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JP2016536928A - 無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法及び装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法及び装置 Download PDF

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JP2016536928A
JP2016536928A JP2016543287A JP2016543287A JP2016536928A JP 2016536928 A JP2016536928 A JP 2016536928A JP 2016543287 A JP2016543287 A JP 2016543287A JP 2016543287 A JP2016543287 A JP 2016543287A JP 2016536928 A JP2016536928 A JP 2016536928A
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Abstract

本開示の実施形態は、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信に関する。本開示の実施形態では、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法が提供されている。方法は、新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信することを含み、新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、新型の参照信号を受信することと、新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行することと、を含む。本開示の実施形態では、周波数領域の参照信号の密度を減らすことで、実質的にはオーバーヘッドを増やさず、また、節約したリソース要素は有効範囲向上を実行するのに使用可能である。よって、低いSNRのMTC UEの再送回数を更に減らすことができ、ひいてはシステム・スループットの改善につながる。それゆえ、低いSNRのUEをLTEネットワークで使用することが可能である。【選択図】図2

Description

本開示の実施形態は、概して無線通信技術に関し、とりわけ無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法及び装置に関する。
モバイル・データ・サービスの安定した増加に伴い、第3世代パートナーシップ・プロジェクト(the 3rd Generation Partnership Project(3GPP))組織は、ロングターム・エボリューション(long−term evolution(LTE))の仕様と、LTE−Advanced(LTE−A)の仕様を開発した。次世代セルラ通信規格として、LTE又はLTE−Aシステムは、周波数分割複信(Frequency Division Duplex(FDD))モードと時分割複信(Time Division Duplex(TDD))モードの両方で作動できる。
機械対機械(Machine−to―Machine(M2M))通信とも呼ばれる機械型通信(Machine−Type Communications(MTC))は、新興の通信パターンである。それは、人間の介在なしの、又は限定的な人間の介在のみの、コンピュータ、及び埋込み型プロセッサ、及び高性能センサ、及びアクチュエータ、及びモバイル・デバイスの間の通信をさす。そして、それは、極めて厳しい又は危険な環境での計測のような多くのアプリリケーションにおいて、かなり有利である。通常、MTC UEsの多くは、GSM(登録商標)/GPRSによって十分に取り扱われることができるローエンドのアプリケーション(ユーザにつき平均的収益が低い、及びデータレートが低い)の対象にされ、よって、それらは低コストで実行されうる。
LTEの配備が進展しているので、無線アクセス技術(Radio Access Technologies(RATs))の数を減らすことによってネットワーク全体の維持コストを下げることが望ましい。しかし、フィールドに、より多くのMTC UEsが配備されると、GSM(登録商標)/GPRSネットワークに対する依存が増し、よって、これらのネットワークの運用コストは増加する。それゆえに、ローエンドのMTC UEsがGSM(登録商標)/GPRSからLTEネットワークに移行すると非常に有益である。
LTEリリース8〜11においては、データ送信は、中ぐらい又は高いSNR(SNR>−5dB)に対し設計されている。しかし、MTC UEのSNRは、−25.3dBぐらいに低い可能性がある。よって、現在利用可能なLTEリリースでMTC UEsをサポートすることは、とても挑戦的である。
MTC UEの移行に関して、SNRが低い範囲でMTC UEをサポートする可能性を研究するために、3GPPは研究項目を開始させた。図1は、3GPP TS 36.211で提案された、アップリンク復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))のマッピングを示す。この図では、各ブロックはリソース要素(resource element(RE))を示し、2つのシンボルのREsは、アップリンクDMRSの送信に使用され、それ以外のREsはデータを送信するのに使用される。しかし、DMRS構成は、中ぐらい又は高いSNRに対して設計されている。ところが、MTCは通常、低いSNRで作動するので、DMRSパターンはMTCに全く適していない。
3GPPのテクニカル・ドキュメントTR36.888には、LTEに基づいて低コストMTC UEsをサポートするために提案された手引きがある。ここでは、参照信号の密度を増加させる可能性が論じられている。MTC UEに対する再送信/繰り返しの回数は、大部分はチャネル評価の正確さに依存する。時間領域での参照信号の密度を増加させることで、低いSNRでのチャネル評価の正確さが改善されうる。しかし、参照信号の密度を増加させると、オーバーヘッドが確実に増加する。そして今度はコーディング・レートが増加する。このことは、通常、アップリンクDMRSの密度を増しても、期待したパフォーマンス・ゲインを得られないということを意味する。
それゆえ、MTCのような低いSNRでの通信におけるチャネル評価の正確さを改善するための、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信の新しい解決手段が必要である。
上記を鑑みて、先行技術の課題の少なくとも一部を解決するか、又は少なくとも部分的に軽減させるために、本開示は、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための新しい解決方法を提供する。
本開示の第1の観点によれば、無線通信システムにおけるダウンリンク・データ送信のための方法が提供される。前記方法は、新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信することを含み、前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、前記新型の参照信号を受信することと、前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行することと、を含むものとしても良い。
本開示の実施形態では、前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含むものとしても良い。
本開示の他の実施形態では、前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えているものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含むものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、前記方法は、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを受信することを更に含むものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされる。
本開示のなお更なる実施形態では、前記新型の参照信号は、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信されるものとしても良い。
本開示のなお更なる実施形態では、前記方法は、前記新型の参照信号のマッピングに基づいて、データ検出を実行することを更に含むものとしても良い。
本開示のなお更なる実施形態では、前記方法は、前記ユーザ機器の有効範囲向上の決定に応じて実行されるものとしても良い。
本開示の他の実施形態では、前記方法は、信号対雑音比に基づいて、前記ユーザ機器の送信繰り返し回数を見積もることと、前記ユーザ機器に、前記送信繰り返し回数を送信することと、を更に含むものとしても良い。
本開示の更なる実施形態では、前記新型の参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む。
本開示の第2の観点によれば、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法が提供される。前記方法は、新型の参照信号の指示を基地局から受信することを含み、前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信することを含むものとしても良い。
本開示の第3の観点によれば、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置が更に提供される。前記装置は、新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信するように構成された指示送信ユニットを含み、前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、前記新型の参照信号を受信するように構成された信号受信ユニットと、前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行するように構成された評価実行ユニットと、を含むものとしても良い。
本開示の第4の観点によれば、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置が更に提供される。前記装置は、新型の参照信号の指示を基地局から受信するように構成された指示受信ユニットを含み、前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信するように構成された信号送信ユニットを含むものとしても良い。
本開示の第5の観点によれば、コンピュータ・プログラム・コードを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供され、前記コンピュータ・プログラム・コードは、実行された場合、前記第1の観点の実施形態のいずれかによる前記方法の動作を装置に実行させるように構成されている。
本開示の第6の観点によれば、コンピュータ・プログラム・コードを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体が更に提供され、前記コンピュータ・プログラム・コードは、実行された場合、前記第2の観点の実施形態のいずれかによる前記方法の動作を装置に実行させるように構成されている。
本開示の第7の観点によれば、前記第5の観点によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むコンピュータ・プログラム製品が提供される。
本開示の第8の観点によれば、前記第6の観点によるコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を含むコンピュータ・プログラム製品が更に提供される。
本開示の実施形態では、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信の解決手段が提供される。本開示の実施形態では、周波数領域で参照信号の密度を減らし、そのことはオーバーヘッドを実質的に増やさないことを意味し、節約したリソース要素は、有効範囲向上を実行するのに使用されうる。よって、低いSNRのMTC UEの再送回数が更に減らされ、ひいては、システム・スループットを改良する結果になる。したがって、LTEネットワークで、低いSNRのUEをサポート可能であり、GSM(登録商標)/GPRSネットワークのような従前のコミュニケーション・ネットワークに対する依存を減らす。
本開示の上記及び他の特徴は、添付図面に関する実施形態で示された、実施形態の詳細な説明を通して、より明らかになるだろう。添付図面を通して、同様の参照番号は、同じ又は同様の構成要素を示す。
模式的に示された、3GPP TS 36.211で明示されたアップリンク復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))のマッピングである。 模式的に示された、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるeNBでのアップリンク・データ送信方法のフローチャートである。 模式的に示された、本開示の実施形態によるMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンである。 模式的に示された、本開示の他の実施形態によるMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンである。 模式的に示された、本開示の更なる実施形態によるMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンである。 模式的に示された、本開示の実施形態によるアップリンク物理チャネル処理の図である。 模式的に示された、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるUEのアップリンク・データ送信方法のフローチャートである。 模式的に示された、3GPP TS 36.21で明示されたMRS SC=NRB SCの場合のφ(n)の定義の表である。 模式的に示された、本開示の実施形態による、DMRSシーケンスの相互相関のCDFである。 模式的に示された、本開示の他の実施形態による、DMRSシーケンスの立方体測定基準(cube metrics(CM))のCDFである。 模式的に示された、本開示の実施形態による、eNBでのアップリンク・データ送信の具体的な実施例である。 模式的に示された、本開示の他の実施形態による、UEでのアップリンク・データ送信の具体的な実施例である。 模式的に示された、本開示の更なる実施形態による、eNBでのアップリンク・データ送信の具体的な実施例である。 模式的に示された、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるeNBでのアップリンク・データ送信のための装置のブロック図である。 模式的に示された、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるUEでのアップリンク・データ送信のための装置のブロック図である。 模式的に示された、7つの種々のスキームのパフォーマンスのシミュレーション結果である。 模式的に示された、7つの種々のスキームのパフォーマンスのシミュレーション結果である。
以下、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法及び装置が、添付図面に関する実施形態を通して詳細に記述される。これらの実施形態は、当業者がより理解し、本開示を実施可能なように提示されただけであって、どの方法でも本開示の範囲を限定することを意図してはいないと理解されるべきである。
添付図面では、本開示の様々な実施形態が、ブロック図及びフローチャート及び他の図で示されている。フローチャート又はブロック図の各ブロックは、モジュール、又はプログラム、又は特定の論理機能を実行する1以上の実行可能な命令を含むコードの一部を示すとしても良く、必須のブロックは点線で図示されている。また、これらのブロックは、方法のステップを実行するため、特定の順序で示されているが、実は、それらは必ずしも厳密に図示された順序によって実行されなくとも良い。例えば、それらは逆順で、又は同時に実行されても良く、各動作の性質次第である。ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック及びそれらの組み合わせは、特定の機能/動作を実行するために、専用のハードウェア・ベースのシステムにより、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせにより実現されても良い、という点にも留意すべきである。
概して、ここではっきり異なって定義されない限り、請求項で使用された全ての用語は、技術分野での通常の意味によって解釈されるべきである。「1つの(a/an)、前記(the/said)[要素、デバイス、構成要素、手段、ステップ等]」という全ての言及は、はっきり異なるよう述べられていない限り、複数のデバイス、構成要素、手段、ユニット、ステップ等を除くものではなく、前記要素、デバイス、構成要素、手段、ユニット、ステップ等の少なくとも1つの例に言及していると広く解釈されるべきである。また、ここで使用される不定冠詞「a/an」は、複数のステップ、及びユニット、及びモジュール、及びデバイス、及びオブジェクト等を除くものではない。
更に、本開示の文脈では、ユーザ機器(user equipment(UE))は、端末又は移動体端末(Mobile Terminal(MT))又は加入者設備(Subscriber Station(SS))又は携帯加入者設備(Portable Subscriber Station(PSS))又は移動局(Mobile Station(MS))又はアクセス端末(Access Terminal(AT))のことを述べているとしても良く、UE又は端末又はMT又はSS又はPSS又はMS又はATのいくつか又は全ての機能が含まれているものとしても良い。更に、本開示の文脈では、BSという用語は、例えばノードB(node B(NodeB又はNB))又は進化型NodeB(evolved NodeB(eNodeB又はeNB)又はラジオ・ヘッダ(radio header(RH))又はリモート・ラジオ・ヘッド(remote radio head(RRH))又はリレー又はフェムト、ピコ等の低電力ノードを示すものとしても良い。
本開示を、より良く理解するために、以下では、例としてMTCをとりあげて、本開示の実施形態が説明される。しかし、当業者に理解されうるように、本発明は、低いSNRの他の適切な通信環境にも適用できる。
まず、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるeNBでのアップリンク・データ送信方法を説明するために、図2を参照する。
図示されたように、まずステップS201では、eNBは、新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信するものとしても良い。
背景技術で述べたように、Rel.8のDMRSパターンは、中ぐらい又は高いSNRに対して設計されており、MTCのような低いSNRでの通信には不適当である。しかるに、参照信号の強さを増すと、高いオーバーヘッドを引き起こす。この観点から、本開示では、新型の参照信号を提案する。新型の参照信号はMTCRSと呼んでも良い。主な思想は、周波数領域では参照信号の密度を減らすことであり、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用されうる。言い換えれば、周波数領域では、リソース要素の一部のみが参照信号に使用され、他の部分は、とっておかれ、有効範囲向上に使用されうる。同時に、時間領域では参照信号の密度を増やすという解決方法と組み合わせても良い。すなわち、周波数領域で参照信号の密度を減らすと同時に、時間領域で参照信号の密度を増やすものとしても良い。そのような方法では、参照信号は、より多くのシンボルで、だが、より少ないサブキャリアで送信されうる。
図3Aは、本開示の実施形態によるMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンを示す。図3に示されるように、MTCRSパターンでは、3GPP TS 36.211で明示されているDMRSのオリジナル・シンボルでのREsが、MTCRSでも予定されている。すなわち、新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号も含む。これらのREsの他に、追加の3列のシンボルが、参照信号に新しく追加されている。すなわち、トータルで5列のシンボルが参照信号に予定されている。そのうえ、参照信号のこれらのシンボルは、時間領域で分散され、望ましくは、均一に分散される。図示されたMTCRSパターンでは、追加の3つのシンボルの参照信号は各々、時間領域で、従来のシンボルから、2つのシンボル分空けられている。
しかし、従来のDMRSと比較して、本開示で提供される新型の参照信号は、周波数領域で参照信号の密度が減らされている。例えば、新型の参照信号は、周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む。言い換えれば、従来のDMRSパターンと違い、参照信号は周波数領域で連続ではない。図3Aで示されたように、新型の参照信号は、周波数領域で、1つのサブキャリア分空けて配されている。このような方法では、参照信号のリソース要素は、時間領域と周波数領域の両方で分散されている。オーバーヘッド(すなわちMTCRSに対するREsの数)は実質的に増加しない。周波数で節約したREsは、有効範囲向上に使用されても良い。
eNBは、例えば無線リソース制御(Radio Resource Control(RRC))シグナリング、又は物理層シグナリングのような他の適切なシグナリングで、新型の参照信号の指示を送信しても良い。
また、eNBは、ステップS202で、信号対雑音比に基づいて、UEへの送信の繰り返し回数を見積もる又は決定するものとしても良い。具体的には、eNBは、まずUEのSNRを見積もり、それから、繰り返し回数とSNRとの間の予め定義された関係曲線を探索することで、見積もったSNRに対応する繰り返し回数Nを取得しても良い。この取得した繰り返し回数を、UEに対する繰り返し回数と見積もっても良い。その後、UEが送信の繰り返し回数を知り、送信の繰り返し回数に基づき信号を送信することができるように、eNBはUEに送信の繰り返し回数Nを送信しても良い。すなわち、送信の繰り返し回数Nから、UEは、送信回数が、指示された送信の繰り返し回数Nに達するまで、信号を再送しても良い。
次に、ステップS203で、eNBはUEから新型の参照信号MTCRSを受信する。このような方法では、UEは、ステップS205でチャネル評価を実行するのに新型の参照信号MTCRSを使用しても良い。
更に、当該方法は、UEが有効範囲向上を必要とする場合のみ実行されても良い。したがって、本発明の実施形態では、当該方法は、ユーザ機器の有効範囲を向上するという決定に応じて実行される。UEが有効範囲向上を必要としない場合は、当該方法は実行されなくとも良い。
また、参照信号のシンボルでは、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用されても良い。本開示の実施形態では、参照信号に使用されないリソース要素は、データ送信に使用される。言い換えれば、参照信号に使用されないこれらのリソース要素は、PUSCHデータによって再利用されるか多重化されても良い。このような方法では、符号化レートが減少し、繰り返し回数の減少を促進する。このように、ステップS204では、eNBは、参照信号で使用されない、参照信号のシンボルのサブキャリアでデータを受信しても良い。
本開示の他の実施形態では、参照信号に使用されないリソース要素は、パワー・ブースティングに使用されても良い。図3Bは、本開示の実施形態による他のMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンを模式的に示す。図示されたように、MTCRSパターンは、図3Aで図示されたものと実質的に同じであるが、参照信号のシンボルの点で異なっており、参照信号に使用されないそれらのリソース要素は、空のリソース要素として使用されないままである。この場合では、これらの空のリソース要素の送信電力は、参照信号が増加した電力で送信されるように、参照信号に使用されても良い。すなわち、参照信号でパワー・ブースティングが実行されるように、これらの空のリソース要素の送信電力を参照信号に貸しても良い。
更に、図3Cも、本開示の更なる実施形態によるMTCの代表的なアップリンクMTCRSパターンを示す。MTCRSパターンは、図3Bで図示されたものと同じであるが、参照信号のリソース要素は、周波数領域で、1つのサブキャリア分のみではなく2つのサブキャリア分空けて配されている。図3Bで示されたMTCRSパターンを用いると、約3dBのパワー・ブースティングを達成しうる一方、図3Cで示されたMTCRSパターンでは、約4.7dBのパワー・ブースティングを達成しうる。これは、空のREsが増えたことで、より多くの電力をパワー・ブースティングに使用できることによる。
戻って図2を参照する。ステップS206では、eNBは、UEから送信された信号からデータを取得できるように、新型の参照信号のマッピングに基づいて、データ検出を実行しても良い。
更に、本発明で提案されたMTCRSパターンでは、アップリンク物理チャネル処理が、従来技術のそれと異なる。次に、本開示の実施形態によるアップリンク物理チャネル処理を説明するために図4を参照する。図4では、主な違いは、黒の太線のブロックで示されている。
図示されたように、UEでは、変換プレコーダーは、シリアルからパラレルへのコンバータに代えられる。そして、本開示で提案されたMTCRSパターンに従った新しいUL DMRSを提供する責任がある、新しいUL DMRSモジュールが新しく追加されている。スクランブリング・モジュールと、変調マッパーにより、スクランブルされてマップされた後、データ信号は、シリアルからパラレルへのコンバータ又はDFTモジュールにより変換されて、新しいUL DMRSは、変換されたデータ信号の上に重ねられる。それから、合成された信号は、リソース要素マッパーによって、周波数領域のリソースにマップされ、次に、送信のためのSCX−FDMAを生成する。このような変更を通して、アップリンク物理チャネル処理を、本開示で提案されたMTCRSパターンに適応させる。
次に、UEの対応する手順を、図6に関して詳細に記述する。図6は、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるUEのアップリンク・データ送信方法を模式的に示す。
図示されたように、ステップS501では、UEは、基地局から新型の参照信号の指示を受信する。本開示の実施形態では、新型の参照信号が、UE特有の方法で送信されても良い。すなわち、PUSCHがユーザ機器にスケジュールされた場合のみ、新型の参照信号が送信されても良い。したがって、新型の参照信号に関して個々にUEを構成することができる。指示は、新型の参照信号が使用されることをUEに知らせるのに使用されても良い。これは、UEが新型の参照信号MTCRSを基地局に送信することが要求されていることを、意味する。
また、ステップS502では、UEは、更にeNBから送信繰り返し回数を受信しても良い。このようにして、UEは、信号を何度再送すべきか知っても良い。この方法では、UEは、送信繰り返し回数に基づいて、信号を送信しても良い。例えば、eNBによって示された送信繰り返し回数を、実際の送信繰り返し回数が超えない限り、UEは信号の再送を実行する。
それから、ステップS503で、UEは新型の参照信号の信号シーケンスを生成しても良い。前述したように、新型の参照信号は従来の参照信号と異なる参照信号であり、新型の参照信号は、周波数領域で参照信号の密度が減るように、設計されても良い。そして、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用される。具体的には、新型の参照信号は、周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む。一方、時間領域では、新型の参照信号は、時間領域で参照信号の密度を増しても良い。例えば、新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む。
参照信号シーケンスを、以下のように生成しても良い。オリジナルの参照信号シーケンスと同じで、DMRSの参照信号シーケンスr(α) u,v(n)は、以下のように、ベース・シーケンスr u,v(n)のサイクリック・シフトαによって定義されても良い。
Figure 2016536928
ここで、
Figure 2016536928
であり、これは参照信号シーケンスの長さであり、
Figure 2016536928
である。複数の参照信号シーケンスは、種々の値αを通じ、1つのベース・シーケンスから定義される。
各グループが、各長さMRS SC=mNRB SC,1≦m≦5の1つのベース・シーケンス(ν=0)と、各長さMRS SC=mNRB SC,6≦m≦Nmax,UL RBの2つのベース・シーケンス(ν=0,1)とを含むように、ベース・シーケンスr u,v(n)はグループに分割されても良く、ここで、u∈{0,1,・・・,29}はグループ番号であり、νは、グループ内のベース・シーケンス番号である。MTCでは、各グループが1つのベース・シーケンス、すなわちν=0を含むことが適切である。シーケンス・グループ番号uは、各々追々変わっても良い。
MTCRSでは、ベース・シーケンスr u,v(n)は
Figure 2016536928
で与えられても良い。ここで、nは奇数である(図3A、3Bで示されたMTCRSパターンでは)。
Figure 2016536928
に関しては、これを生成するためのアプローチが様々に存在する。例として、図6の表に示されているオリジナルのベース・シーケンスφ(n)をサンプリングすることによって生成しても良い。すなわち、参照信号シーケンスの生成は、従来のアプローチと同じとなりうる。しかし、周波数領域で参照信号のサブキャリアを減らしたことにより、参照信号シーケンスは、オリジナルのベース・シーケンスからサンプリングすることによって取得されても良い。言い換えれば、オリジナルのベース・シーケンスの一部のみが、新しい参照信号シーケンスを形成するのに使用される。例えば、それは、相互相関に基づいて、サンプリングされ又は選択されても良い。サンプリングによって得られた例
Figure 2016536928
は以下の通りであっても良い。
Figure 2016536928
また、シーケンスがより良い相互相関を有するように、コンピュータでの生成アプローチにより
Figure 2016536928
を生成することも実現可能である。コンピュータでの生成により得られた例
Figure 2016536928
は以下で与えられても良い。
Figure 2016536928
図7は、本開示の実施形態による、DMRSシーケンスの相互相関のCDFを示す。この図から、支配的な要素が、低いSNR MTC UEの雑音であることを考えれば、新しいMTCRSパターンの相互相関のパフォーマンスが許容可能であることは、明白である。
また、図3B、3Cで示されたMTCRSパターンでは、パワー・ブースティングをサポートしうる。この場合、ピーク対平均電力比(Peak to Average Power Ratio(PAPR))が高くなり、ひいては低い電力効率又は重大なパフォーマンス低下で、パワーアンプを移す原因になる。PAPR問題を軽減するために、立方体測定基準(cubic metric(CM))に基づいて、すなわち、CMが最小化されるように、参照信号シーケンスを生成しても良い。以下に、CMに基づいて生成したUL参照信号シーケンスの例が、説明の目的で提供されている。
サンプリング:
シーケンス_0={1,−3,−3,−1,3,1},CM=0.717
コンピュータ生成:
シーケンス_1={−3,−1,1,−3,1,1},CM=0.2708
シーケンス_2={1,−1,−3,−3,−3,1},CM=0.2708
シーケンス生成に異なる基準が使用されたので、生成されたシーケンスは、相互相関に基づいて生成されたものと異なる。図8は、本開示の実施形態による、MTCRSパターンのCMのCDFを示す。パワー・ブースティングを使う場合に、新しいDMRSのCMが小さいことが見受けられる。そして、このようにして、PAPR問題に対処しうる。
参照信号シーケンスが生成された後、UEは、ステップS504で受信した指示に従い、基地局eNBに新型の参照信号を送信しても良い。
更に、上述したように、参照信号のシンボルのすべてのREsが参照信号に使用されるというわけではなく、参照信号に用いられない、それらのサブキャリアは、PUSCHデータを送信するのに使用されても良い。したがって、ステップS505で、UEは、参照信号で使用されないREsでデータを更に送信しても良い。
あるいは、参照信号に使用されない、参照信号のシンボルのREsは、空のリソース要素として、使用されないままにしても良い。この場合には、チャネル評価精度を改善するためにパワー・ブースティングが行われるように、空のリソース要素から借りて増した電力で、参照信号を送信しても良い。
また、図9A、9B、9Cには、本開示の実施形態による、アップリンク・データ送信の具体的な実施例が更に示されている。
まず、本開示の実施形態による、eNBでのアップリンク・データ送信の具体的な実施例を示す図9Aを参照する。図9Aに示されるように、ステップA901では、eNBは、UEの送信繰り返し回数を見積もっても良い。具体的には、eNBは、まずUEのSNRを見積もり、それから、見積もったSNRと、SNRと繰り返し回数との予め定義された関係曲線とに基づいて、繰り返し回数Nを決定しても良い。例えば、見積もったSNRで、予め定義された関係曲線を探索することで、見積もったSNRに対応する繰り返し回数Nを発見しても良い。この発見した繰り返し回数が、UEの繰り返し回数と決定されても良い。
その後、ステップA902では、UEが有効範囲向上を必要とするか否か決定しても良い。例えば、見積もったSNRが所定の閾値より小さい場合、又はUEが、低いSNRを有する種類のUEに属する場合に、UEが有効範囲向上を必要とすると決定しても良い。もし、UEが有効範囲向上を必要とするならば、手順はステップA903に進む。ステップA903では、従来のDMRS信号の代わりにMTCRSを使用すべきであると示すために、eNBはUEに、許可_MTCRS指示を送信する。更に、UEが信号送信の繰り返し回数を知ることができるように、eNBはUEに見積もった繰り返し回数Nを送信しても良い。一方、UEが有効範囲向上を必要としない場合は、手順は終了する。UEからMTCRSを受信した後、eNBは、ステップA905で、新しいアップリンクDMRSに基づいて、チャネル評価を実行しても良い。それから、ステップA906で、UEから送信された信号に含まれるデータを取得するために、新しいアップリンクDMRSのマッピングに基づいて、検出を更に実行しても良い。
図9Bは、本開示の実施形態による、UEでのアップリンク・データ送信の具体的な実施例を模式的に示す。図示されたように、ステップB901では、UEは、まず、UEが有効範囲向上を必要とするか否かを、例えば、有効範囲向上指示を受信したか否かに基づいて決定しても良い。UEが有効範囲向上を必要としない場合は、手順はステップB902に進む。ステップB902では、UEは通常のDMRSをeNBに送信する。
一方、UEが有効範囲向上を必要とする場合は、方法はステップB903に進む。ステップB903では、現在のシンボルが新しいDMRSを含むか否かを更に決定する。シンボルが新しいDMRSを含まない場合は、UEはステップB904でeNBに通常のPUSCHデータを送信しても良い。シンボルが新しいDMRSを含む場合は、UEはステップB905でeNBに、PUSCHデータで多重化された新しいDMRSを送信しても良い。
図9Bでは、参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないサブキャリアがアップリンク・データを送信するのに使用される実施例が示されている一方、図9Cは、参照信号に使用されない、これらのサブキャリアが、空の参照信号として使用されないままである他の実施例を示す。図9Cでは、ステップC901からC904まではステップB901からステップB904までと同じなので、ここでは詳述しない。しかし、ステップC905では、UEは、これらの空のリソース要素から借りた電力により、パワー・ブースティングを実行する。言い換えれば、UEは、空のREsの電力をDMRS REsに割り当てる。MTCは低いSNRなので、1つの変調モード、すなわちQPSKのみ使用できる。よって、この場合では、DMRSとPUSCHのパワー・オフセットは、復調に必要とされない。したがって、パワー・オフセットは、eNBへの信号に必要とされない。
更に、本開示では、無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置も提供される。次に、本開示で提供される装置を説明するために、図10から図11までを参照する。
図10は、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるeNBでのアップリンク・データ送信のための装置1000を模式的に示す。図10に示されたように、装置1000は、指示送信ユニット1010と、参照信号受信ユニット1020と、チャネル評価ユニット1030とを含んでも良い。指示送信ユニット1010は、新型の参照信号の指示を、ユーザ機器に送信するように構成されていても良い。参照信号受信ユニット1020は、新型の参照信号を受信するように構成されていても良い。チャネル評価ユニット1030は、新型の参照信号に基づいてチャネル評価を実行するように構成されていても良い。
本開示の実施形態では、新型の参照信号は、周波数領域で参照信号の密度が減っており、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用される。例えば、新型の参照信号は、周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む。一方、新型の参照信号は、時間領域で、参照信号の密度が増していても良い。例として、新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含んでも良い。
また、装置は、更に、データ受信ユニット1040を含んでも良い。データ受信ユニット1040は、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素で、データを受信するように構成されていても良い。あるいは、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにしても良い。この場合には、空のリソース要素から借りて増した電力で、新型の参照信号を送信する。
装置1000は、更に、新型の参照信号のマッピングに基づいてデータ検出を実行するように構成されたデータ検出ユニット1050を含んでも良い。装置1000は、繰り返し回数決定ユニット1060と、繰り返し回数送信ユニット1070も含んでも良い。繰り返し回数決定ユニット1060は、信号対雑音比に基づいて、ユーザ機器の送信繰り返し回数を見積もるように構成されていても良く、繰り返し回数送信ユニット1070は、ユーザ機器に、送信繰り返し回数を送信するように構成されていても良い。
本開示の実施形態では、装置を、ユーザ機器の有効範囲向上の決定に応じて動作させても良い。更に、本開示の実施形態では、新型の参照信号は、復調参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含んでも良い。
また、図11は、本開示の実施形態による、無線通信システムにおけるUEでのアップリンク・データ送信のための装置1100を模式的に示す。図示されたように、装置1100は、指示受信ユニット1110と、参照信号送信ユニット1120とを含んでも良い。指示受信ユニットは、基地局から、新型の参照信号の指示を受信するように構成されていても良い。ここで、新型の参照信号は、周波数領域では参照信号の密度が減少しており、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用される。参照信号送信ユニット1120は、チャネル評価に使用するために、基地局に、新型の参照信号を送信するように構成されていても良い。新型の参照信号は、周波数領域で、参照信号の密度が減っており、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用される。例えば、新型の参照信号は、周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む。一方、新型の参照信号は、時間領域で、密度が増していても良い。例として、新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含んでも良い。
装置1100は、シーケンス生成ユニット1130を更に含んでも良い。シーケンス生成ユニット1130は、オリジナルのベース信号シーケンスをサンプリングすることによって、新型の参照信号の信号シーケンスを生成するように構成されていても良い。装置1100は、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素で、データを送信するように構成された、データ送信ユニット1140も含んでも良い。
本開示の実施形態では、新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされる。この場合、信号送信ユニット1120は、更に、空のリソース要素から借りて増した電力で、新型の参照信号を送信するように構成されていても良い。
更に、信号繰り返し回数を、それらに基づき信号を送信するために基地局から受信するように構成された、繰り返し回数受信ユニット1150を、装置は更に含んでも良い。
本開示の実施形態では、ユーザ機器の有効範囲向上の決定に応じて、方法は実行されるものとしても良い。更に、新型の参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む。
装置1000及び装置1100とは、図2から図9に関して述べられた機能を実行するように構成されていても良い。したがって、これらの装置のモジュールの動作についての詳細は、図2から図9に関する方法の各ステップに関してなされた、それらの説明を参照すればよい。
装置1000及び装置1100の構成要素は、ハードウェア、及び/又はソフトウェア、及び/又はファームウェア、及び/又はそれらの組み合わせで具現化されても良いという点に更に留意する。例えば、装置1000及び装置1100の構成要素は、各々、回路、又はプロセッサ、又は他の適切な選択装置により実現されても良い。当業者は、上記例は単に説明のためであって、限定ではないと理解するだろう。
本開示のいくつかの実施形態では、装置1000及び装置1100の各々は、少なくとも1つのプロセッサを含む。本開示の実施形態での使用に適した当該少なくとも1つのプロセッサは、例として、既知の又は将来開発される、一般的な及び特殊な目的のプロセッサを共に含むものとしても良い。装置1000及び装置1100の各々は、更に、少なくとも1つのメモリを含む。当該少なくとも1つのメモリは、例えば、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリデバイス等の半導体メモリデバイスを含むものとしても良い。当該少なくとも1つのメモリは、コンピュータ実行可能な命令のプログラムを格納するのに使用されても良い。当該プログラムは、高水準及び/又は低水準のコンパイル可能又は解釈可能なプログラミング言語で記述されうる。実施形態に沿って、当該コンピュータ実行可能な命令は、少なくとも1つのプロセッサで、装置1000及び装置1100が少なくとも図2から図9の各々に関して述べられた方法に応じた動作を少なくとも実行するように、構成されても良い。
更に、図12Aと図12Bは、本発明の実施形態と従来技術の既存の解決方法とでなされたシミュレーション結果を示す。シミュレーションで使用されたパラメータは、表1に列挙されている。
Figure 2016536928
図12Aと図12Bは、7つの種々のスキームのパフォーマンスのシミュレーション結果を示す。これらのスキームでは、スキーム1「Rel.8 DMRS」は、Rel.8で指定されたDMRSパターンを使用したスキームを示す。スキーム2「5列 DMRS」は、5列の参照信号のシンボルのMTCRSパターンを使用したスキームを示す。スキーム3「5列 DMRS+データ多重化」は、データ多重化を用いた、図3Aで示されたMTCRSパターンを使用したスキームを示す。スキーム4「5列 DMRS+3dBパワー・ブースティング」は、図3Bで示されたMTCRSパターンを使用したスキームを示す。スキーム5「5列 DMRS+4.7dBパワー・ブースティング」は、図3Cで示されたMTCRSパターンを使用したスキームを示す。スキーム6「2列 DMRS+データ多重化」は、参照信号の密度のみが、周波数領域で半分に減らされたMTCRSパターンと、データ多重化が組み合わされたスキームを示す。スキーム7「2列 DMRS+3dBパワー・ブースティング」は、参照信号の密度のみが、周波数領域で半分に減らされたMTCRSパターンと、パワー・ブースティングが組み合わされたスキームを示す。
パワー・ブースティング又はデータ多重化を伴うMTCRSは、時間領域で参照信号の密度が増えていなくても、繰り返し回数を減らせ、システム・スループットを改善できることが明白である。したがって、本開示の実施形態では、周波数領域で参照信号の密度を減らしても良く、そのことが、オーバーヘッドを実質的には増やさず、また、節約したリソース要素は有効範囲向上を実行するのに使用されても良いということを意味する。よって、低いSNRのMTC UEの再送回数を、更に減らすことができ、ひいては、システム・スループットの改善につながる。それゆえに、低いSNRを有するUEを、LTEネットワークで使用することが可能である。
ここで与えられたMTCRSパターンとマッピングとは、単に説明目的のためであり、他の多くの代わりとなるパターンが、本開示の範囲と意図を逸脱することなく使用されうるということを当業者は理解するだろう。
更に、本開示の実施形態は、MTCに関して述べられているが、本発明はそれに限定されず、本発明は、LTEシステムにおける低いSNRの通信で使用されうる、ということも理解されるだろう。
更に、上記説明に基づき、当業者は、本開示が装置又は方法又はコンピュータ・プログラム製品で具現化されても良いと理解するだろう。一般に、種々の代表的な実施形態は、ハードウェア又は特殊な目的の回路、又はソフトウェア、又はロジック、又はそれらの組み合わせで実現されても良い。例えば、いくつかの点は、ハードウェアで実現されても良く、その一方で、他の点は、コントローラ又はマイクロプロセッサ又は他のコンピュータデバイスにより実行されうるファームウェア又はソフトウェアで実現されても良い。しかし、本開示はそれらに限定されない。本開示の代表的な実施形態の種々の点は、ブロック図又はフローチャート又は他の視覚表現を使用することで図示され記述されているが、ここで述べられた、これらのブロック又は装置又はシステム又は技術又は方法は、限定的ではない例として、ハードウェア、又はソフトウェア、又はファームウェア、又は特殊な目的の回路又はロジック、又は一般的な目的のハードウェア又はコントローラ又は他のコンピュータデバイス、又はそれらの組み合わせで実現されても良いということは十分理解される。
添付図面で示された種々のブロックは、方法のステップとして、及び/又はコンピュータプログラム・コードの動作結果の処理として、及び/又は関連の機能を実行するように構成された複数の連結されたロジック回路要素として、みなされても良い。少なくとも、本開示の代表的な実施形態のいくつかの点は、集積回路チップ及びモジュールのような種々の構成要素で実行されても良く、本開示の代表的な実施形態は、本開示の代表的な実施形態に沿って動作するように構成可能な集積回路又はFPGA又はASICとして具現化される装置で実現されるものとしても良い。
この明細書は、多くの具体的な実施例の詳細を含むが、これらは、いかなる開示の範囲の又は請求の範囲の限定として解釈されるべきではなく、むしろ特定の開示の特定の実施形態に特有の特徴の記述として解釈されるべきである。この明細書の別々の実施形態の文脈で記述された、ある特徴は、1つの実施形態内で組み合わせて実施されうる。逆に、1つの実施形態の文脈で記述された種々の特徴も、複数の実施形態で別々に、又は適切な部分的組み合わせで、実施されうる。更に、特徴は、ある組み合わせで作用するように上述されており、初めにそのように権利請求されてさえいるけれども、権利請求された組み合わせのうちの1以上の特徴が、いくつかの場合には、組み合わせから削除されうるし、権利請求された組み合わせは、部分的組み合わせ又は部分的組み合わせのバリエーションに導かれても良い。
同様に、動作は図面中に特定の順序で表されているが、望ましい結果を達成するためには、そのような動作が示された特定の順序又は連続した順序で実行されること、又は図示された動作全てが実行されることが必要だと理解されるべきではない。特定の状況では、マルチタスキングと並列処理が有利である可能性がある。更に、上述の実施形態の種々のシステム構成要素の分け方は、全ての実施形態においてそのような分け方が必要であると理解されるべきではない。そして、記述されたプログラム構成要素とシステムは、通常、1つのソフトウェア製品にまとめて統合されうるか、又は複数のソフトウェア製品にパッケージされうるということが理解されるべきである。
本開示の前述の代表的な実施形態への種々の修正、翻案は、添付図面と共に読まれた場合の前述の説明に照らすと、関連技術の当業者に明白になる可能性がある。あらゆる全ての修正は、なお本開示の非限定的で代表的な実施形態の範囲内になる。更にまた、前述の説明と関連図面に示された教えの恩恵を受ける、本開示のこれら実施形態の関連技術の当業者に、ここで述べられた本開示の他の実施形態が思い浮かぶだろう。
それゆえ、本開示の実施形態は、開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、修正と他の実施形態が、添付の請求の範囲内に含まれることが意図されている、と理解されるべきである。ここでは特定の用語が使用されているが、それらは一般的で記述的な意味のみで使用され、限定目的で使用されていない。
(付記1)
新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信することを含み、
前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
前記新型の参照信号を受信することと、
前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行することと、
を含む無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法。
(付記2)
前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む付記1に記載の方法。
(付記3)
前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えている付記1または2に記載の方法。
(付記4)
前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む付記3に記載の方法。
(付記5)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを受信することを更に含む付記1乃至4のいずれかに記載の方法。
(付記6)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされる付記1乃至4のいずれかに記載の方法。
(付記7)
前記新型の参照信号は、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信される付記6に記載の方法。
(付記8)
前記新型の参照信号のマッピングに基づいて、データ検出を実行することを更に含む付記1乃至7のいずれかに記載の方法。
(付記9)
前記方法は、前記ユーザ機器の有効範囲向上の決定に応じて実行される付記1乃至8のいずれかに記載の方法。
(付記10)
信号対雑音比に基づいて、前記ユーザ機器の送信繰り返し回数を見積もることと、
前記ユーザ機器に、前記送信繰り返し回数を送信することと、
を更に含む付記1乃至9のいずれかに記載の方法。
(付記11)
前記新型の参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む付記1乃至10のいずれかに記載の方法。
(付記12)
新型の参照信号の指示を基地局から受信することを含み、
前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信することを含む
無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法。
(付記13)
前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む付記12に記載の方法。
(付記14)
前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えている付記12または13に記載の方法。
(付記15)
前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む付記14に記載の方法。
(付記16)
オリジナルのベース信号シーケンスをサンプリングすることによって、前記新型の参照信号の信号シーケンスを生成することを更に含む付記12乃至15のいずれかに記載の方法。
(付記17)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを送信することを更に含む付記12乃至16のいずれかに記載の方法。
(付記18)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされる付記12乃至16のいずれかに記載の方法。
(付記19)
前記新型の参照信号を、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信することを更に含む付記18に記載の方法。
(付記20)
送信繰り返し回数に基づいて信号を送信するために、前記基地局から、前記送信繰り返し回数を受信することを更に含む付記12乃至19のいずれかに記載の方法。
(付記21)
前記方法は、ユーザ機器の有効範囲向上の指示に応じて実行される付記12乃至20のいずれかに記載の方法。
(付記22)
前記新型の参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む付記12乃至21のいずれかに記載の方法。
(付記23)
新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信するように構成された指示送信ユニットを含み、
前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
前記新型の参照信号を受信するように構成された信号受信ユニットと、
前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行するように構成された評価実行ユニットと、
を含む無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置。
(付記24)
前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む付記23に記載の装置。
(付記25)
前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えている付記23または24に記載の装置。
(付記26)
前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む付記25に記載の装置。
(付記27)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを受信するように構成されたデータ受信ユニットを更に含む付記23乃至26のいずれかに記載の装置。
(付記28)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされ、
前記新型の参照信号は、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信される、
付記23乃至26のいずれかに記載の装置。
(付記29)
前記参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む付記23乃至28のいずれかに記載の装置。
(付記30)
新型の参照信号の指示を基地局から受信するように構成された指示受信ユニットを含み、
前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信するように構成された信号送信ユニットを含む
無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置。
(付記31)
前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む付記30に記載の装置。
(付記32)
前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えている付記30または31に記載の装置。
(付記33)
前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む付記32に記載の装置。
(付記34)
オリジナルのベース信号シーケンスをサンプリングすることによって、前記新型の参照信号の信号シーケンスを生成するように構成されたシーケンス生成ユニットを更に含む付記30乃至33のいずれかに記載の装置。
(付記35)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを送信するように構成されたデータ送信ユニットを更に含む付記30乃至34のいずれかに記載の装置。
(付記36)
前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされ、
前記信号送信ユニットは、更に、前記新型の参照信号を、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信するように構成されている、
付記30乃至34のいずれかに記載の装置。
(付記37)
前記新型の参照信号は、復調用参照信号(demodulation reference signals(DMRS))を含む付記30乃至36のいずれかに記載の装置。

Claims (10)

  1. 新型の参照信号の指示を基地局から受信するように構成された指示受信ユニットを含み、
    前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
    チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信するように構成された信号送信ユニットを含む
    無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置。
  2. 前記新型の参照信号は、前記周波数領域で、1以上のサブキャリア分空けて配された参照信号を含む請求項1に記載の装置。
  3. 前記新型の参照信号は、時間領域では、参照信号の密度が増えている請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記新型の参照信号は、参照信号の従来のシンボルにおける参照信号と、時間領域で、前記従来のシンボルから2つのシンボル分空けられたシンボルにおける追加の参照信号とを含む請求項3に記載の装置。
  5. オリジナルのベース信号シーケンスをサンプリングすることによって、前記新型の参照信号の信号シーケンスを生成するように構成されたシーケンス生成ユニットを更に含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素で、データを送信するように構成されたデータ送信ユニットを更に含む請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記新型の参照信号の前記シンボルにおける、参照信号に使用されない前記リソース要素は、空のリソース要素として、使用されないままにされ、
    前記信号送信ユニットは、更に、前記新型の参照信号を、前記空のリソース要素から借りて増した電力で送信するように構成されている、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
  8. 新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信するように構成された指示送信ユニットを含み、
    前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
    前記新型の参照信号を受信するように構成された信号受信ユニットと、
    前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行するように構成された評価実行ユニットと、
    を含む無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための装置。
  9. 新型の参照信号の指示を基地局から受信することを含み、
    前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
    チャネル評価に使用するために、前記基地局に、前記新型の参照信号を送信することを含む
    無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法。
  10. 新型の参照信号の指示をユーザ機器に送信することを含み、
    前記新型の参照信号は、周波数領域では、参照信号の密度が減っており、前記新型の参照信号のシンボルにおける、参照信号に使用されないリソース要素は、有効範囲向上に使用され、
    前記新型の参照信号を受信することと、
    前記新型の参照信号に基づいたチャネル評価を実行することと、
    を含む無線通信システムにおけるアップリンク・データ送信のための方法。
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