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JP2016531312A - 上映館構造物及びこれを用いた多面上映システム - Google Patents

上映館構造物及びこれを用いた多面上映システム Download PDF

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JP2016531312A JP2016523611A JP2016523611A JP2016531312A JP 2016531312 A JP2016531312 A JP 2016531312A JP 2016523611 A JP2016523611 A JP 2016523611A JP 2016523611 A JP2016523611 A JP 2016523611A JP 2016531312 A JP2016531312 A JP 2016531312A
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チョル キム,ファン
リョン カン,ス
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シゼイ シジブイ カンパニー リミテッド
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Abstract

本発明は、「多面上映システム」の実現に活用される上映館構造物に関するものであり、上映館の内部に設けられる上映装備と、上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、を備え、カバーの表面には映像が投射されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、上映館構造物及びこれを用いた「多面上映システム」に係り、更に詳しくは、上映装備(例えば、スピーカー、投射装置、フレーム構造など)が観客席の方向に露出されることを遮断し、表面に映像が投射されて、「多面上映システム」の実現に活用される上映館構造物に関する。
従来は、劇場で映画、広告などの映像を再生するために、上映館の正面に配置された単一のスクリーンに2次元映像を投射していた。しかしながら、この種のシステム下では、観客は、平面的な(2次元)映像のみを鑑賞せざるを得なかった。
最近には、観客に立体感のある映像を提供する3次元映像に関する技術が開発されたが、3次元映像技術は、人間の左眼及び右眼に互いに異なる映像が入り、脳において合わせられる場合、平面の映像からも立体感が感じられる原理を利用するものであり、映像の撮影に際して互いに異なる偏光フィルターが取り付けられた2台のカメラを用い、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などを着用して左眼及び右眼に互いに異なる映像が入るようにする。
しかしながら、この種の3次元技術は、ユーザーに立体感のある映像を提供するが、依然として単一スクリーンにおいて再生される映像を鑑賞するためのものに過ぎず、映像それ自体への没入度が低いという限界がある。なお、観客が感じる立体感の方向が単一のスクリーンが存在する方向に限定されてしまうという限界もある。
また、従来の3次元技術は、映像の視聴に際して偏光フィルターが取り付けられた眼鏡などを着用することを余儀なくされるため、映像を視聴する観客に不便さを与える虞があり、左眼及び右眼に人為的に互いに異なる映像を強制的に注入するため、敏感な観客は目眩やむかつきを感じる虞がある。
この理由から、単一のスクリーンに基づく従来の上映システムの問題を解消するためにいわゆる「多面上映システム」が提案されたが、ここで、「多面上映システム」とは、観客席の周りに複数の投射面を配置し、複数の投射面の上に同期化した映像を投射して、観客に立体感及び没入感を提供する技術を意味する。
一方、このような「多面上映システム」を実現するためには、複数の投射面が必須的である。このため、単一の投射面(伝統的なスクリーン)のみを備える従来の上映館にこのような「多面上映システム」を構築するためには、上映館の内部にさらなる投射面を設けることが必要である。
しかしながら、既に完工されている上映館の内部に「伝統的な白色又は銀色のスクリーン」を更に設けることは決して容易ではなく、数多くの工事を必要とする。なお、一部の特定の上映館においては、内部構造の特性からみて、スクリーンを更に設けることが不可能になる場合もある。
また、スクリーンを更に設けることなく、「上映館の構造面(壁面、底面、天井面など)それ自体」を投射面として活用しようとする場合にも、構造面の表面に設けられる多数の上映装備に起因して正常の投射面が実現されない。(上映館の構造面には図1に示すように様々な上映装備が設けられるため、上映館の構造面それ自体を投射面として活用する場合に、上映装備の外形により激しく歪んだ映像のみが実現されるためである。)
このため、上映館の内部に伝統的なスクリーンを更に設けなくても多面上映のための「複数の投射面」を実現することができ、構造面の表面に様々な上映装備が設けられた場合であっても、「正常の(映像の歪みが少ない)複数の投射面」を実現することのできる新規な技術が求められている。
本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであって、上述した問題を解消するとともに、この技術分野において通常の知識を有する者が容易に想到し得ないさらなる技術要素を提供するために発明された。
大韓民国公開特許第2012−0020793号公報
本発明は、スクリーン(伝統的なスクリーン)を更に設けることなく、多面上映環境を造成することを解決課題とする。
また、本発明は、上映館の構造面に様々な映像装備が設けられる場合であっても、滑らかな投射面が形成されるようにすることを解決課題とする。
更に、本発明は、上述した解決課題に加えて、その他の明細書の記載から導き出されるさらなる課題を解消する。
上述した課題を解消するための本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映館の内部に設けられる上映装備と、上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、を備え、カバーの表面に映像が投射されることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映装備が、上映館の壁面、底面又は天井面に設けられ、カバーは、壁面、底面又は天井面及び上映装備の露出を遮断することが好ましい。
更に、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映装備が、天井面に設けられ、カバーは、ドーム状の表面を備えることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバーの表面に光学コーティング層が形成されることを特徴とする。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映館の内部に投射面が設けられ、カバーの表面及び投射面には、互いに同期化した映像が投射されることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、投射面及びカバーの表面には、互いに互いに異なるように補正された映像が投射されることを特徴とする。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、補正は、表面の形状差、色相差、色度差、明度差又は反射率差を考慮した映像補正であることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映装備が投射装置であり、投射装置は、カバーの上に映像を後方投射することを特徴とする。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバーには、後方投射のための後方スクリーンフィルムが形成されることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバーが、上映装備の全部又は一部が露出されることを遮断することを特徴とする。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバーが、上映装備の一部を露出させる開口部を備えることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映装備が投射装置であり、投射装置は、開口部を介して投射面に映像を投射することが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、開口部が、電気的な制御により開閉されるように形成されることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映装備が付加効果装置であり、付加効果装置は、既に設定された視点で開口部を介して観客席の方向に露出されることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバーの外縁に、グラデーション状の色相が形成されることが好ましい。
更にまた、本発明の一実施形態による上映館構造物は、グラデーション状の色相が、カバーの色相及び隣の投射面の色相に基づいて形成されることが好ましい。
また、上述した課題を解消するための本発明の一実施形態による上映館は、上映館の内部に設けられる上映装備と、上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、を備えることを特徴とする。
更に、上述した課題を解消するための本発明の一実施形態による多面上映システムは、映像が投射される投射面と、上映館の内部に設けられる上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、を備えるが、カバーの表面及び投射面には、互いに同期化した映像が投射されることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態による多面上映システムは、カバーの表面に、光学コーティング層が形成されることが好ましい。
更に、本発明の一実施形態による多面上映システムは、カバーの表面及び投射面に、互いに異なるように補正された映像が投射されることが好ましい。
本発明によれば、上映館の内部に「伝統的な白色又は銀色のスクリーン」を更に設けなくても映像が円滑に投射される投射面を更に形成することができる。具体的に、本発明によれば、既存の上映館の構造をそのまま維持した状態で、上映館の構造面に単なる「カバー」を更に設け、設けられた「カバー」の表面を用いて投射面を更に形成することができる。このため、このような単なる「カバー」を更に設けることにより、伝統的なスクリーンを更に設けなくても投射面の数を増大させることができる。
また、本発明によれば、上映館の内部の構造面に複雑に設けられた上映装備(スピーカー、照明装置、投射装置、特殊効果装置、骨格フレームなど)をそのまま維持した状態でも、正常の映像が激しく歪まない投射面を更に形成することができる。具体的に、本発明によれば、構造面の表面に設けられた上映装備を内部に収容する「カバー」を更に設け、更に設けられた「カバー」の表面に映像を投射することにより、既設の上映装備の設置位置を変更しなくても正常の(映像の激しい歪みがない)投射面が形成される。
更に、本発明によれば、更に設けられた「カバー」をドーム状に形成することができる。このため、本発明によれば、「カバー」を用いて「多面上映環境」を造成する場合に、1)複数の投射面を用いて観客席を取り囲み、2)一つの投射面の観点からも「カバー」のドーム形状それ自体を用いて観客席を取り囲むので、観客の映像への没入感を更に向上させることができる。
更に、本発明によれば、更に設けられた「カバー」の表面に光学コーティング層を更に形成することができる。このため、「カバー」の表面上において再生される映像の品質を高めることができ、異なる種類の投射面(例えば、伝統的なスクリーン)上において再生される映像との異質感も低減させることができる。
更にまた、本発明によれば、「カバーの表面」に投射される映像及び「異なる種類の投射面」に投射される映像を互いに異なるように補正することができる。具体的に、本発明によれば、「カバーの表面」と「異なる投射面の表面」との間の性質(色相、色度、形状、明るさ、反射率など)を考慮して、映像の補正を互いに異なるように行うことができ、このような動作を用いて映像間の異質感を低減させることができる。
更にまた、本発明によれば、「カバー」の外縁にグラデーション状の色相を形成することができる。このため、「カバー」の色相及び隣の投射面の色相が全く異なる場合であっても、境界近くにおける異質感を緩和させることができる。
更にまた、本発明は、当然のことながら、上述した効果に加えて、その他の明細書の記載から導き出される更なる効果も含む。
表面に上映装備が設けられる従来の構造面(天井面、壁面、底面など)の例を示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物を示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物をドーム状に形成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物に光学コーティング層を形成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物に開口部を形成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物に開閉可能な開口部を形成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館構造物を用いて多面上映環境を造成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による上映館の構造物にグラデーション状の色相を形成したことを示す例示図である。 本発明の一実施形態による多面上映システムに組み込まれる上映装備を示す構成図である。 本発明の他の実施形態による上映館構造物を示す例示図である。 本発明の更に他の実施形態による上映館構造物を示す例示図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態による上映館構造物及びこれを用いた「多面上映システム」について詳細に説明する。説明する実施形態は、本発明の技術思想を当業者が容易に理解できるように提供されるものであり、これらにより本発明が限定されない。また、添付図面に表示された事項は、本発明の実施形態を容易に説明するために図式化したものであり、実際に実現される形態とは異なる場合がある。
一方、後述する各構成部は、本発明を実現するための例に過ぎない。このため、本発明の他の実現においては、本発明の思想及び範囲を逸脱しない範囲内において他の構成部が使用可能である。また、各構成部は単にハードウェア又はソフトウェアの構成によってのみ実現されてもよいが、同じ機能をする様々なハードウェア又はソフトウェアの構成の組み合わせにより実現されてもよい。
また、ある構成要素を「備える」という表現は、「開放型の表現」であり、当該構成要素が存在することを単に指し示す表現であり、さらなる構成要素を排除するものと理解されてはならない。
更に、「第1、第2、第3」などの序数をはじめとする用語は、様々な構成要素を説明するのに使用可能であるが、これらの用語は、ある構成要素を他の構成要素から区別するために用いられ、これらの構成要素の属性がこれらの用語により限定されない。
また、ある構成要素が他の構成要素に「接続される」とか、「連結される」と言及されるときには、その他の構成要素に直接的に連結/接続されてもよいが、これらの間に他の構成要素が存在してもよいと理解されるべきである。
一方、本明細書において用いられる「構造面」という用語は、上映館の内部構造をなす表面を意味する。このような「構造面」には、上映館の内部に形成される天井面、底面、壁面などの様々な表面が含まれる。
更に、本明細書において用いられる「伝統的なスクリーン」という用語は、従来上映館に主として設けられていた白色スクリーン、灰白色スクリーン、銀色スクリーンなどを意味する。
更にまた、本明細書において用いられる「他の投射面」という用語は、本発明による上映館構造物により形成される投射面(後述するカバーの表面)を除く全ての投射面を指し示す用語である。このため、「他の投射面」には、伝統的なスクリーン、壁面など様々な投射面が含まれる。
以下、図2〜図4を参照して、本発明の一実施形態による上映館構造物について説明する。
図2を参照すると、本発明の一実施形態による上映館構造物は、上映館の内部に設けられる上映装備200と、上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバー100と、を備え、カバー100の表面は映像が投射される投射面として活用される。
上映装備200とは、上映それ自体のために又は上映を補助するために上映館の内部に設けられる様々な装備を意味する。
このような上映装備200としては、投射装置、音響装置(スピーカーなど)、発光装置、送風機、香り噴射器、フォグマシン、暖房器、冷房器、レーザー装置、石鹸バブル発生装置、発光ダイオード(LED)、水噴射装置、振動装置、装置が設けられるフレーム構造、上映館の内部骨格構造など上映館の内部に形成される様々な装備が挙げられ、これらの例に加えて、上映館の構造面の上に形成される様々な装備が挙げられる。
一方、従来の上映館は、「伝統的なスクリーン」が設けられる正面以外の構造面(左側面、右側面、背面、底面、天井面など)にこれらの上映装備が設けられるため、当該構造面に「伝統的なスクリーン」を更に設けることが困難であった。また、当該構造面それ自体を投射面として活用しようとする場合にも、表面に設けられた上映装備(上映装備の物理的な外形)が引き起こす映像歪みに起因して、正常の投射面が実現されなかった。
本発明は、このような従来の上映館に、上映装備の外部露出を遮断するカバー100を更に設け、「カバー100の表面それ自体」を投射面として活用することにより、従来の上映館の構造を変化させたり、上映装備の設置位置を変更したりしなくても、滑らかな投射面(映像の歪みが少ない)を更に形成することができる。
カバー100は、上述したとおり、上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するための構成要素である。具体的に、カバー100は、構造面(壁面、天井面、底面など)の上に設けられた上映装備と観客席との間に形成されて、構造面又は上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するための構成要素である。
このようなカバー100は、凹凸のない表面を備えることが好ましいが、このような凹凸のない表面に基づいて滑らかな投射面(映像の歪みが少ない投射面)の役割を果たすためである。このため、カバー100は、上映装備200及び構造面の露出を遮断した状態で、凹凸のない表面を用いてカバー用投射装置150が投射する映像を円滑に再生することができ、このような動作を用いて観客にさらなる映像を提供することができる。一方、カバー100の表面に映像が投射される方向は、多種多様に構成される。例えば、カバー100の外部からカバー100の外部の表面に映像が投射(図2の実施形態)されてもよく、上映装備200が収容された内部からカバー100の内部の表面に映像が投射(図示せず)されてもよい。
また、カバー100は、内部に空間が形成された蓋体状に形成され、上映館の構造面の上に着脱自在に形成される。このため、カバー100は、空間を用いて上映装備を内部に収容することができ、装備を更に設ける必要がある場合であっても、カバー100の着脱動作を用いて装備を更に収容することができる。
更に、カバー100は、様々な形状の表面を備える。具体的に、カバー100は、ドーム状、多角形状、円形状など様々な形状の表面を備える。カバーは、上映されるコンテンツ(映画、広告など)の特性又は上映館の特性に応じて様々な形状に製作されて上映館に適用される。
更にまた、カバー100は、後述するが、光学コーティング層が形成された表面を備える。このため、このような光学コーティング層が形成された表面を用いて高品質の投射面を実現することができ、他の投射面との間において発生する異質感を低減させることができる。
更にまた、カバー100は、後述するが、グラデーション状の色相を含む。具体的に、カバー100の外縁部にはグラデーション状の色相が形成されるが、このようなグラデーション状の色相により、カバー100の色相及び隣の投射面の色相が全く異なる場合であっても、境界近くにおける異質感が緩和される。
更にまた、カバー100は、後述するが、開口部を更に備える。このため、このような開口部を介してカバーの内部に収容された上映装備200の動作をカバー100の外部に伝達することができる。例えば、カバー100の内部に収容された投射装置が開口部を介して外部に配置された投射面に映像を投射するか、或いは、カバーの内部に収容された付加効果装置が開口部を介して付加効果(音響、香り、水噴射、風など)を外部に伝達する。
更にまた、カバー100は、後述するが、電気的な制御により開閉される開口部を更に備える。このため、このような構成を用いて、基本的には映像が円滑に投射される密閉された表面を実現するが、必要に応じて、開口部を選択的に開閉して上映装備の動作を外部に伝達する。
更にまた、カバー100の表面には、後述するが、同期化した映像が投射される。具体的に、カバー100の表面には、上映館に設けられた投射面に投射される映像と同期化した映像が投射される。このため、カバー100の表面は、上映館に設けられた投射面とともに多面上映環境を造成し、観客に同期化して一体感のある多面映像を提供する。
更にまた、カバー100の表面には、後述するが、補正された映像が投射される。ここで、補正は、表面、色相、色度、明るさ、反射率、材質などを考慮した補正である。また、補正は、「カバー100の表面」と上映館に設けられた投射面との間の性質差を考慮した補正である。具体的に、補正は、「カバーの表面」と投射面との間の性質差(色相差、色度差、明度差、反射率差、形状差、材質差など)を打ち消すための補正である。
図3を参照すると、本発明の一実施形態による上映館構造物は、特に、ドーム状に形成されるカバー100を備える。
具体的に、本発明の一実施形態による上映館構造物は、天井面、底面、壁面などの構造面に形成されるカバー100を備えるが、ここで、カバー100は、好ましくは、図3に示すように、ドーム状に形成される表面を備える。
このため、本発明の一実施形態による上映館構造物は、ドーム状それ自体を用いて観客席を取り囲み、この状態で、ドーム状の表面(カバー100の表面)に映像を投射するため、観客が感じる没入感を一層極大化させる。(観客が映像により取り囲まれているということを大きく感じるためである)。
特に、ドーム状のカバー100の表面を用いて多面上映システムを実現する場合には、観客が複数の投射面により1次的に取り囲まれ、カバー100が存在する特定の方向に対してもドーム状により2次的に取り囲まれるため、観客が感じる立体感及び没入感が更に極大化される。
図4を参照すると、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバー100の表面に光学コーティング層110を形成する。
具体的に、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバー100の表面に形成される光学コーティング層110を備え、このような光学コーティング層110を用いて、カバー100の表面に高品質の映像を実現することができる。このため、本発明の一実施形態による上映館構造物は、このような光学コーティング層110を用いて上映館に設けられる他の投射面と略同じレベルの映像品質を実現することができ、このような品質の向上により、他の投射面の映像との間において発生する異質感が低減される。
光学コーティング層110は、カバー100の表面の光学的な性質を向上させるための構成要素である。このような光学コーティング層110は、カバー100の表面を滑らかな形状(凹凸のない形状)に変化させたり、カバー100の表面材質を光学的な特性(偏光特性、反射率特性、散乱特性など)に優れた材質に変化させたりする。
一方、光学コーティング層110の形成は、様々な方式により行われるが、代表的に、光学塗料を塗布する方式により行われる。具体的に、光学的な特性を改善する光学塗料をカバー100の表面に塗布して光学コーティング層110を形成する。ここで、光学塗料は、様々な種類又は様々な状態の物質を含んでなるが、例えば、光学的な性質を改善するためのパーティクル粒子及びパーティクル粒子のキャリアの役割を果たす流動体を含む。
パーティクル粒子とは、光学的な特性を改善するために光学コーティング層110に含まれる粒子を意味する。このようなパーティクル粒子には、光学的な性質を改善するための様々な微細粒子が含まれるが、例えば、反射特性に優れた金属粒子(例えば、アルミニウム)、光学性質に優れた誘電粒子(例えば、シリコン酸化物粒子、フルオロ化マグネシウム粒子など)が含まれる。一方、パーティクル粒子は、金属層(例えば、アルミニウム層など)又は誘電体層(例えば、シリコン酸化物層など)を備える光学基板を切断又は粉砕して形成する。すなわち、パーティクル粒子は、金属層又は誘電体層が形成された光学基板を物理的な方法を用いて小さい粒子に変形することにより形成される。
また、流動体は、パーティクル粒子を塗布可能にするキャリアの役割を果たす構成要素である。このような流動体は、様々な流動物質により構成されるが、好ましくは、PVCレジン、エナメル、ポリウレタン、アクリル樹脂、ラッカーなどの物質により構成される。
以下、図5を参照して、本発明の一実施形態による上映館構造物に開口部を形成した例について説明する。
図5を参照すると、カバー100は、内部に収容された上映装備の一部を露出させる開口部120を備える。
このため、このような開口部120を介して、カバー100の内部に収容された上映装備200の動作が外部に伝達される。例えば、図5に示すように、カバー100の内部に投射装置220又は発光装置230が収容された場合、開口部120を介して投射装置220が投射する映像又は発光装置230が投射する光が外部に伝達される。
一方、この場合、開口部120は、最小化したサイズに形成されることが好ましい。具体的に、上映装備200の動作を外部に伝達するために必要な最小限の構成のみを外部に露出させるサイズに形成されることが好ましい。カバー100の表面が投射面として活用される場合に、開口部120(開口部の物理的な形状により映像が歪まれる虞があるため、開口部120のサイズを最小化させることが必要である。このため、開口部120は、投射装置220のランプのみを外部に露出させるためのサイズ、発光装置230のランプのみを露出させるためのサイズなどの最小化した形状に形成されることが好ましい。
具体的に、図5を参照すると、本発明の一実施形態による上映館構造物は、投射装置220と、発光装置230などの上映装備200を内部に収容するカバー100を備えるが、カバー100には、投射装置220のランプ又は発光装置230のランプを外部に露出させるための開口部120が形成される。また、開口部120は、投射装置220のランプ又は発光装置230のランプのみを外部に露出させる最小化したサイズに形成される。
このため、図5に示すように、カバー100の表面に映像が投射されている状態でも、カバー100の内部に収容された投射装置220が周りに配置された「他の投射面」の上に映像を投射することができる。(一方、図5の実施形態とは異なり、カバー100の周りに他のカバーが配置される場合には、カバー100の内部に収容された投射装置220が他のカバーの表面に映像を投射する)。
一方、カバー100に開口部120が形成されている場合には、開口部120が最小化したサイズに形成されても、開口部120の存在により映像の歪みが生じる虞がある。このため、本発明においては、開口部120を備えるカバー100の表面に補正された映像を投射する。具体的に、本発明は、開口部120が引き起こす歪み情報を分析した後に、開口部120により引き起こされる歪みを打ち消すように映像を補正する。例えば、本発明は、開口部120が映像の色相を歪ませる情報を分析して映像を補正するか、或いは、開口部120が表面の幾可学的形状を歪ませる情報を分析して形状を補正する。なお、本発明は、開口部120が引き起こす明度差、反射率差などの情報を分析して映像を補正する。
このような補正動作は、後述する管理装置を備える様々な装置により行われる。
以下、図6を参照して、本発明の一実施形態による上映館構造物に開閉可能な開口部を形成した例について説明する。
本発明の一実施形態による上映館構造物は、開閉可能な開口部120を備える。具体的に、本発明の一実施形態による構造物は、カバー100の内部に収容された上映装備200の動作を外部に伝達する必要があるときに開放され、上映装備の動作を外部に伝達する必要がないときに閉鎖される開口部120を備える。このため、このような開閉可能な開口部120を用いて、上映装備200が外部に露出される時間を最小化させ、カバー100の表面が最も滑らかな投射面を実現する時間を極大化させる。
このような開口部120は、様々な上映装備200を選択的に外部に露出させる。具体的に、開口部120は、このような開閉動作を用いて、カバー100の内部に収容される投射装置220、発光装置230、付加効果装置240などを特定の視点にのみ選択的に露出させる。
一方、本発明の一実施形態による上映館構造物は、カバー100の内部に運動可能な付加効果装置240を収容する。具体的に、上映館構造物は、図6に示すように、運動可能なように(例えば、直線又は回転運動可能なフレームに固定されて、フレームの運動により運動可能なように)設けられる付加効果装置240を備える。このため、このような実施形態においては、開口部120が開放される場合には付加効果装置240が運動により観客席に完全に露出され、開口部120が閉鎖される場合には付加効果装置240が運動によりカバー100の内部に完全に収容される。
参考までに、付加効果装置240は、映像以外の付加効果を実現するための装置であり、様々な上映装備により実現される。例えば、付加効果装置240は、再生される映像と整合される構造物を観客の視野に露出(例えば、宇宙空間において流星が落下する場面が再生されるとき、流星状の構造物を観客の視野に露出/飛行機が墜落する場面が再生されるとき、飛行機の残害(構造物)を観客の視野に露出)させる装置として構成されるか、或いは、これらの装置に加えて、スピーカー、送風機、香り噴射器、フォグマシン、発光装置、暖房器、冷房器、レーザー装置、バブル発生装置、発光ダイオード(LED)、水噴射装置など人間の五感に刺激を与える様々な装置として構成される。
一方、開口部120の開閉動作及び付加効果装置240の動作(運動)は、後述する管理装置をはじめとする様々な装置により制御される。この場合、開口部120の開閉動作及び付加効果装置240の動作は、カバー100の表面に投射される映像又は他の投射面に投射される映像と連携されるように制御される。例えば、開口部120の開閉動作及び付加効果装置240の動作は、カバー100の表面又は他の投射面に投射される映像データのタイムコードに基づいて制御され、タイムコード上の特定の視点で動作するように制御される。
本発明は、上述した上映館構造物を用いて「多面上映システム」を構築する。
まず、本発明は、上映館に設けられる複数の「他の投射面300」及びカバー100の表面を併用して「多面上映システム」を実現する。例えば、図7に示すように、正面、左側面、右側面及び底面に他の投射面300を配置し、天井にはカバー100を配置して、正面、左側面、右側面、底面、及び上側面(天井面)において映像が再生される「多面上映システム」を実現する。(参考までに、図7の実施形態において、天井の投射面をカバー100により実現する理由は、通常、上映館の天井には様々な上映装備が複雑に設けられているため、滑らかな表面を有する投射面を実現し難いためである。)
また、本発明は、天井だけではなく、底面、左側面、右側面、正面又は背面の上に上映装備が複雑に設けられる場合には、底面、左側面、右側面、正面又は背面の上にも「他の投射面300」ではないカバー100を設ける。このため、このような実施形態においては、多面上映を実現するための複数の投射面のうち2以上の投射面をカバーを用いて実現する。
更に、本発明は、多面上映システムを実現するための全ての投射面をカバー100を用いて実現する。例えば、上映館の正面、左側面、右側面、天井及び底面のすべてにカバー100を形成し、複数のカバーを用いて複数の投射面をいずれも実現する。
一方、上述したとおり、「他の投射面300」には、カバー100の表面を用いて実現する投射面以外の様々な投射面が含まれる。具体的に、「他の投射面300」には、「スクリーン」、「構造面」など映像が投射される様々な投射面が含まれる。
ここで、「スクリーン」は、プロジェクターなどにより投射される映像を反射させて観客に映像を鑑賞させる構成要素であり、このような機能を行う範囲内において種々に形成される。
例えば、スクリーンは、PVCスクリーン、白色がコーティングされたPVCスクリーン、パール光沢がコーティングされたPVCスクリーン、アルミニウムがコーティングされたPVCスクリーン、マットスクリーン、レンチキュラースクリーン、ガラスビーズスクリーン、シルバースクリーン、ハイゲインスクリーンなどの様々な材質のスクリーンとして形成される。また、スクリーンは、電動埋込型スクリーン、電動露出型スクリーン、壁掛け型スクリーン、三角台型スクリーン、ロードウォリアースクリーン、高輝度スクリーン、サウンドスクリーンなどの様々なタイプのスクリーンとして形成される。更に、スクリーンは、ウォータースクリーン、フォグスクリーン、ホログラフィックスクリーン、ミラクルスクリーン(マジックガラスを用いたスクリーン)などのスクリーンとして形成され、これらに加えて各種多様なスクリーンとして形成される。
一方、スクリーンは、「伝統的なスクリーン」の範囲に属していない物体や、固有名称それ自体がスクリーンではない物体により形成される。(すなわち、特定の物体の固有名称それ自体がスクリーンではなくても、特定の物体の表面が映像投射面としての役割を果たす限り、物体はスクリーンの範囲に含まれる。)例えば、上映館の内部にパネル、カーテンなどの物体が設けられ、物体の表面映像が投射される限り、物体は固有名称とは無関係にスクリーンの範囲に含まれる。
また、「構造面」とは、上述したとおり、上映館の内部に形成される構造的な表面を意味し、天井面、底面、壁面(正面の壁面、左側面の壁面、右側面の壁面、背面の壁面など)など様々な表面が含まれる。
一方、本発明は、多面上映システムを構築した後に、複数の投射面の上に互いに同期化した映像を投射する。このため、本発明は、観客を取り囲むように配置される複数の投射面の上に同期化した映像を投射して、観客に映像が描かれる場面内に実際に入っているように感じさせる。
また、本発明は、多面上映システムを構築した後に、複数の投射面の上に互いに異なるように補正された映像を投射する。具体的に、1)本発明は、複数の投射面のうちの一部をカバー100を用いて実現し、残りを「他の投射面300」を用いて実現した場合に、カバー100の表面と「他の投射面300」との間の性質差(色相、色度、明るさ、形状、反射率など)を考慮してカバー100の表面に投射される映像と「他の投射面300」に投射される映像を互いに異なるように補正する。カバー100の表面と「他の投射面300」が互いに異なる性質を有する状態で、互いに同様に補正された映像を投射する場合、両投射面上において再生される映像が異質感を呼び起こし、これにより、観客の没入感が低下する虞があるためである。2)また、本発明は、複数の投射面に互いに異なる性質を有する2以上のカバー100が含まれた場合には、2以上のカバー100の表面に互いに異なるように補正された映像を投射する。3)更に、本発明は、複数の投射面に互いに異なる性質を有する2以上の「他の投射面300」が含まれた場合には、2以上の「他の投射面300」に互いに異なるように補正された映像を投射する。
要するに、本発明は、互いに異なる性質を有する複数の投射面を用いて多面上映システムを構築した場合に、複数の投射面に互いに異なるように補正された映像を投射する。
ここで、上記補正は、表面の形状差を考慮した補正である。すなわち、複数の投射面には、表面の形状差を考慮して互いに異なるように補正された映像の表面の形状差を打ち消すために互いに異なるように補正された映像が投射される。
また、上記補正は、色相差又は色度差を考慮した補正である。すなわち、複数の投射面には、表面の色相差又は色度差を考慮して互いに異なるように補正された映像表面の色相差又は色度差を打ち消すために互いに異なるように補正された映像が投射される。
更に、上記補正は、明度差を考慮した補正である。すなわち、複数の投射面には、表面の明度差を考慮して互いに異なるように補正された映像表面の明度差を打ち消すために互いに異なるように補正された映像が投射される。
更にまた、上記補正は、反射率差を考慮した補正である。すなわち、複数の投射面には、反射率差を考慮して互いに異なるように補正された映像反射率差を打ち消すために互いに異なるように補正された映像が投射される。
更にまた、上記補正は、上述した特徴に加えて、様々な特性の差を考慮した補正である。
一方、複数の投射面の性質差を考慮して複数の投射面に投射される映像を互いに異なるように補正するプロセスは、補正の目的が異質感の打ち消しにあるため、投射面間の「性質差を低減させるように」行われることが好ましい。
代表的に、複数の投射面の色度差情報を考慮する補正について説明すると、(後述するプロセスは、当然のことながら、色相差、明度差、反射率差、形状差などを考慮した補正にも類推されて適用される)、まず、各投射面の色度情報を考慮して、投射面間の色度差情報を算出するが、具体的に、一つの基準投射面を設定した後に、各投射面の相対的な色度差情報を算出する。例えば、「A投射面は基準投射面に比べてR(赤色)の色度レベルが50レベル高く、G(緑色)の色度レベルが40レベル高く、B(青色)の色度レベルは同じである。」のような方式を用いて相対的な色度差情報を算出する。このようにして各投射面の色度差情報が算出された後には、算出された情報を用いて映像を補正するが、例えば、「A投射面に投射される映像の色度をRは50レベル低め、Gは40レベル低め、Bのレベルは維持」する方式を用いて補正する。このため、このようなプロセスにより投射面の色度差が打ち消される。
一方、複数の投射面の性質差の分析は、基準投射面の設定以外の方式を用いて様々に行われる。例えば、複数の投射面の性質に関する代表値(平均値、中央値、最頻値など)を算出した後に、算出した代表値を基準として相対的な特性差を分析する。
一方、本発明の一実施形態による多面上映システムは、外縁にグラデーション状の色相が形成されるカバー100を備える。ここで、グラデーション状の色相は、カバー100の色相及び隣の投射面の色相に基づいて形成されることが好ましい。例えば、カバー100の色相が黒色であり、隣の投射面の色相が白色であるとしたとき、グラデーション色相は、黒色と白色との間の色相の変化を表現することが好ましい。
このため、本発明は、このようなグラデーション状の色相を用いて、カバー100の表面及び「他の投射面300」が互いに異なる色相の表面を有する場合に、投射面の境界において引き起こされる異質感を緩和させる。また、本発明は、多面上映システムが隣設される2以上のカバー100を備え、2以上のカバー100が互いに異なる色相である場合であっても、グラデーション状の色相を用いてカバー100の境界において引き起こされる異質感を緩和させる。
図8を参照すると、このような実施形態の具体例が確認される。図8の多面上映システムは、正面、左側面、右側面に「他の投射面300」を配置し、天井にカバー100を配置したが、「他の投射面300」及びカバー100の表面が互いに異なる色相に形成されて、投射面の境界近くにおいて急激な異質感が引き起こされる虞があった。しかしながら、本発明は、カバー100の外縁にグラデーション色相を形成して境界近くにおいて発生する急激な異質感を防ぐ。
一方、本発明の一実施形態による多面上映システムは、上述した複数の投射面に加えて、複数の投射面に映像を投射するための「2以上の投射装置」、上映過程中に付加効果を実現するための「付加効果装置」を更に備え、2以上の投射装置及び付加効果装置を制御するための管理装置を更に備える。また、本発明の一実施形態による多面上映システムは、2以上の投射装置及び付加効果装置に加えて、様々なその他の上映装備を備え、これらのその他の上映装備もまた管理装置により制御される。
図9を参照すると、多面上映システムに組み込まれる装置の例示が確認される。図9の実施形態において、多面上映システムは、カバーに映像を投射するためのカバー用投射装置150、カバー以外の「他の投射面」に映像を投射するための投射装置320を備え、上映過程において付加効果を実現するための付加効果装置340及びその他の上映装備も備える。なお、上映館に設けられる様々な装置を制御するための管理装置400を備える。
2以上の投射装置は、複数の投射面に映像を投射するための装置であり、カバー100に投射するカバー用投射装置150又は「他の投射面300」に映像を投射するための投射装置320を備える。ここで、2以上の投射装置がカバー用投射装置150又は「他の投射面」用投射装置320を備える割合は、複数の投射面の構成比に応じて様々に構成される。
一方、2以上の投射装置が備えるカバー用投射装置150及び「他の投射面」用投射装置320は、映像を投射する対象が異なるため互いに区別可能であるが、ハードウェア的には同様に構成される。具体的に、カバー用投射装置150及び「他の投射面」用投射装置320は、投射面に映像を投射する様々な形状に実現される。例えば、投射装置は、陰極線管(CRT)を用いる方式、液晶ディスプレイ(LCD)を用いる方式、デジタルミラーデバイス(DMD:Digital Micromirror Device)チップを用いるデジタル光処理(Digital Light Processing;DLP)方式、反射型液晶素子(LcoS:Liquid Crystal on Silicon)方式などにより実現され、このような方式に加えて、種々に実現される。
付加効果装置340は、複数の投射面に投射される映像以外の付加効果を実現するための装置である。具体的に、付加効果装置340は、観客が公演を観覧するときに感じる没入感及び現実感を高めるために、視覚的な効果を与えたり、視覚以外の他の感覚として感じる効果を与えたりする装置である。このような付加効果装置340が提供する付加効果には、視覚効果(例えば、映像と整合される構造物を提示する)、音効果、風効果、匂い効果、霧効果、温度変化効果、レーザー効果、発光効果、バブル効果、水噴射効果などが含まれ、これらの効果に加えて、人間の五感に関する様々な効果が含まれる。
このため、付加効果装置340は、スピーカー、送風機、香り噴射器、フォグマシン、発光装置、暖房器、冷房器、レーザー装置、バブル発生装置、発光ダイオード(LED)、水噴射装置など人間の五感に刺激を与える様々な装置により構成される。
また、付加効果装置340は、再生される映像と整合される構造物を観客の視野に露出(例えば、宇宙空間において流星が落下する場面が再生されるとき、流星状の構造物を観客の視野に露出/飛行機が墜落する場面が再生されるとき、飛行機の残害(構造物)を観客の視野に露出)させる装置により構成される。
一方、「他の投射面」用投射装置320及び付加効果装置340は、上映館の内部における様々な位置に設けられるが、好ましくは、カバー100の内部に収容された状態で設けられる。具体的に、「他の投射面」用投射装置320及び付加効果装置340が、図5及び図6に示すように、カバーの内部に収容された投射装置220及び付加効果装置240の形態に設けられる。このため、このような構造により、「他の投射面」用投射装置及び付加効果装置が観客に露出されず、観客が感じる没入感が一層向上する。(散在された装備が観客に露出されないため、観客の注意分散が低減され、没入感が向上する。)
管理装置400は、2以上の投射装置、付加効果装置を備える上映館に設けられる様々な上映装備を制御するための装置である。
このような管理装置400は、上述した2以上の投射装置の動作、付加効果装置の動作を制御する。また、管理装置400は、カバー100が電気的な制御により開閉される開口部120を備える場合に、開口部120の開閉動作を制御する。更に、管理装置400は、このような装置の動作に加えて、上映館に設けられる様々な装置の動作を制御する。
また、管理装置400は、複数の投射面に投射される映像を管理し、複数の投射面の性質差を考慮して複数の投射面に投射される映像を補正する動作も行う。
更に、管理装置400は、2以上の投射装置が互いに同期化した状態で動作するように制御するか、或いは、付加効果装置が映像データと同期化した状態で動作するように制御する。この場合、管理装置は、映像データのタイムコードに基づいて同期化制御動作を行う。
一方、管理装置400は、様々な電子装置により実現されるが、一つの電子装置により実現されてもよく、複数の電子装置が互いに接続されて実現されてもよい。例えば、管理装置400は、一つのサーバー装置により実現されてもよく、2以上のサーバーが互いに接続されて実現されてもよい。また、管理装置は、サーバー及び他の電子装置が互いに接続されるように実現されてもよく、サーバー以外の他の演算装置により実現されてもよい。
また、管理装置は、無線又は有線通信装置を備え、無線又は有線通信網を介して外部の装置と連動されて動作する。
以下、図10を参照して、本発明の他の実施形態による上映館構造物及びこれを用いた多面上映システムについて説明する。
(重複記載を防ぐために相違点のみについて説明する。このため、別途の説明がなくても、上述した技術内容は、以下の実施形態から類推されて適用される。)
図10を参照すると、本発明の他の実施形態による多面上映館構造物は、上映装備が後方投射動作を行う投射装置220により構成され、カバー100が後方投射面の役割を果たす。
すなわち、本発明の他の実施形態による上映館構造物は、投射装置220が観客に露出されない状態でカバー100の内部に配置され、後方投射動作を用いてカバー100の表面に映像を実現する。
このため、本発明の他の実施形態による上映館構造物が備えるカバー100には、図10に示すように、後方スクリーンフィルム160が形成されることが好ましく、カバー100は、映像の伝達のために透明な材質により形成されることが好ましい。また、実施形態によっては、別途のカバーを形成することなく、後方スクリーンフィルム160それ自体をカバーとして活用してもよい。
以下、図11を参照して、本発明の更に他の実施形態による上映館構造物及びこれを用いた多面上映システムについて説明する。
(重複記載を防ぐために相違点のみについて説明する。このため、別途の説明がなくても、上述した技術内容は、以下の実施形態から類推されて適用される。)
本発明の更に他の実施形態による多面上映構造物は、上述した開口部120の運動だけではなく、カバー100それ自体が運動するように形成される。例えば、本発明の更に他の実施形態による多面上映構造物は、図11に示すように、カバー100が接合部(及びアクチュエータ)などを用いて運動するように形成される。
このため、このような実施形態においては、カバー100の選択的な運動により、カバー100に収容された上映装備がいずれも露出される虞があるため、上映装備のメンテナンス作業を行うことが非常に容易である。
一方、カバー100に収容される投射装置220などの上映装備は、連結フレーム(バトンなど)により運動するように実現され、カバー100の運動と同期化してもよく、又はそれぞれ別々に運動してもよい。
本発明の実施形態は単なる例示のために開示されたものであり、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術思想の範囲内において修正、変更、付加可能な部分までこの特許請求の範囲に属するものと見なすべきである。
100:カバー
110:光学コーティング層
120:開口部
130:グラデーション状の色相
150:カバー用投射装置
160:後方スクリーンフィルム
200:上映装備
220:(カバー内部に収容された)投射装置
230:発光装置
240:(カバー内部に収容された運動可能な)付加効果装置
300:他の投射面
320:(他の投射面用)投射装置
340:付加効果装置
400:管理装置

Claims (20)

  1. 上映館の内部に設けられる上映装備と、
    前記上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、
    を備え、
    前記カバーの表面に映像が投射されることを特徴とする上映館構造物。
  2. 前記上映装備は、上映館の壁面、底面又は天井面に設けられ、
    前記カバーは、前記壁面、底面又は前記天井面及び前記上映装備の露出を遮断することを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  3. 前記上映装備は、天井面に設けられ、
    前記カバーは、ドーム状の表面を備えることを特徴とする請求項2に記載の上映館構造物。
  4. 前記カバーの表面には、光学コーティング層が形成されることを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  5. 前記上映館の内部に投射面が設けられ、
    前記カバーの表面及び前記投射面には、互いに同期化した映像が投射されることを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  6. 前記投射面及び前記カバーの表面には、互いに互いに異なるように補正された映像が投射されることを特徴とする請求項5に記載の上映館構造物。
  7. 前記補正は、表面の形状差、色相差、色度差、明度差又は反射率差を考慮した映像補正であることを特徴とする請求項6に記載の上映館構造物。
  8. 前記上映装備は投射装置であり、
    前記投射装置は、前記カバーの上に映像を後方投射することを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  9. 前記カバーには、後方投射のための後方スクリーンフィルムが形成されることを特徴とする請求項8に記載の上映館構造物。
  10. 前記カバーは、前記上映装備の全部又は一部が露出されることを遮断することを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  11. 前記カバーは、前記上映装備の一部を露出させる開口部を備えることを特徴とする請求項10に記載の上映館構造物。
  12. 前記上映装備は投射装置であり、
    前記投射装置は、前記開口部を介して投射面に映像を投射することを特徴とする請求項11に記載の上映館構造物。
  13. 前記開口部は、電気的な制御により開閉されるように形成されることを特徴とする請求項11に記載の上映館構造物。
  14. 前記上映装備は付加効果装置であり、
    前記付加効果装置は、既に設定された視点で前記開口部を介して観客席の方向に露出されることを特徴とする請求項11に記載の上映館構造物。
  15. 前記カバーの外縁には、グラデーション状の色相が形成されることを特徴とする請求項1に記載の上映館構造物。
  16. 前記グラデーション状の色相は、
    前記カバーの色相及び隣の投射面の色相に基づいて形成されることを特徴とする請求項15に記載の上映館構造物。
  17. 上映館の内部に設けられる上映装備と、
    前記上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、
    を備えることを特徴とする上映館。
  18. 映像が投射される投射面と、
    上映館の内部に設けられる上映装備が観客席の方向に露出されることを遮断するためのカバーと、
    を備えるが、
    前記カバーの表面及び前記投射面には、互いに同期化した映像が投射されることを特徴とする多面上映システム
  19. 前記カバーの表面には、光学コーティング層が形成されることを特徴とする請求項18に記載の多面上映システム。
  20. 前記カバーの表面及び前記投射面には、互いに異なるように補正された映像が投射されることを特徴とする請求項18に記載の多面上映システム。
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