ダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を示す。
ステップ603では、基地局は、ステップ601におけるダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHの送信電力を示す。
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、基地局は、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
この実施形態では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEに対応するサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、UEのセカンダリサービングセルにおいてより高いレイヤシグナリングによって示される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、PUCCHを送信するために使用され、基地局によって示されるセカンダリサービングセルである。
ステップ604:基地局は、UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信する。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される方法によって、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決され、同時に、FDDキャリアとTDDキャリアとをアグリゲートするシナリオにおいて、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題が解決される。これによって、FDDキャリアにおけるすべてのダウンリンクサブフレームが、HARQ−ACKをフィードバックするために使用される対応するアップリンクサブフレームを有するようになる。これは、リソース利用を改善する。そして、FDDキャリアのHARQ−ACKタイミングは変更されない。
図8は、本発明に従うユーザ機器の実施形態1の概略構成図である。図8に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール71及び送信モジュール72を含む。
受信モジュール71は、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、
送信モジュール72は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で基地局へ送信するように構成され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである場合、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルと第2のサービングセルとの両方が、UEにサービスを提供するが、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
さらに、この実施形態において提供されるユーザ機器はさらに、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するように構成された取得モジュールを含み得る。特に、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態1において図示される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図9は、本発明に従う基地局の実施形態1の概略構成図である。図9に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール81と受信モジュール82とを含み、
送信モジュール81は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、
受信モジュール82は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成され、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレーム、及び第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる。第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態2における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図10は、本発明に従うユーザ機器の実施形態2の概略構成図である。図10に図示するように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール91と送信モジュール92とを含み、
受信モジュール91は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、
送信モジュール92は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するように構成され、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
さらに、この実施形態におけるユーザ機器はさらに、PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成された取得モジュールを含み得る。取得モジュールは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。第2のサービングセルは特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態3における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図11は、本発明に従う基地局の実施形態2の概略構成図である。図11に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール11と受信モジュール12とを含み、
送信モジュール11は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用され、
受信モジュール12は、PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成され、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第2のサービングセルは、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは、特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態4における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図12は、本発明に従うユーザ機器の実施形態3の概略構成図である。図12に図示されるように、この実施形態におけるユーザ機器は、受信モジュール21、決定モジュール22、及び送信モジュール23を含み、
受信モジュール21は、ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、
決定モジュール22は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、UEによって、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するように構成され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、
送信モジュール23は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得る。そして、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。
或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態5における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図13は、本発明に従う基地局の実施形態3の概略構成図である。図13に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール31、インジケーションモジュール32、及び受信モジュール33を含み、
送信モジュール31は、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、
インジケーションモジュール32は、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示し、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すように構成され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、
受信モジュール33は、UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。
ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態6における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図14は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態7のフローチャートである。図14に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1401:UEは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、ユーザ機器のために、キャリア間スケジューリングが設定されたのであれば、FDDサービングセルにおいて伝送されたPDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルが、TDDサービングセルにおいて伝送されることが生じ得る。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って実行される場合、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、第1のサービングセルに対応する1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1401で受信されたダウンリンク制御チャネルは、多数のダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルを含み得る。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは2に等しいという具合である。
このステップにおいて、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、すなわち、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される場合、ステップ1401において受信されたダウンリンク制御チャネルは、1つのダウンリンクサブフレームにおいて受信されたダウンリンク制御チャネルのみに対応する。
このステップにおけるダウンリンク制御チャネルは、PDCCH又はEPDCCHであり得る。
ステップ1402:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このように、UEは、以下のいくつかの方式で、PUCCHリソースを決定し得る。
方式1:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1に等しい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。PUCCHリソースに対応するPRBは、UEの第2のサービングセルに位置する。
方式1では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1よりも大きい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式1は、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが実行されるケースに適用可能である。
方式1では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
方式2:UEは、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式2では、UEは、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定する、すなわち、PUCCHリソースは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって示される。より高いレイヤシグナリングは、無線リソース制御(Radio Resource Control,略してRRC)シグナリングであり得る。このケースでは、PUCCHリソースは、半静的に確保される。
方式2では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式2では、PUCCHリソースが、半静的に確保される。これによって、方式2は、いずれのシナリオにも適用可能となり、PUCCHリソースのTPCが常に取得され得る。その結果、電力制御効率を改善する。
方式3:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおける、あらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式3では、あらかじめ定義されたフィールドは、DCIフォーマットに追加された新たなフィールドであり得る。このフィールドは、2ビット情報に相当する。
方式3では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式3では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得る。そして、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。その間、方式3は、いずれのシナリオにも適用可能である。
方式4:UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセット(resource offset)フィールドに従って、PUCCHリソースを決定する。
方式4は、ダウンリンク制御チャネルがEPDCCHであるケースに適用可能である。方法4では、ステップ1402はさらに、UEによって、PUCCHの送信電力を決定するステップを含み得る。特に、UEは、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定する。
方式4では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することにより示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得る。そして、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
ステップ1403:UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップでは、UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。すなわち、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、ステップ1401におけるPDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップはさらに、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソース及びPUCCH送信電力に従って、PDSCHのHARQ−ACKを、UEによって送信するステップであり得る。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、どのようにしてHARQ−ACKを送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することはできない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかが解決される必要がある。
図15は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態8のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態7における方法を記述する。図15に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1501:基地局は、ダウンリンク制御チャネルを、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへ送り、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って実行される場合、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、第1のサービングセルに対応する1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1501において、基地局は、多数のダウンリンクサブフレームで、UEの第1のサービングセルにおけるUEへ、ダウンリンク制御チャネルを送信する。送られた第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、1に等しく、送られた第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、2に等しいという具合である。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、すなわち、FDDサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行された場合、ステップ1501において、UEの第1のサービングセルにおけるUEへ、基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルは、1つのダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルのみに対応する。
このステップの他の記述のために、実施形態7におけるステップ1401の記述を参照し、本明細書では、詳細は再度記述されない。
ステップ1502:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このように、基地局は、以下のいくつかの方式で、PUCCHリソースを示し得る。
方式1:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1に等しい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。PUCCHリソースに対応するPRBは、UEの第2のサービングセル上に位置する。
方式1では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルの、DAIが1よりも大きい、DCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式1は、第1のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが実行されるケースに適用可能である。
方式1では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
方式2:基地局は、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式2では、基地局は、より高いレイヤシグナリングを使用することによってPUCCHリソースを示す。より高いレイヤシグナリングは、無線リソース制御RRCシグナリングであり得る。このケースでは、PUCCHリソースは、半静的に確保される。
方式2では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式2では、PUCCHリソースは、半静的に確保される。これによって、方式2は、いずれのシナリオにも適用可能となり、PUCCHリソースのTPCが常に取得され得、その結果、電力制御効率を改善する。
方式3:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式3では、あらかじめ定義されたフィールドは、DCIフォーマットに追加された新たなフィールドであり得る。このフィールドは、2ビット情報に相当する。
方式3では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式3では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。その間、方式3は、いずれのシナリオにも適用可能である。
方式4:基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセット(resource offset)フィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示す。
方式4は、ダウンリンク制御チャネルがEPDCCHであるケースに適用可能である。方式4では、ステップ1502はさらに、基地局によって、PUCCHの送信電力を示すステップを含み得る。特に、基地局は、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示す。
方式4では、PUCCHリソースは、DCIフォーマットにおけるTPCを使用することによって示され、PUCCHリソースは、動的な表示によって示され得、ユーザは、PUCCHリソースを再使用し得る。その結果、PUCCHリソースの利用を改善する。
ステップ1503:基地局は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。
このステップにおいて、基地局は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。すなわち、ステップ1501において、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを受信する。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することはできない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかが解決される必要がある。
図16は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態9のフローチャートである。これは、FDDキャリアが、TDDキャリアにおいてキャリア間スケジューリングを実行し、TDDキャリアのHARQ−ACKがTDDキャリアで伝送されるシナリオに適用可能である。図16に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1601:UEは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される。第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミング、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミング、を使用するかに関わらず、HARQ−ACKタイミングは、TDDタイミングである。したがって、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、ステップ1601で受信されたダウンリンク制御チャネルは、多数のダウンリンクサブフレームで受信されたダウンリンク制御チャネルを含み得る。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは、に等しいという具合である。
他の説明は、ステップ1401のものと同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
ステップ1602:UEは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定する。
このステップは、実施形態7におけるステップ1402と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。しかしながら、この実施形態では、4つの方式のうち、方式1が典型的な方式である。
ステップ1603:UEは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信する。
このステップは、実施形態7におけるステップ1403と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいて、PUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従ってPUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかを解決する必要がある。
図17は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態10のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態9における方法を記述する。図17に図示されるように、この実施形態において提供される方法は、以下のステップを含む。
ステップ1701:基地局は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信する。ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されるPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである。
このステップでは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングは、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミングに従って、実行される。第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミングが、第2のサービングセルのHARQ−ACKタイミング、又は、PUCCHを伝送するサービングセルのHARQ−ACKタイミング、を使用するかに関わらず、HARQ−ACKタイミングは、TDDタイミングである。したがって、第2のサービングセルにおける多数のダウンリンクサブフレームに対応するHARQ−ACKが、1つのアップリンクサブフレームでフィードバックされる。このケースでは、基地局は、ステップ1701において、多数のダウンリンクサブフレームで、UEの第1のサービングセルにおけるUEへダウンリンク制御チャネルを送信する。受信された第1のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しく、受信された第2のダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるDAIは1に等しいという具合である。
ステップ1702:基地局は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示す。
このステップは、実施形態8におけるステップ1502と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。この実施形態では、4つの方式のうち、方式1が典型的な方法である。
ステップ1703:基地局は、PDSCHの、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、UEによって送信されたHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信する。
このステップは実施形態8におけるステップ1503と同じであり、本明細書では、詳細は再度記載されない。
本発明のこの実施形態は、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中、HARQ−ACKをどのようにして送信するのかという問題を解決し、同時に、キャリア間スケジューリングのケースにおいてPUCCHリソースをどのようにして示すのかという問題を解決する。たとえば、異なる複信モードのキャリアのアグリゲーション中に、キャリア間スケジューリングが設定され、そして、PDSCHに対応するダウンリンク制御チャネルを伝送するサービングセルが、PDSCHに対応するHARQ−ACKを伝送するサービングセルとは異なる場合、UEは、ダウンリンク制御チャネルのリソースに従って、PUCCHリソースを暗黙的に計算することができない。したがって、PUCCHリソースをどのようにして示すのかを解決する必要がある。
図18は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態11のフローチャートである。図18に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーション、のシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ1801:ユーザ機器が、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信する。
このステップでは、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、ユーザ機器は、PUCCH構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信し得る。
特に、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、PUCCHを送信するN個のサービングセルを示す。Nは、1よりも大きくてよく、このケースでは、インジケーション情報は、UEに対して、多数のサービングセルにおいてPUCCHを送信するように指示する。このケースでは、PUCCH構成情報が、PUCCHを送信するN個のサービングセルを示す情報を含んでいないのであれば、UEは、プライマリキャリアにおいてのみPUCCHを送信する。Nはまた、1に等しくてもよく、このケースでは、PUCCHを送信するサービングセルは、ユーザ機器のプライマリサービングセルである。
さらに、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルのうちの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。インジケーション情報は、たとえばHARQ−ACKのように、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のあるサービングセルを示し得る。サービングセルセットは、多数のサービングセルを含み得る。そして、サービングセルセットが、1つのサービングセルしか含んでいない場合、サービングセルセットにおけるサービングセルは、PUCCHを送信するサービングセルと同じである。
さらに、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。このフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3のうちの1つであり得る。
ステップ1802:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
特に、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報における物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って決定し得る。
このステップはさらに、PUCCHを送信する各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを、PUCCH設定情報に従って、UEによって決定するステップ、すなわち、たとえばHARQ−ACKのように、アップリンク制御情報が、各PUCCHで伝送されるサービングセルを決定するステップ、を含み得る。
ステップ1803:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。
このステップでは、ユーザ機器は、PUCCHを伝送する各サービングセルにおいて、対応するPUCCHを使用することによって、対応するアップリンク制御情報を送信する。たとえば、アップリンク制御情報は、HARQ−ACKである。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。それは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。この方法では、基地局は、PUCCHを送信するサービングセルを、実際のシナリオに従って、フレキシブルに設定し得る。これによって、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングが再使用され得、標準的な作業は導入されなくなる。したがって、この方法は、基地局間のキャリアアグリゲーションに適用可能である。
図19は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態12のフローチャートである。この実施形態は、基地局の観点から実施形態11に対応する方法を記述する。図19に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、この送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ1901:基地局は、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。
このステップでは、基地局は、物理アップリンク制御チャネル構成情報をユーザ機器へ送信する。これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
PUCCH構成情報の他の説明に関しては、前述した実施形態におけるステップ1801の説明を参照されたい。詳細は本明細書では再度記述されない。
ステップ1902:基地局は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいてアップリンク制御チャネルを使用することによって受信する。
このステップでは、ユーザ機器は、PUCCHを伝送する各サービングセルにおける対応するPUCCHを使用することによって、対応するアップリンク制御情報を送信する。たとえば、アップリンク制御情報は、HARQ−ACKである。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。この方法では、基地局は、PUCCHを送信するサービングセルを、実際のシナリオに従って、フレキシブルに設定し得る。これによって、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングが再使用され得、標準的なフレキシビリティは導入されないようになる。したがって、この方法は、基地局間のキャリアアグリゲーションに適用可能である。
図20は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態13のフローチャートである。図20に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は特に、以下のステップを含み得る。
ステップ2001:ユーザ機器が、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信する。
このステップにおいて、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、ユーザ機器は、PUCCH構成情報に従ってアップリンク制御情報を送信し得る。
特に、PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルであり得る。さらに、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って、ユーザ機器の第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルが、ユーザ機器のアップリンク制御情報をともに送信するために使用されることが設定され得る。たとえば、このケースでは、ユーザ機器の第2の物理アップリンク制御チャネルは、ユーザ機器のプライマリサービングセルにおいて送信された物理アップリンク制御チャネルである。第1の物理アップリンク制御チャネルが、PUCCH構成情報に従って設定されると、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。ユーザ機器のプライマリサービングセル上でのみPUCCHが送信されるケースと比較して、この方式では、各サービングセルのHARQ−ACKタイミングは変更されないことがあり得る。PUCCH構成情報が、第1の物理アップリンク制御チャネルの構成情報を含んでいないのであれば、ユーザ機器は、プライマリサービングセルのみにおいてアップリンク制御情報を送信する。ユーザ機器は、以下のように、第1の物理アップリンク制御チャネル及び第2の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信し得る。プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応していれば、ユーザ機器は、第2の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信し、対応していない場合には、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信する。
PUCCH構成情報はさらに、第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットを示すインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3のうちの1つであり得る。
ステップ2002:ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
このステップでは、ユーザ機器は、ステップ2001で受信された物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定する。
特に、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報における第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報に従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定し得る。さらに、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報における第1のアップリンク制御チャネルを伝送するサービングサービングセルのセルインデクスに従って、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを決定し得る。第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルである。
ステップ2003:ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信する。
このステップは、プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、ユーザ機器は、第2の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信し、対応していない場合には、ユーザ機器は、第1の物理アップリンク制御チャネルでアップリンク制御情報を送信することであり得る。
このステップにおけるアップリンク制御情報(Uplink Control Information,略してUCI)は、ハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACK、チャネル状態情報(Channel State Information,略してCSI)、スケジューリング要求(Scheduling Request,略してSR)等であり得ることに留意されたい。第1のアップリンク制御情報のタイプは、第2のアップリンク制御情報のタイプと同じ又は異なり得る。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。
図21は、本発明に従うアップリンク制御情報送信方法の実施形態14のフローチャートである。図21に図示されるように、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおけるアップリンク制御情報送信のために、アップリンク制御情報送信方法は、特に、以下のステップを含み得る。
ステップ2101:基地局が、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。物理アップリンク制御チャネル構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み、サービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルである。
このステップでは、基地局は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送り、これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
特に、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。そして、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルであり得る。
PUCCH構成情報の他の説明については、ステップ2001の説明を参照されたい。そして、詳細は本明細書では再度記述されない。
ステップ2102:基地局は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて、第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、受信する。
このステップは、プライマリサービングセルが、アップリンクサブフレームに対応する場合、基地局によって、第2の物理アップリンク制御チャネルにおいてアップリンク制御情報を受信し、対応しない場合には、基地局によって、第1の物理アップリンク制御チャネルにおいてアップリンク制御情報を受信することであり得る。
このステップにおけるアップリンク制御情報UCIは、ハイブリッド自動再送要求確認応答HARQ−ACK、チャネル状態情報CSI、スケジューリング要求等であり得ることに留意されたい。第1のアップリンク制御情報のタイプは、第2のアップリンク制御情報のタイプと同じか、又は、異なり得る。
この実施形態は、アップリンク制御情報送信方法を提供する。これは、異なる複信モードのアグリゲーション、及び/又は、基地局間のアグリゲーションのシナリオにおいて、アップリンク制御情報をどのようにして送信するのかという問題を解決する。
図22は、本発明に従うユーザ機器の実施形態4の概略構成図である。図22に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール221、決定モジュール222、及び送信モジュール223を含み、
受信モジュール221は、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
決定モジュール222は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するように構成され、
送信モジュール223は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、より高いレイヤシグナリングに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール222は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態7において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図23に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール231、インジケーションモジュール232、及び受信モジュール233を含み、
送信モジュール231は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
インジケーションモジュール232は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すように構成され、
受信モジュール233は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによってUEによって送られた、PDSCHのHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態8において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図24は、本発明に従うユーザ機器の実施形態5の概略構成図である。図24に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール241、決定モジュール242、及び送信モジュール243を含み、
受信モジュール241は、UEの第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルを受信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
決定モジュール242は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するように構成され、
送信モジュール243は、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによって、PUCCHリソースに従って、PDSCHのHARQ−ACKを送信するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、より高いレイヤシグナリングに従ってPUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
オプションで、決定モジュール242は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態9において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図25は、本発明に従う基地局の実施形態5の概略構成図である。図25に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール251、インジケーションモジュール252、及び受信モジュール253を含み、
送信モジュール251は、UEの第1のサービングセルにおいて、UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成され、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPDSCH送信を示すために使用され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、
インジケーションモジュール252は、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すように構成され、
受信モジュール253は、PDSCHの、UEの第2のサービングセルにおいて伝送されたPUCCHを使用することによってUEによって送られたHARQ−ACKを、PUCCHリソースに従って受信するように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール232は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるTPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、より高いレイヤシグナリングを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるあらかじめ定義されたフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
オプションで、インジケーションモジュール252は特に、第1のサービングセルにおいて伝送されたダウンリンク制御チャネルのDCIフォーマットにおけるHARQ−ACKリソースオフセットフィールドを使用することによって、PUCCHリソースを示すように構成される。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルであるか、又は、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態10において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図26は、本発明に従うユーザ機器の実施形態6の概略構成図である。図26に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール261、決定モジュール262、及び送信モジュール263を含み、
受信モジュール261は、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信するように構成され、
決定モジュール262は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って決定するように構成され、
送信モジュール263は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信するように構成される。
オプションで、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。インジケーション情報は、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のある、サービングセルを示し得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。
この実施形態では、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、その後、PUCCH構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信する。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態11において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図27は、本発明に従った基地局の実施形態6の概略構成図である。図27に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール271及び受信モジュール272を含み、
送信モジュール271は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信するように構成され、
受信モジュール272は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおけるアップリンク制御チャネルを使用することによって受信するように構成される。
オプションで、PUCCH構成情報は、物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、PUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するサービングセルセットにおけるサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、サービングセルセットにおけるサービングセルのセルインデクスであり得る。そして、インジケーション情報は、アップリンク制御情報が、PUCCHを送信する各サービングセルにおいて伝送される必要のある、サービングセルを示し得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHを送信するN個のサービングセルの各サービングセルに対応するPUCCHフォーマットを含み得る。
基地局は、ユーザ機器へ、物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信する。これによって、ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って、アップリンク制御情報を送信することができるようになる。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態12において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図28は、本発明に従うユーザ機器の実施形態7の概略構成図である。図28に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器は、受信モジュール281、決定モジュール282、及び送信モジュール283を含み、
受信モジュール281は、物理アップリンク制御チャネル構成情報を受信するように構成され、
決定モジュール282は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを、物理アップリンク制御チャネル構成情報に従って決定するように構成され、
送信モジュール283は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおける第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって、アップリンク制御情報を送信するように構成される。
ユーザ機器は、物理アップリンク制御チャネルPUCCH構成情報を受信し、PUCCH構成情報に従ってアップリンク制御情報を送信する。
PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1のPUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHフォーマットのインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3、のうちのいずれか1つであり得る。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態13において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似している。
図29は、本発明に従う基地局の実施形態7の概略構成図である。図29に図示されるように、この実施形態において提供される基地局は、送信モジュール291及び受信モジュール292を含み、
送信モジュール291は、ユーザ機器へ物理アップリンク制御チャネル構成情報を送信するように構成され、物理アップリンク制御チャネル構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み、サービングセルは、ユーザ機器に対応するサービングセルであり、
受信モジュール292は、ユーザ機器によって送られたアップリンク制御情報を、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルにおいて第1の物理アップリンク制御チャネルを使用することによって受信するように構成される。
第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルのセルインデクスであり、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルは、ユーザ機器のセカンダリサービングセルである。
PUCCH構成情報は、第1の物理アップリンク制御チャネルを伝送するサービングセルを示すインジケーション情報を含み得る。インジケーション情報は、第1のPUCCHを伝送するサービングセルのセルインデクスであり得る。
オプションで、PUCCH構成情報はさらに、PUCCHフォーマットのインジケーション情報を含み得る。第1の物理アップリンク制御チャネルのフォーマットは、PUCCHフォーマット1a、PUCCHフォーマット1b、チャネル選択、及びPUCCHフォーマット3、のうちのいずれか1つであり得る。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態14において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図30は、本発明に従うユーザ機器の実施形態8の概略構成図である。図30に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3100は、メモリ311及びプロセッサ312を含み得る。メモリ311は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ312は、メモリ311に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、基地局へ、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を送信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信するステップと、を実行するように構成される。
第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応し、第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
プロセッサ312はさらに、PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、プロセッサ312は特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHリソースを決定するように構成される。アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、プロセッサ312は特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCH送信電力を決定するように構成される。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態1における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図31は、本発明に従う基地局の実施形態8の概略構成図である。図31に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3200は、メモリ321及びプロセッサ322を含み得る。メモリ321は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ322は、メモリ321に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへ、ダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送される送信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するステップであって、アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、PUCCHは、第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なり、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計が、無線フレームにおけるサブフレームの量に等しく、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信するステップと、を実行するように構成される。
第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応し、第1のサービングセルの複信モードがFDDであり、第2のサービングセルの複信モードがTDDである場合、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームは、無線フレームにおける、第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する。
この実施形態では、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態2において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図32は、本発明に従うユーザ機器の実施形態9の概略構成図である。図32に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3300は、メモリ331及びプロセッサ332を含み得る。メモリ331は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ332は、メモリ331に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信するステップと、
物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するステップであって、PUCCHはUEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信する前に、プロセッサ332はさらに、PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成される。プロセッサ332によって、PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップは特に、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、PUCCHリソースを決定するステップである。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは、特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態3において提供される技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図33は、本発明に従う基地局の実施形態9の概略構成図である。図33に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3400は、メモリ341及びプロセッサ342を含み得る。メモリ341は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ342は、メモリ341に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信するステップと、
PUCCHを使用することによってUEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するステップであって、PUCCHは、UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルが、UEのプライマリサービングセルであり、第2のサービングセルが、UEのセカンダリサービングセルである。特に、第2のサービングセルは特に、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルであり得るか、又は、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって基地局によって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態4における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図34は、本発明に従うユーザ機器の実施形態10の概略構成図である。図34に図示されるように、この実施形態において提供されるユーザ機器UE 3500は、メモリ351及びプロセッサ352を含み得る。メモリ351は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ352は、メモリ351に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを受信するステップであって、ダウンリンク制御チャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソース又はPUCCHの送信電力に従って、PUCCHを使用することによって送信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、PDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、SPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供されるユーザ機器は、方法実施形態5における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
図35は、本発明に従う基地局の実施形態10の概略構成図である。図35に図示されるように、この実施形態において提供される基地局3600は、メモリ361及びプロセッサ362を含み得る。メモリ361は、プログラムコードのグループを記憶し、プロセッサ362は、メモリ361に記憶されたプログラムコードを起動し、以下の動作、
ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、ダウンリンクチャネルは、UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信するステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、UEの第2のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すステップと、
ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、第1のサービングセルにおいて伝送された場合、ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を示すステップであって、第1のサービングセルの複信モードは、第2のサービングセルの複信モードとは異なる、示すステップと、
UEによって送られ、ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、PUCCHリソースに従って受信するステップと、を実行するように構成される。
ダウンリンク制御チャネルは、第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される。ダウンリンク制御チャネルが、物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は特に、ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、ダウンリンク制御チャネルが、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である。
この実施形態では、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり得、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、UEの、最も小さなセルインデクスを有する、セカンダリサービングセルである。或いは、第1のサービングセルは、UEのプライマリサービングセルであり、第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示され、PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである。
この実施形態において提供される基地局は、方法実施形態6における技術的解決策を実行するように構成され得る。特定の実施方式及び技術的効果は、この方法のものに類似しており、本明細書では、詳細は再度記述されない。
当業者であれば、方法実施形態のステップのすべて又はいくつかが、関連するハードウェアに指示するプログラムによって実施され得ることを理解するであろう。このプログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶され得る。プログラムが動作している場合、方法実施形態のステップが実行される。前述した記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶し得る任意の媒体を含む。
最後に、前述した実施形態は単に、本発明の技術的解決策を記述するためであり、本発明を限定するためではないことが意図されていることに留意されたい。本発明は、前述した実施形態を参照して詳細に記述されているが、当業者であれば、当業者が、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなくなお、前述した実施形態において記述された技術的解決策に対する修正を行い得るか、又は、そのいくつか又はすべての技術的特徴に対する等価の置換えを行い得ることを理解されたい。

Claims (54)

  1. アップリンク制御情報送信方法であって、
    基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、前記基地局へ送信するステップであって、前記アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なり、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、無線フレームの量に等しく、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、前記無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記第1のサービングセルの前記複信モードが、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
    前記第1のサービングセルの前記複信モードが、FDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、TDDである場合、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、前記基地局へ前記送信するステップの前に、さらに、
    前記UEによって、前記PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するステップを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記アップリンクサブフレームN+4が、前記第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記UEによって、前記PUCCHのPUCCHリソースを前記取得するステップは、
    前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、前記PUCCHリソースを決定するステップを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アップリンクサブフレームN+4が、前記第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記UEによって、前記PUCCHのPUCCH送信電力を前記取得するステップは、
    前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、前記PUCCH送信電力を決定するステップを備える、請求項4に記載の方法。
  7. アップリンク制御情報送信方法であって、
    基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信するステップと、
    物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で、前記基地局によって受信するステップであって、前記アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なり、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、無線フレームの量に等しく、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、前記無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信するステップと
    を備える方法。
  8. 前記第1のサービングセルの前記複信モードが、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
    前記第1のサービングセルの前記複信モードが、FDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、TDDである場合、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項7又は8に記載の方法。
  10. アップリンク制御情報送信方法であって、
    ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって、ダウンリンクサブフレームNで受信するステップであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、前記UEによって送信するステップであって、前記PUCCHは前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信するステップと
    を備える方法。
  11. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項10に記載の方法。
  12. 前記UEによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で前記送信するステップの前に、さらに、
    前記UEによって、前記PUCCHのPUCCHリソースを取得するステップを備える、請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記UEによって、前記PUCCHのPUCCHリソースを前記取得するステップは、
    前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、前記PUCCHリソースを決定するステップを備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第2のサービングセルが、前記UEのセカンダリサービングセルである、請求項10から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項14に記載の方法。
  16. アップリンク制御情報送信方法であって、
    基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信するステップと、
    PUCCHを使用することによって前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で、前記基地局によって受信するステップであって、前記PUCCHは、前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信するステップと
    を備える方法。
  17. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第2のサービングセルが、前記UEのセカンダリサービングセルである、請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって前記基地局によって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項18に記載の方法。
  20. アップリンク制御情報送信方法であって、
    ダウンリンクサブフレームNで、ダウンリンク制御チャネルを、ユーザ機器UEによって受信するステップであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記UEの第2のサービングセルで伝送された場合、前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記第1のサービングセルにおいて伝送された場合、前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルの前記ダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける前記送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するステップであって、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソース又は前記PUCCHの前記送信電力に従って、前記PUCCHを使用することによって、前記UEによって送信するステップと
    を備える方法。
  21. 前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである、請求項20又は21に記載の方法。
  23. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項20又は21に記載の方法。
  24. アップリンク制御情報送信方法であって、
    基地局によって、ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するステップであって、前記ダウンリンクチャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信するステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記UEの第2のサービングセルで伝送された場合、前記基地局によって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すステップと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記第1のサービングセルにおいて伝送された場合、前記基地局によって、前記ダウンリンク制御チャネルの前記ダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すステップであって、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なる、示すステップと、
    前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、前記ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソースに従って、前記基地局によって受信するステップと、
    を備える方法。
  25. 前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項24に記載の方法。
  26. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである、請求項24又は25に記載の方法。
  27. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードが、時分割複信TDDである場合、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項24又は25に記載の方法。
  28. ユーザ機器UEであって、
    基地局によって送られたダウンリンク制御チャネルを、ダウンリンクサブフレームNで受信するように構成された受信モジュールであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、受信モジュールと、
    物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、アップリンクサブフレームN+4で、前記基地局へ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を送信するように構成された送信モジュールであって、前記アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なり、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、無線フレームの量に等しく、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、前記無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、送信モジュールと
    を備えるユーザ機器。
  29. 前記第1のサービングセルの前記複信モードが、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
    前記第1のサービングセルの前記複信モードが、FDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、TDDである場合、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する、請求項28に記載のユーザ機器。
  30. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項28又は29に記載のユーザ機器。
  31. 前記PUCCHのPUCCHリソース及び/又はPUCCH送信電力を取得するように構成された取得モジュール
    をさらに備える、請求項28から30のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  32. 前記アップリンクサブフレームN+4が、前記第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記取得モジュールは特に、
    前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、前記PUCCHリソースを決定するように構成された、請求項31に記載のユーザ機器。
  33. 前記アップリンクサブフレームN+4が、前記第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記取得モジュールは特に、
    前記ダウンリンク制御チャネルの前記ダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける前記送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、前記PUCCH送信電力を決定するように構成された、請求項32に記載のユーザ機器。
  34. 基地局であって、
    ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送される、送信モジュールと、
    物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、前記アップリンクサブフレームN+4が、第1のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記アップリンクサブフレームN+4が、第2のアップリンクサブフレームセットに属する場合、前記PUCCHは、前記第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なり、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量と、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームの量との合計は、無線フレームの量に等しく、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームと、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれたアップリンクサブフレームとは、前記無線フレームにおける異なるサブフレームに対応する、受信モジュールと
    を備える基地局。
  35. 前記第1のサービングセルの前記複信モードが、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、周波数分割複信FDDである場合、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応するか、又は、
    前記第1のサービングセルの前記複信モードが、FDDであり、前記第2のサービングセルの前記複信モードが、TDDである場合、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記第1のサービングセルの、無線フレームにおける、アップリンクサブフレームに対応し、前記第2のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームは、前記無線フレームにおける、前記第1のアップリンクサブフレームセットに含まれた前記アップリンクサブフレームを除く、他のアップリンクサブフレームに対応する、請求項34に記載の基地局。
  36. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項34又は35に記載の基地局。
  37. ユーザ機器UEであって、
    ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDである、受信モジュールと、
    物理アップリンク制御チャネルPUCCHを使用することによって、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答を、アップリンクサブフレームN+4で送信するように構成された送信モジュールであって、前記PUCCHは前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、送信モジュールと
    を備えるユーザ機器。
  38. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示すダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項37に記載のユーザ機器。
  39. 前記PUCCHのPUCCHリソースを取得するように構成された取得モジュール
    をさらに備える、請求項37又は38に記載のユーザ機器。
  40. 前記取得ユニットは特に、
    前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドに従って、前記PUCCHリソースを決定するように構成された、請求項39に記載のユーザ機器。
  41. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第2のサービングセルが、前記UEのセカンダリサービングセルである、請求項38から40のいずれか一項に記載のユーザ機器。
  42. 前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項41に記載のユーザ機器。
  43. 基地局であって、
    ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおけるダウンリンク割当インジケーションDAI又は送信電力制御TPCコマンドは、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示すために使用される、送信モジュールと、
    PUCCHを使用することによって前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソースに従って、アップリンクサブフレームN+4で受信するように構成された受信モジュールであって、前記PUCCHは前記UEの第2のサービングセルにおいて伝送され、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDである、受信モジュールと
    を備える基地局。
  44. 前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHであり、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項43に記載の基地局。
  45. 前記第1のサービングセルが、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第2のサービングセルが、前記UEのセカンダリサービングセルである、請求項43又は44に記載の基地局。
  46. 前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルであるか、又は、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングを使用することによって前記基地局によって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項45に記載の基地局。
  47. ユーザ機器UEであって、
    ダウンリンクサブフレームNでダウンリンク制御チャネルを受信するように構成された受信モジュールであって、前記ダウンリンク制御チャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、受信モジュールと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記UEの第2のサービングセルで伝送された場合、前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを決定し、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記第1のサービングセルで伝送された場合、前記UEによって、前記ダウンリンク制御チャネルの前記ダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける前記送信電力制御TPCコマンドフィールドに従って、PUCCHの送信電力を決定するように構成された決定モジュールであって、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なる、決定モジュールと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソース又は前記PUCCHの前記送信電力に従って、前記PUCCHを使用することによって送信するように構成された送信モジュールと
    を備えるユーザ機器。
  48. 前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルにおいて伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記PDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記SPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記SPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項47に記載のユーザ機器。
  49. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである、請求項47又は48に記載のユーザ機器。
  50. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項47又は48に記載のユーザ機器。
  51. 基地局であって、
    ダウンリンクサブフレームNで、ユーザ機器UEへダウンリンク制御チャネルを送信するように構成された送信モジュールであって、前記ダウンリンクチャネルは、前記UEの第1のサービングセルにおいて伝送され、前記ダウンリンク制御チャネルは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH、又は、拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHである、送信モジュールと、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記UEの第2のサービングセルで伝送された場合、前記ダウンリンク制御チャネルのダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、物理アップリンク制御チャネルPUCCHリソースを示し、
    前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答が、前記第1のサービングセルで伝送された場合、前記ダウンリンク制御チャネルの前記ダウンリンク制御情報DCIフォーマットにおける前記送信電力制御TPCコマンドフィールドを使用することによって、PUCCHの送信電力を示すように構成されたインジケーションモジュールであって、前記第1のサービングセルの複信モードは、前記第2のサービングセルの複信モードとは異なる、インジケーションモジュールと、
    前記UEによって送られ、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する、前記ハイブリッド自動再送要求確認応答を、前記PUCCHリソースに従って受信するように構成された送信モジュールと
    を備える基地局。
  52. 前記ダウンリンク制御チャネルは、前記第1のサービングセルで伝送された物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用されるか、又は、ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用され、
    前記ダウンリンク制御チャネルが、前記物理ダウンリンク共有チャネルPDSCH送信を示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンク制御チャネルに対応するPDSCHのハイブリッド自動再送要求確認応答であり、前記ダウンリンク制御チャネルが、前記ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示すために使用される場合、前記ダウンリンク制御チャネルに対応する前記ハイブリッド自動再送要求確認応答は、特に、前記ダウンリンクセミパーシステントスケジューリングSPSリリースを示す前記ダウンリンク制御チャネルに対応するハイブリッド自動再送要求確認応答である、請求項51に記載の基地局。
  53. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、前記UEの、最も小さなセルインデクスを有する、FDDセカンダリサービングセルである、請求項51又は52に記載の基地局。
  54. 前記第1のサービングセルは、前記UEのプライマリサービングセルであり、前記第1のサービングセルの複信モードは、時分割複信TDDであり、前記第2のサービングセルの複信モードは、周波数分割複信FDDであり、前記第2のサービングセルは、より高いレイヤシグナリングによって示される、前記PUCCHを送信するために使用される、セカンダリサービングセルである、請求項51又は52に記載の基地局。
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