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JP2016529008A - 薬物送達デバイスのためのアセンブリ - Google Patents

薬物送達デバイスのためのアセンブリ Download PDF

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JP2016529008A
JP2016529008A JP2016537214A JP2016537214A JP2016529008A JP 2016529008 A JP2016529008 A JP 2016529008A JP 2016537214 A JP2016537214 A JP 2016537214A JP 2016537214 A JP2016537214 A JP 2016537214A JP 2016529008 A JP2016529008 A JP 2016529008A
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actuator
drive member
piston rod
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JP2016537214A
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ミヒャエル・ユーグル
アクセル・トイチャー
Original Assignee
サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Publication date
Application filed by サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

薬物送達デバイス(1)のためのアセンブリ(30)が提供される。このアセンブリはアクチュエータ(16)を含み、このアクチュエータは、医薬品の用量を設定するために設定運動を実行するように構成されるとともに、医薬品の用量を投薬するために投薬運動を実行するように構成される。アセンブリ(30)は止め具機構(31)を更に含み、この止め具機構は、最大量の医薬品が送達された後、アクチュエータ(16)の設定運動を可能にし、最大量の医薬品が送達されたとき、設定運動後のアクチュエータ(16)の投薬運動を抑止するように構成される。

Description

本開示は、薬物送達デバイスのためのアセンブリに関する。アセンブリは止め具機構(stop mechanism)を含む。
薬物送達デバイスおよび薬物送達デバイスのためのアセンブリについては、例えば特許文献1に記載されている。
国際公開第2008/058665号
本発明の目的は、改善された特性を有する薬物送達デバイスのためのアセンブリを提供することである。
薬物送達デバイスのためのアセンブリが提供される。このアセンブリはアクチュエータを含み、このアクチュエータは、医薬品の用量を設定するために設定運動(setting movement)を実行するように構成されるとともに、医薬品の用量を投薬するために投薬運動を実行するように構成される。アセンブリは止め具機構を更に含み、この止め具機構は、最大量の医薬品が送達された後、アクチュエータの設定運動を可能にし、最大量の医薬品が送達されたとき、設定運動後のアクチュエータの投薬運動を抑止するように構成される。最大量の医薬品は、例えば、カートリッジ内にある医薬品の量とすることができる。
最大量の医薬品が送達された後、アクチュエータの設定運動を可能にし、最大量の医薬品が送達されたとき、設定運動後のアクチュエータの投薬運動を抑止するように構成される止め具機構の利点は、止め具機構が、最後の設定運動後にアセンブリを恒久的にロックすることができることである。アセンブリがロックされているとき、アセンブリのいかなる構成要素の運動(movement)も抑止することができる。止め具機構の更なる利点は、アセンブリを設定運動後の状態にロックすることができることである。例えば、アクチュエータは、ロックされた状態で薬物送達デバイスから突出することができる。それによって、使用者は一見してデバイスが空であることを認識することができる。
アクチュエータの設定運動は、近位方向における並進運動とすることができる。特に、アクチュエータを、使用者が近位方向に動かすことができる。特に、アクチュエータが機械的止め具に達するまで、アクチュエータを近位方向に動かすことができる。アクチュエータの投薬運動は遠位方向における運動、例えば純粋に軸方向の運動とすることができる。特に、用量を投薬するために、使用者がアクチュエータを遠位方向に押すことができる。アクチュエータはボタンとして構成することができる。
「近位方向」という語は、デバイスの投薬端から離れる方向を表すことができる。「遠位方向」という語は、デバイスの投薬端に向かう方向を表すことができる。
一実施形態によれば、アセンブリは主ハウジング部材を含むことができ、アクチュエータは、医薬品の用量を投薬するために主ハウジング部材に向かって部分的に押し下げられるように構成することができる。特に、アクチュエータは、投薬動作の終了時に機械的止め具に当接するまで、主ハウジング部材に向かって押し下げることができる。主ハウジング部材に向けたアクチュエータのそのような押し下げは、最大量の医薬品が送達された後、抑止することができる。特に、最大量の医薬品が送達された後、主ハウジング部材に向けたアクチュエータの押し下げにより、アクチュエータが機械的係止に当接する前に抑止することができる。特に、アクチュエータの押し下げは、最大量の医薬品が送達された後、止め具機構によって抑止することができる。用量を設定するために、アクチュエータが主ハウジング部材から突出するように、アクチュエータを近位方向に動かすことができる。主ハウジング部材に対し、アクチュエータを軸方向に移動可能とし、かつ回転方向に固定することができる。
一実施形態によれば、アクチュエータは、最大量の医薬品が送達された後、1回の最後の設定運動を実行するように構成することができる。最後の設定運動後、アクチュエータの投薬運動を抑止することができる。特に、アクチュエータは、最後の設定運動後、主ハウジング部材から恒久的に突出することができる。それによって、最後の用量が投薬されたことの標示を使用者に与えることができる。
一実施形態によれば、止め具機構は第1の止め具要素および第2の止め具要素を含むことができ、第1の止め具要素および第2の止め具要素は互いに相互作用するように構成することができる。第1の止め具要素および第2の止め具要素が互いに相互作用するとき、用量の投薬を抑止することができる。第1の止め具要素および第2の止め具要素は、最後の設定運動後に互いに相互作用するように構成することができる。特に、第1の止め具要素および第2の止め具要素は、最後の設定運動後に使用者がアクチュエータを操作しようとするとき、互いに相互作用することができる。
一実施形態によれば、第1の止め具要素および第2の止め具要素は、医薬品の最後の用量が送達された後、互いに当接することができる。特に、第1の止め具要素および第2の止め具要素は、軸方向にこれらを互いに沿って動かすことができるように、互いに当接することができる。更に、医薬品の最後の用量が送達された後、第1の止め具要素および第2の止め具要素は、互いに対し回転することができない。更なる実施形態において、第1の止め具要素および第2の止め具要素は、軸方向に互いに沿って動かすことができないように、互いに当接することができる。
一実施形態によれば、第2の止め具要素は、最後の設定運動中、近位方向に第1の止め具要素に沿って動かされるように構成することができる。遠位方向における第1の止め具要素に沿った第2の止め具要素の運動は、最後の設定運動後、止め具機構によって抑止することができる。
一実施形態によれば、第1の止め具要素は、長手方向の突起として構成することができる。更なる実施形態によれば、第1の止め具要素は、ばね要素、例えば弾性アームとして構成することができる。ばね要素は、径方向に偏向されるように構成することができる。特に、ばね要素は、アクチュエータの最後の設定運動中、径方向に内側の方向に偏向されるように構成することができる。第2の止め具要素が第1の止め具要素に沿って動かされるときに、ばね要素を偏向させることができる。最後の設定運動の終了時に、第1の止め具要素、それぞればね要素は、その偏向されていない位置まで弛緩することができる。第1の止め具要素、それぞればね要素は、その近位端に切欠き(cut-out)を含むことができる。第1の止め具要素はアセンブリの長手方向軸に沿って延びることができる。用量の設定中、第1の止め具要素を、主ハウジング部材に対し、軸方向および回転方向に固定することができる。用量の投薬中、第1の止め具要素は動くことができ、特に回転運動および/または並進運動を行うことができる。
一実施形態によれば、アセンブリはピストンロッドを含むことができ、第1の止め具要素はピストンロッドに取り付けることができる。第1の止め具要素は、ピストンロッドの一体部材とすることもできるし、ピストンロッドに固定して連結することもできる。特に、第1の止め具要素は、ピストンロッドと一体化して成形することができる。特に、第1の止め具要素は、ピストンロッドにおける突起として構成することができる。代替的な実施形態では、第1の止め具要素は、ピストンロッド上のばね要素、特に、弾性アームとして構成することができる。ばね要素の近位端に、ピストンロッドはピストンロッド穴を含むことができる。ピストンロッドは親ねじとして構成することができる。用量の投薬中、ピストンロッドは、遠位方向において、組み合わされた軸方向・回転方向運動(combined axial and rotational movement)を行うことができる。用量の設定中、ピストンロッドは、主ハウジング部材に対して軸方向および回転方向に固定することができる。第1の止め具要素はピストンロッドに固定して連結されているので、第1の止め具要素の運動は、ピストンロッドの運動に対応することができる。
一実施形態によれば、止め具機構は、最大量の医薬品が送達された後、遠位方向におけるピストンロッドの運動を抑止するように構成される。特に、止め具機構によって、ピストンロッドの回転を抑止することができる。それによって、遠位方向におけるピストンロッドの軸方向の運動も抑止することができる。なぜなら、ピストンロッドは、組み合わされた軸方向・回転方向運動しか行うことができないためである。特に、アセンブリは、更なる投薬動作が可能にならないように止め具機構によってロックすることができる。
第2の止め具要素は、突起、例えば、アセンブリの径方向に内側の方向に延びる突起として構成することができる。第2の止め具要素は、第2の止め具要素の運動がアクチュエータの運動に対応することができるように、アクチュエータに連結することができる。
一実施形態によれば、アセンブリは、ピストンロッドを駆動するように構成される駆動部材を含むことができる。第2の止め具要素は、駆動部材に取り付けることができる。特に、第2の止め具要素は、駆動部材における突起として構成することができる。例えば、第2の止め具要素は、駆動部材に一体化して成形することができる。駆動部材は駆動スリーブとして構成することができる。駆動部材は、例えば、ねじ山によってピストンロッドに係合することができる。駆動部材は、ピストンロッドの周りに同心円上に配置することができる。駆動部材は、アクチュエータに固定して連結することができる。例えば、駆動部材およびアクチュエータは、1つの部品として製造することができる。特に、アクチュエータの運動によって、駆動部材の運動を生じさせることができる。駆動部材およびアクチュエータは互いに固定して連結することができるため、駆動部材の運動はアクチュエータの運動に対応することができる。
一実施形態によれば、駆動部材は、アクチュエータの設定運動中、ピストンロッドに対して近位方向に動かされるように構成することができる。特に、駆動部材は、用量の設定中、軸方向の非回転運動を行うように構成することができる。特に、駆動部材は、設定運動中、および用量の投薬中、主ハウジング部材に対し回転方向に固定することができる。
一実施形態によれば、駆動部材は、用量の投薬中、遠位方向に動かされるように構成される。ここで、止め具機構は、最後の設定運動後、遠位方向における駆動部材の運動を抑止するように構成される。
駆動部材が用量の投薬中に遠位方向に動かされるとき、ピストンロッドに対し、遠位方向に働く力を加えることができる。それによって、ピストンロッドに、遠位方向における、組み合わされた軸方向・回転方向運動を行わせることができる。特に、ピストンロッドは、用量の投薬中、駆動部材に対し回転するように構成することができる。
止め具機構は、駆動部材とピストンロッドとの間の相対的回転を抑止するように構成することができる。医薬品の最後の用量が送達されたとき、ピストンロッドおよび駆動部材が互いに対し回転方向に固定されるように、ピストンロッドの第1の止め具要素および駆動部材の第2の止め具要素が互いに当接することができる。特に、止め具機構は、投薬方向におけるピストンロッドの回転を抑止することができる。駆動部材の第2の止め具要素は、最後の設定運動を可能にすることができるように、ピストンロッドの第1の止め具要素に沿って近位方向に動くことができる。一実施形態によれば、第2の止め具要素は、第1の止め具要素の切り欠きと係合する。特に、第1の止め具要素は、最後の設定運動の終了時に、第2の止め具要素の上にカチッと留まる。駆動部材およびピストンロッドの相対的な回転が抑止されているとき、最後の設定運動後の投薬動作が抑止される。特に、駆動部材およびピストンロッドの遠位運動が抑止される。したがって、アセンブリがロックされる。
更に、上記で記載したように構成されるアセンブリを含む薬物送達デバイスが提供される。特に、薬物送達デバイスは止め具機構を含むことができ、止め具機構は、医薬品の最後の用量が送達された後、アクチュエータの設定運動を可能にし、最大量の医薬品が送達されたとき、設定運動後のアクチュエータの作動を抑止するように構成される。
薬物送達デバイスは注射デバイスとすることができる。薬物送達デバイスはペン型デバイスとすることができる。薬物送達デバイスは、1回の投薬動作中に送達される医薬品量が所定であるような固定用量デバイスとすることができる。特に、使用者は、用量の大きさを変更することを可能にされない場合がある。薬物送達デバイスは、用量の複数の投与のために構成することができる。医薬品は、針によって使用者に送達することができる。デバイスは、使用の準備ができた完全に組み立てられた状態で使用者に送達することができる。薬物送達デバイスは使い捨てデバイスとすることができる。「使い捨て」という語は、薬物送達デバイスから利用可能な医薬品量が送達された後、薬物送達デバイスを再利用することができないことを意味する。薬物送達デバイスは、液体の医薬品を送達するように構成することができる。医薬品は、例えば、インスリンとすることができる。
本明細書で使用する用語「医薬品」は、好ましくは、少なくとも1つの薬学的に活性な化合物を含む医薬製剤を意味し、
ここで、一実施形態において、薬学的に活性な化合物は、最大1500Daまでの分子量を有し、および/または、ペプチド、タンパク質、多糖類、ワクチン、DNA、RNA、酵素、抗体もしくはそのフラグメント、ホルモンもしくはオリゴヌクレオチド、または上述の薬学的に活性な化合物の混合物であり、
ここで、更なる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病、または糖尿病性網膜症などの糖尿病関連の合併症、深部静脈血栓塞栓症または肺血栓塞栓症などの血栓塞栓症、急性冠症候群(ACS)、狭心症、心筋梗塞、がん、黄斑変性症、炎症、枯草熱、アテローム性動脈硬化症および/または関節リウマチの処置および/または予防に有用であり、
ここで、更なる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、糖尿病または糖尿病性網膜症などの糖尿病に関連する合併症の処置および/または予防のための少なくとも1つのペプチドを含み、
ここで、更なる実施形態において、薬学的に活性な化合物は、少なくとも1つのヒトインスリンもしくはヒトインスリン類似体もしくは誘導体、グルカゴン様ペプチド(GLP−1)もしくはその類似体もしくは誘導体、またはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4もしくはエキセンジン−3もしくはエキセンジン−4の類似体もしくは誘導体を含む。
インスリン類似体は、例えば、Gly(A21),Arg(B31),Arg(B32)ヒトインスリン;Lys(B3),Glu(B29)ヒトインスリン;Lys(B28),Pro(B29)ヒトインスリン;Asp(B28)ヒトインスリン;B28位におけるプロリンがAsp、Lys、Leu、Val、またはAlaで置き換えられており、B29位において、LysがProで置き換えられていてもよいヒトインスリン;Ala(B26)ヒトインスリン;Des(B28−B30)ヒトインスリン;Des(B27)ヒトインスリン、およびDes(B30)ヒトインスリンである。
インスリン誘導体は、例えば、B29−N−ミリストイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−パルミトイル−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−ミリストイルヒトインスリン;B29−N−パルミトイルヒトインスリン;B28−N−ミリストイルLysB28ProB29ヒトインスリン;B28−N−パルミトイル−LysB28ProB29ヒトインスリン;B30−N−ミリストイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B30−N−パルミトイル−ThrB29LysB30ヒトインスリン;B29−N−(N−パルミトイル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(N−リトコリル−γ−グルタミル)−des(B30)ヒトインスリン;B29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)−des(B30)ヒトインスリン、およびB29−N−(ω−カルボキシヘプタデカノイル)ヒトインスリンである。
エキセンジン−4は、例えば、H−His−Gly−Glu−Gly−Thr−Phe−Thr−Ser−Asp−Leu−Ser−Lys−Gln−Met−Glu−Glu−Glu−Ala−Val−Arg−Leu−Phe−Ile−Glu−Trp−Leu−Lys−Asn−Gly−Gly−Pro−Ser−Ser−Gly−Ala−Pro−Pro−Pro−Ser−NH2配列のペプチドであるエキセンジン−4(1−39)を意味する。
エキセンジン−4誘導体は、例えば、以下のリストの化合物:
H−(Lys)4−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)5−desPro36,desPro37エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39);または
desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,IsoAsp28]エキセンジン−(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)、
desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,IsoAsp28]エキセンジン−4(1−39)、
(ここで、基−Lys6−NH2が、エキセンジン−4誘導体のC−末端に結合していてもよい);
または、以下の配列のエキセンジン−4誘導体:
desPro36エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2(AVE0010)、
H−(Lys)6−desPro36[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desAsp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28Pro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
desMet(O)14,Asp28Pro36,Pro37,Pro38エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2;
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Lys6−desPro36[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−Lys6−NH2、
H−desAsp28,Pro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−NH2、
desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2、
H−(Lys)6−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(S1−39)−(Lys)6−NH2、
H−Asn−(Glu)5−desPro36,Pro37,Pro38[Met(O)14,Trp(O2)25,Asp28]エキセンジン−4(1−39)−(Lys)6−NH2;
または前述のいずれか1つのエキセンジン−4誘導体の薬学的に許容される塩もしくは溶媒和化合物
から選択される。
ホルモンは、例えば、ゴナドトロピン(フォリトロピン、ルトロピン、コリオンゴナドトロピン、メノトロピン)、ソマトロピン(ソマトロピン)、デスモプレシン、テルリプレシン、ゴナドレリン、トリプトレリン、ロイプロレリン、ブセレリン、ナファレリン、ゴセレリンなどの、Rote Liste、2008年版、50章に列挙されている脳下垂体ホルモンまたは視床下部ホルモンまたは調節性活性ペプチドおよびそれらのアンタゴニストである。
多糖類としては、例えば、グルコサミノグリカン、ヒアルロン酸、ヘパリン、低分子量ヘパリン、もしくは超低分子量ヘパリン、またはそれらの誘導体、または上述の多糖類の硫酸化形態、例えば、ポリ硫酸化形態、および/または、薬学的に許容されるそれらの塩がある。ポリ硫酸化低分子量ヘパリンの薬学的に許容される塩の例としては、エノキサパリンナトリウムがある。
抗体は、基本構造を共有する免疫グロブリンとしても知られている球状血漿タンパク質(約150kDa)である。これらは、アミノ酸残基に付加された糖鎖を有するので、糖タンパク質である。各抗体の基本的な機能単位は免疫グロブリン(Ig)単量体(1つのIg単位のみを含む)であり、分泌型抗体はまた、IgAなどの2つのIg単位を有する二量体、硬骨魚のIgMのような4つのIg単位を有する四量体、または哺乳動物のIgMのように5つのIg単位を有する五量体でもあり得る。
Ig単量体は、4つのポリペプチド鎖、すなわち、システイン残基間のジスルフィド結合によって結合された2つの同一の重鎖および2本の同一の軽鎖から構成される「Y」字型の分子である。それぞれの重鎖は約440アミノ酸長であり、それぞれの軽鎖は約220アミノ酸長である。重鎖および軽鎖はそれぞれ、これらの折り畳み構造を安定化させる鎖内ジスルフィド結合を含む。それぞれの鎖は、Igドメインと呼ばれる構造ドメインから構成される。これらのドメインは約70〜110個のアミノ酸を含み、そのサイズおよび機能に基づいて異なるカテゴリー(例えば、可変すなわちV、および定常すなわちC)に分類される。これらは、2つのβシートが、保存されたシステインと他の荷電アミノ酸との間の相互作用によって一緒に保持される「サンドイッチ」形状を作り出す特徴的な免疫グロブリン折り畳み構造を有する。
α、δ、ε、γおよびμで表される5種類の哺乳類Ig重鎖が存在する。存在する重鎖の種類により抗体のアイソタイプが定義され、これらの鎖はそれぞれ、IgA、IgD、IgE、IgGおよびIgM抗体中に見出される。
異なる重鎖はサイズおよび組成が異なり、αおよびγは約450個のアミノ酸を含み、δは約500個のアミノ酸を含み、μおよびεは約550個のアミノ酸を有する。各重鎖は、2つの領域、すなわち定常領域(C)と可変領域(V)を有する。1つの種において、定常領域は、同じアイソタイプのすべての抗体で本質的に同一であるが、異なるアイソタイプの抗体では異なる。重鎖γ、α、およびδは、3つのタンデム型のIgドメインと、可撓性を加えるためのヒンジ領域とから構成される定常領域を有し、重鎖μおよびεは、4つの免疫グロブリン・ドメインから構成される定常領域を有する。重鎖の可変領域は、異なるB細胞によって産生された抗体では異なるが、単一B細胞またはB細胞クローンによって産生された抗体すべてについては同じである。各重鎖の可変領域は、約110アミノ酸長であり、単一のIgドメインから構成される。
哺乳類では、λおよびκで表される2種類の免疫グロブリン軽鎖がある。軽鎖は2つの連続するドメイン、すなわち1つの定常ドメイン(CL)および1つの可変ドメイン(VL)を有する。軽鎖のおおよその長さは、211〜217個のアミノ酸である。各抗体は、常に同一である2本の軽鎖を有し、哺乳類の各抗体につき、軽鎖κまたはλの1つのタイプのみが存在する。
すべての抗体の一般的な構造は非常に類似しているが、所与の抗体の固有の特性は、上記で詳述したように、可変(V)領域によって決定される。より具体的には、各軽鎖(VL)について3つおよび重鎖(HV)に3つの可変ループが、抗原との結合、すなわちその抗原特異性に関与する。これらのループは、相補性決定領域(CDR)と呼ばれる。VHドメインおよびVLドメインの両方からのCDRが抗原結合部位に寄与するので、最終的な抗原特異性を決定するのは重鎖と軽鎖の組合せであり、どちらか単独ではない。
「抗体フラグメント」は、上記で定義した少なくとも1つの抗原結合フラグメントを含み、そのフラグメントが由来する完全抗体と本質的に同じ機能および特異性を示す。パパインによる限定的なタンパク質消化は、Igプロトタイプを3つのフラグメントに切断する。1つの完全なL鎖および約半分のH鎖をそれぞれが含む2つの同一のアミノ末端フラグメントが、抗原結合フラグメント(Fab)である。サイズが同等であるが、鎖間ジスルフィド結合を有する両方の重鎖の半分の位置でカルボキシル末端を含む第3のフラグメントは、結晶可能なフラグメント(Fc)である。Fcは、炭水化物、相補結合部位、およびFcR結合部位を含む。限定的なペプシン消化により、Fab片とH−H鎖間ジスルフィド結合を含むヒンジ領域の両方を含む単一のF(ab’)2フラグメントが得られる。F(ab’)2は、抗原結合に対して二価である。F(ab’)2のジスルフィド結合は、Fab’を得るために切断することができる。更に、重鎖および軽鎖の可変領域は、縮合して単鎖可変フラグメント(scFv)を形成することもできる。
薬学的に許容される塩は、例えば、酸付加塩および塩基性塩である。酸付加塩としては、例えば、HClまたはHBr塩がある。塩基性塩は、例えば、アルカリまたはアルカリ土類、例えば、Na+、またはK+、またはCa2+から選択されるカチオン、または、アンモニウムイオンN+(R1)(R2)(R3)(R4)(式中、R1〜R4は互いに独立に:水素、場合により置換されたC1〜C6アルキル基、場合により置換されたC2〜C6アルケニル基、場合により置換されたC6〜C10アリール基、または場合により置換されたC6〜C10ヘテロアリール基を意味する)を有する塩である。薬学的に許容される塩の更なる例は、「Remington’s Pharmaceutical Sciences」17版、Alfonso R.Gennaro(編)、Mark Publishing Company、Easton、Pa.、U.S.A.、1985およびEncyclopedia of Pharmaceutical Technologyに記載されている。
薬学的に許容される溶媒和物は、例えば、水和物である。
更なる特徴、改良点および有用性は、例示的な実施形態の以下の説明を図面と併せて読むことから明らかとなるであろう。
薬物送達デバイスの断面図を示す。 薬物送達デバイスのためのアセンブリの一部を示す。 薬物送達デバイスのためのアセンブリの一部の更なる実施形態を示す。
図1は、薬物送達デバイス1の断面図を示す。薬物送達デバイス1は、カートリッジ保持部材2と、主ハウジング部材3とを含む。カートリッジ保持部材2の近位端および主ハウジング部材3の遠位端は、当業者に既知の任意の適切な手段によって共に固定されている。例示される実施形態では、カートリッジ保持部材2は主ハウジング部材3の遠位端内に固定される。
医薬品の複数の用量を投薬することができるカートリッジ4がカートリッジ保持部材2内に設けられる。ピストン5は、カートリッジ4の近位端に保持される。
着脱可能なキャップ22が、カートリッジ保持部材2の遠位端を覆って解放可能に保持される。着脱可能なキャップ22には、場合により、1つまたはそれ以上の窓開口部(window aperture)が設けられ、この窓開口部を通じてカートリッジ4内のピストン5の位置を見ることができる。
例示的な実施形態におけるカートリッジ保持部材2の遠位端には、薬剤がカートリッジ4から投薬されることを可能にするために、適切なニードルアセンブリ(図示せず)を取り付けるために設計されたねじ付遠位領域(distal threaded region)6が設けられる。
例示される実施形態では、主ハウジング部材3には内部ハウジング7が設けられる。内部ハウジング7は、主ハウジング部材3に対する回転運動および/または軸方向運動をしないように固定される。内部ハウジング7には、内部ハウジング7の遠位端を通って延びるねじ付円形開口部(threaded circular opening)8が設けられる。例示される実施形態では、ねじ付円形開口部8は、完全なねじ山ではなく一連の部分的なねじ山を含む。代替的に、内部ハウジング7は、主ハウジング部材3と一体に形成することもできる。更に、内部ハウジング7には、複数のガイドスロット(guide slot)および歯止め手段(pawl means)が設けられる。
第1のねじ山9がピストンロッド10の遠位端に形成される。ピストンロッド10は、通常、円形の断面である。ピストンロッド10の第1のねじ山9は、内部ハウジング7のねじ付円形開口部8を通って延び、このねじ付円形開口部8とねじ係合する。プレッシャフット(pressure foot)11がピストンロッド10の遠位端に位置する。プレッシャフット11は、ピストン5の近位面に接するように配置される。第2のねじ山12は、ピストンロッド10の近位端に形成される。例示される実施形態において、第2のねじ山12は、ピストンロッド10の可撓性アーム13上に形成された、完全なねじ山ではなく一連の部分的なねじ山を含む。
第1のねじ山9および第2のねじ山12は反対の位置に配置される。
例示される実施形態では、第1のねじ山9は、用量の設定中の近位方向におけるピストンロッド10の運動を阻止するために、ねじ付円形開口部8の部分的なねじ山と協働する複数の機能(図示せず)を設けられる。
駆動部材14がピストンロッド10の周囲に延びる。駆動部材14は駆動スリーブとして構成される。駆動部材14は、通常円筒形の断面のねじ付部材15を含む。アクチュエータ16が駆動部材14の近位端に位置する。ねじ付部材15およびアクチュエータ16は、それらの間の回転運動および/または軸方向運動を阻止するために互いに固定される。代替的に、駆動部材14は、一体化されたねじ付部材15およびアクチュエータ16からなる単一の構成要素とすることもできる。
例示される実施形態では、ねじ付部材15には、円筒形の内面に形成された、長手方向に延びる螺線形ねじ山17が設けられる。螺線形ねじ山17の近位側の側面は、用量を投薬するとき、ピストンロッド10の第2のねじ山12との接触を保つように設計され、一方、螺線形ねじ山17の遠位側の側面は、用量を設定するとき、ピストンロッド10の第2のねじ山12が係合解除することを可能にするように設計される。このようにして、ねじ付部材15の螺線形ねじ山17は、ピストンロッド10の第2のねじ山12に解放可能に係合される。
駆動部材14は、内部ハウジング7のガイドスロット内で軸方向に移動するように設計された、外面上に形成される複数の機能を有する。これらのガイドスロットは、ハウジング部材3に対する駆動部材14の許容可能な軸方向運動の範囲を画成する。例示される実施形態では、ガイドスロットが、主ハウジング部材3に対する駆動部材14の回転運動も阻止する。
アクチュエータ16は、複数のグリップ面(grip surface)18と、投薬面19とを有する。
デバイスの動作の直感性を高めるために、主ハウジング部材3には窓開口部を設けることができ、この窓開口部を通じて、駆動部材14上に設けられるグラフィカルステータスインジケータ(graphical status indicator)を見ることができる。
次に、本発明による薬物送達デバイスの動作を説明する。
用量を設定するために、使用者は駆動部材14のグリップ面18を掴む。次に、使用者は、駆動部材14を主ハウジング部材3から離れるように近位方向に引っ張る。
ピストンロッド10は、ピストンロッド10の第1のねじ山9上のねじ山機能と相互作用する内部ハウジング7のねじ付円形開口部8の部分的なねじ山によって、または任意の他の適切な手段によって、軸方向の移動を阻止される。駆動部材14がピストンロッド10に対し近位方向に移動すると、ピストンロッド10の第2のねじ山12は、駆動部材14の螺線形ねじ山17の遠位側の側面によって径方向に内側に変位される。
駆動部材14の近位行程は、内部ハウジング7のガイドスロット(図示せず)によって、駆動部材14の螺線形ねじ山17の本質的に1ねじピッチに対応する距離に制限される。駆動部材14の行程の終了時に、ピストンロッド10の第2のねじ山12は、ピストンロッド10の可撓性アーム13の作用下で螺線形ねじ山17と係合する。この作用によって、駆動部材14は、ピストンロッド10に対し近位方向に、駆動部材14の螺線形ねじ山17の1ピッチに本質的に等しい距離変位される。可撓性アーム13によって与えられる力の下で駆動部材14の螺線形ねじ山17をポジティブ係合させる第2のねじ山12の作用によって、用量が設定されたことを示す可聴かつ触知性のフィードバックが使用者に対し生成される。更に、用量設定に関する視覚的フィードバックは、駆動部材14上に設けられるオプションのグラフィカルステータスインジケータによって示すことができる。このグラフィカルステータスインジケータは、主ハウジング部材3におけるオプションの窓開口部を通じて見ることができる。
用量が設定されると、次に使用者は、アクチュエータ16の投薬面19を押下することによってこの用量を投薬することができる。この作用によって、駆動部材14は主ハウジング部材3に対し遠位方向に、軸方向に動かされる。ピストンロッド10の第2のねじ山12は駆動部材14の螺線形ねじ山17にポジティブ係合されているため、ピストンロッド10は、遠位方向における駆動部材14の軸方向運動によって内部ハウジング7に対し回転させられる。ピストンロッド10が回転すると、ピストンロッド10の第1のねじ山9は、内部ハウジング7のねじ付円形開口部8内で回転し、ピストンロッド10を内部ハウジング7に対し遠位方向に、軸方向に動かす。
ピストンロッド10の遠位の軸方向運動によって、プレッシャフット11がカートリッジ4のピストン5を支承し、これにより、取り付けられた針を通じて薬剤の用量が投薬される。
駆動部材14の遠位行程は、内部ハウジング7のガイドスロット(図示せず)によって制限される。駆動部材14には、内部ハウジング7の歯止め手段(図示せず)と相互作用するように設計された戻り止め手段(detent means)(図示せず)が設けられる。駆動部材14の戻り止めと内部ハウジング7の歯止め手段との相互作用によって、用量が投薬されたことを示す可聴かつ触知性のフィードバックが提供される。更に、用量投薬に関する視覚的フィードバックは、駆動部材14上に設けられるオプションのグラフィカルステータスインジケータによって示すことができる。このグラフィカルステータスインジケータは、主ハウジング部材3におけるオプションの窓開口部を通じて見ることができる。
所定の最大数の用量に達するまで、必要に応じて更なる用量を送達することができる。
図2は、図1に示す薬物送達デバイス1のアセンブリ30の一部を示す。アセンブリ30は止め具機構31およびアクチュエータ16(図2に示さず)を含む。アクチュエータ16の形状および配置は図1に示される。更に、アセンブリは、駆動部材14およびピストンロッド10を含む。図1に示すように、アクチュエータ16は駆動部材14の近位端に配置される。図2において、駆動部材14は破線で示される。更に、アセンブリは、図1に示す主ハウジング部材3を含むことができる。
止め具機構31は、薬物送達デバイス1から最大量の医薬品が送達されたとき、用量の設定後にアクチュエータ16の作動を抑止するように構成される。特に、アクチュエータ16の作動は、所定の最大数の用量が送達されたときに抑止することができる。それによって最大数の用量が投薬されたことの標示を使用者に与えることができ、使用者は薬物送達デバイスが空であることを認識することができる。
所定の最大数の用量が送達された後、アクチュエータ16、それぞれ駆動部材14の最後の設定運動が有効にされる。この最後の設定運動中、アクチュエータ16および駆動部材14は近位方向に動かされる。特に、駆動部材14およびアクチュエータ16は軸方向の非回転運動を実行する。この運動中、駆動部材14はピストンロッド10に沿って近位方向に動かされる。ピストンロッド10は、アクチュエータ16の設定運動中、軸方向および回転方向に固定されている。最後の設定運動の終了時に、アクチュエータ16は薬物送達デバイス1から突出している。更に、最後の設定運動後、止め具機構31によってアクチュエータ16の押し下げが抑止されている。
止め具機構31は、第1の止め具要素32および第2の止め具要素33を含む。第1の止め具要素32は、ピストンロッド10に配置される。特に、第1の止め具要素32は、ピストンロッド10に固定して取り付けられるか、またはピストンロッド10の一体部材である。特に、第1の止め具要素32は、ピストンロッド10における長手方向の突起として構成される。ピストンロッド10は、薬物送達デバイス1の長手方向軸に沿って延びる。例えば、ピストンロッド10は射出成形部材とすることができ、第1の止め具要素32は、ピストンロッド10と一体化して成形することができる。第2の止め具要素33は、駆動部材14に配置される。特に、第2の止め具要素33は、駆動部材14に固定して取り付けられるか、または駆動部材14の一体部材である。特に、第2の止め具要素33は、駆動部材14の内面に配置される。特に、第2の止め具要素は、駆動部材14上の突起として構成される。例えば、駆動部材14は射出成形部材とすることができ、第2の止め具要素33は、駆動部材14と一体化して成形することができる。
図2において、医薬品の最後の用量が送達された後の状態にあるアセンブリ30が示されている。この状態において、第1の止め具要素32および第2の止め具要素33は、互いに当接している。特に、最後の用量の投薬中、駆動部材14およびピストンロッド10は互いに対し回転し、それによって、この回転の終了時に、第1の止め具要素32および第2の止め具要素33が互いに当接する。特に、第1の止め具要素32および第2の止め具要素33は、デバイスから最大量の医薬品が送達されたとき、それぞれデバイスが空であるときに互いに当接する。医薬品の最後の用量が送達された後、最後の設定運動が依然として可能である。なぜなら、止め具機構31が、ピストンロッド10に対し近位方向における駆動部材14の軸方向運動を可能にするためである。最後の設定運動中、駆動部材14上に配置されている第2の止め具要素33が、ピストンロッド10の第1の止め具要素32に沿って軸方向に動く。
最後の設定運動の後、止め具機構31は、第1の止め具要素32および第2の止め具要素33の相互作用に起因してアクチュエータ16の作動を抑止する。使用者が最後の設定運動後にアクチュエータ16を押し下げようとするとき、遠位方向における軸方向の力が駆動部材14に加わる。この力はピストンロッド10に伝達され、ピストンロッド10は、組み合わされた回転方向・軸方向運動を行おうとする。ピストンロッド10が回転しようとするとき、ピストンロッドの第1の止め具要素32は、駆動部材14の第2の止め具要素33に押し付けられる。駆動部材14は薬物送達デバイス1の主ハウジング部材3に対して回転方向に固定されているので、ピストンロッド10の回転は、第2の止め具要素33の存在に起因して抑止される。それによって、薬物送達デバイスがロックされる。特に、用量の更なる投薬および用量の更なる設定が抑止される。
デバイスがブロックされているとき、アクチュエータ16は、薬物送達デバイス1から恒久的に突出することができる。それによって、使用者は、薬物送達デバイス1が空であると即座に認識することができる。この標示を強めるために、最後の設定運動後に可視である駆動部材14またはアクチュエータ16のエリアに色付けをすることができる。これらのエリアは、アクチュエータ16が薬物送達デバイス1内に押し込まれているとき、すなわち用量の投薬後は使用者に不可視である。
図3は、図1に示す薬物送達デバイス1のための代替的なアセンブリ30の一部の断面図を示す。アセンブリ30は、止め具機構31およびアクチュエータ16を含む。図3に示す止め具機構31は、図2を参照して記載した止め具機構と同様にして機能する。しかしながら、幾つかの差異が存在し、これらについて以下に説明する。
アセンブリ30は、駆動部材14およびピストンロッド10を更に含む。アクチュエータ16も、駆動部材14の近位端に配置される。明確にするために、駆動部材14およびピストンロッド10の一部のみが示される。駆動部材14およびピストンロッド10は、遠位方向および近位方向に更に延びることができ、これはギザギザの線によって示される。
図2を参照して記載した止め具機構とちょうど同じように、止め具機構31は、最大量の医薬品が薬物送達デバイス1から送達されたとき、用量の設定後のアクチュエータ16の作動を抑止するように構成される。最後の設定運動中のデバイスの動作原理に関して、図2の記載が参照される。特に、アクチュエータ16、駆動部材14およびピストンロッド10の相対運動は、図2の記載において説明されたものと同じである。
図2の実施形態と対照的に、第1の止め具要素32はばね要素として構成される。特に、第1の止め具要素32は弾性アーム35を含む。第1の止め具要素32、特に弾性アーム35は、長手方向に延びる。弾性アームは、薬物送達デバイス1の長手方向軸34に対して径方向に外側の方向にピストンロッドから突出する。最後の設定運動中、弾性アーム35は、径方向に内側の方向に偏向されるように構成される。特に、弾性アーム35は、第2の止め具要素33が弾性アーム35に沿って動き、特に径方向に内側の方向に弾性アーム35を押すときに偏向される。弾性アーム35は、偏向されていない状態にあるとき、ピストンロッド10の外面から径方向に延びる。特に、弾性アーム35は、駆動部材14の内面まで延びる。
第1の止め具部材32の近位端に、ピストンロッド10はピストンロッド穴36を含む。ピストンロッド穴36により、第1の止め具要素32を、径方向に内側の方向に、より容易に偏向させることができる。特に、第1の止め具要素32の偏向中の摩擦力は、ピストンロッド穴36によって低減される。
第1の止め具要素32は、その近位端に切欠き37を含む。切欠き37は、最後の設定運動後に第2の止め具要素33を受けるように構成される。特に、第1の止め具要素32は、最後の設定運動後に、その偏向されていない位置に戻ってカチッと留まる。それによって、第2の止め具要素33は切欠き37と係合する。
第2の止め具要素33は、図2の第2の止め具要素に類似している。特に、第2の止め具要素33は、駆動部材14の内面にある突起として構成される。
最後の設定運動の前の第2の止め具要素33の位置が、図3の点線によって示される。最後の設定運動中、駆動部材14、特に第2の止め具要素33は、ピストンロッド10に沿って近位方向に動かされる。それによって、第2の止め具要素33は、第1の止め具要素32を超えて、特に弾性アーム35を超えて動かされる。特に、第2の止め具要素33は第1の止め具要素32に当接する。それによって、弾性アーム35は、第2の止め具要素33の存在によって径方向に内側の方向に偏向される。最後の設定運動の終了時に、第2の止め具要素33と第1の止め具要素32の切欠き37が互いに径方向に位置合わせされている。それによって、弾性アーム35は、偏向されていない位置まで弛緩することができる。弾性アーム35が、最後の設定運動の後に、偏向されていない位置まで弛緩するとき、第2の止め具要素33は第1の止め具要素32の切欠き37に掛止する。図3は、最後の設定運動後の位置にあるアセンブリを示す。
第2の止め具要素33が第1の止め具要素32、特に切欠き37と係合しているとき、デバイスはロックされる。特に、ピストンロッド10の相対的回転が抑止される。ピストンロッドが回転を無効にされるとき、遠位方向における駆動部材14の軸方向の運動が抑止される。アクチュエータ16を押し下げることができない。それによって、更なる投薬運動が抑止される。
1 薬物送達デバイス
2 カートリッジ保持部材
3 主ハウジング部材
4 カートリッジ
5 ピストン
6 ねじ付遠位領域
7 内部ハウジング
8 ねじ付円形開口
9 第1のねじ山
10 ピストンロッド
11 プレッシャフット
12 第2のねじ山
13 可撓性アーム
14 駆動部材
15 ねじ付部材
16 アクチュエータ
17 螺線形ねじ山
18 グリップ面
19 投薬面
22 着脱可能なキャップ
30 アセンブリ
31 止め具機構
32 第1の止め具要素
33 第2の止め具要素
34 ピストンロッドの主軸
35 弾性アーム
36 ピストンロッド穴
37 切欠き

Claims (17)

  1. 薬物送達デバイス(1)のためのアセンブリ(30)であって、
    医薬品の用量を設定するために設定運動を実行するように構成されるとともに、医薬品の用量を投薬するために投薬運動を実行するように構成されるアクチュエータ(16)と、
    最大量の医薬品が送達された後、アクチュエータ(16)の設定運動を可能にし、最大量の医薬品が送達されたとき、設定運動後のアクチュエータ(16)の投薬運動を抑止するように構成される止め具機構(31)と、
    を含む、前記アセンブリ。
  2. 主ハウジング部材(3)を含み、ここで、アクチュエータ(16)は、医薬品の用量を投薬するために主ハウジング部材(3)に向かって部分的に押し下げられるように構成され、最大量の医薬品が送達された後、アクチュエータ(16)の主ハウジング部材(3)への押し下げは抑止される、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 止め具機構(31)は、第1の止め具要素(32)および第2の止め具要素(33)を含み、第1の止め具要素(32)および第2の止め具要素(33)は互いに相互作用するように構成され、アクチュエータ(16)の投薬運動は、第1の止め具要素(32)が第2の止め具要素(33)と相互作用するときに抑止される、請求項1または2のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  4. 第1の止め具要素(32)および第2の止め具要素は、医薬品の最後の用量が送達された後、互いに当接するように構成される、請求項3に記載のアセンブリ。
  5. 第2の止め具要素(33)は、最後の設定運動中、近位方向に第1の止め具要素(32)に沿って動かされるように構成される、請求項3または4のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  6. 第1の止め具要素(32)は、最後の設定運動中、第2の止め具要素(33)によって径方向に偏向されるように構成される弾性アーム(35)として構成される、請求項3〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  7. 第1の止め具要素(32)は、最後の設定運動の終了時に、その偏向されていない位置まで弛緩する、請求項3〜6のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  8. 第1の止め具要素(32)は切欠き(37)を含み、第2の止め具要素(33)は、最後の設定運動の終了時に、第1の止め具要素(32)の切欠き(37)と係合するように構成される、請求項3〜7のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  9. 第1の止め具要素(32)は、アセンブリ(30)の長手方向軸に沿って延びる長手方向の突起として構成される、請求項3〜5のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  10. ピストンロッド(10)を含み、ここで、第1の止め具要素(32)はピストンロッド(10)に取り付けられる、請求項3〜9のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  11. ピストンロッド(10)を駆動するように構成される駆動部材(14)を含み、ここで、第2の止め具要素(33)は駆動部材(14)に取り付けられる、請求項10に記載のアセンブリ。
  12. 第2の止め具要素(33)は、駆動部材(14)の突起として構成される、請求項11に記載のアセンブリ。
  13. 駆動部材(14)は、アクチュエータ(16)の設定運動中にピストンロッド(10)に対して近位方向に動かされるように構成される、請求項11または12のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  14. 駆動部材(14)はアクチュエータ(16)に固定して連結される、請求項11〜13のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  15. 駆動部材(14)は、設定運動中および用量の投薬中、主ハウジング部材(3)に対し回転方向に固定される、請求項11〜14のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  16. 駆動部材(14)は、用量の投薬中、遠位方向に動かされるように構成され、止め具機構(31)は、最後の設定運動後、遠位方向における駆動部材(14)の運動を抑止するように構成される、請求項11〜15のいずれか1項に記載のアセンブリ。
  17. ピストンロッド(10)は、用量の投薬中、回転し、遠位方向に軸方向に動くように構成される、請求項10〜16のいずれか1項に記載のアセンブリ。
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